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はてなキーワード: マルボロとは

2020-10-06

紙巻き煙草民がiQOSに踏み出した覚書

紙巻き煙草一筋で電子タバコなんか糞食らえじゃと思っていたけど、近年「喫煙席」なのに「電子タバコしかダメ」というクソルールな店が増えてきたので、iQOSの14日間お試しサービスを申し込んでみた。


iQOSの二週間お試しサービスは、好きな製品とお試し用のヒートスティックのセットを二週間試した後で購入するか決められるサービスである

利用料や送料も全部無料、最終的に購入しないで返却するときも送料無料製品と充電器類とお手入れ用のスティック、そしてヒートスティックが大量についてくる。二週間で吸いきれる分量じゃない量がついてくる。びっくりした。

製品も初代から最新までの三種類から選べ、本体カラーも選べる。おまけに、サービスを利用してからの購入はかなりお安く買うことができる。すごい。

iQOSの回し者ではない。

というかこれから書くことを読めば回し者ではないことは明らかだと思う。


一応自分スペックを書いておこう。

26歳女、普段吸っているのはマルボロレギュラー赤マル)、12ミリ

喫煙歴約6年。1日に吸うのは外出する日なら約8本、1日篭って仕事する日は15本くらい。

最初の二年でキャスター1ミリ赤マルミディアムラキストセッタ赤マル→金マルと迷走して赤マルに落ち着いた。ミントガムが苦手なのでメンソールも苦手。


私が頼んだのは、iQOS3マルチホワイト。充電とホルダーが一体化しているオールインワン型で、MAX充電すると10本まで連続で吸えるタイプ。大きさは普通iQOSのケースくらいの長さ(約12センチ)、iQOSからすると大きいと感じるらしいけど、まあこんなもんだろう。重量はすごく軽い。

充電はUSB-Cタイプ最近Cタイプ増えてきたな。届いた時点でたっぷり充電されているので、開けてその場で吸ってみることができる。

製品の触り心地はさらっとしていて気持ちいい。ただ質感はカラーによって違うらしく、黒はもう少しマットな手触りだとか。

ヒートスティックは申し込み時に「レギュラー」「メンソール」「フレーバーから選ぶことができ、私はレギュラーセットを注文。ということで、セットでついてきたレギュラータイプヒートスティックは、マルボロレギュラースムースレギュラーバランスレギュラー、なぜかブラメン、そして多分オマケで「HEETS」という電子独自銘柄の「クリアシルバー」の5箱。各20本入り。太っ腹じゃん。



使い方:ボタンを長押しして加熱開始。煙草は吸わないとあまり燃焼しないので結構自分で調節してゆったり吸えるけど、iQOSはきっちり何回吸ったら終わりってのがある。

ただ、説明書文章が悪い。「ライトが点滅するまで長押し」て書いてるのに、指を離さないと点滅が開始しない。点滅しないな〜と思って長押しし続けると、どうやら7秒以上押すとシステムリセットされる仕組みらしく、知らずにリセットしまくってしまった。は?これクレームいれとこ。

また説明書には書いていないが、吸い終わって吸い殻を取り出すときはホルダーのカシャっと上にあげるところを一緒に持ち上げながら引き抜くとカスまで綺麗にすぽっと抜けるコツを覚えた。最初カスが詰まってしまい、詰まってると次のが入らないのでやむなくミシン針でほじりだした。草。書いとけや。


喫煙感:意外とある普段12ミリ赤マルボロを吸っているためかなり強い喫煙感に慣れてしまっているので、タールが少ない煙草みたいな吸い口だったら容赦しねえぞと思ったけど、意外としっかりしていた。一回吸うと紙巻きと同じくらいの満足感は得られる。ここは結構よかった。

あと、紙巻きでのいわゆる金魚吸いみたいに適当に吸うとうまく吸引できないので、一回一回がゆっっっくり落ち着いて吸い込むことになるし、チェーンスモーキングにはならなさそう。

紙巻きの時は煙草片手に仕事していたけど、電子だとそれができないしゆったり吸うために煙草に集中することになるので、仕事区切りはいいかもしれない。とにかく仕事中にパカパカ無尽蔵に吸ってしまうことはなくなるだろう。


味:舌触りは全然違う。燃焼ではなく加熱なので、吸うたびに生温い空気を吸い込むことになる。寒いときならほっこりしていいかもしれないけど、少し気持ち悪い。でも味自体は、慣れたらいけそうという感じ。


あと当然だけど灰が落ちない。灰皿から灰がこぼれたり、机の上に灰をこぼしたり、火種が落ちたり、そういうのが全くないのは潔癖症の人にはいいかも。潔癖症の人はそもそも煙草吸わなさそうだけど。


臭い:ここ!!!!!!電子タバコの最大の欠点って臭いだと思う。

電子タバコは臭わない?どの口が言ってる?鼻死んでるんか?????

かに煙草臭いは全くしないけど、電子タバコ独特の人工的な臭いがすごく強い。紙巻きとは違う種類の臭い

この臭いは人によって感じ方が違うっぽいけど、私は「ヘンプのあの葉っぱの形の芳香剤が吊してあるDQN新車」「走ってる車の中で臭うと車酔いを助長させそう」「プラスチックを燃やしたような臭い」て感じ。とにかく人工的で、特有気持ち悪さがある。体調悪いときに吸ったら吐き気を催しそう。

紙巻きの臭いは、臭いのは臭いけど「煙」の臭さという感じだと個人的には思うのだけど、電子タバコは本当に人工的な臭い不快感がある。新車臭いが苦手な人にはきついと思う。私だ。

この「独特の臭い」が最大の問題で、口臭はたぶん軽減されるけど、空気にずっと漂っている。寝る前に吸って、7時間寝て起きたらまだ臭っている。紙巻きのにおいは慣れてしまって気にならないだけかもしれないけど。紙巻きよりよっぽど換気が必要

煙草臭いのは明らかである。服に臭いもつくし、口臭くなるし、部屋も歯も黄ばむし、火事のもとにもなるし、おまけに体に悪いし、もう最悪である喫煙者が嫌われるのはわかるし差別されて然るべしと思うので、喫煙所が減ってきたり肩身が狭くなるのは当然だろうと受け入れてきた。けれど、電子タバコが「俺は煙草じゃないですけど?w」みたいなツラで台頭するは許せない。お前もめちゃくちゃ臭い!?!?!?別に健康にもよくねーから!!!調子に乗るなよ。


そして、香水との相性。煙草植物由来なので、ちゃんと探せば意外と相性の合う香水結構あるのだ。煙草が原料に含まれてる香水もある。相性悪いと本当に臭いので気をつけなければいけないことには変わりないけど、探せばある。スモーキー匂い香水かっこいいんだよ〜。

でも電子タバコの人工的な臭いは、相性の合う香水を探すのはかなり骨が折れそうだなと思う。試しに手持ちの香水を強めにつけてから吸ってみたけど、臭いが合体して独特の臭みを放ってしまった。

まあ、体には臭いがつきにくいから、吸ったあとに服をパタパタしたら大丈夫なのかな…。ここらへんはまだ第三者臭いを嗅いでもらってないのでわからないです、ごめんなさい。

あと、服に臭いがつかなかったり口が臭わないのは確かだけど、空気中への残留は紙巻きより圧倒的に強いと実感したので、空気清浄機が必須かもしれない。うーん。


電子タバコオンリー喫煙所が増えてきてムカついていた頃に煙草増税したので、いっそ移行するつもりで試してみたけど、どうしてもこの独特の臭いが慣れないので、iQOSは「どうしても紙巻きは吸えない」という場所で吸う時のためだけに持っておくことにした。ということで、日常的には紙巻きを吸い続けます


私は最終的に「やっぱり紙巻きの方が好き」に落ち着いてしまったけど、電子タバコへの移行を考えている人にとっては、iQOSのこのサービス結構おすすめできるとは思う。なんてったって無料だし。

2020-08-03

火を貸してくれないか マルボロを久々にすいたいんだ

2020-07-22

煙草銘柄イメージ

ずっと紙巻き煙草を吸ってる喫煙者だ。

「その銘柄を吸ってそうな人」を勝手妄想するのが好きなので、つらつら書き出していきます。全銘柄網羅とか全然してないのでごめんね。



セブンスター

銘柄渡り鳥をしない。高校の時からこれしか吸ってこなかった。セブンスター世界で一番旨い煙草と信じて疑わない。禁煙は多分できない。

「やっぱセッターなんだわ…うまく言えないけど」が口癖

ハイライト

自他共に認める音楽好き。そして常に金欠気味。安いからこれ吸ってるという層も一定数いる。煙草咥えながら楽器弾くのがアイデンティティー

緑はロックとかパンク、青はフォークとかジャズとか好き。

ラッキーストライク

髪型、髪色、ファッション、なんかしらが奇抜。背が高くて体が細い。肌が白い。ボディーピアス率が高い。タトゥー率も高い。マニキュアは黒が好き。

忘れ物が多いとか寝坊するとかうっかりさんが多い気がする

ケント

野心家。外面と内面ギャップがすごい。真面目そうなのに喋ってみると結構口が悪い。黒髪短髪が多い。ソフトよりボックス何となく好き。

頭がいい。理屈の通った会話しがち。国語より数学が得意。

アメリカンスピリット

三大欲求メチャクチャ従順、中でも特に性欲。飯を食う感覚セックスする。言動がいい加減なくせに何でか魅力的なので、すぐ人を引っ掛ける。ヒモヒモ女率が高い。犬か猫かで言うと絶対に猫。

ラーク

男なら十中八九ヒゲが生えてる。(ごめん女ラークイメージ分かんない)

屋内でどっしり座ってゆっくり吸うのが好き。

声がデカい。海賊みたいな「ガーッハッハッハ!」って感じの笑い方する。

マルボロ

圧倒的大学生率。大学生はみんなマルボロが大好き。煙草の味へのこだわりがそんなに強くないので、どんな銘柄の貰い煙草しても大概「これ結構おいしいね」と言う。

社交的でライト喫煙者が多いので、ぜひ、世に蔓延嫌煙ムードをまろやかにしてほしい

ピアニッシモ

自爪が綺麗な女たち。つけ爪に頼ったことはない。やや吊り目のやや高身長が多い。スキニージーンズが大好き。スッピンの日もあればガッツリ化粧してる日もあり、その法則性は謎。

「あたし、中身は男だから」が口癖。

クール

圧倒的美女&圧倒的美男外国の血が混ざってそうな顔立ち。クールを吸う女の子の9割が名前に「り」の文字が入っている。男はたぶん「し」の文字

だいたいB型かAB型クールの女とピアニッシモの女は友達にならない。

メビウス

占いとか都市伝説とかオカルトとか好き。話のネタいつもいっぱい持ってて、休憩中は周りに人がよく集まる。なんかスーツを着る職種率が高い。

食べ物好き嫌いメチャクチャ多いので食事の時相手に驚かれる。

ウィンストン

楽して生きることばかり考えている。家事が嫌い。自炊掃除洗濯意味を見いだせない。コンビニ飯とコインランドリーにいつも世話になっている。

ホントコーヒー飲みたいけど、まあ水でいいかって水道水飲んでる。

ピース

背がちっちゃい女の子か、もしくは初老の体細い男性が吸ってる。並々ならぬ濃度の独自世界観を持っててマイルールとかルーティンとかがいっぱいある。変人なんだけど割と心の中は健やか。

無音とか無人とか無色とかが好き。






思いついたら追記するかも。

当たってたら笑ってください。ハズれてたらその場合も笑ってください。

それにしても…

改正法案によって喫煙場所がどんどんなくなって、喫煙者安息の地だった筈のカフェですら、狭い喫煙スペースの椅子撤去され飲食物持ち込み禁止で立って吸わなきゃいけなくなっちゃった

悲しい〜〜やだやだ。

ネカフェ喫煙ブースすら紙巻き煙草NGだってカラオケでもダメって説明された。灰皿は変わらず置いてあるのに、それは紙巻きじゃなくて電子用。個室を出て喫煙スペースに出向いてそこで立って吸ってくださいって。

…はー……電子に切り替えようかなぁ。

2020-01-14

マルボロ ZIPPO ロンソンオイル

シャネル香水

メイクアップ ヘア

グリス

宝石

ハサミ

包丁

 

IT

ってかくと たしかに いたのやな

2019-12-22

においの記憶とぼくの話

ぼくの好きな人

ぼくの好きな人は先週肺がんで亡くなった

25歳だった

ぼくより3つも下だった

彼女は緑のマルボロを吸っていた

治療中、彼女はずっと「煙草を吸いたい」と言っていた

ぼくは医者としてそれを止めることしかできなかった

ぼくは医者として、患者彼女を止めなければばならなかった

煙草はだめだけど、これならいくらつけていてもいいよ」と、シャネルの5番をプレゼントした

彼女は「全然違う」と笑ったけれど、少しだけ嬉しそうだった

恋人に激しく攻められて嘆くぼくに彼女マルボロの箱を差し出すあの瞬間をぼくはまだ忘れられない

ぼくは喫煙者ではなかったけれど、彼女にもらった煙草フィルターギリギリまで絶対に吸った

それでもぼくは喫煙者にはならなかった

彼女はなんというか奔放なひとで、自分恋人がいようが相手恋人がいようがいまいが、フィーリングで生きていた

でも彼女はぼくに抱かれることはしなかった

ぼくも彼女を抱こうとしなかった

抱こうとしたら終わりな気がして、抱かなかった

ぼくらは綱渡りみたいにして関係を保った

ぼくらはそうして何年かの綱渡りをした

抱かれない彼女と抱かないぼくだった

会話ができる最後状態の日に、ぼくは彼女にきいた

「ぼくが次にプレゼントするのは何がいいと思う?」

彼女は迷わず答えた

ほっともっとチキン南蛮弁当

煙草じゃねえのかよ、とぼくは笑った

「もう煙草はいいの、化粧品香水アクセサリーもいらないの。身につけるのはシャネルの5番だけでいいの」

という彼女の横顔が忘れられない

高い鼻と重たいまぶたが忘れられない

次の日から彼女は口を閉ざした

彼女の中の癌は、脳まで転移していた

ぼくはあの画像を見たくなくて、必死で背けていたけれど、ぼくはぼくである以上に医者であるので、見ないということはできなかった

ガサガサの肺も、ぐちゃぐちゃの脳も、見たくなかった

何より、たまにしか目も開かないような彼女を見たくなくなっていた

それでもぼくは医者であると同時にぼくであったので、彼女には会わなければならなかった

ぼくは彼女に聞こえるかどうかわからないようなボリュームで、聞いた

最後、誰と一緒にいたい?」

彼女は目を開けていた

少し口が動いたような気がしたけれど、聞こえていなかったのかもしれない、なにを言っているのかはさっぱりわからなかった

日に日に彼女は苦しむようになった

最後はあっけなくて、彼女という奔放な命は、雨の日に吸った煙草が水滴で消える時みたいに、ぽつんと消えてしまった

涙も出なかった

好きだったと気付いただけだった

彼女から最後まで、シャネルの5番の匂いがした

煙草匂いはしなかった

誰が彼女シャネルの5番を纏わせていたのか、よくわからないままだった

ある日ぼくはなんとなく緑のマルボロ100円ライターを買った

病院から一番近いコンビニの灰皿の前でビニール剥がし

火をつけて一口吸った

少しだけむせた

最後に吸ったのは彼女肺がんが見つかる2週間前だったか

なんとなく、彼女最後に一緒にいたかった人に思いを馳せた

端的に、ぼくのことをそう思ってくれていたんじゃないかと、そう期待したのだ

違った

あのとき彼女は、ぼくの名前を言っていたんじゃないかと、期待した

ぼくは彼女の口の動きをトレースして、一口吸った

今度はむせなかった

菅田将暉

人気俳優だった

「……ぼくじゃねえのかよ」

隣で電子たばこを吸う女性からは、シャネルの5番のにおいはしなかった

ぼくを訝しむような顔でちらりと見て、彼女は立ち去ってしまった

帰って一箱全部吸って一晩泣いた

ぼくから煙草のにおいしかしなかった

ぼくはシャネルの5番のにおいも忘れてしまった

この話、おしまい

2019-12-21

煙草銘柄から見る客

当方下っ端コンビニ店員。これはあくま職場でこの煙草を買っていく人はこういう人が多いよというだけの話しなので、見下してる訳でもないのを了承してほしい。

セーラムライトとかゴールデンバットとかほとんど売れない銘柄は除外。なお箇条書きなので見やすさは考慮してないよごめんね!


メビウス系……老若男女問わず普通に人気なので買っていく人も普通の人がほとんど。一番落ち着いてる。

マルボロ……メンソールでないやつは若いお兄ちゃんが多い。メンソールアイスブラストは良くも悪くもイキイキした男女、金髪のキャンキャンした姉ちゃんが多い。

ピース……おじさん〜おじいちゃんしか買わない。雰囲気は落ち着いた人が多い。

ピアニッシモ系……ターゲット女性なので買うのも女性ほとんど。年齢層は割と広い。

キャメル……メビウスぐらいこれといった特徴がない。買う人もあんまりいない。

アイコス等加熱式タバコ系……これも老若男女幅広くって感じ。ただアイコスでいうイエローメンソールとかオレンジ色のやつとかは若いちゃん多め。

セブンスター……現場作業系の人が多いかなーぐらいでメビウスぐらい特徴がない。

ラーク……サラリーマン気持ちいかも程度。あとはおつかいで来てるっぽい主婦の人とか。基本はおじさん。

ウィンストン……キャスター率高くほぼおじいちゃん。そしてウィンストンと呼ばれることが少ない。

クール……若いお兄ちゃん多めなぐらい。ペンギンかいてあるやつかわいい

アメスピ……うちだと年齢層の低さと客の雰囲気マルボロメンソールぐらいだけど荒っぽい人はいない。

ケント……ほぼメビウスみたいなもんだと思っているしこっちも客層広い。カートン買いしていく人が割と多い。

ラッキーストライク……ベージュ地に赤丸がついた方は渋い見た目したお兄さんが多め。青い方やメンソールはそんなに特徴なし。

わかばエコー……ほぼ50以上のおじさんかおじいちゃんだけど女性も買う人は買う。安かろう悪かろう商品からなのか、正直客層はそれほどよくない。

以下はその他思ってたこ

○……「君未成年だよね?」って見た目の男の子はだいたいメビウスメンソール系かマルボロメンソールを選ぶ。そして大抵店員と目を合わせようとしないか無駄に店内を回ってから来たりするのでわかりやすい。しかし何故か懲りずに来る。多分他の店員確認サボってるんだろうな。

○……ウィンストンは元々別銘柄だったキャビンキャスター統合させたようなものなので、それぞれの名前は残ってるけどウィンストンキャスターとかそういう名前になってる。なのでウィンストン1ミリとだけ言われると、キャビンなのかキャスターなのかわからんので少し困る。

○……セブンスターセッターと言ったりマルボロ赤マルという人はそんなにいない。けれど過去アイスブラストのことをアイブラと呼んでるお姉さんがいたけど正直ださいと思っている。

○……お客さんがほしい銘柄を言った時、特に指定がなければ一箱持っていく(常連さんでたまに複数買う人なんかは個数を聞く)。おばちゃんに多いのだが、カウンターに戻ってきてからカートンでと言われると普通に面倒なのでカートンが欲しいなら最初から言ってほしい。

○……おつかいで来てるであろうおばちゃん〜おばあちゃん。頼まれ銘柄がよくわからなくて…って時はこちらも出来る限りのことはするが、レジが混んでる時だけはやめてくれよな!相方の人に片方レジ開けてもらっても追いつかない時あるから

とりあえずここまで。なんか思いついたこととか銘柄思いついたら追記するかもしれない。

2019-07-25

明らかに未成年みたいな見た目のがパチ屋にいた

高校生っぽいフアッション(私服)で、高校生が背負いそうなリュック、黒縁メガネ、前髪パッツンポニーテールの女

いかにも女子高生私服って感じの見た目だったんだけど、タバコ(マルボロ)吸い始めて、ジャグラー打ってた……

ビックリした

あの若さジャグラー打つとか渋いな

高校生じゃないとしたら大学生か〜??

2019-06-04

コンビニ店員的タバコの番号の件

Twitterでバズってたタバコを番号で言う言わないの件についてのコンビニ店員的意見です。

コンビニで働いてる以上タバコ銘柄はそれなりに覚えるべきかなと思います

メビウスマルボロラークセブンスターアメスピウィンストンピアニッシモわかばエコーピースあたりはわからん店員の方に多少非はあるかと……個人的にですけど。

あとアイコスも覚えような

(最近電子タバコ増えてきて正直わからん)

オプションとか薄いのとか吸ってる人は「薄いの」って言って貰わなきゃわからんです…

ピアニッシモ1ミリ」もなんのこっちゃわからんのでやめて欲しいです…

あとタバコ会社にいつの間にか番号変えられてる時があるのでそれは申し訳ない。

店員勝手に変えている訳ではないです…

2019-05-18

離煙パイプすごい

環境的にタバコ依存度の高い会社就職してしまい、タバコをはじめた。

10年間マルボロを吸い続けてて、1年あたり10~15万円をタバコに消費したと思う。

 

去年iQOSを試してみたが、吸っても吸った気がしない。

でもせめて加熱式タバコに移行してから禁煙したいと思った。

 

何かないか探してたら離煙パイプを見つけた。

離煙パイプは、30段階くらいあるフィルタ普段吸ってるタバコにあてがって使う。

なので味が変わらない。

最初の1段階目はフィルタをつけても味が全く変わらず、本当に効いてるか?と疑った。

10段階目くらいから、明らかにフィルタされてる感が出てきた。

最後の30段階目を吸ってても違和感がなかった。

後で知ったが最後の30段階目はニコチンが95%以上カットされているらしい。

 

こうして、今日iQOSを吸ってみた。本当にうまい

ライターを捨てる日が来た。

2019-03-30

ありがとうDJポン太

2ちゃんにあった実況板にあったskypeで知らない人・国に安価突撃リレーラジオ

2007年そこで私はラジオDJとして学生時代に遊んでいた。

DJ名はひろしの嫁で、

安価で決まったハンドルネームはきこえなくなっただった。

しばらくしてねとらじ自体過疎化して、

繋がりも薄くなってしまったけれど基本はPCを使ってインターネットをする時代で。

2019年の今と違って、youtuberなんかいなくてUstreamちょっと出てきたくらいで、

米津玄師もまだいなくて、ツイッターラインもなくて。

あのころインターネット匿名性が高いようで高くなくて、

今みたいに実名ありきでなくて、

世界中の知り合いでない人とも繋がることができる世界だったのかと思う。

そんな時代に知り合った仲間が急逝した。

DJポン太。出会った時は35歳。まだ40代だ。

だいぶ長くなるかもしれないけど、今日のことは記しておきたくなった。

2019年3月23日心不全で亡くなったと彼のお仕事仲間の方から

facebookメッセージを通して3月28日の夜に連絡がきた。

3月30日の13時から火葬場に行く前に斎場お別れの会を開催しますと。

12年前のリアル世界では、プロデューサーとして一流な仕事人と聞いていた。

でも、Skype上では酒、タバコ、女、鉄道アニメが大好きで

すぐに下ネタに走るし、ド変態だし、セフレいるし、すぐにヤろうとかいうし、

お金持ってるはずなのに、たまに本当に金欠お金貸してとか言って踏み倒すし、

強引でくずだなあwだと思っていた。

本名も知っている仲で、オフあったのも数える程度だったけど会っても同じ感じで

でもなぜか、嫌いになることができなくて、

猫が好きで、酔っ払ってすぐ仕事とはこういうものチャットで語り出して

しろ仕事姿勢の話はほんと尊敬していて不思議な魅力のあるナイスミドルだった。

ここ5年くらいは全く連絡していなくて、

こないだつい3週間前に偶然facebook誕生日ポップアップが出てきて

おめでとうとメッセージを入れたぐらいだった。

そんな彼が亡くなったと。

リアルあんまり知らないけど、仕事と遊びには本気を出す人。

しかしたら名前を語った嘘かもしれないし。

昔の交友関係だし、ましてやネットの中での友達だ。

そんな彼の訃報が本当だったら?

12年前に、俺を呼べるくらい仕事成功するいい女になれよ、と口癖のように

チャットでも、通話でも、オフで会った時も言っていた姿がよぎった。

嘘だったら、嘘でもいいし。

本当に最期なら挨拶したいと思って、今日、3月30日に横浜斎場に足を運んだ。

もし本人が生きていてちゃんとした喪服で行かなかったら、

お前、こういう時はちゃんとした格好しないとダメだろと、

怒られるなと思って喪服も昨日急いで10着ぐらい試着して1着買った。

今日の空はどんより鈍色で、少し寒くて。

電車の中で、もしかしたら生前葬かもしれないとか考えたりしていたら目的駅に着いた。

斎場までの道のりで同じように黒い格好をした女性にあった。

しかけると目的地は一緒で、彼に仕事を頼んでいたクライアントさんだった。

彼女も先日これからお願いしますと挨拶したばっかりで、びっくりなんですと。

そんな話をしていたら、斎場に。

斎場は少し寂れたこじんまりとしたところで、

受付して10mもしない先に彼の棺と思い出の品々があった。

お線香の匂いがして、棺の右隣にお母様とご親類の2人立っていて。

女性が2人泣いていて。

お焼香の仕方もおぼつかなくて、きたよと挨拶したけれど本人と顔をあわせるのが怖くて

棺の中は見れなかった。

棺の横にはサッカーユニフォーム写真や猫を抱っこしている写真もあって、本人だ。と思った。

仕事仲間で今回の会をお手伝いしている方が

時間になったら献花とお見送りに向けて声をかけますと言われて待機することにした。

お別れをしにきた人数は30人いるかいないかぐらい。

同じように待機している人20代くらいの2人組に話を聞くと、

4、5年前に知り合ってスポーツ関連の仕事を紹介してもらったんです。

お酒タバコがだいすきで、仕事オンオフがはっきりしていて熱い人でしたよ。と。

もう一人同世代の方とも話したら、

仕事に厳しいけど、認めてもらえるのが嬉しかった。

仕事に熱く、クライアント先で話し出したら10分ぐらい一人ノンストップなんですよ。と

笑いながら話してくれた。

12年前に私が思った印象とあまりリアルも変わらないんだな。と思った。

私も正直にネットで知り合った友達と伝えると、みんな意外そうな顔をしていたけど、

彼らしくいろんなことに手を出してるね。と笑っていた。

そんなことを話していたら、時間になってお母様のご挨拶があった。

お母様に挨拶させるなんて。

彼のお父様が若くに亡くなって、形見結婚指輪をはめて大事そうにしていたことを思い出し、

なにやってんだと悲しくなってしまった。

親族がお棺を開けてYシャツネクタイ上着、彼の苗字が書いてある日本代表の青いユニフォームをかけてあげて。

マルボロだったり、ミニカーだったりを入れて献花の時に最期に顔を見て挨拶した。

昔と比べて白髪しわが増えていたけれど安らかな顔をしていた。

ぽんさん、

さぶりにあったけど、怪しい風貌あいかわらずじゃん。

相変わらずスーツが似合うね。

なんでか涙でちゃうなあ。

スカ凸のDJさんたちもきたがっていたよ。

リアルの人の話きいたけど、あいかわらず若い人への応援が熱いね

喪服6万円のなんだけど、もっとちゃんとしたやつ買ったほうが長く使えてよかったかな?

昔、服を買うなら一流のやつを買って長く使えって言ってたもんね。

お母さん悲しませちゃダメだよ。彼女さんも泣いてるよ。

ちゃん仕事できてるかな。ぽんさんがいういい女になれてるかなあ。

ねこちゃんどうするの。

ありがとう

そんなことを心の中で思いながら最期のお別れをした。

霊柩車に乗って彼の棺はお母さんと、弟さんと彼女さんの3人と斎場を離れて

お別れの会は終了した。

どういった人選をされたかからないけど、この場に来れてよかったと思う。

なぜかと言ったら失礼だけど、意外と彼が亡くなったことが悲しくて、

亡くなっても、なお人の死に慣れろよと、勉強させてもらっている気がする。

笑いながら、俺職場でも私生活クズだけど仕事尊敬できますよねって言われんだよね。と

語っていたのを思い出した。

当時も学生だった私に社会の仕組みを色々と指南してくれた。

彼と色々12年前に話した思い出の中で一番印象に残っている言葉がある。

会社歯車になれ」

歯車は、その機能必要から付いている部品なんだ。

会社歯車ってことは、必要人材ということだからな。

よく聞く「俺は会社歯車だ」と愚痴るやつは歯車じゃねえ、会社にとっては埃なんだからと。

ネットで知り合った人だし、彼の一部しか知らないけれど、

いま社会人として仕事をしている私の礎になっている言葉でもある。

実行できているかはわからないけど、これからもこの言葉を大切に仕事人として歩んでいこうと思う。

ありがとうDJポン太。

先に逝った飼い猫のポン太を撫でられているかな?

落ち着いたらまた、お墓に会いに行くね。

明日からもまたぽんさんに言われたこと思い出して仕事するよ。

安らかにねむってね。

きこより。

2018-07-12

最近バイト(コンビニ)雑感

・この間まではバイト日常生活も溌剌として送れていたんだけど、最近はよく寝ても疲れが取れない。

シフトを増やしたがよりによって金曜日シフト入れたのは大失敗だったきがするw

死ぬほど忙しすぎわろた。

・でも暇よりはいいんだ。忙しい時はずっとレジ打ってればいいんだから

バイトを始めたての頃(4月下旬)、お酒といっしょにサラダチキン揚げ玉を買っていくお客様がしばしばおられたけど最近あんまり。あの頃はチキン揚げ玉おつまみを作るのが流行ってたか何か?

バイトを始めたての頃、半数のお客様クレカ電子マネーでお支払することに驚いたのだけど、今もそういう感じ。

ただ、以前はiDQUICPay多めだったのに最近iDEdy多めなんだけど気のせいかもしれない。あと、au walletカード多い。

・そういえばバキバキ割れカードテープで貼ったやつを使っているお客様がいらっしゃるんだけど、さすがにそのカードもう寿命じゃねえかなって内心思ってるけど言わない。

・鰻のシーズンだけど全く推していない。申込書はお店の片隅にそっと置かれているけれど。

電子タバコ大人気。主にアイコス。カートンが超臭いんだが。

タバコもっとも注文受けたくないのがメビウスシリーズ。種類があまりにも多すぎる!

・なのにメビウスをおもとめになるお客様に限って、自分の欲しい箱の名前を覚えてないんだよ!!

あと、番号で言いたがらないしね(たぶん遠くて見えないんだと思うけど)

・十数年前、水商売バイトをしてた時は店に常時置いてあるタバコといったら、セブンスターわかばラッキーストライクセーラムラークマルボロなどだった覚えがあるんだが、今はそれらはあまり売れてない感じがする。

スピリットって初めて見て特徴的なパッケージですぐ覚えたけど、へーこんなん吸う人いるの?って思ったが、売れるわー。

外国人は大体赤いマルボロだなあ。

日系ブラジル人小銭持ってきすぎ問題はほんとどうにかしてくれ!

中東系のお客様はプリカなどで支払う事が多いので、ブラジル人が小銭持ちすぎなのは英語力の問題なのではないかって気がした。プリカ説明ポルトガル語で書いて店頭に貼っとけばいいんじゃないかなあ。

アジア系外国人お客様日本人といっしょで律儀に自分で小銭数えてお会計。大量の小銭を溜め込んだりはしないという印象。

2018-03-08

アイコスに変えて三日経ってからあえて紙巻きたばこを吸ってみた感想

私は最近少しお金に余裕ができたので、アイコスを購入して吸っている喫煙者だ。

ここ三日くらいアイコスのみで喫煙をして、独特の風味にも吸い方にも慣れて来た頃だ。

アイコスで喫煙すると普通の紙巻きたばこには戻れないと聞いてあえて紙巻きたばこを購入して吸ってみました。

アイコスではメンソール、紙巻はKOOLの12mgを吸っています

結論から言うと、紙巻がすごく美味しく感じた。

意外とヤニクラも来ないし、以前に吸ってた時よりもちゃんタバコの味を楽しめているのでどうしてかを真剣に考えたいと思う。


クールスモーキングを心がけるようになったか

アイコスという機械性質上、煙を多く出すためにはクールスモーキング意識しないといけない。

理由は、中のブレードの温度が過度な喫煙のせいで下がり安定した吸引ができないので、ゆっくりとまさしく初心に戻った時のように熱いスープを飲むイメージで吸わないといけない。

それが紙巻の時も自然とできていたのか、うまい煙を吸引できていたのかもしれない。


・体がもっと濃いニコチンを欲していた

そもそもなぜ戻ることになったかというと、アイコスでは若干満足していなかった瞬間があったから。

アイコスで喫煙という行為ニコチン摂取しているという行為は満たしてるものの、やっぱり紙巻きたばこの煙が吸いたい瞬間がたまにあった。

もともと強いタバコを吸っていたこともあってか、アイコスくらいの煙の濃さでは体は満足してなかったのかもしれない。


銘柄自分に合いすぎた

以前はJPSアメスピなどコロコロタバコを変えていたが、どこかヤニクラがしたり、あまり美味しいと思えない時があった。

しかし、KOOLという銘柄自分の体に合っていると発覚してからKOOLのみを常煙して、ひどいヤニクラ起きずに美味しく吸えている。

もしマルボロだったら話が変わっていただろう。


・休煙期間が頻繁にある

自身のことをヤニカス卑下することもあるが、家では吸わないようにしている。

家族嫌煙者で、タバコ臭いに敏感なので、私はタバコを吸っていないと嘘をついてるので家ではVAPEでごまかしている。

家を出ない日が三〜四日あったりする日もあるのでその間はタバコ自体を絶っている。

外に出て吸うとしても一日平均で6〜8本、飲みの場などでも多くても半箱程度なので、完全なニコチン漬けになっていない。

そのことも由来になっているのかもしれない。




結局これからどうするのかというと、アイコスも紙巻も半々くらいで使い分けていこうと思う。

アイコ自体にも、臭いが少なかったり、非喫煙者でもアイコならいいよと言ってくれる心が広い人間がいるので、そういう場所ではアイコスにしようと思う。

しかし、一度電源を入れると20秒くらい待ってから約14回吸うか、6分ほど待たないといけないため吸う時間結構かかる。

それを考えるとパッと吸ってパッと消せる紙巻きたばこにも多少のメリットがあるかもしれない。

TPOを弁えて、ケースバイケースで切り替えられる喫煙者がこれから一番賢い喫煙者なのかもしれない。

























いやいや、タバコをやめるのが一番賢いだろ、これだからヤニカスは…

と書かれそうなので一応わかっていることを予防線として記しておく。

2018-01-08

anond:20180108202356

コンビニ常識世間常識と違うのか

世間の人はコンビニ以外で買い物もするからコンビニ常識だけを押し付けられても困るんだけど

いや、別に君がどう思っててもいいけどさ。

なんかムカつくから明日からコンビニでは後から小銭を出すし、ファミマポンタカード出すし、タバコは「マルボロくれ」って言うわ

2017-10-18

anond:20171018142157

煙草の中でもマルボロって特に臭いんだけど、

日本ってマルボロ吸う人が多いのとか関係有るのかな

2017-09-09

タバコが好きだ

元カレと付き合ってた時に始めたタバコ

元カレに合わせて女だてらにマルボロなんて吸ってた。

別れて最初にはじめたのは銘柄を変えることだった。

色々試して結局ラークに落ち着いた。ピアニッシモとかじゃ軽かったし、銘柄決めるのに男受けまで考えたくなかったし。

ある日の朝。郵便受けを除くと見慣れない小包が。中を開くと元カレの吸ってたタバコだった。そういえば、元カレの名義でうちの住所をJT登録してたんだった(たまーにサンプルが届くからそれでタバコ代浮かしてた)

吸ってもいいけど、彼のことを思い出したくなかった。人の記憶って匂いと鮮明に結びついてるっていうし。

考えた結果駅前喫煙所にこっそり置いていくことにした。

駅前喫煙所電車が来る15分前についてタバコを吸うのが習慣になってた。

そこで、いつも見かけるサラリーマンを見かけた。

決められた時間に決められた人間だけで集まると、顔なんて覚えてしまもので。

普段は落ち着いた雰囲気タバコをふかす彼が、その日はやけに慌てていた。

どうやら、タバコを忘れたらしかった。

外見は私より年上っぽかったけど、喫煙所の脇にタバコ自販機があることにも気づかずに慌ててるのを見て少し可愛いなって思ってしまった。

ただ置いてくよりはいいかと思って私は彼に持っていたマルボロ差し出した。

「これよかったらどうぞ。間違って買ってしまって処分に困ってたので」

「え! あ、すいません……ありがとうございます

こんな感じで彼はいきなりの施しに戸惑っていたようだった。

翌日、彼にラークの新品を渡された。

私の吸ってる銘柄と同じだった。

少し焦ったし驚いたけどそれ以上に嬉しかった。

当時の私は未だに彼のことを引きずっていた。

誰も、会社も友人も、家族でさえも。

私に価値見出してないんじゃないか。私を必要としていないんじゃないか

そんな被害妄想に陥っていた。

そんな中で、彼は私を見ていてくれていた。

我ながら単純だと思うけど、性分だから仕方ない。

私はそこで恋に落ちたのだ。

そこから、朝に短い会話を交わすようになった。

彼の方が早く来ていることを知り、私も早く来るようになった。

共通趣味映画なことを知って、月末に封切りされる話題作を見に行く約束を決めた。

スーツを着ていなかった彼はやっぱり年相応だったけど、それでも格好よく見えて。

スーツじゃなくてもかっこいいな」なんてことを思ったその時に、私は恋を自覚した。

そこから3度目のデート告白されて、私達は付き合うことになった。

彼の家のベランダで並んでタバコを吸ってる時の告白で、私達らしいねなんて言って笑いあった。

今日、日付が変わったから昨日か。

帰り道(付き合い出してからは帰る時間を合わせるようにした。最寄り駅同じだし。会う時間作りたかったし)に喫煙所に寄った時に、彼から新品のマルボロ(彼と付き合い出してから戻した)を渡された。

やけに軽いと思ってビニールを開けたら中に指輪が入ってた。

「なにこれ。どうしたの」

「そこくり抜いてタバコ抜いてまたセロテープで貼り直した」

「そうじゃなくて」

「……俺と、結婚してください」

びっくりした。けど嬉しかった。

この人となら幸せになれると思った。

でも、プロポーズ場所は選んで欲しかったな。そう言うと彼は「初めて会った場所だったから」って。

変なとこでロマンチックだけどちょっとズレてて。そんな彼が大好きだ。

流れでわかると思うけどこのプロボーズは受けました。

今度2人で籍を入れに行きます

タバコが好きだ。

マルボロよ。ラークよ。その他今まで吸ってきた色んな銘柄達よ。

私と彼を引き合わせてくれてありがとう

タバコきっかけで始まった縁が色々とひと段落ついたので後で読み返してニヤニヤするために残しておくことにします。

2017-06-08

つけっぱなしの換気扇は、部屋の主人がいなくても外に淀んだ空気を送り続ける。そのうち部屋の中から空気が無くなってしまうんじゃないかと思うけど、息苦しくなることはない。部屋の中でタバコを吸うと、壁紙がヤニで黄色くなってしまうからドトール喫煙コーナーみたいな臭いなっちゃうからタバコ換気扇の下で吸う。マルボロ臭いが、ほとんど部屋にとどまることなく一直線に換気扇まで向かっていって、うすらいで広がってなくなっていく。出ていった白い煙は外から見えるのだろうか。もしそうだとしたら、おいしいご飯を作っているみたいでいい。世界中のあちこち換気扇から、隅においやられた喫煙者のため息を含んだ白い煙がもくもくと出て。空にある雲の一部はそんなものから出来ているのかもしれなかった。

2015-09-05

煙草をやめたいあなたへ

煙草のもの八つ当たりしてもだめですよ。

止めるぞって時にへし折ってゴミ箱に捨てても、水に沈めてサヨナラしても、その時の勢いでしかなく、依存状態なんで時間がたてば、離脱症状が現れます

から、止める時に煙草は捨てずに大切に残しておくことをお勧めします。

「次の一本は絶対にこの箱からの一本にしよう」です。

次、いつ吸うかは、わかりませんが、もう一度吸う一本目はその箱の中の一本で、それは最高にうまい煙草です。

慈しみ、次の出会いまで一時の別れです。浮気は許されません。

それを家に置いて出かけましょう。働きましょう。

吸いたくなったら、家にあるあの一本を思い出す。次に吸うのはあいつなんだと。最高の慈しみをもって別れた一本です。

あれを吸うことで、すべてが解放され、最高のときが来ます

から今は我慢です。

離脱症状にはなかなか勝てませんが、想像快感は、一時の制御になります

10年以上前に壁に掲げた残り5本のマルボロライトは、いまだにそのままで最高の時を待ってます

2015-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20150219235910

というか、コンビニバイトしたことあるが、めんどくさい客が多いから

自分はそういう客にならないように努めたいなとか思ってる。

つか店員が聞く前に必要な用件はすべて言ったりしてる。

弁当温めで、ジュース弁当一緒の袋でいいよ、あとポンタカードはない」

って。

逆に聞かれてから答えるのがめんどくさい。

バイト時代おっさんが来てタバコの棚をさして

ラーク!」→(ラークを掴む)→「ちがう、メンソールの」→(メンソールを掴む)→「違う、長い方の!」

とか言ってくる奴が居て、ラークメンソールの100って最初から家と。

あと「アカマルちょうだい!」って言うのでラッキーストライクだしたらマルボロだと怒られた。

どう見てもラッキーストライクは赤丸だろう?

喫煙者は脳もニコチン中毒なのか?とか思ったことがある。

2013-11-16

コンビニでキレる人がいるのが理解できた気がする

業界で配送の仕事を始めたのだが、そこで働いている人間・・・特にトップの方になるごとに短気というかキレやすい奴が多いのかなって印象を受けた。

で、巷で言われてて眉唾ものだった「コンビニの些細なことでキレる奴」が実在するんだってことを確信した。


1.コンビニの年齢確認にキレる奴

配送の仕事なんで、当然受領書と納品書がある。本来は受領書に印鑑もしくはサインを貰わないといけないんだが、それはほぼ間違いなく面倒くさがられる。というか、「面倒だから」と断られる。

そもそも倉庫入れがほとんどなので、受領書はほぼ書いてもらえないのだが、問題は納品書である。納品書の受け取りすら断られるのである。これも理由は「面倒だから」。

人がいる時に「納品書はどうしますか?」と聞くと「ちっめんどくせーな、適当にしとけ」とはっきりといわれることもある。

納品書も受領書も「渡した受け取った」を示す大切な証拠なのだが、それを面倒くさがってちゃんと管理しないので「品物が無い!」というクレームしょっちゅう(実際には受領者がちゃんと探していない、数を管理していないなどの場合ほとんど)。

こういう些細なやり取りが、証拠として重要になるにもかかわらず面倒くさがる。面倒くさがった結果もっと面倒なことになるのに学習が無い。

本当に些細なことを面倒くさがってキレる輩が世の中にはたくさんいるのだということに気がつかされた。

ちなみに、注文も電話口な上にいい加減で、何を注文したかなどメモしていなかったりするので、「違う物が届いたぞ!」というクレームしょっちゅうであるが、大抵は注文間違いで原因はこちらにない(少なくとも伝票通りの物が配送されており配送の人間に落ち度がない場合ほとんど)。

が、電話注文なので証拠がなく、水掛け論になりがち。大抵はこちらが折れるので増長してしまう。困ったものである


2.タバコ銘柄で注文して断られてキレる奴

今のコンビニではタバコは番号で注文を受けるところがほとんどであろうと思う。

しかし、なのにもかかわらず銘柄で注文し「番号でお願いします」とキレる輩がいるらしい。が、最近までは眉唾ものだった。

倉庫の2階が事務所で、小売りもやっているので、配達する荷物を積んでいると、客とすれ違うことがある。

その時に「○○だ、アレを3缶くれ」と言われることがあった。

アレでは全く分からないので聞き返すと「使えねーな、お前何て名前だ?新人か?覚えておけ、俺がアレって言ったらアレだよ!」と指をさすが、そこには缶の山。

そこに騒ぎを聞いた事務所人間が降りてきて「あーはいアレですね!何缶ですか?3缶ですか少々お待ちください!」と言って缶を取り出してくる。

そして事務所人間は私にこういう「○○の人のアレは××って商品だから覚えておきな」と。

そこまでいかなくても、「○○だ、××を3缶くれ」という問いに「××という商品には種類がいくつかあります・・・」と聞くだけでキレる人は結構いる。

彼らは「自分が当然のようにわかっていることは、相手も当然わかっているだろう」と思っているのだと思う。

コンビニでも「マルボロの赤」最悪「アレ」で通じると思っているのだ。そりゃそれで通じなければキレるわと思った。

2013-07-16

K2さんのプロフィール - はてな

 とりあえずPocket(Read It Later)に文章が残っていましたので貼り付けておきます

 コンビニ店長幼女になってしまったので、アーカイブなど難しいことはできないようなのです。

 なので、どなたか更新に気づいたら魚拓をお願いします。(2013-07-24更新

 

1750年、ヨーロッパとある貴族家系...(不老不死少女

http://instxt.net/txt/ceddf55157ad97e40d00f3c3e0d00da1

 

――すべてを捨てるためにここに来た。 ...(自殺なう

http://instxt.net/txt/50e8f6110a1433a217d3734c4b28b36e

 

仕事から帰ってきた。家に入るなり、玄関...(女神を名乗る幼女に願いごと)

http://instxt.net/txt/7ef26adca64a49eba2d5c49ac78c4c95

 

幼女店長シリーズ1話幼女店長発見

http://megalodon.jp/2013-0714-2234-05/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile

http://instxt.net/txt/53607dbe68225412676a92f05d858115

 

幼女店長シリーズ 第2話(偽りの幼女

http://megalodon.jp/2013-0715-1111-37/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile

http://instxt.net/txt/89d10c3c745c1ac7b1ca60020d69bda2

 

幼女店長シリーズ 第3話(幼女店長の水あそび)

http://megalodon.jp/2013-0716-1717-01/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile

http://instxt.net/txt/9a58838d8f6e834d608dca19d4d46799

 

幼女店長シリーズ 第4話(プリキュア自転車

http://megalodon.jp/2013-0718-1040-44/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile

http://instxt.net/txt/e0a1aab225f9da549967b6fe05a6c5c6

 

幼女店長シリーズ 第5話(使い魔としてあらわれた俺)

http://megalodon.jp/2013-0723-2235-06/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile

 

 

K2さんのプロフィール - はてな現在は第5話を掲載中)

http://profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile

 

 

 俺の名はMK2。某ムラではコンビニ店長としてちったぁ名前の通った男だ。しかしそんな俺もリアルじゃしがないコンビニの一店長。それも店長とは名ばかりで、実態はバイトの犬である

「てんちょー、またあの仕事忘れたんですかー? ほんっと使えないクズですね」

店長、こっち見ないでもらえます? お客さんの前じゃいちおう店長扱いしてあげますけど、バックルムーで私のほう見るなって言いましたよね?」

「あー雨降ってきて、ブーツ汚れちゃったー。店長、足拭きマットになってもらえます?」

 こんなものだ。

 そしてうちの奥さまがマルボロをふかしながら言った。

「はたらけ」

はい……」

 家まで徒歩5分。そのわずかな通勤時間を俺は泣きながら帰る。

「うう。もういやだ……俺の人生はいったいどこでまちがったんだろう……」

 家に帰るまでのあいだって油断できないのだ。等間隔で家の前にはばばあが配置されており、それらの人々に対する愛想だって欠かすことができない。

 帰る道の途中に、薄暗い金物屋がある。ふと、店である備品を切らしていたことを思い出して、俺はその店頭へと近づいた。ホコリをかぶった5個1パックのティッシュペーパーの上に、妙なものを見つけた。

「……カード?」

 複雑な紋様をほどこされた、ちょっと高そうなカードだ。好事家のコレクションになりそうなくらいの、凝った作りである

「なにそれ」

「うわあびっくりした」

 気がつくとうちの奥さまが後ろにいて、一緒になってカードを覗きこんでいた。

「私も仕事終わったから帰ってきたんだけど。なに、またヲタくさいコレクション始めたの?」

「金物屋にそんなもん置いてねえだろ……」

 裏返すと、二次幼女イラストがあった。

 なにか言葉が書いてある。

「汝、解放せよ……?」

 その瞬間だった。直視できないほどの光の奔流がカードからあふれでた。

「うわ、なんだこれ!」

 その光が俺を包んだ。

 あとになってみるとバカな話なのだが、そのとき俺が最初に思ったのは「火傷する」ということだった。

 あたたかものに包まれたような感じがする。

 気がつくと俺の体は宙に浮いていた。慌てて手足をバタバタする。

ちょっと! なに浮いてんの!」

「俺の意志みたいに言うな!」

「あんた、服……」

「え?」

 Tシャツジーンズだけのどうでもいい俺の服がどんどん脱げていった。俺はうまれたままの42歳のおっさんの肉体を晒したまま空中にホバリングしていた。

「うわー醜い」

「ほかに言いようねえのかよ!」

 ひときわ眩い光が俺を幻惑した。

 声が聞こえる。

「聞こえますか……あなたの直腸に直接語りかけています……」

 なんで直腸! なんか生きて腸まで届いたの!?

あなたは……前世から宿命により選ばれた聖なる戦士……あなたはこれから魔法コンビニ幼女店長として、世界を救うのです……」

 すごい。なんだその……なにそれ……アイコン……?

「ただし、3つのルールがあります……あなたは、これを破ってはいけない……破ったそのときには……」

 あーあーよくあるよねー、超越的な力を手に入れると同時に禁忌事項あるの。

 なになに。聞いてやるから

「死にます

「えー」

 身も蓋も逃げ場もなかった。

「まずひとつめ……鏡に向かってオナニーしてはいけません……」

「ゲャーーーーー」

「そしてふたつめ……幼女レズも禁止です……」

 生きてる甲斐が消えた。

「みっつめ……変身したっきりで元に戻れません」

ちょっと待てよ! 俺の人生返せよ!!!! そもそもそれ禁止事項っつーか決定事項じゃん!!!

「まあがんばれ」

「なんで最後だけ丸投げなの!?

 不意に、俺を包んでいた光が消えた。

 体に重力を感じた、と思ったら、俺は地面にぺたんとしゃがみこんでいた。もちろん女の子座りだ。

「……」

 うちの奥さまが俺を見下ろしていた。

 俺は冷や汗を流しながら言ってみた。

「お、おはよう

 幼女声俺から出た! なにこれ! 試したことないけどヘリウムガス吸ったみてえ! いま俺斎藤千和!? とりあえずせんせいなんだからなーとかゆってみる!?

「こっちこい」

 問答無用で引っ張られた。

「ちょ、いででで」

「いいから。いますぐうち帰るよ」

「なんでだよ」

「なんでもなにもないだろ! 通勤路で光に包まれて幼女に変身したおっさん世間の耳目に晒しとけるわけねえだろ!」

「ごもっともでございます……」

-------------------------------

「ほれ、鏡」

 うちの奥さまに手鏡を渡された。

 というより、さっきから猛烈な違和感だ。身長が低くなっていることによる景色の見えかたの変化は、家に帰る途中でも充分にわかったのだが、家のなかに入ると、これまた強烈だ。すべてのものが、大きく、高く見える。

 ところで、鏡のなかには幼女がいた。服装はピンク基調で、あちこちにひらひらのついた例の感じのやつ。髪がピンク色でないのが救いだ。そしてかなりかわいいキャラデ的にはヒロインタイプだ。あ、アホ毛ある。そして手にはご丁寧に魔法のなんちゃらっぽいアイテムを持ってるが、どう見ても発注用端末で絶望した。

「これでなにを発注するんだろう……」

「私に聞いてなんか答えが返ってくると思ったのか……? つーかあれだな、口調がふだんのあんたのままで、外見と声がそれって、本当に気色悪いな」

「俺だって違和感すげえよ」

「私の旦那がこんなに幼女なわけがない」

 どうしてこの人は、ネットのどこかで聞きかじってきたどうでもいいネタを使いたがるのだろう。

「それにしても、驚いてないよね」

「あーうん。あんたの人生、このままで終わるわけないと思ってたから。絶対どこかでおかしいこと起こると思ってて、日頃から、なにが起きても驚かないように心胆を練ってた」

「参考までに聞くけど、どのへんまで覚悟固めてたの?」

触手生えるところまでは」

触手店長! レジ早そうだな! おでん入れながらレジ打って、別の触手がフェースアップ!」

しか不器用から絡まる」

「使えねえ……」

 そういう問題ですらなく、それはもう人間とは呼びがたい。

「ってそうだよ、仕事だよ!」

 俺はがばっと立ち上がった。

「うっわ動きかわいいちょう腹立つ」

「なぜむかつかれなきゃなんねーんだよ。つーか仕事どうすんだよこれ。そもそも店に行って俺が店長でございますって言ったってだれも信じねえだろ!」

「いやー、平気だと思うよー?」

「いったいなにを根拠に……」

「えー、まあいいじゃん。行ってみればわかるよ」

 すごい投げやりだった。

「あー、あとさすがにそのコスチュームはまずいから、服どうにかしなね。通販かなんかで」

 かわりに買いに行ってはくれないらしい。うちの奥さまは筋金入りの引きこもりであり、仕事以外では外出しない。それはこんなときでも変わらなかった。

 こうして俺は、泣く泣く魔法幼女コスチュームのままで、近所の洋品店まで衣類一式を買いにいったのだった。

------------------------------

 翌日、店にて。朝からシフトだった。

「あー、なんか店長ってそのままで人生終わりそうな気がしなかったし、いわれればなんか納得です」

「外見が見苦しくなくなっただけ、まわりは助かりますね」

「いてもいなくても同じですし、だったら外見だけでもかわいいほうがいいですよね」

 フリーター女の子からパートのおばちゃんまでこの言い草だった。

「ほら、だから言ったじゃん」

「俺の存在ってなんなんだよ……」

 そこからの話は早かった。自慢ではないが、うちのバイトは優秀である。まず俺専用の踏み台が用意された。制服は、パートのおばちゃんが家にいる娘に電話して、似たような柄のものを持ってこさせていた。名札の写真が問題だったが、フリーター女の子イラストを描いてくれた。

 こうして俺は、名実ともに幼女コンビニ店長となったのだった。

「うーん……」

 フリーターSさんが俺を見て唸っている。

「なんだよ」

一人称が問題だと思うんですよね」

「俺は本部の会議に行ってもどこでも、ずっと俺っていう一人称で通してきたよ」

「だからって女の子が俺、とかではまずいです」

 うーん……Sさんはまだ唸っている。ひらめいた、とばかりに人差し指を立てて言った。

店長名前はMK2仮名)ですよね」

「そうだけど」

「MK2たんで」

「時給255円にすんぞ」

「あ、GS美神ですね」

 Sさんはオタだった。

「あ、そうだ店長、せっかくそんな姿になったんだから、ピピルマピピルプリリンパって言ってみてください」

「おまえいくつだ」

 俺の記憶では23歳だったはずだが、バイト年齢詐称の疑いまで出てきた。

-------------------------------

 昼から店頭に放り出された。

幼女らしく振舞えよ。一人称はわたし、だ。口調には気をつけろ。足をおっぴろげたり貧乏ゆすりするのも禁止だ。くしゃみはしていい。いまのあんたの体からはかわいらしいくしゃみしか出ない」

 そう言うなり、鼻の穴にティッシュペーパーをつめ込まれた。

「くちゅん」

「許可する」

 なぜ許しが必要なのか。

 この段階になると俺はもう、万物生々流転とかそんな気分になっていた。世は無常である。口開く前と後に源氏パンザイとつけたほうがいい。

 夏だった。店頭暑い

 俺は言われたとおり、セールストークをした。

はい! ただいま好評発売中、店内で揚げたできたてのおいしい鶏のからあげはいかがですか? 1個40円、10個買っても400円、財布にやさしくおなかにおいしい、◯ーソンの鶏のからあげ、ぜひおためしくださーい!」

「ちっげーーーーー」

 すぱこーん。

 殴られた。

「殴った? いま廃棄の弁当で殴ったよね俺のこと!?

 うちの奥さまだった。

幼女がそんなクソ流暢なこなれたセールストークかますわけねえだろ! もっとたどたどしく、人の心にせつせつと訴えかけるようにやるんだ!」

「どうしろっつーんだよ!」

「あるだろ……あんたの頭のなかに……無数の幼女データベース……それともなにか、ハードディスクのどこにあるか説明したほうがいいのか……」

 周囲の気温下がった。

 俺の体温も下がった。

はい……」

 俺は頷くしかなかった。それ以外の反応は許されていなかった。

 そう。自分を信じるんだ。いまの俺の外見はかわいい幼女魔法発注端末でかれいなるせいちょー……はしないが、魔法幼女だ。そういえば俺なんの魔法使えるんだろう。端末に完璧発注予測が出る魔法の計画発注? 絶対外れない魔法天気予報? 俺自分ファンタジーなことになってるのに、なんで仕事から離れられないの? この制服が悪いの? 7の字のついてる制服着ればいいの?

 俺の思考は炎天下で、どんどん逸れていった。

 いやそうじゃない。いまの俺は幼女だ。ボイスは斎藤千和だ。たいていのことは許されるはずだ。恥は捨てろ。なりきるんだ。そう、これが俺のメタモルフォーゼ。42歳の夏にして訪れた、真正メタモルフォーゼ。いま、おっさん体脂肪率25%の肉体を脱ぎ捨て、加齢な蝶になる……!

「え、えっと、みなさーん」

 呼びかけた。

 道行く人が足を止める。みなが俺に注目している。そうだ。俺は、俺こそが幼女。夏に弾けろ!

「こ、これでもコンビニのてんちょうさんなんだからな!」

 あ、斎藤千和に引っ張られてベッキー成分ちょっと残った。

 しか幼女の肉体はすごい。みんな不審がるどころか、なぜか和やかな視線になっている。

今日は、えっと、お店においいからあげがあるので、みなさん、食べてくださいっ」

「えらいねお嬢ちゃん、お手伝いかい? あめだまあげよう」

 昨日までの俺相手に「おいタバコだ」と怒鳴っていたじーさんが、猫なで声で言った。しかカンロ飴だ。さすがじーさん。イーマのど飴とかは出てこねえ。

 人がどんどん集まってきた。行ける。これなら行ける……!

「とりのからあげおいしいもなー。たくもおよばれしたい、おいいからあげやー」

 だんだん設定混じってきたが気にしない。たぶんベッキーつながりで出てきた。

 誘客効果がすごい。立ち止まる人の何割かは店内に入る。自分では確認していないが、おそらく鶏のからあげは相当な数を売っているはずだ。俺は自分のこの幼女の姿をマグネットとして使って実行しうる戦略について考えながら、果敢に幼女を演じ続けた。

-------------------------------

 異変に気がついたのは、1時間くらい経ったころだったろうか。

 あいかわらず俺は人の輪の中心にいた。しかし、その輪を構成する人種が変わってきた。

 しまった。

 背筋に冷たい汗が流れたが、そのときにはもう遅かった。群衆から漏れ聞こえる恐ろしいセリフの数々。

「見るだけなら犯罪じゃない」

「風下にいればにおいだけでも」

ちょっとこれで汗拭いてくれないかな」

 差し出されたハンカチ。おまえあとでそれ絞って飲むだろ! 俺にはわかるんだよ!!

「着替えはここだよぉ……」

 ぬっと突き出されるこどもぱんつにこどもランニングシャツ。そして上着はスモックだ。

 そう。考えればわかることだったはずだ……後悔してももう遅い。

 俺は、大きなおともだちに囲まれていた。

 もしこいつらが俺と同類なら、俺のこの肉体に直接触れることは絶対にしないだろう。そういう意味ではやつらは信用していい。しかしだ。あそこでスマホ持って下向いてなんかやってるヤツ。あれが、ツイッター投稿してないと断言できるのか? 俺の頭のなかに「RT拡散希望」「コンビニにて幼女店長発見」のおそろしき文字列が浮かぶ。短縮URLもだ。そしてトゥギャッター。まとめだけは、まとめだけは勘弁してくれ……!

 俺は言った。

「あ、あのね、お兄ちゃんたち」

 どよぉ。

 俺がその言葉を発した瞬間、精神の奥底、イドから流れ出たような粘着質のどよめきがお兄ちゃんたちからわき起こった。

 やばい。思考法が大きなおともだちに同調していたため、つい「望まれる幼女」をやってしまった。そうじゃない、そうじゃないだろう俺。こうなったらヤケだ。やれるとこまでやってやる……!

「あのね、わたし、その、おしっ」

 ぐぬ゛に゛。

 殴られた。

「殴った? いま俺のこといろはすで殴ったよね!?

 あの珍妙な打撲音は、いろはすだったせいらしい。

コカ・コーラペットボトルの底の固い部分でなかっただけありがたく思え。なにやってんだあんたは」

 うちの奥さまだった。

 うちの奥さまは、周囲から見えないように俺の後頭部をいろはすでどつきまわしながら言った。

今日店長さんはもうお手伝いの時間が終わりました」

 問答無用で引っ立てられた。

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 こうして紆余曲折はあったが、俺の魔法幼女コンビニ店長としての第一日目は終わった。

 俺はひたすら疲れた。

 くたびれきった体をひきずるようにして家に帰った。いつもどおりPCを立ち上げて、ツイッターやらタンブラーやらをひととおり眺めた。ウィキペディアの新着もチェックしてからはてなトップページを開いた。そのときの俺は、疲れきっており、かつ騒動続きだったため、すっかり忘れていたのだ。

 本日ホッテントリ

コンビニにて幼女店長発見トゥギャッター

 即死した。

-------------------------------

 というわけで、このブログは、生まれ変わった幼女店長であるK2さんがお届けしております。次回「悪質クレーマー幼女店長!」お楽しみに!

 ……続かねえからな。

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