不動産屋にアパートの契約に向かう。何回の電車を乗り継がなければならない。さようなら六本木、新宿、池袋、楽しかったよ
長い電車の旅、音楽でも聞こうかとイヤホンをカバンから無理やり引っ張り出したら断線した
今日持って来るものはテーブルに置いたのだが、いつも財布とか鍵を置く場所と同じにすればよかった
電車を降りたらめまいがした。暑かったとニュースで言ってるが、それは感じなかった。ただ日差しが刺さるようだった
持っているはずの封筒が無い
乗継駅で新着エントリーをニヤつきながら読んでいて、入ってきた特急に乗り込んだ時、ベンチに置き忘れたのだろうか
会社に提出する書類と、車庫証明の申請書が入っている。まあ、こんな書類はまた取り寄せればいい
しかしメモ帳代わりに使っているノートが入っている。仕事で気づいたこととか走り書きしてある
社会人になって他人に黒歴史を見られることになるとは思わなかった
早々と物件を決めた。この時期、地方にはこちらから選択できるほど物件数がない。せめて最上階の角部屋が取れたくらいだ
不動産屋の車で駅に送ってもらって、軽い便意が何回とも波のように来ていたので、早目にトイレに
漏らしたのだろうか、それともパンツを下げる前にゴーかけちゃったのだろうか
ああ、私も老いたのだろうか。今まで漏らしたのはお腹が痛い時だけだ、緊急事態にトイレが間に合わなかった時だけだ
しかし私は負けない
たまたま入ったのが多目的トイレ。広さは4畳半くらい。ついさっきアパート見てきたから広さは把握できる。ベッドが置けるね
今日に限って白のチノパン。しかしそこは広い多目的トイレ、脱ぐにはスペースは十分ある
そしてこの時期持ち歩いているのが、汗ふきシート
ケッツビーなる人が世間をさわがせたようだが、PBの汗ふきシートはそんなに刺激が無い。拭いた後、ちょっとサラッとさせるために粉っぽい
粉っぽさはパンツをキレイにするのと、アスをキレイにするには関係ないスペックだ
そして手を洗い何事もなかったように列車に乗る。線路の上のかげろうがゆらぐ
※追記
最上階の角部屋の退去は今月末だって。という訳で2階のどうでもいい部屋になりました。本当についていない
※追追記
ノートが入った封筒が駅で見つかった。最寄りの駅まで届けてくれるという。ありがとう東武。これで黒歴史帳が行方不明でモヤモヤすることは無くなった