「機能拡張」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 機能拡張とは

2019-07-11

anond:20190711110231

からはてなスターURLさえ指定すればどのページにも付けられるって言ってるだろ!

昔は「どこでもスター」という機能拡張があったけど、今はそれもないから付けづらいというだけ。

2019-06-15

anond:20190614233832

PostgreSQL普通に使いながら覚えられるって言ってんじゃん。

MS SQLServerも「とりあえず動かしてみる」から始めることは不可能じゃない。


でもOracle全然別。

ユーザグループの設定からまり、どういう単位データベースを作り、どのユーザをどのデータベースの所有者にするか、ログファイルの種類とそれに基づくバックアップ計画がどうのとか、とにかく覚えることが多い上に複雑過ぎて、予備知識無しで触ることはまず不可能

てか、たかRDBMSにそんな大げさな仕組みが必要か?って話。

PostgreSQLのようにシンプルな仕組みが基礎にあって、そこから要件に応じて機能拡張できるような柔軟なソフトを知っちゃうと、こう意味もなく最初から色々お仕着せ状態なのはイライラしかないし、すげーバカバカしく感じてしまう。

2019-05-11

safariはてブ拡張なんとかしてくれ

起動のたびに機能拡張ビルダーに読みこまセルめんどい

2019-05-10

anond:20190510212120

ワイはITエンジニアやが機能拡張営業経営陣の要望でやってるやで

機能拡張しても仕事増えるだけで給料増えないんだからわざわざやりたがるわけないやろ

2019-04-12

迅雷について私が知っている二、三の事柄

2018-10-23

お使いのTeamViewerバージョンはすでに3年以上経過しています

その後、多くの新機能機能拡張が追加されています今日の最新バージョンTeamViewer

14はプレビューとして利用でき、パフォーマンス面で新たなスタンダードを設定します。

お客様がご利用の旧バージョンとTeamViewer 14を比較しました — ご覧ください

» https://www.teamviewer.com/ja/content/migration-tv10%E3%81%A8tv14/

・・・いらねーよ。

2018-10-06

はてなブックマーク機能拡張

safari機能拡張が使えなくなった。appleの息のかかったストアのものしか使えなくするらしい。

はてなブックマークコメント表示ができないのは困る。

とりあえず https://qiita.com/Hiroki_Kawakami/items/0f324d269c6c20e7b009 これの通りやって

使えるようにはなったけど、再起動のたびにやり直さないといけない。不便。

2018-09-22

はてなブックマークsafari機能拡張使用できない事象について

はてブだけでなく機能拡張全般記事として→

(2018/6/7)

AppleSafari v12safariextz形式機能拡張を非推奨へ。2018年12月にはGalleryへの登録も終了。

https://applech2.com/archives/20180607-deprecated-safariextz-style-safari-extensions.html

  

記事タイトルは「非推奨」となっているが本文および原文では「非推奨/廃止予定(Deprecated)」

なので使えなくなることは決まっていたと言うことだね。

ブックマークレットは健在みたいなのでブクマ自体は困らないけど、コメントだけ確かめたい時が地味に困る。

  

そして本件で最も大事問題は、はてなブックマーク開発ブログでまったく言及がないと言うこと。

担当は今週夏休みでもとっていたのか?

2018-07-27

夏休みキッズはどちら側?「課金」知らない「うるとらますた」とバカの群

記事にて大幅に修正

////////////////////////////////////////

■「課金ユーザー抹殺である

https://nippon-gengo.com/kakin-imi-wakarimasen/

////////////////////////////////////////




ガンダムバトルオペレーション2】今日課金だ! 最大5万円課金しまっす (超高画質)

たまたま見かけて「課金」っておかしいだろと書いたら

夏休みからバカがわくねと嘲笑気味のコメントで溢れた。

嘲笑しているあなた達のほうがバカなんじゃないの?


課金」という字を見た瞬間に「料金を課す」という意味だとわかるはずだが。

もしかして「納金」や「入金」や「支払い」という言葉を知らないのか。


これではまるで「防火」と「放火」が同じ国の人みたいだ。

漢字を捨てたあの国人達70年代書物が読めないそうな。


櫻井よしこ x 呉善花 】衝撃!!漢字が読めないか歴史がわからない!!反日韓国人の正体を暴露!!【Koreaなんだ?】

https://youtu.be/XBT1MeVKCpY?t=14m20s


夏休みの子供だと見下している自分達こそ無知だと思う。

無知で無神経で無頓着。無い無い尽くしですねー。


ねぇどうして「納金する」ことが「課金する」になっちゃうのー?

ねぇどうしてゲームシステムプレイ内容については鋭く分析するのに

課金する」なんて単純な間違いを誰も指摘しないのー?

ゲーマー達は不正確な情報修正する自浄作用がないのー?


課税」と「納税」という言葉から課金する」という言葉おかしさに気付けそうなものだが。

もしゲーム脳というのが本当にあるとすればこいつらのことだろう。


課金」という文字を見て「料金を課す」と想像できないのは

ゲームに頭を侵されているとしか考えられない。






■「課金する」「寄付する」「募金する」という言葉意味誤用に注意!

http://www.kotobano.jp/archives/1285


課金という言葉は払うということではなく、料金を払わせるようにするという意味

アプリであれば、運営会社側がユーザーお金を払わせることをいいます


課金ゲーム課金アプリという言葉をよく見かけますので、

お金を払ってしま私たちもつい「課金した」という表現を使ってしまいそうになりますが、

この場合は単純に「料金を支払った」と表現するのが正解。


課題考査」や「宿題を課す」という言葉先生側(提供する側)の言葉でしたよね。

「課す」のは提供する側、だから「課される」こちらが「課金した」と表現するのは誤りです。


漢字構成を考えれば募金寄付の違い、課金誤用は防ぎやすいのですが、

言葉伝承口語によって影響を受けることが多いもの


視覚的な情報として「課金」「募金」「寄付」の知識を得るだけではなく、

是非一度、「課金した」「募金した」「寄付した」という言葉を声に出して、

その違和感から正しい言葉の使い方を覚えていただきたいと思います





最近課金する』という言葉の使い方に疑問を持ってます

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10107622430

グリーなどの悪徳商法サービスで消費することを指してるようですが、

課金とは料金を課すことなので、課金『する』のはグリーであり、利用者課金『される』側じゃないですか?

ちょっと日本語の使い方に違和感を覚えます


ベストアンサーに選ばれた回答

kai  さん

貴殿意見のとおりで、誤用です。


下記のブログでも盛り上がっています


http://yoshihiroueda.wordpress.com/2012/05/19/%E3%80%8C%E8%AA%B2%E9...

ネットを見ていると、「課金する」という言葉が「料金を課する」という意味とは逆の

「料金を払う」という意味で使っていることに気づく。

実際にゲームをやっている人が「課金する」という言い方をしているのだ。


課金とは (カキンとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

本来この言葉は「料金を課する」、つまり提供者が利用者から料金を徴収することを指すのだが、

インターネット上では主体が完全に逆転した解釈のほうが定着している。

課金されたものに納金する」→「課金する」のように略された形になる。

税金を納めることを”納税”と言わず課税”と言うぐらい異なった用法である。”

インターネット上で課金と言えば主に、オンラインゲームなどの内容に利用料金を払うことを指す。使用料を払うこと。”


脳味噌はなまる」「課金」の誤用はやめたほうがいいのでは

http://idejun.com/archives/4695

課金Wikipedia

料金を課す、つまり費用や支払いを引き受けさせる」のであり、

ユーザーが料金を支払った意味使用するのは誤りであるが、

黎明期オンラインゲーム利用料金決済を発端として誤用が広まり

今もって正しくない言葉のまま使う人が多い。


さらに近年では、事ある毎に利用者射幸心煽り

納金させようとするソーシャルゲームの台頭により、利用者どころかサービス運営者、

ゲームコンテンツ提供者までもが誤用しているケースが多々見られている。


質問した人からコメント

成功 ありがとうございます、やっぱり誤用だったんですね。


言葉は元々は誤用でもその使い方が多数派になれば正しい使い方として定着してしまうそうなので、

いずれ私のような人間は『古い言葉使いの少数派』として片隅に追いやられてしまうでしょうが

正反対誤用は受け入れられそうにありません。


こんな日本語の乱れたゆとり世代から悪徳商法にも引っかかってしまうのかと、

つい要らぬ偏見を持ってしまます








■【誤用】見ててイライラする日本語の間違い

http://chiebukuronews.blog.jp/archives/9312941.html

247: 名無しさん@おーぷん 2015/07/05(日)11:18:13 ID:6t0

誤用を使い続けたら誤用じゃなくなるって

嘘もいい続けたら嘘じゃなくなる的な思考で頭悪そう


249: 名無しさん@おーぷん 2015/07/05(日)11:26:25 ID:vG2

買う側が「課金する」って言うの

金を課しているのは売る側です






言葉の変わる速度

http://si.jpn.org/archives/date/2015/0411-230628.php

課金

スマートフォンアプリの有料の機能拡張オンラインゲームなどで課金アイテムというものが出てきてよく目にするようになった言葉

本来サービス提供者がユーザに向けて料金を課する、つまり課金する」ものであるが、

ユーザが「アイテムを購入した、料金を払った」という意味で「課金した」と遣う人が結構多い。


この場合正しくは「(プラグインなどの)料金を払った」「課金アイテムを購入した」となる。

要するに単に「買った」と言えば良い。これは明らかに誤用。間違えていたら単に言葉を知らないだけかと。






募金】大き間違いには気付かない【課金

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1509223362/

1名無し象は鼻がウナギだ!2017/10/29(日) 05:42:42.890>>50>>89

誤1:募金箱に募金する。

正1:募金箱に寄付する(寄金する)。

募金寄付金を募ること。

誤2:課金制が導入されているゲーム課金している。

正2:課金制が導入されているゲームお金を支払っている(納金している)。

課金=料金を課すこと。

なぜ人間は、小さな間違いには気が付くのに、大きな間違いには気が付かないのだろうか?


2名無し象は鼻がウナギだ!2017/10/29(日) 06:21:05.640>>4

募金の方は常に気にしてたけど課金は初めて気がついたわ


13名無し象は鼻がウナギだ!2017/10/31(火) 02:29:52.680

「ふんいき」言ってるつもりで無意識に、

あんまり本を読まんその他大勢が「ふいんき連呼するから

漢字と読み方知ってる世代まで釣られて「ふいんき」言うんと違う?


テレビの影響で過剰な「ら抜き」や奇怪な「させていただき敬語」が

広まってるところ見るとそんなふうに感じるわ


18名無し象は鼻がウナギだ!2017/10/31(火) 06:25:03.930

思うに、課金が間違った使われ方をしているのは、

音の響きから「加金」のような受け取り方をしているからじゃなかろうか。

そして、募金が間違った使われ方をしているのは、

おそらく「応募」という言葉の大意を「募」が担っていると錯覚しているからじゃなかろうか。


22名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/07(火) 03:25:21.970

課金誤用って多分「加金」と音が一緒だから助長されてるんだと思う


27名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/08(水) 19:06:13.600

もう誰かが記事を書くなりして拡散するより他ないわけか

課金してきたぞー → 課金されてきたぞー みたいに訂正例文付きでさ


31名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/09(木) 07:19:47.010

しかし「課金」はなぜこの意味で使われるようになったんだろうか

募金は「募金へのご協力よろしくお願いします」が

募金よろしくお願いします」となったで説明がつくが

課金」はもともとはそんな身近な言葉ではないはず

10年前くらいから既に違った意味で使われていた気がする


32名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/09(木) 07:38:37.510

そもそも正しい意味課金が使われた実績ってどれくらいあるんだろうか

世の中課金する側よりも課金される側が圧倒的に多数なわけだしな


41名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/21(火) 20:05:02.700

これ文章によってはホントいね

街角募金してたので募金してきた。

課金してるソシャゲアイテム課金した。

使い続けるにしても、

アガる、キレる、ナメる、ヘコむ、モテる

なんかのように、ボキンするカキンする

本来言葉から派生したものとわかるように表記を変えないとさぁ。


49名無し象は鼻がウナギだ!2017/12/03(日) 21:19:31.040

こうやって意味無視した滅茶苦茶な使い方してれば、

そう遠くない未来漢字は複雑で不合理極まりない代物として排斥されるだろうな

戦後フランス語公用語化や日本語ローマ字表記化が叫ばれた時は

庶民識字率の高さに助けられて事なきを得たが、現状を鑑みると次はない

そうして文字を捨て去った後、

隣の半島よろしく「読めるけど意味が分からない」という新種の文盲を量産する

愚民化政策大輪の花を咲かせるわけだ

よろこべおまえら、これでもうべんきょうにじかんをかけなくてもよくなるぞ

どうしたうれしいだろうなずけよ


126名無し象は鼻がウナギだ!2018/02/12(月) 12:54:09.320>>131>>133

俺完全に勘違いしてた部類だわ

貢ぐみたいな意味だと思ってたのに全然意味違うな

課税とか課すとか検索してはじめてあーねってなった


134名無し象は鼻がウナギだ!2018/02/12(月) 16:57:50.140

表現の自由を尊重するあまり無法になっちゃうのも個人的には好ましくない。

言葉狩りは御免被るけどこういう話題を煙たがる傾向が日本語文章読解能力低下を助長しているんだとも思う。

日常会話レベルでは今のところ問題視されるほどの不都合は生じてないようだけど

文章読解能力には著しい低下が見られると文科省学府指導を入れている。

今じゃ国立大学日本人学生向けに日本語の必修科目を設けるほど問題視されている。

杓子定規に拘る必要はないけどかといって下らないと安く見ていいものでもない。


177名無し象は鼻がウナギだ!2018/02/16(金) 05:40:21.810>>178

日本語の変化ゆらぎなどといって国語破壊するグズどもは本当にどうしようもないな

国語の無欠さを汚さないでほしいな


189名無し象は鼻がウナギだ!2018/02/17(土) 02:31:11.510

日本語は今までバカの手によってメチャメチャにされた歴史があるから

バカに触れさせてはいけない

知識層がきちんと管理しないと


378名無し象は鼻がウナギだ!2018/04/21(土) 07:22:33.940

言語ファシズムの最たるものは5ちゃんだろ

言葉は変わっていくもの」の馬鹿思想が最強なのもそのせいだ

夏休みキッズは誰?「課金」知らない「うるとらますた」とバカの群れ

ガンダムバトルオペレーション2】今日課金だ! 最大5万円課金しまっす (超高画質)

たまたま見かけて「課金」っておかしいだろと書いたら

夏休みからバカがわくねと嘲笑気味のコメントで溢れた。

嘲笑しているあなた達のほうがバカなんじゃないの?


課金」という字を見た瞬間に「料金を課す」という意味だとわかるはずだが。

もしかして「納金」や「入金」や「支払い」という言葉を知らないのか。


これではまるで「防火」と「放火」が同じ国の人みたいだ。

漢字を捨てたあの国人達70年代書物が読めないそうな。


櫻井よしこ x 呉善花 】衝撃!!漢字が読めないか歴史がわからない!!反日韓国人の正体を暴露!!【Koreaなんだ?】

https://youtu.be/XBT1MeVKCpY?t=14m20s


夏休みの子供だと見下している自分達こそ無知だと思う。

無知で無神経で無頓着。無い無い尽くしですねー。


ねぇどうして「納金する」ことが「課金する」になっちゃうのー?

ねぇどうしてゲームシステムプレイ内容については鋭く分析するのに

課金する」なんて単純な間違いを誰も指摘しないのー?

ゲーマー達は不正確な情報修正する自浄作用がないのー?


課税」と「納税」という言葉から課金する」という言葉おかしさに気付けそうなものだが。

もしゲーム脳というのが本当にあるとすればこいつらのことだろう。


課金」という文字を見て「料金を課す」と想像できないのは

ゲームに頭を侵されているとしか考えられない。






■「課金する」「寄付する」「募金する」という言葉意味誤用に注意!

http://www.kotobano.jp/archives/1285


課金という言葉は払うということではなく、料金を払わせるようにするという意味

アプリであれば、運営会社側がユーザーお金を払わせることをいいます


課金ゲーム課金アプリという言葉をよく見かけますので、

お金を払ってしま私たちもつい「課金した」という表現を使ってしまいそうになりますが、

この場合は単純に「料金を支払った」と表現するのが正解。


課題考査」や「宿題を課す」という言葉先生側(提供する側)の言葉でしたよね。

「課す」のは提供する側、だから「課される」こちらが「課金した」と表現するのは誤りです。


漢字構成を考えれば募金寄付の違い、課金誤用は防ぎやすいのですが、

言葉伝承口語によって影響を受けることが多いもの


視覚的な情報として「課金」「募金」「寄付」の知識を得るだけではなく、

是非一度、「課金した」「募金した」「寄付した」という言葉を声に出して、

その違和感から正しい言葉の使い方を覚えていただきたいと思います





最近課金する』という言葉の使い方に疑問を持ってます

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10107622430

グリーなどの悪徳商法サービスで消費することを指してるようですが、

課金とは料金を課すことなので、課金『する』のはグリーであり、利用者課金『される』側じゃないですか?

ちょっと日本語の使い方に違和感を覚えます


ベストアンサーに選ばれた回答

kai  さん

貴殿意見のとおりで、誤用です。


下記のブログでも盛り上がっています


http://yoshihiroueda.wordpress.com/2012/05/19/%E3%80%8C%E8%AA%B2%E9...

ネットを見ていると、「課金する」という言葉が「料金を課する」という意味とは逆の

「料金を払う」という意味で使っていることに気づく。

実際にゲームをやっている人が「課金する」という言い方をしているのだ。


課金とは (カキンとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

本来この言葉は「料金を課する」、つまり提供者が利用者から料金を徴収することを指すのだが、

インターネット上では主体が完全に逆転した解釈のほうが定着している。

課金されたものに納金する」→「課金する」のように略された形になる。

税金を納めることを”納税”と言わず課税”と言うぐらい異なった用法である。”

インターネット上で課金と言えば主に、オンラインゲームなどの内容に利用料金を払うことを指す。使用料を払うこと。”


脳味噌はなまる」「課金」の誤用はやめたほうがいいのでは

http://idejun.com/archives/4695

課金Wikipedia

料金を課す、つまり費用や支払いを引き受けさせる」のであり、

ユーザーが料金を支払った意味使用するのは誤りであるが、

黎明期オンラインゲーム利用料金決済を発端として誤用が広まり

今もって正しくない言葉のまま使う人が多い。


さらに近年では、事ある毎に利用者射幸心煽り

納金させようとするソーシャルゲームの台頭により、利用者どころかサービス運営者、

ゲームコンテンツ提供者までもが誤用しているケースが多々見られている。


質問した人からコメント

成功 ありがとうございます、やっぱり誤用だったんですね。


言葉は元々は誤用でもその使い方が多数派になれば正しい使い方として定着してしまうそうなので、

いずれ私のような人間は『古い言葉使いの少数派』として片隅に追いやられてしまうでしょうが

正反対誤用は受け入れられそうにありません。


こんな日本語の乱れたゆとり世代から悪徳商法にも引っかかってしまうのかと、

つい要らぬ偏見を持ってしまます








■【誤用】見ててイライラする日本語の間違い

http://chiebukuronews.blog.jp/archives/9312941.html

247: 名無しさん@おーぷん 2015/07/05(日)11:18:13 ID:6t0

誤用を使い続けたら誤用じゃなくなるって

嘘もいい続けたら嘘じゃなくなる的な思考で頭悪そう


249: 名無しさん@おーぷん 2015/07/05(日)11:26:25 ID:vG2

買う側が「課金する」って言うの

金を課しているのは売る側です






言葉の変わる速度

http://si.jpn.org/archives/date/2015/0411-230628.php

課金

スマートフォンアプリの有料の機能拡張オンラインゲームなどで課金アイテムというものが出てきてよく目にするようになった言葉

本来サービス提供者がユーザに向けて料金を課する、つまり課金する」ものであるが、

ユーザが「アイテムを購入した、料金を払った」という意味で「課金した」と遣う人が結構多い。


この場合正しくは「(プラグインなどの)料金を払った」「課金アイテムを購入した」となる。

要するに単に「買った」と言えば良い。これは明らかに誤用。間違えていたら単に言葉を知らないだけかと。






募金】大き間違いには気付かない【課金

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1509223362/

1名無し象は鼻がウナギだ!2017/10/29(日) 05:42:42.890>>50>>89

誤1:募金箱に募金する。

正1:募金箱に寄付する(寄金する)。

募金寄付金を募ること。

誤2:課金制が導入されているゲーム課金している。

正2:課金制が導入されているゲームお金を支払っている(納金している)。

課金=料金を課すこと。

なぜ人間は、小さな間違いには気が付くのに、大きな間違いには気が付かないのだろうか?


2名無し象は鼻がウナギだ!2017/10/29(日) 06:21:05.640>>4

募金の方は常に気にしてたけど課金は初めて気がついたわ


13名無し象は鼻がウナギだ!2017/10/31(火) 02:29:52.680

「ふんいき」言ってるつもりで無意識に、

あんまり本を読まんその他大勢が「ふいんき連呼するから

漢字と読み方知ってる世代まで釣られて「ふいんき」言うんと違う?


テレビの影響で過剰な「ら抜き」や奇怪な「させていただき敬語」が

広まってるところ見るとそんなふうに感じるわ


18名無し象は鼻がウナギだ!2017/10/31(火) 06:25:03.930

思うに、課金が間違った使われ方をしているのは、

音の響きから「加金」のような受け取り方をしているからじゃなかろうか。

そして、募金が間違った使われ方をしているのは、

おそらく「応募」という言葉の大意を「募」が担っていると錯覚しているからじゃなかろうか。


22名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/07(火) 03:25:21.970

課金誤用って多分「加金」と音が一緒だから助長されてるんだと思う


27名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/08(水) 19:06:13.600

もう誰かが記事を書くなりして拡散するより他ないわけか

課金してきたぞー → 課金されてきたぞー みたいに訂正例文付きでさ


31名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/09(木) 07:19:47.010

しかし「課金」はなぜこの意味で使われるようになったんだろうか

募金は「募金へのご協力よろしくお願いします」が

募金よろしくお願いします」となったで説明がつくが

課金」はもともとはそんな身近な言葉ではないはず

10年前くらいから既に違った意味で使われていた気がする


32名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/09(木) 07:38:37.510

そもそも正しい意味課金が使われた実績ってどれくらいあるんだろうか

世の中課金する側よりも課金される側が圧倒的に多数なわけだしな


41名無し象は鼻がウナギだ!2017/11/21(火) 20:05:02.700

これ文章によってはホントいね

街角募金してたので募金してきた。

課金してるソシャゲアイテム課金した。

使い続けるにしても、

アガる、キレる、ナメる、ヘコむ、モテる

なんかのように、ボキンするカキンする

本来言葉から派生したものとわかるように表記を変えないとさぁ。


49名無し象は鼻がウナギだ!2017/12/03(日) 21:19:31.040

こうやって意味無視した滅茶苦茶な使い方してれば、

そう遠くない未来漢字は複雑で不合理極まりない代物として排斥されるだろうな

戦後フランス語公用語化や日本語ローマ字表記化が叫ばれた時は

庶民識字率の高さに助けられて事なきを得たが、現状を鑑みると次はない

そうして文字を捨て去った後、

隣の半島よろしく「読めるけど意味が分からない」という新種の文盲を量産する

愚民化政策大輪の花を咲かせるわけだ

よろこべおまえら、これでもうべんきょうにじかんをかけなくてもよくなるぞ

どうしたうれしいだろうなずけよ


126名無し象は鼻がウナギだ!2018/02/12(月) 12:54:09.320>>131>>133

俺完全に勘違いしてた部類だわ

貢ぐみたいな意味だと思ってたのに全然意味違うな

課税とか課すとか検索してはじめてあーねってなった


134名無し象は鼻がウナギだ!2018/02/12(月) 16:57:50.140

表現の自由を尊重するあまり無法になっちゃうのも個人的には好ましくない。

言葉狩りは御免被るけどこういう話題を煙たがる傾向が日本語文章読解能力低下を助長しているんだとも思う。

日常会話レベルでは今のところ問題視されるほどの不都合は生じてないようだけど

文章読解能力には著しい低下が見られると文科省学府指導を入れている。

今じゃ国立大学日本人学生向けに日本語の必修科目を設けるほど問題視されている。

杓子定規に拘る必要はないけどかといって下らないと安く見ていいものでもない。


177名無し象は鼻がウナギだ!2018/02/16(金) 05:40:21.810>>178

日本語の変化ゆらぎなどといって国語破壊するグズどもは本当にどうしようもないな

国語の無欠さを汚さないでほしいな


189名無し象は鼻がウナギだ!2018/02/17(土) 02:31:11.510

日本語は今までバカの手によってメチャメチャにされた歴史があるから

バカに触れさせてはいけない

知識層がきちんと管理しないと


378名無し象は鼻がウナギだ!2018/04/21(土) 07:22:33.940

言語ファシズムの最たるものは5ちゃんだろ

言葉は変わっていくもの」の馬鹿思想が最強なのもそのせいだ

2018-07-13

Microsoft Teamsの無償提供開始とその反応見て思った

完全な外野適当な思い付きを書いていく。

大体の人の頭の中で「覇者Slackに挑むTeams」な構図になっているが実際はそう単純ではない

公正な比較はできないんだけど、アカウント数および有償プラン契約数でいうと少なくとも国内SlackはTeams(Office365)の足元にも及ばない。

https://www.publickey1.jp/blog/18/slack.html

国内だとSlack無料アカウント含めて50万、有償プラン契約数は15万というのが上記記事に書かれてる。

世界だと有償プラン契約者数が300万人以上、ということらしい。単一機能サービスでここまでの規模に成長しているのはまさにチャットツール市場覇者と呼ぶにふさわしい。

一方のOffice365なんだけど、Teamsを今まで利用可能だった商用の有償プラン契約数は1億3500万人のMonthly Active Userと下記の2018年1~3月期の決算資料に載っている(スライド9枚目)。

流石に契約者数は明かしてくれないらしいが、Teamsを今まで利用できなかった一般消費者向けの契約者数は約3060万人契約とのこと(スライド10枚目)。

https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https://c.s-microsoft.com/en-us/CMSFiles/SlidesFY18Q3.pptx?version=2b0076e2-b5c3-fee9-75df-dc8e78688560

ちなみに少し前に発表されたSurfaceGoの国内版にだけバンドルされて大顰蹙を買ったOffice売り切り版は収入が16%落ちてるらしい。

クラウドへの移行が着々と進行中、という今更説明するまでもない状況みたい。

契約者数はともかく、実際の利用者数、コミュニティ成熟度などはSlack圧勝(私個人見解)

契約者をいくら誇ったところで、Teams利用者の声なんてあまり聞こえてこない。下記のブコメでも「実際に利用して具体的な意見を書いている人」は驚くほど少ない。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1132746.html

Office365企業で大々的に導入している職場をいくつか経験した自分感覚としても、Teamsをまともに利用している職場は見たことがない。

存在自体を知らない、モノ好きの情シス適当に使ってる、大規模導入の検討初期段階、といった感じのところが多いのでは?

利用できる契約者は多くても、そもそも存在自体があまり知られてない、というのがMicrosoft Teamsの現状。

Slackそもそも単一機能を売っているという関係上、契約者はチャットツールを使うために契約しているわけで、Slack契約者≒Slack利用者となるわけだが

Office365そもそも情シス買い切りOfficeカウント地獄から解放」というお題目や、

メールサーバ運用から解放」などといった感じで、Teamsを主目的の一つとしてとらえているユーザーがそこまで多くない感じ(そもそもOffice365リリース当初には無かったサービスだし)。

なので、Office365契約者>>Teams利用者となる。

無償化ユーザー数拡大のための施策なのか?

個人的な見解は「ユーザー数拡大ももちろん視野には入っているだろうが、認知度向上の方が比重高いのではないか?」という感じ。

まずはニュースサイトが分かりやすい構図として「MSSlack対抗サービスがついに無償化」みたいな記事を出せば「あぁ、うちが契約してるOffice365にもチャットツールあるんだ」と知ってくれる既存契約者も多いだろう。

それによって利用率向上を狙っているのでは、というのが自分の予想。

Slackへの攻勢をかけるという線も薄い。

わざわざ自社より小規模でロイヤリティ高くて引き剥がしにくいユーザーを狙う意味がない。

そもそもOffice365自体契約者数は絶好調で成長中だからね。

そもそもSlackの2/3ぐらいの価格でなんでも付けてるOffice365必死な防御策こそTeams位置づけ

よく言われることだが、Microsoft TeamsSlackパクリから始まったサービスだ。

それは間違いない。

ただ、現状のSlackとはターゲットユーザーが違う関係上、進化の仕方が微妙に違っている。

コミュニケーションプラットフォームという大枠の括りは一緒でも、自社内にチャットツール以外が無く、外部との連携機能拡張をするSlackとは対照的

Office365ビジネスプランにはMicrosoftIFTTT的なFlow(これも始まりIFTTT的な感じだったが、もはや全くの別物になった)や、

Microsoft版TorelloなPlanner、WebOffice(プランによってはクライアント版)、SharepointExchange、何でもありだ。

流行り物はどんどん巻き込み、投げ売りといってもいいレベル価格付けでユーザーを囲い込んでいってる。

Plannerが無償版なしだったり、Flow無償版がお遊びレベルの内容なのと違って、Teams無償プランがここまでのレベルなのは

ひとえに「Slackの脅威がヤバいからだ。

単一サービスで300万以上の契約を勝ち取るクオリティリテラシーの高いユーザーによって構成される成熟したコミュニティ

チャットツール無償版なしではOffice365契約が切り崩されかねないという危惧もあるのだろう。

チャットツール代替するものとしてよく挙がる「メール」はOffice365重要位置にいまだあるわけで、

下手にSlack導入して「あ、これメールサーバ要らんな」みたいなことになると、Office365自体契約も危ういわけで、必死になるわけです。

あとはいくつかのブコメに反応して終わり

まずはSkype for Businessを何とかしろ

Teams統合して消滅っていう方針が決まってるよ。

もう諦めて Slack 買収した方が良いのでは。

諦めるどころか、これから防衛戦頑張らなきゃならないんですよ。

買っても大したユーザー増にならないし、どうせ既存ユーザー逃げるし、金の無駄しかいか

買収の線は薄いんじゃないですかね。

Trello対抗にとりあえず作りましたで後は放置のPlannerやWunderlist買収してから放置ToDoとかと同じ末路を辿る予感しかない

PlannerやToDoバックエンドAPI整備がやっと最近ひと段落したので地道に改善はしてたみたいですよ。

そのおかげでまだ不十分だけどFlowトリガーアクションが追加されたしね。

僕らのYammerが転生したってこと?(・・?)

Yammerって気軽に投票募れるぐらいしかTeamsに対する優位点見出せないんだけど、

ちょっと前にデスクトップアプリ出してきたりと、まだなんかやろうとしてるみたいなのが意味不明。

結構な額で買収したから、おいそれと損切りできないのかな?

これ系のサービスは気まぐれで終了されると洒落にならない。無償大丈夫か?

Skype for Businessを生贄にするぐらい今のMSはTeamsに本気だから、当分大丈夫だと思う。

その他クオリティに関するコメント

上にも書いたけど、はっきり言ってチャットサービスとしての完成度はSlackが上だと思う。

Teams結構使ったけど、よく言えば頻繁に機能追加される。悪く言えばそもそも機能が足りてない。

1年以上前リリース当初は場所によってIMEONにできなかったりしたしね。

あと機能追加もよく言えばコミュニティベースから機能要望を挙げて、それに賛同者を募って

多数の賛同を得られないと開発者の目に留まりにくい。たまに投票数の低い案が優先的に実装されたりもするけど

基本的には投票数の多い案件から実装機能が選ばれることが多い。

ただ、わかってる人がゴリゴリ使い倒す、っていう方向でクオリティを上げてるSlackに対して

TeamsあくまでもOffice365との密な連携主題において、外部とも連携できるように、っていう方向なので

ターゲットユーザーそもそも被らないのでは、と個人的には思ってる。

Slackに満足してる人はOffice365に囲われてるおまけって時点でTeamsの印象悪いだろうし、

Office365についてくるTeamsで十分な人はチャットツール単体に1000円/人月なんて払わない。

MS側もSlack対抗というより、Slack開拓してくれたチャットツールという新たな魅力でOffice365契約数を増やしたい、という感じに見える。

2018-06-02

低能先生安倍bot非表示にするuserscript

下記をscript.user.jsなど適当名前で保存し、Chrome機能拡張に突っ込んでおく

Vanilla JSで書いてみたが、書き慣れていないのでエレガントではないかもしれない

if(document.location.href.startsWith("https://anond.hatelabo.jp")) {

sections = document.getElementsByClassName('section');

Array.prototype.slice.call(sections).forEach(function(section, i, all) {

ps = section.getElementsByTagName('p');

contain = Array.prototype.slice.call(ps).filter(function(p, j, all) {

if(/安倍/.test(p.innerHTML)) {

return true;

} else if(/低能|低脳/.test(p.innerHTML)) {

return true;

}

}).length > 0;

if(contain){ section.style.display = 'none'; }

});

}

2018-02-18

プログラミング勉強法

  1. 他人コードを読む
  2. 自分コードを書く

以上。

例:

他人アプリ機能拡張

新たな機能を足すには、その構造が大きくかかわる。

機能Aは簡単に加えられたが、機能Bは難しいというようなことが起こる。

よりよい設計を考えられるところまで踏み込めるとよい。

他人コードリファクタリング

読みにくいコードがあった場合、えいやっとリファクタリングしてみる。

よりよいコードの追求

コードを読み解き、なぜ、そのアプローチに至ったのかを解明してみる。

よりよいコード検討し、自分で書き、実際に比較してみる。

その他:

学ぶプログラミング言語機能をすべて調べる

ありとあらゆる機能を調べつくす。分からないことは後回しでもいい。

実験コードを書いて、その機能体験してみる。

実験コードはちゃんと保存しておくこと。

ライブラリ化する習慣を作る

プログラム単位で重複するコードライブラリにする。

誰かが既にライブラリ化していたら、そっちを使う。コード管理他人に任せよう。

コードを書くときプランAとプランBを立てるようにする

時間があれば、その二つのプランコードを書いてみて、長所短所比較してみる。

最終的にはプランA,B,C,Dの四種類程度を立てられるように目指す。

2017-12-14

ニコニコ動画意見交換会を見た感想

10年間、ずっとニコ厨を続けてきた。現在プレミアム会員だ。

しかし、最近ニコニコはあまりにも使いにくい。プレミアム会員なのに動画読み込みがピタリと止まって動かない。再生途中にシークすればシークポイントで固まる。生放送は追い出される。正直言ってプレミアム会員であるメリットほとんどない。

少しネットで探るだけで、同じような意見をわんさかと見ることができる。みんな我慢ならなくなったのか、ついに今年プレミアム会員数が減少に転じてしまった。

ニコニコ唯一の強みと言ってもいい動画コメント、その数もどんどん下がり続けていると聞く。コメント数は最盛期の25%程度にまで落ち込んでいるという。

このままではニコニコは早ければ来年にも立ち行かなくなるだろう。誰の目にも明らかだ。

こういうニコニコ衰退が見え始めたタイミングでの、新バージョン(く)の発表告知。

ユーザーはみんな「ニコニコは尻に火がついて重い腰を上げざるを得なくなった」と思ったに違いない。そして「画質、重さ、完全解決」という、大風呂敷広げすぎに思えるブチ上げにもある程度の期待を寄せたと思う。「今度のニコニコもしかして本気なんじゃないか」と。だって、それをしないとニコニコは競合他社に潰されるんだから

史上最悪の(く)発表会

ニコニコ運営はもともと人をバカにしたような態度を取る事を是としてきた感がある。動画投稿者ユーザー目線を合わせているつもりなのか、ノリが大学サークルなのだ。「俺らすげえ面白いだろ?こっち来いよ」という戦略である。ここ数年まではそのノリが受けた。しかしこれは、ユーザーが許容しなければただの殿様商売にすぎない。

はっきり言って、ニコニコ運営のやることはまったく面白くない。面白かったのは動画投稿者でありエスプリのきいたコメントであり、ニコニコはそれを横取りしてきただけだ。「後押し」じゃない。「横取り」だ。

この「面白いことやってやろう」の危機感のなさが最悪の形で露見したのが11月28日の(く)の発表会だった。まず、自身が定めた10月30日の期限を守らず、期限が過ぎた後で突然の1か月近い発表延期の告知。この時点でかなりのユーザーニコニコを見限った。我慢して待ったユーザーが見せつけられたのは、うすら寒いゲームやら生放送エフェクト紹介に終始し、しかもそれを激重の新サービス上で限定公開で行うという、最悪のお遊戯会。新バージョンリリースさらに延期の2月28日。さんざん延期したにもかかわらず「画質、重さの解決」への答えはなかった。ユーザーの怒りは頂点に達し、圧倒的な数の悪評がネットにあふれ、プレミアム退会者が続出。

ニコニコ運営はこれを予見できなかったのか?たぶんできなかったんだろう。内輪で受ける面白さにしか興味がなかったニコニコには。

ニコニコ運営方針転換

さすがにこの状況に危機感を感じたのか、ニコニコ運営11月30日謝罪文を掲げた。そこには、画質、重さが解決できなかったお詫びと、来年1月までに画質を向上させる(投稿動画1080p、生放送は720p)約束などが記載されていた。12月3日に予定されていたニコキャスの発表は当然中止。

この謝罪文を見て、あれっ?と感じた。内容が真実なら、2か月で画質向上できることになる。「新バージョン2月28日から」という発表はいったい何だったのか?思いがけない批判殺到ビビった運営が、エンジニアを馬車馬のように働かせて強引に画質を向上させることにしたのか?それはドワンゴが今までやってきた行き当たりばったりの機能拡張と何ら変わらない対応なんじゃないのか?モヤモヤけが残った。そう思った人も多かったようだ。

そんな中、ドワンゴ取締役の栗田穣崇氏が「ユーザー意見をちゃんと聞く」とツイッターつぶやき始めた。以後、栗田氏が矢面に立っていく。

この時、ニコニコ面白い動画を見つけた。百花繚乱氏というニコニコでも名の売れたユーザーが発表会放送を見ながら厳しいツッコミを入れるというもの。彼の指摘はかなり的確なもの多かったので、見入った。百花繚乱氏はニコニコ公式イベントなどにも多数参加しているそうで、ニコニコ事情にも詳しいようだった。

意見交換会

栗田氏のもとにはたくさんの意見が行ったらしい。それに感激したからかどうかは知らないが、栗田氏主導で12月12日ユーザーとの意見交換会が開かれることになった。意見交換会ドワンゴ本社オフィスから生放送エンジニア鈴木氏とユーザー代表の百花繚乱氏も同席、時間は2、3時間一般プレミアムともに追い出しなし、コメントを徹底的に拾う方針と、かなりユーザー配慮したものになった。この放送を生で実際に見たが、最初の栗田氏のお詫び会見はかなり覚悟の見えるものだったと思う。以降、生粋エンジニアらしく誠実に技術面の説明をする鈴木氏、なるべくユーザー意見を拾おうと努める百花繚乱氏、対話重視を強調する栗田氏、ともにそれなりに好印象を与える放送だった。これを好感して翌日のカドカワ株価も上がったという。

ニコニコ運営は頑張っている。サーバ増強も、システム移行も、着々と進めている。1080p動画対応12月11日からまり、画質に関しても、前倒しで進めている。そういう放送だった。

まだ完全には信用していない

ニコニコ動画は変わったのか?いや、どうだろう。

「やります、やってますもっと告知します。いつできるかは、また知らせます」と栗田氏は繰り返していた。まあ、要するに、何もかもこれから、ということなんだろう。様子を見るしかない。

それよりも、栗田氏が放送冒頭で驚くべきことを言っていた。「川上運営責任者降板自分運営責任者となる」と。こんな大事なこと、口頭で一言で発表するようなものなのか?そもそも運営責任者とは何なのか?会長という立場運営責任を持つものではないのか?栗田氏が会長意見をすっ飛ばして何でもできるのか?そのあたりの説明が何もなかった。

あの悪夢の発表会の時、ニコファーレ壇上には3人の登壇者がいた。一人は最悪の発表をした川上会長、二人目は夏野剛取締役、そして三人目は今回「運営責任者」とやらになった栗田氏だ。つまり、栗田氏は川上会長とともに糞みたいな(く)を描いてきた張本人ではないのか?

意見交換会川上会長の姿はなかった。それは不満だが仕方ない。それより気になったのが、川上会長を悪の独裁者よろしくさんざん叩きまくり川上が降りたか問題解決」的な空気演出していたことだ。栗田氏は発表会で川上会長とともにいたのに、意見交換会川上会長を叩きまくる手のひら返しあんまりじゃないのか?あまり露骨川上叩きに、栗田氏と川上会長八百長プロレスしてるだけなんじゃないかと勘繰ってしまいたくなる。百花繚乱氏もツッコミに精彩を欠き、川上パージ放送空気づくりに一役買っていたように思う。途中から百花繚乱氏が率先してコメントに回答していくという、「あん運営の側なの?」的なおかしな状況になっていた。

自分が思うに、ニコニコの病巣は川上会長だけじゃない。こんな状態ユーザー意見だけ際限なく吸い上げる態度だけ見せられても、不安が募るばっかりだ。

栗田氏が言うには、これからもどんどんユーザー意見を聞き、取り入れるらしい。でも、八方美人ユーザー欲求ハードルをどんどん上げる。エンジニアに無茶なしわ寄せのないようにしてほしい。ユーザーが望んでいるのは「まずやるべき事をやれ」ただ一点なのだから

意見交換会の翌日、ニコニコ動画を見てみた。重さは相変わらずだ。そして、なんと動画検索結果に強制的検索とまったく関係ない広告動画が表示されるようになっていた。栗田氏は「ランキング広告汚染を何とかする」と言っていたが、検索結果は広告汚染してもいいと考えてるのか?

ニコニコ運営方針のちぐはぐさが否めない。

ニコニコ運営さんへ。プレミアム解約するとき速やかにできるように、プレミアム解約ページを分かりやすくしてください。

2017-10-26

ゲームで近頃思うこと

最近って、twitteryoutubeで人気になりやすいからか、

ゲームを、自分承認欲求を満たす道具としてしか見てない人が増えてるって気づいた

昔は、道具ってより玩具だったから、まだ遊ばれてた感あって、その終わりは、飽きて忘れる、たまに思い出すくらいだったんじゃないのかな

いまは道具な人が多数だから、遊ぶってよりは利用する側で、飽きたり使えなかったら捨てる、そんな感覚なんだろうな

遊ぶ物がタダになるとこうなるんだな。

タダゲー自体否定しないし時代の流れなんだろうけど、ブラック企業やら、アニメ業界搾取だって言う人たちがなぜ、同じく無料や低い金額提供されてるゲームに対してはこうなんだろう?

あ、ヘイトの一端はガシャってのは置いといて。

月何十万人が違う用途機能を利用し、常に機能拡張を求められる大規模システムって考えると、中の人らは相当趣味産業だよなこれって、感覚的には思う

そもそもモールスタート許されない雰囲気感じるし

自分だったらそんなのやりたくない。

ただの趣味で良かった

2017-08-04

Webサイト上のはてブボタンは使ったほうがいい

Engadgetのアンケートについてのブコメで「ページ上に設置されたはてブボタンなんて初心者以外が使うわけがない」といったものが見られる。

http://b.hatena.ne.jp/entry/japanese.engadget.com/2017/08/04/mixi-hatena/

俺は古参ブックマーカーだが、なるべくページ上のはてブボタンを利用するようにしている。

それはURL設計に気を遣わないサイトが増えているからだ。

同じ記事複数URLがあったり、URLに変なパラメータがくっついていたり、URLを変えないままコンテンツだけ切り替えていたりすることがままある。

まり機能拡張などで「現在開いているページ」をブクマすると、意図しないページをブクマしてしま危険性があるのだ。

また、同じ記事ブクマページが、異なるURLhttphttpsとか)で分裂してしまったりするのも不便だ。

一方で、はてブボタンを利用すれば、「サイト運営者が広めて欲しいと思っている正式URL」をブクマできる。

これは我々ブックマーカーにも、サイト運営者にもメリットのある話だと思う。

というわけで、みんなもどんどんはてブボタンを使おう。

そしてEngadgetには「はてブボタンを無くさないでください」と言おうな!

2017-05-18

iphoneairdrop機能拡張して痴漢助けてアプリでも誰か作って。

半径2m以内に通知が飛ぶやつ。

同時に録音か録画かできるやつ。

2016-09-09

Microsoft Azure Stack

ほとんどの人が勘違いしてる気がするけど

まずIaaS基盤ではない、PaaS実装のためについでで実装されてるだけ

PaaS基盤展開にARMを使うのでそのためにIaaS機能も開放されているにすぎない。

PaaSメインで使いたい

 → Azure Stack (せいかい)

 → Azure Pack (似たような事はできるけど今後の機能拡張があまり期待できない)

IaaSメインで使いたい

 → Azure Stack (まちがい)

 → Azure Pack (せいかい)

少なくともWindows Server 2016で実装される各種機能使いたいならAzure Stackは現状無理なので諦めましょう。

AzurePaaS機能を使いたいと思うならAzure Stack一択、現状実装されてなくても今後の拡張実装される可能性は高い。

そもそも的な話すると今後発表されるというCPS的HWじゃないと正式リリース版はサポートされないという事なので、新規HW購入必須です。

Azure Packのようにカスタマー自由に構築するのを認める可能性は限りなく低いと予想してる。

2016-06-17

1.0から学ぶJava

タイトルを見て釣られクマーな皆さんこんにちは

ホッテントリメーカーで作るような煽りタイトルって、みなさんもう見飽きてると思うんですよね。

今調べたらホッテントリメーカー2008年だそうで。どうりでねー。古臭いなーと思いましたよー。

「一から学ぶJava」ってのをね、1.0にするだけでこんなに素敵なタイトルになるんだから面白いですねー。

タイトルを思いついただけだったんですけど、思いついたらやっぱりちゃんと中身も書かないと行けないじゃないですか。やだー

面倒くさいんですけどね。ちょっと1.0から学んでみましょうか。

Java 1.0 1996年1月23日

Javaの1.0がリリースされたのは1996年1月23日ですね。発表されたのが1995年5月23日でJavaの誕生日といった場合にどちらを取るかで揉めることがあります。

かれこれ20年前なわけで、当時のパソコンというとハードウェアはCPU が Pentium 133MHz メモリ16M とかそんな感じだったかなあ。今どきの携帯電話の例としてiPhone 6sを挙げるとCPUが1.85GHz メモリ 2G ってんだから凄いですね。OSは1995年11月23日リリースされたWindows95とかそんな時代背景です。インターネットがようやく一般に普及し始めたところでしょうか。

今から思うと相当弱いハードウェアですけども、そろそろVM方式を採用しても良さそうな、そんな時代でした。インタープリタだと流石に遅い、でもC言語のようなコンパイル言語だと"Write once, run anywhere"とはいかない、という判断もあったのだろうと思います。Javaが純粋なオブジェクト指向言語ではなくintなどのプリミティブ型を持つというのは、当時のマシンスペックを考えた場合、ある程度妥当な判断だったと言えるでしょう。これが後々苦しくなってくるわけなのですが。

Javaを作った会社はSun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)というアメリカの会社で、2010年1月27日オラクルにより吸収合併され今はありません。SolarisというOSとSPARCプロセッサでUNIXサーバーの販売で90年代後半までは一人勝ちのような状況だったと聞きます。当時にすでに「ネットワークこそがコンピュータ」(The Network is the Computer)というモットーを掲げてたんだからおかしい。1996年リリースのJavaが標準でネットワーク機能を備えていたのもこのあたりの思想から来ているのかもしれませんね。

当時のプログラミング言語としてC++が挙げられますが、C++でのプログラマへの負担といいますか、ヒューマンエラーの起きやすさといいますか、その辺を改善する目的で開発されたのがJavaだったわけです。

1996年の時点にこんな言語が登場したのですから革新的でした。

いろんな企業がJavaに賛同します。その中にはMicrosoftもありました。この時期、Microsoftは次期のWindows開発用のプラットフォームにJavaを据えようと考えていました。その後、袂を分かつことになるのですが……。

プログラム言語として構文などを見ると、C++を強く意識した構文なのは間違いなく、しかしポインタ演算を廃してポインタを機能を限定した「参照」に置き換えるなど簡素化が多く見られます。C++からはいろんな機能が削られています。関数ポインタ、構造体、演算子オーバーロードテンプレート((テンプレートについては実装が間に合わなかったという話を聞きます))などなど。そのためC++の劣化であるように揶揄する人もいますが、こうしたものを捨てて言語仕様を比較的小さくシンプルに抑えた点は評価に値すると思います。しかし、今でもこうした削減された機能を愛する人からはJavaを腐す要素として挙げられてしまうのでした。

Java 1.1 1997年2月19日

Wikipediaからピックアップすると1.1での大きな機能追加は

といったところです。当初よりJavaの内部文字コードUnicodeで文字を表すchar型は16bitで設計されていました。Unicodeは当時それほど普及しておらず、Unicode対応のテキストエディタさえ少なかったと記憶しています。時代を先取りしていると言えますが、大きな誤算はUnicodeが当初16bitのコードポイントに世界のあらゆる文字を格納しようとしていたことで、漢字圏の我々からすると16bit=65,536程度の空間に文字が全部入るわけないだろ!というものだったが故に早々に破綻し、Unicodeは21bitのコードポイントに拡張されることになるのです。これはまた後の話。

なんにせよ、日本語が対応されたのは1.1からで、日本でのJavaの採用が始まったのはこの頃からと言えましょう。

当時のJavaのGUIはAWTというものでしたが、これを用いたGUIの開発は当時は結構行われていたイメージですね。Visual BASIC でGUIを作るプロダクトも結構あったと思います。GUIのためのオブジェクト指向言語としてJavaが使われていたイメージがありますね。JavaBeansもそのための仕様でした。件のsetter/getterの話題に繋がっていくのですが。

JDBCはJavaとデータベースをつなぐインターフェースです。RMIではあるJava VMから別のJava VMにオブジェクトを送って実行する、といったことができます。こうした機能が用意されたことで、ソフトウェアフロントとしてのGUI、裏方の実装のためのネットワーク機能、データベース機能、さらにはソフトウェアを配布するためのJava Appletという布陣でJavaでのソフトウェア開発が加速していた時代といえます。

Microsoft Visual J++ もこの時代ですよ。

Java 1.1以降のバージョンのものは互換性確認のためにOracle Java Archiveからダウンロードすることができ、今でも入手することができます。もちろん、Java7ですら2015年4月にEOL(End of Life,サポート終了)となっているので、通常利用するのはJava8としてください(本稿執筆時点)。

当時のドキュメントを見るのも一興です。現在と比べると標準APIがかなり小さい。なお、当時のjavadocは今とはデザインが大きく異なります。

  • java.applet
  • java.awt
  • java.awt.datatransfer
  • java.awt.event
  • java.awt.image
  • java.beans
  • java.io
  • java.lang
  • java.lang.reflect
  • java.math
  • java.net
  • java.rmi
  • java.rmi.dgc
  • java.rmi.registry
  • java.rmi.server
  • java.security
  • java.security.acl
  • java.security.interfaces
  • java.sql
  • java.text
  • java.util
  • java.util.zip

この時代であれば、全パッケージを舐めて標準APIを学ぶこともそう難しくはありませんでした。この時代から触っている人間は新バージョンが出るたびに増えるAPIを順に学んでいけたのです。しかし、現代にJavaを学ぶ場合、どのバージョンでは何があって……というのをいちいち学ぶ必要はほぼありません。Java5以前は一緒くたでいいと思いますし、一部のAPIで歴史的経緯があってねーというのを知っていればおそらく十分ではないでしょうか。

Java 1.2 1998年12月8日

strictfpキーワード浮動小数点演算をやる人は覚えておきましょう。JavaはパフォーマンスのためにCPUの浮動小数点演算を扱うことが許されており、そのため実行するCPUによって精度が異なることがあるんですね。まあ今時のCPUだと大丈夫だとは思うんですが。

リフレクション機能ではJavaのクラスを抽象的に扱うことができます。設定ファイルに書かれたクラス名のclassロードして実行する……みたいなことができるんですね。フレームワーク的なものを作る場合には多用することになります。

1.2からは新しいGUIのSwingが採用されました。AWTがOSごとのGUIパーツを用いていたためデザインに違いがあったのに対し、Swingでは統一的なルック・アンド・フィールが用いられるようになりました。まぁ今ならJavaFXを使うのが良いと思います。

初期のJavaはやはりVM方式の実行速度の遅さが指摘されていました。実行時の構文解析を伴わないだけインタープリタよりは早いものの、実行バイナリを作るC/C++よりは遅い、そうした評価です。ここではサン・マイクロシステムズのVMにJIT(ジャストインタイムコンパイラ)が乗ったことが挙げられていますが、JIT自体は別の会社が先駆けて開発していたことは記しておきたいと思います。

JITコンパイラは実行時にJavaのバイトコードを環境のネイティブコードコンパイルして動かす技術です。この後、JITコンパイラ、動的再コンパイル技術、世代別ガベージコレクションを備えたHotspotといった様にJavaVMは進化していきます。現代では実行時の最適化が進み、大きなスケールで見た場合、Javaの実行速度はC/C++での実装と比べてそれほど遅れるものではありません。遅くても倍の時間は掛からない程度といったところでしょうか。

あとは特記すべきはコレクションフレームワークです。皆が多用しているであろうjava.util.Listやjava.util.Mapといったライブラリが整備されたのがこの時なのです。それ以前はjava.util.Vectorやjava.util.Hachtableというクラスが可変長配列の機能を一手に担っていました。今ではVectorやHashtableは使うべきではありません。

Microsoft 離反

Java の開発はSun Microsystems が主導していたけども、すべてがSunのものだったというわけでもなく。Javaには多くの会社が出資していてその中のひとつMicrosoftだったわけですね。

Microsoft の Visual J++ では delegate とか独自機能拡張もありましたけど、裁判で問題になったのは J++ でコンパイルしたclassファイルMicrosoftのVMでしか動かないという部分ですね(他社製のVMで動くclassファイルを作ることもできる)。classファイルがどこのVMでも動くの大事だろ、"Write once, run anywhere"だろ、お前何してくれてんの!と喧嘩になったわけです。当時のMicrosoftブラウザまわりでも独自拡張がやりたい放題、標準規格?なにそれ美味しいの?みたいなスタンスをあちこちで見せていたものです。

結局、この事件でMicrosoftのJavaはバージョン1.1相当でストップ。好き勝手にやれないなら独自に言語作るわーとばかりに.NET フレームワークと C# といった方向に舵を取ります。

JavaがPC上でのUI開発の主力になろうとした勢いはここで潰えます。

Java EE

Java SE とは別にこの時代に Java EEリリースされていることは特記しておきたいですね。これ以後、それまでのCGIに取って代わって、JavaはWebサービスの開発のプラットフォームとして多用されるようになります。

2000年あたりからはJavaはGUI開発というよりは、Webサービスの開発が主流という流れになっていきます。インターネットサービスが非常に発達していった時代、背後ではとてつもない量のJavaのプログラムが支えていたわけです。ただまあ、こうした産業利用は一般的ユーザーの目にはあまり入らないわけです。一般人からすればJavaといえばJava Appletみたいなイメージはずっと残っていたでしょうが、実体としてはJavaといえばServletという時代になっていたわけです。

企業で用いられる社内システムにもServletは多く採用されました。

理由はいろいろ挙げれると思うのですが

というのが大きな理由だろうと思います。JSPというテンプレートエンジンを用いてHTMLを整形してWebページを作り出す、というアーキテクチャある意味では便利で簡単でした。

もっともHTMLの表現力に足を引きずられるため、GUIの機能性という点では後退したわけなのですが。それでもメリットが大きいと判断されたのでしょう。というか、まともにGUIを組めるプログラマがほとんどいないから、GUIのシステム開発がなかなか成功しないってのもあったんでしょうけどね。

iアプリ Javaアプリ EZアプリ

2000年あたりというと携帯電話の普及も取り上げなければなりません。現代のスマホガラケーに比べれば非常に機能は貧弱で、まさに携帯「電話」でした。要するに電話とメールぐらいしかできなかったんですね。

そこにdocomoiアプリJフォン(ボーダフォンを経て現ソフトバンク)のJavaアプリ、auのEZアプリという携帯電話上でちょっとしたアプリが動くよ!というのが乗るようになってきたんです。これがJavaを組込み用途にコンパクトにしたJava MEというものが土台となっていて(正確にはiアプリちょっと違う)Servletと並ぶJava言語の大きなもうひとつの領域となっていました。

iアプリは当初は容量が10k byteまでといった制約があり、容量制限が非常に厳しかったのですが、新機種が出るたびに容量は緩和されていきました。

docomoiアプリ含めiモードによって一世を風靡します。こうした土台を作ると、その上で商売をしたい人がたくさんやってきて、勝手にコンテンツを作ってくれる。docomoはそれらから手数料を取るので労せずして大金を稼げるというわけです。賭場の胴元というわけです。

この賭場が、将来にAppleiPhone, GoogleAndroidに荒らされることになります。docomoがなかなかiPhoneを出さなかったのもiモードという自前の賭場を失うことを良しとしなかったためです。金づるを失ったdocomoSamsungと組んで独自の携帯向けOSであるTizenの開発に乗り出します。そんなTizenですが鳴かず飛ばず。噂ではインドあたりではリリースされたとか、なんとか。

RIA時代

話を2001年に戻しましょう。

Microsoft離反でGUIのプラットフォームとしてのJavaというものは存在感を弱めていました。この分野の復権に寄与したのはJava 1.4 (2002年2月6日)で導入されたJava Web Startです。

Java Appletブラウザ埋め込みで動作したのに対し、Java Web Startではブラウザから起動しつつも独立したアプリとして起動するのです。

Webシステムが企業の社内システムに採用された話は先に述べたとおりですが、やはりWebシステムのGUIというのはHTMLに引きずられて貧弱だったんですね。

端的に言えば入力値が数字かどうか?みたいなチェックがなかなか難しい。HTML上でJavaScriptでやるわけなんですが、なかなか気持よく入力できるような感じにはならなかったんですね。

また、Ajaxによるブラウザのページ遷移を伴わない通信というのが出てきたのも2005年ぐらいなので、入力値に対してサーバ問い合わせするようなことはできなかった。当時だと一旦画面遷移させないとできなかったわけです。

こうした事情から、クライアントサイド、要するにPC側でもっとリッチなUIが使いたい!という要望があったわけです。Webシステム使いにくい!という不満の噴出と言ってもいい。そこで出てきたのがRIA (Rich Internet Applications)というわけです。

Javaは1.0時代のAppletからそうですが、ネットワークを介して別のPCにプログラムを送り込み、そこで動作させるという能力を持っていました。それこそまさにRIAに求められる機能性だったわけですね。

RIAの代表とされるのは

あたりです。三つ巴の戦い、どこに軍配が上がるのか!?と注目されましたが、勝利したのはHTML / JavaScriptでした。

Google MAP で注目を浴びたAjax技術、それまでブラウザでは不可能と思われていた高級なGUIをHTML / JavaScriptで実現させました。もうやめて欲しいですよね。せっかく脱ブラウザの流れが来たと思ったのにまたWebシステムに逆戻りですよ。

RIAが失速した理由として考慮して置かなければいけないのはスマートフォンの台頭です。RIAでは端末を選ばずどこでも同じアプリが動かせる点がポイントひとつでしたが、スマートフォンではそうは行かない。"Write once, run anywhere"を破壊したのはスマートフォンだったというわけです。

しかし、先日インストールなしでアプリを実行するAndroid Instant Appsが発表されたりしまして、結局RIAの思想といいますか、要求というのは今でも息づいているのだなと思った次第です。

Java 5 (2004年9月30日)

1.3 / 1.4 では機能追加はあっても言語構文が大きく変わることはありませんでした。大きく変わったのはJava 5です。この時からバージョニングが変わって1.5ではなく5と表記されるようになりました。

Java5の特徴はなんといってもジェネリクス。それまでjava.util.Listにデータを出し入れするのにはキャストが必須だったわけですが、ようやくキャストから開放され型の安全度がぐっと高まりました。その他に以下のような変更があります。

言語としては随分変わっったわけですが、もうかれこれ10年以上前のことですからこれらの機能が「Java5から導入された」という知識は今となってはあまり必要とされません。これらの機能が使えないJava 1.4で開発をする事案が殆ど無いからです。0ではないのが悲しいところではありますが。

その後

Java 6 (2006年12月11日)がリリースされた後、Java 7 (2011年7月28日) が出るまでJavaは停滞してしまいます。その間にSun Microsystemsという会社がなくなってしまったためです。

Sun Microsystems の経営状況が悪化しており、ついに身売りをすることになりました。身売り先はIBMともGoogleとも噂されましたが結局2010年1月27日オラクル吸収合併されました。

Javaの停滞中にはJava VM上で動く非Java言語も台頭してきました。Scalaなどですね。

やや戻って2007年Androidが発表されます。Androidの開発言語にはJavaが採用されていますが、実行環境はJava VMではなく、ライセンス的な事情でJava(TM)は名乗らない微妙な位置関係にあります。

Java 5 以降で大きく言語仕様に手が入るのは Java 8 (2014年3月18日)です。並列処理を行うためのStream APIと、そのために簡易に関数を定義するためのラムダ式が導入された点が大きいですね。日付APIも刷新されました。

このように、Javaは1.1の黄金時代から今に至るまで利用ジャンルを転戦しながら産業の土台となって支えてきた歴史があります。ジャンルの趨勢により浮き沈みもあります。今後についても決して楽観視はできないでしょう。Javaを学ぶことはプログラミングを学ぶステップとしては意義はあると思いますが、Javaを学べばゴールというわけではありません。プログラム言語次世代へと移りつつあります。業界動向には注視していきましょう。

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