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はてなキーワード: 暮らしとは

2024-01-06

anond:20240106113409

1.壁に囲まれ安全地帯暮らしていた人達を知能の無い巨人大勢襲ってきた。

2.人類史上最強の戦士リヴァイ兵長必死巨人と戦っていた。

3.主人公エレンミサカも巨人と戦うために兵団入団して一緒に戦い始めた。

4.エレンが突然巨人化して人類を襲い始めた。

5.ミサカが巨人化したエレンを元に戻してハッピーエンド。(たぶん)

金銭的な価値観がまったく合わない恋人暮らしている。

私はかなりの倹約家だ。

社会人になってから十数年。「貯金をしなかった月」というのがほとんどない。収入がある度、その一部をエンヤコラと積み上げ続けて来た。

実家暮らし契約社員給与が13万ぐらいだった頃も、エイヤ上京して月給18万(額面)で月6万ちょいの部屋で一人暮らしを頑張っていた頃も。

「金がない、ああ金がない、もっといいブランドの服やメイク用品を買いたいし、いい店でいい酒を飲んだりご飯を食べたりしたい」といくら思っても、貯金を一切しないという選択肢を取ったことがほとんどない。思えば、学生時代アルバイトでもそうだった。「収入を使い切る」ということがまずない。

恐らく、生まれ育った家が世間的に見てトップクラス貧乏だったので、節約貧乏暮らしには慣れっこだったからだろう。

数年前、妹が一人暮らしを始めたとき「ねえ、家にあるのって全部お店でいちばん安いやつだったんだね」と言っていたのが印象に残っている。

 

もちろん、結婚式などの出費が続いて貯金ができなかったタイミングや、スキルアップのために学校などに通って貯めていたお金を一気に十数万とか使った時期は一部ある。でも、どんなとき基本的年収2年分の貯蓄を目指して「何かあったときのための備え」というのをつくり続けてきた。

 

投資系や節約系の有名ユーチューバーさんたちが提案している技や生活費の考え方は、既に私の生活で取り入れいているものが多かったりする。

「ああ、やっぱり私の考え方って資産形成をする上で間違っていないんだな」と、まるでおさらいをするような気持ちでそれらを閲覧する。

動画コメントなどを見ると、「わかっちゃいるけどなかなか実現できない」「そもそも本質理解できていない」という人はかなり多いようなので、私は恐らく金を使わなかったり金を貯めたりするのが得意なのだと思う。私も動画とか出せば再生回数は伸びるだろうか。

 

20代給与手取り20万に満たないことがほとんどだったけれど、30代半ばを迎えた現在は平均収入ぐらいは手に入れていて、その内の3分の1〜3分の2は貯蓄や投資などに回しており、20代の頃は夢のまた夢だと思っていた額の資産が口座にある。

まあとは言え、私は独身子どもは当然いないし、賃貸暮らしなのでそりゃあこんなものだろうとも思う。結婚式して新婚旅行行って家の頭金払ってなければそのぐらいの資産はあるよという人は多いだろうさ。

 

 

一方で、一緒に住んでいる恋人はかなりの浪費家だ。

付き合った直後は貯金が数十万しかなかった。働き盛りで仕事上司に取り入るのも得意な彼にとってそれは、「十分な備え」だったようだが。

けれども、付き合った直後に死ぬか否かの大病に罹ってしま貯金は完全ゼロに。

 

治療が終わった今は仕事も復帰し一緒に暮らしているのだけれど、とにかく放っておくと月給をほぼすべて使い切ってしまう。

 

同居当初に「毎月食費をこれだけで収めて、貯金をこれだけ二人でしようね」と話していたけれど、「今月少ないか貯金なしでいい?」みたいなのが何度か続き、あるときふと共有の貯金通帳を見たら私がいない間に勝手に引き出していた。当然ブチ切れた。その他にもいろいろあった。CICにも問い合わせを強いる出来事もあった。何度も何度もブチ切れて、泣いて、沈黙して、「いっそもういいや!」となっても、そのたびに彼は「頑張る」といって、私と一緒にいたいと言う。やっかいなのは、ほんの少しずつだけど改善は見られてきていることだ。ほんの少しすぎて何度もブチ切れるのだが。

 

別れるか?別れないか?ずっと押し問答を続けている。お金問題シビアだ。とは言え、自分そもそも自分で稼いだ金で生きる」のが好きだし、誰かに養ってもらうとなると恐らく窮屈に感じるので相手自分の分だけしっかり収入を得ていたらそれでいいのか?という気持ちにもなる。

 

とは言え、金がないのは世間的にはダメとされている。資産がなければ社会的信用も、選べる人生選択肢薄っぺらい。一人で好きに生きるなら好きにしてもらっていいが、誰かと人生を共にしたいなら、改善はしてもらわなければいけないと考えている。

ただ、私は一般的に見て倹約しすぎる節があるとも理解しているので、彼に自分と同じ水準になれとまでは思わない。

彼が一般人から見て相当な浪費家であると同時に、私は一般人から見て相当な倹約家だからだ。自分と同じ(例として収入の半分を投資に回す等)を強いれば、彼以外の人だって苦しさを感じるだろう。

 

逆に、私がもし彼から「オレと一緒の感覚になれ」と言われたらジゴクのように感じる。それはきっと彼だって同じ。大切なのはお互いの歩み寄りだ。

 

でもふと、彼と生活をしていると、例えばRPGゲームなどをプレイしていると、彼の生き方プラスに働く場合も時にはあるなと思う。

ゲームをすると、私は貯めたアイテム武器いつまでも使わずに起き続けている節がある。保守的生き方と似ている。結果、敵を倒すスピードは遅い。

一方で彼は、貯まったアイテムはすぐに何か別のものに変えてスキルアップし、武器をどんどん使ってどんどん強くなっていく。彼の方がRPGクリアするのは早い。

なんなら武器もなんかカッチョイイ。みみっちい感じでゲームが進む私は、なんか地味。武器もかっこわるい。

私は私でゲームを楽しんでいるけど、もし閲覧者がいたとして、どっちのプレイが見たいかと言えば断然彼の方だろう。

 

ゲーム現実では次元が違うけれども、私の生き方は彼から見れば「お金がせっかくあるのに使わずにひたすら貯めてどうするの?目的もないのに?」という信じられない行動をする人なのだろう。

 

私もある意味そう思う。投資知識をある程度身につけた今でこそ、「老後資産にする」や「親の介護資金」というほんの少し具体的な目的があるけれど、以前は「お金を使うのがもったいないから貯金する」というスタンスだったように思う。「お金を使わない人生趣味です」とも言えるのかもしれない。それは、果たして幸福なのか?と言われるとわからない。不安を取りのぞくために貯めているという感覚が近いのかもしれない。恐らく私は、死ぬときいちばん金持ちタイプだ。

 

彼がもし「お金が貯められない」病だとしたら、私は私で「うちにはお金がない」病に呪われているようにも感じる。

 

両極端だからこそ、どっちの価値観も学び合って、ちょうど半分ぐらいになれたら、いいんじゃないかなと思う。

私は、彼の考えなしで破天荒性格は嫌いじゃない。安定志向で恐がりな私に「自分一人では絶対に見れない景色」を見せてくれるのが彼なのかもしれないと思って、一緒にいる。

 

「金遣いの荒い彼氏」というのは、非常にキケンだ。そのままでは、老後はのたれ死ぬしかないだろう。

いざというときはいだって別れるんだ。その気持ちは常に持ち続けている。

でも、彼と私が力を合わせれば、「お互いに自分一人では辿り漬けなかった、ちょうど間の人生」が待っているのかもしれない。

 

そう思ってなんとなく一緒に暮らし続けているけれど、もういい年だし、まあやっぱり、金銭感覚があう人と暮らせてる人はマジでいいなと思う。

みんな金銭感覚とかどうやって合わせているんだろう。恐らく、ぴったりあう人同士で暮らせている人の方が少数だろうな。

anond:20240106035508

夜にスーパー行くと年金暮らしでカツカツそうなジジイババアが半額の寿司に目の色変えて群がってるから

寿司には一時的に現世の苦痛を和らげる麻薬的なパワーがあるんだろうな

人の脇からカートを無理やり滑り込ませて身体をぶつけてでも寿司をもぎ取っていくみっともなさはまるで薬の切れたジャンキーのようだ

anond:20240106094212

障害者や要介護者は人間でもそんな感じの暮らししてるじゃん

そこら辺は現実に合わせてベストエフォートで良いだろ

大きい地震がちょいちょい来る地域だけど(今回は震源付近じゃないけど可也揺れた。震度6弱)

ほんと大地震って「問答無用」感が凄いなと思う

揺れてる時なんて何も出来ない。這いつくばって頭抱えたり出来るなら超優秀だと思う

グラッと来た初動は建物出口に向かっていけるけど、爆揺れ中はそっから動けなくて中腰になってる

(どっかに掴まっちゃう人は揺れの隙をついて逃走する際、掴まったものから手が離れなくなる場合があるから注意だなあ。特に老人)

「逃げる」のはほんと「ちょっと揺れが落ち着いた時」しかない

ガチ震源地だった時は睡眠中だった為にベッドから落っこち天井を見上げて「うあああ」とか言ってるだけだったぞ。一緒に寝てた猫も傍で固まってたほどだ

あの太刀打ちできない感、何回味わっても慣れることはない(でもその恐怖は直ぐ忘れる。そうじゃないと生きていけないからな。繊細な人はドキドキしっぱなしで辛いだろう。過敏になるし)

もーやだなー(今回の地震後、何が嫌って、この季節に「やたら晴れてる」ことだよ。異常だよ。毎年このくらいの時期は雨雪霰霙で空は常に灰色だぞ。冬の晴天なんて不気味過ぎるんだよ。フラグ立てんなよなあ)

でもまだまだ巨大地震を味わう人生なんだろうなー

絶対潰れない家」が作れるならなあ。揺れで倒れる家具とかすっ飛んでくる物とか置かないで暮せば安心だよな

太陽光発電オール電化導入しておけば地震直後でもほぼ通常の暮らしが出来るし(敷地内に井戸があると尚良し。飲料用じゃなくてもトイレ風呂に使える)

まあ…津波で根こそぎ流されたら、どうもこうもないけどな

ミニマリストの類の人って今暮らしてる家以外に実家帰っても何の物もないの?

anond:20240106014734

それは昔の話やね

取引対象不動産で発生した自然死日常生活の中での不慮の死(転倒事故誤嚥など)については、原則として告げなくてもよい。(国土交通省)

https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo16_hh_000001_00029.html

 

自然死」は老衰や持病による病死孤独死などが該当し、「日常生活の中で生じた不慮の死」は階段から転落事故食事中の誤嚥などによる死亡が該当する。

 

ただ老人じゃなくても借り手がつく物件(老人が暮らしやす生活環境の物件)は

たぶん貸してくれないでしょうね

 

と金事故家賃事故起こしている老人も

いくら空き家が多いと言っても生活保護生活保護受け入れ物件でないと厳しそう

2024-01-05

家の無い非正規中年が増えてるらしいけどはてぶの非正規中年はなに考えて生きてたの?

大企業正社員、高給非正規、既婚、子持ち、引きこもり資産家、趣味が充実、ナマポ以外で中年非正規をやってる人は何を考えて安い給料でこの年まで暮らしてきたの?

そのうち政府が助けてくれる予定なの?

わりとがちで何が楽しくてなんの目的でそんな生活してるのか教えて欲しい。

anond:20240105193833

愛情愛着障害とか精神的に関わる問題であって学校における勉強に対する影響は弱いんじゃないか

ゴリゴリに影響してると思う。なんならそれしか影響しないだろくらい

下記を書いてもどのみち発狂するっていうのは、マジなんなんだろうな?って思ったところ、

殆ど脳が物理的にないけど、公務員(ホワイトカラー)職に就いて、結婚子どももいて、44歳まで過ごしてきた男性もいるし、

Meet The Healthy, Functioning Man Who Survived With Almost No Brain. | IFLScience

https://www.iflscience.com/man-tiny-brain-lived-normal-life-31083

『頭が悪くても日本日常生活で何も困らない、なんなら日本の平均以上貰うの余裕で可能』、

たとえ頭が悪い障害ニュアンス(知的障害等)も含むものだったとしても、

作業所ではなくフツーに正規雇用で働いて暮らしてる。なんなら障害無自覚なこともある』

そういうレベル(まともに文章読めない・推察できない)でも問題なく社会でやっていけるのが世の中なので知能とか関係無いですよってずっと思ってるが

それでも知能・知能・知能・学歴とか言っているのは、グレー、ボーダーゾーンの人が多いからなのかも知れない 

 

ああ、『親の愛』かって気づいた。両親がまともな人なら、知的障害があっても大学行くし、

親がまともじゃなくても、親から無条件の愛をもらっていれば自分能力に疑問は持たないで何かを積み重ねられるはずなんだね

 

から無条件の愛をもらっていない場合高学歴ギフテッドでもその人生は厳しいものになる

知能/親の愛、両方とも外しちゃった人が犯罪者にならなかったことを世界中の人は褒め称えるべきなのかもな

実家が羨ましい

地方から上京して東京就職結婚、ローンでマンション買って妻子がいる。実家には年金暮らしの母と、非正規で働く兄がいる。実家に帰るたびに、実家の方が余裕のある暮らしだと感じてしまう。家は広くて飯はうまく、くるたび増えてる兄の趣味ガジェット

地元就職結婚できて、3世帯で暮らしてる同級生とか見るとまじ羨ましい。特に女子同級生自分実家3世帯の場合、めちゃくちゃ幸せそう。

俺も本当は地元が良かった。でも上京しなきゃ就職もできなかったし、結婚もできなかったと思う。でも、都会暮らしはなんかこう、金があっても教育費に消えて、なんというか豊かじゃないんだよ…年取ると文化とか別にどーでもいいし。

都会のマンションから都心ビルを往復する、日々目まぐるしく進化する仕事スマートにしなきゃいけない人間関係正月実家帰ったからかな、なんかすげー疲れる。

【末路】江戸時代に転生しても現代知識無双できる気がしない

弱者中年女性で生きづらいけど、いつの時代に生まれてても自分は生きづらかったろうなと思う

 

最初のうちはドラマとかで見た「リンがあれば肥料になりますよ!」「ペニシリンって抗生物質があるんですよ!」「建築には釘使うといいですよ」とか現代知識無双しようとするけど、その作り方は?と言われれば答えられない

せめて測量でもできたら役に立ちそうだけど、三角関数は覚えてるけど微分最初のとこだけ、積分は知らない

無双どころか現地人の常識や生きる知恵も何も持たない情報弱者

途方に暮れてたまたま出会ったちょっと面倒見のいいおばさんにどうやって生きていこうと相談して

ちょっとトウが立ってるけど女郎屋なら雇ってくれると思うけどねぇ」と言われて内心比較的若く見えるのかしらと喜んでたら

「あそこは50すぎでも働いてるのもいるし」と言われてしょんぼりする自分が目に見える

言葉もうまく通じないんで外国(ペルシャとか)生まれですって適当に言ったらお坊さんが大勢駆けつけてきて教えてくれと言うんですいません一般人なので知らないですって言って帰ってもらい

最終的に肩身狭くしながらどこにでもいる謎の河原者として生きてそう

 

================

 

リアル転移もの読みたいって人もいたので、その後の末路を思いつくところまで書いてみた

ロビンソン・クルーソーにはならなかったよ…

そんな気概があれば現代成功してそう

 

さて、弱者中年女性

江戸時代タイムスリップして早々、どうやって生きていくかが最大の悩みになった。

女郎屋なら雇ってくれるという話だけど、この時代性風俗といえば本番つまり射精

年齢的に妊娠する可能性は低いけど、いつ病気をもらうかわからないロシアンルーレット毎日になる。

 

想像するだけでげんなりする。

もう病んでるけど、さら精神病みそう。

 

マイナスが積み上がっていく生活というのは、キツい。

今日は無事だったけど明日はわからない不安毎日続いたら、いずれ死にたくなりそうだ。

実際に女郎さんはうつにかかる人(気病みと言うようだ)や自殺を試みる人が多く、女郎屋の井戸には何人もの身投げがあったらしい。

 

私は死ねるだろうか。

生活保護もないこの時代女郎もいやで他にできる仕事もなければ生きてはいけない。

乞食でもすればその日の食事くらいはありつけるだろう。

しかし住む家の面倒を見てくれる人はそうそういない。

寒さに凍え、病気にかかったり凍傷を負って不具のまま死を待つよりは、ひと思いに自決したほうが楽のように思える。

でも深くて暗い井戸を覗き込むと、怖くてとても身投げなどできる気がしない。

度合いで言えば樫の木のような太い枝で首をくくったほうが楽だろうけど、これまたかなりの勇気がいる。

結局みんな思いきれず、死にたい気持ちを抱えたまま女郎を続けていくことになるんだろう。

 

セーフティネットが消えたことで死がぐっと身近になった。

これまでは「楽に死ねいかな」だったのが「どの死に方が一番苦しくないか」になった。

 

ふとオーラセックス専門でやる案が頭をよぎった。

リスクで言えば本番のほうが高いけど、物珍しさで案外人気になるんじゃ?

口でだってやりたくないけど、他にどうしても職がなかったらこれでいくか……。

 

あんた、ほかにいくとこないようなら」

おばさんが心配そうに顔を覗き込む。

「うちのこと手伝ってくれるんならいてくれてもいいけど」

「ぜひ、お願いします」

これは嬉しかった。

家に住める。このおばさんなら嫌な仕事は断ったり交渉もできそうだ。

おばさんは家をぐるりと見回して、「じゃあ……」と言った。

  

申し付けられたのは赤ちゃんの子守。

子守は一番簡単仕事のようで、十そこらの女の子でもやっている。

どうやら無能そうな私でもできそうな仕事を考えてくれたようだ。

情けなくもあるけど、赤ちゃんは大好き。

喜んで抱こうとすると、背中側におぶされた。

「これ巻くと手が自由になるから

おばさんはそう言って帯をぐるぐると巻きつけた。

え……赤ちゃんと遊べるんじゃないの……。

「じゃあアタシらは野良仕事に行ってくるんで、日暮れまでよろしくね」

唖然とする私をよそにそう言うと鋤やクワを持って行ってしまった。

  

手が自由になるから、か。

この時代は、赤ちゃんに情操教育必要だとか誰も思ってないんだなぁ。

それどころか大の大人野良仕事もせず子供にかまけてると、さぼりだとか楽してると思われるらしい。

あのおばさんだって、産まれたばかりのかわいい我が子のそばについててやりたいだろうに。

  

この時代現代以上にギスギスしてると感じた。

  

まあ、仕方ない。

働かざる者食うべからずなのだろう。

せめて役に立ちたくて、おじさんがやりかけで放置されてるわらじを編んでみる。

編み方自体は単純だ。

両足にわらを固定して巻いていくだけ。

1からやれと言われたらまだできないけど、すでにある程度できているものをかさ増しするならできる。

なかなか面白い。けど、腰が!腰が痛い!

赤ちゃん背負ったまましゃがんでわらじ編むってキツいよ。

おろしたいけど帯はかなり固く巻かれてるし、一回ほどいたら自分じゃ巻けない。

みんなが帰ってきたとき帯がなくなってるとほっぽいて遊んでたんじゃないかと思われそう。

気のせいかもしれないけどここの人たち話が通じないというか、気持ちがわかってもらえないというか、

何を言っても全部甘え、人間失格って言われそうな雰囲気あるんだよなぁ…。

 

なんとか楽な体勢を探していると、生暖かい感覚背中に広がった。

赤ちゃんがおもらしをしたようだ。

不愉快そうにむずがる赤ちゃん

 

あー……やるよねえ。

おむつじゃないかおしっこが流れて足までびしょびしょだ。

井戸で洗ってこよう。ちょっと待っててね。

 

家を出て井戸のある村の中央に向かうと、ところどころで泣きっぱなしの赤ちゃんを背負ったまま座り込んでいる女の子がいる。

かわいそうに小さな身体に帯を何重にもまきつけられて、自分では外せないようだ。

女の子の目は年齢に見合わぬ苦労がにじみ出ていた。

 

こういうのって、よくないと思うんだよな。

肌にも悪いし気持ちも悪いし、赤ちゃんも子守もかわいそうだ。

から帯でぎゅうぎゅうにしないで、赤ちゃん自分の体をこまめに洗えるようにしましょうと言いたい。

けど、幼い子守娘が赤ちゃんをずっと見ておけるのかとすごまれたら何も言えない。

そもそもこんな小さい子に赤ちゃんの命を預けるべきじゃないんだよね……。

 

大人たちの事情もわかるから何も言えない。

かになって子供が働かなくて済む社会にする、くらいしか思いつかないもの

ため息を付きながら井戸で帯をほどくと、むせ返るような悪臭が漂った。

気づかなかったがウンチもしていたようだ。

しかも、カピカピ具合を見るにおばさんたちが家を出る前にしたみたい。

替えていきなよ、親ならさあ……。

桶に水をザブザブ入れ、赤ちゃんのお尻を洗うと汚物が浮き上がってくる。

気持ち悪いなあ。

子供を持ったことのない弱者中年女性はこの程度で目をそらしたくなる。

何度も水をかえてようやくきれいになったが、かえのおしめがないので裸の赤ちゃんを抱えて急いで家に戻る。

 

さらしを巻いて囲炉裏そばで体を温めるけれど、赤ちゃんは泣き止まない。

おなかでもすいてるんだろうか。

お乳は出ないし、何を食べさせてやればいいかもわからない。

赤ちゃん大好きだと思ってたけど、かわいくて興味深いたかもの、というよりも片付けなくてはいけない存在に思えてくる。

自分の中から大切な何かが失われていくのを感じた。

 

翌朝、おばさんに野良仕事に出てみないか誘われる。

断る理由もないのでついていくが、とにかく田んぼまでが遠い。

なんでも山を一つ越えなくてはならないらしい。

わらじはすり切れるし足場は悪いしで足に傷ができてしま

「すいません、私この靴だと歩けないです……」

おばさんの肩をそっとつついた。

「この靴って……ほかになんの靴ならいいんだい?」

見ればどの人の足も傷だらけだ

みんな気にせず、というか我慢して歩いてる

「どこの殿様の姫さんじゃろうねえ。辛抱がたらんよ」

内心優しそうだと思っていた白髪のお婆さんの言葉に傷つく。

 

まあしょうがない。

時代が変わったところで能無しなのは変わりませんわ。

 

やっぱ女郎しかないのかなぁと死にたくなるが、出ていけとは言われず子守をしてるだけで家に置いてもらえた。

意外と人情が残ってるんだろうか。

 

それからしばらくは子守で暮らすゴクツブシだったが、あるとき仙台の大店の下働き募集してるとかで口利きがあり、そちらに紹介してもらえることになった。

勘定計算は苦手だし計算間違いもしょっちゅうだが、接客が丁寧だとかで評判が良かったらしく、普通に暮らしていけるようになった。

繊細な現代人の感性が活きたのかもしれない。

性格的にも前いた部落よりは仙台のほうが生きやすい気がする。

 

ときどき、現代知識があればもう少し楽に暮らせるんじゃないかと思うことがある。

大通り瞽女さんや芸人がやかましい歌やたいして面白くもない芸を披露しているのを見ると、自分だったらもっといい歌や面白いネタも知ってるのにと思う。

思うだけでやらないのだが。

ケアレスミスだらけの無能だけど謙虚で真面目な前垂れというキャラが壊れるのが怖いのだ。

そもそも芸って人を引き込むぐらいの思い切りや自信が必要で、社会が怖すぎる私にはその一歩が踏み出せない。

 

生きづらいながらもなんとか生きてはいけてるし、このままでいいかと思いながら過ごすのであった。 おわり

anond:20240105162315

金沢市小松の人も東日本並みの大揺れと余震で怖がってるし

崩落もあったし避難所暮らしもあるよ

anond:20240105110619

賃貸にはフツーに住むでしょ

エリートリーマン(?)でもクビにならずにお金を年間500万くらいしか使わず生活して、

やっと40歳くらいで1億貯まるかなぁレベル

 

資産価値が下がるかもって悩まないでいい物件は、高級官僚勤務医やインハウスローヤーや町弁でも、

属性フル活用してきっちり投資成功してればイケるか?くらいかやで

 

実家ゴン太/ペット暮らしたい/内装外装に強いこだわりがある/子供をのびのびさせたいの人たちや、

不動産投資ガチ勢は放っておいても勝手に家買うだろうし

anond:20240105103800

これはマジでそうやで

東京は、江戸っ子上級国民のご子息/ご息女、食い詰めた地方次男三男が暮らす土地だぞ

江戸時代から変わらぬ

 

 

平均年収以上または近くあるなら地方の方で暮らした方がなんで聞いたの?レベルQoL高いけど

貧乏人は東京の方がいいぞ。福祉が厚いし、最悪徒歩でも地方田舎と比べればなんとかなるから

2024-01-04

家計管理できない83歳義母

アラフィフ女性

夫・子供あり

自営で、年収300万です。

家計は夫と共同で、私が管理しています

83歳義母のことで困っています

7年前に義父は他界

遠方に住んでいて、持ち家なし。

貯金は使い果たし、年金17暮らし

生活費が足りないので送ってくれと言われるたび夫は

母親を見捨てられない』

と送金し、今までに合計300万以上支払っています

一年前、私たち夫婦も50代になるので、本格的に老後資金を貯めなければいけないから今後は仕送りできない旨義母に伝えました。

一旦『分かった』と言ってくれました。

3ヶ月後、『家賃滞納している』と連絡があり、夫は私に内緒で結局仕送りを再開していました。

再開したことを私には黙っていました‥

夫が働いたお金の一部を義母に送るのは自由ですが、我が家子育て中で余裕もないのにと思います

また、義母はいくらあっても全て使ってしま家計管理ができない人だから、ムダ金だとも思いモヤモヤします。

義母家賃2万の古家を借りているのに、親戚や近所との交際費お金がかかるようです。

付き合いをやめてもらえるよう、年金で入れる老人ホームに移ってもらうことを考えています

義母や夫にこれからどう対応したらいいのか‥

どなたか経験豊富な方々、良い知恵やご意見お願いいたします。

anond:20240104134030

暮らしぶりにもよると思うが200あればまず問題ないんじゃね

子供教育関連イベント支出が膨らむが事前にわかっていれば必要金額だけ売却することもできるし

インデックスに4,5年投資した資金ならそうそう元本割れもないだろうし

anond:20240104153224

能登に限らず、熊本でも福島でも、とにかく被災して故郷に住めなくなった人は東京に来て欲しい。

東京は何でもあって暮らしやすいよ。

上の階層暮らしを知らない

田舎に帰るたびに母に言われる

「そこそこ稼いでるはずなのになんで貧しい暮らししてるの?」

かに俺はしまむらGUの服を着て暮らしている 外食といえば吉野家マック

お金はあまり使うことないか自動的に貯まっていく

んで、なんでだろうって考えたんだけど、そもそもお金を使うような上流階級暮らしってのを知らないってことに気づいた。

例えば服の例で言うと、普段着しまむらGU(家の近くにあるから)、ちょっとオシャレな服が欲しいときパルコマルイルミネに行くんだけど、百貨店というものには行ったことがない

百貨店にどんなブランドが入ってて、どのくらいの価格帯なのかも知らない

で、なんで百貨店に行かないかというと、行ったことがないから怖いってのと、自分には縁がないところだという意識がある

これに気づいたとき日本平等社会だと思ってたけど、社会階層って見えない形で分断されているんじゃないかと思った

服だけじゃなくて食べ物とかも同じ 吉野家マックガストは行けるけど、高級レストランに行ったことがない

俺が行く最大の高級な店はロイヤルホスト

それ以上の店はどういうのがあって、どうすれば行けるのかよくわからない

今例として服と食べ物を出したけど、休日アクティティとか、旅行とか、他のことでも俺が思いつかないような「上の階層暮らし」ってのがいろいろあって、それに気づかずに暮らして死んでいくんだろうなあと思った

anond:20240104135605

事実を述べてるだけだぞ

というか、下記を書いてもどのみち発狂するっていうのは、マジなんなんだろうな?って思ったところ、

殆ど脳が物理的にないけど、公務員(ホワイトカラー)職に就いて、結婚子どももいて、44歳まで過ごしてきた男性もいるし、

Meet The Healthy, Functioning Man Who Survived With Almost No Brain. | IFLScience

https://www.iflscience.com/man-tiny-brain-lived-normal-life-31083

『頭が悪くても日本日常生活で何も困らない、なんなら日本の平均以上貰うの余裕で可能』、

たとえ頭が悪い障害ニュアンス(知的障害等)も含むものだったとしても、

作業所ではなくフツーに正規雇用で働いて暮らしてる。なんなら障害無自覚なこともある』

そういうレベル(まともに文章読めない・推察できない)でも問題なく社会でやっていけるのが世の中なので知能とか関係無いですよってずっと思ってるが

それでも知能・知能・知能・学歴とか言っているのは、グレー、ボーダーゾーンの人が多いからなのかも知れない 

 

ああ、『親の愛』かって気づいた。両親がまともな人なら、知的障害があっても大学行くし、

親がまともじゃなくても、親から無条件の愛をもらていれば自分能力に疑問は持たないで何かを積み重ねられるはずなんだね

 

から無条件の愛をもらっていない場合高学歴ギフテッドでもその人生は厳しいものになる

知能/親の愛、両方とも外しちゃった人はが犯罪者にならなかったことを世界中の人は褒め称えるべきなのかもな

anond:20240104132315

儲かる方法を知っているなら会社を辞めて悠々自適暮らしたら良いじゃない

anond:20240104130848

どこでもいいよ。運営費かに使うのは正当な権利だし。

黒柳徹子とかは年金暮らしのおばあちゃんが儲け度外視でやってる大盛り食堂みたいなもんで例外だよ。

当たり前に慈善活動を続けられるように、変なバッシングに騙されずに、日本ユニセフにでも送っとけ。

[]2023年前半に読んだ本

1月

読書12冊+α)

アラン・デケイロスサル大西洋を渡った 奇跡的な航海が生んだ進化史」

ラッタウト・ラープチャルーンサップ観光」★

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S1話 スメルズ・ライク・イーヴル

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S2ステアウェイ・トゥ・ワンダーランド

ルイジ・ピランデッロピランデッロ戯曲集I 役割ごっこ/作者を探す六人の登場人物

アゴタ・クリストフ悪童日記」★★

アゴタ・クリストフふたり証拠

アゴタ・クリストフ「第三の嘘」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S3話 シー・キャント・エクスプレイ

アゴタ・クリストフ「昨日」

マイケル・カニンガムめぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人

日経アーキテクチュア編「危ないデザイン 建設設計運用に仕える知見を事故に学ぶ

繁田信一「殴り合う貴族たち」★★★

池澤夏樹「ワカタケル」

M・R・オコナー絶滅できない動物たち 自然科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ

美術館博物館

諏訪敦「眼窩裏の火事

府中市美術館常設展

特別展「毒」

映画

「すずめの戸締り」

その他

ボドゲ(クイックショット、マーダーミステリー・想いは満天の星に、ワードウルフ

金沢ハイキング

イチゴ狩り

友人のブログで見かけた本や、別の友人から紹介された本や、旅先の十和田市図書館で見かけた本を読んだ。アゴタ・クリストフは再読。昔は低く評価してしまったが、再読して正解。引越し先にも持っていきたい。

2月

読書(13冊)

ビー・ウィルソンキッチン歴史 料理道具が変えた人類食文化

ティーヴン・J・ダブナー 、スティーヴン・D・レヴィット「ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する 増補改訂版」★

千葉雅也「デッドライン

千葉雅也「オーバーヒート

山下いくとEVANGELION ANIMA 1」

山下いくとEVANGELION ANIMA 2」

山下いくとEVANGELION ANIMA 3」

山下いくとEVANGELION ANIMA 4」

山下いくとEVANGELION ANIMA 5」

繁田信一「平安朝の事件簿 王朝びとの殺人強盗汚職」★★★

天野 忠幸『三好一族戦国最初の「天下人」』

倉本一宏「平安京の下級官人」★★

美術館博物館

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才

MOA美術館 名品展 国宝紅白梅図屏風」』

特集陳列 人間国宝中野孝一 蒔絵展」

活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」於・横浜市歴史博物館

その他

イチゴ狩り

特に平安時代思い入れがあるわけではないが、何となく読んでいる。

千葉雅也はゲイコミュニティの様子が描写されていて面白い。ただ、作者がどちらかと言えばインテリ寄りなので、わかりやすく書いてくれているだけってのもあるだろう。

EVANGELION ANIMA」は新劇場版に流れた設定があるだろうかと思って読んだ。とはいえ、シン・エヴァンゲリオンでいろいろな感情成仏したため、考察を深めるにはいたらず。

3月

読書10冊)

高村光太郎智恵子抄」★

川田伸一郎「モグラ博士モグラの話」

ジャスティン・O・シュミット『蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ』

尾脇秀和「壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分」★★★

尾脇秀和「氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか」★★

ロブ・ダン「家は生態系 あなた20万種の生き物と暮らしている」

鈴木由美「中先代の乱-北条時行鎌倉幕府再興の夢」

ジャン=アンリファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上」

関幸彦「刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機」。

ジャン=アンリファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 下」

映画

「シン・仮面ライダー

平安時代だけでなく。南北朝江戸時代について読んでいる。

かつて友人に「最近はあまり文学が読めなくて困る」と愚痴ると、「おっさんになると政治経済歴史生物学の本を読むことが増える」という返答が戻ってきた。

まり感情を揺さぶられたくないと感じてしまっているのか、歳月がある程度風化させたものに関心が向かうのだろうか。

現に「ファーブル昆虫記」を読み始めた。最近は何が読みたいのかがわからなくなってくると、やたらと巻数のある本を読むことが多い。昨年も「旧約聖書」を通読したし、その前は「聊斎志異」「三国志」「西遊記」、その前は「ラーマーヤナ」や「ガラン版千夜一夜物語」を読んでいる。

4月

読書11冊+α)

中村彰彦脱藩大名戊辰戦争 上総請西藩主林忠崇の生涯」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第3話 魔の山を走れ

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 上」

梅津和夫「DNA鑑定 犯罪捜査から新種発見日本人の起源まで」★

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 下」

遠藤秀紀ニワトリ 愛を独り占めにした鳥」★★

日経サイエンス2023年5月号」

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 上」

嘉数次人「天文学者たちの江戸時代 暦・宇宙観の大転換」

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 下」

フレデリッククレインス「ウィリアムアダム家康に愛された男・三浦按針」

高野秀行清水克行「世界辺境ハードボイルド室町時代」★★★

美術

ルーヴル美術館展 愛を描く」展

映画

ウィリーズ・ワンダーランド

高野秀行は定期的に読みたくなる。

5月

読書12冊)

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻上」

スージー・ホッグ「5歳の子どもにできそうでできないアート 現代美術コンテンポラリーアート100の読み解き」★★

スージー・ホッジ「世界をゆるがしたアート クールベからバンクシーまで、タブーを打ち破った挑戦者たち」★★★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 下」

田中康弘「ニッポンの肉食 マタギから食肉処理施設まで」★

田向健一「生き物と向き合う仕事」☆

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 上」

渡邊大門流罪日本史」☆

笠谷和比古武士道精神史」

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下」

堀越啓『西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 教養としての彫刻見方

グレイソン・ペリー「みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートアートであるために」☆

漫画

映画大好きポンポさん」 *pixivで。

ルーブル展で見かけた美術書が無性に読みたくなる。

また、先月の鶏に続いて、食肉にまつわる本を読んだ。屠畜の現場についての本も読みたくなったのだが、関心がほかのテーマに移ってしまった。「昆虫記」を読んでいると、当時のヨーロッパの屠畜について書かれているのも興味深い。

6月

読書10冊)

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 上」

新渡戸稲造山本博文現代語訳 武士道

関幸彦「英雄伝説日本史」★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 下」

安廷苑「細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯」

渡邊大門清須会議 秀吉下取りスイッチはいつ入ったのか?」

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 上」

武澤秀一『伊勢神宮の謎を解く アマテラス天皇の「発明」』★★

池上俊一動物裁判 西欧中世正義コスモス」★★★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 下」

美術

マティス展」

「ABSTRACTION 抽象絵画覚醒と展開 セザンヌフォーヴィスムキュビスムから現代へ」

特別展古代メキシコ

ガウディサグラダ・ファミリア

読書を休んだ日が多い割にはまあまあのペース。昆虫記は8月の中頃に読み終わるだろうが、旅行にまでに間に合うかはわからない。間に合わなくても構わない。

当時はそう書いていたのだが、なんだかんだで間に合っている。

こうしてみると美術展には毎週行っていることになる。旅行先で絵画ばかり見るのにはもう飽きたと口にしているものの、そうでもないのかもしれない。それとも、歴史神話知識で「読解」できてしま西洋古典絵画に飽きているのか? だから博物館歴史遺物により惹かれるのか。

【続き】

[読書]2023年後半に読んだ本

2024-01-03

同僚の飼っている犬が死んだ

同僚は、明日休むそうだ。「最近しか飲まない」と悲しそうに言っていたし、職場でも「そろそろだろう。その時はしばらく休むと思う」と話していた。

同僚は50代の女性で、飼っている犬と二人暮らしだったらしい。

職場に連絡があったときには「そうですか……それはお辛いですね。ご家族同然でしょうから、当然の対応です。最後時間を過ごしてください」とかなんとか言った。そりゃあ、俺も大人からな。

でも、俺はペットなんて買ったこともないし、自分の思い通りにならないものが家にいるなんて耐えられないタイプだ。わがままで幼稚で、そもそも、未熟で発達がイビツなんだ、俺は。

やっぱり、俺は犬は飼わないぞ、そう思った。

あと、ついでに調べてみたら、死んだ犬を燃えるゴミで出すことはあまり推奨されないが、法的には問題ないようだ。何かの条例で引っかかるかもしれないみたいなことは分からないが、基本は燃えるゴミOK

最後時間くらいはゆっくり過ごしてほしい。職場にはしばらく来ないでもらいたい。

anond:20240103004227

ちなみにこの人(仮にA)の件と本をオーデイブルで聞いたか父親がやったことを列挙してみるで

記憶ベースから正確なところは自分確認してや

・寡黙な性格

ビルメンで不規則仕事

小学生の頃は毎週休日公園などで遊んでくれた(止まり木のような存在)

中学生くらいから遊ぶことは無くなった

・妻(母親)から給料で嫌味を言われたり馬鹿にされたり生活で細かく指摘される(外食の頼み方、電気の消し忘れ指摘など)などが募り別居状態に(たぶん会社施設)

高校の頃のA氏の日記父親は役立たず」

・別居以降は給料を家に入れ、月の小遣い3万円を貰いに家に来てAと話すだけの関係に(金は妻でなくAが渡す)

・Aが事件を起こした後、月一で面会と差し入れ

・Aは10年後刑期を終えたら父と暮らしていきたいとの意向



こっからはワイの総評

弁がたつ支配的な妻と対等な家族関係を築けず、実質的離婚状態に陥ってしまったな

妻側もそれを望んでいたようや

この妻(Aの母)は自分人生を娘に全ベット支配するタイプ毒親であり、その長年の異常なムーブを止められなかった責任はある

とはいえそもそも妻が会おうとしないということもあり関係の修繕は難しかったやろうな

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