「ノブレス・オブリージュ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ノブレス・オブリージュとは

2021-03-12

anond:20210312121403

それがノブレス・オブリージュだぞ

富める者は分け与えなければならない

2021-01-23

沈黙」の本当の感想

私は小説の「沈黙」を読んだが、あれを読んで所詮神様というのはその程度かと思った。信者が神にすがりたいときに、神は助けないし罰も落とさないし、その癖自分は安住する。そんな神のレゾンデートルは道端の石ころ位に等しいのだろう。

でも主人公ロドリゴは、そんな神を転んでもなお心のなかでは信じ続けた。何故なら彼は神の居場所気づき、それを頼りにしているからだ。あまりにも弱々しい神を。

神は弱々しすぎて、だから世の中の混沌悲惨さは治まらないのだ。でも、だからこそ神の役割が分かるのだ。神とは世界から唾棄された人間の行き場のない感情を受け止める最後の器なのだと。

昔、同じ著者の「イエス証人」を読んだがあの時は「この本は何を伝えたいのか?」と疑問だらけだった。だが「沈黙」を読んで点と点が線になった。それは、大袈裟すぎて信仰できない神の否定だと。そして、弱々しくてだから全てを救う神の肯定であると。

人間を見ても分かるが、強い人間はどんなにノブレス・オブリージュ超人を叫ぼうと弱者を救えたためしがない。むしろ、救ったことにして、本当に救えなかった者を都合が悪いものとして抹殺しようとする。彼らは生贄を貪欲に欲しているのだ。これは「沈黙」のキリスト教も同じで、清い殉教という生贄を貪欲に欲する。

私もこれまでの人生で、その生贄を欲する善良な人間を沢山見てきたから、この殺意には敏感である。故に綺麗事理想には「あー取り敢えず付き合ってやるかぁ」という淡白同意しか沸かなかった。

だか「沈黙」は違った。このような人間卑怯さや殺意を漏らさず語り、その上で信じるにたる神様像を組み上げた。私のように普段神様を信じないどころか憎んでいる自分にも、信じられる神様はいるのだなと思えた。自分気持ちを吐き出せる場所はあるのだと本当に思えた。

おこがましいようだが、「沈黙」は神を信じられない、あるいは色んなものからバカにされているように感じる人に特に読んでほしい。

2021-01-18

リボ人生絶望して発狂しそう

約30年間自分無能さ、凡人さに対して、必死で目をそらす事で保ってきた自我精神がとうとう崩壊した。

現在どうしていいかからない状態なので吐き出させてほしい。

俺と同じようなタイプの人がいるかからないけど、もしいたら反面教師にしてくれれば幸いです。


俺には少し年の離れた兄がいた。

その兄は色々あって10歳ごろで不登校になり、俺は常にそんな兄を反面教師にして生きた。

両親からは賢いと言われて育ったが、ただ異常なまでに俺を褒める教育方針だっただけだ。

それは所謂普通人生から外れてしまった兄への当て付けであり、兄の教育を失敗した反省であり、

自分の子育てが間違っていない、自分の子供は優秀なんだと信じたい感情からだったと思う。

でもその教育方針は俺自身がなんとなく、他とは違う特別人間で、なんとなく特別な事を成し遂げ、

人より素晴らしい人生を送るのだと思い込ませるのに十分だった。

自分勉強運動もできる、天才特別人間である勉強ができなかったり学校にいけなかったり仕事ができない奴は

人間としてダメだという考え方が、この段階で刷り込まれていったと思う。


中学高校では、吹奏楽部に入った。

当時はなんとなく運動部を避けただけのつもりだったが、

今思えばチーム内での競争や、大会での結果で自分の平凡さに向き合う事を知らず知らずのうちに避けていたんだと思う。

吹奏楽部でも競争はあるにはあったが、男性身体的なアドバンテージや、

大人数での団体種目という事でそれほど劣等感には向き合わずに済んだ。

勉強は隠れて死ぬほど頑張って、まあまあのレベルキープし、そこそこの大学に入れた。

テストの前に全然勉強してないわーっていう典型的タイプだったし、

志望の大学を決める時も、周囲には勉強しなくても入れるとこにしたと言い張った。


当時もまだ自分特別人間だという自負は変わらず、

ハンカチ王子まーくんと同世代というだけでなにか運命めいた物を感じていた。

運動については、運動部の人たちには到底敵わなくなり、勉強しなくても成績がいい天才なのだと信じ込んでいた。

兄とはたまに一緒にゲームをしたりしたが、基本的に部屋でずっとパソコンをしていたのであまり関わる事はなかった。

ただ、兄のようにならないように頑張ろうという軽蔑のこもった念を持っていたと思う。

俺が何か落ち込むような事があった時は、内心でこいつよりは1万倍マシだと言い聞かせたりもした。


大学に入ってからは、受験の時に陰で勉強しまくっていた反動で遊びまくり、成績はひどかった。

高校までの自分理想像では勉強しなくてもできる天才の筈だったが、更に妥協する事にした。

学校勉強なんて社会で役にたたないし、もっと本当の意味での賢さが自分には備わっている。

大学勉強よりも、もっと価値のある事に時間を使っているし、その才能がある。という路線にしたのだろう。

そこからは、友達・人脈を増やす為に頑張った。まずは先輩に媚びて、可愛がられて、それがすごいと思ってた。

交友関係を学外にもどんどん広げていき、フェイスブックは顔見知り程度ならどんどん友達申請した。


そのうちに、ストリートアートの才能がある人物出会って、イベントをやる事になった。

結果、そのイベントはそこそこ成功し、俺は何かを作りあげるクリエーターとしての才能があるのだと思うに至った。

実際は、自分では何も作り出す事ができず、ただ誰よりも彼の作品に憧れただけだったのに。

あげく、彼とはイベント打ち上げで大喧嘩して仲違いしたきりだ。

絵を書かないお前の方が主役みたいだ、自分では出来もしないのに口ばっかり出してくるな、

自分以外はみんな馬鹿だというような態度をやめろ。そういう事を言われた。

同じ天才の仲間だと思ってたのに、急に梯子を外された気分になった。

彼が憤慨して帰った後、とりまきと彼の悪口を言いながら記憶が無くなるまで飲んだ。


二十歳を過ぎてから六本木に入り浸って、色んな経営者やらとも知り合いになった。

知り合いと言っても、今思えば知人の女子大生を宴席に連れていくだけの、便利な愛人斡旋係だった。

そんな社長たちすら、ランクを5段階くらいにわけて下のランク人達馬鹿にしてた。

でもいざ同席している間はぺこぺこへりくだって、そのギャップから、家に帰って目眩がして吐く事もあった。

今日〇〇の社長キャバクラから。それだけを同級生に言っている間だけは自尊心が満たされた。

その人達ですら、自分事業を作り上げて必死改善して、本来尊敬すべき人だった。


まりにも授業に出なかったので、留年しそうになり、慌てて学生ローン借金してインドで1ヶ月ワーホリした。

俺の行動のすべては、順調な人生に見せかけるための、ハリボテのアリバイ作りのためだった。

一浪した就活では、人材大手のRから内定を得ることができた。

面接の時は自分の経歴を何百倍にも膨らませて、嘘もふんだんに織り交ぜて通過した。

そういうところだけ器用な自分気持ち悪かった。

今思えば入社前のこのタイミング軌道修正する最後タイミングだったように思う。


入社したRでは、退社した人材起業したり有名企業要職を務める事が多く、元Rというブランドができていた。

自分もそこで頑張って、起業すればそういうキラキラした何者かになれると思っていた。

だが、現実は甘く無かった。俺の営業成績はすごく悪かった。

そもそも自分理想に対して、人材紹介のエージェントという仕事はあまりもつまらなかった。

転職希望者の話を聞いて、内定がでそうな企業を紹介して日程調整をする。

当然転職希望者は培った専門性を軸に、次のキャリアを考えるが、その専門的な内容がさっぱりわからない。

そりゃそうだ。こっちは他で働いた事もない新卒なんだから職種全然違うし。

同期たちは努力ホスピタリティーやら自分長所を活かして成長していったが、俺にはそれができなかった。


今まで努力反省といった所からひたすら逃げてきたのだから、当然の結果といえばその通りだ。

自分の才能について信じていた”なんとなく”というのは、試行していないが故に可能性が潰れていないだけで、

何の成長性もなく、ただただ自分現実と向き合ってないだけだった。

みんなが色んなチャレンジをして、失敗して反省して、試行錯誤をしていた時に、

中途半端な器用さと自尊心と恐怖心から自分は逃げ続けた。

自分限界に挑戦しないか自分能力がわからず、低いハードルを超えるだけで失敗しないだけだった。

周囲には、人材紹介はビジネスモデルが良くないから本気になれない

より良い新たなビジネスモデルでの起業の準備が忙しいのだ、と言い訳していたが、苦しかった。


アラサーと言われる年齢に近づいた頃、仕事とあるクリエイター出会った。

大学時代のストリートアートの彼すらも遠く霞むような、本物の天才だった。

その人は天才故にずっと苦労していて、話を聞けば聞くほど天才ノブレス・オブリージュみたいだなと思った。

IQゆえの他者社会との隔絶。そこから来る生きづらさ。それこそが天才証明だったのだ。

天才友達が少ない。それだけ普通とは隔絶し、突出した人間から

自分がいつか凡人だと気づく不安なんて感じたことはない。人と違う事で、恐れ、疎まれて来たから。

話を聞けば聞くほど絶望していった。中途半端に器用に生きてきた自分とは、真逆人生だった。

自分コミュ力友達の多さを誇って天才だと吹聴してた。それが真逆で本当に恥ずかしかった。


意を決して、精神科を訪ね、IQ検査を受けた。IQ120弱くらいだった。

天才メンバー間を通訳できる、いいリーダー・つなぎ役になれるという解説がついていた。

天才じゃないという死刑宣告だった。上位10%。クラスで3、4番目。それが俺の本当の実力だった。

だけどまだそれを信じる訳にはいかなかった。

天才特別だと言い張っていたのに、そうでない人生今日から歩めと言われても飲み込む事はできなかった。

IQは一つの指標。そう考えるしかなかった。そうでないと生きて行けなかった。

検査の結果を聞いてから毎日、気が狂うほどの焦燥感が常に付き纏っていた。

本当に24時間何をしていても、少しでも気を抜いた瞬間に、

何かを成し遂げなければならない、特別である事を証明しなければならないという強迫観念が絶えず襲いかかってきた。

会社から逃げるように独立起業する事にした。


人材系のビジネスをやろうと思った。

幸い、人材系のエージェント採用代行は独立ハードルが非常に低かった。

仕事上の取引先ではあるが、コネクションもある。

同業他社と比べると、有料のオプションが1つ無料になる。程度の差別化だったが、

それを新しいビジネスモデルという事にして打ち出していった。

本当にちっぽけなしょうもないアイデアだけど、それに賭けることにした。

勝ち目なんて無いに等しいのはわかっていた。でもそれに全てを賭けるしかなかった。

賭けに負けても死だが、勝負しなくても死だったから。

特別人間であるというアイデンティティだけにすがって、他者馬鹿にし、虚構優越感に浸り、

両親の呪詛成就させ、なんとか生きてきた。

生き続ける為には、この道で食っていくしか無かった。


独立はうまくいかなかった。

あると思っていたコネクションは、俺ではなく会社と繋がっていたのだ。

大手看板が外れて、だれにも相手にされなくなった。

経営関連の庶務雑務の多さも想定以上だった。

元々ないホスピタリティーは更に枯れ果てた。

余裕の無さが更に成功を遠ざける。

うまくいくはずが無かった。

更にコロナ拍車をかけた。

どんどん追い詰められていった。


その頃兄はフリーランスエンジニアとして生計をたてていた。

兄は学生生活こそうまくいかなかったが、こつこつとプログラミング勉強をして実力をつけていた。

いくつかの現場経験していたので、人脈もあった。それを使う事にした。

子供の頃から兄を馬鹿にするのが俺のアイデンティティの一部だったのに、その兄にすがって何とか生きている。

兄は優しかった。逆境に負けず、こつこつと努力を重ねられる強い人間だった。

情けなさと申し訳なさが加わり、更に精神的にはキツかったが、

金銭的にはどん底から少し這い上がれるかと思った。

でもそれもだめだった。三度、天才に打ちのめされることになる。


求職者企業面談をすると、3万円もらえるという転職サービスが現れた。

目から鱗だった。考えた人は紛れもない天才だと思った。

人材業界ビジネスモデルには問題があると先述したが、それについては紛れもない本心だ。

既存人材紹介業は、求職者入社すると理論年収の35%程度を手数料としてエージェントに支払うのが慣例だ。

年収600万円の人材を紹介すれば、200万円以上の手数料を払う事になる。

求職者を集めて求人を紹介し、履歴書を送って日程調整をする報酬にしてはあまりに高すぎる。

人材系のエージェント採用代行は独立ハードルが低いというのは、それが由縁だ。

中小企業や、スタートアップベンチャーがおいそれと手を出せる金額ではない。

加えて、エージェントはとにかく求職者入社すれば高額な手数料が得られるので、

求職者が望む転職になるか」「企業に本当に必要人材か」を無視して、

内定が出そうな企業」に求職者を押し込む事で、売上を伸ばす事ができる。

まりエージェントが売上を追求すると、求職者企業利益を損なうケースが出てくるのだ。


3万円もらえるという転職サービスでは、企業面談時に費用がかかる代わりに、入社時の手数料はいらないらしい。

企業エージェントに払っていた費用の大部分を、求職者が受け取る形だ。

これは、既存転職市場人材業界の諸問題を一気に解決し得るポテンシャルがあると思う。

このサービスを見た瞬間、正気を保ってられなかった。ケチの付けようがないすごいサービスだった。

転職市場人材業界パイの全てをテーブルごとひっくり返す、この上ない破壊イノベーション

最初は思わずネガキャンした。悔しかたから。でもどうしようもなく憧れた。

どうして自分がこれを考えつけなかったのか、今まで何に時間を使ってきたのか。

自分を責める事しかできない。感情はもはや支離滅裂でどうしようもない。

仕事を続けられる気がしない。全て終わりにして消えたい。ネガティブ感情無限ループしている。


一番恐ろしいのは、ここまで書いた事全て、自分は薄々気づいていたという事だ。

それでも、特別人間でなければ、優秀な人間でなければ意味がない、

という自分自身にかけた呪いからそれを絶対に認める事はできなかった。

ここまで絶望的な状況になって、認めるしかない現実が来て、やっと認める事ができた。

自分の心の中の薄々気づいていた部分は、こうなってしまった事をホッとしている気すらする

このままどこまでも狂って、「コロナがなければ・・・」「精神を病まなければ・・・

という言い訳ができればいいと、ただそれだけをずっと泣きながら祈っている。

2021-01-09

菅首相の最大の失言

菅首相宰相の器ではないことを国民気づき始めていて、

プレゼンスのなさ、リーダーシップの無さが批判されている。

しか中国と二階氏の言いなりというのはあるだろうが、

それより個人的いちばんまずかったのが、

国民経済活動を)ブレーキアクセルをかけながら

という表現だと思う。ここに彼の人生のもの表現されている。

まり国民コントロールしているという無意識アピールである

聞くと、彼に意見する人はすべて更迭され、イエスマンしかさないという。

それは官庁における微細な人事にまで至るという。

これは何かというと、

圧力政治力で、人間コントロールすることに喜び

を覚えている人間ということである

こうした人間が上に立つとどうなるかというと、理念も何もないことが露呈する。

まり上意下達政治ゲームが得意でのし上がっただけであり、

本人に確固たる政治思想がないということである

残念ながら全国民がいま、それに気づいている。

いっぽう阿部総理は、公人として尽くす姿勢があった。

自分にまったく関係のない、数十年前の薬害エイズ訴訟謝罪するなど、

そこには人間としての理念があり、それに基づく正義感が見えた。

それこそノブレス・オブリージュではないだろうか。

習近平プーチン氏も強力な上意下達の末独裁を敷いているが、

少なくとも理念がある。社会主義のもとに国を強くするという強烈な理念である

圧力権謀術数が好きそうなのに、緊急時独裁的にリーダーシップをとらない(とれない)

という点で、菅首相国民は不満に思っているのである

彼はまもなく辞任するだろうが、逆説的に他国過去宰相リーダーシップが浮きだって見えるという、

稀有な人事であった。また、コロナでの損な役回りでありながら、

次世代への中継ぎとしての役割を果たしたのは評価したいと思う。

追記あべぴょん謝罪したのは薬害エイズじゃなくてらい病訴訟の件でした。

無知による人権侵害の件。自ら進んで行ったのだという。ここに彼の人間性が見えたのである

またいつでも首相に戻ってもいいのよ?

2020-12-15

anond:20201215084614

まあgotoキャンペーンって要するに

本来政府がすべて出すべき救うためのお金を、富裕層対象とは言え一般国民にも負担させているという趣があるような気もする。

とはいえ観光業を残してほしいという人による受益者負担やら、

旅行に行ける余裕があるなら経済に貢献しろというノブレス・オブリージュ的なものにも見えるし

どう考えるかは難しいなと。

2020-12-11

anond:20201209225407

日本にはノブレス・オブリージュがないから、右にせよ左にせよ、ルサンチマンを発端に思想を持つ場合が多い。

リベラルには高収入高学歴が多いというのは周知の事実だが、彼らにはきっと低学歴人間に対する嫌な思い出があるんだろうな。低学歴高収入になるのは構わないが、低学歴と関わるのはいや、そんな感じだろう。

2020-12-06

anond:20201206143348

あなたは世のほとんどの人間よりおつむの出来がよいのです

もっとそれを自覚しなさい

そしてその恵まれ能力をこんなところでイキることなどに使わず

世のため人のために使いなさい

ノブレス・オブリージュ

2020-10-25

anond:20201025184016

横だが

日本解雇を緩くする場合

失業保険も今より手厚くしないといけないし

再就職やすくなってないといけない

また解雇やすくなったが継続してうまく行っている成功者にはインセンティブなど成功報酬も手厚くならないといけない

ただそういうことをやってると貧富の格差がひどくなって富の再分配問題になってるのが米国では起きてる

米国移民社会からノブレス・オブリージュ富の再分配など意識的に行わないといけないという意識が薄いからなおさら状況がひどくなってる

からオバマ前大統領が貧富の格差に関わらず医療を受けやすくなるようにと医療保険制度改革をやろうとした

2020-10-17

ノブレス・オブリージュ

大吾がノブのいないときを見計らって相方の癖の強さについてリージュすること。

幽谷霧子に土下座するしかない話

芦◯愛菜と幽谷霧子が怖い

芦◯愛菜を見てると無限に怖くなる。

当時から片鱗はあったにせよ、マルモリとかでかわいがってた存在がいざ圧倒的知性を持ってあらゆる面で自分を超えてくると、自分に牙を剥かれた感じがする。

全然安心して応援できない。自分存在とは。

シャニマスの幽谷霧子も大体こんな具合で心配アイドルとしてかわいがってたら医学部模試B判で牙を向いてきた。

アイドルやりながら医学部B判、俺何も勝てない。

自己防衛

それでも環境やら遺伝子やらの理由をつけて呪詛を吐けば自己防衛できる。

まれ存在は羨ましいですよね的な。

努力も才能、才能も才能。現代貴族許せねぇ。

ノブレス・オブリージュ精神を見せないでください

幽谷霧子はGRADというライブイベントに出場するけど、控室で足を怪我してGRADを棄権せざるを得なくなったアイドルから直接呪詛をぶつけられて

自分が本当にGRAD出場にふさわしいのか真剣に考え始めるのでしんどい

まれない存在に対して本気で悩める心の豊かさを見せつけられると、もう呪詛を吐く側がみじめで申し訳なくなってくるので

幽谷霧子に土下座しながら自分人生を見つめ直すしかない。

2020-10-11

ホロライブの魅力が相対的に減っているように感じる

多分急激に有名になりすぎて、するべきシフトチェンジが追いついていないというか。

要は、演者自分数字しか見ていない=自分数字にならないことは一切やらない。

そして運営も、演者数字を伸ばすためのアシストに特化しすぎて、コンプラやら法務的な業務ダメダメ

まるでガリ勉とその親みたいな構図で、そりゃ嫌われるだろうよ。

一応、ファン同士が対立しないよう、同じ事務所演者の話をするときコラボするときもかなり気を遣っていて、それが箱推しにつながっていた時期もあった。

でも今はもう、各自活動タコツボ化している感がハンパない


まあ、事務所ブランドや人気演者とのコラボというゲタはあるものの、基本他の誰にも頼らないで数字を取っていければ、周りで何が起ころうがファン絶対についてくるという強みはある。

塾や進研ゼミという手段であっても、勉強したことは何があっても自分財産なるみたいな。

それににじさんじみたいな、メンバーシップを通じた売名行為推奨みたいな営業方針と違って、コミュ障陰キャであっても活動可能というメリットもある。

これも勉強さえできれば…に似ている。

とはいえ、そういう独り善がりが透けて見えるようになると、手放しでの応援は難しい。

ノブレス・オブリージュじゃないけど、「無償で何かをあげてしまう」ムーブみたいな、勝ち組ゆえの余裕を見せられればと思う。

それだって偽善というツッコミはありそうだけど、金の亡者みたいな叩きよりは遥かにマシな状況になりそうだし。


陰キャコミュ障という単語が出たからついでに言うと、にじさんじ陽キャコミュ路線は、それはそれでホロとは別の意味炎上の温床になるので(武勇伝まがいの犯罪自慢とか)、事務所がその運営清廉潔白にこだわるのも当然である

そういうリスク回避もあってか、今夏デビュー新人ユニット(セレ女)は全員陽キャでありつつも下品さや粗野っぽさとは無縁で、イキるムーブするときも十分に節度をわきまえた、中学受験頑張った系の優等生キャラばかりだったり。

(唯一国語力に難がある西園チグサであっても、女学園入学後は無勉低空飛行な遊び人路線の「設定」と思えるレベルに留まっている)

この人選は今の所、数字こそ勝っている反面、デビューから僅か2ヶ月でイメージを大いに損なってしまっているホロライブ5期生とは対照的な、堅実さが光る結果となっている。

まあ見た目に関しちゃ、同じガッコの制服ベースな「パーカー少女と4人のニーソたち」以外に、なにか際立った特徴はない。

それに配信内容も、上述のおチグ以外のニーソ4人については、わかりやす面白みに欠ける(とはいえ件の4人は配信経験からの出発なので仕方ないのだが)。

でもクレバー彼女らのこと、いずれ好転すると思うので、長く応援していけそうである

2020-09-02

anond:20200902160006

ノブレス・オブリージュ

・・・それがなんで存在したり尊ばれるのか、は考えないんだー東大生は。

偽善贖罪じゃんよ、最大級に汚い、な。

書き殴り。

東大とは言え文学部卒なのでイキることは出来ないが、あそこにいる時から、「この国にはノブレス・オブリージュ存在しないのだな」と思っていた。

リーダーシップ教育もままならず(GLPという希望者のみのクラス存在したが)、世界的に見れば最高学府の者が持つべきであろう「弱きを助ける」姿勢が全くない。

これは恐らく海外の有名大学とは入試形態が異なり、実情はともかく、家柄や裕福さと学歴とが(少なくとも本人たちの中では)分かりやすく繋がらないかなのだろうと思う。もちろん喜捨宗教観のこともあるが。

しろ青春時代、ろくな恋愛も出来ず勉強させられてた俺」「東大に来たのに非モテ」みたいな弱者根性を感じる時すらある。

そもそも東大に行ったからといって億万長者になれる訳じゃない。東大卒の平均年収すら700万程度。

この国には弱者に手を差し伸べる余裕がある人間がいないのかもしれない。

2020-08-22

今更だけど上野千〇子の祝辞に関して東大生が思うこと

私は一生公教育なんて信じない。私の命は中学受験で救われた。

私が小学生時代を過ごした土地は、所謂ニュータウン。街がつくられる時にそのまま居着いたブルーカラーの家と、ベッドタウンとしていついたホワイトカラーの家が、住んでいる地域でわかるような土地柄だった。

とてもではないが治安がいいとは言えない街。小学生放火をし、中学生喫煙し、高校生バイクで走り抜ける街だ。某児童売春斡旋組織事件発覚の発端となった小学生もうちの地元出身だった。

私の家は紛うことなホワイトカラー一家だ。元ボンボンサラリーマンの父と江戸っ子の母の間で、歳をとってから出来た一人娘として、それなりに大切に育てられた。世帯収入は高くも低くもなく、他に兄弟姉妹がいれば私立に行くのは許されなかっただろうレベルだ。しか女子校に入れたいという父親たっての希望で、私の中学受験は私が園児の時に既に決められていたことだった。

そうは言っても、その受験計画は実にのんびりしたものだった。目的あくまで「公立中学校に行かないこと」。小学校一年から塾に行くような子もいる中で、私の中学受験小学校四年生から始まった。それもSAPIX日能研といった進学塾ではなく、まったりとした中堅の塾。10人に満たない同級生たちと、地元の中堅私立を目指す予定だった。

しかし、それでも学校教員からの敵意からは逃れられなかった。

彼らは常にブルーカラーの子供たちの味方だった。ブルーカラーの子供たちはまさにギャングエイジといった風体で、私の学年は4年生になる頃にはすっかり学級崩壊に陥っていた。

そんな状況の中で、私のような「恵まれた家庭」の子供は、彼らを「根性論で更生させる」ための必要悪にするのに適していた。ホロコーストと一緒。共通の敵をつくることで、教員たちは彼らと連携をとろうとしていた。

まずは保護者会で、担任教師が「私は中学受験と塾が嫌いです」と言い放つところからスタート。この言葉はあっという間に子供たちにも伝わった。小学生にとって、それがどんな不良小学生だったとしても、「先生言葉絶対」だ。「先生が悪いと言った」子は、いじめたっていいのだ。

休み時間円周率計算暗記表を見ていたら、担任にそれを取り上げられ、クラスメイトの前で激昂された。帰りの会で黒板の前に立たされ、「私は学校で塾の勉強しました。本当にごめんなさい」と謝らせられた。それを皮切りに、ブルーカラーの子供たちからいじめが始まった。

帰り道で待ち伏せされる。容姿についての罵倒や、時には両親への悪口もあった。ある時はマフラーで首を絞めあげられた。子供の力なので大事には至らなかったが、笑い声のなか、酸欠で頭がぼうっとしてきたことは覚えている。

先生の言うことは絶対」。これは私にも有効だった。だから私は、自分は悪い小学生なのだと思い込んだ。

おうちが貧乏で、ちょっと不良みたいで、勉強は嫌いで、でも、中休みになったら一番最初に校庭に出てドッジボールを始める。そんな生徒が、「良い小学生なのだクラスメイトたちが音楽室に立てこもって授業をボイコットしていた時、私は大人しく教室で待っていた。でも先生が好きなのは仲間意識の強い」彼らなのだ

悪い小学生なのだから、虐められて当然なのだ。そう思った私は、繰り返されるいじめを誰にも相談出来なかった。

また、これは本当は幸運と言えるのだが、殊にこの場合にのみ不運と言える、両親の誤算があった。私の成績だ。

私はどうやら「出来る子」に分類される子供だったらしい。入った中堅塾ではあっという間にトップに立ち、テストも満点以外とれなくなった。ここまで来ると両親にも欲が出てきたようで、私はバスで通える範囲に出来たS某超進学塾に通うようになった。そこでも女子ではトップの成績で、あれよあれよという間に御三家を目指すことになっていた。小学生にとっての成功体験は、その子人格形成において重要だ。私は勉強するのが楽しかった。そもそも運動は嫌いで、中休み図書館にいるような子供だった。かけっこしか見てくれない小学校教員たちとは違って、塾の先生は私の「勉強の」成績を褒めてくれた。後は好循環だ。持って生まれメンタルの弱さで、模試の前に嘔吐するようなこともあったが、私の中学受験は大方順調だった。

一方小学校生活は、ぼろぼろのメタメタだった。私の通塾先が変わったことがどこから漏れ出て、「エリート意識を持った嫌な奴」の烙印を押された。低学年までは仲良くしていた子達も、私のことを大腸菌呼ばわりするようになった。

担任が、わかりやすく私に嫌がらせをするようになったせいだった。授業中に指されて答えても、「どうせ塾でやったんでしょうね」。覚えもないいじめ事件の首謀者にも仕立て上げられた。

だんだんと体調にも影響が出るようになっていた。学校に行く前に必ず吐いた。食道は焼けただれ、小学校5年生の冬には胃薬が手放せない体になっていた。

真面目な気質のせいで、私はそれでも学校に行くのをやめられなかった。親も流石に勘付き、担任嘆願書を出した。しかしそれも虚しく、担任は私にその嘆願書を叩きつけ、「どうしてあたしがいじめなんて言われなきゃいけないんだよ!!」と私を怒鳴りつけた。

別の小学校越境入学しようと思ったこともあった。別の中学受験をする同級生が、そそくさと学校を変えてしまたからだ。実際両親はその準備もしていた。しかし、自分学校問題があることが外部に晒されることを恐れてか、校長はそれに難色を示し、「○○ちゃんだって仲良しと離れたくないでしょ」と、結局その小学校から離れることは叶わなかった。

私の小学校時代は闇だ。小学生5年生の学芸会の劇で、悪役の親分オーディションに受かったら、自分母親と隣のクラス教員が寝ていると噂されたこともある。最高学年になる頃には、私は両親と塾の教師以外の大人を信じられなくなっていた。

話は飛んで、中学受験の結果から言うと、私は第一志望には落ち、第二志望の女子校に通うことになった。そこは天国だった。私が休み時間勉強していても、誰も怒らないし、誰も馬鹿にしなかった。正直それだけで救われたし、良き友人にも多く恵まれた。そして高校生活を経て、今私は東京大学に通っている。

もし父親先見の明がなかったか、私が過度のストレス受験全滅していたことを考えると、今でも寒気がする。

数年前の東大入学式の祝辞は、ノブレス・オブリージュについての話だった。私も上野先生意見に大方は同意する。しかし私は、もし「恵まれ人間」として支えなければいけないのが「あいつら」なのだとしたら、それは吐き気を催す話だと思う。

エリートが冷たいなんていうのは嘘だ。いや、もしかしたら真実場合もあるかもしれない。でも、そんな言説よりずっと、「学のない連中は残酷で野卑だ」という言説が本当だと言うことを、私は知っている。

2020-07-25

平和任務になりそうだな!」

ミッション受領して敵と戦って…ってサイクルのゲームなんかでさ、ときどきメインストリー戦闘が起こらなそうな任務いれてくるじゃん

聖女の護衛とか洞窟から指輪を取ってくるとかでさ、「まさか聖女を襲おうなんて不届きものはいないだろうが、念のためにな…休暇と思って楽しんでくれ」「魔物のいる洞窟だが、大した危険はないだろう」みたいなやりとりのあと実際任務に赴くとすげーガッツリ敵に襲われてフツーに戦闘になんの

やめてくださる?!

もうさあ!平和任務になりそう=けっこうハデな戦いがある みたいな図式ができあがっちゃってんの

シミュレーションRPGに顕著なんだよなこれ いや普通RPGも大概だけどさ なんか話が動くたびに戦闘させるのやめろや そのへんの洞窟にそんな都合よく強敵がおってたまる

ときどきでいいかマジで何も起きない平和ミッションやらせてほしい 

つか、バックアップに回る任務だったのにメインの敵とぶつかることになる!とか人知れず闇に蠢く敵と戦うことになる!ってのも多すぎる

マジでショボい討ち漏らしと戦うだけだったり治安維持機関に任すだけだったりする展開はねえのかよ

ゲームマジであらゆる問題自分解決させられるからわりとイヤになってくる ノブレス・オブリージュ精神を浸透させるためか? にしては実社会の力ある人間のふるまいがウンコすぎるんだよな

平和任務と言ったからには平和に終われ

関係ない主人公社会悪と戦う責任を負わすな

2020-07-20

anond:20200720095823

底辺心配底辺しかしないはず」という決めつけか?

勝ち組こそ底辺心配をする余裕があり、底辺同士は足を引っ張り合っているのが現実だぞ。

ノブレス・オブリージュを果たすはてなーに畏れ跪け。

2020-07-13

生きるセンターマジで強い

自分アイドルセンターという概念が好きなんだけど、世の中の(三次元の)センターはただ立っているだけでつまんねーのと思っていた。それどころかセンターも作らずにのうのうとやってるアイドルが多すぎる。

ジャニーズ佐藤勝利ヤバイ。あれはヤバイ中島健人差し置いてSexyZoneでセンターやってるのなんでだよとか思っていた自分が悪かった。佐藤勝利センターになるべくしてなってしまったやべえアイドルだ。

顔がめちゃくちゃ整ってるのはまあ見ればわかるけど、まずここ数年歳を取ってないんじゃないかってくらい顔が変わらない。不変。これがまずヤバイ。生きているのか?佐藤勝利は実はアンドロイドでしたとか言わないよな?

歌ってる姿もそこまで華やかすぎるわけでもなければ、踊りも歌もそこそこできるくらいで、あとはまあまあギターうまいんだなと思っていたんだけど、ラジオ佐藤勝利ラジオがすごい。意味の分からない世界観の、佐藤勝利がただひたすらやべえやつだということしかからないラジオがめちゃくちゃいい。

ラジオの、ガチで重いファンから相談お便りにガチで答えてる、あれを聞いてこいつはヤバイのが登場したと思った。

ノブレス・オブリージュという考え方をそのままファンに与えてる。ジャニー喜多川に選ばれた人間として、グループを守り、ファン夢を与えるということを容易にやっている。ジャニーズにこんなやついなかった。アイドルとして完ぺきなセンターだわ。

いじられるの下手くそだし、笑いのツボがシュールすぎるから一生テレビ映えすることはないのかもしれないけど、せめてあの顔面を生かしてもっと頑張ってほしい。今のクソみたいなアイドル業界にああいガチなのがいてくれないと困る。上っ面だけみて、ああまたジャニーズショタ系ね、とかで止まってたら目が節穴な自覚持ったほうがいい。

2020-06-01

最近年収増田ばずってるけど

やっぱカネもってるやつが使ってねーから日本ケーキなんだなって思う

てめーらのせいで貧乏その日暮らしが精一杯のおれらにまで尻拭いさせてんだよ

ノブレス・オブリージュしらねーのかうんちもっとカネつかって経済まわせやゴミ

2020-05-13

金持ちってなんで金使わないの?

どうせ余ってんだったらバカスカ使えば良いだろ

手取り13万預金残高5万とかでも一応生きていける世の中なんだから手取り50万とかある時点でもう余裕だろ まあさすがに5万しか預金するなとは言わないけど、せいぜい200万くらいあればいいんじゃないのか

金持ちノブレス・オブリージュを果たそうとせず保身ばっかり考えて金を貯め込んでるウジ虫野郎ばっかりなのがこの国の病巣だろ

豪邸たてりゃ建築業に金が行くし、ザギンで豪遊すれば飲食店街に金が行くんだよな で、その辺で働いてる人らがもうちょいグレードの低いところで豪遊すればよろしい

金を貯めようって発想がもうダメ 銀行なんて全部潰れろくらいの気持ち預金を全部引き出し全部使う そういう心意気が必要

2020-04-14

anond:20200414015724

インフレ結果的ノブレス・オブリージュで、溜め込んでいる人はダメージを受けるし投資している人はそれほどでもない、貧困層利益しか無いんだよ。溜め込んでいる人が反対するから刷れないだけ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん