はてなキーワード: トシとは
30代男性。2,3年前に30歳の結婚ラッシュがあり、友人たちがどんどん結婚したところでコロナの影響で仕事がリモートになり孤独感が強くなったせいか、結婚願望が高まってきたので結婚相談所の利用を考え始めた。
いろいろ調べて分かったのだが、ほとんどの結婚相談所はIBJという会社の開発したデータベースに会員情報を登録して相互参照できるようになっているとのこと。
で、このIBJに加盟している結婚相談所から評判のいいところを探せばいいのかなと思って見ていたが、調べていくうちに登録するモチベーションが下がっていった。
最初のハードルが高額な初期費用だ。たいていの相談上は10万円以上の初期費用を要求されるのだけど、担当者がアサインされるのって入会後だよね?
試しに2つの相談所の無料相談に問い合わせたのだけど、blogやtwitterで情報発信している相談所の担当者と実際にZoom越しに会話したら、受ける印象が違いすぎたのが衝撃で衝撃で。
ぶっちゃけ婚活の仲人って人によって言ってることがかなり違ったりで相性大きそうだと思っているのだが、10万以上の高い金を払って担当者ガチャのギャンブルするのが嫌だなと思ったのがまず一つ。
それからデータベースの胴元のIBJのルールがガチガチに決められているようで怖くなったっていうのがある。
無事にお見合いが決まったら、初回のアポイントになるわけだが、そのルールが細かく決まっていて、ホテルのラウンジで現地集合かつ男性はスーツ着用必須らしく、SNSで情報発信している仲人もやたら念押ししている。
そういう公開されているルールを読んで、真夏の休みの日でもスーツで出かけるのか?というか現地集合で待ち合わせして場所取りするくらいならなら予約可能なカフェやレストランで席を確保しておいた方がスマートではないか?
などなど疑問がどんどん浮かんできた。初対面の男女が相手のことを知るときに、私服のセンスや食の好みって結構大きな判断材料になるのになとも思ったりした。
もしかして、この辺を自分でセッティングできないくらい社交性の低い人がたくさんいるからこんなにルールがガチガチなのかとすら考えてしまう。
そんなこんなで申し込みに躊躇していると、IBJ同じようにコネクトシップという婚活情報のデータベースに加盟している相談所もいくつかあるという情報を見つける。
こちらは総会員数はIBJの半分程度だが、若年層の比率が高いので、私の同年代だと会員数はトントンくらいのようにも見える。
初期費用が安い(1万円程度)相談所もいくつかあり、交際ルールもIBJほどガチガチではなさそうだ。少なくとも初回アポイントの自由度はある感じである。
こりゃいいじゃねーか、さて申し込もうと思ってSNSで情報収集しようとしたのだが、IBJ系の相談所に比較してやたら情報が少ない。
会員数が半分くらいなら、ネット上の口コミも半分くらいはあってもいいんじゃないか?
不思議に思ったので理由を考えた。IBJ系の相談所は、個人~少人数で経営しているところが多そうだ。(一方のコネクトシップは大手が10社程度で加盟店はそんなに多くなさそうである。)
もしや彼らは知名度のなさを補うために、blogやtwitterで相互に交流してお互いが目立つようにしているのでは?
全然業界は違うが、一昔前にアフィリエイトblogが相互リンクしてアクセス数やはてブ数を稼いで目立つように活動していたがそれに近いことを結婚相談所業界が戦略的にやっているのではないだろうか?
ちょうど数年前から結婚相談所のblogがバズったり、SNSでの発言が炎上することが増えてきたが、運営している中の人達はblog文化に親和性が高そうであるし...
まあ、この予想は完全に個人の妄想なので、実際のところがどうなのかは不明である。
そんなわけで、個人的にはIBJ系の相談所に若干の違和感を覚えたのでコネクトシップ系の相談所で婚活を始めようと思っている。
ふと思ったんだけど
スーパーの売ってるお寿司ってシャリあるじゃないシャリ銀シャリ!
振り向けばそこに銀シャリ!
って限りなく青に近い銀シャリ!
でね、
まるでヒトシ君みたいな言い方してるけど、
あのシャリはどうやって成形されてるのかしら?
でも
職人やロボットがいたらもっと美味しい自慢のお寿司ですよ!ってアピールできるんだけど、
そんなにアピールしていないところを見ると、
つまりあの美味しそうな旗つきケチャップライスゾーンみたいにして、
かぱってご飯詰めてひっくり返してシャリ作ってるんじゃないでしょうね?
あのスーパーお寿司のシャリってどうやってるのかしらっていつ考えても解決しないのよね。
夜も寝れないときは本当に寝れないわ。
誰も寝てはならぬ!って。
それぞれのお店にオーダーメイドカスタマイズされた製麺所から配送される製麺トラックの運ぶ美味しい麺の銀シャリ版みたいに、
実は世の中には
私たちが知らないところで、
巨大炊飯シャリセンターからシャリがそれぞれのスーパーに配送されてるのかな?って
少しでもくっついたらアウトじゃない。
そうなると1つ1つ巨大炊飯シャリセンターで作って持ってくるのはコストが運送費用がうんとかかるような気がするし
やっぱり、
スーパーの厨房には何かしらの寿司シャリ握りロボット的な機械があるのかも知れないわ。
どう考えても、
人が型押して、
カップ麺の謎肉よろしく美味しい合成大豆肉だって出来ちゃうんだから、
お寿司のシャリがいまさら1つ1つ寿司職人のカウンター寿司以外のお店の全ては何かしらの機械でシャリが成形されているはずよね?
私はそう思うわ。
そうなると
そうよ!
もうスーパーお寿司の10貫500円!とかそのワンコインランチよりもワンコイン上回る期待と希望と勇気を手にし、
え?これで本当に500円なの?ってサーモンも入ってて10貫で500円という
どういう世の中の仕組み?
ベジータさん風に言うなら、
まるで半額お寿司のバーゲンセールのようだな!って見たまんまそのまんまのことを言いそうよ。
これも大量生産効率化のファクトリーオートメーションがなせまくりまくりすてぃーる技だとおもうわ。
あのその
お寿司シャリ機械のシャリが流れてくるベルトコンベアってのがあったら、
朝から、
よし!しゃりきっていきましょう!って
張り切ってのを、
しゃりきってってダジャレみたいに言ってるんではなく、
業界用語職人の様に「シャリを切る」っていう言い方での仕事始めの合図的みたいな、
頑張ってシャリってるのかも知れないわね。
売れ残ってボッシュートされないにしても
もうちょっとハッタリというか、
お寿司ですよ!って
箔をつけるためにも980円とここは大きく出て
半額で売る前提で元から高く売ってる商魂たくましい寿司なのかも知れないわ。
でもまだそれはそれでいいんだけど、
謎というか
ベジータさんもさらにその半額バーゲンセールに言葉が出ないように。
帰って味わってみたら
まあこんな味よね!って
超妥協点まつり!
高級寿司屋の高級木材のカウンターなんて囓ったことないから分からないけど、
たぶん高級お寿司屋さんの木のカウンターの方が美味しいはずだし!
お寿司のシャリとネタとを剥がして小皿に入れた醤油を付けて食べるときの音の様をたった一文字の漢字で表せないのと一緒に……、
って何の話しだっけ?
そっかー
違う違う!そうじゃないの、
ってそれ急に縮尺がおかしくなったガリバー旅行記のガリバーが小っちゃくなったときか!って粗品さんばりに突っ込むけど、
標準的な寿司シャリロボットが握るシャリを1シャリって単位で言う標準値とすると
その半分ぐらいの半シャリでいいわ。
もう、
ご飯でお腹パンパンになりたくない説を唱えている炭水化物摂取しない方が健康なんじゃね?理論を唱えているわけでもないんだけど、
私はゾウさんよりキリンさんよりお魚が好きなのよね。
それならお刺身頼んでもりもり食べなさい!って鈴木杏樹さんにも雑なツッコミで言われちゃいそうだけど
まあ
お寿司屋さんでお寿司頼むお刺身5種盛りをちびちび食べるのが私の夢かな!
正当な正式の由緒正しい元祖本家海鮮丼ってなにかしら?って思って意識したことないから、
あれは温かい飯が正解なのか
冷やし飯の方が正解なのかしら?って問題もあるし、
やっぱり私はノリノリのノルウェーサーモン大盛りがいいな!って
鮭とサーモンが同じ魚だってことに気付いた春と書いて鰆と読む魚みたいに初めて気が付いたわ。
同じ魚なの!?って
でもまあ
もうミョウガも切れた頃だし、
アガリにするわね!
お寿司だけに。
うふふ。
これが理想型の栄養バランスカロリーメイト的なサンドイッチで私の朝のご機嫌さんを演出してくれるわ。
朝はご機嫌で始めたいじゃない?
そう思ってるの私だけ?
まあいいわ。
さて残りはどれぐらい残っているでしょう?
なんてね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
PS4とSteamで新しいアイドルマスターのゲームが発売されるが、
結構な頻度でネガティブな発言をよく見るので、主なものを挙げて自分の感想をまとめておく
プラチナスターズから3Dモデルがブラッシュアップされ、スターリットシーズンにて再度3Dモデルが新しくなった。
おおむね、諸星きらりや双葉杏のようなかなり身長差が激しいアイドルを躍らせるために3Dモデルやモーションを一新するのが目的だろう。
ステラスターズまではどのキャラもだいたい同じような身長差で、ゲストキャラも元のアイドル達と大きく離れてはいなかった。
ウマ娘のほうが出来が良いと言えばよいが、ぶっちゃけシェーダーの違いなので個人の好みの差だと思う。
例えると、どの絵師の絵が好き?くらいの違いだ。
今さらアイマス1のようなモデルだと古臭いし、2やOFAなどのモデルも洗練されているが、そこはミリシタに引き継がれている。
プラチナやステラは美麗ではあるが癖が強いかなと思ったので、スタマスはだいぶ落ち着いたようなモデルだと思う
強いていうなら、肩とかの関節がうまく処理できていないのでそこは直してほしいところか
デレマス、ミリマス、シャニマスから5人ずつというのは確かに少ない。
デレミリは選抜で出てくるならまだしも、シャニはユニット売りなのにユニット関係なく選抜メンバーで出てきたので結構ネガティブな意見が多かった気がする。
まぁアイマスは全作品通じてDLC商法ではあるので、1年間毎月各マスから1名ずつ追加で入ってくるというのはあり得る。
Steam版があるので、怒られそうなスレスレなところで追加アイドルModを作ったりとかもアリだろうか。
あとDSがはぶられてるという意見もあったが、演者が忙しすぎるのでどうしようもないというのはある。
余談だが、プラチナ、ステラのときはマネタイズに苦労していた(ガチャのほうが金を落とされやすいため)ので、
これも発表当初から結構言われているが、正直女性と男性で骨格や3Dモデルの作り方が違いすぎて非常に難しいというのがあると思う。
ダンスモーションの破綻を許しても、女性歌唱のダンスを男性が踊ったり、男性歌唱のダンスを女性が踊ったり、
据え置き作品のアイマスは全アイドル歌い分け(アイドルを編成した順番で個別に歌い分けができる)が基本だが、
ワンチャン、3Dモデル付きでストーリーとかには出るかもしれない。
それはそう(断言)
ライトやスモークの加減とかの絵作りはウマ娘のほうが上な気がする。
PS4で動かすのにスタマスは5人でウマ娘はもっとたくさんなんだが?という意見もあるが、
バックダンサーはモーションやテクスチャを共通化しているのでそこまでの負荷ではなさそうだと思っている。
スタマスは先日の生配信で情報が公開された「STAGE FOR YOU」という好きなアイドルと楽曲でMVを作るモードで
以前はできなかったが今回はステージ演出をいじることができるようになったり、そのうえでアイドル個別で撮るなどカメラワークを操作して
結果をオンラインで公開などができるのでそこは期待している。
先日のスタマス生配信のコメントで「OFAからずっと思ってたことあってスタマスで見切りをつけた」おじさんはOFAから何が気に食わなかったのか教えてほしいところ。
あと久夛良木Pはプロデューサーらしくあってほしいとは思った。
あがり症っぽいのはわかるけど、もう少し克服してほしい。
生配信などの場でユーザーに対してゲームのことを伝えるのがゲームプロデューサーとしての対外的な仕事だろう。
STAGE FOR YOUの情報公開で「ぼくのかんがえたさいきょうのアイマス」に近いアイマスが出ると思っているので、買おうと思っている。
プロデュースシステム的にはアイマス2やOFAっぽさを感じるので、プラチナやステラで辛酸をなめたプロデューサーももう一度手を取ってみてはいかがだろうか。
よく家に来る野良猫をかわいがっている
でも野良猫にエサをやるのはご法度らしいので、エサ以外のお世話グッズを買っては試している
猫用のおもちゃは何種類か買った、けっこう遊んでくれた
猫用のブラシも買って、たびたび使っている
お風呂は難しそうだから、猫用のウェットシートを買った、舐めても大丈夫なやつ これは1、2回使ってみた
けど猫からそこまで悪臭もしないし、もしかしたらどこかで飼われていて・あるいは地域猫として面倒みてもらってて、自分以外にちゃんとやってくれてる方・場所があるのかも、と思っている
割としょっちゅう玄関先に来て撫でたり抱いたりしているが、夫からノミ・ダニが心配だと言われたので高価な薬も買った、こちらはまだ試していないが、夏前に一度使いたいと思ってる
けっこうお金もかけてるし、撫でたり抱いたり可愛がってるけど、エサは与えないし、家には入れないのを徹底している
地域猫のルールでも餌やりなどは団体が行うので勝手に餌をやらないように、とあるし、ご近所トラブルも避けたい
もしエサをやったらその時は室内飼いにする時だと思ってる
と、一線を超えないよう自分を律しつつ可愛がってきた
が、さっき玄関先に出たら、💩がコロコロと3つばかりしてあった
猫に餌だけやってフンの始末をしない身勝手な可愛がりはご近所トラブルのもと、地域猫ルール違反なのは十分に承知していたから、餌やりだけはしなかったのに
猫は通常、隠せるような場所、石・土・草などがある場所でフンをするらしい
うちの玄関先はコンクリートだ、こんなとこでわざわざするのは縄張りを示したいとかなんだろうか
エサこそやらなかったがあれこれと面倒を見てたのは事実で懐いているのも事実だろうと思う、もともと大変人懐こい猫だけど
フンは乾いたら片付ける、撫でたり抱いたりブラシをかけたりとかわいがる代償でたまにフンを片付けるくらいは大した事ではないけれど
ある程度トシとると医者から運動しなさい言われるからジョギングやサイクリングを生活に取り入れる人が増える。
マラソン、ジョギング、ランニングでヒザを壊した人が自転車に転向することはよくある。
そんなら最初から自転車サイクリング一本でヒザを養生しながら運動すればいいんじゃないのとは思うけどね。
ちなみに統計を見ると自動車依存者より自転車利用者のほうが長生き
自動車 75,169,950台 0.0017% 0.0143% 0.574% 0.59%
自動二輪 3,589,551台 0.0124% 0.1426% 0.777% 0.93%
原付 7,892,793台 0.0029% 0.0749% 0.400% 0.47%
自転車 約71,500,000台 0.0008% 0.0118% 0.124% 0.13%
そうさ諸星きらりPだよ 最後のSSRは2018年9月のハロウィン限定
待って、言わせてもらうけど、総選挙全圏内アイドルで、SSR待ち期間1000日突破はきらりだけだよ?
小梅とかみくとかも昔長期間干されてたというけど、もはや次元が違うよ
そしてきらりを押しのけてきた依田芳乃はなんだよ?
最もノワールが与えられるべきだったアイドルはきらり、2番目は藍子
その次に仁奈や莉嘉が続く形かな。5周目ノワールならば、この4人が許容される存在
今のノワールの優先度は
5周待ちブラン弱スキル>5周待ちブラン強スキル>6周待ちブラン弱スキル
こうだと思ってたから(6周目解禁までは5周目アイドルに廻される)
待機期間の長さ・ブランのスキルからきらりは文句なしだったよ。
3月ノワールのみりあはさ、4周目出たのがきらりと3ヶ月しか違わないし
ブランも弱スキルだったしで、「みりあノワールも分かるよね〜」って感じだった
芳乃は5周目Paノワールアウトオブ論外なPaノワール。考えうる中で最悪のパターンw
それはきらりP以外もみんな思っているはずだよ
今本気で芳乃が嫌いになりましたよ 運営が全て悪いんだけどさ、芳乃見るとイラッとするんだよ
ごめんね芳乃P
今月のノワールに関しては誰もが「にょわーる」と思っていた
デレステのガシャ予想大会って大概いつも「○○だ!」「△△だろ!」と有力候補が複数人いるものだけど
今月に関しては「きらりノワール一択、他の子はありえないだろ」という珍しい状況だったんだよね
きらりが大嫌いだからと、本来きらりが出るはずだった枠を捻じ曲げ、芳乃を割り込ませるようなゴミ運営はさぁ
だからアクティブ20万割るんだよw 来年にはアクティブ10万割ってるだろうねw
ガチャの出番が全てなの?ってあるけど
スターリットシーズンとかいうウマから逃げて10月に延期になったグダグダなゲーム?
駄文です。私見でしか書いていないので真面目に聞かないでくださいね。
まぁストⅤについては色々言いたいことはあるんですが、順を追って愚痴っていきます。
多分2D格闘ゲームをストⅤから始めていたらこんな思考には至らなかったのかもですが、
まず自分が思う2D格闘ゲームの『面白さ』という部分について触れていきます。
自分にとって2D格闘ゲームの面白さというのは、グラフィックや人口云々は省くとして
システム技の強さや起き攻めの楽しさ、コンボの難しさ、そしてゲームスピードを
自分にとってその爽快感のバランスが良いと思うタイトルはREV2やBBCF、
あとはGBVSやウルⅣなんかが良い感じに壊れててすごく面白いです。
言い換えれば『自由度が高い』2D格闘ゲームが好きなんですよね。
で、ストⅤにはそれが全くありませんと。もっさりしすぎでやっぱり好きになれない。
例えばコンボ面について。サードやウルⅣとかだとコンボが普通に難しくて
プロゲーマーでも大きな大会でコンボを落とすこともよくありました。
2D格闘ゲームとしてそれはちょっと違うんじゃないの?というのが自分の見解です。
今までは、やる側だったらプロ同士の試合とか見ててスゲー!ってなっていましたが
ストⅤは誰でもできるので見ていて面白くない。緊張感が伝わってこない。
初心者や微ラグに配慮したシステムはacprからXrdシリーズに移行した時くらいので
丁度良いと思いますが、ストⅤは初心者に配慮しすぎて中級者以上のプレイヤーが
面白くないと感じるゲームバランスで埋め尽くされている。どうせ身内としか
遊ばないんだから新規とかどうでもええねん、俺はハチャメチャな格ゲーがやりたいねんと。
e-sportsを意識しすぎてこんなバランスになっているのは頷けますが、
身内達と遊んでもまーず盛り上がらない。マジでつまんなすぎて真顔になる。
今まで他の格闘ゲームで積み上げてきた技術を介入しづらいのもクソポイント。
GGST以降に発売する格ゲーが全部こんな調整になるなら俺はもう買わない。絶対に。
投げ抜け狙おうとしてシミーされて結局ダメージ総量が増えるから
結果的に普通に投げ喰らった方が安いとか何なの?要らんねんそんなん。
投げ間合いも狭すぎるしコマ投げも弱いし、差し合いもウルⅣ以上に面白くないし。
過去作で強かったキャラクター達が総じて弱くなる調整は面白くないよね。
これはスプラ無印→スプラ2で一度経験したことがある。ほぼ同じ心境。
人がいるからって理由で俺は格ゲーをやってない。本質的に面白いか面白くないかだけ。
何よりムカつくのは大して他の格闘ゲームの練習もしてないプレイヤーが
ストⅤを始めた途端、急にイキりだすアレ。スマブラキッズと同レベルやぞソレ。
いや、初心者と上級者の差が開きにくいこと、それ自体は良いと思います。
でもそれと今までやれたことができなくなるのは違うよね?って話。
サードでもウルⅣでも持ちキャラは豪鬼とかセスだったんですが、
セスはまだ設定上でああなったのはわかる。でも豪鬼は違うじゃん?って。
なんで最初から後ろ斬空を撃てないようにしたの?なんでVトリ中限定?
これに関しては、GGSTも同じような主旨のツイートを見かけることが多いですが、
GGSTは仮にもアークだから割り切って別のタイトルとして遊ぶ覚悟の準備はした。
ストⅤはサード、ウルⅣとかなり人気な作品だっただけに落差がすごかった。
今ストⅤを楽しいと思えている人達は他の格ゲーやったことあんの?と思う。
もし他の格ゲーを通してストⅤが一番面白いと思う輩とは一生仲良くできない。
格ゲーを楽しいと感じる着眼点が違いすぎる。プロゲーマーの中にも
そう感じている人は多いと思う。その人達はプロだから口には出さないし、
シリーズ最新の格ゲーを遊び続けることを義務付けられている地獄のような環境だけど。
その中で必死に楽しさを見出せるのは流石プロだなぁと思う。俺には無理。
今は初心者ではなくなってしまったからどうかわからないけど、初心者がストⅤを遊んで
面白いと思うのか?という疑問符もある。初心者視点で見たら誰でもできるコンボしかないから
最初は面白く感じるかもしれない。でも結局コンボを当てるために近づかないといけない。
この『当てるために近づく』という行為が初心者にとっては苦痛すぎると思う。特にストⅤは。
公式で『前ステップが速い~』とか書いてあったけどウルⅣやサード程じゃないし
格ゲーって本当に面白いタイトルであれば負けても面白いって思うタイトルあると思うんですよ。
ストⅤに限ってそれがない。だって勝っても負けても面白くないんだもの。
ストⅤの面白さを見出すために結構な努力はしたけど、兆しすら見つからなかった。
求めている格ゲーはこれじゃない。これであってはならないんですよね。
相手に触った時の瞬間的な手札・読み合いが少ない。こーれはあまりにも楽しくない。
こんなゲームに時間費やすくらいだったらマジでREV2とかBBCFを練習してくれ。
ストⅤは攻め込まれた時のドキドキ感がマジでねえんだわ。熱くなれない。
誰でもできるゲームならスマブラやってた方がまだ面白い。俺にとってストⅤはそんなゲーム。
起き攻めが弱いのも良くない。起き攻めは格闘ゲームの華ともいえる部分だから。
そもそもストシリーズは元々起き攻めがそこまで強くないのはありましたが、Ⅴほどではない。
一回投げたら起き攻め終わるって、投げの旨味を少なくしてどうすんだってばよ。
永遠に差し合いを繰り返したいならそれこそサムスピやスマブラやってろって話。
初心者はそういうのが好きなんだろうけど、俺はもうそれで満足できる精神は持ち合わせてない。
起き攻めでハメ殺したいのにそれすら許されないとか許されると思ってんの??
ストⅤは控えめに言って初心者向けなので俺は楽しめない。
自分の腕を過信しているわけでは全くないけど流石にストⅤはない。
ちょっと練習したら勝てるゲームって、それ面白くなくね?っていうのが自論。
敷居がどーたらとか関係なく、練習して強くなるゲームじゃないと本質的に面白くない。
何より続かない。ストⅤはただ最新作で人口が多いってだけで、=面白いということにはならない。
ある程度の実力に達するまでの努力が僅かしか要らない。バトロワ系FPSも同じ。
読み合いの速さで飯を食ってきた人達がストⅤをやったらそりゃつまんねえってなりますわ。
お前もバカか?
最近よく見る企画だとなんかXのトシとか米米の石井とかが変装して
ここまではいいよ、わかるよ
でもその素人の中に必ずトシの大ファンとか石井の大ファンとかが都合よくいて、
種明かししてない段階で「あれ石井さんじゃない…?」とか言い出すわけ
そんで決まって感動して泣き出すわけ
あるか!そんな偶然、毎回都合よく…
いや、百歩譲ってそういう偶然があることもあるだろう
本当に仕込みなしで抜き打ちで石井が出てきて、毎回泣くほどファンのやついますか?
いなかったら、どうすんの?
「へー、あの人、歌うまいね。すごい、びっくりしたね」くらいのリアクションで終わりですよ
そんな回、見たことないわ。あるわけないよな。
だいたい、本当にドッキリで撮影してたら、顔出しNGにする人もいるでしょう。
でも、観客にボカシ入ってるの見たことないな。
さて、以上の番組を見て、仕込みであることの「根拠がない」と、お前はまだ言うのか?
そこまでお前はバカなのか?
あるとき、三十疋ぴきのあまがえるが、一緒いっしょに面白おもしろく仕事をやって居おりました。
これは主に虫仲間からたのまれて、紫蘇しその実やけしの実をひろって来て花ばたけをこしらえたり、かたちのいい石や苔こけを集めて来て立派なお庭をつくったりする職業しょうばいでした。
こんなようにして出来たきれいなお庭を、私どもはたびたび、あちこちで見ます。それは畑の豆まめの木の下や、林の楢ならの木の根もとや、又また雨垂あまだれの石のかげなどに、それはそれは上手に可愛かあいらしくつくってあるのです。
さて三十疋は、毎日大へん面白くやっていました。朝は、黄金色きんいろのお日さまの光が、とうもろこしの影法師かげぼうしを二千六百寸も遠くへ投げ出すころからさっぱりした空気をすぱすぱ吸って働き出し、夕方は、お日さまの光が木や草の緑を飴色あめいろにうきうきさせるまで歌ったり笑ったり叫さけんだりして仕事をしました。殊ことにあらしの次の日などは、あっちからもこっちからもどうか早く来てお庭をかくしてしまった板を起して下さいとか、うちのすぎごけの木が倒たおれましたから大いそぎで五六人来てみて下さいとか、それはそれはいそがしいのでした。いそがしければいそがしいほど、みんなは自分たちが立派な人になったような気がして、もう大よろこびでした。さあ、それ、しっかりひっぱれ、いいか、よいとこしょ、おい、ブチュコ、縄なわがたるむよ、いいとも、そらひっぱれ、おい、おい、ビキコ、そこをはなせ、縄を結んで呉くれ、よういやさ、そらもう一いき、よおいやしゃ、なんてまあこんな工合ぐあいです。
ところがある日三十疋のあまがえるが、蟻ありの公園地をすっかり仕上げて、みんなよろこんで一まず本部へ引きあげる途中とちゅうで、一本の桃ももの木の下を通りますと、そこへ新らしい店が一軒けん出ていました。そして看板がかかって、
「舶来はくらいウェスキイ 一杯ぱい、二厘りん半。」と書いてありました。
あまがえるは珍めずらしいものですから、ぞろぞろ店の中へはいって行きました。すると店にはうすぐろいとのさまがえるが、のっそりとすわって退くつそうにひとりでべろべろ舌を出して遊んでいましたが、みんなの来たのを見て途方もないいい声で云いいました。
「へい、いらっしゃい。みなさん。一寸ちょっとおやすみなさい。」
「なんですか。舶来のウェクーというものがあるそうですね。どんなもんですか。ためしに一杯呑のませて下さいませんか。」
「へい、舶来のウェスキイですか。一杯二厘半ですよ。ようござんすか。」
「ええ、よござんす。」
とのさまがえるは粟あわつぶをくり抜ぬいたコップにその強いお酒を汲くんで出しました。
「ウーイ。これはどうもひどいもんだ。腹がやけるようだ。ウーイ。おい、みんな、これはきたいなもんだよ。咽喉のどへはいると急に熱くなるんだ。ああ、いい気分だ。もう一杯下さいませんか。」
「こっちへも早く下さい。」
「いやありがとう、ウーイ。ウフッ、ウウ、どうもうまいもんだ。」
「こっちへも早く下さい。」
「ウウイ。」
「おいもう一杯お呉れ。」
「こっちへ早くよ。」
「もう一杯早く。」
「へい、へい。どうぞお急せきにならないで下さい。折角せっかく、はかったのがこぼれますから。へいと、これはあなた。」
「いや、ありがとう、ウーイ、ケホン、ケホン、ウーイうまいね。どうも。」
さてこんな工合で、あまがえるはお代りお代りで、沢山たくさんお酒を呑みましたが、呑めば呑むほどもっと呑みたくなります。
もっとも、とのさまがえるのウィスキーは、石油缶かんに一ぱいありましたから、粟つぶをくりぬいたコップで一万べんはかっても、一分もへりはしませんでした。
「おいもう一杯おくれ。」
「も一杯お呉れったらよう。早くよう。」
「さあ、早くお呉れよう。」
「へいへい。あなたさまはもう三百二杯目でございますがよろしゅうございますか。」
「いいよう。お呉れったらお呉れよう。」
「へいへい。よければさし上げます。さあ、」
「ウーイ、うまい。」
「おい、早くこっちへもお呉れ。」
そのうちにあまがえるは、だんだん酔よいがまわって来て、あっちでもこっちでも、キーイキーイといびきをかいて寝ねてしまいました。
とのさまがえるはそこでにやりと笑って、いそいですっかり店をしめて、お酒の石油缶にはきちんと蓋ふたをしてしまいました。それから戸棚とだなからくさりかたびらを出して、頭から顔から足のさきまでちゃんと着込きこんでしまいました。
それからテーブルと椅子いすをもって来て、きちんとすわり込みました。あまがえるはみんな、キーイキーイといびきをかいています。とのさまがえるはそこで小さなこしかけを一つ持って来て、自分の椅子の向う側に置きました。
それから棚から鉄の棒をおろして来て椅子へどっかり座すわって一ばんはじのあまがえるの緑色のあたまをこつんとたたきました。
「キーイ、キーイ、クヮア、あ、痛い、誰たれだい。ひとの頭を撲なぐるやつは。」
「勘定を払いな。」
「お前のは三百四十二杯で、八十五銭五厘だ。どうだ。払えるか。」
あまがえるは財布さいふを出して見ましたが、三銭二厘しかありません。
「何だい。おまえは三銭二厘しかないのか。呆あきれたやつだ。さあどうするんだ。警察へ届けるよ。」
「許して下さい。許して下さい。」
「いいや、いかん。さあ払え。」
「ないんですよ。許して下さい。そのかわりあなたのけらいになりますから。」
「そうか。よかろう。それじゃお前はおれのけらいだぞ。」
「へい。仕方ありません。」
「よし、この中にはいれ。」
とのさまがえるは次の室へやの戸を開いてその閉口したあまがえるを押おし込んで、戸をぴたんとしめました。そしてにやりと笑って、又どっしりと椅子へ座りました。それから例の鉄の棒を持ち直して、二番目のあま蛙がえるの緑青ろくしょういろの頭をこつんとたたいて云いました。
「何をねぼけてんだよ。起きるんだよ。目をさますんだよ。勘定だよ。」
「ううい、あああっ。ううい。何だい。なぜひとの頭をたたくんだい。」
「お前のは六百杯で、一円五十銭だよ。どうだい、それ位あるかい。」
あまがえるはすきとおる位青くなって、財布をひっくりかえして見ましたが、たった一銭二厘しかありませんでした。
「うん、一円二十銭もあるかい。おや、これはたった一銭二厘じゃないか。あんまり人をばかにするんじゃないぞ。勘定の百分の一に負けろとはよくも云えたもんだ。外国のことばで云えば、一パーセントに負けて呉れと云うんだろう。人を馬鹿にするなよ。さあ払え。早く払え。」
「なきゃおれのけらいになれ。」
「仕方ない。そいじゃそうして下さい。」
「さあ、こっちへ来い。」とのさまがえるはあまがえるを又次の室へやに追い込みました。それから又どっかりと椅子へかけようとしましたが何か考えついたらしく、いきなりキーキーいびきをかいているあまがえるの方へ進んで行って、かたっぱしからみんなの財布を引っぱり出して中を改めました。どの財布もみんな三銭より下でした。ただ一つ、いかにも大きくふくれたのがありましたが、開いて見ると、お金が一つぶも入っていないで、椿つばきの葉が小さく折って入れてあるだけでした。とのさまがえるは、よろこんで、にこにこにこにこ笑って、棒を取り直し、片っぱしからあまがえるの緑色の頭をポンポンポンポンたたきつけました。さあ、大へん、みんな、
「あ痛っ、あ痛っ。誰だい。」なんて云いながら目をさまして、しばらくきょろきょろきょろきょろしていましたが、いよいよそれが酒屋のおやじのとのさまがえるの仕業しわざだとわかると、もうみな一ぺんに、
「何だい。おやじ。よくもひとをなぐったな。」と云いながら、四方八方から、飛びかかりましたが、何分とのさまがえるは三十がえる力りきあるのですし、くさりかたびらは着ていますし、それにあまがえるはみんな舶来ウェスキーでひょろひょろしてますから、片っぱしからストンストンと投げつけられました。おしまいにはとのさまがえるは、十一疋のあまがえるを、もじゃもじゃ堅かためて、ぺちゃんと投げつけました。あまがえるはすっかり恐おそれ入って、ふるえて、すきとおる位青くなって、その辺に平伏へいふくいたしました。そこでとのさまがえるがおごそかに云いいました。
「お前たちはわしの酒を呑のんだ。どの勘定も八十銭より下のはない。ところがお前らは五銭より多く持っているやつは一人もない。どうじゃ。誰かあるか。無かろう。うん。」
あまがえるは一同ふうふうと息をついて顔を見合せるばかりです。とのさまがえるは得意になって又はじめました。
「どうじゃ。無かろう。あるか。無かろう。そこでお前たちの仲間は、前に二人お金を払うかわりに、おれのけらいになるという約束やくそくをしたがお前たちはどうじゃ。」この時です、みなさんもご存じの通り向うの室の中の二疋ひきが戸のすきまから目だけ出してキーと低く鳴いたのは。
みんなは顔を見合せました。
「どうも仕方ない。そうしようか。」
「そうお願いしよう。」
「どうかそうお願いいたします。」
どうです。あまがえるなんというものは人のいいものですからすぐとのさまがえるのけらいになりました。そこでとのさまがえるは、うしろの戸をあけて、前の二人を引っぱり出しました。そして一同へおごそかに云いました。
「いいか。この団体はカイロ団ということにしよう。わしはカイロ団長じゃ。あしたからはみんな、おれの命令にしたがうんだぞ。いいか。」
「仕方ありません。」とみんなは答えました。すると、とのさまがえるは立ちあがって、家をぐるっと一まわしまわしました。すると酒屋はたちまちカイロ団長の本宅にかわりました。つまり前には四角だったのが今度は六角形の家になったのですな。
さて、その日は暮くれて、次の日になりました。お日さまの黄金色きんいろの光は、うしろの桃の木の影法師かげぼうしを三千寸も遠くまで投げ出し、空はまっ青にひかりましたが、誰もカイロ団に仕事を頼たのみに来ませんでした。そこでとのさまがえるはみんなを集めて云いました。
「さっぱり誰も仕事を頼みに来んな。どうもこう仕事がなくちゃ、お前たちを養っておいても仕方ない。俺おれもとうとう飛んだことになったよ。それにつけても仕事のない時に、いそがしい時の仕度したくをして置くことが、最必要だ。つまりその仕事の材料を、こんな時に集めて置かないといかんな。ついてはまず第一が木だがな。今日はみんな出て行って立派な木を十本だけ、十本じゃすくない、ええと、百本、百本でもすくないな、千本だけ集めて来い。もし千本集まらなかったらすぐ警察へ訴うったえるぞ。貴様らはみんな死刑しけいになるぞ。その太い首をスポンと切られるぞ。首が太いからスポンとはいかない、シュッポォンと切られるぞ。」
あまがえるどもは緑色の手足をぶるぶるぶるっとけいれんさせました。そしてこそこそこそこそ、逃にげるようにおもてに出てひとりが三十三本三分三厘強ずつという見当で、一生けん命いい木をさがしましたが、大体もう前々からさがす位さがしてしまっていたのですから、いくらそこらをみんながひょいひょいかけまわっても、夕方までにたった九本しか見つかりませんでした。さあ、あまがえるはみんな泣き顔になって、うろうろうろうろやりましたがますますどうもいけません。そこへ丁度一ぴきの蟻ありが通りかかりました。そしてみんなが飴色あめいろの夕日にまっ青にすきとおって泣いているのを見て驚おどろいてたずねました。
「あまがえるさん。昨日はどうもありがとう。一体どうしたのですか。」
「今日は木を千本、とのさまがえるに持っていかないといけないのです。まだ九本しか見つかりません。」
蟻はこれを聞いて「ケッケッケッケ」と大笑いに笑いはじめました。それから申しました。
「千本持って来いというのなら、千本持って行ったらいいじゃありませんか。そら、そこにあるそのけむりのようなかびの木などは、一つかみ五百本にもなるじゃありませんか。」
なるほどとみんなはよろこんでそのけむりのようなかびの木を一人が三十三本三分三厘ずつ取って、蟻にお礼を云って、カイロ団長のところへ帰って来ました。すると団長は大機嫌だいきげんです。
「ふんふん。よし、よし。さあ、みんな舶来はくらいウィスキーを一杯いっぱいずつ飲んでやすむんだよ。」
そこでみんなは粟あわつぶのコップで舶来ウィスキーを一杯ずつ呑んで、くらくら、キーイキーイと、ねむってしまいました。
次の朝またお日さまがおのぼりになりますと、とのさまがえるは云いました。
「おい、みんな。集れ。今日もどこからも仕事をたのみに来ない。いいか、今日はな、あちこち花畑へ出て行って花の種をひろって来るんだ。一人が百つぶずつ、いや百つぶではすくない。千つぶずつ、いや、千つぶもこんな日の長い時にあんまり少い。万粒つぶずつがいいかな。万粒ずつひろって来い。いいか、もし、来なかったらすぐお前らを巡査じゅんさに渡わたすぞ。巡査は首をシュッポンと切るぞ。」
あまがえるどもはみんな、お日さまにまっさおにすきとおりながら、花畑の方へ参りました。ところが丁度幸さいわいに花のたねは雨のようにこぼれていましたし蜂はちもぶんぶん鳴いていましたのであまがえるはみんなしゃがんで一生けん命ひろいました。ひろいながらこんなことを云っていました。
「おい、ビチュコ。一万つぶひろえそうかい。」
「いそがないとだめそうだよ、まだ三百つぶにしかならないんだもの。」
「さっき団長が百粒ってはじめに云ったねい。百つぶならよかったねい。」
「うん。その次に千つぶって云ったねい。千つぶでもよかったねい。」
「ほんとうにねい。おいら、お酒をなぜあんなにのんだろうなあ。」
「おいらもそいつを考えているんだよ。どうも一ぱい目と二杯目、二杯目と三杯目、みんな順ぐりに糸か何かついていたよ。三百五十杯つながって居たとおいら今考えてるんだ。」
「全くだよ。おっと、急がないと大へんだ。」
「そうそう。」
さて、みんなはひろってひろってひろって、夕方までにやっと一万つぶずつあつめて、カイロ団長のところへ帰って来ました。
「うん。よし。さあ、みんな舶来ウェスキーを一杯ずつのんで寝ねるんだよ。」と云いました。
あまがえるどもも大よろこびでみんな粟あわのこっぷで舶来ウィスキイを一杯ずつ呑んで、キーイキーイと寝てしまいました。
次の朝あまがえるどもは眼めをさまして見ますと、もう一ぴきのとのさまがえるが来ていて、団長とこんなはなしをしていました。
「とにかく大いに盛さかんにやらないといかんね。そうでないと笑いものになってしまうだけだ。」
「全くだよ。どうだろう、一人前九十円ずつということにしたら。」
「うん。それ位ならまあよかろうかな。」
「よかろうよ。おや、みんな起きたね、今日は何の仕事をさせようかな。どうも毎日仕事がなくて困るんだよ。」
「うん。それは大いに同情するね。」
「今日は石を運ばせてやろうか。おい。みんな今日は石を一人で九十匁もんめずつ運んで来い。いや、九十匁じゃあまり少いかな。」
「うん。九百貫という方が口調がいいね。」
「そうだ、そうだ。どれだけいいか知れないね。おい、みんな。今日は石を一人につき九百貫ずつ運んで来い。もし来なかったら早速警察へ貴様らを引き渡すぞ。ここには裁判の方のお方もお出いでになるのだ。首をシュッポオンと切ってしまう位、実にわけないはなしだ。」
あまがえるはみなすきとおってまっ青になってしまいました。それはその筈はずです。一人九百貫の石なんて、人間でさえ出来るもんじゃありません。ところがあまがえるの目方が何匁あるかと云ったら、たかが八匁か九匁でしょう。それが一日に一人で九百貫の石を運ぶなどはもうみんな考えただけでめまいを起してクゥウ、クゥウと鳴ってばたりばたり倒たおれてしまったことは全く無理もありません。
とのさまがえるは早速例の鉄の棒を持ち出してあまがえるの頭をコツンコツンと叩たたいてまわりました。あまがえるはまわりが青くくるくるするように思いながら仕事に出て行きました。お日さまさえ、ずうっと遠くの天の隅すみのあたりで、三角になってくるりくるりとうごいているように見えたのです。
みんなは石のある所に来ました。そしててんでに百匁ばかりの石につなをつけて、エンヤラヤア、ホイ、エンヤラヤアホイ。とひっぱりはじめました。みんなあんまり一生けん命だったので、汗あせがからだ中チクチクチクチク出て、からだはまるでへたへた風のようになり、世界はほとんどまっくらに見えました。とにかくそれでも三十疋が首尾よくめいめいの石をカイロ団長の家まで運んだときはもうおひるになっていました。それにみんなはつかれてふらふらして、目をあいていることも立っていることもできませんでした。あーあ、ところが、これから晩までにもう八百九十九貫九百匁運ばないと首をシュッポオンと切られるのです。
カイロ団長は丁度この時うちの中でいびきをかいて寝て居おりましたがやっと目をさまして、ゆっくりと外へ出て見ました。あまがえるどもは、はこんで来た石にこしかけてため息をついたり、土の上に大の字になって寝たりしています。その影法師は青く日がすきとおって地面に美しく落ちていました。団長は怒おこって急いで鉄の棒を取りに家の中にはいりますと、その間に、目をさましていたあまがえるは、寝ていたものをゆり起して、団長が又出て来たときは、もうみんなちゃんと立っていました。カイロ団長が申しました。
「何だ。のろまども。今までかかってたったこれだけしか運ばないのか。何という貴様らは意気地いくじなしだ。おれなどは石の九百貫やそこら、三十分で運んで見せるぞ。」
「とても私らにはできません。私らはもう死にそうなんです。」
「えい、意気地なしめ。早く運べ。晩までに出来なかったら、みんな警察へやってしまうぞ。警察ではシュッポンと首を切るぞ。ばかめ。」
「どうか早く警察へやって下さい。シュッポン、シュッポンと聞いていると何だか面白おもしろいような気がします。」
「えい、馬鹿者め意気地なしめ。
えい、ガーアアアアアアアアア。」カイロ団長は何だか変な顔をして口をパタンと閉じました。ところが「ガーアアアアアアア」と云う音はまだつづいています。それは全くカイロ団長の咽喉のどから出たのではありませんでした。かの青空高くひびきわたるかたつむりのメガホーンの声でした。王さまの新らしい命令のさきぶれでした。
「そら、あたらしいご命令だ。」と、あまがえるもとのさまがえるも、急いでしゃんと立ちました。かたつむりの吹くメガホーンの声はいともほがらかにひびきわたりました。
「王さまの新らしいご命令。王さまの新らしいご命令。一個条。ひとに物を云いつける方法。ひとに物を云いつける方法。第一、ひとにものを云いつけるときはそのいいつけられるものの目方で自分のからだの目方を割って答を見つける。第二、云いつける仕事にその答をかける。第三、その仕事を一ぺん自分で二日間やって見る。以上。その通りやらないものは鳥の国へ引き渡す。」
さああまがえるどもはよろこんだのなんのって、チェッコという算術のうまいかえるなどは、もうすぐ暗算をはじめました。云いつけられるわれわれの目方は拾じゅう匁、云いつける団長のめがたは百匁、百匁割る十匁、答十。仕事は九百貫目、九百貫目掛ける十、答九千貫目。
「九千貫だよ。おい。みんな。」
「団長さん。さあこれから晩までに四千五百貫目、石をひっぱって下さい。」
今度は、とのさまがえるは、だんだん色がさめて、飴色あめいろにすきとおって、そしてブルブルふるえて参りました。
あまがえるはみんなでとのさまがえるを囲んで、石のある処ところへ連れて行きました。そして一貫目ばかりある石へ、綱つなを結びつけて
「さあ、これを晩までに四千五百運べばいいのです。」と云いながらカイロ団長の肩に綱のさきを引っかけてやりました。団長もやっと覚悟かくごがきまったと見えて、持っていた鉄の棒を投げすてて、眼をちゃんときめて、石を運んで行く方角を見定めましたがまだどうも本当に引っぱる気にはなりませんでした。そこであまがえるは声をそろえてはやしてやりました。
「ヨウイト、ヨウイト、ヨウイト、ヨウイトショ。」
カイロ団長は、はやしにつりこまれて、五へんばかり足をテクテクふんばってつなを引っ張りましたが、石はびくとも動きません。
とのさまがえるはチクチク汗を流して、口をあらんかぎりあけて、フウフウといきをしました。全くあたりがみんなくらくらして、茶色に見えてしまったのです。
「ヨウイト、ヨウイト、ヨウイト、ヨウイトショ。」
とのさまがえるは又四へんばかり足をふんばりましたが、おしまいの時は足がキクッと鳴ってくにゃりと曲ってしまいました。あまがえるは思わずどっと笑い出しました。がどう云うわけかそれから急にしいんとなってしまいました。それはそれはしいんとしてしまいました。みなさん、この時のさびしいことと云ったら私はとても口で云えません。みなさんはおわかりですか。ドッと一緒いっしょに人をあざけり笑ってそれから俄にわかにしいんとなった時のこのさびしいことです。
ところが丁度その時、又もや青ぞら高く、かたつむりのメガホーンの声がひびきわたりました。
「王様の新らしいご命令。王様の新らしいご命令。すべてあらゆるいきものはみんな気のいい、かあいそうなものである。けっして憎にくんではならん。以上。」それから声が又向うの方へ行って「王様の新らしいご命令。」とひびきわたって居ります。
そこであまがえるは、みんな走り寄って、とのさまがえるに水をやったり、曲った足をなおしてやったり、とんとんせなかをたたいたりいたしました。
「ああ、みなさん、私がわるかったのです。私はもうあなた方の団長でもなんでもありません。私はやっぱりただの蛙かえるです。あしたから仕立屋をやります。」
あまがえるは、みんなよろこんで、手をパチパチたたきました。
次の日から、あまがえるはもとのように愉快ゆかいにやりはじめました。
みなさん。あまあがりや、風の次の日、そうでなくてもお天気のいい日に、畑の中や花壇かだんのかげでこんなようなさらさらさらさら云う声を聞きませんか。
「おい。ベッコ。そこん処とこをも少しよくならして呉くれ。いいともさ。おいおい。ここへ植えるの
【ネタバレへの注意】
「=====」で「続きを読む」という表示をだすはてな記法も増田じゃ使えないみたいだし。
とりあえずそこで困ったという文章を書いて字数を稼いでおけば多少はマシになるだろう
【ネタバレ開始】
今までになくとてもわかりやすく、不快感がなく、気持ちよさが残るエヴァだった。
ゲンドウが庵野監督を象徴してるのはわりと異論なく解釈されてるところだろう。
ならばシン・エヴァンゲリオンは
生まれたのがエヴァというアニメ(シンジ)で、たくさんの悪影響(ニアサードインパクト)や
悪影響をうけたファン(インフィニティのなりそこない)をうんでしまったけど、
庵野監督が時を経て成熟したエヴァというアニメと関係を結び直せた結果、
ちゃゃんと原点から自省してガンダム(神)とかみたいになることを
断念してエヴァという膨れ上がったカルト神話をきっちり解体して畳むことができました」
ほかをあてはめていくと
ゼーレ版の人類補完計画がエヴァを商業的に成功し続ける作品にしようという方向性
ゲンドウ版の人類補完計画がエヴァをカルト神話的であり続けて、ファンを呪縛しつづけることで進化させようという方向性
(富野由悠季監督がニュータイプという概念を視聴者に押し付けるような)
アヤナミ(仮)は多分パチンコなどIP利用(お年寄りにも触れられたという点で)
アスカはエヴァで実現したかったものの象徴みたいなもの?みたいな感じになるだろうか
オトシマエをつけるために振り返った結果、宇部新川駅から旅立ったあたりから駄目だったねという身も蓋もない自省が展開されるのだけど
不思議と説教臭さも不快さもないどころか、謎の爽快感まで発生している。
それは、ユイがアニメ文化の象徴であり「庵野監督のアニメに対する夢や野望」だったと解釈すれば
かつて憧れてキラキラ輝き続けるガンダムなどの数々の作品のように「自分の作品よ、神話になれ」とにするのを諦めて
実際、今の庵野監督にとってエヴァを稼げる商品にし続けることも
この内容で不快感を発生させない圧倒的な力量とクオリティーをみても明らかだが
あえてそれをせず、全力でエヴァを終わらせるのは清々しさがある
こじれた人間が間違いで作ってしまった程度のものなのだと解体しきっても
現実にエヴァはリアル世界に良かれ悪かれ様々な影響を残してる。
ゲンドウがシンジ(エヴァという作品)のなかにユイ(アニメへの夢)を再び見出し、
最後にユイ(アニメ文化)がシンジ(エヴァという作品)の身代わりになって出発を祝福する。