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2020-09-10

元総理名言かるた元総理名言集)

安らかにお眠りください。

……………………………

長い間総理お疲れさまでしたということで、印象に残る発言の数々を50音順に集めてみました。キラキラ輝くキャッチー発言、これこそがレガシーだ。

あ 悪夢のような民主党政権

い 意味のない質問だよ

う ウラジーミル君と僕は、同じ未来を見ている

え エンゲル係数上昇は食生活の変化によるものです

お お答えは差し控える

か 籠…池…さん…でしたっけ

き 緊張感を持って注視する

く 空前絶後の規模、世界最大の対策によって、この100年に一度の危機から日本経済を守り抜きます

け 権力ガンガン使うものなんですよ

こ こんな人たちに負けるわけにはいかない

さ サンゴについては移している

し 森羅万象すべてのことに答えなければならない立場ではあります

す スピード感を持って支援をお手元にお届けしてまいります

せ 責任を取ればいいというものではない

そ その日は外遊がありますので国会には出られません

た たとえば、たとえばですね、私たち国会議員や国家公務員は、いま、この状況でも全然影響を受けていない。収入に影響を受けていないわけであります。そこに果たして、5万円とか10万円の給付をすることはどうなんだという点を考えなければならない

ち ちょっと遺憾だった

つ 次は私が金正恩委員長と向き合う番だと思っている

て デフレではないという状況を作り出すことはできたが、デフレ脱却という段階には至っていない

と トランプ大統領とは完全に一致しております

な なるべく冷静にしようと思い、息を4秒吸って8秒吐くようにしている

に 任命責任は私にある

ぬ 布マスクは洗剤で洗うことで、再利用可能なことから、急激に拡大しているマスク需要対応するうえで、極めて有効

ね 年金を充実する唯一の道は、年金の原資を確かなものにすること、すなわち経済を強くすることだ

の 農家不安にもしっかりと寄り添い、万全の対策を講じていくことが必要

は 幅広く募っているという認識でございました。募集してるという認識ではなかったものです

ひ 一つだけ大きなミスをしてしまいました。エレベーターをつけてしまいました

ふ 「復興五輪」と言うべき本年のオリンピックパラリンピックなどの機会を通じて、復興しつつある被災地の姿を実感していただきたいと思います

へ 辺野古への移設、全く新しい基地を新たに増やすのではない

ほ 本日、我が党所属であった現職国会議員が逮捕されたことについては、大変遺憾であります

ま まさに、日本モデルの力を示したと思います

み みっともない憲法ですよ、はっきり言って。それは、日本人が作ったんじゃないですから

む 無利子融資民間金融機関に拡大するとともに、前例なき26兆円規模で納税社会保険料の支払い猶予を行い、事業継続を後押しし、雇用を守り抜いていきたい。

め 目指すは、新たな日常をつくり上げることです

も 森友学園先生教育に対する熱意は素晴らしいと聞いております

や 野次は止めてください

ゆ ゆずは9年の花盛り。このゆずまでは責任を持って大きな花を日本に咲かせたい

よ 読売新聞に書いているので、熟読していただければいい

ら 拉致問題解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことはない

り 立法府の長であります

る ルールは守らなきゃ

れ Let me assure you the situation is under control.

ろ 論破をさせていただいた

わ 私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい

――――――――――――――――――――

(以下、空札)

い 印象操作するのはやめたほうがいいと思います

う 嘘をついたと認めたほうがいい

か 過去を振り返っても、あるいは前政権批判しても、今現在私たちが直面をしている危機課題解決されるわけではありません

こ ゴルフダメでですね、テニスはいいのか、将棋はいいのか、ということなんだろうと思います

け 玄関まで出てこられたプーチン大統領秋田犬のゆめを連れて出てこられまして、私も、見た目が結構迫力があったものでございますから、少しこわごわ手を出したところ、ぺろっとなめていただいたんですが

こ これからの長い人生、失敗はつきもの。何回も失敗するかもしれない。大切なことはそこから立ち上がること。そして失敗から学べれば、もっとすばらしい(2022/3/19 近畿大学卒業式 ※退任後の発言

さ サリンを弾頭に付けて着弾させる能力を既に北朝鮮保有している可能性がある

そ そのとき社会はあたかリセットボタンを押したようになって、日本景色は一変するでしょう

そ そんなに興奮しないで下さい

ち 朝鮮半島平和統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆様に敬意を表します(2021/9/12 UPF(天宙平和連合主催神統韓国のためのTHINK TANK 2022希望前進大会基調講演 ※退任後の発言

に 日教組日教組

は buy my abenomics

は 早く質問しろよ

ひ 非常にジューシーですね

ほ 方向性を持って検討する

り 両国のすべての国民利益をもたらすウィンウィンの合意となった

わ 私が言っていること、嘘だって言っているんでしょう? それは非常に無礼な話ですよ。嘘だって言っているんでしょ、あなたは。本当だったら、どうするんです、これ

わ 私の妻や友人が関わったので、国民疑念を持つのは当然

2020-08-24

とりあえず遠心分離機を設置しまくってウラン235の濃縮設備増やした

ウラン235最初の40個集めるのがしんどかったけど、一度濃縮処理が動き出したら安定してウラン235生産できるようになった

おかげで核燃料棒核融合炉での消費スピードを上回る速度で作成できるようになって完全に電力問題解決した

濃縮プロセスに使っている遠心分離機施設継続して40個のウランを投入するためにインサータのネットワーク回線接続させるの初めて使ったけど、めっちゃ頭使ったわ

うまく40個のウラン235を確保して設備から取り出したものを何度も同じ設備に投入して再利用するのを完全自動化できた

もうロケット打ち上げは終わった。ロケット打ち上げリソース自動で投入するライン作成できたので、今後はロケットに搭載する人工衛星作成を全自動で行えるような設備の開発になる感じかな。

一応一区切りはついたけど、

一番面白かったのはウラン濃縮とか石油精製施設での天然ガス軽油重油の取り回しか

鉄道輸送信号の付け方間違ってしょっちゅう事故起こしてしまった

あとネットワーク回路とか物流ネットワークまわりの機能はうまく使いこなせなかったのでこの辺りを深堀りしてみたい

2020-08-18

マスクを洗う

不織布マスク再利用するために、帰宅したら手と顔を洗うついでに洗っている。

ビオレかなんかのセールで一番やすハンドソープで、顔も手も時間をかけて隅々まで洗う。どうせ化粧は汗で落ちてしまっているので問題ない。化粧品油脂ハンドソープの界面活性剤で落ちないとも思えない。手と顔を洗い流すときに、外したマスクもびしょ濡れになる。濡れたマスクハンドソープをつけて、押し洗いする。マスクに化粧が付いていると泡立ちにくいので、ハンドソープは多めに。こすると毛羽だって、息をすると繊維が喉を刺激するからこすらないように、でも汚れは落ちるようによく洗い、よくすすぐ。ファンデーションも落ちて白くなったマスクタオルで挟んで水を絞り、洗面台横の小さいピンチハンガーに干す。

このところとても暑いので、帰宅後すぐにシャワーを浴びている。シャワーのついでに手も顔もマスクも洗ってしまう。

3月4月頃に、ウイルスを自宅に持ち込まないために手洗いうがいを神経質にやってる人を揶揄して、「それだけでは服や体についたウイルスはおちませんが?なぜシャワーを浴びないの?」とか、実際にシャワーを浴びてる人に「そこまでやるの?」的な論調を見かけた。

でも暑けりゃシャワー浴びるよなあ…。別に大変でもなかった。スッキリさっぱりするし服もどうせ汗まみれだから洗濯機直行OK

エアリズムマスク買おうかなあ、とちょっと思っている。ばんばん洗えて耳が痛くならなくて、飛沫発散防止に不織布なりティッシュなりを挟めるやつがいいかな。

和泉山脈が全てメガソーラーになる日

https://twitter.com/sukinisitemokei/status/1294097810787188737

この件が話題になっていたので和歌山市で起きているメガソーラー事業の数々について少し。

このままいくと冗談抜きで和泉山脈南側が全てメガソーラーになってしまう。ちなみに和泉山脈以外の山は全て風力発電所になる。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/032000/taiyokojorei/gaiyo.html

実はこの縦覧中にもヤバい事業結構あるので、それも含めて書いておく。

和歌山平井太陽光発電事業計画

中身を読んだら審議会意見書がかなり慎重なのが理解できると思う。というのも、隣接地にも同様のメガソーラー計画別にある。

http://www.succeed-in.com/gk-wakayama/

この隣接地の件については更に裁判沙汰にもなっているのだが、和歌山県と市がやたらと強硬に反対している。

https://www.wakayamashimpo.co.jp/2019/09/20190904_88979.html

この手の土木工事が大好きな和歌山県と市にしては不審にも思えるが、この辺り一帯は90年代和歌山イトマン事件といっていいフォレストティ問題の予定地だった苦い記憶があるのだろう。

フォレストティ問題とは

住宅地なのかゴルフ場だのリゾート開発だとかよくわかんない開発計画だったのだが、開発会社の和興開発は前田社長逮捕され、紀陽銀行山口頭取以下の幹部たちが億単位リベートを受け取ったのがバレて、県の企画部長自分土地相場の数倍で買い取らせて国土法違反罰金刑。ちなみに数百億円が使途不明闇社会行き。

フォレスト事件が発覚し騒ぎになったのが1995年なのだが、2年後の1997年になると事態が急変する。

なんと驚き県知事西口勇は紀陽銀行からいくら貰ったか知らないが、このデタラメな開発計画許可したのである。この西口グリーンダイヤモンド構想とか紀泉100万都市構想とか意味からないことブチ上げてた本物のバカなので仕方ない。

当然こんな計画が上手くいくはずもなく開発計画書を作った東急建設がこの事業から撤退、和興開発は破産し、フォレストティ計画は消えた。地元政界はどっかから流れた金を掴んでいたので共産党以外みんな推進派で、最終的にはうやむやに。

ちなみにネットにもリアルにも情報ほとんど残っていない。全国メディアが扱うには小さすぎ、県内メディアが扱うには大きすぎた。

根来開拓パイロット

さら東側岩出市山地区には根来開拓パイロット跡地にメガソーラーが完成している。

そもそも開拓パイロット事業というのは農業やるから国の土地払い下げてやるよって話だったのに、この根来開拓パイロットはじきに耕作放棄され、地元眠る土地となった。

しか岩出市曰く「開拓パイロット事業で一度農地にしたんだから環境も何も関係ないし、その後は何やってもセーフ」ということらしく、突如として太陽光パネルを敷き詰めたのである

Google航空写真ではまだだけど、実際には既に完成している。

メガソーラー和歌山西庄発電事業

この事業ふじと台と和歌山カントリーを挟んで西側にあるバブル期宅地開発で削った山をメガソーラーとして再利用しようという計画

https://wbs.co.jp/news/2019/09/06/137724.html

ここがフォレスト跡地と違うのは、既に宅地開発しようと造成済みだということ。県条例がなければ余裕で完成していた。ギリギリ致命傷でセーフだった。

コスモパーク加太

ここのヒドさはメガソーラー関係しなので知りたい人はGoogle検索

なんか島精機会長だったかが、ここに人工スキー場を作るとか息巻いていたという話を聞いたことがある。できたのはトマト農園で、しかも既に潰れた。

仮谷と西口地元ゼネコンから毎年数千万円のお年玉をもらっていたという話が有名なのでお察しください。逮捕されなかった理由もお察しください。

海南・紀美野・紀の川風力発電事業

https://mainichi.jp/articles/20191010/ddl/k30/010/312000c

太陽光だけではなく風力発電もとんでもないことになっている。

県立自然公園のはずの生石高原周辺や、ハイキングコースとして知られる深山渓谷、たくさんの蛍がいる貴志川流域の山という山に超巨大風車バカスカ建てるという計画

土砂が流出して蛍が全滅しようが知ったことではないらしいこの計画は、全部作ると深山渓谷から鏡石山辺りまで全ての山という山に人類が未だかつて作ったこともないような超巨大風車がやってくることになるらしい。

ちなみに紀南は既に手遅れになりつつある。

あのさ、いったいぜんたい和歌山が何したっていうんだ?

温室効果ガス減れば和歌山はどうなってもいいんですか???

これでいいなら原発でもよくないですか??????

全くバズらなかった第一回はこち

https://anond.hatelabo.jp/20200313214124

2020-08-13

トランプマスク

アメリカでも再利用可能マスクを配布するらしい。

世界大国も真似するアベノマスク

安倍さん先見の明ありすぎる。

安倍さんについていけば間違い無いな。

2020-07-31

昔、再利用を考えてddr3の8gbメモリを買ったが

ryzenddr4しか受け付けてなくて

本当にただの無駄になってしまった

2020-07-24

anond:20200724213815

あれはもう魔女化してるから

どちらかといえばマギレコードみたいに再利用しないとダメなやつ。

2020-07-18

お菓子個別包装に対する抗議署名典型的合成の誤謬を招きかねない。

合成の誤謬というのは環境保護世界では度々発生しうる。

なぜかといえば、環境保護草の根活動というのは「ひとりひとりができることをしよう」典型的ミクロ視点での啓蒙であり、「環境のため」という美しすぎる大義名分によってマクロ視点から検討がおそろかになりがちであるからである

 

典型的な例がマイバッグ運動である

個人レベルで行なえるし、家庭ゴミの量を簡単に減らすことができる。

 

しかし、レジ袋を使ったことがある人はわかると思うが、ほぼ間違いなく「この袋は植物由来の素材を~」とか「リサイクル素材を~」と書いてある。

まり、元々ごみになるもの再利用しているものだ。

レジ袋を追放した時、このリサイクル元の素材はどこに行くのか?

そのままゴミとして捨てられないようにカバーしようと声を上げた人がいただろうか?

レジ袋をゴミ袋として再利用している場合は?

レジ袋が無くなることで雇用はどう変化するのか?それが自分だったら本当に同じことが言えるのか?

こういった事を一つ一つ組み合わせて考えなければならない。

お菓子個別包装でも同じだ。

 

と言っても、ゴミの総量が減ることには変わりはないし、今回のお菓子の過剰包装に対する抗議は比較妥当と言える。

個包装はマーケティング上の理由が大きいし。

からといって全てを拒絶するのはあまりにも過激だ。

自然保護という眼の前の光り輝く栄光に目がくらんではいないだろうか?

個包装を紙などリサイクル素材にできないかそもそも再生紙環境にいいかそもそも「捨てる」という行為に着目したほうがいいのではないか分別システムから見直しそもそも包装に使用する素材から見直すべきではないか

など、発生しうる議論を経て同じ結論に至るならば、議論過程でより多くの建設的な案を作り出すことができる。

 

特に今回は子どもたちが主体になっている。正義感の虜になると本当にやばい人間になってしまうが大人たちはそこに配慮できているだろうか?

 

個人レベルでできることが少ないからといって「ひとりひとりができること」に迂闊に飛びついてしまうと別の大切なもの破壊してしまう事もある。

目の前の手軽な正義に飛びついて何かを破壊してしまうというのは人間が何度も繰り返してきて反省できていないものの一つだ。 

しかし、マクロ的な視点からものを見すぎても効果が薄いし、何かを切り捨ててしまいがちなので、因果関係をしっかりと見極めつつも、ミクロ観点を捨てないバランス感覚が大切だ。

 

自然保護活動於いて保護対象に「人」を入れないのは人間特別視する傲慢姿勢に他ならない。

植物も、動物も、虫も、人も一つの自然として捉え、全て守ってこそ自然保護だ。

コードコンプリートでは注意深く設計しても再利用されるコードは3割あればいい方と言ってるから

設計を専門にやってるわけでもない人材が適切な抽象化をできる確率事実上0と言っていいだろうよ

2020-07-11

新型コロナ収束したあと、不要になるであろう大量のアクリル板の行方が気になります

かに再利用できるのかな

2020-07-10

anond:20200710181421

JS再利用文化がなかなか浸透せず、自分ホームページ()で使うためのものが作られた、みたいな履歴のものが多い。 npm は除くか。いや除かないか

プログラミングしたことは無いがブラウザ上で実現したいことがある人のために、新しい概念を覚える必要のない書き方がなされる。それが Global の多用の理由だと思う。

地獄かどうかでいうと、やりたいことがある人が参入できない分野の方が地獄非人道的かな、と思うよ。

2020-07-07

今朝コンビニ行ったらヨレヨレのコンビニ袋をマイバッグにしてるオッサンが四人おった

俺は風呂敷運用だけどコンビニレジでは包むのにもたつくからコンビニ袋の再利用が他の利用客の迷惑にならなくて一番ベストかもな

2020-07-06

anond:20200705210316

気持ち

プラゴミ削減には協力したい。

お金がかかるので勿体ない。毎回だと馬鹿にならない。

★実際

コロナもあるし、ちゃっちゃとレジプラ袋に入れてさっと渡されたほうが衛生的で速いと思う。

毎回コロナの影響で、ナイロンエコバッグは洗ってるけど、水と洗剤も消費、環境汚染じゃないのって気もする。

こんなサイト発見したよ。

原材料製造使用、廃棄を考慮した上で、環境へ与えるフットプリント(負荷)を計算しているからなのです。

14種類のショッピングバッグを比較したデンマーク調査があります

調査報告書(Life Cycle Assessment of grocery carrier bags(2018年))には、下記のようにまとめられています

紙袋 11

布バック 840回

オーガニックコットンの袋 2400回

上記の回数再利用されないと、プラスチックの袋よりエコにならない、とのこと。

(※なお、記事によるとプラスチックの袋はゴミ袋として再利用される)

https://japancryptocoin.org/2020/01/06/eco-bag-not-ecological/

土でも海洋でも生分解するゴミ袋はどうっていうプロモーションサイトではあるみたいだけど、

ちょっといいなとも思う。素材から見直し

2020-07-05

anond:20200705215853

科学として積み重ねたことと、科学としても今はわからないことはある。

無論環境は要素が多いか結論は出しにくい。

だが君のような雑な結論はありえない。宗教言ってりゃ何でも相対化できておれがいうこと(=環境問題なぞ無い)が正しいというのこそ宗教だね。

ま、君は宗教の名を語るだけだから言っても無駄だ。言えることは、マイクロプラスチックCO2あたりで見たやつは調べろと。1億歩譲って袋の汚染だとか、ゴミ袋としての再利用?その議論を見た上で結論を出せと。

科学で明証分析総合枚挙が成り立ち、合理的批判の挟む余地がないものは正しいのだ。

2020-07-04

[]令和2年度の途中経過報告

はい、どーも。めだか日記です。

令和2年度の途中ですが、うまくいったことをまとめておこうと思います

めだか稚魚タライを同じ大きさにする

同じ大きさのタライを2つならべて片方を親魚もう片方を稚魚用にするというぜいたくにスペースを使う飼育法を採用しました。今までは、親魚はタライでも稚魚は小さ目の発泡スチロール容器やNVボックスだったりしたのですが、思い切って同じ大きさにしてみました。これは効果バツグンでした。稚魚生存率が抜群です。場所を取るのでそれなりの覚悟必要です。小さなプランタで植物の世話をするよりも畑で直に植えたほうが簡単なのと同じです。

タライは45Lを中心に36Lも使っています。水深的に36Lのほうが管理がしやすいと思います

ちなみに1cmくらいになったら、稚魚から親魚槽へ移します。昨年までは、タマゴの採取時期別に稚魚品種を問わずに大きさ別にごっちゃにしていましたが、成長後品種ごとの選別作業もなくなり手間が減りました。

110Lタライの導入

これを購入するのにかなりの覚悟必要でした。45Lタライ2個分でとても大きいです。45Lに比べて少し浅めなので管理やすいのがポイントです。圧倒的水量の暴力で水が汚れるまでに時間がかかるのが最大のメリットです。これを2個並べて、親魚と稚魚を別管理。とても管理が楽になりました。

水替え基準

昨年まではグリーンウォーター重視で中が見えないのを良しとしていましたが、本年は底が見えるグリーンウォーター基準にして水替えしています。1/5の水を残し、残りを水道水希釈していく感じです。

プロホースエクストラの導入

水作さんの水替え用の手動ポンプです。サイフォンの原理系のアイテムこれはすごいもっと早く買えばよかったもの。水に入れる部分のパイプなどが細かく分解清掃できる優れもの。使えば使うほどわかる工夫の塊。ごみが詰まる部分の分解がしやすいとか排水ホース部分が細くなっていて徐々に水が排水されるとか使ってわかる一品です。水替えが楽しくなりました。

しかも、底に落ちた卵がフィルターで回収できるおまけつきです。ちょっと取りにくいのが難点ですが。

午後日陰理論

西日が当たらないところに水槽を置くという単純なセオリー簡単なようで南中高度が刻々と季節変化する太陽相手するのは難しいのですが、季節変動を最小限に抑えつつ、メダカのエサとなる植物プランクトンを高温で殺さないように維持するために重要法則です。

   ↑
   西
   ┃ 
   ┃
   ┗━━━━┓
    ■■■■┃
        ┃
←南      ┃建物
        ┃
    庭   ┃
        ┃
        ┗━━━
        ■■■■
   東
   ↓
   
凡例:■水槽

上の図のように建物で西日が遮られる場所水槽を置きます。この場所以外に欲張って水槽を置くと西日の餌食となり、高水温による酸欠で死ぬ可能性が高いです。4つ並んでいるうちの一番南側の成長度が高いです。

水槽地面に直置き理論

水槽配置数の増加のために棚を作って水槽を3階建てにしていたときがありました。小面積に水槽がたくさん置けるのがメリットです。しかし、この方式は水温に深刻な影響を与えており、昼と夜での水温の変化が激しくなるのでした。水槽を地面に置くと最高水温と最低水温の変化の幅を抑える効果があったのです。重層配置はやめて、地面に置くことにしました。台に載せると水槽管理がしやすくて便利なのですが、メダカ的には水温の変化が激しくてダメなようです。

越冬時も水槽の下に空気の流れがあると次々と冷たい空気が入って四方八方から水槽の水をどんどん冷やしてしまうこととなり氷結やすくなるようです。姿勢がつらくても水槽は地面に置きましょう。

セリアメダカの産卵床

100円均一セリアに産卵床が登場しました。昨年までは汚れ落とし用のハードスポンジを代用していました。これがペット用品売り場に使いやすい大きさにカットされた状態12枚入りで商品化されました。使いやすいです。これを固定して浮かす「浮き輪」なる商品も売り場に登場しましたが、よく売れるのかレア商材化しています。その代わりにホームセンターの電材売り場で売っている、エアコンの配管の保温材を購入して輪切りにして使っています

ホテイアオイは欲しい時に欲しい数がそろわないことと、冬の前の処分が面倒なので、やめました。越冬に成功したホテイアオイがあるのですが、さっぱり数が増えません。

必要タイミング必要な数がそろうので、稚魚槽への卵の移動がしやすいです。水曜日と土日のどちらかで約3日に一回のペースで採卵しています

オーバーフローネット

タライには塩ビパイプを使ったオーバーフロー機構を穴を開けて取り付けています。取付が間に合わないところも準備工事の穴だけはあけておきました。

ヤゴ対策木材と網を組み合わせた凝った構造ネットはやめました。オーバーフローの取り付けで最高水面を水槽のふちよりも下げ、4㎜角の防風ネットを大きな洗濯ばさみで固定するだけのシンプル構造しました。大き目のタライの場合ネット中央部で垂れ下がるので、角材を渡してあります

エアレーション中止

真南の西日の当たる場所での飼育や小さい水槽での飼育をやめたので、エアレーションをする必要がなくなりました。無理のない場所で無理のない水槽を使うと飼育設備シンプルになってきます

睡蓮鉢の廃止

それぞれの水槽に入れていましたが、サカマキガイ巣窟なので、やめました。睡蓮だけ別のトロフネに入れて楽しんでいます

赤玉土廃止

水がクリーンになるということで底じきにしていたときがありました。が、これもやめました。水替えをシンプルにするためにベアタンク運用です。赤玉土プランタで再利用です。

溶岩石の廃止

1cmくらいの大きさの溶岩石を入れていた水槽もありました。これもやめました。溶岩石は鉢底石として再利用されました。

アナカリス廃止

稚魚水槽に入れていました。これも合理化対象です。アナカリスミナミヌマエビ水槽転用されました。

NVBOX13の廃止

メダカ屋さんの飼育法を真似て買いましたが、水量が少ないので、利用中止。用途変更製造元の意図通り、工具箱とか部品箱としての利用に戻しました。お店に納品される段ボール単位で取り寄せていたので、収納用にしたら同じ大きさの入れ物がたくさんそろってとても便利でした。

最後のほうはやめたことが多いですね。できるだけシンプル簡単飼育できる方法を追及していたら、ダブルタライのベアタンク式に落ち着きました。

2020-07-01

anond:20200701080747

テセウスの船問題情報コピー問題は別個のような気がしなくもない。

コピー元とコピー先の話は他でもいろいろ言われてるけど、これはこれで別人だと自分は思っている。

自分場合観念というか信念の問題なので、無視したい人はコピー先も同じ個性論を展開すればいい。

ともかく情報コピーが元の個性でなく、かつ細胞の入れ替わりが個性担保しないならば、人間個性はないと言える。

一方人間細胞総体と捉えて総体相互作用人間であるとするなら、個性とは区画された細胞総体であると言える。

人間の体をなす区画

事実腸内細菌が逆に脳に信号を送るなどの事実も明らかになっている。上意下達的な脳という発想が古いらしい。

こうした発想を街に適用できなるなら、街は死に難いといえる。

過疎化によって衰弱することはあるが、その場合でも死んだとは言えない。

町の細胞である人間は入れ替わるが、ピル再利用されインフラである道路(血管)の多くは舗装し直されてもルートのものは保持される。

街全体を個体と見なす場合、その区切り市町村というより山と山、山と海などの自然物によって区切られると考えたほうが良いように思える。

2020-06-23

anond:20200622195053

3円くらいなら毎回買ってゴミ袋に再利用するのがコスパいいと思ってる

いざ始まると流されてマイバッグ買っちゃいそう

2020-06-17

anond:20090617191757

ゴミ袋が有料の指定袋」なのは地方も同じです。

とにかく生ごみは、小さいポリに入れて空気を抜く、きっちり縛る、で対応してます

買い物の時にポリに入れて帰ってきてそのまま捨てないでその小さいポリ袋再利用しています

うっすい小さいポリに空気を極限まで抜いて、臭わないレベルにきゅっと括る。

一日ごとにきっちり口を縛っておけば、キッチンごみばこあっても、まぁ、臭わないです。

最悪なのは流しに三角コーナー置きっぱなしで

キッチン温度があがり、入れてる野菜くずやお菓子のかけら、卵の殻などがそこで痛みだすと、触りたくないでしょう。

そうなるまえにもう、即処理しよう。

そうしてからコバエ0です。

2020-06-13

[]

ついに自分で揚げましたわ!下味を付け忘れましたわ!揚げ具合はなかなかでしたわ!一枚目を揚げ終わった時にご飯が炊けてませんでしたわ!カラシを忘れてましたわ!まずくはないけどおいしくもありませんでしたわ!醤油はまずかったですわ!二枚目は余計でしたわ!油を再利用する入れ物を用意してませんでしたわ!今は増田お嬢酒部ですわ!サバはいませんでしたわ!サバはいませんでしたわ!

2020-06-12

[]一週間更新できず

登録者数変わらず。

私生活が忙しく1週間まるまる配信できなかった。一時期、全く配信できなくなった時と似ている。(あの時は2週間だったが…)

インプレッションが目に見えてガタ落ちした。まぁそれでも見られてるものはあるというもの興味深い話も分かった。

別の動画インプレッションが他の動画に関連動画として影響を及ぼしているっぽいのも興味深い。

例えば、配信を細切れに続ければ全体のインプレッションがお互いを引き上げそうだなぁと思った。面倒だからやらないが。

動画勢が強いのはそういう所なのかもしれない。配信リアルタイム性を重視した内容に自分場合はしているため、後から見返す人はあまりいないかも。

時間無駄に長いしね。基本的配信から、最新のものしか見られれないことが多く、たまに再利用性の高い動画のみ

見られる傾向があるのは何となくわかった。

あと、他の動画勢が配信にも手を伸ばしているので、それが自分に今後どういう風に影響するかは気になるところ。

2020-05-30

anond:20200530002034

職業柄、コロナからアルコールで手指消毒していた者からいうと、スーパー店頭にあるアルコールって、やたら薄い。

アルコールの揮発感がまるでない。

手指消毒用のやつは、手のひらいっぱいになるくらいプシューとやっても、擦っただけで乾燥する。でもスーパー店頭にあるのは、水分が多くて擦ってもなかなか乾燥しないんだよ。

あれ、たぶん食品用の消毒アルコールだと思う。スーパー惣菜寿司サンドイッチ作る時に使うやつを流用してる。

アルコールが不足しているのでワンプッシュで」とかアナウンスしてるけど、手指消毒用でも目一杯ワンプッシュした手のひらいっぱいの量が必要なのに、薄いアルコール消毒液を手洗いもしていない手にちょろっとつけたくらいでは消毒にはならんよ。

家に帰って念入りに手洗いする、スーパーの袋は再利用せず捨てる、生で食う果物野菜で剥き出しで売られてるものは極力買わない、ペットボトルや缶飲料アルコールで拭くか洗う、ぐらいは必要

2020-05-25

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答えします。

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-24

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答え

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

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