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はてなキーワード: 牧歌的とは

2023-04-05

anond:20230405155141

そんな牧歌的でええんか?ってロシアウクライナ侵攻を経てEUも変わり始めた結果がEV一辺倒政策変更でもあるんじゃないか

仕事

まり簡単じゃない仕事をしてるんだけど

仕事ってさ。こんなに簡単じゃないのに

これを乗り越えないと生活が行き詰まるって

クソゲーすぎない?

だって世の中の半分はIQ100以下だよ?生活に最低限必要な部分はもっと簡単にしないと

上司に叱られるだけで今後の生活不安がよぎるってさ

それって上司としても不本意だと思うんだよね

生活心配してたら

業務上改善とか牧歌的なこといってる場合じゃないじゃん

2023-04-01

配信者を嫁にした元リスナーの悩み

色々と込み入った問題があって、どうしたらいいのかわからない。

最初に断っておくが、嫁はそこまで規模の大きな配信者ではない。Twitterフォロワーが千人とかそんなもん。配信者を仕事にしているというわけではなく、趣味として配信をやってたら段々人が集まってきた、くらいのもの

自分はそんな嫁とリスナーとして最初知り合い、コメントとか視聴者参加型企画とかで認知されるようになり、企画の準備での困りごとにたまたま提供できる知見があったところから個人的に話すようになり、仲良くなって実際に会ったりもして付き合うことになり、二年ほど付き合って一緒に暮らすことになって、今はそこから更に一年余、という状態だ。(※厳密には現状婚姻関係にはないが、事実婚状態にあるので嫁と呼称している。)

そんな嫁なのだが、もうここ二年程度、完全に配信者としての活動をやめてしまっている。

理由は、要するに負担に感じることが多くなったから、ということらしい。元々個人の小規模配信者らしからぬ生真面目な態度でやっていた(数週間分の配信予定を告知してスケジュール通り行う、急用が出来ればすぐにTwitterで連絡するなど)ため、楽しさ以上に息苦しさが段々と大きくなってきたようだ。

これ自体はよくわかる話だし、そもそも自分はなんとなく予想できていた。嫁の生来性格はそこまでまめな方ではないので、かなり強く義務感を抱きながらやっているのだろう、と思っていたからだ。

問題は、「引退」や「休止」などの宣言をしないまま、ずっと宙ぶらりんの状態でこの間放置し続けていることだ。

いや、厳密には、放置という言い方は適切でない。最初に「また明日!」と言って最後配信を終えてから数週間完全にSNSプラットフォームでの活動を止め、心配したリスナーからDMなどで連絡が届くようになった後、「しばらく忙しくて配信できない」といった旨の発表を行った。そこから数ヶ月ごとに、「生活環境が変わる出来事があったのでまたしばらくできない」「○月○日に復帰配信します」→「どうにもならない事情でできなくなりました」というような理由をつけて保留期間をずっと伸ばし続けている状態にある。

自分としては、もう引退宣言を出すなり無言でアカウントを削除するなり、あるいは完全に放置してしまうなりすればよいのではないかと思っていたが、彼女としては、まだ復帰したい気持ちはあるのだという。配信に楽しかった思い出は多く、また始めれば楽しいはずで、今でも配信を行いたくなることは度々あるらしい。しかも、全く新しい環境でやると言うよりは、元々いたリスナーの皆とまた仲良くしたいという気持ちが強いようである

それを度々聞いているので、自分は折に触れて「そろそろ配信について考えてみるのはどうか」と声をかけている。例えば今日なんかも、ちょうど年度始めの日でもありなおかつ週末。更にはエイプリルフールというイベントもあり、何かを始めるにはちょうどいいし、完全な嘘というわけではないにしろ今日言ったことはどこか気楽に受け止められやすいのではないか、というような話をして勧めてみたりした。

しかし嫁は、「今はまだ配信について考えたくない」と言った。

この回答も4度目くらいで、期間にして言えばもう半年以上続いている。なにかきっかけを待っているのか、など聞いてみたりもしたが、そういうわけでもないようである

ではこうして保留し続けていたいと内心思っているのか?というと、恐らくそうでもない。数ヶ月に一回、動向をツイートして引き延ばす前には目に見えて精神状態が悪くなるし、「あー、配信したいなぁ」とひとり言のように漏らすことも時々ある。今の状態を続けることは、明確に彼女にとってマイナスであるように見受けられる。

また、もう二つほど今の状態を続けることによる問題がある。

一つには、配信のための固定費が月々千数百円かかっていることだ。ゲーム環境のためのサーバ代とプラットフォームの有料会員代なのだが、現状ほとんどなんの役にも立っていない。しかし、それらの環境を変化させることによる「意味」(=引退したがっている、など)をリスナーに伝えるのが嫌とのことで、完全な無駄金を支払い続けている。

ただまあ、別にこの程度の額はさしたる問題ではない。どちらかというと、月々の請求を見て少し嫁の気分が落ち込んでいるのが気になっている。

もう一つの問題は、夫である自分リスナーコミュニティの中で何も身動きが取れないという点にある。

元々自分配信者に認知されている程度に熱心なリスナーであったため、このコミュニティに友人が多数いた。

そんな友人達は、今も時々嫁のことを気にかけて話題に出したりしている。リスナー同士でやり取りがあるのを見かけたりもする。

それに対して自分は、なんの反応を示すこともできない。

※前提として、嫁は現在彼氏がいることもリスナーに伝えておらず、そもそも特定リスナー(筆者)と実際に会ったことすら黙っていた

もちろん、こういうことになった時点で、全てのリスナーと友人関係を維持できるものとは思っていない。というか、完全に消えてしまうのが無難であろうと思っている。

ところが難しいことに、嫁は、復帰するときに、全てを洗いざらい話して、筆者を相方にする形でその後の配信活動を行おうと考えているのである

それは絶対にやめるべきである、と何度も嫁には伝えている。しか彼女意思は固い。

理由としては、

生活環境的にバレずに配信活動を続けることが困難だと思われる

女性配信者ではあったがガチ恋ファンみたいなのはほとんどいなかったし規模も小さいので、炎上みたいなことにはギリギリならなそう

・そういうタイプ複数人)の配信活動に憧れがある

というところがあるらしい。そしてまあ、基本的に納得できなくはない。割と牧歌的コミュニティであるようには感じている。なので、どうしてもというのであれば自分は嫁の要望に沿ってあげたく思うし、その結果何かが起きても受け入れようと思っている。

その上で、もしもいつの日か嫁の要望通りに復帰する運びになるとしたら、その場合自分の身の振り方というのがどうにも悩ましい。

好意的に受け入れてくれる人のことを考えれば、コミュニティとの繋がりを維持しておくほうが良いだろうが、一緒になって嫁のことを心配したり配信を楽しみにする発言をしていたりすれば、それは裏切りであろう。

一度完全に消えてから別人として参加するというのも…声やコミュニケーションの癖は割れているので、後からバレた時の炎上リスクを考えるとやりたくない。

あと、単純に友人達裏切り続けている今の状態が心苦しい。せめて、友人で居続けることをすっぱりと諦められる状態に早くなってほしいと感じる。

長々と、本当に長々と語ってしまったが、自分相談したいことというのは、

結局、自分達はどうすべきなのだろう?

ということである

復帰させる方に進言すべきなのか、引退させたほうがいいのか。

復帰させるとしても嫁の要望通りの形にするのか、それは自分達がインターネットをナメているのか。

である筆者はどうコミュニティと付き合って、あるいは付き合いを断つべきなのか。

もしもまだこの文を読んでいる人がいれば、何か意見を寄せてもらえたらとても嬉しい。

2023-03-22

anond:20230322113753

亡命キューバテロ組織妨害予告されるわ抗議デモされるわ

今回もまた亡命者出るわしたキューバくん……

あとベネズエラくん、ニカラグアくん、中国くんとチャイニーズ・タイペイくんがおるわけで

政治の話ではそんな牧歌的もんじゃないすよ

2023-03-20

ウマ娘に思うこと

アニメ2期終了後くらいで始めた、微課金勢(指名券のみに課金)が今のウマ娘に思うことをつらつらと書く。

ウマ娘のここが面白い、良い】

・各ウマ娘シナリオ

ネタの仕込み具合が良い。自分は元々競馬を見る趣味はなかったので、ここから過去レース映像を見たり、今やってるレースを見たりして楽しむことが出来るようになった。

モデリング

→本当に無料で見られていいんですか!?ウマ娘アプリライブを見ると、他のアプリのものが物足りなくなる。カメラワーク演出リッチさがすごい。イベントシナリオなどで見られる古いギャグっぽい動きも好き。

ウマ娘のここは嫌い、改善してほしい】

サポートカード課金しづらい

→今「玉座」と呼ばれるカード話題になっているが、環境によって「使える、使えない」ものが極端になっている印象。極端すぎて怖い。

汎用カードも、「大当たり」か「外れ」という感じ。何より「1枚ではほとんど意味をなさない」というのが課金の手を鈍らせる。

もう絶対に変わらないとは思うが、「基本的に1枚で求められている練習性能が発揮できて、凸すると効果が少しずつ伸びる」(完凸で効果200%とか。)くらいにしてくれれば毎回回したいと思う。

・チャンミのグレードもっと細かくして

→今は「グレード」(評価S以上)と「オープン」(A+以下)の2種類しかない。

しかし、グレードで勝とうとすると廃課金者の「U以上」が求められる。

オープンは?というと、おそらく新規の人はほぼ勝てない。シビア評価点を調整した「最強に強いA+」が出てくる。

また、グレードでもオープンでも、「試行回数」が求められる。育成に時間がかけられない人は落ちる。

今は、微課金自分でも何も考えずに育成しても「S」や「SS」のウマ娘が育成できるようになっている。ここから逆に「Sを取れず、かつ強いスキルや適正を持つウマ娘」を育てようとすると、やはり試行回数が必要だ。

長々と書いてしまったが、つまりライト層や新規には全然優しくないシステムだ。時間金もそこまでかけられない、趣味として楽しむ層にはしんどい

(じゃあチャンミに出なければいいじゃん、という声もあると思うが、報酬はそれなりに美味しいので出られるなら出た方が良い)

実際の競馬と同じように、「未勝利、○勝クラス」「リステッド」「オープン」「G1〜G3」くらい細かく分けてくれたら、ガチ勢ライト勢も楽しめると思う。

ウマ娘面白いよ、だけど】

ウマ娘面白いし、競馬引退競走馬への興味を持たせてくれた、自分にとってはありがたいコンテンツだ。単に勝ち負けではなく、そこにある文化や苦悩なども知ることができる。来月から始まる配信アニメも、アニメ3期も楽しみだ。正直、まだまだ長く続いてほしい。

しかし、ゲーム自体はとにかくしんどいお金時間が有り余るほどないと楽しめない。少なくともお金必要だ。一時期の盛り上がりが鳴りをひそめているのもなんとなく分かる。新規牧歌的に楽しむにはあまりにも求められる時間お金がキツく、ライト層は環境変化にビビる。それを気にせず数十万以上をつぎ込める人間しか真に楽しめないからだ。

(ソシャゲは悪!時間無駄コンシューマゲームやれ!という意見もあるとは思うが、個人的には手元の端末でサクッと出来るゲームが1番長続きしたので、触れません。ゲームハードは売却したし、steam買い切りゲームでも積んでるし)

2023-03-10

仕事辞めようと思ってるけど最後になにしたらいいかな?

俺はフリーランスエンジニアで某大手メーカー仕事を月収100万前後で受けてるんだけど、

相手先(担当エンジニア)があまりにも低俗なので仕事を断ろうかと思ってる。

具体的に言うと

こちらの発言相手の都合のいいように歪曲し上司に伝えている(例:自分仕様理解できていないだけなのに俺が意味不明なことを言っており支障をきたしたと言い換える)

②他の新卒や若手エンジニア派遣)にパワハラをしている

特に②は過剰で、すでに若者プロパー/派遣に限らず3人辞めているのだけど、

当の本人は悪気はなく「若者はすぐ仕事を辞めてしまう」と嘯いている。

相手先は牧歌的大手メーカー子会社なのでそういった老害を野放しにしている。

黙っていれば楽な案件かもしれないが、人間としてどうかなと思うこの頃

2023-03-05

[]3月5日

ご飯

朝:チーズクラッカーコーンスープ。昼:ラーメン。夜:サブウェイ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 対交錯事件

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第六弾。

今作はミステリADV王道中の王道ADVやるならこれをやってこそ、満を辞してのマルチサイトだ! マルチサイトとは、小説と異なり、読む順序をある程度ユーザ自由度に任せることができるゲームならではの手法

簡単に言えば異なる主人公シナリオ自由な順番で、それも交互に行き来しながら読むシステムだ。

EVE、街、428、Ever17、ルートダブル、AI2、etc… 僕がオールタイムベストに上げたくなる大好きな名作が数多くあるものの、Remember11タイムトラベラーズのように名作に挑もうとしたが消化不良で上手く扱えなかった作品も幾つか思い付く。

扱いは難しいがハマれば絶大な魅力を持つことになるジャンルだ。

そんなわけで、今回の対交錯事件では、いつメンの二人、助手ながら名探偵顔負けの実力者の白鷺洲伊綱と、プレイヤー投影先となる一人称キャラで察しの悪さが際立つ生王正生いつメン二人の視点を行き来しながら事件に挑む。

伊綱ルートでは準レギュラーキャラ音成コンビを組んで被害者共通点が見当たらない連続殺人事件調査、生王ルートでは行方不明になった大手広告代理店社員捜査を始める。

じょじょに二つの事件が交差し始め、ついに衝撃の真実が明らかになる、という流れ。

低価格ゲームながら、かなり本格的な構造で、先に上げた幾つもの名作と、やりたいことが劣っているとは思わなかった。

この構図自体に何らかの仕掛けがありそうな雰囲気作りも、遊んでいてワクワクした。

マルチサイトといえばコレだよねー、と呑気に思うのもよくないが、交互に視点を行き来するお話しで片方が頑なに交流を拒み出したり電話しか会話しなかったりすると、あらあらまあまあだ。

原作携帯電話アプリなこともあり容量的な制約と戦いながら高度なことをやっており、テキストが魅力の大半を占めるADVからこそ、今この時代(2023年)に遊んでも全く見落とりしない名作の圧を感じた。

とはいえマルチサイト構造を利用した文章記述の仕方による驚きを感じさせる、という一点突破作品で、それが驚いたかどうかと言われると若干悩ましい。

度々この感想で書いているがネタバラしの前に先んじたか/先んじれなかったか、で作品評価する気はなく、ネタバラしで驚かなかったからと言って面白くなかったと言うつもりはない。

(逆に驚いたからと言って評価する気もない)

それはミステリあくま物語ミステリの謎は物語を際立たせるための仕掛けであり、クイズ大会問題や、所謂ナゾトキゲーム」や「脱出ゲーム」の謎とは大きく異なっているためだ。

バランスの難しいところで、本作は少し僕の好みよりもそちらに寄っていたかなと思った。

勿論、物語として情緒を書かせても一線級なのは先の4作目でわかっているので、限られた文量の中で最大限やれることをやった結果なのは伝わってくる。

ただまあ、幾つかの著名なミステリ作品でも、サプライズに振り切って、驚かせたら俺の勝ち、驚かなかったら俺の負け、みたいな態度のもいるっちゃいるような気もするようなしないようなただのサービストークのような何というかなので、難しい問題ではある。

低価格短編ADVとして面白いこと、そうとは思えない高度なことをやっているのは間違いなく事実面白かった。

ミステリにおける物語トリックバランスという、それこそ大山誠一郎米澤穂信一流中の一流でも、読者である僕とのバランス感が違いシックリこないこともある、とても難しい部分での満点ではなかったものの、そもそもこの点を感想に書こうと思うこと自体が、ミステリやってるねえ、感のある素晴らしい出来だった。

これで6作品プレイしてきたが、現時点では一番面白かった。

しかしながら、このシリーズ10作目がヤバいとの前評判から遊び出したこと、今作でもそこへ繋がるキーワードがあり、そちらへのハードルは爆上がりしているのも確かだ。

癸生川凌介シリーズ面白いぜ!

探偵・癸生川凌介事件譚 音成刑事捜査メモ

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第七弾。

シリーズ準レギュラーキャラ音成刑事過去編を描く番外編。

今作はかなり箸休め的な内容でボリューム歴代で一番小さく、謎やお話もすごく薄め。

一応過去作のキャラがチラッと登場したりのファンサービスはあるものの、そっと添えてるだけ。

面白くないことはないが流石に文量が短すぎた。

音成刑事チワワと一緒に捜査をする牧歌的雰囲気を楽しめればそれで良いのかもしれないが、生憎僕は小動物が怖いので、物語でもあまり素直に可愛いと思えなかったのも合わない点だ。

これで7作目までプレイしてきて、次はコンシュマー移植でかなり大規模な作品になっているらしい8作目、4作目で示唆されていたあの人の前任者にまつわる9作目、そしてこのシリーズを遊び始めたキッカケでありなにやらすごい展開が待っていると噂の10作目と、ここからはもう遊び回は無いので、緊張感を持ちながら遊んでいきたい。

(パラノマサイトまでに全話遊ぶのは厳しそうだ)

2023-03-01

インターネットの向こうにいる人の正常性を信頼しすぎだと思う

インターネットにすごい知能低い人とか認知普通の人とずれる障害の人とかメンタル不調の人とかサイコパスとか無敵の人とかケーキが切れないヤンキー普通にいるという事実を、ほんとみんな受け入れられてないよね。

リアル社会では、足りない頭や歪んだ認知に基づいておかしいこと言ってる人がいても、デマ陰謀論を信じてる人がいても、まだらボケの老人がいても 「そういう人もいるね、仕方ないね」って、わりとみんな遠巻きにしてると思う。まじめに反論したりたしなめたりする人いないじゃん。諦めてるから

なんかね、インターネットにだけ諦めが足りなすぎると思うんだ。

冷静に考えよう。おかしい人に真面目に反論して認識を改めてくれることもないし、批判が集まって反省することもないし、議論して自分の間違いを認めてくれることもない。誤読する人は、頭が悪いから誤読するのであり、人格破綻してるから作者がどんなに言葉を尽くして情報を補足しても「後出し言い訳www」って馬鹿にする。そろそろ、なんらかの分断を煽るためにAI投稿するbotだって出てくるだろうしね。一生懸命世界を良くしようと思って絡んでも馬鹿を見るだけ、徒労でしかないんだよ。

大昔、インターネットにつなぐのにも端末買うのにもお金がかかり、難しい設定ができる頭がいい人しかインターネットコミュニティにいなかったころは「インターネットの向こうにもまともな人間がいて、意見が合わなくても話しあえばわかりあえる」「荒らし子供がほんの出来心でやってるだけでいずれ改心して黒歴史になるか、親に怒られてインターネットからいなくなる」みたいな牧歌的幻想があったと思う。

でも、今は、「インターネットの向こうで不愉快なことを言ってる人は、刃物を持った異常者である可能性がある。かつてまともだった人も病気や加齢でおかしくなって硫酸を濃縮してる可能性がある(だから触れちゃだめだよ)」ってほうが正解に近いんじゃないだろうか。

なにしろ高齢化社会である。すばらしい業績をあげてみんなの尊敬を集めてたはずの有名人も加齢するとおかしくなったりする。若いあんなに聡明だった豊臣秀吉だって晩年はひどいもんじゃん。誰からおかしさをたしなめられない環境暮らしているうちに、気がつくと完全に狂ってたりするんだよ。インターネットって個人メディアからそれを止める人がいない。手元のスマホパソコンポチポチ打って投稿すれば怪文書パブリッシュできちゃう。で、盲目的な信者がそれを拡散したりさ。

サービス運営者は「あんたは異常者だから出ていってください」「年取ったか引退してください」というわけにいかない。「こいつは認知症のデマ野郎なので消します」ってことにはできない。そういうことをやると人権侵害とか言われるし訴えてくるやつもいる(twitterトランプ凍結したときどうなった?)もし、追い出せたとしてもだ。おかしい人は垢BANされても逮捕されても、普通に戻ってくるよ。新しく無料メアド取り直せばいいだけだし、電話番号認証ある厳しいサービスでも新しく格安スマホ回線申し込んで安い端末買ったらロンダリング終了である

インターネットでは異常者は野放しでしかなく、インターネット成年後見制度なんてのはないし、インターネット接続禁止令も裁判所は出せない。リアルタイム刑務所に入ってでもいない限り、誰かのインターネット活動に制約をかける仕組みはない。刑務所に入ったとしても自由の身になったらまたネットに戻ってくる。そういう事実ちゃんと向き合うべきだ。異常者に絡みに行って恨みを買っていいことなんて何もない。リスクしかない。もういい加減諦めて、不快投稿スルー邪魔になるならミューブロックが正しい振る舞いだと思うよ。

追記ブクマ伸びて嬉しい。

これ書いたきっかけはこの記事で、ヤフコメの他、はてなブックマークも言いっぱなし構造とか言われてたことです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d8e8e3ed7d3da41b730bf31d2710ec51b55a4b79

反論できればどうにかなるとか、佐々木俊尚さんともあろうものがそこまで牧歌的ではないだろうと思うその一方で 「この人は、インターネットキチガイ認知境界知能がいるということを発言できない立場の人だ」と気づきインターネット論壇の人でそれを言える人が誰もいないんだなと思って投稿しました。

言論の場に立つべきでない人は存在するけれども、それを排除する差別行為はできないし、そういう人間接続を切ることもできない」という問題、本当に難しいところだと思いますが、そこに触れず「反論されないことをいいことに好き勝手言ってる」みたいに矮小化させるのも不誠実な感じはしますよね。

anond:20230301105220

良くも悪くも、ブクマカは短絡的なんだよ。

タイトルだけ見て反応する。

だって、本文読んでる間に誰かが気の利いたブコメを書いたらそっちに★が盗られちゃう

から、みんな一分一秒を争って、我先にと思いつくままに書いてしまう。

★の奪い合いをするコロシアムなんだよ。あそこは・・・


一方で増田は、牧歌的というか、ブクマ数やトラバ数という評価はつくものの、

ほとんどの増田にはそれが付かないし、漏らしたとか、水曜日がどうとか、

しょーもない投稿も溢れている中で、読ませる文章ときどき現れると、

そりゃみんなじっくり読んでしまうでしょう。


おそらくだけど、増田ブクマカユーザ層はかなり被っていて、

一人の人間の違う側面が出ているだけだと思う。

2023-02-16

捨てゼットンを拾った

辺りは既に暗くなった仕事の帰り道、道端からピポポポポといった音が聞こえたので何事かと目を向けた。

ちょうど電柱の隣。そこにはダンボールがあり、まだ幼いであろう小さなゼットンつぶらな瞳をこちらに向けて鳴いていた。

そのとき俺は小学生ときのことを思い出し、捨てゼットンを拾って家に持って帰ったものの親に見つかり泣く泣く元の場所へと戻しに行った記憶脳裏に浮かんでいた。

最近では捨てゼットン社会問題となり、野生のゼットンが増えているといったこともニュースで見たことがある。

人間は身勝手だ。最初は可愛くて飼っていても、成長して世話が面倒になるとすぐに放り出す。

からといって人間は悪だといいきれるほど俺は立派な人間ではないし、人の役に立つことをしてきたと胸を張っていえるほどの根拠も自信もない。

下請け会社に安月給で勤め、今日だってスーパーで半額弁当ストロングを買っての帰り道だった。

俺は捨てゼットンに歩み寄った。ダンボールは雨に濡れたのか萎れていて、捨てゼットンはまだ小さく体長は30センチほどに見えた。

俺のことを見上げ、ピポポ…? と鳴く。

頭を撫でてやると気持ちよさそうに目元を細める。

でもうちのアパートペット禁止なのだった。

ごめんな、いい人に拾われろよ。

そういって俺は屈んだ姿勢から立ち上がり、歩き始めた。

後ろは見ないと決めて。見たら駄目だ。一度決心したことを改めてはいけない。

弱みを見せれば、そこに付け入る悪意の塊というものは確実に存在する。

田舎農村牧歌的に育った俺は、就職と共に都会へと出て、それを嫌になるほど実感した。

俺は振り返らない。

しかしそのとき、脚になにやら違和感があった。

目を下ろすと、俺の脚にさっきの捨てゼットンが抱きついていた。

目が合う。捨てゼットンさびしそうな目を俺に向け、ピポポポ…と悲しそうに鳴いた。

俺は足を止めた。ぽつ、ぽつと雨が振り出すのが分かった。予報どおりだった。

から足早に帰ろうとしていたのだけど、それでも動けずに居た。

雨はすぐに本降りとなって、俺と捨てゼットンを激しく濡らした。

それでもゼットンは俺の脚から離れず、顔を上げてずっと俺のことを見つめ続けていた。

そんな目で見るなよ、なあ、頼むよ。

心の中でそんなことを思いながらも、脚を払って捨てゼットンを放り出すようなことはできなかった。

しばらく雨に濡れ続けた。あーあ、スーツびしょびしょだよ。明日どうしよう。

そんなことを頭の片隅で思いながらも、頭のもう片方で俺は過去自分を、小学生とき自分を見ていた。

飼えないと分かって捨てゼットンを元のダンボールのところに戻しに行った、あの日のことを。

捨てゼットンは俺に抱きかかえながらキョトンとしていて、それでも抱き抱えられていることを嬉しそうにしていたっけな。

ああ、そうだ。あの日もこんな雨だった。小学生の俺は捨てゼットンダンボールに戻すと、そのあと一度も振り返らず走って帰った。

頬を伝わる涙は、雨が隠してくれていた。


気付けば俺は捨てゼットンを抱き上げていた。

サイズ的には猫のようなものだった。

仕方ない、か。

俺はそのまま、雨に打たれながらアパートへ向けて再び歩みだした。

まあ、なんとかなるだろう。

既にびちょびちょになった革靴で歩きながら、そんなことを考えていた。

腕の中で小さなゼットンが嬉しそうにピポポポと鳴いた。

2023-01-28

嫉妬憎悪が渦巻くインターネットじゃなくてもっと平和インターネットが見たい

あのネット黎明期のみんな趣味のページしかなかった牧歌的な感じの場所はもうありませんか?

2023-01-27

ホストはなんか噂に聞くと女性破滅させるのがもはや前提みたいになってるのが多いと聞くのに

逆に風俗普通に一回分の料金払ってそれで後腐れなく?気持ちよくしてもらえるシステム普通に存続してるのなぜなんだろう

かに女性風俗やらせるみたいにたくさん男に貢がせるというのは不可能だろうけど

それでも借金させるとか貯金崩させるとかはできるわけじゃん

なんかホストの方が地獄な一方で風俗ある意味牧歌的普通にサービス業として成り立ってる感なのは逆に不自然に思える

それこそ恋愛感情持たせてどうにかするとかないのだろうか

ホスト貢ぐために風俗嬢やってる女性が多いのだからその女性たちがまた男に対して同様に搾り取ろうとしないものなんだろうか

それとも実際そういう店があるのを自分が知らないだけなのだろうか

パパ活ではそこまで言ってるっぽい噂も聞くから尚更よくわからない

2023-01-24

anond:20230123164050

女性の反撃のキバたる「キモい」を禁じたい連中がいるのは確か。

彼らは表現の自由とのダブスタに落ちても、欲求を抑えられないんだろう。

ホストの件といい、女性の反撃手段・逃げ道を奪おうとするのが家父長的支配実施でなければ何なんだ? と思ってるよ…。

ネット相互監視が発達した現代日本では、家父長的な支配欲は理性的に抑えられて消滅した——…愚かにもそんな風に認識してた牧歌的時代が、遠くに感じる。現実社会には、ほとんど大人なんていなかった。だけど『男』は、そこら中にいる。

2023-01-18

増田から1ヶ月離れてみるテスト

普段日記的な内容を書いたりしょうもない下ネタに反応するぐらいで牧歌的に楽しんできたが、

最近はいつ見ても憎悪や悪意に満ちたエントリが目に入ってすごく疲れる。

ヤフコメの方がクソコメが集まりそうなニュースを避けて見られる分まだマシなレベル

 

まずは1ヶ月離れてみて、行けそうならそのままさようならだ。

じゃあな。

2023-01-12

anond:20230111233833

昔はレイプしたら、念のため殺していた。

から若い女子は皆小刀を懐に忍ばせて、いざという時には自刃する覚悟だった。

それが今やスカートめくりとは、いやはや牧歌的になったものだ。

男性諸氏の体のつくりなどはそうそう変わるまいに、ひとえにポリコレの力の成せる業というところか。

若い女の子の親にとっては、安心して子育てできるというものだろう。

ありがたい話だ。

anond:20230112005507

Twitter自体10年くらいやってて、ハマってるジャンルが変わる毎にアカウント捨てて転生繰り返してるけど、旬のアニメゲームに群がってる人は、それなりに面白い人間創作パワーに溢れてる人間が多い気がする。

 

ただ初期の頃のような牧歌的空気はないね。何か少しでもズレたことを言うと正論マウントマンが飛んでくるから窮屈にはなった。それでもまぁそこそこ面白い空間であることには違いない。

Twitterから面白い人たちが移動した。でもどこに??

悲しい

Twitterがつまらない。悲しい。

今日までめちゃくちゃ愛用したサービスなのに。

恥ずかしながら10年も愛用したサービスなのに。

10年愛用したことを恥じなければいけないサービスになった。

Twitter日本で広まり始めた頃は牧歌的だった。

有益情報もたくさん発信されていた。

それこそ仕事人生で役立つ情報がいっぱい転がっていた。

飛び抜けてユーモア溢れるツイートで大爆笑したりした。

友人同士でくだらない話もした。

見ず知らずの人とゆるい繋がりを楽しんだりした。

軽くバズった時(当時は100RTでも大変なバズり方だった)は正直ちょっとしかった。

今は罵詈雑言が飛び交う末期街になった。

自称人生に役立つ情報を発信するアカウント」は情報商材屋になった。

被害者意識と声量の大きな人間しか見当たらない。

みんな血眼になって炎上対象か商材のカモを探している。

「昔は良かった」と全面的に主張するつもりはない。

からクソリプ存在した。

バイト先の冷蔵庫に入り込んで炎上しているやつもいた。

失言不倫芸能人アカウントが大変な事になっていることももちろんあった。

でも今は状況の質がちょっと違う。

党派性陰謀論宣伝ばかりになった。

何も生産性はない。

コミュニティの一生の末期みたいになってる。

この道はいつか来た道

でもこの景色はすごく既視感がある。

この状況、年齢がバレるかもだけど2chの末期に似ている。

今では信じられないかもしれないけど、2chにもかつて有益情報源だった時代があった。

まあ、2chは決して牧歌的だったとは言えないけど...

それでも有益情報はあったしユーモア溢れるスレッドもあった。

ある時、誰だか忘れたがネット著名人らしき人が「2chはもう見ません。有益情報が見つからないので」みたいな発言をした。

そしたらねらーは「2ch有益情報とかwww」「そんなもん元からねーよ」「2chで探すようなアホだから有益情報見つからないんじゃね?」みたいなコメントだらけだった。

まあ、分からないでもないけど、釣り堀だらけだったけど、でも確かに2chしかない情報も当時はあった。

から分かったが、ものが作れる人間ニコニコ動画YouTubeに、有益情報センスを持っている人間Twitterに移動していた。

面白い人は旅立った。でもどこに??

今のTwitterはかつての2ch末期に似ている。

きっと面白い人たちは、かつてのようにどこかに移動したのだろう。

ただ、当時は見るからニコニコ動画Twitter流行っていて、次の目的地は誰の目から見ても明らかだった。

でも今は、みんながどこに行ったのか分からない。

Youtubeではない気がする。TikTokでもないと思う。はてなではないな。

多分だけど、個人的な予想だけど、きっとみんな「課金の壁の向こう側」に行ったのだろうな、と思っている。

というのも、仕事とあるネットサービスに関わったことがあるけれど、やはり課金/無課金では平均的な民度が格段に違う。

もちろん、金も名誉も惜しくない国士無双はいるけれども、平均的には課金の方が治安はいい。

何かを発信したり発表したりするのに「身の安全」ほど重要ものはない、ということは政治報道歴史を見ればわかるというもの

から面白い人たちは「安全という名の愉悦」を求めてどこかに旅立ったのだと思う。

でも、課金するほど元気のない私たちには、それがどこなのかは分からない。

私が老害になったのかな。

からTwitterがつまらなく見えるだけなのかな。

そうだとしたら、むしろそっちの方がいいな。

今日Twitter罵詈雑言で1日を終えていく事になるのだ。

ジョン・ゴールトって誰?

おやすみなさい。

2023-01-02

昨日の紅白、だいたい全部見たけど

藤井風が出てきて「死ぬのがいいわ」って連呼する曲をやってた

あれを今年やるのは流石に良くないんでは?

完全に社会の底が抜けていると感じた😌

昭和天皇が死亡したとき井上陽水日産セフィーロCMで「みなさんお元気ですか〜?」と言ってて問題になったことがあったけど

藤井風のは直接的すぎて下品にすら思えるのに対して、

陽水の件はなんだか牧歌的というかエレガントなのはなんでだろうね

2022-12-14

無断リンク禁止からリンクフリーへの足跡

最近はてな内でインターネット老人会やおい腐女子部の方が過去を振り返っていたので、それに関連して無断リンク禁止からリンクフリーへ至った足跡記憶を振り返りながら記そうと思う。
ただし、当該エントリリアクションでも触れられている通り、まだまだ規模が小さかったとは言え個人視点で見れば広大なインターネットの全てを捕捉するのは難しく微妙個人間で差異があるものと思われる。
違いがあれば私はこうだったと教えてもらえると更におもしろくなるかも知れない。

さて、若者の皆さんはインターネットオンラインコミュニティではその当初「実名文化」であったことをご存知だろうか?
実名文化となった要因は様々あると考えられるけど、大きく影響を示した要因の1つは「JUNET」であると言われれば、まぁ納得はするのではないだろうか。少なくとも影響ゼロではないだろうなと。

JUNETは学術ネットワークで、その主要コンテンツ今日における電子掲示板群と非常に似通ったものがあり、つまり話題カテゴリごとに整理されたページが存在したのだ。
建前上、JUNETはごく真面目な学術ネットワークだったので書き込み責任は個々人にあり、書き込み責任持ってもらうため実名制が取られていたとされる。
電子掲示板群で「である」調の文体もJUNETで使われていた文体であり、由来は論文に使われていた文体なのだ

まぁ実名であっても責任?なにそれ?みたいな感じで至るところへ噛み付いたり、唐突にまったく脈絡なく関係のない話をはじめ、それを指摘され叱られたら逆ギレして大暴れする抜き身のナイフみたいな方が居たんだが・・・そのことについては別の機会に。
えっソイツどうなったかって?今でもTwitterで元気に至るところへ噛み付いてレスバしてるけど?
私の年甲斐もなく落ち着かない性分はなかなかだと自覚してるが彼女には負ける。私はそろそろ落ち着かないとと思ってるがキミはそのままで良いと思うよ。

まぁそんなこんなで日本インターネットはその当初実名文化であり、TCP/IPWWWデファクトスタンダードとなりWindows 95社会現象になるほど売れた時代ホームページ開設ブームなんてものがあった。
まぁブームと言っても現在に比べればまだまだ小規模のものではあったが、個人が自宅からウェブアクセスし、何ならウェブサイトを公開するというのは中々に特別感があったのだ。

そのホームページ開設ブーム期のホームページ実名文化の影響下にあり、住所から氏名、電話番号家族構成、勤め先などなどを載せているホームページが数多く存在した。現代個人情報保護の感覚からすると実におおらかと言える。
言ってみれば、その当時のホームページは後の時代に登場する「前略プロフィール」みたいなものだったのである
書いてある内容も個人日記帳しか実像へかなり近い個人日記帳のようなものであった。実名で交友関係がわかったし、ホームページ管理者学生であれば甘酸っぱい恋の悩みとかを隠すこともなく実名で書いていた。
この当時のホームページはあまりにもリアルすぎる個人情報の塊であり「ホームページ管理者が広く公開していないURLを無断で他所転載することはネチケットに反していた」という古の文言現代で記すこととなる。

現代感覚からしてみると「広く公開していないURLって何なんだよ」と言いたくなるし、情報技術から見れば「ローカルDNSサーバでも立てたのかな?プライベートIPアドレスならば個人利用だと事実上無限みたいなもんだ」と広く公開していないプライベートURL可能性を探り始めるが、当時の人の感覚からするとインターネットなんてドマイナーなのでインターネットを使ってる時点で隠しているつもりだったのだ。
実にバカバカしいと現代人は感じるかも知れないが当時の大半のインターネットユーザは至って真面目に本気でそう考えていた。

例えば過去時代NTTハローページという個人電話番号を膨大に載せていた冊子を発行していた。
この個人情報公開情報であるが、電話番号所有者に無断で何ら関係しない他所へ公開した場合倫理的問題いか?と言われれば現代人でも問題と感じるはずだ。現代では特殊詐欺とかあるしね。
じゃあ何でNTTはそんなもん発行していたのか?と言えば、当時の電話番号を取得するには加入権というもの必要であり、加入権は金融商品としての側面を持っていたこからハローページへ記載されているということはNTTがその個人の信用をある意味担保しているという判定が得られることがあったのだ。
まぁつまり電話番号すら持ってないヤツは信用ならんから取引しないという考え方がマジで存在したんだ。

現代の、それこそ若者感覚からするとNVNOで気軽に電話番号を入手できてしまう今では考えられない価値観だ。
ちなみに加入権の反動からか約20年前に契約書すら必要のないプリペイド携帯電話詐欺が横行するっていう失敗があったので約20年前が最も電話番号価値は低かった。

まぁそんなこんなで、URL公開情報であっても勝手に使うのはダメなんだ、URL無断転載禁止なんだ、無断リンク禁止なんだという価値観時代存在したが、それが急速に失われて「リンクフリー」が台頭する時代が来る。
リンクフリーが何故一気に広まったのか?と言えば「Yahoo!」が日本国内で営業開始したからであった。

当時のYahoo!ディレクトリ型と呼ばれるウェブ検索エンジン方式で、これはハローページなどと同様に人力でURL情報収集して掲載するという形のウェブ検索エンジンだった。
掲載されるには審査必要で、Yahoo!掲載されるということはウェブサイト一定価値と信用を与えてくれるものだった。まるで本当にハローページみたいだ。
この価値が失われるのは「Google」がロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンを開発したからであったが、リンクフリーGoogleが登場する前から使われ始めている。

リンクフリーYahoo!が登場したからだけでは実は説明しきれず、Yahoo!が人気サイトランキング形式掲載するようになったからというのが実際の答えである
人気ランキング存在するようになると競争が生まれる、当時のウェブサイトにおいてはアクセス数(≠ユニークユーザ数)こそが人気の指標であり、URL無断転載禁止無断リンク禁止スローガンはこの人気争いの中で邪魔になっていった。

そして同時にインターネット芸人みたいな人たちも続々と登場するようになり、個人の赤裸々な情報が詰まった日記帳のようなホームページは段々と廃れていき、匿名インターネット芸人が笑い話やお涙話で人気を集めるようになった。
うつまりテキストサイトブーム」の到来である

テキストサイトの思い出についてはこのエントリを読むインターネットユニークユーザ諸氏の方が詳しいしバラエイティに富んでいると思われるので任せた。

ディレクトリウェブ検索Yahoo!の登場は別にテキストサイトだけへ影響を及ぼしたわけでなく、2ちゃんねるの元になった電子掲示板群「あめぞう」の前身であるあめぞうリンク」は「リンクサイト」と呼ばれる種別ウェブサイトであった。
そのほか後年にはリンクサイトの発展型であるランキングサイト」も登場しており、ここまで来るともはや牧歌的インターネットなど想像も付かないような喧騒が起きるようになり、更に現代では当時を喧騒表現しても良いのか迷う程度に現代インターネット闘争本能が強すぎる人たちが多く生息している。
アーマードコアの新作発表されたしそっちでやれよ。

URL無断転載禁止無断リンク禁止派の最後抵抗はやはりGoogleによるクローリングだろう。
前述したロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンウェブページからウェブページへのページリンク自動的収集するというもので、人力で登録していたYahoo!よりも収集効率が物凄く高かった。
しか自動収集するからこそウェブサイト管理者からすると謎のアクセスが急激に増え、何なら当時「Google」という単語など知る由もなかったので特にリンクを多く持っていたウェブサイト管理者からするとDDoSアタックか?と疑念を抱かせる程度には迷惑千万だった。

もちろん静かに間内だけで楽しんでいるようなウェブサイト管理者としても急にアクセスが増えることは不快感しかなく、Googleの人気が増えていくに連れてリンクされない権利を求めるユーザもまた増えていったのだ。
この件であまりにも叩かれすぎたGoogleウェブ検索エンジン検索結果に記載されない「noindex」という施策を取ることとなり現代でも運用されている。
ただしこのnoindex、性善説運用されておりウェブクローリングする側がnoindexを無視すりゃ普通にクローリングできるので完璧解決手段ではない。

まぁこんな感じでテキストサイトあたりから日本インターネット匿名文化へ傾倒するようになりリンクフリー一般的になっていったのだ。何ならリンクフリーって言葉すら見なくなる程度にはリンクフリーが当たり前の価値観であるインターネットになった。

そう言えば、はてなブックマークでも無断リンク禁止勝手ウェブブックマークするなという意見が取り沙汰されたこともあったが、その辺の思い出話はブクマカのほうがよく記憶しているだろうし任せた。

いやはやインターネットというのはここ数十年で大きく変容したものだと懐かしんで私の昔話を終えよう。

2022-12-13

思えばシロクマ先生などが非モテ論を語っていたゼロ年代はてな牧歌的ものだった。今のはてなは……(言葉に詰まる古老)

2022-11-17

タブレット端末に職員室での会話が録音 生徒ら不登校山口

こないだの振込の件もだけど、山口牧歌的しすぎだなあ

そのうちまた病院セキュリティで狙われそう

2022-11-11

anond:20221111002615

一流大に行けば将来安泰なんて随分牧歌的認識だな

2022-11-10

「おーん」っていいよね。

北海道トウモロコシ畑のような牧歌的な響き。

2022-11-09

anond:20221109061810

一部のインフルエンサーは去るだろうけど、ぶっちゃけ、多くのツイッタラー牧歌的なセカイを望んでいるので

敵がいなくなること自体は大歓迎だろう。

2022-11-08

anond:20221108225044

♪ 男は狼なのよ 気を付けなさい

♪ 羊の顔をしていても 心の中は 狼が牙を剥く そういうもの

ピンクレディー『S・O・S 』

男は性欲に動かされてる獣だと、昔から見なされていたが…。

思い違いでなければ、NHK教育の子供向けアニメ主題歌だったよな、これ。

今は、女の子アインシュタインよりディアナ・アグロンと歌っただけでも炎上するのに、、、

牧歌的時代だったもんだねぇ〜〜

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