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はてなキーワード: レミングとは

2018-12-05

レコードの針の違い

レコードの針には、大きく分けてMMカートリッジというものMCカートリッジというものがある。

レコード針は小さな発電機の様なもので、簡単に言うと、レコードの溝に合わせて針が動くことでコイル磁石がスコスコと出入りして電流が流れて、その電流アンプで増幅されてスピーカーを揺らす、と行った感じで音が出る。

中学校理科で習ったフレミング法則とか誘導起電力とか、あの原理だ。

ちなみにMMというのはムービンマグネット、つまり磁石の方がスコスコと動く。これに対してMCというのはムービンコイル、つまりコイルの方がスコスコと動く。

メーカークラスによっても違うので一概には言えないが、一般MCカートリッジの方がMMカートリッジよりもレコードの溝から音を再現する能力が高い、と言われていて、30kHzとか40kHzの高音をちゃんと出すためにはMCカートリッジの方がいい、と言われている。

(もちろんそのためにはアンプスピーカーカートリッジ以上の十分な性能がなければいけない)

ところで、私こと増田MCカートリッジを愛用してたのだが、最近針がヘタって調子が悪いなあと感じながらもなかなか新しいカートリッジを変えずにいた(※正確には針ではなくカンチレバーというバネの様な部分がへたってきているみたいだった)。

調子の悪い針を使うとレコード盤を痛める心配もあるので、ここ半年くらいは思う存分レコードを聴けずにいた。

しかしふと谷山浩子の古いレコードを聴きたくなり、思い立って、一応保管してたプレイヤー付属MMカートリッジを取り付けて聴き始めた。

その、音の良いことときたらなかった。ここ二、三年で聴いたレコードの中で、間違いなく一番良い音だった。

MMカートリッジを舐めちゃいけない。特に、いい加減衰えたオッサンの耳でMCにこだわってた自分が恥ずかしくなった。

オッサン増田レコードライフちょっとだけ変わった瞬間だった。

2018-10-15

イノベーション起業というのはわからないものから新自由主義が宛にする。

新自由主義は、ケインズの知見を意味もわからず取り去って、自由にしたらうまく行く、以上の意味もない。

恒常期待仮説を元にした国債破綻トリクルダウンマンデルレミングによる公的投資の増大による金利の上昇も起きなかった。

一つ一つの理論は当てはまる場合もあるかもしれないが、企業の強い資金余剰の前にはあまりにも無意味だ。

ただ、なぜその企業資金余剰が起きたかといえば、貸し剥がしフリーハンド法人税減税。資金余りの原因として、累進所得減税。金融分離課税もいれておこうか。

よって不景気を30年創りだした。

資金循環ガン無視で、ほっといたら金を貯めこむところに溜め込ませたら不景気になるというのは自由主義時代産業革命以降1920年以前の思想)の焼き直し。

自由主義時代と一点違うことがある。それはイノベーションという思想が生まれたということだ。それ自体は良いとは思っている。

ただ、どこから誰が起こすかは全くわからない。そのわからなさ故に、叫べば生まれてくるとおもってるのだろう。

新自由主義時代イノベーションなんて叫べば願いが叶う以上の意味しか無い。もはや洪水に人を殺してボンボン投げこめばイノベーションというのが生まれるようにすら思える。

具体的に金の流れをどうするか考えず、かつ、イノベーション必要リスクをとれるのは誰か?というのを完全に無視しているから。

だがイノベーションというのは結局のところ新しい知見で新しい商売が生まれた以上の意味は全くない。

実際創業率は経済成長率と強い関わりがある。創業なんてただ会社を起こしただけだから指標としては弱い。

しかし、それでも第一段階の創業をするという点でも元々の経済成長率を新自由主義の基では鈍化させるから起きなくなる。

これだけイノベーションだ!とさんざん騒いでもね。むしろ起業すると地獄を見るのが知れ渡ったから誰も起こさなくなったというのが正解だろう。

叫び声なんて、それが故にどうなるかというのが何年も積み重ねれば嘘だとバレる。

まあ、これはアカデミックポスト志願者数についても言える。ある程度の競争主義必要だが、競争と、実際得られるポスト比率の調整は必須だ。

ましてや競争資金だよりでポストの数は全く増やさないというものでは一方的アカデミックポスト志願者が減るのみだ。

新しい知見を作るのに時間がかかることもある。それは企業ベンチャーキャピタルでは耐えられないリスクマネーが必要になる。

企業ベンチャーキャピタルとかはすでに投資対効果が見えるものしかさない。とすると、もう理論が完成して、2,3年でうまくいくようなものしかさない。

大学の基礎研究としてやるぐらいしか選択肢は無いだろう。

近年目立ったイノベーションというのは免疫チェックポイント阻害剤だ。ただし、この現象発見されたのは1990年。

そこから実用化が2014年。そして、ノーベル賞だ。

実用化まで24年。一番最初の奇妙な鍵穴の発見をするところから企業ベンチャーキャピタルの金を入れることや、競争資金で持ってきた金で研究することな不可能だ。

まさに1980年代までの高成長を作っていたケインズ主義から新自由主義に切り替わり、バブル崩壊とやらのせいにされる直前の徒花だ。

新しい知見、その元となるのは?もちろん誰でも起こせる可能性はあるが、知見、科学として検証可能性が保てるように整えるのは大学だろう。

失敗した新自由主義を捨て、ケインズに戻し、なにか新しいことがあるかもしれないという息吹の基礎研究を整えること。ここからしか革新的イノベーションは起きない。

ただ創業率を増やす死体を増やせば革新的イノベーションを増えるという考えからぜひ脱却してもらいたい。

翻してみれば、きちんと基礎研究増強に立ち戻らないと革新的イノベーションは起こせない。それには新自由主義の破棄が必要だ。

競争資金一定必要だが、競争資金になじまないほど先駆的なものについては研究研究者の運営費交付金絶対にやらないとならないわけだからあくまで両輪で成り立たせないとならない。

2018-10-11

また千田先生が燃やされそうなので一言言っておく

発達障害に関する昔のツイートが掘り起こされて、千田氏の「科学軽視な態度」がはてな理系オタの逆鱗に触れたようだが、千田氏がこのようなことを言うのにはわけがある

そもそもジュディス・バトラー以降一気にポストモダン化したフェミニズム世界では「科学男性的」であり転倒されるべき権威という考え方が一般的になっていた

これはなにもバトラーが始めたことではなく、バトラーというフェミニスト界の大スターの登場によって、これまで潮流としてあったものが一気にメインストリームに躍り出たとでも言うべきか

それ以前からもっとラディカルな一部のフェミニストの間では「論理的思考のもの男性的なので悪」くらいのことは言われていたし、ニュートンプリンピアマテマティカを「レイプマニュアル」と呼んだサンドラハーディングや、女性認知能力進化を5段階にわけて説明し「抗議する内なる声」に導かれた「主観的知性」を称揚するメアリーフィールドベレンキーらの研究にも見られるように、「男性化された思考様式への抵抗・抗議」し、「女性が持つバイアス思考リソースにする」という流れはずっと昔からフェミニズム伝統の中にあった(詳しくはFeminist Epistemologyとかのワードwikipediaでも見て)

からフェミニストに「それは論理的科学的におかしい」とか言うのは「お前は男じゃないかおかしい」と言うのとほぼ同義であり、セクハラしかなく、とうてい受け入れられるものではない

追記

サンドラハーディングのくだりはリチャード・ドーキンスの「虹の解体」で知っただけの話で私自身はちゃんと読んでいなかったので申し訳ないです

ちなみにドーキンスダーウィンなみに女性差別発言が多いことで有名な進化論者

ダーウィン女性差別についてはジャッキー・フレミング著「間違いだらけの女性たち」に詳しいです

もっとラディカルな一部のフェミニストの間では「論理的思考のもの男性的なので悪」くらいのことは言われていたし、”

と書いたが誰の言葉だったかうろ覚えだったのでここだけ最初名前書きそびれました

アンドレア・ナイの”Words of Power”でした

ラディカルフミニズムについてはRadFem Hubhttps://radicalhubarchives.wordpress.com)のアーカイブが充実しているので皆さん読んで勉強してください

追記2

一部のラディカルフミニストの話をフェミニスト全体に広げたつもりはありませんでした。ただ「フェミニスト」とだけ書いた部分も私はラディカルフミニストのことを書いているつもりでいましたが、確かに読み返してみるとこれではフェミニスト全体を指してしまっていますね。申し訳ないです

ちなみにこのエントリの内容とはズレますが、一昔前アンドレア・ドウォーキンが「すべてのセックスレイプである」と書いてキャサリン・マッキノンとともにリベラルフェミニストから激しく批判されたことがありましたが、あれはリベラルフェミニストが撒いたデマで、実はドウォーキンはそんなこと書いてないそうです(http://www.jrcl.net/frame13a4.html)。私もラディカルフミニストについて色々と誤解があったかもしれません。反省します。

2018-03-13

「はじき」なんて30年前にも教わったぞ

学校じゃなくて塾だったか

「くもわ」「モルグリコ」は恥ずかしながら初耳

あとフレミング法則の語呂合わせを「電磁力」とする先生と「うんち出ん」とする先生がいたのを覚えてる

右手左手かは覚えてない

2018-01-23

蒲田大森間の線路沿いに住んでるんだけどさ、この時間電車は誰も乗ってなくて笑える。いちばん雪の酷い4時5時は散々ニュースでやってた通り早期退社のリーマンですさまじかったのにな。

東京が雪に弱いのは、大雪を想定してない交通インフラもだけど、レミングのごとく右にならえで行動する東京民の行動原理もあると思う。

2018-01-09

ライブで体を動かしたくない

とあるアーティストライブを観に行ってきた。クラシックコンサートはそれなりに行くことがあるのだけど、ライブ過去に2, 3回行ったことがあるくらい。この度は10年ぶりくらいのライブ参加であった。

というのも、そのアーティスト生の声演奏を聴きたいから会場に赴くのであって、自分が手を振りかざしたり体を動かしたり声を出したりするのにかなりの抵抗があるからライブは苦手意識があった。できればずっと座って音に耳を研ぎ澄ませ、演者の姿を目に焼き付けることに集中したい。

今回は、その苦手意識を超える程にそのアーティストが好きだったので、一念発起してチケットを取ったのだった。

そしてライブ開演。演奏が始まった瞬間に周りの皆が立った。そういうものなのかと釣られて立つも、曲の盛り上がりに応じて行われる手の振りや体を動かす気にはなれない。結局立っただけで(あとは曲の後の拍手くらい)、観客としてのパフォーマンス特に何もしないで終わった。

こういうライブ会場で観客としての統率された動きをしない人は、他のライブ参加者からすると内心迷惑だろうか、ノリが悪いと思われるだろうか。空気を壊すことに加担したくもないが、自分にとっては黙ってじっと聴いていることがライブを最大限に楽しむ方法なのだが…。

余談だが、ふと皆の手の振り方にもクセがあることに気付いた。忘れないうちに気付きをこちらにまとめる。

※なお、ここでいう「手の振り」とは、肘を曲げて手を頭の側面ないし上方に構えてから肘を伸ばして手を前に突き出す動きのことをいう。

■上段突きタイプ

拳をまっすぐ突き出す、オーソドックスな形。

砲丸投げタイプ

上段突きにやや振りかぶりが加わったタイプ

じゃんけんタイプ

最初は拳を握っているが、肘を伸ばしきったタイミングで指を開く動き。開く指もそれぞれで、人差し指のみ(鼻くそ飛ばし方式)が多数だが、親指・人差し指中指の三本(フレミング方式)、全部の指(水飛ばし方式三重の極み方式)など色々あった。

心配無用タイプ

厳密にはアレの動きの「心」に相当する部分を繰り返す「心心心心心」の動き。拳の状態から空気を鷲掴みにする素振りで、力強さを感じる。

パネリストに話を振る司会進行タイプ

手のひらを上に向け拳を緩めて突き出す要領。

阿波踊りタイプ

突き出すというより曲線的なしなやかな動きをする。見ていて拍が非常に取りづらかった。

砲丸投げの砲丸タイプ

突き出した拳あるいは手のひらが放物線を描いて下降していくタイプいまいちノリきれないのか、疲れてきているのか。

2017-07-12

https://anond.hatelabo.jp/20170711194920

人間レミングみたいに個体が増えすぎると死ぬDNAが働くんじゃないかと思ってる。

世界中で殺し合い、平和な国では自殺する。

2017-03-22

レミング左手法則覚えてる?

夢見る文系女子から付き合ってる相手に「フレミング左手法則覚えてる?」って言ってみたい。

そして相手理系男子で「電流と磁界と~」って解説聞かされながら『キスする前にまず手を握れ!』ってもやもやしたい。

2014-10-09

公共事業での景気対策が厳しい理由

まとめ



これまで経済政策論争として多くを占めたリフレ・反リフレの間の論争が結論が出る前に現実の方がリフレで固まり少なくとも数年は続けられそうになってしまったため下火になり論争の中心が財政政策公共事業の方へと移ってくるようになった。そこでポイントとなる点を備忘のためにまとめる。

景気対策としての公共事業否定しても全ての公共事業否定することにはならない。また公共事業価値を認めたからといって景気対策としても有効であると認めることにはならないし矛盾しているわけでもない。

公共事業に限らず金融政策しろ何にしろコストがかかる。ここでいう公共事業コストとは公共事業によって引き起こされるマイナス出来事公共事業をやったために出来なくなってしまった機会損失を加えたもの。国の債務を家庭の債務と同様に考えるのは永続性を無視した誤解であるが、かといって国の債務国民資産であるので拡大しても何ら問題ないというのもまた国民の異質性・多様性世代など)を無視した誤解である過去に積み上げた債務高齢者に逃げ切られないうちに一部返してもらおうというのが原因となって消費税増税ゼロ金利が続くなか急いで決められたといった財政自由度の低下も異質性があるがゆえの公共事業コストの一つである

どのような社会的効用関数を想定するかは人それぞれで当然だが最終的には効用に結び付けて考える必要がある。いいかえればGDPではなく消費こそが重要であり失業の削減なども消費が増えるからこそ大切。また、今期の消費だけでなく将来の消費も重要になってくる。

以上の3点が考えるための大前提

この3つめの考え方にたった上で公共事業を考えるときに外せないのが小野善康先生論文(Yoshiyasu Ono, Fallacy of the Multiplier Effect: Correcting the Income Analysis, ISER Disscussion Paper, 2006. リンク

http://www.iser.osaka-u.ac.jp/library/dp/2006/DP0673.pdf)となる。(これはいわゆる小野理論として有名な貨幣限界効用に正の下限があるというものとは別。)その中身は論文小島寛之先生の解説(http://archive.wiredvision.co.jp/blog/kojima/200707/200707241130.html)などによるとして、簡潔に言葉を借りると

乗数効果は、国民所得を増やすという意味での景気対策には全く効果を持たず、また、その実質的効果政府が投じた金額ではなく、作られた公共物の価値依存する」

ということになる。つまりよく言われる穴を掘って埋めるようなもの場合GDPは増えるが所得や消費を直接には増やさない。GDPが増えるのは政府支出はその支出分と同じだけの付加価値を生んでいると仮定する以外に付加価値の算出が困難というGDPという統計作成上の制約による仮定の産物に過ぎない。無駄が増えるのも経済にとって有用というのは誤りである

このことが示すのはGDPが増えているからというだけでは公共事業には効果があったとは言えないということである公共事業効果があったというには、直接的に価値のあるもの生産が増えたか所得効果が働き消費を増やしていた必要があり、さらにそれらが公共事業コストを上回っていないと望ましいとは言えない。

ここまでを踏まえた上で公共事業効果がないという考え方、あるいは効果があるとしても小さくコストを上回れないという考え方について見る。財政政策効果がないとする理由としてよく挙げられるのは



の3点である。各々には次の留意点がある。

公共事業規模以外の影響を制御して考える必要がある。ただし公共事業の減少幅からすれば公共事業雇用に主導的な影響を与えていたというのは難しい。

これは産業政策が平均的にはうまくいっていないのと同じ問題である。とりわけ景気対策として公共事業の総額が先に決まり事業の精査の時間が限られる場合にはより一層困難が高まる

現在の状況においてマンデル・フレミング効果公共事業の拡大に効果あるかないかの点であまり関係がない。

マンデル・フレミングモデルに基いても日本海外の双方でゼロ金利が見られる状況では公共事業金利を変化させ得ないので為替や純輸出は変化しない。ただ、これはいつまでも関係がないわけではなくさらゼロ金利の壁があるために公共事業拡張と緊縮ではマンデル・フレミング効果の発動は変わってくる。どこまでいっても金利が下がり得ないので緊縮をしても外需増加によるキャンセルアウトが得られない一方で拡張はある程度を越えると金利上昇予想にともなう円高で外需減少を招く。ただこの場合もマンデル・フレミングモデルを一部変更し公共事業の拡大・緊縮にかかわらず中央銀行政策金利一定にたもつというようにより現代的な仮定を導入するとゼロ金利を抜けてもいわゆるマンデル・フレミング効果は働かない。

土木建設業での人手不足や着工の先延ばし及び未消化工事残高の増加や公共事業入札の不調、あるいはその結果としての人件費や入札予定価格の引き上げの報道が相次いていることからすれば公共事業親和性の高い業種で現実供給制約が起きていると言える。

公共事業の規模や事業数が変わらなくても入札価格が上がっていけば上述のようにGDPは上昇するが雇用社会厚生は直接には高まらない。マクロ経済への効果は単価の上昇にともない所得効果が働くことに依存する。しか過去給付金政策租税変化の結果からすると所得効果はかなり小さい。(たとえば堀雅博, シェー=チャンタイ, 村田啓子, 清水谷諭, 90年代経済政策と消費行動の研究1-地域振興券の消費刺激効果, ESRI Discussion Paper Series No.12. http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis012/e_dis012.html、あるいは渡辺努, 藪友良, 伊藤新, 制度情報を用いた財政乗数の計測, Working Paper Series No.28, Research Center for Price Dynamics, Institute of Economic Research, Hitotsubashi University, 2008. http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/16306。)株価地価の大幅上昇といった大規模なものでないと所得効果意味のある効果量となりにくい。

供給制約に面している時には公共事業コストが上がる。それによって民間の他の事業が行えなくというコストが大きくなるため。

供給制約に面していない業種に対する公共事業を増やせば供給制約問題はなくなるが産業政策と同種の困難さが高まる

財政拡張機能しない理由供給制約によるものとき消費税引き上げのような財政緊縮は機能してしまう可能性がある。

供給制約は長期的には解消され得る。専門化・技能化している土木建設に即座に従事するのは難しくても時間があれば技能習得してから就業することも可能となる。問題技能習得に掛かる時間景気循環時間の大小および技能習得無駄にならず将来性があることの保証をどのように行うか。

最近建設業従業者数は興味深い。GDPの上では公共投資が大きな寄与を続ける一方で建設業従業者数は前年比マイナスが続いてきた。しか最近はそのマイナスがかなり縮小してきており技能習得などが進んでいるのかも知れない。

2014-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20140916030024

そもそも狭義のリフレ派って物価変動は金融的な現象(だから人口減もグローバリズム無関係)でありデフレ脱却金融政策だけで可能であり財政政策不要(だからできないと言い張る日銀無能)っていうスタンスだったんだから消費税反動減まで解消できなくても純増税の影響は金融緩和相殺できるはずなんだよね

4-6月の落ち込みを消費税のせいにすることまではよくても7月以降落ち込んだままなのも増税のせいにするのは金融緩和限界を認めたようなもんじゃないのって思う

マンデルレミングやらリカードがどうので財政は景気と無関係と言ってたくせに今回の消費税は純増税からやばいっていう奴はやばい

2014-04-16

金利裁定は実質金利で行われる?

そんな意見があるらしい。

http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11820217356.html

藤井教授が主張されている金利とは名目金利であると思われますが、マンデル・フレミングモデルにて考慮される金利は、名目金利ではなく実質金利です。経済名目ではなく実質で動きます

確かに経済を動かすのは実質だが、マンデル・フレミングで行われる世界金利との裁定行動は名目の方だ。というのも、実質化する時にはデフレーターに注意をしなければならない。

投資家お金を使うのは主に自国で行う。だから投資家が気にするインフレ率は自国インフレ率であって投資先の国のインフレ率ではない。

アメリカ投資家にとって日本で消費する機会が少ない以上、彼らは「日本名目金利日本インフレ率」である日本の実質金利は気にしない。

彼らが気にする実質値は「日本名目金利アメリカインフレ率」だ。

アメリカ投資家は、日本投資する時もドイツ投資する時もどの国に投資する時も同じアメリカインフレ率を使って実質化する。

その結果、彼らにとっての実質値を一致させる裁定行動は、名目金利を一致させる裁定行動となるのだ。そして、それで誰もフリーランチを食べられないよう為替が動く。


藤井氏の意見は問題だらけなので、何もこんな怪しい裁定を言う必要はない。今現在財政政策の抱える

問題はマンデル・フレミング効果ではなく供給制約だというブログ主の指摘もその一つであろうし、コメント欄にある

1. 無題

(略)

MFモデルにおいては金利が上がりそうになればその追加収益機会を求めて即座に海外から資金が流入します(現在為替市場の活発さを考えればこの想定は非常に現実的です)。その結果、金利は上がることなく元の水準に維持されます。つまり公共事業が拡大されるとなった時に金利は上がることが出来ないというのがMFモデルの含意なわけです。金利が上がっていないという主張はMFモデルが成り立っていることをサポートする現象であるのに、それをMFモデルが成り立っていない理由として挙げることは、いかに藤井氏がMFモデル理解していないかということを表しているに過ぎず、批判になっていません。

(略)

wis 2014-04-12 03:06:21

3. 無題

新規国債長期金利の相関係数は元の藤井教授のものにも出ています

そして、その相関係数は使い方に非常に問題があるということを

統計を使う学部だと2回生から回生で習います。はっきりいって

教授にもなってこんな相関係数を載せてしまうというのは、一般読者

は別としてある程度の専門性を持って議論をしようという人が、

まともに相手をする気を失ってしまレベル行為です。

どのような問題があるかは以下の具体例などを見ればイメージはつかめます

http://www.slideshare.net/teramonagi/r-7066155

ぴっちゃん 2014-04-13 14:50:48

などもそう。

2014-02-24

STAP細胞(捏造)に関する広島教授の痛烈批判シリーズ

広島大学名誉教授 難波紘二先生メルマガ鹿鳴荘便りのダイジェストです。

多くの学者にとってショックな内容を含んでいるらしく、盛んに飛び交っています

マスコミが大浮かれをしてた2月2日から追求が始まります

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/d7bb0e2bd291f629b25ea947fcdc72e9

ただ報道には不審な点もある。

 Obokataという姓でNIHPubMed検索すると、50近い論文がヒットするが、

大部分はA, J, T, Nというファーストネーム研究者

H.Obokataではたった7本しか引っかからない。

うち筆頭論文は2本だけだ。

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/18abd4613e541518b77c4fc5dc4b6e7e

ヴァカンティ教授2001年に「生体内には強い刺激に耐え、

組織再生寄与する小さな(幹)細胞存在する」という仮説を論文として発表したが、

誰にも信用してもらえず、自分でも証明できなかった。


 「毎日」の記事では極細ガラス管の直径が「0.05ミリ」となっている。1ミリ1000ミクロンから

これでは50ミクロンとなり、ヴァカンティ教授のいう「5ミクロンより小さい」に矛盾する。

一体、ヒトの上皮細胞の直径が20ミクロンであり、赤血球の直径が8~10ミクロンであるから

小保方さんが50ミクロンの細管をマウスリンパ球にストレスを与えるのに使ったとすれば、

それはデタラメである。他方で、「科学環境部」の記者が3人も名を連ねて、50ミクロンと5ミクロンの違いがわからないとは思いたくない。

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/298498d046d6b2de9d2dcd08019f235f

しかし、この点については論文では何も触れず「正常である」と述べるに留まっている。

恐らく産まれた子マウスをちゃんと追跡調査していないのであろう。


恐らく追試はきわめて困難だろう。山中伸弥教授記者会見してiPS細胞に関わる3つの誤解を釈明していたが、

STAP細胞の追試」について口を濁していたのは、追試で確認できなくても、「それは実験のやり方が悪い」と反論される余地があるからだろう。

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/11a2a2dd083e3749d31549a4dcc411f7

2/2付「ボストン・グローブ」紙はキャロラインジョンソン記者によるC.ヴァカンティ医師(63)(ブリガム&婦人病院麻酔科部長)の詳しいカバー記事を報じている。

医師が「博士(Ph.D.)」の称号を持たないことや彼の「小さな芽胞様桿細胞」説は学会からは相手にされず、マサチューセッツ医大でも孤立し、それで現職に移ったこと、

彼はただ自説の正しさを証明してくれる「学生」を必要としていたことも。

 捨てるはずの失敗した幹細胞培養のペトリ皿を週明けに顕微鏡でのぞいたら、そこに幹細胞コロニーができていたという、

レミングによるペニシリン発見エピソードコピーしたとしか思えない逸話もある。

また、同医師には「まだ不確かなこと、まだ論文として報告されていないこと」を気軽に話すくせがあり、「サルでの実験成功」というのは怪しいことも書いている。

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/44344cc46ffab49fc8323372f91f336c

 これで小保方の幹細胞にかかわる3つの論文で、写真不正使用があることがほぼ確定した。

10の他施設での追試実験が失敗に終わっているが、肝心の「酸性浴」を与えた細胞の詳細が不明だ。

小保方がいないと実験成功しないという若山教授の発言も不審だ。

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/0f83da31266896392e8491604ce678d4

ここでは「リンパ球」のところにGLがはっきりと認められる。

が、レーン2と3は同じ画像でレーン2のGLの白いバンドは手書きで加筆したものだ、と思われる。)

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/be7948595669704d417c1e6be8cbe427

昨年の「森口事件」、今年に入って「佐村河内事件」と相継いで大メディア詐欺師の手玉に取られており、形無しです。

一般市民メディア不信感はますます高まっており、結局、主体的ネット情報を知る方向に動いているようです。(私のところまで連絡が来るくらいです。)

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/93ed08f9f627e2685bfafc8247e371ba

普通論文に使う写真印刷経費を削減するため決定的なもの数枚に絞り、説得力があるように大きく掲載するが、

この論文場合は質よりも量で、小さくてよくわからない写真を「これでもか、これでもか」というように多数掲載している。

2014-01-15

http://www.ikedahayato.com/20140108/2173877.html

なんだか妙に香ばしい記事を拝読したが、どうもこれ、やまもといちろうがかねてより言及していたイケダハヤト師によるものであった。やべえなこれ…。さすが特攻隊長も折にふれてネタにするわぁとご納得の香ばしさ、あたかも身があるようでいて1ミリも為にならない砂上の楼閣。師の申し上げるこれが芸術アートなのだろうか……。

この御仁、インターネットリトマス試験紙として実に有益であると思ったら、あんのじょう耳聡い諸兄らによってまとめられていた。

http://matome.naver.jp/odai/2135569541599954601

なんと無意味に魅力的なんだろう……。

ていうか、DHPってなんやねん(清原)。彼はもしかして気の利いたジョーク飛ばしたつもりなのかな? 嗚呼、ページトップの自信にみちたドヤ顔ポートレイトがちらつきますまさかまさかこれスベリ芸というわけでもないですよね……? そんなばかな。きっとイケダ師は徹頭徹尾ガチ提言したつもりなのだ。DHP、いいじゃないですか。ビジネスシーンで積極的に使っていきたい単語ですね。おもしろおもしろい。彼の業績についてはくわしくは存じ上げませんが、デイリーポータルZ門前払いを食らいそうなこの壊滅的センスについて折り紙でつくった敢闘賞バッヂを進呈したくなったりもしないでもないかもしれないと思ったような気もする。どうでもいい。

そしてさりげなく添えられた家入一真へのナチュラルすぎるリスペクト。これによりイケダ師が醸しだす香ばしさにはさらなる彩りが添えられて、インターネット電子の海に禍々しい巨塔がいきり立つ。ハエ寄ってきそう。類は友を呼ぶと申すが、胡散臭さと胡散臭さが両方備わり最強に見える。

イケダ師、これほどの逸材だったとは……。胸の高鳴りはとどまるところを知らない。インターネット漆黒の闇に燦然とかがやくショッキングピンクネオンサイン、巷間をあやしく惑わす偽りの灯台、クソどもを引き連れて自らもまた沈みゆ現代レミング。師を褒め称えることばは尽きませんが、今後とも師には、ポストテキストサイト時代を力強く牽引する芸人としてのご活躍に一層の期待を寄せるものであります

2013-12-01

公共事業での景気対策が厳しい理由

まとめ



これまで経済政策論争として多くを占めたリフレ・反リフレの間の論争が結論が出る前に現実の方がリフレで固まり少なくとも数年は続けられそうになってしまったため下火になり論争の中心が財政政策公共事業の方へと移ってくるようになった。そこでポイントとなる点を備忘のためにまとめる。

景気対策としての公共事業を否定しても全ての公共事業を否定することにはならない。また公共事業価値を認めたからといって景気対策としても有効であると認めることにはならないし矛盾しているわけでもない。

公共事業に限らず金融政策しろ何にしろコストがかかる。ここでいう公共事業コストとは公共事業によって引き起こされるマイナスの出来事に公共事業をやったために出来なくなってしまった機会損失を加えたもの。国の債務を家庭の債務と同様に考えるのは永続性を無視した誤解であるが、かといって国の債務国民資産であるので拡大しても何ら問題ないというのもまた国民の異質性・多様性世代など)を無視した誤解である過去に積み上げた債務高齢者に逃げ切られないうちに一部返してもらおうというのが原因となって消費税増税ゼロ金利が続くなか急いで決められたといった財政自由度の低下も異質性があるがゆえの公共事業コストの一つである

どのような社会的効用関数を想定するかは人それぞれで当然だが最終的には効用に結び付けて考える必要がある。いいかえればGDPではなく消費こそが重要であり失業の削減なども消費が増えるからこそ大切。また、今期の消費だけでなく将来の消費も重要になってくる。

以上の3点が考えるための大前提

この3つめの考え方にたった上で公共事業を考えるときに外せないのが小野善康先生論文(Yoshiyasu Ono, Fallacy of the Multiplier Effect: Correcting the Income Analysis, ISER Disscussion Paper, 2006. リンク

http://www.iser.osaka-u.ac.jp/library/dp/2006/DP0673.pdf)となる。(これはいわゆる小野理論として有名な貨幣限界効用に正の下限があるというものとは別。)その中身は論文小島寛之先生の解説(http://archive.wiredvision.co.jp/blog/kojima/200707/200707241130.html)などによるとして、簡潔に言葉を借りると

乗数効果は、国民所得を増やすという意味での景気対策には全く効果を持たず、また、その実質的効果政府が投じた金額ではなく、作られた公共物の価値依存する」

ということになる。つまりよく言われる穴を掘って埋めるようなもの場合GDPは増えるが所得や消費を直接には増やさない。GDPが増えるのは政府支出はその支出分と同じだけの付加価値を生んでいると仮定する以外に付加価値の算出が困難というGDPという統計作成上の制約による仮定の産物に過ぎない。無駄が増えるのも経済にとって有用というのは誤りである

このことが示すのはGDPが増えているからというだけでは公共事業には効果があったとは言えないということである公共事業効果があったというには、直接的に価値のあるもの生産が増えたか所得効果が働き消費を増やしていた必要があり、さらにそれらが公共事業コストを上回っていないと望ましいとは言えない。

ここまでを踏まえた上で公共事業効果がないという考え方、あるいは効果があるとしても小さくコストを上回れないという考え方について見る。財政政策効果がないとする理由としてよく挙げられるのは



の3点である。各々には次の留意点がある。

公共事業規模以外の影響を制御して考える必要がある。ただし公共事業の減少幅からすれば公共事業雇用に主導的な影響を与えていたというのは難しい。

これは産業政策が平均的にはうまくいっていないのと同じ問題である。とりわけ景気対策として公共事業の総額が先に決まり事業の精査の時間が限られる場合にはより一層困難が高まる

現在の状況においてマンデル・フレミング効果公共事業の拡大に効果あるかないかの点であまり関係がない。

マンデル・フレミングモデルに基いても日本海外の双方でゼロ金利が見られる状況では公共事業金利を変化させ得ないので為替や純輸出は変化しない。ただ、これはいつまでも関係がないわけではなくさらゼロ金利の壁があるために公共事業拡張と緊縮ではマンデル・フレミング効果の発動は変わってくる。どこまでいっても金利が下がり得ないので緊縮をしても外需増加によるキャンセルアウトが得られない一方で拡張はある程度を越えると金利上昇予想にともなう円高で外需減少を招く。ただこの場合もマンデル・フレミングモデルを一部変更し公共事業の拡大・緊縮にかかわらず中央銀行政策金利一定にたもつというようにより現代的な仮定を導入するとゼロ金利を抜けてもいわゆるマンデル・フレミング効果は働かない。

土木建設業での人手不足や着工の先延ばし及び未消化工事残高の増加や公共事業入札の不調、あるいはその結果としての人件費や入札予定価格の引き上げの報道が相次いていることからすれば公共事業親和性の高い業種で現実供給制約が起きていると言える。

公共事業の規模や事業数が変わらなくても入札価格が上がっていけば上述のようにGDPは上昇するが雇用社会厚生は直接には高まらない。マクロ経済への効果は単価の上昇にともない所得効果が働くことに依存する。しか過去給付金政策や租税変化の結果からすると所得効果はかなり小さい。(たとえば堀雅博, シェー=チャンタイ, 村田啓子, 清水谷諭, 90年代経済政策と消費行動の研究1-地域振興券の消費刺激効果, ESRI Discussion Paper Series No.12. http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis012/e_dis012.html、あるいは渡辺努, 藪友良, 伊藤新, 制度情報を用いた財政乗数の計測, Working Paper Series No.28, Research Center for Price Dynamics, Institute of Economic Research, Hitotsubashi University, 2008. http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/16306。)株価地価の大幅上昇といった大規模なものでないと所得効果意味のある効果量となりにくい。

供給制約に面している時には公共事業コストが上がる。それによって民間の他の事業が行えなくというコストが大きくなるため。

供給制約に面していない業種に対する公共事業を増やせば供給制約問題はなくなるが産業政策と同種の困難さが高まる

財政拡張機能しない理由が供給制約によるものとき消費税引き上げのような財政緊縮は機能してしまう可能性がある。

供給制約は長期的には解消され得る。専門化・技能化している土木建設に即座に従事するのは難しくても時間があれば技能を習得してから就業することも可能となる。問題は技能習得に掛かる時間景気循環時間の大小および技能習得が無駄にならず将来性があることの保証をどのように行うか。

最近建設業従業者数は興味深い。GDPの上では公共投資が大きな寄与を続ける一方で建設業従業者数は前年比マイナスが続いてきた。しか最近はそのマイナスがかなり縮小してきており技能習得などが進んでいるのかも知れない。

2013-11-16

とある会合にて浜田宏一教授ダブル伊藤教授のやりとり。

第2回「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」議事要旨より以下抜粋

http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken/02/gijiyoushi.pdf

伊藤(元)議員浜田先生伊藤隆敏さんにお聞きしたいが、消費税の引

上げの効果がどれだけあるか。浜田先生とはこのところ何回かいろいろな

シンポジウムで一緒になり、そこで私が伺ったメッセージは、やはりデフ

レのとき金融政策は非常に重要であり、財政政策は効かない。あるいは

ひょっとしたらマンデル・フレミングということもおっしゃったかもしれ

ないが、そうであるとすると、例えばデフレとき財政拡張政策が効か

ないとすると、常識的に考えれば、逆の方向の財政引き締めになるような

消費税増加というのも相対的金融政策に比べて効果が弱いのではないか

というふうにも思われる。

から、もちろん金融政策をしっかり継続的に検証することが必要であ

るけれども、伊藤(隆)さんのほうはもちろん、これもお聞きしたいが、

消費税の引上げによる所得効果というか、それだけで見ると、それが大き

くないのではないかということをおっしゃったように思ったが、そこら辺

のところをもし何かさらコメントがあれば、ぜひお願いする。

伊藤(隆)氏) 今の元重さん質問に答えると、財政政策は効かないとい

うことはないと思うが、やはりこれだけ財政赤字が大きくて、財政再建

危ぶまれているときには、その財政健全化のほうに一歩踏み出すことの

意味は大きいので、多少所得効果GDPが落ち込んでも、それを補って余り

ある長期的なベネフィットがあると思う。

それで、全く上げられないということに、もしなったとすると、私は財政

破綻というのは遠い将来ではないと思う。これは星・伊藤論文というのがあ

るので、読んでいただくとわかると思う。

それから浜田先生すみません、非常に尊敬する浜田先生に反論するの

は気が引けるのだが、やはり数字を出して議論していただいて、では、そ

所得効果はどれぐらいだとか、インフレ率は日銀が言っているほど上が

らないのだというのであれば、その根拠を示していただいたほうが議論と

してはかみ合うかなということが第1点。

第2点は、やはり白地に絵を描いているわけではない。既に法律がある、

この法律をそのままやるか、別の法律を出す努力をするかという、その議

論をしている。もし白地に絵を描いているのであれば、私は1%増税とい

う案も反対ではない。それもあり得ると思う。1%掛ける5ではなくて、

それだったら1%掛ける10年でもいい。財政再建がきちんとできて、プラ

マリバランスプラスになるまで上げていこうと。その間、歳出削減

ができて成長戦略成功すれば早めに止める、そういう財政ルールもあり

だと思う。

ただ、これは三党合意の前にこの議論をしたかった。でも、三党合意がで

き、法律ができてしまっている以上、これをそのままやるか、やらないか

いう議論を、今、しているわけで、その意味ではやはりやめるリスクは非常

に大きい。

第一の矢が折れて、第三の矢が放てないという政治的リスクそれから

時間コストは過少評価してはいけないと思う。そこが多分浜田先生との一

番大きな違いだと思う。だから、全くできなくなってしま危険というのは

非常に大きく、その時間のロスのリスクは非常に大きいと思う。

という点で、その1%を上げるのは、私は白地に絵を描くのだったら必ず

しも反対ではない。

IMFの話が、先生の口頭発表には出ていなかったけれども、紙には書いて

ある。幸か不幸か、IMFチーフエコノミストブランシャールという有名

経済学者であるが、彼は別に財務省が御進講したからといって意見を変え

るような人ではないから、幸か不幸かIMFというのは、全く独立意見を言

っているので、財務省の力というのはほとんどない。

浜田氏) 最後の点は、幸か不幸か、ブランシャールは、アベノミクスが失

敗すると危険だと言ったのを、日本メディアは、それ見たことかと言っ

て、アベノミクスのもの危険ファクターであるというふうに言って

いる。そういう意味では、私は役所インフルエンスは十分あると思うが、

それにプラスして、メディアが、またそれを脚色しているということはあ

ると思う。

私は、数字のことは正直言うと非常に弱いので、困ると例えばここにおら

れる片岡さんとかに電話をかけて、必ず数字の裏付けはどうなっているか

聞くようにしている。伊藤(隆)先生の言われるとおり、私は具体的な数字

で話すという、いわば元の企画庁エコノミストの持っていた長所というのを

持ち合わせていない。

ただ、理論的に言うと、僕は元重さんの言われたマンデル・フレミング

を忠実に考えると、財政支出あるいは財政が上げ調になることの景気に与

える影響は、普通場合よりもかなり弱いという理論的可能性があると思

っている。

でも、これはやはり実証研究で調べて、ちゃんと確かめからやらけれ

ばならない。マンデル・フレミングがあるからそのまま安心だとは言えな

いのだろう。

ただ、日本ではやはりケインズ経済学の影響が強いと思うのは、こうい

う議論をしたときに、ほとんどある年齢以上の方々は乗ってこなくて、有

需要不足が大変なことだというふうにみんな考える。そういう意味で、

理論家として話をするときには、伊藤(元)先生意見に賛成である

ただ、日本財政収支が大変だというのは、かなり問題があって、宮本

一三博士が、この先生オールケインジアンで、マネタリーなことを余

り重視されない点には問題が残るが、『文藝春秋』の論文では、ネット

考えると、日本アメリカも大体同じぐらいの財政負担を持っていると。

から、粗債務の大きさをとって200%だからというのは、やはりこけ脅し

財務省が使っているという。財務省としても、自分のやっていることが

非常に今危険なことであり、だから自分にも少し力を与えてくれという言

い方をしているわけである

例えば、ネットで考えるとしても、こういう官邸を売り払って国債償却

に充てろというわけにはいかないので、日本借金漬けという一般の常識

日本は大変だということばかりを強調するだけでは十分でない。やはり

資産負債別に具体的に調べていかなければいけないのだろうと思う。


   

2013-08-18

http://anond.hatelabo.jp/20130728204941

増税しようが金融緩和してればデフレ終わるはずなんじゃないの?

終わるよ。でも、終わるのが遅れるし、遅れるデメリット以上のメリットが予定通りの増税にはない。

それに世の中なにが起こるか分からいから減らせるリスク要因は減らすべき。簡単に言うとこういうこと。

まず、飯田氏が言っていた財政拡大が効果がないという理由はマンデルレミングモデルによるものではない。

短期的には供給制約に面してしまうというものなので、財政拡大に効果が無くても財政緊縮には効果がありえる。

次に、金融緩和によって財政緊縮の影響は打ち消せるにしても、四半期単位での景気の影響までドンピシャ

タイミングで打ち消すというのは無理なので(正確にやるには駆け込みに合わせて引き締めることまで必要だが現実的ではない)、

デフレ脱却が遅れることになり、たとえその遅れがたった一年程度に過ぎなかったとしても望ましいものではない。

また、景気の振幅が大きくなること自体が思いもよらぬ事態を引き起こす可能性もあるので、そのようなリスク

取るだけのメリットが予定通りの税率引き上げにはないという判断。

とりわけ、一年であれデフレが長引くならそれにともなう税収の抑制があるので、財政の点から

予定通りの税率引き上げは、一年あとずらしにすることに比べてメリットに乏しくなる。

からか、最近では消費税引き上げをあとずらししない理由としては、計画通りにしないと

市場からの信認を失って国債投げ売りを招くという、財政の持続可能性そのものとは違うもの

挙げられている。市場が、こうなったらこう動く、なんていう手の内を見せてくれているわけもないし、

予定通り引き上げられなかったのを見てから動くほどのんびりしているはずもないのだが。

市場関係者の声って、大体が昔にやってて今はストラテジストなり管理職なりに移った引退者や、

そもそも一度も市場に向き合ったことのない耳年増なだけのエコノミストの声だったりするので、

あてにする方がどうかしているのだけど。

消費税引き上げが何の問題も引き起こさずうまくいく可能性もあるが、問題を引き起こす危険性もあり、

デフレから脱却もしていないような段階ではそのような博打をすることは望ましくない、慎重に慎重に、

というのがブログ投稿、対談での発言からうかがえる飯田氏の考え方だと思われる。

マンデルレミングがあるから消費税引き上げても何の問題もない、というような大雑把な考え方とは程遠い。

説明として持ち出すのはともかく、実際の政策提言としてゼロ金利下でマンデルレミングを振り回すような

素人なわけもないのは当然ではある。デフレを脱却し、金利正常化され、マンデルレミングが働くようになってから

消費税を引き上げた方がいい、というストレートな発言もどこか(確か日経ビジネス)でしていた記憶がある。

2013-07-28

http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20130728#p2

デフレ脱却には第2の矢の財政政策必要と言ってた人が増税不景気になるというのはわかるが

デフレ脱却は第1の矢の金融政策だけでおkしろ財政邪魔と言ってた人が

デフレ脱却失敗しても金融政策じゃなくて増税のせいっていうのはどうなん?

マンデルレミングがどーたらで財政は景気に無関係なんだから

増税しようが金融緩和してればデフレ終わるはずなんじゃないの?

2013-06-09

日本を、ぶっこわす。

これは仮説に過ぎないが、安倍さんが「とりもろす」とうまく言えなかったのは(言わなかったのは)、小泉政権のこれを組み合わせるためにわざといい加減にしたからなのではないだろうか。

まり、「自民党を」を「日本を」にすげ替え、「とりもろす」は小泉政権の「ぶっこわす」を採用しようというわけだ。

このようにささやかれており、実際には本当に起こりそうなことだ。

ともあれ、日本民主主義法治国家である。どんな決定でも正式な手続きを経て生まれたものならば「全員が」従わなければならない。ナチスも正式な決定を経て生まれた政権であることを思い出すと聞くことが増えてきたが、前回の衆院選の結果は「我々が」選択したものである。現政権を選択しない票を投じていようがいまいが、これが「我々の」選択となった。参院選はどうなるだろうか。日本をぶっこわすのか、それとも。

2012-04-28

人生の目的を考えてみた

人生の目的」 について思いを巡らせてみました。人生の目的ってなんでしょう? あるいは生き甲斐とは?という命題でもいいかもしれません。以下、思考ゲームみたいなもので役には立ちませんのであしからず

 

さて。「人生」目的ってなんだろうと考えたとき、僕はいったん「人」 を横によけて「生」について考えます生命にとっての生きることの目的です。

 

哺乳類も鳥もゾウリムシでもウイルスでも、生物全般に当てはめられる「生きることの目的」とはなんでしょうか。その答えを探すと、「種が存在し続けること」 ではないかと思います。言い換えれば、種が絶滅しないことです。最初は「種の繁栄」が目的かと思いましたが、必ずしもそうとは限らないようです。人間以外の生物を見ると、無闇に生存圏を拡大したりはしませんし、繁殖に対して自ら規制をかけて間引きする生物もいます。そこから考えると、生物というのは過度な種の繁栄・拡大は望んでおらず、あくまで絶滅しないように継続して存続し続けられることを目的にしているのではないかと思います

 

存続の基盤は「個」ではなく、「種」だと思います個体が死を避ける仕組みは生物本能に組み込まれていますが(例えば痛覚は死を防ぐための機能)、種の存続はしばしば個体の生存より優先度の高い本能として存在しているようです。自ら海に飛び込んで生産調整するレミングや、巣を守るために命をかけて戦う(針を刺すと死んでしまう)ハチとか。

 

ここまでをまとめると 、「生の目的とは種を存続させること」ということになります。では、人の生の目的とはなんでしょうか?

 

順当にいけば「人という種を存続させること」になるのかもしれません。では、人類を存続させるとは、具体的にどんなことでしょうか。例えば、食糧を生産することは種の存続にとって有効行為ですし、子供を産み育てることも重要なことです。一人一人が「自分人生の目的」を考えたとき、今挙げたような食糧生産育児目的や意義、あるいは生き甲斐を感じるのはごく自然なことなのだと思います

しかし、人生の目的はこれだけにとどまらないでしょう。人類が存続するという観点合致する行為はほかにもたくさんあると思います。例えば、人類は自らの存続のために環境を変えていく技術を身につけましたが、その点でいけば、土地人類が住みやすいように開拓する、建物を作る、環境開発の研究をする、といったことも人類の存続に役立つことだといえます。また、人間社会を運営する政治活動も、治安維持も、存続のためには重要なことです。あらゆる技術文明進化を支えるのも人類の存続性を高めることにつながりますさらにいえば、娯楽を提供したり音楽絵画を作ることも、「今の人類人類らしく存続する」という点で大切なことではないでしょうか。

こうして考えると、おおむねほとんどの仕事が、人生の目的になり得ると思います。具体的な行為はいろいろあれど、人類への貢献こそが人生意味だといってもいいのではないでしょうか?

遠回りしてきましたがそろそろ結論です。「貢献」、これが僕の考える人生の目的です。仕事の話をしましたが、仕事をまっとうすることだけが「貢献」ではありません。もっとミニマムなことをいえば、誰かに貢献する行為のすべてが、まわりまわって人類の存続に役立つのだと思います。誰かを楽しませる、誰かに役立つ情報提供する、小さな親切をする、こうしたことが相手の存続性を高め、みんながみんなに貢献することで、人類は存続性を高めていくのだと思っています

「誰かに貢献することが、人生においての目的」、いろいろとこねくり回したわりに結論はごく当たり前です。

しかし、思考の末にたどり着いたことで、この結論は僕にとっては極めて整合性の高い「人生の目的」になっています。つまりは、しっくりきます

なるべく誰かに貢献できる人生を送りたいな。と、そう思っている僕です。

2011-08-12

虚構新聞マンガ紹介してる人ってだれなんだろう

虚構新聞は記事自体が面白いことが多いけど、興味がないタイトルでもリンク開くことがある。

なぜなら右のサイドバーで紹介されるマンガが、私の知らないもので、かつ面白いことが多いから。

この紹介してる人ってだれなんだろう。この人のブログとかあったらむしろそっちを読みたい。


虚構新聞といえば、最近この記事が秀逸すぎる。  http://kyoko-np.net/2011080801.html

主催者が「韓流番組押し付け撤回」を呼びかける一方で、実際デモに参加した市民の動機は・・・ですよねー。

実際はその要求も本気じゃない。イギリス暴動と一緒で、自分勝手なバカどもの祭りしか見えない。

http://togetter.com/li/172491

http://togetter.com/li/173018

まったくポリシーもなければ「義」もありません。

彼らは集団で暴力行為を行う「快楽」を追求しているのみ。

なにしろ彼らには何も「要求」がないのですから、話し合いも説得もあらばこそです

まさに彼らの行動は、ただひたすら「暴力」という「流行」を追っているだけ。レミング暴走の例えに相応しい愚行

まさに「話し合いする余地が無い」と思う。

腐女子叩きとかやってる奴らも一緒。ミソジニーミサンドリーも一緒。

そもそも相手を叩くことだけに心血注いでいて、自分がどうなると満足かってのがない。

そういうやつらとはそもそも話し合いにならないと思う。話し合いの前提となる自分ってのがないから。

http://togetter.com/li/173196

http://togetter.com/li/173292

このケースは腐女子側もアレなのでどっちもどっちに見えるが、やっぱり男側が馬鹿のキワミだと思う。

本人が自分常識があると思ってるのが笑いどころか。

いっちょ前に筋の通る理屈を述べられるつもりなのと常識があるってのは全然違うんだけどな。

そもそもその論理の中に、自分の信念みたいなものがない。

「みんながそうしてるから」「なんとなく叩いていいことになってるから」という理由で叩いて

相手が抗議すると、根拠は「常識」とか。そのひと本人と話す価値がないってことじゃん。

せめて自分言葉で喋れない奴に誰かを批判する資格などあるわけもない。


この馬鹿に限らず自分の怒りに自分で向き合わないですぐ弱い奴にぶつけるやつは全員クズだ。

でも、この人達だってクズになりたくてなってるわけではないと思う。他のやり方を知らないのだと思いたい。

こういうクズに必要なのは一旦そのどろどろの感情から自分を引き離すことだと思う。

もちろん勉強して知識を手に入れるのが一番イイのだけれど、

怒りを溜め込んだ状態のまま知識収集に邁進すると、イカレルはてサみたいな事になってしまう。

まずは虚構新聞みたいな風刺的な表現とか、自分の悩みをネタ化する技術に触れて、ちょっと怒りを横において

それから問題と向き合ってみるって大事だと思う。

2011-02-16

氷河期世代って社会お荷物だよね

当方1979年生まれ、前氷河期世代尻尾


少子化問題が最終的に挽回不能決定したのも

団塊ジュニア氷河期がぶち当たったこの世代のせいなんだよね。

この世代がもう30半ば~後半で未婚率高すぎ。

で、子供を作る事が期待できるナントカ年齢精子羊水が腐ってないギリギリ年齢)越えた。

終了。


この世代は前例のない氷河だったか適応出来てないまま歳食ってるのも大きい。

最近の新社会人や学生、いわば後氷河期世代適応して変化してるから使い物になる。

氷河期世代はほんとどうにもならない。終わってる。windowsで言えばme。

若年生活保護受給とか無縁社会とか、問題いっぱい引き起こしてる世代でもある。


この世代がレミングたいな高貴な精神を発揮して死ね社会は息を吹き返すんじゃないかなあ。

みんなで死のう!

2010-10-28

http://anond.hatelabo.jp/20101028020456

触発されて書いてみたくなった、印象に残っている小説。時々読み返したくなる。

短編が多いので載ってる本も書こうかと思ったけど面倒なので省略。

ラブクラフト  ダンウィッチの怪

エディスン  ウロボロス

ダンセイニ  サクノスを除いては破るあたわざる堅砦

R.E. ハワード  黒魔の泉

キング  ガンスリンガー(ダークタワーシリーズ最初の一作の、そのまた冒頭の作品。あとは読まなくてよし)

フリッツ・ライバー  魔道士の仕掛け

ハメット  新任保安官

レミング  007/ロシアから愛をこめて

ギャビン・ライアル  深夜プラス

シスン  アイ・アム・レジェンド

ボルヘス  パラケルスス薔薇

フランシス  「大穴」「利腕」

もっといっぱいありそうに思うが書いてるうちに眠くなった。

こうしてみると古いし、数も少ないし、なんとなくある種の傾向が感じられて恥ずかしいな。

まあいいや、増田だし。昔から言うではないか、増田の恥は書き捨てだと。

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