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はてなキーワード: キャリアパスとは

2019-08-12

連休中なので、がんばって、積読で確実に読まないだろうなと思われる本を処分している

知識が入手したくなったときインターネットをググって解決する本は積極的処分

・すぐに役立つ本は処分(むしろよくわからない魅力を放つ不思議な本を残す)

・もうそっちには行かないだろうというキャリアパスに関する専門書を処分

という発想でそれなりの冊数を処分してるが辛さがある。

2019-08-05

anond:20190805141645

頭使う職種と使わない職種キャリアパス分けてからそういうこと言って欲しい

2019-07-01

株式会社ドワンゴ退職しました(非エンジニア編)

4年半くらい勤めていたドワンゴを先日退職しました。

自分気持ちの整理の為に非エンジニア目線退職理由などを書いていければと思います

はじめに

ドワンゴはいろいろな職種がありますが、筆者は「企画ディレクター」という職種Webディレクターをしていました。Webアプリサービスや追加機能などを企画して事業の立ち上げ・伸張を目的に、企画書を作ったりデザイナーさんやエンジニアさんと相談しながらサービスを作っていく職種ですね。

niconicoには様々なサービスがありますが、動画生放送などの花形サービスではない部署企画職として働いてました。

マネージャーになる以外に明確で確実な給与上昇のパスがない

これは割とどこにでもある話かも知れませんが、個人的に残念に思うポイントでした。

よって役職者になり、手当をもらうことがとりあえずの目標となります

やはり給与は低め、かつ長く勤めている人ほど給与が低いということが多かったのではないかと。

もちろんキャリアパス複数ありマネージャー以外の道もあるのですが、そう言ったキャリアの人はそれはもう優秀な方だけという印象です。https://meso.github.io/post/farewell-dwango/

社員基本的はいい人

いい人が多いので直接関わる人たちと仕事を進める分にはストレスは少ないです。これはある程度勤めていればそう感じるものかとも思いますが、特に筆者の場合は良い方々と仕事ができたと自負しています

Slackがとにかく息がつまる

いい人が多いという点と矛盾するかと思うのですが、社内のコミュニケーションツールSlack)は心理的安全性を阻害していると思っています

エンジニア主体運用されていた頃は、IT企業特有自由雰囲気で楽しさがあったのですが社内の標準ツールになり利用者が増えてからは、発言の場として自由であることの自治を重んじるあまり発言がしにくい環境になっていたように感じていました。

たとえば…

強制的に参加するSlackチャンネル会社総合チャンネルだけなので、見なければいいだけなの話なのですがいわゆる「ネットのノリ」「インターネット文化」が強く不快になる人も多かったと思います

働き方は本人、部署裁量がある

社員全員ではないが、基本的企画職やエンジニア職は完全裁量労働なので出勤時間・退勤時間などは自由

基本的には良いことなのですが、社風が緩めなので昼のミーティングメンバーが集まらなかったり午前のミーティングそもそも設定が不可能だったりします。子育てなどの都合で、早めの時間帯で出社退社される方もいるのですが、メンバーが全員集まる時間が遅めのため退勤後に連絡を取らなくてはならないこともあり、問題点は少なからずあるのかなと思います

また、明らかなシフト勤務の部署もあるようで、その場合でも裁量労働としての勤務形態なので不満がある方も居たようでした。

在宅勤務は制度としては存在しないですが、部署によっては上長判断許可することもあり多様に働ける部分は素晴らしいと思います

で、なんでやめたの?

ドワンゴでの仕事が「ナウいBtoCサービスを展開するIT企業企画だった」と胸を張って言えたらよいのですが、ここ数年結果を見ればドワンゴ下り坂を加速させた要因を止められずにむしろ加速させた人たちが筆者のような「企画ディレクター」職だったのかなと個人的には思っています

また、いわゆる傍流のサービス企画というのは成功・失敗したとしても会社の業績・事業に与えるインパクトが少なく明確な成功体験を得ることはできませんでした。

そういった、自責気持ちもっとやれるんじゃないかという気持ちが折重なり、別の環境で新たなキャリア・力試しをしてみたい…と言うのが表向きの理由で、やはり業績面・給与面への不安や不満というのが大きな理由として挙げられます

伝えられかたは違いますが「年収100万下がるかも、ごめんね。」と言われたのはとても大きかったですね、はい。※穿った見方をしたので、実際にはそうはなっていないとは思います

また、担当していたサービス・関わっていたサービスが縮小や終了していくなかで、自分にできることが無くなっていく感覚は強かったです。

最後

本当はもう少し色々と良くない事を書き連ねてやろう、と息巻いていたが書き進めると様々思い出して取り留めのない文章になってしまった。傍流サービスとは書きましたが、非常にボリュームのあるサービス運営できたことは本当に良い経験になりました。

これはドワンゴという会社からできた経験だと思いますし、本当に自分にはもったいのない経験でした。正直かなり厳しい状況だと思いますが、オレの好きだったniconico社員たちを守ってやってくれ…

現場からは以上です。

追伸:本当は雇い止めの話とかしたかったのですが、当該者ではなくむしろ加担した側の自分が語ることは失礼な話だと思い削除しました。

2019-04-28

anond:20190428005857

そうなん?おれの肌感覚としてはまだまだ真理だと思うわ。

入った会社が永劫的に安泰かどうかという意味ではもちろん偽なんだけど、このエスカレーターに乗っていれば会社依存しないような実力も自然とつく/経験もできるようになっていると思うよ。

最初からフリーランス目指して実力をつけるよりもね。(もっち一部の能力者はのぞくけど)

まり社会デビュ-する際のキャリアパスとしてはまだ有効

2019-04-22

anond:20190422134402

フリーランスって、5年か10年で一生分の稼ぎをたたき出して、アーリーリタイアするのがキャリアパスなんちゃうん?

2019-04-16

anond:20190416122559

間違いが起きない社会なんてありえない

これからも起こることだけは絶対

からあらゆる世代に向けて教育制度キャリアパスを用意するって言ってんじゃん

本当に騒ぐだけで何も案ないの?

氷河期世代って何がどうなれば満足なの?

ゴールもなしに騒いでる印象しかない

正直どうにもならないものをどうにかしろなんて国に言ってもしょうがないだろ

ってか氷河期自体別に国が生み出したものじゃない

経済ってのは誰かがコントロール出来るようなもんじゃないだろ

しろ新卒一括採用を維持してる民間企業にこそ責任があるんじゃないか

もっと幅位広い世代性別障害者外国人に向けて新卒と同様の教育精度とキャリアパスを用意するってのが同じような間違いを起こさない為に求めるべきところだと思うんだが

2019-04-12

「安定してて万年社員でもそこそこの給与がもらえる勤務先」を退職しないという重要性はもっと認知されるべき

https://anond.hatelabo.jp/20190405004215

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190405004215

NTTグループ増田やそのブコメを見て思うところあったので、自分ブログに書こうかとも思ったけど増田に書く。世の中には「普通の平凡なサラリーマン」にすらなれない人がいるんだよいう観点で。

構成NTTグループ増田のそれに合わせて書く。分量は少なめで。

言いたいこと

「安定してそこそこの給与保障されている」という環境に対する憎悪の声がここ二十数年ほど高くなっているが、「安定してそこそこの給与保障されている」環境必須な人は一定割合存在するのでは?そういう進路を選択したほうが貧困に陥らずに済む人だっているのでは?そこから外れた瞬間に貧困に陥ってしまうのでは?(私自身も若いころはそういう視点を持てなかった。)

普通」の人間にすらなれない人にとっての一つのセーフティーネット存在することを私は実感したし、それを無くすのは自分のためだけでなく、社会のためにもよくないのでは?ということを捉えていただければ。(近い将来、その「一つのセーフティーネット」が無くなって私自身が惨めに野垂れ死ぬ可能性は高い確率であると思っている。)

筆者のプロフィール業務概要

修士新卒就職40代前半。いわゆる氷河期世代ってやつです。バックエンド業務従事

外部委託が多いので管理業務契約業務がメイン。

30くらいの時にブラック部署との仕事メンタルを病んで療養。復帰はしたが、不信感やらいじけ根性発揮やらで30代序盤にして「この先の人生はもう余生」と決め込む。今思うと、内心そう決め込んでいても「一生懸命仕事をやろうとしているポーズ」を取ることの重要性を理解していれば年功序列レールに数年の遅れで乗れたのになあと思うのですが、当時はとにかく辛くてそんなこと考える余裕すらなった。後の祭りだし後からならなんとでも言える。

過去は変えることはできないので、節約生活可能な限り小銭を拾う生活をするしかない生活を強いられているんだッ!!(バカ自業自得

勤務先の特徴

経営雇用

経営は非常に安定している、、、とみなされた時代もあったようです。

労働組合は御用です。組合の側から労使協調」という言葉が出たときにはのけぞりました。物事には建前というものがあるのでは?そりゃあ実態御用組合組合出向が人事部出世コースなのはみんな知ってるけど、、、と思わないでもないです。

給料と昇格】
給料

私自身の年収は650万ほど。残業しまくっていた就職3,4年目の頃と同じ水準ですね(さすがに今は残業時間は減っています。というかそんな残業生活もう無理)。40歳超えてこれですので、金銭感覚比較的幼いままでよかったなあと思っています。この先歳をとるにつれどんどん周囲に差を付けられてきつくなるんでしょうけど。

収入が順調に上がるにせよ上がらないにせよ、生活レベルは上げないほうがいいと思います。というか生活レベルって小金が入って油断すると勝手に上がっていくものです。心身の疾患で収入が上がらなくなったとき悲惨ですし、心身に問題がなければないで貯蓄が増えていきます

年齢や学歴の近い人は最低でも係長、早い人はとっくに課長に上がっていて当然年収1000万超えです。

30代序盤までは、普通に過ごしていても優秀であってもメンタル疾患の欠陥品(私)であってもその時点での年収差はあまりないようです。後になって響いてきます

②昇格と昇給

ヒラ→主任係長課長、、、と昇格していきます。「普通」の人間でいられる限りは今でも係長までは多少の差はあれど基本的年功序列です。もちろん私はそのレールにすら乗れていません。

学歴が高いほうが昇格が早い、という傾向はあるようです。自身反省から言うと「普通」になれなくとも一生懸命頑張っているフリくらいはしましょう。社内ニートキャリアパス選択するのは最低でも、(表面的な体裁を保っていればなんとか年功序列で上がれる)係長に上がってからしましょう(自戒)。係長にすら達していない若いころからいじけて余生モードになってもいいことはありません(体験者は語る)。いじけて社内ニートになるのはいつでもできます。実際課長以上のクラスでそういう人はいます

なお、優秀な人は異常に昇格が早いですが、「あんな奴がどうして」「女性から優遇されているのか?」というケースは少なくとも私の視界では見たことがないです。課長以上の世界は私からは見えないのでわかりませんが。

あと、昇格に関する(暗黙・非暗黙の)ルールはあるみたいですが、他人を人事評定する立場に立ったことのない私には正直わかりません。「普通の」コミュ力があればそのへんの情報を下っ端でも聞けるみたいなんですが。

福利厚生
①社宅・寮

社宅や寮はあります。以前は安価で長く居られたらしいですが、年々制度改悪されて今では基本的に35歳までしか使えないようです。値段については、改悪されたとはいえ普通に借りるよりは安いみたいです。

賃貸住宅補助

独身者は補助を受けたければ寮に入れ、という方針です。既婚者は条件をクリアすれば多少の賃貸補助を受けられますこちらも年々改悪されて今に至るようです。40歳超えたら補助は一切ありません(だったはず。単身赴任に関しては別)。

住宅ローン補助

そんなものはない(関羽)。家やマンションを買うための財形制度はあります

住宅関連まとめ

私自身が持ち家を持っていないし検討すらしたことがないので正直よくわからないです。ただ、わりと多くの人が「年相応に」家なりマンションなりを購入しているようです。まあ、私はそういうルートにすら乗れなかったので、、、

その他福利厚生

旅行とかスポーツジムかに使えるポイント制の制度があります。小銭を拾って生きていかないといけないので、これは、、、ありがたい、、、

ワークライフバランス
①勤務時間

勤務時間帯はコロコロ変わっていました。一日の労働時間が長くなる代わりに休みが増えるとかその逆とか。ただ、最近世間趨勢無視できず世間並みになっている感触です。フレックスリモート勤務や時短勤務などがあります

残業規制は私が入った頃はいいかげんでした。最低でも終電帰宅デフォなのに残業毎日20時きっかりまでとか。(若いころはそれでもなんとかこなせるんですけど、それで心身のダメージが蓄積していくということに気づいたのはもう少し後の話)

社内外の関係者犠牲者)が捨て身で騒いでマスコミ沙汰労基沙汰にしたこと世間の流れもあって、今では残業規制NTTグループ増田の言っている程度には厳しくなりました。ただ、一部の部署では「退勤タイムカードを押した後残業」みたいなのが常態化しているという噂も聞きます

人件費圧縮のため残業は減らせという職場全体の方針なのに、残業時間が少ない人は暇人認定されて評定上はよろしくないみたいです。じゃあどうすりゃあいいんだよ。

あと、フレックスが導入されたので残業時間の調整はしやすくなりました。今月残業多くて今日はやることないから早く帰りますとか。まあそんなこと言ってられない時はどうにもなりませんが。

休日

有給休暇夏季休暇、傷病休暇があります。繰り越せる休暇はいいんですが繰り越せない休暇はきっちり消化しないと上司が怒られます

社員と社風】

NTTグループ増田が書いていたのと似ている面もある。

他は、最近急にコストに関して経営陣が意識高い系になっているけど、その内容が「とにかく目先の支出を減らすこと」という、民間大企業がかつて陥った罠に数周回遅れで嵌まっている感がムンムンします。「目先のコストカット目的化してしま本業に支障出まくり」という余所様の失敗はさんざん話題になっているのにそういう情報に触れていないんだろうか。

離職率

低いです。が最近若い人の離職率が上がってきています。先日部長が「若い人が離れていくのは問題だ。もっと職場の一体感を」とズレたコメントをしていたのが印象に残っています部長まで行くような人がその分析、、、?

個人的には、ここ数年人事が欲しがるような人材(安定のためとかそんな学生は要らねえ!)が増えた結果として若い人の離職率が上がっているんでしょ?人事がそういう人材採用している方針的に当然の帰結では?と思っています

こんな人にはうちの職場がおススメ

・将来がどうかはともかく、貧困になりたくない人(「普通」になれなくても必死になんとかしがみつけばそこそこの生活費は確保できます。今のところは)

社会的信用を求める人(エリートでもお荷物でも外から見れば所属組織名は同じ)

ローカルルールカメレオンのように適応できる人

キレイパワポが作れて口八丁で説明できる人

自己アピール詭弁が上手い人

こんな人にはうちの職場はおススメできない

馬鹿正直な人

・社内外に対して整合性が求められることに適応できない人

ルールや決まりよりも部署の声のデカさがすべて、という現実適応できない人

・一攫千金を求める人

仕事やる気ないけど仕事している風に装う演技力のない人

最後

私はかつて「私は普通人間社会人)にくらい当然なれるさ」と思っていたし、もしかしたらそれ以上の…なんてことを思っていました。

最近話題なった45歳over首切り民間大企業が、その昔「成果主義」とか言い出して世間的にも話題になってました、当時就職直後だった私もご多分に漏れず「自分は当然成果主義給料の上がる側」と思っていました。

今は私の職場も(年功序列の面も残っているけど)「成果主義」が進んでいますね。イチロー引退会見じゃないけど、若いころの自分に「おまえメンタル疾患で普通人間にすらなれずに成果主義どころか年功序列レールにすら乗れてないぞ」と言いたいですね。

そんな欠陥品でも当面は生きていけることに対しては、今のところは運がよかったな、と思っています。ということで退職しません。クビになった時に備えてチマチマ小銭を貯めます。まあ実際クビになったらそんなのすぐに吹っ飛ぶんだろうけど。

3年経ったので続編を書いてみました

https://anond.hatelabo.jp/20220722001358

2019-04-10

ソシャゲ開発を振り返って

もう開発者引退したけど。

振り返ってみると、あれはやっぱりゲームではなかった。

どっちかといえば、もうガチャというかプライズマシンという感じ。

本体ガチャで、ゲームもできるよといったほうがイメージは近いと思う。

ゲームっぽい体裁を整えてゲームのふりをして、ゲームユーザーにアピールしたいだけなんだと思う。

本質的にはやっぱりガチャ

ガチャ商品売るためのゲームしかない。

俺はゲームを作りたかったのに、すっかり騙されてキャリアパスが狂っちまった。

コンシューマー経験したけど、明らかに開発の空気感も違う。

ぜんぜんゲーム興味ないだろって人ばっかり。

面白いものを作ろうって感じもない。

やっぱ、何から何まで違うよ。

あれはゲームじゃない。

2019-04-03

anond:20190403191850

しかもこいつ、新卒時に就職してる設定なんだよな

新卒の人には必ず入社前にキャリアパスが示されますよね? 私が就職活動した時にはそうでしたよ

今40の人の新卒時は氷河期だし、今以上に女性差別も激しかった時代なのに

女性社員ですらキャリアパスを示されるような良い仕事に就けたって設定。

まだまだ「女の子は数年腰掛けして結婚退職が当たり前でしょ?」ってな風潮もあった時代に。

実話なら相当苦労して努力して就活してその仕事を勝ち取ったはず。

そんな人がこんなにバカだなんて絶対にありえねー。

実際は就活なんかやった事ないし、バイトすらした事がない人間しか見えない。

anond:20190403175051

新卒の人には必ず入社前にキャリアパスが示されますよね?

私が就職活動した時にはそうでしたよ

子育てに追われて40から仕事をはじめようと思ったら一切選択肢がないというのが歪だと思いませんか?

2019-04-02

キャリアの次」が見当たらない人、どうしてるの?

キャリアというのはそうそう上手くできていなくて

階段が途中で途切れているということは往々にしてあるんだけど

階段の一番上まで来てしまった人とか、それ以上行けないところまで登ってしまった人は次にどうしてるんだろうか

 

私は独立したタイプだが「次」に迷っている

周りに「次」が見当たらずウロウロしてる人を結構見る

独立したら次は拡大でしょ、と思うかもしれないが

果たしてそれは次なのか? 今より上なのか? というのと、そもも無理ゲーって話もある

よくわからなくなって、独立してからまた社員に戻る人も多いらしい

社内でキャリアパスが用意されているのは非常に安心感があると思う(虚構かもしれないけど)

 

皆どうしてるんだろうね、っていうか大体話を聞くと「わからんしか返ってこないんだけど

2019-03-29

退職エントリ10年以上勤めたNTTを辞めました。

学部新卒から10年以上お世話になったNTT事業会社を辞めました。(以下NTT記載します)

大変お世話になりました。

最近ブームになっている各種NTT退職エントリーこことかこことか)が出回っている中、どこまで需要があるのか分かりませんが、NTTグループのさらなる発展に向けて少しでも糧になればと思って筆をとってみます

何をやっていたのか

MPLSや広域イーサネットなどの企業向けネットワークサービスを売る仕事世間的にはプリセールエンジニア

NTTに入ってよかったこ

(1) 人が良い、風土が良い

全社を通して、非常にスマートで、理路整然と考えられる人が多く、上司にも恵まれていました。

体育会系という雰囲気もありません。最近『ラグビー部も職場「乱入」』話題になっていますが、13年間勤務した限り、そのような場に出くわしたことはありません。仮にそのようなイベントを開催する場合においては、社風から鑑みるに、事前のアナウンスは必ず(少なくとも管理職には)あったはずです。

ラグビーのことは個人的ファンではありませんでした。しかし自社のラグビーチームをチームビルディングなどのイベント活用するのは、企業として当たり前だと思います

(2) チャレンジさせてくれる

その時点で業務遂行能力が不足していたとしても、チャレンジさせてもらえました。

私は帰国子女でもなく、留学駐在などの経験が全くなく、ほとんど満足に英語が喋れない状態でしたが、希望したグローバルビジネスチャレンジさせていただけました。その後、日本語理解しない海外上司のもと、世界中海外籍の方を相手仕事する経験を長くさせていただきました。結果、TOEICスコアで数百点分英語力が向上しただけではなく、グローバル観点でのビジネスマインド仕事の仕方を学ぶことが出来て、人間的に大きく成長できたと感じています

(3) 自由やらせてくれる

会社部署、チームとしての役割は当然ありますが、自由仕事をさせていただきました。

例えば、本来「完成されたサービスを売って売上目標を達成する」ことが目標であるリセールスでありながら、「目標達成に必要新サービス開発」や「販売活性化のためのデモ環境整備」などの開発に近い業務やらせてもらいました。自己成長に繋がり、周囲に認めてもらえたことに、とても感謝しています

(4) プライベートも充実させることができた

IT系会社でありながら、残業時間は短い方でした。

部署・チーム、時期により状況は異なりますが、私の場合、月20時間以下でほぼ収まっていました。そのため、業務後の時間を使って、情報処理技術者試験上級試験対策趣味ファイナンシャルプランナーを取得するなど、十分な余力を持つことができました。またプライベートではちょうど子育て期だったのですが、フレックス勤務・リモート勤務などの制度活用でき、さらに同僚・上司からサポート理解が深かったので、仕事と家庭の両方に全力で取り組めました。(子ども保育園へ送るため、始業時間を30分遅らせたり、子供病気による突発的な年休取得が出来たり、平日の学校行事へも参加できたり...などなど。)

なぜ辞めたのか

GAFAに人材流出防げ NTTコムの新キャリアパスなどに代表されるように、NTTの人事・制度改革の途でありますが、一個人経験を記録を残したいと思います

一言で言えば、人事制度に納得できずでモヤモヤしていたところに、やりたい事と方向性が異なる仕事アサインされたことが決定打になりました。

(1) 人事制度への疲弊

私が辞めることを決心した時点では管理職になることが唯一のキャリアパスであり、中堅社員にとっては唯一の昇給プロセスでした(若手のうちは年に5%程度は昇給していたように記憶しています)。当初はそれを当たり前と思ってはいましたが、徐々に現行制度のあり方に疑問をいただくようになりました。

また、上位の職責に上がるためには業績評価とは独立した「選考」があるのですが、周囲の先輩・後輩の選考結果や、自分自身の結果と得られるフィードバックの内容には必ずしも納得はできませんでした(同じ理由である年は通らず、翌年通るなど)。また数ヶ月にわたる選考とその準備のため、毎年疲弊し、100%業務に集中できるとは言い難い状況でした。

(2)やりたい仕事ができなくなった

初期配属や人事異動といったキャリアパス入社以来3回は100%希望を聞いていただけていたのですが、4回目でやりたい事とは方向性が全く異なる仕事アサインされました。

当時私は、「自分職業人生をかけて実現したいこと」をようやく見つけたところでした。その実現に最も注力したい旬の時期に自社でその活動ができないのは非常に耐え難く感じました。本人の希望とは逆のことをやらせ経験を積ませる育成方法は、かのSteve Jobs氏のConnecting the dotsのようでもあり、私は必ずしても否定するものではありませんが、事前に本人と十分すり合わせをした上で判断されるべきなのだと考えます。(私もタイミング次第では成長の余地として許容したと思います。)

転職した上で感じるNTTのこと

GAFAMではない外資系企業にご縁があり、今はそちらでお世話になっています。外から改めてNTTを見たときに感じることは以下のようなことです。

(1) 自由に何かができて、それが評価されうる

Job description がない日系企業からこそ、自分が役に立つと考えたことが自由にできるし、数値以外の観点での評価があるからこそ、評価されうる=取り組むことができると確信しています中の人は殻を破ると違う世界が見えてくると思います

(2) 過剰に民主的すぎる

自由意見が言える、極めて民主的文化であると思いますが、それ故に「意思決定で様々な関係者意見を聞きすぎること」「一度決めたことを実施前に声が大きい人が覆せる」などの弊害をあるように思います。それがよく作用する時代もあったのかと思いますが、今のスピード感には合わなくなってきていると感じています。より適切なレベル意思決定権限を落とすことはもちろん、一度なされた意思決定を全社で尊重する風土になれば、と思って見ています

また賃金体系や人事評価制度平等性・一律性が行き過ぎていると感じています。年次・職責を問わず評価に値する人はもっと評価するべきだと思いますし、逆もまた然りだと思います。この点は会社側は改善に動き出したような噂は聞いていますが、労働組合側で前向きに検討しているような噂話が聞こえてこないのは残念でなりません。

(3) 業務環境整備

PCなどの環境は、生産性に直結します。IT環境の整備は Quality of Work に直結するので、是非投資していただければと思います。(それだけで離職率は下げられると思います。)

など

最後に、改めてここまで育てていただいたNTT感謝しつつ、さらなる発展を心よりお祈りしております

2019-03-13

anond:20190313130619

産休を取ったらキャリアパスを断たれたのか。ひどい職場だな。というお話かと思った。

2019-03-07

「四年間も現場を離れると、現役復帰は難しい」って言えよ

https://this.kiji.is/476223299166454881

技術者幸せキャリアパス」とか言っても理解しないだろ

「当社で業務担当させられる経歴とは言えない」ってはっきり言えよ

2019-02-04

年収1000万超える方、相談に乗ってください

転職相談に乗ってください。

アラサー子供ありです。

現職は投資系、外資給与800万。

今、転職活動をしており、二社からオファーレターをもらえるだろうという、かなりいいとこまで来てる。

A社、1000万、バリバリ外資ワークライフバランスめっちゃ良し。

但し難点は、今までの業務内容とかなりズレるとこ。キャリアパスが大きく変わってしまう。

B社、外資だけど、カルチャーが日系寄り。給与がめちゃめちゃいい。1000万余裕で超える。但し、ワークライフバランスかなり悪い。業務内容は、希望のど真ん中。

子供が小さいので、ワークライフバランス良くないと結構厳しい。

お金に釣られてB社も受けてみたらいいとこまで来ちゃって、さてどうしようと思っている。

1000万超えればそれ以上稼いでも、幸福感あまり変わらないと言う話もあるし、無理してやって体調崩しても怖い。

でもキャリアパス的には結構夢のようなポジションで、将来のことを考えるとここで踏ん張ってチャレンジするのもありかと悩んでいる。そしてお給与..シュゴイ。

1000万超える高学歴高収入ハテナーの皆様、若輩者の私にアドバイスをください!俺はこんだけ稼いでて、こうだ、っていう具体例も聞きたいっす!

2019-01-23

anond:20190123214638

キャリアパスとして閉じてるなら不平等って言われても仕方ないんじゃと思います

まぁアニメ業界にしがみついてもいいこたぁないとは思います

2019-01-22

anond:20190122014047

実際保育士って、給料は低い、社会的地位も低い、女だらけで男は居づらい、

真っ当なキャリアパスもない(私立なら園長世襲制で雇われ労働者はどんなに頑張っても上に上がれない、って園は多そうだ)、と

結婚まで腰掛のつもりの女ならまだしも、男が長く働くには辛い職場なわけで、

男が敢えてそんな職を選ぶ動機として「ロリコンから」ってのは相当数いるだろうと思われるからなあ。

男児好きってのもいるか

結局、保育士待遇の悪さ故だよね。

「こんな待遇が悪い職を敢えて選ぶ男は何かあるに違いない」と思われてしまう。

小学校教師はそこまで待遇が悪くない(それでもブラックと言われてるが。でも小学校なら部活いからまだマシか?)し

男性率もさほど低くないから、別の真っ当な理由で選ぶ人も多いだろうけど。

2019-01-21

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/blogos.com/article/352277/

これの筆者の後半の主張は

「かつて夫が妻に子育てを押しつける事でキャリアパスを得ていたように、

今は両親が保育士子育てを押しつける事でキャリアパスを得ようとするが、

それはかつて夫が仕事言い訳に妻を搾取していたように、今は両親が保育士搾取しているだけではないか

それより自分たちで産んだ子供自分たちで育てるべきではないのか」って話だと思うんだが

ブクマカ見当はずれな事ばかり言ってね?

例えばトップブコメのこれ。

保育園に預ける=ちゃん子育てしてない、っていうのは昔からあるめちゃめちゃ典型的勘違いなんよ。はっきり言って自分で見るよりよっぽど子供成育に良いで(と少なくとも我が家はそう考えている)

かつては多くの夫が

「妻に預ける=ちゃん子育てしてない、っていうのは昔からあるめちゃめちゃ典型的勘違いなんよ。はっきり言って自分(夫)で見るよりよっぽど子供成育に良いで」

と考えていたのが、今は両親共にそう思っている(で、妻→保育士となっている)ってのが筆者の主張だよね?

そうやって言い訳してかつては妻に、今は保育士育児を押しつけている、と。

この手の「保育士の方が親より育児が出来るから」ってのは多いが、それは夫が「俺より妻の方が育児が出来るから」と言ってるのと同じ。

それ以外も、

保育園に預けてる親だって大変なんだ」は「育児を妻に押しつけて働いている俺も大変なんだ」と、

保育園に預けて共働きしないと生活できない」も「育児を妻に押しつけて俺が働かないと生活できない」と、何も変わらない。

保育士待遇改善を、ってのも「育児してる妻は大変だから国が支援しろ(俺は何もしないけど)」って夫と何が違うのか。

ブコメが全体的に「かつては夫が言っていた事が今は夫婦ともに言うようになってるだけ」という作者の主張体現乙になってる。

そういう所が批判されてるんだと思うんだが。

2019-01-09

300万は珍しいが、昇給キャリアパスも何もない350万なら珍しくもないだろ

2019-01-07

大手メーカー退職した

先日、院卒で新卒入社した会社退職した。

10年くらい勤めたメーカーだが、最近2年くらいはずっと転職が頭に浮かぶような状況で過ごしていた。

理由複数あるが、主に長時間労働待遇への不満。

管理職でもないし当然管理権限もないのに裁量労働制というただ待遇が悪くなっただけの制度同意しないといけない。

しかしいつまで経っても周囲含めて80h超/月の残業続き、深夜の呼び出し、休日出勤は当然。

上司からは散々怒鳴られて業績も待遇も上がらない。

業務は増えるのに人は増えない。

異動・転勤の頻度も高く家庭環境にとって辛いことばかり。

そして最近は業績が悪化

これはもう無理と思い転職活動を始め他メーカーから内定をもらった。

またメーカーかよ!って思うかもしれないが、ジャンルは違うしメーカー技術やってるとメーカー以外では年収も上がらないものだ。

大学院の専攻から専門分野はまあまあ合致していたものの、

元々内定時点でいまいちピンと来ない会社だなと思っていたし

研修は頭おかしくなるようなブラック企業的内容で

会社員ってこんな酷い生活するんだなと思ってた。

とはいえ、私の配属先では予想外に雰囲気はよく技術的にもおもしろい内容もあって

怒られても進歩の実感もありそれなりに生きていけそうだなと感じた。

ただ、入社同期の話はなかなか酷い話が増えてきた。

ブラック企業を絵に描いたような話が社内で多発していることを知った。

残業代は月20時間までとか工場を見る人たちは揃って長時間労働・深夜呼び出し・休日出勤の話。

そしてちょくちょく精神が病む人、辞めていく人が出てきた。

そして私も例に漏れず、配属先の日々も呆気なく終わりあっさり転勤。

そこから私も工場側へと変わった。そこからは同期の話が自分に降りかかることになった。

工場現場技術的な仕事をしたが、工場24時間稼働なので当然トラブルはいつ発生するかわからない。

なので何時だろうが現場で何かあると電話が来る。

現場人間責任持てないから、とすぐ大卒以上の人たちへ電話をかける。

電話だけで済むこともあるがそうなるわけもなく結局出社がザラ。

家にいる子どもが小さいのにこんな労働環境でやっていけるわけがないと思い心が折れた。

しろ続けている人がおかしいのでは?とまで思った。

家と会社が少し離れており電車通勤をしていたが

そういった労働環境を想定せず家を選んでいた。

そのせいで上司から

「お前工場近くに引っ越せよ。自腹で」

と脅しのようなことを言われた。結局引っ越さなかったけど。

やれる範囲でやっていこうと思うこともあったが仕事以外何もできないような状況になり始め

私があまりにいないぶん妻へ育児の辛さが集中するなど自分以外への影響が大きくなった。

私も私で子どもの見れるときはだいたい寝顔と夜泣き身体おかしくなるかと思った。

でも上司含めた会社側は各家庭は無視し続けるように仕事しろというスタンス

理由は「今までみんなそうやってきたから」ということで、法律無視

家庭を捨ててまで労働に勤しめってそんな人生大丈夫か?

と思い、退職以外ないと決意した。

一応最近働き方改革の名の下、本社通達改善しようと展開が始まったが

実際は単に声掛けしているだけであとは勤務時間管理(PCの電源ON時間)の入力で過小申請してその場凌ぎの途中。

その流れに逆らう話で、世間検査不正の影響を受け不正がないよう各部署のチェック項目や管理フロー雪だるま式に増えていき実態としては労働時間が増えるというおかしな状況に。

今まで適当だった(不正とまではいえないが正確な検査になってないとか管理体制がザルだったりとか)ツケが今の現場に回ってきているのだが、上司らはお前ら頑張れみたいな態度。いやいや君たち偉そうなこと言えないでしょって話。

あとは、意識高い系の言い方をするとキャリアパスとして成長を感じられない。

全然技術的な業務でもないし、あまり頭使わないような業務が多く自分進歩が何も感じられなかった。

工場でやることも限られているし、外との接触もあまりなく閉鎖的。会社最適化された人間しかなれないと思った。

当然、「この会社がなくなったときどうするの?」と不安にもなる。

加えて、周囲の管理職の人たちを見ててもああなりたいとか尊敬できる人が本当に一人もいない。

もう少しまともな人がいないの?って思う。最初の配属時はもう少しマシな人がいたはずだが、そういう人に限って辞めていく。

ここまで書いてアレだが。

この会社知名度もそこそこある大規模なメーカーのはずなのだがなぜだか社会から労働に関して御咎めがないのが不思議

一方、若手の退職は増えるばかりで同期に限らず自分より若い人が続々と辞めている。

ついでに中途で入社した人も1年足らずで辞めたりする。

社内でも

「どこのメーカーも似たようなもの

と言われたりもするが、そうだとしても今の業務は二度とやりたくないのは変わらないしそれは結局自分で確かめたい。

しかしまあ同じなのが本当だとしたらメーカー含め日本で働くことすらダメなのかもしれない。

ダメなら英語もそれなりにやれるので、最後海外に出ることも考える。

イマイチ何を伝えるべきかわからない文章になったが、院卒メーカー就職ってこんなんばっかなの?と思い吐露してしまった。

2019-01-04

これ本当にもっと可視化されるべき。

意識高い系退職エントリなど転職煽り記事がここ数年各所でバズっているが、

メディアでも"有識者"の皮をかぶった連中があちこち日系企業会社員を"老害"の名の下に貶め、転職を煽るポジショントークを繰り広げる。

堀○、落○、○ろゆき、○ubyの父など。

こいつらはアフィリエイト契約でもしてるかエージェント企業の株でも持ってるのだろう。

全能感満載の意識高い10~20代は、自分が全世界の0.0000000001%に満たない有能の一人である勘違いし、

親の巨額の投資で得た(第二)新卒カードをドブに捨てて、虚飾粉飾にまみれた自称ベンチャーに身を投じる。

挙げ句の果てには、出生や昇級の道をかなぐり捨て、ベンチャーホッピングで生きていくなどと言い出す始末。

歴史の浅いベンチャーなんて創業メンバーによる典型的ムラ社会で、

キラキライメージに吸い寄せられて後からやってきた奴なんて低賃金やりがい搾取するための使いすてのコマしかないわけで、

社員キャリアパスや成長なんて微塵も気にしない。つーかそんな余裕なんてない。

自分が世の中を変えることができない無能だと気付いちゃった頃には手遅れで、

毎年入ってくる若い連中独特のノリにもついていけず、職を転々とし数年おきに最低賃金からスタートを繰り返すことになる。

かつての同級生役職付きや家庭を持ち始める中、自分だけはいつまでも残業代も出ず時給換算でアルバイト並みの労働を続けることになる。

そろそろこういった被害者可視化されて来ても良い頃だが、

転職煽り連中はWebを主戦場としSEOという最強の武器を持っているため、

それすらもかき消されるだろう。

派遣社員を安く買い叩ける市場を作ったのは竹中平蔵だが、今は正社員も安く買い叩こうとされている。

2018-12-16

東大生自分語り批判されているが、問題本質は、努力次第で勉強はどこまでも出来るようになるという誤解が、世間で未だに続いてる事だと思う。

スポーツに関しては、才能の有無で諦めるのに、勉強は頑張れば何とかなると信じている。彼はこの妄信被害者だろう。

近年、発達障害支援対象として一般認知されたように、勉強の出来不出来は遺伝による所が大きい事をもっとメディアは発信すべきだ。少なくとも教育に携わる親に、事前に啓蒙すべき。

同時に、偏差値によらない多様なキャリアパスがある事を、教育機関はもっと生徒に発信すべきだ。

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