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はてなキーワード: 白紙委任とは

2018-11-17

anond:20181117015858

選挙に行きそびれてる?

それ、現政権への白紙委任ってことじゃん。

結果として、与党投票するよりも与党応援する形になるというやつ。

おれがもし100キロの力で締め殺されたら、0.1グラムぐらいはあなた棄権票がきいてるってことだよ。

2018-11-14

anond:20181114231117

国が、多くの国民にとって、安楽死したほうがマシと思わせるような国にしてしまったのが悪い。

国民国民で、そういう国にするような政治家積極的投票したり白紙委任するのだから悪い。

2018-08-14

間接民主制は駄目だわ

最終的に白紙委任なっちまうから駄目

少なくとも今日本でやってるような形だとその白紙委任になる段階が早すぎる

2018-07-20

anond:20180521175716

「好みのメンバーを集めてプレイ環境を整える」っていうゲームの外側の行為を、ゲームルール解決しようとするのが、そもそもの間違い。

ゲームプレイタイルについての論争」もまた、ゲームの外側であって、その解決ゲームルールに求めるのは間違い。

この件はパラノイアだけではなく他のTRPGタイトルにも見られるんだけど、日本人特有の「お上裁定主権白紙委任したい」「自分たち自己判断するという重圧から逃げ出して責任者に丸投げしたい」という欲動が、TRPGにおけるGMという裁定者の存在公式という存在に、悪い意味マッチしちゃって、トラブル解決権威依存してしまった。

(これに関しては、公式デザイナーたちも悪くて、ゲームデザイン上の手抜きや欠点を、GMという現場監督なすりつけている共依存存在する)

ともあれ、つまらないセッションも、トラブルも、参加者の共同責任だ。つまらないセッション存在人間関係上の手抜きから発生している。

2018-07-03

anond:20180703114647

日本には勤勉な労働者なんていなかったんだよ。自分人生自己決定する責任から逃げて、雇用主に判断白紙委任する(日本における正規雇用ってそういう意味だ。転勤も待遇判断は全部経営者に丸投げ)ぼんやりした労働者しかいないんだよ。

日本労働者は勤勉なわけじゃなくて「現場作業へ逃避してる」だけ。

2018-05-03

anond:20180503083939

問題が、途中から、変化してくのがクズ男。将来を予見して手を打っておく。例えば、日付なしの白紙委任状を作成して「お父様との空手練習中にどのような事故が起きて、私の身にどのような怪我をしても、慰謝料請求しません。すべてに同意します」等々

2018-04-21

自分がやるべきでない仕事をしてて辛い

役不足という意味ではなく荷が勝ちすぎるという意味で。

ベテランがやるべき仕事を少し前まで素人だったのにやっている。

組織の中でそのポジションについてる人の中には何十年(何年でも十何年でもなく何十年)も現場でやってきたベテランも多い。

その中でほとんどペーペーのままで研修すら受けずに社内マニュアルと口数が少なくすぐ不機嫌になる係長漠然とした指示語まみれの業務指示だけをコンパスにして、必死に足掻いている。

業務の中にはベテラン経験知識要求されるものも多いが、そんなものこちらの手元には一切無いため、辞めていった先人が残したメモ書きを頼りにごまかしを繰り返している。

当然のように毎日問題は起きる。

問題が起きないよう早めに対処しようとしても、残り時間ギリギリセーフタイミングまでだと「まだ時間はある。お前が自分で考えて対処してみろ」と突き放され、ギリギリアウトになってからは「もう遅い。もうお前に何も期待しない。全部俺がやる」と全てを取り上げられた上で「印鑑だけは、お前のものを押せ」と白紙委任を迫られる。

この仕事をやるのには自分能力では足りていない。そして、それは全ての同期に同じことが言える。

決して狭いとは言えない門をくぐりこの職場に来たが、くぐった門の緩さと実際に要求される能力乖離にはめまいがする。いくらなんでも、これでは全員が不幸になるだけだ。

そもそもこの配置に素人を置くのが完全に間違っている。

かといって、ほぼ平とも言える位置ベテランばかりをおけば上に立って管理できる人間を育てる時間が取れなくなり組織が中折れする。そこは分かるんだが、完全な素人ベテランの横に配置しても仕方がないだろう。業界十年目ぐらいの働き盛りを引っ張ってこの配置につける余裕が組織にないということかも知れないが、その皺寄せが大きすぎると思う。全体で見るとこの無理な配置ではあとあともっと不味いことになりそうだ。人員配置ケチり方をミスってる気がする。

日本組織キャリアパスを作るのが下手くそ日本死ね、そういうのは簡単だ。

問題自分がこれからどうするかだ。

辞めるか。

まあ、次に素人要求しても仕方ない能力要求された状況から、上手く全てを丸投げされつつ責任だけ取らされることになったら、それがもう3回ほどあったら辞めよう。

頭を押さえつけられながらケツを蹴り上げられ後出しジャンケンの意地悪クイズをノーヒントで解かれるような職場なのか、たまたま俺が今運気が悪いのかはもう少し様子を見よう。

正直、上司が違えばもう少しマシになる気はするんだよなあ。

2017-10-24

選挙行かなかった発言した人に白紙委任~とか言ってる人は馬鹿かと思

この手の話題を見ると、コメント欄等に「行ってないのに文句言うな」とか「白紙委任は~」とか必ずこういうこと言ってる人が出てると思う

制度上行かなかった人は無視してカウントされるくらいは誰だってわかっている

しかし、それは行かない人が一部だった場合であって半数以上が行かない状態になればそれはもう異常であって、委任したんだから~とか行かないのが悪い~なんて言ってる状況ではない

行かない人の全員とは限らないが、行って白紙投票ではなく、行く価値すらないと思って、参加拒否してる人が大多数である状況を軽く見てるとしか思えない

支持するところが一つもない状態そもそも政治に興味がない状態改善することを最優先すべきでしょ

若い人ほど行かないんだから将来的には1割、2割しか参加してないということになるかもしれない

そもそも半分を切った時点でもう制度的に崩壊と言ってもいいんじゃないって思う

国会とか総理大臣を空白にできない以上、誰かには決まるが、一番多いのがどこも支持しない、ということなら何もせず現状維持のみをして、一番票が集まったところでもそこの方針は行わないべきだと思う

代わりにこの状況を改善する案でも真剣に考えればいい



私自身思うのは、党や人に投票するから一部は賛同できてもそれ以外に賛同できない部分があって結局どこも・・・ってなるってこと

興味ない人でも消費税上がるのに賛成か?憲法変えるのに賛成か?と聞かれれば yes/no に票を入れようと思う人は今より増えるだろう

それと一番すべきだと感じるのはネット投票

国勢調査だか何かは最近ネットになってたと思う

今の時代になぜネット投票ができないのか、マイナンバーなんてものまで作ったのに

特に今回みたいな台風ときなんて熱心な選挙マニアでもなければ、外出たくないかパスって人も多いだろう

それがネットでできれば家からスマホPC簡単にできる

若い世代投票率を上げるなら一番効率的って誰でも思うことじゃないのだろうか

東浩紀憎しで目が曇ってる奴ばっかりだなあ

9/18の東浩紀「ぼくは棄権だ。棄権を訴えていく。」

総選挙棄権署名を始める

9/19の東浩紀棄権宣言を削除)

10/22の東浩紀棄権してないよ。それはフェイクニュースだよ。」

10/22のおれ「は?」

https://twitter.com/neupon08/status/922061303522267136

はい、合計0点のデマツイートお疲れ様でした。お帰りください。

 

せめて画像1枚目と3枚目だけを恣意的に抜き出して並べたら草生やして笑えたんだが、

それはあくまで「別に矛盾してないけど恣意的編集すると矛盾してるように見えて面白いね」っていうブラックな笑いであってな。

上記のツイートは完全に東を貶めるためだけに悪意ある編集をしてるから全然笑えないよ。

140字に収めるために無理な要約をしたとかそういう言い訳が一切効かないレベルでしょ。

 

補足しとくと、このツイート主neupon08は根っからアンチ東で、いつも東の発言を叩きやすい形に都合よく解釈して叩いてるような人間なのよ。

これはこのエントリの1行目に書こうか迷って、先入観を与えるとよくないと思ったからこの段落で書くことにしたんだけど。

だいたいこういったアンチクラスタの奴らは、東の発言から一見反対のことを言ってるようなものを二つ三つ拾ってTogetterとかモーメントに並べて、

矛盾してる~!一貫性がない~!」とか指摘したつもりになって身内で寄り集まって東をバカにしてる害悪クラスタなんで、今回のも「出たよ奴らの常套手段が」って感じなんだよね。

(あ、俺は東信者じゃなくてアンチデマ活動の一貫としてアンチアンチ活動をしてる者なんでそこんとこよろしく)

 

でさー、いくら過去発言がアレな東だからといって、ゲハブログと同等の恣意的編集でできてる劣悪なまとめに乗っかるのはダメでしょ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/neupon08/status/922061303522267136

いや、俺もこのツイート主のアイコン見て、「はいはい、いつもの偏向まとめアンチさんね。話半分だな」と思わなければ騙されてたかもしれないけどさ。

まともなコメントid:interferobserver id:type-100 id:redra22 くらいしかいないじゃん。

id:yas-mal id:zeroset も東の主張自体理解して、その主張苦しくない?おかしくない?って言ってるからまっとうな批判だよ。

デマツイート鵜呑みにした批判してるid:sbedit1234 id:toronei とかは反省してどうぞ。

 

東の主張は佐々木敦‏のツイート読めばざっくりわかる。

東浩紀は、みんな棄権しろ!と煽ったんではなく、アホらしくて棄権したいくらいやわ!と思ってる層を可視化しようとしただけだ。それが絶対的に正しいと主張したわけでもない。自分と同じように思ってる人は他にもいるのでは?と募っただけ。僕は投票したけれど、あれに何の問題があったのかわからん

https://twitter.com/sasakiatsushi/status/922007641303289856

一応東自身ツイート引用しとくね。

棄権呼びかけてないって100回ぐらい言っているんですが、どうしたら良いのですか?@キャンペーン文章を読んでくださいよ。

https://twitter.com/hazuma/status/922087197477560320

いま言ったように、それはキャンペーン前のツイート捏造もいい加減にしてくれ。

https://twitter.com/hazuma/status/922101520887201794

(「それ」=9/18の「総選挙になったら棄権だな。今回は堂々と棄権を訴えよう。バカげすぎている。」)

誤読トラブルをなんでも読者の読解力不足のせいにするのはよくないけど、上の例に関しては東は悪くないし絡んでる奴が時系列文脈を読めないアホなだけなんだよなあ……。

しかも誤解を与えてスマソって言ってるし→https://twitter.com/hazuma/status/909810605778800640 (まあこの後同様の誤解が何百何千と広まってさすがにキレるんだけど)

棄権政治への無関心とか与党への白紙委任とか言って切り捨てず、そもそも選択肢がない状況についてまともに考えようという主張それ自体が、棄権を呼びかける危険行為とか言われるんだから、ほんとうんざりだよ。ぼくが棄権するかしないかなんてどうでもいいんだ。

https://twitter.com/hazuma/status/922003723940855809

ここが(東にとって)本質的な部分なんだから批判するならここにすればいいのに(事実してる人はいる)、

棄権するしないとか言った言わないとかしょーもないところにツッコミ入れることばかりが炎上的に盛り上がっていく。

自身はあの署名のものにはサインもしてないし、東の言うような選挙おかしいと思ってる人の可視化っていう意義はあるのかもしれないけど、現実的効果とかはないんじゃねーの?と思う。

でもあの署名関連での東への批判誤読が多すぎてさすがに東が気の毒だな、と思っていたところに最初引用したデマツイートですよ。

このデマツイートが3600Fav、6800RTなんだぜ?世も末だよな……

2017-10-18

anond:20171018121656

深く考える必要はない。

何も考えずに白紙で出す人間大勢いるのだから、それを相殺するための×を全ての欄に入れておけばいい。

とりあえずはそれが正解だ。

まずは白紙委任という悪しき伝統をぶち壊すことから全てが始まる。

そうでなければ投票形骸化する。

2017-10-16

https://anond.hatelabo.jp/20171016000055

俺も学会員だけど、公明党が何やっても白紙委任し続ける id:nisshiey_s1 みたいな支持者としての矜持主体性を失った連中は公明党堕落させるガンだよな。もう監視する気ないの。獅子身中の虫感すらある。

2017-10-14

立憲民主党枝野さんの演説を聞いてきたので全文を書き起こす

どういうわけか小学生の息子が選挙演説を聞きたいと言ってきたので、まあ勉強になるだろうと思っていっしょに枝野さんの話を聞いてきた。

(その後、希望の党小池さん自民党安倍さんの話も聞いてきたので参考まで

小池さんhttps://anond.hatelabo.jp/20171015174223

安倍さんhttps://anond.hatelabo.jp/20171019182506

政治家演説をまともに聞いたのは初めてだけど、だいぶ感銘を受けたので書き起こしてみようと思う。

枝野さんの話、興味ある人も多いと思う。ぜんぶで20分くらいの話だった。

2017.10.14 池袋にて 立憲民主党 枝野幸男 演説

みなさんに背中を押していただき、党を立ち上げてよかったと思っています

民主党民進党時代に積み重ねてきた原則理念を改めてこの時代に大きく前進させて新しい旗を立てさせていただきました。

右でも左でもなく、そしてこれまでの政治が上から政治になってしまっている、暮らし現場からの、下からの、草の根から民主主義を、暮らし現場から政策を下から前へ進めていく、新しい選択肢国民のみなさんにお示しをさせていただきたい、そう考えています

アベノミクス。豊かな人をさらに豊かにします。確かに株価は上がりました。大きな企業を中心として企業内部留保、いわば企業の持っている預貯金過去最高に登りました。豊かなものさらに豊かにすれば、強いものをより強くすれば、そのうちその豊かさが国民の隅々まで行き渡る。安倍さんはそう説明しています。でももう5年経っている。

私はこうした、上から強くして行く、上から引っ張り上げるこのアベノミクスの考え方を、一概に全否定するつもりはありません。

実は日本の高度成長、戦後復興20世紀日本はこういうやり方で1億総中流世界で有数の経済大国を作り上げました。若い皆さんはご存じないかもしれませんが、安かろう悪かろうメイドインジャパンは値段が安い、世界にどんどんものを売って事業が儲かって、膨大なお金日本全国津々浦々に行き渡って、今の日本の豊かさを作り上げてきました。

安倍さんはその成長体験に基づいて、同じことをやればうまくいくといまだに勘違いをしているんじゃないでしょうか。時代が変わっているんです。右肩上がり人口が増える、アメリカヨーロッパにまだ日本が追いつき追い越そうとしていたその時代と、新興諸国から追い上げられる立場になった日本少子高齢化人口が減っていく日本時代が違う社会が違うのに、過去成功体験に引っ張られて新しい道が示せていない。

例えば、ただでさえ若い人が減っている。そんな中で奨学金と言う名のローンを組まないと進学できない若者が増えてしまっています貧困格差の拡大によってぶ厚い中間層と呼ばれた、1億総中流と言われていた日本社会がどんどんどんどん分断されてしまっていて、遠心力が働いています

これでは当事者のみなさんが困るだけではないんです。これでは日本社会が前に進んでいけない。どんどん社会が荒れていく荒廃をしていく。

例えば、ただでさえ数の少ない若い皆さん。学びたいと言う意欲があっても能力があってもお金問題で進学を断念する。そんな若者がたくさんいて、誰が日本未来を切り開くんですか。それどころか親の世代貧困によって、読み書きそろばん、最低限の社会生活、そうしたものすら身に付ける機会のないまま義務教育を終える、そんな子供たちがたくさん出てきてしまっています。これでは当事者のみなさんが困るだけではない、社会が誰を支えていくんだ、誰がこれから社会を支えていくんだ。

景気だって良くなるはずありません。年収100万、150万いつクビになるかわからない、非正規雇用。若干数字改善したと言いながらもまだ働く人の4割、そのうちの少なくとも半分は本当は正社員になりたいけれども残念ながら非正規で働いている。そんな若者がたくさんいます

国内では若者自動車離れが進んでいると言われます

当たり前じゃないですか。年収100万、150万、いつ首になるか分からいからローンを組めない、これでは自動車離れは当たり前。買える力がないのに買おうとする意欲が出るはずないじゃないですか

少子化だってそうです。

恋愛をし、希望すれば結婚し家庭を持つ、子供を産み育てる、そのためには定職があって一定の安定した収入があって、その願いを、家庭を持つという夢を、子供を産み育てると言う夢を持てない、そんな人たちを増やしていてどうして少子化に歯止めがかかるんですか。

から経済政策ではなくて、格差をこれ以上広げるのを止めて、格差是正して貧困を解消しましょう。これこそが21世紀政治社会経済再生です。

安倍さんは、規制緩和自由競争そして自己責任、そうしたものを煽ってきました。しか自由競争には大前提があります競争を煽るだけでは政治役割を果たしません。自由競争は公平公正なルールに基づいて行われなければなりません。ルールに基づいた競争を進めることが政治役割じゃないですか。

競争を煽るだけでは政治役割を果たしたことにはならない。公平公正なルールを作り守らせる、それが政治役割。その本来役割を、まっとうな政治を私は取り戻したい。

格差が拡大している背景には、例えば労働法制の行き過ぎた緩和があります20数年前、派遣法と言うのはむしろまれた、手に職持った技術を持っている特別仕事しか認められませんでした。それをあらゆる職種にどんどん規制緩和していった結果として、働くと言ったら正社員が当たり前だった、そんなまっとうな社会を壊してきたんです。

労働法制を強化しましょう。派遣法をもう一度元に戻していきましょう。段階的に戻していこうではありませんか。

安倍政権はこの選挙の前、残業代ゼロ法案をまとめています。ただでさえブラック企業サービス残業過労死自殺、働いてもそれに見合った給料がもらえない、おかしなことが横行しています

残業代ゼロ法を作る前に、今のサービス残業ブラック企業過労死自殺を止める、長時間労働規制する、労働法制を強化しなければならないんです。そのことによって働いたらまっとうに給料がもらえる、働くと言うのは基本は正社員として安定して働く、そのまっとうな世界を取り戻そうじゃありませんか。

そしてもう一つ格差是正するために社会を下から支え押し上げていくために、典型的な例があります

介護職員のみなさん。給料を上げましょう。

おかしいですよ今。私たちの国は資本主義です。自由主義経済価格、値段というのは市場で決まります需要があって供給が少なければ値段は上がるんです。介護職員の数が足りない、命にも関わる責任の重い仕事、重労働にもかかわらず賃金が安すぎる。志を持って介護仕事に就いた人が暮らしていけない。おかしいじゃないですか、供給不足なんでしょう。人手不足なら高い給料を払ってでも人を集める、それが市場原理のはずなのに、そうなっていないから、特別養護老人ホームには空きベッドが1万以上ある。でも待ってる人は一万人以上いるんです。ベッドはあるけど働いてくれる人が足りない。だったら給料払うのが資本主義です。自由経済

保育所どうでしょう保育所が足りないのは土地建物問題もあります保育士資格を持っている人はたくさんいるのに、でも保育所増設しようとすると保育士さんを集めるのが大変です。

なぜですか。

やっぱり重労働責任が重いのに給料が安いから。資格を持っている人でももっと給料が高い他の仕事に移ってしまっている。だから人手不足です。おかしいじゃないですか。

需要があるんだから、値段が安すぎて賃金が低すぎて人が集まらないなら、その給料を上げる、なぜそんなことが起こっているのか、そこは政治の責任です。

保育士給料介護職員給料も、広い意味政治が決めています介護保険の仕組みで例えば看護師さんは医療保険の仕組みの中で、保育士さんの給料も保育にどれくらいのお金を流すのかによって、保育士さんに払えるお金に上限があるから人手不足でも給料が払えない。そうした需要があるのに、安過ぎる給料に限られた政治を直していきましょうよ。

増えたものは必ず消費に回るんです。そして需要がたくさんあるんです。人が集まってくるなら、どんどん雇用の場として広がっていくんです。そこに払った給料も消費に回るんです。こういうことによってさまざまな分野で所得給料を下支えをして、底上げをしていこうじゃありませんか。そして最後、保育や、老後の安心子育て安心につながっていく。

二度、三度おいしいんです。

から株価を上げる経済政策ではなくて、こうして地に足つけて暮らしと結びついたところから社会を下支えをして底上げをしていきましょう。右でも左でもなく底支えをして前へ行く、そうした新しい経済モデルを、私は皆さんに自信を持って示していきたいと思います

そしてもう一つは上から問題総理大臣はなぜ総理大臣なんですか。

安倍さん選挙に勝ったからだと勘違いをしているんじゃないでしょうか。それは答えの半分でしかありません。ましてや選挙で勝ったら何をしてもいいと思っていたら大きな間違いです。

選挙は選ばれる人に白紙委任を与えるものではありません。そもそも国会議員内閣総理大臣も、与えられている、お預かりしている権限権力は、憲法によって決められているんです皆さん。

憲法で定められた手続きで選ばれているから、憲法で定められた範囲権限をお預かりしている、その立憲主義の基本が分かっていないのではないでしょうか。

集団的自衛権平和問題としても深刻。しかし私はそれ以上に立憲主義、これを破壊する行為だと一貫して思っている。

集団的自衛権行使しない、できない。その憲法解釈は、誰が作ったのではありません。アメリカから押し付けられたわけでも、当時の野党が大きな声を出したから決まったわけでもありません。

歴代自民党政権自らが、政府自らが今の憲法9条解釈をして、日本領土領海が攻められたらそれは全力で守るけれども、日本が攻められてもいないのに戦争はしない。自民党自身が決めてきたルールなんですよ。

それを合理的説明もない、論理的整合性もない、そんな形で勝手に変える。自分たちを縛っているルール勝手に変える。それじゃあルールも何もあったもんじゃないじゃないですか。自らの権力権限正当性根拠である憲法を守らない権力は、権力のもの正当性がない。

まずは憲法に従って仕事しろ

立憲主義と言うのは戦前でさえ言われていたんです。大日本帝国憲法明治憲法のもとでも政友会民政党という二大政党がありました。どちらもあの時期、立憲政友会立憲民政党と言う名前だったんです。憲法に基づいて仕事をするんだと言うのは明治憲法のもとでさえ常識だったんです。それを壊してしまっている安倍政治19世紀政治です。

時代錯誤政治を辞めさせなければなりません。立憲主義だけではありません。森友学園自衛隊日報問題国民のみなさんに情報公開しない、そして開き直る。

情報公開だけでもありません。国民のみなさんにきちっと説明して理解してもらって、説得して賛成してもらうと言う意思、意欲をみなさん安倍政権に感じますか。

本当の民主主義はそんなもんじゃありません。確かに民主主義多数決はつきものです。しか民主主義多数決イコールではありません。民主主義と言うのは、主権者まり国民のみなさんみんなで決める、これがほんとの民主主義です。

全員の意見が一致することはありません。だから選挙議員を選ぶんです。だから最後議会の中で多数決で決めるんです。

でもその前提はみんなで決める。できるだけ多くの皆さんに理解をしてもらって賛成をしてもらって、国民理解の上で物事を進めていく。それが民主主義です。情報を公開してみんなが議論できるようにして、その上で最後最後どうしてもと言う時に多数決で決めるんです。

初めから数があるから由らしむべし知らしむべからず、俺たちの決めたことを言うことを聞け、こんな上から民主主義は本当の民主主義ではありません。

私たちは本当の民主主義をこの国に作り上げたい。本当の立憲主義をこの国に取り戻したい。上から政治ではなくて、国民のみなさんとともに暮らしの中から湧き上がる本当の政治を取り戻したい。そんな思いで党を立ち上げました

このままでは自分所属できる政党がない。国民のみなさんも入れたくなる政党がない。そんな声をいただきまして10月2日政党を立ち上げました。前にいる若い仲間から背中を押されました。

正直迷いました。おかげさまで8期やってましたんで、まあ無所属でも自分選挙区は戦えるかなあと思っていました。ふだんは大宮マイクを握ってるんです。

でも多くのみなさんが背中を押していただきました。このままでは困る、このままではこの国の民主主義立憲主義も困る。枝野なんとかしろ枝野立てと、みなさんが背中を押していただいた。

そのおかげで私は立つことができました。ですから立憲民主党を作ったのは枝野幸男ではありません。立憲民主党を作ったのはあなたです。あなたが作った政党立憲民主党です。

本当はこの前に立っている仲間に一票を投じてくださいと、立憲民主党比例代表で一票を投じてくださいとお願いをするべきなのかもしれませんが、お願いしません。

それはこの戦いは候補者政党の戦いだと思っていないからです。私の背中を押していただいた、日本に本当の民主主義を取り戻そう、作り出そう、自分たちの声を届ける器をしっかり作らせようと思っていただいた、みなさんの戦いなんです。

政治を諦めている、どうせ変わらない、どうせどんな結果になったって俺たちには関係ない、そういって諦めてしまっている人たちが、みなさんの周りにはたくさんいるんじゃないでしょうか。

みなさん一人ひとりが当事者として、そうして諦めてしまっている人たちに声をかけませんか。いっしょにたたかおうと言いませんか。諦めないで立ち上がっていけば、それは大きな輪になるかもしれない。日本民主主義の新しい一歩を踏み出せるかもしれない。だから周りで諦めている人に、しらけている人に、あなた当事者として声をかけていただきたいんです。

一緒に政治に参加しよう、新しい民主主義を一緒に作ろうと声をかけていただきたいんです。みなさん、金もい組織もないなかで奮闘してくれています。お時間がある方は、余裕がある方は、30分でも1時間でもいいんです。それぞれの近くの事務所に顔を出してくれませんか。

そして一緒にビラをまいていただいたり証紙をはっていただいたり、一緒に政治をやりませんか。一緒に民主主義をやってくれませんか。

一緒に戦いませんか。

この戦いは第一歩です。私自身も24国会に送っていただいて、永田町の古い常識に影響されていた部分があったのではないか反省しています。でも新しい旗を立てました。自信を持って戦います

これまでの永田町の、内側を向いた上から政治ではなくて、あなたと一緒につくる新しい民主主義を、そして暮らしを下から底上げをして、日本未来を切り開いていく新しい日本社会を、しっかりと作っていく第一歩をこの選挙を通じて実現をさせていきたい。踏み出していきたいと思っています

ぜひ一緒に戦いましょう。

2017-10-11

最近投票率至上主義者の理屈は若年層の投票率が上がれば政治家も若年層を向いた政治をするというものらしいが、ならなぜ老年層の棄権を呼びかけない?

それによって期待される政治というのはこれまで長年批判されてきた利益誘導政治や、橋下徹小池百合子らのポピュリズム政治と何が違うんだろう。

それから棄権は現政権に対する白紙委任だという声も多く見受けられるがこれは明確な間違いで、あえて言うなら他の有権者に対する白紙委任だろう。

2017-09-26

白票棄権ってそんな悪いことなの?

組織票が有利になるとか白紙委任になるとか言ってることはよくわかるけど

なら消極的自民支持者は別に投票しなくても問題ないんじゃないか

小池やその他野党にも興味が無いけど

どうせ次の選挙自民党が勝つならわざわざ投票して意思を示す必要性も感じないわけで

野党支持者の人だって自民党に1票入れるよりは選挙行かないほうが都合いいだろ?

2017-07-19

新聞テレビ広告予算インターネットへ!

株主総会で追求すれば企業テレビスポンサーから降りるらしい

まり株主総会で追求したほうが効果的ということだ

TBSサンデーモーニング広告出稿してた日清製粉株主総会で追求され取りやめになった実績があります

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1932900.html

株主総会の案内が毎年届くが、いつも白紙委任状だから、これからは出席して

議長ーーー--!

って叫んで、

って発言しようか

欠席のとき白紙委任状ではなくて株主提案

って議案を提出しよう

来年からそうする

兵糧攻め

株主の皆さん、株主の力で新聞テレビ広告予算インターネットに流そう!

2017-03-09

父のその後

http://anond.hatelabo.jp/20170206191552 の続き。

あしかけ3ヶ月、実質1ヶ月と10日で父は退院した。退院と言っても回復リハビリ病院への転院でもある。

あれを書いてから3日後だか5日後だか7日後くらいに父の目は開いた。最初の数日は目の焦点が合ってないような感じだったがその後7日くらいでだんだんしかけた人の目を見るような感じになった。

目が開いて少ししたところで転院の相談はあった。この辺で回復リハビリ病棟のある病院は5つか6つあるそうなんだが、その中でも父の症状にあったと言うところを2つ3つ挙げてもらって検討した。

最も実家に近いところを母は希望していたのだが、そこは父の症状に合うリハビリ要員がいないとのことで却下となった。自分仕事場に近い病院については、母は(私の)祖母を預けたことがあってあまりいい印象を持っていなかったのだが、今回改めて見学してその印象を払拭したらしい。そこと、義理の母が回復リハビリを行った別の病院(そこは推薦されていなかったのだが、調べたら父の症状にあったリハビリ要員がいた)を第1希望、第2希望とした。

結局第1希望病院3月にベッドの空きができた、ということで転院が可能になった。話はまあまだまともに出来ないのだけど、左足は必要以上に動かせるし、それなりにリハビリは進むのかもしれない。

ここから愚痴だ。

病院スタッフ自分が思っている以上に分業化しているのだが、母にはそれがイマイチ理解できないらしい。

しょうがない。自分自分病気入院するまではあまり区別がついていなかった。看護師医者秘書じゃないし、会計のことは会計担当におまかせだし、実際に1Fで金銭をやり取りしている人はその会計を把握していない。医療相談室は病室とは離れたところにあるけれど、「外部に秘密漏れません」と言っていても相談員はその病室担当看護師だとまでは見抜けなかった。それならその場で相談したのにわざわざ遅いエレベータで移動させてスマンカッタ。

ただ、それがわかっていないと、病院スタッフのお願いとか質問とかに適切に応えられない場面が多くてキツい。健康保険関係でかかりつけ病院の診察や医療相談は無断では出来ないのだけど、その説明をする際にその話しかしないから母は混乱した。父のかかりつけは母のかかりつけでもあるのだ。母が通院する度に自分の診察より父の話を聞かれるのに「相談等は許可を得てからしてください」では何を言いたいのかわからない。その説明をしているのが経理担当職員だとわかれば「金のかかることはするな」で済む話なのだけど、それで結構混乱した。

前の病院で新たにでた薬がおくすり手帳に書かれなかったのもアレだ。薬そのものは渡されたので持ってきたのだけど、結局アレは新たに判断して使うことになるらしい。調べたら院内処方の薬はおくすり手帳に書かないことがままあるらしい。退院証明書の方にその辺が書かれていることを期待するしかない。

退院証明書と言えば、転院と新規入院書類が違わないのが微妙につらかった。既往歴とか書かされるのだがそれがどこまで大事かわからないのだ。あとで退院証明書を見たら自分が知っているより詳しく既往歴が書かれていた。向こうはカルテから転載しているのだから当然といえば当然なのだが、薬のアレルギー(納豆がどうとか、グレープフルーツ食べちゃだめとかあのへんね)はおくすり手帳判断するほうが確実なんじゃないだろうかとか思った。

リハビリについては承諾書署名を日付なし具体的内容なしでした。白紙委任状みたいなもんだがそこはしょうがないと思った。

遠くの親戚にメールアドレスを教えたら、1日おきに脳梗塞に関するサイトとかテレビ情報とか送ってくるのが地味につらい。善意でしているのはわかるのだが、その情報はいらない。善意といえば、何度も来てもらっているのだけど、やってるマッサージが「効果がなさそうでつらい」と言ってくるのがさらにつらい。ダメ元なんだから効果がなくていいし自己満足なんだからそれでいいじゃん、と言いたいのだがそれはそれで「お前のやってること無駄だよな」と煽っているように聞こえかねないので言えない。

まあ、仕事が忙しいのでメールはあまり読めないことにしている。LINEと違ってメールでは既読マークが送られないのはありがたい。

2016-12-22

[] H25行政コメント

第1 設問1

◇ 3(1)で「直接」の当てはめをしてるのはいいんだけど、「直接」に直接当てはめる(ダジャレ事故)と、やや唐突な印象を受けた。

 そこで1回問題点提示するといいと思う。上位答案(18位)は当てはめの前に以下のように書いてた。

 「(C県職員の主張を要約した上で)これは本件認可が行政主体である県知事から行政主体である本件組合になされたものであり、外部性を有するものではないとして、要件を充足しないと主張するものである

◇ あてはめ事実はばっちりっす。

◇ てか俺反論してないことに気づいた・・・やばい・・・

◇ 条例のところもばっちりっす。

第2 設問2

◇ 違法適法論で結論だけ書いて、私見で詳しく検討というのは俺も今回やってるんだけど、やっぱり読んでる印象としては、「え?なんで?」ってなる。一言でいいから(被ってもいいから)理由を付けた方が良いのかも。

◇ ちなみに原田大樹先生は模範答案で、適法論vs違法論で、適法論の中に私見を滑り込ませてた。これもありかなと思う。

◇ 趣旨規範定立⇒当てはめという形を守って書いた(白紙委任のところは意思解釈問題なので違うけど)つもりだったんだけど、意外と上位答案も、原田の模範解答もそういう形ではなかった。

◇ (21条1項4号について)そういや裁量もありだったなと思った。ちなみに上位答案(18位)も裁量認めてた。

2016-07-10

白紙投票非難してるやつに騙されるな

与党を支持していることになる

と言うようなツイッター住民が出てくるだろう

白紙委任だとか…呆れる。

いや、だからって与党と同じくらい野党も信頼ならなくて

誰がなっても同じような状態だったり

誰がなっても嫌な状態のところで

わざわざ選ばせるのって駄目だと思うよ。

本来投票は本人の意思であっていいはずだ。白紙投票意味を見いだせるなら(同じく棄権にも)それでいいはずなのだ

なのになぜ白紙投票したやつを非難する?理由は?

確実に政治思想の中に「白紙投票をされたら困る」という理論があるのだろう。

ああ、困れよ。政治家与党で威張ってる場合でも、与党を叩くための野党を作ってる場合では無い。

そのことの一国民意思表示として、今回の白紙投票意味を持つはずだ。または、それに共感できるなら投票すればいい。

特定の党や議員に頑張ってもらいたいならそれでいい。それも認める。

民主主義とはそういうものだろう。

良いとも思って無いのにどれかから一つ選べ、だなんて…大中小のゴキブリからひとつ選べみたいなものじゃないか

2016-07-09

単一争点だけを見て支持政党を決めることの危うさ

私が何を言ったところで選挙大勢に影響を与えることは無いのだけれど、どういう結果になっても後悔しないように今思っていることくらいは書いておこうと思う。

 

ここ数日あるいは数週間、ネットで飛び交っている選挙絡みの書き込みを見ていて、もちろんそのすべてに目を通した訳ではないけれど、大体どれも「これこれこういう理由でこの政党を支持する」とか「これこれこういう理由でこの政党は支持しない」という内容のものが多いように思う。

 あとは「投票先はどこでもいいから、とにかく選挙に行こう」系の書き込みね。逆張りで「曖昧な考えで投票に行くな」って意見とか、行くにしても「白票はアリかナシか」みたいな議論もあったけど、とにかくこの辺はまとめて、選挙に関心がない層に関するメッセージってことで一括りにさせてもらう。

 

要するに、どこに投票するか決めてる人がみんなに向けてその理由説明している(賛同者を募っている)パターンと、選挙に行く行かないについてあれこれ言ってるパターンの2つ以外には、ほとんど選挙に関する書き込みはなかったように思える。

 

で、私が選挙直前のこの時期にあえて語りたいことは何かというと、実は上記2パターンのどちらでもない。

私は「すでにどこに投票するかを決めている人」に対して、ちょっとしたメッセージを送りたいと思っているのだけれど、その内容は特定政党の支持を促すものではない。

 

私が送りたいメッセージ、それは「あなた投票しようと思っている政党候補者)、本当にそこに投票しても後悔しないか、もう一度よく考えてみたら?」という単純な内容だ。

 

なぜ私が今さらこんなことを書いているのかというと、どうも人間というのは大事選択をするときに、ついつい都合のいいように要点(争点)を絞って、全体像を見ずに決定を下してしまうことがあるように感じたからだ。

 

まり当たり前のことをくどくどと書きたくはないけれど、大事なことだから確認のためにあえて触れておく。

今回の選挙は、国政選挙だ。

この選挙で勝った政党は、与党となって国政のすべてを左右する権限を手にする可能性がある。

もちろん日本二院制で、しか参議院は半数改選だから、現与党が勝たない限り、すぐさまその政党政権を担う訳ではない。

けれど今回当選した議員は次の衆議院選挙参議院選挙を終えたあとも現職のままだから、今回の選挙当選した議員は皆、政権党の一員になる可能性があるといううことだ。

日本は間接民主主義採用していて、しか議院内閣制から政権党権力議席数次第では非常に強いものになる。

もちろん憲法というリミッターが決定的な独裁を喰い止める歯止めになってくれることを期待したいところだけれど、その憲法だって時の政権によって解釈が変わってしま不安定ものだということはすでに皆が目撃している。

 

勘違いして欲しくないのは、私は別に与党である自民党だけに独裁政治危険があると言っている訳ではないということだ。

今回と次回の参院選挙、そして次の衆院選挙に大勝した政党は、いずれもこの国の行く末を一方的に左右できる圧倒的な強権を手にすることができることを、ぜひ改めて考えて欲しい。

 

そして、その上で私が皆さんに訴えたいこと、それが「あなた投票しようと思っている政党候補者)、本当にそこに投票しても後悔しないか、もう一度よく考えてみたら?」という問いだ。

 

冒頭でも述べたように、私もこの数週間のうちに随分多くの選挙関連の記事等を読んできた。

右掛かった人の右掛かった主張や、左掛かった人の左掛かった主張など、色々な意見が飛び交っている。

しかし、それらの記事の多くが、ある政党を支持する理由に「経済対策」を挙げ、またある政党を支持しない理由に「安全保障」を挙げ……と、単一争点を以って支持すべき政党を見定めようとする傾向にあるようだった。

いや実際には、記事の筆者たちはもちろん、本来争点にすべき事柄が、決して彼らが強調している政策だけに留まらないことな承知だろう。

しかし、言及する争点の数が増えれば増えるほど記事の内容は冗長で分かりづらくなるし、説得力も低下してしまう。

何より、記事を書いている本人自身が、その記事で取り上げている分野こそ、今回の選挙における最大の争点だと信じているのだから、その部分をこそ強調して伝えたいと思う気持ちがあるのは当然のことだろう。

 

けれど私は、有権者たちが特定政党候補)の支持者によって強調された単一の争点だけを判断基準に今回の選挙に臨むことに、大きな危惧を覚える。

 

繰り返しになるが、国政選挙の結果はとても重い。

あなた投票した政党がいざ大勝利を収めたとき、彼らはあなたが最も大切だと考えていた争点については事前の思惑通りに期待する政策実施してくれるかも知れないが、それ以外のすべての政策についても有無をいわさず実行する権限を手にしている。

もしも、あなたが見落としていた政策の中に、本来あなたが決して看過できない致命的な思想の食い違いが隠されていた場合、彼らはあなた意思真逆方針を打ち出す可能性があるが、それでもあなたは後悔しないと断言できるだろうか。

あなたが今回の選挙投票しようと考えている政党は、あなたが決して譲れないと考えている事柄について、あなたと同じ立場でいるだろうか。

 

……このように書くと「すべての政策を、マニフェストを精読することなどできない」と返される方もいるだろう。

確かにその通りである

すべての政策を精査した上で投票先を決めるというのは、あくまでも理想に過ぎない。

大体において、自分運命白紙委任できるような赤の他人が、世の中にそうそ存在するわけはない。

パラパラマニフェストを流し読みしただけでも、100%信頼できる政党など存在しないということがすぐに分かるはずだ。

 

から、私はむしろ逆を勧める。

あなたが決して譲れないことは何なのか。それを徹底的に自問するのだ。ただし、ひとつに絞ろうとしてはいけない。大抵の人間は決して譲れないことをいくつも持っているはずだ。

すでに投票先を決めている人は、当然、自分が最も譲れないことが何であるか、それを自分理解していることだろう。

けれど、どうか改めて、他にも譲れないことが無いかどうか、自らに問うてみて欲しい。

きっと、第2第3の「最優先事項」が見つかるはずだ。

 

そして、その上でもう一度、自分の中で「妥協」する。

最も譲れないもの同士を比較して、その中でどれが妥協可能かを考える。

場合によっては100:0ではなく、80:80などという妥協の仕方もあるかもしれない。

 

とにかくよく考えて欲しい。

どこに、誰に投票すれば、自分絶対に譲りたくないものを、極力譲らずに済むのかを。

 

単一の争点だけにこだわって、サックリと投票先を決めてしまうのはそれほど難しいことではない。

けれど、あなたの大切なモノを少しでも多く守るために、あと一日だけ考えることを放棄しないで欲しい。

 

あなたが誰に投票たかに関わらず、得票数の多かった者の意見に従うのが民主主義ルールである

自分に嫌なことを命令できる力を誰に与えるのか。

選挙は極めてネガティブ選択であり、妥協産物である。そのことを噛み締めながら、残された貴重な時間を思慮に費やして貰いたいと願っている。

2016-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20160215183607

別に間違ってないと思うよ。「正規/非正規」って名前をつけるとまるで非正規イレギュラーみたいだけど、「正規」って言ってるのは事実上会社に労務内容について白紙委任状を出す代わりに仲間として面倒を見てもらえる暗黙の契約」だからなあ。

労働条件と内容が明文化された労働契約を交わして働く、契約内容については労使が対等の立場で交渉する、契約外の仕事はしないさせない、そういうあり方をこれまでの日本的メンバーシップ雇用ではないという意味で「非正規」と呼ぶなら、全部非正規でokじゃないか。

2015-06-24

はいこちらポンポ商事です

民主主義といえば「選挙」だと言われている。

そして一度の選挙で多数を得たか白紙委任をしたわけではないとか、

一票の格差がどうだとか、シルバーデモクラシー(?)だとか、

もっと気の利いた話になると、

数学的に完全に民意を反映させる選挙制度不可能だとか、

様々な問題点も指摘されている。

では、なぜ選挙というものが多くの国や地域で今も続けられているのか。

欠陥は多いけれども、それでも選挙が一番マシだから、という

消極的理由を挙げる者もいるだろう。

しかし、私はそうではないと思う。

例えば、AKB48の曲には興味が沸かないのに

総選挙」の結果発表はやっぱり見ちゃうということがある。

わざわざ福岡の会場に足を運ぶとか、

テレビ時間に合わせて仕事を切り上げて帰宅するということまではしないが、

その時間たまたま家におり、テレビチャンネルを回してみると

ちょうどやっていたとなると、ついつい見てしまう。

あれって、選挙の「結果発表」っていうイベント自体面白いからじゃないのだろうか。

本物の選挙でも、投票してもいない余所選挙区の接戦を見て、

興奮して夜更かしすることがある。眠れないことがある。

そういう大人が結構いる気がする。

投票するだけの我々でさえあんなにアドレナリンが出ている感じを覚えるのだ。

出馬して、しかも、接戦で当落ギリギリ候補者脳内想像するに、うーむ。

そら、ホンマに超興奮やと思うわ。

一度、あの「結果発表」のときの高揚感という禁断の実を味わってしまったので、

人類はなかなか選挙をやめられないのではないだろうか。

投票しもしないでカーボーイを聞き、しかも一位の結果は下馬評通りだったのに、

それでも興奮してしまったので、ついそんなことを考えてしまった。

ただ、一番笑ったのは「ごめんね、島倉千代子」だったが。

2015-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20150309112406

選挙に行って自分の信頼する候補に投票する。

ひとりひとりの投票が集まって全体として当選者が決まる。

これが「白紙委任で全体に判断を投げている無責任人間から政治について語る資格がない」とされるなら民主主義崩壊するわな。

http://anond.hatelabo.jp/20150309103425

ならないよ。それは自分自身善悪判断を全体に白紙委任しているだけ。

白紙委任することは悪いことではないけれど、他人や全体に善悪判断を投げる人には、善悪について語るべきことを持たない。それだけ。

2015-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20150103185516

与えないのはやり過ぎです。

政治をする知識が無いから、間接民主制なので、賢人を選ぶ知識があればな〜という・・・

別に行かなくてもいいと思います

白紙委任なので。

でも、ここまで政治家に怪しい人多いと攻めて国会議員免許制にすべきで、全員資格試験を通過してから、なってほしい。

国民愚民すぎて愚者政治家に選ぶのであれば、免許制はありかと。

年齢制限あるから免許制限も憲法的にはOKじゃないかと思う。

一切法律の知識無いですが)

2014-12-07

白紙投票為政者の喜び

仕事契約に際して白紙委任状を出したら、「サインもしてもらえないなんて!私にいたらないところが…(泣」と、相手は反省するだろうか? 100%ありえない、と誰もが言うだろう。どんなメルヘンだよ? と。


政治に文句があれば、白紙投票を!」と言う、バカがいる。だって投票したくないもん、と。じゃあ出馬しろバカ

まともに投票もしない、出馬もしない、そうやって、「やだやだ」であらゆる責任から逃れられると思うな。お前は試験の答案を白紙で書いたら「テストを受けたくない僕の気持ちを先生は分かってくれるはず!」とか思っていたのか? 0点つけて返されるだけだバカ。ついでに言えば「採点楽でいいわー。どっちにしろコイツ馬鹿から補習だし」くらい思われてるだろ。逃げたら「逃げた」という結果をつきつけられるだけだ。どうやったって、責任からは逃れられない。

「ア~オから一つ選べ」という問題。選ばなければ、どのみち0点だ。選ばなければ、「手をこまねいて死ぬのを選んだ」ことにしかならない。特定政党に入れたくなくて白紙で出しても、「選ばなかった」ことの結果から逃げられない。「異を唱える権利すら放棄した卑怯者」それが、白紙投票者の、唯一の意味だ。

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