「歴史観」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 歴史観とは

2017-12-06

https://anond.hatelabo.jp/20171206090330

高学歴言うても受験秀才ってだけだからな。歴史観なんてその辺のおばちゃんと変わらんようなのが大半。

理系センター利用で私大行く場合は、下手すりゃ日本史世界史を一切知らずに大学も行けるし。

2017-11-29

https://anond.hatelabo.jp/20171129002307

続き

https://www.facebook.com/toshiyukimasui/posts/10155873099067498

望月という記者は、質問と称して一方的発言した後、「話は変わります」と言って別の話をはじめることによって回答が無かったかのように行動している。一方的他人非難して反論を認めない行動は全然質問ではないし卑怯である

https://twi55.com/isoko20171114/

https://www.facebook.com/toshiyukimasui/posts/10155827796537498

https://www.facebook.com/kent.gilbert.5/posts/1489204257837096

The Japan Times actually ran a relatively balanced piece about the comfort women issue on October 27th.

https://www.japantimes.co.jp/opinion/2017/10/26/commentary/japan-commentary/comfort-women-issue-far-black-white/#.WfbOuNBl82w

https://www.facebook.com/toshiyukimasui/posts/10155816700477498

> 続いて韓国教科書です。今回、私が一番驚いたのは、この韓国教科書に書かれた歴史観でした。この国の歴史観日本にとって脅威だといっても過言ではありません。世界教科書の中でも極めて珍しい、「テロリスト史観」によって貫かれているからです。「我が国の先達はここまで追い詰められ、テロをせざるを得なかった」、そういった歴史が延々と綴られているのです。

http://bunshun.jp/articles/-/4520

2017-09-03

初動対応してほしい

国連は動いてるのかな

どうしてこうなったのか

インターネット問題意識を共有したり互いに楽しくコミュニケーションするはずだったのに

互いの差異ばかりが目立って

共通利益が見つからない

見つけられないだけか

実現出来ないだけか


見つからない理由はわかってる

問題意識とか

人が帰属する複数の要素の中でひとりひとり重視する要素が違うから

問題意識とか

場合や時期や場所によって変わるから

歴史観宗教お金、国、性別

場合や時期や場所によって変わるから

破滅的なことはせめて起きてほしくないのに

2017-07-26

https://anond.hatelabo.jp/20170726144117

成金ホリエモン新自由主義自己責任世界

高須クリニックは、どちらかと言うと滅びゆく過去金持ちから出てきたショーバイ上手のオッサンって感じ。

創業者一族ボンクラ息子とか都会の地主とかに会う機会があるが、高須クリニックぽいことを言う馬鹿は割といる。そういう人はたいてい出てる大学微妙。金持ってて馬鹿だとああいう仕上がりになるんだと思ってる。

家に金があるのに教育を軽んじられたか、金掛けて教育したのに…ということなのか、どっちが理由なのかはわからないが、要するに学が無いかトンデモ極右歴史観にひっかかったりする。

同じような創業一族とか地主層でも、それなりの大学出てると大変真っ当。真っ当というか凄い人尊敬できる人がごろごろいたりもするんで、お金ってやっぱすごいもんだなと思う。

実は行きたくもない旅行に行ってる人、結構居るよね。

しかも本人は無自覚

日帰り含めて年間30回以上旅行に行く旅行好きなのでよく旅行相談愚痴を聞かされるんだけど、

結構自分が何をしたいか不明確なまま旅行計画立てるよね。

ゆっくりしたいのに沖縄行ってダイビングして疲れたとか、動物に興味も無いのに旭山動物園行ってみたりとか、

歴史に興味が無いのに民俗資料館行って眠くなったり、重文重伝建巡って騒がれるもの理解できないと言ってみたり。

そりゃ興味が無いもの、行きたいと本当に思ってない所に行っても楽しくないよって思う。無駄金だよね。

俺は生物学的なものに興味が無いので、水族館とか動物園とか行っても、へー、以外の感想が中々出てこない。

食べられない魚なんて名前全然覚えられない。綺麗か不細工か、うまそうかまずそうか、そんな事しか考えられない。

興味が無いから細部に目がいかない。書いてある知識も吸収できない。目の前のゴリラがなんていうゴリラかも割とどうでもいい。ゴリラゴリラ

でもそれって水族館動物園が悪いわけじゃなくて(場所にもよるけど)そもそも興味が無いもん見て興味がある人間と同じように楽しめるわけない。

好きな人は目の前のゴリラが何ゴリラかが凄く大事だし魚の背びれ尾びれの形で大興奮出来るけど、興味無い人にはそんなの目に入らない。

https://anond.hatelabo.jp/20170724165405

この人もなんとなく、あまり街並みの歴史地域差を楽しみたいタイプでは無い気がする。

歴史観都市っていうある種のテーマパーク的な楽しみを求めて鎌倉に行ってしまった気がするんだけど、そういうのはやっぱり西が本場だしね。

ばかでかい参道があって、海は湘南開放的雰囲気で、山の手文明開化面影があって、それでも今一つって思ったのなら多分鎌倉ミスマッチだったんだよ。

それは別に増田が悪いわけでも鎌倉が悪いわけでもないし、無理して鎌倉を楽しもうとしなくてもいいんじゃないかな。

あ、こういう感じなのねって覚えておけばいいし。別の場所行った方がいいと思うよ。

あと東京の人に人気がある観光地の中には単純に手軽さが支持されている所も多いから、それは少し注意した方がいいかもね。

2017-07-25

東京出身の私に、京都の魅力を教えてほしい。

京都って、鎌倉川越佐原と並んで有名な歴史観都市だろうけど、京都に越してきてから何度か行ってみて、失礼ながら「あれ、こんなものなの?」という印象を持ってしまった。

なんだか、鎌倉川越佐原にたくさんある古い町家みたいな感じだし、最近洗練されてきてて古都っぽさをあまり感じないし、むしろ神戸最高って思ったり。

お寺や神社の中では、八坂神社がいい感じで、後その近くにある親子丼が美味し、という感じだとか。

奈良県B級スポットみたいで面白いし、大仏多すぎワロタ

あと、鴨川の方にいくと、ドチャクソセックス大好き人間が沢山いて、びっくりした。川沿いにはおしゃれなカフェや由緒正しい料理屋とかがあるんだけど、文化圏の違いを感じて、ちょっと気が引けてしまったり。

なんだろう、面白いんだけど、何度も通うには、もう少し魅力を分からないといけないな、と思うんですが、京都の魅力って、一体なんなんでしょうか。

https://anond.hatelabo.jp/20170724165405

2017-06-19

今のテキストサイト懐古って歴史修正主義じゃない?

今のインターネットはつまらない、昔のテキストサイト時代自由面白かったよな〜。

みたいなことを言う人が後を絶ちませんし、僕も一部は同意するんですが、

侍魂リスペクトするのだけは「?」が出るんですよね。

というのも、当時、インターネットをよくやっていた人たちほど「侍魂(笑)」的な評価を下してましたし、今で言うリア充スイーツの読み物として扱われてたんですよ。

一般ウケはするけど、それだけだよね」

先行者だけの一発屋だよね」

しかもそれも自分で作ったわけじゃないからね」

といったところがコアなネットユーザーコンセンサスだったんですよ。

それなのに今は侍魂が頂点で、最も尊敬を集めていたみたいな「歴史観」が流布されてるじゃないですか。

いやいや、読者はともかくテキストサイトの作り手で本当に侍魂リスペクトしていたやつなんて少数でしょ。

しろあんなもんどこが面白いんだ」みたいなエネルギーテキスト書いていた人のほうが多いでしょ。

ヨッピーさんとか、侍魂リスペクトした記事を書いているけど、本当に当時そう思っていたのかなあ。傍から見ていると、「あんなもんどこが面白いんだ」側の人間に見えるけど。

とにかく今の侍魂の扱いは疑問ですわ。

2017-06-04

山川出版日本史の何がすごいのか、さっぱり分からない

山川出版の日本史いかに凄いかについて情熱的に説明する」

http://blog.tinect.jp/?p=40198

はてなブックマークの人気記事だったので開いてみたのですが、驚くほど中身のない記事でした。

これ、おっさん居酒屋でしゃべっているレベルですよね??

『詳説日本史』を引用するなり参照するなりして、具体的にどこがどうすごいかを語ってほしかったです。

僕も10代の頃はあれが本当に理解できなかった。けど今ならああい教科書が作り続けられる理由がよくわかる。物事を語るにあたって、中立を維持しようとするとなると、事実しか語れなくなるのである

ストーリーというものは、基本的には何らかの価値観を元に構築されるものである日本民族いかに優れているかという視点で歴史を分析すると、それは右翼的な記述にならざるをえないし、平等であろうとすれば、それは左翼的価値観を元に記述せざるをえなくなる。

客観的な記述がされている、左右に偏向していない、中立だからすごいゾ、という感想には呆れ果てました。

いったい全体、どこが情熱的ですか? 教科書を読み返さず、いい加減な記憶をもとに語っても、多分これくらいのことは言えると思います。 

  

クソ記事を読んでしまい、あんまりにもムシャクシャしたので、私が自分で『詳説日本史』を引っ張りだしてきて調べました。

例えば「源平の騒乱」という項目は、次のように記述されています

平清盛後白河法皇幽閉し、1180年に孫の安徳天皇を位につけると、地方の武士団中央貴族・大寺院のなかには、平氏の専制政治に対する不満がうずまき始めた。この情勢を見た後白河法皇皇子以仁王と、畿内に基盤を持つ源氏源頼政は、平氏打倒の兵をあげ、挙兵を呼びかける王の命令(令旨)は諸国の武士に伝えられた。

これに応じて、園城寺(三井寺)や興福寺などの僧兵が立ち上がり、ついで伊豆に流されていた源頼朝信濃の木曾谷にいた源義仲をはじめ、各地の武士団挙兵して、ついに内乱全国的に広がり、5年にわたって騒乱が続いた(治承・寿永の乱)。

平氏は都は福原(現・神戸市)へと移したが、まもなく京都にもどし、畿内を中心とする支配を固めてこれらの組織に対抗した。

しかし、畿内西国を中心とする養和の飢饉や、清盛の死などで平家の基盤は弱体化し、1183年(寿永2)年、平氏北陸で義仲に敗北すると、安徳天皇を報じて西国都落ちした。やがて、頼朝の命を受けた弟の源範頼義経らの軍に攻められ、ついに1185年に長門の壇の浦で滅亡した。

この一連の内乱の行末に大きな影響をおよぼしたのは地方の武士団の動きで、彼らは国司荘園領主に対抗して新たに所領の支配権を強化・拡大しようとつとめ、その政治体制を求めていた。

ここには明らかに編者の歴史観と、因果関係説明が詰め込まれています

  

まず、平清盛後白河天皇幽閉したこと、安徳天皇即位させたことは、この教科書では「平氏の専制政治」と評されています

当時の人たちがそう感じていたのか、それとも教科書の編者がこの評価を下しているのか、どちらなのか判然としませんけど、ともかく本書はこの評価にもとづいて記述がされています

  

次に、この「平氏の専制政治」が地方の武士団中央貴族・大寺院の不満につながって、 以仁王源頼政はそういう情勢を見たので挙兵したと書かれています

これはまさしく因果関係に言及しているわけです。

  

このように、教科書は単なる事実の羅列ではありません。歴史に対する評価因果関係がしっかりと述べられているのです。

そこにどういう学問的な裏付けがあるか、歴史学に無知な私はよく知らないです。あのブログ記事ではそのへんの話を説明していると思ったのですけど、まったくの期待外れでしたね。

  

なお、この教科書とおなじ編者がつくった参考書『詳説日本史研究』(山川出版社)によると、次のように説明されています

治承・寿永の乱は、一般には源氏平氏の戦いといわれている。しか歴史学的にみた場合、この全国的な動乱を単に源氏平氏勢力争いとみるのは正しい理解ではない。以仁王挙兵以降、軍事行動を起こすものが相次いだ。美濃近江河内源氏若狭越前加賀の在庁官人、豪族では伊予の河野氏・肥後の菊池氏である。彼らはあくまでも平氏の施政に反発したのであって、はじめから源氏、とくに源頼朝に味方したわけではない。彼らの背後には在地領主層があり、在地領主たちは自己の要求を実現するために各地で立ち上がったのである

彼らの動向をまとめあげ、武家棟梁となる機会は頼朝以外の人、例えば源義仲源行家、あるいは平宗盛にも与えられていた。頼朝が内乱に終息をもたらし得たのは、彼こそが在地領主層の要望に最もよく答えたからである。この意味で幕府の成立は、時代の画期ととらえることができる。

教科書である『詳説日本史』では、これがたった一文にまとめられているのです。

この一連の内乱の行末に大きな影響をおよぼしたのは地方の武士団の動きで、彼らは国司荘園領主に対抗して新たに所領の支配権を強化・拡大しようとつとめ、その政治体制を求めていた。

こういう史観が妥当なのかというのは、私にはちょっと分からないんですが、この点を強烈にプッシュしているのが『詳説日本史』の特徴と言えるでしょう。

他の教科書を読んでみても、三省堂の『日本史B 改訂版』(日B 015)を除き、この史観はあまりプッシュされていないと感じました。

  

【参考文献】

山川出版社『詳説日本史』(日B 001)

山川出版社『高校日本史 改訂版』(日B 017)

山川出版社新日本史B 改訂版』(日B 018)

東京書籍日本史B』(日B 004)

三省堂日本史B 改訂版』(日B 015)

実教出版日本史B 新訂版』(日B 014)

桐原書店新日本史B』(日B 011)

(このエントリは上記7冊を参照しています。いずれも平成22年ごろ購入。)

  

  

  

余談:教科書の読み比べ

  

山川出版社新日本史B 改訂版』(日B 018)

伊豆に流されていた源義朝の子・源頼朝も、妻・北条政子の父北条時政とともに挙兵して南関東を掌握し、10月には源氏根拠地鎌倉に入った。頼朝は父祖以来の結びつきを背景に、三浦千葉上総氏などの有力な東国武士主従関係を結んで御家人とし

頼朝の挙兵が、東国武士との「父祖以来の結びつき」を背景にしていたものだったということは、他の教科書ではなかなか分からないと思います

三浦千葉上総という武士名前が沢山出てくるのもおもしろいですね。(三浦氏名前が出てくる教科書は多いですが、それはこの時点ではなく幕府成立後、十三人の合議制か、宝治合戦ときに唐突に登場します。)

[寿永二年十月宣旨から義仲滅亡までの]この間、鎌倉の頼朝は没収した平氏の所領(平氏没官領)を法皇より与えられ、経済基盤を固めていった。また御家人を統制する侍所を設置し、その長官である別当には和田義盛を任命した。これに加えて、行政裁判制度を整えるための公文所(のちに政所)・問注所がおかれ、その長官にはそれぞれ京から招かれた朝廷の役人である大江広元三善康信就任した。前後して、義経軍らは一の谷・屋島平氏を追い、1185(文治元)年に壇ノ浦平氏を滅ぼした。

[]は引用者註。

この教科書の特徴は、幕府の政治機構の形成過程を、治承・寿永の乱の進行に併記していることです。

鎌倉幕府の成立が1192年(いいくに)なのか、1185年(いいはこ)なのかという論争は、世間でよく知られているぐらい有名になりました。どちらが正しいかは諸説あるとしても、ただ一つ言えることは、どこかの時点でいきなり幕府が完成したというわけではありません。治承・寿永の乱が続いていた期間に、徐々に幕府の政治機構が形成されたのです。この教科書はその史観が反映されています

  

  

  

桐原書店新日本史B』(日B 011)

北条時政の援助によって挙兵した頼朝は、東国武士たちに支持されて、富士川の戦い平氏を破ったが、その後は鎌倉にとどまって、東国地盤を固めることに専念した。これに対して平清盛は一時、都を福原神戸市)に移して態勢を立てなおそうとしたが、まもなく京都に戻り、1181(養和元)年に病死した。一方、義仲は1183(寿永2)年、北陸方面から急進撃して、平氏一門を京都から追い出した。しかし、義仲は後白河法皇対立したので、法皇は同年、頼朝に東海東山両道(東国)の支配権を認め、義仲追討を命じた。頼朝は弟の範頼・義経らを上京させて、義仲を討たせた。範頼・義経さら平氏追討に向かい、1185(文治元)年、長門壇ノ浦平氏一門を滅ぼした。

この教科書歴史用語の詰めこみを回避しているようで、内容は簡単、文章としても平易です。

上記引用でも分かるとおり、「頼朝に東海東山両道(東国)の支配権を認め」という記述があるくせに、寿永二年十月宣旨というキーワードがありません。治承・寿永の乱、一の谷、屋島の戦いなどは年表に記載されていますが、本文中に記載なし。養和の飢饉、平氏都落ち安徳天皇を伴ったことも言及なし。

というわけで受験生には不向きですが、他の教科書にはない特色もあります

  

鎌倉将軍に尽くして家人となった武士のことを、鎌倉御家人といった。鎌倉御家人になる目的は、将軍面接して(見参)、先祖伝来の所領を承認してもらい(本領安堵)、さらに勲功のあった者は新たな所領を恩賞としてうける(新恩給与)ことにあった。

教科書の中では唯一、桐原書店けが「見参」を掲載しています。これは鎌倉幕府の権威の構造がどういったものであったかを知るための手がかりになるかも。

(他の教科書ではこの用語がないどころか、「将軍面接して」という説明も省かれています

  

["新恩給与"についての註]

土地のものよりも土地に対する一定の支配権と、それにともなう収益権を与えられるのが普通で、そのおもなものが地頭職であった。

これは「職の体系」のことを言っています。他の教科書とは違って、地頭をあえて「地頭職」と見なす視点を紹介し、その意味するところを簡潔に説明しているのがすごい!

所有権が重層的に重なりあっていたというのは、中世土地支配構造を知るうえで一番大切なポイントだと思います

なお、山川出版の『日本史B用語集』には「職の体系」という用語は不掲載で、かわりに「職」の項でそれを説明しています

職(しき)②:一般に職務に伴う土地からの収益とその職務自体を指す。荘園場合、有力者への寄進が何回も積み重なり、下記のような複雑な職の改装秩序を生じた。

本家職①、領家職②、預所職②、下司職②、荘官職①

  

[引用者註:丸の数字はこの用語を掲載している教科書の数]

山川出版『日本史B用語集』より

この説明は悪くないと思いますが、桐原書店は「土地のものよりも土地に対する一定の支配権と、それにともなう収益権」のことと明記しているので、その方が的確です。

しかも、いかんせん、『日本史B用語集』は「職」の用語説明を「院政期の社会文化」のページに掲載しているので、これと鎌倉時代の地頭職との関連が全然分からないです。そして「鎌倉幕府の成立」のページにある「地頭職」の用語説明は、次のようになっています

地頭職(じとうしき)⑤:職とは役職に伴う権益意味。地頭職は御家人が地頭に任命されて認められた兵糧米の徴収や免田(給田)経営などの権利

  

山川出版『日本史B用語集』より

これは間違っていませんけど、この説明を読んで、重層的な土地支配構造があったことを理解できますか? 絶対に不可能ですよね?

せめて「職」「地頭職」という用語同士を紐付けて相互参照させてほしいです。ふざけんなってかんじです。

  

さて、桐原書店教科書に話をもどすと、欄外にこういう豆知識も載っています

幕府とは、近衛府の唐名であるが、転じて近衛大将の居館のことをいった。のちには近衛大将とは関係なく、武家政権意味する語となった。頼朝は1190年に上洛し、右近大将に任ぜられたが、まもなく辞任した。

[ふたつの源頼朝像]

Aについては南北朝時代武将とする説もあり(伝・藤原隆信筆,京都神護寺蔵)、Bも注目されるようになった(山梨甲斐善光寺蔵)。

とてもユニークですね。受験には使えないかもしれませんが、知っておいて損はないです。

  

  

  

東京書籍日本史B』(日B 004)

養和は平氏政権が用いた年号で、これを認めない頼朝の支配する関東では、ひきつづき治承の年号が用いられた。

網野善彦著作『東と西の語る日本の歴史』に、たしかこの話があったと思います

他の教科書には載ってませんが、ピンポイント東大入試に出題されました。

  

源氏鎌倉の関係は、源頼信のころに源氏氏神となった石清水八幡宮を、前九年合戦の際、子の頼義が相模国由比郷に勘請して鶴岡若宮八幡宮前身)を建設したことから始まった。鎌倉は前面に海をもち、三方を山にかこまれた要害の地で、切通によって外部と結ばれていた。

鎌倉という土地をこれだけ情熱的に語っているのは、東京書籍教科書だけです。

上記引用とはまた別に、「コラム 武家の都鎌倉経済流通」というのも掲載されています

東大入試では、「院政時代から鎌倉時代にかけての京都と鎌倉都市の発展」について論述させる問題が出されたことがありますが(1990年)、この教科書はその答案を書くうえで非常に役立つものだと思います

  

  

  

山川出版社『高校日本史 改訂版』(日B 017)

こののち、後白河法皇義経を重んじ、頼朝追討の命令を下したが、これに失敗すると、頼朝はその責任を追及し、逆に義経追討の命令を得た。さらに頼朝は義経をかくまっていた奥州藤原氏を滅ぼそうと朝廷に追討の命令希望したが、法皇がそれを拒否すると、1189(文治5)年に頼朝は追討の命令を待たず、大軍をもって奥州藤原氏を滅ぼした。ここに全国を平定し、その後、法皇死後の1192(建久3)年に頼朝は念願の征夷大将軍に任じられた。

頼朝の悪人っぷりがこれでもか!?というぐらい強調されています

あいつは自分の野望を実現するため、ときには法皇に逆らって圧力をかけたり、朝廷命令無視して独断専行する奴だった、ということを言いたげな記述です。

  

それはともかく、奥州藤原氏を守ろうとした法皇朝廷側と、それを潰そうとした頼朝の厳しい対立がわかるのは、この教科書だけでしょうね。

両者のぴりぴりした緊張関係が伝わってきます

関西にある政権東北地方を使って、関東独立の動きを牽制するというのは、日本の歴史において繰り返し出てくるパターンなので、この視点を漏らさず記述しているところはアッパレ

  

  

  

実教出版日本史B 新訂版』(日B 014)

平氏安徳天皇を奉じて西国に落ちていったが、後白河法皇は京都にとどまり、新たに後鳥羽天皇をたてて政権を維持した。法皇は義仲には平家追討を命じるいっぽう、頼朝には上京をうながして、京都の義仲に対抗させ、武士たちをたがいに牽制させて政局の主導権をにぎろうとした。しかし頼朝は、東国の安定に意をそそいでみずからは鎌倉を動かず、弟の範頼・義経を上京させて、1184(元暦元)年、義仲を討たせ、源氏一族の長となった。ついで義経らは、その当時勢力回復して都にせまっていた平氏を一の谷・屋島などの合戦でやぶり、さらに翌1185(文治元)年にはこれを長門壇ノ浦に追いつめて滅亡させた。

この時代に2人の天皇が同時に存在していたとする視点を取り入れているのがナイス

都落ちした平氏はそのままあっけなく滅んだわけじゃなくて、京都にいる天皇とは違う天皇を奉じて勢力を盛り返していたのです。

どちらの天皇が正統かというのは、つまるところ結果論にすぎません。この教科書はそんな歴史観に基づいて書かれています

  

ちなみに、この教科書の編者は、大半が関西教育機関に属する人たちみたいです。後白河法皇平氏を主軸にした書き方は、編者の関西びいきが反映した結果なんでしょうか。(笑)

例えば奥州合戦について、「奥州進撃のために頼朝は東国だけでなく西国武士もひとまず鎌倉に動員し、これを機会に国ごとに御家人組織の整備をいっそうすすめた」とありますさら西国御家人東国御家人とどう違うかを説明しているのもおもしろく、この教科書関西中心っぽい史観は独特です。

  

  

  

三省堂日本史B 改訂版』(日B 015)

  

……って、おい!? 増田がここで文章を掲載できなくなったんだが??

せっかくこの先が本番なのに、文字数の上限なのだろうか。

つづき→http://anond.hatelabo.jp/20170605001028

2017-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20170320122412

そういうのを「概ね順調」と評価するんじゃないか

日露戦争の時点ですでに、40年後の日本滅亡までのカウントダウンが始まってる

という歴史観面白いけどさ

2017-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20170313144535

ちげーだろ。「俺がやってる史跡巡りは上等な趣味だがおまえがやってる歴史観スポット巡りは浦安ネズミ観光と同レベルの下等な趣味」というのが元増田の主張だろ。

2017-01-26

アパホテル歴史観バカにしている「インテリ」の危険

例の騒動アパホテルを絶賛している人たちの頭の中には「南京大虐殺で30万人が殺されたなどというデマ日本を貶めようとしている中国」と「そんな中国に対して毅然正論を述べるアパホテル」という構図が出来上がっている。

中韓に媚を売っているパヨクマスゴミミンス政治家より、なんと頼りになることか。

だいたい、今の政治家は、アベ総理ですら、中国が明らかに日本領土軍事的な関心を高めているのに、ろくな対応もできず、「インバウンド」とかいってますます中国人日本によびよせて便宜を図ろうとしている一方で、日本人生活は、一部の「上級国民様」をのぞいて、ちっとも良くしようとしない。

それでいて、海外にでりゃ援助をばら撒いて、エエカッコばっかりしたがる。

いっそ、元谷さんみたいに、一代でビジネス成功するだけの実績があって、はっきりモノを言える人が政治家になったらいいんじゃないのか・・・となれば、日本版トランプの登場まであと一歩だ。

アパ代表うまいところは「南京大虐殺で30万人というのはデマだ」とか、「中国政府民間企業弾圧している。言論弾圧には屈しないために、書籍撤去しない」とか、部分部分では反論しにくい正論をだしてくるところだと思う。

ここで、アパホテルの例の書籍が、いかに間違っているかを力説して、「あんなの信じるネトウヨの頭の弱さが信じられん」とか小バカにしてたら、トランプ大統領当選予測できなかった、アメリカの大半のインテリマスコミと同じ轍を踏むんじゃないか危惧している。

2016-12-30

[]声優勘違いネタ

http://rudiments.hatenablog.com/entry/netflix-nenmatsu-anime

ブコメ非表示からココに書くけど、

しかドラえもんの声が「水田わさびさん」なので、すこーしだけ今と違うドラえもんとの比較家族ファミリー)でしてみてはいかがでしょうか?



これ、すごく意味がわからない。

昔と違うのタイポ

のわりに、

2005年放送されていたあの当時の

って文言もあったりして、すごくすごく意味がわからない。

もしかして、本当にもしかしてだけど

アルカノイド大好きおばさんから水田わさびに変わったんじゃなくて、

水田わさびから、誰か、に変わったと思ってる?

アルカノイドあんなに大好きな、アフレコ遅刻して買ってきたバッグを喜々として見せびらかすおばさんのことを忘れてしまっている?

すごいな。

あんだけインパクトのある声優を忘れるとか、マジですごいな。

アルカノイドあんなに好きなのに!?

殺戮次郎丸、じゃないや、なんだっけ、あの小野坂昌也コントライブ素晴らしきかな人生にも出演した(してない)アルカノイド大好きおばさんを忘れる!?

殺戮次郎丸はおしゃ木でコオロギにつけた名前だっけ?)

こんなに面白い間違いにブコメできないの悔しい! 悔しすぎる!

もう一生、このブログブコメ声優勘違いネタでかけるぐらい面白いのに!!!

あーーー、もったいないよお、もったいないよお。

もっと声優ネタでいじらせてよお。


で、本当の前のドラえもん声優って誰だっけ?

えーっと、ザンボット3の勝平の声優さんから

そうか、山口勝平だな。

あれ、歴史観おかしい気がするぞ、えーっと。

そうか、坂本千夏だな。

そうかー、坂本千夏が、こんな役をなあ。

ここはグリーンウッド女装娘で初めて知って以来、僕は岩田光央ファンなんですよ。(日本語ねじれてきた)

岩田光央といえば、包茎であることを表明している数少ない声優ですよねえ。

はい、というわけで、本日募集するメールテーマはこちら

「仮性包茎であることをコンプレックスにしてそうな男性声優

です。

谷山紀章NGワードなので書いちゃダメでーす。

堀内賢雄ガチなのでダメでーす。

それじゃあ、今夜もー、松野太紀とのグレーゾーンホモセックスがみたーいラジオはっじまるよー!

(え? 松野太紀さんを巻き込むなって? じゃあ、PSOチャットホモ声優暴露した小野坂昌也を怒れよ! (大昔のラジオのことをクタクタいつまでも引きずる最低な増田))

2016-11-08

ユダヤ人も手を焼いた 戦前日本家族制

戦前日本家族制度についての意外な事実を紹介。

すばらしかった戦前家族制

面白い話を一つ紹介しよう。

かつて国際連盟労働部長であったユダヤ人、アルベールトーマが日本労働事情調査のため来日した。

国際連盟といっても、教科書歴史観しか教えられていない日本人にはその本質を知る人は少ないようだが、これはユダヤ世界政府ともいうべきものである

第一次大戦の結果、金融支配力に自信をつけたユダヤ人政治面へも進出をはかり、その結果作られたもの国際連盟なのである

この連盟指導者は、日本人杉村太郎氏を除いて外は皆ユダヤ人だったのである

なぜユダヤ人労働問題にかくも力を入れるのかということは、マルクス主義階級闘争史観をご存知の方はお分かりいただけると思うが、かつてユダヤ人は非ユダヤ人の協力者を集めるためマルクス主義階級闘争史観宣伝したのであり、その結果エピゴーネンとしての各国共産党を生んだのである

話がちょっととんだが、面白い話というのは、アルベールトーマが来日し、日本階級闘争の激化工作をしようとした時、その前に立ちはだかったのが、日本の強固な家族制度だったのだ。

アルベールトーマは、

日本では家族制度が強固なため階級闘争、つまり労働運動の激化を仕掛けることは非常に困難である

何故ならば、労働者失業しても労働運動などする必要はない。

家族が暖かく迎え入れてくれるからである

この家族制度を何とかしない限り、日本階級闘争を持ち込むことは難しい」

といっているのである

アインシュタインもまた来日した時、日光金谷ホテルからドイツユダヤ機関手紙を書いているが、その中に日本家族制度の立派さを書いているのである

ここでまた日本人にお詫びをしなければならないのであるが、この日本のすばらしい家族制度を破壊したのは我々ユダヤ人なのである

具体的には、占領改革の時ニューディール派が行ったものである

前述のアルベールトーマの件でもお分かりと思うが、ユダヤ人マルクス主義的変革を実行するためには、家族制度は国内君主制といわれる如く邪魔存在だったのだ。

家族制度が「小さな君主制」としてユダヤ民族マルクス主義的変革事業邪魔になるということは、なにも今日昨日の問題ではなかったのである

『あるユダヤ人懺悔 日本人に謝りたい』(モルデカモーゼ)より

----------------------------------------

このことから判ることは、核家族化や女性社会進出人類社会進歩と共に自然に生まれてきたものではなく、国家を内側から破壊するために輸入されたものであるということです。

もともと日本国体は、天皇家本家国民はその分家という家族国家として成り立っており、家族制度はその縮小版の「小さな君主制」で、国民はすべて「絆(きずな)」で結ばれていました。

家族制度の破壊は、その「絆」を分断して国家解体するという作戦だったようですね。

近隣諸国同士を争わせること(つまり絆を破壊して信頼関係を失わせ、本当の敵を見えなくすること)によって他国支配することを分断政策といいますが、その国内版が家族制度の解体だったようです。

戦前日本家族も、最小の本源集団として共同体性を色濃く残していたのでしょう。

分断統治を得意とするユダヤ人もこれには手を焼いたということ。

しか戦後は彼らの思惑通り、核家族化が進みます

そして、大家族で行ってきた子育て核家族で行うのが困難になり

保育園落ちた、日本死ね!」

へと続く・・・

http://anond.hatelabo.jp/20161108114257

からも娘からも邪険にされる父親像を一般化させたのは一体誰?

からも娘からも邪険にされる父親像を一般化させたのは一体誰なんだろう

というコメントがあったので

フェミ団体でしょう

そして、そのフェミ権力を与えたのは戦勝国アメリカでしょう

日本弱体化政策」の一環

占領せず洗脳で弱体化を図る!GHQが行った『日本弱体化政策』とは

http://matome.naver.jp/odai/2142192163190654201

日本が再び米国の脅威とならないことを確実にする」

家族の結びつきは重要です

少子化シングルマザーが増えているのはGHQの狙い通り



あるユダヤ人懺悔日本人に謝りたい

http://d.hatena.ne.jp/sifue/20061208/1165688702

日本国憲法(というかユダヤドイツ人を骨抜きにするために作ったワイマール憲法の丸写し内容)で、何がしたかたかというと

人間獣化計画

目的は以下のとおり

愛国心消滅

悪平等主義

拝金主義

自由の過度の追求

道徳軽視

3S政策事なかれ主義(Sports Sex Screen)

無気力・無信念

義理人情抹殺

俗吏属僚横行

否定消極主義

自然主義

刹那主義

突端主義

国粋否定

享楽主義

恋愛至上主義

家族制破壊

民族的歴史観否定

間違いなく、日本物質的豊かさの反面で大流行している精神的退廃じゃないですか

(苦笑。本当にユダヤ人法律家ってすごい賢いなって思いました。

最終的にたどり着くところは、家族制度の完全崩壊と金、金、金の欲と利害関係にまみれた個人主義的なエコノミックアニマルばかりの国家

というか国家として機能しない社会を作るのが目的なんだそうです。

いわゆる精神崩壊国家崩壊目的とした憲法ですね。

そもそもこの日本国憲法の元となったワイマール憲法は、

ユダヤ人迫害されてきたヨーロッパユダヤ人政府ワイマール共和国ができたときに、

大多数のドイツ人の中に生きるユダヤ人が復権するために作った人民飼い殺し用の憲法らしく、

どうせなので日本でもその写しを戦後日本でも使ってやれ、と適用されたそうです。

(ちなみにドイツではその危機ドイツ人が感づき、反発でナチズムが横行してユダヤ人迫害された)

で結果、日本では物質的豊かさと反比例して、日本人精神家族国家をここまでぐちゃぐちゃにしてしまった。

で、このユダヤ人の老人モルデカイ・モーセさんは日本人はいろいろよくしてもらったのに申し訳ない…最後に謝りたい、とこの告白をしたのがこの本というわけです。

憲法の内容とその効果資本主義共産主義をの両方を道具として生き残るための使ってきたユダヤ歴史などを詳しく紹介してくれています

特に憲法の中で「自由」と「平等」という相反する概念の組み合わせがどれだけ人をダメにするか、「義理人情」の方がどれだけ崇高な概念かとかいている所は、かなりぐっときます民主主義がどれだけ虚妄か本当に勉強になりました。

まあこんな気持ちユダヤ人の方がいたということで、ぜひ、一度読むことをオススメしたい本です。内容的には、最近流行っている「国家の品格」とかに近い本ですね。


男女平等は完全な家族制度の崩壊福祉費用の増大による国家疲弊を狙ったものだったんですね。

しかしたら、婦人国有なんていう制度が導入されていた日本の事を考えると寒気がします。

ももしかしたらほぼ、この婦人国有政策実施されているのと同じような世の中なのかもしれませんが、

こんな政策実施されていたら、女性ただイケメンに抱かれるために努力し、

はいい女を奪い合う、まさに恋愛至上主義道徳軽視の快楽主義自然主義が更に蔓延した社会(非モテ非コミュさらにつらい社会)になっていたんでしょうね。

そう考えると、日本に古来からあったお見合い制度や信頼ある人同士が結婚相手を紹介し合う制度は非常に道徳的にも精神的にも高度な文化なのかもしれません。






http://anond.hatelabo.jp/20161107131126

2016-09-05

韓国人とどうすれば和解出来るだろうか

韓国反日はあまりにも色々盛り過ぎ

国内のいろんな問題を適宜解決せず反日押し付けしまった。

そこまでの強烈な反日をする為に「日本による暴虐の歴史」も盛りまくってしまった。

それに一部の日本人積極的に、それ以外の日本人消極的に加担してしまった。


膨れ上がった反日ものすごい歴史観について

韓国は全部日本に尻を持ち込めるつもりでエスカレートしてたのに

急に日本が我にかえって「それは事実と違うでしょ」「いつまでもそういうの付き合ってられないよ!」と言い出してしまった。


合意解決しない理由

慰安婦にしてもそうだ。

A「日本人慰安婦より少ない割合で総数4000人ほど確認されてる給料を受けてた朝鮮半島女性」が

B「人攫いのように連行された20万人」「レイプの後にほぼ全員殺害されて帰ってこれたのは数百人」という話になってる。


Aの事実についてならば安倍とパクの合意妥当だ。

基本条約解決のうえで更に10億円を拠出しお詫びの意志を出す。

十分な決着として互いに未来へ向かえる措置だろう。


しかしBのストーリーに照らすならとんでもない解決だ。

安倍は許しがたい冷血人間でパクは売国奴になってしまう。

一般韓国人が怒ってるのはそこだ。


だが…

今更Bの虚構性を指摘できる人間韓国はいない。

指摘したら社会的生命がなくなるし下手すれば肉体的にも死ぬ

パクは主張できる事実がAまでだとおそらく知っているが、Bを言う国民に今更訂正できない。

別にパクだけで作った虚構ではなく、20年ぐらいかけて歴代政権が作ってきた虚構だ。

パク1人で責任取りたくない気持ちもわかる。


次の大統領になってもそうだろう。

から終わらない。

2016-05-03

士農工商歴史修正主義と反発する人

士農工商が既に教科書で使われなくなっているという話が話題になっている。


そもそも4つの区分で表せるようなものじゃないとか、明治政府見方から脱却したとか色々あるみたいだけど徐々に歴史観が変化していっているのは確かなようだ。

このように史料を元に歴史を従来の学説とは違った視点で見ることを本来の「歴史修正主義」という。


ところがこの用語ホロコースト否定派が「私は歴史修正主義だが、ホロコーストはなかった。」というような形で使用してしまったがために、歴史修正主義者=捏造する人というレッテルになってしまったわけだ。

そのため、現在この言葉基本的左翼極右否定する際に使われることが多い。


ところが、冒頭で上げたような教科書記述を変更するような本来の「歴史修正主義」的なことも未だに行われている。

これは歴史学では極ふつうの事だからだ。

もちろんアカデミックな場での議論等々はあるんだろうが、教科書記述変更などを考えても普通にやっている。


ところが一部、この手の歴史観の変更に懐疑的見方をしている人がいる。

なぜなのだろうか?と思った時に彼らの態度が何を警戒しているのかと思ったら、レッテル意味での歴史修正主義を警戒しているのだなということがわかった。

自分たちが使っている言葉歴史をよく考えすに、レッテルとして使い続けた結果歴史観を見直すことそのものに警戒してしまうようになったということだ。

今までのポジション発言の内容を振り返ってみていまさら引き返せないということだろう。


このまま進んでしまうと歴史が唯一無二の見方しか存在しないという方向に進みかねず、凝り固まった歴史観に拘泥してしまいかねない。


元寇神風聖徳太子等々もそうだが歴史見方は刻々と移り変わっている。

老害化しないように頑張っていきたいなと思う。

2016-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20160315045511

元増田だが、そういう突っ込みは大歓迎。

本来日中戦争がこじれて米国参戦って流れということでしょ。

仔細な部分について聞かれれば、正直自分だって自信はない。突っ込みどころは多いでしょうな。

ただ、この投稿で言いたかったのは、日米vs.中韓という歴史観突っ込みどころの騒ぎじゃないだろ、って話。

天皇キリストブッダ末裔から世界から尊敬されている、って真顔で言われたとき気持ちわかる?

最近若いのは日本中国戦争をして勝ったと思っているらしい

ちょっと前にキャバクラライトネトウヨみたいな若い女の子が付いた。地方から出てきた高卒で二十歳間もない女だ。

ちょうど北条かや似でキャバにしてはめずらしいヲタに好まれそうな清楚風メイクの子だった。

俺は酒席で政治関係の話をするのは好きではないのだが、どうもオッサン政治ネタに食いついてくると思い込んでいるのか、

自己紹介から早々に国際政治の話をふってきた。「お客さん最近中国どう思いますか?」と。

ネトウヨっぽいと書いたとおり、近年の中国政治動向について批判まじりにしきりと話し続ける。

俺は辟易としつつも話に付き合っていたが、しばらく会話を続けいてると、彼女がどうも奇妙な誤解に基いて話をしていることに気づいた。

彼女第二次世界大戦日本中国と戦い(それ自体事実だが)、米国と一緒に中国を打ち負かしたと思っていたのだ。

俺は少し意地悪な気持ち歴史事実を伝えた。日本は(統治下の朝鮮と共に)米中と戦い、そして負けたのだ、と。

この点に関しては左右を問わずに是とする事実だろう。太平洋戦争は、決して日米と中韓の戦いではない。

だが、彼女は食い下がった。日米は同盟国で中韓反日だ。それに日本米国と戦うはずがない。米中が仲がいい訳がない、と。

不思議と「日中戦争」や「上海事変」といった言葉だけは知っているらしい。また、思った通り南京事件捏造だとも語った。

俺は更に突っ込んで、だったら広島長崎原爆を落としたのはどの国だ、と訊いた。すると、彼女北朝鮮だという。

この答えにはさすがに閉口させられ、俺はそれ以上突っ込むことはやめた。議論する価値もない人物だと思ったからだ。

さきほどネトウヨと書いたが、これは実際のネトウヨ連中に失礼な物言いだったかもしれない。

ネトウヨを自認する連中が太平洋戦争顛末と、原爆投下に関してそこまで誤った認識を持っているとは信じがたい。

彼らは歴史事実というより、事実解釈をめぐって闘争しているのだと思う。

他方、キャバクラ嬢はそうした珍妙歴史観家族や友人から教わったという。

まり、一部の日本人は、太平洋戦争とは日米が中韓と戦い、

(驚くべきことに)北朝鮮から原爆攻撃されながらも、辛くも勝利を収めた話として認識しているようだ。

(ちなみに、天皇イエス・キリストブッダの血を引いているとも主張していた。天照大神を知らないらしい)

なるほど、それならば北朝鮮に対して激烈な怒りを持つの理解できるし、中韓を見下すのもよく分かる。

彼らにしてみれば、北朝鮮国家の怨敵、中韓敗戦国にも関わらず日米に楯突く負け犬といったところだろう。

最近テレビで大流行日本礼賛は、こうした層を狙い撃ちにしているのだろうか。

彼らが戦時中の主要敵国は米国であり、原爆米国によるものだと知ったらどう思うだろうか。

そもそも、日本こそが敗戦国であり、天皇は(一時期を除いて)日本土着の宗教共同体首長に過ぎない。

それとも、現状を鑑みてアナクロニズムから、それは中韓による捏造宣伝工作の類だと思うのだろうか。

どちらにしろ、この国には予想を遥かに超える誤った歴史認識を持った層が存在することは確からしい。

歴史教育において近代史が軽んじられる傾向は事実だが、ここまで酷いともはや喜劇的ですらある。

いっそのこと、日本史から近代史を別の科目として独立させてはどうだろうか。

2016-02-28

歴史修正主義否定できた人を見たことがない

できれば正しく説明して欲しい。


冷笑したり、適当論議で誤魔化すのではなく。

まぁ歴史修正主義という言葉自体が「歴史観を見直す主義」と「否認主義」の多重定義で使われちゃってるからもう無理かもしれないけど。

2016-02-25

ユダヤ人も手を焼いた 戦前日本家族制

戦前日本家族制度についての意外な事実を紹介。


すばらしかった戦前家族制

面白い話を一つ紹介しよう。

かつて国際連盟労働部長であったユダヤ人、アルベール・トーマが日本労働事情調査のため来日した。

国際連盟といっても、教科書歴史観しか教えられていない日本人にはその本質を知る人は少ないようだが、これはユダヤ世界政府ともいうべきものである

第一次大戦の結果、金融支配力に自信をつけたユダヤ人政治面へも進出をはかり、その結果作られたもの国際連盟なのである

この連盟の指導者は、日本人杉村太郎氏を除いて外は皆ユダヤ人だったのである

なぜユダヤ人労働問題にかくも力を入れるのかということは、マルクス主義階級闘争史観をご存知の方はお分かりいただけると思うが、かつてユダヤ人は非ユダヤ人の協力者を集めるためマルクス主義階級闘争史観宣伝したのであり、その結果エピゴーネンとしての各国共産党を生んだのである

話がちょっととんだが、面白い話というのは、アルベール・トーマが来日し、日本階級闘争の激化工作をしようとした時、その前に立ちはだかったのが、日本の強固な家族制度だったのだ。

アルベール・トーマは、

日本では家族制度が強固なため階級闘争、つまり労働運動の激化を仕掛けることは非常に困難である

何故ならば、労働者失業しても労働運動などする必要はない。

家族が暖かく迎え入れてくれるからである

この家族制度を何とかしない限り、日本階級闘争を持ち込むことは難しい」

といっているのである

アインシュタインもまた来日した時、日光金谷ホテルからドイツユダヤ機関手紙を書いているが、その中に日本家族制度の立派さを書いているのである

ここでまた日本人にお詫びをしなければならないのであるが、この日本のすばらしい家族制度を破壊したのは我々ユダヤ人なのである

具体的には、占領改革の時ニューディール派が行ったものである

前述のアルベール・トーマの件でもお分かりと思うが、ユダヤ人マルクス主義的変革を実行するためには、家族制度は国内君主制といわれる如く邪魔存在だったのだ。

家族制度が「小さな君主制」としてユダヤ民族マルクス主義的変革事業邪魔になるということは、なにも今日昨日の問題ではなかったのである

『あるユダヤ人懺悔 日本人に謝りたい』(モルデカモーゼ)より

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このことから判ることは、核家族化や女性社会進出人類社会進歩と共に自然に生まれてきたものではなく、国家を内側から破壊するために輸入されたものであるということです。

もともと日本国体は、天皇家本家国民はその分家という家族国家として成り立っており、家族制度はその縮小版の「小さな君主制」で、国民はすべて「絆(きずな)」で結ばれていました。

家族制度の破壊は、その「絆」を分断して国家解体するという作戦だったようですね。

近隣諸国同士を争わせること(つまり絆を破壊して信頼関係を失わせ、本当の敵を見えなくすること)によって他国支配することを分断政策といいますが、その国内版が家族制度の解体だったようです。

戦前日本家族も、最小の本源集団として共同体性を色濃く残していたのでしょう。

分断統治を得意とするユダヤ人もこれには手を焼いたということ。

しか戦後は彼らの思惑通り、核家族化が進み、労働運動も盛んになります

 


http://anond.hatelabo.jp/20160216135209

2015-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20150920041021

つの時代の話だ(頭を抱える)

今の流れを、「中国の脅威」VS「反米」みたいに単純化してんのん

いまさら日本アメリカと離れられるわけないでしょー!これだけ調教されてんのに!

離れられるワケがないからこそ、その付き合い方はよーく考えましょうねってことでしょー!

今は2015年なんだよ。60年代でもなければ明治でもない。

70年つづいた非戦争状態歴史の先端にいる、当事者がそれぞれ考えてるんだよ。老若男女、その歴史観戦争観もそれぞれだろうよ。

過去歴史という権威によりかからずに、もうちょっと今を生きている人間意志尊重したほうがいいと思うぞー。

ホルムズ海峡説明とかあれだけやってたのに、真っ先に出てくるのが中国脅威論ってとこに、逆に今の日本を感じるぜ……。

2015-09-13

マルキストの兄は、恋愛まで下部構造によって規定されている。

 兄はマルキストだ。まあ、それはよい。人には思想信条自由があるのだから、兄が新左翼学生団体に入ろうが、毎日デモに出かけようが、私が何か言うべき問題ではない。しかし、先日たまたま兄の大学の人と会う機会があって、兄がかなり性的に奔放な人間であることを知った。いつも資本主義限界を主張しているのに、下半身だけは自由放任主義なのはいかがなものなのだろうか。

 私はちょっとブラコンの気があるのかもしれない。でも私は、将来会社から剰余価値搾取されることよりも、兄がいろんな女の子から精液を搾取されていることのほうが嫌なのだ。兄は、彼女を作らずに妹を守るという兄の本来のあり方から疎外されてしまっている。恋愛至上主義経済によって作られた、性経験肯定するイデオロギーに染まってしまっているのだ。兄は社会的にも身体的にも下部構造によって規定されている。マルクス歴史観は正しかったのかもしれない。

 このような歪んだ社会構造を打開するためには、革命しかない。ブラコン革命だ。日本ブラコン党によるブラコン独裁しか道はないのだ。民主集中制に基づいて、計画的ブラコンを行うしかない。私は書記長になって、アンチブラコン主義者シベリア送りにするのだ。

 こんなことを考えていたら日が沈んでしまった。

2015-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20150825233708

永遠に続くシステムなんかない

次は何が来るんだろうって疑問は全く不思議じゃないんだが

共産主義とかマルクス歴史観とか言いがかりもいいとこ

http://anond.hatelabo.jp/20150825232626

資本主義が終わるのなら共産主義が来ることになっていたが、今そう思ってる人はまずいないだろうな。

個人的資本主義が終わるなら次に来るのは「破綻した資本主義」で、その次には「破綻したが死亡はしてないので破綻した状態で続く資本主義」が来ると思うよ。

ふざけてるわけじゃなく、「**が終わったら次は@@が来る」って発想そのものが、端的に言えばマルクス歴史観に毒されてると思う。

シリアイラクを見ればわかるが、「現在システム破綻」は必ずしも「新たなシステムへの交替」を意味しないのだから

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