2024-03-01

出版社漫画部署10年働いて見てきた人たち。

いわゆる持ち込みというやつ。

自分担当しているのは青年誌雑誌名の前にヤングと付くことが多い。(でも少年誌っぽいテイスト漫画も見ることがほとんど)

そんな漫画家志望はおおまかにわけて4種類いる。

20代前半の漫画家志望たち。1番多いタイプ。 漫画家さんのアシスタントとして働いている人も多い。中には一ヶ月おきに持ち込んでくる子もいて、持ち込み頻度も1番多い印象。担当編集がつくのもこのタイプの人たちが1番多い

② 超画力だけどあんまし面白くない子たち。中高生に多いかも。絵がめっちゃ上手い。画力ステータス全振り。だがセリフ周りが少し下手くそ。頭のいいキャラクターかしこまった小学生のような敬語を使う。

おっさん脱サラして漫画家目指してる感じの人と今まで引きこもりだった?(推測)みたいな明らかに社会経験が足りない感じの人と2種類いる。画力はこの中じゃあ1番低い。昨今、画力重視ではなくなってきているとはいえ、もう少し綺麗な絵を描けるようになってほしいところ。あと、うちの出版社は持ち込みは老若男女問わず歓迎ですと言っている割には連載させるのは20代またはお抱えのベテランだけなので1番漫画からは遠い人たちなのかもしれない。

④ ①がずるずると担当もつかず賞も取れず、雑誌にも載れずで30代40代突入してしまったパターン。遠回しにそろそろ漫画以外で生きる選択肢を探してもいいんじゃないかとやんわり伝えるが本人たちは意地でも漫画家になりたい模様。パタっと来なくなることも多い。逆に心配になる。

と以上漫画家志望に最も多い4種類でした。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん