はてなキーワード: 真剣勝負とは
ぬるい。
人気商売っていうのはな、例え本人に責のない何かに由来する評価だったとしても『人気が落ちたらアウト』なんだよ。
それはもうジェンダー論がどうこうの話じゃない。
結果が全ての世界の話なんだ。
そういう意味では、逆に人気さえ維持できるなら、たとえこれが本人に問題がある不貞行為でのスキャンダルだった場合でも、俺は役を継続して良いと思っている。
彼女が降板させられることが不当だと思うなら、お前が本当にするべきことは「わたしのりそうのしゃかい」を実現するための都合の良い戦士になってくれと彼女に対して他力本願することではなく、離れていったオタクの分、お前とそのお仲間が彼女を買い支え、彼女の人気維持に貢献してやることだ。
そうすれば、お前の言うところの「自由を象徴する女神」にも需要があることが証明され、そうしたスタイルの声優も雨後の筍のようにドンドンデビューしていくことだろう。
人気とかけた真剣勝負の芸の道に薄っぺらで一方的なジェンダー論が介在する余地はないが、需要と供給の理屈の中でならお前の望みが叶う可能性はある。
柳龍拳を完封した岩倉は総合格闘家兼武術家の熊澤伸哉に真剣勝負を挑んで、開始早々腕を折られた。
あげく、真剣を挑んだのはお前だから逃げるな! と喝を入れられて逃げ腰で試合を消化して熊澤の軍門に降った。
https://www.youtube.com/watch?v=9PH9cAL-FHY
はっきり行って総合格闘家としても大したやつではない。
当然柳龍拳にも問題はある。武術家の問題として試合に出ないという問題がそのまま露呈してパンチに反応できなかった。
ちなみに岩倉はかのK-1プロデューサーだった谷川が起こしたイベント、巌流島でプロ格闘家ではないアマチュアの蟷螂拳の選手に敗北している。
ちなみに坂口拓とその師匠、稲川義貴はたしかに見た目が胡散臭く強度の右翼だが、リアリティあるヤバめの現地ルポを敢行する丸山ゴンザレスからも技は本物という評価を得た(丸山自身総合をかじっている)。ここに忖度はない。丸山のレポートはどれも本心から述べてるものが多い、というより丸山は嘘がつけなさすぎてヒヤヒヤすると言われているやつだから、嘘はない。朝倉海と坂口の親交が深く、海は坂口の武器術とディザームの能力を高く評価している。
ちなみに石井はバッシングも多いが、朝倉海、那須川天心ともコラボしてその技の有用性を評価されているし、最近アップされる予定の動画では未来ともコラボしている。偽物なら呼ばれない。
システマは習得が難しくみなみかわのおかげで知名度と不名誉が一度に広まったが、UFCにも出場経験のある総合格闘家の菊野克紀が沖縄拳法空手のナイハンチの理合と一緒だとして自らの道場、『誰ツヨDOJOy』で採用している。
MOBAというジャンルは、eスポーツなどと呼ばれ競技性の高さをウリにしている。
そのため多くのMOBAは課金要素がゲーム内の強さに直結しないデザインになっている。
課金要素はキャラクターの見た目や、プレイヤーアイコンなど強さとは無関係な物のみなのが一般的だ。
しかしポケモンユナイトテスト版では、試合に持ち込める「もちもの(ステータスが上がる装備品のようなもの)」が存在しており、最大3つまで装備できる。
そしてこのもちものは強化アイテムを使って強化する事ができる。
もちもの強化アイテムはショップで購入可能なのだが、ゲーム内マネーの他に課金通貨でも買えてしまう。
課金によりもちものを3つとも最大強化されたポケモンとそうでないポケモンが戦った場合当然前者が勝つ。
当然ランクマッチという真剣勝負の場では最大強化が前提となってしまう。
もちろん地道にゲーム内通貨を貯めてもよいが、貯めている期間はもちものの強化状態が十分ではないため中々勝てないだろう。
ランダムマッチングの結果、課金したチームメイトと無課金のチームメイト、どちらが味方になる方が嬉しいだろうか?
これは無課金者がハズレなどと呼ばれ地位が低くなってしまいかねない。
もちものの種類は多くアップデートによりどんどん増えて行くだろう。
その中から自分の使用するポケモンに合う3つを選びカスタマイズする楽しさがある。
ここまではとても良いシステムだと思う。
強化には膨大なコストがかかるため強化するアイテムを慎重に決める必要がある。
無課金者は強化する3つを決めたらしばらくはその3つ固定で戦うしかないため、持たせるもちものを試行錯誤する楽しみが失われるのだ。
強化するもちものの選定を間違えてしまっても我慢して使うしかない。
課金すれば多くのもちものを強化できるので、もちものをコロコロ変えて楽しむ事ができる。
強化システムさえなければ、もちものの性能は平等だし、誰でも気軽にもちものを変更して試行錯誤する事ができる。
もちものを選んで自分だけの個性を出せるのは素晴らしいが強化要素が本当に残念だ。
例えばそれがテクニックを指す言葉なら実況が叫んだりしたら雰囲気が変わるよね
「ここで二重トリルが炸裂!!!」みたいなね
メジャーリーグの大谷も英語実況だと専門用語は全くわからないけど
「オオタニサーン!」という言葉が聞こえてくると気持ちが盛り上がるよね
「これは凄い一手が出ましたね」と言って熱心に解説を始めると興奮度が違う
野球も将棋もやらないし知識も少ないにわかだけど見ていて気持ちが上がる
でも音楽ゲームだから、ゲームをする人からすると曲の邪魔になったら台無しになるのかな?
「いい配置ですね」と途中で解説の人が言う場面がある
最初に見たときには印象にはなかったから抑揚を感じないと思ったんだけど
2度目はポイントを探しながら見たから、ここなんだなというのがわかった
よくわかってないけど勝負がほとんど決まって逆転が起きない流れになったとかなのかな?
これを興味を持っていない人を引き込むための演出に変えるとすると
元からこういうゲームが好きな人は離れるんじゃないの?とも思う
この競技大会はまったくこういうゲームをやらない人にとってはレベルが高いというか
将棋で言ったら
朝倉選手とクレベル選手が少しだけ話題になっているので書いてみる。
◎帯の色
白→青→紫→茶→黒
上に行くほど強いということ
黒以外は道場主判断で帯が変わっていることがあるので過去に見た時の記憶です。
◎昇級について
私が習っていたところでは大会に出て最低1回優勝することが条件でした。
確実に昇級したいのであれば2回以上優勝していることが必須でした。
階級や大会規模によるので断言は出来ませんが、通常2~3回は勝ち抜かないと優勝にはなりません。
同じ階級、同じ色の帯の人にだいたい5回勝つと昇級すると思うと分かりやすいかも知れません。
「1本勝ちを続ける」「無差別級で優勝する」など明らかに突出して強い場合などは例外があります。
クレベル選手は無差別級の黒帯の全日本で優勝しています。めちゃくちゃ凄い事です
シンプルに柔術だけで言うと、スパーを10回やって1~2回朝倉選手が勝てるかなというレベルです。
柔術のみの真剣勝負だと下手したら10回やって1回も勝てない可能性が高いです。
朝倉選手はトライフォースという柔術で有名なところに所属しています。
なのでお二人ともクレベル選手の柔術の凄さは理解しているはずです。
◎柔術について
ここ数年の将棋人気で誕生したabema将棋トーナメントの放送が毎週土曜日にあり、持ち時間5分、1手指すごとに5秒追加という、普段の対局だったらまずありえない持ち時間の短さに慌てふためくプロ棋士の様子を見て楽しんでいるのだが、いつもの対局での棋力に照らして、明らかに早指しだと弱くなる棋士がいることに気づいた。
将棋や囲碁のようなボードゲームで、子供の頃からやっている人と大きくなってから始めた人の差が一番出やすいのは、超早指し(持ち時間3分で使い切ったら負けとか)なんじゃないかと前から思っている。子供の頃からやっている人は、そもそも単純に経験値が多いし、持ち時間など関係なくバシバシ瞬発力で指す子供時代の記憶がどこかに残っていたりもするのか、直感が優れているし直感が効く範囲も広い気がする。他方大人になってから始めた人は、経験値が足りないのを理屈で補っているようなところがあるから、時間をかけて読み進めれば人並みに正しい結論まで辿り着けるけれど、いかんせん直感が効かずとっさの判断が苦手である。実際自分の周りを見ていてもそういう傾向は顕著で、大人になってから始めた人ほど長時間と短時間のレート差が大きい(当てはまらない人もいるけど)。
しかしさすがにプロ棋士で大人になってから始めた人はいないから、これは関係ない。だったら普段の強さと早指しの強さが連動していてもいいはずじゃないかとも思うのだが、実際にはそうなっていない。なかでも印象的なのは、一昨日私を含む多くのファンに惜しまれながら敗退した豊島将之竜王。見るからに今回のルールが不得意で、去年に続いて二年連続で予選敗退。知らない人のために書いておくと、豊島竜王は今の将棋界で一番強い部類に入る人で、タイトルも2つ持っている。ちなみにいま一番多く(3つ)タイトルを持っている渡辺明名人にもなんとなく似た印象があって、公式戦だと勝ちまくっているが、abemaトーナメントだとうおーーー強い、という感じがない(しインタビューなど聞いていると自分でもそう思っている節がある)。
プロ棋士の脳内というのはとにかく常人には計り知れないところがあり、許されるのなら割って覗いてみたいくらいのものだと思うのだが、そうなると逆に気になってくるのは、普段の対局時(持ち時間4時間とか6時間とか、長ければ8、9時間で2日に分けてとか)、早指しはいまいちだが時間をかければべらぼうに強いこの人たちの頭の中ではどんなことが起こっているのかということだ。直感で思い浮かんだ手(よく「第一感」と言われる)が読みで修正される度合いが、他の棋士よりも大きいんだろうか。第一感の手の精度はイマイチだが、あるいは「筋のいい」手をパッと思いつく能力にはプロともなれば差はなくて、10手先20手先と掘り下げていったところに潜んでいる意外な妙手に気づく能力に長けているとかなんだろうか。しかし何手先だろうと手を発見するのは直感なんじゃないんだろうか。それとも直感を裏切るような手を理詰めで辿り着く技術なんだろうか......。
しかし、羽生善治永世7冠には、経験を積んで強くなるとは、「直感」の段階で無駄な候補手を切り捨てる能力が向上することであり、それによって読むべき手を減らしていくことだという趣旨の言葉がある。この手はきっとダメだろうな、この手は可能性があるかもな、みたいな読み以前の感覚の正確さが強さの一大要素だという発想で、これはプロにも当てはまるはずだという気もする。余談だが今回のabemaトーナメントでは意外と歳が上の人が勝っているのも面白くて、頭の回転速度は20代をピークにして衰えるらしいが、その分を経験に裏打ちされた直感で補えているのかなあという感じもある。
人工知能が計算力に物言わせてとにかくしらみ潰しに読むのに対し、人間はほとんどの選択肢をまず最初に切り捨てると対比的されることがあるが、その第一感の部分で豊島竜王とか渡辺名人とかがさほど秀でていないのだとしたらやっぱり意外で、そうなんだとしたら彼らの強さは何によってできているんだろう、というかそもそも将棋の強さというのはどういう能力で構成されているんだろうと思う。既存の手筋をいくつ覚えたかとか脳内盤がどれくらい鮮明かとかそれで何手先まで読めるかとかいうことである程度までは強くなれるが、突き詰めていったら、どんな能力が必要なのか、強いとはどうなることなのかがわからない、むしろそれをこそ考えるという境地があるはずだと想像する。それは畢竟するところ、人間の知能がある限られたルールの中で極限状態に置かれたらどう振る舞うか、エンタメの装いで人体実験しているようなものだ。自分で直に体験することはできないが(単純に棋力が足りないので)、代わりにやってくれるプロ棋士を見ながらこの人たちの頭の中では何が起きているのだろうかと想像することは楽しい。
AIはAIで、機械学習からディープ・ラーニングに替わって以降、コンピュータが自分で作り調整している無数のパラメータが何を測っているのか人間には分からないという話があるが、9×9マス、駒8種類程度のゲームでもその「考え方」には複数の可能性があるわけである。藤井聡太が注目を集めているのも、単に計算が早いだけではなくて、「考え方」の質的な更新を予感している人が多いからだろう。AIに人間が勝てない今日、ボードゲームがプロ競技として存続していくことに意味はあるのかと問われることがあるが、あえて考えるなら、「ミスだらけでも人間が真剣勝負する姿は美しい」型の人間ドラマ礼賛よりも(そういう要素が消えるとは思わないしまあ自分も好きだが)、人間の知的能力をある方向に限界まで高めたときにのみ垣間見えるその特性がAIとの比較も含めて明らかになったり、AIと人間の共同作業にはどんな形があり得るのかの実験になったり(実際「AIのような手を人間が指す」ことは多くなったわけだ)ということの方に可能性があると思う。
と、取り留めもなく最後は話が大きくなりすぎたが、あんなに強い豊島竜王がどういうわけか一向に勝てないのを嘆きながらこんなことをぼんやり考えていたのでした。来週も楽しみ。
いや、民事再生申立前に全従業員は解雇されたので、「私が勤務していた」とするのが正しい表記なのだろう。
これまで何度も転職を経験しているが、勤務先が経営破たんしたのは今回が初めてだ。
一時は時価総額が1000億円近くまで増え、将来有望なスタートアップ企業として注目されていた会社の終わりは非常に呆気の無いものだった。
その日私は自宅から日本橋へ向かい、もう立ち入ることが出来ない本社オフィスビルをじっと見つめた。
大学を出てから、ずっと金融業界に身を置いてきた私が畑違いの当社に入社したのは何年か前の4月だった。
きっかけは知人からの紹介だったが、「IT化が進んでいない電力業界に革命を起こす」という社長の夢に惹かれ入社を決めた。
当時の新電力は雨後の筍のように異業種からの新規参入が続いていたが、参入業者は大まかに2パターンに分類出来た。
1つはガス・通信・石油元売など既存顧客基盤に対する電力販売を狙うインフラ系企業と、そしてもう1つは太陽光やバイオマス発電など自家発電設備を保有する新興系の企業。
当社はそのどちらのパターンにも当てはまらず、「AIによる電力需要の予測」という独自のやり方を売りにしていた。
通常の場合、電力需要の予測は過去のデータや気象データ等を元に行うので、かなりのマンパワーが必要となる。
それを当社はAIで行うため、運用コストが大幅に削減出来て、しかも予測精度が高いので電力の過不足もほぼ発生しない。
今にして思えば、当社はここで「旧一電へのプラットフォーム提供」という事業に特化すべきだったのだろうと思う。
そうすることで自社で多大なリスクを負わず、旧一電とも共存共栄の関係でいられたはずだ。
ところが当社は旧一電にプラットフォームを提供する一方で、事業拡大と自社AIの性能を誇示するため電力小売事業の拡大も進めてしまった。
パートナーとして旧一電と手を組みながら、その一方で自治体案件等を安値で落札し旧一電と敵対する。
電力の市場価格が安定している間はそれでも問題は無かった。ところがLNG価格の急騰により状況は一変した。
これまでは1kwh5~10円で推移していたJEPXのスポット価格が暴騰し、最安値で50円、最高値だと250円というとんでもない相場となってしまったのだ。
これについては色々な要因があるのだが、JEPXが歪んだ市場、欠陥を抱えた市場であることが最大の理由だろう。
JEPXにおいて電力の売り手は、ほぼ旧一電で占められている。つまり市場への供給量を容易にコントロール出来る立場にあるわけだ。
一方で買い手である新電力側はJEPX以外で調達する手段が無く、どれだけ高値をつけようが電力を買わざるを得ない立場にある。
もし仮に新電力会社が調達しなければならない電力量100のうち、50しか調達出来なかった場合どうなるのか。
新電力の契約者である法人個人に電気が行き渡らず停電となる、などということはなくて、各地の旧一電から調達することとなる。
この場合、自社での調達義務を果たせなかったというペナルティで、市場価格に更にインバランス料金を付加された額で電気を買い取ることとなる。
これが何を意味するか、新電力側はインバランス料金の支払いを回避するため、どれだけ暴騰しようが買い注文をいれなければならない。
一方で売り手の旧一電は「原発稼動しねーし、LNG高いし電力供給するのつれーわ、もうこれ以上市場にだせねーわ」と電力を出し渋った方がインバランス料金が付加されるので儲かる仕組みとなっているのだ。
これはもうマーケットと呼べるシロモノではない。豊富な資金量に支えられたインフラ系新電力は生き残ることが出来たが、財務基盤の弱い新興の新電力は資金繰りに行き詰った。
そしてこの局面で当社のもうひとつの弱点であった「取引金融機関とのリレーションの弱さ」が露呈してしまった。
本来なら取引行のまとめ役を引き受けるべき役目のメインバンクが支援に消極的姿勢を示したため、各行の足並みが揃わなかったのだ。
そして当社策定の再生計画についても全行同意を得ることが出来ず、取引行のうち一行が外資系の投資ファンドへ債権譲渡を行ってしまった。
一度崩れだしたバンクフォーメーションは非常に脆い。投資ファンドへの債権譲渡を行う銀行が次々と出てきてしまったのである。
ここで債権譲渡について簡単に説明しておく。債権譲渡には2種類あり、1つは銀行が1社との取引集中を避けるために行うもの。
代表例としてはみずほ銀行がソフトバンクへの超大口融資案件を一旦自社で引き受けたのち、国内の各銀行へ譲渡した案件で、この場合の譲渡はほぼ額面価格で行われる。
もう1つはいわゆる「バルクセール」と呼ばれるもので、回収見込の低い複数の不良債権をひとまとめにして投げ売りするもので、当社のケースは後者にあたる。
ただ通常のバルクセールと異なり、本件ではファンドは明確な意図をもって当社債権の買い集めに動いていた。
過去でいえば、過払い金訴訟に耐えかねて金融再生ADRを申請した消費者金融向けの債権を外資ファンドが買い集め、多大な利益を上げた事例もある。
当社のケースではなぜ外資ファンドが債権を買い集めているのか。ここからは推測となるが、ファンドの狙いは当社と首都電力との共同JV株式であったと思う。
当社は国内最大手の首都電力とJVを設立しており、この事業は好調に推移していた。
ただ、前にも言った通り、一方で手を組みながら一方で敵に回るというやり方を首都電力が良しとするわけがない。
首都電力は当社から役員や従業員を引き抜き、ソフトウェアについても無断で複製するなどして当社のノウハウをそのまま奪い取ってしまったのだ。
この件について当社と首都電力とは裁判で係争中であり、今後も協業は見込めない。
そこに目をつけた外資ファンドの手口は恐らくこうだ。まず当社債権を銀行から買い集める。通常のバルクセールなら相場は額面の1%なので、5%で提示すれば銀行側は喜んで譲渡するはずだ。
そして大口債権者となって発言力を高めたうえで、当社に対し裁判の早期和解を要求する。裁判の長期化は両者にとって望むところではない。
首都電力サイドにしても裁判で争った先にJVの株式を保有されたままではまずい。「JV株式の適正価格での買い取りを条件として早期和解を」と提示されれば恐らく呑むだろう。
ファンドがJV株式の価値をどの程度に見積もったのかは分からないが、事業規模や資産背景から考えると20億円は下るまい。
JVの出資割合は首都電力60%、当社が40%なので当社保有分の価値は8億円。当社の負債総額60億円に対して株式売却額を全額配当した場合の配当率は約13%になる。
ファンドが債権を簿価の5%で買い集めたとすれば差額の8%がファンドの利益となる。彼らは全体の3分の1、20億円程度買い集めていたので20億円の8%を利益として抜く計算だった。
結果として彼らの目算は、当社の民事再生申立によって完全に狂った。管財人がJV株式をどう評価するか分からないが、当初の見立て額には到底及ばないだろう。
私は日本橋の本社オフィスをあとにすると、そのまま東京駅まで歩き山手線へと乗り込んだ。
今日はどうせ何の予定もない、こういう日は憂さ晴らしに限ると決めると、鶯谷で電車を降りた。
適当に飛び込んだ店は平日の昼間ということもあって空いており、「この子たちなら待ち時間無しでいけますよ」と店員がパネル写真を数枚見せてきた。
ここからが真剣勝負だ、私は全神経を集中して写真を凝視した。この手の写真は多少修整されているので各パーツを見ても駄目、全体を・・・大局観を大事にしなければ・・・
全身写真と3サイズに違和感がある子は消し、下半身が写ってない子は腹回りが怪しいので消し、と私は脳をフル回転させ1億と3手を読む勢いで分析を続けた。
「いくらAIが進化したところで、こんな作業は人間の感と経験が一番なんだよ」と思いながら、私は一人の女の子を指名した。
店員に奥に通され、部屋の前で女の子と目が合い、そのとき私の体には電流が走った。
「いやこれ多少の修正とかそういうレベルじゃなくて、完全な別人だろ。こんなのならパネル写真見る意味ないじゃないか!」
膝から崩れ落ちそうになるところを必死に堪えながら、私はこう呟くのがやっとだった。
「・・・これ・・・・・・パネ・・・・・・要る?」
元増田です。
お祝いのメッセージを下さった方々、ありがとうございます。
これまでの人生でこんなに多くの方から祝福の言葉を投げかけられたことがなかったので、嬉しいです。
婚活サービスについてレビューしたつもりが、意外と俺の努力だとか、婚活にかかった費用だとかに言及しているブコメやトラバが目立ったので、少しだけ回答します。
前提条件として、婚活サービスを使っていたのは十数年だが、間断なく使い続けていたわけではなくて、もちろん交際相手が居た期間は一切使用していないし、趣味に没頭していた期間も使用頻度は高くなかった。
まず最も費用のかかったサービスはもちろん結婚相談所で、これは入会から退会までで50万円くらいかかったかな。
在籍期間は7,8ヵ月くらいだったと思う。
・合コン型のお見合いパーティー:7,000~8,000円(会場によってまちまち)
・イベント型:5,000~7,000円(内容によってまちまち)
・マッチングアプリ:月3,000円くらい
街コンと相席居酒屋は記憶が曖昧なので、覚えてない。たぶん7,000~8,000円くらいじゃないかな。
俺は複数のサービスを併用して使うことはあまりしていなくて、相談所に入っているときは相談所の活動だけだったし、お見合いパーティーに行く時は集中して何度か行くっていうタイプだったから、婚活しすぎてお金に困るってほどのことはなかった。
相談所は別にして考えると、普通に付き合っている交際相手と外食したり、郊外の観光地に日帰り旅行するときと同じくらいの金銭負担だったので、そこまで婚活にお金かけてたっていう自覚は無かったな。
トータルで見ると多分100万円は超える金額を費やしてるけど、婚活サービスを使っていた十数年で考えると年間10万円程度だし、相談所を抜きに考えれば年間数万円程度で収まってると思う。
マッチングアプリも連続で使っていた期間は長くても半年くらいで、トータルの課金期間を合計しても、1年くらいで収まってると思う。
マッチングアプリを始めたばかりの頃は良いレストランに連れて行かないといけないっていう強迫観念みたいなものがあって、初回から神楽坂のレストランに連れて行ってたりしたので、そっちの方が金銭的にはきつかった。ただこれは実生活で出会った相手でも同じようなデートするだろうから婚活サービスの金額とは関係ないし、割愛する。おかげで神楽坂でデートに使える店は詳しくなったが、コロナで行けないから使い道なくて残念。コロナ明けに妻と神楽坂デートが夢。
それから、色々経験して分かったけど、マッチングアプリ初回のデートはランチかお茶で十分。もし張り切って良い店予約しようとしてる婚活男子が居たら、そこまで張り切らなくて良いよと伝えたい。
トータルでは決して安くない金額をつぎ込んでるけど、色んな女性と出会い続けることで間違いなく自分自身成長できたと思うので、後悔は一切してないよ。
20代の頃の俺の外見や精神年齢では、妻とは間違いなく出会えてなかったはずだから、タダみたいなもんよ。
これ書いてて思い出したけど、IBJのお見合いパーティーって、IBJ側の都合で中止になった時も返金してくれないのな。
一応次回パーティーの利用代金から割り引きます。っていうことになってたんだけど、まだ使い切らずに残債が幾らか残ってるはず。あれ返してくれよー。そういうとこセコイぞIBJ!
こういうこと言うと本気で頑張ってる人に怒られるかもしれないけど、俺はあんまり努力したとは思ってないんだよな。正直結婚に対するモチベーションもそんなに高くなかったと思う。
20代前半から婚活サービス使い始めて意識高いっていうようなブコメもあったけど、それは俺が地方出身で東京に知り合いが少なかったから出会いの場として使わざるを得なかっただけで、決して最初から結婚に対する意識が高いわけじゃなかったんだよ。もちろんいつかは結婚したいと思ってはいたけど、数年お付き合いしてからでいいかー。っていうレベル。
このころは毎週末お見合いパーティーに参加したりもしてたけど、せいぜい数ヵ月続けばいい方で、ずっと「婚活!婚活!」言ってたわけじゃない。
結婚相談所に入っていたころはさすがに本気で取り組んでたけど、相談所に入ってお見合いしてたのも最初の2ヵ月くらいで、あとの約半年は仮交際相手や真剣交際相手とデートするくらいだから、見ず知らずの人と真剣勝負するお見合い程の精神的な負担はなかった。
最後に始めたマッチングアプリも相談所で失敗した後だったから、正直なところ結婚に対する意欲は低くなってて、とりあえずお付き合いできる人が欲しいなーって思ってる程度だった。
しかしまぁ、人生って自分の思い通りに行くことなんて一個もなくて、妻に出会った瞬間から「この人と結婚したい!」っていうスイッチが入っちゃって、出会って2ヵ月後には結婚の話をしてたから不思議なもんだ。
妻の方も最初は結婚なんてしなくても良いって考えてたみたいで、俺が頭を下げ倒してなんとか結婚してもらったっていう流れ。本気で頑張ったのはこの時くらいかもしれない。
結局出会ってから半年で入籍してるんだから、ほんと不思議だわ。相談所に入ってた期間より短い。
あと、ブコメで婚活サービスは競争力のない人に競争させる構造って書いてた人が居たけど、競争と思うから勝ち負けが出るんであって、苦しくなるんだと思う。
誰かを出し抜いたところで相手から好意を寄せられるかは別の問題だし、俺みたいに結婚をあきらめたのにいつの間にか結婚してる人間もいるから、そんなしゃかりき頑張らなくていいと思うよ。
お察しの通り俺は確率論者なので、少しでも結婚とか、交際とかに興味のある人は婚活市場に飛び込んでみて欲しいと思って書いた。
今までのアイカツシリーズの中でもぶっちぎりで新要素が多い、アイカツプラネット。
もし、過去のアイカツシリーズが好きで、かつ「実写」「カードじゃない」「バトルしてる」などの事前情報でなんとなくアイカツプラネットを避けている人がいたら、この文を読んで欲しい。
もう1つはアイカツプラネットと呼ばれる仮想空間的な世界。こっちがアニメパート。
アイカツプラネットでは、誰もがアバターと呼ばれるカスタム可能な外見を纏っている(名前も変えられる)。アイドル達もこのシステムを使って、現実とは違う外見でアイカツを楽しんでいる。
ここが今までのアイカツシリーズと1番わかりやすく違う部分だと思う。
なぜ実写パートを追加したのか、内部の事情は視聴者の自分にはわからない。ただ、これはアイカツだ、とストーリーを見ていると自分は感じる。
アイドル初心者の少女が、努力して、壁にぶつかって、悩みながら成長する物語。素敵な先輩に憧れたり、自分の理想のドレスを手に入れるために頑張ったり、アイドル仲間と競うことで高め合ったりもする。見た目が変わっても、中身は今まで自分の見てきたアイカツだと思わせられる。
アバター設定に関しても、今のところいい感じにそれを活かしたストーリーになっている。先代の中の人がいる主人公の舞桜(ハナ)の話はもちろん、現実世界とのギャップが大きい響子先輩(ビート)あたりの話もわかりやすい。ここは本作独自のおもしろさだと思う。
カードではない。正方形でキラキラしてる。ドレシア(後述する)の力を宿したドレスが入っている。全身コーデ済のアイカツカード(フルコーデカード)みたいなもの。
ドレシアによってレアリティや属性が違う。どのスイングを使うかによってステージの評価が変わる。ドレスは大事。
ドレシアはアイドルのドレスを完成させるために力を貸してくれる精霊的な存在。アイカツプラネット内の森に住んでいる。
全てのドレシアは意思を持っていて、簡単には力を貸してくれない個体もいる。それでもドレシアの力が欲しいアイドルは説得をしたり、崖を登って追いかけたり、アイドルとしての自分を見つめ直したりしてドレシアに認めてもらおうとする。
ストーリー内の立ち位置に関しては、ドレシアは歴代アイカツのデザイナーと共通している部分があると思う。あと普通に人間のデザイナーもいる(ドレシアの力が宿る前のドレスを作っている)。
アイカツプラネットの世界では日常的にバトルステージと呼ばれる1vs1の対決が行われる。そしてその勝負の結果によってアイカツランキングの順位が変動する。
今のところバトルステージでは必ず敗者が出ている(引き分け展開がない)が、アイドル達がそれで落ち込む様子はあまり見られない。それどころか相手に拍手を送ったり笑顔で握手したりする。
かといって、勝負に意味がないのかというとそうではない。第6話「パーフェクトの神様」でそこの話をしている。現在トップアイドルのキューピッドは、先代ハナというライバルの存在があったからこそ今トップに立てている、真剣勝負もまたアイカツのうちという話だ。この「ライバルがいるから頑張れる」的な話は全アイカツシリーズを通しての1つの特徴と言ってもいいのではないだろうか。お互いの足を引っ張ったりせず認め合って高め合う、とても健全な考え方だ。その精神はプラネットにも残っていると思う。
あと、たまにバトルしないソロステージ、ユニットステージを披露する回もある。こちらはじっくりステージを見ることができて個人的に好き。
これまで『アイカツプラネット!』を肯定する文章を書いてきたが、視聴者が何をもって「アイカツだ」と感じるかはそれぞれ違うと思う。TV番組が全編アニメであること、特定のキャラクター、脚本、楽曲、画風、CG技術、ドレスデザイン、カード、筐体システム等々。それでも、もしこの文を読んで少しでも興味を持った人がいたら1度本編を見てみてほしい。
まず、トレーディングカードゲームってめちゃくちゃ時間使うんですよ。
実際にカードを使って遊ぶ前に
・カードを用意する
・遊ぶ相手を用意する
で、もちろん自分がより楽しみたいから、デッキレシピとか、カードショップとか、サークルとか公式大会の有る無しとか色々調べたり出向いたりして
自分が使うカードと戦いたい相手(またはシチュエーション。真剣度合い)を選びます。
昔からやってるカードゲームだと昔からの人脈とかショップとか情報源とかあるわけですけど、
新しいカードゲームだとその辺りも再構築が必要で、まあ面倒で手間がかかるわけです。
ショップや大会での積極的なプレイをするには、最低でもとも月に4日は自分が好きに使える休日が必要です。
まあ、これは業種と職種と私生活によるから「フリーター」っていう区切り方は、棘のあるインパクト重視の発言だとは思います。
逆に言えばトレーディングカードゲームをやると、暇な休日を凄く楽しく消化できます。
友人と1日中遊ぶも良し、大きい大会で1日中真剣勝負をするも良し。
とにかく、夢中になれて楽しいというわけです。