はてなキーワード: フットサルとは
こう書くと妻にATM扱いされた夫の話だと思われるかもしれないがそうではない
読んで字のごとく、自分がATMの中の人として働いたときの話である
今から20年ほど前、某金融機関に入社した私は適当な集合研修を受けたのち、とある支店に配属された
今では多くの金融機関はATMの管理・現金装填を警備会社へアウトソーシングしている ただ当時はそういった雑務も全て職員の仕事であった
郊外の支店であれば比較的平和だったのかもしれないが、私の支店は繁華街のど真ん中にあり、周囲は飲み屋やパチンコ屋、場外馬券売り場などに囲まれていた
そうなると客層は当然悪い
紙幣しか入らない投入口に硬貨を投入しATMを壊そうとするおっさん(口座残高が800円だったので200円入れて1000円にして引き出してパチンコに行きたかったらしい)
「UWF銀行に振込したいのに画面に出てこない」と怒鳴るおっさん(どこの格闘技団体だよ)
紙幣にゴムをつけたまま入金しようとするおっさん(面倒でもゴムは自分ではずせ) などなど
そしてそういったATMトラブル以外にもう一つやっかいだった仕事がATMの現金検査である
これは抜き打ちで行われ、朝出社すると上司から「増田君、今日3号機と5号機の検査ね」と通告される
土日にATMの現金が足りなくなっては一大事なので、金曜の夜にはATMに相応の現金を装填する
これを悪用して金曜の夜にATMから1000万円ほど抜き取り土日の競馬で単勝1.1倍の銀行レースにぶち込み1100万円に増やして1000万円は月曜朝に元通りに返却
そういった手口で着服していた職員が過去に居たらしく、抜き打ち検査は週明けを中心に徹底的に行われていた
ATMを利用停止状態にしたうえで、現金精査ボタンを押すと10分程度でATM内の現金残高が表示される
そののち、中のお金を抜き取り全部数えたうえで上司立ち合いのもとでチェックを行う これだけで1台あたり40~50分はかかってしまう
その間もおっさん客たちはあの手この手でATMを破壊しようとするので、私は朝から晩までATMのメンテナンスに追われていた
最初のころはいくらやってもエラーから復旧せず業者を呼んでいたのだが、自費でピンセットやエアースプレー等を購入した成果もあり、いかなるエラーでもすぐに復旧出来る腕前となっていた
週末の現金装填についても、当初は適当にやっていたので現金不足や現金入れ過ぎになっていたが、支店周辺の情報収集を隈なく行い、
「明日は隣のパチンコ屋で北斗のイベントなので装填額普段の2割増し」「日曜は宝塚記念なので現金目一杯いれて帰ろう」などしっかりした予測が立てられるようになっていた
ATM担当となり半年が経過し、本来ならジョブローテーションで私はもう一人の新入社員と職務を入れ替わる予定だったのだが、そいつが休日にフットサルをやっていてアキレス腱を断裂するという
とんでもないことをやらかしたせいでさすがにATM担当は無理という話となり、これまで同様にそいつは融資事務見習い、私は引き続きATM担当を続けることとなった
当初は重労働だったATM担当も慣れてしまえばなんのことはない 鼻くそをほじりながらでもエラー復旧が出来るようになった私は適当に仕事をさぼりはじめた
ATMの裏は個室となっており客からも他の職員からも見えない そのうえ空調も万全なので居心地もよい 私はこっそり持ち込んだ文庫本を読んで暇を潰していた
そんな私にとんでもない天敵が現れた 今では誰も見ることもなく手にすることもない、そう幻の二千円札の登場である
ATMメーカーは二千円札に対して必要最小限の改修で対応した 「二千円札は入金可能だが出金は出来ない」というシステム変更である
通常のATMは千円札と一万円札は循環(他の顧客が預け入れた紙幣を、別の顧客の支払に充てる)させているが、五千円札や二千円札はその他紙幣用のボックスに収納する仕組としている
通常であればその「その他ボックス」に入るのは五千円札か使用に耐えないくらい損傷した紙幣だけ なのでその他ボックスはかなり小さめに作ってある
そこに二千円札が入るようになってしまったのでその他ボックスが満タンになるというエラーが発生するようになってしまった その都度ボックスから現金を抜き取る作業に追われる私
「まあ二千円札も目新しさでみんな使ってるだけで、すぐに流通しなくなるだろう」そう考えていたところ、二千円札の不人気ぶりに業を煮やした日本銀行はとんでもない手を打ってきた
日本銀行の金庫に山のように積まれた二千円札をどうにかして市中に出すため、各金融機関に対して二千円札の使用を義務化してきたのである
金融機関は新札が必要なときには、日本銀行から必要な分だけ都度引き出す
その引き出しの際に「必ず一定の割合二千円札を引き出すこと」という頭のおかしい通知が出され、日本銀行内に山積みされていた二千円札が市中の金融機関の金庫へと運び込まれていった
しかしながら窓口で二千円札を引き出そうとする顧客はほぼいない 仕方ないので職員に対して「給料支給日には二千円札で現金を引き出して持ち帰ること」という社内通達が出されてしまった
職員はとりあえずは二千円札を持ち帰るが当然使い切れるわけもないので、適当な頃合いを見てこっそりATMで入金する
「窓口で二千円札を引き出して持ち帰る」⇒「使い切れないのでこっそりATMで入金する」⇒「二千円札が大量に入金されてATMでエラー発生」というコンボが完成し、私はエラー対応に追われた
入社2年目の四月、私は1つ下の新入社員にATM担当を引き継ぐはずであった
しかし残念なことに、当支店に配属される予定であった新入社員が入社後の集合研修中に退職するという面白イベントが発生し、私は更に続投することとなった
9回を投げ終えてベンチ裏でアイシングしていたところで、「ごめん、明日以降に備えてリリーフ陣を温存しておきたいんで延長も投げて」と告げられた先発投手の気分を味わいながら私は引き続きATMを直し続けた
そしてある日、「自分が入社したのは日立でも富士通でも沖電気でもねえぞ なんで俺は年中ATMをメンテしてるんだ」ということに気付いた私は会社を辞めることにした
金融機関は何気に離職率が高いので2~3年目の職員が辞めることは別に珍しい話ではない
一応形式的に引き留められはしたが、私の退職の意思が固いことが分かるとその後は事務的な手続きが進められ、申出の翌月末には退職することが出来た
出社最終日、業務終了後に挨拶を終えると支店長と職員一同からそれぞれ餞別を頂いた
「1年ちょいで辞めた自分にもわざわざ餞別を渡すのか」と思いながら受け取ったが、帰宅後に封筒を開けると中には二千円札が数枚
その瞬間私の感傷的な思いは一気に吹っ飛び、「ふざけんなよ!このクソ紙幣のせいで会社辞めることになったんだろうが!」とブチ切れてしまった
自室の机の引き出しを開けると、引き出したあとで使い切れなかった二千円札が10枚程度あった
自分の身の回りからすぐにでも二千円札を消し去らなければと考えた私は手許の二千円札を全て財布に入れ、夜の街へと出かけた
数万円程度のまとまったお金を一晩で使い果たせる場所はどこだろう、色々と考えた私は繁華街にあるラブホテルへ入りそしてデリヘルへ電話をかけた
30分ほどして、ドアがノックされ若くて綺麗な女の子が入ってきた
シャワーを浴びベッドで色々と楽しんだのち、女の子の方からOKを出してきたので私たちは二身合体を果たすことが出来た
出すものを出し終わってずるりとちんちんを抜くと何もついていない 「えっ、はずれちゃったの」と慌てる女の子
そうは言っても増田も絵で食ってるようなプロでもないんでしょ?(プロなら有象無象の素人絵描きのことが気になって仕方ない時点でSNSから離れた方がよいかと)
スポーツで言うなら週末草野球やフットサルやってるようなオッサンたちと同類なわけだ。社会的には。
オッサンたちが「いやぁ、この歳では中々上達しませんなぁ」「むしろ腹が出てきて動けなくなってきましたよワハハ」とあくまでコミュニケーションの媒介として趣味を楽しんでいる中に、
「リトルリーグからやってて、青春を白球に捧げて地方大会二回戦戦負けして引退したお前に言わせれば、お前らは全然野球と真剣に向き合っていない。お前らは自らの技術の低さを嘆く以前のレベル、承認欲求のために野球をやってるだけ!」と、いきなり切れてるのが増田。
当社は製造業でいわゆる3K職場なので、就職活動を行う学生たちには非常に嫌われている
以前は高校大学を卒業して入社してくる人たちも大勢いたが、ここ何年かは新卒採用ゼロが続いている
そのため人手確保の観点から外国人実習生の受入を積極的に行い、ピーク時には100人を超えるベトナム人実習生が働いていた
では彼らは奴隷のようにこき使われ、今の労働環境から抜け出したいと思っているのだろうか 当社に関してはそのようなことはない
彼らの母国での平均月収は2~3万円であり、それが当社であれば残業代込みで15万円程度にはなる(日本人労働者と比べれば非常に安いが)
実習生はみな6畳一間の借上社宅での相部屋生活なのだが、彼らはそれでも毎日楽しそうに仕事をし、生活をしている
日本人の社員たちは残業を嫌い定時になればすぐに帰っていくが、実習生はどんなときでも自分から手を挙げて残業を引き受けてくれる
工場の敷地の隅の使用されていない花壇を見つけると「ここに野菜を植えてもいいか」と確認し、大喜びでベトナムの野菜を植える
ベトナムではサッカーが盛んなのかしらないが、休憩時間はみんなでサッカーの練習をしている
聞けば地元の社会人フットサルリーグにも参加しており、毎週土日には試合をしているとのこと
自分たちのチームだけお揃いのビブスがなくて悲しいと言っていたので、社長にかけあい会社の経費で社名入りのビブスをプレゼントしてあげたらみんなとても喜んでくれた
実習生を労うため夏には会社の駐車場でバーベキュー大会を開催した
みんな地元のビールが飲みたいだろうと思い近所のカルディでベトナムビールを買い込んで用意しておいたのだが、
皆が口々に「日本のビールの方が味が濃くて美味しい」といってスーパードライばかりを呑んでいたことをよく覚えている
彼らの頑張りもあり、当社の経営状況は楽ではなかったがなんとか黒字を確保出来ていた 昨年までは…
当初は実習生たちの帰国や新たな受入にこれまで以上に時間がかかる(2週間の隔離期間が必要)程度の認識であったが、そのうち取引先からの受注が徐々に減少し仕事がなくなった
日本人の正社員よりも外国人実習生の方が人件費は安いので、純粋に利益だけを考えれば日本人をリストラすべきなのだが、やはりそうもいかない
日本人社員は雇用調整助成金を使っての一時帰休で当面凌ぐこととし、外国人実習生については新規受入を停止し、既存の人たちは期間満了後帰国することとなった
本来であれば外国人実習生の実習期間を終えたのちは、外国人就労生としての再受入を行う予定であった
就労生となれば給与面での扱いはかなり日本人に近いものとなる 当社としても勤務経験が有る人たちが継続勤務して貰えるのでお互いにメリットがある
実習生の多くが日本での雇用延長を望んでいたので新型コロナさえなければそうなっていたはずなのに、と非常に残念な思いで実習生が帰国していくのを見守っている
現状ではベトナム人実習生の人数はピーク時の3分の1程度まで減少しており、来年度中にはほぼゼロになる見通しだ
これまでは派遣社員・契約社員等の非正規雇用の人たちが雇用の調整弁として使われてきたわけだが、今はその一端を外国人実習生たちが担っている
日本の企業が彼らから搾取していることは否定しようのない事実だ
ただ彼らが帰国する際に「日本は良い国だったのでまた働きに行きたいなあ」と思って貰えるよう、受入企業としては最大限の配慮をする
それが彼らに対する罪滅ぼしになるのかなとも考えている
男オタクは自分たちはキモいものだという視線を内面化してるだけだよ。
「キモい」は「オタク」の枕詞じゃん。令和になっても「キモオタ」みたいに言われること多いじゃん。
男オタクは「キモい」と言われることに慣れているだけ。自分たちが「キモい」と思われていることを知っていて、諦めているだけ。諦めているから向上の努力をしようとしないだけ。
「三次元の女より紙とJPEGの女」ってのも、言ってるやつの8~9割は酸っぱい葡萄だから。どうせこんな容姿だから無理だよ……っていうのが骨の髄まで染み込んでいる。
で、全体的にファッションセンスが壊滅的なので、っていうか女よりファッションに興味がない男の中でも特にファッションセンスがない連中を選りすぐったのが男オタクなので、オタク同士で外見で貶し合いっていうのは基本的に発生しない。
(っていうか、そもそも論として、よほどのことがない限り男同士で外見や服装を品評することはないよな……これはオタクに限らずそうでしょ。そもそも服装に対するジェンダーの差があると思うなぁ。男は服装について色々考えることが嫌いなのです。もちろん先天的というよりは後天的な文化的刷り込みだと思うけどね)
それでもって複雑なのは、単に見た目を整える能力が欠如しているから見た目がキモいんじゃなくて、あまりにキモいキモいと言われ続けたせいで「見た目がキモい」ことがなんというか男オタクの自画像になっちゃってる感があるということだ。
昔、よく戯画化されたオタクで、チェックシャツにバンダナ、みたいなのがあったよね。今から思えば差別的な目線だけど、でも、あれが「オタク」であり、俺たちはああいう存在なんだ、っていうアイデンティティはあるよね。
ニコニコ動画でアニメとか見てるとさ、そういうテンプレ的なオタクの服装したやつがモブで出てくると、「俺らじゃん」「お前らwww」みたいなコメントが飛び交うし、自分がオタクを自称して「俺らオタクはさ~」っていうときに、そこで思い描いてる「俺ら」ってのはパリッとしたスーツを着こなしたイケメンじゃなくてチェックシャツのバンダナ眼鏡だと思うのよ。
イギリス人にとってのブリタニアとかフランス人にとってのマリアンヌが、俺らにとっての「デュフフwww」とか言っちゃうチェックシャツのキモオタなんだよな(実際にはもう秋葉原でもチェックシャツとか着てないやつの方が多数派だけど、まあ多くの日本人も日常生活で着物着てるわけじゃないし……)
なので、多くの男オタクは、外見がキモいと思われることに(他の趣味を持っている男たちと比べると)頓着しない傾向がある。でもそれは容姿の品評から解放されているからじゃない。まったく逆だ。容姿の品評会で敗者であることを自覚し、それに甘んじているからだ。容姿の品評会で敗者であることが自己認識の一部になっているからだ。
男オタクにとっては、オタク趣味全体が他の男たちや女たちから「あのジャンルってキモい男が推しがちだよねw」って言われる対象だったわけで。
逆にその「キモいジャンル」の内部、つまりオタク趣味の内部ではそんなに服装の縛りはきつくないんだけど、賤民のあいだでは平等な関係であることを身分差別から解放されてるって言われても困る。
余談。俺のこれまでの経験からすると、オタク趣味に走る男の外見、他の趣味に比べて明らかに一歩劣るよね。原因なのか結果なのか偶然なのか観測範囲の偏りなのか俺の思い込みに過ぎないのかは知らんけど。
原因っていうのは、つまりオタク趣味というのはスポーツや吹奏楽とかとは違う周縁的な趣味であって、いじめられっ子の駆け込み寺のような役割を果たしている場合もあったからだ。「外見がキモい」がいじめのトリガーの1つになることは多いので、駆け込み寺に駆け込んでくるやつらの外見が駆け込む必要のなかったやつらより平均的に劣ってるのは十分ありえる。
結果っていうのは、オタク趣味って運動不足で不健康になりやすいのと、他の趣味と違ってファッションに対する意識があまりにも低いので、結果としてそういう界隈にいるやつらの外見はフットサルやってますとかそういう連中に比べて劣るものになりがちだろう。
でも実際、オタクと非オタクのあいだでの容姿の差ってどのくらい統計的に立証できるんだろうね。倫理的にアレだから真面目に研究することは難しそうだけど……
僕は友達がいない。
学部は理系で女子率が5%だったので、「理系の割にはイケてる見た目をしている」というブランディングを確立した。
新歓期はいろいろなサークルのタダ飯を周り、いろいろな人にチヤホヤされた。
高校の同期と二人で新歓に行って、後日の飲み会に自分だけ誘われたりした。
いろいろな人に話しかけて、大学のミスコンに出るような人と知り合いになったりした。
高校はそこそこ知名度がある進学校で、同じ大学に行く人も多かった。田舎から上京してきてギリギリで受かったような他の新入生に対しては、言葉には出さないものの心の奥に小さな優越感を抱いていた。
なんとなくテニスやフットサルのサークルは斜めに見ていて、入る気はしなかった。
サークルは高校の時から続けていたマイナースポーツのサークルに入った。サークルは6割チー牛男、3割変人、1割女子という構成だった。
そのスポーツは個人スポーツだった。練習は自分とだけ対話すればよく、また自分一人で勝手に練習に行けるので、そこが魅力だった。1, 2年の頃は、暇さえあればずっと練習をしていた。
同じクラスの人たちが授業終わりに食堂でダラダラしているのに一回参加してみたものの、中身のない会話とただ過ぎる時間に飽きて、その場には行かなくなった。
サークルでの実力はメキメキ上達して、部内大会では3年連続で入賞した。
練習もまともにせず飲み会だけ参上する先輩を心底軽蔑していた。その先輩は飲み会に行くノリしかない一方、「自分は実力もあって飲み会に行くノリもある」と内心ずっと思っていた。時に飲み会で、その先輩の秘密を公にして喧嘩したりもした。内心、「お前なんかすぐにサークルやめるだろ」と思っていた。
練習しても上手くならずスランプに陥っていた同期は、物に当たる癖から他の人から嫌われていた。僕は彼に対する直接のバッシングには加わらなかったが、彼が嫌われていることは内心気味がよかった。
大学2年になると、サークル内で年下の彼女ができた。見た目はそんなに可愛いとは思えなかったが、自分のことを好きになってくれたので付き合った。
その彼女はサークルの中では男女問わずいろいろな先輩と仲が良かった。僕は彼女が男の先輩たちとの距離が近いことを口酸っぱく咎めた。僕は自分よりも格下の相手と仲良くしていることが心底気に入らなかった。
転機になったのは、大学3年の秋だ。サークルの仲間と行った海外旅行代を稼ぐために単発バイトに行き、そこで知り合った女の子と連絡先を交換した。
その女の子の顔はとてもタイプだった。ちょうどサークルの彼女に飽き飽きしていた頃だったので、その女の子をデートに誘った。
その後の話はトントン拍子に進んだ。
3回目のデートの前に、僕はサークルの彼女に別れを切り出した。
彼女は最初は動揺していたが、不誠実極まりない僕の行動を厳しく責め立てた。僕は自分が責められることが気に入らず、先輩との距離が近いことを粘着的に言い続けた。
これが仇となった。彼女は一連の経緯をサークルの有力な先輩や同期に言いふらした。
サークルの人たちは噂好きだったので、一連の経緯はOBから一女まで幅広く広まった。
また、サークルは陰の者の集まりだったので、他人の不貞には人一倍厳しかった。
OBの集まる飲み会に行くと、元カノと仲の良いOBの女の先輩から出会って1秒で罵倒された。同期女子からは無視され、サークルの練習に行った時の話し相手が消えた。
僕は自暴自棄になっていた。
物に当たる癖があった同期が、僕の悪口をtwitterに公然と書き込んでいた。僕は自分より格下の相手が僕の悪口を行っていることが許せなかった。
「今日も上手いね。そういえば膝の怪我は治った?どっちの膝を怪我してたんだっけ。」
彼は「左」と答えた。このスポーツでは膝を痛めることは致命的になりうる。
そいつは倒れこんだ。
再度掴みかかろうとした時、周りの人が全員がかりで止めにかかった。
他のコミュニティの友達を誘う気力もなく、昔仲の良かった人たちは次々に疎遠になった。
当然、サークルにも行けなくなった。
僕は自分が他人に暴力を振るったというショックから、いわゆる鬱状態になった。心療内科にも通い、投薬治療を受けた。
就活に乗り遅れた僕は、3社だけ受けて未内定に終わり、そのまま大学院に進学することになった。
唯一の救いは、新たに付き合った彼女だった。僕は一連の騒動のことを彼女には黙っていて、彼女はそのこともつゆも知らず僕を愛してくれていた。
友達のいなくなった僕にとって、休日に気軽に遊びに出かけられる唯一の存在が彼女だった。
この春、その彼女ともついに別れた。コロナ禍でしばらく会っていなかった中、zoomで別れを切り出された。それ以来、その人とは会っていない。
今僕は、週6で研究をしている。
研究以外にすることもないし、かと言って飲みに行くような友達もいない。一人で旅行に出かけられる金もない。
日曜日は16時間寝て、起きている時間をぼけーっとtwitterを眺めながら過ごしている。
ペアーズにも登録してみた。写真が微妙なので全然マッチしないし、会話も当たり障りのないことしか言えずメッセージを切られることの繰り返し。
twitterを見ると、あの時見下していた先輩は同期と仲良くしながら、なんだかんだでサークルに残っている。いざこざのあった同期はその後スランプを克服し、全国大会で優勝したりしているらしい。そして自分が振った元カノは、ゆるっとサークルに顔を出しながら、当時から仲の良かった人たちとゲームをしたり飲み会に行ったりして楽しそうにしている。
みんな楽しそうだ。
30過ぎで離婚した。
振り返ると恋愛にばかりかまけていたので、友達というコミュニティが形成できていなかった。
友達もまぁ、いなくはない。
飲みに誘える友達が2-3人ぐらい。
結婚式呼びあえるのは高校時代の同級生か。こちらは結婚して子持ちなので遊べるような感覚ではない。ちなみに結婚式してないから意味は無い。
20代半ばまで六本木の飲み屋でつながった友人知人はいたけれど、激務で疎遠になったタイミングでほとんど失った。ハムより薄っぺらい縁だった。
それから婚活などというものをしてたので、異性の知り合いができることはあっても友達はできなかった。
ようやく出来た結婚もこの度めでたく終焉を迎え、また1人になろうとしている。
そして振り返ると私には友達がいない。
こんな時に気軽に飲みに誘えるのは極小数で、ましてやグループ旅行とか、誕生日会とか、わけわからんぐらい縁遠い。
知り合いに見せてもらった結婚式のムービーがあまりにキラキラしたリア充(仲良さそう)の集いで目ん玉ひん剥いた。
コンクリ打ちっぱなしのおしゃれなカフェバーで金髪の可愛い店員さんと仲良さげに話してチルってる人達に間違いない、こいつらそうだろ。
例えばフットサルの仲間とか。そもそもフットサルのチームにどうやって入ったの?てかツーブロック多くない?女の子可愛すぎない?前世でどんな徳を積めばこんなコミュニティで自然に息ができるのだろうか。
わからん、こんなオシャレでネアカな友達どこに落ちてる?どんなアイテムが必要?
そもそも根暗だし立食パーティー死ぬほど苦手だからそんな友達はできないだろうけど、とにかくなんのツテも趣味もない社会人がどうやって友達作ってるのか謎すぎてつらい。
まじで、まじで友達ほしい。私もチルしたい。
週末レモンサワー片手に「またー?」とか言って友達の悪ふざけ笑ったり、おしゃピクとかグランピングしたい。
友達の作り方教えてください。
って奴、アウトドアな趣味でサーフィンや山登りが好きで、月に1回はキャンプでもするのかな?もちろんフットサルはマスト
自分は湘南に住んでる。実家が湘南。子供部屋おじさん予備軍。今はテレワークだから基本在宅。出勤とかマジ面倒
湘南は住むには良いぞ。物価だって高くも安くも無い。車あれば買い物の選択肢も多い。本来ならこの季節は『都民と神奈川県民と埼玉県民は消えろ!』ってくらい混むけど、今年は静かで暮らしやすい
交通の便だって良い。電車で都内にも出やすい。横浜や町田にも出れる。最悪でも本厚木
まぁ、数ヶ月に一度都内に出るくらいなら良いんですけどね。ほんとインドアには暮らしにくい場所。オタクにはこの距離は辛い
全部通販で済ませるなら良いよ。交通費考えたら安く住むし。でも、マジで家から出なくなる
結局都内に行って買い物したり、食事したり、買い物したいんだよ。百貨店で買い物したい。有名なラーメン屋行きたい。品揃えの良いショップで買い物したい。美味しいカフェ行きたい
金があるなら毎週片道1000円で行けば良い。でも、気軽に地下鉄乗って乗り換えて帰る距離じゃない。なんというか東京駅出て気合い入れて帰る感じ
ほんと地元とその周辺20kmくらいと通販で済ませれて、東京とかは「都会はええなぁ~」って指加える事が出来る人は湘南でも江ノ島でも住めばいい。間違ってもいつもは湘南で楽に住んで、たまに都内出て遊ぶとか考えている人はやめておけ。その『たまに』の頻度が絶対増えて、そして東京までの距離が憎らしくなる。立川に住む友人すら恨めしく思うようになるぞ
あと、ガチのオタクはマジで止めておけ。Amazon届けば問題ないとか妄想。やっぱ人間は近所にゲーセンとアニメショップと模型屋が無いと駄目な生き物だから
渡辺明は19歳で結婚して奥さんと息子と暮らすリア充。フットサル・競馬・ぬいぐるみetc.とやたら多趣味で交友関係も広い。
真に孤独な戦いを貫いているのは豊島将之竜王・名人。コロナ前から他の棋士との研究会もほとんど行わず、自宅で専らコンピュータを用いて将棋の研究をしていると言われている。
中2で三段になるものの渡辺や藤井と違って中学生棋士にはなれず16歳でプロ入り。強い強いと言われながらタイトル挑戦に4度連続で失敗して5度目の挑戦で初獲得。
「豊島?強いよね」でネット民にネタにされ、つけられたあだ名は「きゅん」。
コーヒーをこぼされたりカメラの前で一時間正座させられたりと不幸なアクシデントのエピソードも多い。
はてブでも渡辺とは格が違うなるコメントに100以上も星をつけられてしまった。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/95a8141405ad0b4e8953b10cc23abaa4
それでも彼は今、谷川(羽生の前の天才)・羽生・森内(羽生最大のライバル)と並ぶ最強の称号、竜王・名人をもって将棋界の頂点に君臨している。
終盤にフットサルよりええやろ
飽くまで私が40年ほど生きてきた中での狭く偏った観測範囲での話なのだが、仕事が出来る人に草野球が趣味の人は居ない。
ここでは仕事の出来具合を「特に出来る」「普通」「特に出来ない」の3段階に分ける。
その上で「特に出来る」と「草野球が趣味」には負の相関関係があるように見える。
一口に「仕事が出来る」と言ってもサラリーマン/経営者/自営業ではその像も異なるわけで、サラリーマンならば「成績が良い/若くして出世している」、経営者ならば「経営順調」、自営業ならば「とにかく儲かっている」辺りになるだろう。
単純に「草野球が趣味」の人が減少しているので知り合わないだけなのでは?と言われればそうでもなく、確かに多くはないが知り合いには「草野球が趣味」の者が複数名おり、しかしその全てが仕事の出来具合において「普通」ないしは「特に出来ない」なのである。
そして面白いのは「仕事が出来る」者達がスポーツ系の趣味を持っていないのかと言われれば全くそういうことはなく、しかしそれはサッカー/フットサルだったり、テニスだったり、ゴルフだったり、自転車だったり、マリンスポーツだったりウィンタースポーツだったり、登山だったりするのだ。
そしてもう一つ面白いのは決して「野球そのもの」と「仕事が出来る」に負の相関はないことである。
「仕事が出来る」者達の中には元高校球児や、中には甲子園出場経験まである者も居た。
こうなると「何故なのか?」を考えるわけだが、自分であれこれ考えてみてもいまいちしっくり来る説に辿り着けない。
まず最初に思い付くのは「時間的拘束が長いので忙しい人は趣味にし辛い」という点。
野球の1試合はそこそこ時間が掛かる上、チーム対チームでの戦いなのでスケジュールに融通が利かない。
しかしながら自営業の場合は分からないがサラリーマンの場合は休日しっかり休むのも「仕事が出来る」証なわけで、休日の趣味に時間を費やせないという前提は間違いであることが分かる。
そもそもフットサルやテニスなどは場所移動も試合も比較的サクッとできるのに対し、ゴルフやマリンスポーツやウィンタースポーツは移動も含めると時間が掛かるし、登山もそうだ。
その他の特徴を考えてみても、「チーム戦」はサッカー/フットサルもそうだし、「拘束時間に対する自分の運動時間が短い」だとゴルフもそうなる。
いやそもそも「野球そのもの」と「仕事が出来る」に負の相関がないんだから野球というスポーツの特性そのものを掘り下げても意味がないのだ。
そうなると「草野球から野球を除いたもの」を「仕事が出来る」者達は好まないということになるのだが、それって何だ?
ご意見求む。
「こんな時期だし家で映画みたり日記書いたり本を読んだりかな」
「一人だと寂しくないの?」
「そうなんだ」
「休日は何してるの?」
「ふーん、そういうチーム?みたいなのってどうやって見つけるの?」
「たまたま知り合いづてで入って、いろんな職業とか年代の人がいるから楽しいよ」
「ところでお仕事は何?」
「へーそうなんだ、いつかは独立したりするの?」
「そのうちね」
「それだったらやっぱりお客さんとか捕まえないとだめだよね」
「そうだね」
「頑張り次第ではそうだろうね」
「でもその為にはやっぱり人脈とか作ったほうが良いと思うよ」
「それはそうかもしれないね」
「うん」
「うんうん」
「一回遊びに来たらいろんな人と繋がれるよ」
「そうなんだね」
「そのリーダーも人脈が大切っていつも言ってるし私もそう思う」
「うんうん」
「来月も日曜日やってるよ」
「夜とか?」
「んーだいたい昼だね」
「いつわかるの」
「もう少し先かな」
「一回遊びに来てよ」
「仕事がなかったらね」
「また連絡するよ」
「うん」
「そろそろ行こうか」
「そうだね」
「うんうん」
「じゃあまた連絡するよ」
「そうだね」
「またね」
「またね」
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 100 | 12486 | 124.9 | 43.5 |
01 | 68 | 11449 | 168.4 | 63 |
02 | 64 | 7976 | 124.6 | 56.5 |
03 | 35 | 3232 | 92.3 | 48 |
04 | 28 | 2418 | 86.4 | 52.5 |
05 | 31 | 3858 | 124.5 | 52 |
06 | 29 | 1968 | 67.9 | 33 |
07 | 54 | 4646 | 86.0 | 42 |
08 | 113 | 7476 | 66.2 | 41 |
09 | 121 | 10571 | 87.4 | 42 |
10 | 148 | 12573 | 85.0 | 35 |
11 | 152 | 14574 | 95.9 | 47.5 |
12 | 195 | 17853 | 91.6 | 39 |
13 | 147 | 11935 | 81.2 | 45 |
14 | 118 | 9181 | 77.8 | 38 |
15 | 147 | 12272 | 83.5 | 41 |
16 | 136 | 20719 | 152.3 | 48 |
17 | 152 | 12804 | 84.2 | 51 |
18 | 159 | 11453 | 72.0 | 43 |
19 | 125 | 9487 | 75.9 | 38 |
20 | 127 | 10651 | 83.9 | 32 |
21 | 125 | 9058 | 72.5 | 29 |
22 | 109 | 10247 | 94.0 | 29 |
23 | 126 | 10022 | 79.5 | 47 |
1日 | 2609 | 238909 | 91.6 | 42 |
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