はてなキーワード: バックエンドとは
個人開発してますとかバリバリ一人法人CEOみたいなつよつよエンジニアって出身がソフトウェアエンジニアかバックエンドエンジニアであることが多い。
じゃあそういう人がどうやってフロントエンドを学んだかって、「入門してみた」とかで2ヶ月位で身につけてる。
逆にフロント出身の人が「AWS入門してみた」とかで2ヶ月でマスターしてる例はあんまりない(たまにある)
なのでそういうのを見てるとフロントエンドは片手間で身につけるものという印象が与えられてしまってる
もちろんめちゃくちゃ凝ったデザインのものは別だけど、Wordpressのテンプレートと遜色ないようなものはなんか片手間で作られてるような印象。
最近は最前線から離れててあんまり追えてないけど、現役のときの2008年くらいから10年くらいの間で、仕事のやり方や設計の考え方が大きく変わったIT技術要素で、いまぱっと思い浮かぶのはこんな感じかな。
分野にもよるし、調査して試作した結果自分の業務には採用しなかった技術とかもある。流行ると思って使えるようになったけど流行らなかった技術を入れるとたぶんもっとある。
あと、新機種が出てOSが新しくなったり、ミドルウェアの新バージョン対応、テスト手法の進化もけっこうカロリー高いけどここには書いてない。
「自分はフロントエンド専門でReactしかやらない」みたいに分野を絞れば大分減るけど、その技術が何年持つかわからないから普通はリスクヘッジのために他の技術も齧らざるを得ないし、バックエンドとかの人と議論するのに結局他分野の知識もそれなりに必要。
NoSQL(memcached, Redis, Cassandra)
クラウドアーキテクチャ、XaaS(AWS, Google Cloud, MicrosoftAzure)
CI/CD(Travis CI, CircleCI, Jenkins)
トランスパイラ(Browserify, webpack, CoffeeScript, TypeScript)
型システム(Rust, TypeScript, Haskell)
オーケストレーション(Ansible, Kubernetes, Terraform)
機械学習(Python, MATLAB, 線形代数等数学知識)
SPA(React, AngularJS, Ember.js, Vue.js)
3Dゲームエンジン(Unreal Engine無償化、Unity5)の他分野への普及
GraphQL
機械学習ライブラリ(Tensorflow, PyTorch, Chainer)
Jupyter Notebook
NFT
完全に独立した技術スタックになりつつある、しかし出来る人間が非常に少なく胡散臭い優秀なフリをしたエンジニアが数多くいるように見える。
さらにとっつきやすさから新人も参入しやすくカオスな雰囲気を感じる、自分の周囲を見た感じでも技術スキルは低めの傾向が見える。
トンカチを持ってそれを振りかざすことを目的にしちゃってるような人間が多いように見えるし、そうでない人間はそもそも技術へのキャッチアップが低い傾向にある。
昔からそんなに変化がない、AWSやGCPの運用や設計もやることがある。
WEBアプリケーションのフレームワークが無いと仕事できない、とにかくDBが大事でプログラミング能力はフレームワークの使い方に寄っている。
DBが大事なのでプログラミングスクールだろうが独学だろうが、勘所を掴むのは困難で実務ありきで成長する必要がある。
大量のトラフィックを扱う人は分散のための設計なども心得ているものの、大抵は場当たり的な対処しかしていない。
IaaS登場以前は空気が乾燥した寒い部屋で黒い画面相手に定形作業をしていることが多かった。
昨今SREと呼ばれるようになり地位が向上しつつあるが、業務内容も広がってきておりIaaSの設計能力が大きく問われるようになってきた。
WEBフロントエンドほどではないが、仮想OS、IaaS、コンテナなどそこそこのテンポで技術が進歩している。
この他にも過去の名残だったりIaaSを触る都合、社内SE的な仕事もしたりする、相変わらず深夜対応もある、辛い…
年1回、必ず新機能が出てくるので定期的に技術をキャッチアップ出来る必要がある。
国内に限定すると技術スキルは高めの人が多い傾向が見えるが人間としては癖の強い人が多い傾向も見える。
(ちなみに少ない観測範囲だが海外勢は微妙な技術レベルの人間が多かった。)
給与レンジはピンのほうはそんなに高くないがキリのほうはそこまで低くない。
ここ20年ぐらいで台頭してきたITエンジニアとは別種の雰囲気を持つ印象、詳しいことは分からない。
技術力はあまり重視されない、コミュニケーション能力や簿記などの会計知識が重要視される。
給料は低め。
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WEBフロント、バックエンド、SRE、アプリあたりは幾つか交差する領域がある。
弊社、お世辞にも給与が良いとは言えないんだけど、働きがいはあると思うのよ。
採用のハードルが低くて、Webエンジニアとしてのやる気さえ何かしらの形で見せてもらえれば、経歴は問わない。会社のバリューへのマッチ度とか一切見てない。
こんな感じの会社だけど、人が見つからないんだよね。。。高望みしすぎかな?仕事探しが上手くいかないはてなー見てると、弊社に一度応募してみたら?と思うんだけど。
[B! ネット] 攻略ツールをGameWithに模倣されたお話|oliver|note
GPLを理解していないコメントがあるのは仕方ないとしても、これにスターが大量に集まるのはバカの見本市すぎるだろう。
模倣元のツールはMIT Licenseで公開されていたらしいので、状況は概ね3パターンに整理できる。
パターン1はどんなオープンソースライセンスでも問題にならない。
パターン2はMIT Licenseでもライセンス違反なのでGPLを選ぶ必要がない。
(MIT Licenseは著作権者とライセンスの表示が必須で、少なくともソースコード上に「Auther: ○○」「License: MIT」と記載する必要がある)
パターン3はGPLでは問題にならない。FSFのFAQより引用する。
Q. ある会社がGPLが適用されたプログラムの改変バージョンをウェブサイトで動かしています。GPLはかれらは改変したソースコードを配布しなければならないと言ってますか?
A. GPLは誰もが改変したバージョンを作成し、他に配布することなく、使うことを許しています。この会社が行っているのはこの特別な場合です。ですから、この会社が改変したソースコードをリリースする必要はありません。
というロジックになっている。結局、どのパターンでもGPLを選んだところで問題は解決できない。
また、次のコメントも間違っている。
CC-BY-NCの定める「営利目的」はソフトウェアを売買したり利用料を得たりするような行為のことで、アフィリエイトで広告収入を得る行為は含まれないから抑止にならない。
この中でまともなこと言っているのはこの人だけである。
GPLv3含め通常のOSSライセンスではバックエンド利用は再配布に該当しない(お前らはApacheやFFmpegのソース配布してるか?)。XaaS提供を縛りたい場合はv3フォークのAffero GPLv3が必要。
ただ、模倣先のツールはクライアントサイドアプリケーションらしい(≒パターン3ではない)のでAGPLv3を選ぶ必要はあまりないだろう。内容は的確だが、ちょっと惜しい。
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ここ最近感じていること:コメントの質が云々というより、スターを付ける人の質が悪いので一向に改善されない問題のほうが根深いなあ。
自分は、論文を書いているが、確かに英語の文章の文法とか自然な言い回しとか勉強になる。関連研究とかもAIは強いと思う。
おそらく、論文のPDF全体を捉えることができないんだろう、トークン数の制約ってやつかな。
chatPDFとかも出てるけど、厳しい感じ。
おそらく、論文を読んだり、理解したり、査読したりってのはそのうちできるから、論文は書けるようになるんだろう。
はよ来て欲しい。
SNSは面白いが、怖いなあと思っている。最近は、女性は全部ブロックしている。
しかし、AI生成のSNSなら、暴言吐き放題、セクハラパワハラ脅迫し放題だろう。それなら昔の2chみたいで面白いじゃん。
数学が弱いという話があるが、アルゴリズムができることを考えると多分できるようになると思う。
そのレベルではなく、「数学の定理を証明する、数学の未知の定理を予想して証明する」といったような、本気の数学者レベルでの発展が欲しい。
数学をAIが発展させるようになれば、相当人間の知の領域が拡大する
AIvtuberとか流行ってるし、最近のメールはAIに考えてもらっているが。
これを、リアルタイムの会話で、ギャルゲーの選択肢形式みたいにしてほしい。
自分は、会話がとても下手くそなので、ミスがない普通の人みたいな会話をさせてほしい。
できれば、口を開かなくても、腕時計なりで選択肢を選んで、自然にAIが発話してくれる感じにしてほしい。
とにかく、コミュニケーションのミスがない様な感じが欲しい。他人と会話するの怖いし。
AIなら、セクハラとかパワハラとかしないだろうし。AIの選択肢選んだなら、責任を多少はAIになすりつけられるだろうし。
弁護士や弁理士、税理士みたいなバックエンド系は、本当にAIにしてほしい。
AI弁護士とか出てるらしいが、本当に使えるレベルになって、スタンダードになってほしい。
そもそも、司法とかの判決がIT系とか特に異常だったりで、これに付き合わされるのは厳しい。
もうすでに、化学とかでは一部実験して実験結果出すとかはあるらしいが。
もう少し、色々できてほしい。
何を言ってるんだって感じだが大手のエロ動画サイトはIT業界を見渡しても技術レベルもバックエンドもトップクラス
pornhubとかそういうとこな
ブラウザ仕様の裏をかいてアカンことしてくるエロ動画サイトとのいたちごっこによってブラウザ技術周りが発展してきたと言っても過言
エロ系で実装されてきた技術がYouTubeとかに逆輸入されることもしばしばよ
まあ昔からある騙しリンクもりもりの個人サイトレベルのとことか金が絡まず趣味で運営されてるようなiwaraとかのサイトは人気になってもトラフィックを捌ききれない拙いところも多いが
海外の出ては消えていくようなサイトはサイト構築の技術自体は進んでても物理的に海外サーバーだから接続が遅くなるのはどうしようもない
ずっと忘れていた。
いや、脳の奥に生乾きのかさぶたのようなものがじっとりとこびりついて、ふとした時に思い出したりはしていた。
なぜだか、それが昨日になって出てきた
百子はJava言語の技術者だった。いや、技術者か分からないがJavaを学ぶ25歳の若い女性だった。
当時Java言語はJ2EEの登場により大きな注目を集めており、エンタープライズ用途で稼働していた業務系アプリケーションをWEBベースのJavaアプリケーションへのリプレースする事が大きな需要を生んでおり、VBやDelphi又はバックエンドとしてのCOBOL等で活躍していたエンジニアは技術転換を求められていた
現在も大して変わらんないかもしれないが、業務系エンジニアにコンピューターサイエンスを学んだ者は少なかった。
文系出身で(数学としての)関数や代数もちゃんと理解しているのか怪しいような者も数多く居り、当然ながらオブジェクト指向言語に戸惑う者も多かった。自分がそうだった。
当時の技術コミュニティはいくつかはあったが、古くからあったがどれも敷居が高かった。
fj.comp.lang.* (ネットニュース:現在と意味が異なる)は正当な技術者も多かったが初心者が書き込める雰囲気が無かったり過疎っていた。ニフティーサーブやPC-VAN等のパソコン通信(当時既にサービス名が変わっていたかもしれないがみんな昔の名前で読んでいた)をベースにしたものは歴史があったが、老害が偉そうにしているフォーラムも多く、やがて廃れていった。
そうした中で初心者も熟練者も和気あいあいと活発な議論が行われていたのが、JavaHouseというメーリングリストのコミュニティだった。
主催者は現在インターネットセキュリティの大物左翼として時折世間をビビらせまくっている、ひろみちゅ先生こと高木浩光氏。当時既に産総研の研究者になっていたとはいえ、あくまで個人が手弁当で運用していた。無料で誰でも自由に入退会ができるコミュニティであり、他に行き場のなさを感じた初心者のJavaエンジニアたちにとって大きな心の拠り所となった。
でも百子が注目された事があったのだ。
当時は適切な印刷用の整形ソリューションが無く比較的頻繁に挙がっていた話題で、
百子も同様に苦しんでいた
するような方法が、現時点ではり一ゾナブル
かとも思います。
ドラえもんのようなひらがなとカタカナを組み合わせたチャーミングな文体でその焦りを徹底的かつ高度に表現していた。
しかしこの議論中に問題が起こる。JavaHouseに障害が発生しメールが配信されない事象が発生したのだ。
NFSで他のサーバーにマウントしていたが不要と思われたNFSサーバーのデータを一部で参照していたため処理が行えなかった、応急的に対応したが根本対応を後日行うと管理者の高木浩光は告げた。
しかし、議論が途切れた事を不安に思った百子は高木浩光に直接確認を行った。返事は帰ってこなかった。
> This Message was undeliverable due to the following reason:
> The user(s) account is temporarily over quota.
というエラーで戻ってきました。
いろいろとご心配のようでしたので(その内容については書きませんが)、迅
速にお返事を差し上げる必要を感じておりますが、上記の通りでは、連絡の取
り様がありませんので、やむを得ず、お返事を差し上げた事実をここで示させ
ていただきます。
まるで百子に非があるかのように。
恥ずかしさと悔しさで真っ赤となった泣き顔の百子を想像することは難しくない。
次はインスタンス生成時のコストに関する伝統的な議論であったが、
その流れで議論とは関係が無かったが百子はやりとりのマナーについて言及した。
議論をしていた者たちは本質的では無い指摘に形式的な謝罪をしたが、
高木浩光だ
そんな慣習はありませんよ。
きっと百子は憤然たる思いを抱えたに違いなかった
最後に決定的な事が起こる
先日の障害の復旧のためメンテナンスのためサービスを停止すると高木浩光が予告した。
百子はさんざん煮え湯を飲まされてきた高木に対して
以下ちゃちゃです。
全サービスが利用不可というのは、大変なことでしょうに。
以上、ちゃちゃでした。
挙げ句Javaコミュニティを自分で立ち上げてみてはどうかと言う者まで現れた。
か弱く繊細で思いやりのある儚き百子が、このような嘲りに耐えるのは致命的な苦痛だったに違いない。
百子は精一杯の力でJava界の将来についてその想いを書き綴った
私が恐れているのは、恐怖の日が襲い、対応の行動が遅すぎる前に
協議を行って欲しい、ということです。
別れは突然訪れた
「百子の夫です」
技術コミュニティに相応しない短い件名の投稿は衝撃的なものであった
私の妻百子は11日に進行性癌に伴う急性心不全で永眠いたしました
25才でした
医師の診断をもらったとき私たちに残された時間は1ヶ月というものでした
毎日が恐怖でした。、
なんという事だ!こんな悲劇があってよかろうはずがない!
しかもあのプりントアウトの話をしていたときには余命を悟っていたのか。
自分は打ちのめされた
そしてさらに衝撃的な事が続く
百子は先週からふさぎがちになっていました
聞くとブー様とうまくいっていないのではないかということでした
百子はずいぶん前からたびたび高木という男の名を出してひとりでジャバなる
パソコンを動かし一人で全部やってのけているのだと絶賛しておりました
おのれ高木さんめ!いや、ぶー様め!
百子の心に闇で満たしたという事か。
悔しくてウイスキーをストレートで何倍も痛飲し、この辛い出来事を忘れるように努めた。
自分はアプリケーションのプログラミングをする事もすっかりなくなっていた。
数年に1度くらいフッと湧き上がってくる事があったが、すぐに忘れようとした。
しかし、昨日はなぜ、菊池百子を思い出したのかずっと考えていた。
ずっと、ずっと
愛していたんだと思う、百子を。
直接会ったことはないし、見たこともない、投稿の文面の文字でしか見ていない、直接のメッセージのやりとりもしていない、だけど確かに自分は百子を愛していた。
雅人よりもずっと。
ぶー様よりもきっと。
Rest in peace, I love you.
https://web.archive.org/web/20091027013532/http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/052276.html#body
今のVには欠陥がある。
バックエンドが人間ということ。そして企業による介入があることだ。
俺はここがずっーーーーーーーーーーと嫌だった。
さらにChatGPTの波が原因で?いろんな記事がでてきた。もちろんAIVtuberについても
https://zenn.dev/makunugi/articles/a4ed9e142526f2
ここまでくると流石に自分だけのVを最低限レベルとはいえ、作れそうだ。
https://chill-shoemaker-341.notion.site/aa3015567b3b4a2a9c67bfc4edd87a63
ChatGPTにつなげたほうが安いのかな。
ここらへんのやつちょろっと使ったけど結構いい感じの回答してくれた。でも長文だとメモリ足りなくなった。16GiBくらいだった気がする。
だからできればモデル利用するくらいで済ませて、メモリ適当に32~64GiB積んでおけばいけるならバックエンドはそれでどうにかしたい。
こちらの記事でSIMフリーの安いタブレットがもうないと嘆いていたら、Blackview Tab 6というのをトラバですすめてもらったので、買ってみた。この文章もBlackview Tab 6で書いている。
https://anond.hatelabo.jp/20230227231314
数日使ってみた感想をいうと、そんなに悪くない。
8インチ、SIMフリー、シリコンケースつきで1万4千円くらいだった。iPad miniのセルラーモデルの5分の1くらいの値段なので、そんなに贅沢なことは言えないと思っている。
にしても、悪くないと思っている。
ものすごく動作が速いというわけではないけど、実用レベル以下、というわけでもない。用途によると思うけど、ネットを見て文章を書く程度だと全く問題ない。
自分の場合は資格試験の練習問題を解くためにこのタブレットを買って、その用途にはしっかり使えているので文句を言う筋合いもない。
重量は350g超なので、それなりにずっしり感はあるが、最近のスマートフォンは重いので、そんなに気になるほどでもない。
解像度は低いので、よく見ると文字のギザギザが見えるが、自分の場合はこのタブレットは勉強用の道具で、雑に使う実用品なので、そんなに気にしてはいない。
ちょっと困る点をあげると、画面のON/OFFがハードスイッチでしかできない。
あと、持ち上げて角度を変えるとスリープから復帰する機能がちゃんと機能していないと思う。
このへんはAndroidのカスタムOSの作りの甘さかなと思う。
バックエンドでどういう通信をやっているか、自分のデータがどこに送られているか、まだ確かめていない。色々書いたが、そのへんは自己責任で使うことになると思う。
ITエンジニアの業界では資格をとってもなんの意味もないとよく言われる。
あるITエンジニア(インフラ〜バックエンド系)おじさんもその原理主義者のような人でIT系の資格取得をバカにしていた。そんな暇があったら個人開発の一つでもすればいい。資格を持ってるなんてむしろバカをアピールすることだという言いようだった。
しかしある時、おじさんと会話しているとSSO(シングルサインオン)を知らなかった。またある時は、AESが共通鍵暗号の規格だということを知らなかった。どれもAPやベンダー資格の勉強をしてればよく目にするもののはずだ。
2月10日に"Web3"を痛烈に批判する Web3って流石にヤバくないか? という記事が話題になっていたので拝読した。
過激な内容に加えて、非常にセンスとユーモアに溢れる文章で楽しく読ませて頂いた。
さらに、そのアンサー記事として2月12日に出ていた Re: Web3って流石にヤバくないか? という記事も読ませて頂いた。
こちらの方も業界に非常に精通されていて非常に的を得た反論が展開されていた。
両記事を読む中で、少し補足したい部分がいくつかあったため、遅ればせながらアンサー記事に対して自分の考えを補足する形で書いていこうと思う。
https://anond.hatelabo.jp/20230212193550
本当の意味で、最も理想的に分散されているのはビットコインだが、ビットコインは本体も関連プロジェクトも、エンジニアに対する金払いは悪い。というかほぼボランティア。精力的に活動しているのはビットコイン長者の老人だけで、将来にわたっての開発の持続性がない。そもそも若い世代は育つはずがない。ビットコインはその大半が採掘されていて、これから人の一生分かけて、残り僅かな枚数のコインがちびちび採掘されて、すでに固定化されたマイナーに払われ続けるだけだ。自分が一枚も持ってないビットコインのために誰が働こうと思うのか。
ビットコインのコア開発者になろうとする人は確かにいないかもですね。だってもう開発する追加機能自体がないんだもの。ビットコインのコア開発者に今からなりたいって人がいたら、私だって止めますね。
広く捉えるとビットコイン含めたL1チェーンの開発の持続可能性に課題があるという話と理解した。
開発者のインセンティブという意味では、L1チェーンが利用され、Profitableである限りは通貨の価値が上昇するため、イーサリアムなどの多くのチェーンでは財団がGrant (開発支援金) を出し続けることができると思う。
チェーンがProfitableである基準については『The first profitable blockchain』( https://newsletter.banklesshq.com/p/the-first-profitable-blockchain )が詳しい。
ビットコインは機能追加を積極的にしないという哲学があり、そもそも開発するものがないという話は確かにあるが、仮に外部環境が大きく変わった場合にそれに適応することができるかどうかは開発エコシステムにかかっているとは思う。
ビットコインは財団にあたる団体が明確に存在しないので少し弱い気はするが、"ビットコイン長者の老人"たちが自身の保有するBTCの価値を高める・維持するためにGrantに相当する寄付を行う経済的インセンティブはあるため、それに期待。
つまり、そんなに価格が上がることはなくて、その分採掘の難易度が下がらないとマイナーの収支が取れなくなるんだが、そんなことしてたらいつか危ないんじゃないか?51%攻撃リスクだっけか。「ビットコインはハッキングされたことがありましぇぇん(キリッ」とかいつまで言ってられるだろうね?
マイナーの収支と1ビットコインの当たりの価格に関しては相関がないですね。マイナーの収支はTransaction Feeによって賄われるので、1ビットコインの採掘報酬がゼロになったとしても運用は回る設計になってます。慈善事業ではなくビジネスなので電気代やハードウェア費の採算が取れないTransaction Feeを指定したトランザクションは取り込みませんので、1ビットコインあたりの価値が1億円円だろうが1万円だろうが、Transaction Feeは現実的な値に落ち着くのが経済の原理です。51%攻撃が未来永劫受けないのはありえない話なので、過疎化したら攻撃可能になるのは間違いないです。まぁ過疎化した時点で二束三文だと思いますけど。
究極的には「ビットコインというシステムが提供する価値」「イーサリアムというシステムが提供する価値」の需要がどのくらいあるかが全て。
もし誰も使わなくなったら終わるというのはその通り。
ただし、これはどんなサービスでも同じで、別にWeb3に限った話ではない。
結局そこで流行っているスマートコントラクトは、チンパンホイホイのポンジーファイナンスくらいなんだが。... 規制されない金融を可能にしたら、クソみたいなスキームでクソみたいなマネーゲーム環境が無限に湧いて出てきて、誰が一番多くドルに換金できるかの競争が起こって盛り上がり、なぜかそれがイノベーションとか言われているだけなんだ。規制ないところのアナーキー金融道なんてものは、産業革命の時代以降ずっと人類は経験してて、そのときどきでクソって結論になっててな。そりゃこの世界、規制ばかりでつまらないクソな世界だけど、これでもマシなクソを選んだんだよ。
大前提、投資家保護を完全に無視した無法地帯であるDefiとそこでのマネーゲームはポンジと批判されて然るべき。
その上で第一原理的な発想で「Defiは規制に対応していけば良い」そして「規制に対応したとしても価値がある」と考える。
仮にDefiがしっかりと規制された未来を考えてみると、その金融システムには大きく3つの価値があると思う。
これは金融DXやFintechがやろうとしていること、その理想形であり、彼らは既存システムをボトムアップで改善しているが、それに対してDefiは理想的なシステムをデジタルスクラッチで作ってしまって後から規制に対応させるというトップダウンの方法を取っていると整理できる。
第二に「グローバルに規格が統一されており、オープンでパーミッションレスな金融システム」となる。
SWIFTですら各国のシステムのツギハギであり、非常に複雑なシステムになってしまっているという課題感があると聞くし、国際送金、国際証券決済などが全くの追加コストなくシームレスに行える状態というのは未だ実現されていないと理解している。
さらに、オープンさにより金融システムと接続されているシステムを作成するコストが低くなる。
これは既存金融がOpen API、Open Bankingで目指している方向と同じとも言える。
第三に「分散的に動作しており改ざんできないという特性から監査が楽になる」
仮にボトムアップの金融DXが完成したとしても、それを運営する団体が存在した場合はそこに対するトラストが発生する=運営団体が資産を隠したり、改ざんしたりする可能性を捨てきれないため、分散化した金融システムに比べると監査コストが高くなる。
上記3つの価値により、「ファイナンスのコストが大きく下がる」ことが期待される。
そしてそれによって、これまではファイナンスできなかったような小さな主体でもファイナンスにアクセスすることが出来るようになる。
もちろん規制に対応する上で、システムとしても現状から大きく改善される必要はあると思うので、この未来が確実に来るとは言えないが、この未来を信じて仕事をすることに価値はあると思う。
お待たせしましたどーもDAOだお。あのな、DAOなんてものは、株の代わりにトークンで投票するだけで、別に社会的に新しいことはなんもないんだお。でも惹かれる気持ち分かるんだお。なんかイノベーティブに聞こえるし、ウォレットで投票して手軽にガバナンス参加とか新鮮だし良いよね。たまに空からお金落ちてくるし。ディスコードみたいなカッコいいとこには老人もいないし。リリースするソースコードに投票したり、ワクワクするよね。でも、それ、ブロックチェーンいらなくね?ウォレットなんか使いこなせるやつ世の中にどれくらいいると思ってるの?日本人の6人に1人は偏差値40以下なんだが?ニーモニック?100年早いわ。エアドロ?手元にお金ないけどお金配りおじさんになりたい人のためのアレすか!?。ディスコード?運営企業頼みやん?非中央集権どうしたん?。リリースされるコードの投票?デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。数人が結託するだけで、みんなから集めたDAO資金からお金無限ちゅーちゅー列車が出発できちゃうプロジェクトばかりなんだが。DAOなんて、自律もしてなければ、分散もしてない、ただの組織なんだお。なんだろう、雰囲気でweb3するのやめてもらっていいすか?
これも同意見。なんでみんなDiscordでやってるのかマジで謎。情報が分散しすぎてて情報収集辛いんじゃ〜。
DAOに関しては定義の整理をするべきと考える。
まずそのDAOは本当にDAOかどうか、つまりDecentralizedかどうかを考える。
まずプロトコルレイヤーであるL1・L2チェーンはDAOであると言えると思う。
世界中の誰もがNodeを動作させることができ、コンセンサスメカニズムによりDecentralizedに動作しているのは間違いない。
誰でもforkすることができる。
一方でアプリケーションレイヤーのDAOは「リリースされるコードの投票?デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。」と批判されている通り、そもそもDecentralizedではない = DAOではないものが多い。
DAOであるためには「分散投票の結果として起こる事象やアクションがフルオンチェーンで分散的に動作している」必要がある。
つまり、機能追加の投票を行い、それをコアチームのエンジニアがDeployしている場合などはDAOとはいえない。
一方で、Decentralizedである=分散投票の結果として起こる事象やアクションがフルオンチェーンで分散的に動作しているものの例としては「tokenの保有者がオンチェーンで投票活動をし、ファンドの資金を投票結果で決まった特定のアドレスに送金するロジックまでがオンチェーンで動作している」ような分散ファンドのアプリケーションなどが挙げられる。
この整理をすると批判記事にあるようなDAOはそもそもDAOではないということになるため、批判に同意である。
更に踏み込んで、本当にDecentralizedなDAOは少しは存在するとして、DAOであることで生み出している価値は何かを考える。
プロトコルレイヤーの場合、Decentralizedであることのメリットは「Assetsの管理を自分以外の誰にもされない」金融システムであることだ。
もし仮に利用者が分散マキシじゃないとしても、(中央集権的な金融システムと比較してUXなどその他の条件が同じとすると) 資産の管理を他人に依存して良いことは1つもないので、これには価値があると言えるだろう。
アプリケーションレイヤーの場合は、アプリによるが上記で例に出した分散ファンドでいうと、投資ファンドを誰か特定の人物または数人のグループに依存せずに分散的に運用できるという価値はあるといえる。
これによってファンドマネージャーが資金を持ち逃げするなどのリスクはなくせるというメリットはある。
それにどれだけの需要があるかは未知数だが、少なくとも無価値ではない。
そしてNFT氏とかブロックチェーンゲーム氏。お前らは金の匂いを消せ。お前らが呼び寄せたどんな陽キャでも明るくできないくらい、界隈が冷めてるの気づかないのか?それに、サ終しても、ブロックチェーン上にあなたの資産は残るとかいう嘘やめろ。お前らはブロックチェーンが無くならないといつから錯覚していたんだ?
サービス終了してもブロックチェーンに記録は残りづづけるので嘘ではない。ブロックチェーンがなくならないとは言ってないので。嘘じゃないけど真実ではないこの言い方は私も好きじゃないが。草コインのチェーンはそのうちひっそりと消えるだろうな。
金の匂いの批判に関しては、まずTokenomicsと相性が悪いゲームもGamefiとして提供されていることが原因だと考える。
ゲームの本質的なユーザーバリューは「プレイする面白さ」であるのに、Gamefi・Tokenomicsを導入することにより、Tokenの値段の上下を気にしなくてはいけない、最悪の場合にはゲームを遊んでいたらなぜか損をするという状態になってしまう。
Tokenにより、ゲームの本質的なバリューが毀損されてしまうのでむしろTokenomicsは入れないほうが良い場合が多い。
一方で、Tokenomicsを入れる相性の良いゲームとしては「そもそも賭博性のある」ゲームがある。
賭博性そのものがゲームの面白さというタイプのゲームであればTokenomicsによって面白さが増すことは考えられる。
ただし、賭博は本来しっかりとした規制があるので、規制と折り合いをつけていく必要はもちろんある。
一方で、Gamefiではない=TokenomicsのないBlockchain Gameもあり、これには可能性があると思う。
それらは「運営が終わっても資産が残る」というここで批判されている価値よりも、Composabilityによるバリューが大きい。
Composabilityとはゲーム同士が連携したり、あるゲームの上に別のゲームを拡張して作ったりすることが、誰でもできるという価値である。
これは既存ゲームの世界で考えてもマインクラフトでも行われているし、オセロというゲームを元にしてソシャゲに拡張したものや、麻雀を拡張したゲームなどが多く作られてきている。
あるゲームのバックエンドのロジックであるスマートコントラクトが誰でもアクセス可能なことで、そのゲームの別のClientを作成したり、別のゲーム性を付け加えたりできるイメージである。
拡張できるものの範囲が広がることでより面白いゲームが生まれる可能性はあると思う。
僅かな流動性の中で買い支えて成り立つトークン価格と、膨れ上がったトークン発行量の掛け算で、ユニコーンな時価総額が成り立っているんだ。その縁で辛うじて立っているおびただしいプロジェクト...
言及なし
付け加えると、海外プロジェクトを中心とするWeb3界隈であたかも画期的な発明のように言われている「Stakingさせることによって売り圧を減らす」というトークノミクス手法は、要は顧客である資産の保有者が資産を売れないようにして流動性=売り圧を減らすことで価格を維持するという運営目線の話で、株式会社でいうと「節税手法」みたいなものと理解している。
プロジェクト運営のハックとしては理解できるが、新たな価値を生んでいるイノベーションでもなんでもなく、声高に言うようなことではないと考えている。
間違っている部分や別の考え方などがあればコメント頂けると大変嬉しいです。