はてなキーワード: 同人即売会とは
https://togetter.com/li/2293203
この方はn=1としてC99の体験の話をしているけれど、C99に限らず直近のC103(冬コミ)まで参加して相性悪いよなあ、と思ったので書こうと思います。
C99に矮小化してしまってるので、「あの回は特別で他のジャンルも似た感じだった」というコメントが散見され、自分もそこを加味してしまうとよくないなあ、と思ったのと、
書いているのはC100まで女性向けサークルでサークル参加(と日によっては一般参加)、以後は一般参加のみの人です。
また便宜上女性向け・男性向けという呼び方を使い、比較として現在女性向けの主流である赤ブーブー主催イベントの内容を書いています。
あくまで個人の見解であり、これもまたn=1の話というのは念頭に置いておいてください。
まず筆頭として「午後チケット」というものが女性向けと相性が悪すぎます。
公式によると午後チケットの人は12時30分から入場とありますが、C103は午前チケットで11時頃着の12時頃会場入りできたので、実際はもう少し後だったのではないか、と思います。
Togetterのコメントなどにもありますが、女性向けサークルは撤収が早い傾向にあります。
これは
という理由がよく挙げられますが(最後は男性向けもそうじゃないかと思いますが)
・搬出で並ぶのが大変
というのもあります。
マンレポでも「箱を持って並んでいたが台車に乗せてもらえて助かった」というのは鉄板の投稿内容です。
https://www.comiket.co.jp/info-a/MR/mr.html
箱1個でも本(紙)がみっちり詰まっていると重たく、腕力のない女性は搬出大変です。それを抱えてずっと並ぶのは結構きつい。
コミケの搬出は並びます。この辺りも過去のマンレポを参照してもらえると明白なんですが、閉会間際に出そうと思うと1時間は見込まないといけなかったです。
なので、早めに撤収し、列が出来る前に搬出してしまいたい、というのがあります。
昔はウエストウイングもHakoBookもなく、翌週にある赤ブーブーのイベントの搬入がクロネコヤマトのみというものあり、長蛇となっていました。しんどかった。
赤ブーブーは現在セルフ出荷といって予め専用伝票を受け取り、それを貼った箱を搬出場に持っていって渡して完了というシステムがあります。すごく楽です。
長くなりましたが、「女性向けの場合は撤収が早い為、一般参加者の中で午後チケットという選択肢は除外されてしまう」という話でした。
それはそうだろう、と言われそうですが、赤ブーブーのイベントは現在でも10時開始で遅くとも12時には一般待機列はなくなります。
規模が小さいイベントだったけれども、一番早かった時は10時30分に一般待機列が解消していた記憶があります。
コミケも以前は12時~13時頃にはフリー入場になっていたと思いますが、現在は上記の通り午前チケット・午後チケット別で並ばなければいけません。
並んでも買いたい本があれば別ですが、女性向けサークル数も減ってる現在ではちょっと遊びに行く程度では参加がしにくくなっています。
それならば通販を使って並ばず確実に手に入れたい、となってしまうのも道理です。
また、コミケの一般参加者は男性の方が比率が高いです。少し古い情報ですが、下記の資料が公開されています。
https://www.comiket.co.jp/info-a/C81/C81Ctlg35AnqReprot.pdf
女性向けが減った今では更に男性の比率が増えているのではないかと推測出来ますが、それは一度おいておきます。
もうこれはどうしようもないですが、それが参加者がほぼ女性の赤ブーブーのイベントと比べて忌避される理由になります。
個々の体格差の問題ではなく、女性が1000人より男性が1000人の方が質量が大きいです。またパワーもあります。
一般入場列が来ると机が揺れます。揺れるだけならいいですが、ずれます。机上の本が落ちます。押さえていても負けます。
「走らないでください」と言われてもお目当てを目指して早歩きになるし、あちこちに方向転換することによってえらいことになります。
また、一般参加で動くにも男波に揉まれると移動が大変です。容易に埋もれます。あとリュックが顔に当たります。
それと抽選というのもコミケを避ける要因になっていると思います。
ただでさえお盆・年末なのでスケジュールのやり繰りが必要になるのに、当落が出るのは1~2ヶ月前です。
C103ですと12月30日31日の開催で11月10日に当落が出るスケジュールでした。
シフト制の職の人はもうシフトの締切後かもしれないですし、遠方の場合は繁忙期なので新幹線や飛行機、ホテルを早く手配しなければなりません。
また、予約を万全にしておいても落選していたらキャンセルをして行かないということも充分あり得ます。
一方赤ブーブーは基本先着順で、満了近くなるとSNSやサイトで告知もあります。申し込めば不備などを除きスペースは用意されます。
つまり申し込んだ時点から参加に向けてのスケジュールなどのやり繰りが出来るのです。
スケジュールといえば盆・年末という日程がそもそも無理という人もいます。ジェンダーバイアスになりますが嫁仕事というやつです。
逆に「コミケは申し込みから日が長いからジャンルスパンが短い女性向けにあっていない」ということについては懐疑的です。
例えば2024年6月に開催される赤ブーブーのイベントがもうすぐ満了と告知されています。
こちらは募集スペースが倍になってからの早期満了であり、特定のCP(ジャンル)のみのイベントです。
https://twitter.com/AKABOO_OFFICIAL/status/1739187539360260448
https://twitter.com/AKABOO_OFFICIAL/status/1744545230106599600
ジャンルスパンについても昔は男性向けの方が短いと言われていた(「クール毎に嫁が変わる」など)ので、差はないと考えています。
つらつら長くなりましたが、元々C99以前から女性向け参加者が減っていたところ、更に追い打ちとしてチケット制で更に減ったというのが個人的な意見です。
減ったのはサークル参加者が先か、一般参加者が先か、については不明ですが、因果がスパイラルになって減っていっていることは確かだと思います。
ではコミケはこのままでいいのか、ということについては個人的にはこのままでいいと思っていますし、今更女性向け参加者を増やすことは難しいでしょう。
確かにコミケと赤ブーブーのイベントでは空気感も違いますし、評論系の同人誌などは後者ではあまりありません。
しかし、コミケは規模が大きくメディア露出などもしていますが、いってしまえば同人即売会の一つです。
先述の評論系ならば「文学フリマ」「おもしろ同人誌バザール」「コミティア」、さらに特定ジャンルに絞れば「技術書同人誌博覧会」「めしけっと」などのイベントもあります。
なんでも一強の時代というのは長く続きません。色々な同人即売会が存在し、それぞれが盛り上がっていた方がいいのでは、と個人的には思います。
初投稿。
最近合成音声界隈で色々な即売会が開催されるようになったが、最近その供給側と同人側との立場やその雰囲気でモヤモヤしているので、書きたい。
私も同人即売会やイベントの主催者、またそれらを支える者として、同人即売会の主催者が増えてきたのは良いと思うし、こういった小中規模の主催者が増えることはコ⚪︎ケや赤×ー、ぷ⚪︎ケなどの影響力にあぐらをかいた旧態依然で、異常な業界に風穴を開けることができるチャンスだと考える。
ただ、その小中規模の即売会主催者とその関係者やサークル出展者(関係者かもしれない)でオープンに展開されるTwitter上のやり取りが、身内ネタすぎて全く理解できず。
運営をお手伝いしたことも過去にあるが、詳しい情報がトップから事前に全くと言って良いほど降りて来ず、当日指示を仰いだ挙句「いい感じに対応して〜」と困惑することもしばしば。
突然組織の形態が変わることもあるし、知らない間に企画の話が進行していて拍子抜けすることも多くあった。
お友達でやってるんじゃないんだぞと。声を大にして言いたい。
さらに公式や関連企業は無関係とWebなどに書いてあるはずなのに、その公式や関連企業は、無関係と記載のあるイベントに便乗し、その宣伝や運営に協力をし、出展までする始末。
「根本の問題」ってなに?俺の態度?ちがうよね。同人誌界隈の話だよね。とくに問題なく9月の同人即売会も開催されたけどそれがなに?
「無視して」るのはおまえでは?なんだろうね、冷凍食品と車のオイルの話そんなに好きなんだなー。全く関係ない話しだすもん無視してるよね。まあ暇だからつきあってやんよ。
法律の話するのに法学の知識は必要でしょ?不必要なんかではないのでは?
法学が専門知識だったのは常識だしおまえが不用意に専門領域にふみこんだ発言をしただけでは?
反省はないの?
「元増田の疑念が成り立たないごく限定的な例」?なにいってんの?めちゃくちゃ同人栄えてるよ?
はい、もちろん俺は反論した気になったし事実、的を射た反論してるよ。
自信がなきゃここまでからまねえわ
で?ド素人おまえはどうすんの?謝れば?って前もいったけど。
大なり小なり「創作趣味をかじり始めて日が浅いビギナー」がだいたい通るやつだと思う。
創作趣味を持つ人を過剰に特別視したり、持たない人を「消費だけのお客様」と無駄に下に見たりするやつ。
自分も作曲(DTM)趣味を始めて15年ぐらい経つ。今は身辺が忙しくてあんまりできてないけど
少し前まではインターネット上の動画サイトに曲をアップしたり、音系の同人即売会に作品持っていったりしてた。
始めて最初の頃は、友人の間で作曲したりネットの人と交流したりしてるのが自分だけだったこともあって、
「自分はみんなと違うことができる人間なんだ」みたいな優越感に近い気持ちになったのを覚えている。
でも、例えば自分の友人知人でも、フットサルや手芸みたいに自分が苦手な分野を楽しんでる人がいたり、
ワインに詳しいとか釣りが好きとかみたいに自分が知らない趣味の世界を知ってる人もいるし、
それと並べたら自分だけがそんな特別なことをやってる訳じゃないよな、と思うようになった。
それでいうと「創作者」と「消費者」の二項対立で人を切り分けるのって、
趣味全体の世界は広いのにすごく狭い範囲の話をしてるイメージだと思う。
ただ、ビギナーじゃない創作歴でも「自分が思うような反応がもらえてなくて燻った気持ち」の時には
『自分が思ってるほど大した作り手じゃない』ってことを認めたくない防衛反応として
創作活動している私はただの消費者とは違う、って考えるマインドになったり、
(特に現代はTwitter等のおかげで、有名な作り手と自分が同じ土俵にいると錯覚しやすい環境にあるし)
仕事やら人間関係やらで他に自分のアイデンティティを確立できてないタイミングだったら
創作趣味に拠り所を求めてそう考えちゃったり、というのは自分の実体験含めてあると思う。
いずれにしても、創作趣味を始めた人が一時的にかかる「はしか」みたいなものなので、
どこかで見かけてウザって思っても「あー、あるよねそういうの」ぐらいで生暖かく見守ってあげてほしい。
セックス産業従事者として覚悟とプライドが決まってるとかそういう話か?
専業漫画家・小説家でも無いのに顔晒してエロ本売れる感覚、理解がし難い
しかも、登場人物のセクシャルを変えたエロ妄想だぞ?正気かよ・・・
いちおう恥ずかしいは思っているようで、ネットは実名ではなくHNだけど、
同人即売会で顔を晒すことはできるみたいな不思議なプライバシーポリシー、常人には理解できないよ?
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230403211559
ただの女オタクが聞いたことある範囲で書いてるだけなので、なんか間違いがあったらごめん。
男の子って、何らかの形で18禁エロ本を18歳になる前に手にするし、それは世間的に黙認されてるじゃん?
何なら紳士な大人が草むらにエロ本を放置して未成年に与えるみたいな話が微笑ましくとらえられるくらいだったり。
女の子はそうも行かない。
例えば女性向けエロ二次同人界隈では、未成年の女の子が転売サイトでエロ同人を買ったらそれが親にばれ、親が未成年に何18禁買わせとんねんとサークルに乗り込んで来た話があったとか。
このケースだとサークル主が直に売ったわけでも転売を許可したわけでも未成年に売るつもりもないことを親に説明して、納得してお引取り頂いたという話だったと思う。
これは男の子では起きない話だと思う。
こんな未成年男女に対する18禁提供の寛容さの世間的な差が原因かは不明だが、女性向けエロ同人界隈は「未成年には18禁を絶対に売らない」をきちんと守っている。
即売会では身分証での年齢確認が各サークルで必ず行われているし、運転免許証の個人情報を隠して顔と年齢部分だけ見えるようにするスリーブケースなんかが流通してるくらいだ。
ちなみに男性向けって同人即売会でほとんど年齢確認はしてないと聞いたんだけどほんと?
もし有識者いたら教えてほしい。
ともかく、良し悪しは知らんけど、検索避けはこのあたりの問題も絡んでいるように思った。
ここまで書いといてなんだけど、女性向けサークル主さんたちのレポートとかが情報ソースで、実は即売会行ったことないから誤認があったらごめん、指摘お願いします。
なにが
原価がわかったところでこの本を作れるのは我しかおらぬのだが…?
だよ
エロ絵エロ文字並べて顔晒せる神経も赤信号みんなで渡らればこわくないみたいな風潮も心底嫌い
今は2021年だぞ
あいつら個人情報ガーとか言いながらどの面下げて御本尊を晒してエロ漫画の売り買いが出来るのやら
リアルキッズの頃にこんなヤベー本買える俺・私やってたことがあるヤツはたしかにおるだろうけど
今いくちゅでちゅか?ってヤツ
オナネタ解析なの自覚ないのやばいし、10代の子どもを性的に見ている発言平気でネットで垂れ流す神経がやばい
例:
ほかには
例:
これ性別逆にして女でやったらキレるヤツじゃん
公式の新刊出たら買うし、グッズもそれなりに厳選してだけど買う。二次創作をしてSNSに上げたりもするし聖地巡礼だとかもする。
やれ同人即売会で衝動買いしただの。同人誌の値段なんて見ないだの、買った後悔はいっときだけど買わなかった後悔は一生だの。そうだね〜って相槌は打つけどぶっちゃけわからない。
別に二次創作で利益出すのはダメとかいう思想を持ってるわけじゃないし、買いたい人は買えばいいんだけどさ。ほんとうに意味がわからん。
どんなに絵や文が上手かろうが、(商業やってる作者もいるのかもしれないけど)素人だし個人の解釈じゃん。
その解釈とやらだって同じ人間じゃないからぴったり合うわけないし、みんな自分の解釈が一番でしょ?
正直二次創作なんかTwitterやPixivに溢れてるしただ見すればいいだけの話だと思う。
面白い話、綺麗な絵、萌える推しカプのエロ、どれも大好きだけど、でも金を出すって別じゃない?
百歩譲って描き下ろしあるならともかく、マジで意味わからないのがネットにあげたものをまとめただけの再録本とかいうやつ。
ネット上にあるのはいつ消えるかわからないんだからって言うけど、ローカル保存すればいいじゃん。自分だけで楽しむ分にはセーフでしょ。
でもこんなことTwitterで言ったら袋叩きなんだろうな。
4ヶ月前、僕は合同誌の誘いを受けた。
内容はSさん原作のアンソロジー本、ようは「うちの子二次創作合同」だ。少しイヤミっぽい書き方だが作品名をボカす為、何卒容赦いただきたい。
「うちの子」とは大抵の場合その人が創った一次創作キャラクターの事である。それの二次創作本を原作者主催で作るのだから公式アンソロジーと呼べるかも知れない。
かなり内輪ネタ感はあるがSさんとリプライを交わしたこともない自分に声がかかったのは意外だったし嬉しかった。
数年前にHPにあったイラスト、ショートストーリーに強く惹かれ何枚かファンアートを書いたことがある。それを見て招待してくれたのだという。
自分の作品が見られ評価されるというのは創作者にとって一種の麻薬である。僕は気分が高揚するのを感じながら了承の旨を伝えた。
自分で言うのは変だが僕は二次創作が得意だ。真骨頂と言ってもいい。
映画、小説、漫画、動画、あらゆるコンテンツを見ても一番最初に考えるのは「自分ならどんなストーリーを作るか」だ。
原作者が組み上げた土台の上で自分の思うがままにストーリーを展開させるという楽しみ方。オリキャラを出すわけではないのでメアリースーとは違うと思う。
子供の頃から日常的にやっていた事だが、多種多様な作品を見てネタの引き出しもバラエティに富んだ今、考え出すと止まらなくなる。
久しぶりに物語を読み返し、設定を思い出したところで僕の頭の中では無数のアイデアが浮かんでいた。
シリアス系、ギャグ系、まったり系……どれも捨てがたいが一番得意としているギャグで行く事にした。
構成を整える為、メモ帳に思いついたネタを書き出していったのだが珍しく指が止まった。
僕はネタ出しの際、とにかく頭の中のものを全て出し切ってから取捨選択を行うので何故この段階で固まっているのか自分でも分からなかった。
最後に入力した行を見返した時、自分の異常さに無意識のうちに反応したのだと理解した。
ニュアンス的には銀河鉄道999のメーテルが「行くわよネジ!」と言っているようなネタだった。
Sさんの作品は人の生き死にが関わってくるシリアス系の作品だ。こういった作風に対する二次創作ではブラックユーモアや軽いノリを入れるのが僕の好みだった。
商業で展開してる作品(同人だが東方Projectも含む)の二次創作を行っていたときは気にしていなかったが、ここで初めて原作者の存在を思い出した。
このネタを見たとき、Sさんはどう思うのだろう。怒るだろうか悲しむだろうか。
自分が原作で主催の合同誌だ。載っている作品は全て見るだろうし、第三者からしても「Sさんはこの人の作品を認知している」という事になる。
それは僕にとって非常に不都合だ。
今までやってきた二次創作は原作が手の届かない大手だったからこそ自由にやれていたのだ。
少々グレーではあるが二次創作者は同人即売会などでひっそりと本を出し、原作サイドは見て見ぬふりをする。この暗黙のルールに僕は守られていた。
だが今回は違う。原作者に認知され、認知されたことも認知される。同人であって同人ではないのだ。
二次創作ということに変わりはないが僕がやっていた二次創作とは全く異なるものである。
咲の天江衣が手足を折られている絵も描いた。東方のミスティアローレライが呪歌を歌う本も描いた。
原作ファンから嫌悪感を抱いたコメントをもらった際は「嫌なら見るな」のAAと同じポーズをして全く気に留めなかった。
何故なら悪意を持って絵を描いているわけではないからだ。後ろめたさや罪悪感は微塵も無い。
ただ思いついたから描いただけ。絵のメッセージ性を考察するだけ無駄だ。何も考えてなどいないのだから。
思い返すと僕は一次創作をやった事がない。だから一次創作者、原作者の考えが分からない。
以前エヴァンゲリオンの最終章を観に行ったが映画館を出て考えたのは二次創作のことだ。
作品が織り成す表現、意図、メッセージは頭になかった。ただボケっと観ていただけで精々CGのクオリティにビックリしただけだ。
その後暫くするとYouTubeに考察動画がアップされ、それを観て理解した気になった。作品の深みが分からないまま。
一次創作において一番大変なのは世界観、キャラクターの設定だと思う。優れた設定さえあればほぼ自動的に物語が出来ていくというのを作家の誰かが言っていた気がする。
Twitterで見たのは複数のキャラクターを何もない部屋に閉じ込めた時、どういった反応を示すかが瞬間的に思いつく作品は優れているというものだ。
自分の好きな作品をいくつか試してみたところ面白いようにキャラクターが動き出す。個性豊かで磐石な設定が築かれている証拠だ。
個人の感性が関わってくるので同じ作品でも結果が異なるのは当然だがキャラクターの性格上ありそうなアクションを起こすはずだ。
何もない部屋ですらちょっとした物語が始まるのだから二次創作というバーリトゥードでは無限に話を広げられるだろう。
二次創作しかしてこなかった僕は一次創作における土台の作り方を知らない。コツなどではなく根本的なものから知らなかった。
やっと絞り出した設定を見返しても有名作品の劣化コピーか、足して割ったような歪なキメラで作品としてのまとまりが無い。
他人の作品を利用して楽な工程だけやっていたから至極当然の結果と言える。
僕は感受性、0から創りだす発想力に乏しいのかもしれない。曲がりなりにも長いこと創作活動を行っていた人間が創作に向いていないとは皮肉なものだ。
つい最近ニコニコ動画で面白い作品を見つけた。『【クッキー☆ボイスドラマ】魔理沙とアリスの自己矛盾☆』という動画だ。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36353098
例のアレ、と呼ばれるジャンルのクッキー✩という作品をテーマにしているらしい。
時が流れるにつれ変化していく界隈や情勢を風刺したドラマ、だと思う。
元ネタの名前こそ聞いたことはあるものの、詳細は知らないので内容に関してはあまり理解できなかった。
ただ主人公の女の子が二次創作ならではの悩みと葛藤するシーンに少し共感を覚えた。
元々一次創作を行っていた女の子が、甘い誘惑に誘われ二次創作に手を出すところから物語は始まる。
作品の看板を借りるだけで今まで伸び悩んでいた絵の閲覧数が増えたことに気を良くした主人公はどんどんと沼に嵌っていき、二次創作に依存していく。
ある日描いた絵を見返すのだが「本当の自分が描いた絵」が一つも無いことに絶望し二次創作からの脱却を図る…という話。
特に主人公が序盤で一次創作をしていた時は左利き(ペンを左手で持っている)だったのに、二次創作を行うようになってからは右利きになり、
クライマックスでの本当の自分を取り戻したシーンでは左利き(マイクを左手で持っている)に戻ったりと主人公の心情が視覚的な対比として描かれていたのが印象的だった。
動画は立ち絵を手や足などの細かいパーツに分割し動かす切り絵アニメーションをメインで使っているようだ。
小規模の制作グループで45分以上あるアニメを作るなら確かに合理的である。それでも膨大な手間暇がかかっていることに違いはないが。
今まで見てきた作品とは違い、鑑賞後は何も考えられなかった。ある意味生まれて初めて心の底から作品を楽しめたのかもしれない。
コメントを見る限り様々な小ネタが含まれているようで理解できなかったことが一層悔しく思う。知っていれば多角的に楽しめるのかもしれないが今の僕には十分面白かった。
作品の表現、演出一挙一動に注目し、感想が出てきた事に自分でも驚いたのを覚えている。僕にとってそれくらい強烈な体験だった。
これまで僕がやってきたのは作中の言葉を借りるならば「安易な二次創作」に該当するだろう。中身がなくハリボテみたいな創作だ。
話を戻すがSさんの合同誌の誘いは断ることにした。昨日謝罪のメッセージを送信し納得してもらった。自分の無責任さと幼稚さで迷惑をかけてしまったこの事は二度と忘れないだろう。
僕なりに考えたが健全な創作には感情が必要なのだと思う。嫉妬、欲望、勿論熱意でもいい。プラスでもマイナスでも構わないから感情という名の原動力がいる。
問題はそれが狂気的でなければならないことだ。中途半端な嫉妬心、欲、熱意では筆を折ってしまうだろう。イカれてるくらいがちょうどいいかも知れない。
そして健全な二次創作には矛盾が付きまとう。原作設定との矛盾、創作においての矛盾、先程挙げたコミケの暗黙のルールだって本来は矛盾している。
その矛盾を上手くコントロールしバランスを取らなければ良い結果には繋がらない。狂気がエンジンで矛盾がアクセルブレーキ、どちらも故障したらダメだ。
狂気と矛盾、この二つを安定させられる人間はほんの一部しかいないと思う。筆を置いて時間が経たないとやる気が出ない人がほとんどだ。
僕はRTやいいね数はどうでもいいと思っているし、フォロワー数が数万人の絵師に対して特に何も思わない。原作は二次創作のツールとしか思ってないし考えなしに描きまくった。
だから失敗した。こうなってしまった。自分が創作活動で過ごした日々は空白だったのだ。
あなたの二次創作はコピーペーストを繰り返したパロディまみれになってませんか?成人向けなら自分が好きな性癖を詰め込めていますか?本当に創りたいものが創れていますか?
二次創作には二次創作だけにしか味わえない面白さ、奥深さがある。創作に携わる人間なら知っているはずだ。
ただ楽しいからといって自分を見失ってはいけない。思考を止めてはいけない。創作者としての軸を保ち続けなければならない。
10年前まで腐女子の間で逆カプ論争なんて無かった。見掛ける場もない。2chの愚痴スレで見掛けるくらいだ。友人が逆カプでも「そうなんだね」とさらりと流すような時代だった。確かに「ABかと思ったらBAでがっかりした」と言われて落ち込む作家は確かに昔からよく見かけたので存在はしたのだろうけれど一般には可視化されてはいなかった。
個人サイトの流行、同人即売会の一般化、Pixivの流行、どれを取ってもROM側が逆カプと対面することは少なかった。注意書きなく当たったとしてもそれをぶつける相手もいないため自分で自分を軽率だったと叱るしかない。それがTwitterの発展で『共感』を呼んで逆カプ論争に発展した。それまではずっと腐女子はお互いに棲み分けできていたのだ。
リバ好きの自分にはどうしてこんなことになったんだろうなと思う。昔は男女カプ好きの方が余程血の気が多かった印象がある。るろ剣ヒロイン争い筆頭に凄まじい殺意で互いのカプを非難していたあの時代、BLは平和だな〜なんて思っていたはずなのにな。
おまえが商業的に成功しても満たされない気持ち()とやらは治らないから
メンヘラアーティストの自死はジャンル問わず成功規模問わず日常だから
こういうお病気の人たちって聞いてもいないのに私生活のこと書き連ねるんだけど
本当に子どもたちがかわいそう
小梨でメンヘラってる場合は被害者は誰でもいないので好きにしていいけど
『創作は他ならぬ自分自身のためにやっていることであって他人の反応のためではない』という当たり前が抑えられないのは
お前はいったいどの位置に自分を置いてるからそんな宣言をわざわざしようなんて思い至るの????
このジャンルはぼくあたししかいないからぁ?????????????
有ればあるでいいし無きゃないでいいんだよボケ
オリジナル創作ですらそのレベルなのに2次創作ごときでなにいってんの????????
なぜかネット時代に同人即売会で顔を晒すことはできるみたいな不思議なプライバシーポリシー持ってるみたいだけど?????
あとこういう人らを甘やかすヤツらは責任を持って生涯介護してやれよな
こういう人らを収容するSNS作った時、だぁぁぁぁぁぁれも構っていなかったけど
あるいは構ってあげても容態が落ち着かないとかあるけど落ち着くまでよちよちしてあげて
○○さんの作品ならなんでも素敵ですってやってくれよな
はーーーーーーーー本当にさ😩 😩 😩 😩 😩
FGO、グラブル、ウマ娘、アリスギア…と最近のソシャゲでは「作中に出てくるキャラ同士でカップリング妄想をしたがるキャラ」や「作中キャラの同人が出ていることが示唆される同人即売会を題材にした季節イベント」が多用されている。
はっきり言おう、誰得ですか?それ、作中世界から見たらナマモノですよ?
即売会の描写も雑がいいところで、壁最大手がナマモノ売ってるレベルならまだしも、本人にナマモノ同人売りつけたり、挙句の果てに本人がナマモノ売ったりと無法地帯っぷりがすごい。
ツイッターではカップリング妄想キャラに「僕と似ている」と共感を寄せるおじさんオタクが一定数見られるが、彼らは職場の同僚や芸能人相手に百合や恋愛妄想をしているのだろうか?
どうも彼らは二次元と三次元を混同しているようにしか思えない。
オタク相手に共感できそうなキャラなら単にアニメ好きゲーム好きキャラにしとけばいいだろう。
即売会ネタに商業が雑に踏み込んでくる理由が「開発の悪乗り」以外でありますか?少なくとも、ナマモノネタを扱わせるならもっとわきまえた描写にしてほしい。
またの名を、昨今の「感想は絶対送るべき! 送ろう!! ていうか送れよ!!」風潮にもモヤるという話。
う〇こです。とぐろが巻けるほどの凄く長いう〇こです。読むならそのつもりで。
前提として。
私は某ジャンルで腐向け二次創作をしている字書きだ。イベントは諸事情で参加していないが、年に2~3冊ほど新刊を出しては自家通販をしている。また、オフだけでなくオン活動もやる。
それなりに同人女歴の長くなってきたBBAなので、ありがたいことに、部数・発行スパンが大したことない割には、そこそこの頻度でご感想をいただいている。
そしてこのご感想は、本当にいつも大変うれしく頂戴している。絶対に何かしらの形で御礼をするようにしているし、次の作品への大きな原動力にもなっている。ありがとうございます。
書き手であると同時に読み手でもあるので、自分も比較的よく感想を送る。「萌えた!」「性癖です!」「たまんねぇ」などを拙い語彙力をどうにか駆使して書いているのだが、結構喜んでいただけるのでこれも嬉しい。
で、そうやって、感想をいただく側でも送る側でもあるから、思うのだ。
たまに見かける「感想貰えない、つらい。かく意味がないので筆を折ります」っていうかき手に、とても露骨な言い方をすると「は? お前何言っちゃってんの?? 何様のつもり???」と。
いや、感想貰えたらうれしいし、いただけるものならぜひいただきたいし、貰えなかったら「あーウケなかったのかなぁ」って地味に凹むのもわかる。凄くわかるけど、わかるからこそとてももやもやする。
理由は次の通りだ。
まず第一に、書き手の立場から。例えば同人誌として有料頒布したものなら、「お代を払ってまで自分の作品を手に取ってくれた」、それだけで充分に対価は受け取れているんじゃないのか。印刷費負担という建前とはいえ、訳わからんアマチュアの本にお金払ってくれてるんやぞ? そのお金がなかったらオフ活動続けられんのやぞ? 充分ありがたいだろうが??
その本を手に取ってもらう対価としてその金額を設定したのだから、それ以上のものを要求する、というか、「それ以上のもの(≒感想)も貰えるはず」みたいに考えるのは何だか筋違いだと思うのだ。はっきり言って図々しくないだろうか。
もちろん、無配やオン作品はこの限りではないけれど、でも、これだって作品を読むことに対価を設定しない選択をしたのはあなたでしょと思う。閲覧数が伸びるだけで少なくとも誰かには届いているし、ブクマやいいねがつけば御の字じゃないんだろうか。ブクマは「また読もう・後で読む」とか「お気に入り」とかの証みたいなもんだし、いいねなんて「いいね!」だぞ。いいねだぞ!? 悪いねじゃないんだぞ!?!?
あのね、感想を送るのって、ぶっちゃけボランティアみたいなもんなんですよ。いやそうじゃない??
別に送ったからって、同人誌と違って便箋代を払ってもらえる訳じゃないし、いやそんなのいらんけど、だったらせめて神のモチベーションに少しでも繋がれば……と思って送っても、次作が保証される訳でもない(どころか、迂闊なこと書けば逆に筆を折ってしまいかねないというリスク付き)。
場合によっては返事も貰えず、喜んでいただけたか、最低限ご迷惑ではなかったかもわからないことだってざらにある。
下手をしたら「作品への感想が来ない」こと以上にリターンが少ない行為、それが「感想を送る」なんだってことを、「筆折り宣言」をするかき手はわかってるんだろうか? と思う。
そんな、自分の神がワンチャン喜んでくれる(かも知れない)以外には読み手にとって何のメリットもない感想を、無償で書いて寄越せっていうのは、普通に考えて割に合わない話だとは思わないか? それこそ「愛がなきゃできない」ことだ。
割に合わないと言えば、送る以前の問題で、多くの人は「感想を書く」段階で物凄いハードルがあるんだということも、かき手は理解しておいた方がいいと思う。
漫画にせよ小説にせよ、同人作家は「表現する」ことに慣れているから、感想を書くくらい何てことはないかも知れない。だが、多くの読み専門の人はどうやらそうじゃないと聞く。「いい……」「神……」「萌え……」「やばい……」だけでもよいとかき手は言うが、そんなつまんねぇ言葉を己の神にかけられるか? というのは、神を神と崇める多くの読み手の普遍的な悩みではないだろうか。いや無理だわ。神には祝詞を捧げなきゃと思うだろ。
ところがそれで「語彙力がなくて悔しい、申し訳ないです」の言葉が出てくるならまだ語彙力がある方で、感想って、どんなに感動してたって書けない人には本当に書けないんです。マジで。
つまり、「感想を送れない・書けないからと言って、感想が『何もない』訳ではない」場合も往々にしてあるということ。そこを、かき手はわかっておく必要がある。
愛があってもできないことはあるんよ……。鳥じゃない私に空は飛べないし、身体を揺すっても鈴みたいな綺麗な音は出ないの。(突然のみすゞ)
感想はほぼ好意100%のボランティアで、ましてや「義務」でなどある訳がない。加えてしたためるにはかなりの時間と労力がかかる。だから、「感想は貰えて当たり前のものじゃない」「むしろ来ないことの方が普通」。
というかまず、感想が来ないから筆を折るという人は、本当に自分とその作品が感想を貰うに値すると思っているんだろうか? 感想を貰えるだけの、全ての努力と手段を尽くしたんだろうか?
まずは作品の出来。巧拙という話ではなく(それもあるけど)、そのジャンルやカプでウケる作風と内容か? どんなに上手くても、シリアスがウケないジャンルでシリアスは絶望的に読まれないし、萌え絵がウケるジャンルで劇画風は評価されない。そういう、読み手のニーズは掴めてますか?
そもそもの話、あなたのジャンルやカプに人はいますか? 斜陽ジャンルのマイナーカプでかいてたって、感想はおろかまず読まれる確率からして低いんだけどそこのところはご承知でしょうか? あと、界隈が感想を頻繁に送るような雰囲気かどうかも結構関係しているよ?(マイナーゆえに感想が盛んとかいう界隈もあります)
感想が欲しいことは主張していますか? 絡みやすそうな雰囲気をツイッターで醸していますか? 鬱ツイートばっかしてる奴に絡もうとはなかなか思わないからな? 交流してると義理だとしてもお友達から感想いただけるようになるけど、来る者拒まず的な交流してます? 感想を送りやすい匿名ツールはわかりやすいところに置いてる? 毒マシュには一応気をつけような?
感想欲しけりゃジャンル移動しろとか、媚びたものをかけとか言いたい訳じゃありません。のであしからず。
そういう作風、ジャンルやカプ、作家としての芸風(?)で活動しているなら、感想が貰えないのもやむを得ないと自覚しような? そこんとこわかっておこうな? と思うんです。という話です。
そうやって、かき手としての自分の身の程も弁えず、感想をくださる読み手さんの事情や心境も酌まずに、「感想が貰えないので心が折れた。筆折ります」と言う人は、申し訳ないけど、じゃあ折れば? って感じ。(過激派)
私は、同人即売会に「お客様」はいない、かき手(サークル)も読み手(一般)も等しく「参加者」である、という話がとても好きです。
かき手と読み手は対等な立場。読み手がかき手を神と崇めるなら、私は読み手さんにも神読者はいると思う。感想をくださる人。言葉はなくとも毎回本を手に取ってくださる人。オン作品をブクマやいいねをしてくださる人。ていうかまず読んでくださる人。それだけで神!
感想をいただけることは普通じゃないんですよ。めちゃめちゃレアケースなんですよ。神と崇めてくださる方こそ類稀なる神なんだよ!
あと、とばっちり的な関連の話題として、「感想は送れ。ぜひとも送れ、絶対に送れ」みたいな最近の風潮もあまり好きではない。
さっきも言ったけど、感想を書くのって凄く労力と時間がかかるものだから。そりゃかき手としては、貰えたら嬉しいけど、読み手さんの大切な生活を必要以上に削ってまで欲しいとは思わない。申し訳なさ過ぎる。
感想は、熱い思いが溢れて書けちゃったならぜひ送ればいいと思うけど、義務でも何でもないし、同人誌と同じで「書きたければ書く、送りたければ送る」でいいと思うんだよな。
受け取るも受け取らぬも自由。
それで折れるような心と筆ならそこまでの話。どーぞどーぞ折れてください。
というのは、実はでも、半分は自戒です。
先日新刊を出したんだけど、前と比べてサンプルのブクマは伸びないし、頻繁に感想をくださってた神読者さんも今回はまだ何もくださってないし……で、あーこれはやっちゃったパターンかな……もう書くのやめよっかな……と図々しくも凹んでしまったので。
てめぇはそんな、感想貰えて当たり前みたいなタマかよ!? 身の程を知れ身の程を! とセルフ往復ビンタのつもりで書きました。あーすっきりしたぁ。
って、今更「感想来ない 筆を折る」でググったら、似たようなブログ記事とか色々出てきて、こんなん私が書くまでもなかったか……って思いました。まる。
言いたいこと言ったらすっきりしたって、マジう〇こじゃん。