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はてなキーワード: 経済的とは

2023-02-19

ロシアウクライナ戦争の開戦一年を前に

まもなく開戦から一年を迎える。

冷戦終結させ核戦争の恐怖から逃れた人類が祝砲とともに迎えた21世紀が、よもや侵略戦争とそれに伴う核戦争懸念に飲み込まれるとは誰が予想したであろうか。ここに至る経緯は長く複雑であって一冊の書物にさえ収まりきらないものではあるが、それが世に出るころには世間の関心は賞味期限切れを起こしていると思われるので、ここにその一部を記そうと思う。


そもそもウラジーミル・プーチンウクライナ併合をもくろむようになったのはいつのことだろうか。すなわち、民族的ロシア人保護というロシア社会における要求に甘んじず、かつてのロシア帝国的な全スラブ民族庇護者というアイデンティティ確立し、ウクライナロシア範疇とするべく模索を始めたのはいつのことだろうか。これは遅くとも2019年にはその転換は生まれていると考えられる。冷戦の勝者であったはずのアメリカトランプ政権の下で国際的威信を低下させ、アラブの春以降に生まれた膨大な中東難民ヨーロッパ社会疲弊させた。東に目を向ければ2008年の中露国問題解決をもって後顧の憂いを絶ち、和平条約こそ結べないものクリミア危機をもってしてもなお対露宥和政策を維持する日本を見る限り不安要因とはなりえない状況であった。そして、ウクライナにおいてさえ、2019年大統領選挙では対露強硬派ポロシェンコが敗退し、政治的には素人コメディアン出身ウクライナ語さえ満足に話せないゼレンスキーが対露宥和政策を掲げて当選するに至ったのである。むしろこの時にこそ、プーチンミンスク合意を超えたウクライナ併合という天啓を得たとしてもおかしくはない。彼の帝国に、およそ実現不可能侵略戦争妄執を諫める官衙が無かったことが、世界悲劇であった。

ロシア軍の当初の作戦は様々な面で事前の調査検討が不十分なものであった。もとより実現可能性も実効性もない目標を大真面目に検討しろと言う方が無理であろう。とはいえ杜撰侵略作戦はいかにして作られたのだろうか。これにはおよそ二つの側面がある。一つは、計画立案の手間を惜しんで集団安全保障条約(CSTO)加盟国内で政変が起きた際の介入計画を下敷きにしている面。もう一つは、プーチン個人が気に入るであろう要素を加えることで、彼個人が満足するように作られている面である。このため、作戦計画はもとより無理のある要求に非現実的企画で回答するという悪循環産物と化しており、2022年2月の史上稀に見る大失敗に至るのは当然のことであった。

プーチンはこれまでに2回、親露派内閣の救援に失敗している。ブルドーザー革命で当時ユーゴスラヴィア大統領であったミロシェビッチ保護できず、またマイダ革命でもヤヌコヴィッチ内閣を支え切れなかった。これを踏まえ、CSTO加盟国内で政変が起きた際の対応計画は、かなり真面目に練られていた。そのうちの一つが開戦劈頭のアントノフ空港攻略作戦の原型になっている。原型となった計画では、クーデターなどによって親露派政府が打倒されそうになった場合ロシア空挺軍部隊首都近郊の空港制圧して先行する特殊部隊とともに政府首脳部を保護し、これを空挺堡として首都や周辺の主要都市軍事拠点順次制圧していくという展開を想定している。

実際、ウクライナ侵攻の直前に起きたカザフスタン政変ではトカエフ要請を受けてロシア空挺軍によるアルマトイ国際空港を中心とした展開が行われており、一方の権力を奪われたナザルバエフ隣国キルギス脱出し、カント空軍基地プーチン政権奪還を支援してくれるものと待ちわびていた。権力闘争の結果は周知のとおりだが、仮にトカエフがより反露的な人物であれば結果は違っていたかもしれない。

ウクライナ侵攻計画においても、親露派大統領に対するNATO とりわけアメリカ主導のクーデターが発生した際の対応計画を元に、少数の特殊部隊と大規模な空挺軍を利用したアントノフ空港制圧とこれを拠点としたキエフ制圧計画立案されていた。この作戦の致命的な欠陥として、クーデターであれば存在していたはずのウクライナ国内の親露派有力者、とりわけウクライナ部隊ウクライナ保安庁内の協力者からの援護が十分に期待できない点が挙げられる。計画上は確かに彼らが侵攻開始と同時に蜂起する想定になっていたのだが、ウクライナ国内の親露派の多くはロシア軍の本格侵攻を信じてはおらず、投下された膨大な準備資金個人的な利益に帰してしまった。さらに、開戦直前に至るまでアメリカによる情報公開攻勢が行われたため、ウクライナ国内の親露派との連絡調整を職掌に収めていたロシアFSB第五局は情報漏洩を恐れて正確な開戦日時を伝達せず、結果的2月24日は(開戦日は教えてもらえると思い込んでいた)親露派に対する奇襲となってしまった。この、事前連絡のない開戦とロシアによる一方的な協力への期待は、数字としては出ていないが、民族的ロシア人あるいは経済的恩恵といったものを背景とした親露派の翻意を大いに促し、以後のロシア軍を大いに苦しめることとなる。

また、本来であれば、制空権の確保と空挺堡の構築、地上部隊の侵攻は十分に連携の取れたものでなければならない。しかし、ロシア政府内では侵攻作戦プーチンの「お戯れ」であるとみなされていたため、作戦計画の内プーチンが喜びそうな内容、具体的には前述のアントノフ空港への奇襲といった派手な作戦ウクライナ全土制圧後のロシアへの併合宣言といったハイライトのみが詳細に検討され、それ以外の点については何ら考えられてこなかった。例えば、アントノフ空港制圧した空挺軍部隊と合流するためにベラルーシから地上侵攻を行う必要があるが、チェルノブイリ原発周辺の森林地帯を通過する際の計画東部軍管区のある若手士官図上演習課題として丸投げされ、提出された素案を元に別の将校が大規模演習の名目で具体的な計画に起こしていたことがわかっている。想定された場所以外では戦闘妨害が起こらず、また演習名目であったために部隊の移動は迅速に進むという前提で計画が確定してしまたことが、キエフの戦いにおいて裏目に出てしまった。同様にロシア空軍も、地上軍との連携が乏しく長期の作戦計画立案されていないなど、全面戦争を想定したものとは到底言いがたい状況であったのには、このような背景があったのだと見られている。

戦前年にもロシア軍はクリミア半島などにおいて大規模な動員訓練を行っていたが、プーチンが本気であると知らない者には、これら人員物資の集積はあくまウクライナおよびNATO に対する威嚇として理解されていた。事情を知る者は当初計画があまりに楽観的であることに懸念を示していたものの、FSB第5局の人員の多くは親露派ウクライナ人の協力が当然あるとして疑わなかったし、またある者はプーチンが本気でウクライナ侵攻を計画していると認識していなかった。何より、プーチン本人が自分に気に入られるべく作られた即興作戦計画を「狙い通りに」気に入ってしまった。平たく言うと、ロシア軍としては侵攻計画の前提となる環境整備は対外諜報活動を所管するFSB が行うことが大前提であり、しかFSBはその軍事侵攻に十全な準備をできていなかったのである本来なされるべき長期的な見通しの欠如は、未だにロシア軍を苦しめている。


もう一方のウクライナ側の防衛計画についてはどのようなものだったろうか。戦前ウクライナ政府および軍が想定していたロシア軍の侵攻計画は以下のようなものであった。まず、ドネツクルガンスク人民共和国(D/LNR)との停戦ラインにおいて大規模な衝突を起こす。これを受けてロシア政府ウクライナ政府に即時の停戦撤退要求する。ウクライナ政府拒否した場合ウクライナ軍による民族浄化作戦からロシア住民保護」を名目ロシア軍による大規模な空爆を行う。空爆によってウクライナ政府降伏しない場合地上軍による侵攻を行い、かつてノヴォロシアと呼ばれていた民族的ロシア人の多い地域制圧する。これらの地域はD/LNR と同様にウクライナ国内の(EUNATOへの加盟を拒否できる)自治州として温存し、長期的にはこれらを通じてウクライナを間接的に支配する。このプロットは明らかにコソボ紛争における欧米の介入の経過をなぞったものだが、ウクライナ軍はプーチン個人的な欲求からNATOに対する当てつけとしてこのような展開を望むと考えていた。ロシアが率先してウクライナに侵攻するのではなくD/LNR が優位な戦況を作り支配地域を広げる体裁をとることが国際的批判回避する方策であるため、国際社会による仲裁拒否民族浄化を続けるウクライナへの懲罰的攻撃という方便を生み出すよう布石を打っていくのである。前提として、ウクライナ国内クーデターのような政変が無く、ロシアからエスカレートを仕掛ける場合を想定すると、このような順で進むと想定するのは合理的である

問題はこれがどの程度のスピードで進むかであるが、ウクライナ軍の想定ではコソボ空爆と同様に開戦から地上侵攻まで最大3か月程度の時間的猶予があると考えていたようである。今を思えばのんびりした想定であるが、ロシア陸軍各部隊は徴集兵を少なからず含んでおり、これらは法律上ウクライナ派兵できないため、全面的戦争を始めるには予備役招集と訓練が必要であると見られていた。したがって部隊の充足率を高めるのに必要時間がある程度は期待できたのである。このタイムラグの間は空爆ドネツクルガンスク両州が主な戦場となる。そこで、ウクライナ軍としては東部陸軍の主力を集中させてD/LNRとの停戦ラインを堅持することで大きな損害を与え、ロシア本体が参戦するまでに東部戦線を安定化、あわよくば地上侵攻を思いとどまらせるという方針が定まっていた。また、この時、クリミア半島やベルゴロド州からロシア軍が侵攻してくることが考えられたが、ここは動員した予備役領土防衛隊国境線を維持することとされた。長期的な見通しはさておき、ウクライナ軍にとって主眼はあくま東部戦線であり、停戦ラインから20km の範囲で多数の陣地構築を行っている。隣接するヘルソンザポリージャハリコフの各州での陣地構築は開戦後住民避難と並行して行う予定であったと考えられる。

もし、開戦に先立ちウクライナ軍が上述の想定の元東部戦線への戦力の集中を行っていた場合、図らずもがら空きのキエフロシア空挺軍殺到していたことになる。では、ウクライナ軍はどこで引き返したのか。最も有力な説は2月21日のロシアによるD/LNRの独立承認の直後であろうというものである。前述のような経過をたどるには、D/LNR がウクライナの一部という立場のままロシアミンスク合意の履行を強制する状況になければならない。両地域独立承認してしまった場合、D/LNR や民族的ロシア人が優位な支配地域を中心とした間接的なウクライナ支配という筋書きと整合しなくなる。また、東部戦線におけるD/LNR の攻勢が想定よりもだいぶ弱く、ロシア軍が両地域へ展開している部隊数も想定をかなり下回っていることからウクライナ軍では当初想定とは異なる侵攻計画がある可能性を認めざるを得なくなった。この時、米国から情報によればロシア軍の侵攻計画長大国境線での一斉攻撃であった。残念ながら、ロシア軍が主体的に全面侵攻を仕掛けるという情報ウクライナ軍は信じることができず、さりとて東部戦線へ部隊を急派する必要もない状況を踏まえ、ウクライナ軍は部隊移動を取りやめ、部隊位置を秘匿したうえで数日待機、すなわち様子見することとした模様である結果的に、キエフ周辺には開戦直後のホストメリ空港一時的にせよ防衛するのに十分な戦力が残っており、第一機甲旅団チェルニゴフ州でドニエプル川左岸防衛することができた。一方で、南部においては部隊移動が混乱をきたしてしまい、クリミア半島との境界に当たるペレコープ地峡からメリトポリ付近に至る広い範囲守備部隊のいない状況となってしまった。もしこの地域担任する部隊が移動前であったならば、事前準備の不徹底なロシア軍の南部からの攻勢すら頓挫していた可能性がある。

開戦初期の戦況はこのような状況から作られたが、その後の展開は周知のとおりである

2023-02-18

トランス女性公衆浴場

この件でトランス女性を女湯に入れるのことを許可するのは困難だと思う。

理想を言えば全ての公衆浴場混浴にし、水着または湯浴み着の着用を義務とすることだろう。

とは言え、法律義務付けるのは無理だろう。

社会運動水着着用型浴場を増やそうとしても、従来型の浴場が好きな人や変化を望まない人からの反発が大きそうだ。

一番いいのは、水着型の浴場が経済的成功して、市場原理の元拡大することだと思う。

少数派に配慮して普及するのでは反発が大きくても、多数派の楽しめればそれで良いという人々が増えるのが無難

とはいえ、温水施設を作るのは生半可なことではないので、温水プールからスタートして

プール温泉のような中間施設を増やすことが目標になるのだろうか。

これは経営者が頑張るしかない。

そもそもタピオカのように簡単に始められる事業でもない。

国際基督教大学ではオールジェンダートイレがあるそうだ。

コンビニでは男女共用のような形で運営されているし、トイレは意外とクリア出来そう。

Re: Re: Web3って流石にヤバくないか

この記事は何か

2月10日に"Web3"を痛烈に批判する Web3って流石にヤバくないか? という記事話題になっていたので拝読した。

過激な内容に加えて、非常にセンスユーモアに溢れる文章で楽しく読ませて頂いた。

さらに、そのアンサー記事として2月12日に出ていた Re: Web3って流石にヤバくないか? という記事も読ませて頂いた。

こちらの方も業界に非常に精通されていて非常に的を得反論が展開されていた。

記事を読む中で、少し補足したい部分がいくつかあったため、遅ればせながらアンサー記事に対して自分の考えを補足する形で書いていこうと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20230212193550

ビットコインの開発コミュニティの持続性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

本当の意味で、最も理想的分散されているのはビットコインだが、ビットコイン本体も関連プロジェクトも、エンジニアに対する金払いは悪い。というかほぼボランティア。精力的に活動しているのはビットコイン長者の老人だけで、将来にわたっての開発の持続性がない。そもそも若い世代は育つはずがない。ビットコインはその大半が採掘されていて、これから人の一生分かけて、残り僅かな枚数のコインがちびちび採掘されて、すでに固定化されたマイナーに払われ続けるだけだ。自分が一枚も持ってないビットコインのために誰が働こうと思うのか。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

ビットコインのコア開発者になろうとする人は確かにいないかもですね。だってもう開発する追加機能自体がないんだものビットコインのコア開発者に今からなりたいって人がいたら、私だって止めますね。

記事の補足

広く捉えるとビットコイン含めたL1チェーンの開発の持続可能性に課題があるという話と理解した。

開発者インセンティブという意味では、L1チェーンが利用され、Profitableである限りは通貨価値が上昇するため、イーサリアムなどの多くのチェーンでは財団がGrant (開発支援金) を出し続けることができると思う。

チェーンがProfitableである基準については『The first profitable blockchain』( https://newsletter.banklesshq.com/p/the-first-profitable-blockchain )が詳しい。

ビットコイン機能追加を積極的にしないという哲学があり、そもそも開発するものがないという話は確かにあるが、仮に外部環境が大きく変わった場合にそれに適応することができるかどうかは開発エコシステムにかかっているとは思う。

ビットコイン財団にあたる団体が明確に存在しないので少し弱い気はするが、"ビットコイン長者の老人"たちが自身保有するBTCの価値を高める・維持するためにGrantに相当する寄付を行う経済的インセンティブはあるため、それに期待。

ビットコイン自体の持続可能性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

まり、そんなに価格が上がることはなくて、その分採掘難易度が下がらないとマイナーの収支が取れなくなるんだが、そんなことしてたらいつか危ないんじゃないか?51%攻撃リスクだっけか。「ビットコインハッキングされたことがありましぇぇん(キリッ」とかいつまで言ってられるだろうね?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

マイナーの収支と1ビットコインの当たりの価格に関しては相関がないですね。マイナーの収支はTransaction Feeによって賄われるので、1ビットコイン採掘報酬がゼロになったとしても運用は回る設計になってます慈善事業ではなくビジネスなので電気代やハードウェア費の採算が取れないTransaction Feeを指定したトランザクションは取り込みませんので、1ビットコインあたりの価値が1億円円だろうが1万円だろうが、Transaction Feeは現実的な値に落ち着くのが経済原理です。51%攻撃未来永劫受けないのはありえない話なので、過疎化したら攻撃可能になるのは間違いないです。まぁ過疎化した時点で二束三文だと思いますけど。

記事の補足

アンサー記事反論と概ね同意見。

究極的には「ビットコインというシステム提供する価値」「イーサリアムというシステム提供する価値」の需要がどのくらいあるかが全て。

もし誰も使わなくなったら終わるというのはその通り。

ただし、これはどんなサービスでも同じで、別にWeb3に限った話ではない。

Defi価値について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

結局そこで流行っているスマートコントラクトは、チンパンホイホイのポンジーファイナンスくらいなんだが。... 規制されない金融可能にしたら、クソみたいなスキームでクソみたいなマネーゲーム環境無限に湧いて出てきて、誰が一番多くドルに換金できるかの競争が起こって盛り上がり、なぜかそれがイノベーションとか言われているだけなんだ。規制ないところのアナーキー金融道なんてものは、産業革命時代以降ずっと人類経験してて、そのときどきでクソって結論になっててな。そりゃこの世界規制ばかりでつまらないクソな世界だけど、これでもマシなクソを選んだんだよ。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

いいこと言いますねー。これに関しては同意見です。

記事の補足

大前提投資家保護を完全に無視した無法地帯であるDefiとそこでのマネーゲームはポンジと批判されて然るべき。

その上で第一原理的な発想で「Defi規制対応していけば良い」そして「規制対応したとしても価値がある」と考える。

仮にDefiがしっかりと規制された未来を考えてみると、その金融システムには大きく3つの価値があると思う。

第一に「デジタルスクラッチ金融システム」となる。

これは金融DXやFintechがやろうとしていること、その理想形であり、彼らは既存システムボトムアップ改善しているが、それに対してDefi理想的システムデジタルスクラッチで作ってしまって後から規制対応させるというトップダウン方法を取っていると整理できる。

第二に「グローバルに規格が統一されており、オープンパーミッションレス金融システム」となる。

SWIFTですら各国のシステムのツギハギであり、非常に複雑なシステムになってしまっているという課題感があると聞くし、国際送金、国際証券決済などが全くの追加コストなくシームレスに行える状態というのは未だ実現されていないと理解している。

さらに、オープンさにより金融システム接続されているシステム作成するコストが低くなる。

これは既存金融Open APIOpen Bankingで目指している方向と同じとも言える。

第三に「分散的に動作しており改ざんできないという特性から監査が楽になる」

仮にボトムアップ金融DXが完成したとしても、それを運営する団体存在した場合はそこに対するトラストが発生する=運営団体資産を隠したり、改ざんしたりする可能性を捨てきれないため、分散化した金融システムに比べると監査コストが高くなる。

上記3つの価値により、「ファイナンスコストが大きく下がる」ことが期待される。

そしてそれによって、これまではファイナンスできなかったような小さな主体でもファイナンスアクセスすることが出来るようになる。

もちろん規制対応する上で、システムとしても現状から大きく改善される必要はあると思うので、この未来が確実に来るとは言えないが、この未来を信じて仕事をすることに価値はあると思う。

DAOとは?DAOに価値はあるか

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

お待たせしましたどーもDAOだお。あのな、DAOなんてものは、株の代わりにトークン投票するだけで、別に社会的に新しいことはなんもないんだお。でも惹かれる気持ち分かるんだお。なんかイノベーティブに聞こえるし、ウォレット投票して手軽にガバナンス参加とか新鮮だし良いよね。たまに空からお金落ちてくるし。ディスコードみたいなカッコいいとこには老人もいないし。リリースするソースコード投票したり、ワクワクするよね。でも、それ、ブロックチェーンいらなくね?ウォレットなんか使いこなせるやつ世の中にどれくらいいると思ってるの?日本人の6人に1人は偏差値40以下なんだが?ニーモニック?100年早いわ。エアドロ?手元にお金ないけどお金配りおじさんになりたい人のためのアレすか!?ディスコード?運営企業頼みやん?非中央集権どうしたん?。リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。数人が結託するだけで、みんなから集めたDAO資金からお金無限ちゅーちゅー列車が出発できちゃうプロジェクトばかりなんだが。DAOなんて、自律もしてなければ、分散もしてない、ただの組織なんだお。なんだろう、雰囲気でweb3するのやめてもらっていいすか?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

これも同意見。なんでみんなDiscordでやってるのかマジで謎。情報分散しすぎてて情報収集辛いんじゃ〜。

記事の補足

DAOに関しては定義の整理をするべきと考える。

まずそのDAOは本当にDAOかどうか、つまりDecentralizedかどうかを考える。

まずプロトコルレイヤーであるL1・L2チェーンはDAOであると言えると思う。

世界中の誰もがNodeを動作させることができ、コンセンサスメカニズムによりDecentralizedに動作しているのは間違いない。

誰でもforkすることができる。

一方でアプリケーションレイヤーのDAOは「リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。」と批判されている通り、そもそもDecentralizedではない = DAOではないものが多い。

DAOであるためには「分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作している」必要がある。

まり機能追加の投票を行い、それをコアチームのエンジニアがDeployしている場合などはDAOとはいえない。

一方で、Decentralizedである=分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作しているものの例としては「tokenの保有者がオンチェーンで投票活動をし、ファンド資金投票結果で決まった特定アドレスに送金するロジックまでがオンチェーンで動作している」ような分散ファンドアプリケーションなどが挙げられる。

この整理をすると批判記事にあるようなDAOはそもそもDAOではないということになるため、批判同意である

更に踏み込んで、本当にDecentralizedなDAOは少しは存在するとして、DAOであることで生み出している価値は何かを考える。

プロトコルレイヤー場合、Decentralizedであることのメリットは「Assetsの管理自分以外の誰にもされない」金融システムであることだ。

もし仮に利用者分散マキシじゃないとしても、(中央集権的な金融システム比較してUXなどその他の条件が同じとすると) 資産管理他人依存して良いことは1つもないので、これには価値があると言えるだろう。

アプリケーションレイヤー場合は、アプリによるが上記で例に出した分散ファンドでいうと、投資ファンドを誰か特定人物または数人のグループ依存せずに分散的に運用できるという価値はあるといえる。

これによってファンドマネージャーが資金を持ち逃げするなどのリスクはなくせるというメリットはある。

それにどれだけの需要があるかは未知数だが、少なくとも無価値ではない。

ブロックチェーンゲームについて

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

そしてNFT氏とかブロックチェーンゲーム氏。お前らは金の匂いを消せ。お前らが呼び寄せたどんな陽キャでも明るくできないくらい、界隈が冷めてるの気づかないのか?それに、サ終しても、ブロックチェーン上にあなた資産は残るとかいう嘘やめろ。お前らはブロックチェーンが無くならないといつから錯覚していたんだ?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

サービス終了してもブロックチェーンに記録は残りづづけるので嘘ではない。ブロックチェーンがなくならないとは言ってないので。嘘じゃないけど真実ではないこの言い方は私も好きじゃないが。草コインのチェーンはそのうちひっそりと消えるだろうな。

記事の補足

金の匂い批判に関しては、まずTokenomicsと相性が悪いゲームもGamefiとして提供されていることが原因だと考える。

ゲーム本質的ユーザーバリューは「プレイする面白さ」であるのに、Gamefi・Tokenomicsを導入することにより、Tokenの値段の上下を気にしなくてはいけない、最悪の場合にはゲームを遊んでいたらなぜか損をするという状態になってしまう。

Tokenにより、ゲーム本質的バリューが毀損されてしまうのでむしろTokenomicsは入れないほうが良い場合が多い。

一方で、Tokenomicsを入れる相性の良いゲームとしては「そもそも賭博性のある」ゲームがある。

賭博性そのものゲーム面白さというタイプゲームであればTokenomicsによって面白さが増すことは考えられる。

具体的にはカジノゲームのようなイメージ

ただし、賭博本来しっかりとした規制があるので、規制と折り合いをつけていく必要はもちろんある。

一方で、Gamefiではない=TokenomicsのないBlockchain Gameもあり、これには可能性があると思う。

それらは「運営が終わっても資産が残る」というここで批判されている価値よりも、Composabilityによるバリューが大きい。

Composabilityとはゲーム同士が連携したり、あるゲームの上に別のゲーム拡張して作ったりすることが、誰でもできるという価値である

これは既存ゲーム世界で考えてもマインクラフトでも行われているし、オセロというゲームを元にしてソシャゲ拡張したものや、麻雀拡張したゲームなどが多く作られてきている。

あるゲームバックエンドロジックであるスマートコントラクトが誰でもアクセス可能なことで、そのゲームの別のClient作成したり、別のゲーム性を付け加えたりできるイメージである

拡張できるもの範囲が広がることでより面白ゲームが生まれ可能性はあると思う。

トークン時価総額はハリボテ?

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

僅かな流動性の中で買い支えて成り立つトークン価格と、膨れ上がったトークン発行量の掛け算で、ユニコーン時価総額が成り立っているんだ。その縁で辛うじて立っているおびただしいプロジェクト...

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

言及なし

記事の補足

ここは元批判記事に概ね同意

付け加えると、海外プロジェクトを中心とするWeb3界隈であたか画期的発明のように言われている「Stakingさせることによって売り圧を減らす」というトークノミクス手法は、要は顧客である資産保有者が資産を売れないようにして流動性=売り圧を減らすことで価格を維持するという運営目線の話で、株式会社でいうと「節税手法」みたいなもの理解している。

プロジェクト運営のハックとしては理解できるが、新たな価値を生んでいるイノベーションでもなんでもなく、声高に言うようなことではないと考えている。

終わりに

間違っている部分や別の考え方などがあればコメント頂けると大変嬉しいです。

anond:20230218122346

こういう義務経済的云々は関係ないのよ。

障害者雇用義務化や男女雇用機会均等法と同じで、社会の公正のためにやらなきゃいけない。

LとGはお互いに性的に無関心だから同席できないのかな。

anond:20230218122100

人口が少なすぎて経済的に採算がとれないでしょ・・・

そして、少なくとも、LGBT湯のうちの、LとGは一緒に入れないのでは。

anond:20091117185902

経済素人適当に書くけど

デフレのほうがインフレよりまだマシなんだろうな。

その証明日本のもの

デフレが何年も続いているのに

経済的な死、とか迎えることなさそうじゃん。

でも同じ期間インフレが続いてたら

ハイパーインフレになってて死んでるんじゃないんかな。

anond:20230218095910

経済的には逆転する可能性はある。能力が棄損されるわけではないので。

ただし安心感性格などの精神的な要因は逆転の見込みはない。マシにはなる。

自分安心感が無いと自覚し、次世代意識的に養育すれば再生産は防げる。

ハードモードはい

2023-02-16

anond:20230216124312

経済的には既に救われてるっていうか圧倒的勝ち組じゃん。

精神的な救いの話なら、持田製薬(株)か宗教か、あるいは弱者男性社畜を慰めにして救われるんじゃね?

anond:20230216134703 anond:20230216133641

中傷攻撃ではなくてじゃなくて事実の指摘

 

再放送増田時間を潰すことに何か思うところがあるならまずは就労支援行ってみては?

ネット依存症で気が付いたら1日が終わってた以前に、

キミが増田でやってるのはただの自傷行為(自分を傷付ける行為)だぞ

Netflix 観てたら1日が終わってたとかの方がまだ建設的で健康的だと思うよ

 

自立とか経済的成功以前に、

悪意ばっかり集めるネット依存症を少しでも緩和させるために、まずは働いてみようぜ

ネットする時間労働時間にとられて多少は健康回復する

 

目的は少しでも健康を取り戻すなので、

まずは200万〜300万台の仕事いいんじゃないかな?

 

増田にいる、文意が読めない・ググれば秒で分かることがガチ理解出来ない人に伝えたいこと

https://anond.hatelabo.jp/20230108081620#

anond:20230216120825

経済的成功をしているやつは

❌ 根性がすごい

⭕️  サイコパス度がすごい

 

経済的成功限定しない場合は、根性というよりも、

スケジューリング能力タスク管理能力じゃないですかね

anond:20230216110858

男が金を出して当然っていう正当化はいかがなものかってだけ

これだから発達障害はって感想しかならない

 

面接にはスーツ対応する、先方が良いと言ってもジャケット羽織るかシャツにするってのと同じ

暗黙のルールです

君は理解できなくてもマジョリティ理解出来るんだよ

お金がない・払いたくないなら、友達の紹介や趣味の場での出会いSNSを使おう

 

上記と下記の問題は別

女が時間をとってやるだけで価値があるとか、女は化粧や服に金がかかるから

これは経済的な自立が出来ていないメンヘラの発想で同人女にもよく見られる発想

自分趣味他人が金出して当然ってのは病気に発想だよ

anond:20230216105326

文字読めないだけですよね。最初から書いてるので

音楽(DTM楽器)を始めるのも、音楽理論を理解する・聴けるレベルの曲を作るのも、敷居高いからね

幼稚園児でも見れる絵は描けるので、幼稚園児の絵が飾られたり、公開スペースがある認識です

 

初心者にとっての敷居の高さ

音楽囲碁>>>>超えられない壁>>>>絵

 

○ 難しさ

囲碁音楽、絵  ※ 一概には言えない。ただし、

 

囲碁 ・・・人間よりもAIの方がとっくに強いが、囲碁で楽しんでいる人・スポンサー(老人)が人間がいいと言ってる

絵  ・・・デジタルの発達で技巧どうこうの時代は終わった

音楽 ・・・デジタルの発達で技巧どうこうの時代は将来的に終わるが、今(2023年)ではない

 

 

経済的成功のし易さ、収入の得易さ

絵>>>>超えられない壁>>>>それ以外

anond:20230216104226

嫌味でなくてマジでそういう頭のおかしメンヘラ相手にしないほうがいいぞ

根底には『経済的な自立が出来ていない』がある

 

ただ、頭おかしメンヘラ配慮必要な人として横に置いておいて、

婚活PT結婚相談所親族の紹介のお見合い』、『職場上司部下/先輩後輩』に限定した話であれば、

男が奢る、(性別関係なく)上司・先輩が奢るのが "フツー" だと思いますけどね

 

奢りたくない・奢る金がないなら、『婚活PT結婚相談所親族の紹介のお見合い』は利用せず、

友達の紹介や趣味の場での出会いSNSを使おう

 

部下・後輩にどうしても奢りたくない・奢る金がないなら、そもそも飯に誘わなきゃ良いと思うぞ。迷惑から

どうしても飲み食べコミュニケーション命じられてるならランチmtg費を会社請求しろ

anond:20230215235229

押し付けも何も、あなたの書く文章の浅さが、表面的・経済的なこと以外への理解力のなさを如実に表してるだけじゃないですか。

2023-02-15

anond:20230215231931

インスタ映え」については、癪に障るけど否定はしないのね。面白いね。

前半部分については内面的な話をしたいんだろうけど、ふだん表層的なことばかり考えてるからその捉え方の底が浅いんだよ。

文章読むだけで見識の浅さが滲み出てる。歴史の縦軸と横軸が繋がってないだろう。

後半部分は経済的な話でしかなくって、それは全くもって内面的な価値の話ではないよね。

anond:20230215200721

「古い価値観によって女性偏見さらされているし、経済的にも差別されている」とか言いつつ、古い価値観であるところの「女性偏重ルッキズム」に冒されているのに疑問を持たないって、どうかしてるよね。

女性はこんなに身だしなみが大事」って、その価値観自体時代遅れだとは思わんのかね。

身だしなみなんて、「並」でいいんだよ。

百歩譲って「自分のためなんだから勝手にさせろ」というなら放っておくが、決して「大変だ」とか「奢れ」とか言うんじゃねえぞ。自己満足のためなんだろ。

anond:20230215194237

女性だろうと年下で自分より経済的に劣る相手になら普通奢るし、一般的に稼いでる人間には男性が多くて女性はそこまで稼げてないイメージがあるからってだけの話

企業見てみなよ1500万以上の年収もらってる奴は99%男だから男女差別は未だに根強いしえげつない


女医看護師男性に奢りを期待するわけないだろ

そういうことなんだよつまり

シンプルに男女の経済格差無意識に反映されてんだよ。経済格差がなくなれば消えるよこんな風習

同性婚について

同性婚合法化について、合法化前は宗教的保守無知者を中心に反発を受けるけど、合法化した後は、その二者を除いて一般の反発は急速に鎮静化していく。これは一般人の生活にはほぼ何も影響がないということがわかり、目立った変化も感じられないということが明らかになるからで。

前例として先進国を中心に各国で証明されてるこの点においては日本認識は何週遅れているんだということになる。

ようやくこの地点までたどり着いたねとも思えるけど。

社会インフラ技術発展に対し、人間価値観が全く追いついていないということはしばしばあるけれど、日本においてはインターネットジェンダーグローバリズムに関しては顕著で、それを縛っているのは曲がりなりにも昭和期の高度成長期バブルまでの特異な経済発展平成以降の衰退期の顕著すぎる差があると思う。

単純に「あの頃は経済的にも良い時代だった」「だから当時の価値観社会制度を維持しよう」「変に変えようとするから不景気だし衰退しているんだ(根拠特にない)」という単純極まる(男性的な主観の)ノスタルジーに過剰なまでに蝕まれている感。

anond:20230214233501

元増田のうち、Tに言及してる部分は流石にバカなお前でも差別だと理解出来ると思うからとりあえずLとGとの収入についてのレポート貼っとくわ。お前に文字が読めるか分からないけど。

エビデンスが無い」って言ってるのはそもそもこういう調査結果に基づかない浅はかな偏見で 「Gは恵まれてる」だの「Lは生活が厳しい」だの語ることを指摘してるんだわ。突然ひろゆきがどうのとかアホなこと言い出す奴にこんなこと言ってもわかんねーだろうけどよ。

職場における性的マイノリティの困難 ――収入および勤続意欲の多変量解析 平森大規

https://subsite.icu.ac.jp/cgs/docs/CGSjnl010_05_hiramori.pdf

アメリカの General Social Survey(総合社会調査) データ分析した Badgett(1995) は、 ゲイバイセクシュアル男性異性愛男性に比べて 11% から 27% のゲイペナルティを被っている一方で、レズビアンバイセク シュアル女性については有意な差を見出すことができなかったと報告してい る。Badgett(1995)によると、このゲイペナルティ雇用者同性愛に対 する嫌悪を持っていることが影響している。加えて、同性愛者が自らの性的指 向を隠すために他者との交流を避けるため、欠勤や転職生産性の低下につな がる(Badgett, 1995)。

このように、雇用者による直接的差別やそれを回避するための当事者の行動 が収入に負の効果を与える一方で、レズビアンバイセクシュアル女性につい ては男性が多くを占める職業に就くことで収入を増加させ、レズビアンバイ セクシュアル女性に対する差別を覆い隠すような効果をもたらす可能性があ る。レズビアンは、女性に比べて高い収入を持っていると考えられている男性結婚する見込みが少ないことから異性愛女性と比べて労働市場におけるス キルを身に付ける一方で、ゲイは、男性に比べて低い収入を持っていると考え られている女性結婚する見込みが少ないことから異性愛男性に比べて研修 などへの投資が少ないのではないかという指摘もある(Black, Makar, Sanders, & Taylor, 2003)。

日本においても、レズビアンによる「セクシュア

ル・マイノリティであるので、とにかく経済的に自立しなければと思い、大学仕事を選んだ」(性意識調査グループ編, 1998: 29)というアンケート調査に 対する回答がみられる。2013 年に行われた LGBT に関する職場環境アンケー トの分析においても、労働力調査による女性一般の数値と比べてレズビアン非正規雇用率が低いことが指摘されており、その理由として男性依存しない 経済的自立を志向していることが挙げられている(明智 , 遠藤 , &村木 , 2013)。

2023-02-14

anond:20230214210946

俺はまあまあのし上がった方で、自分を含め人生はほぼ運だと思ってるので自己責任論者ではない。

でもじゃあ格差問題をどうにかできるかというと、あまりにも難しいんだよなあ。「のし上がり」をやった人間なら分かると思うけど、周囲はマジでお育ちの良い奴らしかいなくなる。今の時代だと少なくとも一族3代は育ちが良いですみたいな奴らだ。そいつらが30代に入ると家庭を持ち始めて全力で守りに入り、持って生まれ経済的文化的資本を全て自分達の生活を守るために使うようになる(そうすることで始めて1億超えの家を買ったり子供カリフォルニア留学させたりできるようになる)。格差問題なんて全無視だ。

そんな奴らを多少なりとも動かさなければ物事は変わらないわけなんだけど、彼我の頭数の差を目の当たりにするとこれは無理だな…って思っちゃう

でも山崎賢人ご飯いけるってなったら喜んで奢るでしょ?

女の子お金をかけてるから奢ってあげて!とかは後付の理由で、なんでそんなことを言ってるかというと、世の中に奢られてる女の子がたくさんいるから。

他の女の子は奢られてるから、あたしも奢ってほしいなーっていう気持ちがまず最初にあるわけなのよね。

ただそれだけなのよ。

それだけなのに、大層なロジックを立てて奢られることを正当化しようとしてるだけなのよ。

で、なんで世の中の男は奢るかというと、カッコつけたいから。経済的に豊か・ケチじゃないって思われたいから。

自分とのデートのためにたくさんお金をかけて準備をしてきてくれたから奢ってあげたいって思ってる人は0人です。

奢るべき理由別にないけど、奢ったほうが結果的あなた評価は高くなりますよって言えば良いだけの話なのを、

変なロジックを立てようとするから、じゃあ全身ブランドで整形に1000万使った男には奢らないといけないのかとか話がややこしくなる。

逆も然りで、女の子が奢ってくれたら(割り勘が良いって言ってくれたら)、その女の子評価が上がりますよ、ってだけの話。

山崎賢人ご飯いけるってなったら、どうせ次また会えることを期待して奢るのもやぶさかじゃないんでしょ?

2023-02-13

anond:20230213134449

結婚の利点は税金の控除

あとは自治体によっては新婚用の物件や様々なサービス優遇がある

その辺が経済的メリット

それ以外には、周囲の人から同棲のままより信頼されやすいとかがある

その辺のメリット vs 別れて他に人のところに行きやすメリット、なのかな

ずっと一緒にいるつもりなら、お金なくとも結婚メリットはある、とは思うよ

結婚しなくてもよいとは思うけど、お金がないからこそ結婚による経済的メリット恩恵はでかいし、お金がないか結婚できないは変だと思うんだけどなー

結婚したくないからしない、ならそれでいいと思うんだけど

こういうのを見ても、児童手当って寧ろ少子化を促進してねーかと思うわ

昔は児童手当って第3子からしかもらえなかったんだよね

それが今は1人目からもらえるようになったので、それなら子供は1人だけ産んでその子教育費用を全部注ぎ込もうという親も増えるよね


https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2006/18webhonpen/html/i1313100.html

近年、児童手当制度少子化対策ひとつ手段として論じられることが多いが、制度創設の時期は合計特殊出生率が2を超えていた1970年代前半であったこからもわかるように、その目的は、出生率対策というよりも、子どもを持つ家庭の育児費用負担に着目して経済的支援を行うことにより、家庭における生活の安定と、次代の社会をになう児童健全な育成と資質の向上に資することにある。

 児童手当制度は、児童手当法に基づき、1972(昭和47)年1月から実施されている。発足当初は、第3子以降を対象とし、月額3,000円で、義務教育終了前までが支給対象であった。その後、1974(昭和49)年に月額4,000円、1975(昭和50)年に月額5,000円に引き上げられた。

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