はてなキーワード: 被害者感情とは
立憲民主党の言葉が刺さらないのは、各問題にどういう背景があってこうなっているのかの考察がないこと。
これじゃあ、威勢のいいことをぶちあげた鳩山内閣が実行にあたり「勉強すればするほど、沖縄の米軍海兵隊の『抑止力』の重要性がよくわかった」とトーンダウンしたときと同じかよって思ってしまう。
差別を娯楽のように楽しんでいる人なんかほぼいない、多くの場合恐怖心や被害者感情が根底にあるという前提で、トランスの女性トイレ問題や外国人の不正申請問題もわかった上で取り組むという姿勢を見せてほしい。
自民党が維持している制度だから悪意があるに違いないと思考停止するのではなく、簡単に変えられる無駄な慣習なのか、システムがそれ前提になっているから変えるのは大掛かりな作業になるのか考えろ。
親子関係が苗字でたどれないケースが過半数になったらどういう不都合が生じるのか検討したのか?
国を挙げて民族弾圧政策をしてるとかいうならともかく、日本の場合はそういうのはないでしょ。そういう明確な悪と戦う戦略と同じことをやっても勝てないよ。
死刑にされると判れば少年たちが残酷なことをしなくなるだろう……みたいな話は成り立たない。罰金や懲役があると本当に判ったうえで犯罪してる少年なんか居ない。別に懲役が死刑になったってなにも変わらない。自分が死刑になることもわからんバカがバカ故にバカで残酷なことをするだけだ。
信賞必罰だから死刑にするべきだ……という話は成り立たなくもないが無意味だ。この日本では、死刑っていうのは、大人であっても複数人以上故意に殺した奴にのみ適応となる。そんなことした少年犯、ここ20年で何人いたよ? 制度を作るのが無意味で、むしろ個別に特別な判断をしたほうが楽だし適切。
被害者感情に配慮して殺すべきだ……という話のみがまともに成り立つ。しかし「感情のために殺したい」という主張にどこまで正当性を与えていいだろうか。俺はあんまりすべきでないと思う。
「キモくて金のないおっさん」問題が盛んだけど、自分も客観的には当事者なので共感できる部分も多いが、どうも議論の内容の質が総じてよくない。
自己憐憫や被害者感情の異常なまでの強さ、行間から溢れ出す「本当はモテたい」という欲望、自分をまともに相手にしない女性に対する逆恨み。そして、「キモくて金のないオバサン」も、それこそたくさんいるんだけど、それは絶対に視野に入れたがらない。安直にフェミニストへの批判につなげる人も多い。理解できてしまうだけに、余計に「痛い」と感じる。
「キモくて金のないおっさん」どうしで傷を舐め合い共感し合う文章だからこれでいいんだ、というのも全否定はしないけど、当事者の一人としては、それ以外の人たちにも届くような文章を書けないものかなと思う。
https://yt3079.hatenablog.com/
◎日本人は毎年数十万人単位で急減の一方で、移民(外国人住民)は毎年増加(コロナ渦で数年はずれるが)を続ける
→日本人と移民の人口比逆転は時間の問題「40年後の40才以下の3人に1人は移民?」
(出生率に変化がなければ、将来の人口動態もほぼ推計通りになる)
◎約90年で人口が半減するスピード(しかも子供が少なく老人が多い)。人種単位の持続性の観点では有事であり、危機的非常事態。それなのに対策は後手後手
→例えば、ウイルスの蔓延は現在進行形で悪化のスピードが早く、人権を制限してでも効果的で思い切った対策をとる機運も生まれやすいが、少子高齢化はダメージの時間的スピードが遅いために、切迫感が低く、結果、対策が「常に」後手に回る。
◎現状の育児支援中心で自由意志に期待した少子化対策は30年以上、毎年失敗の連続。政府自治体の対策の対象世帯である「産みたくても産めない人。結婚したくてもできない人」はどれだけ存在するのか。被害者感情に流される対策は効果が出ていないのが現実。
→本当はお金ではなく、大変だから子作りをしたくない。面倒だから結婚したくない。だから育児支援で保育所をいくら作っても、育休を増やしても結婚に結びつかず、子供は増えない。(平均年収の倍で待機児童のない東京都千代田区の出生率は全国平均以下)
◎出生率低下の要因は未婚率の上昇と多産の減少。その原因とされる「格差拡大説」はどこまで正しいのか。
→独身に低所得者が多いのは「原因ではなく、結果」。1970年代までは、低所得者(年収200万円以下)でもほぼ結婚して子供がいたが、現在は戦時中よりもはるかに低い出生率。日本を含む先進国は生活が多様化しており、コスト要因の結婚の必要性と優先順位の低下により、低所得者から結婚を回避するようになった。
◎子作りしたい人への環境支援ではなく、子作り「したいと思っていない人」に子作りを促す対策が重要
→既婚者の完結出生児数は約2人であり、現実として子作りをしたい人は支援に関係なく、子供を作っている。問題は出生率低下の要因である未婚者の急増であり、結婚を諦めている人、意欲に乏しい人にどう働きかけるかがカギ。結婚は個人の自由だが、その自由により、社会の持続性を大きく損ねている。
◎動機に働きかけ効果だけ求めた少子化対策は次の通り。「3大義務同様に子作りの努力義務化の指針」「第3子以降に1000万円超など、多産ボーナス」「子作り負担のなく福祉を受ける40才以上の独身は増税(実質的独身税)」
→早婚に金銭的メリットが生じて、相手の理想ハードルが下がり、これまで結婚できなかった層も結婚相手の対象に。育児放棄など社会問題の増加より、少子化放置で起こる社会問題の方がはるかに深刻。消費性向の高い育児世帯と若年人口が増えれば内需が復活。
◎少子化対策の失敗は、効果でなく倫理的視点(受け入れられやすい育児支援のみ)で選ぶから失敗する。本来、負担の大きい子作りに対し、反発のない対策は効果も期待できないはず(作用反作用の法則)。先祖の多大な負担があったからこそ、現代人が存在する。現代人が身勝手な倫理やモラルで負担回避を正当化すれば、将来世代は先細りの一方。
→目的(少子化解消)は手段(人権に問題があるが効果を見込める対策)はを正当化するのか。メリットがデメリットを上回れば導入すべき(人が減り続ける悲惨な社会になっても、子供を作らない自由意思尊重が大事なのか? 倫理観や同義性の遵守より、手段が受け入れ難くても「問題解決を優先」すべき)
★本稿のポイント
少子化対策の「思い込み=(人権やモラルは少子化解消よりも重要)」を解消し、少子化対策にのみ人権やモラルを我慢すれば、効果的な対策を実行でき、少子化問題は解決可能。昔の子沢山を成立させていた周囲のプレッシャーや後継、労働の担い手などの子供が生まれる要素が無くなった現在、「法律一本の施行」で制度を作り、子作りに動機を与えて出生率の上昇に繋がる具体策を提案する。それを実行するには、いかにしてハードルとなる人権や倫理観を我慢してもらうのかの説得が少子化対策の本質にして、本稿の最大のテーマだ。少子化が解消し子供が増えれば、内需が復活し日本経済も回復する。本書では、このままの少子化状況が続いた場合の日本人に訪れる悲惨な運命とそれを回避するための、効果を優先した対策を提案、解説する。
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近代社会学の祖オーギュスト・コントは「国の未来は人口構成で決まる」と見抜いたそうな。人口を減らしながら常に高齢者が多い逆ピラミッド状の人口構成では、衰退は避けられません。合計特殊出生率1.36(2019年)と低迷を続ける日本。このまま人口が減り続ければ、国の発展以前に現日本人が将来的に存続できなくなります。存続できない可能性が高いのではなく、日本人の出生率が2を切り続ければ将来的に存続できなくなるのは物理現象です。それに対し、どこか他人事の日本社会と政治に問題意識を投げかけたいと思います。
問題は解決するより、発見する方が困難です。個人も組織も、自ら気づかない潜在的な問題により、傾いていきます。少子化問題は極めて深刻な問題にも関わらず、政府の少子化対策関連予算は先進国の中でも総予算に占める割合が低く、口では声高に危機感を高めていると言っても、財政支出の観点からは本気度が極めて低く、問題視していないレベルと明確に言えるでしょう。2019年末に決まった26兆円(真水4.3兆円)の経済対策でも少子化関連には1円も使っていません。使い先は電線の地中化など。。
現状の少子化対策は育児支援など環境整備の観点しかなく、30年間も同じような方向性の政策しかとられておらず、改善の兆しが全くないのに、「地道にやるしかない。環境整備が大事だ」と言い続けています。一方、日本人が減り続ける中で、近年の政府は実質的な移民政策に大きく舵を切りました。100年後の日本列島は日本人と移民の混在する国になっています。さらに、それ以降も出生率が大幅に回復しない限り、容赦無く日本人は減り続ける一方で移民の割合は増え続け、その時の日本国籍のルーツは海外由来になっている可能性が物理的に極めて高くなります。公用語が中国語などに変わっている可能性も十分あるでしょう。
そうはならない為の少子化対策。現状の育児環境改善策以外にも、視点を変えれば効果のある対策はあるはずです。出産育児は個人の権利に関わる問題ですが、残念ながら環境支援だけで結婚、子作りの有無を自由意志に委ねた現在の少子化対策では増えていない現実があります。それを改善するためには、より、子作りの動機付けに導く政策が必要であると考えます。しかしそういった対策は、個人の自由意志に反する可能性のある対策であり、モラルや倫理観の問題で実行に大きな障壁があります。しかし、動機付けの対策に有効性があって少子化が改善される可能性があっても、現代人のモラルや人権を優先すべきなのでしょうか。その優先順位がどうあるべきか、問題提起したいと思います。
少なくとも現状の育児支援中心の対策より、効果が見込めそうな対策を、モラルや現代人の自由や権利を理由に放棄してもいいのか。現代人のモラルや価値観はその人種の存続や持続性以上に重要な価値観なのかーー。
このように、少子化対策の具体策だけでなく、タブー視される少子化対策問題に対し、「どう向き合って、どう考えるべきか」。そういった観点を問いただすような内容になります。現在出尽くしている対策や論点とは違った観点と具体的な対策を提案し、実効性のある少子高齢化対策に繋げたいと思います。
【要点・トピック】
現状の少子高齢化が改善しないまま、実質的移民の外国人労働者を受け入れ続けると、いずれ日本人と移民が「人口比で逆転」する事になる。日本人の為の日本ではなくなり、多民族国家に変わる。日本人と外国由来の国民・住民の人口構成逆転に繋がる現象はすでに進行しており、人口構成比の逆転は時間の問題。不可逆になる前に手を打つべき。
政府、自治体の育児環境支援ばかりの少子化対策は結果が出ておらず、失敗との結論付けが必要。国民の自主性に任せれば、少子化は進行する一方。少子化の構成要素である未婚率の高まりは少子化現象の原因ではなく結果。日本を含む先進国が直面する少子化の原因は文明化による価値観の多様化で、結婚と子作りの優先順位が下がった事による晩婚化、非婚化が進んだ影響。現状の育児支援中心の対策の方針を「大幅に変えないと」今後もさらに日本人は減り続ける。子作りの動機付けをアメとムチの両面でやるくらいでないと解決は難しい。効果的な対策を打てば「翌年から」出生率は著しく反応する事が過去の事例からも分かっている。子供が増えだし、出生率が2を越えれば、日本の将来は明るい。
モラルや倫理観、自由意志を優先して、負担感のある少子化対策をせず、現状の効果が上がってない対策をなおもやり続け、その結果このまま滅びるか、逆にモラルや人権をある程度我慢して、有効性のある対策を実行し、安定した持続性のある社会にするかーー。
続きは以下にて
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◆このまま人口が減り続けると、どうなるのか
政権に関係なく、労働や消費の担い手不足という現実問題に対応するため、政府や経済団体は、外国人労働者という形態で、実質的な移民(国連の定義では1年以上住む外国人)の受け入れをさらに推し進めるようになるだろう。実際、2018年の「骨太の方針」でも外国人労働者受け入れ拡大の方針が決まり、2019年4月には改正入管法が施行された。彼ら外国人が高齢者になった時、どうなるか。もちろん追い返す事はできず、いずれは外国人移民の高齢化問題も出てくる。
このまま、日本人の人口減少分を外国人で補おうとすると、コロナ渦で数年はずれ込むだろうが、基本的には時間の進行とともに、日本人と外国人の比率が相反し、やがて逆転することになる。この点ははるか先の未来の事として、ほぼほぼ論じられていない。このままでいいのだろうか。すでに東京都内ではかつて外国人が多かった街は新大久保と観光地くらいだったが、今や主要繁華街で昼夜問わず、その割合は静かに増え続けている感がある。
◆出生率の数字は「人口が減っていくかもしれない」危険指数ではなく、数値が2.0を下回る状況が続けば「いつまでに人口がゼロになるか」の確定年数を導ける指数。内戦中のシリア、アフガンや北朝鮮より先行きが危ない少子化日本。
出生率を人に問うても、いまひとつ危機感が薄い。出生率低下と言っても、「人口がゼロになる事は無いだろう」「単なる警告信号のような数字だ」と、漠然と認識する人は多い。しかし、出生率の1.41という数値は男女2人の親から約30年後の次の出産サイクル時の出生数は1.41人しか生まれてこない計算だ。これを分かりやすく1人に置き換えると約0.7人になる。1年間の出生数が87万人(2019年出生数)だとすると、この世代が、第一子を生む頃の30年後は87万×0.7の約60万人、その30年後は約42万人。その30年後は約30万人とどんどん減り続ける。そんなバカなと思うかもしれないが、実際、第二次ベビーブームの1973年は209万人の出生数で、彼らが出産適齢期になった30年後の2003年あたりは不景気の影響もあって、出生率が1.26程度まで減っており、その結果、113万人と親世代の半分程度の出生数に落ち込んでしまった。団塊ジュニア世代は就職氷河期世代で不況と重なる運の悪さがあったが、現実的に、出生率が2を切ると、容赦なくその数値の割合だけ、出生数は減り、人口が減り続けるのである。
この危機感の無さには、「出生率」と言う単語にも問題があるのではないか。2018年に国会を通過した「働き方改革」も「残業代カット改革」なら法案は通らなかっただろう。それほど名前は大事だ。言葉は悪いが「人口半減期」のような数字で、出生率を人口が「半減する期間」で示した方が分かりやすいのではないか。例えば、今の出生率が続くと人口の半減期はおよそ80~90年だ。つまり、2100年ころには日本の総人口は6000万人に半減している計算だ。今の出生率が続いた場合に、半減するまでの期間を書いた方が、危機感は伝わり易いだろう。
内戦のシリアやアフガン、独裁政権下の北朝鮮ではいずれも出生率が2を上回る。いくら、内戦や政治不安で経済状態が悪くても、それにより大規模な内戦に発展しない限り年間1万人も死亡する事はない。しかし、日本では団塊世代が平均寿命を迎える2030年頃は年間170万人程度の人口減を経験することになる。そして、今後70年かけて日本の総人口が6000万人に減少すると予測されている。結果的に早く滅びる国がいい国と言えるのだろうか。
◆現日本人が外国人(実質的移民)に徐々に置き換わり、日本人はやがて少数派に転落して、いずれゼロになる・・・100年後に純粋な日本人は消滅へ。アメリカではすでに16歳未満で白人が過半数割れ。
「移民が来ても、混血化するから日本人の血は残るはず」というのは大きな誤解である。出生率が2を割っていれば、人口減少は続き、その減少を補うために、時間の進行とともに、外国人移民が入り続け、日本人の血はゼロになるまで混血化しながら希釈化され続けていく。
2020年6月には国勢調査局の統計を基にAP通信がまとめた情勢によれば、アメリカではすでに16歳未満で白人人口が初めて半分を割ったという。流入が急増するヒスパニックや黒人、アジア系に対し、白人人口が増えなかったためだ。アメリカでは1990年に75%だった白人の割合は2020年現在は60%に急減。たった30年で約20%も人種割合が低下したことになる。さらに2045年までに白人人口が半分を割るという推計がある。白人の出生率が2を切り続けて増えず、白人人口がゼロに向かい減っていく一方で、ヒスパニックとアジア系の流入がその穴を埋めているためである。アメリカの出生率は2を上回っているが、それはヒスパニックを中心に移民の出生率が高いためである。現在、アメリカは多民族国家だが、そのうち白人が減り、やがて黒人とヒスパニックだけの国になり、逆に多様性は少なくなっていく可能性が高い。
年明けからは第3四半期決算で仕事が忙しすぎて、妻は今つわりがひどく、決算中は実家に避難しているくらい。とにかく仕事に忙殺されていた。
そうしたら上記の話題。新電力会社を利用している人は即死案件だったんだね。知らなかった。
「再生エネルギーを推奨してるから」「毎月の電力代が安くなるから」といった安易な惹句にとびつき、その料金の成り立ちも精査せずにとりあえず旧来の電力会社から乗り換えていた。もう2年も前の話かな。
日本卸電力取引所の電力取引価格の変化が直撃するギャンブル的な仕組みであることは露も知らなかった。取引価格の高騰で、いつもの3,4倍の料金になるらしいね。生活破綻はしないけど、めちゃくちゃ痛いよ。テレワークで日中もずっとエアコン使ってるし、全然関係ないけど不妊治療で3桁万円近くのお金も使ってるんだからさ。勘弁してほしいよ。
少し調べた今でさえも、旧来の電力会社にだって燃料費調整制度があるんだから新電力と一緒じゃないの?って思っていて理解できていないのだけど、とりあえず恐怖感から新電力会社からの移転を決めた。
悪いのは、中身も知らずに利用していた自分だってことは承知してる。でも、正直なところ、被害者感情を持っている自分がいる。
最近も脱炭素とか言ってるのは聞いてて、いよいよ再生エネルギーの時代かと思っていたのだけど、自分がその潮流にどう参画すればいいのかは検討がつかない。とりあえず当面は旧来の電力会社と契約していくわ。
無知は怖いって話でした。ああ悲しい…
最初何を表現しているのかさっぱりわからなかったが、色々感想を見てなるほどと。これはすごい漫画だと思った。自分用にメモ。
漫画を読む限り主人公は、表面的に愛想よく振舞い、その場に溶け込む優等生的な能力がめちゃくちゃ高い。内心嫌って軽蔑している友達や彼氏の前でも、笑顔をたやさず器用に話を合わせることができる。他者に対しては常に減点方式で値踏みをしているのに、それを悟られることは決してない。彼女は、何もクリエイティブなことをしていないのに、クリエイティブな人たちと知り合って仲良く付き合えている時点で、決して平凡な人ではない。現実の「普通の人」の圧倒的多数は、友達づくりそのものが苦手でコンプレックスだったりするが、彼女の場合はなまじ能力の高い知り合いに囲まれていることで、かえって「バカにして!」とコンプレックスをつのらせている。さらに他者に過剰に同調できてしまう優等生にありがちな話として、「こんなに我慢しているのに」「こんなにみんなに合わせているのに」という、「見返り」がないことに対する不満というか被害者感情がたまりにたまっていく。
こういう「優等生女子」の悩みやコンプレックスを知ることができるのはこの漫画の収穫だが、安定した仕事も友達もいない自分からすれば、あまりに贅沢な悩みで同情できないという感想も正直ある。既に批判されているが、最低賃金パートがデフォルトの独身女子にとって、正社員の経理の仕事は高嶺の花だ。真面目な話、主人公が作者自身の投影であるなら、一度ジェーン・スーのお悩み相談にメールを出したほうがいい。
(追記)
これまでの感想では宮森の存在を誰も重視していないが、こいつはめちゃくちゃ重要な存在である。つまり、「かっこいい/ださい」という基準であらゆる他人を値踏しないと済まないタイプという点で、主人公と宮森は価値観が全く同じ種類の人間なのである。主人公が宮森を毛嫌いしているのは、彼女がそれを悟られないように懸命に隠しているものを、無神経に曝け出しているからに他ならない。宮森は、自分が表面的には否定している嫌な面を鏡写しにしたような存在なのである。しかも宮森のような人間が、クリエイティブな世界で活躍し、彼女が敬愛する伊藤たちに一目置かれているから、なおのことを許しがたい。「我慢に我慢を重ねているあたしが何の見返りもないのに、無神経でやりたい放題のあいつがみんなから認められているなんて!」という訳である。作者も宮森をもうちょっと登場させればよかったのにと思う。
(追記2)
余計だったのは、作者が「全くうらやましくない女性を描いた」と言っていること。「うらやましくない」が性格だけを言っているならともかく、安定した仕事があり、理想的とは言えないが好きなってくれる彼氏がいて、趣味が多彩で友達も多い主人公を「うらやましい」と感じる「普通の人」は多いだろう。実際感想では、経理という仕事を見下している描写(この漫画を読むまでは全くそんなイメージはなかった)に批判が集まっている。パートを三つ掛け持ちしても主人公の収入に遠く及ばないシングルマザーの存在なども、時々は思い浮かべてほしい。
最初何を表現しているのかさっぱりわからなかったが、色々感想を見てなるほどと。これはすごい漫画だと思った。自分用にメモ。
漫画を読む限り主人公は、表面的に愛想よく振舞い、その場に溶け込む優等生的な能力がめちゃくちゃ高い。内心嫌って軽蔑している友達や彼氏の前でも、笑顔をたやさず器用に話を合わせることができる。他者に対しては常に減点方式で値踏みをしているのに、それを悟られることは決してない。彼女は、何もクリエイティブなことをしていないのに、クリエイティブな人たちと知り合って仲良く付き合えている時点で、決して平凡な人ではない。現実の「普通の人」の圧倒的多数は、友達づくりそのものが苦手でコンプレックスだったりするが、彼女の場合はなまじ能力の高い知り合いに囲まれていることで、かえって「バカにして!」とコンプレックスをつのらせている。さらに他者に過剰に同調できてしまう優等生にありがちな話として、「こんなに我慢しているのに」「こんなにみんなに合わせているのに」という、「見返り」がないことに対する不満というか被害者感情がたまりにたまっていく。
こういう「優等生女子」の悩みやコンプレックスを知ることができるのはこの漫画の収穫だが、安定した仕事も友達もいない自分からすれば、あまりに贅沢な悩みで同情できないという感想も正直ある。既に批判されているが、最低賃金パートがデフォルトの独身女子にとって、正社員の経理の仕事は高嶺の花だ。真面目な話、主人公が作者自身の投影であるなら、一度ジェーン・スーのお悩み相談にメールを出したほうがいい。
どんなに小さな憎しみや恨みも、死刑にしてしまえば一律リセットできる。
もちろん罪人の命なんてどうでもよく、金銭的被害に対する補償を望む人もいる。
それも死刑になった罪人の全財産を国が没収し、それをプールして被害者の被害額に応じた補償をすれば
だいたい賄えるんじゃないかな。
そもそも刑務所自体が不要になる。死刑執行所や執行人は必要だからコストゼロにはならないけど、
年単位の刑務所内生活コストと比較すれば、ずっと安く抑えられるだろう。
当然過失事故や労基法違反も含まれるから、交通違反による事故も激減するだろうし、
ブラック企業の経営者やパワハラ・セクハラ上司も、グッと減るだろう。
もっとも、罪がバレそうになった人や、こんな息苦しい社会に嫌気がさした人が開き直って、
周りを巻き込む無差別殺人事件をじゃんじゃん起こすかもしれないけど。
河野外相「極めて無礼」韓国大使呼び強く抗議 徴用工仲裁委問題(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
韓国最高裁が日本企業に元徴用工への賠償を命じた判決を巡り、河野太郎外相は19日、韓国の南官杓(ナム・グァンピョ)駐日大使を外務省に呼び、日韓請求権協定に基づく仲裁委員会の設置に韓国側が応じなかったことについて「非常に残念に思う」と抗議した。また「韓国政府が国際法違反の状態を野放しにせず、ただちに是正措置をとることを強く求める」と述べた。
南氏は、6月に日韓の企業が資金を拠出して財団を設立し、元徴用工に補償する案を提示したことを念頭に「韓国政府の努力の一環として日本側に韓国側の構想を伝えている」と述べた。これに対し、河野氏は韓国側通訳が南氏の発言を日本語で説明するのを「ちょっと待ってください」とさえぎり、「韓国側の提案は全く受け入れられるものではないことは以前にお伝えしている。それを知らないフリをして改めて提案するのは極めて無礼だ」とまくし立てる一幕もあった
こんなふうに、日本人がかなり怒っているということをちゃんと伝えたほうがいいという見方も勿論あるんだが、
その意味で、河野太郎の外交的な資質には若干、問題があると思う。
マスコミ等ができることと、政府にしかできないオフィシャルなプレゼンスを区別してもらいたい。
だいたい目先のことに反応しすぎるんだよ。こいつは。
その場のノリでの発言が多すぎる。
韓国がすっとぼけて、いったん拒絶された提案を押し続けていることは問題だが、
韓国政府側の主張がいかに身勝手であるかをじっくり理詰めで論破してもらったほうがすっきりする。
最初は司法の判断を尊重するって言っていたんだから。提案との整合性を韓国政府はちゃんと説明できないだろう、ということをわからせないとね。
感情的な言い方はできるだけ避けないといいように使われるだけ。
本気で聞きたいんだが、ナンパ避けとして誘ってたとそこまで断言できる根拠を教えてくれ。
「元増田がそう感じたからそうに決まってる」以上のことを一度も言ってないよな。
それが正常な判断だと本気で思うのか?
誘われて一緒に出かけることを「良い様に使う」「好き放題する」と感じるなら、あなたのことは誰も誘えなくなるな。
あなたが同性愛者の可能性もあるから同性が誘う時も「これはナンパ避けじゃありません」って宣言しないといけないな。
あなたが密かにこっちのことを好きな可能性があるし、そうなったら良い様に利用したと非難されるわけだから。
あなた私のこと好きなんですよね?何も言われてないけど察しました!なんてナルシストのサイコパスだろ。
なんでお前が好意を持ったら自動的に相手がそれを察してお膳立てしてくれると思い込んでるの?
世の中の女は男をだまして利用する悪人で、男はかわいそうな被害者だと考えることに何かしらメリットがあるんだろうな、あなたにとって。
ところで、「相手が気持ちに気づいてくれない!いろいろサイン出してるのに!都合よく利用されてるだけ?」ってウダウダするのは圧倒的に女に多いんだよな。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190413114026
このトップブコメが何度読んでも意味自体が分からず、そしてスターの意味も分からなかった。
「「↑突然男子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?」
……あぁ、現役東大生と名乗る増田が性差別を知らないということと、
だからこの祝辞で自分が攻撃された被害妄想に陥るんだなということが分かった。」
「『俺は何も悪い事してないのに、男というだけで攻撃された』と強い被害者感情を持った人、おめでとう。
『ジェンダーによる差別』の存在を、初めて知った訳ですね。それは、女性が常に受けている物と同じ理不尽です」
つまり、これらのブコメがどういうことを言っているかというと、
それは女子がいつも受けているジェンダーによる差別ですよ、啓蒙されてよかったね、
ということを意味してるようだった。
僕は無自覚な性差別はこのフェミニスト達にこそ宿っているのではと思った。
おそらく、はじめから前提が違っているのだけど、
今回の文章では、上野の言説が持つ男性性に対する攻撃性、男性の一般化を指摘している訳だ。
そして、逆説的だが差別に反対してきたフェミニズムが今や男性性に対する差別性すら持っているのではないか、
それに対して、
「はじめて男性ということで一括りにされて嫌な気持ちになったんですか笑、それは女性がいつも感じているものですよ笑」
という態度はまったく真摯的でないし、もはやこれは自身が持つ性差別的態度を認めているのではないだろうか。
それはおそらく女性が男性に対して性差別的であるということはありえない、と思っているからだろう。
そうではない。