はてなキーワード: フィルターとは
先日、初めて作った有料のiOSアプリを無料にするキャンペーンをやってみた。
それまでは数えるぐらいのダウンロード数で、レビューもフィードバックも何も無い日々だったけど、
無料にしてみた事で1万ダウンロードぐらい落とされて、レビューもちょっとだけ付いた。で、なんとなく分かったこと。
直感的には、身銭を切って買ったものは批判的、無料な物に対しては寛容的と思うかもしれない。だが、実際は逆のようだ。
金を出したものに対しては、自分の判断が間違っていなかったということを裏付けようとして無意識にポジティブなバイアスが掛かる。
逆に無料なものについては、気楽に手に入れた分だけ、気軽に非難する事が出来る。説明や注意も読まず、すぐにゴミ扱い出来る。
おそらく、手軽に手に入れられる物はきっと手軽に作られたのであって、尊重するに値しないという、一種の認知的不協和があるのだと思う。
この辺は、高級ブランドのメーカーが無駄に高い価格を設定する戦略にも通じている。
これは上と似たような話ではあるし、多くの人が既に知っている事だけれど、無料ユーザーのリテラシーの平均値はちょっと低い。
それもそのはずで、iOSで購入をしようとするなら、クレジットカードを持っているか、iTunesカードを買ってそのコードを打ち込むという操作が必要になる。
キャリア決済出来る国もあるのかもしれないけど、基本的にそれらを完遂するには結構なリテラシーが必要だ。
一方、無料なら単に落とすだけ。それこそ幼稚園児でも可能である。
なので、何らかの知識を前提としていたり、操作が複雑に見えるようなアプリをその手の人達に渡してしまうと、
あっさり「使い方がわからないので星一つ!」みたいな反応を食らってしまう。
レビューシステムについては色々な意見があるとはいえ、未だに多くの人にとってアプリを見定めるフィルターの第一段階になっていることには変わりない。
なので、星一つをいくつも付けられると無名デベロッパーの無名アプリなんかはあっさり殺されてしまう。それってかなり怖いことだ。
自分は知らなかったのだけど、世の中には多くのアプリ値引き情報を扱うサイトが存在していて、
単に値引きしただけで情報をキャッチしてクローズアップしてくれる。
そこで自然流入してくるユーザーは有料ユーザーにはなってくれないと思うけれど、アプリ好きのアーリーアダプターである可能性は高い。
なので、レビューをしてくれたり、今後のアップデートでのバイラルの起点になりうるという点で貴重なユーザーベースになってくれるかもしれない。
特に海外展開もしている場合は、アピール方法が全く思いつかないような国にも自然流入が発生してくれる。
これは語弊があるのかもしれないけれど、例え親しい間柄であっても、それが仮にビール一本分の値段だったとしても、有料であると分かった時点でシャットアウトしてしまう人種が居る。それもほとんどの人が。
開発者の目線だと、どんなアプリにも作る苦労があって、機能から判断して割高に感じるアプリなんてそうそう無いと言えるんだけど、消費者の目線はそうじゃない。
自動販売機やコンビニでは気軽に散財しても、100円のアプリを買う事には慎重で賢くあろうとする人達が存在する。
この辺は作り手と消費者の越えられない壁みたいなものだし、分かりあえない前提で立ち向かわなければならないんだけど、
作った苦労に対価を認めてくれないという現実に無感覚で居られるようになるためには、ちょっと訓練が要る。
無料か有料かということよりも、開発者として何よりも重要なのはフィードバックを得ること。
無反応で消えていくよりかは、バラ撒いて反応を得て学習をしていく事で改善する方が遥かに生産的で、次の企画にも繋げられる。
なので、無料化はマーケティングの一つの手段として、基本的にはかき集めたフィードバックに応じてイケてるアップデートをしたり、どんどん新しい物を作っていくだけである。
どんなアプリであっても、裏にはこんな事を考えて日々試行錯誤している生きた人間が居るという事なんだけど、
自分も含めて、消費ばかりしていると時々そういうの忘れがちだよね、ということで。
ずっと職場では天然キャラのバイアスがかかってたらしい。機械の誤作動を自分のせいみたいに言われるとか。
あなたはちょっと抜けてるからそうなっちゃったんだね~って上司から一言添えられることに腹を立ててた。
一つのバイアスを他の要因から起きた結果に敷衍するような誤謬はけっこうありふれてる。
なにか不都合が起きた場合、その要因をなるべく説得力をもたせて説明するように心がけていたら、彼女は抜けてるとは言われなくなったそう。
趣味嗜好の話でも、俺フィルターってのは結局そいつの脳内の話なので、ぼやっとしたイメージでしかない。
その相手の理想から外れたときに、相手に得心のいくような説明とかがあればいいのかもしれない。
さすがに甘いものがダメとかっていう生理的な話に説得力持たせろなんて無理だと思うけど。。
こういう話は環境を変えるか自分を変えるかの二択になりがちで、環境を変える方が楽な場合が多い。
そういう人が多い環境から抜け出るほうが、自分変えるよりもストレス少ないと思います。なんだかズレたアドバイスですみませんが、頑張ってください。
俺たちスゴイ価値観合うよね!的に盛り上がられちゃって今更否定できなくて怖い
あなたのテンションが割と高かったから否定するタイミングもなかったし
ま否定するほどのトピックでもないと思っててきとーに流してたのも悪いけど。
プライドの高い男性とか、ある程度高いステータスを若くして手に入れた男性とかって、
女の子を見るときに俺好みフィルターを掛けてる人が多い気がする。
女の子は青が好きですって言ってるのに、俺好みフィルターが作動してピンクが好きですって脳内補正される。
ゆるふわだねー、ゆるふわはケーキとか大好きでしょ、食べなよーみたいな。いや甘いもの苦手です私ー。
俺好みフィルターがかかってたらそりゃー価値観は合うだろうよ、お前の脳内補正がかかってるからな
でそいつの理想から逸れるような発言しちゃうとがっかりしたみたいに言われる
そんなこだと思わなかったよと言われる
万能細胞:STAP論文問題 小保方氏採用も特例 通常審査の一部省略 理研CDB、秘密保持に重点
CDB運営の重要事項を決めるグループディレクター会議(幹部会議)は、STAP細胞研究について論文発表まで秘密とすることを容認。その結果、採用を審査する人事委員会は、小保方氏の審査で、1次選考を通過した候補者に通常求められる公開セミナーを実施せず、非公開の面接と質疑応答のみとしたという。
要は小保方さんだけ採用面接を特別扱いしたとのことなんだけど同記事内にある
関係者によると、笹井氏がSTAP細胞研究を知ったのは、2012年12月21日の小保方氏の面接時が最初。そこで竹市雅俊・CDBセンター長から論文作成の支援などを依頼された。
と矛盾しているなぁ。特別扱いするなら面接前に知っていなければならないだろうに。
さらに
小保方氏の審査で、1次選考を通過した候補者に通常求められる公開セミナーを実施せず、非公開の面接と質疑応答のみとしたという。
この文が意味不明だ。
普通、誰が応募してきたかは秘密にしなければいけないと思うんだけど・・・(注1
、非公開の面接と質疑応答のみとしたという。
これは普通の採用面接だよね。面接とあるがこれはプレゼンのこと。(注2
どこもおかしくないと思うのだが。
採用後に自己紹介かねてセンター内でセミナーがあるのだけどその辺と混同してない?
実績がなかった小保方氏について、人事委は過去の論文を精査せず、研究実態の確認もしないなど、慎重な検討をしていなかったとみられる。
これはほんとだよね。若手支援枠全般に言えることなんだけどなんとも解決方法が見つからないよね。
研究実体なんて確認しようないし。人物評価書は・・なんとかいいところを見つけて(嘘をつかずに)褒めるもので良いフィルターになってないような。
俺書かれる側だけど。
(注1 確かに一部例外はある。K大の某所なんかは院生が書類審査しているとか(現在は知らない)。これは自由な校風のK大だから認められるのであって理研がやったら叩かれると思うけどね。
(注 2
http://mainichi.jp/shimen/news/20140213ddm013040027000c.html:titile=STAP細胞・私の見方:まだ20点、本質的な研究を 笹井芳樹、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長]
質疑応答でも議論が深まっていく印象があった。
この人なら積み上げ型の研究をきちっとやっていける、挑戦させたいと感じた。
Q 小保方さんは未熟と言うが、そういう人がなぜユニットリーダーになったのか。
竹市 私たちの研究室のヘッドとなる人は公募だ。書類審査と、どんな研究をし、今後何をしようとしているかのプレゼンで決める。STAPにインパクトを感じて採用したが、過去の調査が不十分だったことを非常に強く反省している。
なるべく元ソースにリンクを貼っている。 ソースの引用はこっちの記事に移動しました。
まとめは記事の最後。
以下本文。
ネット上では笹井氏が小保方氏をコネ採用したといわれているがこれは時系列的におかしい
【笹井氏の会見詳報(2)】「ほとんど若山氏の…小保方氏をリーダー抜擢した理由は…京大に詫び、仲直り」(2/4ページ) - MSN産経west
【笹井氏の会見詳報(2)】「ほとんど若山氏の…小保方氏をリーダー抜擢した理由は…京大に詫び、仲直り」(4/4ページ) - MSN産経west
小保方さんは 2011年03月 - 2013年3月まで 若山研(当時理研) の客員研究員である。
つまりユニットリーダー採用までの小保方さんの所属は理研ではない。
知らない人用に説明しておくと客員研究員とは共同研究のための仮の身分のことだ。
実質的にはIDカード(鍵のこと。身分証ではない)を作ったり、机を貸したりするためにある。
無所属では理研の客員研究員にはなれないので素直に考えるとハーバード大 バカンティ研所属だろう。
若山研の客員になるまでの経緯は以下のようだ
小保方さんのポジション(センター長戦略プログラム) の公募情報 を見るに3人分の人物評価書が必要である。
小保方さんの経歴からいうと (早稲田) 常田氏、(女子医大) 大和・岡野氏、(理研)若山氏 の中から残り2人か。
コネ採用がなかったという証拠はない。が、あったという証拠もない。
これは疑う側が根拠を示さねばならないだろう。
いったん小保方さんの採用の件を離れ、一般的な理研の採用基準について書く。
ただし、僕の私見なので注意していただきたい。
とりあえず、やまもといちろう氏の記事に少々ツッコミをいれさせてもらう
理研の人事を批判するなら、同じ口でシンガポールを目指せとか絶対に言うなよ: やまもといちろうBLOG(ブログ)
私自身はあんまり理研には詳しくないけど、周囲には現役もOBもいるのでニュアンス的にはコネ採用のクズが大量にいるんだろうという雰囲気は伝わってきます。
コネ採用のクズとは具体的に誰のことを言っているのかわからないが、
もしもPI、主任研究員クラスのことを指しているのなら言った人は相当な自信家だろう。
もしもセンター長、副センター長クラスを指して言っているならそれは単なる無知だ。
(副)センター長はノーベル賞クラス(比喩ではない)、少なくとも日本を代表する研究者である。
少なくとも僕の知るかぎりはそうだ。
最近はてなブックマークで理研の総合脳科学研究センターのPIの話が話題になっていた。
書き手は理研所属ではなさそうなのと、理研BSIは理研内でも特に厳しいと噂されている場所なので
その辺は差し引いて読んで欲しいが、こちらのほうが僕の知っている理研に近い。
理研はかなり徹底した成果主義、というか業績至上主義という印象を僕は持っている。コネ採用とは正反対だ。
(理研の名誉のため言っておくが、若手支援も力を入れている。基礎科学特別研究員とか、後述の小保方さんのポストとか。キャリアパス支援室とかもあったね)
誰かが「理研は読売ジャイアンツ」と呼んでいたのが一番しっくりくると思う。
他のPI、主任研究員と比べて小保方さんは異例の若さかつ業績も少ない。
(さらに実際、PIとして実力不足だったことがSTAP騒ぎで露呈した)
おそらくこの辺りがコネ採用と疑われた原因ではないだろうか。
小保方さんの採用された「センター長戦略プログラム」とは
業績に関わらず研究計画の斬新性・独創性を評価し、若手・女性を積極的に採用しているポジションのことである。
若手PIの積極採用
次世代の指導的研究者の育成に貢献するため、チームリーダー等の採用においては、広く国内外へ向けた公募を行い、積
業績リスト、5年分の研究計画書を提出。主要な業績と研究計画についてプレゼンで採用を審査する。
(知らない人は研究者の採用 (追記:小保方さんのポジション 公募情報)をどうぞ。)
理研の場合は各研究室のボスと外部から呼んできた教授たちが審査するかと思う。
ところで僕にとっては「理研でコネ採用」は「学振でコネ採用」くらい信じられない。信じられないというよりも想像付かない。
だって宇宙の人の審査に素粒子や原子核やら加速器やらの人達が加わるようなかんじですよ。
例えるなら長嶋茂雄と朝青龍とイチローが並んでいる前で「僕はピンポンについて才能ある選手です」というプレゼンを行うようなものです。ミスターに「それでキャッチャーはどこかね?」とか言われて頭を抱えながら質疑応答するわけです。
仮に僕が優秀な野球選手でミスターに気に入られ猛烈プッシュされたとしましょう。それでも朝青龍やイチローにとっては知ったこっちゃないわけで、僕はプレゼン(+業績リスト)で彼らを納得させなければならない。
(これが「コネ採用」も「学会の陰謀で云々」も胡散臭くかんじる理由。)
理研にかぎらず学振にしろ科研費にしろ「公平性を重視する審査」はだいたいこんなかんじで
「ある分野では大御所だけど僕の分野には詳しくない」人達が判定するわけです。
ピンポンの選手をピンポン選手達に評価させたらそれこそコネ採用とか、ライバル蹴落とすとかあるかもしれないでしょ?
だからこうなっている。
こんなわけで「公平性にきわめて配慮して」作られたのが現在のシステムなわけだけども
その反面、「 研究能力よりも、作文能力とプレゼン能力の高いやつばかり評価される」という批判は以前からあった。
(プレゼン能力も研究能力のうちだろ甘えんなよ!という意見もあるし、まぁ、研究能力のある人はだいたいプレゼン能力もあったりするので一概に批判もできないけど)
もしかしたら小保方さんのケースは驚異的なプレゼン能力で「若手育成枠」を次々と突破してきた人なのかもしれない。
この経歴すごいよね。STAPの件がなければ「さすが小保方さん」などと言っていたと思う。
しかも「STAP細胞」なんて一般人も大騒ぎしたほど「わかりやすくて」「斬新」かつ「独創的」だ。
ネット上では早稲田が叩かれているが小保方さんの実際の経歴はかなり複雑だ。
早稲田の一研究室だけならともかく、早稲田も女子医大もハーバードも腐っていたというのはなんだか変だ。
例えば、分野転向を繰り返すうちに基礎的な教育が抜け落ちてしまった可能性はあるだろうか?
早稲田を叩いておしまいにせずに冷静に見直してみるべきではないだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20140519175730
「松本さんってすごいんですよ」とか
「松本さんの前でミスはできない」だとかを発言する若手、中堅芸人が多いんだけど、
そういう発言を聞く度に、興ざめしてしまう。
http://www.menscyzo.com/2014/05/post_7692.html
この記事によれば、ジュニアやロンブー淳をゲストで出演させたらしいが、
松本太鼓持ち芸人をいくら並べられても、少しも見る気がわかない。
浜ちゃんだって同じ芸歴で、同じように恐れられているのだろうが、
松ちゃんのような“天才”という椅子に座らされている感がない。
後輩芸人たちが「天才だ」「すごい人だ」と持ち上げて言うので、
実際に松ちゃんのボケを目にする時には「さぞかし面白いのだろう」という
結果、「それほどでもないかも?」という感想を抱くに至る。
松本人志自身が実際に天才だとか、面白いとか、はたまた昔ほどじゃないだとかは関係なく、
崇め奉ってる周りの芸人のせいで、フィルターかけて見られてるんじゃないかと思うのだ。
そういう振る舞いはやりやすいのかもしれないけど、最終的には首を締める結果になりはしないか。
むしろ彼らはそうとわかっていて、真綿で首を締めるように、息の根を止めようとしてるのだろうか。
研究職にはついていない。
論文はある程度読み取れる。
stap関連のあれこれはそれなりに追っている。
とにかく声を大にして言いたいことは、これはサイエンスコミュニケーションにかかわる問題だということです。
科学者コミュニティ(だいぶアバウトなまとめ方ですが、便利なので使っていきます)からすれば、
小保方さんが随分と悪質な捏造を行ったことはほぼ確定ルートと言って良い状況と思います。
ここで修士を出た程度の僕があれこれ書き散らすまでもなく、
理研や有志の方々がいずれ粛々と事実を明らかにしてくださることでしょう。
そしてその結果得られた見解が科学者コミュニティ共通のものとなることに、
(そこまで専門性の高い知識がなくとも判断できる程度の捏造があるので)それほど困難はないはずです。
少なくとも小保方晴子という人の科学者としての信用は既に地に落ちていて、再び浮上することはないでしょう。
しかし巷の人々に聞けば、
「よくわからない」「結局stap細胞があればOK」「佐村河内は悪いけど小保方さんはかわいそう」「理研の偉い人に利用されて、尻尾切りね」
と言いますよ。尋常ではない割合の高さでこのどれかが返ってきます。
それこそがこの問題のすべてといっても過言ではない。
だからこそ僕たちはこんなにもこの件に関して憤っているのではないですか?
この問題がここまで広がったことの一因は、最初の時点での広報戦略でしたが、
理研が疑義についての会見を開いた後、あれだけ不利な状況で弁護士を雇って反論会見を開くなどと、
度肝を抜かれたのは僕だけではないはずです。
小保方さんという人は一般の人々に対する訴えかけが本当に上手だった。
一方で理研の会見から、一般の人々が何か読み取ることができたでしょうか?
僕はそう思いません。
小保方さんが不正をしたんだぞって雰囲気が、理研の会見にはほんとになかったな…。
これだけわかりやすい不正を、これだけ沢山の人々が認識できずにいることは、
わからないことを印象だけで判断し信じこんでしまう人々にも問題はありますが、
仮に分野外の人がこの問題に感心をもち、実際何が起こっているかを独自に調べ始めたとして、
この件に関して発信される情報のほとんどが、一般の人々に対する意味をなしていないのです。
例え話を使って上手に解説してくださっているブログ記事もいくつかありますが、数が少ない。
とにかく科学者の皆さんは、慎重で、控えめで、それは本当は素晴らしいことなのですが。
そりゃ、根拠となる資料は沢山公になっていますよ。
今回問題になった小保方論文だってオープンアクセスになっているし。
けれど真にフェアに問題を議論するためには、生命科学や論文作成、実験作法についての教養を身につけ、
論文を始めとする膨大な資料に全てあたってから論じなければならないわけです。
「あれだけ堂々とstap細胞あります!って言い切ってんだからたぶんあの子悪くないよ」って、なりますよ。
だから、科学者コミュニティが今しなければならないことは、ただ事実のデータを列挙することでも、
専門用語を駆使して不正を検証していくことでも、他の研究者の不正を洗っておくことでもなくて、
自分のフィルターを通して、この問題を一般にもわかる言い方で伝えていくことだと思っています。
小保方さんばかり追及してないで他の研究不正も、という主張の方もいらっしゃいますが、
内容のお粗末さもさることながら、
著名人にも小保方さんを的外れに擁護している方が散見されます。
挙句山中さんにまで飛び火して、科学そのものに対する信用の崩壊にさえつながろうとしている最中に、
悠長に他何人もの論文を調査して、「悪意のある捏造」の定義を詰めている場合ではないです。
ただそれを丁寧にやればやるほど専門化が進んで、コミュニティ内部でのみ効力を発揮することになっていくはずで、
少なくとも結果わかったことをそのまんま発信する意味はほとんどないと思います。
正しく正確であればいいってものじゃない。
もちろん、
研究不正を防ぐため、あるいは明らかにしてこれを罰するために何をすべきか。
研究ができればいいというものではない、研究者間の人間関係、権力争いのあれこれ。
など、
今回の件が提起する問題は山とありますが、研究不正はこの件に限った話ではないです。
ことstap論文問題について特筆される問題は、一般に対する訴求力です。
これに尽きます。このことをもっともっと問題視していただきたいと考えます。
僕の拙い文章で、うまく伝わるでしょうか。
★自分用のメモでしたが、反響多かったので、読みやすくしました。
http://www.lifehacker.jp/2011/06/110509stressfree_settledown.html
http://www.lifehacker.jp/2011/12/111202_makefriends.html
●気が進まない時でも、うまく人と付き合うコツ
http://www.lifehacker.jp/2013/03/130306do_not_feel_like_it.html
http://shumaiblog.com/my-story-of-making-many-friends-after-growing-up/
以下、自分の気付きのまとめ。
「疎遠」ではなく「今は環境が違うだけ」
引っ越して行ったり、自分が引越したりしてそうそう会うこともなくなる。
友達が減ったような・・・友達だった人がみんな知人レベルになったような感覚に陥っていました。
あぁ、寂しいなぁ・・・と。
けど、「そっか、人間関係にも波があるんだな」と受け入れられた。
初対面から人気者になれるわけじゃない私は、
SNSで発信とか苦手だけど、初対面での頑張りでなんとかするよりは、
日頃から自分のこと発信しておいた方が、結局ラクなような気がする。
そうなんだよね。
今度はそれで遠慮して、仲のいい人も誘いすぎないようにしてしまったり。
もしも何かのきっかけや、引っ越しで、その希少な仲良しと会う機会が経ると、
多ければ多いほどいいとは思わないし、
フォロワー何千人とか、Facebookフレンド何百人とか羨ましいとは思わないけど、
単独株全力買いみたいなことはやめて、ある程度の数の友人作っておくことは、
以下、抜粋。
人はどのような人と友達になりたいのか
1.「属性に共通点があること」(出身地や女子校育ちなどの属性)
2.「興味関心が同じこと」(iPhoneが好き、ブログを書くのが好き等)
3.「自分より有名など明らかなメリットがあること」(メディアに露出している人、人気ブロガー等)
4.「見た目がとても好み」(かっこいい、美人)
●友達を作るには
2.興味関心が同じような人が集まる場に出る
3.いきなりは無理だが、何か人に提供できるウリを作る
4.5.最低限の外見には気をつけ嫌悪感を持たれないようにする
●友達を増やすには、友達を作るための打席にたくさん立たなくてはなりません。
1.最初の出会いから1ヶ月以内に再度会って話をする。できれば半年以内に3回以上会う。
初速はかなり重要です。一回会ってちょっと挨拶して名刺を交換しただけの人は、1ヶ月以内に脳内から消え去ります(私の場合)。
集めただけでは意味がありません。
http://www.lifehacker.jp/2011/06/110509stressfree_settledown.html
http://www.lifehacker.jp/2011/12/111202_makefriends.html
気が進まない時でも、うまく人と付き合うコツ
http://www.lifehacker.jp/2013/03/130306do_not_feel_like_it.html
http://shumaiblog.com/my-story-of-making-many-friends-after-growing-up/
>>「疎遠」ではなく「今は環境が違うだけ」<<
そっか、人間関係にも波があるんだな〜。
>>非コミュ属性の人間を人間の前に引っ張り出すのがソーシャルメディア<<
初対面から人気者になれるわけじゃない私は、
>>友達の数が少ない人は、その数人に友達の全てを求めてしまいがちです<<
そうなんだよね。
それで遠慮してあまり誘わないようにしていると、
全体的に交流がへるというか。
1.「属性に共通点があること」(出身地や女子校育ちなどの属性)
2.「興味関心が同じこと」(iPhoneが好き、ブログを書くのが好き等)
3.「自分より有名など明らかなメリットがあること」(メディアに露出している人、人気ブロガー等)
4.「見た目がとても好み」(かっこいい、美人)
5.「生理的嫌悪フィルターに引っかからない」(どうしてもダメ!はある)<<
2.興味関心が同じような人が集まる場に出る
3.いきなりは無理だが、何か人に提供できるウリを作る
4.5.最低限の外見には気をつけ嫌悪感を持たれないようにする<<
>>友達を増やすには、友達を作るための打席にたくさん立たなくてはなりません。
たとえばメディアで取り上げられて有名人になったとか、自分が大きく変化しないと打率は大きくは上がらないと思います。
ですから、友達を今の2倍のペースで増やそうと思ったら、2倍の場に足を運ぶ必要があります。<<
1.最初の出会いから1ヶ月以内に再度会って話をする。できれば半年以内に3回以上会う。
初速はかなり重要です。一回会ってちょっと挨拶して名刺を交換しただけの人は、1ヶ月以内に脳内から消え去ります(私の場合)。
集めただけでは意味がありません。
人脈業?
「みんなと一緒に考える仕事だよっ」って明るく話してくれる。まるでちきりんみたい。
「結局何やってんの?」
「ああ、変える係?」
「でもないけれど。でも結果を出していかないと次のクライアントは見つからないから、営業が半分かなあ」
「俺にもできる」
「めっちゃ向いてると思うよ?すごく考えるでしょ。でも手に職があるからいいじゃん」
「ふーん」
ちきりん見てると、
「短期間で勉強して、理解した感じになって、それを応用していく能力がある集団?」
というような気にもなるのだけれど、
別の親戚を見ていると、なんかブローカーというか、
みたいな商売もしているし。
「あそこは長くやるところじゃないから」
ああ、そういう事やってたんだなーって推測するだけ。
「世間知らずな医者からどうやって吸い取るか」しか考えてない連中のように思うから、
きっと同じコンサルタントと名乗って欲しくないだろうと思われてるとは思う。
なかなか抜け目のない人達だというのはわかる。
彼らは僕の知識を無料で吸い取りたいだけだというのは当然わかるので
それでもそれを別の企業に持っていけば金にはなるらしい。
自分は自分で彼らのミスから相手企業の素性を推測したりするのは楽しくないわけではないから会うんだけど。
コンサルにも得意不得意はありそうで、例えば彼らは医療系の論文を読んでも心底理解するのは難しいみたい。
だから「ソースはこれだから読めばいいじゃん」とわざと言ってみたりする。
医療系の論文ってのは背景の何十という論文、著者の力関係、政府との関わり、お金の流れを想像しながら10年後を予想するのが楽しいんだけど。
まあいいや、書いていたらどうでもよくなってきた。
*ちきりん出すの良くない
コンサルのお仕事がこの20年ずっとわからず、自分の知ってるコンサルは例えば東南アジアの資源系コンサルなどという職で、ODAがらみの案件をスムーズに行うような、ちょっと裏仕事もしますよみたいな事を想像しておりました。絶対に教えてはくれませんが。年収は億をかるく超えるような暮らしぶりではあります。ほぼ単独で仕事をします。そういう「謎」な存在だったコンサルという職業を、ちきりんは少しわかりやすくしてくれている存在、のように思います。数学わかるくせに、数学者ほどはわかんねーからと、数学出来ないふりをしたりするのも、ああいう職業の方の特徴的な振る舞いのように思います。
*幹部をそそのかすイメージ
野村総研でとんでもない破廉恥な事案が今回明るみになりましたが、そういう印象を持たれてもやむ無し、のような気はします。
例えばしかし、「この◯◯のマーケティングを行うにあたって妙案は?」という時に、例えば一般向けの商品ではないような場合広告代理店に頼んでもしょうがないわけで、そこでコンサルタントに事案が回ってくる、というような事が自分の周りには多い。自分が持っている彼らの印象といえば、「目標に到達すべく結果を出してくる」というものですが、この資料を普通の子に揃えろよ、と言っても無理な分量の資料を持っては来ます。自分はむしろコンサルタントに利用される立場にいます。専門分野がありますので。むしろ自分と会社とを直結してくれたほうが成果は出ると思うけれど、その仲介でお金をとってるんだよな、という気はします。
それはもうひどいものです。LinkdInで自分を探して頼ってくれたほうがはるかにましです。もちろん無料でなんでも教えてあげます。
医院に言ったらどこの検査会社か、どこの電子カルテか、院外薬局はチェーン店か、これだけ見ればその医者が一流かどうかはすぐわかります。
彼らの思いつきが時にすごく良い結果を出すことがあると思います。自分の知り合いの成功しているコンサルタントはまさにこれです。
素人が首を突っ込むことが、イノベーションを起こす、という宗教ですね。これはうまく行っています。
*以上「もしも僕が医者になってたら」という妄想でした おしまい
*コンサルの仕事は、ある業界のアタリマエをそのほかの業界に適用する仕事だって、瀧本が言ってた。
はい、彼らは例えば同業者に同じことを教えるのと同等のスピードで理解した雰囲気になります。すごいスピードで理解しないと業界と業界とを結びつけることは困難でしょう。
「ハブ」と考えると良いかもしれません。今日はそういう女の子に会ってきます。
*「経営陣の判断のexcuse」に利用するモノ
私も読んだことはあります。失敗した場合はそうなりますね。失敗の時の言い訳を聞いてみたい気はします。
追記:女の子と会ってきた。業界の先鋭に可愛がられる才能があって、違う業界同士を結びつけるような役割を果たしている人物。会社に就職して、というような枠にはまる子ではないと思うが。リクルートエグゼクティブエージェントがほしがりそうな人物ではあった。
自分自身はちきりんの登場でなんとなく自分の周囲の人々(各方面での優秀なコンサルタントが多い)の雰囲気がまとめて理解できた気がする。
「優秀でないふりをする」「かといって飲み込みははやい」「決断力がある」「人脈を作る」「ノウハウを持っている」「良く考える」
一方、良くない印象を持ってらっしゃる方も多そうだ。コメントでご指摘のあったように、だめなコンサルタントをのさばらせているのはだめな経営者なのだろう。医療系がだめだというのはすなわち(ry
弁護士はクズとか弁護士は聖職とか、そういう風に考えてるのって
弁護士なんてただのツールだよ。出来の良いツールもあればそうじゃないのもある。
追記で字数オーバーしてたことに気づいたので記事を分割しました。続き
ブコメやトラックバックでいくつか教えていただいたので、せっかくなのでまとめてみた。他にもあるけどとりあえず紹介されたやつだけ。
なお、ここに書いたユーザー CSS の方法はブラウザをあまり選ばなくて、自分好みにカスタマイズできるし、はてブのサイトを直接閲覧するから、マイホットエントリーやインタレストにも有効、という利点があるよ。
はてブ内であればどこにあってもブクマタイトルとリンクだけはもれなく確実に抹消される。検索結果のHTMLを見る限り、これ以上の対応、たとえば URL にあわせて説明文を消すことはユーザー CSS ではたぶん不可能。開き直って、ほかと同様にサイト関係なしにタイトル以外の情報をごっそり消してしまう対処を入れてみた。これがイヤなら「, div.entryinfo」を削除するとやめられる (タイトルだけ消えている状態になる)。
大丈夫だ、問題ない。Stylish の設定画面を開きながら説明を読んだら分かるはず。だから、とにかく Stylish 入れてみようぜ
たぶんスタイルの設定画面で、「名前」の下にある「有効」のチェックボックスがオフになってる
現代の日本において、内面を測るのに一番基準にしていい客観的なものだと思う。
まず人種や国籍で態度を変える奴はクズ、それは「差別」だから。
一方、学歴というのはその人の行動の「結果」なので差別とは異なる。
自らの選択の結果であるし、努力と知性の成果であるし、逆に怠惰や無能だと得られないものだから。
企業の採用だけではなく人付き合いのフィルターとしても十分な役割を果たしてくれるもの。
大学行ってた人間はわかると思うけど、奨学金とアルバイトで自分の力で大学行ってる人って意外に多い。
特にこの1970年生まれ以降に限って言うと、家が貧しいことによる「大学に絶対に行けない環境」はほぼ無くなっている。
なのでこれ以降で大学に行っていない人間は怠惰や無能である可能性は極めて高い。
元増田の例も、「弟を大学に行かせるため」っていつの時代の話かと思うし、もしかしたらTさんの学歴コンプの言い訳or虚言の可能性が高い。
もう1つ大卒には「環境」という作用もあって、大学にいる優秀な人たちと接していると、自分も優秀に染まっていく。
逆に大学も行かずフリーターばかりやってると、そういう環境の中にいる「そういうダメな人間」になっていく。
もちろん、例外がないとは言えないよ。
自分が信じる人と付き合えばいいさ。
人生の「事故」を避ける為にとても重要な事だと知っておいても損はない。
http://anond.hatelabo.jp/20140403130136
周りのメンバーにも悪影響を与えてしまう人間は、会社にとって物凄い損失になる。
下手をすると、会社を潰すくらいの負の影響力を持つ社員も本当に居る。
そのモンスター社員のリスクを避けるために、入社のフィルターは重要で
たとえ経験者の中途採用でも、以下に該当する人物はリスクを減らすために雇わないようにした。
「過去」から未来の動きを予想するしかないから、経歴の事実で判断。
あと追加で、「前職は体調が悪くなって辞めた」というのは危険で、
「前職の会社の悪口を言う」人間も、また同じ悪口を言う可能性が高い。
「家庭の事情・家族の介護で●●を諦めた」というのも高確率で地雷。