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はてなキーワード: 小企業とは

2017-12-06

手(悪い意味で)

かなり偏差値の高い大学から小企業就職した。

当然、友人は議論好きな奴ばかりで、小企業ならば持ち前の弁論術で乗り越えられると思っていた。

はいえ、正論を突きつけられると意固地になる人間も腐るほど見てきた。

そういう人間に対して上手く立ち回っていかなければならない、という覚悟もあった。

しかし、現実は違った。

彼らはそもそも議論することが“仕事”では無い、と考えているらしかった。

頭を使うことは労働ではなく、手を使うことのみが労働になるらしい。

昼は手を動かし夜は寝るだけ。

頭は無事に寝ているだけとなった。

2017-10-31

求人出してるけど全然人が来ない

提示する給料プラス5万すればじゃんじゃん来ると思う。ついでに私の給料プラス5万してくれないかなー。中小企業というよりは小企業なので不可能ではないと思うのだが。

2017-09-21

社長業務経験者の新人に大きなプロジェクトを任せようとしている

しか外注を巻き込んで。

俺は外部出向予定の為、そのプロジェクトに関わる事は出来ない。

小企業なんで他に人は居ない。

から適当人員を入れて補助金ウマウマそいつに任せてダメだったら俺が戻ってきたタイミングで切ろうとかクズ計画をしているみたい。

戻ったら確実に炎上&瓦解しているプロジェクトの尻拭いをさせられると予想している。

なんだ、書き出してみたらクズ職場で良くある事だな。

2017-09-14

人売りIT派遣企業退職しました

概要

いわゆるSES業で客先常駐していたプログラマー

事業会社プロパーエンジニアになったお話です。

退職した会社概要

社員数数十名、SES事業がメイン、社内で数名受託案件をやっていました。

また、自社サービスを立ち上げたいと目標を掲げていましたが

設立以来売り上げを上げたサービス誕生していません。

なぜ辞めたか

1. 人売り事業はもともと好きじゃなかった

客先常駐しているとどこが自分所属かわからなくなります

客先のメンバーと仲良くなるけど、自社の人はほとんど顔も合わせないし

月一度帰社日があるのですが何のために帰るのでしょうか。

こういった二重生活はもうやめたかたからです。

また、契約において偽装請負といった形で違法行為蔓延しています

これは正しい働き方ではない、ただ搾取されているだけ、

というイメージが高まってきました。

2. 経営陣何もしない

何もしないは言い過ぎですが、自社サービス作りたくて作った会社

経営陣が動かないのは無能しか言えません。

このままでは5年後10年後も人売り事業しかやってない未来が見えます

こういった零細企業で金なし・人なし・時間なし・ノウハウなしな状態

自社サービスなんて作れません。

サービスを作りたい従業員はいっぱいいますが、部活の延長の形であり

就業場所バラバラなため開発スピードが落ちます

期間が延びればモチベーションも下がります

こういった人売りIT派遣企業経営陣が儲けるためか、

自社サービス作りたいけど会社を存続させるためにやっている

ケースが多いのではないでしょうか。

零細企業で自社サービス作りたいときはぜひ経営陣が音頭とってどうぞ。

従業員SES以外の空いた時間を使って自社サービス作るのは

時間外労働にあたるのでやるならきちんと事業にして残業代支払ってください。

3 優秀な人がいない

弱小零細企業には優秀な人は来ません。

それぞれの人に尊敬すべき点はあると思うのが私の信条ですが、

中途で人をとる実力もない企業新卒をだまくらかして

入社させるのが精いっぱいなので優秀な人は取りにくいです。

そして入った新卒も出来の悪い人が来る確率もあがります

やはり自分としては優秀な人とともに働いて成長したいので

小企業退職したいと思いました。

転職活動

最初の2か月程度はエージェントを通さずやっていましたが、

うまくいかなかったのでエージェント通してやるようにしました。

面接練習フィードバックがもらえるので力になります

また、内定を決定する際、企業に対して交渉してもらえるので

回答を早くしてもらったり待ってもらったり助かりました。

売り手市場と言われていますが、やっぱりいいところに入ろうとしたからか

結構厳しいイメージをうけました。

大体20受けて10書類落ち、8面接落ち、2内定という感じでした。

おそらく弱小企業受けたら100%受かるんじゃないかな。

転職して何をするか

社員数は前職の1000倍の会社に入り、事業会社プロパーとしてサービス作る仕事します。

年収+100万超となりました。

いい会社に入ると優秀な人も多そうなので、働いててやりがいが持てそうです。

2017-06-29

https://anond.hatelabo.jp/20170629150058

大企業政治に関与して弱小競争相手を潰すために人権だの安全だの環境だの理由をつけて企業運営コストを高くしているんだよね

それに皆薄々気づいているか大企業自体違法行為をやった場合は盛大に叩く

小企業場合は程度で許す

2017-06-28

https://anond.hatelabo.jp/20170628202157

今どき、能力のある経験者がそんな小企業にわざわざ就職希望するなんてあり得ないからだよ。

2017-06-06

なぜ日本エンジニア文句を言いながら日本で働いているのか?

日本IT業界アメリカIT企業比較して、これを野球に例えるとメジャーリーグ高校野球地方地区大会レベルみたいなものじゃん?

日本SIerに絞って言えば、メジャーリーグリトルリーグ初心者歓迎チームくらいの開きがあることに異論はないと思う。

それでも日本にも素晴らしいエンジニア一定数いるのに、海外ほとんど出ていかないで日本で糞みたいなチームに足を引っ張られながら働いている。

日本IT業界の状況を考えればエンジニア50%海外で働いていますってことになっても、不思議ではないのに結果は違う。

だってそうでしょ。アフリカに生まれて、先端技術に触れたいってことになったらもう外に出るしかないじゃん。出れるかどうかは置いておいて。

日本に生まれエンジニアやりたくても、まともな会社なんてほとんど存在してないでしょ。技術をウリにしてる会社すら見当違いのブログを書いて恥を晒しているんだ。会社名は出さないけど。

外資系に行ったって所詮サポートじゃん。セールスエンジニアなんてやりたくないでしょ。

日本頭脳流出は昔から起こっているけど、その頭脳日本だとIT業界に集まらないってのが正解なのだろうか?

海外就業を実現できる力があるけど、やらないのか?

働きたいんだけど、働けないのか?

日本とある小企業で働くエンジニアは思うのであった。

合掌

2017-05-29

会社経営しているのだけど。みんなの意見を聞かせて欲しい。

 小さい会社経営しているのだけど、自社開発のウェブサービスがおかげさまでうまく行ってて、エンジニアを一人雇いたいのだけど、いかんせん、無名小企業なのね。いまはアウトソーシングプログラム作ってもらっているのだけど、さすがにここまで順調だと社内にもいなくちゃと思ってます

 システムめっちゃ美しく、プログラムはその方に作ってもらっているので、こちらのエンジニア業務は日々の電話メールでの問い合わせがぽつぽつあるくらい(実際1時間も無いです。)残りの7時間を使って、僕と一緒にアイデア出しあって面白いサービスプロダクト作りたい人募集したいのだけど、実際問題、そういう人っているのかな?

 僕自身楽しいことしかしたくないし、下請けとかはする気は無し。新サービスアイデアはあるんだけど、誰かいいかなぁ。

 田舎だし、誰かみたいに、東京で消耗せずに、作りたいサービスをゆるーく一緒に作りたい。

 

 そんな条件にマッチするエンジニアさんっているのだろうか?

 

 あ、このまま行ったらCTOですね。CTOを好まないなら一エンジニアで。

 もちろん、生活保障しますし、いい仕事だと思うんだけどなぁ。匿名からみんなの本音を聞いてみたい。

そういう業界に一切関わったことのない会社社長から納期もぐりぐりじゃないし、夜も遅くない。二次三時でも当然無い。ある意味物づくりがしたいエンジニアの人からしたら楽園だと思うのだけど。

 

 ここで手を上げてくれたら言うことないなぁ。どういう方法メディアエンジニアさんを募集すれば来るのだろうか?

2017-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20170512173247

自分の出費が0円で宣伝できるからだろ

今の大洗見てみろ

ラブライブ!ってアニメでてから神田明神の物販売れっぷりに初もうでの増加

うちは単なる小企業なので、そういう大きな話は来ないのです。小道具にするから商品をタダでくれ!というお願いされるだけです。

2016-11-06

労働組合アニメをつくれ

ホッテントリ話題になったが、日本経済が低迷しているのは、企業内部留保を増やしているからだ。つまり、金を貯め込んでいるばかりで、ちっとも使わないからだ。

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000017-mai-bus_all

 

どうして内部留保が増えるかというと、労働者に渡す賃金を削っているからだ。つまり人件費をどんどん削っている。(下記に統計データ

  http://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/keyword/keyword_05.gif

   出典: http://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/keyword/keyword_05.htm

 ※ 労働分配率の低下は下記。 New!

  http://www.rieti.go.jp/users/nakajima-atsushi/serial/data/001_figure_1.png

   出典: http://www.rieti.go.jp/users/nakajima-atsushi/serial/001.html

 

どうして人件費が削られるかというと、労働組合が弱い( or ない)せいで、労働者がストをしないからだ。下記のブコメにある通り。

その点、昔の労働者は偉かった。労働組合を作って、ストを続発させて、高賃金をむしり取った。労働組合を作らないでアニメばかり見ている世代は、ストをした体験もないし、見たこともあるまい。低賃金自業自得

  http://b.hatena.ne.jp/entry/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000017-mai-bus_all

 

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そこで、提案しよう。

労働組合設立するというアニメをつくる」

例:

ハルヒという滅茶苦茶な女の子勝手リーダーシップを発揮して、マルクス団という団体を結成して、労働組合設立に突っ走る。それに付き従うキョンというオタク男性は、わけがからないまま振り回されるが、いつのまにか労働組合を作ってしまう。すると日本が大変動を起こして、世界構造が一変する。

 

こういうアニメをつくる。オタクがそのアニメファンになれば、オタクがこぞって労働組合をつくるようになる。そうすれば、賃金は上昇して、内部留保が減る(= 支出が増える = 需要が増える = GDP が増える)。こうなれば、日本経済正常化する。

これで万事が解決する。

 

 ──

 

なお、いきなりアニメを作るのは大変だから、とりあえずは、誰かがラノベでも書く。そのラノベを書いた人は、印税でボロ儲けする。

さあ、みんな頑張れ! このアイデアは、無料だぞ! (アイデアには著作権は発生しない。ただのジャンルだ。)

 


 【 追記 】

 ブコメから

 

 

sny22015  むしろアニメーターこそ労働組合必要なのでは

うん。そうだよ。だからアニメの分野で労働団体を作るといいね……と思ったが、

それは駄目だよ。

そんなことをしたら、アニメ製作委員会拒否する。

アニメ労働組合ができたら、アニメ製作コストが大幅に上がるからだ。

から、こういうアニメを作るとしたら、アニメ以外の業界でないと。

たとえば、SNS 業界のうち、京都会社がある例とか。

 

  《 注記 》誤解されやす文章だが、現実労組をつくるか否かではなく

       アニメストーリーのなかで労組を作るか否かの話です。

 

daisya  わりと面白そう。だけど労働組合が出来たとしてもなんか弱そうだなあ…。

弱そうだからいいんじゃない? 最初は弱くて、だんだん成長する。

最初から強くて、何もかもうまく行くんだったら、ドラマにならない。

紆余曲折するからドラマになるんだ。

 

a-aaa  "オタクがこぞって労働組合をつくるようになる" あかん。ここ無理。所詮アニメ虚構だ。/面白そうだけどね。

実現性のない話(たとえば戦車戦や戦艦戦)ならそうだけど、実現性のある話なら、真似する人はいっぱい出てくるよ。

例。

巨人の星  → 野球をする人が続出

サインはV  → バレーボールをする人が続出

エースを狙え → テニスをする人が続出

キャプテン翼 → サッカーをする人が続出

スラムダンク → バスケをする人が続出

 

  ※ サインはV は実写なので、アタックナンバー1 に置き換えてもよい。

 

U-gou  組合内で内ゲバが繰り広げられる展開とか熱そう

今どきのオタクは、内ゲバなんかやらないよ。それより、女の子を誘って、放課後ティータイムを楽しむんだ。けいおん! の あずにゃんみたいな女の子を、労働組合に誘おう。

 

hitac  いい加減、内部留保の話はちゃんと語られるべき。別に金を溜め込んでる訳ではない。かつては借金でやっていた設備投資を自前でやるようになっただけ。今より儲かる予測も立たないのに借金できないからそうなる。

内部留保意味を間違えていますよ。設備投資に回した金が「内部留保」と呼ばれるのではありません。設備投資に回さなかった金が「内部留保」と呼ばれるのです。ただし、対外投資会社買収など)に回された金は「内部留保」と呼ばれます。これは金融資産一種です。

 

nitorichan  アニメーターは大抵業務委託契約結んでるから労働組合は作れないとか聴いたことある

同様のプロ野球では、個人事業主ですが、労働組合を作れます

  http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q108920470

 

kakaku01  追記で「制作費が上がるからアニメ業界組合つくるのだめ」って言っててコイツバカか?と思ったのが正直な感想です。

そんな馬鹿なことを言うわけがないでしょ。上の話は「アニメのなかの世界」の話だ。

アニメ業界労組を作るという話は、製作委員会許可しないから、アニメ化できない」

と言っているだけだ。あくまアニメ世界のなかの話。

現実世界で「制作費が上がるからアニメ業界組合つくるのだめ」なんて、言うわけがないでしょう。

なのに、どうしてそういうふうに曲解するのか? アニメ世界現実世界を、区別できていないのか? だとしたら、オタクとしても、重症だな。まずは2次元世界から離脱しましょう。

 

 

 ──────────

 

 《 twitter から

@ajiyoshi

www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/k.. このグラフを見て「人件費をどんどん削っている。(下記に統計データ)」という風には読み取れないんだけど… (ここ20年の製造業限定するなら分からなくもないが)

あとで追加した「労働分配率」の方のグラフをご覧ください。

あと、「内部留保たっぷりと貯め込んでいる」というのは、大手製造業の話です。

そこらの中小企業が「内部留保たっぷりと貯め込んでいる」という話ではありません。

そこらの中小企業は、青息吐息でしょうけど、それは話の対象外です。

( ※ 赤字小企業でも労組を作れば解決、という話ではありません。)

 

2016-10-08

言の葉の庭自分語り

※ 一部新海監督作品のネタバレを含むので注意してほしい

  • 前 ---

君の名は。人気はまだ続くのだろうか。自分は公開2週目位に一度見たきりなのだが、Web上で展開されている

様々な解釈念頭に置いて、もう一度くらいは劇場に足を運ぼうと思っている。

新海監督の作品は「ほしのこえからの自分だが、その中では前作「言の葉の庭」が一番好みである

50分弱という過不足無い尺。今作では少し鳴りを潜めた、現実よりやや過剰に高められた光の輝き。

ヒロインを失意の闇から救済し、精神的な絆を結びつつも、直接の対価を得ることが無い幕引き。

どれをとっても、新海誠という人物が長年その心象世界に持つ純粋な「私の世界」。

君の名は。を彼のベスト盤であると評した人がいた(本人?)ように思ったが、自分は「言の葉の庭」こそが、

最も正確に彼そのものを表しているように思う。

ただ、そういった作品性とは別に、自分が言の葉の庭を特別なものとして見るのにはもう一つ大きな理由がある。

全くもって個人的な体験に基づくもので、それを他人と共有する事に価値は無いのだとは思うのだが、

40を目前とした今、その記憶がゆるやかに風化していくにつれ、どこかにその記憶を刻んでおきたいという欲求に駆られ、

1日だけの日記としてここに記しておこうと思う。

創作では無い為物語の構成は酷く、起伏にも全く欠けるが、偶然目にする人がいたら、息抜きのつもりで読んでみて欲しい。

  • 序 ---

20年ほど前、自分は地方私立大学に通う大学生だった。高校を出て何となくの流れに乗って通う大学生活は、

地方であること。理系であること。あまりハイブロウ属性でないことなから大きな刺激も無く、

かといって腐ってしまうという程の退屈さもなく、毎日がそこそこのルーティーンとそこそこのイベントによって消費される、

どこにでもある普通日常だった。

卒業校は大学とほど近い場所にあるため、自分は時折高校時代の恩師の元を訪れ、近況の報告や、

(当時のPC弄りが好きな学生がしばしばそうであるように)師のPCメンテナンスなどを請け負っていた。

ある日いつものように師の元を訪れると、師の隣席に初めて見る顔があった。

師は、新任の先生だと言って彼女を紹介してくれた。

「今度新しく入ったH先生だ。」

「どうも初めまして。Sといいます。」

学校行事でスーツを着ていた自分を、おなじ新任か関連業者の人間と思ったのかもしれない。

彼女…H先生は突然勢いよく椅子から立ち上がり、コンシェルジュのような角度でお辞儀をしながら

「新任のHと、も、申します!よ…よろしくおねがいします!」

と、およそその完璧お辞儀からは相応しく無い焦り具合で挨拶をしてくれた。

新任教師ということだから、歳の頃は24、5だったと思う。

少しだけ長めのボブカット

新任らしいカチッとしたスーツタイトスカート

そして何より、整った、育ちのよさそうな顔立ち。

(ははぁ。これは生徒に人気がでるだろうなぁ…。)

そう、思った。

「そう言えばH君、パソコンの調子が悪いと言っていたじゃないか。せっかくだからSにみてもらったいい」

これをきっかけに、ほんの短い間ではあるものの、自分とH先生に関係が生まれた。

  • 二 ---

その後数か月間、自分はH先生のPC周りの面倒を見ることになった。勿論、数か月といっても頻繁では無い。

実のところは、精々5・6度の話でしかなかったと記憶している。そうとは言え、ほんの少しだけ年上の

とびきり可愛らしい女性が相手だ。いつもわくわくしながら通ったのを覚えている。

見かけ通り、H先生はとても可愛らしく純粋だった。

明かりの落とされた職員室。

冷陰極管の青白い光に浮かび上がる横顔。

買ってくれた缶コーヒーの温もり。

年下の自分に中途半端な敬語交じりで話し、ソフトの使い方を教えたり、FEPの不調をメンテしたり、

壊れたFATテーブルエディタで書き直す程度の事で、H先生はとても喜んでくれた。

見かけによらず、頑固でもあった。

突然の夕立に「いい」と言うのに頑として聞かず、駅まで車に乗せられた。

H先生らしい、深いグリーンのK11マーチ

エアコンが効かず、少し蒸した車内。

シフトレバーにかける細く白い腕。

まるで童貞妄想のものだった。

一度、何かの為にソフトを借りに実業系科目の教師の所へ顔を出したとき

「お前、あの人はお嬢なんだから丁重に扱えよ」

と、冗談とも真面目ともとれない顔で言われたこともあった。

…その通りだと思った。

あの時自分はどうして恋に落ちなかったのだろう?

高校時代淡い好意を持っていたクラス女の子を忘れられなかったからだろうか?

卒業校とは言え、教師という立場の相手に対しての遠慮だったのだろうか?

今となっては思い出すことができない。

ただとにかく、会いに行く時間の胸の高鳴りとは裏腹に、

自分がH先生に対して恋心を抱いたことは無かったように思う。

時が経つにつれて、H先生とは疎遠になった。卒業からしばらくOBとして顔を出していたやつが

つの間にか顔を見なくなるという、ごくありふれた、普通の流れだった。

勿論、心のどこかで気になってはいたが、明確なきっかけも無いのに顔を出すのも気恥ずかしく、

また、自分という存在が順調に過去となっていく高校に窮屈さを感じ、足が向かなくなるにつれ、

しばらくの後には思い出すことも無くなっていった。

  • 三 ---

それから季節が一巡…二巡くらいしたかもしれない。

大学生活は相変わらず少々退屈で、授業とバイトの日々が続いていた。バイト先にはコケティッシュに笑う

年下のあざと可愛い女子大生が入り、自分はその子に相当入れあげていた。

そんなある日。

高校の「部室」へ顔を出した。

自分は高校時代ややヲタクサークルに顔を出していた。それはよくあるアニメゲーム好きが集まるような

内輪志向趣味サークルで、正規の部員でこそ無かったものの、殆どコアメンバーのような立場メンバーとつるんでいた。

先輩も、後輩も、同級生も、自分の高校生時代の交友の半分は、そのサークルに由来している。

部室にはYがいた。

Yは自分が卒業する年に入学した後輩で、少々エキセントリック性格ではあるものの、

当時の世相でそういったサークル志向していた女子には珍しく、並以上とは言える容姿と、

その予測不能な反応を示す性格から、OB現役を問わず大層人気があった。当時から近い表現はあったように思うが、

ヲタサーの姫がベターワードチョイスだ。正確にはサークラ的要素も多分に混じるのだが、

方々穴兄弟にはなったものの、サークルクラッシュされなかったので、二択であればやはり姫の方が無難であろう。

Yや他の部員たちと軽く挨拶を交わし、部室に置き去りにしたPCエンジンで縦スクロールシューティングに興じていると、

唐突にYが話題を振った。

「先輩先輩。先輩はH先生知ってますか?」

驚いた。彼女が新任教師として赴任したのは自分が卒業した後であり、現役生であるYもそれは承知だろう。

卒業後に赴任した教師話題にあげるという事は、普通滅多なことではしない筈だ。

「ああ、実はちょっとした絡みがあって少しだけ知ってるよ」

事実を答えた。Yが続けた。

「H先生、辞めちゃったんですよ」

公立高校と違い、私立高校では異動というものが殆どない。私立主体の都会では事情が異なるかもしれないが、

地域内に同業が少ないこともあって、転職という選択をする教師も(教師という手堅い職を選ぶ本人の性向もあってか)

滅多にいなかったと思う。とにかく、短期での退職というものはあまり例が無さそうに思えた。

Yは表情を変え、ゴシップ好きの主婦のような声色を作って次を継いだ。

「それがね、聞いてくださいよ先輩。H先生寿退社…ってことになってるんですが、本当は…」


「本当は、生徒に強姦されて辞めたんです。」

  • 四 ---

それから数年の年月が過ぎた。

大学卒業後、氷河期のどん底という頃に地元の小企業就職したが、ワンマン社長の横暴に嫌気がさし2年と少しで退職。

しばらくアルバイトをしながら職を探したが、高卒でブルーカラー職についたり土建業に入るならともかく、

大卒が志向するようなサービス業的業種にまともな就職先はとても少なく、わずかにある条件のよいポジション

新卒で滑り込んだ者が既得権化しており、あとはそれこそ公務員くらいしか不満の少ない就職は困難だった。

それを期に、意を決して東京へ出た。

友人の家に転がり込み、転職エージェントを頼りにいくつかの会社を受けた。東京での活動は思いの外順調で、

面接したいくつかの会社から採用通知を受け、そのうち、条件はあまり良く無いものの、基盤の堅い中小企業に入社した。

入社後上司との性格の不和に苦しんだが、前職の事を思えばその程度の問題に対処することは苦労のうちには入らなかった。

給料はとても安(250程度だったと思う)かったが、それも前職に比べれば不満は少なく、初めての東京生活エンジョイし始めることができた。

そんな矢先。

アキバメイド始めたんで、良かったら遊びに来てください』

Yからメールだった。

当時の秋葉原メイドカルチャー黎明期の出店ラッシュがひと段落し、金の匂いに感づいた風俗業の面々が

続々と出店を始めた位の頃だったと思う。高校卒業したYは東京大学へ進学したが、

生来の不安定性格故順調にメンヘラ属性を手に入れ、真面目な大学生という路線は早々に離脱。

生活の為か趣味かは聞かなかったが、アルバイトとしてメイドを始めた、ということだった。

メールには多少面食らったが、Yの人と成りからすれば、想像には難くなかった。

自分の秋葉原に対するスタンスは単なるパソコンショップ詣の場所で、メイドカフェへ行くことに多少の

戸惑いはあったのだが、後輩に会いに行くと思えばいい。了承の返事を送信した。

  • 五 ---

「おかえりなさいませ、ご主人様~」

Yの働く店は正確にはカフェではなく、バーだった。

万世橋渡り少し裏手の路地の扉を開けると、今では手垢どころか擦り切れて表皮が

ボロボロになったような定型のコールで迎えられた。

やや珍しい青と白の照明で彩られた店内(まるで自作PC筐体のようだ)は、多少の安っぽさはあるものの、

常連客との適度なゾーニングもされていて、居心地は悪くなかった。カウンターの向こうで客の相手をする

Yに目配せだけをして、入り口に近いスツールに腰をかけた。

隣では、この場所にはやや不釣り合いな女性が独り呑んでいた。

「君、初めて?」

声をかけられた。

「そうですよ。高校時代の後輩がいるんで、まぁ付き合いです。」

「そうなんだ。じゃあ私と一緒ね。」

女性(T)は銀座ホステスをしていた。非番今日は、ここで働く自分の彼女の仕事が終わるまで待っているのだ、

と教えてくれた。自分も自己紹介をし、それからしばらく話をした。ホステスの会話術は流石に巧みで、

後輩に会いに来たことなどすっかり忘れ、仕事の話や高校時代のことなどを話し込んだ。

2杯目のジントニックの氷が溶けるころ、Tがはたと気付いたように自分に聞いた。

「ねぇ、SはYの先輩なんだから、N高校なんだよね?」

「そうですよ。Yは3つ以上下から、直接一緒になったことはないですけどね」

「そっか。そしたら君…」


「H先生って…、知ってる?」

  • 六 ---

ドキリとした。

自分の中で風化し、消えかけていた「H先生」という単語の響きが、急速に記憶の色を取り戻させた。

しかし、こんな偶然があるのだろうか?ここは00年代も半ばの秋葉原。しかも場末メイドバーだ。

これが地元のバーでの出来事であったとしたら不思議ではない。

100歩を譲って、自分達の高校埼玉神奈川にあったとすれば分からなくもない。

だが、自分達の高校は十分に遠方にあり、増してや、彼女がH先生であったのは6年も7年も前の話なのだ

心臓が早鐘を打つのを感じた。自分はTに話をした。

卒業生ではあるものの、偶然新任教師として紹介されたこと

ボブのかわいい初々しい先生だったこと

人の消えた職員室で一緒にコーヒーを飲んだこと

たった徒歩10分の道程緑色マーチで送ってくれたこと

大した話ではない。読んでくれている人がいたら申し訳ないが、当事者以外が聞いても何の感慨もない日常出来事だろう。

Tは、そんな自分の話を穏やかな顔で聞いていた。ひとしきり話を聞いてから、話をしてくれた。

彼女とは夜の世界で知り合ったこと

髪型が全然違うこと 化粧が派手だったこと

プレリュードに乗っていたということ

…そして、1年程前まで、自分の彼女だったということ

少しジメジメした夏の終わり頃だったように思う。

日付なんて全く覚えていない。

でも、それくらい、自分にとって忘れられない日の出来事である

  • 結 ---

言の葉の庭」は、ヒロインである雪野先生が、想いを寄せられた男子生徒への対応を誤ったことを

きっかけに物語が構成されている。劇中、男子生徒を奪われ、腹いせに雪野先生の退職を画策

(そしてそれは成功する)した女生徒主人公が抗議をするシーンがある。

客観的に見るとやや時代錯誤と青臭さがあり、本作で唯一落ち着かない場面ではあるのだが、

このシーンを見ていると、雪野先生とH先生をどうしても重ねてしまう。

勿論、自分が孝雄になる妄想を出来る程今の自分は若くない。ただ、物語は悲恋として終わるものの、

孝雄の存在は、雪野先生の人生において彼女のレールを想定の範囲内におさめる為強力に機能した筈だ。

では彼女は、H先生はどうだ?

H先生に関して一つ書き忘れたことがある。彼女は県下一の、ある業種の創業家の息女である

実業科教師の「お嬢だから」は冗談ではなく、本当だったのだ。

名士の娘が地元の高校で教壇に立つ。頃合いをみて結婚。家に入る。

時代錯誤ではあるのだろうが、そんなルート彼女の想定の範囲だった可能性は高い。

もっとも、実はそれが嫌で飛び出したということも考えられる。

これを読んで、「だからだよバーカ」と舌を出しているかもしれない。

それならそれで、構わない。彼女が想定の範囲人生を受け入れていたかどうかなどわかるはずもないし、

想定されたルート幸せだったなど、他人人生価値判断想像でするべきではない。

ただ、人生ターニングポイントにおいて、1人の人間の存在が他の1人の人生に与えうるインパクトの大きさというものは、

現実であっても、いや、現実こそ想像以上に大きい。花澤香菜がワンテイクで録ったというクライマックスを見る度、

そこに感情をぶつける肩のあった雪野先生と、もしかしたら無かったのかもしれないH先生とで、

いつも必要以上の涙が溢れてしまうのだ。

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自分語りはこれで終了だ。

最後に少しだけ、素人の新海誠評を書いてみたい。

あくま想像だと前置きするが、新海監督は幼少から無理目な恋愛ばかりをしてきたのではないだろうか?

恋愛という通常とは比較にならないエネルギー必要とする行為において

その力を一方的放出還流を受けることのできない状況は、人を極端に消耗させる。

ある者は力尽き、ある者は別の誰かから力を得た。

またある者は、運良く力の循環に出逢えることもあるだろう。

監督はどうだ?

監督は恐らく、無から力を生み出すことを選んだ。それが新海誠作品性の源流であり、

彼の心象世界価値観なのだと自分は思う。

君の名は。の2人は、時空を超えて尚力の循環を得ることが出来たように描かれている。

これをもってして彼の心象世界との乖離を突き、不安視する声がある。かく言う自分も少しばかりは、心配だ。

だが、監督は既に力の循環を知っている。言の葉の庭の2人は、実態としての結末こそハッピーではなかったかもしれないが、

雨の非常階段の2人には、明らかな力の循環があった。君の名は。は、それを実態に反映させたに過ぎない。

からきっと、大丈夫だ。また気負わずに描きたいものを描いて欲しい。

2016-09-12

パソコンの仕組みが分からない人々

大して詳しくは知らないが、パソコンには演算装置であるCPUがあり、一時記憶部分となるRAMメモリーがあり、ファイルなどを保存しておくドライブ装置があり、ディスプレイキーボードマウスネットに繋がる端子があり、みたいな大雑把なことは知ってるつもりである

OSやエクセルなどのアプリケーションソフトドライブ装置ファイルがあって、メモリ上に展開されて動作する仕組みになっている、って程度のくらいも知っている。あまり細かなややこしいことは知らないが、エクセルのVBAで、ほんの触り程度ならプログラムも書ける。

さて、弱小企業たるうちの会社の面々のほとんどは、ほぼそんな知識ゼロといっていい。

からパソコンで困った時の相談は全部私に来る。もちろん相談していただいて結構だ。

だが、私は神様ではない。

どんなに頑張ったって、ブルースクリーンに落ちたらパソコンの電源落として再起動をかけるしか方法はない。

でも私の直属上司はいくら説明してもそれを全く理解しない。

「君が頑張って直してくれたら私が作業中の報告書は復活するんだから、とにかく頑張って欲しい」

いやあの・・・、だからどうやったって無理なんだってばさ。

どんなに説明しても説明しても、電源落とされるのだけは困ると、復活できないのは非常に困るといって聞く耳持ってくれない。

事情は分かるんだ、その作成中の報告書に貼り付けた写真100枚は、元ファイルを全部消しちゃったんだから

でもそれは、あんたが写真サイズも考えずに無茶な貼り付け作業をしたからだろ。その上、元ファイル消すとか、アホか。

 

というわけで、その上司は一週間の猶予を与えるから絶対電源を落とすな、と言い残して出張先へ出かけていってしまった。

どーすりゃいいのさ?

 

追記:

ブコメアドバイスくれた人達ありがとう

でも、

1.PCが古くて動作が重いと上司が仰られた為、自動保存は殺してしまったのです、チーン(合唱)

ちなみに未だXPなので、更新稟議に回そうとしたら、その直属上司は頑なに拒まれました。色々理由はありますが、最大の理由は「新しいことを覚えたくない」からだそうです。

2.写真ファイルを復活させればよい、と言うのは思いついたのですけど、すぐにダメと分かりました。

HDDにファイルを移動しておらず、SDカードメモリーカードリーダー差してそこから開いて使用しており、そのSDカードは再びデジカメに戻り既に上書きされてしまっているからです、チーン(合唱)

 

この事務所ブレーカー探して、原因不明停電が起きたことにしようかと思ってます南無阿弥陀仏南無妙法蓮華経アーメン

2016-06-07

就活どうしよう

GMARCHクラス大学4年、女、就職活動中。

日中小企業一般職内々定をもらった。夢がなく、就職出来ればどこでもいいという心持ち就活していたため、就活を終了しようか悩んでいる。中小事務がしたいとおもっていたのに、実際内定もらっても悩むとは。

3月に就活が解禁され真面目にはやっていなかったがそこそこしてきて、企業大手とか、知名度とか、全く気にしていなかった。実家から通える、中小事務に就ければいいなあとしか思っていなかった。接客嫌だし。とにかく早く就活やめたかった。

それで本気も出さずのらりくらりと就活してきて、内定もらって、よし、就活やめれる!!と思った時に、今まで微塵にも思っていなかった見栄が私の中に登場した。

親戚に言う時、なんて言うんだろう。中小専門商社って言うのかな、とか。友達みんな大手だろうになあとか。

それよりも1番思ったのが、高いお金出して予備校、そこそこの大学通わせてもらったのに、ここかよって思ってしまった。

高校2年生から予備校に通わせてもらって、高3の時なんて月6万くらいかかっていた。それにプラス夏期講習代に、電車代など。その時は大学入学がゴールだと思ってわりと勉強して、大学入れた。今となっては、夢もない私が大学行っちゃだめだった、スタートにも辿り着けてなかったって思う。こんなにお金かけてもらって、ゴールなのか分からないけど、終着点ここ。この企業だったら、予備校行かなくても、もうちょっとランク低い大学でもきっと入れた。とか思ってしま性格悪い私。だったら今から頑張れよ、だけど、何も真面目に取り組めない私がまた就活を本気でできる気がしない。

大学の友人たちは皆、大手総合職総合商社一般職狙い。

自分努力しないだけなのに、他人を妬ましく思ってしまうのが本当に嫌になる。

何を書きたいかからなくなったけれど、なんでこんなに本気で頑張れない性格なんだろう、高いお金出してもらったのにここでいいのかな、でも努力することできないからなあ、どうしようってぐちゃぐちゃぐちゃーってなっている。

さて、明後日面接あるけどどうしよう?

2016-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20160522234915

だいぶ前に辞めた地方小企業の話だけど

めんどくさい爺さん社長が似たようなことを「やろう」と言い出した結果

毎月ミーティングルームに着席して(強制参加)コンビニの素っ気ないつまみつまみつつ、年齢順に近況とか「悩み」とかを発表したり、朝礼のごとくに社長の訓話を聞かされたりするだけという両方の悪いところを合わせたような社内宴会誕生した

(ただし席を立ちづらいのでお酌はない)

2016-04-05

履歴書

 うちの会社社員パートあわせて大体20前後小企業ですので、毎年の新卒採用は行っていません。

 んでもやはり企業活動を行っている以上、新規人材必要となることがあり、たま~に新入社員募集を行うわけです。それもハローワークがメインですね。

 ということで事前に履歴書を送ってもらうのですがね。さほど数多くない採用経験で感じたのは、大体採用不採用って履歴書を見た段階でほぼ決定し、面接ってそれの確認に過ぎないということです。

 履歴書ってやっぱり人間性が出てくるものです。

 最近履歴書手書きでなく書いてきている人が増えてきてますが、やはり好感度手書きの方が高いです。手書き文字きれいなのは一番評価が高いですが、字が多少汚くても文字の角をしっかり書いていたりして丁寧に書こうという姿勢が見えているもの評価は高いです。字が汚くてもしょうがないやって感じで書いている人もいますが、そこは完全に低評価になります

 で、履歴書ワープロ打ち…まぁワープロじゃないんですけど、PCで打ってきている人に関しては「1文字でも誤字があったらアウト」にしていますだって自分人生のかかった就職活動で、自分企業に売り込むための書類見直しもせず間違ったまま垂れ流しにするというわけじゃないですか。間違ったものを提出するというのはそれだけで能力が低いことを表すことになりますので、非常に不利になります

 履歴書自分企業に売り込むための人生がかかった書類です。その書類に対しての姿勢顧客に対しての姿勢につながります

 丁寧に、正確に。これが非常に大事だと思います

 これから採用面接を受けようとする方は、ご参考に。

2016-02-29

労働問題若者使い捨てより中高年の過保護こそが問題

よく若者使い捨てとか劣悪な労働環境やり玉に上がってるけどさ

小企業はい経営に噛んでる自分に言わせれば、問題なのは若者というより中高年なんだよ

中高年ってあいつらが思っているよりだいぶ使えない。生産性のわりにコスパ悪い

でも、一度正規雇用したら辞めさせにくいし、コストもだいぶかかる

で、こいつら飼うためのコストを捻出するために若者雇用犠牲になっている

ほんとそれだけのことなんだよ

もし、日本労働規制が中高年も今の若者みたいに雇うことが可能だったら

若者たち現在よりかなりマシな労働環境を得られるだろう

そのかわりリタイヤするまで若いころと同じような収入になるけど

今の若者も将来的には自分の親と似たような生活水準を望んでいるか

中高年への優遇過保護問題だとわかっていても

将来的に自分も同じような過保護を得たいと夢見ているから現状を変えろと

声を上げることもないんだろうけどな

2015-11-06

http://anond.hatelabo.jp/20151105235935

そりゃ繁忙期は残業続きだけどトータルで見てちゃんと休みが取れる優良中小企業もあるのに。

少数精鋭で仕事できる人ばかりだから残業少なくて済む中小企業は確かにあるよ。

なお友人の大手社員には寝る間がありません。

2015-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20150720043105

出来る人が面倒くさい人なのは、 能力>面倒 だから、程度問題だけど多少は面倒も我慢するけど。新人は、 能力<面倒 だから普通に取りたくないよなぁ…

大きな会社なら、面倒な人をカバーする要員がいるかも知れないが、日本の大部分の人が勤める小企業では無理だよねぇ…

2015-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20150521115729

そもそも効率優先の管理化された大企業組織で、

10数年かかるような商品サービスの企画開発なんて

やらないでしょうよ。

1から開発するようなもの投資するより、

小企業か個人の開発したものをパクった方が早い。

大企業だけでなくスタートアップなどに投資する資本家もそう。

商品の種だけは無料で仕入れて(パクって)きて、

実行力のあるチームを組織して彼らにさせる。

けど、種をパクってきたサービスは大きく育たず、

大抵これで失敗する(投資資金を失う)

種を作った人への報酬などをケチった判断

失敗の元なんだけど…

どうも人間というのは、最初の種を作る人が、

心理的にも金銭的

(労力をお金に換算してしまうと想像以上の報酬コストになってしまう。なので、できれば無料が良い)にも嫌みたい。

2015-03-15

転職サイトは登録してもいい。

転職サイトは登録するな」  anond:20150315114430

というのがあったが、おおむね妥当だと思う。ただし必ずしもそうは言えないだろう。(例外ありということ。)

 

例外というのは、特殊企業特殊職種場合だ。レアケースの場合だ。

 

たとえば、地方無名小企業が優秀なリーダーを高級で雇おうとしても、そう簡単には見つからない。該当の人物は、地方無名小企業なんか検討もしないから、接点がない。こういうとき転職サービス会社に頼めば、該当の人物を探し出して、条件提示をしてくれる。だから採用も可能だろう。

 

また、特殊職種場合には、日本全国には数百人の該当者がいるとしても、その人たちとの接点がない。この場合も、転職サービス会社に頼めば、該当の人物を探し出して、条件提示をしてくれる。だから採用も可能だろう。

 

これらの場合では、ハローワーク就職雑誌は、まったく役に立たない。インターネットホームページ募集しても、その会社ホームページを見てくれる人はほとんどいない。いくらか可能だとすれば、ネット上の就職紹介サイトだが、これだと結局は、転職サービス会社に頼むのと同じことになる。(会社が払う額も多額だ。)

 

結局、レアケースの場合には、転職サービス会社に登録してもいい。マッチングがうまく行くことがある。

一方、職種も人物も多大な該当社がいるような場合には、直截その会社に登録する方がいいだろう。その点では、冒頭の増田意見の言う通りだ。

 

自分がどのような職種に属して、どのような会社に行きたいのかを考えたすえに、判断をすればいいだろう。

2015-02-05

何をしたかではなく、誰がしたか給料が決まる国って

「世の中で勉強ほど、人が後天的に得られるもので、役に立つものはない」


収入はどの組織に属しているかで決まる

小企業の優秀な労働者よりも大企業の優秀じゃない労働者のほうが

優秀な派遣社員よりも優秀じゃない正社員のほうが

優秀な看護師よりも優秀じゃない医師のほうが

収入は高い


そして、その組織に入れるかどうかは

一流企業に入るのも、公務員になるのも、医者になるのも、

すべて勉強できまる



そんな社会の仕組みも知らずに

勉強なんて何の役に立つんだよwww」

底辺は言う


からあれほど親は勉強しろって言うんだ

2014-12-04

バーはその土地住民の具合を知るのに良い

通勤途中の駅で降りてカジュアルなバーに寄ってみた。そしたら初対面の客同士で会話する流れになったんだが、

一流企業に勤めているその人は、あの本読みました?的な意識高い系の会話ぶちこんできた。

ニュースヤフートップページで後ははてなまとめサイトぐらいでしか世の中の情報を得てない俺は恥ずかしかった。

その人は他の土地でも同じ事をすると思うのだが、その他の客もやれ起業して支店が出来たか故郷に帰るとかが多くて、極小企業の私には劣等感すごかった。

この街は合わない、収入的にも無理があるので住めないのだが。今住んでいるとこよりはもっと背伸びしてもいいはずなので、引っ越したい場所を決める手段としてバーに行って探るのは良さそうだと思った。

2014-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20141107151003

そういう風に思ってるお前も、いざ緊急度の高い物欲が働いた瞬間即日配送のありがたみを知って地域の糞なサービス反吐を催すようになるんだぜ。

俺も地域スーパー従業員の質やサービスの不足っぷりに嫌気が差して利用しなくなって何年も経つが、不満はない。

ネット通販に淘汰される程度の弱小企業は全部滅べばいいんだよ。

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