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はてなキーワード: 家事労働とは

2019-04-15

anond:20190415175727

おまえも既婚者女性家事労働無視するタイプ増田だろ?

じゃあいうことはないわ。

 

レスリーを読んでこういえるってことは

おまえ自身も家庭の寄生虫ニートとか)志望者なんだな。

おれは家庭の寄生虫志望者のことは乞食とよぶタイプ増田からレスつけてくれなくていいぞ

2019-03-27

家事労働の対価ってそんなに高くないんじゃない?

家事労働、対価」で検索すると、例えば26万という数字が出てくるんだ。

https://wryyy.jp/shirogane/kajiroudou-ikura/

炊事: 1,163円 × 3時間 = 3,489円

掃除:  992円 × 2時間 = 1,984円

洗濯: 1,015円 × 1時間 = 1,015円

育児: 1,238円 × 7時間 = 8,666

買物: 1,141円 × 1時間 = 1,141円

          (1日合計)16,295円

この表は内閣府調査に基づいているというんだけど。

時給はともかく、毎日の炊事に3時間時間かけ過ぎじゃないかな。

例えば家事代行サービス頼んでみると、3時間家族4人×3~4日分の作り置きをしてくれる。

まり時間コストは3時間で3食×3~4日分=9~12分の1ぐらい。

「作りたてが云々」と言っても常備菜をうまく回せば、そんなに不満ない食事食べられるじゃない?

洗濯掃除、買い物も同様。

育児は逆に、代替不可能なぐらい大変だと思うけど。)

とても釈然としないんだけど。

逆にみんなはどのぐらいに見積もるのが妥当だと思う?

2019-02-06

anond:20190206205903

そんなもん極限まで疲れさせてるからセックスしてくれないんだよ

嫁が洗濯もの取り込み始めたら言われなくても横で畳む

嫁が冷蔵庫から野菜だの肉だの取り出し始めたらテーブルを片付けたり拭いたり皿を出したりする

飯が終わりそうだなってなって嫁が席を立ったら皿をシンクに持ってって洗う

スケジュールを把握して嫁の家事労働を半減させれば週3でセックスできるし嫁もニコニコ

多少稼ぎが少なくても嫁のほうから庇ってくれるようになる

anond:20190206092215

嫁にセックスさせてもらえない理由

1.セックスが致命的に下手、伸びた汚い爪でゴシマンなどの拷問をされるから

2.嫁は朝5時に起きてお前の弁当と朝飯作ってから自分仕事に行かなきゃいけないか

3.残業して買い物して帰ってきてお前の晩飯作ったり洗濯したり掃除したり皿洗ったり長時間家事労働して疲れている

4.上記2~3のようなことがあり1分1秒でも早く寝たい

5.上記2~3の生活をしていて避妊失敗して妊娠出産子育てとか無理だから

セックス突然うまくなるのは無理としてもせめて晩飯作ったり掃除洗濯したり皿洗いぐらいはしろ

2人でやれば早く終わるし嫁のセックスへの態度も劇的に軟化する

2019-02-03

女性社会進出が進まないのって

フルタイムバリバリ働いて出世していく男性的な働き方を女性ができるようになる「女性社会進出」はどんどん進んでいる

それはまあ結構なことだ

俺の知ってる範囲ですら(今まで男性が担ってきた)管理職経営者女性が務めることは明らかに増えてきたと感じてる

反面今まで女性が独占してきた職業ほとんど男性が就く事はない

例えば看護師等の高い体力が求められる仕事なんかは男性にも開放されたけど

高卒事務職として採用されて

結婚したら退職

育児が落ち着いたらパート家計を支える

みたいなライフプランほとんど男性には開放されていない

特に最初のほうがかなり困難だ

女性社会進出するならその分それを支える社会進出しない男性も増えるのが道理ってもんだがそうはならなかった

思うに本当に男女平等が実現した社会ってのは

女性管理職政治家がたくさんいる世の中じゃなくて

男性高卒事務職が当たり前の世の中なんじゃないかと思う

ま、その前に事務職のもの消滅する気もするけどね


ところで

女性社会進出っておかし言葉だよな

まるでそれまで女性が担っていた家事労働社会じゃないみたいだ

2018-12-12

anond:20181212173237

専業主婦家事労働育児介護含む)をそれぞれバイト見習い程度の給料で換算しても一千万行くから

24時間365日休みなしだから

と言うと夜は寝てるだろとか言う奴いるけど、

シッター介護士雇えば当然夜勤分も給料は発生するから

寝てるから給料ゼロなんて通用しない

んでその辺の普通専業主婦を家政婦として雇ってる企業普通にそれで金取れるのが事実

普通専業主婦には出来ないレベル家事をする上級プロ家政婦ならもっと時給バカ高くなるし

2018-12-02

anond:20181202114305

でもそういう消費豚がオタク自称することはなかったのよ。その主な理由オタク賤民であって自称する魅力も利益もなかったからなんだけどね。

そもそも中世から昭和に続く日本社会において、未成年は家の従属物(ソフト表現)だったし、成人女性家事労働提供者(ソフト表現)だったし、成人男性会社奉公人ソフト表現)だった。この社会において自由の幅ってのは現代に比べて極めて少なく、特にそれは趣味分野において顕著だった。庶民が嗜んで白眼視されないものなんてのは、男性において飲む打つ買うとその後継だけだったし、パチンコなんてのはその最たるものだった。女性においては男性にもましてきつきつであり、かろうじて数種の習い事が芸として社会認知されてたかどうかくらい。書物を購入してそれを読み漁るなんてのは、金持ち道楽であり、庶民の間ではむしろ唾棄すべき軟弱さの現れとみなされていたふしがある。まあ、だからこそ与謝野晶子あたりの明星派などによる「既存価値観への抵抗」としてのそれがあったわけだけど。

高度成長期を経て70年代から急速に文物が発展して、今現在趣味と呼ばれる文化が爆発的に多様化した。多様化した以上に「余暇に個々人が己の興味のあることをして過ごすのは当然の自由であり権利である」という認識一般化した。テレビ文化がひろまって、ヒッピームーブメントの余波から洋楽ブームが来て、ニューエイジ思想からオカルトブームUFO心霊写真! そしてフジテレビホイチョイ結婚してユーミンウィンタースポーツブームを生んで、広瀬香美とチューチュートレイン若者苗場に連れ出した。

の、だけど、そんなに主体的に生きてる人間ばっかじゃないのよな。増田の言うとおり。結局現在、「ソシャゲと深夜のアニメネット炎上案件に対するコメント時間を潰している、オタク自称している(下手したら自分自身ですらそう信じ込んでいる)人々」ってのは、昭和中後期で言えば「パチンコやって飲み屋愚痴言ってる箸にも棒にも引っかからないおっさんたち」だったわけよ。別段彼らはそれが好きでやってるわけではなく、「受け身で流されて適度に脳内麻薬がチョロチョロ出る余暇の消費」としてそこに流れ着いただけで、最初から徹頭徹尾ただの消費者であって、オタクでも何でもなかった。多分当時であったとしたって、パチンコ博打や酒が本当にそこまで好きだったかどうか疑わしい。そういうふわっとした人々が社会の大多数だったってのは、当時も今も変わらない。

どちらかというと「社会人は全員そういうもん(休日パチンコするくらいしかない消費者)だろ」っていう同調圧力がなくなり「余暇自由選択」になっちゃった結果、それが可視化されただけにすぎない。そのうえ「社会人は全員そういうもんだろ」っていうのは同調圧力である以上に、大多数にとっては劣等感を刺激しないカバーストーリーでもあったっていうのが問題で、いまのこの日本現代社会は「余暇の過ごし方」でさえも階級があるってのが、多分きつい。

まりはっきりとは指摘されないけれど、「何ら主体的趣味を持たない人間」ってのはやはりいまの社会では軽んじられる。一回級下の存在だと現在みなされるんだよ。それこそ「オタクであるほうがまだマシ」と考えるほどに。

から「(絵が好きなわけでも今まで描いてきたわけでも強い動機がなんにもないにも関わらず)絵が掛けるようにな(って賞賛を受けるようにな)りたいな」なんてボヤキがWebにあふれる。

べつに「何ら主体的趣味を持たない」って罪でもなんでもないのにね。前述の戦後から高度成長期にかけて、そんな人々は、社会に出て飲む打つ買うを一巡経験したら、すぐさま「どうやったら異性に興味を持ってもらえるかレース」に回収されて、あまり悩む間もなく半強制的結婚させられ、身体に異常でもない限り速やかに子供ができて、子育て忙殺されるというスケジュールに打ち込まれていた。そうすれば「主体的趣味を持ってない」なんてことは遥か彼方にぶっ飛ばされて、問題意識すら持たないで済んだのにね(その後は、後輩や年少者に対して「結婚社会人の義務だ」とか「子育てはいいぞ」ってマウンティングして余生をすごせた)。

社会の多くの人にとって、「個人アイデンティティと紐付けられた強固な趣味邁進する人生強要苦痛だし、でもそれを拒否するにせよ趣味する余暇なく仕事を詰め込まれるのはもっと苦痛だ。多くの人にとっては自由が毒にしかなってない。そういう価値観の変遷に、オタクは巻き込まれちゃっただけなんだよね。

2018-11-12

ラディフェミ今昔東西

anond:20181112143720

発生当時の時代状況と欧米文化においては、まあ、意味はあった、のかなあ。そのへんは論者の評価によるけれど俺個人意味があったと思うよ。

そもそものはなし欧米文化ベースである一神教ユダヤキリストイスラム)において、神は「父なる神」だし、イブアダムから作られた劣化神造人間だし、ノア男性)が家父長であり一族リーダーだと神からはっきり示されてるわけ。つまり文化大前提として家父長制=男性優位社会インストールされてるわけよ。アメリカ南部教会ではつい最近まで「女性にはテレビラジオ禁止しておけ、娯楽をあたえると家事サボるようになる」とかそういう説教牧師が言ってたとか、まあすげえわけ。

当時はリベラルフェミニズムはもうすでにあったわけだけど、女性参政権程度じゃ、文化宗教の制約(つまり既存社会の慣習)が打破できなくて、そこで、血に飢えた狂戦士みたいなフェミソルジャー戦線に投入して食い破らなければいつまでも家庭内家事奴隷だろみたいな思惑もあった。宗教権威に対する挑戦であり、血まみれで戦わなきゃ一歩も前に進めねえので、そこでラディカル・フェミニズムなわけよ。「父権社会によって長い年月をかけて洗脳に近い刷り込みをされた女性女性自身も気づかぬうちに搾取されてる」「全ては父権社会権力勾配が悪である」「女性は無給家事労働者とか公的娼婦として隷属化させられてる」あたりの思想で、「既存男性主導文化のものを打倒」しようとしたわけだ。その歴史的経緯を踏まえないと、ラディカル・フェミニズム理解できないとおもう。

なんつうか、もうこの時点で天照が女神天鈿女命おっぱい揺らすとノコノコでてきちゃう日本民族的には理解しがたいのよな。とは言え、「俺には理解し難いんでお前らのやったことは全部無意味で無価値」とはいいたくないんで、だから前述の通り「個人的には意味があったと思うよ」なわけだけど。

から、そういう状況で戦った女性はそれなりに道理もあれば正義もあったわけ。

上記のような宗教的抑圧の地獄で発達した過激思想を、現代の恵まれた(この恵まれたって言うのに和フェミの皆様方は噛み付くわけだけど、上の記述を見てそれが理解できないのは馬鹿だと思うのでもう話したくない)日本女性社会において、ラディカル・フェミニズムってのはもう圧倒的に過剰で馬鹿げた思想なわけよ。でも、男性叩きの理論的背景には便利だから、遊び半分でネットキチガイどもが振り回してるってわけ。

遊び半分に二次キャラ叩くのに使うもんじゃねえのよ。「戦わないと抑圧で殺されちゃう女性が求めた最終兵器」みてーなもんで。

結婚に向いていない男性に向けたメッセージ

「夫が定年したら離婚を考えています。夫の年金って、妻が半分もらえるんですよね?」 https://precious.jp/articles/-/8510

人気のブコメをいくつか抽出:

でもまあ、時代的にも事実上旦那さんが仕事に集中できたのは奥さん内助の功みたいだし(奥さん談ではあるが)妥当では?

まあ子育てのためのプロジェクトチームプロジェクト終わって解散したと考えると妥当

労働力再生産や育児を妻に任せきりで働けていたのに「年金横取りとかちゃんちゃらおかしい。

あなた価値観がどうであれ、世の価値観はこのような感じなのだ。これに反発を覚える男性結婚に向いていない。幸い 結婚させようとする社会的圧力は低下傾向にあり、家事労働も道具の発達で軽減されているので、生涯未婚という選択肢も十分現実的だ。かくいう私もその一人に挙げられる。

ミソジニーをこじらせるのも結構だが、価値観対立する場面は 視野が広がるチャンスだ。少しだけ冷静になって自分生き方・考え方をよい方向にできないかを考えよう。

役割分担と謙虚

「二人とも働いて、家事も半々で」みたいなノリは必ず破綻する。家事育児に関連するあれこれを完全に半々にすることなんてできっこいからだ。「どっちかが得しないように全部半々。これで公平でしょ」という価値観対立を生むだけだし、均衡する領域が非常に狭く、環境の変化に対して脆弱な かりそめの安定をもたらすだけだ。

そこで、二人の間で役割を決めるという発想になる。昭和的な価値観では「猛烈リーマンの夫&専業主婦の妻」という役割分担があり、最近価値観では「共働き夫婦家事育児を分担」という分担が一般的になっている。程度の差こそあれ、役割分担を選択するということは、数あるタスクへのコミットメント具合が夫婦間で異なることを意味する。「お金を稼ぐ」というタスクに対して夫が400万円のコミットメントをし、妻が200万円のコミットメントをするという事態は不当ではないのだ。同じく、「幼稚園児の送迎」というタスクに対して、夫が週 1回のコミットメントをし、妻が週 4回のコミットメントをするという事態は不当ではない。

タスクごとに夫婦間でコミットメント具合が異なることを受け入れ、安定した共同生活を営むために必要なことは何か?もちろん、不公平がないようコミットメントの総量が同程度になるよう調整することは大事だが、どうせ、そんなことはできっこない。一番大切なのは、お互いを信頼し、尊重することだ。「確かに俺の方が稼いでいるけど、奥さんはその分面倒な町内会活動をやってくれているし、俺より生鮮食品を安く手に入れる術を持っている」とか、「夫は送り迎えをしてくれないけど、買い出しの際や終電を逃したときにすぐに車を出してくれる」とか。

それでは、このように、お互いを尊重することを阻害している要因はなんだろうか?そのうちの一つとして、価値観の狭さがあげられよう。自分コミット過大評価し、相手コミット過小評価する。「俺は稼いでやっているのに」とか「家事の大変さがわかってないでしょ」などの典型的夫婦喧嘩はこれに起因する。もちろん、価値観の近い相手パートナーに選ぶことはこの問題を軽減させることに寄与するだろう。しかし、このズレは累積して破滅的な結末を迎えることも少なくない。

結局、謙虚精神必要なのだろう。「自分には価値が見いだせないがあの人は一生懸命やっている。きっと私にはまだ十分感じることができない価値があるのだろう。その判断尊重して、今ある不満をぶつけるより事態の推移を見守ろう」。男性には結構独善的な人が多いので、いか謙虚になれるかというのは一つのカギだろう。自分のモノサシを絶対化せずに、相手のモノサシの価値を認めるということだ。

幸せになるということ

あなた幸せになる権利がある。だがその一方、幸せとは何かについて深く考えているだろうか?

日々の仕事忙殺されると、「とりあえず金稼ぎたい。稼げれば幸せになれるっしょ。」「この金をどう使えば楽しいだろ。旅行?メシ?ゲーム?」といった短絡的な思考に陥りやすい。まあそれを否定するわけでもないが、その価値観いつまでも続けられる?とは問いたい。自分幸せになるという課題に対してもう少しの熟慮してもよいとは思わないだろうか。そして、「普通の」人間にとって幸せ生活には結婚という家族形態が伴うことが多いのも事実だ。

あなた、本当に結婚しなくていいの?結婚をしなくて幸せになれますか?

結婚に向いていない男性に向けて

私は、仕事が嫌いで、自分が一番頭がいいと思っていて、社会性を獲得しきれずにおり、お金が一番好きで、家事になんの価値も見出さず、子供が嫌いだ。若いころは性欲ドリブンで結婚をしようかと思ったこともあったが、30も半ばを過ぎて落ち着いた今は結婚をしていなくて本当に良かったと思っている(もし結婚していたら、相手も全く同じことを思っていただろう)。

だが、それとこれとは話が別だ。結婚に向いている男性というのは、同時に対人関係が良好な男性という側面もある。結婚しなくていーや、という単純な話ではなく、社会で上手くやっていくために、結婚に向いている価値観を身に着けたり、身に着いているフリをすることは大事だと強調したい。

2018-11-06

男性差別主義者フェミニストは同じ方向を向いている?

まず、以下の記事を見てほしい。

https://togetter.com/li/1058347

タイトルは「男性にとって恋愛結婚は、危険で割に合わない。でも、女と社会は、男性叩きだけ。こりゃ草食は続くしかない」。

面白いのは、【反男性差別を掲げ、恐らくはフェミニズムなど「今の女尊男卑社会」の悪しき慣習として唾棄するであろう彼の主張が、

その実、フェミニズムと非常に親和性の高いものである】ことだ。

記事ではこの問題について、具体的な引用を交えながら考えてみることとしたい。

なお、このまとめで述べられている意見が、dsa0【男性差別が溢れてる2】 @dsa0自身のものなのか、あるいは別記事から引用なのか、判断が付かなかった。

このまとめ自体ツイートを集めたものだが、ツイートの内容はどこかから引用にも見えたからだ。

しかし、当記事では、これを統一して<彼>の意見と呼ばせてもらう。

便宜上意味もあるが、これらの言葉が彼自身のものであるしろ違うにしろ、今の社会で苦しむどこかの<彼>の主張ではあるのだろう、と考えたからだ。

では、内容に入りたい。

「男のチキン化」「ホモみたいな男」は「男性差別的な価値観」か?

男のチキン

最近ホモみたいな男多すぎなんだよ。

命かけることができないわけ。

恐らくどこかの記事(元記事URL失効のため参照不可)から引用したものであろうこの文言に対して、<彼>は以下のようにコメントしている。

恋愛離れ語るのに、【恋愛離れの原因になってる男性差別的な価値観】で考察してるアホ多すぎ。←これじゃ、恋愛離れなくなるわけないわ

<彼>は、「チキン化」した男性を「ホモみたいな男」と非難する価値観を、「男性差別的な価値観」と呼んでいる。

しかし、【「男はかくあるべき」という規範は、元来家父長的な価値観によって生み出されてきたものである】ことを忘れてはいないだろうか。

フェミニズムは、その打破を目的としている。

「女らしくあるべき」という束縛を破壊することは、「男らしくあるべき」という押し付けをも打ち砕くことである

彼がまとめの中で嘆いている、男性経済的負担に関しても、同じことが言える。

<彼>は、「男性立場で言うとね 「女様様」の今の女尊男卑社会では、おっかなくて結婚なんてできない」と述べながら、結婚についてこう語っている。

結婚メリットは少ない、負担義務が多い

・女に甲斐性ない

家事家電で省力化

離婚すると財産の半分を持っていかれる

慰謝料養育費さらドン

元妻は、夫からかっさらった金を手に。しかも、さらに稼ぐ男性再婚することも可能

続けて、<彼>は女性にこう求める。

女性の方から交際とか結婚とか申し込めばいいじゃんよ

お金のことは何とかなるよ」とか「一緒にがんばろうよ」とか言えば

男も少しは気が楽になるだろうに

<彼>の視点に、極端な部分や、視野の狭い部分があるのは事実である被害妄想的な傾向も。女性が聞いて腹を立てても仕方がない内容だ。

しかし、「男も少しは気が楽になるだろうに」というぼやきは、<彼>の「負担義務」の体感からくる切実なものではあるのだろう。

それは、耳を傾けられてよいように思う。

ただ、ひとつ言っておかなければならないことがある。

それは、<彼>の求める新たな男女関係の構築が、<彼>の今しているような【女性への非難】によっては到底実現されにくい、ということだ。

それを示唆するのは、同じく<彼>の言葉である

真の敵は誰だ?

非難すべきは誰なのか?戦うべきは誰なのか?

このことを考えるにあたり、例によって、<彼>の言葉を参照したい。

老害バカマッチョ「おまえも結婚して、家畜奴隷になれ!」

男性過労死させ続けたまま女性だけ楽にする日本の「男女平等社会

<彼>はここで、「老害バカマッチョ」が己に「家畜奴隷になれ!」と命じる、と述べている。

彼に「奴隷」になることを強いているのは、「老害バカマッチョ」なのである

老害」、言わば旧態的な、「マッチョ」。

とは、何か。

マッチョ」のもつ意味については、この記事http://y-uki.hatenablog.com/entry/2015/07/16/034652)がわかりやすい。

ここから一部を引用する。

英語で ”macho な男性” と呼ばれるのは、昔ながらの ”男らしい” 価値観を重視する人たちで、

洋画海外ドラマ日本語字幕などではしばしば “男尊女卑” と訳されることが多いようです。

支配である攻撃であるなどのネガティブイメージで使われることも多い言葉です(後略)

これが、フェミニズムの戦ってきた最大の敵であることは、特筆するまでもないことだろう。

老害バカマッチョ」を、【旧態的な男尊女卑】として言い換えることが出来るならば、<彼>も、女性も、等しくそ被害者である

<彼>が、「おまえも結婚して、家畜奴隷になれ!」という台詞を、「老害バカマッチョ」に言わせたのは、的を射ている。

家族を養うために男は外で働き、女は内で家事労働に励む、という仕組み】は、高度経済成長期に完成したという。

(ちなみに、この記述を私が見たのは平田厚『虐待と親子の文学史』(論創社である時代に伴う家族形態の変化と、その文学への反映を概観した良著。)

この仕組みは、既存男性優位な価値観の延長線上にあったうえ、その価値観を強化するものであった。

<彼>は女性に対して、「「お金のことは何とかなるよ」とか「一緒にがんばろうよ」とか言」ってくれることを、求めていた。

お金のこと」を「一緒にがんば」るためには、女性にも安定した収入源のあることが不可欠だ。

しかし、それを難しくしているのが、先に述べた構造である。【家族を養うために男は外で働き、女は内で家事労働に励む、という仕組み】だ。

この仕組みの後遺症は、未だに消えていない。男女間の賃金格差管理職割合格差を見れば、それは事実として明らかだ。

その打開を目指すのが、男女平等思想であり、フェミニズムであった。

まとめ

ここでひとつ結論いたことを言ってみたい。

今まで述べてきたことを纏めると、大変逆説的なことに、

【<彼>の目指す「男性差別」の解消は、「女性差別」の解消によってしか実現され得ない】と言える。

また、【真の敵は、「老害バカマッチョ」、すなわち、旧態的な男尊女卑価値観構造である、とも。

<彼>は反男性差別を掲げ、女性非難している。しかし、抵抗すべき対象は他にある、と言いたい。

女性は、またフェミニストは、本来<彼>の同志なのだ。手を取り合って、ともに戦うべき仲間なのである

インターネット上では、熾烈な男女対立の激化とともに、「フェミ」を巡る議論が後を絶たない。

匿名はてな小一時間も見ていれば、その議論が実のところ非生産的憎悪のぶつけ合いに陥りがちなことは、すぐ了解されるだろう。

今回取り上げたまとめも、一見、そういった動きのひとつ、単なる憎悪の噴出に見える。

しかし、当記事で行ったようにその言葉ひとつひとつ精査していけば、それは、

【反男性差別主義者フェミニストの間にすら共闘可能性があること】を示唆するものとして読み解けるのではないだろうか。

2018-08-26

anond:20180826171809

消えるわけないよ。

女を使えない企業が、世界で戦えますか?

上野千鶴子先生に聞く、日本企業と女の今

https://toyokeizai.net/articles/-/22492?page=4

エリート女の泣きどころは、エリートしか愛せないってこと(笑)

男性評論家はよく、エリート女は家事労働してくれるハウスハスバンドを選べなんて簡単に言うけど、現実的じゃない。



少なくとも女性については、それがエリート女性でも結局下方婚が無理であるということをジェンダー研究第一人者も認めてる。

2018-08-14

anond:20180814223012

広義の生ぽがやってる底辺肉体労働とか家事労働納税者様がしなくちゃいけないのが困るんでは?  

2018-08-12

anond:20180812061001

私は『「育休世代」のジレンマ』でマッチョ志向女性たちが一種自縄自縛」に陥っていると指摘しましたが、これを「自業自得だろう」「ざまあみろ」とみる人も多いと思います

でも、そうなることを見越せずにワナにはまっていった女性たちが多いのには、「男女共同参画」といいつつ、男も女も「男並み」になることを目指させてきたような時代産物という面があると思っていますケアを担う人の地位向上、竹信三恵子さんの『家事労働ハラスメント』で議論されているような無償労働問題解決がなくては、真の「女性活躍推進」の歯車がまわっていくことはないでしょう。

いやこれ、「予想できなかった女の自業自得」とかそういうんじゃなくて、そもそも女の側がそうなるように望んで、実際お望み通りの結果になりましたってだけだろ

自縄自縛っつーか、ただのセルフSMプレイしかない

自分は稼いでて忙しい、でも結婚相手自分以上に稼いでる男じゃないとイヤ、だったらその男だって自分以上に忙しくて、家事支援なんかまともに期待できないのなんて当たり前の話じゃねーの?

だいたい、その程度の因果もわからないようなアホが、いったいどうやって社会キャリアを築いていけるというのか

パワーカップルなんか志向してる時点で、最初からこうなるって全部予想してたに決まってんだろ

予想して、予想通りの結果になって、なのになぜか被害者ヅラまでしてやがる

すっとぼけてんじゃねえわ

2018-08-09

無職としての学問

 特に文系において、大学研究を取り巻く環境が厳しいので、少し愚痴を書かせていただきたくお邪魔します。

* * *

 研究生活が実生活、ことに家庭生活に対し極度の不安定性を与えることは、今日に始まったことではない。

 例えばかの有名なマックス・ウェーバーによる1919年の講演の中では、「大学に職を奉ずるもの生活はすべて僥倖支配下にある」と語られており、「精神的に打撃を受けることなくこうした境遇に堪ええたためしは極めて少ない」とまで言われている。

 このような状況は、100年の時と洋の東西とを超えた今日日本においても、同様である。むしろ人口減少と学問に対する軽蔑——それはおそらく、ウェーバーが講演の中で強調した、学問がなんの「救い」も「啓示」ももたらさないということを、多くの人々が正しく認識たからに他ならないが——に直面している極東島国の方が、研究生活を取り巻く環境過酷であるといえるだろう。

 博士号を取ったとしても多くの人々には就職先がなく、あっても有期雇用で、しか低賃金であり、長期的な研究生活の途を描くことは全く不可能である

 日本より恵まれ研究環境を有する国、例えば博士課程から給与が出るアメリカや、高等教育がほぼ無償であるフランスの例を持ち出すことは簡単であるしかし、研究生活はその研究者が根ざしている言語文化、あるいは人的ネットワークにある程度は依存せざるをえない。また、他国研究環境は、一部だけを切り出せば外面的には羨望の的になりえるが、実際は、給与と引き換えに研究テーマ選択制限されたり、あるいは無償で得られる研究環境には限りがあったりするのである

 当然のことながら、研究者における研究成果はそれぞれのおかれた研究生活の諸条件に左右されるのであり、それは資本的な制約を大きく受ける理工学系のみならず、人文系についてもそうなのである

 ハンナ・アーレントのように、生地での生活を根こそぎ奪われ、新天地で大きな研究成果を挙げる例もないわけではない。大学官職への道を閉ざされてから活躍したカール・マルクスそもそも学歴のなかったピエールプルードンなども、偉大な思想家としてのちに崇められる存在であるしかしながら、すべての人が偉大な人、指導者のような人、あるいは預言者になることを目指して研究に励んでいるわけではない。実態はむしろ逆であり、陽が当たらない部屋で日がな一日、誰も読まないような古雑誌の1ページをどう解釈するかについて考え、その謎を解けた時に無常の喜びを感じる、そういう人が研究生活に入るのである。そのような、全くつまらないことこそ重要研究成果なのであり、むしろ大きな社会的反響を呼び起こす御宣託が科学的な研究成果とは全く呼べないようなものであることは、ウェーバーの指摘するところであり、歴史が度々証明してくれたところでもある。いずれにせよ、研究生活とは社会的名声や富と全く関係がないどころか、資本主義社会ではしばしばそれらは相反するものとなるのである

 尤も研究者も所詮人間であるからして、研究のものの「客観性」や科学位置付けとは無関係に、それぞれの求める研究生活上のあり方というのは存在する。名声や富を求めて研究に取り組む人もいるのかもしれない。しかしそれは明らかに悪手だ。羽生名人でも挽回できないぐらいの悪手だと思う。

* * *

 さて、反面、家庭生活はまさに「経済」の必要に駆られるところのものであり、十分な収入、定住可能な住居、そして可能な限り多くの家事労働自動化が進んだとはいえなお労働集約的だ)が投入されて、初めて成り立つものである

 収入がないなどもっての外であり、亡命収監失踪放浪なども、家庭生活とは相容れないものである

 歴史を顧みれば、自死発狂、子捨て、虐殺に至るまで研究に身を置いた人々の末路は様々であるが、なんとかしてそのような事態は避けたいと誰しもが願うところであろう。

 できれば平穏無事に、昭和時代理想とされたライフスタイル、すなわち夫婦円満子供と共にマイホームに住み、安定した立場で働き定年後は年金生活という人生を歩みたいところである(これは皮肉である)。

 しか今日の若き研究者は、子供はおろか結婚もままならず、マイホームマイカーも持たず、年金制度破綻を前に怯えながら年老いるのである

 もしあなた結婚したとすれば、それはパートナーの全く寛大な心によるものか、パートナー無知蒙昧で完全に誤った選択をしたかのいずれかであろう。

 さら子供がいるとすれば、当然あなた研究生活放棄するか、あるいはなんらかの安定した不労所得に拠って研究生活と家庭生活の両立を試みねばなるまい。(あるいは、あなたが非常に体制時代に順応的な研究をなしていたとすれば、すでに十分な収入に恵まれいるかもしれない。これこそウェーバーの言った「僥倖である。そういう人には心から祝福を送ろう。願わくば同じような僥倖が数多の迷える研究者たちにあらんことを。)

 多くの研究者たちにとって、結婚出産研究生活首にかけられた縄である

 女性研究者の研究生活性別役割分業的発想や家庭生活に対する支援パートナーから十分に得られないなどの理由によりすぐに縛り首になってしまうが、男性研究者の研究生活も同様に性別役割分業的発想や金銭支援パートナーから十分に得られないことですぐにギロチンにかけられてしまう。

 いずれにしろ他者にとって金にならず有用性のわからない行為としての研究は、家庭生活に直面すると挫折する公算が大きいのである

 だからといって、家庭生活を全く否定してしまうことも困難である穂積陳重来日本の身分法学者は、日本国民の位置付けを次の三つの身分のいずれかあるいは複数に属するもの定義した。すなわち、夫婦、親子、親族である

 しかし、親が死に、結婚もせず、親族との紐帯も弱いとなれば、その人は社会的にも法律的にも、全く孤立した存在となってしまう。

 その人は十分な社会保障の対象にならないことはもちろん、社会生活上の様々な面で制約や不利益を受けることとなる。

 実際上の問題として、社会的要請として家庭生活に入ることを我々は求められており、多くの人はその生活が全く不幸であり耐え難く絶望的なものだと感じていたとしてもなお、家庭生活に甘んじているのである

 当然、研究をしていなければ家庭生活が楽になるとは全く言うことができない。しかし、少なくとも研究生活が家庭生活と激しく対立することであることは自明であることのように思われる。

 あるいは「家庭」という理想像の崩壊高齢者二人世帯や単身世帯シングルマザーの増加、生涯独身者の増加などによって、家庭生活という名付け自体空虚ものになっているという批判があるかもしれない。

 しかし反面で、なお結婚出産経験する人は半数を占めており、「家庭」に代わるほど普遍化された結婚出産を前提とした私的領域生活モデルはいまだに存在しないわけだから、やはり家庭生活という呼称を用い、特に若い研究者たちにとってはそれを重視せざるを得ない現状もあるのだ。

* * *

 収入、定住、家事労働を求める家庭生活は、無収入、度々の転職と転居をもたらし、にもかかわらず時間の余裕を求める研究生活とは、完全かつ深刻に対立する。

 では、この間の解決はどのようにしてもたらされるのか。非研究であるパートナーの忍耐によってであろうか。あるいは研究生活の適度な抑制によってであろうか。

 前者はこれまでの男性研究者がしばしば採用した方法であり、女性人権がない時代であればよかったが、21世紀にもなってこの方法採用しようと思っている人がいるなら、その人は妻を見つけることができないであろう。

 後者方法は、実際には採用し得ないものであり、つまりそれは相撲レスラー炭水化物摂取を控えるとか、プログラマーが1日3時間しかモニターを見ないようにするとかいう話であって、研究生活を「適度に抑制する」などということは単に研究生活否定しかない。

 研究者はその人をして全的に研究に没頭せしめなければ、素晴らしい「霊感」を得られないものである。そうでなければ、特に人文学研究においては、それは単なるジャーナリズムに陥るであろう。

 そして、これもウェーバーと同じく声を大にして言いたいところであるが、そのような素晴らしい「霊感」、今日言葉であれば「イノベーション」などというものは、研究のみならず仕事や様々な形の労働の中でも、それに没頭し専心していなければつかむことの能わざるものであり、行政府が旗をふって労働時間の長短や職業訓練の有無をいくら弁じ扇動しようとも、生まれてこないものなのである

 家事労働ワークライフバランス長時間労働問題は、まさにこの没頭の可能性にあるのであり、特に家事労働時間を細切れにしてしまうために人をして何かに没頭させることを妨げること大であるワークライフバランスも、結局その目的とすることが明らかでないか低賃金かつやることのない中途半端余暇をもたらすだけである長時間労働改善しても、人々が自ら欲するところのものに取り組めるような労働時間の設定でなければ、それが長かろうが短かろうが、人々の不満は変わらない。いくら労働時間が短いとしても過労死は起こりうるし、長く労働していても過労死しない場合があるのは、この理由によるのである

 とにかく、家庭生活の求めるもの根本的に否定しなければ、研究生活は成り立たないのである

* * *

 では、解決方法は何か。家庭生活問題点は、それが夫婦という二者で成立するように想定されていることである。それゆえ、収入と定住を男性が支え、家事労働女性が支えるという構図が出来上がった。

 しかしこの想定は噴飯ものであり、シングルマザーは全て一人でやらざるを得ず、あるいは逆に親族から支援収入不安が軽減されたり、実家を譲り受ければ定住も可能というように、家庭生活の諸条件の実現は夫婦という関係性の外部で決まっていることが多い。

 もし家庭生活に関与してから研究生活継続するためには、家庭生活を成立するためのリソースを外部から調達することが最も望ましい。(逆にいえば、外部からリソース調達できなければ、ついにここで研究生活のお墓を立てるしかない。自分研究というアイデンティティよ、さようなら、と。)

 ただ、ここには二つの問題がある。一つは、リソース調達である大川周明のように徳川家から調達したり、大杉栄のように政治家からぶんどってくることができれば最高だし、あるいは明治時代のように女中を置いたりできれば最高だが、なかなかそういうわけにはいかない。もう一つは、その調達個人能力に帰せられることで、研究能力とは別にそれに取り組む環境規定されてしまうということである

 この二つの問題解決するためには、若い研究者同士で研究生活を支えるための生活ネットワークを構築するしかない。あるところには金がある人もいるだろう、あるところには手が余っている人もいるに違いない。

 どうせ研究生活に勤しんでいる人以外に若い研究者に対して同情を寄せてくれる人はいないのである

 アカデメイアリュケイオンがどうだったかはわからないが、古今東西大学に併設されている寮や大学街(カレッジ)では生活上でも学術上でも研究者のコミュニティ形成されていたはずだ。修道院のようなものである

 いま、若い研究者は官僚主義的な大学制度によって互いに分断され、地方に散住し、有能なもの国外へ出て行ってしまっている。もう最後タイミングである

 いま我々若い研究者が団結して助け合わなければ、この国の研究はすぐになくなる。もし研究のなくなり方が緩やかであれば、日本語で達成された学術的成果を、多少なりとも国際的に、人類のために遺す時間猶予が生まれるかもしれない。あるいは、国外から救いの手が差し伸べられるやもしれぬ。「タコツボ」を脱しなければならない。近くで助け合って生活し、なんなら雑誌なども出して(いまであればブログでいいのかもしれないが)、特に文系では消え掛かっている研究の灯火を、なんとか引き継いでいかねばならぬ。ならぬと思う。

いや、それとももう、研究生活を諦めるべきなのか。

2018-08-07

anond:20180807151510

手芸とか料理趣味の女がいてもその趣味は男様に都合のいい封建的趣味ーーーーーー!とか

上記のような女が好みの男がいてもまさに女を家事労働奴隷とする封建主義的嗜好ーーーーーー!とか

非難したり辞めさせたりしようとしてるわけじゃないじゃん

規範否定する」ということはそういうことなんだよなぁ。

まして彼女自称フェミニスト」だぞ?

anond:20180807151022

別にエマワトソン他人の好みには口出ししてなくね

手芸とか料理趣味の女がいてもその趣味は男様に都合のいい封建的趣味ーーーーーー!とか

上記のような女が好みの男がいてもまさに女を家事労働奴隷とする封建主義的嗜好ーーーーーー!とか

非難したり辞めさせたりしようとしてるわけじゃないじゃん

2018-08-03

医者になれなかった(元)女子ぼやき

はじめに

大学(※1)の医学部入試問題について、どうしてもぼやきたくなった。

あくまでも個人意見ではあるが、随分と乱暴意見だとも自覚しているので、その所予めご了承ください。

あと、これは個人の雑感なので、読み易さは期待しないで下さい(※2)。

最後に、二重括弧で脚注付くって言うからせっせとつけたけど何故か脚注付かないので、手打ち脚注を付けました。もしもミスを見付けても、この間抜けについてはどうか(鼻で)笑って許して下さい。

※1:伏せる意味は欠片も無いが、様式美だと思ったので付けた。他意はない

※2:(意訳)クソ長ェ意味の無い文章が続くけど素人感想文だから許して下さい

増田について

ごく普通田舎(※3)生まれ田舎育ち。

基本的には親戚含め概ね一般家庭であるが、父親とイトコと義大叔父とがそれぞれ医者という、何故か不思議な縁がある。(※4)

タイトルの通り、本人の性別は女で、そして医者では無い。既に女子と名乗る年齢は過ぎたので、(元)女子コメント一言

※3:七大都市圏外に生息。県庁所在地ではあるが、当県には新幹線が通っておらず、未だに女子は親元にいて当然、みたいな思考がまかり通る程度の田舎

※4:何故か世代ごとに一人医者がいる。所謂、偶然の産物

ニュース(※5)についての感想第一声)

「まぁ当然じゃない?何で叩かれてるの?」

※5:伏せる意味は欠片も無いが、様式美だと思ったので付けた。他意はない(二回目)

増田医者になれなかった理由

入試を受ける許可が降りなかった』ので『医学部受験が出来ず』に『医者になれなかった』『元女子である

因みに偏差値は何とか足りてた。まぁ何とか、レベルだったのでもしかしたら国試に受からずに医者になれなかった未来もあるかもしれないが、そこは今は割愛する。

入試を受ける許可が降りなかった話

ただの自慢だが、高校二年の頃までは、随分と増田の成績は良かった(※6)。

高校一年までは、まだどうなるか分から模試の結果にも志望校にも何も口を出さなかった親が、二年最初模試の結果を渡した時、初めて話し合いの場、というものを設けられた。

結論から言うと、増田はその話し合いを経て『医学部を受けない』事を確定した、という話である。(※7)

事の次第はこうだ。

その模試の結果が返って来たその週末、『模試の事で話したい事があります』と親子三者面談が行われることとなった。

滅多に家に居ない父親がわざわざ昼から家に帰って来ての三者面談であったので、非常に緊張もしたし、内心『エライコッチャ』と思った。

先の通り、まだその頃(※8)は別段叱られる様な成績を取っていたと思っていないので、何故呼び出しを受けたのか分からない、という混乱もあった。

「こないだの模試の事なんだけど」と、母親が口火を切った。

「この志望校は、どういうつもりで書いたの?」

その時まで、得点偏差値といった所について怒られるものとばかり思っていたから、返答が「へぁっ?」という間抜け極まった返事になった。この面談が何の為に行われているのか、全く理解が追いつかなかったのもある。

娘の間抜けな返答にに、両親は特に叱るでもなく、母は言葉を重ねた。

増田あなた医者になりたいの?」

母の指先が示していたのは、志望校の欄に書かれた、地元医学部の欄であった。

「いや、そういう訳では…」

それまでのほほんと『まぁ今の偏差値ならこの辺りの学部書いとけばいいだろ』と志望校を書いていた増田は、母親言葉で『自分が本当に医者になりたいのか』という事を初めて、真面目に、考える事になった(※9)。

我が家勤務医であったので『実家病院を継ぐ為に、何が何でも医者にならなければならない』という家庭の事情も無ければ、『パパみたいにおいしゃさんになるのー!』みたいな可愛らしい夢も無く、『医者になりたいのか』という問いに悶々と悩んだが、すぐに答えが降って湧いて出る訳も無い。

いつまで経っても(※10)返答をしない増田に、母は再度口を開いた。

「じゃあ先に、私達の意見を、聞きなさい」

うろうろとテーブルの片隅に置かれていたコップの辺りで彷徨っていた視線をふっと上げると、母の強い視線に当てられた。残念ながらスローモーションにならなかったが、それでも随分と怖い顔をしていると思った。

「定年まで勤める覚悟が無いならば、医学部受験は認めません」

それまでずっと黙っていた父親は、やっぱり黙っていたけど、母の言葉追従する様にうんうん、と首を縦に振っていた。

※6:大見得を切った。自慢して歩ける程良くは無かったが、教師や親から叱られる程悪くも無かった

※7:(意訳)クソ長ェ意味の無い文章が続くけど素人感想文だから許して下さい(二回目)

※8:何の反動か知らないが、この話し合いの後一切勉強をしなくなったので、その後当然成績は真っ逆さまに落ちた。高校二年の頃まで、と書いたのはそのせいであ

※9:人生舐め過ぎである

10:とはいえ、今考えても三分も経っていない。カップラーメンは待てても娘の返答は待てないらしい

医者になるには、という話

両親の主張は、主に二点であった。

借金と返済の問題

医学部、それも国立医学部に入る、という事は、日本国民から借金をする(≒投資を受ける)と同義である

これは防大についても同じ事が言えるが、極論、医学部学生というのは『将来的には国益になる』と信じられているから、通常よりも多く『投資を受けている身分である

原資は何か?当然、国民血税である。その投資を受けた以上は、医者になったならば、労働を通して国民へ返さねばならない。

医学部に入って6年、専門を決め、安定した独り立ちをするまで更に数年。

10年近く投資を受けるのだから、同一年数は働かないと、その投資に見合った返済が出来たとは言えない。

最低でも46歳、そこまで働く気がないなら、税金泥棒になるのだと自覚しろ、と締め括られた(※11)。

資質問題

『どこでも眠れる』『すぐに眠れる』『すぐに起きれる』『寝溜めが出来る』の何にもかすっていない増田には向いていない。増田はどれも欠落しているか資質が無い。とばっさり切られた

何を想定しているか?無論、当直時、あるいは緊急時即戦力として対応出来るか否か、という事である

尚、緊急時には『有事』も含むからな、国立大卒なんだから当然、とも言われて、己の命の使い方も本気で考える羽目になった。

11:据わった目で『国益』という単語が出た時に、九州女性の腹の括り具合怖ェ、って思いました(感想文)。尚、両親は特定の党も支持していなければ、右の話も左の話もした事が無かったので、余計ビビりった

試みた細やかなる反論と、切り捨てられた回答

・私よりも成績の悪い医者が生まれるかもしれない(※12

→最低限の国資を通った以上、四十歳半ばで辞める優秀な医者よりも、定年まで働く普通医者の方が国益に勝る

看護師女性が大半だけど回ってる

→総数比を考えろ。数が少ないという事は、医師一人に対しての負担看護師比率分だけ上がると自覚しろ

別に定時で帰れる様な小さな病院に勤めれば良くない?例えばアルバイト医師(※13)とかさぁ

→甘 え ん な 阿 呆 (※14)

12自分がドベの成績で国試に受かるかもしれない、という思考を持たない愚かな小娘の僅かばかりの抵抗

※13:その当時、我が家の父は副業で日勤のアルバイト医師もしていたのでそういう発想に至ったのだが、若い頃はアルバイト医師として当直ばっかりしていた為、余計家に帰って来れなかったそうである。そりゃ人が居ない時間を埋める為のアルバイトであるんだから当然である

※14:地雷を踏んだ

終始大半を黙っている父親と、それを取り巻く家族の話

さて、以上の話は全て母親が話をした。

父親はずーっと『そうだぞ』とか『お母さんの言う通りだ』とか、合いの手しか入れなかった。

口下手、というのもあるが、彼は『父親ではない』というのが大きな理由である

一行で起こったこ矛盾であるが、彼は『生物学上における父親であるが『家族構築関係上における父親』でない、という人なのである

私が幼い頃、まだ医局という所は随分と力があり、若手医師の勤務先は医局の鶴の一存で決まる様なレベルであった。ペーペー医師である父は一週間の大半は家にいなかったし、弟は帰ってきた父親父親だと理解出来ず、抱かれた瞬間火の点いた様に泣いた、という古典的エピソードである程、家に帰ってこなかった。

ペーペーを脱しても主流医師でない(※15)父は、時には単身赴任も交えながら、随分と家から遠いあちらこちらの病院転々としていた。

結局、父親我が家根城に出来る様になる頃(※16)には子供達は反抗期を迎え、ちっとも父親として接していなかった父親は、子供とどんな話をして良いのか分からない、という状態に陥っていた、そんな時期がこの事件の頃合いである。

所謂、『仕事人間家族と関わって来なかったお父さんが定年を迎え、家族との接し方が分からない』という状態になっていた為、結果娘に何と言えば良いのか分からなかった、というやつである

彼がそうなった原因の一つに『田舎医者が少ない』という点がある。

圧倒的に『全体数が足りて無い』が故に、『一人当たりの当直数が多く』なり、またそういう人数が少ない病院ばかり転々としていた(※17)のも相まって、父親はいだって住まい病院です』みたいな生活を送っていた(※18)。

たまに家に帰って来て『今日はお父さんが帰ってきたから、家族四人で外食に行こう!』となっても、たった二時間もしない食事最後に彼のポケベル(※19)がけたたましく鳴り、家族団らんが解散になった事は数えきれない程あった(※20)。

当然、盆暮れ正月関係無く、少なくとも我が家帰省冠婚葬祭も含め父親を交えて一泊二日以上の旅行に行った事が無い(※21)。

そういう訳で、我が家は常に『母子家庭』と同等であった。何せ基本的家族行事に、父親はいだって居ないのである入学式卒業式も発表会も、父親がいた記憶が無い。

幸いにして母親専業主婦ではあったが、代わりに田舎ならではの『旦那(=増田父親実家の面倒』を見るという仕事はあり、最近流行り(?)のワンオペを当時より当然の如く強いられてきた。

別段その事については特に思う事は無かったそう(※22)だが、そういう母を間近に見ていながら『私の仕事の穴を他の人が埋めてくれれば良くない~?』みたいなニュアンス発言を娘が行った(※23)のは、流石に看過出来なかったらしい。

という事で、此処からは若干説経と、あと当初の想定通り偏差値について幾ばくかの説経が入ったので、ここで一端幕を降ろす。

※15:と父親本人が言っていた。本当の所は知らない

※16:医局の力が弱くなってきた事と、勤務先について本人の希望を汲んで貰える程度には中流層に入った頃合い

17:「していた」のか「させられていた」のかは、今はもう分からない

※18:一度だけ父がインフルエンザに罹った時に、『入院していい?』と聞いたら、師長さんに『(いつも病院生活してるんだから、)病気先生の面倒まで見たくありません』と断られ、そのまま家にいた母親に迎えの要請電話が来た(実話)

※19:少なくとも、私が小学校を上がる頃まではポケベルが主流であった

20とある店に行くと、なぜか謀った様に毎回毎回鳴るので、仕舞いには弟と『今日ポケベルが鳴るか鳴らないか』という賭け事(掛け金:翌日のオヤツ)をやっていた(※現金の絡む賭博行為違法です)

※21:いわんや海外旅行をや

※22:父と結婚するにあたり、ワンオペ育児を行う事になると重々言い含められ、了承の上の結婚だった、と後に語る

23自分の穴埋めをしてくれる人(=他の医師)を全力でバックアップする人間(=その医師家族)に対して軽視し過ぎであり、礼を失した態度である、というお怒り

後日談

その後、別日ではあったが、もう一度話をされた。

その時に言われたのは、

増田が本当に医者になりたくて且つ子供も欲しいなら、孫(=増田の子供(※24))が一人で留守番が出来る年齢になるまでは私がフォローする。私の体力が追いつかなくなったらシッター代も出す。だからそれも踏まえた上で、自分が『医者』になりたいのか、『母親』になりたいのか考えろ

・ただし、その場合増田就職は(地元)県一択になるだろうから、そこを前提に考えろ

田舎から出ていきたいと思うなら、専業主夫になってくれる男性結婚か、或いは子供を持たない夫婦二人暮らし選択する事になるが、家事労働を金で買うかのどれかだが、そういう考えに賛同してくれる相手は数が少ないと心得よ

医者になる幸せと、(増田)の人生幸せ(※25)と、よく考えてから志望校は決めなさい

そういう話をされ、『そこまでして医者になりたいか?』と考えた結果、以降増田志望校から医学部名前を書かなくなった。

24:結果として、母親の想定年齢を超えても増田は一人身だし当然の様に孫も産んで無い為、このくだりを書きながら無駄な気苦労をさせてすまない…、という気持ちで一杯である

※25:生活力の無さを見抜かれた上での発言であり、別に子供を産むことを推奨はしていない。30歳を超えたある日、電話口で母に『孫いなくてごめん』と謝ったら『子供なんて、居たら居た形の幸せがあるし、居なきゃ居ない形の幸せがあるんだから比較も出来ないし、(母)に謝る事ではない』と叱られた。本当にすみません

第一声について

此処まで書いてこんな事を言っても信じて貰えないだろうが、別段増田は『女性医者になるな』と主張したい訳ではない。

ただ、医者になりたいのであれば『自分が誰に投資をされたのか』という事を忘れないで欲しいし、その投資に対して最低限ペイをする気が最初から無いならば、その道は他に譲ってくれないだろうか。(或いは、現場医師ではなく、研究職といったルート選択するとか、兎角ペイを出来る道筋を立てて欲しい)

そして、医者の総数が少ない以上、途中で辞めてしまう優秀な医師よりも定年まで働いてくれる平々凡々な医師の方が有難い、と思う程に、医師の少ない地域があるのだ、という事実に少しで良いから目を向けて欲しい。

産休・育休をしても尚女性医師が長く働ける職場を、と言うならば、お互い様精神で、男性医師だって同じ様に休ませて欲しい。女性医師休みは認めろと声高に叫ぶならば、同じ様に男性医師にも同じ期間だけ育休を取得する権利を声高に叫んでくれ。

女性妊娠出産するから優遇されて当然でしょ!』ではなく、女性であろうが男性であろうが同じ様に当直を行い同じ様に休みを取り同じ様に昇給して同じ様に家族との時間を持てる様にと主張して欲しいだけである

が、現状、当然比較論ではあるが妊娠出産を機に投資に見合ったペイもせぬまま医者を辞める女性は多く、その穴埋めを男性医師が当然の如く行っている以上、男性下駄を履かせたり、女性を少なく取ったりしたって『当然だよなぁ』と思うのである

少なくとも、医者になりたいし母親にもなりたいの!と思うならば、実家フォローパートナーフォロー(※26)/民間(例:シッター)のフォローなど、両立出来るだけの道筋を立てられるかどうかを、一度考えてみて欲しい。

※26:我が家場合は『奥さんに丸投げ=パートナーフォロー』なので、真面目に女医を成立させるならで自分の代わりに家庭を全て回してくれる人を探す案をおすすめしたいし、現状それで男性医師の家庭は回っているのだから女性医師が真似ても上手く回る例なのでは?と本気で思っている

当該の迫害されている女性医者(或いは医学部志願女性)では無くて、けれど『女性差別だ!』と怒れる方へ

まずは一人一人が己の健康を顧みて、医師負担を減らす事で、医師仕事量の総数が減り、結果男女共に産休・育休を取りやすくする事を目指しませんか?

具体的には

・無茶なアルコール飲酒をしない(急性アル中患者を減らす)

・無茶な運転をしない(交通事故患者を減らす)

・日々歩く、と言った最低限の健康管理を行う(成人病リスクを下げる)

・(今のシーズンだと)熱中症予防をきちんと行う(急患の数も減らし、重篤熱中症患者を出さない)

予防接種を受ける(風疹騒ぎ、よもやお忘れではあるまいな…?)(※27)

健康診断を受ける(数年に一度脳ドッグオプションを付けたり、市町村区フォローしてくれるガン検診を受けたり、早期発見早期治療を目指す)

みたいな。

少なくとも、そういうフォローの仕方もあると思うので、ご一考頂ければ幸いです(※28)。

※27:予防接種については、医学的に受ける事も出来ない人(例:妊婦風疹ワクチン)もいるのだから、少なくとも飛沫感染・蚊を媒体にした血液感染系の予防接種医学的に問題が無いなら受けて欲しい。接触型感染である子宮頸がん、みたいな類のワクチン医師家族相談の上自己判断で良いと思うけど、少なくとも不可抗力他人うつしてしま可能性があるならば、皆で予防する、というのは基本的な事ではないか

28:これ、医者に限らず例えばサービス業に対しても同じだと思うのですが。と申し添えておく。お金も払わずサービスだけを求めるのを止めて、サービスに見合った対価を払うか、或いは対価を払いたくないのであればサービス求めないとか。まずは等価交換が基本でしょう?

おわりに

この間、実家に帰ったら父親にぼそりと『(増田)を医学部にやれば良かった』とか言われた。

オメェ、あの時散々反対したじゃねーかよ。と殴ろうかと思ったけどやめた。

属性医者』をようやく辞める事が出来た彼は、ようやく『属性父親』の練習を始めたばかりであり、目下家族との対話練習中なのであり、まだまだ足りない日本語(※29)をフォローし、行間を読む日々は続きそうである

※29:我が父は日本語も下手だし自力で読解出来ない文字を書く為、転々

2018-07-30

主婦が考える家事の対価があまりにも・・・なので

元はこち

https://zo852.blogspot.com/

主婦家事労働の対価は月給15~30万円とか言っている人たちがいるので、私なりの考えをちょっと思いついたので。

炊事、洗濯掃除家事はいろいろと仕事がありますが、

今回は炊事について。

調理をする職場といえば食堂社食)、居酒屋割烹ホテルなどがあります

自営の場合は売上から経費を差し引いた部分が自分給料となるので、仕入や使う食材家賃光熱費に左右されるので単純に労働単価を算出するのが難しい。

また、勤務の場合接客なども担当することもあるので時給換算するのは難しい。

接客をせず単純に調理、後片付けという仕事給食調理員が適当そうなので、

この職業計算したいと思います

給食調理員の仕事内容・給料

各自治体のウェブサイト給食調理員の募集要項があったので、平均的な内容をまとめてみました。

勤務内容(某自治体

学校給食にかかる全般業務で、準備・調理・配膳・洗浄・片づけ業務等を行います

学校規模により、1日に1,000食を超える給食提供する場合もあります

時間で大量の食材使用調理をするため、体力が必要となります

家庭では大量の食材使用することもないし、重い什器を取り扱うこともないのでしょう。

勤務時間(某自治体

午前8時15分から午後5時15分まで

9時間勤務の1時間休憩実働8時間といったところでしょうか。

8時間勤務の1時間休憩実働7時間の方が多いようです。

主婦は6時から朝食作り始めて、7時に食べさせて、8時に片付け。

12時に昼食を作り始めて、13時に食べさせて、14時に片付け。

17時に夕食作り始めて、18時に食べさせて、19時に片付け。

食事時間労働時間に含まれないので、多くみて2時間×3食の6時間でしょうか。

朝食はパン、昼食はインスタントラーメンとかなら時間は減るでしょう。

あ、献立考える時間は入れませんよ。あと買い物も。

だって給食は1ヶ月分くらいは事前に決めているんですから

1食考えるのに1時間だったら1ヶ月で90時間ですからね。

学校給食献立考えることや買い物に90時間も費やしているとしたら、

給食なんかやめてしまえって話です。

ちなみに私は学校給食反対派です。

給料形態(色々)

時給:800~1,100円

日給:6,000~8,000円

月給:130,000~170,000円

初任給や未経験給料計算したいと思います

何故かというとほとんど方が他人料理を作るのは結婚してからだと思います

もちろん幼少のころから家族料理を作っていたという女性もいるでしょう。

しかし、それは身内に対してです。両親や兄弟など。

から報酬を得るという考えで行くのなら夫は客とすべきです。

味や満足度食中毒栄養管理考慮する必要があります

万一、何かあっても了承できる家族とは条件が違います

当てはめるべき時給は800円位が妥当と思います

しかし、初っ端から主婦の方から反発の声が聞こえそうなので、日給9000円で計算してみましょう。

1,000円×9時間勤務=日給9,000円

日給9,000円×22日勤務=月給198,000円

月給200,000円÷22日勤務=日給9,090円

日給9,090円÷9時間勤務=1,010

どのくらい作るのか

こんなものがありました。

http://www.town.oyodo.lg.jp/reiki/reiki_honbun/k437RG00000492.html

学校給食調理員の定数算定の基準に関する規則

児童・生徒(園児)数及び教職員

調理員数

60人以下1人

61~200人2人

201~350人3人

351~500人4人

501~650人5人

651~800人6人

801人以上児童・生徒数が150人増すごとに1人を加える。

まり調理員1人で「最低150人分は作ってもらわにゃ」ということです。

まあ、おかし数字ではないと思います

スーパー惣菜スタッフでもこれ以上の品数は作るでしょう。

地方では1㎡あたり1~1.5人位、都心部では1㎡あたり2~3人位の来客数がないとスーパーも潰れるはずだから

日本で平均的な地方スーパーで2,000~3,000㎡の店舗で一日の来客数は約2,000人。2割の人が惣菜を購入すると仮定して400食は作らないといけない。

実際はもっといかも。弁当で5~10種類位、寿司でも5~10種類、揚物等で10~15種類。

それぞれを少なくとも20~30食位は作っているから、400~1000食分位になると思います

しか給食調理員より少ない人数で回していると思います

日給9,000円÷150食=1食60円

日給6,000円÷150食=1食40円(こっちが実態に近いと思う)

となります

夫へ毎日1日3食作っているなら、

3食×60円×30日=5,400円を夫へ毎月請求して下さい。

でも、朝は家で、昼は外で、夜も外なら、毎月1,800円を請求して下さい。

学校給食ご飯パン汁物、おかず2品と牛乳くらいなので、

これ以上品数が多いなら妻へ気持ち多く払ってあげてください。

あ、でも煮物とか漬物とか日持ちがして分けてだせるものは1食計算でいいと思います

給食でもお店でも前の日の残り物は使いませんからカレー屋さんくらいかな。

なので、カレーが続いた日は1食計算でいいと思います

だって盛るだけですから

夫が自分でやってしま場合もあると思います

ルーご飯割合とか気にする人もいますし。

「こんなわけない!」と怒る専業主婦の方々の顔が浮かんできました。

では3倍にしてみましょうか。

そうすると、給食調理員の日給は27,000円ですね。

妻が夫からもらえる額は月16,200円となります

しかし、こうなると学校給食はどうなるでしょう。

経験給食調理員に月60万円の給料を支払うという世の中になります

人口10万人の市区町村小学校10校、中学校5校としましょう。

どこの自治体も何故か中学校小学校の半分くらい。

※これいつも疑問に思う。数が合わない。中学になったら半分近くは引っ越すの?

0歳から99歳まで1歳毎に1,000人ずつと仮定します。

小学校1年から中学校3年までの人口を9,000人としましょう。

1クラス30人×4クラス120人

120人×6年=720

720人×10校=7,200人

120人×3年=360

360人×5校=1,800人

7,200人+1,800人=9,000人

調理員の数を表に当てはめると、

小学校1校で6人、これが10校なので60人

中学校1校で4人、これが5校なので20

人口10万人の自治体で80人の給食調理員がいることになります

まあ、単純に小中学生が9,000人いたら150人で割って、

最低60人は必要かなという計算です。

給食調理員への支払いは

月給20万円×80人=月間1,600万円

月間1,600万円×12ヶ月=1億9,200万円(夏休み冬休み等は分かりません)

納税人口20歳~60歳の世代40,000人が納税人口しましょう。

1,600万円÷40,000人=400円

住民負担として給食調理員に対して毎月400円、年間で4,800円。

これが3倍になったら毎月1,200円、年間で14,400円となります

差額でいうと9,600円ですね。

自治体としては月間4,800万円、年間5億7,600万円。

主婦の方が毎月3倍の金額を欲しがるだけで、

子供1人が成人するまでに9,600円×20年=192,000円入ってきます

一方、結婚していない、子供もいないという人は、

9,600円×40年=384,000円を余計に負担することになります

あと、あなたの夫もこの金額負担することをお忘れなく。

なので、夫の負担は576,000円増ですね。

そして、あなたの子供も成人したら、同等の金額負担していくことなます

料理の腕前に自身のある方へ

給食の味と一緒にしないでいただけます?」

「評判のお店や有名な料理人はもっと稼いでいるじゃない。」

という声も聞こえてきそうです。でも、それは商売ですから

あなた料理の腕がもし、この人たちと同等ならお店を経営したらどうでしょう

夫や子供だけに提供しているのは逆にもったいないですよ。

お店を作って商売をしたら100万でも1,000万でも2000万でも月に稼げると思います

ところで夫はあなたに毎月100万円払える人ですか?

100万円÷30日÷3食=11,111円。

外で1万円払うとしたら相当な料理が食べれると思います

1万円払うレストランではどのような対応をしてくれるでしょう。

味に文句をつけたら、新しい料理を作り直してくれるでしょう。

髪の毛などがもし入っていら「お代は結構です。」と言ってくれるかも。

その上、「次回ご利用ください。」と食事券を渡してくれるかも。

食中毒なったら、損害賠償請求できるでしょう。

※よっぽどのガンコおやじなどが経営じゃなければ。

夫があなた料理文句を言ったらどうなりますか。

不機嫌になるかもしれません、何年も根に持つかもしれません。

髪の毛が入っていたらどうしますか?

「ごめんなさい」か、「そんなもん気にすんな」のどちらかを言うだけかもしれません。

食中毒になったらあなた損害賠償請求どころか、家族分の医療費を夫が支払うでしょう。

「それだけもらえるならちゃんと相応のことはしますよ!」と聞こえてきそうです。

でも、その金額を妻に払う男性、払える男性は世の中にそういないと思います

そもそも、そんなに払える男性なら奥さんに炊事はさせてないと思いますし。

では、よく主婦の方がほしがる月15~30万円。

どこからこの数字が出てくるのでしょう。

仮に炊事、洗濯掃除で月30万円。炊事分を10万としましょう。

10万円÷30日÷3食=1,111円。

これでも1食1,100円払う位ならファミレスで食べた方がいいです。

ファミレスでもちゃんとした対応をしてくれますから

何かトラブルがあってもお店を変えればいいだけですから

そして、高級店・ファミレスどちらも食材費込みということをお忘れなく。



主婦の方には夫と労働環境が全然違うということに気付いてほしい。

主婦の方は一仕事終えたら横になることもできるし、テレビを見ること、趣味をすることもできる。しかし、会社員自営業の人はそうすることはできない。

勤務中は会社員であれば社内の何十人何百人、社会の全ての人に監視されているようなもの

職人さんであれば日が昇っているうちに、納期までに仕事を終えなければいけない。

お店を経営していればいつお客さんが来るかわからない。好印象だって与えなけばいけない。

主婦の方は評価される人間は夫や子供たちだけだが、夫は社内・社外という社会から評価を受ける。

そのプレッシャー主婦の働き方とは比べ物にならない。

なので単純に時給で換算するべきではないと思う。

世の中にはお金にならない仕事をしている人は巨万といる訳で。

主婦という生き方、その職業選択したのはほとんどは本人です。

主婦というのは旦那さんをサポートするというのが役割のはずです。

それが、いつの間にか旦那さんの負担になっている。

夫が30万円稼いで妻に30万円渡す。

では、家賃や食費、水道光熱費はだれが払うのでしょうか?

妻が払いますか?では扶養者は誰になるのでしょうか?

健康保険は誰が扶養者で誰が被扶養者になるのでしょうか?

税金の申告はどうすればよいのでしょうか?

大抵、夫婦仲が悪くなると主婦の方は家事の対価を考えると思います

妻:「家事労働分払ってよ!」

夫:「だったら今までの生活費払え!」

妻:「貰ってないんだから払えるわけないじゃない!」

こんなやりとりがあると思います

主婦の方は自分発言で気付いていますか?

あなた収入がないのです。

なので、旦那さんが生活に関わる費用を払っているのです。

本来あなたが半分払わなければいけない分も。

妻:「夫婦で稼いだお金でしょ?!」

そうです。そのとおりです。

でも、それは夫があなたのおかげで仕事だけに集中し、

パフォーマンスを発揮できればの話です。

家事にも気が回るの夫であれば、そもそも自分家事をやってます

妻が夫に精神的、金銭負担を掛け続ければ、仕事の能率はおのずと下がり、

社会から評価は下がり、給料も下がるでしょう。

まり、家に入ってくるお金は少なくなる可能性があります

真っ先に一緒に暮らすメリットはないと考えるのは夫側でしょう。

世の中の面倒くさいことを夫がしてくれているんです。

そしてあなたは、ご飯が食べれて、屋根があるところで寝れるんです。

子供がいれば夫より多く一緒に過ごしているんです。

それで、お金が欲しいという人間がいたらどう思います

たぶん、世の中の多くの男性は飯が食えて、住むところがあって、子供といれる。

それで生活ができるなら金は別にいらないって言うと思います

そもそも男が仕事をし始めるのって女にモテいからであって、

「有名な会社いたらモテるんだろ?」

「金いっぱい持ってたらモテるんだろ?」

社会的地位が高いとモテるんだろ?」と勝手思い込みから始まってます

それがいつしか仕事をし始めたら、結構面白くなって続けてるだけです。

こんな男性が世の中の約50~75%です。

ぶっちゃけ仕事しなくていいんだったら、それでモテちゃうんだったら、

仕事したくないっていう男性は世の中で約95%位だと思います

なので女性側も今一度よく考えて、夫を手のひらで転がすようにした方がいいと思いますよ。

お金や物が欲しいんだったら、あなた家事に対価を求めたり外で働くより、夫をその気にさせた方が何十倍もお手軽だし、効率良いし、税金も払わなくていいし。

そんな風に思います

意見・ご感想、誤字脱字等があったらコメント願います

元はこち

https://zo852.blogspot.com/

2018-07-29

専業主婦主夫否定派に告ぐ

共働きっていうのはソルジャーの働き方じゃ。

東京かに密集して暮らし家事の分担で喧嘩し、子ども預けて育てんのも一苦労じゃ。

わしは大黒柱が二人分稼いで仕事と家とを分業で守っていくんがええと思っとる。

会社で偉くなるには転勤も必要じゃ。

嫁がバリキャリで働きたい言うならええが、派遣二束三文で働いてた事をかんがえるとよっぽど贅沢な暮らしができとるし、わしも稼いだ金を使う暇もない荒んだ私生活から解放された。

じゃから最近バリキャリ女性を支える男性がおってもええと思えてきよった。

問題はそんな意識世間ではまだ受け入れられんことじゃ。

フレンズはそれぞれ得意なことが違う。

ええ言葉やと思う。

お金を稼ぐのが得意なフレンズお金を稼ぎ、家事が得意なフレンズ家事をする。

それがチームワークちゃうかいのう?

主婦仕事に、っちゅー考えはダイバーシティ的にええんか?

家事労働を非生産的とか言われると、嫁のご飯食べんとバリバリ仕事できんわしはどうなるんか。

労働力供給を叫ぶ声はわしには奴隷を求める声に聞こえるんやけどな。

anond:20180729050820

元増田見てると中島敦の大叔父みたいな何か美学があって独身貫きたいってインテリジェンス感じるけど

だいたいの俺に女を宛がえ奴はタダマンできる家事労働奴隷欲しいってチンポ中心損得勘定だと思われ

こういう手合いは多分頭小学5年生ぐらいで止まってんだろう

一生頭小学5年生で妻に母もやらせる気なんだろうからそもそも結婚も人の親も向いてないし結婚出来ないのは当然

しろ今までこれで結婚できてたのが異常

2018-06-01

anond:20180601194756

思考実験ではないですかね

専業主婦が全員メイドになって隣の家の家事をして賃金をもらえばGDP?上がるよね、みたいな


メイド仕事としてする家事は失敗が許されないし一定クオリティが求められるし

日程や時間、やることやしていいことも限定されていて融通が利かない

そのうえ家に帰ったら自分の家の家事もしないといけない

市場での家事労働の主婦家事労働は随分違うと思う

まり主婦は楽

anond:20180601192528

家事労働の売値は各家庭によって違うから低賃金とは限らんよ

離婚時の財産分与根拠にしたら専業主婦でも配偶者収入の半分を稼いだ事になってるし

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