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ニュースメモ・朝鮮日報【コラム】大統領をめぐるうわさ : ぼけなすのblog
産経・名誉毀損記事の悪意を問う(1)(2)(3)- たびのあとさき by 吉方べき
【追跡~ソウル発】朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?(1/8ページ) - 産経ニュース
산케이, 朴 사라진 7시간, 사생활 상대는 정윤회? | TheNewsPro, 뉴스프로 (原文)
産経、朴消え7時間、私生活相手はジョンユン回? Google 翻訳
・問題となった産経新聞を翻訳・引用した韓国の記事の Google 翻訳
作品の評価は色々あるだろうが、個人的にどうにも引っかかる点がある
主人公の黒崎一護と、かつては反発しながらも良きライバルであり、今や宿敵となってしまった石田雨竜…の親父達(黒崎一心と石田竜弦)の素性について
どちらも医者なんだよな、確か
前者は開業医で小児科を営んでいて、後者はかなり大きな総合病院の院長を勤めている
こいつらって現世の人間じゃないはずなんだけど、どうやって医学部出て医師免許取ったんだろう?
まあ、石田竜弦の場合は、先祖が大昔から現世に移り住んでいるという説明が可能だからいい
彼は元々は死後の世界の住人で、現世の人間として生活を始めた時点で成人していたはず
つまり、「ある日突然日本国に出現した、身分を証明する物を何一つ持っていない、見た目が(どう若く見積もっても)二十代中盤以上の日本語を喋る身元不明の男性」のはずなのだ
しかも、元々所属していた死後の世界では敵との戦闘で行方不明という事になっていたはずで、組織的な支援やバックアップなど望むべくもない
それどころか、死後の世界はしばらくの間は彼を捜索していたはずだし、現世には地域ごとに死神が派遣され常駐しているから、迂闊な事をすれば目立つはずだ
答え:獠と香に子供をもうけるため
『C・H』しか読んでないひと向けに説明すると、『A.H.』は、『C・H』のパラレルワールドとして描かれたお話で、流用された設定もあれば改変された設定もあります。ジャンルも違えば、テーマも違うので全くの別作品と捉えた方がいいです(『C・H』はもっこりアクション、『A.H.』はヒューマンドラマ)。
でもって、香は『A.H.』開始以前に死にます。車に轢かれそうになった幼児をかばって死んでしまいます。ドナー登録をしていたために臓器が移植用に摘出されますが、そのうちの心臓が、台湾マフィアに強奪されます。
理由は、台湾マフィアの凄腕暗殺者である「グラスハート」に移植するため。「グラスハート」は度重なる任務に心を病んで自殺を図り、鉄柵で自分の心臓を貫きました。凄腕暗殺者を復活させたい組織は、適合者である香の心臓を強奪し、移植したのです。
手術は無事成功しましたが、生きることを放棄した「グラスハート」は目覚めることを精神的に拒否します。しかし、香と心の交信を行うことで覚醒し、生きる気持ちを持たないまま迷子のように新宿の獠の元に向かいます。
その後、紆余曲折を経て、生きることを受け入れた「グラスハート」は獠を「獠爸爸」(パーパ)、香を「香媽媽」(マーマ)と呼び、ふたりの娘「香瑩」(シャンイン)として暮らすようになります。
図式化すると、
ということですね。
「グラスハート」は、殺しの英才教育を受けた暗殺マシンです。人として生きることは許されておらず、名前も持ちません。27番とか、コードネームの「グラスハート」だとか、人非人の扱いを受けており、心を凍らせて生きています。ただ実際にはそういった境遇に苦しんでおり、ついには自殺を図ります。
一方の香は、『C・H』の(わりと自分勝手な)少女から、シティーハンターとして多くのひとの支えになる母性豊かな女性に成長(or変更)を遂げています。
暗殺マシンとして教育され、扱われ、心が壊れてしまった虚ろな「グラスハート」に、慈愛に満ちた「香の心臓」が入ることによって、「グラスハート」は獠と香の愛によって育まれる機会を得、ふたりの娘の香瑩になる、という構図です(香の意識はかなり残っていて、香瑩に慈しむように語りかけたり、体をジャックして危険地帯に突っ込まないようにしたりします。香瑩を介して第三者に語りかけ癒やしたりすらする。そういう描写をするための心臓移植、という側面はかなりあると思います)。
獠と香からしても、シティーハンターである以上、子供を作ることはできない(とふたりが認識してる描写があります)ので、こんなことでもないと、ふたりの愛の子は存在し得ないわけです。
さて、ここまで読んだひとの何割かは、
養子でいいじゃん!
と感じたと思います。
「グラスハート」が自殺未遂をして、死にかけているところに獠と香が通りがかって助ける展開でも良かったハズだ、と。香を殺さなくたって、ふたりが養親となって「グラスハート」に愛情を注ぎ、ひととしての心を取り戻させていく話が描けたハズだ、と。
ですが、それだと『A.H.』はクッソつまんなくなってたと思います。もうちょっとオブラートに包んでいえば、作者のやりかったことが出来なかったんじゃないかと。
というのは、『A.H.』が、欠けたる者が今を精一杯生きることを肯定的に描いた物語だから、なんですね。
ここでいう欠けた者とは、人生において喪失を経験している者という意味です。
『A.H.』の展開は、冒頭にまとめた通りなんですが、それは序盤のうちに終わって、以後は獠と香瑩が、シティーハンターとして多くの家族を助ける、という話をひたすらやるようになります。
男はなぜ40年後の世界に自分がいるのか判りません。見覚えのある場所は残っておらず、両親は死んでおり、自分と40年後の世界との接点を見つけることができず苦悩します。そんなときにかつての恋人が生きていると知ります。しかも、彼女はずっと独り身で、自分との娘がいます。しかし男は、老いていない自分が彼女の前に現れても、その生活を壊し、傷つけるだけと苦悩します。自分は、40年前にハワイ沖で行方不明になったとき、死んでおくべきだった、と。
そんな男に対し、香瑩は言います。
男「君と違って、僕がここに居る理由なんて…」
香瑩「あると思う」
男はかつての恋人と向き合う覚悟を決め、和解するに至ります。しかし、男は「タイムスリップの影響」で一気に加齢し、老衰で死んでしまいます。
家族は、本来送れるはずだった40年という時間を失っていました。しかも、ようやく一緒になれたのに、男はあっという間に死んでしまい、家族はまた喪失を経験することになりました。
死にゆく男は、恋人に謝罪します。それに彼女は、感謝の言葉で応えます。
女「あなたが帰ってこなければ……この悲しさも知らずにいたでしょう……」
女「すべてが…愛しい日々だった……ありがとう……」
それは、家族にとって、喪失を乗り越えて手に入れた、大切な時間でした。
私たちは知っています。人生ってのは何かを失っていくことだと。大事なひとは死んでしまうし、大切にしているものも不変じゃない。友情は壊れてしまうし、愛情はいつか冷めます。描いていた夢のほとんどは達成されず、諦めて諦めて諦めて残った一握のソレを大切にするしかない。でもそんな当たり前のことすら日々の忙しさにかまけて疎かにしてしまう。そして大切にしきれずに失ったとき、ああすればよかったこうすればよかったと悔しい思いをするんです。親を亡くした時とかにね。
『A.H.』は、そういう喪失を知った、もはや少年ではない世代の人間が、「このひとたちは、大切な何かを守ることが出来た、ああ、良かった」と涙する、そういうお話だと思います。だから、主人公である獠と香瑩にも大きな喪失を経験させておく必要があったんです(どうすべきか悩むゲストキャラに対し、獠が「つれあいをなくし」た経験を語るシーンがあったりします)。
『A.H.』は、喪失を泣かせの過剰な演出のためではなく、誰もが経験する普遍的な哀しみとして描きます。哀しいことがあってもひとは生きていかないといけないし、哀しいことがあった時、後悔しないためにも今を精一杯生きなきゃなんない。香の死もまた、そういう喪失の一種です。決して考えなしに殺されたんでも、新シリーズに興味を持たせるためでもないです。そういう意味で、誠実な漫画だと私は思います。
そうは言っても香が死んだのは受け容れられんというひとはいるでしょうし、正当は意見だと思います。
あと、どこまでいっても「家族愛」とか「人情話」が描かれるので、クッサ! と反感を覚えるひともいると思います。
そういう意味で、万人向けではないし、『C・H』に比べて楽しめる層が狭まってるのも事実だと思います。
ただ、頭ごなしに否定するにはちょっともったいないと思ったので、本稿を書いてみました。
というわけで、
真の答え:香という大きな存在の喪失を物語に内包することで、今を精一杯生きるというテーマを浮き彫りにするため
でした。
こちらからは以上です。
http://anond.hatelabo.jp/20151027025925
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20151027025925
頑張った!わたし、頑張ったよ!!!
というのを誰に対してでもなくアピールするために書く。
しかし恥ずかしすぎるのではてなidは使えない。ガチ匿名じゃないと恥辱で舌噛んで死ぬ可能性がある。
汚部屋指数90〜100、寝床と足場と風呂トイレの類はキープしている(それでもピカピカには程遠い)が残りはゴミ帝国の支配下にあるという結構ガチめの汚部屋。
ベッドの上には常に添い寝してくれる連中(本とか本とか本とか漫画とかたまにネイルアートのボトルとか)が引きも切らず、ふと目をやれば色とりどりの服が競ってわたしの目を楽しませてくれる(洗濯後に取り込んだやつ畳まないでその辺に積んである)。あとそこらの棚とかちょっとほじくり返すと思いもよらぬお宝とかが発掘されて退屈しない(デスクの奥からダフトパンクの二人組の未開封フィギュア出てきた!オシャレすぎて開けられない!!)
そうわたしこそがこの汚部屋の女王。この部屋の全てはわたしのためだけにある。わたしの好きなもの、ツボなもの、見てるだけでデュフフ笑いが止まらないようなものだけがある。だいたい行方不明で、ある日突然特に探してないのにひょっこり出てくる放浪好きばかりだけども。違う今はお前を探してたわけじゃないんだウェッジウッドよ、ああでも綺麗。なんて美しいのかこの模様。
思えば10年、大学進学をきっかけに一人暮らしに入ってからというもの、ずっとこの万年内乱状態行方不明者うなぎのぼりの領土を祖国もとい我が家として生きて来た。
当たり前だが来訪者はない。友人はもちろんのこと親兄弟でも部屋にいれない。入れないし居れない。おかんとか咳くしゃみ止まらなくなる。彼氏?なにそれおいしいの?
美味しいと言えば、人に言うと驚かれるが料理もする。この汚部屋で。「ここで作ったもん食えんの!?」って言われるけど大丈夫食えます。わたしは。
食器も割と洗うよ。割とね。
そんなわたしの汚部屋に今日、はじめて、人を入れたよ!!!1!!しかも異性!!!!1!!!
頑張ったよわたし!!よくやったよわたし!!!
よくぞ仮病とか使ってバックれなかったよ!!!!引越し屋の見積もり!!!!!
流石にプロだけあって動揺はしても態度は丁寧、身内が見せるあの蛇蝎に対する嫌悪に等しいドン引き顏など(少なくとも見た目には)全然表さなかったよ!!!!1!
荷物量的にもものすごい多いわけじゃないみたいな態度でいてくれたよ!!!!!そりゃそうだよな大きめのトラック予約したからな!!!!
おかげでもっと片づけ頑張ろう捨てまくろうみたいなキモチになれて、そのまま合い見積もりも取らずに契約しちゃったぜ!!1!予算ちょっとはみ出たけどキニシナイ!!!
気にするべきはそもそもソコジャナイ!!!!
こういうのな、叱られて叩かれるとな、すごい凹むのな。
言われなくてもわかってんだっつうの人が見たらだらしないわ汚いわでホモサピエンスの住処じゃないってのは。
言われなくてもわかることを言われることほど「もうダメだ…」感を煽るもんはないのな。
嫌悪感あらわにされると本当に消えたくなる。かき消えたくなる。かき消えられそうな気がしてくる。ゴミの中に。自分ホームレス適性あるんじゃね?ゴミ山とかでも暮らせるんじゃね?ってなってくる。
まだドン引きされてない、まだ人非人じゃないと、たとえ思い込みでもそう思えたんだから、もうわたしは変わる!!!
追記:
トラバで突っ込まれて気がついた。ごめん片付いてはない。まったく片付いてはない。
ぐっちゃぐちゃの、人間の目には腐海にしか見えないであろう我が領地に人を招き入れたということがもう個人的に快挙だったのわたし。
新興住宅街とか新しく交通インフラが開拓されたニュータウンでない限り、それっていうのは利便性や安全性などのコストが加味されてるわけよ。
それを大雨で水害ガー、土砂崩れで災害ガーっていちいちうるさい。
買うときは安い土地に飛びついておいて、いざ大雨が降ったら床上浸水で修理費ウン百万とか当たり前ですから。
それとも理解力がなくて文句がデカイような人間だから安いものばっかり買ってるのか?
どっちでもいいけどなにがウザいって、いちいちそれに加担するような報道が本気でウザい。
常総市市長の会見とか見てると、苛つく質問散々投げておいていざ苛ついたらそこだけ切り取るかのように報道。
それで「行政の対応に疑問!」はぁ?「マスコミのありかたに疑問」の間違いだろ?
行方不明者がいる間は避難勧告の遅れを指摘して、いざ全員の無事が確認されたら今度はいち早く実名公表をすべきだったとか行政批判したいだけにしか思えん。
どう考えたって今回の災害で一番よろこんでるのマスコミじゃねーか。
厚顔無恥な連中が無知を棚に上げて被害者面する→マスコミが拾って行政を批判する→厚顔無恥な連中がそれを見て更に騒ぎ始める
こういう流れ世の中から早くなくなってほしい。切に願う。
ひよこを飼っていた事がある。
脂ぎっているような白熱灯の元で、うじゃうじゃとまるで「蜘蛛の糸」を待つカンダタのような感じで、糸が垂れてくるのを待っている、縁日で売られていたひよこである。
なぜ、俺がひよこを欲しがったのかわからないし、付けた名前も忘れたが、とにかくひよこを飼った記憶がある。
ところで「ひよこ」と普段キーボードで打つことが余り無いので気付かなかったのだが「ひよこ」とタイプすると、なぜだかわからないが心がとても落ち着き、非常にピースフルな気分になる。皆さんもぜひ試してみて欲しい。
縁日の夜、我が家にて飼われる事になったひよこは、段ボールを改造したひよこハウスに入れられる事となった。
ひよこハウスの中は、柔らかいタオルケットのようなものが敷かれ、湯たんぽが安置されるという豪華暖房付きで、ひよこも心なしか居心地が良さそうだったのを覚えている。
こうして小さなワンルームの住人となったひよこの餌はなぜか「米糠」であった。
これは実家が米穀店を営んでいたことに起因すると思うのだが、今思うと水に濡らされて若干ぱさぱさ感の取れた米糠を延々と主食として食わされるひよこの心中は、いかほどだったのであろうか。
不思議と米糠をつつきながら、ぴよぴよと鳴くだけで、あとは暖かいタオルケットにくるまって寝るという、落語の道楽若旦那もうらやむような生活をしていたひよこは、いつのまにやら通常の人間が想起するひよこよりも、はるかに巨大になっていた。米糠だけであんなに大きくなるものなのだろうか。
こうして、すくすくと育っていったひよこであるが、大きくなってしまった結果、ひよこハウスでは少し手狭になってしまったので、我が家の庭にて飼育されることになったのである。
暖かいひよこハウスから、突如屋根無し生活のブルーシーターと化したひよこであるが、文句一つ言わずにひょこひょこと歩き回っていた。時々クビをかしげていたような記憶もあるのだが、あれは鳥類特有のものだろう。
ところで、日本人ならば成人式を迎えた日、ユダヤ教ならば割礼をした日、どこかの部族なら入れ墨をした時に「大人」と認められるのだが、ひよこはいつから鶏になるのだろうか。
鶏冠が生えて来た時だろうか。それとも、ある朝いきなり「コケッコッコー」と「今日から大人ですよわたしー!」と高らかに鳴いた時なのであろうか。
そんなことを子供ながらに考えていたある日、裏の駐車場にあった、鉄パイプを組んだ足場で遊んでいたところ、遠くから「ひよこがぁ! ひよこがぁ!」と祖母の叫び声が聞こえた。
大きくなり、湯たんぽの庇護を必要としなくったゆえに野晒しにされていたひよこは、野良猫に捕まえられ、抵抗の際に抜け落ちたと思われる数枚の羽毛を残してどこかへ消えてしまったのである。
こうして、行方不明になってしまったひよこであるが、その後近所で「野良鶏」を見なかったことから、おそらく猫に食われてしまったのかも知れない。
と、いうわけで、未だに縁日で売られているひよこだったり、どこかで鶏を見かけたりすると、米糠ばかりつついていたあのひよこを思い出して、ちょっぴり切なくも、懐かしい気持ちになる。
ちなみに、アメリカの研究チームがティラノサウルスの骨のタンパク質のアミノ酸の配列を解析したところ、ニワトリに最も似ているとの結論になったらしい。
何万年後かに、何かのはずみで地球の重力が少なくなったり何かして、突然変異で色んな生物が大きくなってしまったり、先祖帰りをしたとして、ティラノサウルスばりに大きくなったひよこが猛り狂ってぴよぴよしているのを、見てみたいものである。
俺は平成2年にこの業界に入ってきた。今から15年位前で23歳のときだった。当時は某県に住んでいた。
初めて与えられた仕事は人材派遣会社のシステムのメンテナンスで、東京に出張だった。出張期間は2ヶ月間。
この仕事にはN君という俺と同じく若手の技術者が出張に出された。N君は俺よりひとつ上の24歳で、RX7を乗り回す派手目の性格のやつだった。
で、その人材派遣会社のシステムなのだが、複数のシステム会社が開発に携わっていて、請求システムに仕様ミスがあり大混乱していた。
データの修復に人海戦術で挑んでいたが、それだけで1ヶ月くらい掛かかった。渋谷のビルの一室で缶詰状態で作業した。すべての伝票をチェックしてミスをみつけ、表計算ソフトに打ち込むのが俺の仕事だった。N君もこの作業をやった。
伝票の合計金額は80億円だったが、データをすべて修正すると40億円だった。つまり合計で40億円の金額が違っていた。これはシャレにならない。
当然、システム会社同士で大喧嘩になってた。殺し合いになってもおかしくない状態だったなぁ。「殺してやる」「裁判だ!」なんてね、怒号が飛び交っていた。客先の人材派遣会社の部長さんはシラケきってて、「昨日、開発費の1億円を振り込みましたので」と淡々とした口調で言ってるのを聞いた。
そのときに思ったのが、「システムの開発費って1億円も掛かるんだ」と、その金額に驚いたのと同時に、「1億円かけて40億円の計算ミスをするシステムを作ってりゃ世話ないな」とか、思った。
けっきょく2ヶ月くらいの出張だった。その2ヶ月で、太った。そして、花粉症になった。俺にとっては仕事よりもそちらのほうがなによりも辛かった。
出張から帰ってきてから、もう一人一緒に帰ってくるはずだったN君が行方不明になった。そういえば、一緒に仕事をしてるとき悩んでる様子だったなぁ。N君が行方不明になったということで俺もいろいろ聞かれたが、このときはあまり気にしてなかった。
それからしばらくしてN君はなぜか北海道で死体となって発見された。
車の中で練炭を炊いたらしい。当時、練炭自殺とかあまり聞いたことがなかったので、事故とも自殺ともよくわからんかった。
でも自殺なんだろうな。悩んでいたもんなぁ、、、でも、死ぬほど悩んでるとは思わなかったなぁ。当時は単に寒いから練炭を炊いて寝てしまったという事故ということで表向き片付けられたような記憶がある。実際のところ、なぜ死んだのかはいまだに謎だけどね。
思えばこんなできごとなんて大したことじゃなかったんだと、後になるとそう思うくらいいろいろなできごとがあった。これはほんの序の口でしかなかったのだ。
大阪府高槻市の中学1年生の男女が、行方不明なり殺害された事件で、最初は、「こんな時間に子供を出歩かせている親が悪い」と思っていた。
しかし、「高槻中1殺人:決定的に足りなかったのは、子どものための安全な居場所」を読み親の責任だけの問題ではないのかもしれないと思った。
子供が家に居たくないと考えるのは、様々な理由があるだろう。親に暴力を振るわれるなど酷いことをされている場合もあるだろうし、単純に、成績や進路などで、責められたり他人や兄妹と比べられたりして居場所を失うという場合もあるだろう。
後者の場合、親は、子供の為を思って、いろいろ小言を言っている場合もあると思うが、その想いが伝わらないこともあると思う。
僕の弟は、高校時代、真夜中になっても帰ってこず、連絡も取れないということがよくあった。
高校生と中学生ではまた違うかもしれないが、親は心配し、警察に捜索願を出そうかどうか毎回悩んでいた。
さっさと捜索願出せばいいのかもしれないし、その前に、子どもとよく話し合う必要もあるだろう。
しかし、中学生、高校生にもなれば、親も子供の行動を完全に制御することは難しくなるし、警察に捜索願を出すのも、やろうと思えば簡単なことだろうが、実際はそうそう簡単に出来るものでもないと思う。
初期の遺体発見時に大阪府内の行方不明児童の身元確認で平田さんの母親が警察に特徴などの情報を提供しているにもかかわらず、警察が平田さん本人ではないとしたために、指紋鑑定を行うまで身元判明がかなり遅れた。
警察の映像鑑識班が低レベル過ぎるのか、犯人像の思い込み、勘違いがあったのかは分からない。
しかし、もしマスコミ等に防犯カメラの映像をすぐに公開していれば、もっと早く車が2台ではなく1台だという事実が判明していただろう。
最初に車2台と警察が発表したせいで、事件当日に不審車両を発見した人でも「不審車両は見たけど、あの事件は2台だから関係ないか」と思って情報提供しなかった可能性が十分にありえる。
twitterや2ちゃんねるなどのネット情報では警察が遺体の身元を判明するよりも前に、行方不明生徒の従兄弟などがtwitterで情報発信して注目されていた。
下衆いインターネット掲示板をノータリンなひどい顔して見ていると、ポルポトは美男美女を殺したということが書かれていた。
自分はそれを見て、心が躍った。
美男美女を殺す集団というのはなんというか、自分の味方に感じた。
ポルポトが率いたクメールルージュの行いというのは有名である。
知識層から最終的には農民まで虐殺するやら、都市部の文化を否定して都市部のどんな人間も田舎に強制移住させて農業をさせるやら、親から子どもを引き離すやら、子どもに虐殺をさせるやらととても酷いことをしている。
そんなことはどうでもよかった。
とにかく、美男美女を美男美女という理由で狙って殺したかどうかが自分は知りたかった。
インターネットでいくら探してもコピーされた情報ばかりで頼りにならなかった。
もしかしたら、研究者などの人には怒られるのかもしれないが、講談社選書メチエは自分がレポートを書くときに使う。割としっかりしたように感じる本だ。
ワクワクしながら図書館で本を借りて読んだが「美男美女だから殺した」そんなこと何も書かれてなかった。
一人の美人は強制移住させられ、ダム建設をしたりと苦労したそうだが、美人なので地区幹部から強制求婚されて、逃げたとか書いたった。
自分は呆れた。
容姿が良い人間を容姿が良いがために殺したという記述があることを期待して読んだのだ。
そんな記述があっても自分の利益には何もならない。でも、美男美女がために殺されるという事実があったらと、醜い姿の自分は興奮したのだ。
自分の美女への発情が美男美女の価値を押し上げ、自分を含む醜いすがたの人間の居場所を狭める力になっている。
大阪で中学生が酷い殺し方をされ、駐車場に捨てられていた事件があったらしい。
報ステで、肌が茶色で唇が分厚く、鼻も目も形が悪く、顔が大きな女子中学生の顔写真が放映されていた。不細工と馬鹿にされている男の芸人にそっくりだ。
どうやらその芸人に似た女子中学生が駐車場に捨てられていた女だそうだ。
一緒にいたという男の子の顔写真も見たが、可愛い顔をしていた。可愛い男の子はまだ行方不明らしい。
ポルポトはくまなく殺したが、たいていの人間は不細工を最初に捨て、美しいものは取っておくのだろう。
ポルポトがたとえもし、美男美女を美男美女だからという理由で殺してもポルポトは美男美女にはなれないわけでとてもどうにもならないことは自分はわかっている。
家族の捜索届出してる関係から、DNAの提出をしないかということだった。
なにか進展があったということではない。
ちょっと前に聞いた話では、民間にDNA鑑定依頼すると結構な金額がかかるようだったけど、
(税金で払ってると言われればそれまでだけど)
自分は過去に盗難に遭って通報した際に、犯人との判別のために指紋を取られたことがある。
アルミの粉とかつけられるんだっけ?
なんか爪のすきまだのに入って嫌なかんじに手が汚れた気がする。
そして、被害者の指紋が他の事件の照会に使われることはないとは言われたけれど、
K察に自分の指紋を抑えられてるというのはいい気分ではなかった。
そんなわけで、DNAなんてディープな情報をK察に渡すなんて自分ならとんでもないことだけど、
戸籍とかもいるみたい。
捜索届を提出している家族のみならず、うちには他にも行方のしれない親類縁者がいる。
DNAってどのくらい一致したら連絡来るんですかね?
この年になって恥ずかしい話なのだが、私はまだ親にある種の確執を抱いている
いつまでも親のせいにしてはいけない、と頭ではわかってるのだが、どうもそうすんなりはいかないのだ
多分、どこかに吐き出していかないとぐるぐるとまわってしまうから、ひっそりと書きだしていこうと思う
通っていた幼稚園では、園児の誕生日になると担任の先生とツーショットで写真をとるイベントがある
笑って、笑ってと言われる中、うれしさがあったくせに必死に頬を噛んで笑みを殺していた
結果としてひどくぶすりとした表情の園児が満面の先生と映り込む、どうにも奇妙な繪面ができたわけだ
思えばあの頃から自意識が非常に過剰だった私は、運動会の時にとったビデオを見ながら、両親がブルマからはみでた私の太ももを、
太いとか、ぶるぶる震えているだとか、そういった言葉を吐くたびにそんなに笑うなら見てくれるな、と思っていた
結果として私は自分が映る何かを親と一緒に見たことがない
バカにされるのがいやだったのだ
今にして思えばぼんやりと、それが親にとってからかいの域を出ないものだったのだとわかる
葬式は開いてほしくないし、写真だって一枚も人様の手元に残しておきたくないと思う
葬式で集まった親族や知り合い、友人が通夜を済ませて晩飯をつつきあいながら、こんなことがあったねとか、あんなことがあっただとか、
そんなつもりはないとわかっているし、そんなに底意地の悪い知り合いがいないこともわかっているが、それでも私抜きの集まりで、
何か私に対して非常に不利益な、不名誉な、そういったことを離される可能性を1つでも潰してやりたいのだ
親には骨も抱かせたくない、行方不明のまま死体も見せず、永遠にいなくなってしまいたいと思っている
このどこか反抗期の子供が抱く随分と攻撃的な感情は、未だに私の心の片隅に居座っていて、ときどきひょっと顔を出してしまう
小学校のころから、将来の夢は14歳までに死ぬことで、いなくなる方法について10数年も考え杖づけていたわけだから、これはもう根深い問題なのだろう
ともあれ、私はできることならだれにも知られずにひっそりと死んで、いつかの同窓会でそういえば知ってた、と少しだけ話題に上ればいいと思っている
これは、死んですぐなら同情や興味もわくが、死んで数十年たってしまえばだれもかれも驚くばかりで深く聞こうとする稀有な人間などいないだろうと思っているからだ。
不動産屋にアパートの契約に向かう。何回の電車を乗り継がなければならない。さようなら六本木、新宿、池袋、楽しかったよ
長い電車の旅、音楽でも聞こうかとイヤホンをカバンから無理やり引っ張り出したら断線した
今日持って来るものはテーブルに置いたのだが、いつも財布とか鍵を置く場所と同じにすればよかった
電車を降りたらめまいがした。暑かったとニュースで言ってるが、それは感じなかった。ただ日差しが刺さるようだった
持っているはずの封筒が無い
乗継駅で新着エントリーをニヤつきながら読んでいて、入ってきた特急に乗り込んだ時、ベンチに置き忘れたのだろうか
会社に提出する書類と、車庫証明の申請書が入っている。まあ、こんな書類はまた取り寄せればいい
しかしメモ帳代わりに使っているノートが入っている。仕事で気づいたこととか走り書きしてある
社会人になって他人に黒歴史を見られることになるとは思わなかった
早々と物件を決めた。この時期、地方にはこちらから選択できるほど物件数がない。せめて最上階の角部屋が取れたくらいだ
不動産屋の車で駅に送ってもらって、軽い便意が何回とも波のように来ていたので、早目にトイレに
漏らしたのだろうか、それともパンツを下げる前にゴーかけちゃったのだろうか
ああ、私も老いたのだろうか。今まで漏らしたのはお腹が痛い時だけだ、緊急事態にトイレが間に合わなかった時だけだ
しかし私は負けない
たまたま入ったのが多目的トイレ。広さは4畳半くらい。ついさっきアパート見てきたから広さは把握できる。ベッドが置けるね
今日に限って白のチノパン。しかしそこは広い多目的トイレ、脱ぐにはスペースは十分ある
そしてこの時期持ち歩いているのが、汗ふきシート
ケッツビーなる人が世間をさわがせたようだが、PBの汗ふきシートはそんなに刺激が無い。拭いた後、ちょっとサラッとさせるために粉っぽい
粉っぽさはパンツをキレイにするのと、アスをキレイにするには関係ないスペックだ
そして手を洗い何事もなかったように列車に乗る。線路の上のかげろうがゆらぐ
※追記
最上階の角部屋の退去は今月末だって。という訳で2階のどうでもいい部屋になりました。本当についていない
※追追記
ノートが入った封筒が駅で見つかった。最寄りの駅まで届けてくれるという。ありがとう東武。これで黒歴史帳が行方不明でモヤモヤすることは無くなった
「○○してはいけない」と言われていないことは、
普通やらないようなことでも思いついたら躊躇なくやっちゃうノンブレーキな発達障害持ちが、
ルールや暗黙の了解がたくさんあるけど、「普通わかるよね?」って感じで、
あまり丁寧に説明されない環境に不意に放り込まれると問題行動がめっちゃ顕著になるという事例。
高校生の頃、扁桃腺肥大で毎年10日ぐらい高熱出して寝込んでたので、いい加減切除することになって入院した時の話。
・手術の直後、出てきた食事が当然水みたいなお粥で、絶食開けの空腹感を満足させられず、
「喉は痛いけど腹は減ったぜ!」と売店で買った固形物を痛みに耐えながら病室でモリモリ喰う。
何日かお粥を食べた後売店で買ってきたおにぎりをモシャモシャ食べたりしていたが、たまたま発見されず、
おいしいパンを見つけて母親におしえたら「えっアンタそんなん食べてたん?食べたらアカンで」と言われて食べるのがマズかったことに気付く。
最終的に傷口から出血して入院が延びて、喉の奥を電気ゴテで焼かれた。
・消灯後も月明かりで読書を続けて怒られる。電気はちゃんと消してるのになぜだ!?とパニックになる。
・点滴をしながら病室でMD聞きながら踊り出す。
見つかって「点滴中と病室では踊らない!」と注意されたので、以降踊りたいときは点滴中以外にロビーや休憩室まで行って踊っていた。
・外出や移動を特に制限された記憶がなかったので、点滴したままフラフラと出かけて頻繁に行方不明になる。
外で昼寝したり、小説読んだり、病院や周辺を探検したり、ネカフェや近隣の親戚の家に行って遊んだりしてた。
・点滴が終わった後、血が逆流していくのが面白くて、ベンチに座って1時間ぐらいひたすら眺めていて、
探しに来た看護師さんに「面白いっすねえコレ、見てくださいよ!めっちゃ血ィ逆流するんスよ!」
「いやー赤いなー!こうやって腕を高くするとスピードがね!」と喜んで説明しようとして怒られる。
「各フロアの自販機の下には落としたけど回収するのを諦めた小銭が落ちているに違いない!経済の輪に戻してあげないと!」と謎の使命感に駆られて
針金ハンガー片手に自販機狩りを実施、4千円近い小銭をかき集めてナースステーションに持って行って引かれる。
数日入院するだけでこんなだもんなあ。
看護師さん、疲れただろうなあ……ただでさえあの時は他の患者さんも、咽頭がんガン無視して
「余命短いんじゃ、好きにするわい!」と外に勝手にカツ丼食いに行って、病院の晩飯拒否するようなガッツのあるジイ様とかだったしなあ……。
追記:
10年経ってようやく「あの時のアレはもしかしてこういうことだったのか……?」って感じの事もあれば、
当時から周囲の反応を見てから「あ、やらかしたかな?」ってわかったこともあるけど、
自分の中では理屈にあってることになってたりするから、自分でいくら考えても周囲が自分の期待と違う反応を見せる理由がなかなかわからなくて混乱しがち。
考え方が全然わからなくて、「この人たち宇宙人かな?」って思ったりしちゃうけど、一般にそう思われてるのは基本的にこっちサイドなんだよなあ。
当時でも自分に発達障害傾向があること自体は知識として知ってたのにこのザマだったので、
普段からなにかと衝突があって、年を重ねるごとにトラブル回避の為に行動が消極方向に偏っていったけど、それはそれでやっぱりうまくいかないことも多い。
今はとりあえず何か行動を起こす前に気付いた場合は自分の感覚を信用しないでよーく考えてから行動するようにしているけれど、今度は何かと遅い、トロいって言われるし、
それで行動内容が問題ないかというとそうでもなくて、わざとか?ってくらいツボを外したことをやらかしがちなヤツだとみられているんだろうと思う。
社会に出てるとそれだけで他の人たちに迷惑ばかりかけるのでどんどんやる気失くすし、俺の上位互換にあたる『替え』なんかそれこそ腐るほどいるはずだと思うので自信も持てない。
でも何かしらやってお金稼がないとご飯食べられないし、支援を受けるほど重度でもないことになってるし、
世の中の邪魔にならないようにさっさと死にたいと思うのが正解なのかなー?と思うけど、残念なことにまだ死にたいとも思えてない。
それにしても「残念ながらまだ死にたくない」ってだいぶ不健全な感じがする。
この先もずっと、世の中に向かって「まだよくわかんないけど多分僕が悪かったんですねごめんなさい」って先制でやり続けながらコソコソっと生きていくしかないのかなあ……。
ブコメ読んでたら、部活である日突然「スポドリ禁止令」が出て、
翌日「スポドリがダメになったから今日は朝からこだわりのアイスティー入れて持ってきたゼ☆」ってウキウキして部活行って、
ちゃんとルール守ってるアピールのつもりで顧問にも「ちゃんとアイスティー入れてきたんすよ!」って言ったら、
奈良県で行方不明となっていた小6女児が無事見つかり、ほっと一安心。
ただ、空白の32時間に、何をされていたのかは推して知るべしであるので、続報が待たれる。
そんな時には、同じ子をもつ親として、本当にいたたまれない気持ちになる。
犯人が捕まった所で、亡くなった子供は元にもどらないし、犯人への量刑も軽すぎる。
そこで、私は断言しておく。
もし、自分の娘が同じ目にあったとしたら、警察や弁護士には頼らない。
どうせ大した罰は与えられないし、あらゆるものから護られてヌクヌクと刑務所で養生するのだ。
そんなことが許されるわけがない。
私は、私刑を断行する。
犯人には実刑がくだされて、一度は司法の手に落ちることになるがそんなことは関係ない。
いつの日か刑務所から出てくるであろうその時を必ず見逃さない。
私は元受刑者を尾行・追跡し、場合によっては探偵でも雇い、居場所を把握する。
機会を狙い、拉致監禁する。
叫び声は上げさせないつもりだが、ドタバタ音をたてられては困るので、外部との接触を遮断する。
元犯人には、自殺ができないように、口に詰め物をし、両手を縛る。
栄養剤を適宜点滴にして与えてやり、しばらくは死なないように調整してやる。すぐには殺さない。
まずは思う存分なぐる、蹴る。生爪を剥がす。生殖器はまだ攻撃しない。五感もある程度残しておきたいので、顔は避ける。
死なない程度にやる。まだ死んではいけない。
栄養剤を与えて、怪我をしたら手当もしてやり、何日も何週間もかけて、何度もやる。
そのうち体が慣れてくるかもしれないので、手法を変えていく。
例えば、虫を大量に体に這わせるとか、自分の体が動物に食べられるところを見せるとか
精神的に追い詰めれる作業を延々と続ける。
だんだんと精神が蝕まれ、もう死にたいと願うようになるだろうが、殺さない。
「大人になるとストーリー構成がしっかりした映画のような夢を見る」
と言っていた。
=== プロローグ ===
=== 子ネタ ===
=== 息子 ===