はてなキーワード: 一喝とは
今日は若いお母さんと娘2人(姉Aちゃん、妹Bちゃんとする)が来店。
Aちゃんは小学生、Bちゃんはイヤイヤ期が抜けきっていない3,4歳くらい。
Bちゃんはお母さんの押すカート(よくある子供が座れるタイプの)に座っていたんだけど、そわそわしてたまに立ち上がって危ないなぁと思ってた。
流石にお会計中はお母さんが座り直させていたけど、お母さんが袋詰をしている間飽きちゃったのか立ち上がってしまった。
レジカゴがなくなり軽くなったカートはひとりでに動き出してしまい、ドア付近の窓ガラスにぶつかりそうになっていたところを私が発見して止めた。
びっくりしたね、危ないから座ろうね、座れるかな?と声をかけ、難しそうだったら抱っこして降ろそうかなと思っていた。
そしたらお母さんが飛んできてBちゃんをパシンと叩き「座れって言ったでしょ!」と一喝。
こういうカートのイスって座面に2つ穴が空いていてそこから足を出して座れるようになっているんだけど、
お母さんはかなり乱暴にBちゃんを降ろしたので一度では足が入らず、何度か揺さぶるようにやり直してやっと座らせた。
突き指じゃないけど、足が捻挫?しないか心配するくらいだった。
Bちゃんはびっくりして泣き出す始末。
お母さんはまた戻って袋詰、娘2人を連れてそそくさ退店した。私には何も言わなかった。
お母さんといっしょに来たAちゃんはお母さんが他人である私の前で子供を怒鳴り散らしてヤバい空気を察したのか苦笑いでチラチラ私を見ていた。
①お母さんサイド
買い物中ずっとワガママを言う娘2人にイライラする気持ちもわからんでもない。
②子供サイド
でもお母さんが怒鳴り散らしてただならぬ雰囲気は察している。
Bちゃんをコントロール出来ないお母さんがAちゃんに対してもキツくあたっていた。
Aちゃんは買い物中お母さんに話しかけてもまともに会話してくれずつまらなそうだった。
Aちゃんに対してBちゃん見ててって言ったでしょ!と保護者役を押し付けていた。
③店員サイドだったら
どんな理由があれ子供をカートに乗せたまま放置しないで欲しい。なんかあったら店の責任も問われる可能性がある。
怒り方、叩き方、カートの乗せ方が乱暴すぎて、虐待を疑うレベル。
公共の場所で人目もはばからずあそこまで怒鳴るのはちょっと考えられない。
お母さんのイライラがMAXになった結果であって常にあの扱い方というわけではない…と信じたい。
叱る光景も日常茶飯事で、もちろんしつけの範疇だなと理解できるケースも有る(商品を乱暴に扱う子供とか、叱ってもヘラヘラしたりね)。
でも一方であまりにも行き過ぎではないか?親の八つ当たりではないか?というようなケースも無くはない。
他人だから子育てにまで口を出す権利はないんだけど、他人だからこそ感じるものもあると思う。
他人の、生活の一場面を見たに過ぎないからな…と自分に言い聞かせている。
Aちゃん達は普段から虐待を受けていて、私に助け舟を求めていたんじゃないか?なんて考えてしまった。考えすぎかもだけど、可能性はゼロではないし。
今まで虐待のニュースを見てなぜ防げなかったのか、なんて大それたことを思っていたけど、
虐待予備軍みたいな光景は意外と近くで起こっているし、それでいてどうにもできないんですよ。こういう一場面では判定が難しい。
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「はてなメッセージの通知メール」はいろいろな嫌がらせメッセージを送るのに便利です。たとえ相手からコメントやトラックバック拒否ユーザーに指定されていても、「はてな匿名ダイアリー」からリンクしたり、はてなハイクでその人の「IDページ」に書き込めばIDコールできます。IDコールは規約違反の複数アカウントを取ればいくらでも新規ブログから送れるわけですが、匿名ダイアリーやはてなハイクのほうがギャラリーが多いので、嫌がらせ効果はさらに大でしょう。「はてなダイアリーキーワード」をよく書いている相手なら、その人の編集したキーワードをしつこく書き変えると効果的です。相手は嫌がらせを受け続けるか、はてなメッセージの通知をあきらめるかしない形になり、確実に嫌な思いをします。
換言すると、はてブは、パーマリンクのページを生成し、観察者と被観察者の間に線引きをすることで、1対多の図式を強制的に構築するのだ。この不条理さこそが、気持ち悪さの源泉だろう。
ただし、その不本意なコミュニケーションの強制に対して、当然打つ手はある。なんのことはない、IDコールなりをして、ひとりづつ「下界」に引きずり下ろし、1対1で処分すればいいだけのことだ。自らが自らのはてブページに予めコメントしておくことで、1対多の図式をある程度柔和することも可能だ。であるから、冒頭申し上げたとおり、私にはたいした恐怖ではない。
最近気がついたのだが、IDコールっていいね。特にはてブでの。
さて。「はてブコメントに反論するのが難しい・コストが高い」という意見がno titleにチラホラあったのだが、その客観的根拠が分からない。
(中略)
これ、ピュアにどこが「コストが高い」のかが分からない。実際にpermalinkとidコールで言及してみましたが、これはblogに対して言及して反論する手順とほとんど同じです。(はてブにはdeliciousには無い「idコール」というtrackbackに似た便利機能があって、blogによる言及通知と同じように使えますし)。
なんでみんなやらないの?都会か田舎かは関係なく、世界中を自由に移動しているわけだから本家と変わらないよね。むしろ実際の地図を移動するんだから本家より面白いかも。
位置偽装は悪だという意見もあるけど、人に迷惑かけないんだから正義じゃん。路駐している人の裏で、俺達は「あいつらは周りも見えないクズ野郎だ」って言ってる。
それと複垢がダメな理由もマジでわからない。ゲーム垢を複数持つことなんてアタリマエのことじゃないか。どこかおかしいの?
今日、久々に通勤中にポケゴーを複数台でやっていたら公園の人に注意された。お前たちのほうが公園を汚す悪党じゃないかと一喝してやったわ。
転載してんじゃねえぞこの野郎
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1522132227/112
112 :名無しさん@おーぷん :2018/04/24(火)16:33:38 ID:wsq ×
駅のホーム歩いていたら、横から物凄い勢いで固太りしたおっさんにぶつかられて吹き飛んだ
いきなりの事で訳分からず身体も頭も痛いので身体だけ起こしたらおっさんが「歩きスマホすんな馬鹿女!自業自得だ!」って怒鳴ってきたけど私サイフしか持ってない
近くにいたおばちゃんが「この子おサイフしか持ってへんやない!普通に歩いてたのにあんたが横から体当りしたんやろ!当たり屋か!」って一喝してくれて周りの人も状況把握してくれたみたいで、駅員さん呼んでくれたりおっさん確保してくれたり私を起こしてくれてイスに寝かせてくれたり助けてくれた
服が濡れてるから何か零れた上に倒れたかなと思ったら頭が切れてたみたいで血が…
「頭はちょっと切れただけでも血ぃドッバー出るからなぁ。大丈夫や、傷口浅いしすぐ治るからな」って励ましてくれてもう感謝しかない
救急車で運ばれるまでおっさんが「痴漢冤罪かましてきた女に腹が立ってて、その女に似てる私に恥をかかせて鼻を明かしたかった。
妻と子供がいるのでどうか穏便に…。妻が妊婦で母が入院中なのになんて言ったらいいか…」ってぐだくだ言い訳してたから
「こっちはそんなの知ったこっちゃない、妻子がいるのにこんな事する幼稚な人にはそれ相応の罰を受けてもらいます。
こっちも大切に育ててくれた両親祖父母が悲しむし、何のいわれもないのに怪我を負わされてこっちのが可哀想。
接客業だから頭に包帯巻いて仕事出来ないから完治まで休まないといけない。
自分のストレスを自分で発散できない自己管理のできない小汚いおっさんのせいで服も血塗れ。
待ち合わせしてた友人にも、ここで助けて頂いた皆さんにも迷惑かけて本当に申し訳ない…」って反論したらおっさん泣いてた
被害届出したけど、同駅で同様の被害が相次いでて今までのカメラの映像と合わせておっさんの犯行っぽいらしい
駅のホーム歩いていたら、
横から物凄い勢いで固太りした
って怒鳴ってきたけど私サイフしか持ってない
近くにいたおばちゃんが
って一喝してくれて
周りの人も状況把握してくれたみたいで、
駅員さん呼んでくれたりおっさん確保してくれたり
私を起こしてくれてイスに寝かせてくれたり
助けてくれた
服が濡れてるから何か零れた上に
倒れたかなと思ったらケガしてて…
おばちゃん、
汚れるのも構わず膝枕してくれて
「冤罪かましてきた女に腹が立ってて、
その女に似てる私に恥をかかせて鼻を明かしたかった。
妻と子供がいるのでどうか穏便に…。
なんて言ったらいいか…」
「こっちはそんなの知ったこっちゃない、
妻子がいるのにこんな事する幼稚な人には
それ相応の罰を受けてもらいます。
こっちも大切に育ててくれた両親祖父母が悲しむし、
何のいわれもないのに怪我を負わされて
こっちのが可哀想。
小汚いおっさんのせいで服も汚れた。
待ち合わせしてた友人にも、
ここで助けて頂いた皆さんにも
被害届出したけど、
同駅で同様の被害が相次いでて
どうか示談に穏便に、
今リーダやってる人のために書いたが、リーダ目指す人でも十分活用可能だと思う。その場合「活きの良い若手」として可愛がられると思う。
ともかく、これだけやれば必ず出世できる。
是非とも実践して欲しい。
一見すると、どこにでもいそうな外見の人物なのだが、明らかに軽度の知的障碍がある。俺は詳しくないのでどういった症状なのかわからないが、誰が見ても「あぁ」とわかる。
その人は入店一番「またきたよー!」と大声で言う。
手近な店員さんを捕まえて延々と自慢話をする。「昔アイドルやっててさぁー」とか。
店員さんが近くにいないときはレジの人に、レジが混雑しているとバックヤードにまで入っていく。
俺はその人をずっと観察しているわけではないのだが、どうやら半日以上店内で店員さんに一方的に話しかけているようだ。
俺がいつ行ってもその人はいる。
お、今日は珍しくいないなと思うと、入り口から元気のいい声が聞こえてくる。
で、やっかいなのが、その人はある程度の知能はあるということだ。こんな言い方をするのはよくないんだが。増田だから書けることだ。
つまり、レジがほかの客でいっぱいの時は話しかけない。俺のような強面のゴツイ奴がそばにいると店員さんへのマシンガントークが少しおさまる、など。軽度の障碍があるのは誰にでもわかるけど、完全に「別世界の人」というわけではない。話は通じるし、受け答えも明瞭だ。
だが、恐ろしく面倒な人物だ。
俺みたいな奴を恐れるが、店員さんや子供のような立場の弱い相手には極めて横柄にふるまう。そういう狡さはある。
以前、店員さんが「申し訳ありませんがお客様…」と会話の応対を切り上げて仕事に戻ろうとしたことがあった。
その時、その人は店じゅうに響く大声で「何こいつ!店員なのにお客さん無視するとかありえなくねぇ!?」と叫んだのだ。その後も延々と大声でその店員さんに罵倒を繰り返した。すごい声だった。これはさすがにまずいだろうと俺の唯一の取り柄の強面を生かして事態収拾に向かうと、先に店長さんが到着していた。
そこで店長さんはクレーム対応の王道、平謝りで事態を何とか収めようとがんばっていたのだが、相手が相手なので一向に沈静化しない。バックヤードで話を聞こうとするも、火に油を注ぐばかり。最終的に、店長さんは最敬礼のまま延々と罵倒を受けるような状態になった。土下座こそしていないが、あれは似たようなものだろう。
さすがに見ていられないので、二人のいるところに押し入り、そこにあった棚の商品を選ぶという行動をして二人を引きはなしてみたんだが、最敬礼店長と罵倒人の間にはいって女性用シャンプーを選び続ける元相撲部という状況は長続きしない。唯一商品名を覚えているラックススーパーリッチを手にして精いっぱいの威圧をかけてその場をあとにするしかなかった。まぁそれで少し沈静化したみたいだからよかったが。俺は坊主頭だし彼女も奥さんもいないんだけどな。すげぇいい香りだぞラックススーパーリッチ。
で、そんなこともあって表題の件を疑問に思ったんだよ。
ネットでたまに見る、「悪質クレーマーに『お前は客じゃない、帰れ!』と一喝するかっこいいお店」の話があるけど、それは軽度の知的障碍者に対して行っても喝采を受けるものなのか?店は客を選ぶことができる、というのは確かにその通り。しかし「別世界の人」ほどではないが極めて面倒な軽度障碍者を排除できるのか?
健常者が「障碍者と共存できる社会」を目指したとき、その想定される障碍者は「別世界の人」なんじゃないか?
健常者に極めて近いけど通常の対応ができない相手を想定しているのだろうか。
俺の近所のスーパーの場合は、もう利用客も(おそらく)店員さんも「あいつにはもう来ないでほしい」と一致しているだろうから、「お前はもうくるな」で済むかもしれない。…いや多分、絶対に済まずに毎朝店の前で座り込みをしそうだけどな。まぁそれも排除してしまって解決!ってなるのかもしれない。
しかし、そうなるとその先は「障碍者は座敷牢に入れて外に出さない」みたいな社会になってしまうだろう。
こういうの、どうすればいいんだろうな?
佐々木厳 @_Gen_Sasaki_
歴史枚方にて汁なし200チーズ2枚。持ち込みワイン、グラス、コルク抜き、ブール
続く行列と、騒ぐ高校生をクニさんが一喝すると、一気に店内はヒリヒリした雰囲気に。
席に案内され、おもむろに袋からワインを取り出し、持参したコルク抜きで開けようとすると
思いがけず高いスポーンという音。
そして全員の注目を浴びるワタス。
ニヤニヤしているクニさんを尻目に何事もなかったかのように、
ワインをグラスに注ぎ、ワインを飲みながらラーメンの到着を待つ。
そして、ラーメンが出てきたら、ワインとのマリアージュを楽しんでみる。う、うまい・・・
次は持参したブールという丸いフランスパンにポークを乗せて、食してみる。
これはうまい!一気にラーメン→ワイン→ラーメン→ワインとその手は止まらない。
ラーメンを食べ終わると、クニさんが、「合う?」と聞いてきたのて、「はい、最高のマリアージュでした」と答えると、
クニさんは「その席だけラーメン屋ちゃうかったで^ ^」とニコニコしながら言われました。
久しぶりに、ゆっくりとした贅沢な時間をランチに費やせました。ご馳走様でした。
https://twitter.com/_Gen_Sasaki_/status/906040423604404225
掲題の通り、山手線沿線の駅を出てすぐの大きな階段あるの広場で、キャッチボールをする母親らしき女性と小学生低学年の子2人がいた。
おそらく、ボールが後ろに転がっていかないように、大きな階段を壁にしてキャッチボールしていたみたいだった。自分がその階段を降りていると、ボールはバウンドしながら歩いている自分の右手にあたった。ちょっと痛かった。母親らしい女性は、5m先から「ごめんなさい」と声を出す。
なにかを言ってやろうと思ったけど、通路でキャッチボールをする教養のない人と関わりたくないと思ったのでその時は無視をした。通り過ぎてから振り返るとまだキャッチボールをやってるようだった。
[PDF]関東大震災と文豪 - 成蹊大学図書館の展示から -
http://repository.seikei.ac.jp/dspace/bitstream/10928/526/1/kokubun-47_56-86.pdf
ブコメ経由で知った論文だが、あまり目立ってなかったので引用しておく。「関東大震災朝鮮人虐殺」とは別に朝鮮人だけが殺害されたわけではなくて、「朝鮮人と間違われる」などして多くの日本人や中国人も殺害されていることは覚えておきたい。
僕は善良なる市民である。しかし僕の所見によれば、菊池寛はこの資格に乏しい。…菊池と雑談を交換してゐた。…その内に僕は大火の原因は○○○○○○○○さうだと云つた。すると菊池は眉を挙げながら、「嘘だよ、君」と一喝した。…しかし次手にもう一度、何でも○○○○はボルシェヴィツキの手先ださうだと云つた。菊池は今度も眉を挙げると、「嘘さ、君、そんなことは」と叱りつけた。…
再び僕の所見によれば、善良なる市民と云ふものはボルシェヴィツキと○○○○との陰謀の存在を信ずるものである。もし萬一信じられぬ場合は、少くとも信じてゐるらしい顔つきを装はねばならぬものである。けれども野蛮なる菊池寛は信じもしなければ信じる真似もしない。これは完全に善良なる市民の資格を放棄したと見るべきである。善良なる市民たると同時に勇敢なる自警団の一員たる僕は菊池の為に惜まざるを得ない。
(〇〇は言論統制の時代に伏字にされた「不逞朝鮮人」などの言葉。これはデマに踊らされた「善良なる市民」への芥川龍之介ならではの皮肉の文章)
××を持つて、合言葉を使ふなどと云ふことは、大正の世にあるまじき事と思つてゐたが、震災後四五日の間は、私も××を手にして、合言葉を使つて、警戒に当つた。
あの震災に関聯して、今思い出しても日本人として堪らない気持ちのするのは、各地に起った例の鮮人騒ぎである。…とにかく鮮人に対して、あの時日本人の行ったことは、これは何とも弁解のしようのない野蛮至極のものであった。ああ云う場合、この国の人間には、野蛮人の血が流れているのではないかという気がする。…
「そんな莫迦な話があるものか。鮮人が地震を予知していたわけではあるまいし、何処で勢揃いし、何処からやって来るというのだ。…そんなことは絶対に考えられないよ。僕はこれから寝るから、ほんとうに鮮人が来たら起こしてくれ。」…と云って、人々を安心させるために、畳の上にひっくり返ったら、実際に眠ってしまった。
井戸に毒を入れるとか、爆弾を投げるとかさまざまな浮説が聞こえてくる。こんな場末の町へまでも荒らして歩くためには一体何千キロの毒薬、何万キロの爆弾が入るであろうか、そういう目の子勘定だけからでもじぶんにはその話は信ぜられなかった。
アラララ、と聞こえる高い叫び声は朝鮮語らしく聞こえる。竹刀でも激しく打ち合うような音も聞こえる。朝鮮人がこの大動乱に乗じて暴動を起こしたという筋書を疑う力もないから、空地の周囲の叫び声や、打ち合うもの音を、朝鮮人との戦いなのだ、と私は思っていた。…
私はこのときのことをおもい出すたびに、同じ長屋で親しくしていたひとりのおかみさんの言った言葉を同時におもい出す。…長屋のものが半壊のわが家のまわりに寄り合ったとき、ひとりが自分のゆうべの恐ろしかった経験を話し出した。話し手の彼女は、一晩中朝鮮人に追いかけられて逃げて歩いた、というのだ。それを聞いたとき、興行師のおかみさんは、利口にその話を訂正した。彼女はこう言ったのである。朝鮮人が暴動を起こしたなんていったって、ここは日本の土地なんだから、朝鮮人よりも日本人の数の方が多いにきまっている。
朝鮮人に追いかけられたとおもっていたのは、追われる朝鮮人のその前方にあんたがいたのだ。逃げて走る朝鮮人の前を、あんたは自分が追われるとおもって走っていたにすぎない、と。
私はこの訂正を聞いたとき、強いショックでうなずき、かねてのこの人への尊敬をいっそう強くした。…貧しい興行師のこの妻のような怜悧で正しい判断は、あの当時住民の多くは持ち得なかった。政府の流した蜚語は、大地震という自然の脅威におののいている住民の、異常な神経を煽った。
東京では朝鮮人が暴れ廻つてゐるといふやうな噂を聞く。が自分は信じなかつた。
松井田で、警官二三人に弥次馬十人余りで一人の朝鮮人を追ひかけるのを見た。
「殺した」直ぐ引返して来た一人が車窓の下でこんなにいつたが、余りに簡単すぎた。今もそれは半信半疑だ。…
丁度自分の前で、自転車で来た若者と刺子を着た若者とが落ち合ひ、二人は友達らしく立話を始めた。…
「―鮮人が裏へ廻つたてんで、直ぐ日本刀を持つて追ひかけると、それが鮮人でねえんだ」…「然しかう云ふ時でもなけりやあ、人間は殺せねえと思つたから、到頭やつちやつたよ」二人は笑つてゐる。
(汽車内で足を踏んだ踏まないの騒ぎが始まって)
喧嘩はしばらく続いていた。すると在郷軍人らしい方が、…突然座席へ突っ立ち上がった。
「諸君、こいつは鮮人だぞ。太い奴だ。こんな所へもぐり込んでやがって」…
…時どき脅えきったその男の声が聞こえた。しかも相手がおろおろすればするほど、みんなの疑いを増し興奮を烈しくするばかりだった。(その男は次の駅で引きずりおろされ)物凄いほど鉄拳の雨を浴びた。
私は思わず窓から首を出してこう叫んだ。側にいた二三の人もやはり同じようなことを怒鳴った。…こうして人の雪崩にもまれながら改札口の彼方にきえて行ったその日本人の後姿をいまだに忘れる事はできない。私には、一箇月ほどたった後に埼玉県下に於ける虐殺事件が公表された時、あの男も一緒に殺されたとしか思えなかった。そして無防御の少数者を多数の武器と力で得々として虐殺した勇敢にして忠実なる「大和魂」に対して、否、それまでにしなければ承知のできないほど無条件に興奮したがる「大和魂」に対して、心からの侮蔑と憎悪とを感じないわけにいかなかった。ことに、その蒙昧と卑劣と無節制とに対して。
急いで東京へ帰らうとして、先ず護身用のピストルを買つた。それを何かに包んで、ルツクザツクの奥深く納めた。…
学生の目には、車中の誰も彼もが○○に見えた。学生は車中の総ての人に荷物の検査を迫つた。
耕作君の袋の中にはピストルがある。…若し、それを見られたら、自分は殺されると思つた。
耕作君は終に立ち上がつて演説した。(荷物検査をするなら陸軍の出張所に行くように説得し、みんなの賛成を得る。)
耕作君はほつとした。
「実際、もうお終ひかと思つた」と、耕作君は幾度も言つた。
(震災の2日後に平沢が警察に連行され、その翌日、著者が石油と薪を運ぶ巡査と会った時の回想)
「石油と薪を積んで何処へ行くのです。」
「殺した人間を焼きに行くのだよ。」…
「昨夜は人殺しで徹夜までさせられちゃった。三百二十人も殺した。外国人が亀戸管内に視察に来るので、今日急いで焼いてしまうのだよ。」
「皆鮮人ですか。」
(そこで、著者はその死体のある場所を教えてもらい、そこへ向かう。)
自分は一眼見てその凄惨な有様に度肝をぬかれてしまった。自分の目はどす黒い血の色や、灰色の死人の顔を見て、一時にくらむような気がした。涙が出て仕方がなかった。…
「全体どういふ理由で自分はこんな目に…あんまり幸福でありすぎたからだらうか…然し自分の生活はそれほど幸福ではなかつた筈である…」
(同房の男は好きなもの一つ食べずに貯めこんだお金を火事場泥棒と間違えられて取り上げられてしまった。)
「あゝ口惜しい…。ほんとに好きなドラ焼き一つ喰はず辛抱したんだ。浅草から逃げて来る時も五銭の西瓜一切喰べるのをこらへて来たんだ。あゝ口惜しい…」彼はわんわん泣き叫んだ。
(そして、取り調べのないまま 4 日目を迎える。)
思い出すだけでも腹が立つが、誰にも言えないのでここで吐かせてほしい。
○○というのは、私と彼が知り合ったコミュニティにいる女性だ。
○○さんと彼は、私より先にコミュニティで知り合っていて仲が良く、私も○○さんは雰囲気が良くていい人なんだろうなと思っていた。
そのコーヒーカップは実際すごく可愛くて、○○さんはセンスがいいな、なんて思っていた。
それから数ヶ月後、彼が引っ越すのを機に半同棲することになった。
彼は引越しの段ボールからコーヒーカップを出して、「これ!前に見せたやつ。すごくいいよな!」なんていいながら、棚に飾った。
私も「ここに置く方がいいんじゃない?」なんていいながら、引越しの手伝いをした。
手に取ってみると、少しザラザラしており、茶色で厚みのあるカップは温かみがあって、私もすごく気に入っていた。
それから一カ月後。
彼とセックス中、彼が昔付き合ってた女の子とのセックスの話になった。私も興味半分で聞きたいと言った。
すると何人目かで、「俺さ、○○とやったことある。」という衝撃の事実が出てきた。
正直ショックだった。彼は別に悪いことしてるわけじゃない。そういう関係になったのも、私がコミュニティに入る前で、結局付き合うまでには至らなかったそうだ。
でもすごくモヤモヤした。あのコーヒーカップを私に見せてきたとき、○○さんとのことを思い出したりしていたのだろうか。私が可愛いといいながらコーヒーカップを手に取っていたときどんなことを思っていたのだろうか。そんな考えばかりが頭の中をループしていた。
自分でも意味がわからないくらい悔しくて悲しかった。ただの嫉妬だと言うことも理解している。
でもある時我慢できなくなって、正直にショックだった、なぜ今まで行ってくれなかったの?と伝えた。
すると彼からは案の定、「言う義務はないし、俺も忘れていた。全部の経験を話すことなんて出来ない。それに聞きたいと言ったのは君だ。」と帰ってきた。
私が「○○さんは私も知っている人だし」
と食い下がると、○○とはネット上で話しただけだろ、君はあの子の何を知っているの?何も知らないだろう、と一喝された。
その言葉は余計に私のメンタルを打ち砕いた。確かにそうだ。そうだけど、このモヤモヤはなんなんだ。
あのコーヒーカップさえなければ、ここまでモヤモヤすることはなかったと思う。
今まで何度もコーヒーカップを褒めた自分がすごく惨めに思えてくる。
コーヒーカップを飾るなら、一生言わないで欲しかったし、言うなら捨てて欲しかった。
コーヒーカップを目にしても、○○さんとの関係を忘れていたと言い張る彼への疑念。
彼はそのことに気づいているのかいないのか、何も言ってこない。
処分して欲しいと言えないままに一ヶ月が過ぎている。
1つけられた事はないけど、中一の時の数学教師に異様に嫌われてて、テストで正解に×付けられたり、合唱コンクールの練習で「一人だけ歌わないでサボってる」と言われて皆の前で一人で立たされて歌わされるなど、理不尽な目に遇わされた事がある。
テストの減点と合唱の件は私が抗議する前にクラスメートが間違ってるのは先生の方だって味方してくれたんだが「うるさい黙れ」って一喝されて終了。
当時は何でそこまで嫌われているのかさっぱり分からなかった。授業を受けるときの態度は真面目だし、日常生活も地味で普通オブ普通。教師から見て特に目立つ様な事はしていなかったのだが。
今となって、もしかしたらこれ?って思い当たるのは、私が、入れ違いで卒業したある先輩女子の妹だと一部の教師に勘違いされていた事。
その先輩女子は私と同姓なんだけれども、家系を遡っても全く関係のない家の人。先輩女子の家は中学の近くにある何かすごく金持ちそうな集落にあって、その中でも金持ちで力を持った家らしい。その一帯が同じ姓ばっかりで、確か私の隣のクラスにいた同姓の男子の家が先輩女子一族のかなり遠い親戚なんだそうな(と、25歳の同窓会の時に聞いた)。
先輩女子とは私は全く面識がないので、その人となりは知らなかった。
けど、中三の時に体育かなんかの男性教師(私は直接教わった事の無い先生だった)から先輩女子の話を聞かされることとなった。
ある日掃除の時間に持ち場である職員室の掃除をしていたら、突然その体育(?)教師に背後から抱き付かれて、
と聞かれた。それまで私は体育(?)教師と一言も会話した事もないのにいきなり距離感0メートルで来られてかなり驚いた。控え目に言ってセクハラでは?職員室には国語担当の女性教師もいて、「いやだも~体育(?)先生ったら~」と呑気に言っていた。
それで、私は先輩女子の妹ではないし、先輩女子とは苗字は同じだが多分親戚ですらないと思う(その時までは先輩女子の事は何も知らなかったが、自分の家が二代前にこことは縁の無い遠い土地から引っ越して来た事は知っていたので)と言った。すると、体育(?)教師が、先輩女子が金持ちの家のお嬢さんで才色兼備のかなりすごい生徒だったという事を語り、私の事をてっきり先輩女子の妹だと思っていたと謝り、国語教師がうんうん頷いていた。
どうやら私は見ず知らずの先輩のせいで知らないうちに過大な期待をされていたらしい。(しかし先生方の先輩との距離感の近さは何なんだろう)
先輩女子と例の理不尽な数学教師との間に何かあったのかもしれず、その影響が私に及んで来たのではないか?ほんとうにそれくらいしか、私が訳もなく教師から目を付けられる理由はないのだ。
先程はてなのIDを取得した足で投稿する。ここについては匿名でチラ裏できる場所という程度の認識しかない。
あわよくばニコニコニュースで取り上げられたり、有名な「保育園落ちた日本死ね!!!」みたいな壮大な反応を貰えるかもしれないという希望のみでこれを書く事に決めた。
俺の唯一の情報発信源、Twitterではフォロワー数293。社会問題等に対策を発案したりと、どれだけ社会に一石を投じた気になっても誰もリツイートなんかしちゃくれない。
俺の悩みは実は結構なサイレント・マイジョリティではないかと思う。現代の若者の代弁者のつもりで一筆書かせていただく事にする。
俺は漫画家志望歴13年目を迎える20代中盤の非正規雇用者だ。今の職場はホワイトだが持病のせいで来年も居れる保証は無い。
確かなのはどんな職に就こうがクリエイターへの憧れを捨てきれないだろうな、という確信のみである。
だが実の所、そんなに創作活動をしている訳でもない。産みの苦しみというのはイライラするし、むしろ創作は嫌いなのかもしれない。
いつも作品の断片的なものを妄想しては創作した気分に浸って床に就いている毎日だ。最早俺は、老後のように生きる目的を失っている。
大学に入った。漫画に専念するためにあえて地方のバカ私大を選んだ。そして漫研の部室に籠りっきりの青春を送った。
当時から薄々感付いてはいたが、それに気付きたくはなかった。数こなせばどうにかなると信じていた。要するに、俺は要領が悪過ぎたんだ。
どんなに描いても上達しない。不器用過ぎて何を描くにも時間がかかり過ぎる。結果、かけた時間の割に何の成果も出なかった。
どれくらい下手かというと、昼間は彼女を小脇に麻雀三昧、夜は彼女とよろしくやってるような半端な志の後輩にも劣る程だった。
何度か持ち込みの経験もさせてもらったが、結局俺は在学中に漫画家デビューする事はできなかった。
1年のフリーター期間を経て、俺は体よく上京するために今の職に就いた。詳細は省くが、サーバー室でPCをカタカタやってる仕事である。
これが見事に向いてなかった。業務は煩雑だしどれもこれも似通っていて覚えきれない。メモを取る余裕も無い。一度は教えてくれた先輩も今や辟易している。
自律神経をやられて奇行が出始め寮の先輩にもどやされる毎日。慰めてくれる彼女もいない。自分の存在価値を疑うようになる。自殺一歩手前の精神状態だった。
そんな折に思い出した。そうだ俺は漫画家を目指していたんだ。漫画家にはなれなかったけど、これまで伊達に頑張って来た訳じゃない。
たとえリアルが悲惨でも、ネット上ならばこの力でひと花咲かせられないだろうか。これが俺の唯一の生きる希望になった。
当時から俺の情報発信手段はフォロワー250そこそこのTwitterのみである。目標としてはこの10倍は欲しい。
最初は仕事の愚痴ばかりだった。とにかく同情して欲しかった。だけど誰も相手にしてくれなくて腹が立った。その怒りをツイートに込めても一向に反応は来なかった。
一方で職場環境が一変する。勘違い上司による一喝で俺は精神的にノックダウン、しかしホワイトな社風に救われ、雑用係的なポジションに転属となった。
考えようによっては余計に存在価値を疑う業務だが、とりあえず創作活動を行うだけの精神的余裕を確保した俺はTwitterへ作品の投稿を始めた。
確認させてほしい。画業10年以上の中の人によるTwitterアカウントである。フォロワー数、ふぁぼ、RTの期待値は如何程であろうか。
勿論俺はそれ程の期待をしていたし信じていた。リアルが悲惨な反動がネット上で大ブレイクを巻き起こす。そんな一発逆転ストーリーを世のダメンズたちに届けたかった。
結果は2である。これは俺が投稿した絵に対するRTやふぁぼの中央値である。もう一度確認させてもらうが、画業10年以上のアカウントである。
働かない言い訳にクリエイターを目指してるニートのアカウントではない。これほどに無情な事があってたまるものであろうか。
俺は偏屈なオタクなのでひとつのマイナーな界隈に居続けているが、それでも絵師と呼ばれる連中はフォロワー数に関係なく100ふぁぼくらい余裕で集めていた。
つまり期待値100ある界隈で、たったの2しか得られないのである。俺の10年間は何だったのか。職場での臥薪嘗胆の日々は何だったのか。
憤慨していると、TLにまるで俺を煽るかのように、神絵師様の作品が3桁の成果を引っ提げてRTされてくる。何様のつもりなんだ。
俺はお前と違って趣味で楽しくお絵かきしてきた訳じゃないんだ。背水の陣を敷いて死ぬ思いで描いて来たんだ。正当な評価を寄越せ!
どいつもこいつも成果成果というがこちとら出せる力の全てを出している。これ以上どうしろと言うのだ。改善点があるならば受け手の問題だろう。
青春の全てを捧げて、親に凄まじい出費をさせて生きてきてこの成果である。世の中何のために生きているのかわからない糞野郎がのうのうと暮らす中、
大志を抱いて身も心も削って来た俺にはこの仕打ちなのか。いや、怒りをぶつけるべきはこの十数年間全く成長できない自分なのか。
でも知った事じゃあない。俺はベストを尽くしたんだ。その片鱗を見出せない衆愚を恨むべきか。
もう全部が狂っている。俺は経歴相応の実力を発揮すべきだし、絵師はその席を譲るべきだし、ロム専は作品の本質を見抜く目を養うべきだ。
それが社会で活躍できない俺みたいなのに対するせめてもの対価だと考える。クリエイター職は一般社会に適応できなかった連中の一発逆転の最後の砦であり、
才能溢れる天才が技術をひけらかす場であるべきではない。そういう奴はそもそも生まれ持っての器量があるんだから絵なんか描いてないでネクタイ絞めてろ。
去年、俺はADHDの診断を受けた。社会人としての才能が無い証明と、芸術家としての可能性を秘めている証明である。
こんな人間にワーカホリック用の仕事を押し付けたって無駄である。いいから絵の仕事を寄越せ。それが世の中に一番貢献できるんだ。
俺はこれでしか世のために尽くせないんだから、絵師は黙って身を引いてビジネスマンとして1千万でも2千万でも稼げばいいさ。
なんて長々とかいたが結論。『いいね寄越せ』それがこのネット社会における第一の願望だ。
ひい爺さんみたいに戦争で死にたくはないし爺や親父のように会社に出て家族を守るだけのアリみたいな一生を送りたくもない。
目立ちてえんだ。あわよくば法外な金が欲しい。だからその訳のわからねえ絵師様にいいねする暇があるくらいなら、俺にも寄越せ。それが全てだ。
※※追記※※
コメントくれた方、ありがとう。2chでボコボコにされた事とTwitterで無視を決め込まれた事しかないから、もっと死ね死ね言われるものだと思っていた。
そうであっても反応を貰えるという事自体が破格の待遇であった中、建設的なアドバイスや率直な感想をいただいけて幸せ者です。
ニュースサイトに紹介される程の記事でもないだろうけど、積りに積もってた鬱憤を吐き出せてこれはこれで満足した。
まあ、今後も似たような投稿をするだろうけど、これはもう十数年間積りに積もった事なのでいただいたアドバイスをすぐにフィードバックさせるのは難しいかもしれない。
こんな奴もいるんだなというファンタジーをみるつもりで見守っていただければ幸いに思う。