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はてなキーワード: 田中とは

2014-05-09

女H

第一章 路上

HUB帰りの女子ナンパ

ナンパとは高い木の上にいる実を一撃で撃ち落とす弓矢であることを実感。

そこそこかわいい。目が外人っぽい。そう言われることが多いとこのこと。

Red Blue(赤いブル)を売っているHubRed Ocean

多分、何人かにナンパされ(外人含む)酔って帰る途中の2人組。

誰も撃ち落とせなかった2つの実がを路上で撃ち落とす。

から弓矢で引き下ろせばそれは我らがストリート

第二章カラオケ

盟友とナンパ、そのままカラオケ

カラオケでは、

①野獣エロキス)まで行くこと

エンターテイメント紳士でいることを

3:7で、ビールの泡は3:7で。

①も②も必須。②こそが俺エンタメ系です。

二遊間を守る盟友は少し野獣の比率をあげすぎて、負傷退場(主に心が)

ゴール

ということで、2:1という状況下。

女子トイレに行った好きに、落とせそうな女子キス彼女終電を逃し、

もうすでに配下に落ちているが、足=車を電話で手配した模様。

今日を逃せば永遠にLINEループに陥ることは目に見えている

ということでトイレでエチロス。これだけが、幾多のValidation(女子の目

終電男子がワンサカいるHub)を乗り越えれる糸を通すパス

トイレでエチロスごちそうさまでした。

追記

増田ブンガクは只(ロハ)ではない

カストラックしかつかないので、カストラック無視して。

id:toru-nakata 氏 ありがとうございます。安いキャバクラ10回より、1回の北方謙三 などの気の利いたコメントの方に

          評価していただけるのは光栄です

id:CCCPdotK 氏 とりあえず田中死ね ちょっとから思ってたけど俺こいつ嫌い うるせえほっとけ

          などのネガティブコメントばかりしているようですね。 でもありがとうございます。そういうスタンスなんですね。

          

2014-04-21

すべての学歴厨が直視できない現実

文系

政治----

小泉純一郎 慶應義塾大学経済学部卒業

安倍晋三 成蹊大学法学部卒業 南カリフォルニア大学政治学中退

橋下徹  早稲田大学政治経済学部

石原慎太郎 一橋大学法学部

舛添要一 東京大学法学部政治学科

野田佳彦  早稲田大学政治経済学部政治学科

麻生太郎  学習院大学政経学部

経営----

三木谷浩史 一橋大学商学部 ハーバード大学経営大学院楽天

堀江貴文 東京大学文学部中退ライブドア

内藤裕紀 京都大学経済学部ドリコム

南場智子 津田塾大学卒業 ハーバード大学大学院修了(DeNA)

田中 良和 日本大学法学部政治経済学卒業GREE)

藤田晋 青山学院大学経営学部サイバーエージェント

渡辺美樹 明治大学商学部ワタミ

柳井正 早稲田大学政治経済学部ユニクロ

佐藤航陽 早稲田大学法学部メタップス)

理系

政治----

鳩山 由紀夫  東京大学工学部計数工学卒業 スタンフォード大学大学院修了

菅直人 東京工業大学理学部応用物理学

マック赤坂 京都大学農学部

経営----

川上量生(かわんご) 京都大学工学部卒業ニコニコ動画

近藤 淳也 京都大学理学部卒業はてな

猪子寿之 東京大学工学部計数工学卒業チームラボ

本田謙 上智大学 (FreakOut)

2014-04-16

id:t-tanaka死ね

http://b.hatena.ne.jp/entry/bokurasha.hatenablog.com/entry/2014/04/15/120005

うん。子供がいないうちは好きに離婚すればいいと思う。が,親になってからは,配偶者存在子供の害になっていない限り,離婚はするべきではない。「家庭」は夫婦のためにあるのでは無い。子供のためのものだ。

死んでください。

 

両親は私が成人した直後に離婚しました。

私が幼少の頃から、父親は母親執拗執拗罵倒しており、母親号泣しながら私に慰めを求めてきました。園児の頃から高校生になるまでずっとそうでした。父親は職場ストレスを抱えていたようですが、そのストレス母親にぶつけ、母親は私にぶつけ、私は物にぶつけていました。正直さっさと離婚して欲しかったです。家庭は子供のためのものだって母親も同じことを言っていました。私のために離婚が出来ないと繰り返し言っていました。私が産まれたせいで母親地獄のような思いをしてきたんだなと、自分存在を否定する気持ちをずっと持っていました。今では両親のどちらとも連絡を取っていません。父親にはできるだけ早く死んで欲しいと思っています。父親ぐらいの年齢の男が、駅員に因縁をつけていたり、乗客と喧嘩していたりするのをよく見かけるので、まとめて死んで欲しいと思っています。父親を思い出す原因になるような男には基本死んで欲しいのです。職場ストレスを抱えて無関係な人に当たる気狂い男があの年代には多すぎます。t-tanaka、田中T、下町に住んでいる四十路の男ですか、父親も下町出身者でした、まあ父親よりは歳が下みたいですけどね、本当にあなたみたいなコメントする人の存在不愉快です。お前みたいなゴミが居るから離婚が先送りにされる。不仲を見せつけられ気遣いをする子供の気持ちがお前に分かるのか老害。早死にしますように。早死にしますように。早死にしますように。あなたの年老いた脳みその中身が変わることなんて一切期待しないので、早死にしますように。事故しますように。病死しますように。早く退場してくれよ。

 

私が批判したのは,離婚子供不利益になるとわかりつつ,配偶者への不満を理由に離婚を実行する人たちです。

から配偶者に不満持ってる親が子供への不利益にならないわけがないんだよゴミクズが。ストレスがあって家庭内の空気殺伐とするだけでも十分害悪なんだよ。どうせお前は父親に問題があっても母親子供に悪影響を及ぼさないための防波堤になるべきだって考えてんだろ?配偶者に不満があってストレスが溜まっても子供にはわからないよう内部で処理してひたすらに耐えろってことが言いたいんだろ?それが出来ないなら親になる資格が無いっていいたいんだろ?そんなもん誰も子供産まねえわクソが。死んでください。はやく死んでください。

 

離婚子供不利益になるとわかりつつ

そもそもの話だけど離婚子供不利益にならないようにすればいいんじゃないの。離婚家庭の子供を就職差別するとか結婚差別するとか、経済的に不利な状態を放置して進学出来ないようにするとか、そこに問題があるんじゃないの。親が不仲だと情緒面の発達や進学に問題を抱えやすい現状をなんとかしなきゃいけないんじゃないの。介護なんかよりよっぽど重要なんじゃないの。私の場合経済的には全く困って居ないけど、「DVから逃げました」パターン離婚家庭の子供なんて、親が婚姻を維持しようが離婚しようが親の存在不利益だよね。なんで離婚するな!ちょっとくらい我慢しろ!の方向にばかり持って行くのだろう。本当にちょっとの我慢なのか全く考えていない。本当に気味が悪い。モラハラなどの概念が無かった昭和の日本に戻そうとしているんじゃないか。DVを受けようが、相手の人格不快コミュニケーションを取るのがたまらなくストレスであろうが、相手から逃れることが出来ず、離婚しようものなら「子供が可哀想」の大合唱を受ける古くて陰惨な日本社会に戻そうとしていんじゃないか。「子供が可哀想」の大合唱によって本当に得しているのは誰なんでしょうね。

 

離婚した人間を「子供が可哀想」と言って批判する人間は本当に子供立場で物を考えてるの?離婚と無縁の家庭に育って身近にも離婚経験ゼロで、想像だけで言っているんじゃないの?子供のこと本当に考えているの?離婚という選択をした人間を批判するためにオフィシャル弱者である子供を利用しているだけなんじゃないの?会社を辞めた人間を理由も聞かずに「忍耐力が足りない」と叩く人間と同種なんじゃないの?とにかく忍耐を賛美したいだけなんじゃないの?自分がこんなに忍耐しているのだから忍耐出来ない人間存在が許せないというただそれだけのことなんじゃないの?忍耐していない人間を上から叩きのめすために日々忍耐しているんじゃないの?それとも自分も忍耐していないのに忍耐しない人間を批判しているんだろうか?だとしたらいよいよ想像すら付かないな、生きているだけで有害からすみやかに死んで欲しいね。死んでください。死んでください。はやく死んでください。

2014-03-30

初めて雀荘に行った

出張先のホテル周辺があまりに何もないためふらついてたら雀荘を発見

お一人様歓迎の文字を馬鹿正直に受け止め独り突貫

の前に「雀荘 独りで」とかで検索して

教えてgooで独りでも全然行けます的な回答に安心感を得た後に店に入った記録

スペック

20代後半

ルールはひと通り知ってる

ゲーセンオンライン等ではあまり負けない

計算はできない

哲也を全巻読んでる

扉を開けるなり「イッラッシャーセー!!」と声を掛けられ面食らう

もっと暗いもんかと思ってたので意外

囲われてる卓は2つ

煙草臭いのは想定内

フリー初めてなんですけど」と言うと先に飲み物出されてルール説明が始まる

正直アリアリとかの確認だけかと思いきや

かなりの量のローカルルール読み上げにビビる

特に祝儀関係がややこしすぎ

アカ牌やツモ上がりなどに連動しているっぽいが、正直まったく把握できず

この時点で少し嫌な予感がよぎるが、笑顔大丈夫です宣言してやり過ごす

あと東南戦って言われたのがよくわからず、

これが普通の半荘戦であることに気づいたのがこれを書いている今

初回の飲み物代とか諸々込で3000円分をカードに変える

これが最低金額らしい

少し多くね?とは思った

しばらくして卓が空いて案内される

面子将棋田中魁秀に似たおじさん、greyのhisashiに似たイケメン、小太りな童顔のおじさん

この時点で「初めてで手際悪いと思いますがよろしくお願いします」みたいな予防線を張る

イケメンのみ「いえいえ」と小声で返事してくれるも、他は無視

もう若干怖い

開始

自動卓の牌を扱おうとしたら、店員さんから指示

・理牌以外は片手で、卓上に手を置く

自分側の山を少し手前に出す

この段階で誰が起家なのか、誰が親なのか見方が分から

(時間が経ってから中央の赤いランプの点灯で分かることに気づく)、

点棒の色分けが何点なのかも分から

理牌中なこともあって

追加の店員さんからの指示で緊張と混乱がMAX

今思っても初回で全て処理することは無理だと思う

特に

自分側の山を少し手前に出す

これは何度も注意を喰らい、なんかもう申し訳なくなる

最初から手前に出るような自動卓にしといてくれ

あと俺の後ろにずっと店員さんが立っているのはなんかの嫌がらせ

と思ったが、今思えばサポートで入っていたのかもしれない

最初の半荘は見事にラス

詳細は省くが、諸々の環境適応作業による緊張のせいで捨牌が分析できない

あと早さに慣れない

少し止まるだけでもう謝らなければいけないあの独特の雰囲気

自分勝手雰囲気に飲まれ

有り得ない捨牌で放銃して泣きそうになる

祝儀関係は予想通りさっぱり分からんので全部店員任せなのも申し訳ないやらで

とにかく集中できない

次の半荘が始まってから、少しずつ冷静さを取り戻す

そもそもなんでこんな見知らぬおっさん達にこんなに申し訳なさそうにせにゃならんのだ

普段の上司に対するそれをなんでここでも発揮しなきゃならんのだ

みたいな感じで自分に苛つき

ある程度の形式的なやり取りをする以外は極力余計な気配りを排す

すると不思議なことに、この場はそういうのが一番ストレスフリーだという事に気づく

ああ、皆そういう感じで自分中心にやってるのね

と、何となくの雀荘の感覚というものを掴み

何故か少し悲しくなる

なんでだろう、分からない

今までの人間関係では無かった感覚からだろうか

なんで俺は進んでこんな場に入ってしまったのかとすら思った

たぶんこの感覚がある限り、俺は雀荘には向かない

ただ、やっと集中しだしてからは少し楽しくなった

ギリギリにかわして手を作る緊張感はやはり良い

最近使っていなかった脳の回路が回る感覚が心地良かった

2回目の半荘は2位

途中までトップだったけど童顔おじさんに差し切られた

抜けようと思って店員さんに申し出たら

「抜けるときは始まる前にラス半と言っていただけますか」

と冷たい目で言われる

それは先に言っといてくれ

そう言えばネットで読んだわそのルール

しゃあなしで3週目

と思いきや少し経って童顔おじさんがまさか四暗刻ツモで即終了

なんだそれ

俺とイケメンは大いにリアクションしてしまったが、おっさん二人は無表情

もう少し嬉しそうにしやがれ

そんなこんなでトータルで4000負け

初回の洗礼をまともに食らった形になった

次は慣れててもっと楽しめるとは思う

でもじゃあもう一回行くかと言われると微妙なところ

緊張感が味わえるのは良かったが、そこにいる人間雰囲気のせいだろうか

常に通うにはなんだか肌に合わない

いや、これが居心地が良いと感じる人はいるだろう

俺の場合麻雀は好きだけど、雀荘には入り浸れない

多分常にプラスで勝ちきるには結構コストがかかるし

他にやりたいことがある場合は行かないほうがいい

自戒

追記

反応有難く存じます

どんなジャンルだって初回はそんなもんだと思う。 麻雀比較的少ない回数で慣れるから安心

だと思う

それ故にここで引いておかないとその後入り浸りそうで自戒の念を込めました

からゲーセンの方が健康的なんだよ。対戦ゲームなら勝っても負けても1クレジット分は3ケタ円しか消費しないし、これはプレイヤー全員に適用される。賭け事じゃないから金は貰えないけど「楽しい」これがすべてだ

これはなー・・・俺もゲーセンにはかなりお世話になったし

俺がパニクった原因であるすべての手作業が自動化されているのが最高なんだけど

やっぱり牌を手にとって重みを感じながら、人間とやりたい欲求があるんだよな

リアルの緊張感とは代え難い

しかし0.5は結構高いので、健康的とは言えないな確かに

その雀ゴロ達すごく紳士的で手加減してくれれたと思う

それは思った

俺の挙動不審さにも淡々として決して怒らない

あと俺のリーチに対して、普段なら絶対出さないであろう少し怪しい牌を強気差し込んできたり

まあ正直判別できないが、いい人達だったと思う

なんだかまた行きたく

いややめておこう

2014-03-27

教員という仕事の面倒くささ

年度末忙しすぎワロタ。の学校教員です。

教員というと、「夏休みとか暇でいいよね」とか「授業ない時間なにしてんの?」とか言う人が多いわけですが、

夏休みは暇じゃないし、授業ない時間普通に仕事してますよ。

要因という仕事の面倒くさいところは、「複数の仕事が同時に流れている」ところ。

一人の教員

1、教科の仕事

国語数学、などの授業をやるのは勿論、テスト作成課題作成やチェック、

教科の研修研究大会研究など

2、校務分掌仕事

教務や生徒指導進路指導など。

例えば教務だと時間割作成時間割変更、行事の計画立案文化祭なんかはだいたい生徒会指導がやるけど)、

チャイムの設定、用具の発注学校便りの発行などなど……

3、担任・学年の仕事

担任仕事HRをやるだけではなく、面談や出席統計、成績処理、要録作成など色々ある。

学年としての仕事は学年主導で行う行事の計画立案など。修学旅行とか。

4、部活動仕事

運動部なら平日だけでなく毎週土日(泣)の練習や遠征の引率。

しかしそれだけではない。

顧問会や協会の仕事なども。

5、個人の仕事

経年研修など。

初任者研修のあと、うちの自治体では五年目までは毎年研修が何らかの形である。そのあとは十年研修かな。

あとは今免許更新制度があるのでそれもこれに含める。いや、実際には自腹だから厳密にいうと仕事ではないんだが(泣)

という風に複数の仕事を同時にこなさないといけない。

一人の教員がいくつもの仕事を持っている訳で、例えば

田中太郎 教科 数学数学科主任) 分掌 進路指導部 担任 一年一組担任(一学年団) 顧問 野球部顧問 

という感じ。

教員という仕事は意外に出張が多い仕事で、自分は今年度数えてみたら四十日ほど出張してた。

しかしその出張もある時は「部活動顧問として地区顧問会出席」だったり、ある時は「分掌仕事としての研修への出張」だったり、

ある時は「教科主任として研究大会への参加としての出張」だったり。

しかもそれぞれの仕事独立してるから研究発表の準備でクソ忙しいところに部活動大会が入ったりする。

この時期に野球は春季大会があるんだが、年度末の異動もある時期に大会とかふざけてるよ!

まあこれが高野連傍若無人なところの一端なわけだが…

2014-03-23

田中がんばれ

夜中の気だるい時間スポーツを観ていると、どうして彼らはこんなスポーツなんぞに熱中できるのかと呆れてしまう。よくもあんな俊敏に動けるもんだ。

2014-03-11

http://anond.hatelabo.jp/20140311220910

田中恭一(メニコン創業者)みたいな例も普通にあって、

別段筆記試験の優秀さのみが優秀さではないということで良いと思うけどね。

筆記試験組はどうあってもAO組をバカにしないと気がすまないのか

それとも、筆記試験組を装った部外者なのか

2014-03-05

田中将大里田まいの夫扱いされる未来

なにげにこの未来もありうるんじゃないだろうか。

このままいくと、里田さんは英会話の本も出しそうだし、アメリカの食事情にも詳しい人扱いされそう。

そうすると、里田まいって、食も家族英語完璧みたいな扱いになっていくわけで(実際はともかく)、

もうここまで行くと講演で食っていけるレベルなのは間違いないし、政府のなんかの委員会とかにも参加お願いされるんじゃないだろうか。

ってなると、田中将大引退後は、野球関連でそこそこニュースになる夫に比べて、妻の里田の方が発信力高くなる可能性が強くなるわけで、

一部であるにしても、里田まいはしっているけど田中野球の人程度にしかしらない世代誕生するのではないだろうか。

なんつか、ここまで完璧元アイドルキャリアって珍しい気がしてきた。

2014-02-24

Jリーグ22歳以下選抜の資格がありながら、登録外となった選手

J1

仙台シュミット・ダニエル二見宏志、藤村慶太

鹿島昌子源柴崎岳梅鉢貴秀土居聖真

浦和:-

大宮:-

柏:-

F東京武藤嘉紀

川崎大島僚太、福森晃斗

横浜FM松本翔

新潟渡辺泰広、小泉

清水櫛引政敏高木善朗樋口紀寛、柏瀬 暁、加賀美翔

名古屋杉森考起

甲府:若杉好輝

G大阪大森晃太郎内田達也宇佐美貴史

C大阪岡田武瑠、南野拓実

神戸岩波拓也和田倫季松村亮小川慶治朗

広島:-

徳島小島秀仁

鳥栖:藤嶋栄介

J2、

札幌奈良竜樹櫛引一紀深井一希荒野拓馬榊翔太

山形鈴木翼、汰木康也谷村憲一

水戸岡田明久、鈴木雄斗、二瓶翼、吉田眞紀人内田航平、白井永地、田向泰輝

栃木鈴木隆雅坂田良太

群馬夛田凌輔横山翔平、大津耀誠

千葉佐藤祥、オナイウ阿道

東京V高木大輔菅島弘希、前田直輝澤井直人、楠井圭史、杉本竜士安西幸輝、吉野恭平キローラン木鈴田中貴大、安在和樹、舘野俊祐、キローラン菜入

横浜FC:渋谷飛翔、石井圭太

湘南遠藤航福岡将太、中川寛斗、白井康介、前田尚輝、吉濱遼平

松本和田達也柳下大

富山三上陽輔、梅村晴貴

磐田小林祐希牲川歩見

岐阜清元拓己、水野泰輔

京都駒井善成宮吉拓実下畠翔吾伊藤優汰

岡山石原崇兆小林秀征、松原修平、清水慎太郎藤岡浩介、幡野貴紀、寄特直人、田中宏昌、千布一輝加藤健人、板野圭竜、田中雄輝、飯田

讃岐:-

愛媛堀米勇輝江口直生、近藤貫太、表原玄太、藤直也

福岡酒井宣福野崎雅也、牛之濱拓、金城クリストファー達樹

北九州:山之内優貴

長崎岡本拓也、井波靖奈、船川航司朗

熊本仲間隼斗森川泰臣、永井建成、上村周平、嶋田慎太郎

大分増田繁人、後藤優介、田中輝希、岩武克弥、坂井大将

気になったこと

2014-02-14

アメリカやきう女の子

英語勉強ということにしてさっきチャットしてた。omegleというサイトに初めてアクセスしたが、"asl"-"18 m jp"と言った瞬間切られるということが続き、うまくいかなかった。

嫌気がさしかけたとき、interestを登録できることに気付き、すかさずbaseballjapanと登録。それでもしばらくは上のようなことが続き、途中一度日本人出会ったが"asl"を聞きあった後「おまえはあほか」と言うと切られてしまった。

そんなこんなを経て、初めてまともにしゃべれる人が現れた。

野球の話を軸に、話を進めた。

そしてなんと、アメリカ時間では深夜だというのに、野球やってる13歳の女の子(ウソホントかはわからんが)と2時間くらい話した。

初めは年齢も性別も分からなかったが、女子野球の話を振られて、相手が女性だということが分かった。

なかなか意思疎通ができない部分も多かったが、途中"this sentence is difficult for me"とか言ったら言い換えてくれたりととても優しかった。

何度も和英サイトを参照しながらだったが、"I am not good at English so I am glad that you talk with me."と言ったら「ありがとう。でもそんなことないよ、英語上手だよ」と言われて恋に落ちそうになった。

それだけにチャット終盤に年齢を知った時にはめっちゃ驚いて、序盤に日本人メジャーリーガーについてどう思うかとか田中井川の二の舞なんじゃないかとか言ったことがものすごく恥ずかしかった。(彼女はYankeesのファン)

余談だが、彼女日本人でも大半が認知していないであろう、日本女子プロ野球存在も知っていた。彼女は何かと"cool"と言っていたが、女子プロ野球については"really cool"とのこと。

最後の方に"年の割には大人びてるね"とほめまくったら、とても喜んでくれた。

彼女の夢はMLBプレイヤーだそうだ。「いつか君が有名な選手になったら、出来るだけアメリカに行って見に行きたい」と言ったらものすごく喜んでくれた。

深夜にネットで見知らぬ男とチャットをしている点以外はものすごくいい子だった。

彼女の夢が実現することを願ってやまない。

2014-01-30

JK定説

JKというのは得てして男の崇拝対象になりがちだ。

可愛らしいブレザーに短いスカート黒髪のロングに赤いリボンアクセント

おまけに未だ穢れを知らない乙女であることが多いのだから、男の夢として崇められるのも不思議なことではない。


しかし、現実はどうであろうか。

ためしに街中を見てみよ。

公園のベンチで股を押っ広げ大口をあけながら喋る姿や「ガハハハハハハ」という品のない笑い声、さらに話の内容までもはしたなく、友人数人でたむろしている時には「つーかさあ、うちの担任マジむかつくんだけどぉ」とか、「3組の山田がさぁ、うちのクラス田中ちゃんのこと好きらしいよ。山田とか、あのヅラでwww あいつ絶対童貞www」などなど、はたで聞いていて不快になることは言うまでもない。

相手が彼氏となると殴りたい衝動にさえ駆られる。

夕日のきれいな丘の上のベンチで、彼氏JKの肩に手を回しながら、「ずっと一緒に見ていたいね」などと気持ちの悪いことを言うと、JKもしおらしく「うん...」とうなずく。

そして、いよいよ太陽が沈むころになって、彼氏の唇がJKのそれに近づき、触れ合おうとする瞬間、俺はついに耐え切れなくなってその場を後にする。

いやいや、お前さっきまで友達下品な話で盛り上がってたじゃん。彼氏と二人きりになったからって、急に女性らしい演技をするなんていくら何でもセコすぎるだろう。

まったくJKのしたかさにはウンザリする。


こういう現象が昔からあったものなのかは分からない。

たとえば1947年のJK創生期のころがどうだったかなどは非常に気になるところだが、少なくとも俺のイメージでは昔のJKはおしとやかで慎ましい純真大和撫子のものだった。

時代が移るとこうも変わるものだろうか。実に嘆かわしいことだ。


一方、JKのような下品な振る舞いは20代の女性にはあまり見られない。

もちろん例外はあるけれども、全体的な佇まいがあか抜け、衣装は清楚なものを身にまとい、言動にも大人の女性としての品格が表れていることが多い。

彼氏デートをするにしても、公共の場でキスをすることなど滅多になく、手をつなぐくらいに留めていることは、まあまあそのくらいなら仕方がないかと許せる気持ちにもなる。

おそらく彼女らもJKのころには見っともない所作をしていたのだろうが、齢を重ねるにしたがって、女性としての身持ちを会得するに至ったのであろう。

もし今のJKにも成長の余地が残っているとすれば、日本未来もけっして暗くはないのかもしれない。


以上あれこれJKの悪口を連ねてきたが、むろん全部のJKを貶めているわけではない。

早熟なJKの中にはすでに陶酔させられるほどの雰囲気をかもし出す人も折々見られるし、雑誌DVDなどにおけるビキニを着たJKの中には、おもわず息を呑むほどの色気と可憐さを兼ね備える人もいて、事実お世話になることも珍しくはあるまい。

どうか世の中のすべてのJKが、一生に一度だけの特別資格、すなわち究極の乙女であるJKという身分を、最大限に生かす心構えを持ってくれることを切に願う。

ポスティングってひょっとしたら良制度じゃないか?

あれだけ叩かれてた新ポスティング制度だけど、ふたを開けてみれば田中ダル年俸の2倍以上の、23億を7年もらえることになりなんか評価が覆りそうな雰囲気

そりゃ、一年でも早くメジャーに行きたい選手からすればポスティングの道が少しでもふさがる方向に行ってしまったことは残念なんだろうけど、

上限の20億も積まれるような超一級の選手にとっては、その1,2年の誤差で生涯年収が50億近くも変わってくるなら話は別となるし(そんなに行きたければ直接行けよって話だし)、

20億行かないだろう選手にとってはそもそも無関係だし、球団からしてもFA1年前での放出デフォになって経営の見込みがたちやすくなって、割と全員が得してるんじゃないだろうか。

メジャーの方としては、基本的には金の配分が変わるだけなんだから、いよいよもって誰もほぼ損をしない制度になっているものと思われる。

さらに言えば、、実質、メジャーに行くこと=トミージョン手術することという認識も広まりつつあるので(球の性質からして)、1,2年早くいきたいと焦る風潮も収まるのではないかとも思う。

野手に関しては当分の間、20億出させるような選手はでないでしょう。うーん、やっぱ嶋有能。

2013-12-18

田中選手ポスティングがなくなったら、日本プロ選手は手抜きする

楽天田中投手ポスティングによるメジャー挑戦を楽天が認めない方向、という話が報道されていますが、実際にポスティング球団側に拒否された場合、今後期待の若手が手を抜くという問題が発生する可能性があります

今回の問題は、田中投手ほどの選手ポスティングによる補償の上限額である20億円で手放さなければならない、という点。つまりメジャーに挑戦したい選手場合球団側に20億円以上の価値がある、と思わせてはいけないのです。

じゃあ選手側はどうすれば良いのかというと、それほどの価値がないように手を抜けば良いわけです。手を抜いて多少年俸が下がったとしても、メジャーに行って活躍すればばその分はすぐに取り戻せます(例:ダルビッシュ有投手日本では球界最高年俸レベルの5億円をもらってますが、メジャーでは6年で5600万ドル(約56億円)+出来高という、倍近い年俸になってます)。

ダルビッシュ投手最初から鳴り物入りで入団した特別選手としても、たとえば野茂投手場合、1年目は年俸980万でしたが、翌年は3年430万ドル(4億3000万)、またメッツ移籍後は1年292万ドル(2億9000万)で契約しています。つまり、多少手を抜いて日本での年俸が減っても、米国活躍できれば日本と同レベル以上の年俸が期待でき、そこで簡単に取り戻せるのです。

現在、将来のメジャー挑戦が目されている選手としては、カープ前田健太選手日ハム大谷翔平選手などがいます特に大谷選手高卒から直でのメジャー挑戦を当初は表明していたくらいですから、将来メジャーに行きたいという意思は強いでしょう。今回の田中選手ポスティング問題を見て、「20億円以下の価値プレイしかしない」となってもおかしくはありません。今後のメジャー志望選手の動向に期待です。

2013-12-14

http://anond.hatelabo.jp/20131213234224

田中に対しては、メジャー田中を不当に安い金額で買い叩こうとしてるから三木谷の反対姿勢は理解できる。

2013-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20131213233633

楽天三木谷社長は事ある毎に社員の前で「辞めたい奴は辞めれば良い」と言い放っております

そして退職をする際には「競合他社には行かない」と誓約書サイン強要されます

それなのに、田中将大に関しては辞めさせないというのはどういうことなのか?

私利私欲が絡むところには信念を捻じ曲げてでも抵抗するこの姿は最早北朝鮮将軍様しか見えません。

いや、信念は何も曲げてないだろ。

のものは俺のもの。もし俺のものでなくなるならば一切の価値を捨てて他では価値を生み出すな、ってことでしょ?社員に対しても田中に対しても一緒じゃん。

まーくんが、もうやだ、たいだんするー、って言ったらこのアホに引き留める権利は無いわけで。

ただ、本気でそうなったら、上にあるような、「他の球団には行かない」という契約書にサインさせるだろう。

というか、野球場合はこれが元々の権利として会社側にあるんだけどね。。。まあ、「球団」を1つの会社としてみるか「NPB」を1つの会社としてみるか、で違うから何とも言えんが。

Facebookトレンドニュース記事について

Facebookトレンドニュース記事」というアプリが昨日からfacebookフィードに流れてくる。

ココリコ田中の乗ったタクシー暴走炎上」とか書いてある。

twitterを見るとどこにもそんな情報がない。

スパムっぽい。

ご注意あれ

2013-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20131201233352

http://anond.hatelabo.jp/20131201233539

http://anond.hatelabo.jp/20131201233656

http://anond.hatelabo.jp/20131201233938

http://anond.hatelabo.jp/20131201234319

なんでこんなに身長議論に群がるのかとか思ってたけど、要は、「ちび」対「普通身長不細工」の戦いだったのか。

その前の記事は、単に普通身長くらいと比べて高身長モテルとは限らない、と言っただけで、

決して170以下の男がモテやすい、と言ったつもりはないんだが。

160代以下の男でサバを読まないやつはいない(既婚者や有名人も)

160代以下はな。そりゃそうだろ。

男の価値判断基準に身長収入はあっても「顔」はないのを証明してる

それはチビがする願望と同じことだろwww

当の男が「身長が高く見える方法」やら「背を伸ばす方法」やらを必死ブクマしたり、サプリや靴やソールに金つぎ込んでるのが現実

チビ自ら「顔なんかどうでもいい!とにかく少しで見身長を高くしたい(見せたい)!」と思っていることを行動で示してしまっている。

ん?175くらいの男がそんなこと必死にしてるか?俺そんくらいだけど、別に身長伸ばす方法なんて伸びきってから考えたこと無いぞ?そりゃ、小さい頃は早くでかくなりたい、とは思ったけど、

別に平均くらいだったらそういうツールだとか方法だとか試すこともないし。でかくなったらガキながら嬉しいってだけで。

チビが主張するように「男も顔で選ばれる」が事実なら、

女のように身長二の次メイクや整形に張り切る男が多数存在するはずだが、現実にはほぼ存在しない。

んー、極端だよなー。例えばジャニーズの低身長な奴とアンガールズ田中が居て、田中選ぶ女がどれだけ居る?田中のがかねもっててもジャニーズの方がそこそこ人並みに稼いでれば皆そっち選ぶだろ、

田中のが金も身長があったとしても。

男はメイクするのが「普通」じゃないからだろ。整形して完全に変われるなら別だろうけども。勿論、女に比べて「顔」率が低いのは確かだと思うけど、それは「仕事」を男がするからであって。

女は仕事や金の部分にその分顔の部分から割いてるわけで。

別に身長にそこまで割いてるわけじゃない。

逆に差、お前ら、女の身長に関してはどうなのよ?高すぎるの嫌だろ?かと言って150切るようなのも一般的に一番もてる層ではないだろ?そういうことだよ。

ここで引用されてる統計アンケートも「男性身長」単体で判断しているものだけじゃん。

身長と顔総合で」みたいな意見は全く出てこない。

ちゃんと全部は見てないけど、「男」の「身長」として、あり得ないのが160代みたいな、ってだけの話でしょ?別に180や190が良い、なんてどこにもない。

モデルの件は、単にモデルとしての見栄えとして身長が高くないとだめ、ってだけで、これは女もそう。

だけど、実際、付き合ったりする相手として、モデルみたいなでかい女が良いか、って言ったら全然別の話。あれは舞台上で映える為に必要身長であって異性にもてるためのものとは違う。




んー、なんだと、皆顔に相当なコンプレックスを持ってるんだなーってことはよくわかった。

チビチビコンプレックス持ってるのは分かりやすくてわかったんだけど、それに対して上から目線で言ってる層がそう言う層か、ってので納得した。

流石、はてなは男レベルの底辺が集まる場所っすなー。こんな議論聞いたことなかったかちょっと笑ったw

2013-11-26

梅田望夫って、今ははてな取締役じゃないの?

はてブ人気エントリーを見てみると、久々に梅田望夫名前を見た。

梅田望夫といえば、前から気になっていたのだけれども、はてな会社概要役員リストにいつの間にか梅田望夫名前がなくなっている。いつからなくなったんだろう。確か、昔は梅田望夫名前が書いてあったと思うのだけど。

会社情報:会社概要 - はてな

後、執行役員の二人が『田中慎司』と『田中慎樹』で一字違いなのだけど、兄弟なのだろうか?

2013-11-08

小沢も菅も鳩山も瀕死だ・・



390 :ソーゾー君:2013/11/05(火) 20:41:09 ID:SD5x4nDo

反対できるよ?だけと米国一極依存のままでは不可能だろ?

ロシアベネズエライランミャンマーシリアジンバブエ北朝鮮等のまともな国と通商を強めて

から地下資源石油を直接買って米国一極依存を止めたら可能だよ?


だけど猛烈な内外からの妨害で簡単には出来ない・・お前達呑気な何も考えないROM覚醒しなければ無理

実際に田中クエイや鈴木宗男は潰された・・小沢も管も鳩山も瀕死だ・・

国=国民国益の為に政策を考えて実行すると潰される・・無知ROMが妨害するから潰される・・


要するに時間がかかる・・無知ROM覚醒して国=国民の為に働く政治家を応援して支持すれば

米国一極依存は無くなるが時間がかかる・・TPPが導入されたらほぼ終わる・・

からTPPが導入されても破壊されない=無効化する対策を発案して導入しなければならない。





中央銀行・発行権】黒幕銀行家3【信用創造

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1378650618/l50

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2013-11-04

山本太郎問題で

田中龍作みたいに糞やらかしてる人が酷いのは当然だが

スルー決め込んだのかダンマリ菅直人も酷い

 

 

お前が喋らなくてどうするんだ

これじゃまるで青海苔かけてないお好み焼きじゃないか

かかって無いならそれでも構わないけど、どこか締まらないのは確かじゃないか

 

みのもんたの件で見せたあのロジックが今回どう発揮されるのか

きっととんでもないものが見れる

決して少なくない人達はそれを楽しみにしてたんだ

でも今からでも遅くはない、お前も楽しみをふいにしたくはないだろう

来いとナオット、怖いのか? かかってこい!

2013-11-03

33高卒免許無資格童貞ですが、田中将大が負けて今年一番幸せです

負けてくれてありがとう田中

ざまああああああああああああああああああああああwwwwwwwww

2013-10-29

NTRエロマンガ「神籠りの夜に」後日談復讐SSを書いてみた

りょう おいしいお肉の召し上がり方

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4863493762/

に掲載されている作品「神籠りの夜に」の後日談SSを書いた。

実は、SSって苦手で全然書けなかったのだけど、作品の衝撃でどうしても書かざるをえなくなった。どうしても、この作品の続きの復讐劇が無ければ、正義がそこで達成できなければ、私はとうてい精神の均衡を保てなくなってしまった。読み切りエロマンガでこんな気持ちになったのははじめてで、この作品の胸糞の悪さ(これが卓抜していて、きわめて高い評価ができる)。たった数時間で書いたものだけど、とりあえず。置いておく。

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警衛勤務はかったるい。これが弾薬庫となってはなおさらだ。時刻は0220。つまり、午前2時20分。俺はライナーかぶり直しながらドライバー田中3曹に送りを頼むと、警衛司令に向かって敬礼した。

「弾薬庫、上番します」

警衛司令は川崎曹長。来年で定年だ。俺は、これから退職金に触るような大迷惑をかけることに軽く憂鬱さを覚えた。

「おう、ヒロトか。今日は蒸し暑いからな、気を付けて行って来い」

軽く挨拶されると、俺は田中3曹とともにジープに乗り込んだ。実のところ、こいつはパジェロだがジープとみんな呼んでいる。

「本当に今日は蒸し暑いな」

無口な田中3曹が珍しく話しかける。

「そうですね」

同意の返事だけすると、沈黙があたりを包む。深夜の空に響くディーゼルエンジンと路面をひっかくタイヤの音だけが響く。4年前の夏も、蒸し暑かったことを俺は思い出した。

からの蒸し暑さは、この湿地を埋め立てて造ったという駐屯地に深い霧を立ち込めさせていた。ジープヘッドライトはその霧を切り裂きながら進んでいく。

ほどなく、弾薬庫につく。同じ駐屯地の中だ、5分もかからない。中の哨所から人が出てきて、金網で出来た門を開ける。俺は、田中3曹に礼を言ってからジープから降りた。

迎えに出てきた下番者は同期だ。一緒に哨所に入って申し送りを受ける。

「申し送り物品、弾薬5発、双眼鏡。申し送り事項ナシ」

「申し受け物品、弾薬5発、双眼鏡。申し送り事項ナシ」

弾薬は無くなったら大変なことになる物品だ。しっかりと復唱をして申し受ける。

「それじゃあ、あとはよろしく」

同期が言うのに「了解」とだけ返事をすると、弾薬庫の門まで見送って鍵をかけた。俺は同期とあまり仲が良くない。仲が良くない、というと語弊があるが、要するに俺は付き合いの悪いやつだった。これには理由がいくつかあるが、俺には金も時間も惜しかった。そんな俺に警衛司令として上番している川崎曹長は何かと目をかけてくれていた。そんな恩人に迷惑をかけるのは忍びないが、俺にはそうするしかなかった。

「あれから、4年か…」

ひとりごちる。弾薬庫に人は来ない、交代が来るまで孤独な戦いだ。「まだまだと、自分を責める、弾薬庫」そんな落書きが哨所には書かれている。

うずらが居なくなって4年。また、祭りが来る。

俺は、これから大それたことをする。それこそ、大それたことだ。弾薬庫には、小銃弾がある。一人じゃとても撃ちきれないほどだ。これを持って、俺は今日、ここを出る。なぜそれをしなければならないか。それは4年前のことにケリをつけるためだ。

ただ、これには、いくつか問題がある。まず、弾薬庫の周りには赤外線がめぐらされている。交代時はあらかじめ分かっているか警報無視するが、そうでないとき警報が反応すればすぐに警衛から人がすっ飛んでくる。ただ、今日は霧だ。霧が深いと赤外線センサーは誤作動を起こす。霧が出始めた0時頃には警報スイッチを切っている。

次に門だ。出入り口の門は深夜は閉鎖している。出入りはできるが、人に会わないと出られない。当然、同じ中隊である今日の警衛隊にはすぐに分かるし、外出証も持っていない。ただ、自動車で外柵を破壊して突っ切れば、確実にバレるが、銃と弾薬とともに外に出られる。

霧は今日しか出ていない。警衛勤務に上番するのは月に数回。それも必ず弾薬庫につくわけではない。そして、また来週になれば次の犠牲者が――4年前と同様に――出る。

俺は意を決して、弾薬庫の鍵を開いた。

弾薬庫はがらんとした埃っぽい空間だった。俺は手近な7.62mm小銃弾の箱に手を伸ばす。重いが、これを門の近くまで持っていく。夏の雑草は茂るのが速い。弾薬箱はうまく隠れた。俺は腕時計を見る、0250。見回りの動哨は通過しているはずだ。俺は、そのまま門を開けて外に出ると、自分の車に一目散に走った。

駐車場は弾薬庫にほどちかい。息を整えながら自動車に乗り込むとエンジンをかける。ライナーを脱ぎ捨てながら助手席に置いたブルゾンを上から着込む。カンガルーバンパー付きのハイラックスだ。中古車だが、そんなに悪くない。ライトを付けずに車を出すと、弾薬庫にまっすぐ向かう。動哨の経路にもなっていないから見つかることはない。演習場で灯火管制下での車両行進を行った経験が役に立った。

弾薬庫の前に車を置くと俺は、弾薬箱を車に積んだ。俺は、この駐屯地を、出る。

ビィィイイイイイイイイイイイイイイ

けたたましい警報音が警衛所に鳴り響いた。警衛司令である川崎曹長はそれに驚きながらも警報盤を見る。

おい、何かあったみたいだぞ? 外の車でも突っ込んだか?」

そこは、時折外からの車が突っ込む場所であった。特にこんな霧の深い夜は飛ばしている車が突っ込んでくることがある。彼の判断は半分当たっていたが半分不正解だった。車が突っ込んだのは事実だが、それは「外の車」ではなかった。

おい田中、見に行くぞ」

無口な田中3曹は「了解」とだけ言うとジープに向かっていった。彼らは5分後、とんでもないものを目にすることになる。そして、さらに5分後、弾薬庫から隊員が弾薬と銃を持って居なくなっているという大変な事実認識するに至る。

俺は外柵を破った。俺が銃と弾薬を持って居なくなったことを彼らは間もなく知ることになるだろう。そうなれば非常線が張られる。俺は、駐屯地を出た直後に近くの駐車場まで飛ばした。深夜3時だ。車はほとんど通っていない。そこには、カバーのかけられた白いステップワゴンが停められていた。

このステップワゴンは放置されていた車だ。市役所の連中が黄色い紙を貼って撤去すると警告していたものだ。ナンバーは無かったが、これは別の車のものを盗んでナンバーを変える偽造した。当然に実在する白いステップワゴンナンバーだ。そして、俺がこれから行く場所地名ナンバーだ。車は程度が良く、イモビをカットすればそのまま動いたが、念のために自分で整備を行った。そりゃあ、金もなくなるし付き合いも悪くなる。でも、このステップワゴンが俺を逃がしてくれるはずだ。俺は、半長靴と迷彩服を脱ぎ捨てると白いステップワゴンの中にある服に着替えた。

俺は白いステップワゴンに弾薬と銃を積み替えると、すぐさま出発した。検問はすぐに始まる。後部座席を改造して銃と弾薬は隠せるようにしたし偽造免許証も作ったが、検問は避けたい。人着は警察に連絡されているし、免許証ICチップまでは偽造できない。

俺は目的地に向かって走り出した。

高速を走る。俺は四年前のことを思い出していた。

俺の住んでいたところは、山間の村だ。特にこれといった産業の無い、土地の痩せた、ぱっとしない村だ。俺はその村の出身ではないが、余所者として住んでいた。その村には言い伝えがある。オハシラ様という土着の神が村の貧しい男と結ばれてから村は豊かになったというものだ。実際に、ぱっとしない村だったが、それなりに豊かではあった。そして、そのオハシラ様を祀る祭りが4年に1回行われている。

ただ、パッとしない村が単に伝説で豊かになるはずがない。この祭りには裏があった。街に住む金持ちの支援者が気に入った村娘を、祭りの主役であるオハシラ様として祀り上げ、自らの性奴隷として嫁がせるというものだ。さらに、村の有力者が祭りにかこつけてオハシラ様となった村娘を集団で凌辱する。考えるだけでもおぞましい制度だ。

俺は、それに実の姉と、好きだった娘――うずらを奪われた。彼女も俺を好いていた。だが、実家の生活と村のために犠牲になった。その後、オハシラ様を娶った男、柱の男とよばれるやつから、寂しいだろうと凌辱されるうずらのDVDが定期的に届いた。俺は悔しかった。悔しかったが力が無かった。だから俺は高校卒業するとすぐに自衛隊に入った。そして、チャンスが巡ってきた。

明け方、街のインターチェンジに近づいた。時間はない。警察がそのうち俺を捕まえに来るだろう。街に降りると、あの忌々しい村へと車を進めていった。俺が縁やゆかりのある土地に向かうであろうことは、当然に警察や自衛隊も予想しているだろう、なるべく早くことを済ませなければならない。俺はステップワゴンを村の手前にある山への道へ入れると少し奥まったところに止めた。後部座席から銃、弾薬、バックパックを取り出した。バックパックには一人用の天幕携帯糧食等が入っている。ステップワゴンにはカバーをかけた。俺は一人山に入っていた。

あの忌々しい儀式の舞台になるのは村の神社だ。神社は山を後ろに控えていて、禁足地だとしていて人は基本的に入ってこない。あんな忌々しい儀式をやっているのに「禁足地」とはお笑い草だが隠れるにはうってつけの場所だ。

俺は身を隠しながら、神社の裏手まで上がった。双眼鏡とガンマイクをポケットから出す。今年も祭りが行われるなら、朝のうちにオハシラ様がみそぎを行っているはずだ。

案の定、みそぎは行われていた。年のころは18ぐらい。きれいな娘だった。あの忌々しい神主も居た。俺は祭りまで監視を続ける。

その日の晩、俺はラジオを聴いていた。俺のことはニュースになっていた。連中も知ることになるだろう。これで祭りが中止になるかもしれないが、連中は俺のことなんてとうに忘れているのかもしれない。あるいは、思い出しても、まさか自分たちに復讐に来ているとは思わないのかもしれない。俺はラジオを消すと眠りについた。

一週間たった。祭りの日だ。神社を見下ろすと準備にあわただしい様子が見て取れる。祭りのクライマックスレースだ。丸太をかかえて神社の階段を駆け上がり、境内にある台に丸太を置いた者が柱の男となるという、シンプルなものだ。ただ、これが出来レースで村の支援者が絶対に勝利するということを除けば、だが。

一週間の間の監視でいろいろなことが分かった。今回のオハシラ様も村に住む俺と同じような余所者が好意を持っているということ。オハシラ様もまんざらではないが、儀式のために身を費やす覚悟であるということ。また、その余所者はこの儀式真実を知らない様子なこと。そして、今回の柱の男は、姉とうずらを娶った連中の親族で、どうしようもないクソ野郎であること。

祭りの準備は着々と進む。街の土地持ちどもが寄り集まっているところにガンマイクを向ける。

「…で、今年のオハシラ様はどうかね?」

「いや、美人で犯しがいがありますね。あの顔が苦痛でゆがむことを考えるだけで、勃ってしまますよ」

「4年前の娘もよかったがね。ただ、なんせ妊娠しないのがつまらない」

「ああ、あいつのところに嫁にいったやつですか。あんな貧相なののどこがいいんでしょうね?」

「あいつはロリコンなんだろう。まぁ、いい。人の趣味はそれぞれだ」

「では、8年前の娘はどうですか?」

「ああ、うちのやつか。ちょっととうが立ってきたが、悪くない。ただ、これからは肉便器から家政婦だな…」

連中の口をつくおぞましい言葉に俺は、涙を流していた。噛んだ唇からは血が出ていた。

夜になった。無事にレースは終わった。決まった通りに決まったやつが勝利した。間もなく、真の忌々しい儀式が始まる。ぞろぞろと男どもがお社に集まってくる。俺は胸の鼓動と鈍い頭の痛さが抑えられない。俺は、山をゆっくり下りた。ゼロ点規正は祭りでうるさいうちに済ませた。

暗い境内で、黒い戦闘服は目立たない。これが演習場ならバディがいるところだが、今は俺一人だ。全周の警戒は怠らない。片目にFLIR、銃には照準の邪魔にならない場所に暗視装置をマウントしてある。

這いつくばりながら、お社に向かっていく。中から神主の声が聞こえる。

お社の窓から今日の柱の男が見えた。双眼鏡レーザー距離計で測った距離は200m。中は少し明かりがついていて、夜目になれていれば十分に判別がつく。お社の中の配置は頭に入っている。そっと、薬室に弾薬を送り込む。這いつくばりながら、銃を構える。床尾板の冷たい感触が肩に伝わる。柱の男がお神酒にくちを付ける。俺は息を吐いて止め照準をつける。照星がゆらゆらと男の顔の中に揺れる。俺は引き金を霜が降りるようにじわじわと絞った。

ドーン…

静かな深夜の村に7.62mmの太い音が響いた。薬きょうが吐き出され次弾が送り込まれる。男が赤いものと白いものをまき散らしながら崩れていく。ほんの数秒のはずだが、永遠に思えるほどの長い時間だった。俺は人殺しになった。

一気にお社が騒がしくなる。人に来てほしくない。いくらここが村から外れているとはいえ連絡されては計画がぶち壊しになる。俺は走ってお社に向かった。

俺は、扉をけ破って銃を構えながら言った。

「静かにしろ…」

俺は顔を黒くドーランで塗っていたが、神主は俺を見ると。俺が何者か分かったようだ。

「お、お前は… こんなことをしてどうなるか…」

俺はもう一度言った

「静かにしろ」

神主以外のやつらは放心状態だった。いくら銃を持っているとは言え多勢に無勢だ、いまのうちに拘束をしなければならない。俺は銃をかまえたままウェストバッグから手錠を出して投げた。

「お互いの両手足につけろ、死にたくないなら」

放心したまま連中は動かない。

「た、助けてくれるんだろうな?」

一人の男が口を開く。村で唯一の商店の店主。4年前にうずらを犯していた奴の一人だ。

「静かにしろと言ったはずだ…」

俺はそういうと、その男に銃を向け引き金を引いた。銃声が響く。

胸に銃弾を受けて男は倒れた。

「早くしろ、こうなりたくなければ」

そう、言うが早いか連中はお互いに手錠をつけはじめた。ほどなくして、オハシラ様も含めて全員が手錠をつけた。

「よし、いいだろう。見せてみろ」

俺は手足が抜けないようになっているか一人づつフラッシュライトで照らして確認した。

「全員、壁の方向を向け。」

連中は黙ったまま壁の方向を向いた。俺は銃から手を離し一人づつさるぐつわをかけていった。ただ一人、神主を除いて。

「よし、それじゃあ、神主、こいつらに俺のことを説明してやれ」

「わ、わかりました… この方は、8年前のオハシラ様の弟で4年前のオハシラ様を好いていた者です…」

「と、いうわけだ、俺がなんで戻ってきたかわかるな? ニュースで俺のことを放送していたのは気づかなかったか?」

気づきました。ただ、戻ってくるとは思いませんでした…」

「あれだけのことをしておい復讐を考えないとは、頭おかしいな、お前らは。まぁいい、警備を強化しようにも、こんな儀式だ、口外は出来ない。警察にも言えない。駐在は数年ごとに異動する余所者から抱き込めない。だから、見なかったことにした。そんなもんだろう。腐りきっているだけでなく無能な連中だよ、お前らは」

神主は黙った。

「さて、じゃぁ、神主さんよ、今までのオハシラ様の嫁ぎ先を教えてくれ」

「そ、それは… わかりました、隣の部屋に資料があります

「じゃぁ、立って取りに行け、行けるだろう?」

神主は手足に手錠をつけたまま、ひょこひょこ移動して取りに行く。

「変な気を起こすなよ、死にたくないなら」

間もなくすると神主は一冊のノートを取ってきた。俺はそれを受け取るとパラパラと見る。リストには祭りの年、名前、生年月日、住所、電話番号が記載されていた。リスト最初の方から最近まではほとんど線が引かれて消されている。

「この線は何だ?」

「それは…、亡くなった者です…」

生きていれば40代、50代の者までほとんど亡くなっていた。俺はめまいがした。

「本当に、お前らはクソだな… まぁ、ご苦労、それじゃあ…」

俺は腰のケースからフォールディングナイフを取り出すと、神主の胸に突き立てた。

「がはっ… なんで…」

「当たり前だろう、俺は復讐に来たんだ」

さるぐつわをつけた連中が騒がしくなった。殺されることが分かれば逃げるだろう。

「今までやってきたことを地獄で後悔しろよ。ま、俺も後で行くがな」

俺は、そういうと逃げようと這う連中を一人づつ刺していった。最後に、オハシラ様が残った。目を閉じて涙を流していた。

「いろいろ大変だったな。お前は自由になれる。」

そういうと、俺はウェストバッグから1㎝の札束を出すと胸元にねじ込んだ。びくっとオハシラ様が動いた。

「この金は、犯罪で得た金じゃない。お前の好きな男とどこかで暮らすために使え。俺は全員を殺す、だからこの村の資金源は無くなる。家族の豊かな暮らしは無くなるが、働いて仕送りでもしてやれ」

俺はそういうと、お社を後にした。リストを胸に突っ込み、銃を片手に、走って停めておいステップワゴンまで行く。幸いにもステップワゴンは見つからずにそのままだった。街へ降りていく。街までは30分。夜明けになり村が異常に気付くまでは、あと5時間といったところだろう。

俺は一人づつ訪ねて行った。ドライバーで掃き出し窓のガラスを割って侵入し目的を遂げる。コツさえつかめば音はほとんどしない。幸いなことに機械警備は無かった。機械警備があると時間の余裕がなくなる。早ければ10分ぐらいで警備が来るから家が広いと失敗するリスクが上がる。

女は6人しか生き残っていなかった。うち二人は、姉とうずらだ。4件はすでに襲撃した。女には会っていない。全員を助けることは、俺にはできない。

俺は姉が嫁いでった家に向かうと身震いした。だが、確実に仕事はしなければならない。掃き出し窓に取り付くとサッシにマイナスドライバーねじ込みヒビを2か所入れる。ガラス割れると手を突っ込んでクレセント錠を外す。サッシをスライドさせるとゆっくり動いた。補助錠は無い。

入った部屋はリビングだった。豪華だが、趣味が悪い部屋だった。動物の毛皮の敷物、ごちゃごちゃとした飾り棚にならぶ、一つ一つは高級そうだが雑然と並んだ外国製の食器。俺の姉を奪った柱の男が脂ぎった顔でゴルフクラブを振るう写真。どれも趣味が悪かった。

俺はさっそく廊下に出て、一部屋ずつそっと確認をしていった。一階はクリア足音をたてないように上がっていく。二階のドアもひとつづつ確認していく。一番手前… 姉が居た。ベッドに眠っている。おなかは大きく、妊娠しているのだろう。奴を殺すまで起こすことはできない。次の部屋、物置になっている… 一番奥… 居た。

俺はそっと近づくと、口に手を当てると同時に、胸にナイフを突き立てた。男は目を見開き暴れようとしたが、すぐに絶命した。

そのまま、姉の部屋に取って返す、口に手を当てて起こす。姉は襲われるとでも思ったのだろう、暴れだした。

「俺だよ、ヒロトだよ」

姉は驚きの表情になって暴れるのをやめた。

「静かにしてもらえるかな?」

姉がうなづいたのを確認すると、手をはなした。

ヒロト!! どうしたの!!」

小声ではあるが、驚きの言葉を言う。

復讐に来たんだ。姉ちゃんと、うずらを奪い、辱めたあいつらに。あいつは、さっき殺したよ。神主も、村の有力者どもも…」

姉は絶句した。弟から人殺し告白を受ければ誰だってそうなるだろう。

「とにかく、今は時間が無い。一緒に来てくれ」

「わ、わかったわ…」

幸いなことに姉はくるっていなかった。あれだけ凌辱されてもなお、気丈に精神を保ち続けてきた。俺は姉を連れて車に乗り込んだ。

「これからどうするの…?」

「うずらを助ける」

「そんなことをしたら、うずらちゃんの家はどうなるの?」

「どうなるもこうなるも!! 娘を売って手に入れた幸せにどれだけの価値があるんだ!! 村から出て働いて暮らせば豊かではないにせよ生きていけるだろう。俺だって村を出て自衛隊に入って生きてきたんだ」

「…ヒロト自衛隊に行ってたの… 知らなかった」

ニュースでやっているよ、銃と弾薬を持ったまま脱走した自衛官って」

お姉ちゃんテレビ見てないの… 毎日、やることがあるからね…」

ああ、嫌なことを思い出させたと、少し俺は後悔した。

「でも、オハシラ様がいなくなったら、あの村は、村に住む人はどうするの…」

「今更、どうにもならないよ。神主商店オヤジも、議員も、郵便局長も、地主オヤジも、みんな俺が殺したからね。支援者の家も殺した。あんな村は滅びなきゃならない。誰かが滅ぼさなきゃならなかったんだ」

姉の顔が曇る。

「…ヒロトはどうするの…」

俺は車で前を見据えながら、目を細めて言った。

「殺した人数が人数だからね。事情はあるにせよ捕まれば死刑は免れないよ… その前にケリはつけようと思っているけど。で、姉ちゃん。一つ頼みがある」

「…何?」

俺はさらに目を細めた。

「…うずらを助けたら、うずらのことは頼む」

「…」

姉は涙を浮かべていた。

ほどなくして、うずらがいる家に近づいてきた。遠くから見ると、こんな時間なのに明かりがついていた。まずい。車を離れた場所に止める。

「姉ちゃん、ここで待っててくれ」

俺は銃を持つと車を後にした。

家に近づいて、双眼鏡で確認をする。カーテンが引かれた窓には何も映っていない。

地主の家らしく、広い。庭も明るくなっている。裏側からアプローチすることを決めた。家の裏側に身をかがめながら走っていく。高く張り巡らされた塀の上には有刺鉄線が張られている。有刺鉄線を一瞥する。金属の支えに取り付けられて、うなり音はしない。電流は流れていない。弾帯からレザーマンを取り出すと切断をした。懸垂して塀によじ登り、速やかに降りる。着地時に少し音がした。ただ、気づかれた様子はない。裏口に近づく。鍵は閉まっている。紙おむつから取り出したポリマーと、シリンジに入れた王水ウェストバッグから出す。ポリマーを鍵穴に詰め込むと王水を注ぎ込んだ。鍵を溶かして破壊する方法で、溶解破錠という方法だ。しばらく待つ。俺にはこの時間無限にも思えた。

十分に溶けたところで、鍵穴にマイナスドライバーを突っ込んで回す。さしたる抵抗なく回った。銃をかまえながらドアを静かに、しかし素早く開ける。クリア、だれもいない。明かりはついているが。きれいにかたついたキッチンだった。正面にドアが二つ、右と左にある。

家の外観を思い出しながら、右側がリビングの可能性が高いと思い右側を銃を構えながら素早く開ける。照明がなく暗い。ただ、人の気配が無い。FLIRを左目に落とす。人は明らかに居ない。キッチンに戻るともう一つの左側のドアにアプローチする。廊下だった。やはり誰もいない。一階のドアをひとつづつアプローチクリアする。誰もいない。

廊下階段がある。上階の廊下は明かりがついている。音をたてないように素早く階段を上る。廊下に沿って、ひとつづつ部屋をクリアしていく。書斎、物置、客間… 突き当りの部屋まで来た。

聞き耳を立てる。音はしない。同じ要領で銃を構えながら素早くドアを開ける。そいつは、そこに居た。うずらと一緒に。

「おっと、動くなよ」

奴はうずらを脇に抱いて拳銃、おそらく38splのリボルバーを突きつけながら言った。

「お前が銃を持って脱走したってニュースは見たよ。で、復讐に来るというのも予想していた。神主のジジィには俺も言ったんだけどな、聞きゃしなかった。もう、殺ったのか?」

「ああ、殺したよ」

俺は銃をつきつけながら、答えた。うずらは一言も言わず、震えていた。

「うずらもかわいそうだよなぁ… せっかく、俺に嫁いで家族を食わせられるっていうのに、このバカに何もかも無茶苦茶にされてなぁ…」

うずらがぎゅっと目をつぶった。

「まぁ、いい。俺も死にたくないからな。この女はくれてやるから、とっとと出てけ」

「それで済むとでも?」

「済ませてもらわなきゃ困る。お前さんのせいで儀式も村も、俺ら一族も破滅だ。ただ、俺は資産をうっぱらえばあとは遊んで暮らせるぐらいの金にはなる。面倒な親族はお前が皆殺しにしてくれたから相続もあるしな」

「嫌だと言ったら?」

「オハシラ様を殺す」

奴の目は真剣だった。どうしようもないクソ野郎ではあるが、嗅覚の鋭い顔だった。

「わかった。要求を呑む。どうしたらいい?」

「銃を置いてこちらに蹴るんだ」

「先にうずらだ」

「分かった、うずらが半分まで行ったらやれ。やらなきゃ打ち殺すからな」

奴はうずらを離すと、顎でしゃくって俺の方に行くよう促した。うずらが歩いて来るのを確認しながら銃を床に置き、蹴り飛ばす。が、64は重くちょうど奴と俺の中間あたりに止まった。奴は床からこちらに目を向けると言った。

「よし、じゃぁ、死ね

俺は、走り出していた。奴が床から目を上げる瞬間にはもう、動き出していた。うずらを撥ね飛ばす。奴が発砲する。俺に向かって弾が飛んでくる。俺は体を捻じ曲げる。左の二の腕に弾がめり込む感触がする。熱い。焼けるように熱い。そのまま、奴にタックルする。

「ぐあっ」

ベルからナイフを取り出す。サムスタッドに親指をかけて開く。奴の首にねじりこむ。左腕は熱い。奴は目をこれでもかと開き、口をパクパクさせている。首から血が噴出する。奴の右手の拳銃を胴体で抑え込む。

「これが4年間の成果だ。うずらを、姉ちゃんを護れなかった俺じゃない」

奴はそのまま絶命した。

俺はうずらを右腕に抱きながら、車へと戻った。うずらは途中何も言わなかった。

「お姉さん…」

「…うずらちゃん…ヒロト… よかった、無事で…」

うずらは目に涙を貯めていた。

「うずら、悪かったな。迎えに来るのが遅くなって」

「ううん、そんなことない。生きてヒロトに会えてよかった。ずっと、私待ってた。諦めてたけど、諦めきれなかった。でも、家のことや村のことを考えて諦めようとしていた」

「もう、村も儀式もすべて無くなるよ」

俺は満足していた。忌々しい村も、忌々しい儀式も、忌々しい連中も、すべて居なくなった。あとは、俺がすべてにケリをつけるだけだ。

俺は自分の腕に止血処置をすると、後ろのバッグを漁った。分厚い封筒が出てきた。

「じゃぁ、姉ちゃん。さっきのお願いの件だけど、大丈夫かな?」

姉に封筒を渡す。

「500万入ってる。4年間じゃこれだけしか貯められなかったよ。少ないけど、これを当座の生活資金にしてくれ」

「…ヒロトはどうするの…」

「さっき言ったとおり。ケリをつけてくる」

うずらが割って入ってきた。

「ケリをつけるって何!! ヒロト!!」

「俺は殺しすぎた。捕まればPermalink | 記事への反応(1) | 01:37

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