はてなキーワード: ルーズとは
妻の”悪行”に見えるエピソード
夫に自分だけが食べるクルミを大量に割らせる(面倒くさい) 夫が100個もあるだろというとせいぜい50個だと言い返す
夫に「あと十分で帰ってこい」という
夫の弁明を嘘だと決めつける
金に困っている夫に無断で高価そうな犬を買う
コンビニで買い物を終えて店から出てそこそこ歩いたところで買い忘れた「犬に飲ます牛乳」を買いに戻れと命令する 夫が100メートルも離れてるというとせいぜいXXメートルだと言い返す
id:saebou氏がパラサイトを評して「こんなに先の見えない崩壊寸前の家庭で互いの軋轢・口喧嘩も家長への反発もないのはおかしいと感じた」と感想を述べていたが
パラサイトのストーリー上必要ない(邪魔だった)というほか、「それ、犬噛でやったな」とて監督が無意識に今さら同じことをやる必要ないと判断した、という可能性が全くないとは言えないだろう。
・悪行の二面性
最近は主人公がシートベルトしていないとかノーヘルバイク運転、未成年飲酒喫煙などの触法行為は何らかのエクスキューズなり事後的罰を受ける描写がセットでないと許されないし
悪いことをした人間は相応の罰を受ける、というのが古くからの映画シナリオのお約束だが(「素晴らしき哉、人生」の悪役は古い映画にしては数少ない、罰せられない例外)
二作とも、犯罪・しでかしたわるいことのオトシマエについてはわりとルーズである。
犬噛では
・友人の、高価な双眼鏡を落として壊す>特に謝らないけど仲違いしなかった。
・酔っぱらって路駐している車のドアミラーを蹴り壊す>特に怒られない(ドアミラーを勝手に持って帰った≒盗んでいたことが最後にわかる)。
メインの
・ユンジュの犬殺しについては、告白しようと決意するが、ついに真犯人として認識されることはなかった(ウヤムヤ)。
上記の「悪行」を積んでいた妻(夫に対する優越者)も 実はドラマの途中で妊娠を機にリストラされた「負け組」であったことが明らかになり
犬殺しをしていたユンジュも、病で生活に困っていた物乞いには優しかった。
同様に
半地下では
金持ち家族を騙しているソンガンホも首を切られた運転手の心配をする一面が描写されていた。
・ラスト・数年後…
犬噛のラストは「いつか旅行に行こう」と言ってたヒョンナムとチャンミの森へのハイキングのシーン(おそらくメインストーリーの直後)だが、その前に
ついに教授となったユンジュが学生相手に講義を始めるシーンがある。
ユンジュはすっかり垢抜けていることから、それなりの時間経過が伺われる。
主人公(長男)が数年後、お金を稼いでしゃれた服に身を包み、物語の舞台となった高級住宅を訪れて買い戻すシーン。
だとすると、
ユンジュが教授になったシーンもユンジュの空想だったのではないか
sabacurry 例えば流行り物に手を出すとかも、思い出作りとしては有効だと思ってる。「何年前?あれが流行ったときね」みたいな。他人とも思い出を共有しやすい。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4680756645086841378/comment/sabacurry
17歳JKだけど、高3の時、つまりリアル17歳JKだった時のことを思い出した
当時、ルーズソックスがやや下火になりつつあり、その対抗勢力である紺ハイソがぐんぐん勢いを増していた
そんな中で私は「流行に乗っかるのはつまらない人間のすることだ!!!」などとイキってルーズでも紺ハイソでもない靴下でいたんだけど、高3の5月頃だったか、急に「これ、今を逃したら一生ルーズソックスをはくチャンスないんじゃないか…?」と思った ほんとに何の前触れもなく、突然そう思った
それでその日の放課後にソニプラ(現在は「プラザ」と呼ぶらしいですね、時間の流れを感じる)まで行って「スミスのセンロク」を買った 「スミスのセンロク」と言われても若人にはわからないだろう、要するに当時人気のあったド定番のルーズソックスのことであり、なんと靴下1本で1600円もするんだぜ!
そして満を持してルーズをはいてみたわけだが、残念なことにその時の感想を覚えていない 最初は恥ずかしいと思ったはずだが、その後1年間はき続けたわけだから気に入ったんだろうな…特に冬場はあったかいし
20年近く経った今、あの時ルーズソックスはいておいて良かったな~と思う ソニプラに買いに行ったことや、1600円もするのかよ!高えよ!バイト2時間分だよ!と思ったこと、時間が経つと重みで下がってソックタッチがはがれる感触とか、結構汚れやすいこと、それでいて洗濯すると乾きにくいこととか、そういう体験じたいが良い思い出になっている
毎朝思うけどわざわざ決まった時間に行ってなんの意味があるのか
職業によってはあるだろうけど、職業によってはなんの意味もない
誰かと話すわけでもなく時間まで黙々と自分の席で作業して帰るだけ
30分遅くなったらその分30分遅くまでいれば十分
決まった時間に来ないといけない、それだけで朝からストレスがたまる
洗濯物を干すなどやっておきたいことを一通り終えてから出社すればいいから気持ちよく一日を始められた
それが時間指定があると朝からやりたいことができないし、場合によってはシャワーすら浴びる時間がない
朝から最悪この上ない
働き方改革とか言ってるなら必要もないのに定時を作るようなのを指導してもらいたい
実際電車の混雑も収まるだろうし、良いことのほうが多い
こういうことを書くと朝早くから起きろとか言う意見が出るだろうが、
それなら、早く行ったならその分早く帰れる制度くらいつくるべきだ
結局自分の都合の良いタイミングでできない時点で無意味にストレスがたまる
早く行っても早く帰れないならギリギリまで時間潰すことになるが中途半端だとできることも限られる
時間がなくて間に合うかギリギリなのに、そんなときに電車止められたり信号が赤になったらどうか
多くの人はイライラするだろう
それは周りの人にも影響するし、車だとスピード出すせいで事故る危険も増える
事故はその人だけで済むとは限らない
電車でも、病人だとか痴漢だとかで止めたときに文句言われる事が多い
そういうのがないだけでも心に余裕ができるから、ちょっと止まったくらい「べつにええで」くらいの気持ちで許せるようになる
どうせ残業ばかりで終わりがルーズなんだから始まりもルーズにすればいい
それだけで心に余裕持てる人が多いと思う
マスコミや韓国人が、韓国に不利なことを言えば差別、と騒ぎまわるからだろうか
最近、差別と区別とを意図的に分けて考えられる人が減ったと思う。
あるアメリカ人が言う。
これは生存の権利を日本人であると言うだけで、アメリカ人全体として奪うのだから差別と言っていい。
これは日本人と言う属性に対応して自分の行動指針を変えているだけだ
似たような事で
「当社は日本人を採用しません」=差別(的だろう、たかだか就職が天与の権利と言えるかどうか)
「当社では日本人の採用に当たっては、特に英語力の高い方のみです」=区別
ということになるだろう。
韓国人と言うレイヤーにたいして、まずはこいつは反日に違いないし、約束を守れない奴だ、という閾値をもって接するという事でしかない。
そこから時間をかけて関係が改善されることも、されないこともあるだろうが、韓国人は何も奪われてはいない。
努力によって変わる事がない国籍、人種と言うレイヤーであっても、だからこそ、基準が変わるものなんて幾らでもある。
「就職氷河期世代は可哀そう」、「ホモは性欲が強い」、「鉄道オタクは危険」、「沖縄県人は時間にルーズ」、「京都人は陰険」
レイヤーに限らずどんな種族の人でも遅刻はするのに、ネット上では『レイヤーは遅刻する』のフレーズがレイヤー以外にまで出回っている。
なぜこんなことが言われてしまうのかしばらく考えてなんとなく仮説が立ったけれど、こんなことをレイヤーをたくさんフォローしているTwitter垢に書くと自分の居場所を失いかねないので増田に書かせていただく。
【保険】
この文章の趣旨は「遅刻するレイヤー(他人)を許せ」でも「遅刻する私を許せ」でもなく、
「もしもレイヤーというだけで遅刻魔のレッテルを張ろうとする人がいるなら、それは『犯罪者が毎日パンを食べていたのでパンを滅ぼせ』に近い暴論だから少し考え直してほしい」である。
どう考えても遅刻する人は悪い。
またこの文章を書いている人はレイヤーのあわせとかの問題の当事者ではなくTLに流れてくる各種意見から想像したものを文章にまとめている。
誤解などがあればコメント等で指摘してもらえると助かる。
【保険ここまで】
本題に入る。
・相手を選べない
・ギリギリまで粘れる
・すぐに拡散される
ひとつずつ順に述べていく。
被害の大きさの基準にもよるけれど「相手がいなくても何とかなるかどうか」を今回は用いようと思う。
同時入場の必要がないアトラクションやイベント(あとから来い)
ウィンドウショッピングとか街中歩くやつ(理論上一人でできる)
同時入場するイベント(イベント前後でチケット詐欺と同じくらい問題になるやつ)
レイヤーの大型あわせは1人でも遅れると残りのメンバーが身動きを取れないという点で「同時入場するイベント」に近いのではないだろうか(同時入場じゃないけれど)
全体集合の写真を撮れない。進行に支障が出れば、撮りたかったものを撮り切れない可能性もある。落ち着かないから撮影に集中できない。
(※最初にも書いたが私自身は大型あわせに参加したことが一切ないのでこれはTLに流れてきた愚痴から推測したものである)
学校などのコミュニティで知り合って仲良くなった子と休日に出かけるパターンの場合、普段から時間にルーズかどうかを登校や移動教室のギリギリ具合からある程度推測ができるため自分に被害が来ない位置から観察することが可能である。休み時間のだらけ方である程度時間に対する考え方がわかる(気がする)
それに対してネット上で知り合った人の場合、時間に対する考え方はなかなか判断しづらい。
もちろんFF内の人で頻繁に「寝坊した」とか「遅刻確定だしのんびり行こう」とか呟いている人はもちろん危険だが何も呟かない爆弾もそこそこの頻度で混入している。どうにもならない。
加えて、あわせだと初対面の人や素性がわからない人も混ざってくるのでいよいよわからない(それが原因かはわからないがFF内の人とか一度ご一緒したことある人とかを限定して募集しているものも多く見かける)
どれだけ自衛してもヤバい爆弾遅刻魔を完全に排除することはなかなか厳しい。
これに関してはレイヤーのあわせに限らずオフ会でもなんでも救いようがない遅刻犯は一定数いる。
同人作家の「新刊落としました」ツイートを見たことがある人も多いだろう。
限界のその先にいっていない限り落としたツイートは遅くとも3日前には出るので宝の地図の最終稿を作る段階には間に合う。即売会前々日入りの超地方勢でもない限り、そのツイートを見てからスペースの回り方を考え直したりその他いろいろ柔軟な対応をしたりできるはずだ。
哀しくなるからやめてほしいけれど。
レイヤーの場合、前日夜に「まだ布」とツイートしても翌朝に衣装になっている魔法使いがいる(まじでなんなのあれ)あの魔法は間に合っているから許されている。
レイヤーの遅刻の原因ランキング上位の『衣装終わっていない』『寝坊』
はいずれも自分の力量を見誤り、残り時間が足りなくなって起こることである。
中には早めに衣装終わらない申告をしている例もあるけれど、助けられるくらい早くいっていない限り当日朝の悲鳴と何ら変わりない。
(例:前日前々日くらいに「○○の衣装届かないんですけれど貸してくれる人いませんか」ってツイートしているやつ、いつどこで受け渡してもらうつもりなのだろうか)
ギリギリまで粘ることが許されるのはもし万が一間に合わなかったとしても何とかなる(他者への被害が小さい)ときだけである。
一瞬本題からずれて、世の中の人の遅刻に対する姿勢をざっくり分けてみる。
そして
だから組み合わせると4種類、『遅刻するけれど許せない人』はいないだろうから(いたら流石にヤバい)実質3種類に分類される。
きちんとしている人、偉い、
でも、このタイプの人と『遅刻する人』が約束をすると大事故につながる
ではここで、『遅刻をしないし許せないレイヤー』が『遅刻するレイヤー』の存在するあわせに参加して怒りの限度を超えた場合どうなるか。
女オタクの伝家の宝刀『お気持ち【拡散希望】ツイート』が誕生する。
これ毎回不思議なのだが【拡散希望】ツイートはなぜか関係ない界隈にまで届く。あわせの写真は届かないのに。
いずれあわせをするかもしれないレイヤーならまだしも、一生関わることのない人のせいで怒り狂っている一生関わることのない人の『お気持ち』を見せられても……そうですか……どうでもよ……という気持ちにしかならないのに。
しかも文章が「同じあわせに参加したレイヤーが酷い遅刻をした!!怒っている!!」というものだから、細かい情報をすっ飛ばして拡散ツイートを眺めた人に残る情報が『レイヤーは遅刻する』なのではないだろうか。これがレイヤー全体の印象に繋がってしまう。
平然と遅刻する人もヤバいけれど、怒り狂ってお気持ちツイートするやつも正直ヤバい。
界隈全体の印象を悪くしないために静かに注意喚起流している人や怒りを鎮めて頑張って乗り切った人からしたら良い迷惑だ。
そろそろ結論に入るけれど、
ということをなんとなく理解して、
大きすぎる括りで『レイヤー』をまとめるのはちょっと待ってほしい。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/hochi.news/articles/20191026-OHT1T50069.html
割と今回の徳井氏の脱税について、彼は面倒くさがり屋・ルーズな面があるから、などなど甘い判定の言葉が散見する。仕方ないなぁ徳井は、みたいな声。まるで見逃したれよ、とでも言わんとするようなコメントがちらほら。
でもこの件、脱税の中でもかなり悪質な部類で、しかもこの会社の名義で経費を落として追徴食らった前例などもあったようで、知らぬ存ぜぬルーズでしたじゃ済まない要項。徳井氏だから世間がなんとなく許しちゃう雰囲気なのは明らかにおかしい。ただの犯罪。
然るべき処罰を受けてもらわないと、納税者達の不満が大爆発しそうだ。
■追記
コメントついてたの気づいた。
上級国民の話と何が違うの。
チュート徳井がやらかしたことはちゃんと社会的に裁かれるべき事案だと思うし活動自粛も妥当で、
ただ、
「ルーズって言ってるくせに旅費を経費にするのはできるのか」とか
「面倒くさがりなのに節税のための法人設立してるの矛盾してない?」
俺自身怠け者っていうかそれ系の診断貰ってる身だけど、
基本はやる気は20くらいで生きてて、不意に80くらいでて行動したりとか
最初は100以上あるのに後半で一気に0になるとか、そういうのが多いイメージ
夏休みの宿題とかだと最初だけクラスの誰よりも早いペースで進めるけど急にやる気がなくなって友達にどんどん追い抜かれて結局最期まで終わらなくて怒られるとか、
分厚い文学作品を頑張って最後の方まで読むけど最後の章で萎えて10年以上積ん読になるとか、そんな感じだったわ
別に怠け者だって決まったアルゴリズムで動くロボットじゃないんだから、そう動くときと動かないときがあったって別に矛盾しないんじゃないってちょっと思った
高校生の頃からなんとなく、自分がADHDのような気がしている。そうでなくとも、なんらかの疾患を抱えた人間だと思う。もし私がただの、怠惰なだけのごく普通の人間だったら失笑せざるを得ないくらいには。
しかし色々な理由で診断を先延ばしにしてもう4年になる。心療内科とか精神科って予約が全然取れないって言うし。よし診察受けようと思った時に限ってお金はないし。そんなことを考えて結局電話もしないのだが、結局は勿体つけて延ばし延ばしにしているだけなのだ。ただのアホである。
これから先本当に診察を受けようと思った時のために、自分が他人と比べておかしいと思っているところをあげておく。ADHDに関係ないものでも、やべえと思ったことは書くことにする。
・部屋が汚い。飲み終わったペットボトルはそのへんに投げっぱなし、脱いだ服は脱ぎっぱなし、ゴミはゴミ箱からはみ出ている。捨てようと思ってゴミ袋を持ってきても中に突っ込んだだけでそのまま放置、燃えるゴミ(特大)が2週間は放っておかれている。子供の頃はもっとひどくて、部屋に足の踏み場がないくらいだったんだけど、大学生になってから少しマシになった。でも1回掃除するとペットボトルが2袋分くらい出る。アホ。
・部屋にコップとお茶を持ち込んでコップを3日4日洗わなかったり、弁当箱をリュックの中に入れたまま何日も洗わなかったりとアホみたいにルーズ。
・察しが悪い。例えば食卓に刺身が出ている。私の近くに醤油がある。父の小皿にはわさびだけのっていて醤油がかかっていない。そんな状況で父がそれとってと言うとえっ?どれ?と本気で思ってしまう。
・上と被るけど人の機嫌というか考えていることがわからない。私と一緒にいる時急にだんまりしてしまった人はみんな怒っているものだと思ってしまう。遊びで疲れて電車の中で言葉少なになる友人も、私の不用意な一言でむかっとした父も、どっちも同じに見える。挙句「怒ってる?」とか執拗に確認をとって不快な気持ちにさせてしまう。
・何事も先延ばしにしてしまう。診察もそうだけど、絶対すぐにやらなきゃ行けないものとか、順序だててやらなきゃいけない課題とか、本当にギリギリまで手をつけられない。危機感を持たないと何も出来ない。例えば明日出さなきゃ行けないレポートがある。これを出さなきゃ単位が落ちる。でも深夜3時くらいまでやらない。なんとなく数時間でできる気がするから。で、結局寝落ちしてできなくて授業サボって単位を落とす。でもたまに本当に数時間でできてしまう時がある。しかもそこそこいい評価をもらえたりする。これが厄介で、この成功体験にすがってしまっているのだと思う。
・普段は自分の趣味以外は全く集中できないのに、ギリギリになるといきなり力を発揮してなんとなくそれなりに頑張れたりする。友達が部屋に来る時とか、前日の深夜にゼーハー言いながら掃除してるし、レポートも然り。
・常に自分が攻撃されているような気がしてしまう。特にLINEやメールなどの顔や声がわからないツールだと、些細な言葉でも非難されているような気がする。「なんでそういうことするの?」「なんでそう思ったの?」なんで、から始まる言葉は基本怖い。
・しょっちゅう「周りから嫌われているような感じ」に襲われる。
・機嫌の振れ幅が大きすぎる。特に両親相手。面倒だと思った時はなにもかもああ言えばこう言うで言い返してしまうけど、機嫌がいい時は両親にとっていい娘であるように心がけて頑張ったりする。
・友人相手には真逆で、常に優しくあろうと心がけてしまう。しかし前述の通り人の心が読めないので、空回りすることも多々ある。仲のいい友人は気を使ってくれて「人に配慮するのは素敵だと思うけど、私から見たらやりすぎって時もあるよ。もっと好きなように振舞っていいんだよ」と言ってくれたりするが、昔からこうなのでなんかもうわからなくなってしまった。
・バツが悪くなると両親相手によく嘘をつく。しかしバレバレな嘘なので呆れられる。
・忘れ物、無くし物が多い。今日返さなきゃいけないDVD絶対持っていかなきゃ!カバンの横に置いとこう!(この間に歯磨きとか諸々やってDVDの存在を忘却)よし出かけるぞ!数時間後→あれないよ?みたいなことがよくある。ついでにモバイルバッテリーやウォークマンの充電もしょっちゅう忘れる。
・要領が悪い。マルチタスクができない。これのおかげでバイトでよく失敗する。
・睡眠時間をコントロールできない。朝早く起きなきゃ行けないのに夜遅くまで起きてたり、そうでなくとも起きられない。目覚ましが聞こえない。地震がきても気が付かずにずっと寝てる。
・捜し物が異様に下手。
・昔から皮膚をむしるのが好き。指でがりがりはがしたりするし、爪切りでどこもかしこも切っちゃったりもする。指の皮膚とかかとの皮膚はもうぼろぼろだし身体中傷まみれ。
・異常なほど耳かきが好き。外耳炎になってもやる。耳が痛くなったり膿みたいなのが出たり中が腫れすぎてイヤホンが出来なくなった時にようやくやばいなと思うが、市販薬を買ってきて塗る→治った気になる→またやるを繰り返している。
・よく「自分が嫌いな人から嫌がらせを受け被害者になり、周りがかばってくれるor自分から泣きながら嫌いな人を責める」みたいな妄想をする。なんで?みんなもこういうことする?
・異様なほどネガティブになる時と馬鹿みたいにポジティブになる時がある。振れ幅が大きい。
・自分が相手のためを思ってやったことなのに、相手から芳しくない反応をもらったりすると嫌な気持ちになる。こっちが勝手にやったのに。
この辺だろうか。
少し愚痴を言わせてくれ。
特定は怖いので、時期とか数字とかにフェイクを入れて話していく。
2年前の冬。私の所属する漫研で部誌を出すことになった。部員が2~3人ずつのグループに分かれて作る、グループごとに何を描いても自由な合同誌だ。
私はそのグループ分けの日は病院に行く用事があったため、要望だけ伝えて欠席した。
グループ分けにおいて、部員それぞれが己のスペックや希望を伝えて話し合ったらしい。「背景苦手」とか「普段は物書き」とか。私の要望は「漫画を描きたい。原作担当でも作画担当でもいい」と伝えた。
おそらくそれを加味してくれたのだと思う。結果、私はとある部員(Aとしておく)と2人組で漫画を描くことになった。Aは漫画を描いたことがなく、イラストを描くのが得意だと言った。ほぼ初対面なほどあまり話したことが無かったが、私がネーム、Aが作画というのが二つ返事で決まった。
その後、漫研の部室で、私が頭の中で練っていた大体の流れをAに説明し、Aはそれに賛同してくれた。私は自宅に帰り、ウキウキしながらネームに取り掛かった。10ページほどの短編だが、Aと相談したその日のうちにネームを完成させてLINEで送った。
Aは翌日、私のネームにOKを出してくれた。セリフの調整や服装などのやり取りも終わり、これで私の仕事は終わった………と、思っていた。
私はもっとAのことを知るべきだったのかもしれない。Aが時間にルーズなことを全然知らなかったのだ。
Aも私もあまり漫研の部室に顔を出すタイプではなく、互いに顔を合わせることは殆どなかった。
なので、今私たちの漫画の進捗がどうなっているのか把握出来なかった。そのうえ、Aはネームを確認した日以降、LINEを全く見ない。未読無視されるのはあまりいい気分ではなかったが、そういうタイプなのだろうと思って放っておいた。ネームに書かれていること以外の質問や提案も無いし、順調に進んでいるものだと思っていた。
そんなある日、私はたまたまAのTwitterアカウントを見つけた。そこでAは毎日どころか毎時のように呟いていた。
LINEは無視でTwitterは常時運転かよ、と少しイラついたが、それよりも驚いたのはアップしているイラストだ。Aはかなり筆が早いことが分かった。ラフやアナログも多かったが、結構な頻度でオリキャラや、私の知らないゲームのキャラの絵を描いていたのだ。
そのイラストの中には、私と合同で作る漫画の一部分もあった。かなり序盤のシーンだったが、確かに作業を進めてくれているみたいだな、とこのとき私は安心していた。
だが、事件(?)が起きたのは、漫研全体で決めている部誌の提出締切日。同じ漫研で特に仲が良い私の友人(Bとしておく)から連絡が来た。
内容は、意訳すると『Aが締切に間に合わなかった』『締切は5日間延長』『○○ちゃん(=私)もAを手伝ってあげた方がいい』『漫研の部室内で○○ちゃん(=私)が嫌われかけている』といったようなことだった。
Aが締切に間に合わなかったのは衝撃的だったが、それよりも、私が漫研の部員から嫌われかけているというのに驚いた。
Bの話によると、グループ内でネーム/作画で役割分担したのは私たちだけらしく、他のグループではそれぞれが数枚ずつ作品を作って15ページ前後のものに仕上げるのだとか。
私たちの役割分担を知った漫研の部員たちが「Aの負担が多すぎる」「Aが可哀想」「Aはネーム担当(=私)に文句言うべき」などと話しているのを、Bが聞いて私に忠告してくれたということだ。
色々と信じ難いことだらけだったが、私はその日は特にやることも無かったので、急いでAにLINEで連絡した。
「Aさん、何か手伝えることある?ベタとかトーンとか、なんでもいいから言って!」と。
すると、この時ばかりはAはすぐに返信した。「部室に居るから来て欲しい」と。幸い私は学校の近くに寮を借りていたのですぐに向かうと、Aは人物の線画をようやく終えた状態だった。
Aはデジタル派で、液タブを用いてクリスタで作業をしていた。私は板タブで無料ソフトしか持っていなかったため、Aに合わせてクリスタの期間限定無料版をインストールし、原稿をairdropで受信して、セリフ打ち込みやトーン貼りを手伝った。使い慣れていないソフトに難航したが、それでも適宜使い方を調べながらなんとか作業を進めた。
Aは思ったよりも自由奔放な人間で、締切を過ぎているにも関わらず、作業中にも別のイラストを落書きしたり、Twitterを覗いたりと好きに過ごしていた。私は昔からビビりな性格で、課題や宿題は締切日よりかなり余裕を持って提出しなければ落ち着かないタイプだったので、Aの行動が理解できなかった。
Aが自虐的に「私の絵はココがダメだ……」などと言う度に、「そんなことない!私はすごくいいと思う」などと言って励ましていた。今なら言えるが、私はAの絵のタッチが嫌いだった。そのうえ、そんなやり取りがその日の作業中頻繁に行われた。八方美人とは程遠い私にとって、この日は苦痛だった。
しかし、この日の頑張りあってか、作業はかなり進んだ。セリフも入れたし、トーンもベタも大体貼った。Aも背景やらその他の線画を描き終えた。あとは私の担当した部分のレイヤーを繋げればめでたく完成──と、思われた。パソコン上でAのメールアドレスを教えて貰い、その場でデータを送信した。そしてAと別れた。
その日の夜も私は家で残りの作業をし、終えた分をまたメールで送信した。延長した締切日のうち、私はこの日以外はバイト漬けでAの作業に付き合えない。私が手伝える部分は今日中に終わらせたかった。
表紙にペンネームを入れないといけないので、「私のペンネームは□□でお願いね」ともLINEで伝えておいたが、返信無し。
次の日にAのTwitterを覗くと、Aは友人と遊びに出かけていたらしい。その次の日は、また別のところに遊びに行っていたのだとか。
私は本当にAの行動が理解出来なかった。部員みんなで作る部誌の締切に遅れ、部長に締切を延長してもらったうえで、まだ完成していない作品を残してよくそんな所にいけるものだなと。
断っておくが、私は最初にネーム内容の相談をしたその日のうちにネームをAに渡した。その日から締切日までは2ヶ月以上もあったのだ。なのにAは原稿を提出できず、負担が大きいと他部員に思われ、私が嫌われる。こんな理不尽なことがあってたまるか。
結局、Aは締切日の午前三時頃に提出できた……らしい。Twitterでその呟きを見つけた。
一応一段落したみたい。と安心していたのも束の間。数日後、AからLINEが来た。
「○○さん(=私)のペンネームって何?表紙に何も書かなかったから部長に指摘された」
…………は?
私は一応もう一度「私のペンネームは□□だよ」と伝えた。LINE画面上では、
A:○○さん(=私)のペンネームって何?表紙に何も書かなかったから部長に指摘された
私:私のペンネームは□□だよ
こんな感じだ。本当に訳が分からない。
そして最も訳が分からなかったのは、出来上がって刷られた部誌を見たときだ。
確かに原作は私の漫画だが、セリフは所どころ違うし、トーンも私の貼ったものではなかった。──つまり、Aは私の送ったデータを使っていなかったのだ。いや、もはや見てすらいないのかもしれない。
メールが届かなかったかもしれないと思われるが、それは絶対にありえない。A自身が私のパソコンに直接メールアドレスを打ち込んだし、1回テストとして送ったのを、その場でAは確認して受け取った。
つまり、私のやった作業は全て使われずに無視されたということ。そして、Aは私の手助け無しに5日たらずで原稿を完成できたということだ。2ヶ月間もの締切を守れずに、その後のたった5日間で仕上げたのだ。
つらつら書き連ねて思い返すことはあったが、どうせもう過去のことだ。漫研の人数は非常に多く、出入りも活発だった。私がAと特別に仲良く接することはこれ以降無かった。
ああ、漫研で私が嫌われていた件についてだが──漫研は人数が多く、人の顔と名前が一致していないことがよくある。悪口を言っていた部員は、本人が目の前に居るにも関わらず、「Aにあんなに仕事押し付けたネームの人ひどくない?!」と私に言ってきた。ネームの人=私だと思っていなかったらしい。
「あはは、本当にそうだよね」
私は乾いた笑いしか出て来なかった。
これが、私の2年前の冬の苦い出来事。