教員というと、「夏休みとか暇でいいよね」とか「授業ない時間なにしてんの?」とか言う人が多いわけですが、
要因という仕事の面倒くさいところは、「複数の仕事が同時に流れている」ところ。
一人の教員は
1、教科の仕事
国語や数学、などの授業をやるのは勿論、テスト作成や課題作成やチェック、
例えば教務だと時間割の作成や時間割変更、行事の計画立案(文化祭なんかはだいたい生徒会指導がやるけど)、
担任の仕事はHRをやるだけではなく、面談や出席統計、成績処理、要録作成など色々ある。
学年としての仕事は学年主導で行う行事の計画立案など。修学旅行とか。
しかしそれだけではない。
5、個人の仕事
経年研修など。
初任者研修のあと、うちの自治体では五年目までは毎年研修が何らかの形である。そのあとは十年研修かな。
あとは今免許更新制度があるのでそれもこれに含める。いや、実際には自腹だから厳密にいうと仕事ではないんだが(泣)
田中太郎 教科 数学(数学科副主任) 分掌 進路指導部 担任 一年一組担任(一学年団) 顧問 野球部顧問
という感じ。
教員という仕事は意外に出張が多い仕事で、自分は今年度数えてみたら四十日ほど出張してた。
しかしその出張もある時は「部活動顧問として地区の顧問会出席」だったり、ある時は「分掌の仕事としての研修への出張」だったり、
ある時は「教科主任として研究大会への参加としての出張」だったり。
しかもそれぞれの仕事は独立してるから、研究発表の準備でクソ忙しいところに部活動の大会が入ったりする。