はてなキーワード: クレジットとは
おっす、オラ氷河期世代!
同世代のみんな、貯金を毎月使い果たしてるか? 前はおれもそうだったが今は違う。
「こんな方法非現実的だ」「XXXの時点でそっ閉じ」とかいろいろ不満のあるやつはどんどんプコメなりで書いて欲しい。「口ばっかり達者で貯金できない奴wwwww」「あれもできないwwwwwこれもできないwwwwwwなんにもできないwwwwwww」と笑ってあげよう。「もっとこっちのほうがいい」とか建設的なアイデアがあるやつは、そのまま胸の中にしまっておいてほしい。有用な情報を無償で提供するような徳を積む行為は俺だけやっていればよろしい。
マイナーだけど安いところに変えよう。携帯電話自体は変えなくてもよい。おすすめは日本通信だ。
https://hiloblo-net.com/4856/liberal-sim/
1GB月々290円だ。もし、親のことで地域包括支援センターやケアマネに頻繁に電話する事情があるなら、月々390円追加して70分無料通話をつけよう。それでも全部で680円だ。マイナーなところのメリットは、安い以外に、キャリア決済(サブスクの料金を携帯料金と一緒に支払う機能)がないことだ。
カードの裏に電話番号が書いてあるので、そこに電話して解約しよう。「解約を引き留められそうで怖い」というひとは、電話して「紛失した」といおう。すぐカードを止めてくれる、新しいカードが簡易書留で届くが受け取り拒否すればいい。もともとクレジットで払っていたサブスクなどは、コンビニ支払い用紙が届くようになるので、しばらくはそれで支払いつつ、給与受取銀行口座で自動引き落としに切り替えよう。もしくは解約しよう。そうだ、解約しよう。
給与口座とは別に、生活費を決済するための銀行口座を開設する。思えば今使っている給与口座は自分の意志で作ったものか?親が作ってくれた、勤務先の指定だった、とかではないか?自分で調べて自分でいいと思える銀行で口座を作ろう。
ATM引き落としで手数料をとられるのは負けだ。金持ち斗比主閲子 @topisyu も「払ったことがない」と言っている。
https://mainichigahakken.net/essay/article/blog-atm.php
なんで金持ちが払わないのに、貧乏人が払わなきゃいけないんだ?自分の生活圏や時間(仕事で深夜しか行けないなど)で無料のATMがあるか、銀行ホームページにATM情報があるので調べること。
デビットカードは使い方はクレジットカードと同じ。違うのは即時銀行口座から引き落とされること。これだけキャッシュレスの世の中だから、クレカがないとつらい。かわりにデビットカードを使う。デビットカードとキャッシュカードは一体型が使いやすい。もしくはスマホにデビットカードが内蔵できればよい。
自動入金サービスとは、自分の銀行口座から毎月定額お金を自動的に持ってくるサービス。対応している金融機関は少ない。もしあったとしても、自分の給与口座に対応しているかも確認が必要。銀行ホームページを調べること。
これらの条件にあったもので、深夜も(ほぼ)無条件でATM無料なのを集めてみた。ぜんぶスマホで口座開設できる。あくまで例なので、文句あるひとは自分でみつけよう。
名前 | デビットカード | 無料回数 | ATM設置場所 | 備考 |
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イオン銀行 | JCB | イオン系なら何度も無料 | イオン,ミニストップ | イオン系で買い物が多いなら一択! WAONもキャッシュカードについてるしオートチャージもある |
ソニー銀行 | VISA | 4回 | コンビニ/ゆうちょ/UFJ等 | 券面が格好いい。プレステ好きにはおすすめ |
住信SBIネット銀行 | Master/Visa | 5回(スマホアプリ必要) | コンビニ/ゆうちょ/イオン等 | 生活者には知名度が低く胡散臭く見られがち。スマホアプリが必要 |
生活口座をつくるだけで面倒になったひとは、開設した口座を給与口座に切り替えてしまってもいい。それだと貯金使い果たしからは脱出できないが、まあクレカで前借しないぶん、前よりはましだろう。
家賃,ガス,電気,水道,通信費などの固定費を給与口座からの自動引き落としに切り替える。やれクレカのほうがポイントつくとか、コンビニで〇〇Payで払ったほうがポイントつくとか、そういうのは貯金使い果たしを脱出してからにしよう。得してるつもりでかえって散財の誘導になってることも多い。
衣食住のうち、住は固定費なので給与口座で払う。残り衣食についていくら使うか?
貯金毎月使い果たし勢はたいてい自分がいくら使っているか自覚がない。とりあえず昨日の食費を考えよう。例えば、朝食は抜き、昼食は松屋牛めしランチ500円、晩飯は日高屋W餃子定食760円、なら1日の生活費は1260円だ。これに30をかけた37,800円が月の生活費だ。衣食の衣はたまに安い飯を食って浮かせてすませよう。文句あるひとは(略
毎月給与口座から月の生活費(例:37,800円)を生活口座に自動入金で移す。月2回(例:6日,23日)移動できる銀行がほとんどなので、半額(18,900円)づつで申し込もう。月2回給料日がくるかんじになる。
給与口座はATMで使わないのでしまっておく。もしくはハサミで切ってしまってもいい。いざというときは通帳とハンコがあれば銀行窓口でおろせる。
生活口座だけを使う。イオン銀行以外はATM無料回数が限られているので、ATM使用は週一にとどめる。支払いはできるだけ現金でなくデビットカードで払う。あとでアプリでどの店で使ったかわかるので、自分でも納得感がある。
以上。
こうすれば毎月、固定費と固定された生活費だけで生活するため、ボーナス分や残業が多い月は給与口座に使わずにたまる。もう25,26日にATMの長蛇の列に並ぶのはやめよう。
注: 「True Skate」にはスケート パークが 1 つ付属しています。他のコンテンツを入手するにはインアプリをご購入ください。詳細は下記をご覧ください。
特徴:
インアプリを購入して入手: (「トゥルー クレジット」を使用すれば同じコンテンツを無料で入手することも可能です。「トゥルー クレジット」はトリックやミッションを通じて獲得します)
・オッペンハイマーの時も思ったけど第二次世界大戦の時の流れ+共産党とかのくだりもわかってないと十二分についてけないやつやこれ
・黒背景で男2人が深刻そうな顔して意味深なタイトルが付いてるミニシアター系映画ポスターならとりあえず観に行くチョロい己よ
・観る前予想→渋おじさんとイケメン青年が対立組織か仲間の工作員(スパイ)でどっちかがあの美女と薄暗Sexy描写控えめ湿度高めのLOVE展開とかで情報抜き取り取られ組織に渡す渡さない組織への忠誠心〜戦時中の歴史に翻弄される秘密組織での薄暗利益損得男男クソデカ感情ノワールもの
・観た後→よくわかんなかった…渋おじさんとイケメン青年そんなに絡まんかったし クソデカ感情の台風の目は美女オンリーやった… なんかスパイ諜報活動というより会食会食会食独占欲暴力会食会食 戦争おわり イケメン で終わった
・「(日本食は)慣れなくて」「じゃあこれから慣れなきゃな(これからも支配してくから日本食との付き合い長くなるぞ)」の日本悪描写として秀逸〜ってなった こうトイレを綺麗に使ってくださってありがとうございますの圧を感じさせる日本的な嫌な感じ出てた
・op初っ端で無音黒背景でスタッフ名漢字が画面いっぱいに出た5分弱の「え?何?」的な劇場の空気 これは貴重な体験やった 中国語って時点でカッコいいからズルいぜ
・NOと言える芸子さん
・一番好感を持ったのは日本軍のそこそこ偉そうな立場の人 というかこの人だけブレずに終始「戦争中の物語」をやっとったから好感を持てた
・まさかの犬映画…?と思ったらそんな事はなかったぜ なんとか大統領かわいい エンドクレジットにも「小柴」みたく書いてあってかわいい
加害者としてド畜生な事するのは被害者側視点で作られた映画だからなのはわかるし
仲間内の羊料理のシーンで腹を割って会話して「お前らのこと忘れない」って会話してたり
加害者側で描写しても「人間」のいいところ悪いところ両方書くのはクオリティ高いゾ〜ってなった
・日本軍の自転車シーンで「また俺の(自転車だけ)かよ!」はおもろかった なんかあそこだけ謎のほのぼの感ある そこも「悪い奴らにもそういう一面が」感あってよかった
そこそこ偉い日本軍人が役の人の日本語は8,9割聞き取れたけどモブ日本軍とかイケメン青年の日本語はたまに聞き取れない時あった 音が繫がっちゃってどういう単語を言ってるのか聞き取れなかった
でも日本軍のそこそこ偉い人は日本人俳優さんだったから中国中心で活動してるとかそういう人なのかな
・日本軍のそこそこ偉い人、もっとえげつない に方をしてザマァ的な展開のやつかと思った あの日の丸屏風に をぶちまけるとか荒ぶりドッグにかぶりつかれるとか
・そんなお高貴な血筋の方をお亡くなりになるリスク高い現場によこすか?
・不穏な聴取シーンからパン?して「おっと裾に1滴返り血が」はカッケェ〜しびぃ〜ってなった
・イケメン青年の尋問シーンで「なんでそんな血が飛び散るとわかりきっているのにそんなに仕立ての良さそうなスーツをお召すんですの…?でも返り値に濡れる美青年がドチャクソSexyだからヨシ!」ってなった
・「偶然」ピンポイントで新聞記事が床に落ちてたり委任状がデスクに無防備に置いてあったりスパイものの割になんかガバいねん
日本韓国とちょっと違う種類の「美しさ」で新鮮だった ケイトの東京飲茶シリーズのレベル100イエベって感じ
・なんで美女生きてるん?
・2/3辺りから「攻めの嫉妬から来る激情に萌える癖を持つちょっと歴史に詳しいタイプの人が書いたハーレー・クイン小説かな?」みたいな展開か始まり主人公が渋おじさんからいきなりイケメン青年に代わり「?」ってなってる間になんか「あーここで序盤のシーン回収する感じね!回収されても分からん!」ってなった
2024年4月22日にTポイントとVポイント(緑)が統合して、Vポイント(青)になることが発表されている。
しかし、統合や連携についての情報がTポイント側とVポイント(緑)側それぞれに散らばっていて、わかりにくい。
そこで、誰かの参考になればと、私が調べたことをまとめておく。間違っていたらコメントで教えてほしい。
重要なのは、これらは別のサービスであり、「それぞれに会員登録が必要」だし、「ポイントも別で貯まる」ということだ。
それは統合後も変わらない。名前が変わるだけだ。わかりづらい…
ご存じの通り、コンビニとかで提示してたまるやつ。スマホアプリ「Tポイント」(新名称:Vポイント)などから残高を確認できる。
クレカ利用などで貯まる。スマホアプリ「Vpass」などから残高を確認できる。
銀行利用などで貯まる。三井住友銀行アプリで残高を確認できる。
これが混乱の元。Vポイントという名前をかぶった単なるプリペイド(=先払い)カードである。
スマホアプリ「Vポイント」(新名称:VポイントPay)で残高を確認できる。
残高のチャージは、クレジットか銀行引落、または後述の方法で上記①~③のポイントを変換する。一度チャージすると元には戻せない。
支払いは、カード番号、Apple Pay、Google Payなどによる。
(わからない人のために不正確に説明すると、Apple Pay、Google Payとはスマホの機能の名前だ。改札やレジにスマホをかざして、ピピ!とかシャリーン!とかするやつだ。)
さて、上記の4種類のVポイントは別々のサービスだが、もちろん連携することができる。
今回は①~④をすべて登録・連携した場合に何ができるかを述べる。
連携しなくても、今まで通り店頭でTポイントカードやバーコードを提示して①のポイントが使える。
連携しなくても、今まで通りクレカ利用で②のポイントを貯めて、景品交換やキャッシュバックができる。
連携すると、Vpassに①+②+③のポイント数が表示され、②+③が使える(と私は読み取ったが、メンテ中なので確かめられない)。
連携しなくても、今まで通り銀行の利用で③のポイントが貯まる。
連携すると、三井住友銀行アプリに①+②+③のポイント数が表示される。
使用については、元から銀行では使い道がないはずなので、合算利用も何もない。
連携しなくても、今まで通り残高を使って買い物ができる。
連携すると、①+②+③から残高にチャージにできるようになる。
あくまでチャージができるだけである。支払いに直接①+②+③が使えるわけではないと思われる。
連携する場合は、旧Tポイント(CCCMK)と旧Vポイント(三井住友)の間で情報が共有される旨に同意しないといけないはず。
SBI証券はこれまで、①Tポイント と ②三井住友カードのVポイント に対応していた。
統合後は①をVポイントとして残し、②へのポイント付与は10月までに終了する。
だから、今までSBI証券でTポイントを利用していた人は何もしなくていい。
一方、Vポイントを利用していた人は、4月28日以降にSBI証券の指示にしたがって ①旧Tポイント に置き換えないといけない。
署名活動がされているAI法、中に書かれている法案がアホすぎる。
著作権法とは別に、新たにAI法を作り、AIから著作権利者の権利を守る法整備を望みます。
・AI学習を拒否している著作者の権利がきちんと守られ、無断使用する違反者は罰せられる法律
・AI学習の許可を取ることが必須となり無許可でのAI学習は罰せられる法律
・無許可のAI学習の生成物に関しては有料で販売・転売等してはいけない法律
・無許可のAI学習の生成物に関してはAI画像作成ソフトのメーカー各社、またはAI生成者にAI生成物と分かるように明示、クレジット挿入を義務付けする法律
・AI生成物に関してのみ、親告罪ではなく非親告罪とする法律。
・生成物とユーザーを紐付ける仕組みをAI画像作成ソフトのメーカー各社義務付け
・著作権者人格権、同一性保持権例外その3、"プログラムの著作物"の部分の変更(LoRAi2i等の無断学習禁止のため)、等
そして二次創作した作家のPCが押収されると、EdgeにImage Creatorが付いてるし、Windows11を使っていたらペイントに生成AIが付いている。
誰がこれを使っていないことを証明できるのか。
なんで違法にアップロードされた動画のストリーミング再生が違法となっていないのか考えたことは無いのだろうか。
上記の非親告罪はこれに対して行おうとしているのだろうが、生成AIに限定していないのがヤバい。
例えば児童ポルノを検出して非公開にするAIの学習をするためには児童ポルノを学習していなければならない。
また情報がすべて開示されるので医療AIとか学習に使われた患者のプライバシーが守られなくなる。
影響が大きすぎる。
アホが作ったか、賛同するアホをあぶり出すために作られた署名としか思えない。
せめて弁護士とかまともな人に添削してもらえなかったのだろうか。
書いてないだけで全て生成AIについてで、他のAIについては別だという反論もありそうだがそうではない。
なので著作物を学習した生成AI以外に対しても法律の対象にしようとしている……またはそういうつもりでなくてもそうなってしまっている。
しかもこんな無茶苦茶な内容を「罰せられる法律」と書いてあるので刑法にしようとしている。
学習された著作者の救済が目的であれば民法にして「賠償を求めることができる」にすると思うのだが。
著作権法を改正して無断で学習できないように求める署名であれば、著作物でないデータなどは含まれないのでまだ賛同の余地がある。
しかし求めているのが著作権法とは別である以上、全てのAIの学習に対して規制できる法律となってしまう。
この署名を元に左翼政党が本気でこれを実現させるために動き出したらどうしてくれるんだろう。
ワイはエンドロール観てく派。
エンドロールで余韻に浸りながらfilmarksに書く内容を頭で整理してる。
相撲の弓取式と同じでエンドロールも最後まで観るというマナーは無いが、エンドロール観て余韻に浸るワイみたいなのもおるから邪魔せんようにな。
端の席予約してそっと退出すれば良いんじゃないかね。
それよりBlu-ray折角買ったのに、Blu-ray起動時に注意書きやら配給とか会社クレジットやら会社ロゴで強制的に1分くらい取られるのが嫌かな。
で、それがぶつかる時にいちいち討論も面倒だからマニュアル的に決めとくがマナーのあるべき姿だと思っていて、マナー講師の仕事は啓蒙の名でマナー弱者を虐めるんじゃなくて、強者同士でぶつけ合ってより多くの人たちのより多くの幸福を導く道筋を作ってくれよとおもってる。
で、この辺の話で金払ってるから良いだろになる人は金以外で払うべきものを見てないんかなと。この話ならクレジットされるのが大事なスタッフがスタッフロールをないがしろにされればそこの価値が下がるわけで、その分作品の質が下がるなり給料を上げるなり必要になってくる、それに対して何も払わないって言うならそれはコジキだわな。
この作品はパリオートクチュールコレクションに2023年の時点で唯一参加する日本人ファッションデザイナー中里唯馬氏に密着したドキュメンタリー映画だ。これはファッション業界が地球に対してネガティブな影響が多すぎること、GHG排出量や環境汚染の大きな原因になっていることに対してファッションデザイナー自身が向き合い、コレクション制作に取り組んだ記録である。
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ここ以降、ネタバレ的な話、映画制作に関わったステークホルダーたちの発言の抜粋などにも一部言及する。そのためこれから視聴を控えていらっしゃり、なんの前評判も誰の感想も読まずにまず自分の主観で作品を視聴したい方は、ここ以降は念のため読まないでください。
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>Fashion production makes up 10% of humanity’s carbon emissions, dries up water sources, and pollutes rivers and streams. What’s more, 85% of all textiles go to the dump each year (UNECE, 2018), and washing some types of clothes sends significant amount of microplastics into the ocean.
>ファッションの生産は人類の二酸化炭素排出量の 10% を占め、水源を枯渇させ、川や小川を汚染しています。さらに、毎年全繊維製品の 85% がゴミ捨て場に送られており ( UNECE、2018 年)、一部の種類の衣類を洗濯すると、大量のマイクロプラスチックが海に流されます。
(引用:The Geneva Environment Network, https://www.genevaenvironmentnetwork.org/resources/updates/sustainable-fashion/ )
しかしファッション業界も、企業やブランド毎に速度も歩みの幅も大きく異なるが、ネットゼロへ進みはじめている。2023年後半の時点で、NIKEとadidasの靴やアパレルを購入した際には、この2ブランドについては、製品タグを付ける紐は紙製、靴の梱包材も全て紙製など生分解性素材への移行が見られた。近年adidasがコラボレーションを発表し続けている英国のデザイナーであるステラマッカートニーは、ステラ氏自身のアパレルや化粧品において早くから持続可能性を追求している点でも名高い。
それでも私たち人間が消費するファッションアパレルとしての服や靴それ自体が、最終的にゴミとして扱われ、それがアフリカへ、良い言い方をすれば「皺寄せ」、正確に言うと「ゴミ処理先」として送られる。
映画『燃えるドレスを紡いで』では、中里唯馬氏と監督の関根光才氏がアフリカを訪れた。中里氏は自身が身を置く業界がうみだしたものたちが消費された結果どこにいくのかという点で、行き着く先のひとつとしてアフリカを選んだのだ。映画本編では、彼らがアフリカで過ごす様子を視聴したのち、中里氏の仕事風景を見ることができた。そしてそのまま、彼のオートクチュールコレクションの映像と、それらへの評価、メディアの反応などを見ることができ、映画は終わった。
ファッション業界とそこに携わる人間としての中里氏の考えなどについては、ここでは言及しない。それぞれが視聴した上で、それぞれの考えを抱いて欲しい。
私自身は、人間の存在とその経済活動ほとんど全てが地球への負荷であると考えている。ファッション業界の影響が大きいにしても、私そしてあなたの存在も地球環境に負荷をかけているのだから、それをわきまえれば「特定の業界が悪だ、最悪だ」なんて意見は軽薄ではないかと思う。気分によっては、2024年に子供を産もうとしている人は、2044年や2064年の地球環境は確実に悪化するだろうことがわかっている中で、なんて酷なことをするのだろうと考えることもあるくらいだし、しかし、そう考えるが子供を産み育てる人を軽蔑や見下げたりすることは決してない。ファッション業界だけが地球環境を悪化させているわけではないと言いたい。
しかし、人間たちの研究開発と技術革新は進み、各業界で既存業界の課題と技術のブリッジが続く中、ファッション業界においては、消費者の意識とともにいろいろなことが遅れているのかもしれない。
映画『燃えるドレスを紡いで』で中里氏がアフリカで過ごしている時の映像で、中里氏がたびたび自分の見たものや景色に対して「美しい」と口にしていたのが印象的だった。その形容詞が、多勢に同じ感想を与えるものかはわからない。実際、監督も「どのあたりが美しいですか」というように問うていた(言葉が少し違ったかもしれない。違いましたら後日修正します)。
アフリカの映像は、日本などの先進国とは全く違う環境で、雑多としたものたちに溢れ私たちがゴミとして扱うものが最終的に行き着いたアフリカのゴミ山や、雨が降らず乾燥し切った土地、そこを移動しながら暮らす遊牧民たちの生活などだ。
中里氏はここから美しさを見出したし、私はそれに感動した。キュレーションされていない場所に行って何を見て何を感じ、どう言語化するか?、これは人による。単純すぎる感想だが、美しさを見出せる人は美しいものを作る側にもなれるのかもしれない、と思った。
中里氏がアフリカから戻り、チームに制作のコンセプトなどを発表したときの様子が好きだった。
制作のコンセプトをチームに発表する、チームはそれに従う、でいい。それでいいのだが、そのときにチームメンバーがそれぞれ発言をして、その様子は「中里氏に完全に従う」といった様子ではなかった。語弊があるかもしれない、もちろん彼の名前で発表するコレクションであり、彼のチームメンバーは彼のコレクションのために働くことになるのだから結果的には従うことになる部分が大きいだろう。しかし、中里氏の決意や発表に対して、取り掛かる前に、チームメンバーが各自発言ができること自体が、これができるチームは日本にある数多の組織の中でも意外と少ないのではないかと思えたのだ。とても良いチームに見えた。
私はオートクチュールの制作現場に対する知識がほとんどないに等しいが、ステークホルダーの多さや切迫感は目を見張ったし、最終的に時間との戦いになるさまには共感できる部分もあった。私などが共感を覚えるなんて言葉選びとして軽率では?おこがましいのでは?という点は一旦脇に置くとして、スケジュールの甘さや時間管理の不備ではなく、自分の名前で成果物を提出するときに「もう少し、どうにか良くできるのではないか」と思えてしまい手を止められなくなった経験は、私に限らず、ビジネスパーソンとして経験したことがある人も多いはずだ。さらにそれが、オートクチュールのコレクション…!?その後のルックがメディアなどで写真動画そしてモデルや取材者の感想とともに二次三次と広がる。なんて覚悟のいる仕事だろう。「とりあえず自分の持っているボールをなんとかして、次の人に投げれば、なんとかしてくれる、そしてそれはとりあえず所属会社の名前として世の中に出る」ような仕事のやり方と比較すると、全く異なる状況だ。自分の名前で作品を出す、誰も拭えない。そんな状況、いつまでだって試行錯誤したくなるに決まってる。これで完成だ、と手を止める瞬間はどう決めるのだろう?、あるいは降りてくるもの?そんなことも思った。
試写会では作品上映後にトークショーが行われ、WIRED編集長の松嶋氏が進行をつとめ、登壇者から話を引き出した。
松嶋氏はアフリカのゴミ山で服が舞う様子や鳥が飛ぶ様子が美しかったというようなことをおっしゃった気がする。実際に美しい映像だと思った。嘘みたいに大きい鳥(そして実際にも多分、とても大きい鳥)が前後左右に悠然と歩いたり止まったりしている間でゴミを拾う子供や女性の映像、洋服やその切れ端などが鳥とともに空を舞う映像。その映像を現地で撮影した関根氏と中里氏は、現地で風が吹いたり竜巻が起きたりした時は死ぬかと思ったと笑いながら話してくれたが、その裏側は本編に一切残さず、本編では映像として映すのみで、感想は見る側に委ねてくれたことを嬉しく思った。
全体を通して、感想を視聴者に委ねるような仕上がりになっていたように受け取ったし、私はそれに感謝した。この映画で見ることのできる映像たちに、美しい、汚い、怖い、綺麗、綺麗事、すごい、面白い、行ってみたい、行きたくない、見てみたい、着てみたい、など、どのような感想を抱いてもいいし、自分の抱いた感想に対して、なぜそう思ったのか掘り下げたらいいだろう。白黒はっきりつけず、議論し続けるべき話題はたくさんある。WIREDで取り上げられる特集や話題のほとんどがその類のものだ。人々は対話を続けなければならない。だからこの映画『燃えるドレスを紡いで』への感想も、私のようにとても良かったと考える人もいれば、地球温暖化は陰謀だとか、アフリカにゴミが集まるのは当然だといった感想を抱く人ももしかしたらいるのかもしれない。自分あるいは他人が抱いた多様な意見に対して、なぜそう思ったのか、と対話を続けること、対話を諦めないことが日本にも世界にもファッション業界にも必要なのだろう。
この映画を見て、自分が買っている服、ひいては、自分の買い物という消費行動を見直したい、誰かに拭わせるような生活や仕事をせず自分の責務やその範囲を適切に見定めて、その範囲を広げたりしっかり守ったり、うまく守れた時は余力で周りを助けたりしながら自分と地球の関係性をよく考えながら生活したいと思った。
あと、WIRED JAPANが大好きなので、これからも愛読し続けたい。
追記。
映画に登場する人々に、登場シーンでクレジット(登場人物の名前や所属)を表示させた上で、もちろんエンドロールにも名前を掲載する、という画面の作り方は、ドキュメンタリーの手法としてめずらしくはないのでしょうか。この辺りの知識がないため滅多なことは言えないのだが、登場人物の名前や所属をその画面で明示する編集が好きだった。やはり、協力者の一人として自分が登場するシーンには、期待や嬉しさなどをもっているはずだ。私はこのような、協力者たちへ感謝を伝えるようなあたたかな編集や画面作りに強く好感を持つ。1人ではできなかったことへ協力したくれたステークホルダーにできる限りの感謝を述べる姿勢を、私も忘れないようにしたい。