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はてなキーワード: なかよしとは

2017-07-04

https://anond.hatelabo.jp/20170704140809

なかよしはとっくに売れなくなってて、今女児コロコロに相当するのはちゃおだぞ

大人オタクは全く関心なく子供しか売れてないって点でも一緒

両方とも「大人には媚びず子供にだけターゲットを絞り、対象年齢が過ぎた子供にはさっさと卒業して貰う」と言う方針

2017-06-26

男の子向け月刊誌ボンボン(もっさいオタク)とコロコロイケてるリア充)っていうわかりやすい2派閥しかないのに、

女の子向けはりぼんなかよしとちゃおって3つもあってしか名前だけだとまったく区別つかなくて男の俺には違いがわからない

2017-06-03

あ、あるんだ?

ぽっぽお得意の「腹案がある(あるとは言ってない」ってやつ?

やっぱ無能仲間同士、なかよしさんだね♪

その調子ガンバレーノシ マジで応援してるわw

http://anond.hatelabo.jp/20170603045347

2017-05-29

ヤマハ音楽教室に親子でハマる

息子が3歳になった時、勢いとノリだけで通いだしたヤマハ音楽教室

「おんがくなかよしコース」を経て、今年度「幼児科」へと進級

幼児科だけは何がなんでも卒業(その先はその時考えればいいや)を目標

息子は先生ピアノに憧れて(多分)

にんたまらんたろうのオープニング曲

ミッキーマウスマーチを弾けることを夢見て(多分)

私は楽しく全力でお歌を歌うストレス発散と

子育て力向上を目指して通ってる。

元々斜に構えて世の中をみる、捻くれ者の性格なので

ヤマハはやたらに入会金・教材費・授業料やら高い。お教室ママカーストありそう。

無駄に教材買わせて最終的に高価な楽器までセールスしてくる怖い場所。位な考え。

しかし、いまでは全力でヤマハ信者。小さな子を持つお母さんに「ぜったい入ったほうがいいっ!」と

ごり押しするくらいの信者になった。まさかここまで自分がどっぷりはまってしまうとは想像していなかった。

なにが良いかって、親子同伴教室であること。

子供に任せきりにしない。親も責任を持ってとりくむ教室である所。

そこで親が切磋琢磨しないと子供の成長は望めない。と学んだ。

例えば、教室でのお歌。親が全力で楽しんで歌わないと子供も楽しんでくれない。

親の熱量がそのまま子供に伝わる。今日は疲れてしんどいから適当に手を抜いて

レッスン行こう。なんて思うとそれがそのまま子供に伝わる。そして

集中力が切れて勝手な事を仕出す時、失敗して落ち込んだ時。

どうやって声をかければ子供のやる気を失わさせず

楽しいレッスンにしていくか。瞬時に判断しなければいけない対応力。

仕事と同じ様な感じ。クライアントプレゼンや打ち合わせをする時も

普段より多めの熱量をもっていかないと相手に伝わらない。

プロジェクト仕事をする時、後輩に仕事を教える時、

全体のエネルギーを+の方向へ持っていき楽しい!と

思ってもらう様努力する。ような。

そして、宿題があるところも良い。

家庭内での反復練習自然に(そして強制的に)習慣づけてくれる。

ヤマハ側はクソ丁寧に練習方法家庭内の子供への対応方法

教えてくれるのでヤマハメソッドに素直に従えばあとは本当に親次第。

親が今までのぐうたらな生活習慣を見直して血がにじむ様な努力をする。

子供は親の態度を素直に吸収する。

あたり前な事を当たり前に地道にこなしていくことがいちばん大切。

でもそれすごく難しくて努力精神力がいることなんだ。

それをヤマハに通って改めて学んだ事だった。

あとは無料で、コンサートや親向けの家庭学習セミナー

果てはエレクトーンの使い方講習会まで開いてくれるヤマハ音楽教室

もう素晴らしすぎて感動。

子供の成長=親の成長

子供がどう成長していくのか。はもちろん大切だけれどそれだけではなく

自分自身が親としてどう成長していくか。

それを全力で応援してくれるすてきな音楽教室だとおもう。

(窓口の対応はもう少しどうにかならないのか…と思う事は多々ありますが)

しかし、宗教みたいだけど宗教にハマる感覚ってこういうのかな。。。

追記

ヤマハ音楽教室庶民が通う音楽教室です。

がっつり音楽エリート思考の人は確かに見向きもしないかと。

なぜなら『音楽教室からです。

音楽の楽しさを親子さんに感じてもらうのが第一使命

極論、楽譜読めなくてピアノエレクトーンも弾けなくても

音楽って楽しい!と思ってくれればいいのかと…

あとは達成感の喜び。スランプに陥ってもへこたれない粘り強さ。

から集団クラスで親同伴で反復練習なんだと

個人理解しています。何とも日本人的…。

ママカースト庶民にも存在します 笑 多分。

子供に着させてくるお洋服ママの鞄と靴…お迎えパパの車種

子供のレッスン態度、仕上げてくる宿題クオリティ

あぁ、これは はてな読み過ぎの私の偏った妄想かもしれません。

レッスン代は施設費という謎の項目があり

教室場所により上下します。

私が行ってるお教室でおんがくなかよしコース時代

月3回/50分で6500円

教材費含めると年間投資ざっくり10万…

プライスレス習い事ってそんなもんなんですね(´・_・`)

世間知らずですみません

ヤマハ音楽教室

JASRACへの提訴 署名活動シニア向けの

大人音楽教室に俄然燃えている様なので

興味がある方は署名昭和歌謡歌いに

最寄りのヤマハ音楽教室へ来てくださいね

(何度もチクチク言うけど)受付窓口の対応

イマイチだけど\(^o^)/

2017-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20170528002110

低年齢向け少女漫画だけじゃなくて、女性向け漫画雑誌全体と比較してもちゃお一強状態(飛び抜けて部数が多い)で

男性向けの(青年誌含めても)ジャンプ一強状態と似た様相だったりするので

少女漫画雑誌代表」としてちゃおが出てこないって時点で、知識ないんだろうなと思う

ジャンプと違って昔はりぼんなかよしと比べてマイナー誌扱いだったのが今や大逆転という構図だから、知らない人多いけどね

http://anond.hatelabo.jp/20170528001747

なかよしりぼんは読者の平均年齢が低めで、その分作家の平均年齢も低くて

元増田が言ってるような「BBA若い男を誘惑」なんて状況にはならなくね?(編集の方が年上じゃね?)とか

なかよしりぼんはもうかなり昔から部数低迷して、低年齢向け少女漫画雑誌はちゃお一強状態だろ?とか

ちょっと知識あれば知ってる事だと思うけどなあ

http://anond.hatelabo.jp/20170527235224

例に出て来るのがなかよしとかりぼんって時点で実情何も分かってないんだなあという感じ

2017-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20170527233828

いやあるでしょ。

なかよしとかりぼんとか、最近じゃLaLaとか少女漫画雑誌(あえて)の売れっ子作者にイケメン若手編集者がつくなんて有名な話だし、

それどころかここ近年のヒット作の女作者が結婚したとかい相手が元編集ばっかとか、偶然だとでも思ってたわけ?

出版社の女→男のセクハラの裏には会社側の体質として「モテない女作者にイケメンあてがっとけばいい」的な二重のセクハラ問題があるってことはもっと早くに知られておくべきことでしょ?

それを明らかにすると少女漫画界の夢が壊れる?馬鹿言っちゃいけないね

2017-05-21

30代で漫画を読んでる人はたくさんいるのに

30代でラノベを読む人が否定されるのは何故なんだぜ?

イラスト小説の違いはあれど中身は一緒だぞ?

具体例

http://b.hatena.ne.jp/entry/338317783/comment/akihiko810

まりラノベを「りぼんなかよし」あるいは「ジャンプ」くらいの年齢感・規模感だと見積もってるってこと? >ブコメ

これ、「三十代でラノベ読んでてもええやろ!」という話ではなく「三十代でラノベ読んでる人がいるという事実否定するのは何故?」という話だったんだけど、とりあえず「りぼんなかよしプリキュア(なんで女児向けばかり?)くらいの対象年齢だと勘違いされてるから」ということなんだろうな。ラノベコミカライズラノベ作家原作漫画掲載されている漫画誌を列挙したら面白そう。

2017-05-08

ソルトアンドサンクチュアリをはじめたが

すっげーやりづらいなこれ・・・

決定とキャンセルが逆になっていることに気づかなくて、タイトル画面からはじめることすら苦労したわ・・・

それに気づいていざ始めても、装備とかアイテムとかの管理いまいちとっつきづらい

東京エンカウントでやってたの見て面白そうだったけど、ちょっとこれは無理だわ

積んでたアマガミに戻ったらあいちゃんスカートめくってスク水見せてくれてふおおおおおおおおおおおおってなった

もうアマガミやばいねニヤニヤがとまらない

現実は考えちゃダメ

現実は考えちゃダメなんだ

現実でもこんなイベントが一覧で表示されればおれだってうまくいけるわ

会話イベントあいてが持ってる話題が噴出しの色で少しわかればそれに応じた話題ふるとかサルでもできるわ

でもあいちゃんは噴出し無職だったからなかなかヒットする話題がなくて大変だったよ

でも今期欲いべんとクリアしてスカートめくりイベントみたおかげでレンアイステートにいくためのなかよしステートあいちゃんがいってくれたからとりあえず安心したわ

さななじみのしんたにりょうこは絶望放送の印象強すぎてかわいいけどいまいちもえらんなかったからなフフッヒ

でもかべにはまってるところはよかった

いもうとはにいにかわいいねフフッヒ

あーはやくアマガミやりたいんじゃ^~

2017-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20170403113727

なかよし枠&テレ朝土曜19時枠としてみたら『きんぎょ注意報!』の後継で、アニメ制作東映動画だけど、きんぎょ注意報ってどの程度男のオタクが見ていたんだ?(当時小学生だったのでよく知らない。一部の女子は確かに見ていた)

2017-03-24

みんななかよし

笛吹いて空き地へ行った

知らない子がやって来て

遊ばないかと笑って言った


一人ぼっちはつまらない

誰とでも仲間になって仲良しになろう


笛吹いて空き地へ行った

知らない子はもういない

みんな仲間だ仲良しなんだ

2017-01-30

女ともだちができない女は死すべき世界なのか

ちょっと人生で悩んでいることない」

残業中、女性上司が突然そんなことを聞いてきた。

そういうこといきなり聞く上司です。とは流石に言えないので、

「女ともだちがひとりもいないんですよ」と言ってみた。

本当にそうなのだ

はいま30で、女の友だちはひとりもいない。

まあ、居酒屋タラレバ話ができる友人関係なんてユートピアですよねえ、と

へらへら言ったらその上司ものすごい真顔で、

女の結託ってすごくすごく大事なの。

とくに、あなたみたいにこれから妊娠出産子育て

といった営みにのぞむような人は

女どうしの連帯がなければ絶対にやっていけない。

すごく孤独なんだから

とりあえず話聞くから。飲みましょう。

え、ほんとに? ほんとにそうなの?

女どうしの結託って、そんな必要なのかな。

熱心な飲みのお誘いを熱心に断って、

ひさしぶりに、すごく不安気持ちになって会社を出た。

あんな真顔、みたことない。


小中高あいだじゅう、女どうしの連帯関係がとにかく怖かった。

なかよしどうしの相互監視暗黙の了解

女どうしの言語体系は何年経ってもよくわからなくって、

よくわからないまま、30になってしまった。

女どうしの結託って、そんな大事なんだろうか。

結託できない女は生きのびることができない、くらいの真顔だったけれども。

女どうしの結託のなかで、私や、私の旧友は、何度も殺されたけれども。

やりきれない気持ち駅前本屋に入ったら

入口すぐに『東京タラレバ娘』がガン詰みで、

ああ7巻発売日だったなと思いながら、

もうこの世界のどこにも居場所がないような気持ちになって、

とりあえず7巻買ってオリジン弁当食べながら読みました。おもしろかったです。

2016-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20161230180624

花とゆめ」も昔は少女漫画だったって。

闇の末裔」が連載し始めた頃からオタク向け雑誌に変わっていって、見る目が変わった。

花とゆめ読んでる=オタクになったから、見限られた。

それでもまあ少女漫画に分類されてるけど

他に分類する場所が無いから仕方なく入ってるに過ぎない。

純粋意味少女漫画といえばりぼん少コミなかよしマーガレット

ただし岡田あーみんさくらももこは除く。

2016-12-28

ガールズ&パンツァー同人誌オブジイヤー2016

はじめに

今年も一年ありがとでした。

年の瀬京子も迫り、各所で続々と2016ランキングが発表されていますね。自分も今年の統括的なモノをしたためたく、2016年一番励んだことってなんだろうと考えてノータイムで浮かんできたのが、ガールズ&パンツァー同人誌を買い集めることでした。

劇場版公開から怒涛のようにリリースされた2016年発行のガルパン同人ベスト10をお送りします。

筆者は一部好きなキャラに偏りがあること・百合オタクであることを踏まえた上で読んでいただけると幸いです。

(各本にリンクを貼ろうとしたのですが9個までしか貼れないと書いてから気づいたため一部を除き割愛しました。作品の詳細についてはおググり願います。また、18禁はここには書けないので除外しています

10位『ダージリン様は紅茶戦車道ドランクドラゴン塚地武雅を嗜んでおります逸見エリカびっくりドンキーに初めていく本』作者:キサラギキサラ(幸福発見セミナー こころうつわ)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!7 (2016/6/26)

これを貼りたくてランキングを書き始めたと言っても過言ではない一品逸見なだけに逸品です。ガルパン公式よりもびドンに怒られるのではというほどに作中ふんだんにっンー店内及びハンバーグの実写(しかもなぜか画素が超粗い)が使用されています。「なぜエリカナカジ!?」と一瞬考えてしまキラーカップリング百合的みどころです(書いてる途中で気づいたけど普通に決勝で乗った乗られた仲でした)。

第9位『不器用な好きのかたち』作者:match(20twenty)

もともとお酒を飲むシーンが気軽に描ける(そして大学生百合では出せないしっぽり感がある)社会人百合が割と好きというのもあり、しほ千代のこうしたババア…年増百合ってほんと最高ですね……。『西住しほが高校生だった頃』という二次創作伝家の宝刀である過去百合連作として進行中で目が離せません。

第8位『きみの名の日』作者:ミヤカワ(Lid_of_pan)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!7 (2016/6/26)

最強のノンカチュ本です。公式でも結構大概なのに二次創作では過剰にクレイジーサイコレズ(すっかり死語)として描かれがちなノンナ・そしてその煽りを受けてレズギャグ要員にされがちなカチューシャですが、そんなふたりでここまでエモーショナルに振り切って描けるのかと甚く感激しました。あとこの本に限った話ではないのですが、A5の百合同人誌って佳い打率8割くらいなので買うだけでドキドします。

第7位『ライラック』作者:高橋むぎ(麦畑)

意外と少ないももゆず本、大変貴重な一冊です。というか、筆者の観測範囲だと序盤の強引かつ高圧的なやり口のせいで、一部ファンから生徒会の評判が悪いようです。そういった悪評を『生徒会を快く思っていない一般生徒』に担わせるところからまり当事者である西住みほのひとことで締めることで、生徒会および河嶋桃の懊悩と救いが短いながらに描かれており、欲しいやつぜんぶきちゃったな~という一冊でした。リンク先調べてて気づいたのですがこの御方、響ユでなかよし川も描いてたのですね、アレもとても佳かったです……!

第6位『どうあがいてもあいしてる』作者:ぱいしぇん(チームタテガミ)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!7 (2016/6/26)

にわかに活気づいている(と思いたい)さおまこ界のスラッガーです。武部沙織という乙女キャラクター百合で動かす際に、こういうレディコミ風の絵柄と一人称モノローグを使うとバツグンに佳くなります。あとこれもこの本に限った話ではないのですが、ラブライブ百合やってる人がガルパン百合に来ると確実にホムーランなんだよね……ラブライブ同人地力がもともとすごいという話でもあるけど……。

第5位『角谷杏は虚栄に乾いている』作者:勇魚、表紙:じゅかい(虫魚グラディエーター)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!8 (2016/9/11)

角谷杏メインの同人誌は良作が非常に多く、どれをベスト10として選出するか熟考しました。この本、飲みの席に持っていってその場で読んでもらったのですが、人がまんがを読みながら涙ぐんでいるところを初めてリアルタイムで見てしまいました(心当たりのある方申し訳ない…)。なお、冬コミまでの期間限定フリーリリース(https://chu-gyo-g.booth.pm/items/389763)されているので未読の方はリンク先を今すぐご参照あれ! このランキング年末までに急いで書いてるのもそのためなんだけど、冬コミまでっていつだ、開催までなのか、冬コミ終了までなのか、どっちなんだ……?

第4位『少女戦車6 轢け!タンニアム』作者:岡昌平(黒汐物産)

過去百合といえば大人キャラだけの特権ではなかったですね、幼馴染であるさおまこにも為せました。長年ガルパン二次創作を描いてきた岡先生の筆致に泣く『ゆめのかよいじ』ですが、実は激突!女子高生お色気戦車軍団6巻にも収録されているため、厳密に言えば2015年末が初出と言えなくも……でもこの本は今年の夏コミが初出だからOK!

第3位『西住 おまえがナンバーワンだ!!』作者:藪ぐぐる(クラタスポーツ)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!8 (2016/9/11)

河嶋桃メインの同人誌というだけでなく、そこに西住みほをぶつける超爆発のガルパンまんがです。これはもうサンプルを読んだ時点で涙を流してしまいました。なんというか、桃ちゃんを描く人って桃ちゃんが考えそうなことを考えるのが本人かよってレベルで上手いし描きっぷりも尋常じゃないのでこれからもどんどこ桃ちゃんメインの同人誌出てほしい……ほんまみんなたのむで……。

第2位『ミュージック・アワー』作者:なな(腰洗荘)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!8 (2016/9/11)

この方は他にも『Ladyspiker』『バトルクライ』などのエモーショナルガルパンまんがを描いていますが、その中でも特にキドキしながら読んでいた『ミュージック・アワー』がついに紙媒体リリース! その当時は鼻息がとても荒くなっていました。ウサギさんチームはもちろん大好きなのですが澤梓の佳さがここまでやるかってくらいに全開で引き出されています。ちなみに筆者がガルパンまんがを描こうと思い立ったのはこのガルパンまんががきっかけでした。

第1位『喇叭は今日も鳴る』作者:チョモラン(夢と狂気のチョモラン王国)

叙情的な表紙の通り最初の一編は継続メイン回なのですが、最後に西住みほと河嶋桃の最強タッグ『冬来たりなば』が収録されていますこたつシーンやヨッパライシーンがあるため、冬場に読み返すとまたいちだんと空気が澄んできます夏コミときにこれをスッと買えたからよかったけれど、ぱんっあ8ではオンリーイベントで見たことのない長蛇の列が数時間続いていた光景が目に焼き付いており、これを書いている今も冬コミのさおまこ新刊が買えるのか不安で眠れません。

おわりに

以上、駆け足ですがガールズ&パンツァー同人誌オブジイヤー2016をお送りしました! 見事に百合同人ばっかりになってしまいましたね……冬コミもいっぱい買えるといいけど! なんで2日目なの!!

アレがないとかガルパン同人モグリかよなどのご意見お待ちしております。できるだけ買っていきたい。

2016-12-23

漫画図書館Zの漫画紹介(年代順)その1

漫画図書館Zがリニューアルしたし、年末だし、Jコミ時代から今まで読んできて面白かったZオフィシャルの漫画を紹介するよ。

匿名である以上筆者のパーソナリティに依存するランキングをつけても無価値なので、年代順に列挙する。参考にしたのは、作品本体、著者のホームページメディア芸術データベース (https://mediaarts-db.jp/mg/) および Wikipedia。画像がないので説明文多め。あと参考までに連載誌情報も分かった分だけ添えとく。

なお、増田はあんまり漫画を読まないので、この作者は有名とかこの作品は名作とかほとんど知りません。それと投稿制限のため作品ページには直リンクしていません。手間かけさせてごめんね。http か https でアクセスしてね。

1983-1987 赤々丸 (www.mangaz.com/book/detail/75161)

猫型のネコン星人と共存社会を作っている、近い未来の地球を舞台にしたコメディーSF。

人間たちに虐げられているネコン星人が自由のために蜂起する話がメインストーリーだけど、漫画の核心はめね田や猫田たち無軌道(猫)大学生たちの傍若無人っぷりを鑑賞することだと思う(特にモーガン所長がひどい目に合わされるところ)。

1986-1989 弥生!! (www.mangaz.com/book/detail/43871)

  • 著者 : 河内 実加
  • 連載誌: ちゃお
  • 巻数 : 8

ずばり少女漫画。ちびなのに馬鹿力で一人称が「オレ」の女の子 弥生と、弥生のことが大好きなのっぽでラグビー馬鹿の陸、通称バイオレンスコンビをめぐるラブストーリー

陸の方は一途に弥生を思っているのだけど、鈍感で男勝りな弥生は陸を親友としか思っていなくて、いつも悶々させられる陸。やっぱり男の片思いはいいわ。頭の中の箸が進むすすむ。

少女漫画の醍醐味と言えば恋する二人の関係性の変化なんだけど、この作品では、恋愛に無頓着な弥生が、何ものにも代えがたい陸と一緒にいるために、悩んだ末に親友から恋人という関係性の変化を受け入れるところがぐっとくる。恋人となることを受け入れた弥生だけど、陸とはずっと親友関係だったから、急に恋人関係(デート、キス)を求められて戸惑う。その弥生の戸惑いを汲んだ陸が自分が暴走していたと反省するところもいい。二人の幸せは一人と一人の幸せの足し算ではなくて、二人でいることでしか見えてこない幸せのことなんだと思う。

漫画が終わっても、この二人はきっと大丈夫だと思える少女漫画はいい少女漫画だ。

1987-1990 クラリオンの子供たち (www.mangaz.com/book/detail/45041)

超能力者として戦争のために育てられた子供達「クラリオンの子供たち」をはじめ、冷凍睡眠から目覚めてみれば地上で最後の生き残りとなっていた少年が、電話でマザーコンピューターにグチ垂れる「THE DAY AFTER CARE」など少年少女がメインのSF短編集。

廃棄された街の底で他人の赤子を身ごもる出稼ぎ代理母達が、中東の政治対立に巻き込まれる「マザーズタウンラプソディ」がおすすめ

ちなみに宮崎駿があとがきで絶賛している。なおハードなSFがよければこちらをどうぞ。

ARMS (www.mangaz.com/book/detail/43001)

女王蟻 (www.mangaz.com/book/detail/3901)

1987-1988 ゆめのかよいじ (www.mangaz.com/book/detail/43881)

タイトル通り、古びた町の古びた校舎を舞台に、転校生の少女とノスタルジックな夢が交差する漫画。

あらすじ

夏休みのある日、古びた町に転校してきたばかりの宮沢真里は、校舎の中で謎の少女に帰ってきたのと抱きしめられた。その少女は、真里が転校してきたころ偶然目撃してしまった、古びた教室で自らを慰めていた少女 岡部梨絵であった。梨絵と恋人同士になった真里は学校で、原っぱで、古びた路地で、幻想的なときを過ごす。

古い作品なんだけど、色褪せない艶みたいなものを感じる良作。正直はじめて読んだ時、過去にこんな作品があったなんてと、かなりショックだった。

作中にこんなやりとりがある。

梨絵「手沢(しゅたく)って言葉があるわ」

真里「聞いたことある」「よく使われたりさわられたりした木が つやつやに光ってくるようなことでしょ?」

梨絵「そう ここにはいっぱいあるね そういうのが」

まさにそんな作品。

また、田舎の学校の垢抜けない感じがごく自然に表現されていて、増田的には恩田陸の「蛇行する川のほとり」とか「六番目の小夜子」が思い出された(わかる人には伝わってほしい)。

キャラクターとしては真里のちょっとふてぶてしくてまっすぐな性格がよい。友達に対してはおおらかで若者らしく愛する人にはまっすぐ好きと伝える。その全てが自然体で、漫画を読んでいるとまるでどこかに古い学校があって真里が今でもそこにいるような気がしてくる。

レズビアン行為の描写があるので苦手な人は注意ね。

1988-1991 ティリニア・シリーズ (www.mangaz.com/book/detail/41582)

ティリニアという架空の大陸を舞台に「魅猟龍人」や「マジシャンロード」、「サルトーの凱歌」など複数のタイトルにまたがるファンタジー漫画シリーズ

いわゆる剣があって魔法が偏在している世界なんだけど、今のようにメラの上がメラミでメラミが強くなるとメラゾーマやまびこの帽子を装備したらメラゾーマ連発でめっちゃ強い、みたいな共通認識がない時代なので、世界設定に作者色が強く滲んでいる(巻末の歴史表および設定資料参照)。

オススメリンクしてある「魅猟龍人」。魅魔という悪鬼のようなものを狩る一族と、大陸中で迫害される龍族に生まれ魅猟に育てられた主人公の冒険譚。

1988-1993 嵐陵王 (www.mangaz.com/book/detail/50541)

  • 著者 : 篠原 正美, 伊吹 巡(原案協力)
  • 連載誌: ウィングス
  • 巻数 : 7

ビームとか飛行船とか出てくるけど、王宮とか飛行座とか聖武将とかファンタジー濃度が高い、ファンタジック時代風スペースオペラ

ちょっと増田の語彙では適切に紹介するのが難しいので、冒頭を引いてみる。

広大な星界に散らばる国々を「帝都」と称す専制国家が支配していた時代

『これが墓陵衛星「伊邪那美」か。星ひとつ墓にするなんざ気が知れねえな。』

『「星」というより岩の塊。小さいが造りはいい。気圧も重力も申し分ない。』

『これが”墓”とはね。』

『(こんなところに本当に”奴”がいるのか?)』

おわかりいただけたでしょうか。あんまりこういう漫画読んだことないけど、作者がこんな雰囲気好きなんだろうなーって思える。

なんていうか「デューン 砂の惑星」を初めて読んだ時の感覚といえばいいだろうか、SF的装置と非科学的なよくわからん概念が有機的に結合していて勢いがページから蒸れてくるような感覚。

架空時代物好きなんだーって人にオススメ

1988 PUSH♡桃園!! (www.mangaz.com/book/detail/70531)

力士と女子高生おかみもの。

少女漫画の彼氏側はかっこよくなくてはならないという不問律と脂肪と筋肉ドーンの力士でどう釣り合いをとったか。

答えは幕下イケメン力士だ! これならイケメンと脂肪のトレードオフにはならないぞ!

1990年代 月蝕夜合戦 (www.mangaz.com/book/detail/66591)

  • 著者 : 篠原 正美
  • 連載誌: 不明
  • 巻数 : 1

あらすじ

高校生の早弓は、たった一人の家族だった祖父の葬式の帰り、二年前に行方不明になった双子の兄 乙矢が斬り殺される幻想を見た。その瞬間、突然現れた黒い鎧武者に巨大な刀で斬りつけられた。目がさめると早弓の体は乙矢となっていた。しかも早弓が目を覚ました世界は現代の日本とは全く違う、戦国の世のような世界であった。兄の乙矢は二年前からこの世界で花敷の国の姫を守る衛士として生きていたのだった。
兄の最後の願い − 姫を守ってほしい − を守るために、早弓は姫の弟で総大将の夜光と共にさらわれた花敷の姫の救出に向かう。常識では考えられない九耀の死人兵や酷たらしい戦闘に、外見は男だが中身が少女の早弓は拒絶し苦しむが、国のため家族のため姉を助けるという夜光の真摯な思いに助けられ、次第に夜光に惹かれていく。しかし、乙矢(早弓の体)は姫と相思の仲であり、姫を無事助け出せれば国中に乙矢と姫の仲を示すこととなる。そして同時にそれは本当の自分を偽り生きていくことであるのだ。

時代伝奇ロマン漫画。いや増田にはBLの気はないと思っているんだけど、男の乙矢(中身は女)に向かって「幾度も思った。お前が女であればと。その度に自分が狂っている気がした。」なんて憔悴した顔で告げる夜光を見ると、なんか歪んだふわぁぁぁみたいな気持ちが湧き上がる。かと思うと男の体で殊勝な乙矢(中身は女)を見ると(少女として)いじらしいしかわいいし全力で応援する気持ちになるから不思議なもんだ。そう考えるとなかなかフェティシズムが詰まった漫画である

全200ページくらいのよくまとまっている中編なのでオススメ

1990-1991 白銀の魔狼 (www.mangaz.com/book/detail/46361)

諸事情により男子として育てられたノーランドの王女エスター(僕っ娘)が剣士ソール(女アレルギー)と術師テュール(男色家)を護衛に、自分の身代わりに魔狼に連れさらわれた乳兄弟を救いに行くのが一巻。彼らのその後を描いたのが二巻。一応タイトルにはサスペンスミステリーと書いてあるけど少女漫画

こういうのでいいんだよこういうので(その1)。なんとなくお姉ちゃんの本棚にありそうな気がする(姉いないけど)。面白い点を挙げるならば、ソールとテュールの友人同士のフランクなやりとり、男に迫られているエスターを見てエスター一筋のソールがやきもきする姿とか、つまり少女漫画フォーマットのものという他なくて、この気持ちがわかる人は読んでくれというしかない。

1991-1996 ルームメイツ (www.mangaz.com/book/detail/127351)

あらすじ

それぞれ違う人生を生きてきた還暦前の幼馴染三人 − 真面目な元小学校教諭の時世、お妾さんだった元芸者のミハル、専業主婦だったけど夫に愛想を尽かし家出してきた待子 − が共同生活を送りながら、第二の人生を支え合い暮らしていく話。

十年以上も前の作品になるけれど、オールドミスの老後や、熟年離婚、ワーカーホリック仕事人間の退職後問題など、家庭内問題を正面から書いていて好感が持てる。

どの部分も優しくて素敵なんだけど、増田的にオススメしたいのは、恋愛に恵まれなかった時世が、過去一度だけ思い合っていたかもしれない男性と第二の人生で再開し、不器用だけど優しく一緒に過ごそうと決めるところ。この元同僚の男性は妻に先立たれていて、その後同じ職場で出会った時世と再婚しようとしたけれど、子供に新しい母親なんていらないと反抗され再婚を諦めた過去がある。ところがその子供が成長し自分自身が子供連れの女性と再婚したことで、当時の父親の心境を理解して時世に昔のことを謝るシーンがある。とても普通なことなんだけどとても豊かだなって思った。

ウブな時世に、芸者だったために男の酸いも甘いも知り尽くしたミハルさんが寂しさを感じながらもアドバイスするんだけど、仲の良い幼馴染だけの間柄ではなくてこれから幸せになれる女性を羨み祝福する姿勢が中庸で凡庸でとても感じ入る。

1992-1996 BOOM TOWN (www.mangaz.com/book/detail/43191)

  • 著者 : 内田 美奈子
  • 連載誌: コミックガンマ
  • 巻数 : 4

感覚投入型の巨大VR空間「BOOM-TOWN」とその街を保守するデバッガたちのお話。

デバッガお仕事は、BOOM-TOWN に現れるノイズ(バグ)を発見して収束させること、なんだけど……実際は XYZ-P (NPC) のお悩み相談を聞いたり、BOOM-TOWN で自分の力を誇示するハッカーたちのやんちゃを懲らしめたりと何でも屋に近い。また BOOM-TOWN がメイン舞台と言っても、BOOM-TOWN での事件の原因追求のために現実世界でリアルハックを行ったりして、現実と地続きの二面性があってとても面白い仮想現実漫画。

BOOM0TOWN という仮想現実が普及した社会では、同じ人間より XYZ-P に感情移入してしまう人や、逆に人に恋をしてしまう XYZ-P がいたりして、人間もデータ化してVRに参加する以上 NPC と大差ないんだなって思える。

最後に、オススメポイント。主人公達デバッグ課はそれぞれが元ハッカーだったり英才教育施設出身だったりして、かなりプログラマ的な性格をしていてニヤニヤできる。特に、主人公(女性)が楽をするために自分の代わりに仕事(簡易デバッグ)をするボットを作ってサボっていたら、同僚に知らぬ間にボットモデルスキャンされてボディデータを把握されるという話は非常によかった。あとウィザード級のハッカーと BOOM-TOWN の中でマトリックスばりの戦闘をするんだけど、最終的にVRの中ではなくウィルスによる現実端末ハッキングハッカートドメを刺すところもリアルでよかった。

気がついたら内田さんの作品を紹介するのは二作目だった。多分この作者の乾いたユーモアが好きなんだと思う。

1992-1999 BREAK-AGE (www.mangaz.com/book/detail/45341)

作品ページの紹介より引用。

2007年。 超高速通信ケーブルで繋がれた電脳世界を舞台に、 自ら作成したデータ上のロボット(VP)に搭乗し、 戦いを繰り広げるリアルタイムバトルシミュレーションゲーム 「デンジャープラネット3」。 その名手、国府高専1年生の桐生は、 ある日、謎の巨大VP "ベンケイ"に大敗してしまう。 一体どんな奴が乗っているんだ!?── 隣町のコニーパレス(ゲームセンター)からエントリーしていた 相手VPのパイロットは、高校2年生の可憐な少女だった。 "ベンケイ"のパイロット、彩理に惹かれた桐生は、 トップパイロットプライドと彼女との交際を賭け、 新しいフルカスタムVP "九郎"で1対1の勝負を挑む。

この作品はデンジャープラネット(DP)に情熱を捧げる高専生たち若者の日々の物語。

この作品を読むと、ビデオゲーム同好会のみんなでワイワイしたり、 DP で勝利するために VP のカスタマイズに勤しんだりと、若い頃を仲の良い誰かと一緒に過ごすことができるというのはとても楽しいものだったんだなと思える。

主人公 桐生の周りの登場人物はみんな個性豊かで面白いんだけど、一番の際物は国府高専ビデオゲーム同好会の長船会長。私服として着ぐるみを毎日着てて国府高専のぬいぐるみ師の異名を持つ会長は、初登場時なんと二十二歳。まだまだ卒業したくないからという理由で計画的に留年しまくりである。さらには生粋のゲームマニアであるので、田舎を巡ってひなびた旅館に置かれているレトレゲーム(の基盤)を収集する旅(同好会の強化合宿)を開催したりと大変変人である。でも材料工学を専攻していてなおかつ構造力学にめちゃくちゃ詳しくて、 DP ではものすごい頼りになるところが実ににくい。

増田の中では、久我という過去に囚われたエンジニアと未来を純粋に見つめる桐生たちとのラストバトルがすごく良くて、ラストバトルの理想の一つになっている。 DP を遊んでいるいちユーザだった桐生が、彩理と出会い少しずつ業界に関わるようになり、 DP のユーザから DP の開発者となっていく。その桐生と彩理の目の前に最後に立ちふさがるのが、 DP に尊敬する人を踏みにじられ業界からドロップアウトした久我。このラストバトルのすべてが、若者たちによる閉塞しようとする未来の打破と過去の解放、まさに BREAK AGE を見事に描いている。

1992-1994 邪神ハンターピーチドラゴン (www.mangaz.com/book/detail/75041)

言わずと知れた魔夜先生の作品となります。

面白いので読みましょう。

一言いうならば、SFのうんちくがそこここにあり、独特の味気があるところが面白い

1992-1994 オパーリン (www.mangaz.com/book/detail/47381)

あらすじ

元気娘の一条あおこは温厚な生物教師の夜光先生が大好き。積極的に毎日しかける(お弁当を一緒に食べる)ものの、夜光先生はのらりくらりと柳の如し。しかしあるとき、いつも夜光先生が両手につけているオパールの指輪をこっそり自分の手にはめてしまったとき、突然人の心の声が、それどころか生き物全ての声が頭の中に流れ込んできた。
実は夜光先生は地球の化身で、先生がつけていたのは生物の声が聞こえるオパールの指輪だったのだ!
オパールの指輪を起点として、あおこの環境と夜光先生(地球)が交差していく。しかしその交差の先に待っていたのは……。

こういうのでいいんだよこういうので(その2)。

オパールの指輪をはめて、杉の木の話を聞いたり、カラスの恋愛相談に乗ったり、犬に占いをしてもらったりとのほほんとしてお話も多いのだけど、後半になるにつれて、(略)つまり地球がヤバイとなる。しかし漫画の主題が突き詰めるところあおこと夜光先生の関係性だからノープロブレムである。最後がとっても綺麗にセンチメンタルに終わるので読後感が大変気持ち良い。

友人の手入れが難しい花の世話を、先生に押し付けた時のあおこの名言を紹介しよう「平気 平気 先カンブリア紀から生き物育ててる人さ!!」

1993-1999 聖戦記エルナサーガI (www.mangaz.com/book/detail/74741)

あらすじ

聖剣により魔風から守られている世界、その世界の君主国アーサトゥアルの王女エルナは、王族の身でありながら全く魔力を持たないという稀有ではあるが異端の存在であった。
しかし世界の支配を進めようとするアーサトゥアルは、魔力を持たないがゆえに世界を支えている聖剣を引き抜ける唯一の駒としてエルナを利用しようとしていた。
支配を広げようとする自国に対して違和感を持つエルナだったが、一人の力では対抗することができなかった。しかしエルナを暗殺するために彼女の前に敵国の王子シャールヴィが現れたことで、世界を変えるために、自分の力でできること、成すべきことを成すために立ち上がる。

ちょっとSF風味が混じった剣と魔法のファンタジー

魔力がストック性だったり古代文明の遺産がSF的で独特の味があるファンタジー漫画

続編であるIIと合わせてどうぞ。

1993-1998 セキホクジャーナル (www.mangaz.com//book/detail/41301)

  • 著者 : 小坂 理絵
  • 連載誌: なかよし, るんるん
  • 巻数 : 4

あらすじ

個性豊かな関北高校新聞部は、霊能事件だったり恋の謎解きだったり、今日もあのネタこのネタと東西奔走。毎回締め切りに追われながらも、けっこう低俗なセキホクジャーナルを毎月発刊しています。

こういうのでいいんだよこういうので(その3)。

なんていうか安定感が半端ではない。そうそうこうなるよねと、筋書きも語りも全部頭に入っている落語を聞くような感じがするのは増田だけではないだろう。

なお、作品事情によりヒロインの相手役は眉毛が太い。しかしいい男である

1993-1997 轟世剣ダイ・ソード (www.mangaz.com/book/detail/74251)

クロスボーンガンダムで知ってた長谷川裕一作品。なんだかわかんないけど学校が丸ごと魔界へ飛んでしまったという漂流教室的な流れから始まり、わけがわからない内にいきなり敵がガンガン攻め込んでくるというハードな展開。

なんだけど、なんだかんだ7回だけ起動することができる超強力なロボット ダイソードに乗り込む熱血主人公や「サイバトロンかと思ったらモビルアーマーだわ」(自律型兵器かと思ったら搭乗型だったのねという意味)という名言を言い放ったオタク生徒会長(美人)のもと適度にシリアスに適度にコミカルにそしてちょっとエッチに進む。

長谷川作品はご都合展開などで設定を裏切ることはないし、当たり前を当たり前に描いているのでそういったこだわりが好きな人にはおすすめできる。

例えば超強力ロボット ダイソードは7回しか起動できないという制約から、一回起動したらパイロットが気絶したり寝落ちするまで気合い運用するとか、だけど無防備な会長と二人っきりになったせいでずっと悶々と完徹を続けていら、あっさりと「なぜならばナチュラルハイだからだー!」って叫んで貴重な起動回数を使ったりする主人公だったりして実によい。

ちょっとエッチで熱血な異世界漂流学園ロボット漫画である面白い

1994-1997 レニフィルの冒険 (www.mangaz.com//book/detail/64101)

立派な剣士を目指す少年カイル君が、魔法がダメダメけっこうワガママお気楽白エルフのレニフィルと、頼りになる酒乱の姉御こと黒エルフのシルカに振り回されるギャグ漫画。素朴な絵とハイブロウエルフギャグの落差が良い。

作中では、トールキンを含めたエルフの起源とか、エルフドワーフとの確執とかを描いていて、意外とファンタジー世界の基礎がしっかりしているところもグッドポイント

この増田は基本的にギャグマンガの激しい言動とか苦手でげんなりしちゃうんだけど、この作品はボケやツッコミがおとなしい(相対的に迫力がないとも言えるのかも)ので楽しく読めた。それにしてはひどく下品なネタもあったりするんだけどね(ケンタウロスがひっくり返ったときに腹側を見て「わー馬並み」とか)。

1996-2001 交通事故鑑定人 環倫一郎 (www.mangaz.com/book/detail/2201)

漫画図書館Zでだいたい通用する面白さの尺度として、巻数が長いほど面白いというのがある。

つまり18巻あるこの漫画は安定して面白い。あと長いのは奇面組(3年とハイスクール)かね。

内容は車に関する事件物。交通事故鑑定人の環倫一郎が、アメリカ全土を舞台に助手のクリスティーナを引き連れ(しばしば引っ張られながら)交通事故が起きた原因を解明していく。この説明だけだと地味な漫画かと思うかもしれないけど、いつも丁寧語で迫力がない環は実は、交通事故工学の博士号持つアカデミックポストだし、また過去に草レースでカミカゼと恐れられていたほどのドライビングテクニックを持つ元レーサーだし、かなりアメリカンアクティブである

ます間違いなく面白い

1999-2002 めもり星人 (www.mangaz.com/book/detail/44951)

透明感のあるSF連作。UFO を信じている少年や、時のエアスポットに落ちてしまった冴えない中年のサラリーマンなど、日常生活のふとした変わり目に立った人たちがメモリ星人を名乗る少女みーむと出会う、ちょっとふしぎな漫画。

みーむは会話の端々で古今東西の古典から引用する; 「恋愛の本質は自由である。」シェリー、「人生は芝居の如し」福澤諭吉、「みーん みんみんみんみんみん み〜〜〜〜ん」これは引用じゃないか……。

こんな、穏やかなんだけど、選べる選択肢には必ずよりよい道があって、だけどもどの選択肢を選んでも結局人生の無意味さに諦めを持てるような作風が増田の好みである

なお作中にインセストタブーの場面があるので、苦手な人はご注意。

あと、再読した時に解説を梶尾真治黄泉がえりで有名)が書いていることに気がついてびっくりした。

1999-2006 犯罪交渉人 峰岸英太郎 (www.mangaz.com/book/detail/45831)

警視庁刑事部特殊捜査課交渉班(重要犯罪交渉人)という、重大事件での交渉がメインの警察漫画。

テロリストによるハイジャック事件やイジメられた少女の飛び降りの説得、銀行強盗犯への投降の呼びかけなど、犯人の心の葛藤と向き合い、死傷者ゼロすなわち犯人の無事すらも絶対条件とし、人生を諦めた彼らを現実(社会)へ呼び戻す場面が実に迫力がある。

作中のセリフより重要犯罪交渉人の説明を引こう

「交渉人が目指す解決というのは 常に死傷者ゼロですから」

主人公である英太郎ちょっととぼけた頼りなさそうな顔(本人談: 僕の場合はこのルックス自体が罠なんだ)をはじめとして、マイペースでゴーイングマイウェイの臨床心理士 酒堂さん、暗くて怖くて渋い元捜査一課の平光リーダーなどユニークキャラクターが、ただでさえシリアス全振りになりそうな警察漫画にユーモアを添える。

あと、手書き輪郭線の柔らかい感じがたまらない。特徴的な図作りなんだけど意外と読みやすいと思う。また内容的にも、おそらくオウム事件を下敷きにしている新興宗教団体「メシアの号令」への強制捜査(最終章カルト編)は熱量がものすごい。

パワーがある漫画である

その2(http://anond.hatelabo.jp/20161223120504)に続く。

2016-12-20

http://anond.hatelabo.jp/20161220133546

主人公スケートではなくコーチのことばかり熱心に考えているのにはうんざりした

本当にこれ。

飛べないジャンプを飛べるようになりたいとか、できない技をできるようになりたいとかい気持ちが全く見られない。

主人公がどういう選手になりたいのか伝わってこない。

コーチなかよししたいだけに見える。

2016-12-01

偽善告発すべきかためらっている

私は障がい者2級だ

さて、障がい者支援を謳っているタレントは多くて珍しくもない。けれど、本気で解っているのかというと疑わしいこともよくある。タレントに限らず「支援」と言いつつもかなりの人が、自己中心的に、自分が気分がいいからやっているのだろうし、人というのは残念ながらそういうものだろう

障がい者のためのコンサートをしているとあるプロミュージシャンの話だ。(認定されているかは私は知らないが)当人も軽度の視覚障害があるらしい

私は以前、そこのファンから面と向かって露骨暴言を浴びせられ会場を追い出されたことがあり、怖いしもう酷い目に遭いたくないので、行けなくなった

それだけならば辛抱していようかと思っていたのだけれども、そのミュージシャンからも直接に、動画配信サイトブロックを受けてしまった

私は何もしていない。居るだけでもダメらしい

正直に言ってくだらない話なんだけれど、感情というのは自ずと浮かんでくるもので、悲哀と義憤もおぼえている。もしこの事実公表したら助かる人もいるんじゃないかとも思うけれど、公表したら彼らのいわば「なかよし会」で甘やかしあって承認欲求を満たしあって愉快になっているのを妨げることになるし、そうしたら私がますますボコられるのも目に見えているわけで

バカバカしい話だから、私ひとりが辛抱していればいいだけのことなんだろうから、結局は黙っているつもりだけれど、この不条理に内心はグラグラ揺れてフツフツもしている。ひとことで簡単に言って、人って所詮はそんなものだし、とりわけ日本人ってそういう奴等だからしかたないんだよ。何を言っても無理なんだろうね

2016-11-18

久保帯人探偵ナイトスクープへの依頼を強く薦める理由

話題ツイートにリプ欄を覗くとナイトスクープへの熱い信頼(ほぼ関西人だと思われる)が寄せられていた。

ネタ不謹慎番組普段見ない人はそう思うのかもしれない。

しかしあの番組を見て育った関西人として、「本気で薦めている」ことがよくわかる。

そこで探偵!ナイトスクープの信頼と実績一覧(本年度分)をご覧いただこう。

尚、番組アーカイブを使わせていただいた。

先月結婚式福岡に。独身親族にいじられ、べろべろになるまで飲み、居酒屋で見知らぬ人たちに励まされた。

気付くとホテルの自室で、肩にホークスユニフォームがかけられていた。

→結果:返却成功

メキシカンバー開店の日、シェフが「ゴミ箱を買いに行く」と言って失踪

あれから10年。探し出してもらえないか

→再会。10年前の当日、急に体調が悪くなった。その後難病指定の病が発覚し戻ることもできず。4回目の結婚をしていることも発覚。

広島県男性(56)から。私には50年来「実のお兄さん」のように慕い続けてきた方がいる。50年前に放送されていた「なかよしリズム」という子供番組の「初代・歌のお兄さん」の中山克己さん。

発見。74歳と56歳おじさんたちの初々しい対面。

20年前の夏、大型トラックの僕のトラックの後ろにベッタリとつく大型トラックがいた。気持ち悪いので無視していると、横に並走してクラクションの嵐。恐る恐る見ると、運転手さんが身振り手振りで僕に何かを伝えていた。それは僕のトラックの後輪タイヤパンクしているという内容だった。そして一緒にパーキングに入り、真夏炎天下の中、タイヤ交換を手伝ってくれた。そのまま走っていたら大事故に繋がっていたかと思うと本当に命の恩人。お礼がしたくても、自販機すらないパーキングだったため財布から5千円を取り出して「これで飯でも食ってください」と渡したが、「そんなものが欲しくて手伝ったんじゃねえ」とブチ切れ出した。押し問答の末、最後運転手さんが折れてくれ「次に会ったら一緒に飯を食おう。その時はご馳走になるから」と言ってくれた。そして「次はお前が困っている運転手を助けるんだぞ。それがトラック野郎からな」

→再会

東京都女性(29)からアメリカボストン出身留学生代理で依頼をする。彼は10年前におばあちゃんから譲り受けた、沖縄の人が書いたであろう日記帳を、持ち主の家族に返したいと願っている。それは1928年・昭和3年の日記で、300ページ以上にもわたってぎっしり文字で埋め尽くされている。達筆すぎて内容はよくわからないが、持ち主であろう方の名前沖縄の住所が書かれていた。なぜ、アメリカの彼の家に保管されていたのか、はっきりした理由はわからない。彼の推察では今は亡きおじいちゃんが、第2次世界大戦の時に沖縄に行ったことがあるので、その時に持ち帰ったのではないか、ということだ。彼は日本語が少ししか話せないが、日記帳を返せるように協力してもらえないか、というもの

子供たちを発見子ども12人いた。子供は存命で、日記の持ち主は70歳で亡くなっていた。「日記をつけろ」と子どもたちにも伝えていたそうです。

33年前。中3の夏休みに友人たちと3人で大阪から自転車琵琶湖一周の旅をした。雨風が強くなったので、田んぼの中にポツンと現れたバス停横の小屋避難した。そこで雨風がおさまるまで寝ることにしたが、目が覚めると激しい暴風雨。民家を見つけたが、何軒も断られて諦めかけた時にようやく受け入れてくれるご夫婦出会った。寒さに震える僕たちを風呂に入れてくれただけでなく、豪勢な晩ご飯とふかふかの布団まで用意してくれた。本当に涙が出るほどうれしく、子どもながらに人の温かさに心が震えた。大阪に帰ったらきちんとお礼しようと、住所が書かれた表札の写真を撮ったがその写真を失くしてしまった。

→結果夫婦と再会。思い出話に花を咲かせる。

2016-10-19

架空お笑い芸人バンバンジーもとお」

千葉県鎌ケ谷市出身

2007年千葉県木更津商業高校卒業後、作家を目指し日本映画学校入学2009年同校卒。

全商簿記2級所持。



日本映画学校在学時に先輩からの紹介でものまね専門のショーパブに出演するようになったのがお笑い芸人になるきっかけ。

藤原基央(BUMP OF CHICKENボーカル)に扮して行う「オンリーロンリーグローリー漫談」が鉄板ネタ

他にも浅野忠信などのものまねを得意としている。

フジテレビ番組とんねるずのみなさんのおかげでした」のコーナー「細かすぎて伝わらないものまね選手権」では初出場した第20回以降、常に決勝戦まで勝ち進んでいる。

モノマネ芸人と平行して音楽活動も行っている。

2012年お笑いコンビアクセレーター」の安藤茂陽と伊根義玲とともに3ピースバンド「NAKAYOSI」を結成。魔法少女テーマにしたラップと、アシッドハウスグランジが融合したサウンドで徐々に人気を集めている。代表曲は「デリカD:3にのって」

2015年には「LADYBABY」とのツーマンライブ成功させ、

2016年には「ROCK IN JAPAN FES 2016」にてBuzz Stageに出演。ちなみにこのときもとおは藤原基央と初めての対面を果たし、「初対面なのにこんな格好ですみません」というコメントともに2ショット写真自身Twitter投稿した。このツイート8000をこえるリツイートを集め瞬く間に話題となった。


趣味フィギュア集めで、萌えからアメコミ、果ては珍獣実在人物などジャンルを問わず集めている。そのコレクターぶりはフィギュアで覆い尽くされた部屋にいるのが耐えられないという理由同棲していた恋人から別れを告げられたほど。(月刊ホビーカルチャー2015年3月号より)

また学生時代バレーボールに打ち込んでおり、TBS系列「最強スポーツ男子頂上決戦」第4回大会では第4位にランクインし、運動神経の高さを見せつけた。

バンバンジー」という名前のためかバンジージャンプをはじめとする絶叫アトラクションレポーターを担うことも多々あるが、高所恐怖症のためとても辛いとのこと。

ものまねレパートリー

2016-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20160802230750

ホント馬鹿だな、こいつ

契約資本論理で決定されたものをてめぇが受け入れるかどうか判断するんだふーんへー

受け入れたくなかったらどうすんの虐めてやめさせんのキチガイだなマジで

現場からセクハラで疎まれてるとかしらんがな。特定個人を叩くためにうつ全般攻撃するとかウジ湧きすぎだろ

個人の欠勤は契約規定されてるから

上司許可を取れればいいってマジで会社をなんだと思ってんの?

てめぇのなかよしこよしクラブじゃねぇんだよ。

そんなに連れてきたいんだったら会社内保育の規定あるとこ行けよ。

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