はてなキーワード: ずんどことは
まあ、1月から開戦直後ぐらいまでの時期、あの(理屈や計算が全て吹っ飛んだ感じの)開戦を言い当てた米インテリジェンス界隈も、2/25にはこんな感じで「どうせキエフは数日で陥落するし」みたいな見通しだった訳で。
US concerned Kyiv could fall to Russia within days, sources familiar with intel say
https://edition.cnn.com/2022/02/25/politics/kyiv-russia-ukraine-us-intelligence/index.html
真偽不明ながら、こういう話も出てくるあたりは欧州でもほぼ一致した見解だったんだろう。
https://twitter.com/Moskva_Daisuke1/status/1505484781370613769
キエ夫
@Moskva_Daisuke1
凄い話だ。露が侵攻した日に宇大使があるとても影響力のあるEUの一国(extremely influential EU country)の外務大臣のオフィスに行き支援を求めた時の返答
「正直に話しましょう。最大でも48時間後に全てが終わり新たな現実が訪れるとしたら、なぜ私たちが宇を助けなければならないのでしょうか?」
2月末ぐらいまではかなり有力だった「ウクライナは抵抗すら出来ずに降伏する」という見通しに立てば、変にエスカレーションラダーを登るような発言は出せないよ。エスカレーションしたあと、降ろすのは大変だからね(特に今みたいにプーチンとのホットラインが機能してないっぽい状況だと)。
なので、あくまで「ウクライナは抵抗すら出来ずに降伏する」という見通しが前提であれば、エスカレーションラダーを登る(行き着くとこまで行ったら第三次大戦で文明滅ぶ)危険を回避するために「ウクライナ案件ではエスカレーションには乗らない」と宣言したのは一定の合理性はあった(過去形)。まあ衛星国化したウクライナに対して https://www.bbc.com/japanese/60630050 みたいな感じの弔辞を出してから経済制裁でロシアを締め上げるつもりだったんだろうなと(経済制裁の話は結構前から出てたし2014年と同じリアクションなので、元増田の言うような急な方針転換みたいな話ではない。経済制裁は軍事的な意味でエスカレーションを引き起こさないの?と思うし実際大日本帝国はそれでやらかしたけど、なぜかアメリカはこの辺楽観的。まあとりあえず閑話休題)。
で、このあたりの前提がゼレンスキーがキャプテンウクライナ化したことで全て狂った。
https://twitter.com/tnak0214/status/1503506479466180610
中山 俊宏 NAKAYAMA Toshihiro
@tnak0214
すでに呟きましたが、ゼレンスキーの「キャプテン・ウクライナ化」は、バイデン政権が予測できなかったことで、計算を狂わせているはず。今回米のインテリジェンスの確度が高いと評判ですが、ここはおそらく外した。
あと、プーチンが かなり特殊な世界観( https://cruel.hatenablog.com/entry/2022/03/02/001238 ) を前面に押し出してきたり、さらに国民に対して「敵は西側」みたいなことを強調しだしたり( https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-17/R8V218DWLU6901 )してるので、「ウクライナのことでエスカレーションには乗らない」という判断の前提条件が崩れた(ロシアはウクライナではなく「西側」と(まだ物理力を行使していないものの)殴り合ってる認識の上でエスカレーションしてくる可能性がある)のよな。
のだけど、バイデン政権は一旦決めちゃった(ある時点では合理的だったけど今となってはかなり微妙な)方針を変えることが出来ないで居るように見える(もっとも、「一旦決めちゃった方針を変えることが出来ない」という点ではプーチンのほうがかなり致命的っていうか人が現在進行系でずんどこ死亡してるので止めてくれほんと)
ホッテントリするエントリもあるが、半数以上は無反応で終わる。
しかし、そもそも書かれることすら無かった未発芽の種もまた多くある。
そんなどうしようもない考えたちをまとめて残しておく。
そんなクッソどーでもいいトリビアが、なんでかアタシの頭に引っ掛かり続ける。
○
「お客さん、意味分かんないよ」
あきらかにくたびれたふうのサラリーマン。下からのぞく息子のよそおいも、割と似たり寄ったりだ。
まーた面倒くさい客だよ、オーナーもいいかげん、どんだけアタシを廃品処理に回すのが好きなんだ。
ずんどこやかましいダンスミュージュクが、アタシの脳天をゆっさゆっさと揺さぶってくる。
きっと揺さぶられすぎて、あの頃のアタシは脳しんとうにでもなってたんだろう。
「それがキック?」
「そう。まぁ床を足で踏み鳴らすみたいだし、キック。そいつが1分間に128回。ダンスミュージックって、これより速くも、遅くもない」
「へー。で?」
もう全然興味わかない。けど、奴はそのまま続けてくる。
「人間の心臓って、だいたいこの半分、1分間に64回打つらしい。つまり、ダンスミュージックって、割と人体のテンポにぴったりなんだよ」
へー。
ほー。
「だからさ、」
客が、ぐい、とアタシに顔を近づける。
「してみてくんねえ? このテンポで、手こき」
「はあ?」
変な声上げちゃいましたよね、思わずね。
いや、やらせろ、って言ってくる客に比べたら、むしろ楽でいいんだけどさ。
○
音に合わせて、シュッ、シュッ、シュッ、シュ。
○
ピンサロがどういう所か、ってのの説明から、一応しといた方がいいかな。
腰ぐらいの高さの仕切りで区切られた、二メートル四方くらいの空間。立ち上がれば、割と隣のペアのプレイもまる見えだし、会話の内容もまる聞こえだったりする。スペースの中はソファみたいな床なことが多いかな。他のお店じゃ畳だったこともあった。そこでいい年こいたオッサンが、女にこかれてアヘアヘ言う感じの場所。
まぁ、こんなとこに関わったら一発で男のこと嫌いになるの請け合いだよね。控え室の話題だって、いちばん盛り上がるのは客の悪口だしさ。
さて、アタシが掴まされた変な客。
奴のチンコはなかなかの難物で、一気に元気になったりはしない。けど、手の中で、ゆっくりと固く、太くはなってきた。
サイズそのものは、それ程インパクトがあるわけじゃない。けど、言われたことが意味不明すぎたせいで、あのチンコは結構今でもすぐに思い出せる。
「俺さー、小学生の頃、悟っちゃってさ」
「何を?」
興味があるわけじゃない。ただ、返事しなきゃ間が持たない。だから、とりあえず返す。
「チンコってさ、単純な刺激でイクんだよ」
「あー、イクねー。楽させてもらってます」
「何? そんな速い奴いんの?」
「速いのは速いよー。ほっといても勝手に興奮してくるし」
「そっかー、羨ましいわ」
チンコをしごくと、だいたいの奴は声を出したりする。まーなんて言うか、白々しい。
なにせ、こちとら感じるフリのプロですからね。申し訳ないけど、お前たちの演技にゃ敏感ですよ。
ただ、あの時の奴ときたら、もうビクともしない。演じるつもりもない。
ずんどこ響くキック? に合わせて上下させるアタシのテンポに、むしろ合いの手を入れてくる。
「いやさ、イケよいいから。めんどくせーな」
「やだよ。なんでお前らのルーチンに付き合ってやんなきゃいけねえんだ。金払ってんだから、楽しませろよ」
「知らねーよ」
あんまりにも失礼すぎて、けどこっちがお仕事ぶん投げる必要もない感じで、なんつーか、楽だった。その意味じゃ、相性がよかったのかもしれない。
「で? 単純な刺激がなんだって?」
話が途切れかけたときには、前の話題を掘り起こすに限る。おう、ってやけに偉そうに、そいつが鼻を鳴らす。
「セックスの快感ってよ。生殖行為への理由づけなんだと思うわけよ。つまり、メスの子宮に、どうオスに射精させるか、こそが重要なわけだ。そのために、どう効率的にチンコをイかせるか、のためのメカニズムが、オスとメスとの間で組み立てられた」
「ちげーよ。そう言う本能的なあれこれをぶっ飛ばすのが、おもしれーって話だ」
「いやよく分かんない。つーかフェラじゃなくていいの?」
「アレ気持ちいいって思ったことないんだよ。どう考えても手のほうが器用だろ」
「えー。みんなすぐくわえてって言ってくるよ」
「そりゃ支配欲だろ。所詮チンコなんか汚ねえしな。そいつわざわざくわえさすとか、相手屈服させたみてえな感じじゃん。でもあんたらって、金が入るからくわえるだけだろ? それって全然屈服じゃねー。むしろ、よくそんなポーズに快感覚えるよなーって思う」
なんてことを言ってる内に、奴のチンコがすっかり固くなる。
あーこれ、語ることでできあがってく奴か。
いいんだけどさ、聞いて擦っててだけしてりゃオッケーなんだし。
「だから、気付きましたよね。俺は選ばれしオナニーエリートなんです」
さすがに噴く。
「ちょ、何それ。不意打ちすぎるんだけど」
「いやもう、今までのお話のまとめよ。男ってさ、本来はチンコしごくだけでイケる訳じゃん。なのに、なんで女体が必要なのか、相手が必要なのか、って話ですよ。それって大概が支配欲とか所有欲とかなんじゃねーかと思うわけ」
うっかり、うなずきそうになった。
面倒くせー客の殆どは、アタシのことを買い取った、みたいな態度で迫ってくる。今の時間は俺のものだ、だから好きにさせろ、だからやらせろ。
知らねーよ。お前はレンタルしたエロDVDを傷つけたり割ったりして返却すんのかよ。何回か言いかけたし、っつーか出禁待ったなしの奴には、むしろ直で言い放ったりもしてた。
まぁ、「金払ってんだから楽しませろ」ってのはこいつも言ってきたけど、少なくとも、アタシの粘膜への危害はない分、ずっとマシだ。
「で、女を知る前にオナニーの快楽を知った俺は、その支配欲から切り離され、こうしてあんたの前にチンコを晒して代理オナニーをして頂いてるわけです」
言いながら、時々ぴく、って跳ねる。感じちゃいるらしかった。
「つーかさ、それならそれこそ家でこいてた方がよくね? わざわざこんなとこで他人にさせるのって、時間も金も無駄な気がするけど」
テンポに合わせて擦る内、何となくツボみたいなのが分かってくる。スピード、握る強さ、角度。そのなかで、相手の反応が特に大きい奴を探り当てる。「おぅっ」とか洩れるのを聞けば、ちょっとした達成感を覚えないでもない。
「それがいいんじゃねーの。思い通りになるオナニーばっかじゃつまんねーんだよ。いい? ダンスってのはビートに乗ることだ。つまり調和だ。そして俺とアンタは今、ビートに乗って弾んでる。いや、弾ませてもらってる、か」
「え? なに? アタシ今、アンタとダンスしてんの?」
「そういうこと」
「えー、キモ」
食い気味のツッコミじゃあったが、あくまで笑顔でのもの。言われて、こっちもだんだんノリノリになってくる。
やがて音楽がブレイクに差し掛かる。キックがドンっ、ドンっ、から、ドンドンドンドン、さらにドドドドドドドってだんだん速くなっていく、あれだ。ちらりと客の顔を見たら頷いてきた。
よっしゃ、やったりますよ。キックに合わせて手こきも二倍速、四倍速。
そしてブレイクしたところで、発射!
○
「すげぇ、飛んだよ。久々に見た」
「だろ? この日の為にしばらくオナ禁してたしな」
チンコにつく精液を丁寧にふき取り、次いで自分の手をふく。マットにとんだ精液は、その次。
「いやいや、アタシそんな楽しくなかったんだけど」
「嘘だろ!?」
「なんで今さら嘘言わなきゃいけないのさ」
あからさまにショック受けた風でいたのが、ちょっと面白かった。ちくしょうなんだよお前、来る時よりつやつやしやがってさ。こっちは一仕事終えるたびに割とげんなりなんですけど。
「なんてね。まぁ、アンタについてはちょっと面白かったよ。ちょっと待っててね、片付けしてくるから」
○
手ふきとかウーロン茶の入ったグラスだとかを持って、いったん控室に戻る。
時間中、アイツはぜんぜんこっちに触れてくることもなかった。
だいたいの場合、べっとべとの手で触られまくるわけだし、タオルで全身ふかなきゃいけないんだけど、あの時は全然その必要無し。ただまぁフロアって、裸でいても大丈夫なように暖房は掛かってるから、じっとりと汗ばみはしてる。そこは気持ち悪いので、さすがにふいておく。
「ねえ、なんかすっげー盛り上がってなかった?」
隣のブースにいた子が聞いてきた。
「いやー、全然そう言うんじゃなかった。つーか怖かったよ。意味わかんねーんだもん」
「うっそ。の割になんか楽しそうだけど」
「んー、楽しかった、のかな? どうなんだろ」
けど、まいっか。
○
“話はよくわかんなかったけど、
オナニーバトルなら受けて立つ!
再挑戦、待ってるよ”
○
「お待たせ。要るかどうかわかんなかったけど、はいこれ、名刺」
「お、ありがと……って俺が挑戦者なのかよ」
「そりゃそうでしょ。だって発射したじゃん。アンタの負け」
そんなこと話しながら、入り口まで向かった。
だいたいは手を繋いで向かうんだけど、ここでもやっぱり、触れてこない。何なんだこいつ、潔癖なのかな。潔癖のくせにこんな店に来るとか頭おかしいのかな。そんなことを、ちらっと考えた。
「いや、帰って寝る」
「マジで? アタシも寝たいんだけどー」
「じゃ、アンタの分も寝とくよ」
「ふざけんな」
そんなこと言いながらのお別れだったんだが、最後の最後、突然そいつはキスしてきやがった。
しかも舌入り。びっくりしたけど、悔しい事に、これがまたうまい。
「じゃ、またな」
ドアが閉まるまで手を振り、見送る。
○
まぁ、こうやって今も話せるんだもんね。
インパクトはやっぱりあったよ。
けどそいつ、結局二回目はなかった。
○
姫始め?に失敗した
っていうかあんまり気分も乗らないしキスしても手マンしてもなにしても気持ちよくない挿入はなぜか痛い。
というかちょっと前から彼氏をずんどこべろんちょする対象として見れなくなってたんだと思う。
それを誤魔化しながらぐだぐだと性活してきたけど今回決定的にダメだった。
昔はいけなくても相手がいったら満足だし、いかなくてもまあまあ気持ちよかったからいいかーみたいな。
昨日はてんでダメ。まるで不感症みたい。
好きだけど性的対象として見れないって言葉、不倫するゴミ男がよく使うじゃないですか?
「嫁は人生のパートナーだけど性的対象じゃない抱きたいのは君だけだよ」みたいな(実例)
あいつらと同類になるのは死んでも嫌なので何とかして直したい。
どうしたら不感症治るんだ。
ちなみにオナニーでは3回逝く。
原作のキャラは全く活躍しないで、オリジナルの主人公が理不尽な目にあって不幸のずんどこに落ちて…ってやつな。
そしたら、コメント欄に「こんな奴、早く氏ねばいいのに」って悪役の悪口をずらずら書いてる人が居て、「…は?」ってなったんだが。
ざっと見たらその作品に付いてるコメント、そんなんばっかりなのな。
以前にも稀に、悪役をけちょんけちょんにけなしたコメント見かけたことあったけど、こうもズラッと並ぶと壮観だなと思うとともに、こういう読者でこのジャンルは需要は成り立ってたのか…と感心した。
まあ本題はそこじゃあなくて。
感情移入の仕方が変というかさ、「キャラクターの中に入り込んで登場人物の喜怒哀楽を楽しむ」んじゃなくて、
で、ストーリー上必要なだけの憎まれ役を本気で嫌ったりする人。
「こいつら、おかしい…」ってずっと思ってたんだけど。
まあ多数派だからって、おかしいと思う気持ちは変わらないんだけどさ。
作者が話を面白くするために作ったキャラに本気になられても…と言うか、作者に「コイツ氏ね」って感想送るってどうよ?的な。
悪役を憎々しく描くの美味いですね!とかいいキャラ作りましたね!本当にイラッとしました!みたいなのが正当じゃね?って
気がしちゃうん。
上記の人間がどんだけいるのか知りたいし、もし自分と同じ感性の人間がいたら「やっぱああいうのおかしくね?」って言い合いたいんで、