はてなキーワード: 拡散とは
宗教自体弱まった人を助けるものなんだけども、カルト宗教は助けた後そのままカルト宗教に依存させて金づると拡散の道具とする。
だけど、政府による福祉や公助で助けられたらカルト宗教を頼る人間が減ってしまう。だからまず第一に家族の相互扶養に委ねようとするのではないか?
ある人間が狂ってカルト宗教にハマったとして、家族も弱まったところに家族もカルト宗教にはめ込む。
まず家族の相互扶養に委ねさせれば政府による福祉より先にカルト宗教が餌にできる。
自衛権の立ち位置は改善させたほうが良いと思うが、それ以外に大量にクソ条文が紛れ込んでるのも政府にくっつくカルト宗教によるものか。
憲法改正までに大量のクソ条文を削らないとならないが、それでも一応憲法改正が見えてきた以上、今の段階で政府と統一教会を切り離せる可能性が出てきたのは良いかもしれない。
親愛なる君に。
自分が実行する場合の方法を考えたこともあったし、誰かに手を下してほしいと思っていたこともあった。
私は驚かなかった。「ああ、そうか。」と感じた。
彼が犯してきた罪は、その命を持ってしても贖いきれないと私は信じている。その音は、彼に殺された者たちの声なき声の響きだったに違いない。
彼は人間を人間たらしめるかけがえのない心のはたらきを雑草か何かのように踏み躙り歩んでいた。それで彼はまるで輝いていた。私たちは彼のようであるべきで、彼のようであって良いのだと思い始めていた。それは確かに、なにか呪詛のようなものではなく、いわば脱色された暴力によって木っ端微塵にされるに相応しい在り方に違いなかったのだろう。私は自分が安堵していることに気づいた。
しかし見聞する限りの世の中の反応は趣を事にしていた。曰く暴力は許されないと。
勿論それは、私達は私達がもつ、もう一つの人間性、即ち自らのもつ暴力性については全く知らぬ事にしなければその社会に所属して生きて行かれなくなる故の建前である。暴力に同意する言葉を吐いた情報が拡散した瞬間炎上し、見える範囲からは丁寧に除去されるだろう。実行すれば血祭り、現代の仕組みとしては死刑に処せられる様になっている。それを私は承知しているつもりだった。けれど状況を前にしてはやはり戸惑った。私達はこんなにも取り繕わなければならないものなのだ。
私達は、内なる暴力を正当化する仕組みこそ多数決であり、選挙とはまさに具体的な暴力装置を手中に収めるための闘争であることを、その渦中にあってまるで自覚することが無くなっている。
物理的な暴力でさえ無ければ、それは暴力では無いと認識されている。しかし他者に対したときに立ち現れる欲のうち、その片方の根本は一つであることを、十分に知覚しておく必要がある。
彼らの掲げる民主主義とは数の暴力でしかなく、その自由とはそれを恣にして良いのだという意味でしかなかった。
数の暴力が恣にされ、ある人、ある人たちの尊厳が脅かされるとき、私達はたとえ強者の側にいても、無論無差別にでなく、明確な目標を持って、的確に、闘わざるを得ない。
プロでもないのに、プロより知っているとか勘違いしている人が増えてる。
うんにゃ、昔からいっぱいいるわけなんだけどSNSでの昨今は酷いくらいにど素人が適当な知識で知ったかになってて
あっさり騙されて信じ込んで、プロの言っていることが嘘と言い始める人が居たりとホント危険な世の中になった。
どこかの問題児が『うそはうそであると見抜ける人でないと』なんて事を自分で証明していたが、ホント嘘を見抜けない人が増えてきた。
医学に関してもそう、プロが危ないって言っているものをど素人のWikiでも漁ってきたような知識で危険性はないなんて広めたり、
これを飲めば治る、楽になると民間療法という浅はかな行為を勧めてきたりとマジでヤバイ。
最近話題になってたヤクルトもそう。あれは飲み続けるから『多少』変わるだけで初日の一回で飲んで変わるわけではないのに、
口ばっか達者なホラ吹きが一回飲んで効いたという勘違いを広めたりして、訳の分からない在庫切れを生み出した。
法律なんかもそう。調べりゃ出てくるものも多いけど、変な知識を手に入れてこの法があるから罰されないなんて、短絡的な考えをするような奴もいる。
素人はしょせん素人で他人へ影響するような発言は控えるべきだし、そういうのは身内だけでやればいい話。
それでプロが間違いを指摘すると、拡散によって知った人は最初に拡散した人の誤った知識を信じ込んでいるからプロの言っていることすら疑心でしか見なくなる。
最初に拡散した人が誤りだとわかった所で、この大迷惑を生んだアホタレは逆ギレを起こすか、とぼけて逃げるという行動をする。
間違った知識を無責任に拡散して現在ネットをしている人だけでなく、これからネットに繋いで色々経験する人にすら間違った知識を与えていく。
正直、ど素人が変な知識を持つのは危険を通り越して大罪人レベルの悪行だよ。
それが今の日本は多すぎる。ネットが気軽に使える事も問題かもしれない。
そういう罪人どもがのさばっているというのが本当にもうね。
JR山手線・渋谷駅構内で、駅員と乗客が激しく口論する動画が、SNS上で拡散し、物議を醸しています。きっかけは、客が直前に取ったとされる危険な行動でした。
駅員:「当たり前だろ、電車止めてんだよ。山手線止めてんだよ」
駅員:「取るためにきたんですよ」
男性:「帰ったじゃないですか」
駅員:「待ってろよ。きょう帰れないからな。悪いけど、警察行くから、きょう帰れねー。事情聴取、長いから」
男性:「何でですか?」
4日の夜、帰宅ラッシュで混み合うJR渋谷駅のホームで起きた、2人の駅員と男性客によるトラブル。きっかけは、男性客が線路内に財布を落としたことでした。
駅員:「相当高くついちゃってるぞ、これ。止めてんだからよ、電車」
男性:「しょうがないじゃないですか。お金落ちちゃったんですから」
駅員:「こんだけの人に迷惑掛かってんだよ」
男性:「取ってくれなかったじゃないですか」
駅員:「取るよ。何だよ、その態度。取ってもらおうって態度じゃないだろ、まず」
JR東日本によると、口論になる前、男性客が財布を拾おうと、線路内をのぞきこんだため、駅員が制止。駅員がどう対応するかを説明している最中に、男性客は非常停止ボタンを押して、電車を止めたというのです。
この動画がSNS上で拡散されると、「駅員に同情する。乗客1人の身勝手な行動」「態度が悪いとか、駅員さんの論点がズレてる気がする」など、賛否両論の声が上がりました。
■元駅員は指摘「営業妨害に近い」
今回のトラブルについて、線路に物を落としたことがある利用者は、次のように話します。
線路に落とし物をしたことがある女性:「イヤホンを落としてしまいました。その時は、電車もすぐ来るということだったので、電車が通り過ぎたら、駅員さんに声を掛けて取ってもらいました。人が落ちてしまったというわけではないので、(非常停止ボタンを)押すのはどうかなって思う。駅員さんが怒るのも、押した方の心情としてはどうかなと感じる」
一方、過去に都内で駅員として働いていた男性は、今回の男性客の行動は、“営業妨害”に近いと指摘します。
元駅員の男性:「山手線は電車の間隔が非常に短いので、簡単には拾えないですし。お客様に事情を説明していたのであれば、線路に降りようとしたり、非常停止ボタンを押したりしたのは、営業妨害に近いものもあるので。駅員さんの言葉が強くなってしまったのは、理解できます」
山手線は当時、3分から4分間隔のダイヤになっていて、線路に落ちた物を拾うのは、終電後になるケースもあるといいます。
駅員:「当たり前だろ、電車止めてんだよ。山手線止めてんだよ」
今回のトラブルについて、JR東日本は、次のようにコメントしています。
JR東日本:「安全を守るという駅員の使命感があったもので、その際にいきすぎた言葉遣いがあったことは、大変申し訳なくおわび申し上げます。もし、落とし物をされた場合は、駅員に話して、待っていて頂ければと思います」
普段イラストレーターというほどではないが、Skebとかでイラストの依頼を受ける程度の趣味絵描きです。
結構前の話。さっき見たら、その子はもう活動停止してチャンネルも消えてた。
めっちゃ面白かったからファンア描いたりサムネの素材とか作って提供してたんだけど、
どんどん「それ本来絵描きにちゃんと依頼して有償でやる話じゃ?」みたいな事を要求しだした。
(SDキャラ描いたらアニメーション作れない?とか、動く配信用の枠とか)
まぁそれで喜ぶならと思って作ったんだけど、見栄えが良い分登録者の伸びも良くなった。
自分もイラスト描いてフォロワーに拡散したりして、言い方は悪いけどキャリーする形で応援していた。
その後はしばらく変な要求も無く
(このゲーム遊びたいんだけど余裕があったらサムネ用のイラストとか・・・レベル。それくらいなら普通に落書きで描けるし、
ある日、いきなり方向性が変わった。
それまでリスナーとのやりとりが面白い雑談だったり、マシュマロ読みだったのが、
急に飲酒配信始めたり、リアルの仕事の愚痴を垂れ流すような配信ばかりになった。
飲酒しながら歌枠とか、飲酒しながらホラゲ(台パン・舌打ちばかり)とか、とにかく空気が変わった。
リスナーの層も入れ替わってきて、何かと一気飲みを煽るような配信になってきた。
そういう配信に自分のイラストや素材は使ってほしくないとはっきり連絡用のDiscordで伝えたところ、
しょうがないから素材置き場に使ってたオンラインストレージを閉じたところ、クッソDMやらなんやらで粘着するようになった。
本人なのかファンネルなのか知らないが、毎日アホみたいな内容のDMとかマシュマロが来た。
今思えば、拒絶する前に
最近何かあったのかとか、心配してあげるべきだったのかもしれない。
救えたといえば思い上がりも甚だしいが、彼女なりの救難信号だったのかもしれない。
通話で直接話を聞ける立場だったのだから、何か出来たのかもしれない。
転生もよくある界隈だけど、また配信楽しんでてくれたら嬉しいな。
「こんな世間話をしてたときに選挙の話に繋げたら黙ったwwwなんでみんな政治の話を避けるんだww」
と得意げな友人よ。
それな、みんな政治に関心が無いんじゃなくて、お前が「政治に興味を持つ=世の中を良くしようと考えてる俺って他の奴らと違ってスゲー」で思考停止してるのか知らんけど、SNSで煽動的で偏った情報をよく考えもせず拡散しまくってるから辟易してんだよ。
なんで政治の話になると突然思考力が落ちるんだろうな。今まで普通に趣味の話で盛り上がれてたのに、政治に興味を持った途端に何か歯車がおかしくなったみたいで俺もびっくりしてるよ。
かといって、大丈夫かちょっと冷静になれって言おうもんなら、政治の話を抑圧しようとする愚民みたいな扱いになるもんな。それなりに長い付き合いでやってきたと思ってたけど、最近はお前と話をするのも怖いよ。
今は選挙に行こうと呼びかけるのに熱心らしいな。きっと立派な活動なんだろう。
俺も大人になったら、政治のこととか難しいこと分からないなりに、それでも何かしら考えて選挙に行って投票するんだろうなとか思ってたけど。
なんかお前見てたらさ、選挙に行くのも恐ろしくなってきたよ。
お前があまりにも薄っぺらい、ほとんど陰謀論じみた情報を思考停止で信じたうえで「投票に行こう!」と言うから、投票行為自体がお前の主張を正しいと認めるみたいでさ。
だからもし投票に行ったとしてもお前には言わないよ。お前はどう思うか知らないけど。
あと政治について考えるとお前みたいになるのか…っていう気持ちもあって。どんどんそんな話を避けるようになってきている。
政治に関心を持てという主張を見るたび、逆にそのモチベーションが下がっていくんだから不思議だよな。これ以上政治や選挙に絶望したくないからお前と政治の話をするのは避けてたけど。耐えきれなくなって縁切りしたらごめんな。きついんだわ。
ここ10年でかなり変わったよね。
ゼロ年代インターネットで「ヤバい地帯」みたいなイメージが拡散されてて今もそういう記事残ってはいるけど、当時の面影ほとんどないよ。
2010年に赤線廃止後もモグリでやってた売春ありのお茶屋が摘発されたあとは、五条楽園の看板撤去されたり、お茶屋の古い建物も潰れたりリノベされたり。暴力団のビルも解体されたしね。梅湯も「タトゥOK」ってので外国人観光客やサブカル御用達になったし。
任天堂創業家があのあたり再開発するとか言ってるから、今後はシャレオツ地域になるんじゃないの?
ちなみにはてな初代社長(現会長)の会社が運営してるコワーキングスペースもあるよ。https://unknown.kyoto/
ケッ!!
立民だぁ?
どーせ人権極左の「私たちは買われた」みたいな、一方的に被害者、加害者と極論で決め付けて、「一緒に被害者ポジション気取りませんか?んで、ゆくゆくは性風俗撲滅しましょ?」みたいな人なんじゃないの?w
塩!塩まいとけ!
とか想像を膨らませつつ、ヤル気満々でお店に様子を見に行ったわけです。
票にならないものは見て見ぬふり、というか、見ないの。
それが普通で、当たり前なのですよ。
この候補さんは可愛いからルッキズムでもある程度、票は見込めるし、テキトーに弱者救済!とか減税!とか言っときゃ票は入るだろうに、それをしない、実直さ。
やるやん、立民。
見直した。
野党第一党らしいなぁ。って。
ガチで色んな声を聞きますよ、って器の広さを見せつけたなぁとw
党内に明らかに彼女とは主張が真逆の既存議員を抱えてるのに、彼女に公認を出したの、すげーです( ˙³˙ )
党として支持はしないけど、見直したw
人権極左とかエセフェミだとかの文言を平気で書いてくる明らかに心の底から不信感を抱いているのであろう方の文章と、それを見て投票する!となる人を拡散する候補者。
なんなんですかね。
党としてもなんらかの覚悟があって公認したわけじゃないのが丸見えで(単に立憲民主党にコネがあっただけでお互い選んだ感がある。そのコネを見せたのはいいことなのかもしれないが。)『ガチで色んな声を聞きますよ、って器の広さを見せつけた』なんて大義は勝手に党の外の人間が見つけてるだけだろうとしか思えず
(また、外の人はその器の広さを『エセフェミがうつる!』とか言って悪評に繋げるわけで。)
こういう不信感が根っこにある場合は本当に丁寧にお互いやらないと、不信感がより根強くなるだけなんだが、その丁寧さはお互い見当たらなさそうで。
当選しても落選しても、結末はお互いの不信感増やすことにならなさそうだし、こんな文章を『名文!』なんて持ち上げる人が多くて、本当に悲しくなる。
あきひろ on Twitter: "『【速報】赤松健さん、落選したら、表現の自由を、守る活動から身を引くと宣言。 この参院選、赤松健の最後の戦いにしては、ならない』 これマジで言ったんすか?何で落選したら活動やめるんだか意味がわかんないんですけど……。"
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/Werth/status/1543178483840430080
この『』内のソースを探してみたが、赤松に陶酔してる支持者がツイートした以下の演説画像しか出てこない。
https://twitter.com/yuuyauchida/status/1543116532821393408
この流れに安直に乗っかり批判しても、赤松が否定し確たる証拠も上がらなければ大負けだ。
真実はどうあれ、フェイクニュース拡散機として利用されてしまった事になるのだから。
当該ブコメ一覧の全人気ブコメは発言がなされた事を前提としている。
具体的にはosudakeknowledge、u-li、wakwak_koba、yabusaki、exshouqosa、shatomori、rna。
こいつらは全員「負け」だ。
なぜなら現段階においてフェイクである可能性が存在するからだ。
結果は関係ない。
問題なのは、あまりに低次元な負け方をしているブクマカが大勢いるという事だ。
ネットで物申すマンをやってるならより高い次元での勝ち負けにこだわって欲しい。
単に「このエントリに信憑性はありますか?」という簡単な設問をブコメ入力欄に用意し、回答の統計を見られるようにしておくだけで良い。
しかし無いよりはマシだ。
なぜなら「信用出来ないかも知れない」という考えそのものにブクマカが気付けるからだ。
株式会社ディスクユニオンは29日、70万件以上の顧客情報が漏洩したと発表した。SNS界隈では前日28日からダークウェブへの流出が確実視(スクショあり)されていたが、夜が明けてからようやく重い腰を上げて公表に踏み切った。
以下に続く散文は、ユニオンを愛する者の率直な心境と受け止めていただきたい。
※6/30夕刻追記:
昨日のニュースを見た勢いで書きなぐった時は、自分自身の心のモヤモヤを吐き出すことがこのダイアリーの主目的であり、少しトーンが過剰な部分などもあったなと、今あらためて読み直し反省しています。
少しだけ、言葉足らずだった部分を加筆などしておりますが、ご容赦ください。
・パスワードの平文保存
こんなご時世だ。悪意のある行為で情報が流出してしまうリスクはどんな業種であっても否めない。ただ、今回最悪だったのはDBがテーブルごとぶっこ抜かれ、あげくパスワードを平文で持っていたということだ。暗号化処理せずにパスワードを保管するというのは愚の骨頂であり、ここに小売業としての前時代的な姿勢がはっきりと見えてしまった。通販事業は決して120%アウトソーシングしているわけではなく、社内にはフロントエンド/バックエンドを担当する社員もいるはず。ゆえに、なぜ?という思いが強い。偉い人たちは何が悪いのか理解できてなさそうだけど。
・第一報の遅れ
>6月24日の漏えい懸念から本日のご案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。
>本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにまずはお詫び申し上げたい思いでしたが、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、
>お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、情報の収集と把握に時間を要しました。
>本日の公表までお時間を要しましたこと、重ねてお詫び申し上げます。引用元=https://diskunion.net/
違うんだよ。お客様へのご迷惑、は流出した瞬間から実際に目に見えるかたちで起こってしまった。SNSでは公式発表に先駆けて、「何が、何件、どんな風に」漏れたのか、情報が拡散されまくった。一方でユニオンは、早々にオンラインショップ(ここにはコーポレートページも含まれる)をクローズし、「緊急メンテ」という名の殻に閉じこもった。もし、SNSで話題になることがなければ、本当に7月4日までダンマリを決め込んでいたかもしれない。結果的に29日の発表では有効な対応策を提示できず、公式アナウンスの遅れだけがネガティブに目立ってしまった。少しずつでも、情けなくても、スピード勝負に出るのが最善だったと私は思う。
「いやいや、でもそんなすぐに公表するのは現実的に無理」と考える人もいるだろう。だが、2022年4月1日に施行日を迎えた改正個人情報保護法は、情報の漏洩時は本人に迅速に通知するなど、企業に個人の権益を保護する行動を強く求めている。
さらに、不正アクセスの痕跡など「漏洩の可能性がある個人データは、すべての該当者に通知する必要がある」と個人情報保護委員会は明言している。強調するが、漏洩の「可能性」が露見した時点でだ。そのタイミングで企業側には本人通知や事実公表のアクションが求められる。情報の収集と把握に時間をかけたというユニオンの初動は致命的な悪手であり、何よりコンプライアンス意識の希薄さを自ら明らかにしているようなもの。個人情報を取り扱う多くの企業が、この改正個人情報保護法への対応や関連規約のアップデートに追われていたのが今年の春前。ユニオンの準備はどうだったのだろうか。サイトが表示されない今となっては、確認する術がない。参考元=https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02006/032800002/
現在もHPにはテンプレ通りのお詫び文と問い合わせフォームの連絡先しか掲載をしていない。会社概要、プライバシーポリシー、個人情報保護方針……何も表示されない。この重大なインシデントを起こしながら、なんとか目につく部分を隠して乗り切ろう、としているなら残念でしかない。
ディスクユニオンの公式Twitterは「@diskunion_news」のはずだ。異常なのは28日までスクリーンネームでキャンペーン情報を訴求し、投稿ではトートバッグやレコクリンをプッシュしていたことだ。これは店舗アカウントも同様で、粛々と普段と同じプロモーションをかけていた。しかし、29日になると公式も店舗もジャンルも、全て”喪中”かのごとく宣伝投稿を止めた。一斉にやめるくらいなら24日からやめるか、一人でも多くのユーザーに一刻も早くこの異常事態をアナウンスして周知してもよかったはず。悪さした小学生じゃないんだから、そこは意思を持った運用しようや。(※SmartFLASHの記事を読む限り、どうやら店舗が詳細を把握できたのは、ユーザー向けアナウンスと同一タイミングだったと認識するべきか。オンラインショップを緊急メンテに突入させた時点では、店舗に情報を下ろしていなかったという可能性が高そうだ。出典元=https://smart-flash.jp/sociopolitics/189040)
ここで、対応失策の遠因とも言えるユニオンの体制について考えたい。
ユニオンは中古品と新品を同時に取扱い、レア盤や特典商法、マニアックな品揃えで知られる。また、パッケージの復刻企画や自社制作も行っている。このバランスがあるからこそ、ユーザーに支持され、(たいしたイニシャル数をオーダーできないが)アーティストやレーベルからも好意的な反応を得てきた。ただの中古屋(●ックオフとか)をアーティストがリスペクトしますか?って話。しかし、この土台は大きく揺らいでおり、今となっては綱渡り状態に突入している。
約10年前、社長と専務に次ぐ人物がユニオンを去ると、ここから誰の目にも明らかな権力闘争が巻き起こった。中古を扱い粗利を稼ぐ「店舗」の人間と、新品仕入れや制作を担い音楽業界の”今”とユニオンをつなぐ「本部」の人間。詳細は割愛するが、結果として本流になったのは店舗側だった。そして、多くの名物社員や気概のあるスタッフ、何よりビジネスマインドを持ち良い意味で「サラリーマン」的だったキーパーソンが本部を離れた。退職した者の一部は、当時レコードビジネスに本腰を入れたHMVや、その後はタワーレコードにもジョインした。通販部門もECのプロフェッショナルではなく、いきあたりばったりの采配という感は否めない。
※追記1:組織/企業である以上、異動があることや、俗に言う「役職」につけるスタッフの数に限りがあることは当然であり、そこはユニオンも同じです。成績や年次やらが絡みますよね。“権力闘争”というワードを初稿で選んでしまった点について、書き手の私情が強めに入っていると言われれば、否定できません。違う表現を選ぶとすれば、組織内での大きなうねり・転換期がこの当時にあったということです。
※追記2:店舗=中古、本部=新品、という基本線はそのとおりですが、常に両者が喧嘩腰だったわけではないと念のため補足させてください。同じ音楽ソフトであっても性質が異なるこの2種が相互補完することで、ユニオンというブランドがここまで支持されてきた/事業として動いてきた、のは間違いありません。前述のうねりの中でこのバランスが以前と異なるかたちに変化した、ということです。
この頃からユニオンの新品仕入れ額は落ち込んでいるはず。音楽業界を支え、アーティストとレーベルが活躍できる土壌を小売として成熟させるには、新品を仕入れ、販売しないことには難しい。なにより、新品を仕入れて販売することで、その盤が今後中古市場に出回る可能性が生まれ、結果として中古市場の下支えにもなる。すでに中古市場に出ているレア盤を高額買取→高額販売してぶん回したところで、そこに未来はない。また、音楽業界という立場で考えれば、中古がいくら売れたところで、アーティストには1円も入らない。
さらに数年が経つと、結果として上層部は社長(※ファミリー経営2代目)と一部社員(※店舗叩き上げ)の集団になっていった。外部からの血も入れず、利益は上がるが、社員の給料は上がらない。レコードブームだから、とりあえず店は出して中古で埋める。廃盤セール(※ただし廃盤が安くなるわけではない)でいつものあの人に来てもらう……ここ数年、ユニオンの店先や棚から「勝負してんな、攻めてんな」という熱量を感じなくなったのは自分だけだろうか。ユニオンの器が小さくなったと感じるのは自分だけだろうか。
もちろん、一流の店舗スタッフが多数在籍していることも声を大にして伝えたい。決して中古推しがどうのこうの、いや新品推しがどうのこうの、という話ではないのだ。昨今のレコードブームの裏で、戦略と組織設計のバランスが崩れ、あるべき姿から逸脱し続けているというのが問題なんだと強調させていただく。青臭い思いかもしれないが、ユニオンが過去から現在まで、何を紡いできたのかということだ。
※追記3:組織/企業である以上、利益を確保することは当然です。そこは否定しません。ただし、私が知っているユニオンはそれだけじゃない要素が売り場に宿っていたと、抽象的な表現ですが感じていた次第です。じゃなかったら、あんなに店舗に通わないはずです。しかも狭い店舗に。
遡ればユニオンの創業は戦前。そこからなんとか今日までサバイブしてきたわけだから、そんじょそこらの会社とは良くも悪くも一味違う。ただそれは、ユーザーの知的好奇心を満たすため、中古品、新品、制作、流通、委託販売、アーティストマネージメント、販促、オーディオなど、様々な分野で試行錯誤を続けてきたからだ。もちろん中には失敗もある。オークション事業やイベントスペースなど、黒歴史になっているものもある。それでも「ユーザーにとって面白いことをやる」、そして「ユーザーを囲い込む」ことでユニオン経済圏を確立してきた。事業の中心にはいつもユーザー目線があった。
ただ、利益追求に舵を大きく切ったここ数年、そして今回の漏洩騒動での対応を見ると、どこか古き良きユニオンはもう幻となってしまったとすら思えてくる。
どんなに給料が安くても(陳腐な言葉だが)音楽とユニオンが好きだから支えてきたアルバイトや若手社員はどう思うだろうか。今回の初動対応をとった会社に、今後もついていく気が起きるのだろうか。そして後手後手の対応をとられたユーザーは果たして本当にまた戻ってくるのか。
ユニオンがしっかりとこの問題と向き合い、そしてもう一度適材適所の布陣で挑戦を始めるときが訪れれば、私はまた店頭に足を運びたいと思う(通販はしっかり対策して、原因と改善策明示してね。それからだ)。ずっと探していた中古の名盤と、今という時代の空気感をしっかりと伝えてくれる新譜を同時に手に取ることができる場所は、世界的にも希少になりつつあるわけだから。
最後に、HPのキャッシュから拾ってきたユニオン商い五訓を貼っておきたい。
ユニオン商い五訓
2 損得より先に善悪を考えよう
3 お客様に有利な商いを続けよう
※追記4:今回の騒動と組織の顛末を並列で吐き出したのは、あくまで私の主観(=ずっと感じてきたこと)が入っています。そこは最後にハッキリと書き記します。ここも当然、人それぞれで受け止め方が変わります。お前、こんなにダラダラ書いておいて最後に逃げるなよと、私自身も思いますが。
ユニオンに求めること、期待することもまた人それぞれなはずです。中古レア盤しか興味がない、最近レコードデビューしたからお手軽盤欲しい、新譜の特典にやっぱつられる、紙ジャケBOX最高、色々あるはずですし、そういった需要に応えられるのがユニオンの店舗/通販であると信じています。
音楽のジャンル同様に、確かな多様性がある世界で我々は日々踏ん張っています。この駄文も、絶対の正義ではないです。そのために書いたワケではないです。ただ、こんな世界線もあるんだ、くらいの受け止め方の方が、息もしやすいと思います。
反響に驚いてしまい、こんな当たり前のことを追記してしまいましたが、私はユニオンにもう少しだけ、期待してみようと思っています。
(了)
足を引っ張ってる人なんて極少数だし、何なら私はコンピュータコミュニティ居るそこらのApple信者よりもAppleに詳しいアンチAppleな男性を知っているし、彼のアンチApple論には私も爆笑させられた
女同士のオタクコミュニティって面白いアンチってあまり居ないし、明らかに冗談で言ってるのにネタとして処理されないことが多いんだよね、みんな本気にし始めてTwitterとかで拡散が始まる
差別を肯定するもの、加速するもの、反するもの、そういう思想の人が作ったもの、が、実際迷惑に耐えかねて戦ってる最中の人の目に触れれば、そりゃ怒られるでしょ
これをここだけ読むなら、まあ個人的には賛成するし、反対する人でも理解はできるぜ対話しようかって人がいっぱいいると思うよ。(もちろん突っ撥ねる人もいる。人によってはそこに生活やQoLが懸かってるから)
ただ揉めてる理由の半分以上は、以下の辺りにある。無能な味方が、無駄に敵を増やしている。(これに関しては逆側もそう。それこそ言葉のチョイスがガバガバなレドマツも、無能な味方の役割をしている)