2023-12-07

anond:20231207071219

つの論点がある


一つは、表現戦場お気持ち戦場であるという点

一つは、明確な差別侮蔑名誉棄損は世に出てはならないという点


表現戦場お気持ち戦場である

みんなあまり気にしないが、ジャンプなどの「打ち切り」も、大枠では表現の自由を侵害している

なぜ打ち切られるかと言うと、世間に受け入れられず、利益を産まないと判断されたか

このことについて、営利企業による選別は表現の自由を侵害しない行為だと宣う者もいるが

どこをどう解釈しても表現の自由を侵害している事に違いはない

チートスレイヤーも同様だ

あれが他作品権利侵害しているとはとても思えない

裁判をしたら勝ったろう

でも、顧客は憤慨し、出版社は取り下げた

あの件でも、界隈は、「あれは権利侵害から取り下げただけ」と嘯くが

ハッキリ言えばいいのだよ

「気に入らないものは消えて欲しい」ってな

実際、そういう風に消える表現は沢山ある


個人的には、エロ表現が嫌いだと言う人が居ても良いと本気で思っている

グロ表現お茶の間に流れなくなった

料理を粗末にするコントや、他者イジメる類のコントも消えた

人によって是々非々はあろうが、私は歓迎している

ハッキリ言う

不快から消えてうれしい」

これに表現の自由で対抗するのは間違ってるとも思う

不快だという陣営と、表現されるべきだという陣営意見をぶつけて、時には金(営業利益)で、時には圧力意見を闘わせて

勝った方の意見で結果が出ればいい

そういう意味では、共産党思想も私の考えに近い

「それが利益にならない表現自然と廃れていく」

もう昭和のノリで漫画を描く人は希少だ

これは、昭和漫研表現規制されたのだろうか?

お気持ち戦場表現を残したいのなら、共産党が何を言おうが残したい方が布教活動を頑張ればいいのだ



【明確な差別侮蔑名誉棄損は世に出てはならない】

こっちは、文言としては分かりやす

他者人権侵害するような表現は、世に出てはならないという物

侮蔑名誉棄損は差し止め権利まで法で定められている

こっちは根底人権様がいらっしゃるので、差別侮蔑名誉棄損だとされた表現も世に出るべきだと主張すると、主張した側が人間性を疑われることになる

もちろん反論する側は、差別ではない、侮蔑ではないという形を取るのだが

規制したい側は世の中への演出として、差別助長する〇〇達と露出させる

そのため、下品悪趣味表現に対して差別カードを切られると、擁護する人が減る形になる

下品悪趣味であり、それは侮蔑的で差別助長するとなると、顕名で声高に擁護することが社会的評価に影響してしまうから

自然匿名の卑怯者けが擁護側に集まることになり

その事実演出をより効果的にする

そのように強力な効果を持つカードから、単に「不快だ」というお気持ち差別として世に問う集団がいる

私はこれには断固として反対したい

差別というのは本当にシビア評価されるべきで、月曜日のたわわのように「差別表現だが雑誌掲載されたりしてよいし作品にも出版社にも問題はない」などと迷走すべきではない


このような事象に対して反論する時に「表現の自由」を使うのは

(一部の原理主義者を除き)

差別」というカードに対しての対抗手段であるだけだ

反差別界隈が簡単相手侮蔑レッテルを貼り社会的に葬ろうとする(構造差別構成要素を実践する)のと同じように

表由界隈も気に入らない表現は潰そうとする

理由は単純で、反差別も表由も、実際にそれを「目的」にしていないか

相手攻撃する「手段」としてそのカードを使っているのであって

それは「目的」でないから、主張や行動に一貫性がないの

お互いがそれを攻撃し合ってるの

本当にバカみたいでさ

お互いが手段しかない事を、白々しい美辞麗句で、それこそが自分の生きる理由みたいに語り出すわけ

これ自体は非常に滑稽な事なんだけど



でもだからこそ、そこから一歩身を引いてるみたいな立場人間

いっちょかみでそれを揶揄すると

激烈な反応が当事者双方から返るときがある

当たり前だよなぁ

  • 長っ 村長のリプライ見てたら本当にどっちからも人が集まって空中戦してて面白いな

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