はてなキーワード: ラッシャーセーとは
出張先のホテル周辺があまりに何もないためふらついてたら雀荘を発見
お一人様歓迎の文字を馬鹿正直に受け止め独り突貫
の前に「雀荘 独りで」とかで検索して
教えてgooで独りでも全然行けます的な回答に安心感を得た後に店に入った記録
スペック:
20代後半
ルールはひと通り知ってる
符計算はできない
哲也を全巻読んでる
扉を開けるなり「イッラッシャーセー!!」と声を掛けられ面食らう
もっと暗いもんかと思ってたので意外
囲われてる卓は2つ
「フリー初めてなんですけど」と言うと先に飲み物出されてルール説明が始まる
正直アリアリとかの確認だけかと思いきや
アカ牌やツモ上がりなどに連動しているっぽいが、正直まったく把握できず
この時点で少し嫌な予感がよぎるが、笑顔で大丈夫です宣言してやり過ごす
あと東南戦って言われたのがよくわからず、
これが普通の半荘戦であることに気づいたのがこれを書いている今
これが最低金額らしい
少し多くね?とは思った
しばらくして卓が空いて案内される
面子は将棋の田中魁秀に似たおじさん、greyのhisashiに似たイケメン、小太りな童顔のおじさん
この時点で「初めてで手際悪いと思いますがよろしくお願いします」みたいな予防線を張る
もう若干怖い
開始
・理牌以外は片手で、卓上に手を置く
・自分側の山を少し手前に出す
(時間が経ってから中央の赤いランプの点灯で分かることに気づく)、
理牌中なこともあって
今思っても初回で全て処理することは無理だと思う
・自分側の山を少し手前に出す
これは何度も注意を喰らい、なんかもう申し訳なくなる
あと俺の後ろにずっと店員さんが立っているのはなんかの嫌がらせか
と思ったが、今思えばサポートで入っていたのかもしれない
最初の半荘は見事にラス
詳細は省くが、諸々の環境適応作業による緊張のせいで捨牌が分析できない
あと早さに慣れない
少し止まるだけでもう謝らなければいけないあの独特の雰囲気
有り得ない捨牌で放銃して泣きそうになる
祝儀関係は予想通りさっぱり分からんので全部店員任せなのも申し訳ないやらで
とにかく集中できない
次の半荘が始まってから、少しずつ冷静さを取り戻す
そもそもなんでこんな見知らぬおっさん達にこんなに申し訳なさそうにせにゃならんのだ
普段の上司に対するそれをなんでここでも発揮しなきゃならんのだ
みたいな感じで自分に苛つき
ある程度の形式的なやり取りをする以外は極力余計な気配りを排す
すると不思議なことに、この場はそういうのが一番ストレスフリーだという事に気づく
ああ、皆そういう感じで自分中心にやってるのね
何故か少し悲しくなる
なんでだろう、分からない
なんで俺は進んでこんな場に入ってしまったのかとすら思った
たぶんこの感覚がある限り、俺は雀荘には向かない
ただ、やっと集中しだしてからは少し楽しくなった
ギリギリにかわして手を作る緊張感はやはり良い
2回目の半荘は2位
抜けようと思って店員さんに申し出たら
と冷たい目で言われる
それは先に言っといてくれ
しゃあなしで3週目
と思いきや少し経って童顔おじさんがまさかの四暗刻ツモで即終了
なんだそれ
俺とイケメンは大いにリアクションしてしまったが、おっさん二人は無表情
もう少し嬉しそうにしやがれ
そんなこんなでトータルで4000負け
初回の洗礼をまともに食らった形になった
次は慣れててもっと楽しめるとは思う
でもじゃあもう一回行くかと言われると微妙なところ
緊張感が味わえるのは良かったが、そこにいる人間の雰囲気のせいだろうか
常に通うにはなんだか肌に合わない
いや、これが居心地が良いと感じる人はいるだろう
他にやりたいことがある場合は行かないほうがいい
反応有難く存じます
だと思う
それ故にここで引いておかないとその後入り浸りそうで自戒の念を込めました
だからゲーセンの方が健康的なんだよ。対戦ゲームなら勝っても負けても1クレジット分は3ケタ円しか消費しないし、これはプレイヤー全員に適用される。賭け事じゃないから金は貰えないけど「楽しい」これがすべてだ
これはなー・・・俺もゲーセンにはかなりお世話になったし
俺がパニクった原因であるすべての手作業が自動化されているのが最高なんだけど
やっぱり牌を手にとって重みを感じながら、人間とやりたい欲求があるんだよな
リアルの緊張感とは代え難い
その雀ゴロ達すごく紳士的で手加減してくれれたと思う
それは思った
あと俺のリーチに対して、普段なら絶対出さないであろう少し怪しい牌を強気で差し込んできたり
まあ正直判別できないが、いい人達だったと思う
なんだかまた行きたく
いややめておこう