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はてなキーワード: 収束とは

2022-06-16

コロナ収束すればすべてうまく行くはずだったのに

円安物価高で先行き不透明

経済が落ち着いてきた頃に変異株出てきたら笑うな

レベルという概念のあるゲームが完全に時間無駄に思えてきた

昔はやったネットスラングに「レベルを上げて物理で殴ればいい」というのがあったが、結局レベルを上げるゲームはどれもそこへと収束してしまう。

ゲーム内のあらゆる行為プレイヤー自身の成長によって成し遂げたものではなく、キャラクターレベルを上げた結果になってしまう。

それが凄い無駄に感じるようになった。

キャラクターの成長を概念的に感じるためのシステムだと説明されても、俺はプレイヤーとして成長の実感をシンクロして味わいたいと思ってしまう。

だがレベルプレイヤーの成長に対する実感を完全に失わせる。

勝利とは「レベルを上げたことで物理で殴れた」のマイナーチェンジであり、敗北さえも「レベルが足りてないので物理で殴りきれなかった」となる。

PDCAサイクルを回して試行錯誤しようにもその裏にはいつも「そもそもレベルを上げればいいだけでは?」という疑問と「どんなに頑張ってもレベルが足りてなければクリア出来ないのでは?」という不安がつきまとう。

凄まじいストレスだ。

あんぐりと口を開けてメタルスライムを狩ったり、ポチポチとスキチケを消費してクエスト集会したり、そういった作業多寡を示す指標しかないのならそんな攻略に何の意味があるのか。

総当りで推理ゲーム攻略するのと同じような虚しさがある。

紙とクレヨンを渡されて紙を全部同じ色で塗れと言われた作業の進捗でしかないじゃないか

そんな虚しいもの人生を使ってまでやる価値があるのか?

レベルは虚しいものだ。

その昔、TRPGにおいて最初に産まれた頃は、それは挑戦の指標世界における自分たち立ち位置を示す大事役割を持っていた。

だがいつからかそれは無意味になった。

1人で遊ぶゲームにおいては序盤に出てきた護衛隊のレベルが10なのに魔王城の前の村人はレベル100で、もはやレベルなんてものゲームの進行度以外何も示さなくなっていく。

ネットゲームですらレベルキャップに対してカンストした状態になってからボスに挑むのが当たり前になり、そこに挑戦の難易度を示す要素なんて消え失せているのだ。

もうだめだ。

レベルゲームを腐敗させるだけの毒だ。

簡単に「ゲームとして成立させた感」を出せる魔法の薬に依存しきっていまや多くのゲームが壊れてしまった。

ゲームレベルを捨てろ。

プレイヤーレベルのあるゲームを捨てろ。

もういらないんだ。

戦後小学校帝国陸軍を真似て運動中に水を飲むなと命じた無意味ルールのように、やってる感を出すためだけの無価値ごっこ遊びいつまでも付き合わせないでくれ。

マリオを見ろ。

世界で最も評価されたゲームの一つだ。

奴の世界にはレベルがない。

スプラトゥーンにはウデマエというレートはあってもレベルはない。

本当のゲームには、レベルなんて概念はないんだ。

偽物共よ、消え去れ

2022-06-15

企業ゲーム攻略WIKIを憎んでいた頃のお前らはどこへ消えたのか?

[B! マネジメント] コードを書いていてマネジメントもやるようになっちゃった人へ 背中で語っていた僕が、プロダクトとピープルに向き合うまで

この記事、伸びてたんで読みました。

でも途中でそっ閉じしました。

なぜかって?

神ゲー攻略」という単語が見えたからです。

ゲーム趣味ではない人向けに説明すると、神ゲー攻略という名のはいわゆる「企業攻略WIKI」と呼ばれるサービス一種です。

企業WIKIのクソさについて改めて解説するけど、もう知ってるから興味ない人は次のブロック飛ばしてね。

企業攻略WIKI」というのは、企業がやっているゲーム攻略WIKIなのですが、有志が立ち上げたWIKIとくらべて質の悪い記事が多く評判は悪いです。

通常のWIKIは興味のある人が立ち上げて興味のある人達が書き込んで集合知により発展します。

しかし、ゲーム攻略WIKIは今や各地に企業WIKIが乱立し、情報収束しないことにより集合知メリットが発生しなくなります

なぜ乱立するかと言えば、WIKIは立ち上げた人にアフィリエイト収入が入るためです。

建てるだけ建てておいて放置でもグーグル経由でアクセスした人が勝手に書き込んでくれればそれで儲かるのです。

ただ完全放置だと誰も書き込まないので、多くの企業WIKI社員がある程度書き込むのですが……内容が酷いです。

開始時によくある「リセマラおすすめリスト」や「初心者攻略」は義務感で1時間だけ触った人が適当に書いたような間違いだらけの内容ばかりです。

たとえば医療系の情報サイトで「虫歯は痛み止めを飲んでおけば傷みが収まるので放置でいい。医者にかかるのは時間無駄。スキマが気になるなら正露丸を詰めておけば大丈夫です」と書いてあったら大迷惑ですよね?

アフィ目当てにサイトを作った人はそれでよくても、それを信じた人達は酷い目にあいますし、その内容が間違いだとわかる人からすれば単に時間無駄です。

ゲームの発売日決まったり配信と同時にこんなWIKIが10個も20個も出来たらどうでしょう

最悪です。

そう企業攻略WIKIは最悪なのです。

そう、この記事は最悪すぎる企業WIKI中の人記事なんです。

こんなのもう読み飛ばしですよね。

どんなにいい話をされてもそれを口にしているのがたとえば広域暴力団関係者とかだったら「いや、そもそもこの人自体が信用できないや」ってなるでしょう?

企業WIKIの扱いなんて、インターネットではそんなだったはずなんですがね。

でもこのブクマを見るとそうじゃないんです。

企業WIKIへの憎しみなんてもう覚えてない。

アルテマ個人攻略サイトからデータを丸パクリしたときなんて大炎上でしたよね?

そこがNHKの集金屋としても働いていることも話題になってそれはそれは大いに叩いてましたよね?

あの頃の熱意はどこに消えたんですか?

各地の企業WIKIでたまにSSR中の人を引いたときにまともなWIKIになるのを数回見ただけで許しちゃったんですか?

1000人の同級生を殴り飛ばしてのべ100年分病院送りにした不良が捨て猫に傘を貸すのを2回見て「偶然じゃない!本当は優しいんだ!」とか思っちゃうんですか?

意味不明だ!

なんなんだコイツらは!

俺の知るはてなーはどこにいった?

エイリアン共!正体を表せ!

本物のはてなーはどこへ消えた!?

2022-06-14

anond:20220613212654

そして現在上海北京感染者におかされている

一時期、武漢ラップだかヒップホップだかのナイトプールパーティ勝利宣言してたのはなんだったのか・・・

コロナ対策での日本批判歴史

つの間にか日本が、韓国オセアニアや、ひょっとすると台湾よりも「コロナの死者を少なく抑えた国」になってた件が盛り上がっていますが、この2年間の日本相対的評価の推移を覚えていない人も多いと思うので、雑におさらいしておきますね。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/KS_1013/status/1535991131845996544

203月~ 「日本は2週間後にNYになる」期

この頃、武漢に続いて欧米が従来株のコロナ大惨事になりましたが、いろんな人が「日本時間問題欧米のような惨状になる」と予言していました。日本批判の内容は主に「ロックダウンしないこと」と「検査数が少ないこと」でした。

実際には、早めにロックダウンを始めたように見えた欧米は既に手遅れで、なかなか感染は収まらずに死者は積み上がる一方。

一方の日本は「志村けんショック」もあって、感染状況から見れば欧米よりはるかに早いタイミング緊急事態宣言を発令でき、しか強制力がないはずのそれは「実質ロックダウン」としか言えない実効性を発揮しました。警察が見回っているわけでもないのに、本当に東京中心部から、人流が消えていたんです。

当時の日本検査能力が不足していたのは間違いないのですが、その弱点を完全にカバーするレベルで、日本感染の広がり自体を抑え込んでしまいました。でも認めたくない人たちは、「検査してないだけで実際にはもっと感染者は多い!」と言い続けます

20年夏ごろ~ 「日本アジアの劣等生」期

欧米との相対比較日本批判するのが無理と気づいたあと、日本批判派が持ち出したのが「アジアの中では悪い論」でした。この時代がけっこう長く続きます。実際にこの頃の日本の累積死者数は、欧米よりははるかに少なくても、アジア東アジア東南アジアインド圏、西アジアまで全て)の中では一番多いレベルでした。なので、「日本欧米より被害が軽いのは、アジアという地理人種恩恵であり、日本が何かに成功したわけではない」という主張が生まれました。ファクターXやらBCGやらを原因とする仮説がまことしやかに出回りました。

ただこのとき日本の死者数をアジア各国と並べて日本を叩く人たちが、意図的無視していたのが日本高齢化率です。世界一高齢化率を誇る日本は、東南アジア南アジアとは平均年齢が大きく異なりますそもそも普通にやったら、「主に高齢者を殺す病気であるコロナとの戦いで、日本が不利なのは当たり前です。でもそこに触れたら、日本批判できない。

この隠ぺいの時代が、21年、デルタ株の登場で終わりを迎えます。死者の大半が高齢者だった従来株ではビクともしなかった東南アジア南アジア西アジアの各国が、40代や50代も殺すデルタが広がった途端、急激に死者数を増やし始め、次々と日本の累積死者数を超える被害を出していきました。

これによって、「東南アジア南アジア被害が少なかったのは単に若かったからで、感染対策が効いていたからではない」ことが明らかになりました。そして、このデルタ波を、東南アジア諸国よりもはるかに小さい被害で終わらせた日本が、「本当にうまくやっていた」ことは客観的に明らかになります

③21年春~「イスラエルと比べて日本は」期

デルタによる東南アジア南アジア惨状と並行して、日本批判の言説として盛り上がったのが「ワクチンが遅い」でした。この時期に脚光を浴びていたのがイスラエルですが、欧米は軒並み日本より数カ月早いペースでワクチン接種を進めていきました。

しかし冷静に眺めてみると、ワクチンで先行している各国は、日本よりははるかに死者数の多いところばかりです。イスラエルも、感染者数の減り方が急激だったことで一時期目を引きましたが、結局人口比の死者数は比較にならないくらい多い。

そしてその後、いつの間にか日本ワクチン接種率が欧米の大半を追い抜き、もちろんイスラエルも追い抜く日が訪れますイスラエル、脚光浴びてた頃のワクチン接種率、国民の60%ちょっとくらいだったんですよね。その程度で評価されてたんだ。

④21年秋~「日本東アジアの劣等生」期

ここまで来ても、日本批判派は認めようとしません。中国韓国台湾香港という東アジア諸国や、オセアニアオーストラリアニュージーランド)が、まだ日本より被害の小さい国として残っていたからです。東南アジアにはシンガポールもまだ残っていました。

これらの国に共通していたのは、水際対策の強固さです。国主導のシステマティック対策というイメージも強いため、「それと比べて日本対策グダグダだ、現に被害も大きい」という言説がさかんに言われます

この水際対策崩壊させたのが、「感染力特化型」のオミクロンでした。香港オセアニア諸国の防壁は、オミクロンが登場した途端に突破され、デルタの頃から雲行きが怪しかった韓国決壊。水際がしっかりしていても、国内感染対策はさほどしっかりしていなかったことが白日の下にさらされました。シンガポールはほぼ収束させたようですが、結局日本とほぼ同程度の死者数になっています台湾もまだ死者数がピークを打っていないので、時間問題でしょう。

もう誰も否定することはできません。日本世界で有数の「国内に入り込んだウイルスを抑え込む力が高い」国です。水際対策は下手ですけれど。もちろん、世界一死者数が少ない国では全くありません。日本より高齢化率が大幅に低い発展途上国の中には、日本より死者数の少ない国がたくさんあります。近場ではパキスタンバングラデシュラオスなどですね。どこまで統計が信頼できるのかはわかりませんが。間違いなく日本より死者が少ない国としては中国が挙げられますが、あそこのマネはしたいとは思わない人が多そうです。

こういった過去の推移は、こちらのサイトだと見やすいです。実のある議論のために、ぜひ皆さんも過去のことを思い出して頂けると幸いです。

https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

https://anond.hatelabo.jp/20220613212654

2022-06-13

コロナ対策での日本批判歴史

つの間にか日本が、韓国オセアニアや、ひょっとすると台湾よりも「コロナの死者を少なく抑えた国」になってた件が盛り上がっていますが、この2年間の日本相対的評価の推移を覚えていない人も多いと思うので、雑におさらいしておきますね。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/KS_1013/status/1535991131845996544

203月~ 「日本は2週間後にNYになる」期

この頃、武漢に続いて欧米が従来株のコロナ大惨事になりましたが、いろんな人が「日本時間問題欧米のような惨状になる」と予言していました。日本批判の内容は主に「ロックダウンしないこと」と「検査数が少ないこと」でした。

実際には、早めにロックダウンを始めたように見えた欧米は既に手遅れで、なかなか感染は収まらずに死者は積み上がる一方。

一方の日本は「志村けんショック」もあって、感染状況から見れば欧米よりはるかに早いタイミング緊急事態宣言を発令でき、しか強制力がないはずのそれは「実質ロックダウン」としか言えない実効性を発揮しました。警察が見回っているわけでもないのに、本当に東京中心部から、人流が消えていたんです。

当時の日本検査能力が不足していたのは間違いないのですが、その弱点を完全にカバーするレベルで、日本感染の広がり自体を抑え込んでしまいました。でも認めたくない人たちは、「検査してないだけで実際にはもっと感染者は多い!」と言い続けます

20年夏ごろ~ 「日本アジアの劣等生」期

欧米との相対比較日本批判するのが無理と気づいたあと、日本批判派が持ち出したのが「アジアの中では悪い論」でした。この時代がけっこう長く続きます。実際にこの頃の日本の累積死者数は、欧米よりははるかに少なくても、アジア東アジア東南アジアインド圏、西アジアまで全て)の中では一番多いレベルでした。なので、「日本欧米より被害が軽いのは、アジアという地理人種恩恵であり、日本が何かに成功したわけではない」という主張が生まれました。ファクターXやらBCGやらを原因とする仮説がまことしやかに出回りました。

ただこのとき日本の死者数をアジア各国と並べて日本を叩く人たちが、意図的無視していたのが日本高齢化率です。世界一高齢化率を誇る日本は、東南アジア南アジアとは平均年齢が大きく異なりますそもそも普通にやったら、「主に高齢者を殺す病気であるコロナとの戦いで、日本が不利なのは当たり前です。でもそこに触れたら、日本批判できない。

この隠ぺいの時代が、21年、デルタ株の登場で終わりを迎えます。死者の大半が高齢者だった従来株ではビクともしなかった東南アジア南アジア西アジアの各国が、40代や50代も殺すデルタが広がった途端、急激に死者数を増やし始め、次々と日本の累積死者数を超える被害を出していきました。

これによって、「東南アジア南アジア被害が少なかったのは単に若かったからで、感染対策が効いていたからではない」ことが明らかになりました。そして、このデルタ波を、東南アジア諸国よりもはるかに小さい被害で終わらせた日本が、「本当にうまくやっていた」ことは客観的に明らかになります

③21年春~「イスラエルと比べて日本は」期

デルタによる東南アジア南アジア惨状と並行して、日本批判の言説として盛り上がったのが「ワクチンが遅い」でした。この時期に脚光を浴びていたのがイスラエルですが、欧米は軒並み日本より数カ月早いペースでワクチン接種を進めていきました。

しかし冷静に眺めてみると、ワクチンで先行している各国は、日本よりははるかに死者数の多いところばかりです。イスラエルも、感染者数の減り方が急激だったことで一時期目を引きましたが、結局人口比の死者数は比較にならないくらい多い。

そしてその後、いつの間にか日本ワクチン接種率が欧米の大半を追い抜き、もちろんイスラエルも追い抜く日が訪れますイスラエル、脚光浴びてた頃のワクチン接種率、国民の60%ちょっとくらいだったんですよね。その程度で評価されてたんだ。

④21年秋~「日本東アジアの劣等生」期

ここまで来ても、日本批判派は認めようとしません。中国韓国台湾香港という東アジア諸国や、オセアニアオーストラリアニュージーランド)が、まだ日本より被害の小さい国として残っていたからです。東南アジアにはシンガポールもまだ残っていました。

これらの国に共通していたのは、水際対策の強固さです。国主導のシステマティック対策というイメージも強いため、「それと比べて日本対策グダグダだ、現に被害も大きい」という言説がさかんに言われます

この水際対策崩壊させたのが、「感染力特化型」のオミクロンでした。香港オセアニア諸国の防壁は、オミクロンが登場した途端に突破され、デルタの頃から雲行きが怪しかった韓国決壊。水際がしっかりしていても、国内感染対策はさほどしっかりしていなかったことが白日の下にさらされました。シンガポールはほぼ収束させたようですが、結局日本とほぼ同程度の死者数になっています台湾もまだ死者数がピークを打っていないので、時間問題でしょう。

もう誰も否定することはできません。日本世界で有数の「国内に入り込んだウイルスを抑え込む力が高い」国です。水際対策は下手ですけれど。もちろん、世界一死者数が少ない国では全くありません。日本より高齢化率が大幅に低い発展途上国の中には、日本より死者数の少ない国がたくさんあります。近場ではパキスタンバングラデシュラオスなどですね。どこまで統計が信頼できるのかはわかりませんが。間違いなく日本より死者が少ない国としては中国が挙げられますが、あそこのマネはしたいとは思わない人が多そうです。

こういった過去の推移は、こちらのサイトだと見やすいです。実のある議論のために、ぜひ皆さんも過去のことを思い出して頂けると幸いです。

https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

2022-06-06

追記あり子供の頃、西原理恵子ファンだった思い出。

西原理恵子について、思っていたことを適当に書く。ちなみに私は1985年まれ東京僻地ぬくぬくまれ育った軟弱な人間

今手元に本がなくて時系列は間違ってると思うからその辺はいい感じに脳内保管してくれると助かる…。

西原理恵子との出会いはもうよくおぼえていない。多分ダヴィンチとかカルチャー誌に載っていたのを読んで興味を持ったんじゃないかと推測している。

はいろいろあって学校に行けない子供だったので、午前中に図書館に逃避し、そこで西原理恵子の本を借りたり、その帰りのブックオフお小遣いで買ったりしていた。なので、売り上げに貢献していない読者だと思う。本当にそれは申し訳ない。

話を戻すと、最初に買ったのは「まあじゃんほうろうき」だったと思う。何故これだったかというと、単純にブックオフで全部100円で買えたから。

中学生くらいの私(今から22年前だ…時間の流れ怖っ)にはめくるめく世界だった。一気に西原漫画に夢中になったし、彼女が大物とも臆せず交流する人間的魅力にも惹かれ、私も大人になったら雀荘で夜通し麻雀をする大人になろうと思っていた。

尚、36歳現在麻雀はできるが雀荘には一度も行ったことがない。

その次は「鳥頭紀行」に衝撃を受けた。なんだこれ。大人になったらこんなジャングルかにも行けるのか。幼少期から旅行記好きの私の心はがっちり掴まれた。

私も大人になったら世界中を飛び回りたい。しかお酒が美味しそう。西原は良い仲間に恵まれてて羨ましい。でも、それは本人に魅力があるからだろう。私も西原みたいな大人になって、楽しい仲間とさまざまな国でお酒を飲んでみたい。心底そう思った。

尚、36歳現在海外には一度も行ったことはない上に体質で酒は一滴も飲めない。

病気高校には行けなかったが、年齢が上がったことでネット環境を与えられ、もう時効だと思うから白状するが私は体調の良い日はブックオフで「せどり」をして小遣いを稼いでいた。そのお金で、西原の本を揃えられる限り揃えはじめた。

「ちくろ幼稚園」にはじまり「ゆんぼくん」「ぼくんち」などの叙情系を読み、「あの破天荒西原がこんなに繊細な漫画も描けるのか!!」と素直に才能に感心したし、それまでの彼女人生に思いを馳せたりもした。

その他、著作は書ききれないほど(この時点で2000年くらいかな)あったが、どれも思春期学校に行けず友達を作る機会もない私には輝いて見えた。こんな大人もいるんだという、一つのロールモデルとして彼女は私の中に刻まれていた。

もちろん、西原にはなれないのはわかっていた。それでも、世の中にはいろんな人がいる。そう思えるだけで、世界はいくらでも広がっていく。

そんな私が潮目が変わったと感じたのは2001年の「西原理恵子ブレークへの道」あたりからだと思う。既刊をあらかた買い読み尽くし、関連人物書籍も一通り読み終え、とうとう私はリアルタイム西原を追いはじめた。この頃はまだせどり可能で毎月一定の額を稼いでいた私は、とうとう西原の本を定価で買うことができるようになる。

少しそれるが、西原漫画コミックというより書籍扱いなので一般的漫画よりページ数が少なく、高い。

なので、いくら稼いでいるとはいえ(体調の良い時しかできないしな)合計しても小遣い程度の私には定価で買うのはまあまあ大変な額ではあった。でも、西原のことは信頼していて、躊躇うことはなかったと思う。

なのに、ちょうどこの頃の新刊あたりから内容がどこに向かっているのかよくわからない本が多くなった気がした。

加えて、2002年新聞連載をはじめると、必然的家族話題が中心になる。

私は西原作家としては信頼していたが、人間性まで盲信はできなかった。確か、「人生一年生」(1号か2号か忘れた)の中で安野モヨコが「西原漫画は好きだけど、友人として近づきたいわけではない」という旨のコメントをしていたのがすごく心に残った。

そうなんだ。西原漫画家としては才能があるけど、だから人間性もすべて素晴らしい人ではない。魅力的ではあるが、何かが欠けている。それが欠けているからこその魅力であり、埋めてしまうと彼女漫画を描けなくなってしまう気がする。

そういった私の中の西原への印象を、端的に言葉にしたようなコメントだと思った。

そこから新聞連載は興味があまりなかったこともあり、新刊を時々は買うものの「何か違うな…」と思うことが多々あった。おそらく、それは私が目まぐるしく成長していた時期だったからだと思う。

私の西原への熱量は冷めていき、一応情報を追ってはいるが興味が持てなくなっていった。

映画化絵本執筆

それは華々しいが、私が西原の魅力と感じていた部分がそれによって表せていたかというと疑問だ。

「大体、絵本とかで良い話描く際に必ず草原に青い空って手抜きじゃね?」

というくらいに、この頃から私の中で西原は「青い空の下草原をバックに良いこと言う作家」というイメージに変わっていった。漫画だと手抜きも笑えるけど、良い話、しか絵本になると「それでいいのか?」という気持ちになるから不思議

更にだんだん文化人枠に入っていくのも不思議ものを見ている感じだった。新聞連載は最初ちょっと読んだくらいなので、「良い母」としてCMに出る西原不思議な感じがした。だって西原ってあんなにめちゃくちゃやってる人なのになんでこんな綺麗にコーティングされているんだろう?

無頼派新刊も、かっちゃんマネー頼りの内容が多くなり、金で解決するオチが頻発して食傷気味になっていた。

そして20歳を超えた私は、新刊を諦めかつて夢中になっていた既刊を読み返すことにした。

しかし、それを読む私は確実に昔より成長していたらしい。

西原の本に出てくる友達男性ばかりで、特に仲の良い人はおそらく恋人だ。頻繁に出ていた人が急に出なくなるのは、きっと別れたからだろう。そう思った。そしてあんなに友人が出てくるのに、女性の友人は数えるほどしか出てない、もしくは出てもすぐに出なくなる。

それまでも、西原の本の内容が「嘘」であることは欄外などに語られていた。でもそれは面白くするための嘘であって、自分をよく見せるための嘘ではないんだろうと勝手に思い込んでいた。

しかし私が大人になったのか、女性の友人があまり出てこない事実に気付き、いろんなメッキが剥がれていった。

そして惰性で書店に行くついでに新刊をめくると、息子と娘の扱いに差がある気がする。

親との確執特に露骨に弟を贔屓し全肯定するのに私を全否定する母親との確執がある私にとって、それが気になった途端、新刊を追うことはできなくなった。

それ以降は聞き齧りなので本当に時系列がよくわからない。

とりあえずかっちゃんとの交際が公になったまではまあ「ふーん」と聞き流していたが、その後のMXテレビでの女性発言をかっちゃん解決してもらうところはすごく悲しかった。

なんていうか、それまで強い男に媚びてのし上ってきたんだろうなと気づいてはいものの、なるべくそこは見ないようにしていたのに、鼻先に思い切り突きつけられた気がして。

それでもまだまだ西原アル中鴨ちゃんを看取りシングル子供2人を育てた良き妻、良き母。かっちゃんとの関係はまだ女を捨てていない素敵な関係。そういうイメージ媒体を見るたびに悲しくなってしまった。そこには、私の好きだった西原が小さくなっていて、よくわからない素敵そうなものが大きな顔をしている。そういうふうに私には見えた。

とどめを刺したのは、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」だった。

私の中で、女性作家若い女性に向けた提言本を出すと、それはもう終わりの始まりだという謎の思い込みがある。

(男性作家にも一部そういう人はいるが、どういうわけか面白く書く人もいて、この辺はいつも不思議。要するに成功した男性ロールモデルは数種類いるのに対し、成功した女性ロールモデルは種類が少なく画一的からだろうと思っている)

結婚子供を産んだ。金も男も手に入れた。確かに、そういう意味西原に憧れる人もいるんだろう。そして、この本が響く人もいっぱいいるんだろう。

でも私は病気学校に行けなくて、どんなに頑張っても今の世の中だと普通に働いて結婚して子供産むとかすごくハードなことで…。そんな私のコンプレックスなんて西原にはなんにも関係ない。でも、かつての本には弱者への目線も書かれていて、その人たちを笑わそうと体を張っているすごい人だと幼い私には見えていた。

それだけに、いわゆる「成功した作家」が提言本を出すのが、私には作家として何かを手放しているように思えて仕方なかった。

そんでもって相変わらず「青い空の下草原をバックに」表紙だしな!

(別に丁寧に細密な絵を描いて欲しいわけではない)

これ以降は別に私が書くことではない。

ない、が、娘さんの告発を見て、「やっぱりなあ…」と思ってしまった。

家族のことを部外者がとやかく言うのは下品だと思うので差し控えるが、著作を買っていた私は娘さんを追い詰めた側の人間だと思うので、今後どんな形でもいいか彼女が満たされ幸せに生きていって欲しいと素直に思う。

それはそれとして、西原ならこの騒動あの手この手マネーに変え、何故か感動のラストに持っていくのでは…と危惧している。多分、この予想は高確率で当たると思ってしまうのがすごく悲しいことのように私には思えるが、西原には西原なりの大切なものがあるんだろう。今の私にはよくわからないけれども。でも、私は娘さんを追い詰めた加害者なので、その顛末を見届けないといけないと思う。だから、少しでも娘さんが救われる顛末であって欲しい。ここでこんなこと書いてもなんにもならないけどな!

今までお気持ち表明って冷ややかに見ていたが、自分で読んでも気持ち悪い文章になってしまった。

高かった熱が冷めれば冷めるほど、人は気持ち悪い文章を書いてしまうのだろう。

それでも、私は一時期確実に西原漫画を読んで生活が潤っていたし、その潤いがなければ生きてこられなかったと思う。

なるべくそのことは忘れないよう、これからも生きていけたらいいなと思い、私は明日行きたくない会社に出社してやりたくない仕事をするだろう。おしまい


追記

男性に伝わるか私にはよくわからないんだけれども、大体の女性にとって「やたらとわかってる風に振る舞う男性友達ばっかりで同性の友達がいない女性」ってなんか言動とか価値観?とかに違和を感じていて、直接的だったり間接的に嫌な目に遭うことがままある…気がする…あくまで私の周囲の女性意見だけども。

(そういう女性男性はいい顔するので、例の「女の敵は女」という言葉が出てきがちだ。そりゃ被害に遭わなきゃ女性だって高みの見物できるだろうと思う。往々にしてその手の女性好戦的なのがめんどい)

とりあえず愛ちゃんアシスタントだし、はせぴょんとか中瀬ゆかりさんはビジネスだろう。「毎日かあさん」のママ友の話はほぼ創作(むぎちゃんだっけ?あの人は多分いない)らしいので、若い頃の同性の友人の話も聞いた話を適当に盛ってほぼ創作なんじゃないかなと思う。

とにかく言いたいのは同性の友人がいないことは悪いことではないと思うけど、同性の友人がいない人が娘の母親としてどう振る舞うかというと…ということを言いたかった。

まあ、ぶっちゃけ私の母親がそういう感じなんだって話でしかないけどな。

追記2】

作品ファンだったと思うのが健全で、作家ファンだったと思うのはちょっと違うと思った方がいい、みたいな意見はすごく真っ当な意見だと思うし、私もそういう風に考えたいと思う。

でも、西原をはじめとした自分身の回りノンフィクションエッセイとして作品を発表する作家はある程度作者の魅力込みで読者がファンになる特殊ジャンルかなとも思う。

(さすがに盲信するのはどうかなという気がするし、きっと完全フィクション作家ならみんな簡単に割り切れるかなと)

そういう特殊で業の深いジャンルであるが故に、今回の娘さんの話題で様々な意見が出るというのが問題?の本質かなと私は思ってる。だからこそ、今後また西原が今回の話題も何かしらの作品昇華してしまいそうで怖いなと思っている。

(作家としてはそれが正解なんだろうけど、それ故に残酷というかあまりに業が深すぎる職業というか)

追記3】

今ざっくり自分文章読み返してみて、多分初期の方が弱者への視点が感じられ、更に作者本人が体を張って笑いをとりに行く様が魅力に感じられたように思う。

そして、よくある話ではあるが金や権利を手に入れたあたりでその魅力が感じられなくなったのかなと。

多分その魅力は彼女の中にまだあるはずだけど、今の状況だとそれで作品を作るのは難しそうだ。それはとても困難で手間がかかるし、素敵な女性として楽にいい感じの本出した方が売れるだろうしね。

追記4】

他の人の西原への感想などが読めてとても嬉しいです。もっと読みたいので書ける人は書いてくれるとすごくすごく嬉しいです。

しか新聞連載以降の作品ファンがあまりいないので、あの辺の作品を買った層と初期の作品を買っていた層はまったく違う層なのか?と新たな疑問が出てきた…。「上京ものがたり」あたりは私も結構好きでした。特にラストはすごく心に残っている。

追記5】

追記多いのマジで気持ち悪いな。でも本文から気持ちいからなんかもうええわ。

友達の多い少ないは少なくともこの文章においては問題ではない。実際私も学校行ってないか友達少ないし。そしてそこを語りたいわけではない。

では何が私が引っかかったかというと、私がこの文章を書いた発端が彼女の娘さんの文章を読んだこと。

何度か男性友達は多いのに同性の友達がいない、少ない女性と接した経験から、そういう人々はとても男尊女卑であると思った。要するに、大勢男性と親しくできる自分は「名誉男性」であり、同性とばかり親しくする女性を格下に見ている。そして、人間を上か下かでしか見られず、他人自分と等しい存在だと捉えることができない。男尊女卑は対男性には伝わりにくいが、対女性にはすぐ伝わってしまうので対女性とはトラブルが多い。

そういう男尊女卑内面は奇しくも本人が言う通り、男尊女卑のまかり通る環境で生まれ育ったことも関係あるのかもしれない。

(でも、そういう環境で育った人がみんなそうなるわけではないけれども)

そして重要なのは、ここが問題点なのではなく、本当に重要なのはここから

本人が自覚あるかないかに関わらず、男尊女卑思想のある女性男の子女の子を産んだ場合女の子にはどう接するだろうか。

ここからは私の知り得るところではないので差し控えるが、自身母親と照らし合わせると自ずと見えることが無きにしも非ず。

それはそれとて、そういうことを考える私もまたすごく嫌な女だということは間違いないだろう。

自分の周辺にそういう女性に心当たりがないという人はとても良い環境に恵まれた人だと思うので、それは自身の人柄によるもので、すごく誇っていい尊いことだと私は思う。

追記6】

私がこの文章で書きたかたことは、西原理恵子という作家の業と私という読者の業、そして何より娘さんについて。

なので差別云々というのは私の文章力とか私の考え方に問題があるのは前提として、それを除けばここのコメント西原理恵子という作家や娘さんのことを触れないのは片手落ちに感じる。

(もちろん、100文字という制限がある以上それは仕方ないとは思う)

そして、私はその業や娘さんに関係ないことはこの文章の中で書く気はないし、責任もとる気がない。

私は誰しもどこかに他人差別してしまうところがあって、多分そこを言及されていると思うけれども、他人に「絶対差別するな」って押し付けたり、「自分絶対差別してない」って言い切る人は理想主義過ぎて少し怖い。

から、その辺が気になる人は、自分でそういう差別についてのエントリを書く方が満足できるし有意義だと思う。

追記7】

差別が〜って言う人は西原漫画読めるのか…?とずっと考えていたが、よく考えたら西原漫画を読まずにこのエントリだけ読んで「差別が〜」と言っている可能性もあるのか!とはたと気づいた。

知らない人に説明すると、西原理恵子という人の芸風は人種差別女性差別弱者差別などあらゆる差別を笑いに昇華していくものである。実際、女性の友人をデブだのブスだのヤリ○ンだと罵ったり、子供を産んでいない女性専業主婦へのヘイト発言なんて日常茶飯事だ。しかも、この何十倍も汚い言葉でそれを言う。

(改めてこう書くと本当酷いな…)

もう本人の作品自体ミソジニーだのホモソーシャルだのが真っ青になるくらい、差別問題発言の坩堝なのが西原理恵子漫画だ。

(今のポリコレではアウトでしかない…だから改めて差別とかホモソーシャルとか言われると「いやもっとアウトな発言いっぱい出てくるから!」ともうどこから突っ込めばいいのかもうよくわからない)

ところが、それがものすごく面白くて笑えるから始末が悪い。そして、それを読んで笑う読者ももれなく下品である。それが、西原理恵子と読者の業の深さの一端だ。

私は西原理恵子という作家について書くにあたって、そういう彼女や読者の中にある「差別」は切り離せないものだと思ってこの文章を書いた。そして、その「差別」がどの程度彼女の娘さんに及んでいたのか(あまり詳細が書かれなかったこともあるが)読者にはよくわからなかったところが例の娘さんの件で露見したように思う。

(更に補足すると、彼女差別する人間からこちらも差別していいとかってそういう話ではない)

なので西原理恵子を知らない人は、とりあえず図書館にも置いてあるしブックオフで叩き売りされているので読んでみて欲しい。私のおすすめは、コメントでも人気の高い「鳥頭紀行」とか「ぼくんち」あたり。

実際の西原漫画を読んで、差別だとかそういうもので頭がクラクラするのにギャグが強烈に面白いという奇怪な感覚に失神するがいい!

(ただし、合わない人には本当に合わない)

結局、何があっても私は西原理恵子漫画のすべてをきらいになれないし、機会があれば好きな作品を未読の人にも読んでもらいたいのだ。

Permalink | 記事への反応(18) | 17:22

2022-06-03

anond:20220603064822

3歳、じゃなくて10歳だなこれ、

そのくらいまで生まれ育った土地が一番肌に合ってる(体調をくずしにくい)という説がある。しらんけど。

いままでネットで仲良くなった人(この人とならセックス抜きなら結婚してもいいってレベルで)の今住んでる土地を調べると、

自分場合は実母の出身地Aか、10歳までくらした県Bかに収束した。

自身は一度も暮らしたことがないが、Aの名産品の一つと醤油はすごくうまいと思う。

父方の出身地には収束しないw

母の手料理がしみついてるのともまた違う気がする。

最近でてきた醤油のほうがうまいし。

B県の人となかよくなったとき自分はB県3歳から10歳くらいまでしか住んでないんだけど、

言葉の強さが似てて「自分相手を責めてないんだよ」ってことが通じやすいと感じた。笑いのツボもだいぶ似てた。

ご参考まで。

2022-06-01

anond:20210818021610

音楽ユニットOLDCODEX」5・31解散 約12年の活動に終止符【メンバーコメント全文】

https://www.oricon.co.jp/news/2236798/

https://news.yahoo.co.jp/articles/677a035085cca300727396081cab35c478c62236

ゲスく裏を邪推するなら、「トラブルを起こした」メンバー報道が一段落したタイミングでの解散発表はトラブル収束の長期計画の一環、と妄想してみるw

トラブルを起こした『方じゃない』」メンバーから別れを切り出したとしても不思議じゃないし、プロジェクト発足時に「こういったトラブルが発生したらコウイッタ収束をもってプロジェクトを終了する」という契約がされていてもオカシクナイ、と思う。

何はともあれ、「下半身Free」の代償は大きかった、とwww

2022-05-22

2000年代の惰性がまだ残っていた頃、ライトノベルとはなにか?みたいなことを今のおっさんたちが熱を上げて議論みたいな喧嘩みたいななにかをしていたけれど、結局徒労だったね

現状のライトノベルライトノベルってカテゴライズ収束していって、ライトノベル的なものガチガチに固定されてしまった

まるでマナー講師

2022-05-21

L'Arc〜en〜Ciel座席変更の

トレンドに入っていたから覗いてみたらあまりに闇が深くてびっくりしちゃった。

座席エリア公開情報つけて席種分け(当然金額も違う)して販売

・公演2日前に突然座席レイアウト変更のお知らせ、元々S・AエリアSS・S席が拡張される(=申し込み時に想定できるはずのないエリア座席割り当てされる人が出る)

まではまあニュースの通りなんだけども、ニュースについていたヤフコメとか呟きとか覗いてみたら

・どうもメンバー個々のソロ活動が忙しくてバンド活動があまりできていない

10オリジナルアルバムが出ていない

そもそも10年で出た新曲が5曲

ライヴは時々やるけどセトリがほぼ同じでマンネリ化している

・通常FCに加えて別料金のデジタル会員枠が増やされ、どっちにも入っていない(年会費一万円)と申し込めない席種がある

という話がわんさか出てきてもうね……。

そりゃいくら楽曲が好きで長く応援してきた人たちでも呆れかえると思う。今回のことを含めて、これだけのことを我慢しないと「本当のファンじゃない」「本当に好きじゃない」みたいに言うのは流石に暴論だと思ったわ。

初日もう始まってるんだろうけど、どう収束させるのかな。無かったことにするのかな。優良誤認消費者庁通報するって人多かったから、逃げ切るのはちょっと難しそうだけど。

2022-05-19

コロナいつ収束すんの?

どの専門家収束予想を外してるのしょうがないとは思うけど、いつ収束すんだろね。

現在はなんも規制ないけど、旅行しちゃってええんかな?

北海道行きてーなーと思ってるけど二の足踏んでる今日このごろ

2022-05-18

宇梶剛士伝説武勇伝日本刀で斬られる

日本刀で斬られ殺されかけた宇梶剛士

宇梶剛士さんはブラックエンペラー総長時代時代劇でも中々斬られたことがないであろう日本刀で切られた伝説を持っているようです。

宇梶剛士さんは敵対していたグループのヘッドから休戦協定の話し合いの場を設けられ、数人のメンバーを引き連れてその場所に向かったそうです。

ヘッド同士の話し合いでの解決をするという約束のはずが、話し合いの際に突然敵のメンバーひとりから日本刀背中を切りつけられ、宇梶剛士さんは大量出血の大怪我をしてしまます

さらにそれを合図として畳み掛けるように複数人が襲い掛かって袋叩きに遭い、宇梶剛士さんは重傷をを負って病院に運び込まれました。

当然姑息手段で陥れた敵対グループに怒り心頭宇梶剛士さんは、歩けるまでに回復すると復讐のためにメンバーを集めましたが、確実に死人が出ると判断した元総長支部長らの懸命の説得により抗争には発展せず、敵対グループに詫びとケジメを取らせることで場を収束させたそうです。

宇梶剛士さんが殺されるか、人殺しになるかの瀬戸際だった伝説だったようですね。

2022-05-13

シン・ウルトラマン感想ネタバレ有りで書きました。ネタバレが嫌

これはシン・ゴジラ踏襲した手法特撮愛を形にした点で共通しているが全くアプローチの異なる映画だ。

シン・ゴジラゴジラという存在を借りて庵野樋口が好き勝手再構築した映画

シン・ウルトラマンウルトラマンという作品庵野樋口再構成した映画だ。

なので観る人がどういうイメージを持って観に行ったかによって捉え方が全く変わるだろう。

シン・ゴジラを期待した人には少し肩透かしになったと思う。

ウルトラマンを元に再構築して欲しかった人にも肩透かしになっただろう。

そしてウルトラマンを今に蘇らせて欲しかった人には最高の映画になったと思う。

シン・ウルトラマン原作となったウルトラQからウルトラマン最終話までを120分に押し込んだ映画だ。

これは本当に構成が上手い。情報量が多く展開が早いため120分があっという間で下手をすると振り落とされてしまう。

怪獣製作する上での裏事情をうまく解釈し直し生物兵器としたのは素晴らしい。

隊員の巨大化やちゃぶ台を挟んだ駆け引き(これはウルトラセブンだが)などウルトラマンの各エピソードを拾い一つの流れに組み込みゼットンの再解釈は思わず唸らされた。

そこか!そこでウルトマンのあのシーンを挟むのか庵野このやろう!!wwと思わず笑ってしまった。

からこそ、ファンでなければ面白さが伝わりづらいという弱点がどうしてもあると思う。

予備知識なしに見る人はどこに収束しようとしているのかわからない。

シン・ゴジラには物語の冒頭から終幕までゴジラという明確な敵役がいたが、シン・ウルトラマンは何度も事件が起こりそのたび敵が変わるからだ。

自分ウルトラマンをしっかり観たことはないが一応メフィラス星人ゾフィーゼットンなどを知っていたのでなるほどこうきたかと思ったが、それすらない人にはどこが物語クライマックスになるのかわからないだろう。

なので賛否が起こり評価はおそらく大きくバラつく。ある人には最高、ある人には今ひとつ。そういう映画だ。

シン・ゴジラゴジラというテーマベース日本社会を描き出したので特撮ファン以外にも開かれた映画になったが、シン・ウルトラマンウルトラマンに愛がある人に受け入れられるストライクゾーンの狭いものになるのではないか

また、シン・ゴジラシリアス物語が進むからこそ笑いになっているところがあったが今回は全体的にコメディ的に味付けがされていてそこを良しとしない人もいるだろう。

ほとんどの人には

シン・ゴジラウルトラマン版を期待したのにそうでもなかったなー。」

という評価に落ち着いてしまうのではないかと思う。

やや厳しく書いてしまったが自分としては大いに楽しめた。

カメラワークは広角レンズが多用され物陰から見ているかのような構図が特徴的だった。そしてカット割が多い。

禍威獣パートをは人間視点で、人間ドラマパート小人透明人間になって複数人で観察しているような感覚だった。

しかしたら映画を見ている我我も外星人としてこの地球のいく末を観察する役割を与えられていたのかもしれない。

巨大化した美人キャリアウーマンはこれは新い性癖きたなと思ってしまった。普段酒に酔っ払って路上で寝ているのが仄めかされたのもとても良い。メフィラス星人と神永が公園ブランコ対話をしているシーンは「薄い本になりそうだな〜」と思った。

役名は明かされなかったが竹野内豊がおそらくシン・ゴジラ赤坂と同じ役で出ている。これはシン・ゴジラ世界とシン・ウルトラマン世界マルチバースであるということだろう。

そうしたのもゴジラウルトラマン大人の事情で同じところに立てない作品の両作品への庵野の愛を感じる。

じゃぁなんで斎藤工戦車に乗ってないんだとなるが、まぁ斎藤工マルチバースで巨大な敵と直接戦っているということで笑

ウルトラマンでは田舎や都会で戦うことはあってもミニチュアが大変な工場というのはなかなかなかったのではないか、夕暮れ近い工業地帯での巨人肉弾戦は庵野が一番観せたかった絵だと思う。

ストライクゾーンが狭いとは言ったが丁寧に作り込まれているのは同じなので面白いと思う部分は人それぞれにあるだろう。

最後に劇中一番好きだったセリフ

「割り勘でいいかウルトラマン

2022-05-11

魔法世界の住人はそこが作られた世界であることに気付けるのか

我々の世界を縛り付けるあらゆる法則を飛び越え自由になる為の手段が我々には与えられていない。

すべての行動、意思、そして思考でさえも素粒子の踊り、ビンゴカードのマス目に還元され物理法則くびきを逃れることはできない。

我々の宇宙というひとつの巨大な展開図は畳んでしまえば何の変哲も許さなひとつの点に収束する。

魔法不可能を可能にする。無を有にする。その逆をする。

水を生み出す魔法ひとつとってもそれが少なくとも質量保存の法則無視していることは分かる。

我々の宇宙の始まりの点こそがこの宇宙最初にして最後魔法だったのだという主張は無限説得力を持つ。

明日目が覚めた時、魔法世界のベッドにいたら。

寝ぼけ眼をこすりながら階段を降り、半分固くなったパンに手を伸ばし、

TVの電源を入れ、芸能人の不幸に衝撃を受け、歯を磨いて顔を洗ってワイシャツに袖を通し……ドアを開けたとき

その目の前を、デッキブラシにまたがるお嬢さんがスッと横切る。風が舞い上がる。ふわりとシャンプー香りが鼻腔を吹き抜ける。

お嬢さんが振り返る。目が合う。

その時あなたはその世界が作られたものであることを、認識できるだろうか?

そのお嬢さん視線に反逆して。

2022-05-10

anond:20220510124233

長すぎるけど、言ってることはまとも。

フェミニストも、表現の自由派も、相手立場になって考えることから始めないと、

議論収束しないし、相手立場に立つということは、なりきりアカウントで演じてみるのが一番速いのだ。

2022-05-08

表自界隈の議論収束しないは「自転車置場の議論」だからだと思う

自身権利ほとんど関係いからこそ気軽に発言ができてしまい、「自転車置場の議論」と同様に議論が紛糾するんだと思う。

ちなみに、「自転車置場の議論」は、どうでもいいことほど意見がたくさん出て話がまとまらなくなることの例えね。

その点では、表自関係話題というのは、一昔前の教育問題に替わる話題なんだとも思う。

教育問題も、自分教育を受けたことがある(教育したことがなくても)というだけでいっちょかみしたくなる話題だったのだ。

ゆとり教育」あたりの頃は、けっこうあちこち収束しない議論が持ち上がっていたものだ。

2022-04-30

いつまで密を避けてんの?(呆)

海外の状況見てもコロナってもう完全に終わったものだよね。それなのに日本人だけいつまでコロナコロナ言ってるんだろう。先日社員を飲みに誘ったら「密が嫌なのでコロナが落ち着いたら行きましょう」とか言われて断られたんだけど、今時まだ密を気にしてる奴って私は情報弱者ですって自己紹介してるだけだからやめたほうがいいと思う(笑) もちろんそいつ評価は下げるけどね。情報をまともに把握できないなんて社会人として下の下だし。

誰も死なない、重症化もしない病気を未だに怖がってる意味からない。政府はさっさとコロナ完全収束宣言を出すべきでしょ。

2022-04-29

anond:20220429174012

これ凄いよくある。

でも資金に余裕があるならコロナ禍が収束して株価が上がってくるまで持っていてもいいような気もする。

でも他の投資に手が出せなくなるから難しいところだな。

anond:20220429114122

何年か前からS&P500連動の投資信託で積立投資をしていたが、コロナショック時に購入金額トントンぐらいで狼狽売りしてしまった。

その後、下がったタイミングで買い戻せば良かったんだが、二番底とか言われていたし、素人にそんなタイミングがわかるはずもなく。

職業医療職でコロナ仕事が忙しくなったタイミングで、相場のことを考える余裕がなくなっていたのも良くなかった。

まあ、余裕があったからといっても下がっているタイミングで買い増ししていけるかと言ったら無理だったと思う。

それで積立投資をまた数ヶ月前から再開した。

医療職ゆえにコロナ特性理解しており、短期間で収束する可能性は低いと踏んでいたし、

世界経済活動は停滞するだろうと予想していて各国がばらまきをしたとしても、焼け石に水だろうと思っていた。

自分の教訓としては

投資信託の長期の積立投資では短期間で買ったり売ったりするものではない

(そもそもどういう考えでそのようなやり方が推奨されているかを本当には理解していなかった)

素人が予想できるほど経済は単純ではない

ということを学んだ。

2022-04-25

anond:20220425230705

いじめ旭川じゃなかったっけ。

あと、あれはフェミネタというより子持ちと元いじめられっ子がいじめ問題の枠組みで話題にしてたと思うが。で、最近再燃したのって保護者会がきっかけだし、保護者会は平日にやるでしょ。

まあ、今日はたわわはとりあえず収束して、新しいネタがないから静かだっただけだと思う。

本日の良かったこ

しっかり寝れた。6時前に1度目が覚めたけど、気持ちよく二度寝できた。朝の光が爽やかだった。

日中は気温が上がったから、エアコンをつけずに窓を開けてすごした。

トラブル対応に一度収束の目処がたってきた。

2022-04-23

結局たわわ問題がどう収束するかは選挙を待つしかないの?

正直表現の自由重視派とゾーニング派のやり取りは議論とは呼べないただの平行線の罵り合いだし、もう参院選まではこの流れが続くんだろうなと諦めてる

ゾーニング派は立憲・共産社民ジェンダー平等を前面に押し出し政党議員数をどれだけ増やせるか

表現の自由派はエロ表現の自由を重視する議員赤松健(自民)、藤末健三(自民)、石井苗子(維新)など)を何人通せるか

まあどうせ終わっても罵り合いは続くんだろうなあと思うが、少しは現実が見えるだろ

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