はてなキーワード: うちの犬とは
時に厳しいしつけが必要なのは同意するが、主従関係を構築することだけに重きを置いていて、何とも言えない不快感を感じる文章。うちの犬は散歩のときにすげぇ引っ張るけど、こちらが歩みを止めるとリードを緩めて止まってくれる。
犬なんて誰でも買えるけど、ちゃんとトレーニングして飼育出来てる奴は、正直5割は余裕で切ってんじゃねぇかなぁって思う
うちは子供時から結婚して自分の家庭を持つ今に至るまで3頭ほど育ててきてるけれど、他所の犬を見て犬が可哀そうって思う事がよくありますね。
人間が環境を整えてやることも、散歩やトレーニングなど必要な運動をするとか、日々のケアから病気になっても最後まで面倒見てやる事も大事だし、
無駄に叩いて過剰な恐怖を与えない躾の仕方についても正しく経験を積むことも大事だと思うが、何を禁じて許すのかって接し方もとても大事だと思う。
犬は家族だが、あくまで犬であって子供ではないし、人間じゃない。その区別をつけてない奴が多すぎる気がします。
人間が区別をつけてやらないと、犬の方で勝手には分かってはくれないですよ。
うちで飼ってた先代の甲斐犬が、躾を入れた後に夜中に吠えて飼い主を起こしたのは2度のみで、1回目は泥棒に敷地内に入られた時、二回目は蛇が家に侵入した時でした。
飼い主が一緒にいるタイミングで、知らない人が近づいて来たとか、友人・恋人が飼い主に近づいたとかで吠えるとか
何かを要求して唸ったりするのは、人間を下に見て自分が群れのリーダーとして振舞ってるだけなんですよね。
なので、うちでは、無駄吠えと平時に人に唸る行為は絶対に許しません。
あなたの犬、撫でろって要求してきて、撫でるのを止めたら唸ったり吠えたりしませんか?それが可愛いとか思ってませんか?それ、俺の方が上だ、それを証明してくれって不安がって言ってるだけです。
上の立場だと思ってるのに、人間が自分に従わないからストレス感じてるだけなんですよ。言われるままに撫でて、勘違いを補強してどうするんですか?
(叩かなくても、目を見据えて、首を噛むように掴むとか、マズルを鷲掴みにして横倒しにすれば、怒られた事は理解します。)
これも人間を舐めてる行為なので許さないですね。散歩中はリードを持った人間の横を人間と同じペースで歩くか走る。
歩く道を決めて良いのは人間だけです。
いつ走って、いつ歩くかを決めるのも人間だけです。ただし、大便小便がしたい時は、人間にお伺いを立てても良い。
自分が好きな方向に好きなペースで引っ張れると犬は勘違いをするし、第一に首輪にリードを付けてるだけだったりすると首に負担がかかってよくない。
飛び出して車に轢かれる、見知らぬ人にとびかかる、散歩中の他の犬に向かっていくなどを防ぐために、犬の事を考えれば必須のはずです。
どこの狼の群れが、αの寝床に下っ端が寝る事を許すかって話ですよ。
上下関係が崩壊する原因にしかならないので、これをやろうとしたら首根っこを掴んで、腹見せて降伏するまで許しません。
人間の衛生面の問題を考えても、人間と犬の間でテリトリーの違いは明確にしておくことは、室内飼いの基本だと思います。
(叩かなくても、目を見据えて、首を噛むように掴むとか、マズルを鷲掴みにして横倒しにすれば、怒られた事は理解します。)
人間が食ってる時、あるいはその前に飯を与える事はないし、食べてるものを欲しがっても与えない。
これも上下関係を壊さないため。犬のご飯は人間が食べ終わった後に、殆どの場合は妻でも子供でもなく俺が与えます。
我々が給料を与えてくれる会社を程度の差こそあれ尊重するように、犬に取っては食事を与えてくれる人間は尊重する対象になります。
多くの場合は決まった人が食事を与えてくれることで、誰を尊重すべきか理解します。それを混乱させない様にすべきでしょう。
暴れてるから宥める為とか、そういう理由で食べ物を与えない。おやつはトレーニングや、遊びの際のご褒美として使うくらい。
宥める必要がある時は、ちゃんと怒ります。うちの犬は、名前を読んで指で鼻っつらに触ろうとするだけで大人しくなります。
要求すれば食べ物が貰えるのではなく、人間が要求した事をすれば、人間と一緒に遊べば、嬉しい事がある様にしておくべきです。
トレーニングを遊びだと、楽しいことだと感じさせるためにも、メリハリをつけたほうがいいでしょう。
待て、来い、ハウス、伏せ、お座りは、最低限できないとダメでしょう。
うちの犬は、待てと言った後に10分くらい放置しても餌の前でも動かないですよ。
飼い主を舐めてなければ、それくらいはできます。基本的なコントロールが通ってない犬は、人を噛むなどするリスクが高まります。
特に中大型犬が人間の子供を噛めば、それが他人の子であれば、犬の処分は避けられなくなります。
犬の為にも、人間は指示を与える側であって、犬は従う立場であるということを理解させておきたいものです。
挙げた事が全部守れないとダメな飼い主って言いたい訳ではないんですよ。ただ、主従関係が明白になっていれば出来て良い事ばかりだし、それだけ犬のトレーニングに時間を割いた証拠でもある。
しっかりトレーニングして人間と自分の立場の違い、自分が所属する群れの範囲を理解した犬は、挙動も表情も常に落ち着いてて可愛いものですが
こいつ人間舐めてんなぁ・・・って犬を見ると、凄く可愛そうになりますね。毎日、人間との上下関係が揺らいでストレスしかないでしょう。
その能力も権限もないのに、何故か肩書だけは課長ってことになってて、部下に舐められっぱなしの窓際族やらせてるようなもんですよ。落ち着いて生活できるはずないでしょ。
女性飼い主にそういうストレスにさらされている犬が多いと感じてますが、なんで馬鹿犬にしちゃうんでしょうねぇ。あんなんで教育を伴う育児なんて出来るはずない。
飼い犬が蹴り殺されるという痛ましい事件が発生した。
https://www.asahi.com/articles/ASNDK5JTWNDKUTNB00D.html
この記事を受けて私が言いたいことは4つだ。
※たまたまそのときだけ首輪がすっぽ抜けた可能性も否定できないし、まともな人なら自分の過失を悔いていないはずはないので外野から騒ぐのはここまでにする
上3つは書くのも辛い話なので、ちょっとパピヨンの魅力だけ語らせてほしい。
増田スペック→パピヨン飼育歴16年、去年の今頃パートナーを看取った(要するに素人)
n=1の例とか主観とかも多く含まれるのはすみません。だってかわいいんだもん。
あと他の犬種や雑種もそうだよっていう人、語ろう。うちのはたまたまパピヨンだったが、犬がみんなかわいいのは真理だ。
もちろん個体差はあるが、大きく「明るくて活発」タイプと「おとなしくて温厚」タイプの2種類で軒並み性格がいい。
うちの犬は前者で、初めて出会ったときはうなぎみたいに身をくねらせながらベロベロ喜んでた。
友達の家にいた子は後者で、初めて会ったときは控えめにキスをしてくれた。
基本的に人間を好きになってくれるし、頭がいいので飼い主が喜ぶことをきちんと把握して「これで伝わるだろ?」って愛情表現してくれる。
その出自からか狩猟本能も闘争本能もどこ行ったって感じで優しいので、他の動物とも仲良くできる。
小さな同居人に手を出すことはない。小鳥や子うさぎにやられて悲鳴を上げてるところは何度か見たけど犬が怒ってるところは見たことない。
もちろん個体差はあるが、賢い犬種ランキングでみるとパピヨンは8位。小型犬では唯一のトップ10入りだ。
人の言葉は理解するし、逆に犬の言葉も人間に伝わるよううまく表現できる。
賢いエピソードとして、鏡越しに目を合わせてくれることとか、「布団を敷いて」「一緒にゴロゴロしよう」という2文節の要求を人間に分かるように伝えてきたこととか。
なでてアピールを無視して寝てたら手のひらの上をゴロゴロ転がりだしたのは、賢いエピソードなのかおバカエピソードなのか判断に迷う。
もちろん個体差はあるが、健康で丈夫。犬種特有のかかりやすい病気というものがほとんどない。
犬は(猫も)人間の都合で品種改良されてきた都合上、負担のかかる造形になってしまっていることがある。
例えばダックスフンドは胴が長いので腰痛になりやすいとか、ブルドッグはたるんだ皮膚の部分が皮膚炎になりやすいとか。
パピヨンはサイズこそ小さいものの狼とたいして変わらないフォルムなので、そういう病気につながる形質が特にないらしい。
小型犬なので、骨が細いとか膝の皿が外れやすいとかはあるが、小型犬の中ではそんなに弱くない。
なぜかというと小型化の歴史がかなり長いから。100年単位でゆっくりゆっくり小型化していったため、あまり体に負担がなかったと言われている。
活発で運動神経もいいのでよく動くが、うちの犬も生涯一切の怪我なく、風邪も引かなかった。ぴんぴんころり。
あと運動しすぎて肉球が分厚くぷにぷにで気持ちよかった。冷たい雪の上も平気でずんずん歩けるしっかりした肉球だ。
もちろん個体差があるがみんなかわいい。これは真理であり裏も表もない。かわいい。
タヌキ顔もキツネ顔もみんなかわいい。おでこが広い子も狭い子もみんなかわいい。斑が多い子も少ない子もみんなかわいい。かわいいい
毛は長毛。スーツで抱っこでもしたら悲惨なことになるが、シングルコートなので実は見た目ほど毛が抜けない。見た目ほどは。
街を歩くたびに「まあきれいにお手入れして~」なんて褒められるけど、一回もトリミングしてない。いい感じの長さを勝手にキープしてくれてるだけ。
最大の特徴である大きな耳もパタパタ動いてかわいい。お風呂に入れると全体的にしょぼくれて、でも耳の大きさだけ変わらなくて宇宙人かわいい。
くるりと巻き上がったしっぽも感情に合わせてよく揺れてかわいい。ブンブン振ると、ながい毛がふわわーふわわーと周期をずらして揺れる。
キラキラの目が何より最高だ。澄んだ瞳で、どこまでもまっすぐにこちらを見つめてくる。
犬は人と目が合うだけで幸せになるというけど、人も犬と目を合わせるだけで救われるんだ。
人間好きでグイグイ行っちゃう子もいるし吠える子もいるから、犬が苦手な人にはどうだろうな…本来怖い犬では決してないよ。
まあ人を噛むような性質の犬じゃないし、百歩譲って本気で噛まれてもまず怪我しない、と思う。
自分の知らないパピヨンがいるかもしれないし、絶対と言えないのが歯がゆい。
頭と首を守ろう。こっちが攻撃したら犬がもっと攻撃的になることもあって危ないよ。
でも本当の意味でいきなり襲ってくる犬は他の動物と同様そんなにいないと思う。
その意識があるだけで、「いきなり襲ってきたように見える」状況でもちょっと冷静に判断できないかな?だめ?
どうしても蹴らないでほしいんだよね…
どんな状況でも犬を優先しろとは決して言えないけど、どんな状況でも犬には罪はないんです…
怖いよね。でも「だから犬に噛まれそうになったら蹴っても(or殺しても)構わん」は論理の飛躍じゃないかな。
ちなみに増田の兄弟も幼少期にちょっと様子のおかしい犬に噛まれてたよ。調べてみたら幸い病気持ちではなかったようだけど。
日本では狂犬病は撲滅されているはずだけど、もし様子のおかしい犬や海外犬に噛まれたら病院で調べてもらってね。
わかる。一応、踏んだり蹴ったりしそうだなーっていう意識が頭の隅にあると致命的な踏んづけや蹴っ飛ばしはしにくいってどこかの獣医さんが言ってた。
ネットに冬毛でもふもふしはじめたペットの写真が出回り始めて思い出すこと
半年ほど前、「うちのかわいい犬ちゃんに季節外れの冬毛生えてきちゃっておかしいんです>< 誰か何か知りませんか!拡散希望です!」みたいなツイートが流れてきました。
それ見てヒッって思ったんです。そっくりなこと言ってた人に思い当たる人があったから。
その子、うちの犬かわいい!大事な家族!言葉がしゃべれない分しっかり見てあげないと☆といいながら犬の写真や犬との自撮りをTwitterにあげまくってる、インディーズでアイドルしてた、メンタルがヘラヘラしてたひと。
いっや~~~、犬ちゃんが求めてくるのぉ♡って、マウンティングのしつけもせずにシコッてたらそりゃホルモン異常起こして毛の生え方もおかしくなるんじゃないかなあ!
それ愛情じゃなくて虐待だよ!嬉々としてメッセージで報告すんのやめて!!
その後毛の生え代わりのおかしくなった犬をおおげさに報告して、ちょっと異常が見受けられた犬ちゃんをけなげに心配する私アピールを周囲にしてたのでドン引きをしたものです。
色々あって距離取ってご縁切った人なんだけど、あれで愛犬家面だったので本当に怖かった。
流れてきたツイートの人もかなり近い系統人だったので口の端が引きつったのを覚えてます。
虐待ダメゼッタイ
ひがみと言われたらそれまでだけど。
2人して自転車にまたがってコソコソ。
薄暗いから何やってるか近づかないとよく見えないし、
私がそのそばのトンネルを通るたびに、じーっと沈黙してこちら見てくるから
私もじーっと見つめ返すんだけど。
で通り過ぎたら何事もなかったようにしゃべりだして。
戻ってきた時は沈黙してこそこそやってたのが私の足音聞いた瞬間
なんでこんなに気い使わなきゃいけんの?
見て見ぬふりって結構な力いる。
今でこそかなり減ったけど、昔はど田舎だったから、街頭で用を足す
おっさんの姿に気づいて目に入れないように横通るのもすごいストレスだった。
周りうろちょろするんだよね。
要はおめーら邪魔だって犬も言ってるんだろうけど、ガン無視して
わざとらしく話し続けるし、犬は動かないし、私もその2人の存在無視したいし。
あえてトンネル前に置いといてやろうか(怒)
向こうからそりゃ何このおばさんて感じなんだろうけど、
こっちのセリフじゃあ!
と、言うのをこらえています。。
だってここで逆上したら、私がひがんでるみたいになっちゃうから(泣)
そこをいつも通っているであろう通勤途中のお姉さんも二人をガン無視だったし
そういう年頃なんだろうけど、頼むからよその場所でやって欲しい。
もちろん「ただおしゃべりしているだけ」なんでしょうけどね。
どうしたらいいのかな。
もっと寒くなってくれれば消えてくれるだろうけど。
夏ごろからしょっちゅういるんだよなぁ。
「うちの犬はほんとバカで」とか寝言をほざく世のクソ飼い主を減らす役に少しは立てよ。
まあまだカワイイだけ言ってる動物番組は薬にならんが毒にもならんからいい。
だが、ペットの問題行動=サインをカワイイという言葉で誤魔化すクソ番組は害悪だから滅びろ。
「ご主人(=男)が呼んでも来ません。でも、ぬいぐるみをご主人が可愛がりだすと近づいてきて吠えます。嫉妬しててカワイイですね!柴犬は犬なのに猫っぽい!」
じゃねえよ。
だからだいたい家の中では最年長者の男=お父さんになつくし、従う。
逆に言えばお父さんの命令を聞かないということは自分が一番偉いと思ってる可能性がある。
それを踏まえて映像を観ると
「なぜ格下のお前に呼ばれて行かねばならん、お前が来い。リーダーである私より先にぬいぐるみを優先するとは何事か。群れのルールを守らんか、バカ者が!」
だよ。
正直好きではないが坂上忍が関わる番組はそのへんを意識して作ってあるから「それ犬がバカなわけではなくお前の行動が原因だよ」と役に立つ知識を流す。
昔の「動物奇想天外」とか動物の気持ち代弁ナレーションが気持ち悪かったが、今の碌でもない番組より数百倍動物の生態について真摯に発信していた。
なんで?ってくらい好いてくれる、私たちのこと。
ありがとうって言いたい。
そんなに好きになってくれるの犬くらい。
本当にありがとう。
まず朝起きる。起こされることもあるけど。
そしたら寝てる間は会ってなかった計算になるらしく、「久しぶり〜!!」と大喜び。
止めるまでずっと顔舐めてくる。
それからごはん?って聞いたら「その言葉を待ってました〜!!」と走り出す。
ごはん食べる場所まで走るけど、追い越してもすぐ戻ってきて、ごはんいれた器持って運んでる間はずっと足にまとわりつくので転ぶかと思う。
食べたらまぁ散歩に行く方もいらっしゃる。犬の全てが散歩好きなわけではないので、嫌がる方もいらっしゃる。
それはまぁ犬の皆さんと健康についてご相談しながら両者の間で散歩の頻度は決めてほしい。
散歩中も定期的にこちらを見上げて「これからどうする?」って聞いてくる。
どの道通る?とかどれくらいで帰る?とか楽しんでる?とかそばにいる?とかそういう意味で見てくれる。
仲良くなるとだいたい表情や仕草で言いたいことわかるので、「次で曲がろっか」とか「いるよ〜」とか答えて楽しく歩く。
私だとわかったら喜びが溢れて飛び起きて玄関でずっと尻尾振って待ってるらしい。ありがたい。
お家帰ったらだいたい寝る。小さい頃は元気の塊なのであんまり寝ないかも。どちらにせよかわいい。
犬はだいたい一日で12時間くらい寝てると思う。成犬で12~15時間くらいらしい。
歳を重ねるごとに長く寝るようになるから、起きている時間を大切に、寝ている犬も大切に。
でも犬は寝ててもいつも私のこと気にしてくれてる。ちょっと歩いたら目閉じてても動いてるな〜って音で判断してるし、近付いたら「来たの〜!」ってしっぽ振ってくれる。
もっと近付いたら「いいよ〜」ってお腹出して撫でさせてくれる。別に撫でに近付いたわけじゃなくて通り道だっただけなんですけど、わざわざ出してくださったんだからこちらとしては撫でさせて頂く選択肢しかない。
ちなみに遠くにいても犬と目があったら「いいよ〜」ってお腹出してくれる。遠くにいるので大変ですがもちろん用事は置いといて撫でに行きます。
「いいよ」ってなに?いつも撫でたいと思ってるのなんでバレてるんだろう……。
世の中のことも私のこともお見通しですね、天才犬。
遊びたい時はおもちゃ持ってきて押し付けてくる。グイグイって結構な力なので笑う。強引なとこもかわいい。
散歩好きの犬はリードと首輪自分で持ってくるらしい。かわいいね。
やりたいことがあればこちらをじっと見て伝えるし、ドア開けてほしければこっち見て、目があった瞬間にドアを引っかいて開けてアピールをする。
吠えてる時は外で他の犬が吠えてたり、家の裏でなにかの音がしたり、敷地内で人の話し声がしてたり、宅急便が来てたりする。
けど人間は犬よりずっと耳が悪いので、犬が鳴いてる上記の理由がわからずにトンチンカンなこと言って犬を怒ってしまう。
その他の理由でももちろん吠える。けど吠えるのは全部理由がある。犬と心を通わせればわかる。
だいたいのことは人間が悪い。
犬はすごいこわがりなので雷や花火の音がこわい。そんなん理由がわからなかったり人間でも怖いよね。
雷の音を聞くと小刻みに震えたり、家族がいない時は怖すぎてどこかに逃げ込んだりする。大きい音がこの世からなくなればいい。
犬は寝る時もかわいい。
体温が高くて夏は暑い。めちゃ暑い。犬も暑いらしくて最初はくっついて寝ようとするけどすぐ「無理w」って足元の開いてるところに避難。
冬はゆたんぽ。ふとんの中にいてくれるとハチャメチャあったかい。
犬はいつも枕を求めている生き物なので、人間の枕に頭を載せて寝たりする。
布団に入ってきて、腕に頭を載せたら「ふぅぅ」って大きく満足溜め息を吐いて、私のことじっと見てくる。暗闇で見つめてくる犬、愛感じる……。
それから近寄って散々口舐めて来ることもあれば、そのまま静かに寝ることもある。
https://anond.hatelabo.jp/20200324160510
保護犬の成犬を引き取った話の続きです。
このご時世なのでリモートワーク暮らしとなって以来、今年初めて飼い始めた犬と接する時間が増え、様々な経験、発見があったのでここに記す。なお俺も嫁も子供の頃から犬も猫も大好きで子供の頃は住宅事情、大人になってからは仕事の事情も加わり一度も飼う機会のないまま歳月が過ぎ、今年念願の初めての犬を飼い始めたのだ。なので「そんなことも知らなかったのか」とか「そんなの当たり前だろ」とか思うことも書くかも知れないがそこはご容赦頂きたい。なお「保護犬と過ごした」と過去形で書いたのは単にリモートワークが終わって今は出社しているからで、犬が死んだわけではない。元気いっぱいである。
嫁は最初から「〇〇〇〇」と名づけて日常ではそれをもじって「〇〇ちゃん」と呼ぶつもりだった。要するに例えば「八兵衛(仮)」と名づけて「はっちゃん(仮)」と呼ぶようなものである。俺は保護施設で呼ばれていた名前の方が本犬が混乱しないんじゃないかと思ったが、実際には杞憂であった。
犬は自分の名前を何となくではあるがすぐ認識した。いやこの犬が並外れて賢いだけなのかもしれないが、響きとアクセントで認識したのだ。窓際のカーテンの下に寝そべる犬を「こうすけ(仮)!」と呼んでもキョトンとした顔でこっちを見ている。だが自分の名前である「八兵衛(仮)!」と呼ぶと尻尾をびたんびたんと床に叩きつけ始める。「はっちゃん(仮)」と呼んでもだ。ただ「こうちゃん(仮)!」と呼ぶと同じようにびたんびたん始めるので、そこまで精密な理解ではなさそうである。そして俺が「呼んだだけだよ」と言うとやがて「用もないのに呼ぶなよ」と言いたげに前足に顎を乗せそっぽを向くか「まあそう言うなって、ほらボールだ」とボールを咥えて寄って来る。
大好きである。ただしこの犬、体重が27キロある。それでもお構いなしに乗ってきて抱っこをせがむ。向かい合うように縦にする抱っこでもいいのだが、人間で言うお姫様抱っこが好きだ。ただし俺たち(特に嫁が)が立った状態では瞬間的な抱っこしかできないことを学んだか、ソファや椅子に座っているときに膝の上に無理やり乗って抱っこさせる。この習慣があるから後述のSkype中での乱入もし始めたのかもしれない。
動物は相当リラックスした状態でもない限り仰向けにならないと思うのだが、この犬はいつまでもお姫様だっこ仰向けになって反り返る。それをこちらがしばらく放置していると顔をこっちに向けて「おい、なでなではどうした」と催促してくるのだ。ちなみにひとしきり撫でてもらうと体を反転して「今度はこっちね」となる。
リモートワークになって以来、家のPCでSkypeを使うようになった。基本的にはチャットを開きっぱなしで通話はあまりしないのだが、たまに通話していると犬が不思議そうに寄ってくるようになった。何か四角い画面に向かって俺がペラペラ喋っているのをずっと観ていたからだとは思うが、やがてあの着信の「ぽんぴんぽんんぴんぽんぴんん(わかる?)」アラームが鳴るといそいそと隣の部屋から来るようになった。始めは遠慮がちに机の下にもぐり込み、俺の膝の間から俺の顔を見上げてるだけだったのだが。やがて俺の膝の上に飛び乗り無理やり座るようになった。
ちなみにこの犬、レトリバーとポインターの雑種と思われ結構大きい。そして俺もやや大柄ではあるものの大型犬を膝で愛でるほどの巨人ではない。と言うことは犬にとって俺の膝の上でこの姿勢は窮屈だしおさまりが悪いはずなのだ。しかし無理やり俺の膝の間に無理やり座ると画面に向かって「こんにちは犬です」とやるようになった。画面の向こうの相手は高確率で「おお!可愛い」と笑顔になっているはずだ。なぜ「はず」なのかと言うと俺の視界は犬の後頭部で阻まれているからよく見えない。
定時連絡も含め一日4~5回のアラームが鳴るたびに犬は家のどこにいても駆け寄って来て、そのうち2~3回はこのように割り込んで来るようになった。
犬は散歩が好きである。もちろん運動が嫌いな犬もいるだろうが概ね犬は散歩が好きであり、うちの犬も好きだ。しかし毎日朝晩の散歩をしているうちに気づいたことがある。それは散歩で大事なのは「距離よりルーティン」であることだ。うちの犬の散歩は道路に出て左に曲がり、家のある区画を一周するショートバージョンと、同じく右に曲がって河原まで行くロングバージョンがあるのだが、いずれのコースのときも上機嫌である。まるでパトロールをするかのように「うむ、この電柱は今日もいい匂いだ。この草むらもいい匂いだ。よしここでうんちすることするからちょっと待ってくれ」と言った具合にだ。蛇足だがうんちしてる所をこちらが凝視していると「何見てんだよぉお前はうんちしないのかよぉ」と、上目遣いのとても情けない表情になって面白いからつい凝視してしまう。ちなみにおしっこのときはそうでもない。
そんな日々のルーティンのコースから、たまに飼い主の都合でちょっと寄り道するため違う道に行くと、犬がこっちを見上げる回数が増える。さすがに踏ん張って抵抗まではしないものの「ん?こっちか?どうした?」と何度も見上げてくる。その寄り道が犬とは関係のない飼い主のランダムなルーティンで、やがてその道を覚えたとしてもそれでも犬にとってはそれは「散歩」から「ご主人のお供」に切り替わるのだ。実際寄り道をすると犬はトイレをしない。
いずれの散歩からの帰宅でも犬は家が近づくと引っ張り気味に前に出て、道路から正確に俺の家に入り玄関でばっちゃばっちゃと水を飲む。そうだよな、わかってるんだよな、ここはお前の家だから当たり前だよな。
好きでも嫌いでもないが、他の犬が吠えても「ん?犬が吠えてるぞ?」と言った様子で相手にせず、おとなしくおすわりしている。だが俺のそばにぴったり体を寄せて座ってる所を見ると緊張はしているようだ。ちなみに俺も嫁も緊張している。獣医に来たのは、昨日の夜の散歩で何かを踏んだらしく後ろ足の猫で言う肉球と呼ばれるゴワゴワプニプニした所から血を流していたからだ。帰宅してからすぐにお湯で洗ったし血も止まったが大事を取って獣医に来たわけだ。リモートワークで良かった。
ちなみにここの獣医は患者を呼ぶとき「増田さん」とは呼ばず「増田さん、犬くん」と呼ぶ。そうして呼ばれて診察室に入ると、いかにも動物大好きって顔に書いてある初老の先生と、奥さんだろうか険しい表情の看護師さんがいる。とりあえずライス国務長官をイメージして欲しい。俺が抱きあげて犬を診察台に載せ、ライスが犬の頭の横から肩にかけてなだめるように撫でると犬も落ち着いたようで軽く尻尾を振った。すごいぞライス。
昨日起きたことを説明して、そしてこの犬の出自や、俺たち夫婦が犬をずっと飼いたくて遂に飼い始めたんだけど飼い方がおっかなびっくりになりがちなことまで話すと、先生はまず犬の傷口を診て「傷もふさがってるし綺麗ですね。問題ないと思いますがしばらく無理させないように」と言ってくれた。そして「僕は犬猫にはどんな症状でも必ずやるんで」と触診を始めた。するとライスが青いピッタリした手袋の包みを取り出して先生に渡すと、犬の向きを変えて正面から軽く犬の上半身を抱く押さえる感じで抱きしめた。「はい犬くんお尻を失礼」と手袋をはめた先生がも尻に指を突っ込んだ。ライスの肩越しから見える犬の表情は絶望的になり「おい!ご主人助けて!こいつ俺のお尻を!俺のお尻が!!」と言わんばかりに、暴れたり唸ったりはしなかった分、目だけが鬼気迫る圧力で必死に訴えていた。
最後に犬にあげてはいけない食べ物リストという小さな紙を渡して診察は終わった。やはり初めて飼うことを伝えておいて良かった。このリストを見ると「まあそうだろうな」という品目が並んでいたので、俺が「これに書いてませんが魚の骨とかはいいんですか?鶏の骨はなんかガラスみたいに胃の粘膜を傷つけるとか聞きますが」と言うと「一番怖いのは中毒です。そのリストにあるものを与えると高確率で中毒症状が出ます。あとはあげ過ぎです。それと鶏の骨の成分で内蔵を傷つけるなんてありません」と言う意味の答えを頂いた。嫁が真顔で「ケンタッキーの骨と〇〇の手羽先はあげていいんですね」と俺の家の食生活をつまびらかにするような質問をするとライスが「あそこの手羽先おいしいですよね!」と笑った。ライスもあそこの手羽先を食べるのか。
実は俺たちはそろそろ子供を作ろうと思ってる。いわゆる妊活って奴だ。しかし、すぐにできると思ってたのだが少し時間がかかっている。まだ医者に相談するほど深刻なそれではないものの、嫁がほんの少し不安に思っているようだ。なので俺は嫁を安心させる意味と本心の両方からこう言っている。
薬や睡眠、水分の摂取も効くっちゃ効くんだけど、一番効果が大きいなーと感じるのがお風呂、しかも湯船に浸からせること。
湯温が35度くらい、犬の肩が浸かるくらい湯船にお湯を貯めて、そこに入れる。
うちの犬は幸いお風呂嫌いではないので、一緒に入ってあげるとおとなしくしてる。
5分くらい浸かったあとに身体を素早く洗ってあげて、また3分くらい浸かる、で風呂から出る。
これをやると、風呂に入る前はあんまり元気なかったのが、出た瞬間にむちゃくちゃ元気いっぱいになっていることが明らかに多い。
うちの犬はお腹を壊しがちだったり、気管支が弱めなので、暖かくて湿度の高いお風呂との相性がめちゃくちゃ良いっぽいのかなと推測してる。
うちの犬は週1でお風呂に入ってるけど、健康長寿の秘訣の1つなのかなーと。
平日の朝、休日の昼夜とウォーキングをしていてあれ?って思ったんだけど、街中内で犬の散歩している人にまともな人がほぼほぼいないことに気づいた。
その理由を挙げる。
1.糞尿まともに掃除しない
主に尿。
いやそれなんの意味があるんだよ。
糞も紙とか敷く人はほぼゼロ。
アスファルトに残る汁とかどうするつもりなんだろう。
いや、わかってる。犬に話しかけているのだろう?
でも犬はしゃべれないんだぜ。
あれはどうかんがえてもやばい。
犬飼っている人は誰でも話しかけていいと思ってる。
ひどいのがおっさん。
大きな公園に多い。
4.人類全員が犬好きだと思ってる
こっちに寄ってくるお前の犬をどうにかしてくれ。
嫌いじゃないけど自由になめさせてやるほど好きなわけじゃない。
なんで飼い主はへらへらしてるんだよ。
それとちょっと冷たくすると人でなしみたいな扱いするのやめろ。
なんで犬だけ許されると思った?
5.逆に犬が触られるのを異様に嫌がるやつ
お前それなら公園くんな。
道路ですれ違いざまなら仕方ないけど、子供が自由に走り回るための公園につれてきておいてそれはおかしいということに気づこう。
犬は頭から撫でられるのを嫌う。
叩かれると勘違いするから。犬が目をしばしばするのはそのため。
だから犬を撫でるときは、まず顎下にそっと手を伸ばしてから、耳後ろから頭と回っていくのがよい。
意外と知られていないし、子供なんて知るよしもないので当然頭の上から撫でようとする。
だから「顎下からなでてあげると犬がびっくりしないからいいよ」と教えてあげるのだが、そこで飼い主がすかさずいう。
知るか!お前の言葉信じて子供が手を噛まれたらたまったもんじゃないだろ!
お前の犬の安全のためじゃねえ!子供の安全のために言ってるんだ!猿ぐつわつけとけ!っていうかそもそも近づけてくんな!
7.犬用おむつ
どう考えても動物虐待。
犬のことを考えるなら自由に排泄できる山の中に引っ越せ。
8.犬用カート
それ、犬じゃなくてお前が散歩したいだけなんじゃなくて?
山の中引っ越せ。
9.論外
紐をつけてないやつ
糞尿まったく片付けないやつ
山の中(略
結局これが一番可愛そう。
広大な世界があるのに、知らずに終わる人(犬)生。
人間に置き換えてみればどれだけひどい話かわかる。
無限に続くかと思うような広場を走り回ることもなければ、恋愛も子を持つ幸せを感じることもできない。
糞尿のときしっかりシートを用意している人に出会うのは100人に一人くらい。
すれ違うとき犬をちゃんと避けて、犬がいないときと同じくらいの距離感を保ってられる人も50人に一人くらい。
残り全員、どこかまともじゃない。
大体、こんなに堅苦しい都内で、犬のことを思ったら飼おうなんて思えないのが普通。
その時点で犬を大事にすることよりも飼いたいという欲求に負けてるだけなんだよな。
そういう意味では、まともな人はもう飼うことを諦めていて、そういうことを考えられないまともじゃない人だけが残ったのが現状なのだとも言える。
そいつは夏になると玄関の上がりかまちに寝転んでいることが多かった。
誰かが踏んづけたわけではない。虫に噛まれたか?と思い身体を調べても特に異常はない。
結局その日は玄関に近づくことをずっと嫌がっていた。
後日、母親が、うちの犬にこんなことがあって、と近所の人に話をしてたとき
その人も犬を飼っている。うちと同じ犬種。
ただ、こちらの犬は老犬だ。
夜帰ってくると、老犬が「おかえり」というふうにのそのそ自分の元へやってくる。
飼い主が「ただいま」と抱き上げると、そこでふっと息を引き取ったそうだ。
うちの犬は若く元気だった。その老犬と散歩のとき出会うと「遊ぼう!」とじゃれつくも
老犬に「うるせえなあ」といったふうに無視されることが日常だった。
そんな仲良しとは言えなかった二匹だが、老犬は最期のお別れを言いに来たのかもしれない。
おわり。
「おそらく」の通り、飼い主がそう思っているだけで、医師の診断結果は出てない。
また、2年ほど前にてんかん発作のような症状が出たときに、MRI検査も受けており、そのとき脳には特に症状がなかった。
ただ、ここ1,2ヶ月、ふらつきがひどく、よだれも増え、運動能力の低下が顕著で、一人で起き上がることもままならない状態に。症状が完全に当てはまってしまっている。
事の発端は2年ほど前、突然、斜頸を発症。
混乱した犬は傾きつつ、真っすぐ歩けない様子で家の中を傾きながら、数分間さまよって、もとに戻った。
すぐに病院につれていき、そのときは症状は収まっていたため、先生からは「てんかん」と診断され、薬をもらった。
その後も1日に1回ほど、突然斜頸を発症し、5分くらい混乱しながらさまよい、もとに戻るを繰り返していたので、MRI検査を実施。
結果、特に脳に異常は見られなかった。
診断結果はやはり「てんかん」で、神経系で原因不明の場合はてんかんに分類されるようで?、原因を突き止めることができなかった。
MRI後は、複数の病院で診察を受け、てんかんのいろんな薬を試し、副作用なども発症させてしまい、犬も大変つらそうだったことから、薬での治療よりも「てんかん」と付き合っていくことを決め、犬が過ごしやすい環境を整えていった。
また、MRI検査でリスクのある麻酔を行ったことや、酸素吸入で呼吸器系にダメージ(呼吸が苦しそうなときがある)を与えてしまって、もう犬の体に負担がかかることは避けようと考えた。
「てんかん」が発症するたびに何とかならないかなと思い、鍼治療や整体、漢方など、犬の体に大きな負荷がかからない治療法を試し、経過観察をしていた。
そこから2年、大きな改善はなかったものの、月に何度か斜頸を発症し、5分ほどで収まるを繰り返していた。
ただ、ここ1,2ヶ月明らかに様子が違ってきた。起き上がれなくなってきたのだ。普段でもバランス感覚がおかしくなっている。元気もない。
加齢とともに徐々に運動能力が低下してきたせいかと思っていたが、何か様子がおかしい。トイレもうまくできなくなってきている(というよりほぼ失敗)。よだれもひどいし、食事以外1日中寝ている。夜になると徘徊がみられる。
だがしかし、病院に連れて行ってもやはり「てんかん」。筋力や反射も問題ないらしい。むしろしっかりしているとのこと。
でも立っていることがやっとだし、何より起き上がれない。「てんかん」なのか?
どうしたものかと思っていた矢先、大きな進展があった。
散歩中に昔ダックスを飼っていたという方との会話で、その方が飼っていたダックスが脳腫瘍でなくなったとのことだった。
「てんかん」には無かった、「元気がない」「運動能力の低下、ふらつき」「頭を擦り付ける」「性格の変化(うちは特に怖がる)」「大量のよだれ」「ずっと寝ている」といった症状が見られた。
※さいわい食欲は旺盛
今まで「てんかん」とは何か違うんだよな~と思っていたことがしっくりきてしまった。
さて、ここからどうしよう。
ただ除去手術は避けよう。つらいよなー。痛いもんね。
その前にまたMRIで麻酔打たないといけないから、それも絶対嫌だよね。
副作用がある薬もやめておこう。
何とかふらつきを治してあげたいな。少しだけ改善して、普通に起き上がって自由に散歩できるようにしてあげたい。
まだ11歳だろう。あと数年は自由に歩いて、たまにトイレ失敗していいから、怒らせてくれよ。そしてションボリした姿をまたみせてほしい。
最近トイレをよく失敗していて怒ってしまっていたけど、もう上手くできなくなってしまっていたのかもしれないね。ごめん。
さっき、トイレを失敗してしまい、もがいていて、よだれまみれになってしまっていた。
掃除してベッドに戻すと出たいらしく、またもがいており、立たせてあげるとフラフラと徘徊していた。
自分のテーブルのそばにきて、うつむいたまま立ち止まっていたから膝の上に乗せたら落ち着いて寝てくれている。
本当にどうしたものかね~。
タイトル通りだ。
飼っていた犬が死んだ。
おっとりして、抱っこされるのが好きな犬だった。
事故ではなく、ずっと患っていた病気がじわじわと進行して、亡くなった。
いつかはくると分かっていたつもりだったが、突然過ぎて、『あぁ、こんなにあっさりなのか』と思った。
今日書いておきたいのは、突然、飼い犬を亡くして直後からのやったことと、やる予定のことについてだ。
死んでる描写があるので、悲しくなってしまう人は読まないでほしい。
でももしかしたら、誰かの役に立つかもしれないので書き残しておく。
まず、恐らく彼女は、動物病院に向かう私の車の中で息を引き取った。
ようやく到着して診察台に寝かされたときには、脈も血圧も触れなかったと、先生が言っていた。挿管しても、心臓マッサージをしても、意識は戻ってこないだろうと言われた。
温かい彼女と別れを惜しんで、先生に「お見送りの準備」をしてもらった。
まだ体が固まらないうちだったので、体を拭いて、ドライヤーとブラッシング、エンバーミング的なことをして、スムーズに棺に収めてもらえた。
火葬まで、保冷剤(できればドライアイス)で冷やしておくことを指示されて、帰宅。
次に、去年猫を亡くした友人に、ことの次第を話し、利用した民間のペット葬儀業者を教えてもらった。
ネットで調べると、市の動物愛護センター(こういうのは決まって郊外の山の中とかにある)しか出てこなかったので、近いところが見つかって助かった。
すぐに業者に連絡、次の日を提案されたが、「まだ心の整理がつかないので」と、2日後を予約する。この判断は正しかった。言われるがままになってはいけない。
猫はいいのだが、犬の場合は登録があるのでここを怠ると来年の狂犬病の予防接種案内が来てしまう。
とりあえず、手続き的なものはここまででいい。墓はまだ考えていない。いいところを見つけるまで、家に置いておくつもりだ。
私には、火葬までに取り急ぎやりたいことがあった。
元々、犬の足型を取りたいと思ってネットショッピングを見たりしていたのだ。
しかし、明後日には火葬。ネットでは間に合わないかもしれない。
そこで次の日、西○屋と、ア○チャンホン○に行った。
予想通り、生まれたときの手型·足型をとるフォトフレームセットが売っている!ビンゴ!
家に帰って早速、保冷剤でひえひえ、ガチガチに死後硬直の犬を夫に持ち上げてもらい、四苦八苦しながら粘土に足型をとった。(肉球以上に、爪がめっちゃ刺さって、なんか思ってたんと違うのできた)
余談だが、私は彼女の鼻が大好きだったので「鼻型も取りたい」と主張し、試しにやってもみたのだが、出来栄えが微妙な上に、夫から「さすがにそれはどうかと思う…(鼻に粘土押し付けるのが)なんかかわいそう…」と言われたので、足だけでガマンすることにした。
ちなみに、死後硬直は思っていた以上にカッチカチだったので、犬の足型は生きていて元気なうちに取ることをおすすめしたい。
また、活発さに欠けたうちの犬は特に持っていきたいほどのおもちゃもなさそうなので、犬の天国までのお弁当がてらのフードと、お花をたくさん入れてあげようと思う。
散歩に行くと、草むらで目を細めて、彼女はよく風を見ていた。鼻を上げて、まぶしそうに。
うん。花屋にひまわりがあるといい。きっと、彼女に似合うだろう。
あとは、来月のトリミングのキャンセルがてら、お世話になった個人のトリマーさんに手土産と、ひと袋未開封で残ってしまったペットシーツを差し上げに行こうと思う。
明日、彼女を荼毘に伏す(と、犬畜生でも表現していいものなのだろうか)。
きっと泣いてしまうが、仕方がない。
リン、飼い犬のリンが今日死んだ。いや人気者過ぎて神様だか上位存在のもとに出張してやったのか、あるいはグルメだったから今の世界に飽きてちょっと三千世界だの並行世界だのを渡り歩きに行ったのかもしれない。
感情が高ぶっている。だからこの高ぶりが残っているうちにこうして文章を残す。
ただ今人生で一番の悲しみが、哀しみが、非常に緩やかに、それでいて確実に風化してしまう、過去になってしまう、忘れてしまうことが恐ろしい。
そう、全部昔のことになって、リンのことが、お犬ドッグ、猫ドッグの痕跡がすべて消えるのがたまらなく恐ろしい
ごちゃまぜにしたまま
整理もせずただ出力する
誰かの目に当たることを前提としてはしていない。もしかしたら自分からあてにいくことはあるかもしれない。
もしこれを誰かが見ているのだとしたら、恐らく自分は自分からこれを公開したのだろう。恥ずかしいやつだ。
だけどこれは、この感情が風化してしまう前に、本当にあったんだぞと。この喪失は、悲しみは確かに此処にあったのだぞと歴史に傷跡を残したい一心で残すだけの文である。
いや文ですらない、言葉っぽい何かが連なっているだけだ。いつか赤ら顔で悶絶しながら読み返すのかもしれない自分、それ以外の不幸と幸運の数奇の嵐の
旅路の中でここに立ち寄ったあなたにこれだけは忠告しておきたい。ここから読んでも何も得るものはない。
その時のことは割と覚えている。確か小学校入学を控えた私が出先でペットショップをみかけ、そこで売られていたチワワに一目ぼれして買って!とせがんだ数日後、
母親がケースに入れて
家にやってきたのがこのダックスフントロングのリン様である。えぇ・・・となったものだが
それ以前に「犬を飼うなんて!世話とかできんやろ!」という兄弟たちの猛烈な親への抗議に押されてそれどころではなかった
話は変わるが私の小学校入学までの歴史はうんこである。なんだったか、親がアメリカで真剣争いしただの外国人雇って私を誘拐しただのろくでもないワードが飛び交っている。
そのせいでPTSDだのなんだのを幼くして発症した私は家に引きこもることとなり、入学までに備えておくべき社会性だのなんだのというものはまるでなかった。
当然、学校が始まってからというものまったく馴染めなかった。なんなら字もかけなかったし口もきけなかった。
当然、つらい
そんな私を救ってくれたのがお犬様のリンだった。
何せこいつは素直だった。ごはんがあるとわかるやすり寄ってくるし、おもちゃやらなにんやらを取られるとか不快な思いをするとすぐ威嚇してくる。一般的にはワリとクソ犬の類だったと思う。
だが、やたらとクソみたいな口撃でマウントを取ってくるDQN同級生、肝心な時と肝心じゃないときにまったく役にたっても味方になってもくれない家族、クソみたいな気づかいぐらいしかできない新興宗教にハマってる女性の担任の先生。
本人がクソなら周りもクソが集まる中、お犬はストレートに感情を示してくれたし見た目も人畜生より何倍もよかったから目の保養にもなった。本当にこれだけが私の支えだった。
支えの代価としてドッグフードではなくミンチ肉を要求され続けることになるとは思ってもいなかったが。いやマジでドッグフード単品だと食べなかったよあいつグルメかよ。
んでそんなお犬様を連れて散歩などをしていると、公園に生息している同級生たちはその可愛さにつられてホイホイ♂やってくる。そして当然散歩してる自分との会話になる。こうして私は犬から社会的立場まで与えられたのだ。お犬様バンザイ。
こうして私とお犬ドッグの日々は続いた。日々飽きるごはん!(日替わりじゃないとやだ)テコでも動かない散歩!(俺はこっちの方向に行きたいんだ人間風情が決めるな)
途中で良性の腫瘍で手術することになったり、悪性のがんで手術したりしたがなんか生き残ってた。すごいなリンちゃん
これが2015年ぐらいのお話。当時大学受験を控えていた私は大層メンタルを乱されたがお犬はケロっと生きていた。だからだろう。なんとなくお犬はずっと一緒に居続けるなんて幻想を無意識のうちに抱いていた。
お犬自身はへーきそうに日々を過ごしていた。
18年19年ごろにはぴょんぴょんはねていたような段差が登れなくなった
それでもごはんはいっぱい食べてたし、まぁ多少はねという気持ちだった
20年に入ってからごはんを食べなくなった。元から飽き性だったので中々気が付かなかったが、肝臓が半分ダメになってた。それでもお肉はちょこちょこ食べてたし、大丈夫だろうと自分をいいきかせつつ、注射器でミルクを与えるなどをやっていた
お薬はもらったし、容体も安定してるからまだ
8月に死んだ死んだしああ駄目だ。
16年だ。16年以上一緒にいたのに思い出せない。楽しいと感じてたはずのあの日々が思い出せない。いや大まかにはわかる。でもディティールがわからない。あのとき具体的にどんなことがあってどんな気持ちだったのが、リンと何したのか、リンはどんな顔してたか、リンとどんなことしたのか、リンは、リンは
思い出してやりたいのにずっと最近の畳みかけるような悪化の一途の記録だけが頭をよぎる。
つらい。悲しい。ひどい。
あいつは走るのが好きだった。それはもうべらぼうに早くて、当時ディープインパクトなんて馬が流行っていたからディープコンパクトなんて親が呼んでた。近所の小学生の自転車すらものにしなかった。昨日までだって散歩してたぐらいだ
でもだんだん走ることはしなくなった。ジャンプだってしなくなった
あいつは食べるのが好きだった。しかもグルメ。ドッグフードを与えたところまったく口にせず、苦肉の策の一環でミンチ肉を混ぜてやったらバクバク食べた。以降、それが彼女の常食になった。医師からも適量であればと言われ、犬自身もそれじゃないと食べないのだからこっちは懐痛めてお肉代も出さねばならなかった。それを食べてなお、台所で何かをあさったり、おやつや野菜の切れ端をやると飛んでやってきて全てをかみ砕いて食べていった。さながらブラックホールだった。
でもだんだん食べなくなった。大好きなミンチ肉も、ささみも、きももいらないとそっぽを向いた、おやつだって途中で残した。
耳がよかった。あいつの前で隠れても物音を立てればすぐ見つかった。
聞こえなくなった。
目もよかった。遠くから俺を見つけた瞬間しゅばばばばっと風のようにやってきた
昨日まで生きてた
生きてなくなった
できなくなった、なったなったなった
老化というのは、時の流れというのはあんまりに残酷ではないだろうか
あいつにはいろんな楽しみがあった。色んな特技があった。色んなやりたいことがあったはずだ
でも全部時の流れに奪われた。挙句の果てにまだ生きられたはずなのにみんなが寝てる間に布団が絡まって呼吸困難になったのが原因で死んだ。
きっと、病魔に蝕まれたりするよりは楽だったのかもしれない
それでもあんまりじゃないか。もうちょっと穏やかな死でもよかったじゃないか。
何故私の血肉は、命は、寿命は分け与えるように、捧げられるように作られていないのか。
だから忘れられていく。いつか痕跡もなくなって、私の中からも過去になってしまう
5年前、がんと最初に診断されたときからリンが死んでしまうこと、リンが忘れられてしまうことがたまらなく恐ろしかった。恐ろしかったから、目をそらし続けた。
逸らし続けた結果がこれだ。感情を抑えきれず、認められず、八つ当たりのように何かを打ち続けてないとおかしくなりそうだ。
嘘。半分嘘
何かをやってないと狂いそうなのは本当
でもそれは全部じゃない。
書いている間。ちょうどこの欄をかいてるあたり、気持ちが落ち着いてきた
落ち着いてしまった。
まさしく上に書いた通り過去になろうとしてる。まだ知らせを聞いて数時間しかたってないのに。亡骸みて2時間程度なのに。私の悲しいとやらの感情はそんな程度だったのか。16年とはそんなに軽かったのか。自分への失望が、時の流れへの絶望で砕けそうだから、それからまた目をそらすために、文として意味を成すかも怪しい文章をつづり続けている。
話はここで終わり。
オチなんてない。きっと明日はもっと落ち着いてしまっている。過去にしてしまっている
だから、この感情の迸りだけは、残しておきたかった。その100文の1でも、読んだ誰かに伝わればいいけど。いや無理だなこりゃ
犬が死んだことについてLINEで知人に送りまくった。
天に召されたようちの犬、時々でいいから思い出してやってね。と
さながらスパムメールだ。忘れられてしまう恐怖に勝てずにありったけの種を無造作にばらまいたのだ。
そしたら、結構な人が反応をしてくれた。前から連絡のあった知人についてはすごい心のこもったであろう言葉と、忘れないという宣言をいただいた。
無理やり引き出したような感じではあるが、とても、とても救われた。クソな環境だのなんだのと一番上で言ってたが、今ではいい知人・友人に恵まれてる。というかこの知人友人みんなリンをきっかけにできたやつらばかり。また犬に救われてしまった。
あと、もう一つ。緊急されたって連絡が来たその時間、自分はまだ夢の中だったわけだけど
夢の中でそのリンが出てきた。
ケージの中に入れられてるリンが目の前にいて、おやおやと思って出して撫でてやるとすごい喜んで、顔を擦り付けてくるし伸し掛かってゴロゴロしてくるしでおおどうしたどうしたと、なぜか感じたリアルな重みと温かさを感じていた。そしてメールが着て目がさめて、あとはご存じのとおり。
あいつの人生ならぬ犬生の後半は特にだが、私は飼い主として至らない点が多すぎた
今回死んだのだって、私が交通云々を考えずに実家にいれば防げたかもしれないのだ。
でも、でも、夢に出てきたんだ。それっぽい挨拶をしていきやがったんだ。
きっとあいつ的には、私は及第点だったんだろうか。そう思いたい。
こうして書いてると、ディティールのつぶれた思い出がちょっと輪郭を取り戻してくる。
なんというかあいつはもふもふで、何かとみんなを魅了していた。
それでいて家では猫のようにそっけなくふるまうし、膝にのって寝てくる。ネコドオオッグ
気ままなやつだった。だから入れ込んだ。
あいつは老化と共にできないことばかりになっていった
それでも、それでも、私はこんな都合のいい夢にすがっている。救われてしまっている。
お前にしてはまあよくやったのだとあいつに言ってもらえてるような気がして。崩れ去る寸前のところで踏みとどまれてしまっている。
嗚呼リン。俺がお前にしてやれることはもうないけど、たぶんお前はいっぱいいいことをしたから、あの世やら並行世界やら生まれ変わりやら、どのルートでも幸せになれるよ。
あんなに人を笑顔にして、俺も救ったんだもの。誰も文句はいわないって。
だから、俺がソッチに逝ったときはまた気が向いたら顔見せてほしい。
いやどうせお盆だ。夢の中にでも出てきておくれ。
これから俺はお前の居ない世界で生き続けていくんだけど、さすがにつらいから。
もうちょっと、お顔見せてほしい。
いやしめくくりとしてこの執着はちょっとあれだな。
とにかく、また会ってもふもふさせてくれる日を待っている。