はてなキーワード: 青春とは
ん?トーンポリシング?
ごめんね、そんなに急にギャオオンされても意味がとれないよ、落ち着いて。
元記エントリでは絡まった倫理的問題個別の命題に切り分けてどこまでが意見のすり合わせができそうなのか論じてるのに、
急にそこに自分ででっちあげた定義をねじこんで読み替えちゃったら
「あ、こいつは高等教育機関でで文章書く訓練は受けてこなかったのかな」と思っちゃうのは仕方ないよ。
お画描きばかりして青春を過ごしたかな・・ 誤解だったらごめんね。
おつむゆるふわなサブ学問の徒でも便利に振り回せるように天上のフェミ様から与えられた便利な用語の使い方も満足にわからないんだから救われないよなw
その直前くらいからセントルイスやツービートの人気が出てきて、それまでの「青春」「熱気」「根性」みたいなものが否定されて、汗をかいたり、なにかに一生懸命なのが笑われるという「冷笑的な」風潮になってきます。学歴が大事で、田舎者やスポーツやる人間はアホ、というように世の中の評価も変わってきたんです。
そういう風潮の中でとんねるずが出てきて、おれたちゃ「高卒」「体育会系」を売りにして、単純で馬鹿である、というのを売りにしたんです。自分らは「今やバカにされる存在の」体育会系の脳筋ですが何か、というスタイルで出てきたんです。
なので、私もそうだけど、とんねるずのファンは、あれらを「あるある!」とバカにして笑ってたんですよ。そして、それは彼ら自身も分かってたはずです。時代的に「自分らの」体育会系なスタイルが時代に合ってないと。だから、それを逆手にとって。ビートたけしがバカにしてたような「架空の人々」の実在バージョンとしてとんねるずは出てきたんです。
そんな増田にはぜひ『きまぐれオレンジロード あの日にかえりたい』を観てほしい!
恭介に○○○を使わせないという、原作の根源を覆すような設定にあえてすることによって!!
一人の、いや、三人の青春の終わりとその痛みを描ききった!!!アニメ史上に残る傑作だから!!!!
(多くの原作ファンからは大不評だったことに目をそらしつつ…いや俺も原作ファンなんだけど、本当に好きなんだよ、『あの日にかえりたい』)
すごく残念だけど痴漢はありふれた性犯罪だから、増田が痴漢したところで、増田個人の存在が被害者の記憶に刻まれることはなくてワンオブゼムの犯罪者、「豚野郎」の一員にしかならないよ。
痴漢されても、友達から「えーかわいそう!そんな豚しんでしまえばいいのにね!」「かわいそうだからジュースおごる!」とか慰めてもらったり「俺と一緒に学校行こう見つけたら突き出してやるよ」とか、増田から見たら恐らく眩しくてたまらないだろう彼らの青春の1ページのちょっとしたスパイスになっちゃってるのがせいぜいだと思うよ。
実際、私がJKだった時もしつこい痴漢がいて学校で怒ってたら、仲のいい男友達が「じゃあ俺一緒に電車乗ってやるよ」と言ってくれて実際に突き出すまでもなくその痴漢(多分。尻の手があっという間に引っ込んだから)が撃退できて、結局「一日だけじゃ心配だし」とかかんとか、なんだかんだあってその男友達が彼氏になったりとかしたから、今思えばまぁ彼にとっては幸いというかさ。それでこっちは痴漢の顔も年齢もどんな奴かもぜんぜん分からないままだよね。あんなのはロクでもない人生を送ればいい、とすら思わなくてこういう増田を読まなかったら思い出さなかったぐらい。私につきまとってた痴漢もこんな犯罪者になってなきゃいいけど、しんばい、って感じ。
もともとドラマの続編であるが映画を前提に作られている企画だ。
内容は真摯で、深夜枠も頷ける。派手さはない。人の心をえぐる青年の不運な青春を描いている。
青年は地味でコネもなく営業で頑張る新人サラリーマンだ。都会の荒波に負けて負けてそれでもがんばる男である。
多分おっさんが見たら泣く。
主演は池松壮亮、ヒロインに蒼井優、脇役に井浦新や柄本時生、松山ケンイチなどが出ている。
この5人のうち1人でもいれば国は助成金を出すのではないか…という高い評価を得ている賞レースおなじみの面々だ。
さらに監督は真利子哲也という若手でとんがった作品を誠実にとる監督で、平成30年度の新進芸術家海外派遣制度もうけている。
真利子の映画「ディストラクション・ベイビーズ」は国内外で新人賞をとっている注目株だ。
お金は大事であるが、芸術文化振興基金助成金で出る金はそんなに高くない。せいぜい広告1本か2本打つくらいの金額だ。
別になくたってこれだけのキャストと監督と原作があれば作品に金を出す人は居るだろう。
しかし国は、ピエール瀧一人の罪で、これだけのキャストと監督と原作の1クール&映画分の努力を認めないと「後出し」した。
大体社会貢献云々の項目が芸術文化振興基金助成金対象作品に適応されたのも驚きだ。
選ばれる映画は大体喫煙しているし人が銃で死ぬし違法行為もあったりなんか結構アウトローだったりする(偏見)。
そもそもこんな前例あっただろうか。突然改正って、誰が作って誰が決めたのか。誰にそんな権限があるのか。
単純にお馬鹿だ。あいトレとは違う。こんな一流クリエーターたちを集めておいて表現を規制するような行動をしてしまった。
映画業界、役者業界含め表現規制には相当敏感だ。戦中に彼らが苦しい思いをした歴史的背景も大きい。
役者業界が声を上げたらどうなるのかその辺も考えられなかったんだろうか。
本当に、考え無しである。蒼井優が家で愚痴って山ちゃんが聴取率高いラジオで不満をぶちまける展開、誰でも考えられるだろうに。
助成金が出る映画は外れが出ないのだが、今後の映画に関してはもう分からない。
この件によってもう「芸術文化振興基金助成金」というクレジットの信用を失ったのだ。
金に困ってない映画はもう申請しなくていいよ。宮本は今からでもクラウドファンディングだせ。
「スガキヤのソフトクリームは増税で値上がりしても160円。ミニなら110円。この値段でこのクオリティのソフトクリームは東海地方の学生たちの青春を支えているといっても過言ではないでしょう」
東京への出張の帰り道、名古屋に向かう新幹線の中。自由席で三人がけの通路側を確保し、ようやく終わった出張の疲れを癒すため寝入ろうとしたとき、隣の二人組の会話が耳に入ってしまった。話の入りは聞いていなかったが、スガキヤという馴染みのある単語が耳についたのだろう。俺は住まいは三重だが、大学も職場も名古屋であるため所謂ナゴヤメシには思い入れがあった。確かにこのヒゲの中年男性の言う通り、スガキヤのソフトクリームは学生時代よく食べた。
「そうは言ってもラーメン屋でしょ? さすがにソフトクリームだけを注文するわけにもいかないから、学生にラーメンの値段は重いんじゃないですか?」
「なにもわかっていないな」
声に出してしまっていた、と誤解するほど中年男性とシンクロしてしまった。
「スガキヤのラーメンはオーソドックスなメニューで330円。卵を落としても380円と非常にリーズナブルなんだ。それに加えて、スガキヤはイオンなどのモールに出店していることが多く、ソフトクリームだけなんて頼み方も全然アリだ」
より補足するなら、大学やパチンコ屋にも出店している。かくいう俺の通っている大学にもスガキヤのコーナーがあった。
「ふーん」
「おいおい、随分冷めた目だな」
「いやだって、330円のラーメンと言われても。僕が通ってるリストランテなら水ですよ」
「そのキャラなんか懐かしいな」
「そうですか? この前のグラタンときとかもこういう話をしたと思いますけど」
「そ、そうだったな……」
「ラーメンはいいですから、その名古屋アイストライアングルの一つ目がスガキヤのソフトクリームということですね」
名古屋アイストライアングル? 全く聞いたことのない言葉だ。名古屋に有名なアイスなんて他にあっただろうか。
「うむ。110円〜160円というソフトクリームの値段帯としては低層ながらも味量ともに中々のクオリティだ。ちなみに、このミニとレギュラーの差は店員の目分量らしいから、新人バイトが多い4月や5月はミニを注文してもレギュラーの量でくることがままあるらしい、が俺はまだ当たったことはない」
この男詳しいな。俺は一度、ミニなのにレギュラーサイズどころか、明らかにふざけた量のソフトクリームを出されたこともある。
「次だ」
中年男性が手で若い男のツッコミを制し、続きを語り出した。そうだ名古屋アイストライアングルのあと二角だ。
そうか、それがあったか。アイスという枠で考えたことがなかった。
「あー、甘味部の皆さんに奢ったっていう」
「そうだな。なのでここでは紹介を省略しよう」
む。残念だ。俺なら、あえて「おかげ庵の抹茶シロノワール」あたりを勧めたいところだ。おかげ庵は、どこにでもあるコメダと違って、なんと愛知県に7店舗しかない希少な店舗だけに、この中年男性も知らないことだろう。特に杁ケ池のあたりにある店舗はよく通ったものだ。
「そして名古屋アイストライアングルを形成する最後の一角が……」
ごくり、と唾を飲み込んだ瞬間、携帯電話が鳴り出した。
「おっと。お兄さんすいませんね」
そう言いながら二人は電話をしてもよいデッキへ移動し始めた。いやそれより、アイストライアングルの最後はいったい……
「お兄さんすいません煩かったですよね」
喋りかけられてしまった。よほど気になる顔をしてしまったのだろうか。
「い、いえ……」
名古屋アイストライアングル、いったいどの店のなんのアイスだったのだろうか。どうもあの中年男性の物言いからして、大須や栄にある女学生向けのフォトジェニックなアイスクリームではなさそうだ。ううむ気になる。
あの店だろうか、こちらだろうか、いやでも、しかし…… 早く知りたい。そう考えを巡らせていると、いつのまにか新幹線は静岡の辺りを走っていた。名古屋はまだ遠く、あの二人組は戻ってくる気配がない。
そんなことに思いを馳せていたら、新幹線の車内販売がやってきた。少しきを落ち受けるために、コーヒーでも飲むか。
「はい、ホットでよろしかったでしょうか」
無言でうなづく。
「ご一緒にアイスクリームはいかがでしょうか? コーヒーとご一緒ですと、60円お得になります」
ずっとアイスのことを考えていただけに渡りに船だ。ここでアイスクリームを頼まない手はないな。
「こちら大変硬くなっておりますので、少ししてからお召し上がりください」
そういって、席の前のテーブルを倒し、コーヒーとアイスクリームを置いてくれた。しまった、よく考えたらあの二人が帰ってきたときに少し気まずいな。まあ、良いか。今はとにかくアイスが食べたい。コーヒーを飲みながら、アイスが程良い硬さになるのを待つ。それにしても、こうしてアイスクリームが手元にあるからこそ思うのだが、名古屋アイストライアングルとはいったいなんなんだろうか。アイスを食べながら、アイスのことを考える、典型的なデブの発想だな、と自分で面白くなってしまった。
名古屋アイストライアングルの、スガキヤとコメダは名古屋に戻ってからいくらでも食べられるが、最後の一角の正体を見極めないと、いくらアイスを食べてもモヤモヤしていまいそうだ。
いったい……
目の前のアイスクリームは、まだ硬かった。
そこには、多分ほかの腐女子が持っていないような理由が含まれているのだと思う。
私はむっつりスケベな処女だ。更にいえば、今まで男性と手を繋いだこともないようなモテない喪女。本当は彼氏欲しいし、キスやセックスもしてみたい。だが、出会いのなさや人間関係の気疲れもあいまってなかなかその夢は叶わない。(単にブスだからかもしれない)
だからこそ、普通の恋愛漫画を見るのはあまり好きではない。過ぎ去った青春も勉強に終われ、理想の学園生活とは無縁。自分と程遠い生活を送る少女漫画の主人公は、見るだけで心が傷む。
しかしBLはどうだろう。その世界では、イケメン同士が恋をしてエロいことを繰り広げている。そこに女の介入など不可能。どんな美女が登場したとしても、結局結ばれるのは男と男なのだ。これなら、架空の女の子に嫉妬や憧れに似た変な気持ちを抱かなくて済む。自分と比較しないで良いというのが、私がBLを好きなひとつの理由だ。
チョコレートを食べたことの無いガーナの子供たちがチョコを夢見てカカオを育てるように、腐女子の私はゲイセックスを経験せずに(出来ずに)それを妄想して楽しむ。それは、都合の悪い部分は無視され、完全な理想を詰め込んだ1級品の妄想だ。当事者になることがないからこそ、安心して妄想に勤しめるのだ。(もし私が男女のエロ漫画に読みふけり、いざ男性とのセックスをしたらと思うと……!きっと現実と理想の違いにうちひしがれてしまうだろう)
完全なる架空のものとして楽しめて、現実をつきつけられる訳でもない、そして、エロいものを提供してくれるBLというコンテンツ。だから私はBLが好きだ。
……断っておくが、腐女子の中には彼氏持ちや子持ち旦那持ちの人もたくさんいて、もちろん可愛い子もリア充な子もたくさんいる。
私のクソな考えを、さも腐女子の代表の言葉のように扱って、『腐女子はモテないからBLに走る』などとは決して思わないでほしい。
まあ、タイトルの通りなんだけど、人間だし当たり前という前提で。
私はアイドルオタクってわけでもなく、アニメオタクってわけでもないので、良い言い方で中立、悪い言い方で中途半端な人。
そんな私が率直に思ったことを書く。日記なので真に受けないでね。
うちの知り合いがアイドルオタクで、よく握手会やらライブやら色々出向く人なんだけど、最近落ち込んでる。
なんでそんなに落ち込んでるの?って聞いてみると、推している娘が嘘を付いている気がするって言う。
でも、私はそんなものだと思ってる。
だって、アイドルだって人だしファンに好かれたいからやってる娘よりも、どう考えてもチヤホヤされたい注目され続けたいって娘のほうがほとんどだと思うんだよね。
本気でファンを楽しませたい、幸せにしたいって思う人いないと思うよ。アイドルって所詮は芸能の偶像なんだから。
とはいえ、友人を悲しませることはしたくないので「なんでそう思ったの?」と聞いてみたら…
「アイドルのアニメを見ていたら、現実のアイドルの顔が嘘っぽく見えてきた」って言うんだよね。
そうかそうかって思ったの。
アニメとか漫画の青春系って、とても純粋というかピュアな考えの主人公が多いし、途中までの悪役とかだって最初のうちは酷い事考えてるけど、本当は「みんなを幸せにしたい」なんて流れになるよね。
そうなんだよね、『ファンを楽しませたい』『ファンを幸せにしたい』という描写がされているもんだから、素直に受け止めちゃったんだなって。
昔からよく言う機械は嘘をつかないみたいな感じで、アニメも漫画のキャラも「嘘をつかない」(もちろん作品次第で変わるけど)のを見ちゃったから一気に不信を感じちゃったんだね。
あれはインプットされた性格なんだよって言っても、本人は「わかってるんだけどね」って言うばかりで、こうなっちゃうと見ている方が辛い。
アイドルオタクをやめるきっかけにはなると思うんだけど「やめたら?」と伝えるのは酷だし「推してるんでしょ?信じてあげなよ」っていうのも無責任だから、言葉の選び方がとてもむずかしい。
「相手は人なんだから、いろんな考えを持っているのは仕方ないよ」って言ってあげるのが一番ベストな切り返しなのかな?
落ち込んでいる所に追い打ちをかけるような気がしてならないけど。
私は芸能人などに夢中になることもないし、こんなに夢中になれる事がある彼を羨ましく思うから
周りからすれば大したことのないかもしれない悩みであっても、落ち込んでいる彼を見るのは悲しい。
でも、現実をみれば、彼がたどり着いた考えは真実だから受け止めてほしいとも思ってる。
献血ポスターのイラスト問題が、連日タイムラインを賑わせている。私のタイムラインでは大元のツイートは流れてこなかったが、オタクがオタクの献血を賞賛し、"環境セクハラ"をこき下ろすツイートがちらほら見られた。シンプルによくわからん、と思った。私自身もオタクだから人のことを言えないのかもしれないが、オタク、オタクを賞賛するのが好きすぎる。献血は確かにえらいが、そんなに過剰にオタクだけ褒めそやすのはどうなのか?それにセクハラは色々な問題を抜きにしてもまず透明化したらダメなのでは?とさまざまな思いが巡り、このオタク献血賞賛ムーヴがどこから来たものなのか調べることにした。
先に結論を述べておくと、「二つの議論を一緒くたにして考えるからダメなのだ」である。
この一文だけで察してくださる方もたくさんいることだろう。そんな方にとっては、以下の文章にさして内容はないと思う。煮るなり焼くなり好きにしていただきたい。
さて、今回の件の発端となったのは、恐らく弁護士のこの方による引用リツイート。
https://twitter.com/katepanda2/status/1183729350207623169?s=21
渦中のポスターは、漫画「宇崎ちゃんは遊びたい!」のヒロイン、宇崎花ちゃんと献血のコラボキャンペーンポスターである。
『文字通り絵に描いたような爆乳で困り眉の女の子が、挑発するような台詞・表情で』献血を促している。
多分、弁護士の方がここで問題にしたいのは『』の部分だけだ。献血を促すこと自体に文句を言っているわけではない。ポスターに採用されたキャラクターの造形に問題があるという話で、漫画・アニメ作品が採用されることに不服があるわけではない、と思いたい。このていで話を進める。
話は変わるが、Twitterランドはスラム街である。日々クソデカ主語や極右極左、クソリプパクツイデマツイお気持ちマシュマロと戦うオタク諸君はこのあたりよくご存知のことであろう。こんな環境で、果たしてまともな議論ができるだろうか?できるわけないのである。揚げ足取りは腐るほどいるし、文脈が読めないまま発言の一部のツイートだけが一人歩きしたり、過激な思想を持った影響力の強い人々が発信する偏った意見が多くのRT・いいねを獲得していたりするのだから。一つの議論をまともに話そうというのがそもそも無理な話だ。
ここで話を戻そう。
先のツイートは、一見すると問題提起に見えなくもない。いや、そのつもりがあってしているのかもしれない。この弁護士さんはフェミニストの方々の間では有名な方だと聞いた。だとしたらこの方の主張は、『環境型セクハラに配慮しないポスターを貼るのは無責任だが、日本の環境は麻痺していてそれを問題にする人もいない』であろうと思う。
環境型セクハラと言っているもののそもそも微妙に意味が違う気がする(気になったら各自調べてください)のだが、今回のを要約すると"生きているだけで目に(女性が客体である)性的なイラストが目に入ってくる"というところだろう。
私はこの主張にのみ関して言えば、議論されるべき問題であると思っている。女性身体の過度な客体化とアニメ文化が密に結びついた日本では、驚くほど性的アイコンが強調されたイラストがそこら中にあふれている。性的アイコンは巨乳とか服の上からでも分かるマン筋とか、困り眉赤面涙目とか、濡れてんのか?みたいなピタピタの服によるわかりやすいボディラインとかそういうものである。生きていれば上述のアイコンの何かしらを目にしたことがあるだろう。それこそ都会ならば場所や時を選ばず、どこにいても見られる。コンビニのエロ本撤去が少し前に話題になったが、あの区画に限らず様々な場所にあの手のイラストや漫画があふれているのだ。意識して見てみるとわかるが、そのイラストに感じる独特の「気持ち悪さ」はよっぽど理解がないと感じ取れないかもしれない。それだけ、この国の女性客体化思想は深く深く根付いてしまっている。
とまあこんな具合に、この問題は一朝一夕140字ちょっとでは到底語りきれない深刻な問題なのである。そして悲しいかな、今回の件について、この文脈で議論を展開している人はあまり見られない。
「萌えアニメのキャラを献血ポスターに使うのの何が悪いのか?」
「セクハラだかなんだか知らんが献血量が減ってないならなんの問題もないし知ったこっちゃない」
「我々はオタクの献血で命を救われた。オタクが献血に行くことのなにが悪いのか」
こんなもんである。そもそも論点がズレていることに、一体この話題に参加したオタクの何人が気づいているのか。指摘しているツイートも少なからずあったが、そちらはバズらずじまい。なぜだろう。原因はわからない。
そもそもこの問題の要点は『性的アイコンが強調されたポスターはセクハラだ』であり、『オタクが悪い』『アニメキャラ(クソデカ主語)はポスターに相応しくない』とは誰も言っていない。誰も言っていないのに、勝手にオタクの好きなものが批判された、こき下ろされた、エログレーゾーンのアニメキャライラストを全て規制しろということか、表現の不自由だと逆ギレしているのである。
何故?これもわからない。表現の自由が誰かを不快にするのを厭わず行われるべきだというのなら、なぜ「表現の不自由展」はあんなにバッシングを受けたのか。人に不快感を与えるという点でそこに上も下もないと思うのだが。
結局日本は右寄り日本人男性の視点優先の社会構造が浸透しすぎており、女性の視点や気持ちはほぼ透明化されているということなのであろうが、このあたりは話しだすと論文一本じゃすまないので今回は割愛しておく。右寄り日本人男性というカテゴリーも微妙なところだ。男性というだけで生きやすい国なのだ、ここは。
一方で、もし発端の弁護士の方にアニメキャラ全般をこき下ろす意図があるとするならば、それはそれで問題である。過度なミサンドリーという点でもそうだが、このご時世、アニメイラストというだけで拒絶反応を示していてはキリがないし、正当なフェミニズム思想や反論の材料にならない。アニメイラストが不快、というだけでは「個人の問題」になってしまうのだ。とにもかくにも、今回の件は議論にするには材料や前提となる問題提起の部分が弱すぎた。
長々書いたが結局のところ、今回の騒動は
①性的アイコンが強調されたキャラのポスターが誰にでも見えるところにあるのは不快だしハラスメント
②ポスターにアニメキャラが採用されることはなんの問題もなく、それを規制することは表現の自由の侵害である
という二つの問題がごっちゃになったまま拡散され、憤るオタクたちが様々なツイートをし、歪みに歪んで広まったというわけである。繰り返すが、誰もオタクがダメともオタクの血が不快とも言っていない。だから「女は献血への貢献度が低いくせにごちゃごちゃ言うべきではない」とか、「巨根男性がポスターについてたら男は嫌だろ?」とかはまた全然別の議論を立て直さなくてはいけないのだと思う。このあたりはミソジニーとミサンドリーが混ざりすぎて本来の目的を失っているようにも見える。個人の快・不快ではなく、議論はフラットな目線で行いたいものだ。私自身それができているか甚だ不安ではあるが、特大スラム街・Twitterにいるともう何が何だかわからない。そしてその辺りを踏まえて、発端の方のツイートが個人の快・不快に帰結するものかどうかについても、議論すべきかもしれない。私は社会全体の問題だと思うけれど。
ついでに今回の問題をこねくり回したツイッターの人々を十把一絡げに「オタク」と言ってしまったが、これも本来良くない話だ。まさにクソデカ主語。目につくツイッタラーが皆オタクに見えてしまうのは、ツイ歴五年になるクソオタクこと私の決定的に良くない点である。反省。
さて、散々色々とりとめなく書いたので、このあたりで渦中のポスターのメインキャラについてもひとこと。
失礼ながらタイトルも知らなかったのだが、「宇崎ちゃんは遊びたい!」はTwitter発の漫画作品らしい。現在はニコニコ静画などで連載しており、コミックスも三巻まで出ているようだ。以下あらすじ。
一人でいることが好きな先輩を「ぼっち」扱いするウザい後輩が絡んでくるドタバタラブコメディ。非日常的な要素はなく、基本は主人公とヒロインを中心に大学での青春を描く。
ヒロインはショートカット、巨乳、八重歯、~ッス口調、アホの子というキャラクター性を持つ。ただし他の女友達と過ごす時や独白では標準語で話す。(Wikipediaより引用)
清々しいほど分かりやすくオタクの好きなやつである。私も好きである。属性は盛りすぎてもいけないが、あって悪いことは一つもない。かわいいことはいいことだ。こんな後輩欲しかった。いつか思う存分揉めると、その柔らかい触り心地を夢見て大学生活を送りたかった。
この宇崎花ちゃんは今回なにも悪くない。だから過剰に擁護すべきでも、過剰にディスる必要もそのいわれも全くない。じゃあ誰が悪くて、なにがいけなかったのか。今回の話はこのあたりが議論されるべき点だったと思う。そしてすでに意見を述べている人々は、反対意見の人々の意見も詳しく聞いてみるべきだ。
最後に、今回の件で一つ良かったことがあるとすれば、献血に興味を持つ人が少なからず増えた点ではないだろうか。結果的に宇崎ちゃんのポスターは本来の目的を大幅に逸れて拡散され、献血を広めることになった。そして宇崎ちゃんの読者もさらに増えたことだろう。よかったね。
献血は人類のために必要不可欠な活動であることはわかっているつもりだし、今更その重要性について語る必要はないだろう。ツイッタラー各位は特に、今回の件で献血に救われた人間の話をたくさん見たことと思う。私はウッキウキでカントリーマアムをもらいムシャムシャ食べながら献血を待っていたら、ヘモグロビンと鉄の量が足りず献血ルームから追い出されてしまったが、今後も献血をする人が増えるよう祈るばかりである。
見てないのもそこそこ
一覧はアニメイトのサイトが便利(https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=5947)
夏で面白かったのは ギヴン、(特に)グランベルム、女子無駄、ソウナン、ダンベル、リステ、エルメロイ、街角魔族
開始時期がバラバラすぎるので都度見たのを追記していくスタイルで
ACTORS -Songs Connection-
コミカライズ3巻までで1セットっぽいのでその辺りまで一気に進んでくれれば…
と思って見続けてるけど普通のラノベアニメかなぁ、学校の制服それ胸開いてんの…?
兄に付ける薬はない!3-快把我哥帯走3-
それだけ
長く見れそうでよき
進むのが遅い
オオハシ死すべき
戦×恋(ヴァルラヴ)
1話切り
もし俺が中学生ならチンチン握りしめて見てたわ
おそらく僧侶枠
モザ無しを見たが質の悪い同人誌
要素が多すぎて完全に把握するまでもうちょっと見ないと
なんで謎解きが落語なんだろう
とりあえずキャラが濃い
そんな着替えにモザイクいれるなら書くなよ…
後は各々の宗派にしたがって言いたいこと言えばいい
幼馴染の声大人に振ってんな〜ってくらい
GRANBLUE FANTASY The Animation season2
1期見てないのに2話まで見れば概ねわかるこの親切さ
全然崩れないし話は王道だし良き、ただオンエアの時期が悪く目立たない
事件最後に銃構えた犯人に「正義!」って言いながら殴って解決なんだこれ
1期のあのまま進んでくれれば円満
今回は主役側丸ごと新しくなった
操作システムもこれまでの常守一点突破から一周回ってオカルトパワーへ
3期から参入するのはかなり厳しい
敵を退けた村の中心で火炎竜巻連発して村を壊滅させる主人公見て笑えるか?
女性向け
Z/X Code reunion
様子見…2話切り濃厚(案の定だったので切った)
厨病激発ボーイ
きっっっっっっっっつい
ぬるぺた
ノー・ガンズ・ライフ
旗揚!けものみち
面白い、このすばの作者
かなり面白い、はず!(2話時点)
全く今後の展開読めないのにこっちが見たいものをガンガン出してくる
数話で今の話片付けて進むのかクール使い切るのかどうなるんだろう火曜が楽しみになる
(3話後)
怖い
以前大事件を起こした正解のカド原作者、そして3話からその片鱗が見える
面白い
2話の終わりが不穏すぎて困る
耐えきれなくて原作全部読んだ
中盤からかなり面白いんだけどアニメだとそこまでたどり着かなそう
1期がそこそこ難解だったからどうなるやら
複雑にしすぎかな
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
ゆるい、ボドゲの話
日常系が好きなら
星合の空
どう終わるのか見届ける
2話時点で青春物って感じ
実力で突き進む感じ嫌いじゃない
序盤はどうしても展開が遅いから終盤に期待、演出過多にならないで…
能力の平均値超えの根拠が好き ってか転生させたやつ気づいたれや
このまま行けば今期覇権
http://blog.livedoor.jp/akibura/archives/1075979391.html
tubeで見れるからこの新作も見たけど相変わらずでちょっとしんどい
当方今年三十路。GLAYファンの姉と米米CLUBファンの母の影響で小さい頃から流行りのJ-POPをよく聞いてた。初めて買ってもらったCDは小沢健二「痛快ウキウキ通り」。
高校からバンド始めて、大学生時代は完全に拗らせてしまって、ポストロック〜エレクトロニカからニッチな沼にはまってノイズもミニマルテクノも現代音楽も、聞いたことのない音を探すのが大好きだった。
で、ここ近年の日本のインディシーンのシティポップリバイバルの波にはガッツリ便乗して楽しませてもらったし、洋楽のトレンド追うのも楽しんでたけど、ど真ん中の邦楽シーンは面白くないなぁ(正しくはいくらいい曲でも素直に受け入れたくないっていう拗らせの名残)って思ってた。
あいみょんも最初名前だけ見たときは「はぁ?」って感じだったし、『マリーゴールド』が話題になったときに友人と車中で聞いてみたんだけど「イントロのギターリフの歪ませ具合がまんまマイラバの『Hello,Again』と一緒じゃんwwえ、そこ参照するのww」とか話し合ってたわけ。紅白すごいねー(同じ関西人として)ぐらいだったわけ。
それがさ。
少し前にメンタルやっちゃって今も療養中なんだけど、鬱やらかすと感情の起伏がやべぇんだよね。調子いい時もふとした拍子にアップダウンのスイッチが入っちゃって。
特に(ほんとはダメだけど)アルコール入るとエモさの幅が今まで有り得んかったくらいグワングワンになるわけ。
そんな状態である夜たまたまYouTubeで『マリーゴールド』改めて聞いて、もう信じられないくらい泣いちゃったんだよ。もうBメロ終わりからサビ直前の展開でブワーーーって涙出てきて。
ヤベェ。脳の中で「虚構の青春回想モード」入った。こんな恋愛してねぇのに。マジ涙止まらんってなって。
多分音楽演奏する側に立った人なら分かると思うんだけど、一旦そっちの視点獲得しちゃうと、音楽を基本的にまず演者視点で見ちゃうと思う。
ポップスなら歌詞の展開とコード進行の関係とか、各パート毎の音の質感とか。
そうやって分解してみると、『マリーゴールド』ってマジでクリシェの塊なわけ。
先述の通りギターリフはマイラバだし、ギターロックの系譜を汲んだ90年代邦楽のバンド編成だし、コードも一聴してメジャーコードとマイナーコードだけで構成された一切気を衒わないド直球だし、歌詞は瑞々しい恋愛を歌ったこれまたド真ん中ストレート。
要素の集合として楽曲を見れば「クサすぎる」わけ。邦楽業界が一番潤ってた頃のど真ん中ポップス。ミスチルやスピッツみたいな。何番煎じなんだよって。
いわば拗らせ音楽オタクとしては「絶対こんなんで心揺り動かされてたまるかよ〜!!!!」って反射的に思っちゃうのね(でも拗らせてるからoasisは何度も聞いてその度拳を突き上げたりするんだけど)
なのにさぁ。
もう、ヤバイわけ。あああああーー音楽ヤベェよなんなんこんなベタな曲なのに新しい曲として生まれ変わった途端こんな心動かされるかよ。最高かよってただひたすら思いながらやっぱサビ来るたび号泣。
あえて理由を付けるなら、流行りが一周して90年代の邦楽が参照元として確立されたんだろうなぁってのは思う。周りに聞いてみても「懐かしい感じがする、これってどの世代が聞いても多分イケる音楽だよね」って反応が大多数。
でもぶっちゃけそんなんどうでもいいなー。ただただ新しい曲聞いて感動するってのがポピュラー音楽の一番素晴らしい部分だわなぁ。
またあいみょんの声が絶妙なんだよな。あれはほんとギフト、個人の資質だわ。
あと完全に余談だけど、Official髭男dismが流行ってるのもめっちゃ嬉しい。
個人的にはシングル曲のBメロがすげー黒いのね。オールドスタイルのR&Bや、それに影響された洋楽の美味しい部分を使ってる。で、サビがひたすらキャッチーだから繰り返し聞いちゃうのよね。今年どっちも紅白出ないかなぁ…。