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はてなキーワード: 既視感とは

2021-07-27

はてサ医療崩壊!って喚いているけど、

[B! COVID-19] 東京都 新型コロナ 2848人の感染確認 過去最多 | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210727/k10013162881000.html

医療崩壊()なんてもんは、感染の多くを占める1020代の連中を病院から自宅療養に変更すれば、全然大丈夫だぞ。

なんでかって言うと、去年から続くコロナで死んだ20代のやつは相撲取り1人だけじゃん。

去年のコロナ初期の頃にコロナ病棟を見たことある連中は知っていると思うけど、若い奴らはみんなベッドの上でスマホいじいじして時間つぶして、そのまま退院してただけだから

それに、大阪入院できないやつ出てきて、はてサ医療崩壊って喚いていたけど、今は普通に大阪医療機能しているし大阪人は65%が吉村評価している(神戸は29%、京都は32%)。

https://news.goo.ne.jp/article/abcnews/region/abcnews-11489.html

こうはてサが喚く光景には既視感があって、「日本終わった」とか今までに何度も聞いたけど、日本は終わっていないのが典型例。

日本終了がはてサコンセンサスだと思うけど、客観的分析だと日本2050年の時点でもGDP世界4位だから

https://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1207X_T10C12A1EB2000/

で、はてサが主張しているオリンピック中止なんてのはひどい愚策で、視聴率からすれば大部分の人は自宅でオリンピックを見ているし、人流抑制として機能している。そもそも、同じように開催した甲子園オールスターゲームかに言及しない時点で、中止論は菅・五輪憎しの党派性産物でしょ。

もうちょっとさー、死者数にも目配りできるようになってほしいよね。今の東京都全然人が死んでないもん。去年の時点では「コロナ風邪」ではなかったけど、現時点では「コロナ風邪」の過渡期みたいなものだよ。

新規感染者数だけを強調する恐怖報道メディアコロナを作っているとさえ感じるね。コロナメディア病だよ。はてサみたいな引きこもりはともかくとして、一般人は日々の実生活でそれに肌感覚から気がついているから、外出しまくっているんだけどさ。

2021-07-24

なんか既視感あると思ったらサッカー海外厨だ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1749031

bigapple11 本場中国ドローンショーを知ってるか知ってないかで、かなり感想が分かれる。自分にはショボく見えた…。「日本技術すげえ!」勢はあらゆる意味で恥ずかしいから黙ってくれ

napsucks 中国の凄まじいドローン集団制御動画を見ちゃうとふーんってなっちゃうのよね。初めて見る人はすげーってなるかもしれないけど。




Jリーグ見てる人に「こんなので凄いって言ってるんだ、バルセロナ試合とかメッシプレイとか見たことないのかな」とか言い出す奴ww

お前その「凄い海外」に1nmも関わりないのに何でイキってるのwwwwwww

2021-07-19

ケモとショタ電脳ライブ

竜とそばかすの姫の感想です。

ネタバレと他の人の感想先入観を持ちたくなかったのでなるべく早く見ようと土曜日の朝一に行きました。

一応細田守監督映画作品はほぼ見ています

(未来のミライTV放送視聴、お祭り男爵は未見)

一番好きな作品ぼくらのウォーゲーム次点時かけ、その次がサマーウォーズ

サマーウォーズは昨日の金曜ロードショーで久しぶりに見たのですが、12年前というだけあって今見ると結構キツイ部分もあって少ししょんぼりしました。

好きなシーンはいっぱいあるんですけどね。

典型的細田監督脚本を手がけるようになってから作品があまり好きではない人間です。

おおかみこどもで「う〜ん」となり、バケモノの子で盛大にがっかりしました。

それはわたし作品ターゲットから外れてしまったということなので、それ以降は少し寂しく思いながら劇場に見に行くことはありませんでした。

それなのに何故、今回劇場に足を運んだか。

一つは、描きたいと思っている作品の題材被る可能性があり、それがないかチェックしたいと思ったこと。

もう一つは、主人公アバターであるベルデザインディズニージン・キムが手がけたという情報を目にしたからです。

細田作品でよく言われている「ヒロインへの興味の無さ」が、一部他者に委ねることで、もしかしたら今回は解消されて好きになれるかもしれないと期待したのです。

それ以外は流れてくるCMくらいで、ほぼ事前情報なしで見に行きました。

前置きが長くなりましたが、決してアンチがアラを探しに行った訳ではなく、むしろおもしろかった!」と思いたい気持ちで見に行きました。

がっつりネタバレしていくのでご注意ください。

冒頭のUの世界へと向かうシーン、ライブは素敵でした。

今までの作品を周到した演出物語への期待感が上がります

仮想空間という3Dと相性のよい舞台設定もあり、2D3D違和感も少ないです。

映画の一つの見どころでもある竜の正体探しなんですが、これは細田作品今まで見てきた人はすぐわかっちゃうんじゃないでしょうか。

わたしも早々にわかってしまって、もうちょい誰なんだろうって楽しみたかったのが正直なところです。

あん細田監督好みのショタいたらそりゃあバレますよ。

それはさておき、主人公すずのAs名前ベルからも分かる通り竜そば美女と野獣オマージュが多く登場します。

城、薔薇、顔が見えなくなった肖像画ダンスシーン……。

オマージュ自体別にいいのですが、ただ単に竜と女の子の二人が美女と野獣っぽいから表層的になぞっただけいう印象を受けました。

同じ美女と野獣オマージュしたシェイプ・オブ・ウォーターは、野獣がハンサム王子にはならず最後まで野獣のまま二人が結ばれ、本家踏襲した上で独自ストーリーになっていました。

ですが、竜そばはそれが出来ていません。

そもそも竜が作中で醜いと言われてますけどかっこよくないですか?

いかもしれないけど醜くはないでしょう……。

人間だらけの中なら浮くかもしれないですけどUの世界みんな色んな格好ですし。

竜の野獣である要素が薄く、本家でも言われているルッキズム助長がむしろ強化されてしまっているようにも感じられました。

Uならまったく別の人生を生きることができると謳っているのに、アバターは生体情報から自動生成で自分意思では自由に出来ない。

そして見た目で差別を受ける。

仮想空間理想の世界ではなく現実の地続きで、ある意味リアリティはあるのかもしれません。

でも、自動生成である意味は?

竜のあざやベルそばかす現実リンクし、すずに竜の正体を気にさせ、探せるようにするために必要だっただけではないでしょうか。

細田監督はこういったシーンを描きたい!といったところからストーリーを膨らませていくタイプに見えます

その手法全然アリだと思うんですが、キャラクターストーリーがそれを実現するための駒に収まってしまっています

からキャラクター人間味が薄く感情移入がとてもしづらい。

特に脇役はひどいです。

ルカちゃんはすずとベルとのギャップが際立つよう、現実での立ち位置を対比で表すため。

ヒロちゃんはすずをUの世界スムーズ活躍させるための便利屋

しのぶくんに手を握られて学校中の女子から叩かれ炎上する際のゲームのような演出も力が入っていましたが、あまり必要性を感じずやりたかっただけのように見えました。

敵役の魅力も乏しいです。

明らかな噛ませ犬だと竜の強さが伝わらず、バトルシーンにも緊張感が生まれません。

自警団とのバトルはストーリーの本筋ではないですが、アンベイルという重要能力を持っています

そんなキャラクターの作りが蔑ろなのはマイナスしかありません。

何故Uの管理者でもない彼らが、キックブロックや削除ではなくAsオリジンを暴く能力を持っているのか。

権威がある印象をつけるためスポンサーが多数いる描写がありましたが、それでは説明になっていません。

おそらくストーリーが進めるため、ベルがすずになって歌うシーンを作るために作られたのだと思います

それでも説得力のある設定を付随してあげればいいのですが、それがなされていません。

そばはこういったものが多すぎます

描きたいシーンとシーンの間をとりあえず大きな齟齬が出ないように埋めているだけのストーリー

とりあえずでは見せ場に行く前に気持ちが躓き、せっかく力を入れて描かれたシーンが空虚に感じられてしまます

インストリーであるはずのすずの成長はこれでもかと言うほど分かりやすく描かれています

母が死んで歌えなくなった

Uの世界なら歌えるようになった

ありのまま自分でも歌えるようになった

母のように他者を救えるようになった

他者との関わりから閉ざされていた心が開いていく王道ストーリー美女と野獣オマージュし、今までやってきた得意なものを詰め込んだ今回の作品

新しい試みは何かあったのでしょうか?

技術進化した分はあったと思います

でもそれ以外は既視感のあるものほとんどで驚きがありませんでした。

唯一あるとすれば音楽へのこだわりでしょうか。

それもライブシーンに至るまでのストーリーで白けてしまうのがあまりにも勿体ない。

今の技術で、得意な分野で、わざわざ新しく作った意味は。

細田監督は何を伝えたかったのか。

わたしにはケモとショタクジラ電脳世界でのライブが描きたかたこしかからなかったです。

結論としては前置きで書いたものと変わらず、細田監督脚本他者に任せるか、共同にした方がいいと言うものになってしまいました。

残念ながら今回もやはりわたしターゲットにはなれなかったようです。

あくまわたしのものさしがストーリーに重きを置くのでこういった評価になってしまうだけで、他の評価軸で見れば全然楽しめる作品であると思います

まだ他の方の感想を読んでないので、どれくらい自分との感じ方どれくらい差があるのかちょっと楽しみです。

似た意見があっても嬉しいし、全然違う意見を読むのも面白い

書き慣れていないので読みづらかったかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます

2021-07-17

マリトッツォ食べました

一口から既視感があってなんだろうって思ったけど、ドーナツだよな

クリームたっぷりで好きだけど新しい味では無かった

2021-07-14

[] 213

 はてブを見たら相変わらず非モテ叫び的なものブクマがついていて、既視感を覚えた。いつも同じ話題で盛り上がってらあって感じ。

モテってなんだろうな。俺は学校ぼっちで話す相手が親しかいなかった時は、とにかく話す相手が欲しかった。理想友達理想彼女像を思い描いていた。

いろいろイタいことをしながら周りに適応していって、友達もできるようになって、女の人とも話せるようになった。

誰とも話せなかった頃に想像していた世界現実世界全然違った。みんながみんな友達彼女がいるわけではないし、いても別になんとなく一緒にいるだけのことも全然あるし。

なんというか、世界はそんな単純なものではないのだと思う。

誰とも話してなかったから、知らなかったけど。

人は嫌ってくるわけではなくて、関心がないだけで、挨拶したり普通にしてればそんなに悪い人はいない。田舎公立中学校的なワイルド世界だといるかもしれないが・・・社会人世界だと、少なくとも表面上で最初はみんないい人するんじゃないか

ホスト女の子が好きになるのも、ホストの本当の人格を見てのものというよりは、顔と演じられたキャラなどを見てのもので、アイドルを好きになるのと一緒だと思うんだよな。

本物志向の女の人もまあいるんじゃないかと、女の人と話すうちに思えるようにはなったよ。そこまで人のことを偏見で見たり見くびったりしちゃいけないんだと思う。

大多数はいい人のふりしてるだけでも、中には自分の好きなものを一緒に面白がってくれる人もいるよ。それが男か女かの違いはそんなに重要じゃないさ。知らんけど。

[]2021夏アニメ概ね見たざっくり感想

見てないのもそこそこ

一覧、大枠ストーリーアニメイトサイトが便利(https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=5806

前期で面白かったのは vivy、オッドタクシーゾンビサガ、ダイゼノン聖女

感想には偏りが強い

欠けてる部分は見次第追記しま




ヴァニタスの手記

しっかり作られててとりあえず間違いない

ミステリーよりバトルもの?会話劇がメインになると厳しそう



うらみちお兄さん

合う合わないが強く出る

暗いボケをしてツッコミなしのまま展開が変わるので実況など自分ツッコミする人向け



乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X

相変わらずでよかった

1期が予想以上に面白かったので期待



かげきしょうじょ!!

宝塚ベースは馴染みがないと取っ付きにくいなんて思っていたが新規でも大丈夫そう

しばらくは説明のような展開が続きそうで一気に出たキャラを覚えるのが大変

ストーリー次第では面白そうな雰囲気はある

3話男嫌い理由えぐい、そしてその先から面白さが出てきた



カノジョ彼女

良い意味バカラブコメ

勢いで突っ走るので何も考えず見るならこれ



現実主義勇者王国再建記

無能しかいない異世界に転生

現実主義以前に飛ばされた先がバカしかいないので見ててしんどい



小林さんちのメイドラゴンS

間違いないクオリティキー



Sonny Boy

サブカルみがある、というか1話何もわからない

このパターン最後まで謎を引っ張って爆死するか大成功するかの二極化



死神坊ちゃんと黒メイド

全編CGのコレじゃない感

アリスの体型がCGになったことで違和感が凄い

面白いと思った人には原作おすすめ



ジャヒー様はくじけない!

なぜかものすごいシャミ子を感じる…



白い砂のアクアトー

絵力、見せ方は今期トップクラス さすがPA

ストーリーも重くない程度に波がありそうで落ち着いて見れそう

以前の「色付く世界」は終盤の差しっぷりがすごかったので期待



SCARLET NEXUS

既視感の塊

元はゲームアニメ化



精霊幻想

過去1番ひどい導入転生

転生後スラムにいるので人探ししているサブキャラに「臭!近づくな!」的な反応をされるが、話の後半では全員忘れてるなど不安が残る

戦闘ベース萌えアニメとしてなら一定数残るのでは



探偵はもう、死んでいる。

1話戦闘作画ものすごいが結局なんなんだ

異能力バトルでもなさげミステリーだけでもなさげ、まだジャンルがよくわからない

ヒロインは人気でそうなのに死んでるし2話見ると会話がキツい



チート薬師のスローライフ異世界に作ろうドラッグストア

何もかも安い



月が導く異世界道中

冴えない僕が異世界転生をキッカケに俺ツエーってのはもう充分

主人公が何もしないのにモテる萌えアニメと同じ系譜



出会って5秒でバトル

導入は雑なのがデスゲームのお決まり

主人公特殊武器がいつ出るか、どう出るかを楽しむ

今はタイマンだけどこの先協力戦など展開した先はどうなるか気になる



転生したらスライムだった件 第2期 第2部

コミックス追い抜いてしまうのでは



NIGHT HEAD 2041

1話だと超能力系ってことしかからない、でもこの枠らしい雰囲気

中盤まで様子見

2,3話あたりからじわじわ面白

展開が狂気じみてるくらいが良い



ピーチボーイリバーサイド

現代ラノベテイストもりもり桃太郎

王道バトル系



ひぐらしのなく頃に

謎解き編なんだけど沙都子が何もしなければ平和だった説



ぶらどらぶ

独特な雰囲気タイトルblood loveから

吸血鬼絡みだけど日常系

独特な演出が目立つけど思ったよりストーリーが薄味



ぼくたちのリメイク

懐かしいラノベ

記憶キープで過去に戻ったのに平凡なまま、むしろ無能よりな雰囲気

話の進みが今以上に遅くなると飽きが先に来そう



迷宮ブラックカンパニー

ギャグアニメとして楽しめる人が見よう、一部の人には辛いかもしれないが笑える

展開もサクサクでそこまで無理がない

1話の終わりは引きが強いので2話以降より期待



RE-MAIN

マイナー水球アニメ

全国トップ主人公事故で丸ごと記憶をなくした所からどうするかが1話

記憶ないのに周りが期待するからすぐ水球やるとならないのは良い

結局やるんだろうけどルールなど見てる側が馴染めるかどうかが鍵になりそ



2021-06-28

普通に東京オリンピックを観たかった

東京オリンピックの開催を僕はそれなりに楽しみにしていた。

2013年2020年夏、東京でのオリンピック開催が決まったとき、その時は余り感慨は無かった。アルゼンチンから流れてきていた当時の首相安倍都知事の猪瀬、滝川クリステルの喜びようはなんとなく空騒ぎのような気がして直視できないような気がした。7年後の出来事が決まる。それが自分の住む街で行われるとはいえ7年先はやはり未来で、しばらくはオリンピックの事は心の辺鄙な片隅に置かれた。

そうは言っても東京の街は少しづつ変わって行った。旧国立競技場は柵に覆われてあっけなく解体され、看板には多言語の表示が増えていった。公式ロゴ新国立競技場をめぐるゴタゴタは日本システムリーダーシップへの既視感的な幻滅とうんざりとした気持ちを新たにさせたけど、自分の中のオリンピックのものの大まかなポジティブさには余り影響を与えなかったように思う。

1964年のことはもちろん知らないし、その時みたいに無邪気な美しい未来を思い浮かべることはできなかったと思うけど、イギリス人の友人が話していたロンドンオリンピックの時の街の高揚感を東京が感じるための準備は少しづ工事現場の柵の向こうで進んでいるような気がしていた。

2019年の冬ごろ、用事があって神宮外苑に頻繁に行くことがあった。新国立競技場ほとんど出来上がってきていて柵の向こうのスタジアムは少し安普請にも見えたけど、少し空いたゲートの隙間から見えた芝生は緑で冬の午後の太陽に照らされていた。新国立競技場の他もすっかり模様替えしていくのかと思っていた外苑周りは思いのほか手をつけそうな感じではなく、古びた案内板は昭和雰囲気もまだ保っていた。

東京の街のそこここに掲げられた(今も掲げられている)TOKYO2020の旗は、みんなが満足するわけではないけど、少なくともいっときの楽しみを持てる未来への予告のようでもあり、それを一緒に収めた街の写真は数年後になったら目が覚めて忘れてしまった夢を思い出すきっかけになるんじゃないかと思えた。

2020年コロナウイルスで塗り込められた。当然のようにオリンピックの開催は誰にも望まれず、翌年への延期となった。その時でも翌年になったらこれまでのようなオリンピックが開催できると思った人はほとんどいなかっただろう。街にかかったTOKYO2020の旗は街灯にぶら下げられたまま古びていった。

そしてオリンピック開会式まで一ヶ月も無くなった今日この文章を書いている。

オリンピックはおそらく予定通り開催されて、おそらく観客を少し入れることになるだろう。海外からの観客はほぼゼロだけどメディアうつされる競技はそれなりに競技者たちの努力を伝えて、見ているものを感動させることもあるだろう。

でもそれが東京で開催されているということを住人として嬉しく感じられることはほとんどないだろう。本当だったら一生に一度あるかないかのような自分の街でオリンピックが開催されるという経験は、オリンピックのの抜け殻のようなイベントの開催に代替されて失われてしまった。

競技者の方の思いはあるだろうけど、僕は本当の正真正銘オリンピック東京体験たかった。普段冴えない街並みがその時だけでも晴れやかに彩られて、少しの間は将来の不安なんかも忘れてスポーツに心を奪われたかった。たとえそれに多額の税金が注ぎ込まれていても、それが誰かの懐を膨らましたとしても、そして祭りの後に思ったような経済的皮算用が実現しなかったとしても、それは受け入れることができると思っていた。

あと三週間もすればオリンピックニュースコロナウイルス感染状況のニュースが同時に語られる。どちらにより時間が割かれるようになるのかはわからない。ただそこにあるオリンピックは僕が体験たかったオリンピックではないし、僕が本当に見たかったオリンピック自分の住む東京で開催されることはもうない。

2021年に力なくはためくTOKYO2020の旗は目が覚めてもなぜか記憶に残る嫌な夢で見た景色になるのではないか

2021-06-24

届いた本をウキウキで読んだら

ページをめくってもめくっても既視感しかない

やっちまったよ

2021-06-22

増田の中に未確認が混じっている

マジで「強い奴を殺したら加点」「雑魚狩りは減点」とかそういう感じなの?刑法って。

これに対する既視感がようやくわかった

ゲル

高寺成紀現代人の感性からグロンギ種族像を考え付いたらしいが、先見の明があったのは間違いないようだ

anond:20210622074354

2021-06-20

30歳、もうそろそろ限界かもしれない

生きる目的がない。動機がない。

やりたいことリストを書くために紙を取り出しても、書きたい項目が何もない。本当に一つもない。

 

趣味もない。

強いて言うならゲームとか、動画視聴とかになるだろうが、それすら暇をつぶすために無理やりやっているようなものになってしまった。

新しいもの出会った時の楽しさ・ワクワクなどもう感じることはない。

世の中には既視感あるものにあふれていて、すっかり鈍色になってしまった。

 

精神科鬱病と診断されて投薬やカウンセリングを受けたこともある。

何の効果もない。

そもそも病巣は私を取り巻くこの閉塞した世の中にあるじゃないのか?

 

仕事もつまらない。

ITエンジニア、30歳、年収700万。

日本の平均年収を考えれば恵まれている方なのかもしれない。だがそんなことを考えても無意味だ。

途上国より日本に生まれたほうが恵まれているとか言われても、全く幸せにはならないだろう。

 

そもそも日本に生まれたことは恵まれていたんだろうか、とも考える。

日本はいろんなものが整いすぎていて、自分必死努力などしなくても生きて行けてしまう。

使命も役割もないモブキャラとして生きている。自分が何者か、社会から役割を与えられない。

明日を生きれるかもわからない紛争地帯に生まれていれば、今より確実に不幸だろうが、今より確実に充実した生を生きれたのではないか

歴史ドキュメンタリーなんかを見て、中世戦後直後を生きていた人たちに憧れたりする。当時はもっと生きるということがシンプルだったのではないかと。

 

人間が分からない。他人が分からない。

みんな何を考えて生きてるんだろうか。何を動機にして生きているんだろうか。

建前ではなく心から、その動機のために明日を生きると言えるのだろうか。

なんとなく生きているのだろうか。死ぬのが面倒で苦痛からしょうがなく明日を生きているのだろうか。

私と同じようなことを考えながら生きているのだろうか。

 

もう疲弊して摩耗した。

世界は鈍色でどんよりしている。

私には動機がない。

いつから生きるために動機必要とするようになったのだろう。

もう覚えていない。

2021-06-02

近年の海外ファンタジー洋書

海外ファンタジーはなかなか翻訳されることがなく、翻訳されてもシリーズが途中で止まることも多い(マラザンみたいにね)。

ということで必然的原書で読むことになるんだけど、同好の士の参考になればと思い、近年読んだもの評価をまとめた。

ちょっとやすくした)

ファンタジーに限らず、出版社からちゃん出版されるもの自費出版とがあって、近年は自費出版ものも質が大変向上している(とはいえ玉石混交)。ざっくり言うと、自費出版の大半はライトノベルのような内容とクオリティ

アポカリプスものが大流行したSF界のような大きな傾向がファンタジーにあるかというと、ちょっとよくわからない。エピックファンタジーよりもダークなものが売れているように思う。

てことで近年読んだ本の中からいくつか紹介。あくまでも個人的趣味です。

(後半疲れたので作品紹介は適当になった。これは一部でまだ大量にあるので時間があれば)

【傑作!】
Ash and Sand 三部作(Richard Nell

最of高。ダークが好きなら迷わず読め!!

Rukaという主人公はここ10年で読んだ小説登場人物トップクラスに好き。

「Ruka, called a demon at birth, is a genius. Born malformed and ugly into the snow-covered wasteland of the Ascom, he was spared from death by his mother's love. Now he is an outcast, consumed with hate for those who've wronged him. But to take his vengeance, he must first survive. 」

母の教えに従いRukaは自分が殺した相手の墓を心の中に作り埋めてあげる。そのうち、心の中の墓場幽霊が出てきて……

Raven's Mark 三部作Ed McDonald)

ダークでグロテスクラヴクラフトを思わせる独特の世界観。とても良い。

One hundred years ago Nall's Engine was fired on the enemies of the Republic, and in its wake it left a blackened and scarred landscape known as The Misery. Beyond The Misery, a wasteland of corruption and dark magic, reside the even darker entities known as The Deep Kings. They want nothing more than to destroy the Republic, the realm of men」

「誰かが俺たちがくることを忠告しやがった。信者たちは空の部屋と違法経典をいくつか残して姿をくらました。食べかけの皿、開きっぱなしの箪笥の引き出し。持てるものだけ持ってThe Miseryに逃げ込んだ。制服を着てたこ司令官が言ってたな。The Miseryに好き好んでいくのは追い詰められてヤケクソになってるか馬鹿野郎か欲に駆られた奴だけだってあいつらはそれだけヤケクソになってるんだ。俺は10人くらいの馬鹿で欲深い男たちを集めて奴らを始末しに出かけた。」

おすすめ

傑作!とまではいかないけど面白いよ。

Will Wightの作品 ※自費出版ファンタジー界のブランドン・サンダースン。とにかく読みやすく、そして読ませる。

  ・Cradle シリーズ(未完結)

    武侠ドラゴンボールRPGの影響感じさせるシリーズ。とても好き。

    madraというエネルギーを使えるものけが様々な武力能力を向上させることができる世界で、madraの適性がない少年Lindon「空」と書かれたバッヂを胸に下げている。

    ある日、天上人に命を救われた彼は、未来を見せてもらうが、そこで見たのはなんとかmadraを使えようになり幸せに生きる自分の姿だった。しかし、同時に村が神獣に破壊される運命であることも知ってしまう。村を救うために、死に物狂いの特訓が始まる。

・Robert Jackson Bennett(カンパニーマンだけ翻訳済み)の作品 ※どれもおすすめ

  ・Founders 三部作(未完結):魔力をベースに構築されたスチームパンク世界

  ・The Divine Cities 三部作(完結済み)

   「You've got to be careful when you're chasing a murderer through Bulikov, for the world is not as it should be in that city. When the gods were destroyed and all worship of them banned by the Polis, reality folded; now stairs lead to nowhere, alleyways have become portals to the past, and criminals disappear into thin air.」

・Borne(Jeff VanderMeer:シリーズらしいが……)※サザーンリーチワンダーブックの作者。どちらかというとアポカリプスSFか。

  ゴミを漁って生活しているRachelが、馬鹿かい熊の化け物Mord(空も飛べたりする)の毛にくっついていた変わった生き物を発見してBorneと名付ける。Borneはすくすくと成長していき……

・The Burning シリーズ(Evan Winter:未完結)

これまたダークな作品

War for the Rose Throne シリーズ(未完結)

戦争から帰ってきたギャングがいつの間にか女王仕事をする話


・The Silent Gods シリーズ(Justin Travis Call:未完結)

魔力を持ってると殺されてしま世界で生まれ少年の話。ありがちだけどよくできてる。


【まあ、そこそこ】
・Malazan Book of the Fallen シリーズ

「押しよせる帝国軍. 迎え撃つは空に浮かぶ要塞―― 女帝ラシーンが帝位に就いてから七年。以来マラザン帝国は多くの自由都市に侵攻し、大陸をまたぎ、海を越えて版図を拡大してきた。そして侵攻作戦がジェナバキス大陸に及んだ今、若き貴族将校パランは、秘められた魔道の力を知ることになる……空中要塞や異種属との攻防、兵士たちの野望と葛藤、そして渦巻く神々の思惑――猛り狂う運命の波濤を荘厳かつ凄惨に描き、現代最高との呼び声も高いファンタジイ群像劇」らしいよ。

少しだけ翻訳されてたけど、原書は完結済み。キャラクタードリブンではなく世界観を見せていくやつなので、合わない人には全く合わない。あと一巻が読みにくいので、そこを過ぎれば、なんとか行けるかな。

ちなみに、8巻まで読んで今は休憩中。

賛否あると思うけど、4巻の「House of Chains」までは読んで欲しい。

シリーズ名の通り、次々と登場人物死ぬしかし、死んだ人物普通に活躍したりもするので、その辺が後半になると弱い感じがしてくるところか。

・The Moontide Quartet シリーズ

【暇があれば、どうぞ】
・Chronicles of an Imperial Legionary Officer シリーズ

「A nobleman from an infamous family, imperial legionary officer, fighter and a right proper bastard of a man… Captain Ben Stiger finds himself reassigned from a crack legion to the rebellion simmering in the South. Placed in command of a truly terrible company, the 85th Imperial Foot, he is unknowingly sent on a suicide mission to resupply an isolated outpost, the garrison of Vrell.」

割とたまによくあるんだけど、ローマ帝国風とファンタジー要素を合わせたやつ。

結構読ませる。


The Queen's Thief シリーズ ※グロいシーンがあるんだけどジュブナイルかも

「The king's scholar, the magus, believes he knows the site of an ancient treasure. To attain it for his king, he needs a skillful thief, and he selects Gen from the king's prison. The magus is interested only in the thief's abilities. 」

・Sorcery Ascendant Sequence シリーズ

「When Caldan’s parents are brutally slain, he is raised by monks and taught the arcane mysteries of sorcery.」既視感のある設定!

・The Winnowing Flame三部作
Art of the Adept シリーズ
・The Nevernight Chronicle シリーズ
・The Chathrand Voyage シリーズ


【これはダメだわ】

絶対に読まない方が良い。

・The Sorcerer's Oath シリーズ(Jenny Ealey)
・West of West シリーズ(Angus Watson
・The Ties That Bind シリーズ(Rob J. Hayes)

2021-05-19

anond:20210518195105

前読んだのとノリが同じで既視感あった

前回は障害者で今回はドカタ家庭

元増田意図するところはなんだろう

2021-05-12

ワクチン接種に集う爺婆の既視感

あれだ、ユニクロマスク発売時に行列作って並んでるヤツと似てる

(バイヤー除いて)今急いで密集して行動したら余計感染リスク高まるじゃん。ワクチン接種すれば100%感染しない訳でもなし。副作用起きるかもしれないのに

2021-04-29

2ページ目以降に1ページ目の内容を紛れ込ませるサイトなんなの

具体例を挙げるとTogetterトップページPC版ではなくスマホ版)がそうなんだけどさ

https://togetter.com/

「注目のまとめ」欄にずら~っとまとめタイトルが並んでいて、最下部にページネーションがある訳よ

それの「次へ」をタップするともちろん2ページ目が開くんだけど、

そこにさっき1ページ目(=トップページ)で表示していたまとめがいくつか紛れ込んでるの

当然のように3ページ目以降にも紛れ込んでくる

おかしくない?おかしいよね?トップページに注目のまとめをランダム表示しているなら分かるよ

でも一番下で「次へ」を押したら2ページ目に行く以上トップページはれっきとした1ページ目な訳よ

そこに一度表示したものをどうして2ページ目以降にまた表示するんだろ?既視感がウザくて困る

ちなみにTogetterだけではなくポツポツとそういうサイトを見かける 流行ってんの?

2021-04-24

anond:20210423151119

雑な煽り文。真剣に憂いている業界人ならこんなことを喧嘩口調で言わないよ。細かく指摘しておくけどどうせ読まねえだろ。元増田以外の人向けに書いておく。

そこに近年のジェンダーレスの流れが来ており

リベラルの言う「ジェンダー平等」は「ジェンダーレス」だ(みんなオトコオンナみたいになれってことか!)というのは典型的ネトウヨ言い草事実としてジェンダーレス」を主張するような人は、いたとしても一般的リベラルではない。「平等」と「レス」は全然違う。こんな言葉さらっと出てくるあたり、元増田の素性がうかがわれる。

公に語られることは少ないがこの一件はハイレベルエンジニアの中で「性別ではなく能力優遇すべき」と思わせる一件となった。

誰も知らない事情をなぜか僕チンは知ってる」系の物言い。これも既視感ある。元増田業界事情に通じた「ハイレベルエンジニア」(自称)なのかな(皮肉)。

日本のみならず世界的にIT業界リベラル思想の人々が多い業界とされている。それは体感的にもその通りなので、ここではこれを真として扱う。

周りの人がみんな左寄りに見えるとしたらその人はどういう人なのか。元増田自分自身リベラルよりだとは一言も言ってないし言わない。たぶんそうではないからだ。


そもそも元増田アファーマティブ・アクションについて全く理解していない(あるいはそういうフリをしている)のは置いておくとしても、

男性優遇されてる会社時代ではあることは認めるよ。

からといって男性差別したらダメでしょう。

我々は平等社会を追求すべき

とまで言うなら、〇〇が支配する「〇〇優遇社会」で〇〇が「平等」な選別をしたら結果として「差別温存」にしかならないことくらい分かるわけで(たとえば〇〇に、白人、と入れても、日本人、と入れてもいい)この物言いは明らかに僅か数行の中で矛盾をきたしている。そんな差別的な状況を覆して「平等社会」を追求する強制的介入の一手段が「アファーマティブ・アクション」だ。

男性優遇されてたから不遇な目に遭うべき」のような理屈は通らない。

男性優遇されて「きた」から「不遇な目に遭う」のではなく、まさに今現在優遇されて「いる」から女性も同様に目に見える優遇をしないと「フェア」ではない、というのがアファーマティブ・アクションポイントである。今ある優遇のことをさらっと過去の話にするところなど、実に卑怯だ。

少なくとも「平等社会」をうたい文句に、現に行われている「アファーマティブ・アクション」をやり玉に挙げるなら、「じゃあ他にどうやって今ある差別を解消するの?」という問いへの答えがないと全く説得力がない。もし「それを考えるのは僕の仕事じゃない」と言うなら、少なくとも、それを考えて実際に行動してる誰かさん仕事ケチをつけるのは控えるべき。元増田の言ってるのは、「僕ちんの狭い観測範囲におけるお気持ち表明」に過ぎないコドモの理屈である。いい大人がこういう見解を垂れ流すのは、情けないを通り越してもはや「邪悪」だ。

2021-04-13

SSが怖い

私は!!から新規オタク。色々あって精神的にダメだった時にALKALOIDとCrazy:Bに出会い、沼に転げ落ちた。

ベーシックストーリーもちまちま追いかけている。

私は、ついこの間やっていたアニスタ一挙配信を見た。アニスタは、某監督であるというのも相まって沼にハマる前からちょっと気になっていた。

………メインを読んで話の流れがわかっているとは言っても、SSスバルのシーンは本当に辛かった。と同時に、既視感を覚えた。

ユニットセンター主人公ポジションの子ステージ上で泣きながら謝る姿。私はこれを過去2回見たことがある。同じ監督作品で。

から、将来的に映像化されることを考えたなら、今回の!!2部SSで、天城兄弟が泣かされる可能性は、6割ぐらいあると思うのだ。

それが怖い。いくら泣かされる展開に慣れがあるとは言っても辛いものは辛い。

本当に怖い。みんな笑顔で終わって欲しい。

2021-04-12

anond:20210411233533

なんか既視感あると思ったらそれか

男は日常的にボコボコに殴られてフォローもなく捨てられて終わりだけど、女はいじめられても加害者が謝ってくれるんだぞ!男と大違い!みたいな

2021-04-10

anond:20210409152336

何か既視感があると思ったが、「宮崎勤事件オタク叩き」だった。古すぎる話で悪いが。

その事件からアナロジーで言えば、「得体のしれない存在」だからレッテル貼りが起こる、ということなんだと思う。

宮崎勤の部屋の床を埋め尽くす大量のビデオ映像が強烈で、「こんな異常な趣味人間思考回路がわからない」という反応が起こり、その後オタク叩きが始まった。

当時「オタク」は今と比べて全く市民権がなく、コミュニケーションをとろうとしない得体のしれない奴らだった。

人は得体の知れないもの自然と恐怖心を持つ。排斥されるのは当然といえば当然の反応だったのかもしれない。

ということで、弱者男性も「得体の知れない」存在を脱するために、何かアクション起こす必要があるんじゃないのかと思うが、どうでしょう

増田に書き込んでても埒が明かないよね。

オタク市民権を得るうえでは何がよかったのかなぁ。すごい長い時間かかったと思うけど。

例えば、岡田斗司夫みたいに名前を出して主張することなのかな。

ただ、オタクの例と根本的に違うのは、オタクは「趣味」の話であって、弱者男性は「社会問題」の話なので、「いいね」と共感してもらって同じ趣味人口を増やすっていう話じゃない。

「救済されるべき社会問題を解消してきた例」を探すとすると、「LGBT」とか「ハンセン病」の方が近いか

これも誤解による差別を晴らすのに長いことかかった例だが。

そっちの例で言っても、「得体の知れない」状態から脱却するためには、誰か実名で困難さをアピールするしかないような気がするね。

2021-04-08

弱者男性」というアイデンティティに救いを求める人たち

知り合いに親の介護で苦労してるやつがいるんだが、詳しい話はやめておくけど、簡単に言うと「自分は不幸で理不尽に虐げられている」という認識にすごくこだわるんだよな。確かに大変だとは思うんだが、「月に何日か人に任せて、息抜きに遊んできたらいいんじゃないか」とアドバイスしても、頑なに「いや、俺が何とかしないと大変なことになる」と言って聞かないどころか、細かいことにこだわって次々と自分仕事を増やして「あれもこれもしなきゃいけない、俺は本当に大変なんだ」と言ってくる。それでなお「根を詰め過ぎたら潰れるぞ」と言い続けると、「お前は俺がどんなに苦労しているか分かってない。俺の苦労を認めないつもりか」と怒り出す始末。

彼は社会性はあるし人格問題はないんだが、おそらく、自尊心というか自分肯定感が非常に低いのではないかと思う。介護のために、彼が誇りを持ってやっていた仕事を変えざるをえなくなったことも影響しているのだろう。その欠落を、親の介護きっかけに「理不尽に苦しんでいる自分は、だからこそ真っ先に救われる資格がある」というアイデンティティで埋め合わせるようになってしまったように見える。彼の不幸を軽くする要素は「不幸な自分」という自己イメージを壊してしまうから、結果として、介護されている親(不幸の原因)に対しても、それを心配する周囲(「不幸な自分」というアイデンティティを取り上げようとする人)に対しても、常に攻撃的に振る舞うようになってしまった。正直、最近は彼と話をするのがつらい。

で、本題なんだが、ここ数日「弱者男性」についての議論を眺めていて「これは同じ話だな」と思った次第。もちろん、彼のプロフィールは「弱者男性」とは程遠いのだが、「不幸な自分」というアイデンティティにこだわる姿勢にとても既視感がある。これは、政治に影響を与えているという意味では社会問題なんだが、その解決策は実はカウンセリングなんじゃないか。おそらく、どれだけ福祉政策的な改善策を進めても、自分アイデンティティの欠落を埋めるためにいつまでも「敵を見つけ続ける」ことになるんじゃないかと思う。

追記: まとめを作っている人がいるのでぶら下げておく。 anond:20210408163950

2021-03-30

コロナ関連のはてブに覚える既視感

PCRちゃんとやっていれば」

GOTOやらずにちゃんとしていれば」

緊急事態宣言もっと早く出していれば」

政府が〇〇していれば」

「「「「こうはなっていなかったのに」」」」

  

はてブでよく見るこういう言説に常々既視感を覚えていたのだが、何か分かった。

けもフレ騒動でよく見た、批判相手悪魔化するためにその力を盛りに盛るやつだ。

彼らの中では、世界中で何百万と亡くなっているこの疫病を、簡単対応次第で0に出来たと考えているらしい。

すげー日本すげー、ネトウヨなんて目じゃないぞこの超評価

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