はてなキーワード: コンクリートとは
古いからってデカイ顔してるだけで純粋な大きさとか機能性ではそのへんに建ってるビルに遠く及ばない パルテノン神殿もコロッセオもアンコール・ワットも
新宿とか梅田に無造作にある名前も知らんオフィスビル、あれが1000年前からある遺跡だったらたちまち世界一人気の観光地になるよ(鉄筋コンクリートは千年保たない、というのはここではどうでもよくてデカさの話 古さが同じだったらどっちが偉いかということ)
俺が言いたいのはだから世界遺産はクソだということではなくて、世界遺産に向けるくらいの目をそのへんのビル(とか球場とか空港とか)に向けるのもいいよね ということです。実際デカくてすごいよ 全部世界遺産と思って街を歩け
私はときおり家族と軽井沢に行く。何度も行っているので、めぼしい観光地はほぼ巡ってしまったかもしれないが、まだ行っていないところもそれなりにあり、それを目当てに足を運んでいる。それ以外はおいしいものを食べたり、宿で温泉に浸かったり、一人でふらふら近場を歩き回ったりと、各々が好きなように過ごしている。
別に、家族の仲が悪いわけではない。ただ、趣味が違う相手に無理して付きあうこともないし、その方が互いにいい時間が過ごせると思っているのだ。興味がないものにつき合わせてしまうと、こっちとしても心苦しい。それだったら、昼間は好き勝手に過ごして、夕飯時に一日の感想を共有する方が楽しい。
そうしたわけで、私は一人でふらふらとバスを乗り継いで美術館巡りをしていた。朝のうちだったのでバスの遅延もなく、目的地のハルニレテラス近辺についた。グーグルで調べたところ、目指す田崎美術館はそこから歩いてそれほどかからない。だから私は、ふらふらと美術館まで足を運んだ。
軽井沢は大小さまざまな規模の美術館がある。それぞれは離れていてアクセスがやや不便だとはいえ、私のように緑の中でぼんやりと絵を観るのが好きな人にとっては、都心の喧騒を忘れさせてくれる場所だ。小規模なところはすぐに観おわってしまうし、ほとんど同じ作品ばかり展示されているのだけれど、それでも久しぶりに同じ絵と対面するのは、旧友と再会するみたいな気持ちになる。
ただし、田崎美術館を訪れるのは今回が初めてだった。というのも、開いている期間が短いからだ。軽井沢の美術館は概して冬季は閉館していることが多い。ゴールデンウィークになってさえ、まだ閉まっているところが多いくらいなのだ。ここはやはり避暑地なのだな、と思われる。冬になると鬼押し出し園と絵本美術館くらいしか空いていない。
入るとそこは自然光が差し込むコンクリートの空間だった。作品保護のため直射日光は直接当たらないが、中で歩き回るには十分に明るい。私は田崎廣助の描いた山岳の威容を眺めつつ、自分は山に関してはまったくの無知だな、とつくづく思い知らされた。もしも私が山に詳しかったら、峰の形や周囲の地形からどこが描かれているのか、題を読むことなく知ることができただろうに。そして、どれほどその土地の雰囲気を伝えているかを感じ取れたはずだ。
環境省かどこかの国立公園の写真の小コーナーを見終わり、中庭を挟んだ向かいの建物をぼんやりと眺めた。もしかしたら、向こうの建物にも展示の続きがあるかもしれない。そう思ったが、向こうの建物の入り口らしきものが見当たらない。現に、中庭で困ったようにうろうろしている女性がいるではないか。
「すみません」
「私も入り口がわからないので、ちょっと係の人に尋ねてみます」
私はすぐにとって受付のベルを鳴らし、事情を説明した。係の人は親切に、道なりに行けばいいと教えてくれた。歩いていくと、確かにドアらしいものがあった。入り口がわかりにくかったのは、そこにカーテンがかかっているからだった。つまり、風呂場のカーテンのように磁石で留めるしくみになっていて、そこが扉だと遠目にはわからなかったのだ。珍しいタイプの入り口があるものだ。
私は女性を案内し終えると、ゆっくりと展示を眺めた。作品ばかりではなく、色紙や葉書もあった。中には欧州から出した手紙もあり、興味深かった。文体が私の祖父によく似ているのだ。田崎廣助は私の祖父よりも三十ほどは年上になるはずだが、戦前の教育を受けた人に特有なのだろうか、きびきびとして気持ちの良い文章だった。
そうして夢中になっていると、後ろから呼び止められた。振り返ると先ほどの女性である。
「先ほどはご親切にありがとうございました」
そう告げて一礼し、微笑んだ。
私は驚いた。というか、恐縮した。ただ係の人に道を聞いて案内しただけのことだ。それなのに、ここまで丁寧に頭を下げられるとは。いえいえ、と慌てている私に、彼女は重ねて感謝の言葉を伝える。女性にこんな笑顔を向けられたことなんて、ない。
もしかしてこれはチャンスなのではないか、と頭の片隅で声がする。一緒にお茶ぐらい飲めるのではないか。片隅にティールームらしいところがあるが。もう一つの冷静な声がする。彼女は単に育ちが非常に良いお嬢様なだけだ。私のような人間に、そんなチャンスがあるはずがないだろう。さらに皮肉な声がする。君は最近、美術館で現れる迷惑な男性の話をネットで読まなかったか。女の子に浅薄な知識を自慢をしたり、つきまとったり、そんな人間だと思われてもいいのか。美術館はナンパスポットではない。そして、私の引っ込み思案な性質が頭をもたげた。知らない人と話すのはつらい。ひとりになりたい。
そういうわけで、私は彼女と丁寧な会話の応酬をして、田崎美術館を立ち去り、セゾン現代美術館に向かった。徒歩だったが、想定していたよりも時間がかかった。歩きながらも、私は後悔していた。思い出してみれば、本当にきれいで上品な人だった。私は、丁寧な日本語を使える女性に弱い。はっきり言って理想のタイプだった。なのに、みすみす逃すとは。私はとんでもない馬鹿なのではないか。よく後輩の女の子が、旅行先でいつも親切な人にお茶をごちそうしてもらって嬉しい、って笑っていたではないか。
そんな思いも、セゾン現代美術館を一周し、テラスでサーモンサラダを食べているうちに薄れてきた。自分はいつも、そういうちょっとした親切心を行為と取り違えてみっともない真似をしてきたではないか。気にすることはない。これはいい思い出になった。それに彼女はせいぜい女子大生、対して私は三十を超えてしまった。釣り合うはずがない。
せいぜい、きれいな思い出としていつまでも覚えていて、どこかでまた会えたらいいな、と妄想するくらいにしておけば十分なのだ。テラスでナボコフを読みながら、そんなことを考えていた。
休めるのなら迷わず休むのがポリシーなので喜んで三日ほど休んだ。
さて、どう休もうかと悩んだ。引きこもりはお盆で味わい尽くしたし、
さて、車で二時間ひたすら山を登る。
残暑が厳しいだろうから高地へ行って涼もうと思っていたのだけど、麓も涼しくなっていた。
山を登りきると、そこは涼しい温泉地。どこか浮かれたような雰囲気が漂っていて好き。
ホテルへのチェックインにはまだ時間があったので、スーパーへ寄ってビールとつまみを購入。
口コミサイトにはフロントの対応が最悪と書かれていたが、妙齢のマダムが淡々と手続きをしてくれただけだった。
雰囲気が良ければあまり接客態度は気にしない。チェックインを済ませると部屋へ行った。
事前にわかっていたとは言え畳にベットは味がない。ベットだと布団の上げ下ろしがないからないから安いのか。
まあ、旅館の部屋につきものの「あの部分」があるからいいか。早速「あの部分」の椅子に腰かけくつろぐ。
瞑想くらいしかない。景色は開けているが、山しか見えない。夕食まで時間があるので、温泉に入ることにした。
事前に純粋に温泉を楽しみたい人におススメとあったので、ワクワクしながら温泉に向かう。
ああ確かに、温泉はしっかりしている。酸性度が強いので傷口が痛い。全身で温泉を感じた。
温泉に入ったから、何かが変わるわけでも魔法がかかるわけでもない。ただコンクリートの壁を前にして身体を温泉に浸す。
なんとピュアな温泉体験なんだろう。そうか、温泉っていうのは絶景とか解放感とか
ゆっくり風呂に入ったら、もう夕飯か。夕日を見る間もなく夜になっていた。事前の評判では冷食バイキングと聞いていたが、
実際に得られたモノもそう表現するしかない。宿に泊まっている全員の食事時間が90分しかない
というのが何となく窮屈に感じるけれど、その正体がわかった。コレ寮生活みたいなんですわ。
行列に並ぶことが何よりも嫌いなので、15分ほど遅れていったら部屋に内線電話がかかってきた。
現場に向かうと、部屋番号の指定席。なんかさらされているようで気恥ずかしい。
料理は大しておいしくないが、別に文句を言う理由もない。そんな食事なのに、
ビュッフェスタイルだったから無駄に食べてしまって2泊3日で2kgの大増量。
食事にはお酒がついてきた。あまり食事時に酒を飲むのは好きではない(回るのが早いから)が、
セットでついてきたのだから、ついつい飲んでしまう。欲張りモノは損をする。
酔いが回ってくると、気が大きくなってくる。隣席は同じく独り旅と思われる中年男性が哀愁漂う晩餐を取っていた。
ものすごく、話しかけたくなった。目的もなく一人で来たからやることがないのだ。どうしようか。
どこか観光地について聞こうか、このへんにはおいしいものがあるのか、そんなことも知らずにここにいたから知りたかった。
話しかけるのは簡単なんだ。でも、相手が会話を望んでいないときどうやって終わらせるかがむずかしい。
そういう責任取れない会話は辞めとこう、という気持ちがわいてきたので彼に結局話しかけることはなかった。
食事を終え、部屋に戻ると「あの部分」に腰かけ缶ビールを飲んだ。ああ、なんでこんなことしてんだ。
カーテンを開けると眼下には、昼間には森だった暗闇が広がっていた。何にもねえや。
いよいよアルコールがキツくなってきた。ドキドキと鼓動は早くなり頭はぼーっとする。そして気づく。
ああ、実は酒なんて好きじゃないんだな。
普段酒が好きだと思っていたのは、飲酒で気が大きくなって会話を楽しんでただけだったんだ。
無音の部屋で畳にゴロンと横になり、座布団を二つに折って枕にする。天井の木の模様を観察して、微妙な気分になる。
畳のにおいが心地いい。何も考えない、楽しい訳でもなく悩むわけでもなくただ時間が過ぎていく。
そうやってどれくらいの時間が過ぎたのだろう。酒が抜けてきたので再び温泉に入った。
いつ行っても風呂場がバラバラだけど、大丈夫だったのか。お湯の中で瞑想する。
風呂から上がると、ロビーは消灯していた。ほとんど真っ暗なロビーで放心状態だった青年が一人。
彼は何を思っていたのか。そんな彼を横目に部屋へ戻る。どうも隣室がうるさい。酒盛りだ。
ホテルの入口にXX大学OO部と書いてあったけど、ひょっとしてこいつらか。でも、体育会系のキチガイじみた盛り上がり方でもなかったので、仕方なしと思って布団に入った。その後もドンドンバンバン隣室からは音がしていたが、朝飯の時間は決まっているので彼らもじきに寝たようだった。
朝飯も同じ。何も語ることはない。卵やきをたくさん食べた。部屋に戻るとカーテンを開けた。濃霧で真っ白で視界ゼロだった。ふと、若い時に行った東北旅行で遭遇した吹雪を思い出す。バスの窓はすべて白く染まり、飛行機が遅れて大変だった。吹雪の中にいると、建物の中にいても現実感が失われる。果たしてここはどこか、私はだれか、そんなことを疑いたくなる。次は吹雪が吹く冬に来ようという気持ちになった。
特に何もなかった。でも、何もないって贅沢だな。
※夢の中身を箇条書きにしただけなので面白くありませんよ
その路線は実在する路線でもない、実在する駅名でもない、夢の路線。(駅名は名詞ではなく砕けた口語調のようなもの)
最初に降りた駅は海のそばで海産物が豊富な町。人の往来も多い。
瀬戸内海のとれたての美味しそうな魚がたくさん売られていた。(けど、実在する魚ではなかったような気がする。皮が赤いのは覚えている)
その町は町興しの一環として今から60年前の風景を再現する、ようなこともしていて、どことなく懐かしさを感じる黒電話やレトロな家並みだった。
私は何を思ったのか、「これを掛けるとレトロな色に見えますよ」という売りのサングラスを買って、それを掛けた。町並みがレトロな色調に見えた。(つまりはセピア調)
そして公園にたどり着いた。公園に座る半袖半ズボンの若い青年に声をかけた。
「意味?…ありませんよ?」
と歯を見せて笑顔を作った。私と青年は軽く声を出して笑った。私は青年にありがとうと会釈をし、公園をあとにした。(サングラスを外した時点でセピア調の色彩からもとの色彩に戻ったことを夢の中で知覚しているので、意味はあったんだと思う)
人の往来の多い道を進むと大きな川を跨ぐ橋に付いた。下流によくある緩やかで大きな川。川の流れに沿うように、上には高速道路と思われる大きな高架も架かっていた。どれくらいの車線があったかも分からないが、川の幅よりも広い印象だ。空は殆ど見えない。
橋は車も通れるつくりであり、人と車でごった返していた。私は橋を渡らなかった。行ったら最後、戻ってこれない予感がしたから。
そのまま駅まで戻り、電車に乗り隣駅へ向かう。
(電車内の様子は夢から醒めたときからまるで覚えていない。乗ったことは覚えている。しかし電車のカラーや駅ホームの構造などまでは把握できていない)
隣駅に着いた頃には日も傾き、赤の夕焼けと青の夜の入り交じる時間帯だった。人の往来は昼ほど多くないが、疎らというほどでもない。
駅に降りた私は、急かされるように駅の外へ出る(改札はなかったように思う)
すぐに、100段ほどの階段。横幅10メートルはあるだろうか。駆け下りる。足元の灯りは乏しい。蛍光灯でうっすらと照らされているのみだ。
降りた先に、さらに下へ降りるためのトンネル付きの階段がある。階段は蛍光灯で赤く照らされている(演色性が低い)
階段の中央には手すりはない。代わりに、手すりほどの高さの位置にひとつの凹みがあり、それが先の見えない下の下まで続いている。(うまく言葉に出来ないのだが、チューブスライダーや流しそうめんのようなものと考えていい)
私はこの設備の意味を考え、スロープのないトンネルなのでおそらく自転車を使う人のために用意したのだろうと考えた。
振り返ると仕事帰りと思われる人が階段を降りてくる。あるものはそのままトンネルに入りさらに下へ、あるものは左折して見えなくなる。私は下に降りずに、トンネルに向かって右に曲がった。
そこには水族館があった。今のオシャレな水族館ではない、古めの水族館だ。しかし駅直結ということもあってか、夕暮れのこの時間帯でも入館者は多い。
右手には、イルカショーが見える。水族館の外であるにも関わらずだ。イルカにスポットが当たり、芸をする。飼育員の顔は帽子の陰で見えない。
客席に明かりは当たっておらず、誰がいるのかはもちろん、表情の判別は難しい。日の沈む薄暗い中、イルカだけが光をほしいままにしていた。
そのすぐ左、私から見て正面の階段を登ると水族館の入口だが、私は急いでいるので階段を登り隣駅へ向かった。
日はすっかり沈んだ夜。そこの駅から降りてすぐの大学では入学式?が執り行われていた。至るところに輝度の強い白色光が照らされ、そのコンクリートの外壁に美しさを、白と赤の花紙で作られた花に鮮やかさを与えていた。(外壁は打ちっぱなしコンクリートによくある規則的に丸いくぼみのある感じ)
電球色の暖かい色が、ガラス越しに漏れていた。私は学生の列に混じって大学に入る。
エントランスホールでは多くの学生でごった返しており、私はそれを掻き分けて、勝手知ったる足取りで歩を進める。階段を登り、図書室に入る。図書室も多くの学生が本を探しており、私も本を立ち読みするなどした。
どういうわけか分からないが、その図書室には私の上司がいた。(夢の中で出てくる私と関係する実在上の人物はこの上司のみだ)
その上司は誰かと電話をしている。書棚の本の背を指でなぞり、指で引っ掛けて本の顔を確認しては「これじゃない?違うー?そっかー。私もよくわかんないんだよねー」とか図書室にしてはうるさい声量で話す。それを見た私はそっとそこを離れて図書室を出る。
(図書室の構造は円筒形。円の内側がガラス張りで室外が見える。円の外側は壁。図書の保存にはあまり良くないと思われる。私の小学校も改装したときは図書室が両面ガラス張りだったのでその影響もあるかも知れない。確か当時有名だった建築家に設計を依頼したとかなんとか)
その後のことはよく覚えていないがそう長い夢を見ることなく目を醒ました。
(長くなりましたがこれは旅行をした夢です)
この夢を見る前はかなりストレスが溜まっており、イライラしていました。つまらないことで血圧が上がり、そんな自分が嫌でさらに心拍数が上がり、そんな状況でした。
この夢を見ているときから幸福感に包まれていたような気がします。起きてからもです。もちろん目が覚めてから夢だったと納得するわけですから、順序としては
となるわけですね。
私はかなり根に持つ方で、いつまでもいつまでもあの失敗あいつの仕打ちをどこまでもどこまでも引きずっていく人間なのですが、この夢を見てもう全部水に流しました。理屈はわかりません。それぐらい開放的で、穏やかな気分です。心が洗われたとはまさにこのことなのだなと納得している次第です。
こんな夢、あと何回見れるんだろう。今日も枕を高くして寝よう。
新しいコンテンツが生まれゆく傍ら、命を落とすコンテンツもある。
オタク同士が推しコンテンツを勧め合い、アクティブユーザーという名の陣地を広げる。
そして、コンテンツのサービス終了はソシャゲを嗜む者ならば1度は考えたことのある悲しい未来ではないだろうか。
これはとある国で林檎をもぎり、スマホをタップする戦士の悩み。
*
1年前、私生活が辛くて仕方がなかった私は死にたいと毎日思っていた。
当時大好きだったコンテンツは流れが早くてついていけず、心の安寧のためにコンテンツから離れた。
でも、根っからのオタクだった私は何かしらのコンテンツに触れていたくて何百回と聞いたアニソンをイヤホンから垂れ流していた。
新しい情報を体内に取り込む気力は無かった。アニソンは耳とイヤホンがあれば良い。
毎日のログインに追われることも無いし、ストーリーを読む必要も無かった。ガチャの結果に一喜一憂することも無い。
*
イヤホンからアニソンを垂れ流す引きこもりだった私は、某アイドルプロデュースコンテンツの男性アイドルver.(以下M国)に出会う。
耳とイヤホンがあれば良い。
iTunesで気になったユニットの曲を片っ端から購入して、朝から晩までM国の曲を聞いた。
楽しかった。新鮮だった。未来への希望に満ちた歌。届けたい言葉がある。前を向くための理由がある。
背中を押されるってこういうことなんだって思った。コンテンツを詳しく知らなくても楽しめる歌は素晴らしいなと思った。
歌を聞く余裕しか無かった私に、この歌を歌うキャラクターを知りたいという気持ちが遅ればせながら湧いた。
そこからは早かった。
歌からコンテンツに入ったので音ゲーを先にインストール。引くほど簡単な音ゲーを何度も練習してユニットと歌をイコールで結んだ。ユニットを覚えてからは、ストーリー重視のゲームをインストール。雑誌をたくさん読んでキャラクターの内面を知っていった。
担当ユニットが出来た。ファンとして応援したいキャラクターが出来た。
冬を迎える頃、引きこもりは外に出た。
*
私には、学生時代大好きだったソシャゲがサービスを終了した経験がある。
課金戦士になり得る力を持ち合わせていなかった私はオネーサンたちのおこぼれでゲームをする無課金ユーザー。働き始めてやっと課金が出来る。恩返しが出来る。と、思った矢先のサービス終了。
サービス終了は呆気ない。
それまでに貯めたダイヤも、ゲーム内で使えるアイテムも、私に向けて笑ってくれたアイドルも今じゃ開かないただのアイコン。それでもアンインストール出来ないからオタクの恋は難しい。
どんなに製作会社が大きくても呆気なくサービスが終わることを私は知っている。
始まりがあれば終わりがある。でも、その終わりを長引かせることは出来る。
でも、このままM国で林檎をもぎりながらスマホをタップする未来に不安を覚えたので今筆をとっている。
もう少し話は続く。
*
M国の課金戦士になった頃、心に余裕が生まれた私に友人がとあるゲームを勧めてきた。奴は陣地を広げるつもりであった。
勧められたゲームは、潰れかけた劇団を再興するために役者たちと苦楽を共にするストーリー(以下A国)でフルボイス。
繊細に描かれる役者たちの人生。フルボイス。耳とイヤホンがあれば良い。
ちまちまと画面をタップして話を読み進める行為が好きになれなかった。それならいっそのこと音読してくれといつも思っていた。
だから、A国のメインストーリーがフルボイスなのは大変助かった。
何より演者の芝居を耳で実際に感じることが出来る経験が新鮮だった。
このキャラクターはこの脚本を、言葉をこんな風に感じ取ったんだ。傷ついたんだ。泣いたんだ。笑ったんだ。演者の息遣いひとつに"生"を感じた。
そして、A国ではキャラクターが歌を歌う。
アイドルコンテンツでは無いけれど、公演にちなんだ歌を披露してくれる。ソロ曲とグループ曲、全体曲もある。
歌に命を救われた私がハマらないわけが無かった。
*
ただ一言、凄かった。
ビックリした。歌に合わせて用意されたキャラクターと同じ公演衣装。めくるめくバックモニターの映像。歌毎に装飾が変わるトロッコ。火も上がった。スモークもでた。
"課金"が活きていると思った。
目に見える形で課金の成果が出ている。
M国のライブはどうだろうと思った。
M国のライブも映像でしか見たことが無いけれど、M国のライブはどうだろう。
前のライブ映像でも聞いた歌、見覚えのある振り付け。作りの甘いモニター映像。布まで安っぽく見えてきてしまう。
私がした課金はどこに活きているんだろう。ゲーム?ライブ?アニメ?コラボ?なんでも良いから演者に気持ちよくステージに立ってもらいたいと思った。悔しかった。
*
それでも、この国の作物が少ないことは分かる。大母体は肥えた土壌のはずなのに実らない作物。水をあげてもあげても干からびたままの大地。水をあげすぎて根が腐ったのかも知れない。
痩せた土地で立派な実は実らない、と誰かが言ったけどコンクリート出身の強い果実に最終的には負けてしまった。
*
課金が活かされる日は来るのだろうか。
後発組のアニメが作られる日は来るのだろうか。もっとスムーズな踊りを画面越しのアイドルが披露してくれる日は来るのだろうか。差別無く商業コラボを行える日は来るのだろうか。
コンスタントにユニットとしての曲が出る未来はあるのだろうか。
*
A国は2期に分けてアニメを放映するらしい。1人1人にしっかりスポットを当ててストーリーを進めるのだろう。ゲームのストーリー3部の配信も発表された。
*
時期もあってか最近怖い話を青い鳥で見かけてうん年前に体験した少し怖い不思議な体験の話を思い出し、書きました。
私は幽霊なんて見たことも感じたことも無いような、そこらにいる漫画やゲームが大好きな人間、俗に言うオタクってやつです。
好きや漫画もアニメもゲームの作品を自分の作品に対する思いや熱を込めて絵描いたりする二次創作も好きで、長年やっています。
ここ数年は推しの作品やキャラクターを写真の中で再現する、コスプレというジャンルも手を出してます。
その時体験した話です。
数年前に管理者のご好意で許可を頂き、とある史跡でコスプレの撮影をする事になった。
史跡といっても大昔に大きめな戦いがあり、ほぼ何もなくなってしまい、緑が広がる田舎の景色によくあるような場所である。
そんな大自然溢れるような史跡に何回か遊びに行った事があり、まあ馴れ親しんではいました。
一時期は月2.3で通うくらいに。今思えばなんであんなに行ってたんだろ?憑いてた??(笑)
撮影日当日、小雨が降っていて撮影できるだろうかと思いながら、確か朝の8時くらいに家を出た。
田舎でも店が立ち並ぶ大きな通りから山の方へと田んぼや畑、民家が広がる田舎道へと入る。
何度か行っているとはいえ、道中は細い道や似たような代わり映えしない田園風景の中、車での運転。
あまり自信がなかったので迷わない為に、遅刻しないようにと念の為に車のナビをつけて。
目的地まで半分は過ぎた頃、突然ナビがルートを再検索して変更しました。
今時のナビでは混雑時なんかに新たなルートを勝手に検索みたいなのはよくある事ですが、当時の私の車のナビには道を間違えない限りそんな機能なんてなかったのでビックリした覚えがあります。
道を間違えたのか?と見たら、いつも曲がる所とは逆の道を曲がれ、との指示。
私が知らないだけで近道があるのか!と、当時は思ってナビが言うがままに従い、その道を曲がりました。
閑静な住宅地から段々と古い民家がポツ…ポツ…と少し立ち並ぶ、更に田園風景が広がる山の方へと。
小山に突き当たり、山の側面といえば良いでしょうか、を伝うように伸びる車二台が通れそうなコンクリート道を通る用にナビに指示されました。
本当にここを通ったら目的地につけるのか?目的地からどれだけ近い場所に今いるのだろうか?と、考えながらもあの時は素直にナビに従って。
その道を登っていくと少しずつ道が細くなっており、当時の私は車免許を取ってそう長い年月は経ってないので、反対車線から車が来ないかハラハラでした。
ふと、左横を見ると大きく伸びた竹林。
その足元にゴロゴロ転がるように緑の苔が生えたり、割れたりしている墓石がバタバタ倒れ、転がっててギョッとした。
素直に「えっ!怖っ!何これ!?手入れしろや!」と内心思ってビビった。今思うと普通に怖いです…。
数メートル先が車1台くらい通れる細い道となっており、その向こうに伸びきった沢山の竹が重さでしなったのか分からないが、曲線を描くように曲がって緑のトンネルを作っていました。
竹のトンネルダァ!キレイダナァ!なんて思ってナビを確認すると、道の先に書いてあるのは「○○史跡霊園」。
ナビはその霊園を突っ切って画面の右隅に少し見えた目的地の史跡に行けと言うんです。
大昔に戦いがあって人が亡くなってる土地な為、出るという噂もあるらしい場所。
(私は何度も訪れ、腐るほど写真を史跡で撮りましたが一回も写ったことはなかったです。写ったらモブ兵がタダで付いてくるな!と友達と言っていたからですかね(笑))
いかにもヤバそうな森林の先に進んで二度と帰れない、みたいな…。
ホラー番組の見過ぎやろ、って今は思いますが当時は「コスプレの撮影あるし、撮影楽しみだし帰れねえのは困る!!」これ1つでした。
ホラー番組を好奇心で見て毎回ビビる奴なんですが、その時はその思いが強かったからか不思議な事に恐怖もクソもなかったです。
そこからはナビの指示をガン無視で車をUターンさせ、山を降りました。
その間もポンポン鳴っては山に、霊園の道へと戻そうとするナビ。
ウザかったので音楽の音量を少し上げて歌を歌いながら元来た道をスピードギリギリで爆走して戻った。
ルートが突然変更された道へと戻るとまたポン!と軽快な音を出しながらナビはルート変更してきた。
いつも曲がる道、いつもと同じルート。
なら初めからそっち案内しろ!遅刻するやん!!と内心キレながら、ロケ地まで慌てて車をかっ飛ばしました。
その後は何事も無く、無事に目的地に着きました。
遅刻はすることなく、なんなら一番乗りについて友達らと撮影を楽しんで無事に帰宅。
ブヨに刺されて後日、足が二倍近く腫れ上がる以外は無事でした!(笑)
後日、ロケ地周辺に住んでいる知人や、この辺の道に詳しい父にこの事を話してそんな道はないか?と聞いてみたが、らしき道はなく、グーグルマップ先生とも長い事にらめっこしたけどそんな道は見当たりませんでした。
史跡の隣は山でそこを突っ切って行ける近道なんてない。
別名の霊園はあっても離れているし、突っ切って史跡まですぐ行ける道なんてなく…。
未だにあればなんだったのかなぁ…と思います。
それ以降は何回足を運んでもそのルートは出ませんし、他のナビもそんな道は検索に出しませんでした。
以上、霊感もクソもない人間が体験した不思議なちょっと怖い話でした。
もし見えてたりしたら、あの竹トンネルに何かいたのかもしれないし、墓石バッタンバッタン祭りのとこに何かいたのかも、と思うと心底見えなくて良かったと思います。
あのまま進んでいたら今頃こうやって、新たな推したちに会えず、ここに書いてすらいなかったのかなぁ…。
あれはなんだったんだ…??
ちなみにそのポンコツナビはマジでポンコツすぎて新品だったのに一年半くらいでぶっ壊れてペルソナチェンジしました。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 71 | 11680 | 164.5 | 44 |
01 | 40 | 6411 | 160.3 | 34.5 |
02 | 50 | 3352 | 67.0 | 33 |
03 | 31 | 2373 | 76.5 | 25 |
04 | 29 | 2814 | 97.0 | 31 |
05 | 11 | 551 | 50.1 | 24 |
06 | 32 | 2333 | 72.9 | 23 |
07 | 27 | 1748 | 64.7 | 47 |
08 | 59 | 7514 | 127.4 | 25 |
09 | 64 | 4373 | 68.3 | 30 |
10 | 73 | 6796 | 93.1 | 35 |
11 | 60 | 5156 | 85.9 | 32 |
12 | 125 | 18195 | 145.6 | 27 |
13 | 111 | 7770 | 70.0 | 30 |
14 | 86 | 6996 | 81.3 | 40.5 |
15 | 102 | 9143 | 89.6 | 52.5 |
16 | 149 | 9657 | 64.8 | 33 |
17 | 118 | 11139 | 94.4 | 33 |
18 | 88 | 7485 | 85.1 | 46.5 |
19 | 84 | 5979 | 71.2 | 32 |
20 | 84 | 6240 | 74.3 | 37.5 |
21 | 88 | 8526 | 96.9 | 33 |
22 | 97 | 8996 | 92.7 | 33 |
23 | 122 | 13721 | 112.5 | 40 |
1日 | 1801 | 168948 | 93.8 | 34 |
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木造アパートは防音性ゼロ!絶対やめろ!とこれだけネットで警告が溢れている中、木造アパートで一人暮らしを始めて現在進行形で後悔している話を聞いてくれ。
とにかく言いたいことは木造アパートはやめろというだけの話なんだけれど。
実家は一軒家で4人兄弟かつ祖父母も一緒に住んでおり、誰かが歩く音や話し声、テレビの音など常に何かしら聞こえている。
職場はとある工場勤務で、常にガタンゴトンと大音量で機械の音が聞こえたり、スタッフが走り回る音や勤務報告の大声が飛び交う。
そんな騒音がする中でも家ではグッスリ寝ることができ、職場でも日勤の昼休み、夜勤中の休憩時間もバッチリ休めている。
なので、防音性がそこまでなくても大丈夫だろう!と余裕ぶっこいたのがアホだった。
「他人」の出す「なんだか分からない音」は強烈に不愉快なのだ。
実家や職場での大音量の騒音は「慣れ親しんだ家族」「顔見知りの同僚や上司」が出していて「何から音がしているか」が分かっている。
しかしアパートでする音は「顔も知らない誰か」で、「何をして出しているのか」が全くわからない。
現在住んでいるアパートは、幸いにも隣人や上下階の人が特別うるさい訳ではないと思う。
実際、アパートでの音は職場の機械音に比べたらはるかに小さい。
それなのに住みはじめて睡眠障害になるほど音に敏感になってしまった。
物がぶつかるようなガタンゴトン!床を叩くようなドンドン!椅子を引きずるようなゴゴゴ!
1つ1つにビビりちらしてしまい、引っ越して1週間目は殆ど眠ることが出来ず滅茶苦茶に後悔した。そして今もしている。
手が滑って茶碗を落としてしまった直後、隣の部屋からガンッ!と音がした時には恐ろしすぎて良い歳してマジ泣きした。隣の人が何かするタイミングが被っただけかもしれないが、激怒して壁ドンしたのかもしれない。そう思うととにかく恐ろしい。
木造アパートに引っ越すことを考えていて、私と同じように「自分には騒音耐性があるぜ!」と安易に考えている人は「他人の出す何をしているのか分からない謎の音」に耐えられるかをもう一度考え直してみて欲しい。
おんるぁのふっさとは、どれえーかっぺでなぁ、トーキョみてーにパスコンなんてねんかっだ。
でんもオレはやっぺりふるさとがずぎだ。
いくらでもおんかねもちがいる都会で納税するより、ふるさとに納税してー。
だけども、俺の貰うゼゼコじゃふるさとに納税するにはゼゼコが足らん。
貧乏人はふるさとに納税する権利すら奪われる都会が本当におっそろしい。
でも、俺も段々と都会に染まっていってるのが分かる。
今こうやってキーボードを叩いてる間にも、少しずつ都会人へと変貌させられていく己を思う。
私はもはやあの緑の匂いの中で育まれた少年でも、仕事を求めて都会に出たあの頃の青年でもない。
もうすぐ私の年収もふるさと納税ぐらいは出来るようになるが、その時、私の心の中にふるさとが残っているのだろうか。
今この瞬間にも、こんなにも心は変わっていく
https://news.biglobe.ne.jp/quicknews/201907/18k0000m040084000c.html
18日午前10時半ごろ、京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」第1スタジオで「煙が上がっている。『助けて』という声が聞こえる」という110番があった。同11時現在、現場には消防車など約30台が出動、消火活動をしているが、市消防局によると15人以上が搬送され、多数の負傷者が出ている他、逃げ遅れた人の情報もあるという。
市消防局によると、同スタジオは鉄筋コンクリートの3階建てとみられる。消防には近隣住民から「建物1階で爆発音があり、煙が出ている」という通報もあった。負傷者は当初7、8人という情報もあったが、京都府警によると10人程度に増えたとの情報もある。
京都府警捜査1課によると、午前10時半前後に成人の男が建物内に入り、ガソリンのような液体をまいて火をつけたとの情報がある。男は負傷しており、市内の病院に搬送された。府警は放火の疑いで捜査している。
取材の経験もなしにプレスカードもなしにカメラの使い方もしらずにスクープどころか記事一本も書かずにばらばらになってしまった。
あれから25年が経つ。
彼女が落命した内戦の地は今は平和だ。けっして安定してはいないが。
そうなったらいやだ。
そんな依存症で苦しむより戦場でミサイル食らって死ぬほうがいい。
とつぜん意識がとおのき膝が折れ右半身と首をコンクリートに打ち付けた。
私は倒れていた。
撃たれたと思った。
ついに、やっと、ほんとうにやっと私は撃たれることができた。
苦痛はなかった。人は脳か心臓か大動脈が破壊されると眠るように崩れ落ちる。
やっと俺も撃たれた。
やっと俺も撃たれたんだ。
やっとみんなといっしょになれる。
嬉しかった。
ほんとうに嬉しかった。
みんなみんな撃たれて先に行ってしまうのに、いったいなぜ自分だけ生きているんだと、そんなことばかり考えながらの人生だった。
やっとそれが終わった。
へんな責め苦がついに終わった。
でも酔いが覚めて意識がもどり状況を把握した。
自分がまだ死んでおらず、撃たれてすらいなくて、たんによっぱらって昏倒しただけだった。
とても悲しくなった。
みんなに会えるまであと何年いきなきゃならないんだろう。
遠い昔に別れた仲間のために"What a Wonderful World"を歌った。
水替えをしていて、気が付いたことがあったので、メモしておきます。
容器の水の量が多いほど水替えの頻度が下がることに気が付きました。当たり前のようなことですが、水の量が多いとほとんど水替えせずに1シーズン過ごせる可能性が上がります。
で、水の量の順に手持ちの容器を並べてみます。
・ブルガリアヨーグルトの入れ物、豆腐の入れ物
廃品利用というやつです。捨てちゃうものを0円でゲットです。水の量は0.3Lほど。稚魚用として使っていました。
これも廃品利用。1Lくらいの容積があります。これも稚魚用として有効。今も使っています。
さらに廃品利用。10Lくらいの容量。満水にすると強度に問題がありそうで怖いです。使えます。
10L。目盛り付きで安心。色が落ち着いた茶色。昨年売っていたバケツより丈夫そう。昨年までのモデルは、半年くらいすると砕け散ることが多かった。いい感じだったので、10個買いました。
・NVBOX#13
めだか屋さんで使っていたのを真似して購入した入れ物。いまとなっては容量が足りない。1日中面倒が見れる人向き。
小さいほうは、ちょっと容量不足感があります。8Lくらい大きさ。早めに水の破局が起こります。見た目はかっこいいです。
12Lくらい大きさ。すぐれもの。小さいほうより水がダメになるまでの時間が長くなります。写真映えします。
・プラ舟40
18L。浅いので、水温の変化が激しいようです。サイズの割に水が入りません。調子がよさそうに見えてある突然崩壊します。
28L。でかいです。水が入ったまま一人で動かせません。日陰に置くと水を延命できるようです。900円くらい。
・タライ60型
56L。実は、プラ舟40と縦横のサイズはほぼ同じです。高さが2.5倍くらいあり、これが大容量につながっています。これも水を入れたら動かせないのが玉に瑕。コンクリートブロックを2段重ねにしたものを2つ用意してその上に置いています。24cmの高さを稼げるので、底にある水抜き栓を開けて、バケツに排水を落とせます。そのまま地面でもいいのですが、汚れているので、バケツに入れて庭にダイレクトにまくのはやめています。
タライ60型を導入して気が付いた最も大きな違いは、圧倒的に水が汚れないということでした。正直なところタライは初期投資額が1500円くらいと容器の中で最大級のものとなりますが、最初から買っておけばよかったと思える実力です。ビギナーこそ容器に力を入れて楽に飼育したらいいのに思います。これから始める人がいたら、迷わずにタライを薦めます。
水10Lで1か月。60Lで6か月。このくらいの法則性で水がだめになるのではないかという仮説を思いつきました。10Lの容器は1か月でダメになるのでその少し前に水替えをしなくてはならない。20Lの場合は7週間くらいと目安にする。のようにするといいような気がします。
実際のところ、水の崩壊の始まりとサカマキガイの爆殖が同時に起こるような気がします。サカマキガイが増えて容器のふちに出現し始めたら予兆かもしれません。
今回は、大容量のタライが最強ということを伝えたかった。今後は、発泡スチロール箱(中)と(大)を稚魚用。再生プラスチックバケツを水替え用、タライ60型の陣容で行きたいと思います。