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2014-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20140223012643

 小保方晴氏 東京女子医大岡野光夫教授大和雅之教授の、利益相反事項の隠蔽問題

http://stapcells.blogspot.com/2014/02/blog-post_44.html

小保方晴子氏の2011年Nature Protocol誌の論文は、(株)セルシード社の製品細胞シートの性能に関するものでした。そして、論文の共著者である東京女子医大岡野光夫教授大和雅之教授は(株)セルシード関係者であり、特に岡野光夫教授は、有価証券報告書ではこの時点で同社株の大量保有者かつ役員でした。このように、金銭的利益相反問題が存在するにも関わらず、このNature Protocol誌の論文には、”金銭的利益相反は無い(The authors declare no competing financial interests.)”と宣言していました。これらの虚偽記載もまた、彼女らの信用を大きく損なう結果となりました。

 ノバルティスディオバン臨床研究不正事件でも問題になりましたが、このような利益相反事項(論文出版により金銭的利益を得たり失ったりする可能性のある企業社債や株の保有など)は、論文投稿の際に開示するべきとされています特にNature Publishing はこの点に厳しく、その規定Nature journals' competing financial interests policy)で、投稿する際には、投稿論文利益相反があるのか無いのか、明記することを義務付けています

↓ Nature Protocolの論文より引用

Competing financial interests The authors declare no competing financial interests.

以下の3項目は、Nature規定で、"金銭的利益相反(Competing financial interests)"として定義された具体的項目です。

1) Funding: Research support (including salaries, equipment, supplies, reimbursement for attending symposia, and other expenses) by organizations that may gain or lose financially through this publication.

2) Employment: Recent (while engaged in the research project), present or anticipated employment by any organization that may gain or lose financially through this publication.

3) Personal financial interests: Stocks or shares in companies that may gain or lose financially through publication; consultation fees or other forms of remuneration from organizations that may gain or lose financially; patents or patent applications whose value may be affected by publication.

日本語訳)

1) 研究資金: 論文出版により利益を得たり失ったりする可能性のある組織(団体)から研究補助(給与装置備品シンポジウム出席のための支援、その他の経費)

2) 雇用: 論文出版により利益を得たり失ったりする可能性のある企業によって、最近研究プロジェクト従事している間)、現在、あるいは将来的に雇用されること

3) 個人的な金銭的利益: 論文出版により金銭的利益を得たり失ったりする可能性のある企業社債や株、金銭的利益を得たり失ったりする可能性のあるコンサルタント費やその他の報酬論文出版によってその価値が影響を受ける可能性のある特許、または特許申請。

2013-11-16

とある会合にて浜田宏一教授ダブル伊藤教授のやりとり。

第2回「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」議事要旨より以下抜粋

http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken/02/gijiyoushi.pdf

伊藤(元)議員浜田先生伊藤隆敏さんにお聞きしたいが、消費税の引

上げの効果がどれだけあるか。浜田先生とはこのところ何回かいろいろな

シンポジウムで一緒になり、そこで私が伺ったメッセージは、やはりデフ

レのとき金融政策は非常に重要であり、財政政策は効かない。あるいは

ひょっとしたらマンデル・フレミングということもおっしゃったかもしれ

ないが、そうであるとすると、例えばデフレとき財政拡張政策が効か

ないとすると、常識的に考えれば、逆の方向の財政引き締めになるような

消費税増加というのも相対的金融政策に比べて効果が弱いのではないか

というふうにも思われる。

から、もちろん金融政策をしっかり継続的に検証することが必要であ

るけれども、伊藤(隆)さんのほうはもちろん、これもお聞きしたいが、

消費税の引上げによる所得効果というか、それだけで見ると、それが大き

くないのではないかということをおっしゃったように思ったが、そこら辺

のところをもし何かさらコメントがあれば、ぜひお願いする。

伊藤(隆)氏) 今の元重さん質問に答えると、財政政策は効かないとい

うことはないと思うが、やはりこれだけ財政赤字が大きくて、財政再建

危ぶまれているときには、その財政健全化のほうに一歩踏み出すことの

意味は大きいので、多少所得効果GDPが落ち込んでも、それを補って余り

ある長期的なベネフィットがあると思う。

それで、全く上げられないということに、もしなったとすると、私は財政

破綻というのは遠い将来ではないと思う。これは星・伊藤論文というのがあ

るので、読んでいただくとわかると思う。

それから浜田先生すみません、非常に尊敬する浜田先生に反論するの

は気が引けるのだが、やはり数字を出して議論していただいて、では、そ

所得効果はどれぐらいだとか、インフレ率は日銀が言っているほど上が

らないのだというのであれば、その根拠を示していただいたほうが議論と

してはかみ合うかなということが第1点。

第2点は、やはり白地に絵を描いているわけではない。既に法律がある、

この法律をそのままやるか、別の法律を出す努力をするかという、その議

論をしている。もし白地に絵を描いているのであれば、私は1%増税とい

う案も反対ではない。それもあり得ると思う。1%掛ける5ではなくて、

それだったら1%掛ける10年でもいい。財政再建がきちんとできて、プラ

マリバランスプラスになるまで上げていこうと。その間、歳出削減

ができて成長戦略成功すれば早めに止める、そういう財政ルールもあり

だと思う。

ただ、これは三党合意の前にこの議論をしたかった。でも、三党合意がで

き、法律ができてしまっている以上、これをそのままやるか、やらないか

いう議論を、今、しているわけで、その意味ではやはりやめるリスクは非常

に大きい。

第一の矢が折れて、第三の矢が放てないという政治的リスクそれから

時間コストは過少評価してはいけないと思う。そこが多分浜田先生との一

番大きな違いだと思う。だから、全くできなくなってしま危険というのは

非常に大きく、その時間のロスのリスクは非常に大きいと思う。

という点で、その1%を上げるのは、私は白地に絵を描くのだったら必ず

しも反対ではない。

IMFの話が、先生の口頭発表には出ていなかったけれども、紙には書いて

ある。幸か不幸か、IMFチーフエコノミストブランシャールという有名

経済学者であるが、彼は別に財務省が御進講したからといって意見を変え

るような人ではないから、幸か不幸かIMFというのは、全く独立意見を言

っているので、財務省の力というのはほとんどない。

浜田氏) 最後の点は、幸か不幸か、ブランシャールは、アベノミクスが失

敗すると危険だと言ったのを、日本メディアは、それ見たことかと言っ

て、アベノミクスのもの危険ファクターであるというふうに言って

いる。そういう意味では、私は役所インフルエンスは十分あると思うが、

それにプラスして、メディアが、またそれを脚色しているということはあ

ると思う。

私は、数字のことは正直言うと非常に弱いので、困ると例えばここにおら

れる片岡さんとかに電話をかけて、必ず数字の裏付けはどうなっているか

聞くようにしている。伊藤(隆)先生の言われるとおり、私は具体的な数字

で話すという、いわば元の企画庁エコノミストの持っていた長所というのを

持ち合わせていない。

ただ、理論的に言うと、僕は元重さんの言われたマンデル・フレミング

を忠実に考えると、財政支出あるいは財政が上げ調になることの景気に与

える影響は、普通場合よりもかなり弱いという理論的可能性があると思

っている。

でも、これはやはり実証研究で調べて、ちゃんと確かめからやらけれ

ばならない。マンデル・フレミングがあるからそのまま安心だとは言えな

いのだろう。

ただ、日本ではやはりケインズ経済学の影響が強いと思うのは、こうい

う議論をしたときに、ほとんどある年齢以上の方々は乗ってこなくて、有

需要不足が大変なことだというふうにみんな考える。そういう意味で、

理論家として話をするときには、伊藤(元)先生意見に賛成である

ただ、日本財政収支が大変だというのは、かなり問題があって、宮本

一三博士が、この先生オールケインジアンで、マネタリーなことを余

り重視されない点には問題が残るが、『文藝春秋』の論文では、ネット

考えると、日本アメリカも大体同じぐらいの財政負担を持っていると。

から、粗債務の大きさをとって200%だからというのは、やはりこけ脅し

財務省が使っているという。財務省としても、自分のやっていることが

非常に今危険なことであり、だから自分にも少し力を与えてくれという言

い方をしているわけである

例えば、ネットで考えるとしても、こういう官邸を売り払って国債償却

に充てろというわけにはいかないので、日本借金漬けという一般の常識

日本は大変だということばかりを強調するだけでは十分でない。やはり

資産負債別に具体的に調べていかなければいけないのだろうと思う。


   

2013-08-01

憲法に関して騒々しく全体主義なのは左翼新聞社左翼のほうではないでしょうか?

まず、これが朝日新聞

ナチス憲法改正「手口学んだら」 麻生副総理が発言

社民党又市征治幹事長は31日、麻生太郎副総理ナチス政権憲法改正手法を引き合いにした発言について「断固糾弾し、発言の撤回と閣僚及び議員辞職を求める」とする談話を発表した。共産党志位和夫委員長ツイッターで「憲法機能停止させた(ナチスの)手口に学べというのか」と批判した。

麻生副総理の発言要旨

 麻生氏は29日、東京都内でのシンポジウムで「ある日気づいたら、ワイマール憲法がかわって、ナチス憲法にかわっていた。だれも気づかないでかわった。あの手口を学んだらどうかね」などと語った。改憲について「狂騒のなかで決めてほしくない」と冷静な議論の必要性も指摘したが、ナチス政権を肯定したとも受け取られかねない。

http://www.asahi.com/politics/update/0731/TKY201307310561.html

そして、これが東京新聞

あの手口を学んだらどうか 麻生氏の発言要旨

麻生太郎副総理財務相の二十九日の講演における発言要旨は次の通り。

 日本が今置かれている国際情勢は、憲法ができたころとはまったく違う。護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲目的国家の安定と安寧だ。改憲は単なる手段だ。騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。

 ドイツヒトラーは、ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法(の下)で出てきた。憲法が良くてもそういったことはありうる。

 憲法の話を狂騒の中でやってほしくない。靖国神社の話にしても静かに参拝すべきだ。国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない。

 「静かにやろうや」ということで、ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか。僕は民主主義を否定するつもりもまったくない。しかし、けん騒の中で決めないでほしい。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013073102000110.html

これのどこがナチスの手口で憲法を変えるという解釈になるのか?

新聞社日本語もわからないのだろうか?

いくら自民党が衆参で勝ったからと言って自民党が正しいんだと憲法を変えてしまうことは過ちを招くと麻生さんは言いたいのである

騒々しい中で決めてしまうとナチスドイツのようになってしまう。

から、そこから学んでナチスのようにはならないで、冷静に正しい憲法を創ってゆこうということだと思います。 そして、いくら憲法が良くてもナチスのようにファシズム戦争が生まれてしまうことだってあると言いたいわけです。もっと冷静にやってゆこうということです。

憲法に関して騒々しく全体主義なのは左翼新聞社左翼のほうではないでしょうか?

左翼新聞ナチスという言葉だけを切り貼りして麻生ナチスに学んで憲法を変えるんだと記事にするのは本当に頭がおかしいと思います

憲法を変えることはゴールではありません。

それはすべての始まりしかないのですから

現行憲法でも新憲法でもこの国を護り、世界とどう対峙してゆくのか?

そのことは日本自身の歩みにかかっていることは変わりません。

2013-05-22

やっぱり高校生は今のうちにしっかり勉強しとけ(前半)

時の流れというのは早いもので、2013年ももう5ヶ月過ぎた。

いつもこの時期になると聞こえてくる言葉の一つに「5月病」というものがある。意味は知っている方も多いと思われるが、簡単に説明すると意気揚々と4月に飛び込んだ新しい環境に馴染めず鬱状態になったり「本当に今のままでいいのだろうか」とやけに軽く焦ってきたり(これはもしかして僕だけだったのだろうか)する精神状態のことを言うらしい。

何分僕もその頃、まだ若いというのに人生の意義や今後の進路について過剰に煩悶していた張本人であった。当時、高校1年生の頃だった。そして、なんと勝手地方から東京に出、結果的に約3年間を無駄と化してしまったのである

これから僕が書くのは「懺悔」の文だ。と同時に、今頃僕と同じ、正確には3年前のあの頃の僕と同じ精神状態に陥っている高校生(もしかしたら中学生も含むかもしれない)への、ちょっとした戒めの文でもある。稚拙ながら、その点ご容赦願いたい。

先に言っておくと、僕は現在とある地方予備校生だ。まあ、タイトルからして分かるだろう。全くといっていいほど勉強していなかったから、大学なんて受かるはずもなかった。

ここまで書くと、「なんだ、予備校生なんて日本に何万人といるよ」と思われるかもしれないが、そういう類ですらない。学校でも全く勉強という勉強はしなかった、授業すらあってないようなものだったのである

正直に言うと、現在の僕の学力高等学校普通科に換算すると1年の1学期ほどまでの学力しかない。いや、3年間ほったらかしにしていたかそれからさらに落ち、中学校程度しかないのではなかろうか。(参考程度に12月に受けた河合模試の結果を書いておくと、国英社平均して偏差値30台後半だった。)

「よーするに勉強しなかったからなんしょ?自業自得じゃん。」

はい、全くもってその通り。が、気づくのが遅すぎた。

ただ単にさぼっていたというわけなのだが、学校で寝たりしていたのではない。むしろそれ以下だった。学校という学校に通ってすらいなかったのだ。あの頃の僕は本気で「勉強よりも今やるべきことがあるはずだ」と思っていたのである。「学生」なのに。

というわけで論より証拠、僕のこの3年間の動きについて、書き綴ってみようと思う。まさかこの年で自分の行いを振り返る事があるとは思わなかった。しかし、これもあの頃の僕のように著しい思い違いをしている高校生を一人でも思いとどまらせるためのものだ。

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今となっては途方もなく堕ちた僕だが、小、中とまでは何処にでもいる学生だった。高校もまずまずの進学校、といっても地方なのでその高校の偏差値も50台半ばだが、とまれ当時の僕はそれぐらいの学力はあったのである

しかし、その僕に変貌が訪れてしまきっかけとなる出来事が3年前、高校1年生の今頃に起こってしまう。

僕は丁度、テレビを見ていた。すると、僕と同じ高校生なのに、学校とは別に団体を作ってボランティア活動に従事したり、あるいはビジネスで大人の人と渡り合い、あるいは海外外国経営者政治家と直接話し合っている高校生が特集されていた。いわゆる「意識の高い学生である

今ではどうやらこの言葉大学生を主として使われているらしいが、僕の場合この意識の高い高校生を見て衝撃を受けたのである。そして、「これこそ今僕がやるべきことだ」と「気づいて」しまったのであった。

その頃の僕は大多数の同世代の例に漏れず、思春期特有の将来に対する漠然とした不安というものがあった。皆さんも「このまま何となく大学を出て、何となく会社に入って・・・というつまらない人生でいいのだろうか」と、自分の進路に悩んだ方、悩んでいる方も多いのではないだろうか。こういうのは本来時間の経過とともに治まっていくものだが、僕の場合、変にこだわりが強いせいかそれはもう延々と悩み続けた。そこに前出のスーパー高校生の登場である

もちろん、一地方田舎でそんな活動ができるわけはない。特集されていた高校生も、みな東京学生だ。元々上京意識が高かった事もあったが、彼等を見てついに僕も上京を決心する。

早速両親に上京を掛けあってみたのだが、勿論のごとく変えてくるのはありきたりの言葉だった。

「なんで今なんだ」「大学出てからしろ」「そんなこと考えてる暇があるなら勉強しろ」「その高校生は特別なんだ」「そもそも具体的に何するの?」

今となっては、実にあたり前のことだった。しかし、僕は知っていた。いや、知ってしまっていた。世の中の偉人と言われる人は皆、周囲の反対を押し切った人が成功しているのだと。

繰り返しになってしまうのだが、あの頃の僕は本当に前しか見ておらず、成功者自伝などを読みまくり、その結果としてこれはある経営者高校生時の状況と瓜2つだということを感じ取ってしまった。SoftBank孫正義である。彼も高校生時代に、周囲の反対を押し切りアメリカへ行ったのだ。アメリカ東京という違いはあれど、まさしく今の僕と同じ状況ではないか

・・・その頃の僕は気づいていなかった。1人の「成功者」と呼ばれる人物の裏では、何百人という人々が涙を飲んでいるという事実・・・

かくして僕は、とうとう貯めていた貯金の全てを使い切り、抗議の意志を示すかのごとく断りなく一人単身で東京に行ってしまったのである。安い旅館に何日も泊まり東京行きを正式に認めてもらうまで家には帰らないと突っぱねた。その頃、季節はもう夏になっていた。

そしてついに両親は根負けし、東京行きを認めることになった。マンションの一部屋を借り、学校にも転入届を出すことになる。

ここに、間違いがあった。転入先の高校を通信制高校にしてしまったのである池袋駅東口をでて大通りを歩くとビルの上にでかでかと緑の看板があるあそこだ。前にも書いたが、勉強なんてそっちのけでやるべきことがある(が、はっきりとはしてなかったし結局しなかった)というのが僕の持論だったのだ。根拠のない自信である。「ただ単に勉強にあくせくするだけの高校生活では後悔する。それよりもむしろ高校生という立場を利用して、社会的コミットしていくべきではないか」と。勿論、学習塾の類にも通わなかった。

・・・いや、「学生」の意味わかってるか?と今になって突っ込んでも、もう遅いのだ。

さて、東京に来た秋から卒業してから連れ戻される今年3月までは、すべてを語るともう読むだけで日が暮れてしまうだろうからかいつまんでだけ説明する。

まず、多くの本を読んだ。上京する前から本は読んでいた方なのだが、上京してからは大型書店がたくさんあったこともあり、大量に購入してむさぼり読んだ。内容としては社会問題震災ボランティア等)や政治経済自己啓発書、著名な経営者が書いた本などが主であった。

次に、自由に使える時間を利用して、様々な講演会に出かけた。これは東京でだからこそ出来る代物であろう。政治家、各省庁の役員NPO団体の代表、大学教授評論家新聞記者さんなどが開催する講演会シンポジウムである。僕は前もって作った名刺(といっても名前電話番号、メールアドレスしか描いてない素朴なものだった)を持って行き、終了後に社会人に混じって名刺交換に励んだ。「学生です」と言うと「こんな若いのに立派だねえ!」と返してくれる。それが嬉しかったのか、どんどんと基本的に社会人向けの講演やシンポに出席するようになった。周りがスーツだらけの中1人洋服だとしても、全くお構いなしだった。

他にも参宮橋近くにあるいわゆる意識の高い人達がいっぱい集まる某センターに何度も紛れ込み、迷惑になるので名前は明かせないが様々な団体と交流したり付属宿泊施設に泊まったりすることもあった。

その他にも興味のある大学の授業にひっそりと出席したりと、まあ思いついたことをそのままやってみせた。

ここまで聞いて、「何だ、結構すごい事やってんじゃん」と思った方もいるかもしれない。

確かに、当時僕が交流していた学生にはテレビ雑誌で紹介された経験もあるようなすごい人もたくさんいた。が、彼等意識の高い学生と、僕とが全然違うファクターが1つだけあったのである

それが、「学力」だ。

僕は、一般の高校生学校に行き、その後学習塾に行き、ヘトヘトになって帰宅して更に課題に追われているその間に、好きなまましてきただけのことだった。先述した他の学生学校に行った上で、その他の活動もしていたのだ。この時点で差は明白だったのだが、これも今だから言えることである

とは言え、当時の僕がいか学力で劣っているかは、当時の僕自身も知っていたことではあった。

3年生になった。そろそろ進学先を決めねばならない。しかし、学力は無い。じゃあどうするか。

学力の無い僕にとっては大学に行く手段としては自己推薦・AOしかないわけで、実は上京した当初からそれを狙っていた。そのためにこれまでたくさんの一般高校生とは違う活動をしてきたんだ。この経験は大きいだろう・・・

とまれ、そのためには小論文自己推薦書の練習をしなければならない。偶然にもイベントで何度も同席していたとある都立高校生が、論文対策にこれまでも同試験で多数の大学合格者を出しているW塾を教えてくれた。

が、ここに相談に行った時に、僕のこれまでの一連の楽観的考えを一気に叩き潰される出来事が起こるのである

推薦対策のコース説明を聞き終わり、帰宅前にアンケートを書いていた時の事だった。

「あ、〇〇高校さんなんですか。」

「ええ、そうです。」

「あの、確かそこって通信制高校でしたよね。」

はい、そうですが。」

・・・言いにくいことですが、通信だと推薦やAOは難しいですよ。」

・・・はい?」

そこから面談は1時間延長された。

考えてみれば確かにおかしな話である。「今までの画一的学力入試にとらわれない多面性を重視した新しい入試方式(うろ覚え)」なのに、どうしてそんな差別があるのか。

面談をしてくれた先生淡々と言い放った。「前提が違う」と。

そこから先は、今まで何度かこの文章の中で自分自身でつっこんできたことそのままだった。手短くまとめると、背伸びをする前に学生としての本分を果たせとのことだ。反論できなかった。呆然とするしかなかった。

しかし、今まで普通科以外の高校から合格した人もたくさんいるのではないか苦し紛れに反論した僕に、更なる追い討ちをかける。

「何か、これだけは日本一だと誇れるものはあるか?」「何かの大会で優勝したり入賞したことはあるか?」「テレビか、ニュース報道されたことがあるか?」「まあそうじゃなくても、せめて何かの団体を率いたり、主催をしたことがあるか?」「そもそも、東京に来た目的ははっきりしたか?」

・・・今考えると、最後は「それをはっきりさせるためにここに説明を聞きに来たんでしょ!」と反論できなくも無かったかもしれないが、その他の部分ではもはや撃沈であった。

どう帰ったかは、よく覚えていない。こんなにはっきり言われたのは、初めてだったのだ。確かに通信制学校で、何も勉強せずに大学に通った例は、たとえば芸能人とか、ゴルフなどで優勝したとか、ケン玉で日本一になったとか「特筆すべき何か」を持ってる人ばかりだった。

だが、一般高校の場合はまた違ってくるだろう。僕も今まで、さまざまなW塾出身合格者に出会ってきた。しかし、その人もたいてい何らかの(小さいながらも)組織の代表を務め、さらに将来に対する明確な目標や問題意識を持っていた。

冷静になって考えてみると、通信云々という前にこの時点でアウトだったのかもしれない。僕は「東京に一大決心をして来る」ということを「目的」としてしまったのだ。その後にやってきたのは皆、講演会にしてもイベントにしてもシンポジウムにしても、ほかの誰かが開催したものにただ参加したというだけ(しかお金まで払って)の、単なる「客」だったということだ。はっきり言って「受動的」。これではダメだ。

「皆が勉強している間に、僕は講演会に参加していました。」

大学生や同じ高校生が開いたイベントに参加していました。」

誰が、こんな人を入学させるのだろうか。

しかも僕の場合さらにひどく、このような活動をしていないほかの高校生を見下してさえいたのである。先述したとおり、「学生」の本分を完璧に忘却していた。当時僕が「見下していた」多くの学生は、今頃大学楽しい生活を送っているのだろう。対して僕は予備校詰めだ。これはある種の罰なのだろうか。

話がそれた。

W塾での出来事は相当こたえたが、だからといってあきらめるわけにもいかない。これで受からなければ、とても大学には進めないのだ。僕はありとあらゆる大学の資料を取り寄せ、自己推薦書や小論文を書き出願した。やみくもに書いたわけではない。このころになると都内の有名どころの大型書店地図は全て頭の中に入っていたから、何店舗か回って関連書籍を買い漁った。文の書き方から何まで丁寧に指導してくれていた本もあり、それも参考にしながら今までやってきたことや思ってきたことを全て提出用紙に書きなぐった。何が「お前じゃ難しい」だ。今に見ていろ。何校も受かって、鼻を明かしてやるからな。

・・・そこから先は、早かった。

帰ってくる不合格通知の山。僕は、目の前が真っ暗になった。今までやってきたことは何だったんだ。

伊達にW塾は毎年何十人も推薦合格者を出してきたのではなかったのである

しかも、出願前に必要事項を記入していてわかったことなのだが、大学側が求めた記入事項にも、それを裏付ける所があった。人間性のみを見るはずなのに、通っている高校が「普通・定時・通信」のどれなのかを記入しなければいけなかったのだから

久しぶりのスクーリング日。担任先生に言われた。「そろそろセンターの準備はできてる?」

もう、2012年も残すところ1ヶ月だった。

12月、僕は初めてセンター模試というものを受けてみた。といっても、これは今年のセンター模試最終回だったらしいが。

結果は、始めの方に書いたとおりだ。センターまであと1ヶ月ちょっと、このままの成績で大学に受かるなど、ドラゴン桜カリスマ先生が今一堂に会しても不可能だろう。そもそも、勉強の習慣さえついてない。

もちろん、模試の時書いた志望校合格可能性欄は軒並みEだった。・・・いや、1つだけA判定があったな。ちょっと前に2ちゃんねるで騒がれていて、ネタのつもりで書いたBF校、日本橋学館大学。進学させてくれなかったけど。

卒業式には、行かなかった。

よく覚えていないが、このころは全ての夢が潰えたショックで、ただひたすらに家でぼーっとしていたような気がする。

              ―――Check mate―――

ふと、そんな言葉が頭をよぎった。

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記事が途中で切れてしま不具合が発生したので前後編に分けました

続き→anond:20130522180539

2012-09-25

業界3位(だった)某社のユーウツ

トップ2社(仮にA社、B社)と3位以下が離れていた業界で、3位のC社に20年ほど前に入社

当時の利益幅だと、C社の利益なんか、A社B社の半分にも満たなかった。

しかし、C社のワンマン経営者の手腕もあり、C社は高収益体質を磨き上げ、

利益額ではA社B社に匹敵するようになった。

2011年度決算では、C社は売上高ではA社B社の7割程度だが、

純利益ではA社、B社に肉薄している。

で、2012年度決算予想では、C社は「目立たないように」A社B社の

利益予想額と横並びで利益予想を出したが、アナリストの間では

「2012年度決算では、ほぼ間違いなく、C社が利益業界首位になる」と予測されている。

しかし、これはC社にとっては「ユーウツなのだ

もちろんC社も上場企業から利益極大化のインセンティブはあるのだが、

ホンネのところでは、

「A社B社に、もうちょっと頑張って貰って、

 利益首位の座をA社なりB社なりが保って欲しい」と考えている節がある。

なぜ某社は利益1位に「ホンネの部分」でなりたくないのか?

業界1位グループのA社B社は

業界オピニオンリーダー」として、しばしトップ日経紙面で発言している。

また、日経主催し、業界と役所が参加するようなシンポジウムセミナーには、

必ずA社B社のトップ基調講演している。

そして、監督官庁主催する政府審議会には、A社B社のトップもしくは幹部級(常務取締役●●本部長

とかが列席している。

永年、「業界オピニオンリーダー」を自認していたA社B社は、

トップがそういう「公的な場」に出ていくことに慣れているし、

広報部だか秘書室だか、そういう場でトップスピーチするためのゴーストライター部署がある。

また、トップがそういう場にしばし行くために、社用車とか接待クラブの類も充実している。

しかし、「業界オピニオンリーダー」の地位に就いたことがないC社の場合

トップがそういう「公の場」でスピーチしようにも、バックスタッフを用意していない。

あるいは、トップが公的会合(業界の会合、役所系の会合)にしばし呼ばれても、

社用車が1台しかいから、やり繰りが大変である

そして、一番の問題は、C社のワンマントップが、

そういう「業界の付き合い、役所の付き合いが大嫌い」という点にある。

こればかりは人間性格から、どうしようもない。

しかし、(売上は兎も角)利益でA社B社を抜いてしまうと、

周囲は「トップ企業」としての振る舞いを求めるようになる。

業界トップとしての言動」を求められ、

業界団体にも顔を出せ」「政府審議会にも協力しろ」「政治家とも付き合え」となっていく。

正直、C社トップは、そういう煩わしいことが大嫌いなのである

世の中には、とかく「業界トップの座にいたい、それで要職歴任して、あわよくば勲章を貰いたい」という

経営者もいて、そういう人の中には「粉飾してでも、売上トップを死守する」なんてのもいたりする。

A社B社トップがそういう人物だ、とは決して言わないが、

売上額の大小はどうでもいい、利益額こそが問題だ」というC社トップから見れば、

「A社やB社は、なんで利益率があんなに低いんだろう?

 売上維持のために利益率に目を瞑っているんだろうか?」と不思議に思えているらしい。

なんかとりとめのない文章になってしまったが、要は

業界トップになると、虚飾な付き合い、雑務が増えてしまう」ので、

「ホンネでは業界トップになりたくない」という奇特経営者もいる、という話。

2011-12-23

http://anond.hatelabo.jp/20111223203513

あとフェミニストは、なぜか主婦に冷たい。

もともとフェミは『家族』とか『家庭』という構造自体に反対している人間が多いってのもあるが。

WAN:Women's Action Network労働概念は変化したのか?  伊田久美子

私は70年代以降のフェミニズムは、以下の2点を明らかにしたと思っていた。

ひとつは、稼ぎのない妻の利害は「稼ぎ手」である夫と一致しているように思い込まされてきたが、

それは必ずしも一致しないこと、もうひとつは、「主婦」と「働く女」の利害は対立していると思い込まされてきたが、

実はけっこう一致している、ということである

ミクロ権力関係を含んだ「家父長制」と、一心同体とみなされてきた家族の中の仕事労働であると主張した「家事労働」という二大キー概念は、

これに呼応している。さらに言えば、ジェンダー論は労働/非労働の二項区分の自明を問い直す画期的ツールだったはずである

ここまでは解る。個人的にも、ある時点まではフェミニズム社会に有益な働きをしてきた、とも思ってる。

しかしこの日のシンポジウムを聞いていると、どうやら二つとも私の勘違いだったかのようである

むしろ女の多様化とか女女格差という議論の展開によって、上記の課題重要性は希薄になっているのだろうか。

しか70年代の「女」というアイデンティティは今の時代には既に齟齬があるだろうし、

この変化は機会を改めて考察したいテーマであるしかしあのとき開けた構造認識は、

運動にとって貴重な相互理解を可能にしたであろう。

なぜなら女たちが手探りで模索したフェミニズム理論とは、異なる立場の者、知り合うこともない者との連帯を可能にするためのツールだからである

私が衝撃を受けたのは、多くの発言の「主婦」についての辛辣で冷ややかな口調であり、

ほんの少し異なる立場への想像力と寛容の欠如であった。「主婦フェミニズム」という批判もあまりよく理解できなかった。

http://wan.or.jp/reading/?p=5396

運動が拡大する前は、どうしても頭数がいる、そういう利害もあって

活動に参加する時間がある専業主婦層を大量に取り込んだって感じなんだろうか。

そして今は女性側の権利もほぼ満たされ、より雇用の拡大をポジティブアクションで実現しようとしている、

そんな段階に達してしまうと、フェミ観点では主婦って面倒な存在なのかな、と思ったりもする。

2011-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20110921090919

それはお前の話だろ。人によっては田舎で働いてることが蔑まれているのだとある日気付いてそのまま鬱が続いていることもあるだろう。むしろお前みたいな奴の方が珍しい。ほとんどは涙で枕を濡らしながら田舎図書館で必死こいて勉強する日々になると思うが。あとは、狂信者のようにシンポジウムに出席したり、上級職を盲信したりといったキチガイになるか。

2011-04-21

経済産業省エネルギー基本計画」より「原子力発電の推進」全文引用

経済産業省2010年6月に発表したエネルギー基本計画」のPDFファイルから「第3章.目標実現のための取組 / 第2節.自立的かつ環境調和的なエネルギー供給構造の実現 / 2.原子力発電の推進」(p.27-34)を引用。読みやすいようにフォーマットだけ変えました

PDF!

(1)目指すべき姿

原子力供給安定性と経済性に優れた準国産エネルギーであり、また、発電過程においてCO2 を排出しない低炭素電源である。このため、供給安定性、環境適合性、経済効率性の3E を同時に満たす中長期的な基幹エネルギーとして、安全の確保を大前提に、国民の理解・信頼を得つつ、需要動向を踏まえた新増設の推進・設備利用率の向上などにより、原子力発電を積極的に推進する。また、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する核燃料サイクルは、原子力発電の優位性をさらに高めるものであり、「中長期的にブレない」確固たる国家戦略として、引き続き、着実に推進する。その際、「まずは国が第一歩を踏み出す」姿勢で、関係機関との協力・連携の下に、国が前面に立って取り組む。

具体的には、今後の原子力発電の推進に向け、各事業者から届出がある電力供給計画を踏まえつつ、国と事業者等とが連携してその取組を進め、下記の目標の実現を目指す。

まず、2020 年までに、9基の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約85%を目指す(現状:54 基稼働、設備利用率:(2008 年度)約60%、(1998年度)約84%)。さらに、2030 年までに、少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約90%を目指していく。これらの実現により、水力等に加え、原子力を含むゼロ・エミッション電源比率を、2020 年までに50%以上、2030 年までに約70%とすることを目指す。

他方、世界各国が原子力発電の拡大を図る中、原子力平和利用を進めてきた我が国が、原子力産業の国際展開を進めていくことは、我が国の経済成長のみならず、世界エネルギー安定供給地球温暖化問題、さらには原子力平和利用の健全な発展にも貢献する。また、我が国の原子力産業技術人材など原子力発電基盤を維持・強化するとともに、諸外国との共通基盤を構築するとの観点から重要である。こうした認識の下、ウラン燃料の安定供給を確保するとともに、核不拡散原子力安全、核セキュリティを確保しつつ、我が国の原子力産業の国際展開を積極的に進める。

なお、我が国は、今後も、非核三原則を堅持しつつ、原子力基本法に則り、原子力研究、開発及び利用を厳に平和目的に限って推進する。

(2)具体的取組

①新増設・リプレース設備利用率の向上等を推進するための基本的取組

(ア)新増設・リプレース

事業者は、高経年化対策を着実に実施するとともに、既設炉の将来的な廃止措置や代替炉建設の必要性も踏まえた計画的な新増設・リプレースを進め、国はこのための投資環境の整備に努める。また、国は、発電所建設に伴う連系線や送電線の建設・増強等に係る環境整備等の対応について必要に応じて検討を行う。さらに、既設炉の有効利用を図るため、定格出力を含めた出力向上について、事業者は、日本原電東海第二発電所における導入を進めるとともに、他の発電所への展開も検討する。なお、将来的に、日々の電力需要の変動に合わせて出力を調整する運転の必要性が高まってくる段階では、そうした運転が安全かつ確実に実施されるための要件等について検討を行う。

(イ)設備利用率の向上

設備利用率の向上については、安全安定運転の実現・継続と立地地域等の理解が基本である。事業者は、自主保安活動等に取り組みつつ、新検査制度の下、段階的に長期サイクル運転の実現を目指すほか、運転中保全実施を順次開始する。

また、日本原子力技術協会による発電所の運営実績評価や国による保安活動の総合評価等を踏まえ、事業者間でのベストプラクティスの共有や運転管理等の改善を促進する。さらに、国は、熟練の技術豊富経験を有するシニア人材を活用すること等により、大学高等専門学校教育質的向上や民間企業研究機関との連携を強化するなど、原子力人材育成プログラムを充実させる。

以上の取組により、安全安定運転の実現・継続結果として、2030 年に、設備利用率約90%(例えば、平均18 か月以上の長期サイクル運転、平均2か月程度以内の定期検査による発電停止期間)となることを目指す。

また、国は、これらの事業者の取組を後押しするために必要な支援を行うとともに、エネルギー供給構造高度化法に定める判断基準の活用を通じ設備利用率向上や新増設等を推進することを検討する。

(ウ)リプレース需要の本格化に対応するための次世代軽水炉等の技術開発

また、我が国は、2030 年前後に見込まれる既設炉のリプレース需要の本格化に対応し、安全性・経済性・信頼性等に優れた国際競争力のある次世代軽水炉の開発に、官民一体となって取り組んでいる。これまで行ってきた概念設計検討、要素技術開発等を踏まえ、次世代軽水炉の円滑な開発・導入を促進する。

このため、次世代軽水炉開発に関する中間的な総合評価を踏まえ、国、事業者、メーカー連携し、新技術の具体的な導入計画を2010 年度中に明らかにする。国・事業者・メーカーは、中間的な総合評価において魅力的なプラント概念と評価されること等を条件に、次世代軽水炉を有力な候補と位置づけた導入見通しを2010 年度中に明らかにする。

②立地地域住民や国民との相互理解の促進と立地地域における地域振興

(ア)新増設・リプレース設備利用率向上等に向けた立地地域との相互理解の促進

新増設・リプレースの推進や設備利用率の向上に限らず、原子力発電の推進を円滑に行うに当たっては、地域の実情等に応じたきめ細かい広聴・広報などを通じて立地地域の住民や地方自治体との相互理解を促進する必要がある。その際、原子力発電施設等と地域社会との「共生」を目指して、国・地方自治体・事業者が適切な役割分担の下、相互に連携・協力することが重要である

このため、国は事業者と連携して、立地地域住民の声に耳を傾け知りたい情報は何かを把握し(広聴)、それを踏まえて原子力の必要性・安全性等について情報提供を行う(広報)活動の充実を図る。その際、立地地域住民との「信頼関係の構築」により重きを置き、双方向性を強化する。具体的には、国及び事業者は、地元オピニオンリーダーの活動支援、立地市町村はもちろんのこと道県庁所在地を始め立地道県の他地域視野に入れた立地地域向け広聴・広報活動を行う。

また、事業者は原子力発電施設等の運営の将来ビジョンを持ち、地方自治体の持つ地域の将来像に関するビジョンも踏まえ、地方自治体等との相互理解を得るよう努める。国は、地方自治体との間で、原子力が有する国家レベルでの政策的重要性について認識の共有を深めるよう努め、国、地方自治体及び事業者との関係について不断の取組により、より望ましい関係の構築を目指す。

(イ)情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動等による国民全体との相互理解の向上

原子力政策の安定的な遂行のためには、広聴・広報活動等を通じた、立地地域のみならず国民全体との相互理解の向上が必要不可欠である

国は、情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動による国民全体との相互理解の向上のため、国がより前面に出て双方向性を強化するとともに、事業の波及効果の向上を図っていくとの観点から、国の原子力広聴・広報事業のあり方を検討する。また、小・中学生などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判断するための基礎をはぐくむため、原子力教育支援事業やその他広聴・広報事業を推進する。

(ウ)電源立地交付金制度の更なる改善

電源立地交付金(電源立地地域対策交付金を始め電源立地地域地域振興を目的とする一連の交付金)は、次の二つの性格を持ち合わせている。第一に、立地段階については、設備の設置を円滑化するために、交付金制度が創設された経緯があり、現在も交付金額が厚めになっている。第二に、運転段階については、運転の円滑化を図るという観点から、より多く発電した立地地域に対して、より多くの交付金を交付することが基本であり、発電電力量の多い発電所の立地地域の一層の理解が得られる制度であることが重要である

今後、現行の電源開発促進税制度の下では、課税標準である販売電力量及び税収自体の大幅な増加が見込めず、電源立地交付金財源の大幅な伸びが見込めない中、安全確保を大前提としつつ、この性格をより明確化するために、原子力発電所の新増設・リプレース核燃料サイクル施設の立地を促進するためのさらなる方策検討する。また、発電所の運転段階において、設備容量及び発電電力量により交付金額を算定しているが、算定に当たり発電電力量に傾斜配分する見直しを検討する。なお、その場合も、自然災害等で発電ができない場合に交付金額が大幅に減少することとなるのは制度趣旨に反することから現在制度として存在している「みなし規定」は存続する。

科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

(ア)最新の知見やデータを活用した科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

原子力安全規制を充実させ、安全確保を一層確固たるものとしていくためには、安全規制の現状をしっかりと見据えた上で、新たな課題へ持続的に対応していく必要がある。そのため、安全規制を取り巻く近年の大きな環境変化を踏まえた上で、必要な取組を実施してくことが重要である

具体的には、安全審査制度における品質保証の考え方の取り入れや検査制度における品質保証の取り入れの拡充、大きな地震動を受けたプラントの点検方法の標準化マニュアル化、トピカルレポート制度(*28)の対象分野の拡充、リスク情報の活用方策等について検討する。また、運転中保全について、安全性への効果と影響、リスク情報の活用の考え方等の整理を含め、速やかに検討する。

(イ)安全規制に関する国と利害関係者との対話の深化

さらに、国民の理解と信頼を得つつ安全規制を的確に実施していくためには、立地地域自治体・住民や産業界を含む様々な利害関係者との間のコミュニケーションを一層充実させることが重要である。このため、安全規制の効果的な実施規制課題への取組の推進等のため、規制当局と産業界との対話を継続的に深化する。国は、立地地域の関心が高い個別の安全審査検査等の案件については、規制活動の結果の説明にとどまらず、規制プロセスの途中段階における利害関係者とのコミュニケーションの拡充について検討する。

(ウ)原子力防災対策等

原子力防災対策については、引き続き、万が一の原子力災害に備えた対応機能に万全を期すとともに、原子力施設の防護体制については、最新の国際基準に沿った核物質防護措置を講ずる。

核燃料サイクルの早期確立と高レベル放射性廃棄物の処分等に向けた取組の強化

(ア)使用済燃料の再処理・貯蔵、プルサーマルの推進

使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する、核燃料サイクルは、限りあるウラン資源の有効利用と高レベル放射性廃棄物の減量化につながる、エネルギー安全保障重要な取組であり、我が国の基本的方針である

2009 年12 月に我が国初のプルサーマルによる営業運転が九州電力玄海原子力発電所で始まったことは、我が国の核燃料サイクル確立に向けた重要な一歩である核燃料サイクルは、それを担うそれぞれの施設の状況が相互に関連していることから、全体を俯瞰しながら、立地に要するリードタイム考慮し、個々の施策や具体的な時期について、状況の進展に応じて戦略的柔軟性を保持して対応していくことが必要である

このため、六ヶ所再処理工場の円滑な竣工・操業開始に向けて、国、研究機関、事業者等の関係者連携し、残された技術課題の解決に一体となって取り組む。また、使用済燃料の貯蔵容量拡大は、中長期的に各発電所共通の課題であり、中間貯蔵施設の立地に向けた取組を強化するとともに、国、事業者等の関係者は、貯蔵事業としての中間貯蔵(*29)という形態に限らず、広く対応策を検討する。さらに、プルサーマルの計画どおりの実施のため、国及び事業者が連携して、地元への申入れに向けた理解促進活動などの取組を推進する。また、MOX 燃料の輸送については、国及び事業者が、核物質防護対策や安全対策等に万全を期する。なお、六ヶ所再処理工場に続く再処理施設について引き続き取組を進める。

(イ)高速増殖炉サイクルの技術開発

高速増殖炉サイクル技術は、我が国の長期的なエネルギー安定供給等に大きく貢献するものであり、早期実用化に向けた研究開発を着実に進めることが重要である2010 年5月に試運転が再開された高速増殖原型炉「もんじゅ」の成果等も反映しつつ、2025 年頃までの実証炉の実現、2050 年より前の商業炉の導入に向け、引き続き、経済産業省文部科学省とが連携して研究開発を推進する。

具体的には、高速増殖炉サイクルの実用化に関するこれまでの研究開発の成果を踏まえ、2010 年度に革新技術の採否判断等を行う。また、実用化を一層円滑に進めるため、進捗に応じたプロジェクトの進め方・役割分担等を検討する。

加えて、高速増殖炉の実用化技術の早期確立を図るとともに、将来の国際標準を可能な限り我が国が確保するため、国際協力を適切に進め、将来のエネルギー安全保障を担う国家的な基幹技術としての性格を踏まえ、我が国の自立性を維持しつつ互恵的な国際協力関係を構築する。

(ウ)高レベル放射性廃棄物等の処分事業の推進に向けた取組の強化

原子力発電の利用を拡大していく上で、放射性廃棄物の処分対策は必須の課題である。高レベル放射性廃棄物の地層処分事業については、平成20 年代中頃を目途に精密調査地区を選定し、平成40 年代後半を目途に処分を開始することを予定している。国は前面に立って、原子力発電環境整備機構(NUMO)や電気事業者等と一層連携しながら、全国レベル及び地域レベルの視点双方で、国民との相互理解を進める。

このため、地域住民や自治体勉強のために専門家を招聘するための支援制度の創設、双方向シンポジウムの開催等の取組を通じて広聴・広報活動の充実・強化を図る。

また、高レベル放射性廃棄物等の処分事業が円滑に実施できるよう、国は高レベル放射性廃棄物の地層処分基盤研究開発に関する全体計画等にしたがって、必要な研究開発に着実に取り組む。さらに、研究開発の成果を国民に分かりやすい形で提供することにより、国民との相互理解を深める。

なお、研究開発等に伴って発生する低レベル放射性廃棄物についても、処分の実現に向け、国及び日本原子力研究開発機構(JAEA)は関係機関の協力を得つつ処分事業を着実に推進する。

(続きます)

2011-04-09

人災天災

日赤義捐金原発による避難地域にも配られることへの反発が出ているという。

義援金がどう使われたか説明を求められたときに、何割かがTEPCO補償に行ったと説明したら、十中八九は返せと言われるだろ。義援金配分に政府が介入してこうした結果になったなら、僕は二度と民主党には投票しないだろう。イェールだけで4万ドル近い義援金集めたし、これからも増える予定なのに 約17時間webから

赤十字を経由する義援金を集める活動を行ってきた立場からすると、事実上東電への補助金」に化けてしま義援金配分のやり方はサギだな。放射能汚染は人災だし、汚染者補償原則を完徹すべきだろう。何バカなことやっているんだ。 約17時間webから

junsaito0529(斉藤淳「奥羽越復興同盟」を呟く政治学者、エール大助教授。元衆議院議員、元平岡塾講師山形県酒田市生。)

私も海外義捐金を集めてきた。しかしその街頭で人々から受けた応援や心配からすると、原発の避難地域に送られたということに反発する人は十中八九いない。実際、多くの人は原発の状況を心配し、そして東電に対して怒っていた。あと個人的には私自身は、原発の避難地域親友がいたからこそ、本業を放り出して、街頭に立ち続けたし、チャリティーイベントも企画に加わった。もしもこれで集めた分がまったく避難地域に行かないのだとしたら、私が集めた分を返してもらいたい。そんなばかげたことは本当は言いたくないし、こんなtweetを見るまでは、すべての被災地のためにと思ってやってきたのだけど。

イェール大学募金団体には福島県はまったく関わってなかったのか?斉藤先生自身が司会を務めた、募金のためのシンポジウムは"Symposium – Earthquake, Tsunami, and Nuclear Crisis: Analyzing Disaster in Japan"というタイトルだった。このシンポジウム募金した人々はNuclear crisisのために募金してないという扱いなのか?

もちろん斉藤先生は「TEPCO補償に行った」などといったら反発するだろうと言ってるわけだ。でも、今は単に原発の問題による避難も全壊と同じ額で義捐金の配分を付けるといってるだけで、そもそもそれを「TEPCO補償に行った」と読む時点で斜め読みすぎるだろう。少なくとも今は、誰もそれで東電による補償見積もりを減らすなんて言ってない。(なんで日赤がそんなことを決められるの?たとえば浜通りへの義捐金も同じような文句を付けるの?)たしかに今ここで日赤から現金供給されることで、放っておいたら栄養失調するはずの人たちが助かり、その分だけ結果的には東電補償するべき金額は減るだろう。それは本来的な意味モラルハザードを招く。けれどもそのモラルハザードを防ぐために、彼らを放っておくのか?モラルハザードを防ぐというのは、厚生を高めるための手段にしか過ぎないのに。

そもそも東電が直接現金を配り始めるまで、福島の避難民は放っておけということ?

もうひとつ杓子将棋だなと思ったのが、

>全壊とみなすのなら、津波流失家屋と同様、超法規的に滅失登記をすべきです。 

@keyaki1117 笹山登生(ウォッチ・アナライザー。元衆議院議員ですが今は政治政策以外色んなことに口出してます最近シカゴオプション売買戦略マニュアルhttp://bit.ly/es0jVM を書き上げましたプロトレーダーに好評。)

ただ単に同額というだけだし、そもそもなぜ政府でもない日赤の分配額が同じというだけで、物理的になくなってもない家をたった35万円で失わなければいけないんだ?

それに、もしも放射能リスクがなくなって物理的に住めるようになったら、それはそれで避難民にとっては幸いなことで、祝うべきことでしょう。

いまの35万円は当座の避難費用ということだろうに。避難民など体育館とか公の避難所で十分というのならまだしも、まずは他所の土地に行ってアパート探して早く落ち着きたいところだし、実際そうしている。そうなったら他所の土地仕事が見つかるかわからいから、ある程度の支度金はいるだろうさ。そして、その支度金は全壊住宅だろうが避難地域だろうが変わらない。

斉藤先生個人のことを言えば、このtweetと平行して、やたら相馬の野間追がなくなることに同情している。けれども野間追がなくなるのは、津波のせいよりも放射能リスクのせいのほうが大きい。(津波小高や原町の海岸沿いはやられてるけど、その津波だけなら規模を多少縮小すれども開催できたはず。復興の意気をあげるためにも。)もしも相双を同情するのなら、避難地域日赤義捐金をやるなというだけでなく、避難してる住民たちがましな生活を送るための支援を日赤に頼らず自分たちでもしようという一言があってもいいんじゃないか。それがなぜ、東電をこらしめるために、避難民には金やるなというだけになってしまうのか。(「奥羽越復興同盟」が会津を見捨てた「列藩同盟」のもじりで、今度は相馬中村藩を見捨てるという意味じゃないことを願う。)

2011-01-16

プライド・運命の瞬間』で表現の自由規制派が表現の自由を守れ(笑

http://ja.wikipedia.org/wiki/プライド・運命の瞬間

左派系の識者やジャーナリストからは、「右翼映画」との批判や上映反対運動が起こり[9]、製作した東映労働組合を中心に「映画プライド』を批判する会(事務局長高橋邦夫)」が結成され、公開中止を東映に申し入れたが、最終的に東映系145館の映画館において公開された[10]。

10.^ 映画演劇労働組合連合会中央執行委員長高橋邦夫)は、この映画や『ムルデカ17805』については上映に反対し、『靖国 YASUKUNI』については表現の自由を根拠に上映するように主張した[1]ことから大原康男井沢元彦などから、そのイデオロギーからの二重基準を批判されている(『産経新聞2008年4月23日)。井沢は、『靖国 YASUKUNI』では表現の自由の危機を訴え、公開への圧力や妨害を批判した高橋が、『プライド・運命の瞬間』に対しては全東映労働組合連合会の中心人物(副執行委員長)として「検閲」をおこない、「侵略戦争美化の映画」のレッテル貼りをおこなったことや公開中止の圧力をかけていたことを挙げ、「このような二枚舌の人間に「表現の自由」を語ってもらいたくない」と述べている(『SAPIO2008年5月14日号「SAPIO'S EYE 特別版‐映画靖国』論争で思い出すべき10年前の「上映中止要求」事件/井沢元彦」)。

↓こんなことを言ってるのもいるが。3羽の雀の日記なる「はてなから真実(キリッ 」か知らないが、瀬戸弘幸界隈に粘着している。

http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20110115/p1

気に食わない表現取締りを求める瀬戸弘幸サンが「言論・表現の自由を守るシンポジウム」を主催するという茶番とか言ってるけど、気に食わない表現の取り締まりを団体でしてきたのがサヨクからサヨクがしてきたのは、茶番どころじゃないよ。瀬戸弘幸どころじゃないんだが映画プライドサヨクが何をしたかを知ってるのか?まぁ、かいつまんで少しは知ってるかもしれないが、あれは本当に、相当ひどかったね。そして、あのサヨクどもが表現の自由言論の自由を守れー!とか言ってるのさ。

本当にサヨクって腐ってるよね。

瀬戸弘幸とか個人がどうとかでなくて、映画プライドサヨクが団体で上映するなって言ってたんだよね。完全な表現の自由の制限だよ。表現の自由を言うサヨクのリトマス紙の一つが映画プライド

在特会表現の自由言論の自由を言うなとか言ってるのは、プライドの上映中止を求めたようなサヨクにこそ猛烈に批判しないといけないが。映画プライドなんか上映するなという側に立つサヨクが、「左派知識人」とかいうのにいるわけだよ。サヨクって、イデオロギー次第で表現の自由規制派にもすぐになるからね。

結局、サヨクが言っていることは自分の気に食わない表現はするな!ってだけで、表現の自由なんかどうだっていいというのは、プライドの件でも分かる。

2011-01-15

在特会の都条例表現規制反対デモサヨクは頭を下げて参加してこい

せと弘幸Blog日本よ何処へ』:☆言論・表現の自由を守るシンポジウムのお知らせ

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52628816.html

アニメマンガ規制について考える|Doronpaの独り言

http://ameblo.jp/doronpa01/entry-10767938965.html


条例漫画アニメの件での表現の自由規制に反対デモを真っ先にするのが、在特会瀬戸弘幸らってのは、サヨクのお株がまた奪われたな。


在特会代表の桜井誠は、「公権力による表現規制を絶対認めないぞ!」って言っている。こういうシュプレヒコールデモもするんだろうからサヨクは本当にお株を奪われたな。


公権力による表現規制反対というサヨク側の専売特許であるかのように思われいたのを、在特会瀬戸弘幸らが真っ先にデモをするとか、それほど日本サヨクは弱体化しているってことだな。映画プライドの件を思い出せば、サヨク表現の自由を重視してないのは明らかだが


公権力規制デモでさえも、一番行動力があるのが在特会瀬戸弘幸らって、日本サヨクは本当に終わってるのではないのか?日本サヨク公権力規制でさえもデモもできないヘタレだらけで、役立たずのゴミどもだな。


表現規制反対とか言ってるサヨクは、ネットで言ってるだけだろ。ネットで言うだけでなく、サヨクならデモくらいしてみろよと思うが、今のサヨクってもうそんな力がないからね。サヨクって在特会ネットで叩いているだけで悦に入っている役立たずだしな。


サヨクが未だにしているデモって、全共闘の時と同じ米軍基地ハンターイ!と、戦前からある労働問題ばかりだね。硬直化したサヨクは、もうダメだね。


瀬戸弘幸は「私はエロに関してはかなり寛容」とか言って、表現規制をするなって言ってるね。瀬戸弘幸エロ規制問題に関わってきたんだと。ネット表現規制反対とか言って悦に入っているサヨクよりも、よっぽど現場経験してきたわけだね。


桜井誠は思想に関係なくデモに参加できると言ってるから、この真っ先に公権力規制反対デモをする桜井誠デモに、サヨクは頭を下げてでも参加してこい。


http://ameblo.jp/doronpa01/entry-10767938965.html

なお、今回のデモ前集会およびデモ行進は思想の左右を問わずどなたでもご参加いただけます(ただし、主催者側の指示に従えない方のご参加は拒否いたします)。


http://ameblo.jp/doronpa01/entry-10767938965.html

【日時】

平成23年1月15日(土)

14:30集合 15:00出発

【集合場所】

JR線「秋葉原駅昭和通り口徒歩5分

秋葉原ホール歩道東京都千代田区岩本町3-3-6)  

http://www.kaigishitsu.jp/room_akihabara.shtml

デモ前に瀬戸弘幸主催による『東京都青少年健全育成条例改悪反対シンポジウム』 が同ホール(7階)にて開催されますシンポジウムの詳細については下記<シンポジウムご案内>をご参照下さい。

デモコース】

昭和通り中央通り神田明神交差点 → 昌平橋交差点秋葉原公園

2011-01-14

在特会瀬戸弘幸周辺の表現の自由運動新左翼支持者が発狂の図

せと弘幸Blog日本よ何処へ』:☆言論・表現の自由を守るシンポジウムのお知らせ

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52628816.html

瀬戸弘幸東京都条例に反対のシンポジウムデモをするって。漫画家の誰が来るかとかも書いているよ。瀬戸弘幸在特会と一緒にデモをするって。これを見て批判するのは、一貫性が全くないから笑うよね。

在特会周辺の大きな土台を作ったのは、新左翼の奴らだろ。そいつらが、どの口で在特会批判をしてるんだか。しかし、同じ口で新左翼支持者が「在特会ヘイトスピーチがー」とか言ってるんだよ。

いや、ちょっと待てよ。ヘイトスピーチとかそんなこと以前の話として、新左翼の奴らは何をしてきた?新左翼って相当数の人殺しをしてきた奴らなんだが、すっかりなかったことにするつもり?まぁ、戦後史を知ってるのにはそんなことは当たり前だから、なかったことにするのは無理だけどさ。

在特会とか瀬戸弘幸とかが表現の自由に入ってくるなという意見も当然あるよ。でもさ、それを言ってる奴らって、新左翼と一緒になって行動してたサヨクの奴らには沈黙してるんだよ。

新左翼であろうとなかろうと、誰が入ってきても悪いことは悪いから、新左翼が入ってきたことで批判するな!」だからな。人殺し集団の新左翼にさえそう言うのだから、全く人を殺していない在特会かにはなおさら同じ口で批判なんかできないが、在特会には誰が言ったかで問題にするんだよ。

新左翼場合には「誰が言ったか」は関係ないが、在特会場合には「誰が言ったか」は関係あるとか、なんだソレは。一貫性がない。歴史を見れば、人殺し集団の新左翼こそがクズなんだが。さっきも言ったが、在特会周辺の大きな土台を作ったのは、新左翼の奴らだからな。

在特会とか瀬戸弘幸とかが漫画のことに入ってくるのを批判できる人は、新左翼のことも批判してきた人らだな。

まぁ、はてなサヨクのバカどもは、親新左翼新左翼がしてきたことに沈黙したり、はたまた賛同さえしてるから在特会瀬戸弘幸批判はできないね。それよりも前に、新左翼を厳しく批判してからだな。

2011-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20110105115114

さらに横だが

1. ネットでもいいから人物のあたりをつける

2. それ系の雑誌・専門誌・機関誌を探す

3. シンポジウムがあれば話を聞きに行く

4. 著書があればそれを読む

ネットから云々、じゃなくて、引用があったら被引用文献をきちんと見る、という点と、個々の主張している人の文脈までちゃんと拾う、ということ。実際には、どんな主張であれ一枚岩ではあり得ず、誰がどの文脈で何を主張していたのか、という3点を揃えて捉えないと何もわからない。

反対意見を持つ人が適当に都合の良い所だけ切り貼りした文献を読んで理解した気になったらだめってのは、紙の文献でもかわらない。

2010-12-27

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101227/plc1012271319010-n1.htm

仙谷氏「専業主婦病気」と問題発言か 本人は「記憶にない」と釈明

 仙谷由人官房長官が4月の子育てシンポジウムでの講演で、「専業主婦病気」と発言していたことが27日、分かった。仙谷氏は同日の記者会見で「そんな表現した記憶はない。男性中心社会の固定観念病気であると、絶えず申しあげてきた」と釈明した

 幼稚園情報センターホームページによると、仙谷氏は4月26日、全国私立保育園連盟による「子供子育てシンポジウム」で講演し、「専業主婦戦後50年ほどに現れた特異な現象」と分析。その上で、「(戦後女性が)働きながら子育てする環境が充実されないままになった。もうそんな時代は終わったのに気付かず、専業主婦という『病気』を引きずっていることが大問題だ」と発言した

 仙谷氏は27日の記者会見で「工業社会に入る前は女性家事労働もし、(男女で)共同作業をしていたが、戦後の一時期、分業体制が固定化されすぎていた」と持論を展開。「志ある優秀な女性にとっては日本社会構造は生きにくい」との認識を示した

こんなんばっかりやね、この人。

2010-08-25

そこの受験生のひと、理系に行きましょう。

理系のほうが文系よりも年収が高いんです。

理系出身は文系より高所得 京大など調査

平均年収理系出身者が約681万円。文系(約583万円)より約100万円多かった。データをもとに年齢別の年収を推計すると、すべての年齢で理系が優位だった。25歳時に60万円だった文理の差は60歳では168万円まで拡大。技術を持っていると高所得の職種にも就ける可能性が広がるという。

http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C93819695E0E6E2E6E28DE0E6E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2

そういうわけで、これからでも遅くないです。

たしかに理系のほうが授業料は高いですが、生涯所得で見たら十分に取り返せます。

理数離れしてる場合じゃないですよ。

理転しましょう。

追記

そこの、自分文系だと思っている受験生の人!

恐れてはいけません。自分には無理だと思ってはいけません。

そもそも、理系はもっと増えるべきなんです。

上記の調査をやった西村教授も、以下のように言っています。

実際に今、理系出身の技術者大学院を出て博士号をとっているような技術者に基礎学力がないということは、日本の一流製造企業で大変な問題になっているんです。既に2000年ぐらいから、日本大学大学院生は雇わない、中国大学院生しか雇っていないという企業がありました。しかし、シンポジウムなどでは言えないでしょう。だから日本大学院生は雇わないという企業名も出せません。

http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview50/02.html

つまり、理系に進学する人が少なくなると、競争がゆるやかになり、結果として、優秀な人が少なくなってしまうんです。

算数・数学だけを勉強するようになっても駄目なんです。理系学生母集団をもっと大きくしないといけません。文系に比べ理系がすごく小さくなっています。それも、理系学生学力が低下する大きな理由になっているのです。ですから高校の理科の履修率を上げることが必要です。昔は全科目勉強していましたから、いつでも文科から理科転向できたんです。今は理科勉強しない大量の学生存在します。特に物理は履修率が10%ぐらいでしょう。これを上げていかなければなりません。どうやって理科の履修率を上げるか、それが重要課題です。

http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview50/04.html

ね、ね。

自分文系だと最初から決め込まずに、理系を目指しましょう。

数学は苦手だって? いやいや、勉強すれば何とかなるもんですよ。

あなたの数学の成績が悪いのは、まちがいなく、教科書数学先生のせいです。

世の中には、数学の良い書籍がいっぱいあるんです。あなたが知らないだけなんです。

学者になれといっているわけじゃないんです。

理系に属するものを、完全に諦めてしまうことが、もったいないんです。

なので、ちょっと考えてみませんか?

2010-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20100503230412

シンポジウムだの対談だのっていうのは相手と話しあう場じゃなくて自分意見を言うためだけの場だって東浩紀が言ってた

2010-03-09

ttp://www.gns.ne.jp/eng/g-ken/igiari/obj_237.htm

シンポジウムの会場が沸いたのは、グリーンピースの資金源について語 

った時だ。当初は全世界の会員400万人からの会費だけだったが、ロッ 

フェラーなどリッチな50の財団から資金を得るようになり、活動資金 

の80パーセントを占めるようになったという。そのリッチ財団は、一 

方では原子力発電の支持団体である。「それらの財団環境を大切にして 

いるというポーズのためにグリーンピース寄付するのだ」と語った。  

                                  

 「自動車ほど環境破壊する技術はないとあなたは書いているが、なぜ 

車に反対しないのか」と質問したら、「そんな運動に誰が金を出しますか」

と答えた。これでグリーンピースの正体が分かった気がした。

ベーシック・インカム論議の謎

ポエムみたいになった。が、まあいいや。

ベーシック・インカムの論議がなされているけれど、共通の目的は「この世から貧困による不幸をなくそう」って認識なんだよね。

それであってるよね?

その方法として、全国民に月々、まあたとえば五万円を支給する。

これがベーシックインカム(めんどくせーから以下BIって書く)だ、と。

 

なんかおかしくないか?

 

だってさ。

実現方法がいろいろ言われているけれど、相続税を取り上げるだの、政府通貨を発行するだの。それって一回こっきりじゃないの?

たとえば来年、BIが導入されました。

わーいうれしいな。月々五万円も増収だ。

金持ち涙目だねぇ。相続はチャラになるわ、政府通貨のせいで資産が目減りするわ。

でもそんなの関係ないよね。

次の年も月々五万円が支給された。

偉いね、なんとか続いているんだね。

その次の年も。

わぁい。

……。

あれ?

今月、五万円支給されたけど、うまい棒一本しか買えなかったよ?

 

そういう未来想像しないわけ?

 

そこが謎なんだよ。

毎月毎月、一定額が支給される。確かにそれは良い話だ。一年か二年、この国から飢えで苦しむ人をなくすことはできるだろう。

が、その後はどうなの?

十年二十年たった後も、この国はユートピアでいられるわけ?

 

貧困を撲滅しようとしているのにもかかわらず、

 どうして持続可能な案じゃないの?」

 

貧困をなくすための案のはずなのに、

 どうしてすぐに終わっちゃいそうな案なの?」

 

俺に言わせりゃ、ムセキニンなんだよ。あんたら。東。小飼。誰か知らんけどその他取り巻き

みんな、短期的な案は語る。一年や二年は、そりゃあ、支給できるだろう。民主党子供手当とおんなじだ。

でもその後はどうなの?

俺だってそりゃあ、みんな食うために働かなくてもいい社会理想だよ。

安心して、あくせく働くことに価値を見いださなくても、人生そのものの喜びにひたりたいよ。

でもその基盤は、あくまでしっかりとした、「安定」した物じゃなきゃダメなんだよ。

そして事実、俺は信頼できるものは自分脳みそしかない、身体しかないと思っている。

そのために働いている。

勉強している。

だからなおのこと、BIみたいな不安定なものに身体をゆだねるわけにゃいかないんだよ。

BIに身体を任せて、自分脳みそを二番目以下においやることはできないんだ。

そっちのほうがよほどリスクテイクなんだから。

わかるか?

俺は政府を信用してないし、ましてやアルファブロガー思想家社会学者(くっ……ぷぷぷっw)なんてものを信用できるわけがない。

信用できないものに、人生の基盤=最低限所得保障を任せるわけにはいかないんだよ。

 

まあしかし、実現可能性については議論すること自体の意味がないだろう。

それは旗振り役の無責任さを指摘するだけで十分だ。

思うに。

彼らは結局のところ、貧困を撲滅しようなんてことは考えちゃいないのだ。

東、小飼、えっと誰だっけ。ホリエモンか。

みんな成功者だ。

成功したから、はっきり言えば、この先食って行くことに心配していない。

それは収入的な意味じゃなくて、自分の脳から生み出される富、つまり生活基盤の安定を確信しているからだ。

必要なときに稼げばいいと思っている。

そして彼らは事実それができる。

自由に働き、

自由に生き、

自由を謳歌している。

それと同じ喜びを、みんなに味わわせてあげたい!

ああ。

そうだね。

実に博愛的じゃないか。まったく。

ちくしょう

政府なんてもんは、他人なんてもんは、あんたらの、自分脳みそなんかよりも、全然信用しちゃならねぇんだよ。

自由な生き方ができるって言ってフリーターを煽ったのは誰だ。

自由な生き方ができるって言ってBIを煽ったのは誰だ。

この世には無能があふれているんだよ。

そいつらをちゃんと、

おれたちをちゃんと、

永続的に救えるのか。

BIは。

 

貧困をなくしたいなら、BIの論議はもっと現実的であってください。

百年や二百年の先を語ってください。

一年や二年の話なんかいらない。

百年先のビジョンが欲しい。

しかしそのためには、実現可能な案をつぎつぎ実現することが大事だ。

孫正義が偉かったのは、ビジョンを語り、それを実行したからだ。

孫正義荒唐無稽な夢想家じゃなかったのは、自らの夢を実現したからだ。

実行が出来ないのは、端的に、思想家の無能だ。

何の思想もないくせに、目先の話をお遊びでしているだけという証明だ。

歴史を作る資格も、覚悟もない証拠だ。

俺の人生は、

あんたらのお遊びじゃない。

あんたらの議論の道具じゃない。

あんたらが夜な夜な笑いながら議論ごっこをして本を出して印税儲けてアフィリエイトで稼いで講演料をもらって出演料をもらって仕事という名のわけのわからんシンポジウムを開いて悦に浸ってTwitterでぐちゃぐちゃと訳のわからん議論遊びに使って、肩書きを、収入源を、いくつもいくつも増やすための、道具じゃないんだよ。

そういうことなんだよ。

お遊びで、

社会を分析(笑)してブログやら本を書くネタにするためにやっているんなら、

今すぐこの日本から出て行ってくれ。

頼むから。

2010-02-18

俺の愚痴、まとめ

鬱っぽい期間になってしまい、なんにもやる気がわかない。ネット巡回してばっかりで生産性が悪い。だから増田になってとにかくなんでもいいからアウトプットして気を紛らす。思いついたままにとにかく書く!長文失礼!!今、彼女からもらったトリュフチョコレート)食べながら更新している。

だめだ、優先度が高いことに対してやる気でない。

以下愚痴

  • 歯が痛い。3月あたまと中旬学会などを控えているので、3月中旬には歯医者行こう。
  • 髪の毛を切りたい。大好きなラーメンを食べるときに前髪が邪魔。でも彼女は今くらいが丁度いいと言うんだ、2ヶ月ほど前から。俺、髪は結構伸びたよ!!
  • 彼女にあいたい。のんびりしたい。
  • 痩せたい。どんだけ体重増えたんだよまったく。

しかし、自分研究をとにかく進めたい。今年度は、後輩の研究の共著ばっかりだったよまったく!研究以外のことに手を出しすぎたんだ俺は。だから、これから国際会議があるっていうのに、準備がはかどらない。英語がああああああ。

自己責任なのか?!俺が要領悪いのか?!

ああああメール返さなくちゃ。やっぱり、大学院生ともなると、大学外の方たちと頻繁に連絡とるようになるだね。どんだけ返信遅いんだまったく。すぐ返信できるようにしたい。

  • 朝に起きれない。というか、こんな時間まで起きているなよ。

朝8時に研究室に来て、仕事して、昼飯食って、仕事して、夕飯食って、仕事して、8時には家に帰る。そういう生活したい。

なんで俺は、「今すげー楽しい、集中出来る!!」なんてテンションが上がって早朝まで作業をしてしまうんだろう。だから、翌日に負荷がかかって、起きれない&やる気がでない。みたいになるんだ。

前に、すげー気分が落ち込んで、ヤバイ状態になったじゃないか。よくもまぁ、誰にも相談せず、下調べもせずに精神科に行ったな俺。最初のカウンセリングで「クスリやったことあるか?」「自殺経験があるか?」「トラウマになるような体験はあったか?」と聞かれて面食らったわ。だから、先生に「あなたは、うつ病ではないですが、生活リズムが大きく関係しています。でも、一応お薬だします。」と言われたじゃないか。たしかにお薬めちゃめちゃ効いた。朝自然と起きられて、なんでも無い日でも、研究が進まなくても毎日が楽しかった。

というわけで、生活リズム直せ俺。でも、〆切とかまずいじゃん、どうすればいいの??

なんとなくワダカマリがわかった

俺は、なんらかのイベント学会論文投稿、ゼミetc..)が近いと、妥協点というか、踏ん切りがつけられないんだな。

あきらめが悪い。だから、ダラダラしちゃうんだ。

もっとこうサバサバ出来ないかな。

「これ、今出来ないと、後で大変だ・・・」

(しばらくたって・・・)

「まずい、これは遅れが生じる。遅れを取り戻さないと・・!!」

の繰り返し。目標の下方修正をよしとしない。

というか、作業をすこしずつ多くこなせない。一つのことにしか取り掛かれない。

というかスケジュールを立てても、思うとおりに行かないよね

まだまだスケジュールを立てるのがヘタクソなんだと思う。

全体を見通して、だいたいこんな仕事がある、という見積もりが甘すぎる。

だから、突発的な仕事がどんどん入ってくる(と感じる)。無理に断ったとしても巡り巡って、困るのが自分というパターンが多い。だから断れない。

そして、年度末だから、やたらと事務関係がめんどくさい。予算を使い切ったり、年度末のシンポジウムの関係で色々忙しい。(ボスがとってくる予算のうちで、シンポジウムを開くという名目があるらしい。よくある話なのかな?)

ボス:「増田くん、この金額で物品見積もって」

ボス:「○○大学から、○○先生とその学生さんが来るの知ってるでしょ、その日なにやるかとか打ち合わせよろしくね」(1週間前)

1月はたしかに上記のような仕事ばっかりだった。。。

で、今月頭くらいに、

ボス:「ここ最近、というか今年度は、ほとんど増田くんの研究進んでないよね?どうしちゃったの?危機感もたなきゃ」

増田:「その通りでございます。今○○をやりたいと考えていてるのですが、ちょうど先日、○○装置が導入されたので、それを使って云々・・・と考えているのですが」

のやり取りを2回くらいしたわ!

うちの研究室ってこんなんだけど、、他の研究室生産性の高いところ)の博士学生さんはどんなんかかなり気になる。

手本があれば参考にしたい。

2010-02-17

池田信夫さんと上杉隆さんの検察リーク対話を起こしてみたけど飽きた

池田さんのついーとより

客観的に見て、週刊朝日民主党寄りの報道は異常。「検察の狂気」という特集の中身は、既知の噂と、上杉隆氏の憶測だらけの記事だけ。マスメディア常識をはずれて捜査妨害に近い。

山口編集長は「裸の王様」になってるみたいだけど、この前、週刊朝日記者が「あまり党派色が強いと売れないので、池田さんの民主党批判を・・・」といってインタビューにきた。

明日の夜、上杉隆氏と「検察リークと記者クラブ報道マジレス」。あまり気乗りしないけど、ネット上に実情を知らない検察マスコミ批判があふれているので、1度ぐらいいいでしょう。

検察のリーク(意図的な情報操作)なんかないので、ないものを論じる意味はないが、結果としての捜査情報漏洩はある。それと報道の自由バランスをどう考えるかは重要な問題で、これには簡単な答はない。

結果としての捜査情報漏洩は存在する。これも明らかなので、議論してもしょうがない。それを防ぐために記者逮捕しろというのなら議論は成り立つが、そういうことをいっているのはミラーマンぐらいじゃないの。

捜査情報漏洩を「広義のリーク」と呼ぶとすれば、事件報道のほとんどは広義のリークによるもの。それを防ぐには、記者発表以外の情報報道をすべて禁止しなければならない。それはそれで一つの意見だけど、誰がそういうことを望んでいるのか。

リークという言葉勘違いしている人が多い。政治家が人事を決まる前にリークしてつぶすといったことはよくあるが、検察の場合は起訴したらすべて明らかになるんだから、事前にリークする意味がない。ほとんどが記者の推測。

リークという業界用語誤用している人が多いが、これは普通は単なる「情報漏洩」のことではなく、状況を変えるために「情報操作」すること。最近では、ブッシュ政権がNYTに「大量破壊兵器」の情報をリークして開戦の理由にした。検察自分起訴できるので、リークする必要がない。

そもそも検察は何のためにリーク=情報操作をするのか。たとえば水谷建設の話は「隠し球」としてもっているほうが得で、裁判の前に手の内を明かす理由がない。「小沢はクロだ」という情報操作をすると不起訴のとき批判を浴びるだけで、何の得にもならない。

要するに問題は「検察情報操作」じゃなくて「マスコミの推測による過剰報道」なんですよ。だから彼らは、上杉氏のピンぼけの話なんか相手にしない。週刊朝日山口編集長も『ゴルフダイジェスト』出身の素人でしょ。

念のため、今回の事件を取材している記者にもきいてみたけど、「リーク批判?上杉?あぁそういうの一部にはあるみたいですね」。まったく実情を知らない「批判」なので、相手にもされていない。

・・・というわけで、検察リーク問題なるものは、上杉氏や一部のオタク脳内だけに存在するnon-problemなんだけど、彼らは納得してないみたいだから、気乗りしないけど話をします。

リーク問題が無駄に盛り上がってるけど、かりに「情報操作」があるとして何が問題なの?イラクWMDをめぐる事件では、世界の批判を浴びたのはリークしたチャラビじゃなく、それに引っかかったNYTの記者。最後はメディアの判断力の問題。

http://www.ustream.tv/recorded/4745416

司会:みなさんこんばんは。ケツダンポトフのソラノ(?)です。ブログス特別討論番組検察リークと記者クラブ報道マジレス」第4の放送を始めます。早速ですが、本日の出演者の方のご紹介をさせて頂きます。鳩山邦夫議員の公設第一秘書ニューヨークタイムズウキョウ支局取材記者を経て、フリーランスジャーナリストとして活動中の上杉隆さんです。

上杉:三流ジャーナリスト上杉です(笑)カメラ位置を確認。どこ見てしゃべればいいのかな、的な)安倍晋三元総理に、ちゃんとクレジット付きで、三流ジャーナリストという名誉ある称号を頂きまして、この場をお借りして御礼申し上げます。よろしくお願いします。

司会:ご本人のブログや、アゴラでおなじみの経済学者池田信夫さんです。

池田:よろしくお願いします。私はさっぱりわからないことを、上杉さんに教えて頂くつもりで参りましたので、はっはっはっはっは(としゃべりながら笑いだす)

司会:はい、では早速でありますが、今回の討論会のテーマは「検察リークと記者クラブ報道マジレス」というテーマで進めさせて頂きます。民主党小沢一郎幹事長政治資金規正法違反事件を巡る、検察側の動きをいち早く入手して報道した問題など、特定の報道機関記者だけで構成している記者クラブについて、熱い討論を交わして頂こうと思っております。そして今回はインタビューの取材現場イベント会場からライブ中継をし、ツイッター視聴者から受け付けた質問を取材相手に投げかけるダダモレ放送でおなじみの、私、株式会社ソラノモト(?)ケツタンポトフのソラノが司会を務めさせて頂きます。よろしくお願いいたします。

それでは、早速討論に入らさせて頂きますが、今回は私が参加しておりますので放送中に放送を見て、みなさんがツイッターポストした内容、ハッシュタグマジレス」で呟いて頂いた内容を随時、放送中に上杉さん、池田さんに投げかけてみたいと思いますので、みなさん、どしどしご質問よろしくお願いいたします。(ぺこり)それでは、私が早速最初のフリだけさせて頂きます。まず、池田さん。(カメラが司会から池田の方を向く)今回の上杉さんの検察リークの報道の一連の発言について、何が最も問題だと思われていらっしゃいますか。

池田:問題って言うよりね、さっきも言ったように、この問題はリークっていう言葉定義がはっきりしないままに、リークはけしからん、みたいな話があちこちに飛びかっているような気がするので、まあ今日はその問題をはっきりさせるところからスタートさせた方がいいと思うんですよ。そもそもがリークっていうのが何を意味するのかっていうのをきちっと定義して話をした方がいいと思うんですね。上杉さんとツイッター上でやりとりをしていっていると、おそらく僕の印象では二つ、リークっていう言葉意味を二つの意味で使ってる方が多い。それがこの問題の混乱の原因かなと思っています。

一つは、文字通り、情報漏れるという意味。漏らしたか、引っ張り出したかは別として、結果として捜査情報漏れるっていう、一番広い意味でのリークというのと、もう一つは業界用語でいうリーク。役所とかが意図的にマスコミを使って都合のいい情報を流す、これが普通にマスコミでいう場合のリーク。ところがそれを二ついっしょくたにすると、リークあるじゃないか、国家公務員なのに、って話がすぐに違法行為マスコミが手助けしている、ていうふうに話がとんでいくんだけど、問題は、僕はまず二つの問題を区別する必要がある。で、僕と上杉さんの意見が違わないのは、広い意味でのリークっていうのは明らかに存在する。捜査情報漏えいが結果としてあることは疑うことができない。実際のところ。これはいいですよね(上杉の方を見て、確認をとるそぶりをする)

上杉:そうですね(カメラ上杉の方を向く)今、言っていいのかな。本当、検察リークに関して、私自身検察リークがけしからんって言ったことは一回もないんですけど。(池田の笑い声に聞こえる声が入る)たぶん。というのも、自分検察に取材をしていて、検察から情報をもらっているんで、リークじゃなくて、検察のリークと思われる情報をそのまま一方的に報じるメディアがいけないってずっと言っているんですよ。だから、一昨日ですよね。グリンピースシンポジウムでも言ったんですけど、勝手にそういうふうに解釈されているので、リークくるのは当たり前にありますよね。だって情報操作して、リークっていうかスピン、完全なスピンコントロールなんですけど、検察がすることによって、検察という官僚組織利益を守るということに関して、そのまんま、だだもれじゃないけど、情報操作に乗っかってしまっている記者クラブメディアが問題だとずっと言っているわけで、リークがあるかないかっていったら、そんなのあるに決まっているわけで…

池田:でしょう!だからね、僕はまずそこがわからなくて、リークをするのがけしからんみたいな話が山のようにくるわけですよ。

上杉:どこの立場にいるかが問題なんじゃないんですか。ジャーナリストの立場からするとリークはありがたい。これはだいぶ前にもう書いていますけどありがたい。公務員からするとリークはけしからん国家公務員法違反過去にも罰せられていますから。西山太吉さんの例にもいえるように。そのへんを逆に池田先生の方がごっちゃにされていませんか。

池田:ううん。僕は最初から広い意味でのリークは存在すると言ってるでしょ、これを僕は言ってるでしょ、何度も。(上杉が何が言っているが続ける)検察官検事から情報漏れ事実もそう多くはないけども、まああると。誰しもが認めていることであって、別に議論にしてもしょうがない。だから今の上杉さんの話を聞いて、僕も事実認識そんなに違わないよと思ったんです。

上杉:(おそらくPC画面を見ながら)池田さんがこのツイッターで言っているのは、「意図的な情報操作のリーク…」

池田上杉の発言をさえぎって)だから、そっちのほうについては、ありませんが…

上杉:(続けて)「…なんかないので、ないものを論じる意味はない。結果としては捜査情報漏えいはある」(池田「ある」と発言し、うなづく)と書いてらっしゃいますよね。これは、前のツイートかな。っていうことは…

池田:だからまずね、あの意見の一致しているところから始めた方がいいと思うんですけど、ようするに結果としての捜査情報のリョウユウ(漏えい?流用?)が存在するっていうのは疑う余地もないことで、議論してもしょうがないでしょ。だから問題は、意図的に検事、あるいは検察上層部報道を操作しようとして、そのー、なんていうかな、情報を流して、なんかこう民主党政権を倒そうとしているとかね。なんかそういう人いるじゃないですか。そういうことがあるのかどうかっていうのことが問題ですよね。

上杉:基本的に検察民主党政権を倒すことより、検察っていっても行政組織なわけですから、自ら組織を守るための自己防衛だとか、そのための情報操作意味のリークっていうのは当然あると思うんですけれど、それはないってことですか?

池田:だからね、それは情報操作をどう定義するかっていう話ですけれど、今、上杉さんがおっしゃたように、それこそ検察の方からだだもれで、こういうこともあるよっていうふうに、どんどん情報が出てくるっていうことは、普通ないわけですよね。これは○×△…わかるように。(聞き取れませんでした。ごめんなさい)普通の役所と警察検察が非常に違うのは、普通検察は狭い意味でも広い意味でもリークっていうのはあるわけなんですよ。ようするに例えば概算要求の時なんかになると、いろんな役所を、ちょっとこう各省呼んで、(ほんにゃらにゃんらら)教えてやるからなんて言ってね、こう集めている前に、その省の要求している項目について、この政策明日発表するんだけど、それをどっか書いてくんないかって情報便宜を図ってる。それを業界ではリークっていうんですね。そういう意味でのリークを警察検察していることは僕の知っている限りある。内部で。でしょ。

上杉:んー、まあ今回の件に関しては色々取材していると、未だかつてないほど、いわゆるそういう意味でのリークも。これまでは書けっていうほどはなかったんですけど。

池田:そこね、僕、実は聞いてみたんですよ。今回取材している記者に。

上杉:それを取材してる記者ですよね?それはどの記者ですか。記者クラブ記者…?

池田:んまあ、かなり上の方、ですよ。

上杉:上か下かは関係ない(苦笑)

池田記者クラブの直接の構成員ではない。

上杉:というと、取材してないですよね?

池田:ま、まあ指揮している人だから。

上杉:そうすると間接の間接になっちゃいますよね。この情報は。三次情報

池田:まあ、そう。まあ、まあ。

上杉:私は検事に近い人に直接聞いているんで。むしろ池田さんは確か私のことを(PC見ながら)「検察取材したことのない素人」とお書きになられてますけど、えー、池田さんよりはしていると思いますけど、そこらへんは?

池田:ぼ、ぼう、僕はしたって書いてないでしょ。僕が間接的に○×△(聞き取れません……)持っていないから。

上杉:私がしてない素人というのは、ぜひ取り消して頂きたい。この取っちゃってください。

池田:(何か言おうとして息をして、一瞬呼吸を止めた後、早口で)じゃあ、いいよ、じゃあそれは取り消します。それは取り消すとして、問題はその今の狭い意味でのリークが現に存在するかどうかなんですよね。まあいま非常にスペシビフィック(?)に検事総長情報ばらまいているって話がありましたよね。えー、そういう話っていうのはなんか具体的にちゃんと裏が取れた話なんですか。

上杉検事総長、特に検事…、えー、特捜部長ですね。東京地検特捜部長の、基本的にこれは体験という形の、内輪のインナーサークルだけのまあ、いわゆる発表をやっているんです。そこにはカメラも入れられない。

池田:この間の記者会見の時ですか。

上杉:いや毎回やっています。ほぼ毎日のように。

池田記者コンじゃなくて?

上杉記者コンもそうですし、そのいわゆる懇談も含めて。それは基本的には一部そこで情報を投げるという時に。正式な記者会見じゃないですよね、当然ながらそれは。クローズド、で、しかも検察名前も出さない、佐久間特捜部長、佐久間達也特捜部長という名前どころか、検察という名前も書いてはいけないということは、形を変えたらリークですよね、それは。堂々と発表してない。

池田:じゃあ、そこんところは僕は確認してみたけれど、昔に比べてね、激しくなったというふうに、今の上杉さんがおっしゃったように、検事総長特捜部長が○△□なんかと記者が言ってるようですね、って言ったら、まあ、最近の人からみたらそうかもしれないけれど、昔はもっとひどかったよ、と言ってましたよ。

上杉:でも現時点ではあるってことですよね。そういう形で。

池田:まあ、ようするにその、最近特にひどくなったということではない。彼の言い方だとね。

上杉:私は別に、最近過去もないとは言っていないですし、特に先程言ったのは別の意味での話ですね。非公式な形、懇談がやや公式だとしたら、もっと非公式な形、いわゆる夜討ち、朝がけ、夜回りだとかで、かつてどんなにいってもやっぱり検事は口を割らないわけですよ。当然文部省法務官も口堅いですし。ところが相手側から今回の小沢の一連の流れでいうと、途中からこういうの書けと、特に5月の天の声報道以降は特に激しさを増してきたと。

池田:だから、そういう話もね、色々週刊誌業界ではとんでるみたいですけど、僕が聞いた感じでは、そんなに激しくリークしてるっていうふうには聞いてないよ。

上杉:まあそれは、リークされてるっていうのを認めると困る人ですよね。それは新聞社テレビ記者とかですよね。それはだって自分たちが仕事をしたってことがいいたいわけですから。当然ながら、やー、お気楽に優先的にそれをもらったとか、そんなことは言えないわけですから。脚で稼いだ、どうのこうのって言いたいわけですよ。脚で稼いでないにしろ、なんにしろ、懇談会形式の記者会見匿名性の中に隠れた記者会見にしろ、情報が出ていることは間違いないんで。

池田:出てることは間違いないよ。

上杉:それをまったく検察の、広義の意味のリークはないっていうその方針は全然違う。その考えは違うって意味ですよね。

池田:いや、広義のリークはあるっていうふうに僕は思う。それはね、そこんところは若干各社の公式見解は違ってて、まあ例えばNHKなんかね、リークはあるっていった視聴室センターのおじさんをクビにしたとかね。あれっておそらくは狭義のリークも広義のリークもないっていう公式見解ですね。つまり捜査官からいっさい情報漏れていないという。

上杉:リークないってどうやって取材してるんですかね。

池田:そんな、それはありえない。まったく間違ってる。それはリークがないと明らかに知り得ない情報ってあるわけで、それは僕はあると思うんですよ。で、東京新聞社会部長、まあ暗に認めていますよね。僕はそれは正直だと思いますよ。

上杉毎日新聞でしたっけ?リークはないと。阿吽の呼吸と壁の向こう側で話した、あーとか、うーとか、そういう呼吸をとって記事にしたっていうなら、それって記事の捏造じゃないですか。

池田:それはありえる。で、それはおかしい。

上杉:例えば鈴木宗男さんが、(以下略、てか「広義」「狭義」言ってループ

疲れたから終わりにする。このあとも名シーンたくさんあるんだけど、おなかいっぱい。要するに、ぐだぐだだった。

2009-12-10

ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091208/stt0912082002010-n1.htm

長島昭久防衛政務官は8日、都内で開かれた日米安保に関するシンポジウムで、膠着(こうちゃく)状態にある米軍普天間飛行場移設問題に関し「基地コストを減らしてくれという人たちは、日本有事リスクをどれくらい米国と分担するのかという議論を全くしない。とにかく迷惑施設だからどこかに行ってくれという議論が横行している」と語り、県外、国外移設論を強く批判した。

2009-11-16

TVの今後について思うこと

TVの今後についての討論番組を見た感想など。

昨年行われたらしい、

BPO青少年委員会公開シンポジウム「"デジタルネイティブ"がテレビを変える!」

というシンポジウムNHKTV放送してたので見た。

http://www.bpo.gr.jp/youth/research/y_sympo09.html

個人的にテレビに対していろいろ思うところがあったところだったので興味深く見せてもらった。

内容ざっくり

・16~24歳がTVをどう見ているかのアンケート

アンケート結果を受けての識者によるテレビのこれからについてのディスカッション

超ざっくりなディスカッションの内容は、「TV視聴時間携帯等に時間を奪われているけど、情報発信の第一ソースコミュニティの中心としてのTVは失われていないみたいだから頑張ろうぜ。」的な流れ。

最後に「テレビは今後変わっていくか?」のアンケート結果が「変わる」「変わらない」「どちらとも言えない」がきれいに3等分されたところで、これはTVのあり方が曲がり角であることの現れなので放送側の生き残りを模索していかなくてはいけないという締めだった。

個人的な感想

ディスカッションの構成がテレビ側の人、教育者の人、客観的な評論家荻上チキ氏) といううまいバランスが取れていて見ていて気持ちよかった。

メディアクリエイターTV番組コンテンツ制作者)としてのTVと、居間にドンと構えられているハードとしてのTVを別けて討論されていない。

・録画メディアHDレコーダー等)についてまったく触れられていなかった。

以下、個人的なTVへの思いなど。

僕とテレビについて

TVをどのように見ているのか>

個人の感想と締め

というわけで、HDRはすごい便利なので持ってない人は損してるかもしれないですよ!

でも逆に見る番組が偏ってる僕の方が損してるかもしれない。

2009-11-13

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091113k0000m040079000c.html

毎日フォーラム民主政権課題自民再生への展望

「毎日フォーラム2009秋シンポジウム」で登壇し意見を述べる仙谷由人行政刷新担当相=東京都千代田区で2009年11月12日、内藤絵美撮影 毎日新聞の政策情報誌「毎日フォーラム日本の選択」のシンポジウム政治は変わったか~民主政権課題自民再生への展望」が12日、東京都内で開かれた。

 仙谷由人行政刷新担当相は、来年予算の圧縮を目指す「事業仕分け」について「これまで一切見えなかった予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、政治文化大革命が始まった」と意義を強調。そのうえで「見直し、縮減との結論が出た項目でも、予算を付けなければならないことも出てくる」と述べ、最終的には仕分け結果の当否を政治判断する考えを示した。

 これに対し、自民党石破茂政調会長は「スピーディーだが、乱暴だ。いったん『無駄だ』といえばイメージが定着し、ひっくり返すのは難しい」と指摘し、拙速な議論にならないよう求めた。

 シンポジウムには飯尾潤政策研究大学院大副学長らも加わり、約400人が参加した。【坂口裕彦】

文化大革命」にネガティブイメージを持ってないあたりが「いかにも」だな。まあ、ある意味「大虐殺」だから間違ってはいないけどさ。

2009-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20091102203356

そのシンポジウムマジで開かれたら「女性を何だと思っている」とプロ市民が猛攻撃すると10000ペソ

2009-08-07

社会起業支援サミット2009@早稲田 レポート

感想を一言で述べると、クソだった。茶番と換言してもいい。

 

 内容としては、10の団体が15分ずつ自分たちの事業をプレゼンして、そのあと茶話会で仲良くなりましょう!みたいな構成だったんだけど、30分たって最初の2つの団体のプレゼンが終わった段階で、居たたまれなくなって帰ってしまった。

社会起業とは

 社会起業の第一義的な意味は「社会問題点ビジネスの手法を使って解決する」であるはずだし、それこそが社会起業の意義だのだろう。つまりビジネスによって得られるマネーよりも、ビジネスによって社会問題を解決し、その功績、貢献度合で成功の如何が測られる。

営利目的企業の活動からはこぼれおちた、社会問題を鋭く射抜いたような、それでいて洗練されたビジネスプランを以て今日プレゼンが聞けるのだろうと期待に胸を膨らませて会場に着いたのだが、

▼何が不満だったのか?

 実際にそこで行われたプレゼンは、ビジネスモデルや具体的なプランなどなにも関係のない、NPOボランティア団体マイクパフォーマンスだった。

 最初の団体は、父親支援事業。「父親であることを楽しむ生き方」の理解浸透を目指して勉強会、父子旅行を企画しているというもの。要するに「お父さんがんばろう!」と言いたいらしいのだが、これのどこらへんがビジネス社会変革に繋がってるのかわからなかった。

 二つ目の団体は「ニートひきこもりの体力づくりのサポートを目指す」NPO

10分くらい、代表が元ひきこもりの体験、それを空手で克服したことをしゃべっていた。残りの5分で、パソコン空手出張講師の話をして終わった。

俺はここで退席。


社会起業=カネにならないボランティア

 残りの8団体のプレゼン概要を見ても、エコ教育、障がい、いじめといった市民運動家ファッション左翼どもが好きそうなテーマオンパレードで全く魅力を感じなった。たぶんその後の団体にも強力なビジネスプランユニークアイデアなんて絶対ない。断言できる。

 シンポジウム自体の進行にも非常に問題がある。ひとつのプレゼンが終わると、矢継ぎ早に次のプレゼンに移る。つまり、15分のプレゼンの後には一切質疑応答の時間などなく、いったいなんのためのプレゼンなのだろうか。社会起業家同士のフィードバック意見交換が今シンポジウム目的のひとつのはずなのに。 すべてのプレゼンが終わったあとに15分だけ質問たーいむ、ってふざけてんのか。

300人くらいくる、と書いてあったが100人もいなかった。関係者を除くと何人いたのか。


社会問題ビジネス

 どれだけ社会の為になる「良い」ことをやったことろで、それが収益性と直結しないと後世に残るシステムなんて築けるはずがない。カネがインセンティブになってることかそういうことじゃなくて、ちゃんと利益を出せるような仕組みを作ることでその組織が存続していく。こんなことを彼らに言うと「お金じゃなくて、やることが大事なんだよ!」とか言われるのかな。「社会起業」っていう新しい言葉を手にして喜んでる非営利団体にはヘドが出る。

 過去社会起業ビジネスコンテストを見ても、ボランティア団体の「ああ!私たちこんなにボランティアしてるぅ!!」合戦だった。

 ベンチャー企業創造組織化、経営するために起業という手法を採るんなら、まずビジネスモデルの話をしろよ。

 カンボジアに行って林檎の木でも植えるほうがよっぽど「社会起業」だ。

 今振り返ってみて、あそこで行われていたモノはなんだったのだろうか。もしあれが今流行りの「社会起業」の正体なのだとしたら、おれが勘違いしてたってことなのか。

 兎に角、ひどくテンションが下がってしまった。友達を連れていかなくてよかった。

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