はてなキーワード: 映画館とは
映画館で金を払うのは御免だがプライムビデオで無料で見れるなら見てみたい
つまらないものの知識と経験を集めて「酷評される映画はホントに酷いのか」を知りたい
というのも大怪獣のあとしまつの評価が「令和のデビルマン」というのに両方見た自分からすると「ホントに見た?」って疑問が生まれたからだし
山崎貴監督が新作ゴジラってニュースに「つまらなそう」「おもちゃみたいなゴジラ」って書いてるのを見ると「昭和ゴジラ何作見た?」って疑問も生まれた
もしかして、世の中意外と「見てもいないのにイメージで馬鹿にする人」が多くないか?
そうはなりたくないので自分は気になったら見る。つまらなそうでも見る
って事で昨日観た「片腕マシンガール」
全くのド素人だけど、TCG界隈が浮き足立っていると常々感じている
特にここ数年のポケカを中心としたTCGの投機熱は異常だと思う
確かに遊戯王とかMTGとかでも大会優勝とか様々な形で限定カードが刷られていたから、そういったものにプレミア価格が付くことは普通だった
けれど昨今は転売を目的にする勢力がやばいくらい強いし、遊ぶことを前提にしているカードゲームがそもそも手に入らないってのはどう考えても悪い傾向だ
でも今は発売と同時に現環境のカード自体が品薄になって高額転売されたりショップが襲撃されている始末だ
挙げ句の果てにはメーカー自体が価格をつり上げようと躍起になっている面もあるし、そういうプレミアを前提にした商品展開が消費者の購買欲を逆に奪っている気もする
そういうと「多様性」を盾になんでもアリを押し通されそうなんだけどさ
前提として私のワンピースの知識はにわかレベルで、本誌の購読歴は10年以上だがそれより前のワンピースはアニメと単行本をとびとびで見たかなレベルの知識。そのためキャラを割と知らなかったりする。
映画前情報としてよく知らない奴が娘、幼馴染として主要キャラの過去にくい込んできていると思ってあまりいい感情は抱かなかった。なんというか設定が夢小説と呼ばれる原作世界にわたしのかんがえたさいこうのヒロインを突っ込んだようにしか見えなかったからだ。
だけどもFAKE TYPE.が楽曲提供してたこともあり、映画にこそ行かなかったもののウタの曲発表直後に聞いてみたりしていた。
流行りには疎いのでAdoさんのことはうっせぇわ歌ってたハスキーボイスの方くらいしか知らなかったけども曲を聴くとやはり歌唱力が高いななんて圧倒された。特に楽しみにしていたウタカタララバイはFAKE TYPE.らしい曲調と言葉遊びでなかなか歌うには難易度の高いというのにかっこよく歌い上げていて凄いななんて思ったりもした。
私の周りの一部の方は面白いと何度も映画館にいってはいたが何となく映画館に行く気にも慣れず今の今まで映画を見ないままアマプラでの配信が始まった。
何度も行っている友人に勧められウォッチパーティで見ようと言われて言われるがまま見た。
1度しか、それも話しながら見ていたため記憶が怪しいところもあるが感想をここから書いていく。
最初からライブのスタート。新時代が丸々流れるシーンはライブとしての演出はなかなか面白く、また直前に10年ほど前のワンピースの3Dの奴を見ていたためCGの進歩が凄いななんて感心してしまった。新時代はよく流れることもあり知っている曲が流れるという安心感もある。
ライブが多すぎるという意見もあるようだがキンプリことキングオブプリズムの映画に通いつめていた過去もある私としては全く気にならなかった。
あと声優と歌声の声が合ってないみたいな意見も見たがそれもそんなに気にならなかった。
だけどもキャラクターとしてのウタが好きになれなかった。
ルフィの幼馴染で海賊に憧れていたのを知っていた上で笑顔で海賊やめなよというシーン。私の言うこと聞いてくれるよね?と言った感じにしか見えなかった。何でこんなぽっと出のキャラがそんなルフィの根幹となる海賊というものさも当然のように奪い、思い通りにしようとするのか。この二人には幼馴染といえどそれほどの関係性はないはずだろう、傲慢すぎやしないか?しかし海賊を嫌うのは理由があるのだろうしとモヤモヤとしたものを抱えながらのスタート。
そして観客に向けての一方的なおしつけのような救済。途中からのメンヘラめいた行動されてしまえばよっぽどの事情でもあったのだろうかなんて思いながら見進めていく。
しかし、海賊が嫌いなのはシャンクスに置いていかれたから。一方的に救済へと走ったのはずっとウタの歌を聴いていたいという感想からといった感じだった。
海賊が嫌いになるのはまぁなんと言うか分かる。序盤に簒奪するタイプの海賊にやられた人々らの悲惨な声を描いていたためだ。それに序盤の段階ではシャンクス達が島を壊してウタを置いていったという状況であれば多少なりとも恨みたくもなるよなと。
しかしそこから何故救済に走るのかが分からなかった。現実で悲しいものを見すぎたためウタワールドに逃げ込みたかったのか。ひとりでにげ込めばいいのに周りを巻き込む意味がわからない。なまじ能力があっただけにそれこそ神にでも成り上がったつもりだったのだろうか。
またメンヘラめいた行動についてはネズキノコを食べて錯乱していたという説明があるが、その時の言葉が本当に上から目線で、ウタワールドではみんな平等と謳いながらも結局は自分の思い通りになる世界で一人は嫌だったから巻き込んだのを救済だとか綺麗事で覆ったようにしか見えないしそれをストーリーの展開でまわりが認めて持ち上げてるようでなんというか気持ち悪い。そもそもゲリラ的に人を集めて強制的にウタワールドに閉じ込めるとかテロでしかない。
そして途中で島を壊したのは自分のせいだったと知っていたというのがわかり、海賊嫌いなのは逆恨みでしかないじゃないかと驚いた。
そこからのトットムジカを歌っての展開。本当になんでウタワールドに閉じ込めたのも、夢の中にいる人らの体を動かして怪我をおわせたのも、魔王が蘇りかけてやばいのもウタのせいなのにこんなことになると思わなかったなんて少なくとも最後のはヤベェって分かってただろうになんで……。世間知らずなとこはある描写はあったけど世間知らずってレベルではないだろ。
解毒薬断ったあたりもよく分からなかった。命で償う、生きて償うそれぞれ賛否あるだろうが今回のは自分のせいでウタワールドに閉じ込めた人を助けるには自分が死んだらだめなのにさ。そこで歌って戻ってこれたから美談みたいな感じで終わったけれども。死んで償うのはいいけど先に助けてくれとしか。
その辺のシャンクスも解釈違いで、ただただウタを甘やかしてるようにしか見えず、親だというのならしっかり叱ってやれよ!!!と思ってしまった。そもそもウタを置いていったあたりも海賊よりも歌姫として活躍して欲しいという親心もあったかもしれないが個人の意志を確認しといて無視するというムーブは褒められたもんじゃない。魔王復活させる鍵抱えて冒険したくないから置いていったんではと邪推したくなるレベルだ。シャンクスがそんなやつだとは思いたくない。
あとは個人的には1番意味がわからなかったのはサニー号のマスコット化。かわいい以外の役割がない。出てきたからには何かしら絡むのかなと期待してたら特になんもなく終わった。ベポやブルーノみたいにウタに危害を加えないように変えられたとかでもないから、本当になんで出てきたのかよくわからない。かわいいだけ。
総評としては頭空っぽにしてウタのライブをメインにシャンクスとの共闘とか楽しめると映画を見れば楽しいがストーリーをちゃんと考えたりキャラの深堀りをしようと考え出すと意味がわからなくて好きになれない作品だなといったところだ。
すずめ(午前)
・券売機で小銭をぶちまける。店員さんに助けてもらう。誠にごめんなさい。
・シネコンは予告が長いのは嫌だけどスクリーンが大きくていい。見慣れた東京MERの予告でなんか安心する。コナンは最近スピッツ版になったからまだ新鮮
・序盤は画力で押し切ってるところもあり、大スクリーン高画質でないとキツさが出るのかも。真水の質感がいい。
・港のシーン、走るすずめの腕がループなのに気付く。ここは違和感ないのに、学校の戸締まりだと腕の振りが一定なのがなんか気になる
・なんJ民と突然興奮する患者役KOUSHIROUさんが銀幕で共演しているという事実
・相変わらず面白かった
シン・仮面ライダー(午後)
子供の頃、偶然初代の再放送を見たことがあって、改造シーンとかでホラー映画だと思い込んで怖がってた。これまで昭和ライダー見たのはその一回だけ。戦闘シーンとか切り抜きはあるけど。平成はアクションとかCGが洗練されてて、昭和は爆薬とか無茶なスタントが凄いという認識。
・映画館の方針か知らんが、予告編がアニメからホラーから洋画から何でもあり。ホラー予告はあまり見ないから驚いた。あっPG12だから?
・ネタバレ回避してきたのにコラボCMでクモ怪人が出てきて怒。まぁ最初の敵がクモってのはお決まりだからいいけど。
・序盤は説明抜きで畳みかけてる感じ。CGかと思ったがミニチュア?
・アマゾンズみたいな血飛沫。延髄ぶっこ抜く方のシン?か
・クソ博士、割とすぐ死ぬ。グロ死かと身構えたがそんなことはなかった。
クモの隠し腕かっこいい。
・おーバイクかっけー、変形かっけー、なんじゃこの超カッコいい変身は!!??個人的に今までで一番カッコいい変身だった
・コウモリ、闘技場シーンでパラロスじゃん!と思ったら違った。究極の選択かと思ったら違った。線路いいよね…
・サソリ、ケレン味が強すぎる!人間が頑張るのはいいけど勝てるのか!?……あれ、勝ったの?
・ハチ戦、さっきのサソリなんだったんだ…という気持ちを抱えながら見る。キャンプ道具急いで片付けるとこ、ギャグかわからんが好き。サソリの伏線回収されたけど、まぁそれで泣くパターンだよね…アララァ…
・ルリルリ、ポスターで見た時はコスプレっぽいなって印象だったがすげー可愛い。片桐はいりの擬人化みたいな髪型しやがって…老けたチビノリダーみたいな本郷もカッコいいし、後で出てくる2号も藤井隆の出来損ないみたいな印象だったが終盤はカッコいいし。
・クモ先輩の後輩、ここで来るんか…
・プラーナ移すとかで治せるでしょ?あっ…
・ライダー軍団、偽ライダーかパラロスか、ちょっとギャグになってない?共闘とか名前呼び合うの好き
・お前が変身言うのか…Vスリャー!とか名乗ったらどうしようかと。
・正直、弱体化か洗脳のためのマスク剥がしかと思ったらなるほどそう使うのか…
・プラーナ体で残るのはいいけど、それって何とか計画とあんまり違わないんじゃ…と少し思う
・なるほど主役交代…
・ダディーヤナザン!?
・ラスト好き。ルリルリも入れてワチャワチャしてほしいとこもあり。
・あのロボが敵ボスなんかね?
シンウルトラマンはそうそうウルトラマンってこんなんだったよなー、って楽しさがあったが、こっちは自分が昭和ライダー詳しくないだけかもだが、仮面ライダー本郷猛の物語として予測不能な面白さがあった。
ライダーも怪人つーか、怪人もライダーっぽいというか、ショッカーの方針が世界征服じゃなくて世界幸福だったりするとこによるかもだが、怪人としての悲哀というより社会不適合者の哀しみみたいなとこはあり。ちょっと極道っぽい。
そういやマスター役いなかった?警察の人がその枠なんだろうか(追記:他の人の感想読んでて気付いた。橘じゃなくて立花か!滝つっても君の名はの方が…ってかニワカなんで滝の存在知らなかった。あとウルトラマンなのも気付かなかった)
シンエヴァの第三村パートみたいな、他者との関わりについて。本郷もコミュ障無職だし、緑川家も家族のコミュニケーションがアレだし。それでも信頼しあうことは出来るっつー、ミスチルの掌みたいな。
シン・ゴジラを100点としたら、シン・ウルトラマンは70点、シン・仮面ライダーは50点ぐらい。
見て損したとは思わないけど、わざわざ映画館で見る映画じゃないと思います。
プロデューサーの人が言っているように、SHOCKERの現代的解釈とキャラクターの個性が両立してるのはたしかに良かった。
休日出勤なので観れない…と思いきや、早めに仕事が終わったのとレイトショー送りになっていたため丁度良い時間に映画館へ。
しかし駐車券を紛失し焦る。大体年一回はこういう目に会う。精算機まで行って気づくよりはマシだが…一回あったんだよその駐車場で。1200円くらい取られた気がする。帰るときに社内探したらドアポケットの隙間に落ちてた。
まぁんなこたどーでもいいんだが。
序盤は疲れもあったが、旅館辺りから面白く。スナックのギャハハ笑いネキが最近気になるモブ。やはりテンポがいい。ミミズ~東京の後戸の泣きギレすずめすき。守るのはいいけどダイジンが顔に股間を近づけてるのが気になる。引き摺っていっただろうから仕方ないが、川に落ちた後にボロボロになってね?
草太回想、公園みたいなとこで帽子被せてて、新神戸からアパートまでにそんなとこあった?と思ったが駅からの移動中か。常世で多少ダレる感じがあったが、今回は遊園地で上がらなかった分か、常世で割と楽しめた
映画館で作品を観る時、一回目は素直に楽しみながら観て、二回目以降で細部に目を向ける、というタイプの人は映画好きには割といると思うけど、自分は真逆。
ここのシーンが良かったな、燃えたな、ここの演出はあの作品とアレだな、オマージュになってるな、この役者はこうなのか、この台詞や関係性は良いな、こういうメッセージを感じたな、という事を逐一考える。
初回の新鮮な感想を忘れたくなくて、配信ならちょっと止めてメモでもしながら観れば良いけど、映画館じゃそうもいかん。忘れないよう脳内で反芻して、劇場を出てからスマホにブワーっと書き出す。それが鑑賞の没入感を妨げる事も少なくない。
で、二回目以降になって初めてそういう細かい事は抜きに、個ではなく全体を楽しめるようになる。新しい発見もあるにせよ。
1500円でも学生には安くもないし、そこそこ以上気に入った映画じゃなきゃあんまり二回目以降も観に行かんから、せっかくのデカいスクリーンで観る没入感を大切にしたいなって気もする。定額サービスに配信が来るのを待って、そこで初めて細部に目を向けても良いんだけど、気の長い話だしやっぱり初見のフィーリングを大切にしたいなって思う。ジレンマだ。
シン・仮面ライダー、周りの感想を見ると目配せに溢れた作品なんだろうけど、エンタメとしても結構面白かったです。あんまり詳しくないけれど、優しさを貫き通すには力が要る、力は使い方次第で怪人にもヒーローにもなれるという仮面ライダーのテーマ(多分)に真摯な作品だったと思います。
LGBT差別を黒人差別と同一視する論調が世論から今ひとつ同意を得られない理由
そもそもの話、この国の世間はLGBTを差別してきたという自覚が全然無いんだよね
過去のアメリカの黒人差別って、そりゃあもうまごうことなき「ザ・差別」ってやつで、公共交通機関でも「黒人が座れない席」とか普通にあったよね
ホテルやレストランでも黒人拒否は合法だったし、当然ながら選挙権も認められてなかった
でも日本でLGBTをそんな扱いしたことってそもそもないじゃん?
バスや鉄道で席に座ったら逮捕されたとか、ホテルや映画館で入店拒否されたとか、大学受験拒否されたとか、選挙権がないとか、白い三角頭巾の集団にリンチされたけど警察が被害届を受理しなかったとか、リンチで殺された死体が木に吊されて白人の見物人がお土産に死体の指を切り落として持ち帰ったとか、日本にあった?
急用が出来て半休取ったけど急用がなくなったので映画館へ
上振れと観て良かったという充実感は過去最高
グッズ買っとけば良かった
ノートとか普段使いしやすいデザインしてるけど、誰が普段使うんだよって思ってたんだよね
私が要石になるよ!
あの鍵のヤツ首からぶら下げてぇ~
明日も休もうかな…
私と『誰も知らない』に関する最悪な映画体験について、書き残しておきたい。書きやすい文体として饒舌体としているが、誰が読んだって読まなくたっていい。ちなみにオチはない。ただただ、最悪だった、という話。
2004年公開、是枝裕和監督が脚本製作総指揮を行い、主演を務めた当時14歳の柳楽優弥がカンヌ国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞した作品である。『万引き家族』が話題になった際に取り上げられた作品でもあるため、耳にしたことのある人は多いのではないだろうか。
本作は1988年の巣鴨子供置き去り事件という、母親が4人の子供を家に置き去りにした事件を題材とした、いわゆる社会問題系の映画だ。
私はこの作品を、他の誰もこんなクソ最悪なシチュエーションでは観てはいないだろう、というシチュエーションで観た。
平たく言えば私はこの映画を、家出していた母親が半年ほど経って帰ってきた少し後に、その母親に連れられて映画館で観た。
私の両親は二人ともよく言えば自由なタイプで、悪く言えばたぶんあまり常識がない。私が十歳に満たない頃にどっちの不倫が原因だか知らないが、あれこれとあった結果、母親は携帯をはじめ何もかもを置いて家を出ていった。こちらから連絡はつかず時折一方的な電話があるのみで半年が経ち、ある日、「今から帰る」という電話を寄越してへらへら笑いながら帰ってきた。私が泣きわめいてもへらへらと笑うだけで説明も言い訳も謝罪も一切なかった、それが我が母である。
その母は、それまで映画館で映画などほとんど観ない人間であったのに、帰宅から少し後に私を連れて公開されたばかりの『誰も知らない』を観た。あるいは、家出前は父がうるさく自由に趣味の時間が取れなかったのかもしれないが、私には知る由もない話だ。
『誰も知らない』のストーリーについてはWikipediaなどにかなり詳細に載っているので、こちらでは特に記さない。とりあえず適当なサイトでストーリーを読んでほしい。そして薄っすらとでも察してほしい。私の体験がどれだけ最悪だったかを。
もう20年近くも前のことなのに、一度しか観ていないのに、今でも映画の色々なシーンを思い出してしまう。けれど自分がどう思ったのかは、少ししか覚えていない。世間でも評価されている通り子供たちの演技が妙にリアルで、子供ながらに、ああ、私はもう助からないのだな、というようなことを思った記憶だけがある。
そうして、映画を観た後、映画の中の母親と同じように私の母は再度家を出ていき、幸せそうな別の家庭を持った。母の映画の感想がどうだったのかは、聞きたくもないし知りたくもないし、映画を見たあと母は何も言わなかった。
映画を観ていて良かったのかもしれない、と今となっては思う。今の私はごくごくまともな、この不景気の世では少し恵まれているくらいの生活を送れていて、このまともな生活を手に入れるためには、他の子供たちよりも別ベクトルの頑張らなければいけないことが多かったように思う。頑張ることができたのは、もしかしたらこの最悪な映画体験があったおかげかもしれない。一切関係していない可能性も十分にあるが。
あのとき私は救われたかった。映画の中では子供たちは誰にも助けられず、子供たちは誰にも知られないまま生きていく最後が描かれていて、私はそうはなりたくなかった。私はまともになりたいと望んで、結果的にまともになることができた。
そうは思うものの、あの映画の意義はなんだったんだろうかと今でも考えることがある。世界は変わったんだろうか。『誰も知らない』ものを、知る人は一人でも増えたんだろうか。
少なくとも2010年代前半、毒親という言葉の一次ブームだろうか。あのころ学生だった私は、家の不満を少しでも漏らそうものなら肉親にも他人にも窘められた。乱暴な言葉は使わず、起きていることだけを訴えても、親にも事情があるのだと黙らされた。大人になり、経済的に完全に自立した今になって振り返っても、私の両親の言動は著しく大人としての責任感と良識を欠いたものだったと思うが、私が悪かったのだろうか。そして今は少しでも、子供を取り巻く環境は変わっているのだろうか。
なんのためにあの地獄は模倣されたのか。誰も知らない子供たちのことを誰かに伝えて、何か変わったのか。私はどうすればよかったのか。少なくとも今の私は、恵まれない子供がいると分かっていても何も行動には移せない。今でも考えてしまう。子供はあの映画を観てどう思えばいいのかと、監督に聞いてみたい。そもそも想定されていない観客なのだろうけど。
ちなみに母親が別で持った家庭はまた十年足らずで終わったので、あの映画の母親もどのみち幸せにはならなかったのだろうなと勝手に思っている。
それでも、今でも思い出す。映画の中の母親が、知らない家の軒先で知らない家族の“母親”をしている姿を。
ちなみに主題の都合上母親ばかり悪し様に書いているが、父親も負けず劣らずだったことには留意されたい。というかまあ、映画と同様に子供にとっては『実行犯ではなかった』というだけの話。
まあ妻が逃げた後は普通に子供を虐待し始めるタイプだったので、映画以降は紛れもない実行犯だったのだが。これが話のオチといえばオチになるか。
思ったより反応がついてちょっと驚いた。内容が内容なので、てっきり誰も関心は持たないだろうと思ってたから。
ちょこちょこコメントをもらったので追記すると、あくまで私の意見としては「こんな映画を撮りやがって」という話ではない。映画を批判するコメントも肯定するコメントも否定はしないが。難しい題材だから、人によって意見が違うのは当然だと思う。
ただ、恐らくあのときの私が観るべきものではなかったし、私には意義が分からなかった、という話。きっと意義が分かる人もいるんだろう。
言いたいことが膨らみすぎて霞んでしまったけれど、記事のメインの意図は言うなれば「新車の納品日がクソ暴風雨で最悪だったので、日記を書いておこうと思う。あと痛ましい愛車の写真も載せておく」みたいな話だったんだ。タイミングが悪すぎるにも程度ってものがあっただろ、って。
同情はありがたく受け取るし、笑う人は笑ってくれればいいし、正直なところ言及の“4DX超え”はかなり笑いのセンスがいいと思う。その程度の話だと思ってほしい。
なんの予備知識も全くなくほぼ丸腰のバックアップ無しでドコモショップに行ったあの母親のように映画館に飛び込み前転で張り切って入店して観てきたの!
結局あんまりよく人物の相関図が最後までハッキリと分からなかったけど
スラムダンク観なかったら私の人生マイナス2で!でも観たからプラス2になったわ!
だから私は結局4点の勝負をしたことになったのよ!上映時間は2時間だけど体感2分だったピョン!
って感じかしら。
なんか熱戦した試合を観戦して良い試合でした!って涙が出ちゃうぐらい、
そんな私ですら知っているそこで諦めたらダメですよ!みたいな
スラムダンクを一言ですべてを代表するセリフってあるじゃない!
あれも聞くことが出来たし、
全然違くて高校生がバスケのインターハイでの試合の話しなのね。
でも全くの予備知識がかえってなんのハードルも上げずにハードルゼロからゆえに純粋に楽しめたのかも知れないわ。
知らないから観なくて良いじゃん!って思っていたけど
知らない人でも楽しめて人生4点得する内容だったので
本当にマジリアルガチで観て良かった映画の中ではパンツこそは見かけることはなく星1つに燦然と輝くレビューかも知れないけど、
それ以外は星32満点中32点を叩き出したい気分なほど
映画って本当にいいもんですね!って言うぐらい
分からなくても楽しめて白熱したバスケの試合を見れて胸熱応援観戦上映だったわ!
こんなことなら早くに行けば良かったし、
はてなユーザが世の中の流行が浸透するのがちょうど3か月ぐらいかかることを美事に証明した感じでもあるわ。
これでもさー
スラムダンク知っていたりもの凄くスラムダンク大好きな人が鑑賞したら、
泣けて仕方が無い涙でスクリーンや銀幕がまともに見られないんじゃないの?
涙で。
ってぐらい私も何も知らないスラムダンクのことを初めてこの機会に文字通りファーストって感じで観たんだけど、
だからそれに感化されて
劇場を出たあとに、
パンフレット買っちゃったし!
私は技術的なことの話しが好きだからもうちょっとシージーとかそう言った話をメイキング読みたかったけどさ。
その映画の売店のパンフレットを買うときにレジ横にお菓子コーナーがあって
うまい棒バスケットボール味をしっかりと買ったことも忘れずに思い出に心に刻む私のファーストスラムダンクだったわ。
そんで、
そうもう分かってると思うけど
スラムダンクの漫画の1巻だけでも見て読んでみようかなーって思ったら
みんな考えることは一緒なのね山脈に向かってヤッホー!って叫びたくなるぐらいって実際にこれ本当に叫んじゃったんだけど
1巻だけ売り切れなのよね。
みんな1巻だけは読みたいのよ!きっと。
それをお試し的にして以後2巻以降読もうかどうか判断して買うんだと思うわ!
あれさー
シリーズものの漫画の漫画1巻選手権ってやったら間違いなく昨日はスラムダンクの1巻が優勝しているかもしれないわね!
って優勝してるわよ!
だってそこで諦めたら試合終了ですよ!って絶対言いたいセリフのやつ!
有能な書店の店員さんならスラムダンクの1巻を大量に入荷しているのかも知れないわね。
でもさー
家でスプラトゥーン3ばっかりやってる場合じゃないわ!って思ったわ。
映画観たいな!って思ったときに限って観たい映画がたくさん出てくる現象ってない?
これを駆使して映画観た方が人生4点得し続けるんじゃね?って思って
映画って本当にいいもんですね!って思ったわ。
私の好きなリーアムニーソンさんの新作も今上映絶賛中みたいだし
観たいのがこういう時に限ってたくさん封切られるのよねー。
また映画館行っこーっと!
うふふ。
うーん
美味しく元気になるサンドイッチは朝の美味しさ爆発よ!
だんだん暖かくいや暑くなってきたので急に
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
土日で1回ずつ観て、来週シン仮面ライダーの前に1回観て連続視聴24回ってのがキリもよくてええやんと思ってたんすけど
結果1度も観れませんでした!
土曜日はうっかり上映時間に遅刻して、映画館まで行ったけどそのまま帰宅
そうなるのわかってんだから上映回数増やしてよ~でも311キャンペーンみたいになったら不謹慎って叩かれんだろうなー
そう思うと上映できてヒットしただけでも凄いっちゃね
別の映画館行こうとしたけど、事故で電車が停まって何もかも崩壊したっす
観たかったなぁ…すずめ…
ゴメンゴメン
「しかし煙客先生の心の中には、その怪しいすずめの戸締まりが、はっきり残っているのでしょう。それからあなたの心の中にも、――」
「常世の青緑だのスポーツカーの朱の色だのは、今でもありあり見えるようです」
「ではすずめの戸締まりがないにしても、憾むところはないではありませんか?」
惲王の両大家は、掌を拊って一笑した。
俺は映画館で見る予告が好き
素晴らしい映画で、俳優陣の演技の凄さや、構成、ストーリー、細かな演出、ゲイ社会に対する深い解像度については既に他の人が書いてくれてるから、私は特に言うことがない。
龍太(宮沢氷魚)に自己を投影し、自分の中の闇を見て絶望した。
私は、絶世の美女ではないが、そこそこ可愛くてモテるタイプで、どうやったら男が自分に惹かれるか分かってるから、ついつい面白がって知り合った男達を次々に恋に落としてしまう。寂しさ半分、楽しさ半分で。
龍太の、自分の魅力を分かってて、出会う男達を次々と恋に落としていくあの感じ、性別は違えど私そのものじゃないか。
金銭的な動機100%でもなければ、純粋な恋心100%でもない。それらがないまぜになって、どちらが優勢なのか自分自身でも分からないまま、見ないふりをして男を手玉に取っていく様子が、まるで自分のようで見ていて苦しかった。
そんなゲームを、いつまで続ける、続けられるんだろうか。
『のび太と空の理想郷』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向けですぞ。
85点ヤッター! 点数の基準は「上映時間+映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」。有り体に言えば凡作+程度であって満足ではないんだけど、個人的な加点要素として「映画館のサービスディを利用して1,200円でみた」「やっぱVガンはいいよね」があるので実は加点で100点。余は満足じゃ。
さらわれた幼子の魂が心を操る光を落とさせるのでしょうか。映画ドラえもん、『のび太と空の理想郷』
見てください!!
全体的の凡作と評したとおり、いつものドラ映画の構成で退屈感はあり、ひねりもテーマ性もドラ映画の傑作と比べて足りてないのだけど、「未来世界の犯罪者が空に浮かぶ巨大要塞都市にさらってきた人々を満載して、『人の心を操る光』で心の優しい優れた人間に改造して世界を平和にする計画を立てている」という、おい、おま、Vガンダムだろ。という立て付けなので歪んだおたくであるワイは楽しめました。
パーフェクト小学生のび太の「わるいね、またホームラン撃っちゃって」っていうセリフには一聴の価値があるとおもいます。一方でしずかちゃんのシャワーシーンには「裸のお姉さん!?」という台詞はありませんでした。
最近の新作ドラ映画の悪いところである「なんかクライマックスっぽいシーンで友情とか友達とか大切とか、そういう盛り上げワードを散りばめただけの、実は説得の理屈的にはあんま意味合いのないセリフをぶっこんで、とりあえずいい話風にしときゃいいだろ」っていうのは、この映画でも健在で、そういう意味ではすごくダメな映画なんだけど、ドラ映画に対する期待値が宝島でマイナス方向二次元突破してたから無傷ですんだ。