作品の評価は色々あるだろうが、個人的にどうにも引っかかる点がある
主人公の黒崎一護と、かつては反発しながらも良きライバルであり、今や宿敵となってしまった石田雨竜…の親父達(黒崎一心と石田竜弦)の素性について
どちらも医者なんだよな、確か
前者は開業医で小児科を営んでいて、後者はかなり大きな総合病院の院長を勤めている
こいつらって現世の人間じゃないはずなんだけど、どうやって医学部出て医師免許取ったんだろう?
まあ、石田竜弦の場合は、先祖が大昔から現世に移り住んでいるという説明が可能だからいい
彼は元々は死後の世界の住人で、現世の人間として生活を始めた時点で成人していたはず
つまり、「ある日突然日本国に出現した、身分を証明する物を何一つ持っていない、見た目が(どう若く見積もっても)二十代中盤以上の日本語を喋る身元不明の男性」のはずなのだ
しかも、元々所属していた死後の世界では敵との戦闘で行方不明という事になっていたはずで、組織的な支援やバックアップなど望むべくもない
それどころか、死後の世界はしばらくの間は彼を捜索していたはずだし、現世には地域ごとに死神が派遣され常駐しているから、迂闊な事をすれば目立つはずだ