はてなキーワード: 美容室とは
中学を卒業後、各地を転々としていたわけで、地元のつながりとか、仲間とか、そういったものを語るときの自分の目は、
どこか遠くのラピュタを見つめるような目をしていたと思う。
けれども、最近、仕事がきっかけで、また中学のある地域へ引っ越してきたことで、それが少しずつ、それがそうでもなくなってきたのである。
ここ半年ぐらいの生活はというと、会社に行って、プログラミングをして、帰って、またプログラミングを黙々とするみたいな感じだった。
土日も基本的には同じで、いや、酷くて、基本的にこもっている。日曜日の夜になると、カーテンをジャッとあけて、漂流してねぇな、なんて確認して謎の安心を得て月曜日に備える感じだ。
テレビもねぇ、ラジオもねぇを地で行っていて、世の中のニュースがまったくわからない。
わかるのは、カラパイアとからばQとかの世界のどうでもいいニュースばかりだ。
Yahoo!トピックスとかを見ればまだ世の中の動向がわかるのかもしれないけれど、基本的にはてなと、意外にもGunosyからのメールが入り口だ。
そんなわけで、自分とマイルドヤンキーとの接点は、ヨッピーの記事ぐらいのつもりだった。
遠い世界の話で、そういう話は聞くけど、実在するかどうかはこの目で観測するまではわからない、ってな具合で。
ところが最近、何かと中学の友達と遊ぶことが増えてきたのである。やはり、近くにいるということはそういうことなのだろうか。
自然と何かしらと声をかけられたり、誘われたりしているうちに、いつのまにかモール文化圏に入り込んでいた。
土曜日に、誘われて、一緒に田舎道をドライブして、アウトレットモールに行って(ミニバンではない)、
なにを買うでもなくぶらぶらと散歩して、公園に行って、中学の頃の思い出話をして、楽しかったねっつって。
本当は、中学は結構辛かったんだけど、浜辺の泥の中から、磨き上げられたガラス片をすくい上げるような感じで。
誘われても、最初は、たまには行ってやるかぐらいの話だったんだけれど、最近はどうも異なる。
純粋に、何か楽しくなってきたのである。そういう生活に幸せを感じ始めている自分に驚きを隠せない。
Exileも特に好きでもないし、地元!仲間!と声を張り上げて言ったりするわけでもないのだけれど、
自然と地元の仲間と遊んで、いつまでも中学の話で盛り上がって、それが楽しい。
いつどうやって東京に戻ろうか、みたいなことばっかり考えていたのに。
まぁでも、そういう暮らしって多くの日本人が昔からしてきた生き方なのかな、と思って半ばあきらめ気味だ。
自分が、そういう本能を組み込まれている側の人間でも不思議はない。父の実家は、ずっと百姓だった。父の実家に行くのが、好きだった。
見た目に関しては、ずっと髪も染めずに、地味にしていたんだけど、営業でもないし、銀行みたいな堅い仕事でもないから、
20も後半にさしかかってはっちゃけてしまった感じだ。今だったら、染め上げる金もあるし。
最初、美容室で仕事大丈夫ですかってめちゃくちゃきかれたけど、人と関わらないんで大丈夫ですってこたえた。
で、まぁそのぐらいにして、表題の件に戻るんだけど。
こんなところに自分の幸せがあるとは、気づかなかったし、自分でも自分にびっくりなんだけど。
そんなにしゃべってなかったのに、そんなやつと今頃仲良くなったりしたとかも関係あるのかもしれないんだけど。
ずっと髪を短くしたくて、でもいちいち周りの人から「おっ?髪きった?」ってタモリさんばりに言われるの本気で嫌で切れなかった。
でもやむを得ず切った。
ライブにいくから綺麗にととのえる、という大義名分を利用して美容室に行った。
もちろん「そろえてください 」というオーダーも可能だった。
でも欲求が勝った。
「かなり短くなりますけど?」とローマの休日以来はびこるお決まりのセリフを言われ、
「おねがいします」とオードリーになりたかったわたしは答えた。
切った結果やはり楽だ。
知ってる。この楽さ。
髪乾くの速ウィーーー
抜け毛なんだか少ないように思えるーー
でも出勤するといわれる。しかたない。
「あぁ、誰かと思った」
「昨日の見積のやつどうしたの?」
同期の同僚のことば。いいぞ、スルー大歓迎だしわかってるなお前…
「あのさ、この伝票なんだけどさ!」
事務のおばさまのことば。いいぞ、ガチなスルーだありがとう好きになったよ!
「かわいくなったね」コロス
「どうしたの?イメチェン?」イメチェンてなんだ。お前もコロス。
「わぁー!わぁ!(ジェスチャーで指チョキチョキ)」昭和やめろ。わたしも昭和だから。
「なんかあったの?大丈夫??!」昭和やめろ。失恋で髪切るイコールやめろ。わたしも昭和だっつうの。
友達たちはいいんだ。話題のひとつだし。興味さしてないだろうし。
たのむ。なにもいうな。
いちいち言ったのは怠惰なやつだけだった。
もう一度言う。
たのむ。髪を切ったごときで、何も、いうな。
自慢になるようで申し訳ないが割とイケメンの部類で通っている。オッサンだけどな。
だが天パなので荒ぶる髪の毛を上手く操るのが大変だ。年齢と共に着実に後退してきてるし。
で、表題の通り自分ですら制御が難しい髪を他の人間に切ってもらうなんて考えられんというわけです。
美容室でなく床屋なら行ったことがあるんだけど、やっぱり残念な結果になったので、それ以来100均の梳きカッターみたいなので自分で切っている。切っているというか削いでいる。
最初に戻るんだけど、イケメンに類する私なので、髪どこで切ってるんですか〜の問いに対し「とっ、友達の美容師に」などと訳の分からん見栄を張っています。
自分でやってるので耳周りや襟足の処理に不安があってそれが悩みなんだけど、美容室でやってもらったらそんなに良くなるもんなの?
あとなんか予約するのとか恥ずかしい。うわそんな天パのくせに格好良くしてもらおうと思ってウチ来たの?とか思われそうで怖い。
見合いというか、仲人みたいな人と一緒に食事しろって言われただけなんだけどね、
1回会うだけでもいいからとか、あっちから断られるかもしれないからいいだろとか言われたけどね、断った。
婚活らしきことを今年の夏から始めるつもりで、貯金をしたりたまにファッション誌を見ながら準備をしていた。
美容室に行ったら、あんまりにも適当過ぎる手入れの仕方をしていたもので、馬鹿にされたり説教されたりする始末。
学生時代の友人が次々と結婚していって、子どものいる人だって珍しくはないけれど、焦りは感じなかった。
私は私でそれでいい。平日に仕事して、休日は書き物をしたり、絵を描いたり、運動したり、身の回りのことをしたり、ぼんやりとして過ごしていければ満たされる。
恋はほとんどしたことがない。好きになった人がいたけれど、さっさと結婚して他のところに行ってしまった。
あー、これで私は嫉妬とか肉欲とかそういう煩雑で処理が難しい諸々の感情から解き放たれて、私だけの世界で安穏と暮らしていける。失恋の日にはそう思った。
それでも、女一人だけで生きていくには辛い世の中だからとか、両親を安心させたいとか、とどのつまり正規雇用ではない身分だから経済的な不安も少なからずあるからと思って、婚活を始めるつもりでいた。
家にお金を入れているとは言え(予防線のような書き方だな)、いつまでに実家にいるわけにはいかない。
祖父母は全て亡くなり、両親は老いた。いつまでも私の傍にいてくれるわけではない。
今でも、婚活をするつもりでいる。
恋愛感情だけで結婚するよりも、最初から己の現実を晒してから話すお見合いの方が合理的だと思う。
だけど、両親が持ってきた見合い話のようなものを、私は拒絶した。
結婚したくないの? 夢はないの? 家庭を作りたいとは思わないの?
行かず後家と言われたいの? 私たちの老後は誰が見るの?
母はそう言って悲しんだ。私は主に価値観の違いだと返した。
結婚したくないわけじゃない。夢はISBNのついた本を一生のうちに1冊でもいいから出版することだけど、文才がないから余命宣告でもされたら文芸社に連絡を取るよ。
家庭を作りたいなんて、とても思えない。もし結婚するとしても、二人だけの夫婦でいるつもりだ。お父さんとお母さんはそろそろ孫がみたいだなんて言うけれど、我が家は精神病質で、私たちの弟や従姉妹なんかは統合失調症だし、自律神経失調症の親類なんか山ほどいる。優生思想はいけないと教わったけれど、もしかしたら自分だって狂っているかもしれないのに、その血を残したいなんて私はとても思えないよ。
そしてね、お母さん。お母さんの思う幸せと私の思う幸せは明らかに違うものだ。
お父さんとお母さんの思う「私の幸せ」は、ほとんど同じものだろう。
嫁いで家庭を築き上げてこそ、女は幸せになれる、そんな旧態依然とした考えなのだろう。
だから、兄や弟には何の家事も教えないで、成人しても茶碗ひとつ片付けない男に仕立て上げた。
兄弟らが茶の間でテレビゲームをして遊んでいるのに、私は台所で食事の準備。どれだけ理不尽に思ったか、あなた方は分からないだろう。
私は反抗期のない子どもだった。優等生でありたかった。能力がなかったから、優秀な人間にはなれなかったけれど、それでも両親にとってのいい子でありたかった。
受験の時もあなたたちの言うとおりにした。お金がないから、確実に入れる公立高校に行けと言われたからそうした。浪人してでも行きたい大学があったけれど、結局は現役で入れるところに行った。その選択に関しては、両親が正しいとは分かっている。おかげで私は、奨学金を背負わずに済んだのだから。
たぶん、従順な女の子が欲しかったのだろう。普通の女の子を娘に持ちたかったのだろう。
家事を手伝い、父や兄弟らを立て、少女時代は反抗することもなく従順で、成人すれば自然と結婚して、外孫を見せてくれるような女性に育てたかったのだろう。
子ども時代は兄のお下がりを好んで着ていた。兄らと粗暴な遊びをするのが好きだった。小さな頃から男女平等という言葉に焦がれた。
一度だけ、何故私にばかり家事をさせて、兄らは自由にさせているのかと尋ねたことがある。
男女平等とされている世の中だけれども、家庭に入って家事をするのは、結局女性なのだ、そのときに困らないように家事をさせているのだと、両親は答えた。
絶望した。
働き始めて話す時間が減ったせいか、両親とこういう話題で言い争う機会は少なくなった。
それは両親の諦めかと思っていた。
私がもし結婚するとしても、両親のためじゃない。
私は私の人生のために結婚したい。たとえ見合いだろうが婚活だろうが、誰かに宛がわれたものではなく、自分自身で決めたのだという確信が欲しい。
理解なんていらない。私は私が望む私でいたい。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS26H7W_W5A220C1MM8000/
安倍晋三首相はほぼ毎月、東京・渋谷の美容室に通っている。妻の昭恵さんから勧められたのがきっかけだ。カットの後のヘッドスパがお気に入り。ただ、美容師が首相の髪を切るのは「厳密に言うと法律違反の疑いがある」(厚生労働省幹部)。
1978年、厚生省(当時)は局長通知で美容師が髪を切るのは女性客との法解釈を示した。男性客のカットができるのはパーマなど「美容行為の一環」の場合だけだ。
なぜ形骸化した規制を残すのか。所管する厚労省の答えは「議員立法は手をつけにくい」(幹部)。いったん導入した規制は、存在意義を失っても続いてしまう。
今は結婚して落ち着いたけど、ちょっと前まで3、4人を同時に口説くなんて当たり前でした。
というか、ヤれそうな女が目の前にきたら手を出さずにはいられませんでした。
もう引退してしまいましたが、後進のために、そのとき気をつけていたことを記録しておこうと思います。
「あいつは最悪のヤリ捨て野郎だ」という風評が広がるのは、いつだってヤラれた女性が友達に「恋愛相談」したときです。
なので、ヤリ捨てするときは恋愛相談として打ち明けにくい状況に持っていく必要があります。
「きちんとデートをしてSTEPを踏んでたのに、セックスした途端、捨てられた」だったら、男が100%の悪なので簡単に恋愛相談されてしまいます。
これが「べろんべろんに酔って野外でディープキス&手マン、そのまま外でゴムなしセックス」だったら恥ずかしくて相談できません。
「酒の勢いで恥ずかしいことをしてしまった」という状況にすることで、恋愛相談を封殺できます。
「私、○○さんとそういう関係になったんだよね」ともし言われたときのために、コミュニティごとに手を出す女性は一人までにしておきましょう。
「え、私もなんだけど」となればそのコミュニティにはいれなくなりますし、それが勤め先やクライアントだったりすると、辞職にまで追い込まれかねません。
だから、社内に一人、クライアント先に一人、趣味の会合内に一人、通っているバーの常連で一人、よく行く美容室に一人、大学時代の友人に一人、などという風に分散させましょう。あるいはネットナンパなどの、社会的な繋がりの一切ない相手を選びましょう。異業種交流会で知り合った女性や、社会人の勉強会になぜかやってくる学生などが狙い目です。
例外として、大学生なら同じゼミやサークル内で何人に手を出しても大丈夫です。風評が広がっても社会人になればリセットされます。大学生活というのは、いくら手を出しても許される特権的な期間です。思う存分楽しみましょう。
「私は遊びで股を開く軽い女ではなくて、この男が好きだから股を開いているのだ」という言い訳ができるから。
だから、「好き」とか「付き合おう」とか甘い言葉を言っていれば、ヤレる確率ってグンと上がるんです。
でも、これを言っちゃうと「付き合っているのに連絡とれない」「デートしてくれない」という「怒る理由」を相手に与えてしまう。なので、友達に相談なりして、「あの男は最低だ」という風評が拡がりかねない。それを避けるために告白は絶対にしないでおきましょう。
「私たちって付き合っているのかな」と曖昧な状態にすることによって、関係を繋げておくという効果もあります。
もし関係性を問い質されるようなことがあったら、未読無視しましょう。
テクノロジーの進歩や効率化によって失業者は自然と増えるけど、接客業務などの人間がやる業務は残ると思う。
そこで「女性をお願いします」と言うようにしている。美容室でも女性を指名するし、洋服や靴は女性店員の接客でしか買わない。
Uberは使ったことがないけど、女性運転手のみを指名することは出来るんだろうか。出来るならしたいものだ。男性の運転手が客をレイプする事件も話題になったことだし。
通販の配達員も、女性を指名できるものならしたい。Amazonをよく使う人は「いつもの人」に配達してもらうことになっているようだけど、「いつもの人」は絶対に女性がいい。
家事代行サービスも最近話題にのぼっているが、頼むなら女性がいいという人は多いと思う。
不在時に、家に知らない人を上げることになるので、男性に頼んだ場合、盗撮カメラを仕込まれるなど性犯罪のリスクがある。
男性の犯罪者は女性の6倍居る。若い女性だけでなく、「娘を守らなければならない両親」もよく心得るべきだ。
男性が担ってきた製造業はロボットと人工知能によって人員需要が縮小する。接客業は犯罪者の少ない女性の方が安心感がある。
つい先日のことだ。パラパラと大粒の雪が降る夜、高そうな中華料理屋の奥にそいつが座っていた。
ダボダボの服に、ふてぶてしい座り方、室内だというのにかぶったままのニット帽子、帽子からこぼれるくしゃくしゃの髪。
まるで窪塚洋介だ。だからこれからそいつのことをクボヅカと呼ぶ。
クボヅカは、僕を見るなりこういった。
「けいちゃん(仮称)かーwwはっじめましてーーwww」
先に断わっておくが、僕はシスコンではない。
まぁ確かに一般的に見ると美人なほうであったし、同級生からも紹介しろ紹介しろとうるさく声をかけられるような姉であった。
しかしなんといっても性格が最悪。気が強くて乱暴でがさつで、幼いころから喧嘩ばかりしてた。
また思春期になると顕著になったお互いの差、リア充な姉と文学オタクな僕の馬が合うはずもなく、ある時期を境に家庭内ではほとんど会話していなかった。
それに僕は25歳で姉が27歳、そりゃまぁ結婚する歳だし、姉が結婚することに驚いているわけでもないし、ましてや兄弟を取られたなんて感傷で批判しているわけじゃない。ただ、ただクボヅカが家族の一員になることが嫌なだけだ。
だって考えて見てくれ。
初対面の義弟をちゃん付けで呼ぶだろうか?
ハッピーwwだとかピースwwだとかそんな頭の悪そうな単語を会話に混ぜるなんてあり得るだろうか?
僕の印象はほんと最悪だった。美容師だかなんだか知らないけど、礼儀知らずな奴だなと思った。
だから同じようにうちの親、特に父なんかはきっと印象最悪だろう。
そう思って、両親に目をやったら、少し緊張しながらも始終ニコニコしていた。
ウソだろ。信じられない。相手の無礼をなじり、不機嫌そうな対応でもいいのに。
クボヅカは楽しそうに偉そうに、自分の生い立ちや仕事のことを語った。
高校卒業後俳優目指して東京に行き、劇団で大道具スタッフ兼演者をしていたこと。
そこで英語を覚えたこと。
だから会話についつい英語を入れてしまうこと。アメリカで見たり聞いたりしたこと。
店のコンセプトは80年代風のクラシカルな感じを少しモダンにしたい等々。
よくもまぁ自分のことをそこまでペラペラ語れるもんだなと、口数の少ない僕はいつも以上に黙って聞いていた。
自分のことを雄弁に上から目線で話す、僕はこういうやつが大嫌いだ。
自分を大きく見せたい、承認してもらいたい、そんな願望が丸見えだからだ。
そんな僕とは対照的に父も母もクボヅカの大変楽しそうに興味深そうに話を聞いてた。
そんなもんなのかね、イマドキの顔合わせっていうのは。もっと緊張感があるもんだと思っていた。
父よ、美容師だからって気を使う必要はない。帽子を外せって怒ったっていいんだよ。
「けいちゃんもさー。いろいろあると思うんだけど、まぁ仕事なんてなんとかなるって!俺なんて……(以下自分語り)」
何を偉そうに、いったい僕の何がわかるっていうんだ。
仕事を辞め、公務員試験も落ちて、転職活動中の僕のいったい何を知ってるというんだ。
こうやって中華料理屋では始終イライラしていたわけだけども、この後、クボヅカに対する僕の印象がガラッと変わる出来事が起きた。
それは会食後、オープン準備中だというクボヅカの店に行った時のことだ。
小さなエレベーターしかなく、両家が乗るには二回に分ける必要があった。ぎゅうぎゅうのエレベーターを抜けたところ、
「オープンザドアーww」
そう言いながらクボヅカはお店のドアを開けた。
そこで店内の様子を見た僕は思わず息を呑んだ。
柔らかい間接照明が適度に置かれていて、冬の寒い夜に見たにもかかわらず、とても暖かい気がした。
金属部分が露出しないように全部木枠などをはめており、エアコンにもしっかりと木製のカバーがはめられていた。
床こそコンクリートの打ちっぱなしだったが、冷たい印象を与えないようにか半分だけアイボリー色のペンキが塗られていた。まだ作業途中のようだ。
水道の配管やシャワー台の設置は業者に頼んだようだけど、それ以外は全部自分で大工のように板を切りくぎを打ち、作ったとクボヅカは誇らしげに語った。
「もともと企業の事務室だったところを作り変えたから、いろいろ手間かかったわww絨毯はがすのに一週間はかかったww」
こんな手間のかかりそうなことを一人で黙々とやったのか。
丁寧に一つづ、鏡やテーブル、エアコンの木枠まで自分で作ったのか。
一週間も床をはがす作業をあきらめずに行ったのか。
クボヅカのあの偉そうな上から目線の態度も実はこういう地道な努力から裏打ちされたものかもしれない。
そう思うと、なんだかクボヅカに親近感を覚えた。
全然違うタイプの人間かと思ったけど、もしかしたら仲良くなれるかもしれない。むしろ尊敬できるかもしれない。
僕は今まで見た目で決めつけていたことを恥ずかしく思った。
クボヅカは、換気換気―wwといって美容室の窓を開けた。冷たい冬の空気が入ってきた。
僕はクボヅカに話しかけようと思った。もっとこちらから話しかけて仲良くなろう、そう思った矢先、クボヅカは窓の外を見てこういった。
だめだ、折り合えない、クボヅカはクボヅカだった。リア充はビックバンしろ!
やはり心の底からそう思った。
私は自分が手で作るものを世の中に販売して生計を立てているクリエイターである。
会社に属しているわけでもなく、クライアントから仕事をもらうわけでもないので、
作り出すものを売りださなければ一銭のお金も入らない仕事である。
約4年の妊活(不妊治療)を経て、4年前に第一子、2年前に第二子を高齢出産した。
初めての妊娠時、お腹の中でわりと順調に育ってくれたため、産む前日まで仕事をした。
活動場所を自宅にすることで、産後も働き続けることは可能だと思っていた。
もっと言えば、子供を見ながらでも仕事ができると思っていた。大馬鹿者であった。
「妊娠している間、歌詞がまったく書けなくなった」「作風が変化した」云々とママ雑誌で語るのを「花畑脳乙」と鼻でせせら笑っていたのだが、
花畑脳どころか、産後の私の脳味噌は一本のシワのなくなってツルツルの風船にでもなってしまったのではないかと思うほど、
赤ん坊以外のことは、まったく蓄積されない状態になってしまった。
心底驚いた。
そしてじりじりと焦った。
とても辛かった。
実は今もとても辛い。
なぜなら、脳味噌が風船の状態は、第二子が2歳になった今も続いているからである。
「全力で仕事がしたい!」と渇望しながらも、
「全力で作りたい!」と思うものが、まったく自分の中から湧き出てこないのである。
これはものを作ることを生業にしている者にとって、いわゆる「スランプ」と言われるものなのかもしれないが、
子育てをはじめてから今日に至るまで丸4年、私は心底作りたいと思えるものがまるで出てこない。
産前からのアイデアを元に、どうにかこうにか滲み出てくる…くらいのものをかき集めて、なんとかやっている。
でも産前の仕事量(売り上げ)から考えれば、10分の1ぐらいに激減した。
産前は当たり前に都心で過ごし、買い物をし、飲み食べして、好きなことばかりやって、
好きなことを仕事にして、好きなことで食べていけていることが本当に幸せだった。
なんのストレスもなかった。
不妊治療は確かにストレスではあったが、そこから逃げるというより、
それを上回るだけのやりがいが仕事自体にあったのは幸運だったと思う。
「もし子供ができなくても、この楽しい仕事さえあればいい」とどこかで思いながら不妊治療で削がれそうになる精神を保っていた。
(匿名ダイアリーだから書けることだが「仕事ができなくても、こどもさえいればいい」とは心の底からは思えないので、
逆説的にやはり、子供を諦めることはできなかっただろうと思う)
今現在、巷の雑誌を見ても「いまってこんな感じなんだ…」と思うだけで、
小説などは文字が脳から滑り落ちていくがごとく、まったく内容が頭に入ってこない。
いつ保育園から呼び出しがあるかと思うと、携帯の電源を切ることもできないので映画を2時間集中して観ることもできず、
常に何者か(まぁ、それはこどもたち)の目の届く場所手の届く場所すぐに駆けつけられる距離に居なければならないという感覚が
どうしてもどうしてもどうしてもどうしてもどうしてもどうしても薄くなってくれない。
美容室へ行く頻度も激減して、自由に使えるお金も少なくなってきて、着る服もファストファッションがほとんどになってきた。
なんだか自分がどんどんみすぼらしくなっているように感じる。
こんな私がものづくりをして人様にお金をもらえるようなものを作り出せるのだろうか、という不安が頭から離れない。
私の中の「ものづくりをする人」はどこへ行ってしまったのだろうか。
クリエイターやデザイナー、アーティストと呼ばれる類の職業をしている者は、
時代の空気やその感覚をつかまねばより良いものは作れないと思う。
インプットはネットや本だけではなく、目で見て、耳で聞いて、香りを嗅いで、手で触り、肌で感じることを続けるうちに
ひらめきやアイデアや素晴らしいデザインが「降りて」きていた。
自分が心底作りたいと思える良いものがアウトプットできていたのは、
間違いなくあの無意識にインプットし放題な時間があったからなのだと今ならわかる。
今、私は子供の健康を維持するための情報や、子供に対するより良い情報以外のことをまったくインプットできないまま、
仕事ではカラカラの体からさらに何かを絞り出しているだけの状態だ。
針でさせば弾け飛ぶくらい、あらゆる情報と感覚を体内と脳内に満ち満ちさせたい。
出産後、私からあのデザインが降りてくる『ギフト感』が、失われた、と感じている。
そして「それ」が戻ってくることを心底望んでいる。
しかしそれは望んだからやってくるものではないことも、わかっている。
「仕事人」としての自分が死んでしまうような気がして、諦められない。
ああ、なんだこれは。
赤ちゃんを望んでいた時と同じじゃないか。
私は赤ちゃんを手に抱けたじゃないか。
それでいいじゃないか。
なにが不満なものか。
不満?ええ不満だらけですよ!自分に!!
もっと、きちんと「ギフト」に頼らなくてもいい方法で、お金になるような仕事の仕方を構築しなさいよ!!
私は母親になった。もうなっちゃった。戻れないし、子供達のいない生活に戻りたいとは思わない。
もう好き放題やってていい人間じゃなくなったのは確かなんだから、
働き方を変えて、効率の良いインプットの仕方に変えるしかないじゃないの。
やろう。
やるしかないんだわ。
クリエイターは、自分の仕事を自分で作り出せる職業なんだから。
愚痴るつもりで初めて匿名ダイアリーを書いてみたら、なんか元気が出てきた。
:::追記:::1月16日
こんな私の自分勝手な独り言に、たくさんのヒントやアドバイスや応援、共感いただいたことに驚き、
そうすると「ネット上でたくさんの目に触れたいだけの虚構の話」と思われるのだと知り、
匿名の良いところは、名もなき自分が自由に思いを吐き出せるところでしたが、
匿名が故にどこにも信憑性はないのですから、仕方のないことですね。
それでもやはりこれを書いた時の私の気持ちは
間違いなく本当に思っていたことで、本当にこういう状態で。
短い間に私は十分、いろんな言葉もらえました
もしも今後どこかで誰かがここを見て、自分も頑張ろうと思うことがあるかもしれない
私もまたここを見て自分の糧にしたい
なので、このまま残します
美容室が嫌いなのに行かないといけない人間というのもいるのに、美容師はそれを理解しない
そりゃ美容師は髪の毛やオシャレが大好きで大好きで仕方がないんだろうけど、こっちはそうじゃないよ
よく叩かれるアニオタ鉄オタその他いろんなジャンルのオタクには、興味がなければ関わらなければいいだけだけど、美容師はこっちが興味なくたって関わらないといけない
今まで何ヶ所か通った美容室があるけど、どこでも嫌な思いをした
私は髪の毛に強いこだわりがないから、こういう髪型にして欲しいとかこういうイメージでとか、そんなのないんだよね
困る客だとは思うけど、それなりにいい感じにしてくれれば文句言わないよ
会話の内容に気を使えないなら話しかけないで欲しい
私の仕事の話を聞いてきて「オレだったら絶対こうするわ~ドヤ」とかダメだしされたりとか
転職をした話題になった若い女の美容師に「あたしはお給料少ないけど美容師やってますよ?ドヤ」とか遠回しにバカにされたりとか
彼氏の話を聞いてきた男の美容師は「あーそれは男がダメな奴だねww」と蔑んできたりとか
友達じゃないですし、なんでお前にそんなこと言われないといけないの的な話が多いよ
自分が接客業だからってのもあるけど、美容師に気を使いすぎてこっちが接待してやってるみたいになるのが本当にいや
たまたま今まで私が出会った美容師がそういうバカだけだったんだと思いたい
看板に「美容室が苦手なあなたにおすすめ! こだわり無用! 業務上必要な話以外はしません!」って書いてある美容室とかないのかな
床屋さんみたいなのがいい
誰しもオシャレとおしゃべりが好きなわけじゃないよ
増田からしたら狭量な人格の人間が多くて、今思えばブラック会社だった。
7月・8月は精神的につらすぎて、初めてのボーナス10万は、全部風俗に使った。3日でなくなった。
風俗嬢にも仕事を辞めたいと泣きついていた。あかんたれだった。
留年は、当時は志望業界があったたため、就職留年のようなものをさせてもらった。教職などの資格は取っていない。
大学入学前は、1年間浪人もさせてもらった。結局、第一志望の大学には入れなかったが。
高校は、最後の1年は半分ほどしか行っていない。成績もだいたい下の方で、クラスメートとは連絡もほとんど取っていない。
いまは、親の自営業の手伝っている。儲かってはいない。実家寄生のフリーターのような現状だ。
このような状況、積年の怠惰癖が祟ったのかもしれない。奨学金の返済もあと200万弱はある。あかん。
地元の美容室に行って会社を辞めたと言ったら「大学行ったの無駄でしたね」と笑われる。
役所に行くと、中高の同級生が職員になってて同世代は世の中に出回りだしている。
顔本では、大企業に勤める知人の近況などを知ると、
現代の正規ルートから外れたことを一瞬だけ後悔したりするくそ情けない自分もいる。
世間的に見たら、コストパフォーマンスめっちゃ悪い人間だわ、自分。
今は、自営業の仕事の関連でほそぼそとフォトショップやイラストレーターを使って、
ハガキや名刺、ポスターを作ってクリエイター気分に浸っている。
お客さんに褒められて、「俺、デザイナーいけんじゃね?」とか思っても、
才能ややる気のある人は高校ぐらいからデザインやデッサンをやっていて、
25歳ならもう中堅ぐらいだろう、と思い、デザイン方面の仕事探しにも踏ん切りが付かない。
最近、大学で知り合い、ここ1,2年よく会っていた人と付き合いだした。
ふんわりとした雰囲気のやさしいひとだ。
増田が風俗でよく遊んでたことや、仕事がうまくいかないこととか、ださださなことも全部知っている。
「たまには、かっこいいところも見たいな」と最近言われた。
ただ、近くにいる人を大切にすることを起点に、動き直そうと思う。
寝れなくて、思い立って初めて書いた。
http://anond.hatelabo.jp/20140825213841
以前、このエントリーを書いた。
休んで病院に、というコメントが多く、それを読むだけでも力になった。
心療内科を調べるまではやったが、結局行く気力がなく、行けずじまいになったが・・。
そののち、心を痛める原因の一つになっていた炎上案件が無事収束。
まず行われたことは、コストカット。何のコストかというと、人である。
仕事を手伝ってくれていた人も、その中のひとりになってしまった。
ある程度数字も気にしないといけない役職なので、会社を立ち直らせるには必要なことだとは思う。
が、感情はそうではない。
しょうがない、でもやっぱり、の繰り返し。
一時期は、同僚に「表情が怖い」と言われるくらい、どうにかなっていた。自分では普通の表情をしていたつもりだったのに。
まず、布団を変えてアリが来るのを阻止。来たアリを片っ端から駆除(ごめんなさい)
部屋も掃除した。
数ヶ月行ってなかった美容室に行って、髪を切った。床に落ちた髪を見て、美容師さんに「二人分ぐらいできましたねw」と言われた。
爪噛みの癖もおさまった。形もキレイになってきた。
環境が変わったから、というのが一番大きかったのか、それともプレッシャーから開放されたのか。
人が多くいた時は、自分は手は動かさず、どちらかというと依頼する立場にあった。
よく、「自分がやった方が早い病」にならないように、人に依頼するという記事を見かけるが、まさに
それを実践していた。
ただ、根っからの技術職である自分には、それが合わなかったのかもしれない。
自分自身の手を動かす場合は、どんなことがあっても自分の頭のなかで考えられるからそれほど動じない。
ただ、人に依頼をしている時は、順調に行っている時はかなり楽だが、トラブルや想定外のことが
あった際、こちらの希望通りに動いてくれるとは限らない。向こうには向こうの都合があるのだから。
それが、かなりストレスになっていたといってもいいだろう。
お客さんの願いを叶えてあげたい、自分が動けばすぐできる(技術的に、というよりは、スケジュール調整などで)、
交渉ベタ、依頼ベタだとは思う。そういった職種に向いていないとも思う。
会社として必要な能力は、そういった調整能力だとは思うのだが、自分が技術職なぶん、
クライアントにこう言われたら嫌だろうな、と思うことはなるべく言いたくない。
・就職して仕事が辛くて10キロ痩せて服が全部合わなくなったし会社は私服だし勉強会に参加するようになったし交流範囲増えたしまわりに結婚の波が到来し自分も結婚したいなと一人寂しく食事してると思ってきたし、いろいろあって外観を変えようと決意し、いろいろ試したので有用なことをまとめてみる
・髪の毛
1000円カットで適当にって頼んでいたところを、美容室で適当にってお願いするようになった。ただし、特定の美容師さんを指定して毎月定期的に切ってもらうようにしてもらった。ヘアカットっていうのは盆栽みたいなもので、ここは削ってここは残してと切っていくことで髪型が完成されていくらしい。だいたい半年かけて清潔感のある整ったヘアが完成した。ヘアカットしてるときにワックスの付け方や髪の毛の癖の付け方、どういう髪型がにあうのか等いろいろアドバイスももらえたので非常に有用。盆栽を趣味にしているおじいちゃんを馬鹿にできなくなった。盆栽とは奥が深い。
・ハゲ
10キロ痩せたけどハゲも進行した。どうにかして頭皮の砂漠化を防ぐため、前述の美容師さんとも相談したところ、1.頭皮を柔らかくする、2.血行をよくする、3.亜鉛をよく取るということが大切だと判明。パナソニックの頭皮エステつかったりミノキシジルつかったり亜鉛サプリを飲んだ。特にパナソニックの頭皮エステがとても気持ちよかったのでおすすめ。毎日ぎゅっこぎゅっこ頭皮をもんでマッサージされるのがくせになってしまった。どれが良かったのかは分からないが砂漠化はとまり緑化が始まった。地球温暖化なんてなかったんだ。
・体重
10キロ痩せてめでたいけど、また増加したら元も子もない。そこで一番太りやすい夕食をオールブランに置き換えることにした。どうせ会社のランチで外食して美味しいもの食べるんだから夕食くらい質素にいくかと決めた。オールブランのお陰で便秘もない健康的な生活が送れるようになった。オールブランめちゃいいよ。まずいけど。Amazonでオールブランと豆乳を定期便にて毎月送ってもらい黙々と食べている。まずい。でもそろそろ飽きた。まずいし。ソイレント輸入してみようか検討中。
・服装
要は自分に似合う服装をすることが大切だと学んだ。極論を言ってしまうと背が小さくて細い人と背が大きくて太い人、どちらがカーディガン似合ってどちらが革ジャン似合うかって話になる。自分は背が大きくて体格ががっしりしてたのでアメカジ(っぽい)路線でいこうときめた。色の濃いデニムと薄いデニム、チノパン、黒パン、灰色パンツ、Gジャン、灰色ジャケット、黒ジャケット、紺ジャケット、ミリタリージャケット、灰色パーカー、白シャツ、デニムシャツ、白Tシャツ、イラスト付きTシャツ、ネクタイ、灰色マフラー、黒チェスターコートを買った。どういう服装が自分にあうのかわからないなら店員に聞くと良い。取り敢えず前述のすべてを同じ店で買えば店員とは顔見知りになるし(なった)着まわし方などいろいろアドバイスもしてくれた。
・運動
ここまで来たら運動もしてみるかと思い立って区営ジムに通うことにした。ググればわかるのだけど区営のジムってめちゃくちゃ安い。そこでクロストレーナー漕ぎながらスマホでアニメやドラマを観ることにした。クロストレーナーってやつが一番カロリーを使うらしい。実際ランニングマシンで走るより、自転車をこぐより、体に負担は少なくとても疲れた。アニメはDアニメストアが月額400円で安くて良い。だいたい3話分、週1で運動している。運動用の安いイヤホンは必須。一度汗で壊した。
・結果
ここまでやってまわりから変わったと言われた。普通にかっこ良くなったと家族からも言われた。
・雑感
これまで書いたことはほぼ自分で選んで決定したのではなく、他者にアドバイスをしてもらった。その道のプロにアウトソーシングすることで、他者の視点から自分を修正することができた。そうすることで失敗することなくうまく変化できたと思う。ただし、お金はかかった。でも無駄なお金も無かった。
まあ、1年いろいろあったけど、仕事にも慣れてきたし、周囲と交流するときに変な劣等感持たなくなったし、ヲタは治らないけど外観を自己肯定できつつあるので自分でも変わろうと思って頑張ってよかったと思う。
ファッションやお化粧ってやっぱり人の意見を聞くのが一番手っ取り早く可愛くなれると思う。
第一印象の8割は髪型で決まると言われたこともあるので、まずは美容室に行くのが得策かと。なりたい雰囲気だけ伝えられれば美容師さんいろいろカタログ持ってきてくれるから、そこから選んだらいいと思うよ。やっぱり若い女の子なら明るい色目のふわっとした髪型が一番可愛く見えると思う。
あと、脱喪するんだ!と決めてから、ファンデーション買うためにデパート一階のコスメカウンター(RMK)でタッチアップしてもらったよ。目からウロコの連続だった。化粧苦手ですっていったら全部やってくれた。結局ファンデーションしか買わなかったけど、嫌な顔一つしないで色々教えてくれたよ。もちろんお化粧する機会を増やすのは素晴らしいことだと思うけど、自己流より人に習うと驚くほど技術向上することもあるので、参考までに。
ファッションも、自分のなりたい方向が定まったら、好きな服のお店に赴いて店員さんとお話しするのが一番いいよ。服は消耗品で、着ても着なくても劣化してくから、どうせなら着た方がいいなと貧乏性なので思ってます。
蛇足だけど、私が脱喪しようとしたきっかけを。好きだったバンドマンがDJやるっていうんで可愛い友達とクラブに行ったら、あれ?私透明人間になった?っていうくらい男性たちに存在をシカトされたんだ。友達ばかり話しかけられて、友達だけ目当てのバンドの人と話せて、自分が喪だって分かってるけど悔しくて悔しくて泣けるくらい悲しかったんだ。ブスとか面と向かって言われたわけじゃないのに、メンタル弱いなぁと思うけど。絶対脱喪して見返してやる!って心から誓ったのよ。
外見を磨くのももちろんだけど、私はリア充の友達に頑張って頼んで合コンに出掛けたり、男女こみの飲み会に行ったりして、異性に見られる場をがんばって作って、外見磨くモチベーションにしてたよ。私は根がクズなので、いくらあんなに悔しい思いしたって可愛くなりたいって誓ったって、めんどくさいな〜楽な格好でいいじゃん〜ってすぐ意思がヘナヘナになって脱喪失敗してきた。だから定期的にそういう予定を入れておいて、異性に見られる、外見だけでジャッジされる場に身を置くって経験は、かなり荒治療かもしれないけどかなり効果的だったと思う。
脱喪にはお金かかる。でも脱喪して得られたもの(リア充っぽい暮らしや、恋愛もできたよ)はお金に代え難いし、増田さんにはがんばって欲しいなぁと思います。