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はてなキーワード: 事象とは

2023-12-09

anond:20231209033652

どういう事象についての逆なのかはわからないけれど、1年単位で見れば逆に見えても、1分単位で見れば順張りということはわりとあったりする

タイムスケール問題

2023-12-07

anond:20231207071219

つの論点がある


一つは、表現戦場お気持ち戦場であるという点

一つは、明確な差別侮蔑名誉棄損は世に出てはならないという点


表現戦場お気持ち戦場である

みんなあまり気にしないが、ジャンプなどの「打ち切り」も、大枠では表現の自由を侵害している

なぜ打ち切られるかと言うと、世間に受け入れられず、利益を産まないと判断されたか

このことについて、営利企業による選別は表現の自由を侵害しない行為だと宣う者もいるが

どこをどう解釈しても表現の自由を侵害している事に違いはない

チートスレイヤーも同様だ

あれが他作品権利侵害しているとはとても思えない

裁判をしたら勝ったろう

でも、顧客は憤慨し、出版社は取り下げた

あの件でも、界隈は、「あれは権利侵害から取り下げただけ」と嘯くが

ハッキリ言えばいいのだよ

「気に入らないものは消えて欲しい」ってな

実際、そういう風に消える表現は沢山ある


個人的には、エロ表現が嫌いだと言う人が居ても良いと本気で思っている

グロ表現お茶の間に流れなくなった

料理を粗末にするコントや、他者イジメる類のコントも消えた

人によって是々非々はあろうが、私は歓迎している

ハッキリ言う

不快から消えてうれしい」

これに表現の自由で対抗するのは間違ってるとも思う

不快だという陣営と、表現されるべきだという陣営意見をぶつけて、時には金(営業利益)で、時には圧力意見を闘わせて

勝った方の意見で結果が出ればいい

そういう意味では、共産党思想も私の考えに近い

「それが利益にならない表現自然と廃れていく」

もう昭和のノリで漫画を描く人は希少だ

これは、昭和漫研表現規制されたのだろうか?

お気持ち戦場表現を残したいのなら、共産党が何を言おうが残したい方が布教活動を頑張ればいいのだ



【明確な差別侮蔑名誉棄損は世に出てはならない】

こっちは、文言としては分かりやす

他者人権侵害するような表現は、世に出てはならないという物

侮蔑名誉棄損は差し止め権利まで法で定められている

こっちは根底人権様がいらっしゃるので、差別侮蔑名誉棄損だとされた表現も世に出るべきだと主張すると、主張した側が人間性を疑われることになる

もちろん反論する側は、差別ではない、侮蔑ではないという形を取るのだが

規制したい側は世の中への演出として、差別助長する〇〇達と露出させる

そのため、下品悪趣味表現に対して差別カードを切られると、擁護する人が減る形になる

下品悪趣味であり、それは侮蔑的で差別助長するとなると、顕名で声高に擁護することが社会的評価に影響してしまうから

自然匿名の卑怯者けが擁護側に集まることになり

その事実演出をより効果的にする

そのように強力な効果を持つカードから、単に「不快だ」というお気持ち差別として世に問う集団がいる

私はこれには断固として反対したい

差別というのは本当にシビア評価されるべきで、月曜日のたわわのように「差別表現だが雑誌掲載されたりしてよいし作品にも出版社にも問題はない」などと迷走すべきではない


このような事象に対して反論する時に「表現の自由」を使うのは

(一部の原理主義者を除き)

差別」というカードに対しての対抗手段であるだけだ

反差別界隈が簡単相手侮蔑レッテルを貼り社会的に葬ろうとする(構造差別構成要素を実践する)のと同じように

表由界隈も気に入らない表現は潰そうとする

理由は単純で、反差別も表由も、実際にそれを「目的」にしていないか

相手攻撃する「手段」としてそのカードを使っているのであって

それは「目的」でないから、主張や行動に一貫性がないの

お互いがそれを攻撃し合ってるの

本当にバカみたいでさ

お互いが手段しかない事を、白々しい美辞麗句で、それこそが自分の生きる理由みたいに語り出すわけ

これ自体は非常に滑稽な事なんだけど



でもだからこそ、そこから一歩身を引いてるみたいな立場人間

いっちょかみでそれを揶揄すると

激烈な反応が当事者双方から返るときがある

当たり前だよなぁ

2023-12-06

もしもリベラルフェミニスト権力が与えられたらあの子はどんな顔するだろう?

こうなります


https://www.kadokawa.co.jp/topics/10952/


学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ

来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』の刊行を中止いたします。


刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。

本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルキャッチコピーの内容により結果的当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。


皆様よりいただいたご意見ひとつひとつ真摯に受け止め、編集部としてこのテーマについて知見を積み重ねてまいります

この度の件につきまして、重ねてお詫び申し上げます


2023年12月5日

株式会社KADOKAWA

学芸ノンフィクション編集部


結局、左翼というかリベラルというかフェミニストというか、女性女性に味方するチン騎士権力を与えた結果がこれだよね

今回はLGBT界隈だが彼らがフェミニズム界隈と繋がりが強いのは明白であり、出版前の書籍キャンセルカルチャーという焚書運動が当たり前の様になってしまった

そして表現弾圧に加担した漫画家等の表現者、表現が潰された事を勝ち誇る左翼リベラルフェミニストの者達


もしも彼女ら・彼らに、一般市民を完全に支配出来る権力を与えられたら、どうなるか自ずと理解出来るよね

ディストピアの到来だ

2023-12-05

"IT系勉強会にタダ飯目的で来るおじさんが弱者男性であろうということ"を上回る、

確証こそないもののおよそ確かであろう事象」って何かある? ないよね?

anond:20231205103520

認識がズレてる。「メタ」とはある事象上位概念のことだと思ってる。

メタ認知=認知に対する認知」「メタデータ=データに対するデータ」といった具合。

元々対策するなんて意味なんかないはずなのに

ゲームシステムや個々のゲームプレイだけではなく、そこにいるプレイヤーたちの傾向を考えて対策するのが「メタ」なの。

というのは「メタ」の使い方がおかしいと思う。

anond:20231204225609

なるほど。

ゲームゲームシステム全体とゲームプレイ(1試合)に分けて考える。

ゲームプレイに対してのメタゲームと言ってるのなら、それに対する「メタる」は理解できるな。

一方ゲームシステムに対するメタゲームゲーム外の事象による駆け引きになる。

俺の言語感覚だとゲームプレイメタゲームも、ゲームシステムの範囲であり「メタ」というほどでもないと思う。神の手の平で踊らされてるだけなのに。

もっと超越した、次元を超えた感覚が「メタ」という言葉に含まれてると思ってる。

2023-12-04

anond:20231204135647

もうちょっと文章整理してくれ

いよいよ師走が始まりから文章、「ムスリム女性写真ワインメニューに使った」っていう発端の事象をここまで分かりにくくできるの逆にすごいわ

2023-12-03

anond:20231202153530

メリット

毎日しあわせ

・めちゃくちゃかわいい

・(自分に似ていると特に)愛おしさしかない

子供を育てているつもりが実は自分も育てられている

デメリット

妊娠出産を通して女性健康リスクが高い

・子が無事成長してからも様々なリスクが考えられる

※万が一のときにどうにかなるように考え尽くされているのが社会であり、極めて低い確率で起こる事象について予めあれこれ考えても仕方がない

・(低資産・高所得労働者は)努力するほど罰ゲームのような制度設計で国や自治体への憎しみが募る。親世代天国のような話を聞くと国外移住したくなる。(ただし、上記リスクを踏まえると仕方がない側面もあるので、我々は社会保障制度養分なのだ高学歴労働者は国にとってもはや家畜のような存在なのだと諦めている)

2023-12-01

anond:20231130133508

増田だとカッコを多様してるんだが、よく考えると普段全然そんなことないわ。

増田馬鹿相手にも伝わるようにするため、対比を使うときとか説明する時に「概念」や「事象」でカッコをつかってわかりやすくしたくなってるんだと思うわ。

勉強できたけど仕事できない人

高学歴発達障害の本読んで、ものすごい良い大学でたけれど、仕事できない人の理由の1つにそういうのってあるんだなと思った。

ただ、発達障害では無いけど、仕事になると、上手く立ち回れない、高学歴の人って一定数いる。

若い頃はなんでだろうってモヤモヤしてたけど、結論としては、学校勉強をするのが得意な人と仕事をするのが得意な人っていう、究極どっちが得意か?ってだけの話なんだと思う。

もちろんそのどちらも出来る人もいるし、それは本当にすごい。

ただ、どちらも出来る人って活かせる場所役割ちゃん理解して、自分の得意を褒めてもらえる場所に行く能力が高いという側面もある。自分をある程度客観的に見ることができないと難しいからこれも一つのスキルなんだなと感じる。

なんというか、勉強できて仕事できない人、理数系が苦手とか国語が苦手みたいなノリで、仕事という行為が苦手な人なんだなと思う。

そういう人に出会ったとき、このマインド持ってると「わいも算数苦手だもんな!わかるわかる」と妙に納得の速度が早いので、こういう事象イライラしたり、モヤモヤする人はちょっと意識してみるといいかもしれない

anond:20231130154745

前原の支持者って政治家個人能力みたいなものを求めるとこがあって、だからこうやって個人なんて存在しない共産党候補者個人資質を気にしたりするのだけど、いい加減に前原が口だけ番長だということに気付くべき。

あれは大目標みたいなものを持ってる割に目先の利益に飛びついて隘路に進み頓死する、2手先しか読まないヘボ将棋指しみたいなもんよ。

目の前の事象についての弁は立つけど、それっていま現在の駒の多寡をわりと正確に数えられるというだけのことで、先を読む能力が決定的に欠けている。

から、あれは評論家としての能力は高いのだけど、何かを実現しようとする政治家としての資質には欠けるの。

12月オールアンラーキーデイズ

毎年3月11日9月11日不謹慎だという連中や、「何らかの記念日だし普通の日とすべきだ」と書かれたアンサイクロペディア、全てにぶちぎれた増田が1年全ての日付(8月32日11月31日なども含める)を不謹慎の日と扱うリスト

それがオールアンラーキーデイズ(All anrakki days)だ

このリスト著作権なんかねぇから日めくりカレンダー薄い本もなんだってしてもらってもいいぜ

決め方

以下の順番でその日に起きた出来事をチェック

基本は日本縛りだが、あまりにもデカすぎる事件事象場合や、不謹慎がない場合海外対象に入る

  1. インターネットミーム化したものなどのネット炎上事件増田らしく)
  2. 東日本大震災台風豪雨などの未曾有の自然災害
  3. 世界レベルで起きた戦争の開戦・終戦日(世界大戦及びそれに匹敵するレベルのもの冷戦など)
  4. 1900年以降に起きた戦争テロ等の軍事行動殺人事件ロシアウクライナなど)
  5. 1900年以降に発生した交通事故(空>海>陸の順、死亡しない場合は除外)
  6. 世界的に炎上問題行動を起こした人間誕生日(本当に話題が無い時に書く)

12月一覧

2023-11-30

ガチャは甘え←何が?

全く努力をせずろくでもない状態に陥っていることが問題なのであって親ガチャ自体事象説明だろ

主語をはっきりしろバカ死ね

2023-11-29

悲報ゲームクリエイタ「底辺低学歴ゲーム好きってのはマジ。Z指定ゲーム制作時ですら『小学校でもわかる内容にしろ』って言われた

悲報ゲームクリエイタ「底辺低学歴ゲーム好きってのはマジ。Z指定ゲーム制作時ですら『小学校でもわかる内容にしろ』って言われた [257926174]

https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1701209973/

1 安倍晋三🏺 ◆C3g6ph46co (スププ Sd7f-SQTu) 2023/11/29(水) 07:19:33.96 ID:rc0wicaDd BE:257926174-2BP(1500)

2023-11-29

ゲームクリエイタだったけど、「低学歴底辺ゲーム好き」って話について「確かにそうだな」って思う節が結構あるわ 編集

34歳年収700万円の底辺弱者男性増田

元々ゲームクリエイターをやってたけど

底辺低学歴ゲームが好き」ってエントリを見て確かになあって思った

ゲームクリエイター、厳密に言えば、ゲームシナリオライターだったけど、

その時によく言われたことは小学生高学年にも理解できるストーリー表現を使えだった

それってどんなゲームを作ってる時に言われたかわかる?

Z指定のオトナゲーム。いわゆる18禁ゲームを作ってる時なんだは

子供はできないゲームを作ってるんだから、それなりに難しい表現にしないと

プレイヤー子供騙しでつまらない、満足しないだろうなあって思って作ったら、

「この表現ユーザーにとって難しい」とかよく言われたわ

市井っていう大学入試でよく出る漢字NG食らったの覚えてる)

しょうもない子供騙しどころか、つまんないストーリーのもん作ってるなあって思ったわ

あと、キャラクターを作る時に漫画的な単純なキャラを作ってたことを思い出した

例えば、「このキャラ金持ちから性格が悪い」とか「このキャラエリートから腹黒」とか

単純なキャラ表現しろって何回か差し戻された

現実社会みたいな金持ちだけでエリート性格がいいとか表現マジでできなかったわ…

底辺低学歴ゲーム好きってことから金持ちだけど性格がいいとかキャラは反発するのかなあって今更ながら思った

あと、製作者側で言えば、当時はそれなり大きいゲームメイカーで働いてたんだが、

大企業あるあるだけど、

文系高学歴だけど、理系結構低学歴も混じってた

低学歴文系入社できないので)

ゲームをやってるのはその低学歴理系の人たちだったなあ

だいたい入社して2-3年目くらいまでは、お昼休みかに休憩所でスマホゲームとかVitaとかやってるのを見かけたけど

それ以降はみんなゲームを辞めていく感じだったわ

飲み会とかで聞くと、最近ゲームはやってない。

学生時代と違って金があるので他の趣味をやるようになるようだった)

ゲームはたまに遊んだら派手で面白いけど、時間が余ったり、他の趣味に飽きたらする趣味

優先順位が相当落ちるみたいな感じだった

まあ、俺も入ったばかりの頃はゲームやってたけど、作ってて他の作品とかを分析しながら

子供騙し、しょうもない」って思ってたわ

追伸:そう言えば、昨日の増田高学歴ゲーム好きって言ったら、貧困対策に困るか何かって書いてたけど

どう見てもノイマン沈黙の螺旋理論だろ

高学歴ゲーム好き」、「低学歴ゲームしない」って意見が多くなれば多くなるほど、

現実の「低学歴ゲームが好き」って事象を主張するのが難しくなるので、

社会政策を実施するのが難しくなるって奴だろうなあ

貧困自己責任」って意見社会で主流だったら、「貧困社会責任だって意見を主張しにくくなるようなもん

短大専門学校卒程度の公務員試験に出てくる奴だな

これもユーザーにとっては難しすぎるので没なって言われて差し戻されたので覚えてるわ

スレ立てURL

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1550241.html

2023-11-28

anond:20231128195939

そうであろうという推測と、実際そうだったという問題の発覚は全くの別事象だよ

「暗さ」と「生き抜くための武器」の話

世間では「明るいこと」に比べて「後ろ暗いこと」への理解が浅い。浅すぎると思う。


そもそもいつからこんなに、明るさや賑やかさが正義とされ始めたのだろう。そして明るさを「楽しい」と変換する安直な人が増えたのだろう。

性質」と「それがもたらす感情」は別物なのに、ごく当たり前のようにいっしょくたにされすぎである自分の中できちんと「楽しい」に変換されたなら全く構わない。し、社訓や集団スローガンに沿っていっしょくたになる場合は往々にしてあるから仕方ない。

けれどよく考えずに、よりによってその場の空気なんかで「楽しい」としているのはいただけない。

後述するように、思考放棄すると自分のためにならないからだ。


明るく賑やかなものに触れると楽しい。後ろ暗いものに触れると気が滅入るし嫌だ。だから暗さは人生必要ない。Q.E.D

ここまで解いてペンを置く人たちが意外と多くて恐怖をおぼえる。はたしてそんなに簡単証明できるものなんでしょうか。まだ終了のチャイム鳴ってませんよ。まだまだ考える時間はたくさんありますよ。ゲーデル不完全性定理みたく証明できないということを証明しても間違いじゃないんだから、もうちょっと考えましょうよー!


情報が増えSNSが普及し、みんなが広く「人と比べる」ことを始めてから、世の中ではグッとわかりやすものへの評価が高まった。

わかりやすいというのは、説明やすいということだ。「楽しい」はわかりやすい。他者との濃密なコミュニケーション。よろこび。平和笑顔健康皮肉にも先人たちのブランディングのおかげで、個人に沿ったものかは別として楽しいシチュエーションなんて山ほどあげられる。フェス。海。BBQ。友人とのランチ家族との食事etc……。

それに比べて「気が滅入る」「嫌」はどうだ。「楽しい」ほどポンポンシチュエーションが出る人は少ない気がする。

それは人によって全く違う形をしているのと、「嫌なことなんて忘れて、楽しいことだけ考えないと人生もったいないですよ♪」というひとつの考えが蔓延しているからだ。

はたしてそれがみんなに適応する考えなのだろうか。楽しいことだけで自己形成されているわけなんてないのに、臭いものに蓋をしてしまったとき、ひずみが生まれないだろうか。そしてそのひずみは、今すぐでなくても時間をかけてゆっくり自分を苦しめたり、あるいは自分無意識他者攻撃する原因になったりしないだろうか。


私の母はもう還暦になるが、家の中でひとりでボケてツッコんで、永遠に喋り続けている陽気な関西人だ。器用で頭の回転が速く、生活力も抜群に高い。何をやらせても80〜120点でこなせるタイプで、どこでも重宝されて生きてきた。

母は子供時代友達と遊ぶことを許されなかった。共働きの両親の代わりに家事を引き受け、弟の面倒をみた。ランドセルを放り出して遊びにいきたいのをずっと我慢して、結婚して家を出るまで一生懸命家族に尽くしてきた。

年月は流れ、両親も母も歳を取った。いざ相続に関する話が出たとき、母の親、つまり私の祖父母露骨に弟を贔屓したそうだ。

母は当時50代だったが、そこから何年も「男尊女卑精神が染み付いた両親」と向き合うことになった。

『思えばずっと、あの家が嫌いだった。ずっと、両親の弟贔屓が嫌だった。でも、嫌ってしまったら「嫌な家庭に生まれ人間」になってしまうから考えないようにしていた。年老いた親を嫌うひどい人間になりたくない』……。

さめざめと泣く母を見て「別に実の親のこと嫌っててもいいじゃん。そういう自分を認めていいじゃん。『私はあの人たちを嫌いで理解できない』ってことを自分理解しておけばいいじゃん」と言った。

これは言わなかったけれど「私は絶対自分の中の『暗い部分』や『何かを嫌う理由』と向き合っておこう」と思った。

自分を広く知ることは武器になる、と常々思う。

私は母と違って生活力もなければ大抵のことが40〜50点しかできないし、場合によっては0点も当たり前、でもある特定の条件が重なると涼しい顔で200点を叩き出せる、そういうタイプ人間なのでより一層そう思う。

これは私の持論だが、これから先もずっと自分の弱い部分や後ろ暗さ、悲しみや憎しみについて考えなければならないと思う(楽しいことなんて放っておいても無意識に考える)。

「ずっとトラウマを抱えるな」「いい大人なんだから忘れろ」「うじうじするな」「そんなこと考えて人生楽しい?」とかなんとか言ってくる人がいる。けれど、そもそも簡単に忘れられないかトラウマなのだし、「いい大人」なんて曖昧言葉理由になることなんてないし、うじうじしているのではなく向き合っているのだし、人生は広い目で見ると楽しいけどピンポイントで見ると全然楽しくない、そういうものだと思ってます

勘違いされたくないから強調するが「『暗い部分』や『何かを嫌う理由』と向き合って昇華し、キラキラすっきりと生きていこう♪」という能天気なことを言っているわけではない。無理無理、それは私には無理。ずっと私は暗いもん抱え続けて生きているし、嫌なもんは嫌なまま。

その理由言葉説明できるようにしておくと「本当に無理なこと」を避けられる。客観視できるまで噛み砕いておくと「これに関しては私のバランス感覚おかしいのだな、人を選んで主張しよう」「これは今いる環境によって自己がブレてしまって起きている事象から、あまり気にしないでおこう」と判断ができる。

自分を知るという槍、客観視点という盾で戦うしかない。転生したらきっとチート主人公になれるのだから、今世ではとりあえず、武器を持って立ち上がろうと思う。

2023-11-27

5kg痩せるスープ

じゃなくて「5kg痩せたときに飲んでいたスープ」だよね。

「5kg痩せた」という事象に対して「スープを飲んだ」は数ある要因の中のひとつであり、あたかも飲んだら痩せるみたいなタイトルダメでしょ。

anond:20231127072121

低学歴、というよりは、社会に影響を与えてる実感に乏しい層が、画面内で発生する事象に執着する印象。

それを、元増田は「低学歴」と表現したんだと思うよ。

という人も、ゲームの画面内では、自分アクションに対して、世界リアクションするんだぜ!そりゃ面白いでしょ現実よりもさ!

2023-11-23

コミケに絵柄割れ厨(AI生成物頒布者)を出さな規定、多分もうある

コミケサークル参加条件のひとつに「オリジナル頒布物」という項目がある

ここでいうオリジナル一般的認識(≒一次創作)とは異なり、大まかに言えばサークル参加自身により制作しているという解釈である

規定の追加というより運用(但し書きとサークル抽選時の書類確認)で対処可能事象ではないか

anond:20231123103536

それをいうなら事実じゃなくて真実だろ

 

 

 

 

 

奥さん」という呼称について

相変わらずジェンダーがどうとかつまらない話が多いので、過去の用例から奥さん」あるいは配偶者呼称についていろいろ考えたいなあ。と思って書きます

勿論、女中などに似ようはないと、夢か、うつつか、朦朧と認めた顔のかたちが、どうやらこう、目さきに、やっぱりそのうつ向き加減に、ちらつく。従って、今声を出した、奥さんは誰だか知れるか。

 それに、夢中で感覚した意味は、誰か知らず、その女性(にょしょう)が、

「開けて下さい。」

 と言ったのに応じて、ただ今、とすぐに答えたのであるが、扉(ひらき)の事だろう? その外廊下に、何の沙汰も聞えないは、待て、そこではなさそう。

「ほかに開ける処と言っては、窓だが、」

 さてはまさしく魘(うな)された? この夜更けに、男が一人寝た部屋を、庭から覗き込んで、窓を開けて、と言う婦(おんな)はあるまい。(「沼婦人泉鏡花、1908(明治41年

奥さん」は、自分配偶者というより既婚女性に対する敬称として用いられています。「女中などではなく」自分夢想する上流階級を思わせる女性奥さん)が誰か分からないが、夜更けに訪ねてきた「女性(にょしょう)」は普通の「婦(おんな)」ではないだろう……という流れですが、この呼び分けは、日本語代名詞の豊かな言語世界垣間見せてくれますね。

奥さん」という語がめちゃくちゃ出てくる小説と言えば、やはり夏目漱石こころ」(1914(大正3年))でしょう。前半では「先生」の妻である静さんの呼称として、後半では先生青年期に下宿していた、静さんの母親呼称として「奥さん」が登場します。この作品は、一人称の語り手による手記の体を(前半後半とも)取っているため、固有名詞を避ける書き方をしており、その結果であると思われます

私はすぐ玄関先を去らなかった。下女の顔を見て少し躊躇してそこに立っていた。この前名刺を取り次いだ記憶のある下女は、私を待たしておいてまたうちへはいった。すると奥さんらしい人が代って出て来た。美しい奥さんであった。

奥さんらしい人」という表現から、「奥さん」が「配偶者」の意味で用いられていることが感じられます。ただ、自分配偶者を呼ぶ呼び方ではないですね。

 私の知る限り先生奥さんとは、仲のいい夫婦の一対であった。家庭の一員として暮した事のない私のことだから、深い消息は無論わからなかったけれども、座敷で私と対坐している時、先生は何かのついでに、下女を呼ばないで、奥さんを呼ぶ事があった。(奥さんの名は静(しず)といった)。先生は「おい静」といつでも襖ふすまの方を振り向いた。その呼びかたが私には優しく聞こえた。返事をして出て来る奥さんの様子もはなはだ素直であった。ときたまご馳走になって、奥さんが席へ現われる場合などには、この関係が一層明らかに二人の間に描き出されるようであった。

こころ」は新聞連載ですが、奥さんの初登場は先の連載4回目、その後奥さん先生(夫)の重要なシーンである第8回を経て、この第9回で初めて名前が登場します。この作品先生訪問してきた「私」と奥さんが共に食卓を囲むシーンなどが多くあり、この夫妻は大正当時の一般的夫婦関係よりも幾分現代に近い感じで描かれているように思います

次は、「先生」が若いころ、その奥さんの自宅に下宿をしたとき奥さん母親を「奥さん」と読んでいたというシーンの引用です。(中略があります

 それはある軍人家族、というよりもむしろ遺族、の住んでいる家でした。主人は何でも日清戦争の時か何かに死んだのだと上さんがいいました。一年ばかり前までは、市ヶ谷士官学校そばかに住んでいたのだが、厩(うまや)などがあって、邸(やしき)が広過ぎるので、そこを売り払って、ここへ引っ越して来たけれども、無人で淋しくって困るから相当の人があったら世話をしてくれと頼まれていたのだそうです。私は上さんから、その家には未亡人(びぼうじん)と一人娘と下女より外にいないのだという事を確かめました。私は閑静で至極好かろうと心の中に思いました。

(略)

 私は未亡人に会って来意を告げました。未亡人は私の身元やら学校やら専門やらについて色々質問しました。そうしてこれなら大丈夫だというところをどこかに握ったのでしょう、いつでも引っ越して来て差支えないという挨拶を即坐に与えてくれました。未亡人は正しい人でした、また判然(はっきり)した人でした。私は軍人妻君というものはみんなこんなものかと思って感服しました。感服もしたが、驚きもしました。この気性でどこが淋しいのだろうと疑いもしました。

(略)

 私は未亡人の事を常に奥さんといっていましたから、これから未亡人と呼ばずに奥さんといいます奥さんは私を静かな人、大人しい男と評しました。それから勉強家だとも褒めてくれました。けれども私の不安な眼つきや、きょときょとした様子については、何事も口へ出しませんでした。

「上さん」「未亡人」「妻君」「奥さん」は全て同じ人物を指していますが、それぞれの場所ニュアンスが異なることが分かります。それぞれ「下宿屋の女主人」「(夫を亡くした)配偶者」「配偶者尊称)」「既婚女性尊称)」くらいに捉えるのが適切でしょうか。

かみさん奥さんの用例としては、

そういうわけで、私たちは家の主婦奥さんと呼んでいました。下宿屋のおかみさん奥さんと呼ぶのは少し変ですが、前にも言う通り、まったく上品で温和な婦人で、どうもおかみさんとは呼びにくいように感じられるので、どの人もみな申合せたように奥さんと呼び、その娘を伊佐子さんと呼んでいました。家の苗字は――仮りに堀川といって置きましょう。(「白髪鬼」岡本綺堂、1923(昭和3年))

…「下宿屋のおかみさん奥さんと呼ぶのは少し変」という言語感覚から、「おかみさん」「奥さん」の使い分けがくっきりと見て取れて面白い用例ですね。この話は、発表は昭和ですが、岡本綺堂明治まれですし、物語時間10数年前(つまり震災前)という設定ですから言語感覚としては漱石の少し後、大正期の中頃を反映していると言った方が適切かもしれません(まあ、それを言うなら「こころ」の場合、おおむね時代明治期の想定と言えそうですが。)

昭和に入ると、「奥さん」が配偶者を指す呼称としてライトに用いられ始めたように思います。太宰はこういう言葉ちょっとしたニュアンスが本当に上手な作家で、次の用例の言葉の使い分けは非常に印象的です。

奥さま、もうすこしのご辛棒しんぼうですよ。」と大声で叱咤しったすることがある。

 お医者奥さんが、或るとき私に、そのわけを語って聞かせた。小学校先生の奥さまで、先生は、三年まえに肺をわるくし、このごろずんずんよくなった。お医者一所懸命で、その若い奥さまに、いまがだいじのところと、固く禁じた。奥さまは言いつけを守った。それでも、ときどき、なんだか、ふびんに伺うことがある。お医者は、その都度、心を鬼にして、奥さまもうすこしのご辛棒ですよ、と言外に意味をふくめて叱咤するのだそうである。(「満願太宰治、1938(昭和13年))

医者が、夫の体の静養のためにセックス禁止して…というちょっとした掌編なのですが、最初の「奥さま」は、医者患者配偶者である若い奥さんに言い聞かせるとき呼称医者の「奥さん」は医者の(やや年配の)配偶者ニュアンスで用いられていますが、地の文での「奥さま」と「奥さん」の使い分けで、雰囲気表現されているのは実にうまいです。

最後に、呼称という点で、最初に見かけてこれは書き留めておきたい(ぶっちゃけこの記事を書くきっかけになった)のがこちら。

 は水の引くように痩せて、蚊帳の中で死んでしまった。死ぬ前「今度奥さんを貰う時は、丈夫な奥さんを貰ってね」と言った。

莫迦、お前が死んだら俺は一生独身でいるよ、女房なんか貰うものか」

 彼は妻の胸に涙を落しながら言った。その涙をふいている内にふと俺は嘘を言ってるのかも知れないと思った。

 しかし、妻が死んでしまうと、彼は妻に言った言葉を守ろうと思った。死んだ人間に対しては、もう約束を守るよりほかに何一つしてやるものがないのだと思った。

(「蚊帳」織田作之助、(初出が調べられなかったのですが、上の満願より少し後の1940年前後だと思います。))

この3つの呼称の呼び分けを、代名詞豊富でない文化圏の人にどうすれば伝えられるだろうなあ、と思ったりします。

さて、蛇足ながら、このエントリを書いた理由について。呼称代名詞というのは、時代によって変遷し、人の心を映すもの。だから、いろいろな意見議論はあっていいと思いますし、そもそも言葉時代ジェンダー観を反映するというのは、取り立てていう必要もないくらい当たり前のことではありますが、そういった、人々の内心の方を変えるのが面倒だからといって、言葉の方に罪を着せるようにして言葉狩りじみたことをするのは、正直「違うんじゃないかなあ」と思います。人々の心が変化すれば、誰が強制しなくても言葉は廃れ、変化していきます。〇〇という言葉を使うな!なんて言わなくても、それが指す事象が消えたり変化したりすれば、あっという間に言葉は移り変わっていくものです。だから、変えるべきことを人々の総意に基づいて粛々と変えるよう努力するのが重要であって、「言葉狩り」みたいな遊びで何か大きな社会貢献を為したような気分になるのは、正直やめてもらいたいなあ、と思っています。そんな感じのことを感じていただけたのなら、この記事を書いた意味があったというものです。ありがとうございました。

2023-11-21

anond:20231121220237

私も低学歴(中卒)なんだけど、この増田が何を言ってるのかよくわからない。

というか「賢者現象を見、バカ他人を見る」という言葉自体が初耳だ。

このあたりが賢者愚者にまつわる有名な言葉では。

しかし読めば読むほど何が言いたいのがさっぱりわからない文章だ。この文章における「概念」「現象」と「他人」の定義とは?

他人という物理存在を見るとはどういう意味なのか。

なぜ読む人が理解やす文章を書こうとせず、独りよがり文章を書いてしまうのか。

元増田学歴はどの程度なのだろう。高学歴なのだろうか。

自分の周りの低学歴も、概念とか事象とかじゃなくて、他人という物理存在を見ている人が多い。

賢者現象を見、バカ他人を見る」というのは事実だと思う。

低学歴だけど

自分の周りの低学歴も、概念とか事象とかじゃなくて、他人という物理存在を見ている人が多い。

賢者現象を見、バカ他人を見る」というのは事実だと思う。

2023-11-20

家父長制は悪い面も多いけど

家父長制絶対悪!!

みんなで話し合って平等に決める!!女にも権利を!!男が偉ぶってるのはよくない!!

みたいなの、自分も女だし分からなくもないけどさ、家父長制は権力継承じゃなくて役割分担なところもあると思うんだよね

誰もやりたがらない事象(冠婚葬祭の取り決めとか、財産分与とかの面倒な手続きとか)をしぶしぶやるエクスキューズにもなってるのでは

メインで関わらない人は、得られるバックも少ないですよ、というだけであって

会社掃除当番を廃止させたがってるやつが"自主的組織になるためにも掃除は汚れに気が付いた人がやればいい!"って譲らなくて1ヶ月そのスタイルにしたけど、そいつが気が付いて掃除してるの一回も見たことなかった

家父長制も絶対そうなる

都会で田舎のしがらみに囚われず暮らしてる人は声高に色々耳障りのいいこと叫べるかもしれないけど、親の介護や謎にある土地たちの処理や墓どうする問題とか、ちゃんと関わる気ある?何の責任も負わないのに"男が全部取り決めるの良くない!"ってのは都合良すぎないか

フェミニズムをうたってる漫画読んでなんだかなあと思ったので備忘録

anond:20231120123437

浮気100%バレる」のように観測された事象以外は認知されないだけでは

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