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はてなキーワード: 孤立とは

2019-11-13

anond:20191110140949

自然体の意味をはき違えてないか必要最低限の身だしなみ、相手を慮る気持ちは当然いる。その努力がなけりゃ孤立するにきまってる。その上で、自分を出していかなきゃってことでは? ありのまま自分をすべて受け入れて!! っていうのはちょっと甘い。

2019-11-12

anond:20191111235058

よくわかる。

さいころから一人で寂しいって思ったことがほとんどない。

集団の中で孤立して孤独感を感じたことはあるけど、寂しいとはちょっと違うよな。

さらに話外れるけど、

暇だと思ったこともほとんどないわ。

暇で困る人ってどういう人生送ってるのか不思議

2019-11-10

anond:20191110140949

自然体の意味をはき違えてないか必要最低限の身だしなみ、相手を慮る気持ちは当然いる。その努力がなけりゃ孤立するにきまってる。その上で、自分を出していかなきゃってことでは? ありのまま自分をすべて受け入れて!! っていうのはちょっと甘い。

2019-11-08

anond:20191108203625

それに巻き込まれる同志にはご愁傷様としかいえない

連帯を求めて孤立を恐れず

大人からそのような教育を受ける機会がなく孤立している子どもたち

配慮するのも結構だと思いますが、それよりまず「大人からそのような教育を受ける機会がある子どもたち」について議論しませんか?

現状の学校教育が、少なくとも性教育について、「十分頑張っている」と言える状況にありますか? はっきり言って「何もしてない」と思います。一切の責任放棄していると言ってもいい。その状況で、少年漫画にばかり「最大限の努力」を求める理由はなんですか?

あと

少年漫画だけでなく少女漫画に描かれたカジュアルすぎる性行為も同様の影響力があるから

と言ってるのにその後少女漫画について一切触れていないのは、「少年漫画だけを叩いて少女漫画は叩きたくないダブスタ」なのか、「実は少女漫画も叩いてることを気付かれたくない詐欺師」なのか、どっちですか?

2019-11-04

anond:20191104032642

わい

頭は多少良くてアイデアは出すことはできるが、人間関係が致命的にダメ

孤立しがちで、当人孤立自身を嫌ってはいないが、周りへの気配りもしないため、簡単に包囲陣を敷くことができる。

情や圧力で言うことを聞かせられる。怒ってもヘラヘラして近づいてヤれば簡単に許す。メンタルやや弱め。金銭欲もさほどないし、執着心もないため報酬なんざ不要奴隷にしてやるのが良い。

みたいなのどっかにやられてるのかなー。あはははははは。

2019-10-29

毒親とかじゃないんだけど、求められる生活レベル自分にとって高すぎるんじゃないかとか思いつつある。

しんどいなぁ、昔から雑誌テレビゲーム禁止だしお小遣いもなかった。それでもうまくやれる人はたくさんいるって言われるんだけどこの生活内向的性格ものすごく相性が悪かった。

話題がないか孤立する→話し方の見本になる人が親しかいない→話しかけてくれても高圧的・指示厨にしかなれない自分が嫌になる無限ループで未だに何が普通コミュニケーションわからん……。盛り上がりを気にしないような普通コミュニケーションってなんだ。

そろそろ結婚しろetc言われるだろうけど何を見たらその段階だと思えるの……。理想人生設計考えたら最適解かもしれないけどさ、過去の放物線みたらいきなりそのレベルに上がれないことくらいわかるでしょーに。自力で頑張ればふじこふじこ言われるんだけどいろんなことを知るべき時期に係数下げてた自覚がないのでなんにも言えない。

親のせいにするなってのは最もなんだけど誰もがシンデレラになれるわけじゃないし、あの親には灰被りが相応なんだよきっと。

ちょっと前には○ムウェイにはまり今は無印にハマり、そのまま自分人生生きてくれ。私も自由に生きたい

2019-10-27

anond:20191027193826

ワイは入社した時からずっと孤立してるから新人来てもなんともないやで

anond:20191027030501

でもいい歳した大人が、自分のそうした特性を知っているなら尚更

周囲に相談するなり、金で解決して他人に任せるくらいのことはしろよと思うんだよな

芸能界仕事やれるだけの能力はあるんだから

ひとを雇う金もないとか、孤立していて人脈もないとかじゃないんだし、同情はできない

anond:20191026213041

元増田

個人的見解としては、「最近」の定義は個々人によって異なるとか

時代や状況によって変動するのだろうと思っているのだが

それはそれとして

自分センスは世の中の平均から外れているのだろうなと薄々自覚があり

自分以外の人間が何年ぐらいを"最近"と思っているか」が気になった

***

そもそも人はなぜ5ちゃんねるや増田を見るのかといえば

自分が関心ある物を他の人はどう思っているのか」が気になるから

というのが大きな要因の1つではないのか

無論、正解はなくて良いし、自分同意できなくても良い

他人意見に「そういう考え方もあるのか」「この人がこう考える論拠はこうか」

というのが見られれば

俺が一人で孤立してグルグル考えてるだけという不安状態が解消する

2019-10-21

KKO増田のチームも見捨てられてはいないよ

マクドナルド難民になった40代年収は頑張って110万円。求人ブラック企業ばかり…(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191021-01611848-sspa-soci

KKO増田があちこちで主張してた中年貧困層男性孤立問題ちゃん弱者問題として認識されたよ。

さすがに敵対勢力に塩を贈るわけにはいかないから名だたるラディフェミは来てないけど。

anond:20191014131149

ちょっと信じがたい誤解釈というか、ほとんどイチャモン感のある感想があったので、ツッコミ自分のツリーに下げておく。

「ほんとうはもっと与えられるべきだった」と無根拠に思いこむ人間の恐ろしさ  映画ジョーカー

https://note.mu/kasa_sora/n/n8554d186e08e

私は元増田だ。

この人のブログは何度か読んでいる。面白く読ませてもらっている。

その人がこんなにも偏ったというか、ほとんど被害妄想では???という感想を書いてアップしていることに、ちょっと背筋が寒くなっている。

自分にはもっとすばらしいものが与えられるべきだったのに、そうではなかったから、自分が与えられるべきだったはずのものをもらっているやつらを燃やす

作中で3人のエリート酔っ払いを射殺した件でニュースに出ていたトーマス・ウェインとおんなじようなこと言うてはる。

嘘やろ。あんなおもろいブログ書く人が。こんなにものが見えてへんようなこと言うものなのか。釣りか?

アーサーが父親に夢を見ているというのはある。あるが、所詮空想範疇であって(それこそ彼の「母親」のように)病的妄想に駆られているわけではない。

後半で自分で言ってたように、彼はただ温かいハグや親しみの笑みをもって自分を受け入れてくれる存在として父親を欲しがっていただけだ。

からランディから銃を受け取ってしまったのだ。"My son"とかなんとか言って本気で心配してるみたいなそぶりをしてくれたから。

パンフだったかWikipediaだったかによれば、あいつは実際にはものを深く考えてるように見せたいだけで大して後先考えないタイプで、

からこそ雇い主に対してアーサーを売っちまい、のちの怨みを買うことになるのだが。

ランディといえば例の銃だが、多くのブログ記事で「小児病棟に銃を持ち込んだアーサーの自業自得」という評価を読んだ。

かにアレはアーサーの失敗ではあったが、小児病棟に銃を持ち込むこと自体はそこまで責められることかどうか、個人的にはずっと疑問に思っている。

だって普通に通りで仕事してるだけで看板かっぱらわれて殴る蹴るされるんだぞ?

そしてその後に「自衛のため、自己防衛のため」といって銃を渡されるんだぞ?

持ち歩くのが当然だろうが。

アーサーが迂闊だったのはあの時あの場面でポロリしたことであって、

ピエロアクトを始める前にカバンにでもしまときゃ良かったのにという一点だけだ。

そして発達の私としては、物が銃でなく場面が小児病棟でないだけで、

そういう不注意で細かいドジを踏む機会というのは日常では無数にある。

無数にあるからこそ、私は、銃で小児病棟というシチュエーションそもそも発生しないように、

いろいろと立ち回ったり細かい工夫でしのいだりしている。

それらは今のところ実っている。

実っているが、なぜ実ったかというと、もうこんなの「運」でしかない。

アーサーが小児病棟に銃で私がそうでないのは運でしかない。

そんなの私には責められない。

責められないから余計やるせないんだ。

「そんなつもりじゃなかった系自業自得ミス」。

大事なところに限ってやらかすタイプの、クビになって当然の、笑えないミス

ああ、件の感想記事が、読み返せば読み返すほど恐ろしくて仕方がない。

ジョーカー観てきたとあるけれど、目に入ってなかったのでは?というほど誤読(誤観、か?)が多い。

アーサーはその上司を許さない。自分をあざわらう裕福な奴らも許さない。自分の「パパ」じゃなかった有名人も許さない。殺す。バッキュンバッキュンに殺す。そしてジョーカーになる。

アーサーは上司を殺していない。

殺したのは自分に銃をよこしたランディ、銃をくれたくせに我関せずで貫いてアーサーを裏切ったランディだ。

アーサーは笑われたから裕福な奴らを殺したんじゃない。

例の殴る蹴るをおっぱじめられたから殺したんだ。

アーサーは自分の「パパじゃなかった有名人」は殺していない。

トーマス・ウェインの死は流石に原作に沿っている。

そしてアーサーが殺したマーレイは、アーサーのスベり倒したライブ映像を彼に無断でテレビ放送し、更にスタジオに呼びさえした。彼を笑い者にするために。

そして、これは私の持論だが、アーサーはジョーカーになってないし、なれないだろやっぱり。あれら全てが事実なら。

自分にはもっとすばらしいものが与えられるべきだったのに」。

そもそもアーサーに限っては、これは完全にその通りではないか

幼少期に母親恋人から虐待を受け、脳及び神経系に外傷を負った。

これさえなければ、もっと違ったルートもありえたんじゃないか、というのは、そんなに高望みだろうか?

アーサーは子どもの頃学校が嫌いだった。

アーサーは大人になった今も、日記で割としょうもない初歩スペルを誤字っている(「下ネタは、いづも、ウケる」)。

アーサーはピエロという「笑うのも仕事のうちだろう?by刑事」な仕事に就いている今でさえ、

「お前のことを嫌がる奴もいる。気味が悪いからだby冒頭のピエロボス」。

ピエロのない日に別のパートタイムジョブを持つか、さもなくばフルタイムで別の仕事をして土日にコメディ舞台に立ったらいい。

他の仕事、あったんかな?

いや、案外あったかもしれないけどさ、日本なら。

でも、ラミネートカード戻って来んかったんやで、ゴッサムでは(←確かめるためもあって2回観た)

アーサーが徹底して受動的、「りんご食って寝てる白雪姫なのは、三分の一くらいは肯定できるが、でもやっぱり悪意ある評価に思える。

まずアーサーはマジでかなり受動的ではあって、例えばコメディアンになりたいという夢自体、母が「人を笑顔にさせる人間になりなさい」と言ったから、という以上の動機はない。

その母の台詞も、おそらく「発作」へのフォローかはたまた「発作」等々に端を発するイジメを受けたアーサーへのフォローに過ぎず、母自身アーサーがコメディアンになれるとは思ってないぽい(入浴介助時「あなたちゃんと人を笑わせられる?」)。

もうなんていうか、こんなの呪いに等しい。

もちろん「普通は」これを呪いとは受け取らない。呪いと呼ぶには弱すぎる。

でもアーサーは呪われてしまう、その「将来の夢」にすがってしまう。脳の外傷のせいか、アーサー自身に素質があったのか?それはわからない。

アーサーの、あの受動性。もの判断するときや、自分でその場で考えて何かするときの、微妙な、ちょっとボンヤリとした感じ。

あれと「発作」のコンボジョーカールートへのかなり決定的なフラグであるってのはあると思う。アーサーが状況を変えることをものすごく難しくしている。

でも、じゃあ例えば受動人間であるってことをアーサーが自分で変えられるかっていうと、どう考えてもひとりでは無理で(能動的な生き方の受け皿どころかモデルすらない状況だもの)、というか脳外傷から来るものなら誰がいても無理で、あーこれフラグ折れんわー、ツムツムだなあ、となってしまう。みんな病気が悪いんや。病気虐待が。

まあそれはそれとしても、アーサーは「与えられる側でなければ気が済まない」んじゃない。気が済むとか済まないの問題じゃないだろう。

そもそもあの状態で、母親介護放り出して家出してどうする??

メシ風呂自力不可で「みんなが言ってるって、みんなって誰さ。今日誰と会話したの?」言われるくらい孤立してる母親

郵便ポストを見に行けない母親をひとり置き去りにしたら逮捕されない??保護者責任遺棄的なやつで。

ケースワーカーとか多分居宅訪問してないだろ時代的にも。

冒頭ではアーサー自身投薬とカウンセリングだってある。

家出したあと住むところは?

あのエレベーターイカれたボロ家以外にどっかある??アーサーに貸してもらえる???

それと女を口説くことをそんな冒険ポイントみたいに言いなさんなよ…そういうのもう流行んないんじゃないの。

それにアーサー最大の冒険カウントしないのはフェアじゃない。

コメディアンとして舞台に立ったじゃないかネタ帳携えてでも、妄想に後押しされてでも。

母の話の裏付けを取ろうと、ウェイン邸にもデモ会場の劇場にも病院にも行った(どこまで妄想かはともかく)。結構行動している。

これがアーサーをしてジョーカーに変身せしめた動機である。「すばらしいものを与えられるはずだった」というそ思い込みに、根拠はない。ないが、なぜかそう思い込んでいる人はこの世にいる。たぶん一定数いる。彼らは「自分にはもっともっとすばらしいものが与えられるはずだったのに」という激しい飢えを抱え、たとえばインターネット文章を書いているぜんぜん知らない人(私とか)に突然その怒りをぶつける。「おまえなんかが賞賛されていいはずがない」と。

もうこの辺に至っては被害妄想入ってませんかね。飛躍がすごくてどうしてそうなった、みたいな話になってるというか。

アーサーが欲しがっていた素晴らしいものというのは、大衆から賞賛もあるが、最大のものは愛だろう。アホみたいな結論になるが。

愛。親しさ。笑われないこと。爪弾きにされないこと。受け入れられること。その象徴としての賞賛

一応言っとくけど、「この人に怒りをぶつける人々が欲しがっているもの」が愛だといいたいのではない。そんなことは知らない。

このツリーでは基本ジョーカーあるいはアーサーの話をしているんであって、賞賛が欲しくてネット他人に突然キレる人のことはわからない。

ああ、それにしても。

そのように見えたのか、見えるものなのか『JOKER』は。

そして引き起こす感想が「怖いね」。

かに、怖い。怖いですわ、これは。

2019-10-16

anond:20191016213616

友人同級生あたれサークル方面

孤立の恐ろしさはつい昨日の愛知県西尾市の69才会社員の息子がミイラになってたニュース見せろ

一旦帰るにしてもLINEでいろいろツナがっておけ

何も無い男

30後半にさしかかって、仕事をしているとふと周りに人がいない人間であることに築く。

からどうにも他人価値観が合わなかったり、学業に取り残されて卑下したりして人との距離を離してしま性格だった。

大学生になってからも、1年生のころは一緒にいる人もいたけど結局馴染めず、気づけばいつも一人だたった。

社会人になると、仕事ができなくて周囲から孤立していった。

とある企業に育ててもらって、何とか仕事できるようになったけど、

転職したさきで、能力不足で干されて、部署崩壊してぐちゃぐちゃになって生きてきた。

どこにいても、

気にかけてくれる優しい人が多かったから生きてこれたと染み染み思う。

でも、色々な思いが交錯して、自分から声をかける事ができなかった。

そんなこんなで、独立して今に至る。

実家で一人仕事している。

もし明日から、家を出ても一人で生活はできるとは思うが裕福とは程遠い。

会話するのは家族だけ。

あと、リモートで一緒に仕事させてもらってる人。

独立してから知り合った人とは喧嘩別れしたりもした。

それもトラウマになっていたりする。

でも、この縁以外に話せる人がいない。

昔の職場の人や、一緒に仕事した人からは遊びにおいでよって言ってもらえるけど、

遊びに生き方がわからないし、何を話せばいいのかわからない。

きっと、また煙たがられたり、否定されたりする。

そして居たたまれなくなって、昔みたいに路地裏に隠れるように人の気配を気にして歩くんだ。

書いてて、不器用すぎて泣けてきた。

いい歳して、こんな海の底にいる。

これから楽しい事が待っている気持ちも持てないのに。

2019-10-14

ラグビーもっと楽しく見る戦術視点

ラグビーワールドカップが盛り上がっているのはラグビーファンとしては何より。ぜひ多くの人に、残りの試合を楽しく観戦してほしいので、自分が初観戦の友人に対して解説する戦略的ポイントを共有したい。自分の友人は理系で、サッカーは知っていることが多く、そういった人を想定している。

一対一のスキルも見どころだが、ここでは大局的に見るために、「陣取り」と「数的優位」の要素に注目する。これだけで、ラグビー面白く見えるはず。増田を書くのは初めてなので、そのあたりはあしからず

陣取り的視点

サッカーから派生したラグビーだが、サッカーと大きく違うのは陣取り合戦的な要素だ。その点、アメフトとは似てるが、自分アメフトとも大きく違う(蛇足:観戦者としてはゲームが頻繁に切れ、攻守交代がはっきりしている点ではアメフト野球に近いと思う)

まず、基本はボールが両軍にとっての先頭である。これを規定する原則

スローフォワードThrow Forward」=「ボールを前に投げてはいけない」

ノックオン=「ボールを前に落としてはいけない」もこの原則から来る反則だと思うと覚えやすい。

さら重要原則

ボールは両陣営にとっての最前線

である。これを違反すると、基本的オフサイドになる。オフサイドサッカーと違い重い反則で、ペナルティキックから失点をするリスクがある。

これにより、攻撃側が、アメフトのように、味方プレイヤーを前に走らせ、前にパスを投げて陣地を進めることができない。これはスローフォワードかつオフサイドだ。一方で防御側は、ボールラインを超えて要注意選手マークすることはできない。愚直にボールラインまで戻って、前に出て、戻って、前に出て、を繰り返さなければいけない。(これを80分やるなんて常人はむり。)

なので、試合をみるとすぐわかるのは、防御側はボールを先頭にズラーッと一列に並んで前に出てくるのに対し、攻撃側は扇状に陣形を整えて、後ろに投げてもらえるように準備している。

攻撃側の選択肢 ラン、パスキック

トライを取るためには自分の陣地を前に進めなければいけない。そこで、ボールを持ったプレーヤーには3つの選択肢がある。

ラン(攻撃権維持、前進

まずは単純にラン。これが基本的に前に進む手段。パワーやスピードがあれば単純に相手がいようと前に進む。

パス攻撃権維持、後退)

次にパス。これは後ろに投げなければいけないので陣地を失う。ただ、メリットとしては後ろから選手が走り込んだ場合は勢いがあるので、突破すれば自ら失った陣地を回復しおつりがくる。また、パスでは攻撃を外に展開できるので、数的優位ができている場合は、パス→ラン→パス→ランとつないで、前に進むことができる。けど、パスは「どこを攻めるか」という選択肢を与えているだけで、前に進むにはやはり走るしかない。

このランとパス攻撃権を保持ながら前進する基本プレーになる。ではキック

キック攻撃放棄、陣地獲得)

パスと違い、キックは前に蹴ってもいい。したがって大きく陣地を進めることができる。ただし、攻撃権を一旦離すことになる。相手陣地に蹴り込むので、相手攻撃権を放棄する代わりに、陣地を獲得するわけだ。キックは主にスタンドオフが行う(田村選手)。

ただし、ノーバウンドで外に蹴り出すと、蹴ったところまで戻されて、かつ相手ボールから始まる。ただし、ワンバウンドさせて外に出すと出したところから相手攻撃になり、陣地を回復できる。楕円球をワンバウンドさせて外にだすのは簡単ではなく、運動量保存則が重要だ。簡単には陣地を獲得できないようになっている。

ただし、ピンチ場合、自陣22mの実戦より後ろからはノーバウンドで蹴り出してもオッケー。出たところから相手攻撃で再開する。

キック補足(コンテストキックキックパス

あとキックにはもう2種類あって、コンテストキックハイパント)とキックパス簡単説明する。これは味方と連携して、攻撃権を相手に渡したくないが前に進めるときに使う。高校生の時にこれをやると監督から怒られたが、ワールドカップレベルだと頻繁にみられる。

コンテストキックはあまり奥に蹴らず、高くあげて滞空時間を伸ばす。そうすることで、攻撃側が落下点に行くことができ、獲得すれば相手の防御ラインの裏から攻撃することができ、大きなチャンスになる。

一方でキックパスは、高い精度のキックを使い味方に「パス」する。ニュージーランドなどが得意とするプレーだ。これはアメフトプレーに似ているが、味方は蹴った時点でボールの後ろから走り込まなければいけないので、滞空時間計算に入れないといけない。

これが決まれトライをとりやすいので、ゴール前、とっくにアドバンテージが出ている状態で起きやすい。

((アドバンテージ: 防御側が反則をおかしたが、すぐ止めると攻撃側に不利なので、プレー継続させ、プレーが停滞したりターンオーバーが起きると、前の反則に戻り元の攻撃から再開する))

数的優位をつくる

陣取り的な視点は、グラウンドを縦にどう使うかという話でより大局的。数的優位は「横」の話で、どう突破する局面を作っていくかという点につながる。ここにラグビーの戦い、犠牲精神、チームプレーが現れる。

まず、グラウンドには両軍ともに同じ15人いる。ボールを前に投げれないので、両軍入り乱れることはなく、15人マッチアップしていればなかなか突破できない。

人数を「余らせる」

そこで局所的に数的優位をつくり、攻撃2対守備1、攻撃3対守備2などの局面を作っていくことが重要になる。ではどうするか?

フォワードアタックし、相手の人数を集める

まずは近場でボールを展開し、FWを中心として相手に当たり、相手の人数を集める。ほとんどの場合でこのアタック突破するためでなく、自分たちを犠牲にして外の数的優位を作っているのだ。これを右に左に目先を変えながら何次攻撃も繰り返す。ここで大事なのはスクラムハーフ田中選手、流選手)がテンポよくボールを出し、タックルされたプレーヤーは敵が寝ている間に起きて次のプレーに参加すると、グラウンドでは12vs14になったりする。

ギャップをついて、相手の人数を集める

また、自分ひとりで相手一人以上あつめるには、敵プレイヤーの間に走り込むと、敵二人を巻き込むことができ、数的優位に貢献する。さらに裏に出てパスをつなぐ「オフロードパス」が繋がれば、敵を背走させることができ、さらに優位になる。

ミスマッチを利用し、相手の人数を集める

大きい相手が小さい相手に当たりに行けば、敵はサポートに行かざるを得ないので、これも数的優位を作れる。

とにかく早く起きて、次のプレーに参加する

大事からもう一度書いた。日本は強豪国相手だと体格のミスマッチで不利になりやすいので、ダブルタックルなどで敵一人あたり、一人以上割いて対応している。なので、早く立ち上がり、フィットネスで体格的不利を補っている。稲垣選手トンプソン選手玄人好みなのもこういったところにある。

こうやって形成された数的優位を、主に外のスペースを使ってスピードのあるバックス(福岡選手松島選手)が突破しにかかる。

逆に数的に不利な場合で外に回ると、プレーヤー孤立して、ジャッカルボールをもぎ取られてピンチを招いてしまう。

まとめ

他にも、スクラムラインアウト、モールラックなど色々あるが、陣取りと数的優位を意識するだけで戦術的に観れて、ラグビー面白くなることを期待している。

anond:20191013091637

風と共に去りぬスカーレット、我が強いと小説では描写されてるけど、初恋の人の結婚相手メラニーのお産を、敵軍が迫り来る中、手伝ったり、メラニー死ぬ間際、その子大学まで出してやると、約束をしたりと、わりとお人好し。メラニーが死んだ後、心の中でいろんな葛藤があったけど「あたしはたったひとりの友達を亡くしてしまった」と泣くシーンが胸にきた。メラニー自身も、スカーレットは私の大事友達だと認めていたし、スカーレット孤立しそうな時も助け舟を出したりと、友情描写も書かれていて面白い

2019-10-12

良く考えれば、台風19号って日本への天罰だよな

嫌韓効果日本好景気が終了し

景気後退後も嫌韓メディア国民も没頭している

令和で社会が大騒ぎしているが、日本世界文字通り孤立している

まりにもタイミングの良すぎる災害

2019-10-09

声なき声に力を。のせいで某弁護士しか思い浮かばなくなった。

2019-10-08

迷惑な奴に付け狙われたら、すべてを捨てるつもりで行かないとならない。

迷惑な奴というのは「僕をかまって!認めて!」というやつ。さらに、迷惑な奴が無駄に暇だと更にたちが悪い。

起業みたいになにか必死でやってて、多少は目立つ立場にいると嫉妬される。

だけど、必死にやるということは、自分でやってることを完遂するまでにやることいっぱい。できるかどうかも微妙

嫉妬だったり、僕に認めて欲しいと言っても、迷惑なことをしてくる奴は切らないとならない。

切られそうだったら迷惑な奴はどうするか?周りを使おうと考える。僕が周りはどうだっていいわとほっとくと、周りは僕が折れたらいいやというのにだんだん同調してくる。

とすると、周りがいろいろ小細工で邪魔をするようになってくる。周りは善意のつもりでな。その暁になったら、周りもまとめて切らないとならない。

こっちはやることが多くて忙しいが、認めて欲しいだけの迷惑な奴というのは暇だから人間関係に割く時間があるから

頑張れば頑張るほど孤立していく。まあ、為すべきことができれば、金だけは手に入るし、なしたって成果だけは得られるかもね。その前に潰れる可能性のほうが高いだろうがな。

まあ、一応何らかの結果が出るか、もう無理だところまでは頑張る。と言っても、もう無理だって閾値はだいぶもう近いところにあるが。

他人賞賛なんなんかどっちでもいいとは感じてたけど、このまま頑張れば頑張るほど孤独なんだろうなーと思うと馬鹿らしい。

大手企業に勤めて、趣味に生きてたほうが遥かに幸せじゃん。

それを防ぐためには、先手をうって、人間関係を維持するための努力時間を割くこと。

それって何だ?と思ったら、ああ、八方美人で、人間関係に全ブリでと上司が見てるところだけ頑張るこざかしい人だね。

だけどさ、社会は、弱肉強食じゃない、適者生存だ。

小賢しい人間結果的に生き延びる社会だ。ただそれだけのこと。あまりにそれに気づくのが遅すぎた。

2019-10-01

天気の子感想書きたいかはてななるもの登録した

はてなもすなる増田といふものを私もしてみむとすなり

というか此処にたどり着くまでに1時間かかった UIとはなんぞや

さて遅まきながら天気の子を見に行って感情が高ぶったので吐き出す場所

探し、増田にぶちまけることにした

なぜなら

君の名は。のヒットから天気の子デートムービー化してしまい男同士でいくのに

抵抗があり結果、ヒトリでいくことになり近くに聞いてくれる人がいないためだ

一方的排泄物をまき散らすには増田ほど優れたコンテンツはない

感想としてはまた見たくなる良い映画と言えるだろう

新海作品十八番である映像美と音楽シンクロはもちろん、見せ所とそうでないところで

緩急をつけて物語に入り込ませるテクニックは前作より磨きがかかっている

またところどころで笑わせてきたり監督の癖(へき)がでているところも新海ファンには堪らないだろう

というか、エウレカセブンである

そうアラサーの私にはエウレカセブンしか見えなかった

いい加減大人になれよと諭す小栗旬藤原さんに聞こえてしま不思議

何だかRADWIMPS音楽もIllionがテクノサウンドダンスミュージックにしてしまえば虹になりそう

「オッス!おらレントン・サーストンいっちょ探してみっか」と7つに分かれたエウレカを探す旅にでる

幻の51話をこの映画観終わったら見れるんではないかと思わすそんな映画

・・・かと思いきやラストでその印象は覆る(ここからネタバレあり)

僕たちは大丈夫と言い切る主人公でこの映画は終わる

そのときエウレカは吹き飛び私の頭の中は秒速5センチメートルアカリで埋め尽くされる

ここで説明すると私は高校とき秒速を見て途轍もなく衝撃をうけた私の人生観を変えるほどに

それから歳を経るたびに秒速をみて新たな気づきを得るのが好きな秒速厨である

その秒速厨には大丈夫といえばアカリタカキと別れるときに「タカキ君はこの先も大丈夫だと思うきっと」と言うシーンだ

タカキにはこの大丈夫は重くのしかかる呪い言葉

別れた電車の中でお互い両想いでありながら好きと言う環境に立たされない子供としての無力感

この想いをずっと未来まで忘れないという子供っぽい決意をこの大丈夫に乗せてタカキは成長していく

しか現実非情で半ば強迫観念めいた未来像と摩耗して擦り切れた想いがタカキを孤立させるのだ

くそ!やってくれたな

天気の子これはアカリ大丈夫になれなかったタカキの裏トゥルーエンドやったんや!

瀧の前前前作がタカである君の名は。は表トゥルーエンドでこっちは裏ルートやったんや

世界よりもヒナを選んだ帆高の君の大丈夫になるていうんが正解やったんや

なんでアカリあんなこと言うんやと思ってたけどあれは優しさでもあり、期待やったんや

うぉおおおーーー

そんなんほれてまうやんお互い大事にしてるのわかるやん

なんなん?新海誠アラサー童貞心をこじらせにかかってるん?

高校から拗らせて辛いんですけど

俺も君の名は。観に行った彼女が今の嫁とか言いたいんですけど

二回目の天気の子女の子といきたいんですけど

いい加減このままじゃ人生あかんから誰か諭してほしい

「君も幸せになりなよ」て長澤ボイスでいって諭して

でも昔少し好きやった女やけど親友のものになって、なんならキューピッドてきポジション

感謝されるはずやのに上からそんなこと言われたら現実やと死ぬ

もういややーー来世は東京イケメンにしてくださーい

伝え方が悪い

これまで相手に話が通じないとき、内容が伝わらないとき、伝わるまでどんなに時間がかかっても伝える、という手段を取ってきた。だって伝わらないというのとは、相手の中に「ない」のだ。だから心を砕いて、言葉を選んで、時間をかけて、真摯対応してきた。会社でも、友人でも、恋人でも、知り合いでも。

特にADHDや人付き合いを避けてきた人には、当たり前の他人の心の機微などが伝わりづらい。これを空気読めなんて考えることは、傲慢だし同調圧力だし、そんなのは嫌だとおもっていた。

10年ほどそんな風にしてきただろうか。なぜか突然、疲れた。親でも恋人でもない相手に、なぜこんな心を砕いて接しているのだろう。考えないのか? 「ない」からからない? 脳のつくりのせいで理解ができない? 人付き合いを避けてきたからことばの引き出しがない?

そんなことがなんの理由になる? だからどうしたっていうんだろう。

考えないのか? お前たちは。

死んでるのと同じじゃないか

唐突に気づいたので、バカ時間を使うのは、もう二度とやめる。全員孤立して消えろ。

2019-09-26

しかしポンニチネット民環境保護への憎悪って本当にどこから来るんだろう。

現状肯定や消費、刹那主義万歳なところがあるから

ようは「今さえ馬鹿騒ぎできればそれでいい」という自分達を否定されたように感じてしまうから?

なんつうか本当に、"世界日本から孤立していく"という皮肉が本当にお似合いの国になってしまいましたね。

2019-09-23

anond:20190923133228

移住者の多い、僻地すぎず排他的でない地方」に子持ちで住んでいたことがあるが

そこでの移住者で定着出来てる人の大半は自営業自営業が出来るようなスキルとか資金とかがある人で店出してたりする)or定年後の老人、であって

若いただのサラリーマン夫婦移住したとしてもろくな仕事がない上に

よそ者保育園に入るのは絶望的(地元民は共働きが多いし、専業主婦だとしても商売やってる親戚の所で働いている事にして

就労証明調達して保育園入れるのが暗黙の了解土地で、それでも待機になる人も多く

そんな縁など無いよそ者が「求職中」で申請したって入れるわけがない)だし

地元民は地元民同士で固まってて輪に入れないしで、よそ者は働きたくても働けず孤立育児をするしかなく

子育て支援施設はそういうよそ者ママがちょくちょくいたわ

大抵は転勤族とか夫の仕事の都合で嫌々来た人たちで鬱っぽい人も多かった

んで皆数年ですぐいなくなる

鬱病ワンオペ母が映画キングダムを観に行った話

前置きの長い愚痴です。

キングダムへの愚痴ではないです。映画キングダムは素晴らしい作品でした。

11月6日にブルーレイDVDが出るそうです。

3歳の女の子と、その父親と一緒に住んでる母親です。

娘が2歳の秋に鬱病の診断を受けました。その時点で夫は海外への転勤が決まっており、帯同してくれと頼まれました。

鬱っぽくなってきていると気がついたのは、診断を受ける1年ほど前のことです。

日中何度も記憶が飛ぶようになり、抗えない眠気で1歳の子どもと二人きりなのに眠ってしまうという症状からまりました。

夫は激務で、休日と名のつく日でも昼まで寝て、夕方から出勤。その年の12月には一ヶ月で2日しかまともに家にいる日が無かったとTwitterに記録されています

夫と地域の子育て支援課に相談し、心理士さんと面接しましたが、その時点では私の意識を変えれば精神科などに通う必要はないという結論を出しました。

しかし翌年の6月に活字が読めない、料理段取りができず調理時間がかかり味も感じないなどの症状が出始め、7月から通院開始。11月に医師から鬱病だと言われました。

途中、ほぼ1日ベッドから起き上がれないほど体調が悪くなった時期もありました。小さな娘には長時間テレビを観せてしまったり、自分感情コントロールできずに強く当たってしまたこともありました。虐待をしているのではないか自分を責め、家事をしたいのに動かない身体が悔しくて、毎日泣いて暮らしていましたが、夫がその様子を見る機会はなく、状況の深刻さは伝わりませんでした。

夫と結婚したのは娘が産まれる5年前のことです。

私は4人兄弟の長女で、実家は愛に溢れた仲の良い家庭でしたが、親に甘えることを遠慮して育ちました。

親への甘え方を知らず、甘えている妹弟を羨みながら生きていた10代の頃の私は、嫉妬から逆恨みのような形で勝手家族から孤立して、漫画世界に逃亡しました。友人に恵まれて、成人する前に漫画とは適切な距離を置いて付き合えるようになりましたが、その後も漫画を読む時間は心の支えであり続けました。

職場出会った夫とは漫画趣味が一致したこと結婚を考えるきっかけになりました。

自分漫画との関係理解してもらうことは、家族になる上でとても重要なことだと考えていました。平たく言えば、オタク自分を知った上で女性として見てくれる男性出会うことは簡単ではないけれど、オタクを隠して家族になることはできないと考えていました。

夫の転勤を機に入籍し、実家から義実家からも離れた関東圏に住むことになりました。夫はオタクと言えるほど漫画アニメ好きな人ではありませんでしたが、休日にはレンタルショップ漫画アニメDVDを借りて、二人で感想を言い合って過ごすこともありました。卑屈な性格の私は、自分がこんなにも幸せ生活を送っていいわけがない、いつかドンデン返しが来るに違いないと不安に思っていました。それほど、毎日幸せでした。

そんな中で、夫がレンタルショップで借りてきたのが原泰久作の漫画キングダムで、私は夢中になりました。

子育てをする中で鬱になってしまったのは、恵まれ家族の中ですら孤立してしまった自分が親になる自信が全く無かったのが原因だと思います。自信がないから頼りたい、相談したいと思っていても夫は激務、実家義実家も遠く、実母はダブルワーカーになっていて電話タイミングを合わせるのも難しい、義母は癌と闘っていてそれどころではないという状況でした。

何故産んだのかと思う方もいると思いますが、子どものいる生活を夫が希望しており、その時は産まれたら仕事セーブすると言っていました。しかし、妊娠中に義母が癌を患っていることが発覚。夫は新幹線で片道2時間かけて義実家へ通い、義母の闘病のサポートしました。義母の病状が落ち着くと、通勤距離片道2時間半の職場へ異動。彼も想像できなかったことでしょう。娘が1歳を迎えるまでは、彼の方が「自分が思うほど育児に協力できない」というフラストレーションで鬱っぽくなっていたように思います。そしてそれは私を余計に追い詰めました。

ようやく映画キングダムの話になります

娘2歳の2月、夫は海外転勤の辞令を受けて一足先に引っ越しました。私と娘は実家に二ヶ月ほど居候させてもらって、渡航の日を待っていました。バタバタ引っ越しの準備を進める中で、映画キングダムの告知を見ました。私は所謂原作厨」というやつで、アニメ化ですら自分イメージと違って不満を持つことがあるので、実写化はとても不安でした。中国の歴史ものなのに、どうして日本映画化されるのかという疑問もありましたし、原作スケール日本映画表現できるのかという不安もありました。しかし、その不安メインキャストを知ると共に期待に変わりました。それが自分の中のイメージにぴったりハマっていたからです。勿論、なんで日本人が演じるんだという疑問は残りましたが、日本漫画キャラクターの顔は日本人の顔なんだなと、メイクをした俳優さんたちを見ながら思いました。

キングダムの公開日は渡航の日程ギリギリでした。私は夫に、渡航日を少し後ろ倒しにして観に行かせて欲しいと頼みました。夫は早く家族と住みたいと言っていましたが、私の願いを聞くと「今まで映画を観に行かせてあげられる機会を作れなかったね、楽しんでおいで」と手続きをしてくれました。

観賞の時間、娘は母に見てもらうことにしました。

実家で過ごした二ヶ月半の間、ほとんど母に娘を預けることはありませんでした。私よりも先に、実家の近くに住んでいる妹が子どもを預けに来るからでした。

映画公開日翌日、映画館のあるショッピングセンターまでバスで向かおうとしていた私に、両親が「車で送っていくからついでにお昼ご飯も食べよう」と誘ってくれました。(今、この一文を打ちながら涙ぐんでしまうほど、私は両親への甘えに飢えていたんですよね)

子どもの頃は仲の良かった両親も、子ども独立するとお互いどう接していいのかわからなくなってしまったらしく、少しギクシャクしていました。二人で連携して支度を進め、おしゃれをして車に乗り込む両親を見ることですら、私には感慨深いものがありました。

私が選んだ定食屋で、両親と娘が順番を待つ間に一人、チケットを買いに行きました。何年かぶり映画で、有人カウンターが無いことに大きな衝撃を受けつつ、自動券売機で席を選んで発券しました。「キングダム」と印字されたチケットを手に取った時、私の心は幸せ気持ちで満たされました。大好きな作品が納得のいく形で実写化されて、それを今から観られるという幸福だけではありません。今自分がこの場に立つために、今まで甘えられなかった夫が、両親が協力してくれたことが嬉しくて熱いものが込み上げました。

定食屋に戻ると、父が娘にお子様ランチを注文していました。まだ2歳の娘は食べきれないと言うと、「おじいちゃんが孫を甘やかしたいんだよ」というような事を言った気がします。実は、娘の初節句の時ですら、私は自己主張ができずに両親にも参加して欲しいと言えませんでした。妹の子を預ける予定を聞いて、それを優先してくれと言ってしまったのです。娘がおじいちゃんおばあちゃんに甘える機会すら奪ってしまった自分を責めていた私は、父から孫への愛情にすら感動してしまいました。お子様ランチの残りを食べきるのは大変でした。

食事を終えて、娘は眠くてグズリながら両親の車に乗りました。「すぐに寝るから大丈夫、気にしないでゆっくり楽しんでね」と母は言って去って行きました。

今まで抱えていたマイナス感情から解放された私は映画館に向かって踵を返しました。

「今から観るよ」と、定食を背景に撮ったチケット写真を貼ったツイートには、いいねが数件付いていました。私のアカウントフォロワーにはキングダムファンはいないので、「よかったね」「いつも頑張ってるから楽しんで」という意味でつけてくれたのだと勝手に感じました。

着席してから、泣く事と、好きなキャラクターが出てきた時に声を上げてしまう事を想定して、ハンカチを握りしめました。

左隣には50代くらいのご夫婦が座っていました。旦那様が原作ファンなのかな?同世代女性ファンをあまり知らないけど、それくらいの世代男性に人気があるのかな?などと考え、どう見てもオタクではない一般人のご夫婦不快にならないように、オタクっぽい反応を出さないように鑑賞しようと思いました。

映画は素晴らしかったです。俳優さんたちは、キャラクターのものでした。

特に吉沢亮さんの演じられたキャラクターの演じ分けには感動しました。私が漫画を読んだ時には読み取ることが出来なかった部分まで演じられているように感じました。

私の好きなキャラクターも、あのキャラクターの歩き方だ!あのキャラクター戦闘の動きだ!といちいち納得し、感動しました。

俳優さんたちの身体の作り込みにも驚き、感動しました。キャラクターの背景を描く体格を、生身の肉体に再現されていたからです。血の滲むようなトレーニングの成果なのだと思います

作品全体に、俳優さんをはじめスタッフの方々がそれこそ命懸けくらいの愛情を注いでくださっているのだなと感じ取ることが出来る作品でした。

私の好きな漫画作品を素晴らしい映画にしてくださったスタッフの方々に心から感謝します。そして、映画化されなかったらキングダムに触れることがなかったであろう、俳優さんのファンの方や映画好きの方の元に、キングダムを届けてくださってありがとうございます

観賞後、細かい部分の感想と共に、「こんなに幸せオタクはなかなかいない」とTweetしていました。



さて、ここまでが長い長い前置きです。

映画観賞中のこと。

ここまで書いてきた背景の中で幸せ気持ちで胸を膨らませて、私はその席に座っていました。

CMが一通り終わり、本編が始まりました。キングダム世界観を説明するナレーション重厚感があり、期待が膨らみました。

冒頭の映画オリジナルのシーンには戸惑いながらも日本映画とは思えない画面の良さに不安が和らぎ、主人公たちの生活を描くシーンに変わった頃には集中して映画世界に入り込んでいました。

その時

ピカっ

左の席が眩く発光しました。

隣の奥様がスマホの画面をチェックする光でした。

すんっと高鳴っていた胸の音が消えたのを感じました。

私は映画世界から弾きだされ、現実世界の、スマホを見る女の隣に座っていました。

その後も何度もスマホチェックをする女性に声を掛けようかなと思いました。しかし、私には映画館でこの作品を観賞する機会がもうありません。少しも見逃したくないし、聞き逃したくありませんでした。

注意をする間の数十秒、彼女の方を向き、口を開く。その間もスクリーンの中の時間は流れ続けます。なんと注意するか、棘のない言葉を考えることに脳を使う時間必要だし、声を掛けて素直に謝罪してやめるとは限らない。後の鑑賞に支障が出るような反応が返ってくる可能性もあります。出来れば声を掛けたくありませんでした。

きっと連れの方が観たくて、あまり興味がないのに入ったんでしょう。スマホで何をチェックされているのかはわかりません。お仕事のことかもしれないし、緊急性のある連絡が来るかもしれない状況なのかもしれません。優しい気持ちで察してあげることはできなくはないのですが、私の中の幸せ気持ちは、スマホが光る度に萎んでいきました。

「私の好きなキャラクターが出てくるシーンが近づいてきている。出てきた後に光ったら声を掛けよう」そう思って、なるべく横を気にしないように心掛けました。幸い、その後彼女スマホを出すことはありませんでした。

たかスマホが光るだけ。目くじらを立てるほどこだわる人は気持ち悪い、そう思う人もいるかもしれません。

私もキレ散らかすほど怒った訳ではないです。その後、Twitterにも残念だった。運が悪かったくらいのテンションTweetしただけだったと思います

そんな事に執着して作品の素晴らしさへの感動が占める心の面積を縮小するのは勿体無い事ですしね。

でも、やりがちな人が知らないなら知ってもらいたいな。一緒に鑑賞している人の中にはその上映が特別意味を持っている人がいるかもしれないこと。

注意されないか大丈夫というわけでないのだということ。

知っててもやっちゃう人のことはもうどうでもいいです。

とってもつまらない日記を書いてすみませんでした。

前々から自分ワンオペ育児からの鬱について、自己消化のためにどこかに吐き出したい欲求があった中、Twitter映画観賞時のスマホについての話題をいくつか見かけたので。親にも甘えられない赤ちゃんが、インターネットユーザーに甘え散らかす愚行なのは承知の上です。

私の心の状態は随分良くなってきましたが、この話に対する反応を見る勇気はないので、書き逃げします。

産後の私が一番幸せだった日の話でした!娘の成長に興味ないわけじゃないよ!!

あ〜〜〜最後まで最高に幸せな気分のままキングダム摂取たかったなーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

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