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はてなキーワード: 遺伝情報とは

2021-08-27

anond:20210826191156

横に逸れるが、DB悟空精神普通じゃないとか言ってる人ら

なんとなく異星人と価値観が共有出来てる風に描かれてるから仕方ないかもしれないが、

脳の作りとか全然違う(であろう)サイヤ人が幾ら人間社会教育受けたとしても同じような性格になるのだろうか? と考えるとそうはならんやろって思わないでもない。

まあ、悟空さん自体地球地球でもまともではない環境で育てられてるのでそこも色々影響あってややこしいが。

DB詳しくないから、サイヤ人ナメック星人ぐらいしか種族わからんが、フリーザさんは全然違う種族だろうし(哺乳類かどうかも怪しい)、他にも色んな種族が居そう

何故か犬人とかも居る地球グルグルガムみたいなの吐く竜も地球人だっけ?)だが、あれはどっかの過去の時点で異星との交流があったってことなんだろうか。

みんな遺伝情報どうなってるんだろう。

ってか、サイヤ人地球人は交配可能からサイヤ人側に別種族遺伝情報を取り込んで云々みたいな能力がない限り、

結構近い過去に分かれた種族であるか、全然系統進化してきたが奇跡的に似たような種族が生まれたか

実は遺伝情報を伝えていったり知的生命になる条件って限られてたりするんだろうか。

考えだすとキリがない。

2021-08-15

anond:20210815230857

せやで。

けど背の高さの遺伝情報父親由来が多いと聞いたことあるで。

高身長女子捕まえても無意味や、諦めてや😇

2021-08-11

「全ての男にとって出産代理出産」って

何度読んでも意味分からん

卵子遺伝情報どこ行った

代理出産じゃない普通出産は女が実子を産む事に他ならないか代理出産でもなんでもないだろ

「全ての男にとって出産代理出産」とか言ってる人達ってもしかして精子に全ての遺伝情報が入っているとでも思ってる?子供父親からし遺伝子を受け継がないと思ってるとか?

生物の基本からやり直した方がいいのでは…?って、高校生物は確か選択科目だったと思うから

もしかして本当に知らないんだろうか

教育の深刻な欠如を感じる

2021-08-02

anond:20210801064035

GOODな自由研究です。いくつか補足させていただきます

あなた10%はどこから?私は通説から

元増田さんは「民間調査機関ドイツ全体の新生児10%が血縁関係がないと推計したよ」とおっしゃっています

元増田さん的にはドイツの托卵率10%という数字元ネタをこれだと推測しているのかもしれません。

しかし恐らく10%という数字は別のところからきています。その理由は、"托卵"率が10%と言うのが一昔前の通説だからです。

例えばLancetの1991年論文MacIntyre & Sooman (Lancet:1991)では

"Medical students are usually taught that the rate is 10-15%; 10% is a figure widely used in DNA studies and quoted in standard genetics textbooks;"

医学部生は通常その比率(non-paternity rate: 非父系率=托卵率)を10~15%と教わります10%という通説は広く範囲DNA研究に用いられ遺伝学の教科書でも引用されています

と述べられています1991年の時点でそう言われるほど人口膾炙した説だったわけですね。

この論文はその通説に批判的で、

"We would guess that the higher estimates are probably exaggerated for the general population in the UK, but have no way to assess the accuracy of the frequently quoted figure of 10%. We would be interested to hear of any reliable data."

我々はそのような高い推定値が、UK一般的母集団に対して過大評価であろうと考えていますしかし我々はこの10%という頻繁に引用される通説の正確性を評価する術を持っていません。我々は信頼できるデータを求めています

結論しています

事実比較的近年の研究では托卵率の推定値は1~4%程度(e.g., Anderson (Curr Anthropol:2006)、Voracek et al. (Psychol Rep:2008))、ごく最近研究では1%前後(e.g., Greeff & Erasmus (Nature:2015)、Larmuseau et al. (Trends Ecol Evol:2016))と従来の10%と比べてかなり低く推定されています

私としてはドイツに限った話じゃない"10%"という数値が、何の拍子かドイツ特異的な話になり、いくつかの逸話と一緒にネットロアと化したのではないかと推測しています

ドイツの実際はどうなのよ

ドイツの托卵率についての論文は3つあります。Krawczak et al. (Forensic Sci Int:1993)、Henke et al. (Forensic Sci Int:1999)およびWolf et al. (Hum Nat:2012)です。

Krawczak et al. (1993)では托卵率が16.8%、Henke et al. (1999)では50.2%とくそ高いですが、これは係争中の父子鑑定の結果です。「お前は俺の子じゃない!」と父子鑑定をしてそれが的中したパーセンテージですね。ドイツ一般母集団を反映しているとはとても言えません。

その点Wolf et al. (2012)は質が良く、ドイツ一般集団を反映していると考えられる研究です。

概要を軽く説明しますと、この研究は小児白血病患者とその骨髄ドナーのHLA型を用いて托卵率を調べたものです。

骨髄移植にはドナーレシピエントのHLA型が一致する必要があるためデータ化されているのですが、このHLA型は親子の推定にも使用可能です。

時に皆さんは自分の子供が白血病になって骨髄移植必要という時にまずどうしますか?そうですドナー登録ですね。

まり、小児白血病患者とその骨髄ドナーデータを使えば子と親の鑑定用DNAデータがセットで山と手に入るわけです。

さら病気人間よりかは平等ですので、バイアスも少なくなりますプライベート情報を削除してしまえばコンプラ的にも安心

賢い方法ですね。

この研究の結果、推定されたドイツの托卵率は0.94% (95%CI: 0.33-1.55)でした。

Wolf et al. (2012)も完ぺきではありませんが、ドイツについて現状手に入る中で最も質の良い研究ですので、「ドイツの托卵率は?」という質問に対しては「約1%です」と答えるのが科学的な態度と言えるでしょう。

法律の話

父親のみによる勝手DNA鑑定はダメだよ→母子同意を取ってやってね(2005年から)

これは2008年です。2005年にあったのは別のもっとマイナー改正です。

元増田さんの引用にもある"否認手続から独立した父子関係明確化のための法律/Gesetz zur Klärung der Vaterschaft unabhängig vom Anfechtungsverfahren"が発効したのが2008年なのです。

さらにややこしいのですが、これとは別に"遺伝的診断法/Gendiagnostikgesetz"、正式には"ヒトの遺伝検査に関する法律/Gesetz über genetische Untersuchungen bei Menschen"というものもありまして、こちらは2010年に発効してます

さらさらにややこしいことに、勝手DNA鑑定を禁止したのは"遺伝的診断法"で、"否認手続から独立した父子関係明確化のための法律"の方は"秘密の父子鑑定(当事者同意を得ない遺伝子鑑定)"は証拠採用されないとされた一方で、裁判所から命令があれば当事者拒否してもDNA鑑定を命令できるという、双方向配慮された法律なのです。

ややこしすぎるので個別説明します。

遺伝的診断法

正式名称からわかる通り、遺伝子診断全般に関わる法律です。親子関係推定については法律の"セクション3:親子関係を明確にするための遺伝学的検査/Genetische Untersuchungen zur Klärung der Abstammung"で規定されています

要約すると

親子関係を明確にするための遺伝学的検査は、当事者(父、母、子)の同意を得た上で一定資格を持つ専門家によって行われなければならない。無断でやったら罰金

です。

ちなみに

なんで妻の同意必要なの?→……わからん……

これはシンプルでして、同意必要相手未成年場合親権者が決定の代行者になります父親が鑑定の請求である場合自動的に残った母親が代行者として同意/非同意することになります。つまり仮に母親請求者だった場合父親同意必要になるわけです。

この法律が求めているのは、遺伝情報という究極の個人情報を親とは言え勝手に使うな、あと品質保証のない民間企業に頼るのはやめなさい特に家族崩壊しかねない親子鑑定では、というもの

近年の分子生物学の発展的にみて、いずれ必要となる法律であろうな、というのが私の評価

否認手続から独立した父子関係明確化のための法律

これについて説明するには前提知識がいるので少し長くなります

ドイツには法的父親/母親というものがあり、出生に合わせて自動的に決定されます

  1. 法的母親は"その子供を出産した女"です。代理母だろうが出産後に性転換して男になろうが、産めば法的母親です。後述の法的父親とは異なり、異議申し立てによる回避はできません。代理母出産をした場合養子縁組手続きしなきゃ親子になれません。
  2. 法的父親は(a)嫡出児の出生時に法的母親結婚していた男、(b)非嫡出児を自分の子である認知した男、(c)裁判所が異議申し立てに従って指定した男、です。こちらは法的父親とされたことについて異議申し立て可能です。
異議申し立てプロセス

まず異議申し立て資格者は(1)法的父親ab、(2)受胎時に法的母親と親密(意味深)だった男、(3)子供、(4)母親、です。

「お前は俺の子じゃねえ!」という異議申し立ての他に「お前なんて俺の/この子父親じゃねえ!」という異議申し立てもあるわけですね。

ここでは(1)の場合だけ解説します。

まず(1)による異議申し立て裁判所に申し出る場合、親子関係に対する合理的な疑いの根拠提示しなければなりません。

判例にもとづけば、

  1. 実は子供結婚前に生まれていた(嫡出児の法的父親要件を満たさない)
  2. 母親浮気示唆される
  3. 推定される受胎期間中母親と親密ではなかった(セックスレス、別居等)
  4. 男性不妊

などが合理的な疑いとして認められています

一方で「自分と(子供の)容姿が似てない」程度の疑いでは異議申し立ては認められません。

"否認手続から独立した父子関係明確化のための法律"が出てくるのはまずこのタイミングです。

この法律合理的な疑いの証拠として遺伝子診断の結果を用いることを合法化しました。以前は証拠として使えるか曖昧(たいていは却下)だったのですが、この法律基準明確化とともに採用可能になったのですね。

ただしこのタイミングで提出する遺伝子診断の証拠には、母親(と子供)の同意必要となります同意のない診断結果を出しても証拠として採用されず、 2010年以降は遺伝的診断法に基づいて罰せられます

そしてこのプロセスがつつがなく進んだ結果、最終的に裁判所遺伝子診断による父子鑑定を命令します(既に遺伝子診断の結果が証拠として提出されていない場合)。

これは母親(と子供)の同意が無くてもできるため、これによってほぼ決着がつくわけです。

そして、この裁判所による鑑定命令もまた"否認手続から独立した父子関係明確化のための法律"によって制定されたものなのです。

初手秘密鑑定結果ぶっぱが封じられた一方で、丁寧に手続きを進めれば裁判所権限DNA診断による親子鑑定をしてもらえるという点で、バランスの取れた法律であると思います

以前は初手ぶっぱしても証拠採用されるのは厳しかったわけだから、異議申し立て側にとっては正味プラスでは?とも。

2016年のアレ

これもちょっと前提知識必要

前述の父親認定に対する異議申し立て成功裏完了し、法的父親から他人に変わるとどうなるでしょうか?

元法的父親過去遡及して養育等の父親の責務として支払ったもの等々への請求権を得ます

請求先は母親でも子供でもなく真の父親です。真の父親の払うべきものを立て替えてた扱いになるのですね。

そして真の父親は異議申し立て完了後、法律に従って裁判所が法的父親として指定します。法的父親説明で挙げた(c)のことです。

しかし……真の父親はいずこに?それがわからなければ請求も何もできません。

知っているのはきっと母親でしょう。聞きださなければなりません。真の父親候補……"推定上の父親"を。

しかしかし、2015年に「母親に"推定上の父親"について話すことを強制するのはプライバシー侵害である」という判例が出てしまいました。

はい詰んだー。

流石にそれはちょっと……ということで、父性の異議申し立てが成立した場合母親は"推定上の父親"について"重大な理由"が無い限り黙秘できないという法案が出てきたわけです。

まだ成立はしてなかったはずなので、この先どうなるかは分かりませんがね。コロナもいるし。

2021-08-01

anond:20210801064035

その2

托卵率10%ってどこから出た数字

DNA鑑定の結果ドイツでは子供10%が違う父親の子供だったそうです。女性は旦... - Yahoo!知恵袋

ttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q142587269

DNA鑑定の結果ドイツでは子供10%が違う父親の子供だったそうです。

女性旦那とは違う男性の子供を産みたいと思うもんなんですか?

ネット上のらしいよ話ではこの10%をよく見るが、ソースはみたことがないので軽く漁ってみた。


消えたニュース転載だが、依頼を受けDNA鑑定を行う民間調査機関の報告のようだ。

というかこの記事2005年法改正解説している数少ないものかも。


非処女中古】:父子DNA鑑定禁止法改正案、独で賛否めぐり大騒ぎ

ttp://blog.livedoor.jp/virjin/archives/12368087.html

 同国の民間調査機関の推計によると、新生児の1割(約7万人)が戸籍上の父親以外の子だというが、女性法相がこのほど、同鑑定を法律禁止する意向を表明した。個人情報保護が主眼だが、男性保守派知識人は「女性浮気助長するだけ」と反発しており、当地マスコミは「新たな男女間闘争の火ぶたが切られた」と大騒ぎだ。

なるほど。ここでは調査結果の割合10%ではなく、推計により全新生児10%と述べている、と受け止める。

都合よく考えれば、この推計ではもちろん「血縁関係がないと強く疑われるからDNA鑑定を依頼したので血縁関係ではないと出やすい」などというフィルターは外されているものと期待したいのだがどうなんだろうか。

ひとまず私は今後、全体の10%と考えたいと思う。

また、

連邦通常裁判所民事刑事事件を扱う最高裁に相当)は12日、子供母親同意を得ないで行ったDNA父子鑑定をもとに、養育義務の破棄などを求めた男性の訴えを退けた。「鑑定は子供自己決定権侵害しており、証拠能力がない」と、法改正を先取りする判断を示したものだ。

とあるように、別資料でもあったが主眼は子供という一個の人間遺伝情報に関する本人の「知る権利」「公開する権利」などの自己決定権問題であり、妻を守るためのものではない。(かつ家族問題なので妻と子両方の同意必要?)

…素直に受け取れば、であるが。建前としてもわかる範囲だ。


まあ女性法務大臣が発したという点も穿ってみてしまう点だったのだろうか。ああなんか危ない発言だな。


なお、ささっと軽く調べるだけではこの記事程度しかヒットせず、父親の「カッコウヒナ運動はあったものの、どの程度の影響力があったかは伺えない。


(養育義務を破棄できないなども「無許可鑑定は証拠能力がないから」にかかっていると思う。逆転裁判1リメイクでやったような?いや違うか。黙って録音は証拠になるか?みたいな話かな)

婚姻率などへの影響はどうだったのか

男と結婚するやつだけが一方的に得をするドイツでは、婚姻率が世界最悪のレベルまで激減した - Togetter

ttps://togetter.com/li/1018535

Herokey Ave @ABC1970


ドイツはいつも極端で面白いなぁ。

戸籍上の父親による戸籍上の実子のDNA鑑定を認めないと世界最初に言って、その短絡的な立法の結果、事実上男は托卵され放題になり

「出来婚が絶滅し、ヨーロッパ最悪の婚姻率になった」

だけはある味わい深い極端ぶりだ。

2016-08-30 22:05:59

Herokey Ave @ABC1970


@taisho__ 男は、基本的に托卵(嫁が生んだ他人の子供)嫌でしょう。

ドイツは、世界に先駆けて

「托卵でも子供には罪がないか我慢して男は金とか労力とかの人生リソース割いて育てれ」

と言って、結果婚姻率が世界最悪レベルで激減したんですよね。出生率日本以下になりました。

2016-08-30 23:43:34


Herokey Aveこと阿部広樹氏はゲーム関係だけど本もたくさん書いてるお人らしいので、まさか適当ソースからそう論じることはないでしょう。


あとは

子連れ山猫

@kodure_yamaneko

2020年12月14日

返信先:

@0517nakkenさん

ドイツのケース知らないんだろうな~托卵率が高過ぎて離婚等が増えて社会保障が崩れるから(父子DNA鑑定禁止法案)妻の同意無しのDNA鑑定禁止と実子じゃないとわかっても慰謝料養育費返還を禁じるという男に死ねという法が15年も前にできたこ

とかかな


ドイツ婚姻率、結婚件数なりを調べてみるとこれを見つけた

日本ドイツ結婚事情 -家族が欲しい日本人、愛が大事ドイツ人  – トランスユーロアカデミー

ttps://www.trans-euro.jp/TAex/2020/03/04/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AE%E7%B5%90%E5%A9%9A%E4%BA%8B%E6%83%85%E3%80%80%EF%BC%8D%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%8C%E6%AC%B2%E3%81%97%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA/

から

Statistisches Bundesamt Deutschland - GENESIS-Online: Ergebnis 12611-0001

ttps://www-genesis.destatis.de/genesis/online?sequenz=tabelleErgebnis&selectionname=12611-0001#abreadcrumb

国内で制定されるほど問題となった2005年が4.7ポイント

数年前から問題顕在化してたとして、2000年が5.1ポイントと0.4ポイントの下落。

20005年から10年後の2015年が0.2ポイント増の4.9。

逆に10年前の1995年が0.7ポイント増の5.3。

2000から2001年の0.4ポイント減が気になるものの、先進国少子化傾向を考えると印象論になるが劇的とまで言えるだろうか。


とはいえHerokey Ave氏が得た情報は二つだ。

1. ヨーロッパ最悪の婚姻

2. 婚姻率が世界最悪レベルで激減した

(3. 出生率日本以下になりました)


ひとまずヨーロッパ最下位でないことと推移が見れればよさそうだ。


日本だけじゃない。世界が未婚化する物理理由とは?【データ11】|荒川和久/「結婚滅亡」著者

ttps://comemo.nikkei.com/n/nee2ce718ada3


グラフデータだけいただくと、私のヨーロッパ認識が間違っていなければ、ドイツ最下位ではないと思える。

また、グラフの動きを見てもスウェーデンの駆け込み婚姻のような劇的な動きは感ぜられない。


出生率の推移も見てみよう。合計特殊出生率とあるが、これが巷で言われる出生率と同じかどうかは浅学ゆえわかりかねる。


第1部 少子化対策の現状(第1章 5): 子ども子育て本部 - 内閣府

ttps://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2017/29webhonpen/html/b1_s1-1-5.html

とても優れている、とは言えないが日本とは2000年ごろから抜きつ抜きつ抜かれつ。2015年時点でわずかにドイツが上回り、

DNA鑑定禁止もろもろにより(もともと日本より高かった?)出生率が(急激に低下して?)日本以下になりました」(カッコ内は発言に対する私の推察によるつけたし。)

との主張は当たるだろうか。

データ2015年までなので2016年になにか激動が起きたのだろうか。


ちなみに離婚率だとこちらが見やすいか

ttp://honkawa2.sakura.ne.jp/9120.html

個人のページだけれどプロフィールを見るに阿部広樹さんよりは信用できそうだ。

2000年から2005年間に増加傾向、2005年で減少と影響を読み取ることは可能ものの、他国やほかの時期に比べて急激すぎる変動と言えるかどうか。


もちろん、ドイツ政府が急激な変動を抑えるために先手先手で法案を成立させたとは言えるかもしれないが。

余談:婚姻率と婚外子

ドイツ日本より婚姻率が低いが、出生率日本とそれほど遜色がない。

その理由ひとつ婚外子だと思われる。


ついに新生児3分の1が婚外子になったドイツ 旧東独なら61%、でも未婚の父の権利強化には疑問符(1/4) | JBpress (ジェイビープレス)

ttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37203


婚外子であることにデメリットが少なく、婚姻関係を持たずに子を設けることができるようだ。

同様に婚姻率が低いフランスも半分以上が婚外子であると触れている。

家族関係問題を論じる際に、婚姻率(の低下)を持ち出すことはあまり有用ではないかもしれない。

つかれた

ttps://twitter.com/search?q=%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%80%80DNA%E9%91%91%E5%AE%9A&src=typed_query&f=live


いろいろ調べたりツイッター上の言い方を見た結果、「そこそこ正しい言い回しをしている方も居るが、大げさに言う人もいる」というなんとも面白くもなんともない結果になってしまった。

まあそんなもんだよね。

楽しくないわけではないけれど費用対効果薄くない?とかわかりきらないもやもやとかもある。

直近だと韋駄天レイプ増田とかすごいね

もっとドイツ側の思惑や国民の声、みたいなのを拾えればよかったんだけど英語すら読めないのにドイツ語なんてね。


個人的には父親に実子かどうかを確信できる権利は欲しいと思っていたけれど、子供自身自分情報に関する権利とかの視点が抜け落ちていたからその視点を得られたことはよかったと思いますはい

ドイツの托卵の話その1

自由研究


ネット上でよく見る話。ネットロアっていうのかしらん。違うかー!

ドイツの托卵率が10%。

DNA鑑定により家庭崩壊が多発することを懸念し国がDNA鑑定禁止した。


って話。

で、ついでに托卵検知ができなくなったか婚姻率が激減したってオマケつき。

感想なまとめ


ネット日本語情報しかあたってないので温度感はあるかもだけど、今現在伝聞で書かれてるのを見たら「(ネットの)井戸端会議特有の盛ってる感だな」って思っておくよ。


いざやってみるとうまい調べ方がわからないのでid:ibenzoさんの記事ひとつぐらいまともに読んでいればよかったわ。

ドイツは何を禁止したのか

日本語でぱっとでる以下のサイトによると2005年2016年に関連法が改正されたようだ?


【託卵大国ドイツ・日本DNA鑑定無効法律裁判」訴えたらどうなる?

ttps://iirou.com/tom/

2005年 DNA鑑定禁止


嫁に黙ってDNA鑑定をするのは禁止

托卵が発覚したとしても

托卵女に養育費の返金を求めるのも禁止

なぜこんなムチャクチャ法案

通ってしまったのか?


托卵調査の結果


ドイツDNA鑑定をした結果、

10%が托卵と判明したとも言われる。


てか托卵率10%なら

不倫率はそれを遥かに上回るだろ。


男たちがDNA鑑定殺到すれば?


あちこちで托卵が発覚してしまう。

ドイツ国内は大パニックになり、

無数の家庭が崩壊するだろう。


シングルマザーが溢れ、

路頭に迷う子供も多数でてくる。

政府保護しなくてはならなくなる。


そのため、

DNA鑑定で托卵を暴くことが禁止された。

ほんまかいな。

すくなくとも「男たちがDNA鑑定殺到すれば?」以降は筆者の妄想が入ってそうなんだけど。

2016年 法改正


素晴らしい法案がまとまった。


托卵であった場合

托卵女は夫に実の父親(托卵男)の名を

明かさねばならない。


さらに夫は托卵男に2年分の養育費

請求できるというもの

妻の同意によるDNA鑑定後に知る権利費用の一部を得られるかんじだろうか。

真偽や盛りぐあいはともかくそのあたりを調べてみる。


私のググり力(ちから)が足りないために当時の日本語資料をサクッと見つけられなかったので、こちらの資料をお借りする。


ドイツ民法典における家族法 - digidepo_11538862_po_02850002.pdf

ttps://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11538862_po_02850002.pdf?contentNo=1

(7)遺伝学的親子鑑定(DNA 鑑定)

第1598a 条は、遺伝学的親子鑑定(genetische Abstammungsuntersuchung. 以下「DNA 鑑定」という。)の実施のための要件規定する。DNA 鑑定の実施を望む者(父、母又は子のいずれか)は、残り2者に承諾及び遺伝情報試料採取受忍を求めることができ、承諾が得られない場合は、家庭裁判所が承諾を代行し、遺伝情報試料採取受忍を命じる。ただし、子が未成年者で、その子福祉に反する場合には、裁判所は手続を停止する(58) ことができる。この条文は、民間DNA 鑑定の普及により、母や子の同意を得ずに行われた遺伝検査結果(秘密の父子鑑定)の証拠採用が争われ、連邦憲法裁判所判決を受けて制定された「否認手続から独立した父子関係明確化のための法律」(59) により新たに追加された。



(59) 否認手続から独立した父子関係明確化のための法律 Gesetz zur Klärung der Vaterschaft unabhängig vom Anfechtungsverfahren (VaterKlG k.a.Abk.) vom 26. März 2008 (BGBl. I S. 441). 同法制定に関する連邦憲法裁判所の決定(1 BvR 421/05)は、秘密の父子鑑定による鑑定結果の証拠不採用を認め、一方で、父子関係否認手続とは関係なく、独立したDNA鑑定請求権を法律上の父に認めるべきであるとした。玉蟲由樹「子の出自を知る父親権利(BVerfGE 117,202)〔2007〕」ドイツ憲法判例研究会編『ドイツ憲法判例IV信山社出版, 2018, pp.55-58.


そもそも本人の同意のない検査ダメだよ

托卵うんぬんではなく勝手DNA検査ダメで、でも検査が簡易になり、特に子供への同意無いDNA検査が増えてきたので家族法でも法整備し、同意ありでやろうねと明確に示したという考えはどうだろうか。


ドイツにおける遺伝情報法制度 | 学術機関リポジトリデータベース

ttps://irdb.nii.ac.jp/00835/0002057570

第3に、自発性原理(Prinzip der Freiwilligkeit)である。『連邦議会審議会答申』は、「遺伝検査実施は、被検者(getestete Person)の不可侵性を侵害する」がゆえに、「包括的説明をしたうえで個人同意を得てから行われる必要がある」との立場から、「この原理例外は、法的にかなりかなり限定された範囲でのみ、しかもそれによって被検者の尊厳侵害されない場合にのみ許されるにすぎない。特に遺伝検査は、直接的にも間接的にも強制的実施されてはならない」、と説き、ここから、当然のこととして、インフォームド・コンセント要求されることに(33)なる。ここで興味深いのは、本人の了解同意のない DNA解析に関する具体例として、2000年11月28日に下された、DNA分析の導入に関する初のバーデンヴュルテンベルク行政裁判所判決2001年2月20日報道)が示されている点である。本件は、銀行幹部侮辱する匿名文書を書いたのではないかと疑われた銀行員が、採取された DNAサンプルが本人の知らない間に DNA鑑定をされたことに基づき雇用から無期限解雇の通告を受けたため、その解雇違法性について争った事案である。本件について、同裁判所は、本人の知らないところで同意なく行われた DNA分析の結果に基づく解雇通告は違法である、と判示 (34)した。これは、注目すべき判決である。本判決を受けて、ドイツ連邦および各州情報保護委員会(Datenschutzbeauftragten)は、第62回会合での決定において、「法律上の権限なしに行われる遺伝検査、または治療もしくは研究目的のためにの原則として有効とされる本人の同意なしに行われる遺伝検査を阻止するために、刑法典の中に基本的処罰規定[を盛り込むこと]」を要求して (35)いる。これは、刑法典では実現していないが、遺伝検査法で実現した

4 つぎに、医療目的以外の検査について特徴を簡潔に挙げておこう。

第1に、出自の解明のための遺伝検査については、本人への事前の説明同意により実施することができるが、検査を行うことができるのは、医師のほか、出自鑑定の専門家自然科学高等教育を受けた者に限定されている(17条)

最後に、制裁について述べておこう。本法でも、規定違反して遺伝検査実施した場合、1年以下の自由刑または罰金刑が予定されており、対価を得てこれを実施した場合には、2年以下の自由刑または罰金刑が予定されている(25条)ほか、一定行為について秩序違反として過料が予定されている(26条)。


2016年は?

2016年 法改正

素晴らしい法案がまとまった。

法改正法案がまとまったではいささか指すものが違うような気がするが、普段立法に無関心なので怪しい。


ttps://twitter.com/akihiro_koyama/status/1338064643328131073

から

A new German law wants to force mothers to reveal their child’s biological father

ttps://www.newstatesman.com/politics/feminism/2016/08/new-german-law-wants-force-mothers-reveal-their-child-s-biological-father


翻訳で見ると記事時点では提案段階。ただしakihiro_koyama氏のいうDNA鑑定義務化は読み取れなかったのでどういった文脈でこの記事コメントを出したのかは不明


いろいろ検索ワードをがんばってみたが、日本語のそれらしい話題がひっかからず。


コラム 75 「誰の子か白状しなさい」-自分の子が実の子ではなかったら ドイツ場合- 2016/9/2 | 京都弁護士による離婚相談姉小路法律事務所

ttps://www.aneyalaw.com/column/_75.html

ドイツで,カップルの子どもが,実は別の男性との間にできた子だった場合母親カップル男性に子の生物学上の父親の身元を明らかにしなければならないという法案がまとまり議会に提出される予定だそうです。

どうなんでしょうね?

2021-07-29

提案 : 天皇家 2.0

これは、およそ2000年歴史の中で顕在化した現在天皇家問題を解消し、西暦4000年頃に同様の問題を起こさない為の、新提案である

よって、現状の女系男系論争とは別物であることは最初に断っておく。

万世一系証明するためには、遺伝情報必須である。この時、父母両方からの由来の可能性があるものを前提にすると、2000年も経つと辿れなくなる。よって片方のみ受け継がれるものが良い、そこで最良の基準母系ミトコンドリアであろう (父系遺伝研究存在するが、完璧ものはまだ無いように思える)

よって、天皇家 2.0 では現代科学文明水準において、皇統を国内外証明しながら公正に代を重ねる為、女系に切り替えるのが最善であると思われる。しかし、100年200年の範囲ではどちらでも良いだろう。


この、ミトコンドリア基準にした女系の後継には公証の目的以外にも多くのメリットがある。それは今熱い話題となっている後継問題結婚相手問題である

仮に、本家血筋が途絶えてしまっても、ミトコンドリア遺伝情報によって、より正統な後継者分家から機械的に探し出すことが出来るのである。これは、1.0の歴史を振り返っても画期的である揉め事が起きても、ミトコンドリア遺伝子を判定するだけで瞬時にどちらが正当な後継者か、客観的判断がつくのである

結婚相手問題も同じように解消できる。父が誰になろうと母系ミトコンドリアしか影響しないという心理的安心感はさることながら、例えば天皇家にどれだけ近い血筋かを本人の申告や周辺情報ではなく、客観数値で判別することが出来るのである。つまり親族かそれ以外という離散的な区別から連続的な区別可能になる。

どうだろうか、天皇家 2.0革新性と有効性はご理解頂けただろうか?これはただの提案であり、100年、200年の直近では意味のない話だ、しか2000年以上先を見据えた時の唯一の解であることを理解してほしい。

2021-07-28

anond:20210728180256

HIVウイルスなんかは、一度体内のDNA遺伝情報が取りこまれしまうと、もうそれを削除する手段がない。

そうやって、遺伝子レベルで体内に取り込まれウイルスは、ある日突然、活発に活動し始めて死ぬ

それが平均5年後に突然死ぬ理由

2021-07-11

anond:20210710045115

気になるブコメがあったので。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4705239490036876226/comment/le_cinema

治験期間が異常に短いこと、ワクチン接種後の死亡例含む副反応検証がザルであること及び接種後の調査期間が1年程度しかないことへの不安ワクチン絶対大丈夫派はどう解消しているのか教えてほしいな、まずは。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210621-00243916/

ここにあなたの知りたいことがだいたい書いてある。抜粋すると、

一般的ワクチン副反応は数週間以内に起こる

しかし、これまでのワクチンでは、重篤副反応は通常、投与後数日から数週間以内に起こります

...

この期間を超えた、ワクチンによる長期的な副作用は非常にまれであり、これまでワクチンの長期的な副反応ではないかと疑われたものも、その後の科学的な検証によって否定されています

mRNAは数日以内に分解される

生きたウイルスワクチンの中には入っておらず、また遺伝情報を体内に接種すると言っても、mRNAはヒトの細胞の核に入ることができず、そのためヒトの遺伝子情報に変化が加わることはありません。

またmRNAは接種後数日以内に分解され、作られるスパイク蛋白も接種後2週間でなくなると言われています

こうしたmRNAワクチン機序からは、接種後1年以上が経ってから副反応は想定されていません。

mRNAワクチンのものは長期的なデータがある

mRNAワクチンは新しいプラットフォームワクチンではありますが、全く新しい技術というわけではありません。

...

これらの何十年にもわたるmRNA研究では、長期的な副作用は認められていません。

検証がザルと感じているようですが現在のような広く接種しているフェーズではともかく、治験の段階ではもっと厳密に有害事象管理されており、また承認までは短くとも大規模な治験が行われていること、さら作用機序も含めて、個人的には今回のmRNAワクチン安全性はかなり高いと思っています

もちろんリスクゼロではないですが、新型コロナウィルス罹患することや、それに伴う行動制限を受けることも含めたリスクとは比べものにならない低リスクという認識です。

2021-07-09

放射能かい遺伝情報を傷つけ種の存亡に致命的なダメージを与えかねない物質を前にしても放射脳かい思考停止して糞を投げあえるレッテル発明して享楽的日常を優先した

コロナも同じ流れ

ジャッピエンスという家畜ミュータントの行く末あと10年そのあと10年

2021-06-09

ワクチンに対する不安を煽るのってほんとやめたほうがいい

自分大学遺伝学を学んでいた(と言っても院卒だが)から、頭ではワクチン大丈夫と分かっているのに、反ワクチン派の投稿を見ると不安になってしまう。

例えば、高校生物の教科書にも載ってる「セントラルドグマ」というものがある。

簡単に言うと、遺伝情報は

DNA→(転写)→mRNA→(翻訳)→タンパク質

の順に伝達されるというもの

これをみて何となく習ったことあるわ〜って思った人もいるんじゃないかな。

矢印は常に一方方向。つまりmRNAから個人遺伝に影響を与えることはできないっていうこと。(もしmRNAを体内に入れて個人DNAを変えることができたらこ世界が大きく変わる大発見です。この世から多くの病気がなくなります)

しっかりわかっているのに、不安になる。遺伝学に詳しくない人だったらもっと不安になってしまうんじゃないか想像している。

2021-06-07

anond:20210607085750

遺伝情報を後世に残せてうれしい」てのは大脳で考える発想ではなく、本能だよ。

俺も、お前も、俺やお前の両親も、いま地球上にいる生き物はみな、遺伝情報を残すことに喜びを感じるようにたまたままれ個体が子を産んで、その子の中でまた遺伝情報を残す喜びを感じる個体が子を産んで・・・と脈々と遺伝情報を残す個体選抜されてきた結果だ。

遺伝情報を残したくない、繁殖したくない個体もいただろうが、子を残さないので当然その個体の子孫は地球上に存在しない。

もちろん現代でも多様性として遺伝情報を残したくない個体は生まれるが、それは淘汰されるから気にしないでいい。

anond:20210607085146

君は9割側だよ

両親が安心する理由

君が平均値人間であることが

証明できたからだよ

遺伝情報を後世に残せて

嬉しいなんて魚やプランクトン

と同じような次元の発想で

動くと思うか?

2021-05-31

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASP5Z6SZ3P5ZULZU00C.html

新型コロナ遺伝情報は、4種類の文字からなる「塩基」という物質が約3万つらなってできており、15日に1文字ほどのペースで塩基は入れ替わっている。

説明違和感ある

2021-05-23

anond:20210523230633

そういう考え方もあるかも知れんが

遺伝情報当事者にどう関係するかの要素の方が大きいだろう

良い子が生まれますよーとか言われても当人同士が相性が良いと思わなかったらその遺伝情報の要素はクソになるだろう

anond:20210523225328

遺伝情報まで入れたら公平にやるのはさらに難度上がるな

あの男はあなたより年収などあなたより格が下がります遺伝情報は良いのであなたとの相性は抜群ですとあてがわれた女が納得するかね

anond:20210523225210

遺伝情報を入れて強い子が生まれお墨付きが出たらそんな不満もなくなるよ

2021-05-03

人間永久コロナ耐性を獲得する方法

簡単

メキシココロナ被害がひどい土地の男女を交配させるだけ。

この話には裏付けがある。

植物にある種の農薬をかけるとその時期の植物は全滅するが、長い間適用し続けると種全体に遺伝情報が共有される。

結果新しい世代最初から抗体を獲得して産まれてくるというもの

この法則植物だけでなく動物、とりわけプラナリアなどにも言えること。

ただしもう一方で農薬などの散布が終了すれば抗体反応は起こらなくなり、通常の形態に戻ってゆくとのこと。

まり人間進化ストレスと共にあったと考えるべきで、仮に精神ストレッサーに対する遺伝的な継承があった場合被害者層のほうが経年に従ってタフになると言いかえることも出来る。

スパルタの反乱に遺伝的特徴があったかどうかは想像の域を出ないけど。

翻ってコロナウィルス

これに感染さた個体をいくにんか交配させて赤ん坊も同様に成人したら交配、いわば放置状態世代交代すれば人間自動的抗体を獲得すると思うんだよな。犠牲はたくさん出る。

からメキシコインド自然実験会場になってると思う。

交配、とか言うと非人道的だが、ワクチンも行き渡ってない状態なのでリテラシの低い国は未だに危機状態にある。

要するに自然にそうした環境ができあがっちゃってるわけだ。

赤い森も放射能地区で元気に暮らす植物や鹿などが確認されているので、世代を超えて強い個体は生き残る、ってだけだと思う。

2021-04-23

anond:20210423183653

遺伝情報入力してマッチングしたら、ほとんどの人は出生前診断はいらなくなりそうだけど

確率が高いときだけやる感じで

2021-04-20

顕性と潜性のはなし(優性と劣性の話)

たか。どうでもいい話だ。まあ、どうでもいいので、顕性と潜性になってもいいと思うよ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1700955

みなさんが生活上どういう場面で優性と劣性という言葉出会うのかわからないが、仕事日常的にこれらの用語を用いている職業がある。遺伝専門医遺伝カウンセラーである。これらの専門家職能集団からなる学会が、「日本人遺伝学会」。「日本遺伝学会」ではない。わかりにくいな〜と思われると思うが、これは欧米にある同様の名前学会日本語訳だから(つまり優性or顕性と同じ問題だ)。

日本人遺伝学会は、The Japan Society of Human Genetics

日本遺伝学会は、The Genetics Society of Japan

英語にしてみるとなおのこと、「顕性と潜性」に勝るとも劣らないどうでもいい違いだが、しか所属している人間は丸々違うのである

日本遺伝学会静岡三島国立遺伝研が率いる学会であり、進化とか集団遺伝とか縄文人とか、そういったことをやっている(と思う)。生物学とか数学とか(遺伝学は割と数学が幅を効かせる学問)。世界的な遺伝学者であった故木村資生先生はこっち。一方日本人遺伝学会国内遺伝患者を診ているような医療機関(ほぼ大学病院)が持ち回りで運営している。病気寄りで、医者が中心。国際ヒトゲノム計画ときも、日本代表は日本人遺伝学会の榊先生だった。別に取り合いになったわけではなく、国立遺伝研は「そんな労働みたいなくだらないことに研究者を参加させるわけにはいかない」とかいうわけで参加を拒否したらしい。一方、日本人遺伝学会会員は比較的、労働的な研究を好むような気がする。次世代シーケンサーとか。

さてここで優性/劣性を、顕性/潜性と変えようとしているのが日本遺伝学会である

日本人遺伝学会はそうでもない。なんだかやる気のない声明文を出している。

https://jshg.jp/news/1269/

興味深いのは、ヒトを、遺伝性疾患を診ている日本人遺伝学会は大して興味がなく、サルとか縄文人日本遺伝学会必死に優性/劣性を変えようとしている、という構図である

基本的ハイコンテクストな話なのでしょうね。

実務的に見ると、常染色体劣性遺伝性疾患の患者さんが、「劣性」という言葉に強いコンプレックスとか別に感じていないように思われる。

なんなら、常染色体優性遺伝性疾患の患者さんが自分は優れているだなんて鼻にかけるなど微塵もあり得るはずがない。

そうである。単純な話、常染色体劣性だろうが、常染色体優性だろうが、伴性劣性だろうが、辛いものは辛いのが遺伝である言葉遊びはどうでも良い。

優性だから優生思想優遇されそうもないことは、ちょっと遺伝カウンセリングを受ければすぐわかる。

そう、優性疾患の原因バリアントは、劣性疾患よりも強い選択淘汰を受け、集団頻度が低いのであるほとんど全ての人間が、劣性バリアントをヘテロ接合体の形でたまたま持っているが、優性バリアントをたまたま持っている非遺伝子疾患の人というのは定義上いない(浸透率の問題はあるが)。

そしてまた、優性だろうが劣性だろうが遺伝性疾患には耐え難い精神的辛さがつきまとう。なぜならそれは遺伝する病気から。親が自分を責めずして誰を責めることができよう。そんな親に、自分を責める必要はないと伝えるのが遺伝カウンセラー遺伝専門医仕事である。優性とか劣性とかどーでもええわ!遺伝病そのもの差別対象であり、取り組むべきはスティグマとしての遺伝病という見方改善である。優性・劣性にこだわるのは実務を知らない人間たちである私たちには他に、もっと先に、もっと多大な時間をかけて解決しなければならない問題がある。

もちろん、世の中というのは実務者というブルーワーカーとは関係なく変わっていくので、いずれみんな特に迷いもなく顕性と潜性に変わっていくだろう。精神分裂病を統合失調症と言い換える、至極どーでもいい言葉遊びがきちんと定着したのと同じように。

統合失調症になって何か変わりましたか?誰かが救われましたか

まあどっちでもいいっすよね。

そんなことよりも実務家は、本当に深刻なことを防ぐために努力しなければならない。

それが、遺伝情報差別禁止法の制定です。

うつ病になりやす遺伝的因子を持っていたら、就業時に差別される・・・そんなことを許してはいけない。そんな社会にならないように、今すぐ動かねばいけないんです!私たちは実務家で、馬鹿から、優性とか劣性とかい言葉で誰が不幸になるのかよく知らない。しかし、遺伝情報差別禁止法がないために不幸になる人間は、今後きっと現れる。一刻も早く手を打つべきなんです。

くだらない言葉遊びはやめよう。本質的意味で、今のゲノム研究進歩危険だ。現代ゲノム研究進歩に基づき、社会倫理的にまずやらねばならないことは、遺伝情報差別禁止法だ。優性か劣性かの言葉遊びなんかじゃない。みんな目覚めてほしい。

2021-03-15

たまに狂気が入る夫語録

「今世界で呼ばれている障害って、ヒト種の多様性の中で発現しているものなのか、ヒト種が淘汰されんとしている中で遺伝情報エラーが起こりやすくなってるが故のものなのか、どっちなんだろうね?」

と、障害である妻(私)に問いかけた。

今後、障害者の人口や種類が増え続けたら後者だと思うけれど、でも仮にそうなら治療なりリカバリするものがどんどん発達するんじゃないの?と答えたら

「何言ってるの?正常な遺伝子のみを残してそれを繁殖させ続けて、イレギュラー遺伝させないようにするんだよ。今の科学医学はそれを倫理だなんだってそれを許さないけど、技術が追いついて、それを使わなければ世界が終わるならなんだってするよ」

あのもしもしあなたは私と私達夫婦の子存在をかなり否定してるの、わかってます

2021-02-10

国民に出生時にDNA検査をすることで

父親自分の子供じゃない子供を育てる所謂托卵も防げるし

父親が養育義務放棄して逃げるようなことも防げる

という皮肉を読んだんだが、まあ正論っちゃ正論だよな

国民遺伝情報国家収集保持するとか、監視社会だのなんだので荒れそうだから実現不可能だろうが

とはいえ遺伝情報なんか盗もうと思えば盗めるもので、今んとこたいした悪用のされ方はしてないよな

2021-02-05

流行ってる新型コロナウイルスって

一番初めに生まれた新型コロナウィルス分身なんだよね?頭では分かるんだけど,何か不思議な感じ。

一年上前誕生したのと同一の遺伝情報を持った生物が今もなお繁殖している(ウイルス生物かどうかは置いといて)。1年間ずっと,自分と同じ顔を持った子ども世界中に広がっている。これってすごいことじゃないか?いや,当たり前か。

書きながら自分でも何が不思議だったのかよく分からなくなってきた。形を変えずに何百年間も生き残っているウイルスもいるわけだし,コロナに限った話ではないか

てか,1年も経ったのに「新型」コロナウイルスって言うか?ニュースーパーマリオブラザーズ Wii (2009),もはやニューではないでしょ。

2021-01-29

anond:20210129191806

しろ息子が父親に似ない、が科学的には正しく

染色体のXYのうちYには外見とかの遺伝情報が乗ってないか

息子は母親性質が強い

父親のXを受け継ぐのは娘だけ

という話らしい

2021-01-21

anond:20210121042437

https://www.titech.ac.jp/news/2017/038881.html

このページに、減数第一分裂の模式図があります

父と母から受け継いだペア染色体は、

減数第一分裂の際に遺伝情報の交換・攪拌が行われて、無数の新しい配列染色体が生まれます

なので、単純に23乗すれば求まるようなパターン数ではありません。

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