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はてなキーワード: パラレルワールドとは

2022-04-10

不思議世界に生かされている

僕たちは不思議世界に生かされている。

なにを突然。どうしたの?って言われそうだけど...

この世界って不思議世界かしら?

生かされてるって言うけど、普通に生きてるよ、ってか?

中二病的な何か?

いやいや、普通に不思議世界だ。

大地があって、空気があって、太陽が東から昇って西に沈む。

植物は繁り、時に雨が降り、風が吹き、夜になると太陽と見た目ほぼ同じ大きさの月が出る。

太陽系があり、銀河系があり、局所銀河群があり、観測可能宇宙があり、大宇宙がある。

宇宙ってビッグバンによって無からできたんだよね?

は?無から

しかも未だに膨張し続けているんだよね。しか光速以上の速さで。

もうなにがなんだか...

これが3次元世界で、4次元とか11次元とか平行世界とかパラレルワールドとか...

そもそもどうして太陽系の片隅に人間なんかがいるの?

そしてどうして自分人間なんかにまれしまったの?

気が付いたら自分がいて、気が付いたらこ不思議世界普通に暮らしている。

そして、競争に巻き込まれ自由だの権利だの人生だの幸せだのに翻弄されて生きている。

よく考えたら人間なんてなんにも分かってないじゃん。

人生意味なんてない。

ただ、より良い人生を、少しでもより良い人生を生きたくてもがいている。

より良い人生ってなに?

健康性格もよく親や配偶者兄弟友達に恵まれ仕事に恵まれ、豊かで満ち足りた人生

そんな人生あるわけないじゃん。

仮にあったとしてもどうせ死ぬのだ。

死は平等に与えられる。

そして死んだらたぶんあの世があって、精神世界を生きて、そして輪廻転生するんだろう。

そしてまた親を選んで生まれて来るっていうよね。

不思議だ。

モルダー疲れているのよ。

うん。

おやすみ

2022-03-25

タコピーの「過去に戻る」って

タイムワープじゃなくて、スナップショット復元だったのでは。

過去に戻る仕組みを説明してそうな内容は、作品中には一切なかったので、以下全部仮説だよ。

ぶっちゃけ、こういうのって、超常的ななんかスゴイパワーで奇跡が起きた、と、ゆるふわに読むのが正しい気もするし。

よくあるループものって、主人公けが時間を移動してるからパラレルワールドやら世界線やらが沢山生まれるけど、

あの世界では、絶対的時間は一切巻き戻っておらず、カメラで撮った「現実スナップショット」で、現実を上書きしていただけなのでは。

PCデータを上書きしたときに、アクセスできないゴミデータが残って、復旧ソフトを使ったりすると復元できることがあるように、

ハッピー道具で過去に戻るのも、実際は「過去状態に上書きした」だから、上書き前の経験深層心理に残っていることがある。

から最終話で、まりちゃんしずかちゃんも、自分と一緒に過ごしたタコピー記憶が、深層心理に残っている。

という仮説。

この仮説だと、序盤の101回ループで、どうしてもまりちゃんチャッピー出会って、チャッピー保健所送りになってしまうのも、

12話~13話で描かれた、初回ループ経験が、まりちゃん深層心理に残っており、絶対しずかちゃんを殺す(死なせる)という動機が発生しているから、とも考えられる。


最近ループものって、ゲーム的な、時間を巻き戻して別のルートに行く、ってタイプが多く、

そっちの考え方だと、最終話で「なんで、時間を戻したのに、全部のループ出来事が影響してるんだよ」って考えてしまって、いまいちお話に乗れないなぁ、と思ったので。

ってか、自分が、1回目読んだ時そうだったんだけど、この発想に辿り着いてからむっちゃ納得できたしむっちゃ感動したわ。

ありがとうタコピー!いい漫画だったよ!!!

2022-03-08

anond:20220308195859

ロシア人に対して出すメッセージとしては制裁よりも「現代は縦深やら緩衝地帯なんてなくても安全は守られるし、武力がなくても話は聞いてもらえる。怖がらなくていい。」ってことを繰り返し伝えないとこじれるだけなんじゃねえかなあと

ロシア国内ではウクライナこそが虐殺攻撃を行っているというプロパガンダが大々的に流されているわけで、我々とは見えてる光景が全く違うからそんなメッセッジが届くわけない。これは中国もそう。パラレルワールドが広がってる。

2022-02-28

ボツ

何々、緩やかに衰退している国の指導者大戦前のイデオロギー残滓に感化されて隣国への侵攻を開始?これ舞台2022年なの?ちょっと荒唐無稽というか、唐突だなぁ。

現代にするとどうしても読者はリアル感を見てしまうから冷戦中って設定にしない?それかパラレルワールド的なとこにするとか。

核の抑止力にまで言及してるし、ちょっと大げさすぎて幼稚かな。舞台練り直すか、開戦の理由もうちょっと作り込んでみて?

現代常任理事国がいきなり戦争ふっかけるわけないでしょ?

2022-02-22

anond:20220222144140

一人一人違うパラレルワールドに住んでいて、たまにそこから抜け出して話をしてるだけだから

2022-02-13

anond:20220213120723

おまえが生理的に受け付けなくて2度来てほしくなかっただけ、というパラレルワールドもあるはず

2022-01-19

anond:20220118210549

Valorantでも同じ現象あるけど、パラレルワールドの住人が争ってる感じだったな。

2022-01-13

おかえりモネ

おかえりモネ 2019年9月まで話がすすんでる

すでに気仙沼編の登場人物が発表済だが断片的な内容

(8月発売のガイドブックには載ってない)

20日ごろ発売の月刊テレビ情報誌でおおよそわかるのだろうが

コロナを描くのだろうか、それとも描かないのか

A案 パラレルワールド(新型コロナのない世界2020年9月のパラ前後

B案 コロナ禍直前の2020年1月まで

C案-1 コロナ禍の五輪パラ延期が決まる2020年3月頃まで

C案-2  コロナ禍の2021年9月パラまで描く

モネちゃんと「おかえり」できるんだろうか

2021-12-02

anond:20211201180843

WHO:「Xiはよくある姓なので除外した」

ワイ:確かに習近平とか志位和夫そうやな

WHO:「オミクロンにしたで」

尾身閣下:「...」

パラレルワールドではテドロスの代わりに尾身閣下事務局長やってるんやで(苦笑

2021-11-19

みんな温泉むすめの話してる!!!

なんかパラレルワールドに来たみたい。めちゃくちゃ不思議な感じがする

2021-10-29

シンエヴァ造語がわかりにくすぎたので解説サイトで全部調べた

序、破までは普通に楽しめていた。

なぜなら新劇場版で登場するのは、TVアニメ版でも再三出てきた「人類補完計画」や「セカンドインパクト」など、ニワカファンの俺でも理解できるワードばかりだったからだ。


ところがQで出るわ出るわ、わけわからんワード。「アダムスの器」、「インフィニティのなり損ない」などなど。あれ?オレ観てる映画間違えたかな?

しかもQの悪いところは、登場人物たちが新ワード意味を、シンジくんに対してどころか我々視聴者にも教えてくれない!

いくらなんでもファンを置いてきぼりにしすぎだろ!


・・・とぼやいていたら、シンエヴァさらに輪をかけて新たな謎用語を投げつけてきて無事脳のキャパティオーバーしたので、劇場では思考放棄して映像を楽しむことにした。

ところが最近になってアマプラ配信が開始され、今度は自宅で気楽に何度も観返せるようになったので、とうとう重い腰を上げいままで理解を諦めていたシンエヴァ用語たちについて調べることにした。

以下、その自由研究の結果である。(もし間違っていたらやさしく教えてくれよな!)


アダムスの器

エヴァMark9、101112の4体のこと。

アダムス」というのは4機のヴンダーのことで、セカンドインパクト映像によく写っている4人の巨人のことらしい。なんで巨人飛行機になったのかは監督趣味からしか

元ネタウルトラマン


・カシウスの槍

破でニアサードを起こしたシンジくん+初号機に、カオルくんがブン投げた槍。儀式を止めることができる。

実は破とQの間で起きた本物のサードインパクトの時にも活躍リリスに刺してサードを止めた(と思ったらゲンドウの策略でエヴァMark.6が使徒になって結局サード継続)。

しょうがないので加持さんがロンギヌスの槍Mark.6にぶっ刺し特攻してサードは完全に止まった。

こういう経緯があったから、Qでカオルくんは2種の槍がセントラルドグマにあると思っていた(実際にはすり替えられていたけど)。


フォースインパクト

Qでシンジ+カオルくん+13号機が起こしそうになったやつ。発動条件は「13号機が使徒を喰う」+「13号機が2本の同じ槍を持つ」

Qは「使徒Mark.6」+「ゲンドウ製の槍」で起動してしまったが、カオルくんのファインプレーで止まった。


これ、シンエヴァ初見時は気づかなかったんだけど、実はシンエヴァでもアディショナルインパクトの前にフォースインパクトがきちんと発生してるのな。

シンエヴァでは「使徒アスカ」+「黒き月製の槍2本」をトリガーに発動しちゃってる。


・アディショナルインパクト

これも初見では意味不明だったけど、ようやく理解できた。

いわゆる「ゼーレのシナリオ」は「フォースインパクトで全人類の魂を浄化して、一つの生命体に進化させればオッケー(=人類補完計画)」って話なワケ。

でも、ゲンドウは「ユイにもう一度会いたい」をモチベーションにしてるからフォースが完遂されて生命が一個になっちゃうと困る。

なのでフォース中に別のインパクトを起こして儀式を乗っ取っちゃおう。ってのがアディショナルインパクト

トリガーセカンドインパクトと同じ。「リリス(今回はエヴァイマジナリー)」+「4体のアダムス(今回はヴンダー4機)」+「槍」


ゴルゴダオブジェクト

マジでポッと出てきて説明も無しに終わったかビビった。

マイナス宇宙にある、なんでも願いを叶えてくれる魔法場所らしい。

最近だれかのツイートで見たけど、実はエヴァQのニアサーのシーンですでにチラッと登場してたらしくて感心した(ガフの扉の向こう)。ポッ出とか言ってすまなかった。

アディショナルインパクト目的は、このゴルゴダオブジェクトの力でこの宇宙のどこかにいるユイを見つけることだったっぽい。


劇中で説明特になかったのは、メタ的に言えば「なんでも叶うスーパーアイテムなんてアニメ最終回ではよくあること。だから設定はどうでもいいし説明する必要もないでしょ?」ってことなんだと思う。

形状の元ネタウルトラマン


エヴァ8+9+10+11+12号機

冒頭のパリオーバーラッピング装備をゲットしたから使えるようになった8号機の新能力

この状態の8号機はめっちゃつよいのでマイナス宇宙に行けちゃう

元ネタウルトラマンタロウの合体能力ワードがそのまんまらしい。


アドバンス綾波シリーズ

エヴァMark.9〜12に乗せるためだけに作った人形

そっくりさんは元々こいつらの候補だったけど、Qでマリ感情を動かされて自ら離脱した。

それに冬月とゲンドウがキレたのか、今度は感情のない肉人形にしたみたい。


↓ここからワードだけじゃなくて、ストーリーでわかりにくかったところの解釈


<Qでは謎だったけど、シンエヴァで解明した事柄


・槍でやり直す(笑)って結局どういう理屈なんだよ

シンエヴァでようやく分かったけど、カオルくんはあのまま2本の槍つかってゴルゴダに行って「世界をやりなおす」って願い事を叶えてもらおうとしてたんだな。

要はシンエヴァのアディショナルインパクトをQでやろうとしてたと。

ただのオヤジギャグじゃなくて安心した。


インフィニティってなんだったの

特に捻りもなく、元人類

人間サードインパクトで大地が浄化されるとエヴァインフィニティ化するっぽい。

中途半端ニアサーを起こしたから、なり損ないがその辺を徘徊するように。

このインフィニティ、シンエヴァ劇中の経過を追っていくと、フォースで魂浄化 → アディショナル(feat.ゲンドウ)で3Dユイ化 → アディショナル(feat.シンジ)で無事もとの人間の姿になってる。エヴァにしては安直すぎるくらいのハッピーエンドである


これキルラキルでも思ったことなんだけど、怪物化していた一般人人間に戻った時、空から降って(落ちて)帰ってくる演出はいかんでしょ。

生身だぞ生身。成層圏からフリーフォールしたら普通にぺしゃんこになるわ。


ミサトさんヴィレクルーシンジくんに必要以上に冷たすぎだろ

Q製作時点でここまで考えていたのかは怪しいところだけど、今回サクラの言った「碇さんは恩人であり、仇なんや!」で全て解決した。

「相反する感情が愛憎入り混じって生まれた態度」と解釈することで、Qの不快感を見事に反転させたのは今回シンエヴァで一番評価したいポイント

公開前は「もし万が一シンエヴァハッピーエンドになったとしても、シンジくんがQでかわいそうだった事実は消えないんだよなー」って思ってたから、この落とし所を作ってくれた脚本に感動した。


<シンエヴァストーリー全般でわかりにくかったところの解釈


アスカオリジナル式波?に連れ去られたのは何アレ?

13号機に人間は乗れないので、シンエヴァでは「カオルくん」+「オリジナル式波」のダブルエントリーになってる。

ミサトさんらは誰も乗ってないと思ってたから停止失敗。(うっかりアスカシングルエントリーじゃなかったの!?」)

13号機の再起動にやたらと時間がかかっていたのは、Qで爆散したカオルくんの体をLCL再生させようとしてたから(といっても完全復活ではなくただの肉塊レベルらしい)。

ちなみに魂だけでは13号機は動かないので、シンエヴァではゲンドウ(ネブカドネザルの鍵の効果でヒトを捨ててる)が実質の操縦者。つまり使徒アスカを含めると4人乗りである


・やたらリアルな巨大綾波は結局なんやねん

アディショナルインパクト効果フォースインパクトは「全ての魂を一つにする」だけど、アディショナルは「全ての魂の中からユイを探す」なので演出的に綾波になった。特に意味はない。


・そこにいたのか、ユイ ←は?

結局アディショナルではユイは見つかりませんでした。でも初めてシンジと向かい合ったらそこにユイ面影を見つけましたよーってだけ。

ゲンドウがシンジに向き合った時点でハッピーエンド演出流れるってことは、破であのまま和解してればあそこでお話終了だった説が濃厚。


ネオンジェネシス(笑) で村の大人トウジとか委員長の子供とか居ないことになっちゃったの?

違うっぽい。(過去をなかったことにも時間を巻き戻したりもしてないらしいので)

正確な言い方ではないけど、いわば「エヴァのないパラレルワールド」を作って、シンジくんマリがそっちに平行移動しただけ。エヴァ時空のケンケンとかはそっちの時空でアスカよろしくやってる。


映画公開後のいろんな考察サイトでは、「ネオンジェネシスによりエヴァ時空は消滅した」みたいに書かれてるけど、いや、絶対そんなシナリオじゃ無かった、と声を大にして言いたい。

というかそうでないと、わざわざヴンダーから地表に投下したスイカの苗とかの加持さんが守った植物のくだりがぜんぶ無意味なっちゃうだろ!


2人だけは記憶を保持してエヴァの無いパラレルワールドへ。

そして最後ドローン空撮で、この新パラレルワールドこそが、視聴者の住むまさに "この" 世界だと言うことが明らかになる、と。そういうオチらしい。

「なんか延期してる間にSSSSグリッドマンネタ被りしてない?」と言ってはいけない


イスカリオテマリアくん

意味はない。ただの学生時代あだ名をそれっぽいタイミングでそれっぽく言っただけ。

聖書ワード意味ありげに使って考察班を喜ばせたろw!ってこのへんの言葉回しは、あーTVアニメスタッフ匂いだなーと感じた。


シンジ「父さんは母さんを見送りたかったんだね」らへんのこじつけが難解

シンエヴァラストを難解にしてしまっている元凶は、この「ゲンドウはユイを探すアディショナルを諦める」→「なのになんか色々やってたら結局ユイが出てきてゲンドウの目的も達成されたように見える」っていう二転三転具合なんだと思う。

これ、なんでこんなことになるかと言うと、「初号機の中にユイの魂がいる」って言うエヴァファンなら誰でも知ってる設定に、劇中ではこの時初めてシンジが気付くからなんですよね。

破のダミープラグの流れを見るにゲンドウはこの事実に気付いてたみたいだけど。

でも結局シンジネオンジェネシスで自らを生贄にする、まさにそのときじゃないとユイは出てこようとしないわけなので、序からシンにかけてゲンドウのやってきたことはもう完全にただの空回り、意味が無かったってことになっちゃますよね。でもシンエヴァの着地点はそういうことらしいです。


逆に、ユイは十何年も前に「あ、将来うちのシンジちゃんが初号機に乗ってなんやかんやあって生贄になろうとするから、その時まで初号機の中で眠っとこ」って予知をしちゃう電波キャラになるのが今作の難点よね。

まあエヴァっていう何十年分の巨大ストーリー無難にまとめるためには、設定の皺寄せがシンエヴァのどこかにまれしまうのは仕方のないことなんだけど、言わせてくれ。ユイ、お前は何者なんだよ。


・加持さん「渚司令。」←は?

これがシンエヴァ最大の蛇足なのは間違いない。

要は映画の尺的に「カオルと加持を同時に退場させる必要があった」→「劇中接点のない2人なので、実は元々仲良しでした〜って言う必要あり」

で、加持はカオルくんの指示で動いてた時期もあるんですよ、ってことにしたけど、分かりにくいから、司令呼びにしてみたって感じ。

この設定いる?

普通に「ゼーレと内通してたときに仲良くなった」とかでいいじゃん。変なことするからゲンドウのクローンだのなんだの謎考察まれてるし。

この「渚司令」はスタッフ悪ノリ説に一票。



なんかまだまだ謎はあった気もするけど、今日はもう思いつかないのでこの辺にしておく。


総評


ウルトラマンパロ多すぎだろ!!



2021-09-16

おかえりモネ

おかえりモネ 2019年9月まで話がすすんでる

すでに気仙沼編の登場人物が発表済だが断片的な内容

(8月発売のガイドブックには載ってない)

20日ごろ発売の月刊テレビ情報誌でおおよそわかるのだろうが

コロナを描くのだろうか、それとも描かないのか

A案 パラレルワールド(新型コロナのない世界2020年9月のパラ前後

B案 コロナ禍直前の2020年1月まで

C案-1 コロナ禍の五輪パラ延期が決まる2020年3月頃まで

C案-2  コロナ禍の2021年9月パラまで描く

モネちゃんと「おかえり」できるんだろうか

2021-09-11

jQueryWebアプリケーションに使っている会社は滅びゆく(前編)

いまもjQueryWebアプリケーション大事ライブラリとして使っている会社は少なくないと思う。

jQuery会社で使っていると何が問題なのかを語っていこう。独断偏見によるものなので、jQueryを使っていても問題ない会社も当然ある。たとえばペライチのサイトを作る会社とか小規模サイトなんかでは全く問題ない。

フロントエンドエンジニアjQueryを嫌うので入社しない

退職理由: jQuery

採用困難で売り手市場になっている時代、そして「jQueryを触らなければならない環境 vs モダンフロントエンド環境」という選択肢がある中で、あえてjQueryを選ぶフロントエンドエンジニアは少ない。

また、新人はもはやjQueryを学ぶことはない。彼らはES6以降のJavaScript / TypeScriptを書く。よしんばjQueryを学ぶことになった新人がいたとしても、それはただその新人可哀想なだけで、現役なわけではない。ラガード(遅滞者)の仲間入りをさせているだけだ。新人でもキャリアデザインできる新人は「jQueryオワコン」という情報には触れているので、よほど就活で失敗しない限りはjQueryのところにたどり着かなくなっている。

そもそもバックエンドエンジニアでもモダンフロントエンドを書くような環境が増えてきた中で、2世代も前のjQueryだけでアーキテクチャに関する一考もないコードメンテしなければいけないので、「jQuery」という言葉だけでフロントエンドエンジニアでなくとも入社を避けがちだ。(jQueryアーキテクチャがしっかりしている可能性は低い。アーキテクチャがしっかりしているならばjQuery依存しておらず、jQuery依存していないのであれば簡単jQueryから脱却できるはずで、簡単jQueryから脱却できるならもう脱却しているはずだからだ)

メインストリームの部分はほとんどリプレイスが終わっているというでもなく、すべて現役でjQueryなのであれば尚更問題で、誰もメンテしたがらないコードの出来上がりだ。「弊社はCOBOLで書いてます!」とにこやかに言うようなものだ。

(ただし、さすがにjQueryだけでフロントをやっているという会社求人ほとんど見かけることはない。無意識スクリーニングで落としているのかもしれない)

jQueryを使っている会社には、フロントエンドエンジニアは一人もいないと言いきってもいいかもしれない。もしくは、今まさにjQueryをやめようとしているかたまたま入ってきたフロントエンドエンジニアが今まさに辞めようと迷っているかのどれかだ。

jQueryを使っていました」というエンジニアは、他社からフロントエンドスキルが0とみなされる。つまりフロントエンドエンジニアではないという意味だ。jQueryは、jQueryを使っている会社に対してしか武器にならないのだ(逆はできる)

jQueryが書ける人材は縮小傾向にある

jQueryを書ける人口自体は増えているだろうが、労働市場から撤退し始めている。昔jQueryを書いていた人材の人数が上限で、そこから新たに学ぶ人の絶対数が減っているため、全体としては減っている。

私もjQueryは以前業務で書いていたが、もう数年書いていない。特にメリットを感じないからだ。遊びで、生のJavaScriptを書くことはある。

jQuery入社するのは、昔からjQueryを使っている高齢エンジニアか、なぜかjQueryを学ぶことになってしまった新人である可能性がある。

そのため、需要供給に応じて、昔いたようなスキルレベルの人を今の市場で見つけようとすると費用がかかってしまう。jQuery書けますという人材が高年齢化しているのだ。そして世継ぎはいない。

jQueryを使っている会社にはフロントエンド知識が高い人がいないのでjQueryから抜け出せない

リプレイスはハッキリ言って難しい。モダンフロントエンド学習するだけでは足りなくて、それを使いこなせた上でしかjQuery使用したカオスイベントコードも読めて、そしてアーキテクチャを考えてリプレイスしなければいけない。

時代が下るにつれて、そうしたハイスキル人材はより高価値になっていき、レア度も単価も高くなる。今そういう人を雇うという判断をしない会社が、どうして今後もっとハイスキルの人を雇えようか。

jQueryを使ったサービスがしっかり利益を出している点もリプレイスを難しくしている。全廃もできない。かと言ってコストに見合わなければリプレイスという経営判断も難しい。経営が困難な状態ならより厳しい。

何も理由がなくjQueryを使い続けたいという奇特な人は多くないはずだ。何か理由があってそうなっているわけだ。カッコよく言うと『ナッシュ均衡』という状態だろう。今会社にいる人材もいわゆる『jQuery人材』が多いため、そこを打破するのはとても困難な道だろう。

jQueryから抜け出すには、すでにいる人材がなんとかしてリプレイスするか、外から連れてきて改革するしかない。しかし大抵の場合既存従業員にとってはそんな大変なことをするよりも転職したほうが楽な道だ。(もちろん、「jQueryしかなかったサービスモダンフロントエンドにした」というのが実績としてある人材はかなり魅力的な人材で引くてあまたなことだろう。その意味ではピンチをチャンスに変えるときの『チャンス』ではある)

ReactやVue.jsに変えたいと思ったとして「じゃあお前それですぐに利益出せんのかよ?」と詰められたら、その論争をクリアしてまで変えるのはほとんど無理に近い。通常、リプレイスそれ自体価値を生み出さない。リプレイス後に運用コストが低下したり、人材獲得がしやすくなるために利益が出るのだ。リプレイスとは長期の投資であるため、短期的には必ず損失になる。経営が困難な状態リプレイスしようとするのは、生活困窮世帯リボ払いをやめさせるぐらい難しい。そのため、まず自分が身銭を切ってリプレイスするしかない。そしてリターンがあるかもわからない身銭は切りにくい。そして同僚は容易に『抵抗勢力』になる。

ちなみにこのヤバい状態を『jQueryの崖』と言う。

jQueryを使っている会社フロントエンド周りのCI/CD等、エコシステムが構築できていない可能性がある

jQueryを今も使っているということは、裏を返せば「これまでリプレイスをしてこなかった」「リプレイスしようとしたが無理だった」という実績にもなる。

jQueryを使っている会社は、昔からあるコードをもとに書いているため、今もES6以前の文法で書いている可能性がある。そうしてどんどんと情報が少なく、古く、現代通用しにくいものになっていく。

bundlerを使っていない可能性が高いし、もしかするとCI/CDも無いかもしれない。そうすると、モダンインフラエンジニア(もしくはモダンインフラ知識のあるエンジニア)がいないかもしれない。SREという概念がないかもしれない。

世間一般から見ると会社の中が古いのだが、古い会社にいると「自分が古い」とはなかなか思えないものだ。太っちょの集まりの中にいたら「自分はそんなに太ってない」と思うのと同じことだ。

すべては憶測なので、実際は違うかもしれない。

jQuery自体が悪いわけではない

さんざんdisってきたが、そもそもjQueryは何も悪くないし、大変優れたライブラリだ。ちょっとしたプロトタイプを作るときには良いものであるかもしれない。しかも今もjQuery自体メンテされている。そのため、状態管理さえうまくできていればjQueryだろうがなんだろうが問題ない。

問題は、jQueryというライブラリを使ってきた時代からアーキテクチャ前進していない点にある。何年もずっとその状態だということだ。そこを今日に至るまで誰1人として変えられなかったということだ。特に経営陣は何の問題視もしていない可能性が極めて高い。そうした社内のしがらみが反映された結晶体、それが『使用技術: jQuery』という言葉になっているのだと思う。また、ヤバさは、jQueryバージョン反比例する。

jQueryを使っているアプリケーションには、jQuery担保していなかったアーキテクチャ部分に問題があることが多い。また、どこから呼ばれているか誰もわからない複雑なイベントSPAもクソもないページ遷移ごとのリロード、誰もどこもテストできず、HTMLベタ書きで書かれたJavaScriptコード、その場しのぎでデタラメに書かれた関数無視される変数スコープサポートが終わったライブラリドキュメントを見つけるのすら困難なよくわからないライブラリ高齢しか知らない伝説機能伝説のハック、などもある。これらはモダンフロントエンドではほとんど発生しないものだ。

そのため、一定基準として「jQueryを使っているかどうか」で、フロントエンドエンジニアとしてのやりがいがあるかどうかを判別できる。

そうして、フロントエンドエンジニアというのはもうjQueryに見向きもしていない。書けるけど書きたくない。パラレルワールドのようなものだ。

そういうようなことを「使用技術: jQuery」という文言から感じ取ってしまうのだ。

(そしてこれは、実際の仕事の中身が違うかどうかは関係ない。jQueryとは、そういうふうなブランドと化しているのだ)

前編のおわりに

jQueryを使っている会社からしたら「そんなことはわかっている」という部分で、「じゃあどうすればいいのか?」という部分が気になるところだと思う。

そこで、後編では「どうやってjQueryを全廃すればいいのか?」「実際にどのように全廃したのかの事例」について、だいたい来週ぐらいに書くつもりだ。

お楽しみに!

2021-09-09

主人公(あるいはヒロイン)の記憶が終盤で消えてしま物語

教えて下さい。タイトルのとおりです。

ボーイミーツガールラブコメNLジャンルでお願いします。

1話でふとした出来事きっかけで出逢った2人が、話数を追うごとに困難や苦悩を乗り越えて愛を深めていくお話

そして、起承転結の「転」と「結」のあいだに、主人公、あるいはヒロインのどちらかの記憶から相手情報が消えてしまう、もしくは何者かによって消されてしまお話

冴えない主人公はようやく彼女との幸せ日常を掴んだのに、一瞬にして、彼女と出逢う前の空虚日常に逆戻りしてしまうような。

あるとき彼女面影を残すものをみたとき、涙が溢れてきて、しかしその理由自分でも全くわから困惑してしまうような描写があると非常に良いです。

最後は愛の力で記憶を取り戻し、一生幸せ暮らしましたとさエンド」でも、「結局記憶を取り戻すことはなく、影から彼or彼女を切なく見守るエンド」でもなんでもいいので教えて下さい。

はい、「おねがい☆ティーチャー」を見ました。

一気観でした。12話、ボロボロに泣きました。

しんどい仕事の合間で見たらメンタルが別方向に死にました。

11話、ラストポッキーのシーンでぐちゃぐちゃになりました。

「どこからか声が聞こえたような気がした。でも、その声が誰なのか、僕にはわからなくて。ただ、涙があふれるだけで」

他に展開が似ているアニメでは、

涼宮ハルヒの消失(パラレルワールドに移動して別の記憶を持ったヒロインに出逢う)

ef 千尋ルート(ヒロイン記憶が数時間しか持たず、逢うたびに別人になる)

まどマギ(少女記憶から主人公情報が消える)

よろしくねがいします。

2021-09-02

プリンセス・プリンシパルを見た

久しぶりにアニメが見たくなったのでオリジナルで短めのものを探し、宇宙よりも遠い場所と迷って現代舞台じゃないこちらを選択

総評としては、ビジュアルアニメーションもすごくいい。ただし雰囲気は良いがところどころ肌に合わないところがある残念作。続編が映画で作られてるそうだが、たぶん触れないと思う……。

リアル世界に不自然演出が盛り込まれすぎなんだよぉ!

あらすじ

19世紀末。アルビオン国は強大な軍事力である王立航空軍通称「空中艦隊」により世界勢力図を一変させ、アルビオンから産出される新時代動力源であり、特定範囲無重力化することのできる「ケイバーライト」を独占することにより、ローマ帝国の再来と謳われる覇権国家樹立していた。

しかし、議会共和である「アイアンサイド党」が主導する革命の結果「王国」と「共和国」に分裂し、アルビオン王国アルビオン共和国の両勢力により東西を隔てる「ロンドンの壁」で分割され、以来10年、各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線となった首都ロンドン。その王国領域にある名門校クイーンズメイフェア校に通う「博物倶楽部」の5人の少女には、王国に潜伏する共和国側のスパイ組織コントロール」に所属するスパイという裏の顔があった。

共和国とて一枚岩ではなく、政府は穏健共和派だが、軍の一部で強硬革命推進派が策動する中、5人は各々の能力立場を活かし、時には悩み傷つきながらもスパイとしてロンドンを駆け巡る。

Wikiより。

OPED

OPはあまり気に入る部分はなし。ひとつ挙げるとちせ殿の横顔がイイ!曲は唸るような?歌い方がそんなに合っている風には思えなかった。

ED曲は結構好きで、一聴してリンゴ日和っぽいなと思った。今調べたらアマゾンレビューでも似たようなこと書かれてて、吉良さんを思い出し少し悲しく。映像モンハン3rdみたいな紙質感で好き。

EDのような球体を歩く感じの演出が好きなのだ脳内がヨシヒコに完全に乗っ取られていつも山田孝之がちらついてきて非常にウザい。ヨシピコ見たくなるから出てくんな。閑話休題

音楽

特に印象はなし。梶浦由記氏?へー。まどかも劇半はマミさんテーマ以外グッと来なかったしBGMの相性は自分と悪いやも。

キャラデザ

スタッフストーリーも調べずに見始めたので女の子かわいいなー程度に見ていたら2話ぐらいで黒星紅白?と思い出し3話でちせのマロ眉を眺めて確信した。

氏は好きなのでラッキーと思いつつも、氏がキャラデザ原案か。した作品アニメはあまり評判が良くない印象があるので一抹の不安を覚えた。

キノさん…ディガイアポッピンQ…ズヴィズダー…

アリソンも改変されたんだったかな。見ないけど。

シゴフミはまあまあ好きだったよ。


キャラとは直接関係ないですが王族上流階級設定ならドレスは毎回変えてほしかたかな。いいデザインだったのでもっとたかったという意味で同じドレスで出たときはすこし残念。現実でどうだったかは知らんけど。

1話

非常に良かった。キャラクターの顔見せや世界ビジュアルなどの雰囲気も良好。期待が持てる1話だった。

特に主人公が発砲したシーン。天邪鬼なので撃たないんだろうなと思いつつ撃てよ撃てよ撃てよ~と願っているので撃ったときはヤッター!となりました。

この感動は鉄血のオルフェンズ以来で、すごく期待してしまった。まあオルフェンズはほぼ右肩下がりでそれに倣わないことも願いましたけど。

時系列シャッフル

割とかっきり直線のストーリーがある、オムニバス系でないアニメ作品だとハルヒ以来かな?ハルヒ原作読了済みだったので新鮮に楽しめたと思う。

キャラクター

アンジェ

主人公

わかりやすい嘘つき、低感情個人的好きな要素が多くて好きだったキャラ。声も一番好きかな。引退したけど。

能力は万能と無重力化によるアクションだけど、超人的動きはちせが(特に理由なく)できるので被ってる気がしないでもない。非常に高い跳躍や高高度降下や運搬が見せ場か。

できればもっと動きの嘘を利かせてスパイダーマン的ワイヤーアクションがあれば映えたかも。

無重力装置が回光通信機としても使えるのは良いアイテムギミックでした。

ドロシー

チームリーダー20歳能力は「お色気」。後述すると思うが「お色気」要素はいらなかったと思う。年長者としてのお姉さん役、組織との連絡役とキャラを引き立てられる要素はしっかりあるのでそっちに割り切ったほうがよかった。

おそらく一番感情移入しやすキャラに作られているので素直に好感度が高い。ギャルゲー化して無目的プレイすると自分ならドロシールートに入るはず。

ベアト

プリンセス命で巻き込まれなんかスパイの一員になっていた人。能力は「声だけコナン君」。ダイアルを回すだけで即座に声を似せられるのはインチキくさいがコナン君で慣れすぎて受け入れている自分が居た。

立ち位置がよく飲み込めなかったけどあまり葛藤など描く暇もなく素人スパイ活動してる。

行動原理プリンセス第一主義なら受け入れられるのだが……

4話で二手に分かれる場面、5人なので必然2・3になるのだが残ったベアトが悩んだ末「プリンセスが居ない二人組み」のほうに参加してしまう。ベアトが参加できてないアンジェとドロシーの会話でなんとなく「その他3人」に入れられた流れだけど2話や3話からもわかる強い過保護プリンセス第一主義者なら無理にでもプリンセス側について行くかなと強く解釈違いを感じた。時系列シャッフルなのでちせ参加後から見て強い信頼感ができている時期ともとれるし、一応迷う動きも描いたしとも受け取れる。

3話の和解後は楽しそうにやってるが彼女スパイになる彼女なりのメリットがなにかひとつ提示されていればなおよかった。

プリンセス

プリンセス能力は「プリンセス」。優越的地位濫用してフリーパスしていく。アンジェとのバックボーンは良かったがいかんせん人当たりが良すぎて影が薄い。学校や仲間内ももう少し諧謔的にプリンセスを使い引っ張っていく強引さを見せれば7、9話でキャラが立ったかなと。

強固な思想はあるものの実現への行動を描く暇がなく、そういうのは劇場版でやっていくのだと思う。

なんだかんだで2話と8話好き。

ちせ

個人的問題児。わたくしファンタジーにおける東の島国やKATANAが非常にアレルギーなのですが真正面にぶっこんできたキャラ

容姿性格・声と高水準でよきなのがなお狂おしい。

こういう日本人キャラ日本人が作ること自体が少し寒気を覚えるのですが逆に他国人をこんな風に描くのも時代的に難しいかなぁ。

異なるカルチャー同士の交流は好きなのですがそこに漬物相撲土下座などを入れられると…9話は良さ1/3苦手さ1/3、この作品の悪さ1/3で出来ております

能力は「白兵戦」。余裕で弾丸を見切って弾く。

彼女の一番の問題点は話し方。「~じゃ」や「~しておる」と古風な話し方だが、当然舞台ロンドン英語コミュニケーションしているはずじゃ。

舞台外国異世界のもの日本語で見るときは、特に説明がなければ翻訳吹き替えを見ていると解釈しているのですが、そうすると彼女(に限らず日本人)の正解は「カタコトの英語」を翻訳した「カタコトの日本語」になるのかなぁ、と。外交官免除でいいけど。作中、日本人同士でしゃべるときとそれ以外に差異がないのが気になる。それだけだとギリギリギリギリ受け入れられるラインなのですが、主人公学生として振舞うとき田舎物設定として「だべ」口調でしゃべるのですよ……普通に考えると「英語地方訛り」で田舎物を演出していて、それを翻訳して「だべ」口調になってると見るのですが、じゃあちせの「~じゃ」口調などはどう考えればいいのやら……

滞在は最終的に4ヶ月以上。しかし初期から話し方は変わっていない。辞書を引くシーンもある。と非常に解釈に悩みました。超人体術日本語の固有表現も堪能に訳せられる超人語学力を併せ持っている超人説は採りません。

背景とアクション、よかったです

詳しくないのでどうよかったかは書けないのですけどね。ロンドンの街中もよかったし学校草原と空のような明るい絵もきれいだった。街は1話の霧たっぷりなのも良いけれど日中や雪中など変化に富んでるし下層市民も焦点になるので下町感もあってよかった。話数があれば偽装としての博物倶楽部活動学校の中と5人の楽しそうなショットがあればよかったな。

アクション最近アニメで悪いと感じるほどの質は出会いにくいので比較するものでもないでしょうけどよかったんじゃないでしょうか。1話と5話は文句なしに見入りますメリハリというかタメが効いたような動きだったような気がします。あとはぼんやりですが車の加速がとんでもなくすごかったような記憶があります

ないことのよさ

は往々にして気づきにくいもの

今作の感想ひとつとして傑作百合アニメと評しているものがあります

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886711486/episodes/1177354054890392693

これを見て逆に私は、この作品は「百合恋愛もない良いアニメ」だと思いましたな。男性とのロマンスはなく、仲間内でも過剰な身体接触すらない。それらが苦手な自分ストレスフリーで見れていたことがわかったわけで。アンジェプリンセス関係性は非常に感情を揺さぶものでありましたが、これを百合と称されてしまうとうん?となる。自分百合アンテナは低いですし「尊い」という言葉自体にはなんとなくそうだねと言えそうなもの同性愛とまでは絶対いかないよな?と。百合も広くなりけりで友愛も含められるとむにゃむにゃ…マリみて百合かむにゃむにゃ…とかくメインキャラ内でドストレートな性愛はないです。自分センス百合作品判定ではなし。百合として見れるは何でも見れる!どう見えるかだ!捕まってあれこれしてやるぜゲヘヘ未遂もなし!たしか!ハニトラは除く!ごめん軽い女衒未遂はあった!

ガッカリスパイ最前線

最初の数話は国の分裂と

"各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線となった首都ロンドン"

が繰り返し説明されるのでスパイが入り乱れる話かと思ったのだが、主に描かれるのは主人公たち共和スパイ敵役ノルマンディー公のスパイ公安王国側とあとほぼちせしか居ないが日本ぐらいしか登場しない。終始アルビオン国で完結していて肩透かしを食らった感は否めない。12話でこれ以上の複雑さは望めないか

シナリオもだいたい王国側の暗躍を検知して先回り…といったもので、もちろん知らないものは知れないのでしかたないがほぼしかける側であまり緊張感がない。逆に2話終盤は緊張感があってよかった。

ガッカリコントロール

共和スパイ司令部コントロール」。その描写がにんともかんとも。電信室と併設の狭い部屋に大人が4・5人テーブルを囲んで詰まってる。机上に紙はあるがその数は少なく、ないことも多い。壁には何の物もない。

全員がほぼ手ぶらに近しい状態で話し合い意思決定してるのだが…みんな頭の中にすべて入っている超人なんか?移転隠滅の容易性のために質素なんか?彼らは意思決定機関として描かれているが、「高度な意思決定」がされているようには見えない。これがスパイリアル描写なのかもしれない。私はリアル描写も好きだ。でもここはもっとケレン味を効かせてほしかった。ほかの部分でははったりたっぷりなのだから

ガッカリスチームパンクパラレルワールド

舞台19世紀末ごろから無重力を引き起こす「ケイバーライト」を契機に異なる歴史を歩んだ地球ロンドンスチームパンクに類するSF要素を含んだ作品である

である、のだが。ぶっちゃけSF要素はほぼ無い。(前面に押し出されてはいない)

肝心のケイバーライトを使い覇権を取った「空中艦隊」はほぼ作中に絡まない。出ても大きな飛行機以上の役割は無い。では国内ケイバーライト活用して発展しているかといわれればそのような描写もない。ところどころで蒸気が噴出する機械仕掛けがあるがビジュアルや目くらまし以上の意味もない。ケイバーライトを使っているか不明1話ケイバーライト障害が軽く触れられたがその後はなし。扱いも公害病程度か。そもそも王国側ではケイバーライト装置の小型化が実現できておらず、公式HPではもう少し詳しく書かれているが作中でわかる範囲では携帯用まで小型化できている、そのことを知っているのは共和国内スパイ組織内のごく一部、即ち使うのはほぼ主人公のみである

その主人公装置を使った常人はるかに超えるアクション常人以上の動きを理由無く生身でこなす仲間が隙間を埋めてしまっている。携帯用小型ケイバーライト装置物語のカギというわけではなくて…TVシリーズ範疇では別にSF要素を入れることなく分断が起きた19世紀末でも成立しそうで、主人公にはほかの得能を持たせてみてもよかったんじゃないかなとも感じた。

anond:20210902215251

2021-08-29

anond:20210826203711

ルックバック」のあらすじを書くのに、「タイムスリップする」「パラレルワールドに飛ぶ」「あり得たかもしれない世界妄想する」と要約するのも解釈と不可分だと思うのよな。んで例えば「全てはチェーンソー悪魔仕業だった」って要約するのもまあ自由だと思うし、もしかしたら作者が否定してもその解釈の方が妥当だったり新しい地平を開くものかもしれないじゃん。これらに対し作者が文句を言うことはできるけど、訂正を求めることはできないと思うよ。

2021-08-28

anond:20210827002706

パラレルワールド解釈の方がないわ。やったことが無駄になるとかそんなのキャラ愛による感傷しかない。「エヴァなんてなかった、現実に戻れ」

これでしかない

エヴァンゲリオンは虚構

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