はてなキーワード: 著作物とは
拡散モデルを使っているからコラージュじゃないとは言い張るけど、なぜ拡散モデルを使えばコラージュにならないのかは一切説明できない
ノイズ除去ネットワークに今まで学習した作品の要素が一切残ってないって断言できるの?マジで?
そもそも『「入力を線形変換する処理単位」がネットワーク状に結合した数理モデル』であるニューラルネットワークが学習元の要素を一切持たないと証明することの方が困難だし無理筋でしょ
JPGは不可逆な圧縮をした数字の羅列だから元の作品とは異なるので著作権は発生しないとか言うつもりなの?
結局ネットワークの蓋を開けてそれがどの程度の度合いなのか判断できない以上は断定できないよね?
現に現行AIでもi2iなしで学習元画像とほぼ一致する画像が生成される場合もあることは認められてるよね
学習は合法って言い張ってるのも「その他の当該著作物に表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人に享受させることを目的としない場合には,その必要と認められる限度において,いずれの方法によるかを問わず,利用することができる」という著作権法30条の4の記述を無視してるよね
まだ判例がないから「当該著作物に表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人に享受させること」の定義が明確でない以上は断言することはできないよね
少なくとも「思想又は感情を自ら享受し又は他人に享受させる」を字面通りに認めるならプロンプトに「元気の出る絵」とか「明るい絵」みたいに入力するのはアウトだよね
もちろんそれよりももっと広範な範囲に当てはまるかもしれないね
そういった用法に対する対応は一切しなくていいと主張するの?注意喚起すらしてる様子は見えないけど
あとイギリスやドイツでは営利利用は認められてないけど、ちゃんとそれらの国の作家の作品は回避するように設計してるの?
してないよね
あと著作権法上は問題なくてもAI利用禁止を表明しているサイトの画像を利用した場合は損害賠償しなきゃいけないらしいけど、まさか使ってなんかいないよね?
あと仮に合法だったとしても「合法だから問題ない、文句を言うな」とか言うのも意味不明
まさかとは思うけどそう主張している人たちの中に憲法9条改正に賛成してる人とかいないよね?
「AIは科学の発展に不可欠だから妨害することは許されない」っていうのも意味不明
絵描きは自分の利益を求めるより社会全体の利益を優先しろって言いたいんだろうけど、じゃあなんでエンジニアは大量の画像を無断で読み込んで他人の著作物を利用した商業活動をしなきゃ「社会全体の利益」を実現できないの?
理論を実証するだけなら別にタダでいいじゃん、性能を示すだけなら誰でも商用利用できる形で公開しなくてもいいじゃん
でもそこまでしてお金を集めるのはエンジニアさんにお給料が出るからだよね
なんでお給料が必要なの?『自分の利益を求めるより社会全体の利益を優先』しないの?
生活費や設備費が必要?みんなで出し合えばいいじゃん、『社会全体の利益』のためなんでしょ?
なんでそれに同意したわけでもない絵描きが自分の仕事道具を提出することで実現しなきゃいけないわけ?
鉄鍋や鐘を出させる大日本帝国や青田刈りするお侍みたいな言い草をしてる奴らに「頭近世」とか言われたくないね、じゃあお前らは頭中世じゃん
そもそも現代資本主義民主国家で「個人の利益を追求するな」とか君何言ってんのレベル
毎日ボタンポチポチしてどっかで見たような絵を機械に吐かせる暇あったら憲法100回くらい読み直してきたら?
一部の絵描きが不十分な根拠からAIは盗作マシンだと主張しているのも事実だけど、上記の通り推進派の側も確たる証拠もない主張しかしていない
なのになんで絵描きの側が一方的に非難されなきゃいけないわけ?
「海外ではAIは受け入れられてるのにな~日本は絵描きのせいで技術が遅れる~」とか言ってた人たちは今日本の何倍も激しく反AI活動を展開している諸外国のアーティストについてどう思ってるの?
デマを展開して他人の言論を抑圧した責任、取ってくれるんだよね?mimicのときは散々そう言って絵描きを詰めてくれたよね?
「人間の脳と同じだから人間が学習することを禁止するなら良い」って理屈も意味不明
少なくとも法律上は上記の通り明確に区別されているんだから「合法であるならOK」ならAIと人間は違うものとして扱っても何ら問題ないよね
そもそもニューラルネットワークは本当に人間の脳をちゃんと全部再現できてるって言い切れるの?あくまで簡略化したモデルでしかないよね
幹細胞から生成した神経細胞とかにも人権認めるの?てかニューロンって動物も持ってるけど動物の人権も認めるとか言っちゃうタイプ?
まあ無理筋だろうけど頑張ってそういう運動したら良いんじゃない?
そもそも丁寧に丁寧に「合法でもないし倫理的にも間違ってるよ」って教えてあげたらそんなオカルト発言に逃げて情けなくないの?
どっちが「お気持ち」なんだかね
いい加減にお前ら覚えろよ分散SNSはMastodonだけじゃねぇんだよ!
Mastodonは重い?じゃあPleroma使えよ!
今どき絵文字リアクション使えないとかありえんって?じゃあMisskey使えよ!
Facebookみたいにユーザ管理したいって?じゃあFriendica使えよ!
写真がメインだって?じゃあPixelfed使えよ!
やっぱり動画だって?じゃあPeertube使えよ!
障害耐性が欲しいって?じゃあHubzilla使えよ!
ブログが良いって?じゃあWrite.as使えよ!
全部ActivityPubプロトコルで相互にコミュニケーション可能なんだよ!
代表的なActivityPub対応サービスは下記にまとまってるんだよ!
Awesome ActivityPub
じゃあ例示したHubzillaはどうだ?
Hubzillaのコンセプトにはノマディックアイデンティティというのがあるんだよ!
一時期話題になったノマドワークのノマドな!遊牧民!
Hubzillaはユーザアカウントを他のHubzillaサーバへクローンすることができるという特徴があるんだよ!
ここで言うクローンとはLINEとかスマホゲームであるようなアカウントの引き継ぎではなく、単一のアイデンティティを持ったアカウントが複製されるという意味でのクローンな!
例えば、Hubzillaサーバhub.example.comとzilla.example.netが存在するとして、増田がアカウント名masuda@hab.example.comを取得したとするだろ?
んで、その後にmasuda@hab.example.comはzilla.example.netへアカウントをクローンし、masda@zilla.example.netを取得したとする!
そうするとmasuda@hab.example.comとmasda@zilla.example.netの投稿を含んだアカウント情報は同期されるようになる!
これの何が良いって上の方で例示した際に言ったとおり、同期されるということはhub.example.comが何らかの理由で障害が発生しネットワークへ接続できなくなった場合、増田はzilla.example.netの方へログインすることで自分のタイムラインの連続性を保持したまま投稿を継続することができるんだよ!
その後hub.example.comが復帰すると自動的に再同期がはじまるからSNS中毒者は安心して利用を続けることができるってわけよ!
まぁ障害って言ったけど、例えばイーロン・マスク関連で話題になったイーロン・マスクの私有機を追跡する@ElonJetは様々なHubzillaサーバへアカウントを作りまくれば、URLベースでBANされてもURLの違う別のHubzillaサーバから投稿をすりゃタイムラインの連続性を保ったままURLベースのBANを回避できるって寸法だ!
えっまだ話題が欲しいの?ちったぁ自分でググれよ!
じゃあこれも例示したPeerTubeでどうだ?
PeerTubeはWebTorrentを活用した動画共有サービスだ!
WebTorrentって何だか知らん人も居るだろうが、まぁ早い話がファイル共有システムのBitTorrentをWebブラウザから使いやすく、そして応用の幅を広げたものだ!
つまり言ってみれば、PeerTubeは公開されている動画を再生した時点でファイル共有がはじまり、同時に再生視聴しているユーザ間でファイルデータを渡し合うという仕組みになっている!
これ何が良いって、通常の場合は同時視聴者数が増えれば増えるほど動画配信サーバへ負荷がかかるんだけど、WebTorrentによってユーザ間でファイル共有しているため動画配信サーバの負荷を軽減することが可能となり、ニコニコ動画あたりでありがちな低画質化や視聴待機列みたいなのが発生しにくくなることなんだよな!
しかも面白いことにPeerTubeは他のPeerTubeサーバと連携をすることで他のPeerTubeサーバに保存されている動画を自分のとこのPeerTubeサーバの動画一覧へ組み込むことができる!(連携しないこともできる!)
他のPeerTubeサーバの動画コンテンツも扱えるのでPeerTubeサーバが増えれば増えるほど動画コンテンツが充実するって仕組みになってるんだよな!
ただ、勘の良い連中が気付いている通りに国家間を跨いでしまった場合の著作権周りの扱いが難解で解決してないからPeerTubeで自作以外の著作物を投稿する場合は気をつけようぜ!
でもそれ以上の価値に気付くヤツは気付くけれど、PeerTubeが普及すると海外の動画を観るとき非常に好ましい結果になる可能性がある!
何故なら海外の動画を引っ張ってくると通常のファイル転送では時間がかかるが、WebTorrentの場合は自分の地域に同時視聴者が居るとユーザ間のファイル共有によって、Youtubeなどで言うところのグルグル(バッファ)が発生しにくくなるんだよな!
わざわざGoogleが負荷分散サーバを設置してないような新興国でもこういう仕組みはありがたいはずなんだぜ!
そしてHubzillaもPeerTubeもActivityPubプロトコルで相互コミュニケーションを取ることができる!
これこそが分散SNS、ActivityPubの醍醐味だ!
元増田の主張が見えないのだけど、普通の人が見て「ああ、あれのパクリだね」と思うようなもの(「これに接する者が既存の著作物の表現上の本質的な特徴を直接感得することのできる別の著作物」)はアウトになるはず。
あくまでも俺の理解になるけど、田中圭一は基本的に訴えられたらアウト。
それがなぜ商業ベースに乗っかれているのかと言えば、おそらく編集者等が著作権者の同意を取り付けているのかと。
なので、元増田の場合も、著作権者の同意を取り付けるか、あるいは描かれるのが100億年後の世界でパクっているのが「表現上の*本質的な*特徴」ではないような場合でないとアウトではないかと思う。
<著作権者のご連絡先等が不明な著作者について、情報をお寄せください>
https://openinq.dl.ndl.go.jp/search
国会図書館では、行方不明の著作権者の情報を募るページがある。
著作権は著者の没後70年で切れてパブリックドメインになるのだが、肝心の没年が不明な場合はいつまでもパブリックドメインになれない。いわゆる「孤児作品」と言うやつである。
また、著作権保護期間中であっても、著作権者(本人や遺族)の許諾があれば著作物を使用できる。
だから国会図書館は著者の没年と著作権者の連絡先を調べたがっていて、上記ページのリストには4万6000人程の著者の名前がリストアップされている。
最近、このリストの名前をググったり新聞データベースで調べて没年を調査するのにハマっている。
もちろん大半は全く見つからないのだが、意外と検索して1ページ目に追悼論集が引っかかったり、朝日読売毎日などの全国紙新聞に訃報が載っていたりする。それを探すのが楽しい。要は手数をかければ何かしら見つかるので、暇つぶしに社会貢献ができてちょうどいいのだ。
私は全国紙にしかアクセス権がないのでできないが、地方新聞のデータベースにアクセスできる人がいれば、いわゆる地元の名士的な人の訃報を探して没年確定ができるのではないかと思う。
前編からのの続きです。
https://anond.hatelabo.jp/20221022145133
舞鶴の「舞鶴クリエイティブアソシエーション(MCA)」というNPO法人が 「艦隊これくしょん -艦これ-」のIPを勝手に使って商売していて、KADOKAWAから警告書が届いたら市長候補の森本さんが怒ったというお話です。
MCAと言えば、地元の事業者に声をかけて「砲雷撃戦!よーい!」への協賛を集めていたというネタもありました。
もともとMCAと「砲雷撃戦!よーい!」の関係が既にアウトなので付加的な話ではあるのですが、二次創作の同人イベントに企業の協賛を集めるという「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な行動力は目を見張るものがありますね。
協賛した銀行や信金に関しては法務部仕事しろと言いたくなります。
もしKADOKAWAが訴訟を起こしていたら影響範囲は図り知れず、商店街が焼け野原になっていたことは想像に難くありません。
移動、宿泊、飲食、お土産と、艦これのIPを勝手に使って、8年の間に何億くらい舞鶴市内の経済を動かしたんでしょうね(参加者のべ1万人の市内での平均消費額が1万円なら、それだけで1億円です)。
「砲雷撃戦!よーい!」が廃止になった途端に舞鶴市と艦これのコラボが始まったのは偶然ではないのだろうなと思います(廃止が2021年9月、コラボ発表が同年12月)。
舞鶴市からのオファーだったそうなので、これは想像ですが、商店街を守るため訴訟を思いとどまらせる代わりに公式コラボを提案するというバーターだったのではないかなと。
せめてそのくらいはないと、何年にも渡ってフリーライドを続けてきたMCAに対してKADOKAWAは優し過ぎませんかね。
展開している場所が赤れんがパークなのも、MCAの関わる同人イベントへの牽制にも見えてきます(もちろん海軍ゆかりの場所というのが表向きの理由でしょうが)。
当のMCAは「舞鎮駆逐隊」で一発逆転を狙い、森本さんは市役所をKADOKAWAとズブズブの関係だとか、市がアニメと提携するなんて論外だとか仰っているのですが、皮肉なものだなあと思います。
その森本さんですが、動画では散々「著作権侵害はだめですよ」と仰っていたのですが、実は自身で著作権侵害を行っていました。
2014年7月の「砲雷撃戦!よーい!」で森本さんは屋台を出しており、「提督」というワードを名称に含めた艦これと直接関係のないアイテムを販売していました。
そこで使われたポップに、艦これの二次創作イラストが使われていたんですね。
屋台の写真が残っているのですが、ご本人は認めていません(ノーコメントを貫いていました)。
ただし、MCAと言いますか地元事業者が「砲雷撃戦!よーい!」の運営で使っていたイラストを勝手に転用したという話がちらほらあるため、そのイラストを描いた人が当時どのような意図で描かれたのかは分かりません。
また、同じ出処のイラストが森本さんの会社の通販サイトに使われていたという事案がありました。
そのページに登録されていた製品は上記の「提督」グッズ等で、値段までバッチリ入ったものでしたが、森本さんは「打ち合わせ用の仮デザインでネット販売には使用していません」と仰っていました。
普通に考えて、イベントで販売したアイテムの販売ページを5製品分も作って売っていないとは考えにくいわけですが、残念ながら外部からは確認できません。
イラストの詳細については、「おそらくネット上でアップされている絵師さんのご自由にお使いください的なイラストを使わせてもらった」と嘘をついています。
動画へのコメントでMCA提供ですよと教えたのですが、頑なにノーコメントを貫き訂正もしてもらえませんでした。
許諾に関しては「艦これ運営に許諾は取ってないです(8年前当時には許諾が必要な認識が無かった)絵師さんを差し置いてこちらが独自に許諾を得ることはそれはそれで別の問題になります」とツイートしており、ご自身でアウト判定であることを証言しています。
最高裁まで争った「キャンディキャンディ事件」で、二次著作物(いわゆる二次創作物)の著作権は原著者と二次著作作者の双方に権利が発生し、利用の際には両方の承諾が必要という判決が出ています。
森本さんは少なくとも原著者の承諾は得ていないわけですから、著作権侵害にあたります。
森本さんがツイートしたような「8年前の社内のコンポアライアンス的には問題は無いです」では済まないんですよね。
今になって法的に問題化できるかと言えば難しいような気もしますが、動画で「著作権侵害はだめですよ」と繰り返し仰っていて自分のことは「8年前だからセーフ」とは…。
舞鶴での著作権侵害と言えば、「海軍御用達おみやげ館」も外せません。
これはMCAが運営している店舗なのですが、日常的に艦これの同人誌や同人グッズが販売されていたようです。
「舞鎮駆逐隊」の運営が「海軍御用達おみやげ館」にグッズ販売を委託する旨のツイートをしていたなど、ここでも親密さが伺えます。
同人誌や同人グッズの店売りは個人と法人の線引きが難しくなるものではありますが、同人ショップ以外の店売りは相当高リスクだろうと思います。
同人アイテムは販路や販売機会が限られているからこそ営利目的ではないという建前が成り立っている部分があります。
常設の店舗で売っており、売り切れたら補充します、次の製品も企画していますという話になれば営利目的と判定されるリスクは高くならざるを得ません。
同人ショップはどうなのかというのは難しいですが、あれだけ堂々と店舗を構えて公式とのコラボもやっていたりするので、関係者間でコンセンサスが取れているのであれば特に言うことはないかなとも思います。
大手同人ショップはコンテンツ業界にいれば知らない人はいないでしょうし、問題行為があればちゃんと問題になります。
あと、ここ2、3年は外していたようですが、「海軍御用達おみやげ館」は艦これキャラクターのスタンディング(キャラクターの大型立て看板)があったことでも有名ですね。
Googleのストリートビューに写真が残っていると少し話題になりました。
今年(2022年)7月に「はまっこ夜の市」という夏祭りのようなイベントが商店街でありました。
そこでドール系コスプレと言うのでしょうか、顔に被り物をしたコスプレの人がいまして、それが艦これのキャラクターでした。
お祭りなので多少は多目に見られても良いだろうと思うのですが、今年の話なので、「砲雷撃戦!よーい!」がなくなった後にこんなことしてていいんですかね…、とは思いました。
さて、MCAの話ばかりしてしまいましたが、森本さんの話に戻ります。
森本さんは、「砲雷撃戦!よーい!」の近くで展開された屋台村でモヒートやボルシチを販売し、人気を博した名物おやじでした。
多分人柄は良い人です。
本業は建材屋の社長で、2023年2月に行われる予定の市長選に出馬するそうです。
この話の発端は、「Aさん」のもとに角川アーキテクチャの弁護士から警告書が届いたことです。
いわく、「ルールを逸脱したイベントの開催の誘致や貴店その他における無許諾グッズの販売等本件作品の著作権や商標権等を侵害する行為や本件作品やその登場キャラクター世界観等にフリーライドした不正競争行為等及びにこれらに加担する行為を行わないように本書を持って警告します」。
ここまで読んで頂けたのであれば、この警告書が何を表しているかは明白であろうと思います。
森本さんは商店街のオリジナルキャラクターを持ち出し、「世界観等にフリーライドした不正競争行為等及びにこれらに加担する行為」のくだりをこれらのキャラクターの展開を阻害するためのSLAPP的な警告だと主張しました。
それどころか、艦これのモチーフである海軍文化は舞鶴等ゆかりのある地元のものであり、艦これはそれにフリーライドし、文化盗用をしているのだと持論を展開したのです。
しかし、そもそも現在の商店街のオリジナルキャラクターの源流にある「軍艦通り擬人化キャラクター」群は、艦これをヒントにして生み出されたとMCAが公表しています。
他のもっとヤバそうな部分は無視して、自分たちのキャラクターの元ネタに対して文化盗用とか言うんですか、そうですか…。
後編に続きます。
コピーレフト(英: copyleft)は、著作権(英: copyright)に対する考え方で、著作権を保持したまま、二次的著作物も含めて、すべての者が著作物を利用・再配布・改変できなければならないという考え方である[1]。
・二次的著作物の利用、コピー、再配布、翻案を制限してはならない
・コピー、再配布の際には、その後の利用と翻案に制限が無いよう、全ての情報を含める必要がある(ソフトウェアではソースコード含む)
・翻案が制限されない反面、原著作物の二次的著作物にも同一のコピーレフトのライセンスを適用し、これを明記しなければならない
一般に、芸術作品や評論、解説文、コンピュータプログラムなどを含む著作物は、その作者が著作権を持っている。そのため、作者の許可を得なければ改変したり、(個人的なバックアップを除いて)複製したり、配布・販売することはできない。しかし、このような制度の枠組みは、作品を共有して多人数で共同的な創造活動を行う際にはかえって妨げとなる場合がある。
素材収集元であるdanbooruは人力コピペ著作権侵害サイト。
この場合の著作権としては一見、NovelAIは問題がないようにみとめられる(30条の四の「次に掲げる場合その他」にあたりそうだなあ)
には、その必要と認められる限度において、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
一 (略)
二 情報解析(多数の著作物その他の大量の情報から、当該情報を構成する言語、音、影像その他の要素に係る情報を抽出し、比較、分類その他の解析を行うことをいう。略)の用に供する場合
三 (略)
ただし、Novel AIは、かなり素材元が絞られてて(もともとdanbooruもかわいいアニメ絵のエロのみ特化したサイトだからね)、レムといれたらちゃんと青髪ボブ女子が出るのである。(デスノートにもレムというキャラクターはいる。ぎょろめ白髪)
これ、柱書にある「思想または感情を享受する利用」になっちゃってないか???
たぶん、版権元と二次絵師が合同で「害されてます!」といえばいいんじゃないかな。
じゃあAI無罪は適用されないよなあ!!というのがつっこみどころである。
これは著作権侵害サイトのリンク集サイト(リーチサイト)を作成して公開することも違法になっているからである。
おそらく、漫画村などが今あったとしてもこれもブクマできない。合法のピッコマなどは当然ブクマできる。
で、AIをかましてちょっと絵のはしばしをまぜこぜにした状態にすることで、著作権侵害サイトのリンク集サイトを合法で作成できる、てのはおかしいとおもうぞ。
Waifu DiffusionやNovelAIと言った、超精度のイラストAIが話題になっている。
しかし、その学習元が無断転載サイトDanbooruであるということがTwitterでプチ騒動になっている。
Danbooruはイラスト版漫画村であるというツイートもあった。
結論から言うと、Danbooruをイラスト版漫画村と言うのはかなり無理がある。
日本の法律ではPixivにアップロードされた画像を別のサーバーに無断アップロードする事は著作権と著作者人格権を侵害する可能性がある。ただ、海外の法律では日本の著作権法でも引用や試験問題、AI学習への著作物利用が許可されているように、著作権にフェアユース規定が存在する国もある。
これが重要なポイントだ。Danbooruはどちらかというと日本で言うアンテナサイトに近いサイトで、アーティストを尊重していない運営体制では無い。アーティストが自分が作成したイラストをDanbooruにアップロードしないように求める機能があり、この設定がされたアーティストの画像はDanbooruに転載できない仕組みが存在する。
https://danbooru.donmai.us/wiki_pages/banned_artist#
そのため、Danbooruに画像が転載されている事に憤っている人々は客観的に見ると「そもそも自分が本来取るべきアクションを取っていないのに怒っている」ということになってしまう。
イラストAIがもたらす影響は計り知れないが、Midjourney、Stable Diffusion、mimic、Waifu Diffusion、NovelAIなどの表に出ている事例は、今のところどれも各国の法律やモラルの範囲内で行われているものばかりとなっている。
これに対して「怒り」を発する行為は、苦言や愚痴を呈するレベルならまだ良いが、サービス側に修正・対応を求めるレベルとなるとツイフェミが火の無いところに火を付けるのと変わらない行為となってしまう。
イラストAI関連では、既にユーザーが個人情報を暴かれて自宅に凸されるという事件も発生してしまったようだ。
講談社の出版物はもちろん、講談社のホームページ上の画像・文章・漫画・キャラクター等もすべて著作物です。こちらは著作権法によって権利が守られていますので、以下のような行為をすることは禁じられています
1.出版物の装丁・内容・目次等、あるいはホームページ上の画像・文章・漫画・キャラクター等の全部ま たは一部を掲載・転載すること。
2.出版物やホームページ上の文章・漫画等の要約を掲載したり、出版物やホームページ上の画像・文章・漫画・キャラクター等をもとにした漫画・小説・文章等を作成し、掲載すること。
3.出版物やホームページ上の画像・漫画・キャラクター等を使用・改変してイラスト・パロディ・画像等を自分で作成し、掲載すること。
4.出版物やホームページ上の画像・漫画・キャラクター等から、あるいはそれらを使用・改変した自作のイラスト・パロディ・画像等から、壁紙・アイコン・コンピューターソフト等を作成し、掲載すること。
5.出版物をたとえ個人や家庭内の利用であっても、代行業者等の第三者に依頼してコピー、スキャン、デジタル化すること。出版物の無断複製は著作権法上の例外を除き禁じられています。
検索サイトみたいに確実に合法になる法整備はされてないにせよ、そんなに悪かって言われるとね。
実質的な影響は画像検索、リンク集やディレクトリ型検索エンジン(人が手作業で登録)などと大して変わらないと思うんだ。
著作物の保存活動とか、著作者が何してきても安全な位置じゃ大部分が無理だったりするしね。下手すると権利の期限が切れる前にメディアの寿命が来るから、グレーゾーンと分かっててやるしかなかったりする。
Danbooruもそんな感じで、現状じゃ法整備されてないけど潰しても良いことないゾーンにあるんじゃないかな。だからといって綺麗に法整備すると事情が多様な著作権者側や新サービス開拓の動脈を塞いで殺しちゃう奴。
現在のAI画像生成はほぼ画像検索といっていい、プロンプトは検索ワード並べてるのと変わらない。個人的にはエロ動画探すときの検索が一番似てると思った。
界隈でプロンプトエンジニアとか言い出した際には本当にセンスがなくて失望した。
適当なワードで画像検索してすばらしい景色の写真を見つけられて俺ってスゴイと思うだろうか。
キーワードによる画像生成の問題はコントロールがおおざっぱすぎることと、学習モデルが変更されたときに結果があっさり大幅に変わることである。
ユーザーが思ったところに思ったように描画してもらうにはもっと工夫が必要で、なぜかAI界隈はそういうのに無頓着でAI自動塗りなんてのもすごい大雑把な機能で「未来を予感」させながら実際は使い物にならんなこれと放置されている。
ツールを機能させるにはユーザーの意思を反映させる必要がある。
なんでもいいユーザーならキーワード指定だけで十分で今でもそれを楽しめるが、もっと厳密なゴールを設定した対象に使うと途端に精度が低すぎてお話にならなくなる。
「ガンダム」で画像を作ってみてほしい。おおすげえガンダムっぽいじゃないかと思うかもしれない。じゃあそれをガンダムファンに僕ガンダム描きましたってみせたらどうだろうか。ああ面倒な奴来ちゃったという顔をするのではないか?ファンアートは元作品の再現しないといけない部分がシビアなのだ。
AIの本質は多様で小さい判断を大量に必要とする業務を自動化すること。
従来、多量の作業の自動化はコンピューターの得意分野であったが「幅広く判断する」ことは小さな判断であっても難しく専門家でなくとも多少訓練した人間を大勢使って処理していた。
なので税務で税理士先生が指導しながらも実務は専門学校の生徒のバイトがやるみたいな業務に向く。
AI画像生成もあるスペースを作画カロリーの高い図像で埋める効率はとても高く素晴らしい。
しかし大きい判断は人間がせざるを得ない。そしてその判断をAIに伝える必要がある。
その指示をどう出せばいいか。基本は対象を指定してどう変化させるか指示する。
つまり範囲を指定して、パラメーターを指示・変更するということになる。また指示と結果にはある程度再現性を持つべきだ。
この範囲は現在キーワードによる意味空間だったりベース画像の提示だったりする。今のところパラメーターはAIの内部的なものでしかない。
ここに抽象モデルを設計してやる必要性がある。これは言語の発明とか音階の発見のようなジャンプがあり非常にクリエイティブな仕事だ。
今画像生成AIで3Dモデルを使ってるものは出力が非常に安定している。3Dモデルは物理立体の抽象モデルだ。
イラストであるなら構図とか筆致といった高度な抽象概念から、いまペイントツールにあるドットでの領域指定もモデル化できるだろう。
モデルを使うことでAIの生成結果の合目的精度を上げ、管理可能にすることで人間がコントロールできる機能になる。
じゃあガンダムのイラストを生成できるAIにはどんなモデルが要るのだろう。
ファーストやSEED、ユニコーンと作品ごとに世界観モデルがあったほうがいい?キャラクターは設定に沿う必要があるしモビルスーツにはやはり3Dモデルが必要か。ん?これ、権利的にアレじゃない…?
端的にはクラウドソーシングで粗製乱造されたアフィリエイトブログと同じだ。
ネットから抽出した関心リストに沿ってググっていくつか言及ページをピックアップしコピペしないように注意して記事を書き使用権フリー素材集の写真を添える。誰かが自分の専門性と取材と実務から得た情報を取りまとめた記事と内容が同じでも著作権的な問題はない。
書くことが決まっていてそれを多様で小さな判断をして他者の著作権を侵害しないようにコピーを生成するのがその仕事で、この度はAIを使えば一記事1000円なんてクラウドソーシングにすら発注する必要もなくなったということだ。
長期間かけて身に着けた専門性とか取材の手間暇、実験して確認する手間や費用。そんな記事も公表した時点で著作権ロンダリングでパブリックドメインになる。いまテックライターがアップルの提灯記事書く以外に収入がないのはそういう結果なのでは?
頑張って書いてもすぐ人力AIコピーされてこれは私の著作物といわれるのではそのものへのインセンティブが失われてその界隈にニンゲンは誰もいなくなるんじゃないのかな。
そういうことの是正に著作権って設定されてたと思うので法律家がドヤ顔で問題ありませんっていうのはAI並みかなと思いますね。
とりあえず文章も画像やイラストも自動生成できるようになったので、ツイッターの関心キーワードから記事がリアルタイム自動生成されてネットはいかがでしたかどころでなくなるんじゃない。
いつか消えるだろ、と思って放置していたが、もはや我慢の限界だ。
ホワイトを 1.0 ブラックを 0.0 二次創作同人誌を同人誌を 0.5 のグレーだとすると
グッズはどれくらいになるだろうか。
答えは 0.5 です。
なぜか、グッズはブラックなどという根拠のないデマを吹聴してまわる輩が後を絶たない。
改正著作権法によるとブラックなのは、一次著作物そのものを再配布したとき(いわゆる海賊版)だけ。その場合、著作権者の意向に関わらずアウトになる。
著作権者が黒だといえば黒、白だといえば白。何も言わないならグレー。以上。
グッズはブラックなどという言説には何の根拠もない。お気持ち基準である。
悪質なデマがグッズ二次創作界隈の足を引っ張っている。はっきり言って迷惑だ。
部外者のお気持ちなど知ったことか。こちらは法律の、著作権の話をしている。
著作権者「だけ」が全てを決定するんだよ。