はてなキーワード: アナクロニズムとは
ちょっと前にキャバクラでライトなネトウヨみたいな若い女の子が付いた。地方から出てきた高卒で二十歳間もない女だ。
ちょうど北条かや似でキャバにしてはめずらしいヲタに好まれそうな清楚風メイクの子だった。
俺は酒席で政治関係の話をするのは好きではないのだが、どうもオッサンは政治ネタに食いついてくると思い込んでいるのか、
自己紹介から早々に国際政治の話をふってきた。「お客さん最近の中国どう思いますか?」と。
ネトウヨっぽいと書いたとおり、近年の中国の政治動向について批判まじりにしきりと話し続ける。
俺は辟易としつつも話に付き合っていたが、しばらく会話を続けいてると、彼女がどうも奇妙な誤解に基いて話をしていることに気づいた。
彼女は第二次世界大戦で日本は中国と戦い(それ自体は事実だが)、米国と一緒に中国を打ち負かしたと思っていたのだ。
俺は少し意地悪な気持ちで歴史の事実を伝えた。日本は(統治下の朝鮮と共に)米中と戦い、そして負けたのだ、と。
この点に関しては左右を問わずに是とする事実だろう。太平洋戦争は、決して日米と中韓の戦いではない。
だが、彼女は食い下がった。日米は同盟国で中韓は反日だ。それに日本が米国と戦うはずがない。米中が仲がいい訳がない、と。
不思議と「日中戦争」や「上海事変」といった言葉だけは知っているらしい。また、思った通り南京事件は捏造だとも語った。
俺は更に突っ込んで、だったら広島と長崎に原爆を落としたのはどの国だ、と訊いた。すると、彼女は北朝鮮だという。
この答えにはさすがに閉口させられ、俺はそれ以上突っ込むことはやめた。議論する価値もない人物だと思ったからだ。
さきほどネトウヨと書いたが、これは実際のネトウヨ連中に失礼な物言いだったかもしれない。
ネトウヨを自認する連中が太平洋戦争の顛末と、原爆投下に関してそこまで誤った認識を持っているとは信じがたい。
彼らは歴史の事実というより、事実の解釈をめぐって闘争しているのだと思う。
他方、キャバクラ嬢はそうした珍妙な歴史観を家族や友人から教わったという。
(驚くべきことに)北朝鮮から原爆攻撃されながらも、辛くも勝利を収めた話として認識しているようだ。
(ちなみに、天皇はイエス・キリストとブッダの血を引いているとも主張していた。天照大神を知らないらしい)
なるほど、それならば北朝鮮に対して激烈な怒りを持つのも理解できるし、中韓を見下すのもよく分かる。
彼らにしてみれば、北朝鮮は国家の怨敵、中韓は敗戦国にも関わらず日米に楯突く負け犬といったところだろう。
最近のテレビで大流行の日本礼賛は、こうした層を狙い撃ちにしているのだろうか。
彼らが戦時中の主要敵国は米国であり、原爆は米国によるものだと知ったらどう思うだろうか。
そもそも、日本こそが敗戦国であり、天皇は(一時期を除いて)日本土着の宗教共同体の首長に過ぎない。
それとも、現状を鑑みてアナクロニズムから、それは中韓による捏造、宣伝工作の類だと思うのだろうか。
どちらにしろ、この国には予想を遥かに超える誤った歴史認識を持った層が存在することは確からしい。
ディスコというのは基本的に治安当局の敵だろう。麻薬と売春の巣になることがわかりきっているからだ。そしてディスコで過ごすことは日本では若い人間の権利の内に入っていない。だからバブルの頃以降、常設のディスコの話を聞かない。
昨日は家内がつまらないといって川を越えて職場の最寄り駅まで来たので、スーパーで買い物をしてから有楽町駅近辺でデートしていた。東京国際フォーラムでポセイドンアドベンチャーの話をするのはお約束だよね?
最盛期は過ぎたんだけど、といって丸の内の仲通りを案内しようとしたのだが閉まっていた。仲通りから高架下へ向かう途中、TOKIA というビルの1Fで(期間一夜限定の)ディスコをやっていた。シャンパンを飲む、おそらくゆとり世代の男女が建物から外にはみ出していて、あまり崩れた格好はしていない。中は見れなかった。何が掛かっているか窓に近づいて聞いたら Beat it と Boogie Wonderland。
ハコの名前は P.C.M. というんだそうで、コンセプト全体に 1980 年代のアナクロニズムを感じる(MPEG4 時代の語彙でいえばドリカムを DCT と略すセンスといえば通じるだろうか)。ゆとり世代には新鮮だったりするんだろうか。
ダウトされてしまった。元増田じゃないよ。ヌルいのはその通りだけど。別に探究心があるわけでもなく、ただ数こなしてるだけだから。雑誌なんて見たことない。そもそも映画関連誌だったらスクリーンとかじゃないの?なにそのはじめて見る名前?ってアナクロニズム。積極的に自称したいわけでもなく、元増田の書き方とか見てると、ちょっとでもサブカル入ってると嫌われるんだろうなあって雰囲気を感じたから、予防的に蔑称被ってみた。でもその言葉に矜持を感じてる人から見たら不快だよねー、ごめん。今度からこういうときはサブカルじゃなくてヌルサブって言うわ。
で、雑誌でもなんでも情報あるのは分かるんだけど、自分からジャンル決めて情報探してってほどじゃなくて、そもそもあれ見る前はアニメ見ようとも思ってなくて、
最近DVD選ぶの面倒だなあ → 増田でリスト見る → そういえばアニメって未攻略だな、アニメの棚行っても自分では選べないから、このリストを片っ端から借りればいいから楽ちん。
というきっかけなのであって。ブコメにも「あんなメジャーな作品ばかりのセレクション」とあるけど、別にマイナーでも村長リストでもなんでもよくって、とにかく他人が挙げたものにノっかって楽したいだけなのです。元々狙って見るよりも偶然見た作品が面白いってシチュが好きで、映画館もとりあえず行ってそのとき始まる作品を先入観無しで見るのが好き。