はてなキーワード: セールスマンとは
公正取引委員会の指針では
盛ることがそれぞれ認められている。
これにより例えば親戚の百貫デブが階段で躓いて足を挫いた話は、550キログラムの肥満児が階段で転んで足首にヒビが入った、とするのが妥当であると考えられる。
ただし関西弁で話を盛る場合には300%まで認められる上、これを超過した場合においても悪質でなければみなし冗談として判断され、告訴取り下げになるケースが多いやで。
その他にも日米通商修交条約以来外国人には盛りの上限が設定されておらず、事実上盛り放題となっていることから現在でも根深い文化断絶の一因であると指摘されている[要出典][誰によって?]。一方で外国人をセールスマンに起用することで上記の規制を回避する文化が深夜のテレビ通販を中心に醸成されている。
フット・イン・ザ・ドアとは、セールスマンが片足をドアに入れて閉まらないようにし、そこから商談に入っていくことに由来する。
いったん小さな要求を呑めば、次に大きな要求をされたときに断りづらくなる、という心理を利用した交渉術のことである。
「小さな要求を呑んでしまえば、次にはより大きな要求が来るに違いないので、最初の要求を受け入れてはならない」という論法のこと。
こちらは「ドミノ理論」とも呼ばれ、その過程で論理の飛躍が起きやすい詭弁の一種とされる。
つまり「危惧がある」というだけでは駄目で「その危惧は妥当か」という検証が必要なのだということだろう。
たとえば「違法サイトのブロッキング」の問題はまさにこれである。
反対派は「いちど違法サイトをブロッキングしてしまえば他のサイトもブロッキングされるだろう」と主張する。
賛成派は「違法サイトをブロッキングしても他のサイトはブロッキングしなければよいじゃないか」と主張する。
確かに「著作権違反サイトをブロッキングすれば、たとえば政府を批判するようなサイトもブロッキングされるようになる」というのは飛躍しているように思える。
いわば「泥棒を逮捕すれば政府を批判した者も逮捕されるようになる」というようなものだ。
一方で、児童ポルノのブロッキングが決まったあとに、著作権違反のブロッキングが要求されているのだから、実際に要求は拡大しているじゃないか、とも思える。
はてなーの皆さんにおかれましては、ただ「駄目に決まっている」という態度を取るのではなく、「その危惧は妥当か」という検証をしてほしいのです。
一応、HR、採用関連の仕事をしている立場として、「胸糞」なので書くことにした。
正直、採用担当をしている僕でも英語は読めるし、「タレントプール」が何を指すのかは理解できる。
タレントクラウド社は、「タレントプール」を主張しているが、提供しているものは、正確には「採用管理システム」である。
ただ、彼らが「タレントプール」なる領域を主張し、競合が少ないために、第一人者面していることが胸糞である。
ぼくは、某HR領域において小さくはない企業の採用管理システムの利用者である。
それなりに満足しているし、特に月1で訪問してくれるセールスマンによるサポートには頭が上がらない。
もちろん、採用について考える身ゆえに、「タレントプール」というキーワードには飛びついたが、
タレントクラウド社が、提供しているサービスに失望した経験がある。残念ながら、問い合わせをする前にサービスの至らなさにに気づいてしまった。
それは、ただの「採用管理システム」であり、あたかも他採用管理システムとの差別化を図るためだけに「タレントプール」というワードを用いているからだ。
間違いなく、そこに本質性は感じないし、様々なメディアに露出しては、ただ「タレントプール」の概念を語るだけ。
僕も、利用している採用管理システムの提供社の人間と差異点を探してみたが、目新しい点はなかったように思える。
色々と発信されているが、多くが間違っている。
https://www.youtube.com/watch?v=OqOfEhVtusg
もはや、マッチングサイトなのか、採用管理システムなのか、よくわからない。
これを取り上げるメディアもメディアだが、元はサービス側の問題。
追記:talent cloudというのがマッチングサイトで、
こうしてガイドは罪罰メーターを片手に、当初の目的である協力者探しを始めた。
暇なので、断る理由はないけど。
「キミたち、邪魔だけはしないでくれよ」
あっちからついてくるよう頼んできたくせに、この言い草はイラっとくるが、俺たちはテキトーに相槌を打つ。
この「大丈夫」っていうのは「邪魔をしない」っていう意味と、「どうせ失敗するから」って意味がある。
俺たちは今回も失敗するだろうな、と何となく感じていた。
上手く言葉にはできないけど、この罪罰メーターのプロモーションには、何か欠点があると思ったんだ。
ガイドが訪れたのは、俺の家。
「……また、お前かよ」
ガイドが着ている服にはステルス機能があるらしく、これで俺たちに紛れて家に侵入した。
俺たちがいて、かつ家の中に入ってしまえば、兄貴も無理やり追い出したりはしないだろうと考えてのことだ。
だけど兄貴は木刀を携え、いつでも追い出せるよう準備をし始めていた。
「他にも候補がいるだろうに、何で俺んところに真っ先に来るんだ?」
兄貴の口調が荒くなり、木刀を握る力が強くなっているのが分かる。
兄貴は感情があまり表に出てこなくて、出ようとしても隠したがる人間だ。
そんな兄貴が感情を前面に出しているってことは、ガイドに対して取り繕う気すらないほどにイラついているってことだ。
このままだとキレるかもしれない。
そう思った俺たちは、慌てて間に入った。
キレた兄貴は、俺たちが束になっても止められるか怪しいからな。
「まあまあ、兄貴。こんなに一生懸命なんだから、話だけでも聞いてあげなよ」
「頼むよ。マスダの兄ちゃん」
「私、どっちでもいいけど、ここまできたら聞く位はしてあげたら?」
「……マスダの、に、兄ちゃんが、ど、どうしても嫌だって言うなら仕方ないけど……」
「はあ……全く。セールスマンが絶滅した時代になってから、お前らみたいな良い子が生まれてきて本当に安心した」
すると、飼い猫のキトゥンが近づいて、兄貴の膝元にうずくまってくる。
まだちょっと刺々しいが、かなり落ち着いてきているようだ。
ヒト◯が自分のブログでコインチェックを紹介する記事を書いて、それにかみついた記事に、
「個人がアフィリエイトで儲かる時代」の終焉<script src="https://b.st-hatena.com/js/comment-widget.js" charset="utf-8" async></script>さらっと個人的恨みを入れててワロタ そんなもん自己責任だろ。2018/06/01 09:49
というブクマがあり、それに星が二つもついているのを見て、頭にきている。
知っての通り先日の知財高裁で、著作権を侵害したツイートのリツイートもまた、著作権侵害に当たる、という判例が出ている。
ツイッターへの画像の投稿やそのツイートのリツイート行為についての著作権等の侵害について、平成28年9月15日の東京地裁の判決をご紹介しましたが、このたび、その控訴審判決が知財高裁から出されました。
そりゃ、商品をサイトで紹介したアフィリエイターに法的責任があるのかどうかは、判例がないのでわからない。裁判をしてみなければわからないだろう。
俺も、ヒト◯の記事を読んで、面白そうだと思って、コインチェック社に口座を開いて、そして損をした。
コインチェック社は犯人とグダグダくだらないメールのやりとりをして思わず信用して添付ファイルを開いてしまったバカ社員のいるバカ会社で、ネムを購入した人間以外の口座停止の損害には一切補償しないクソ会社だったわけだ。
仮想通貨も、「どんな取引をしたのか履歴を誰でも確認できるので、透明性が高いんですよ!」とか言いながら、580億円も盗まれながらそのうえ犯人の目星すらつかないようなインチキ技術だったわけだろ?
そのうえ、取り返すことすらできない。
現実社会で、580億円ものカネが盗まれながらつかまらないことがあるか?
それに、だ。
カネを盗むような人々は当然反社会性の強い人物であり、彼らに盗まれたままにしておく、責任を問わない、ということは反社会勢力にカネを貢ぐのと一緒じゃないか。
カネを取り返さない、ということは反社会勢力にカネを貢いでいることである、という自覚を、コインチェック社の人々は持っているのだろうか?
仮想通貨を煽った人々は、未熟な技術を煽った結果、自らが反社会勢力の増大に間接的に加担した自覚はあるのだろうか?
しかも裏には北朝鮮や中国が背後にあるんじゃないか、と言われているわけだ。
つまり、仮想通貨に現金を入れた人間は、独裁国家の北朝鮮や天安門事件をなかったことに今もしている中国に、カネを貢いでいる可能性があるわけだ。
どこが夢の技術だ。未来を切り開くだ。何が落合陽一だ。何が『お金2.0』だよ。
未来を潰すな、といいながら、そういう奴らの正体は円天サポーターだったじゃねえか。
こんなことがあったから、CoinHiveを導入した人間が次々に逮捕されてるんだろ。
を免罪符にやらかすのは許しませんよ、だっていざというとき被害額でかすぎだもん。額が大きくなる前に対応しますよ、と警察が考えたのは、コインチェック社の仮想通貨流出事件があったせいですよ。
はやく言えば、仮想通貨のマイニングの件で結婚間近のデザイナーのモロさんを家宅操作させたのは、仮想通貨ブームを煽った人々ですよ。
アフィリエイターには、仮想通貨という概念を広めようとした法的責任はないだろう。
しかし、役所に『どうなりました? がんばってください』とおっしゃった首相夫人以上の責任は、あるのではないだろうか?
車を売ったセールスマンは、メーカーの人間ではない限り、自動車の構造的欠陥に責任はないだろう。
「申し訳ありません」
と謝るだろう? 法的責任がなくても。
ところが、ヒト◯は、ヒト◯の記事を読んで口座を開いて損をした、という記事に対してどう反応したか?
その、なんかごめんな
「その、なんかごめんな」
ですよ。この他人事感。
ヒト◯も、コインチェックの記事を書いたときに、アフィリエイト契約を結んで紹介したからには、アフィリエイト収入を得たんだろう。
その結果、口座を開いて、あの騒動に巻き込まれて、仮想通貨NEMを買っていないのに、仮想通貨が下落するのを横目で見ながら口座取引が停止されたがためにカネを引き出せず、損をした人間が多数いたわけだ。
俺も損をした。
その額、いくらだと思う?
3,000円だよ!
おい、ふざけるなよ。
毎月の食費が30,000円の俺にとって、3000円あればなにができたと思う?
それで、数億円分の夢が買えたわけだ。
もしかしたら、今ごろ数億円の宝くじがあたって世界中を旅行して回っていたかもしれない。
俺と同じように夢を潰えさせられた人々、大勢の大衆が読む可能性のあるブクマ、Twitterのセリフが「なんか、ごめんな」?
ふざけるなよ。
「こんなインチキ企業を紹介して、ネムを購入した人以外の大勢の方に大きな損害を与えてしまって申し訳ありません」
と謝れよ。
三ヶ月くらい謹慎しなさいよ。
アフィリエイターで、イキっている奴らにないのは、この種の誠実さだよ。
紹介した人間が、
と、逃げるんだ。
まるで、お年寄りに金を売って大損をさせたくせに、逃げた豊田商事のセールスマンのように。
ちなみに、豊田商事のセールスマン、その後どうなったか知ってる?
人を騙すノウハウがあり、人を騙すことに躊躇がなくて、昔の仲間同士のつながりがあって、世間から隠れて仕事しなければならないから結束力が高くて、
だから、彼らは裏で繋がりながら大衆をだまくらかす仕事にその後も就いて、のうのうと生きて、青春を謳歌してしまったわけですよ。
他人の責任を問わない、ということは、こういう奴らをのさばらせておく、ということですよ。
配下の選手をそそのかして他大の選手を壊しても、責任はなかったの?
きちんと、ブログやTwitterで、インチキな会社の製品を紹介した責任について謝罪するというのは、当たり前の話じゃないの?
これから、茶のしずく石鹸のような商品が紹介されて大事故が起きても、サイトに紹介記事を書いたアフィリエイターたちは、自分には責任はございませんと頬被りをするつもりだろうか?
きちんとサイトで、申し訳ございませんと謝ることすらしないのだろうか?
今時のセールスマンは、また悪質セールスマンみたいなやり方になってて鬱陶しい。
私「うちは購入や契約はする気ないので、すいませんが要らないです」
セールスマン「なんで要らないんですか?」
私「水道水でいいですし、水を購入するなら自分でほしいのを買いたいから」
セールスマン「せっかく購入しにいく手間を省いて持ってきましたのに」
私「要らないです」
セールスマン「こちらもせっかく来てるので話くらい聞いてくださいよ」
私「結構です。他あたってください」
セールスマン「わからない方ですね。購入しに行く手間を省いて安値で買えるチャンスを持ってきてあげたんですよ」
セールスマン「何か悪いことしてるんですか?商品を売りにきただけなのに」
このやり取り。
悪質で強引な水の売り方をしている企業あるから気をつけないと面倒な目にあうと思う。
そこの会社のセールスマンすべてが、ああじゃないと思いたいが…たぶんああなんだろうなぁ…とも思ってしまう。
アから始まるお水売りさん、もう少し質の良いセールスマンに教育して下さい。
警察呼ぶっていうレベルまで発展するような執拗なセールスは企業のイメージを悪くするだけですよと。
追記
保毛尾田保毛男が久しぶりに登場したが、LGBTへの配慮が欠けるとし、たちまち炎上。フジテレビ社長が謝罪した。
性的マイノリティが大嫌いだ。
私はもちろんLGBTQのどちらでもなく、マジョリティに属しているだろう。
ただ、ここ20年ほどは性的マイノリティにとっては大勝利と言えるほどの成果を得ている。
ポリティカル・コレクトネスが世界中でどんどん進んでいる。
他にもたくさんある。
もちろん職業の改称ばかりでなく、その他多方面においても、性的マイノリティに対する理解は広がっているし、著名人のカミングアウトも増えてきた。
この風潮の広がりを見て思うのは、
彼らが自らにおける立場を強く主張し、それなりに熾烈な争いを繰り広げて、ここまでの市民権を得てきた、ということだ。
ダイバーシティが進み、誰しも生きやすい社会を形成しようとする動きが広がっていく。
しかし、これまで心地良く過ごしてきたマジョリティの方々には、昨今の風潮に疑問符を浮かべる者もいれば、自らの立場の危機を感じ性的マイノリティを排斥しようとする者もいる。
もちろんそういう方々も等しく受け入れられて然るべき。
みんな良い勝負をしよう。生存競争と同じで、生きやすい社会は自分で勝ち取るもの。
少数派で辛く生きている人も、多数派でも自分の中の少数派が抑えられないもの、全部ぶちまけて、死んだら負けの良い争いをしよう。
仲間をたくさん作れたら勝ちだ。保護・排斥・受容・嫌悪、どういう選択をしても生き残れさえすれば、あなたはあなたらしく受け入れられる。
昨今、強姦への刑罰が重くなったり男女の性のあり方についていろんな問題定期があるみたいですね
なかでもセックスの同意に関しての議論はナンパ氏としては非常に興味深い話題。どうやら男性に同意の形成プロセスを学んでもらうことで性被害を減らしていきたいなんて狙いもあるみたいですね。
ただ、いちナンパ氏から言わせて貰うと全く実践性のないばかばかしい話だなという感想です。だって、男ってみんなセックスをすることが自体が目的化してるじゃないですか。運動を頑張るのも勉強を頑張るのも頑張って仕事をするのも全部セックスの為。ご飯をおごったり優しくするのもセックスの為。あの手この手を使ってなんとかセックスにこじつけるそれが男ってもんです。
ある意味、男はセックスを売りつけるセールスマンみたいなもんなんですよ。女性にとって理想な同意形成があるのは理解しますが、男にとっては別にそのルールに従う理由ってないですよね。
当然、自分が有利になるように立ち回るってもんです。悪い奴なら別に真剣に交際する気がなくても付き合うというだろうし、結婚する気がなくても結婚をほのめかすかもしれない。法律にさえ引っかからなければ手段を選ばずにセックスを引き出そうとするものです。後から騙されてたなんて気づいても遅い。セックスはクーリングオフ出来ないんですから。
だから、セックスに対する合意なんてものより男にとってセックスとは何かを女性に教育したほうがよっぽど実践性はあるんじゃないですかね。
石を売る商売はアナーキーであり、このご時世に好き好んで買うような奴はちょっとしかいない。
ましてや“そういった目線”から評価して尚、この石に価値を感じる人間は皆無に近いだろう。
そんな商売の片棒を担がされているのは癪だったが、嘆いたところで事態は解決しない。
とりあえず訪問販売を試してみる。
「えーと、石を売っているんですが、買いませんか?」
こんなセリフを一生のうちに言う日が来るとは思いもよらなかった。
「しかも売り物が石だと? 古今東西、石を売る人間にロクなのはいない! 今すぐ抹消してくれる!」
「まずいぞ、マスダ。彼らは本気だ。逃げよう!」
もとから期待はしていなかったが全くもって売れず、ただただ心身をすり減らすだけだった。
箱に入った石と、そこら辺に転がっている石を交互に見る。
もう一つは価値を感じたからといって買ってくれるかはまた別の話だという点だ。
俺も水切りとかで遊んだことはあるから、それを踏まえるならこの石も無価値だとはいえない。
だが、じゃあそれを金を払ってまでやりたいかといわれれば、そこまでしてやりたくはないだろう。
「まあ需要がないといえば嘘にはなるだろうけどね」
タイナイは意外なことを言う。
聞いたことがある。
なんでも売り物にすることができるサイトらしく、それ故にラインナップは玉石混合だとか。
「石を投げれば何とやら、か」
売り物にすることができることと、それが実際に売れることは同義ではない。
ましてや玉石混合でいう文字通りの石。
それが明らかなら尚更である。
「一個だけ売れたよ」
「一個だけね」
むしろ一個は売れたってのが驚きだった。
だがその後はさっぱりだったらしく、タイナイ曰くあそこで売れないならどこで売っても結果は同じらしい。
「そうか、それにしても現代ならネットを介して取引するって方法もあるんだな。さすがデジタル社会」
「まあ、近年ではデータ上の石を売るってこともあるしね」
現実の石を売るのすらアレなのに、現実に存在しない石で成立するわけがない。
いくら俺がネット社会に詳しくなくても、それが有り得ないこと位はさすがに分かる。
恐らく、そんな下らないジョークでも言いながらじゃないと、やってられない気持ちだったのだろう。
だが、それに笑えるほど今の俺に精神的な余裕はない。
「そのジョークは50点ってところだな。いっておくが、身内びいきした上での点数だからな」
「いや……冗談で言ったわけじゃないんだけど」
ウケなかったのが恥ずかしかったのか誤魔化し始めた。
「はいはい。売る奴も大概だが、架空の石なんてものを欲しがる人間がいるならぜひとも見てみたいもんだな」
メディアリテラシーは、「あらゆるものを疑え」っていう意味じゃない。
もちろん「情報の真偽を瞬時に正確に見分けられる」という能力でもない。
俺のクラスメートには、そういった解釈で振舞おうとする人もいるが。
騙されたときの嫌悪感や、騙されたくないという思いが、そういった過敏さに繋がるのかもしれない。
「単に横文字に弱いだけじゃ」って弟は言うけどな。
まあ、聞いてくれ。
まるでセールスマンのような距離感の取り方で、家に押しかけてきたからだ。
まあ、どっちでもいい。
「やあ、マスダ。ボクの名前はガイド。ここよりも遥か未来からやってきたんだ」
つくづく時代錯誤だ。
「物理的にありえない場所から登場しようとも思ったんだけれども、大騒ぎになったので今回は慎重に行こうと思ってね」
未来の法律がどうなっているかは知らないが、国や地域によって文化が違うことがあるのだから、時代によってルールも違うことは当然踏まえておくべき事柄だ。
どうやら、このガイドと名乗る奴は、そういった常軌を持ち合わせていないらしい。
「それで今回ボクが来たのは、とある使命のためなんだけど……」
なにやら色々と説明していたが、元からこんな人間の話を真面目に聞く気にはなれないので、話の内容は記憶にない。
未来人はどいつも“こんな”なのか、それともこの未来人が特別異常なのか。
いずれにしろ、こんな不躾な人間にタイムスリップさせるあたり、未来の法はまともに整備されていないようである。
説明が数分経ったとき、さすがに俺の訝しげな態度に気づいたようだ。
「あれ……もしかして、ボクの話を信じていない?」
「そもそも、どこの誰かも分からない人間の話を、無条件で信じる方がおかしいと思うんだが」
「いや、『どこの誰か』って。ボクの名前はガイド、そして未来から来たって……」
「だから、それが嘘か本当か俺には分からないから、信じるに値しないって言っているんだ」
ガイドと名乗るその女は、如何にも考えていますといったような仕草をオーバーにしてみせる。
すると、腰についたポーチからおもむろに珍妙なオブジェを取り出した。
言動が、いちいち癇に障る。
「じゃあ、見ててよ」
ひさびさに中島敦『山月記』を読んだら、だいぶ読み方が変わって驚いた。
以前は、強烈な自尊心ゆえに友人や先生に教えを請えないエリートが没落した様を描くことで、「つまらないプライドは捨てて生きていかないとロクなことにならないよ」という教訓を言う話だと思っていた。
が、この読みはどうも浅薄というか、人生の敗北者にとっては厳しすぎるのである。というか結論だけ抜き出せばそこらの自己啓発本と変わらないような気がしてきて、作品の価値を矮小化しているような気さえしてくる。
そこで、もう少し人生の慰めになるような読み方はないか。と考えていたら、これは「理不尽な世の中に自分を合わせられない不器用な男が、苛烈な自己責任論で自分を裁いてしまい、自分を受け入れてくれる神も持たなかった結果、精神的な苦境に陥る話」じゃないか、と思い始めた。
中学生の頃に読んだときは、李徴は周囲に教えを請いたりできないプライドの高い男だな、と思ったが、(浅い)人生経験を積んだ今、改めて読むとそうでもない。
李徴が詩人を志したのは、(功名心もあっただろうが)第一には心を揺さぶる先人の詩があったからだろう。そうなると、そうした詩を書く者が周囲にいれば、これに師事したり教えを請いたりしたはずである。
それにもかかわらずそうしなかったのは、自分の追い求める詩人像に値する者が周囲に居なかったからだろう。
①自分の追い求める理想像と、②世で「名を成す」者とがズレることは、現実社会でもしばしばあることである。
李徴は、このズレに気付かないまま自分の理想像を追い求めていったことで、世で「名を成す」ことができなかったばかりか、周囲の人間と折り合いがつかなくなり、「努めて人との交を避けた」結果、「一匹の猛虎」となった。
他方、周囲にいた「己よりも遥かに乏しい才能であ」る者は、世で「名を成す」道を「専一に磨いたがために」、「堂々たる詩家」となった。
李徴は理不尽な世の中に自分を合わせられず、ひたすらに理想を追い求めた結果、社会的に失敗してしまったのである。
これはカフカ『変身』で、社会の求める市民像──(ⅰ)家庭の善良な息子、(ⅱ)有能なセールスマン──を演じていたグレーゴルが、自己の本来性の自覚を持ってしまった瞬間、褐色の虫に変身してしまったのと似ている。
現代社会のルールでは、人間が自己自身の本来性を保持することを許さないのである。
そして、李徴が不幸であったのは、上述した社会のルールに、他ならぬ李徴自身が支配されていた点にある。
李徴としては、徹底的に社会を突き放し、自分の理想像を追求するという途もあった。
しかし、「元来詩人として名を成す積りでいた」李徴は、世で「名を成す」努力をできなかった自分を徹底的に断罪するのである。
李徴の詩を聴いた袁の評価によれば、李徴の詩は「長短凡およそ三十篇、格調高雅、意趣卓逸、一読して作者の才の非凡を思わせるものばかりである」とある。
「第一流の作品となるのには、何処どこか(非常に微妙な点に於いて)欠けるところがある」とは言え、この自己評価は言い過ぎである。
それに、はっきり言って実社会でこんな話は”よくある”ことなのである。
神の手により不幸のどん底に落とされる義人ヨブを、自己責任論に基づいて徹底的にこき下ろす友人エリファズの話だが、どうも李徴の中にはヨブとエリファズが同居しているように思える。
さらに、上記のヨブ記のラストにおいて、ヨブは「仲保者」(=キリスト?)の存在を確信することで救われるが、李徴にこのような仲保者は現れない。
ただ、「向うの山の頂の巖に上り、空谷に向って吼える。この胸を灼く悲しみを誰かに訴えたいのだ。己は昨夕も、彼処で月に向って咆えた。誰かにこの苦しみが分って貰えないかと。」というだけである。
これも社会のルールに合わせられないムルソーという男の不幸を描いた作品である。
ムルソーは物語のラストで、このような自分を排除せず「優しい無関心」を示す自然の存在に気が付き、幸福を得る。
他方、李徴は「獣どもは己の声を聞いて、唯、懼れ、ひれ伏すばかり。山も樹も月も露も、一匹の虎が怒り狂って、哮っているとしか考えない。天に躍り地に伏して嘆いても、誰一人己の気持を分ってくれる者はない。ちょうど、人間だった頃、己の傷つき易い内心を誰も理解してくれなかったように。」というだけである。
ここに来て、山月記という作品は「理不尽な世の中に自分を合わせられない不器用な男が、苛烈な自己責任論で自分を裁いてしまい、自分を受け入れてくれる神も持たなかった結果、精神的な苦境に陥る話」じゃないかと思うのである。
疲れて布団に入ったものの、仕事の考え事や家族の生活音でなかなか寝付けなかったときのことだ。
それは眠りにつく直前まで考え事をしていた内容で、ある種その解答とも言えるものだった。
しかしそれが他人から語りかけられたことによって、目から鱗が落ちるような感動がありつつも素直には納得ができずに、同時に懐疑的に構える自分を自覚した。
ところが、その直後、家族の生活音によってわたしは突然夢から現実に引き戻されてしまった。
先程他人から語りかけられた考え事に対する解答とも言える内容は、眠りに落ちる直前にまさに自分が思いついたものだということを思い出したのだ。
しかし、それが夢の中では眠りに落ちると同時に自分が思いついたという記憶はすっかり忘れ去られていた。
その上で、それが突然他人によって語られた情報として自らに届けられることになったのだ。
たまたまその直後に現実に引き戻されたおかげで、偶然自らが思いついたことだという記憶を取り戻すことができたが、もしこのまま夢を見続けていれば、その情報は夢の中の第三者から与えられた情報として自らの記憶に定着していたことだろう。
一種の恐怖とも思える事柄だが、それ以上に興味深いものでもあった。
例え素晴らしいと言える考えだったとしても、ひとまず疑ってかかるのが性というものだ。
その証拠に、腕の立つセールスマンや宗教家が答えを口にせず、そこに辿り着くしか無い情報だけを提供して自らが答えに辿り着いたと誤解させることで、巧みに人々を操ることはよく知られていることだ。
自らの発見にポジティブでなくては行動ができなくなってしまうのも、他社の発見に対して素直に従えないのも、生存を目的とした生物の宿命と言ってもいいだろう。
もしその前提が正しいとするのであれば、この仕組みは実に理にかなっているものかも知れない。
顕在意識の中で発見してしまったものは、記憶が明確である以上、自らの発見であることを否定することは困難である。
しかし、そもそも記憶が曖昧な潜在意識の中で発見したものであれば、自らが発見したという記憶を、仮想の第三者が発見した情報だと書き換えることはそれほど難しいことではないだろう。
そうしてその情報が、例え仮想であっても第三者から届けられるということで、自らが思いついたときよりも冷静に吟味することが可能になっているのだ。
こうした機能を持つ生物と持たない生物とがいて、どちらが生存に適しているかは言うまでもないことである。
そこまで考えて、この出来事を掘り下げていけば人工知能に夢を見させることが可能ではないかという仮定に行き着いた。
そもそも人工知能に夢を見せる必要があるかという疑問があるのは確かだが、しかし、情報を自らの発見と第三者からの発見とで受け取り方を変えるとした上で、さらに自らの発見の一部を第三者からの情報として吟味し直すことができれば、より人間的な思考に近づいたと言えるだろう。
内容は粗い。
1:集客
代表的なのは無料オファー。無料で特典とか、そのジャンルの有名人のコメント動画なんかを配り歩く。
ここではメールアドレスを登録したら、そこに配信されるという方法でメールアドレスを集めて(見込み客)リストを作る。
販売のタイミングが一瞬(配信したら終わりとか)のものは、一定期間はリスト集めのために無料オファーを繰り返す。
ここ数年は第X話〜などのストーリー性の高いものが主流になっていて、客を飽きさせない工夫がなされている。
リアルな商売では初回無料の受験教材、フリーレントの不動産、スーパーの試食、カミソリの試供品の提供など。
販売タイミング等が違うが、本質的には「無料」という2文字で人目を引き、とにかく振り返ってもらうことが目的となっている。
2:繰り返し教育する
上記で触れた「ストーリー性の高いもの」をステップとよび、ステップ動画やステップメールで物語を流し、お客の意識をぐっと引き込み続ける。
お客の興味と関心を維持するのと同時に、その商品に対する有用性を説明し、その商品を使って素晴らしい将来を手に入れた姿をイメージさせるのが狙い。顧客教育ともいう。高倉健の映画の出口にサングラスとコートを置いておくと3倍売れたというが、それと同じ心理状態にする。
深夜のTVショッピングが大人気なのも同じ原理。ネット上で小分けにしたステップ動画ではなく、番組の中で一気に欲求を上昇させて即購入させる。
家に同じようなフライパンやDIYの工具がある方は引っかかりやすいので注意。
3:信用させるまで構成要素
挨拶と自己紹介。いきなり知らないおじさんが出てきて偉そうに喋っても買う気にならない。
共通の敵を認識させる。同じものを敵視しているというだけで共感度合いは上がる。意識させるものは物や人間ではなく、貧困や安月給、不自由な時間、横暴な妻、煩い姑などなんでも。いいスーツを着た男が「金持ちになりましょう」というよりも、「私も昔は貧乏で娘の誕生日にもケーキを買って上げるのがやっとだった工場勤務時代がありました。」というだけで、今貧乏な人はグッと惹きつけられる。
問題提起と解決。まずは感覚で解決させる。抜け毛が減った、目尻の皺がなくなった、表情が明るくなった、昔の服が着られるようになったなど。
貴方の問題を解決したことが有ります、私(この商品)にはそれができますというところを見せる。
多くに使われているのは使用者の声。健康食品の番組で使ってみた感想を述べない宣伝はないし、それを抜くと圧倒的に売れなくなる。
問題解決を理解させる。理屈で、こういう原理や理論、方法に基づいてやったという理解をさせる。なんとなく勢いだけで解決したのではなく、きちんとノウハウとして自分が実践できたり、製品として効果があるものなんだという実感を頭で理解させる。
ここには例えば学会の権威が出演して喋ったり、プロの職人が出て専門用語を解説しつつ喋ると効果的。
4:感動巨編!購入の大団円!全米でも全仏でも全日本でも、とにかく泣かせろ!
ここまでのセールスに付き合ってくれる人は、最初のリストの中からふるいにかけられた見込み客だと言える。
不動産屋で言うと、モデルルームの看板をちら見して他人が、マンションのデザーんコンセプトやデザイナーの思いに共感し、建築技術の話に感心し、セールスマンの「私も昔は借家だったが、今では家を出た娘達が実家として帰ってきてくれる場所が・・・」なんていうトークに聞き入っている状態。
酔っ払って気がでかくなってる人間をそそのかすのと同じ心理状態を、お酒を使わずに行うだけ。
自分はトークでそれをするのが得意だが、下手な人は教育し、信用させる段階でここまでの状態を作ること。
「ああ、本当にいいな・・・自分もこうなりたい、これをしたい、これがほしい」と想っているところに
「あとは契約の判子を押すだけで、その未来像が手に入りますよ」と、そっと背中を押す。
そうすると、買ってもらえる。
5:大事なこと
いいものだと思うには、それをリアルに使っている自分を想像する。
朝起きてから寝るまで、それとどう関わるかを考える。
以前、他社に比べてイマイチだと思っていた生保の商品は、やはり提供元の見込みほど売れなかった。
会社の期末に無料オファーで宣伝広告費という経費を振りまいて見込み客リストという財産を作る。
期変わりしてそれを使って商売を行う。見込み客が大量にいる状態だから、稼ぎやすいし、資金が潤沢にあると身動きが取りやすい。
で、また決算前に同じように新しいリストを作るために散財する。税金は安くなる。
まぁ、こんなところ。
内容は粗い。
1:集客
代表的なのは無料オファー。無料で特典とか、そのジャンルの有名人のコメント動画なんかを配り歩く。
ここではメールアドレスを登録したら、そこに配信されるという方法でメールアドレスを集めて(見込み客)リストを作る。
販売のタイミングが一瞬(配信したら終わりとか)のものは、一定期間はリスト集めのために無料オファーを繰り返す。
ここ数年は第X話〜などのストーリー性の高いものが主流になっていて、客を飽きさせない工夫がなされている。
リアルな商売では初回無料の受験教材、フリーレントの不動産、スーパーの試食、カミソリの試供品の提供など。
販売タイミング等が違うが、本質的には「無料」という2文字で人目を引き、とにかく振り返ってもらうことが目的となっている。
2:繰り返し教育する
上記で触れた「ストーリー性の高いもの」をステップとよび、ステップ動画やステップメールで物語を流し、お客の意識をぐっと引き込み続ける。
お客の興味と関心を維持するのと同時に、その商品に対する有用性を説明し、その商品を使って素晴らしい将来を手に入れた姿をイメージさせるのが狙い。顧客教育ともいう。高倉健の映画の出口にサングラスとコートを置いておくと3倍売れたというが、それと同じ心理状態にする。
深夜のTVショッピングが大人気なのも同じ原理。ネット上で小分けにしたステップ動画ではなく、番組の中で一気に欲求を上昇させて即購入させる。
家に同じようなフライパンやDIYの工具がある方は引っかかりやすいので注意。
3:信用させるまで構成要素
挨拶と自己紹介。いきなり知らないおじさんが出てきて偉そうに喋っても買う気にならない。
共通の敵を認識させる。同じものを敵視しているというだけで共感度合いは上がる。意識させるものは物や人間ではなく、貧困や安月給、不自由な時間、横暴な妻、煩い姑などなんでも。いいスーツを着た男が「金持ちになりましょう」というよりも、「私も昔は貧乏で娘の誕生日にもケーキを買って上げるのがやっとだった工場勤務時代がありました。」というだけで、今貧乏な人はグッと惹きつけられる。
問題提起と解決。まずは感覚で解決させる。抜け毛が減った、目尻の皺がなくなった、表情が明るくなった、昔の服が着られるようになったなど。
貴方の問題を解決したことが有ります、私(この商品)にはそれができますというところを見せる。
多くに使われているのは使用者の声。健康食品の番組で使ってみた感想を述べない宣伝はないし、それを抜くと圧倒的に売れなくなる。
問題解決を理解させる。理屈で、こういう原理や理論、方法に基づいてやったという理解をさせる。なんとなく勢いだけで解決したのではなく、きちんとノウハウとして自分が実践できたり、製品として効果があるものなんだという実感を頭で理解させる。
ここには例えば学会の権威が出演して喋ったり、プロの職人が出て専門用語を解説しつつ喋ると効果的。
4:感動巨編!購入の大団円!全米でも全仏でも全日本でも、とにかく泣かせろ!
ここまでのセールスに付き合ってくれる人は、最初のリストの中からふるいにかけられた見込み客だと言える。
不動産屋で言うと、モデルルームの看板をちら見して他人が、マンションのデザーんコンセプトやデザイナーの思いに共感し、建築技術の話に感心し、セールスマンの「私も昔は借家だったが、今では家を出た娘達が実家として帰ってきてくれる場所が・・・」なんていうトークに聞き入っている状態。
酔っ払って気がでかくなってる人間をそそのかすのと同じ心理状態を、お酒を使わずに行うだけ。
自分はトークでそれをするのが得意だが、下手な人は教育し、信用させる段階でここまでの状態を作ること。
「ああ、本当にいいな・・・自分もこうなりたい、これをしたい、これがほしい」と想っているところに
「あとは契約の判子を押すだけで、その未来像が手に入りますよ」と、そっと背中を押す。
そうすると、買ってもらえる。
5:大事なこと
いいものだと思うには、それをリアルに使っている自分を想像する。
朝起きてから寝るまで、それとどう関わるかを考える。
以前、他社に比べてイマイチだと思っていた生保の商品は、やはり提供元の見込みほど売れなかった。
会社の期末に無料オファーで宣伝広告費という経費を振りまいて見込み客リストという財産を作る。
期変わりしてそれを使って商売を行う。見込み客が大量にいる状態だから、稼ぎやすいし、資金が潤沢にあると身動きが取りやすい。
で、また決算前に同じように新しいリストを作るために散財する。税金は安くなる。
まぁ、こんなところ。