はてなキーワード: 携帯端末とは
課金は不可/ダウンロードと削除は自由、R-18のコンテンツは検索しても出てこない設定にして子供用のタブレットを与え好きにさせていたら、少し前に広告で見たようでエバーテイルをダウンロードしていた。
けっこう難しそうだしGUI周りも会話もビッシリ漢字が混じっているから、訳がわからなくて先に進めずすぐ飽きるだろうと思っていたら意外と続いている。新しいイベントが出るたび、めちゃくちゃに強いよそのプレイヤーの強さの助けを借りてはガチャ石をゲットしてガチャを回しまくっている。残念ながら私は携帯端末のRPGはまったく経験がないため攻略の役にはほぼ立てない。
この手のガチャつきゲームにはつきもので、女の子の露出が非常に高い。「君それはマイクロビキニを着ていた方がまだエロくないのではないかね?」みたいな服装ときわどいポーズのうら若い女性が山ほど出てくる。私は「こんないやらしい格好の人が出てくるゲームなんかしてダメでしょ!」と言って無理やりやめさせるみたいなのは好きではないので、「こりゃあ(露出度が)スゴイ! 現実にこんな服着たらすぐに落ちてきて(胸が)丸見えになっちゃうね!」などと茶化しつつも見守っている。
娘も流石に察して「なんでエバーテイルの子はみんなえっちな格好しているの?」と聞いてくるが、「えっちな格好の人がSSRになっているとみんながたくさん本当のお金を払ってガチャを回してくれるからね。そうやって本当のお金をたくさん使ってもらえないとゲーム会社の人がゲームを作り続けられなくなって、そのゲームが終わっちゃうからだよ。大変だね!」と正直に答えている。
娘はクラリスというメイド服を着た女の子を気に入っており(メイド服が好きなのかもしれない。厳密にはメイド服と異なるが以前もシャドーハウスのアニメを毎週見ていた)Amazonプライムで「メイド」と検索したらしく、最近では「小林さんちのメイドラゴン」というアニメを毎日観ている。小林さんの声の人が「吸血鬼すぐ死ぬ」のアルマジロのジョンの声の人と同じだよと教えてあげたら驚いていた。
特にオタクになるように育てたつもりはないのだが、順調にオタク趣味を覚えてしまいつつある(一応オタクコンテンツばかりでなく、プリキュアとミュークルドリーミーと妖怪ウォッチとポケモンと鬼滅の刃といった普通のキッズが好むアニメも毎週楽しみに観ている)。
よそのご家庭から見たら眉を顰めるような放任DQN家庭なのだろうがまあしょうがない。クソみてェなオタクのお母さんですみません。
10月1日に適当に書き散らした文章(anond:20211001193856)が2週間以上してからTwitterでリツイートされているのを発見。
はてブを見るとまさかの500越えでびっくり。ブコメを一通り読んだが、言いたいことをわかってくれてるなという人もいれば、全然話がかみ合わないなという人、こんな視点があったのかという人もいて面白かった。
そのうえで、もうちょっと追加で書きたい気分になったので電気自動車の普及プロセスを考えるうえでケーススタディになりそうなディスプレイ産業の話をもう少し書いてみる。
ブコメでも指摘があったが、iPhoneXの前にサムスンがGalaxyで有機EL採用していただろうという話。そのことは当然知っててiPhoneXで有機ELが普及したと書いたわけだけど、その理由はなぜか。
年間の携帯電話生産台数って、サムスン電子3億台 / Apple2億台くらいで生産量はサムスン電子の方が多いわけだけども、Appleの2億台はすべてがハイエンド端末なので影響が桁違いだという事。(廉価版のiPhoneSEも世界的にはハイエンドに分類される。) サムスンが有機ELを搭載していたハイエンドモデルのGalaxyは全生量の一部なので、年度によっても変わるが5000万台オーダーくらい。なのでデバイス調達に対するインパクトが全然違う。
iPhoneXで有機ELが採用されて、いずれは全モデルが有機ELになる将来が確定 = 少なくとも2億台分の有機EL需要が生まれることで、韓国LG電子や中国BOEといったディスプレイメーカーは有機ELへの積極投資を決めた。
こうしてディスプレイの供給が増えることでさらに有機EL搭載の携帯端末が増えるという新技術の普及サイクルに入ることになった。有機ELの普及タイミングを読めなかったジャパンディスプレイは建設を進めていた白山工場は稼働後1年で需要を失う羽目になり、会社自体が傾くことになる。Appleのディスプレイ採用は、業界の投資動向に与えたインパクトが段違いだったのだ。
もう一つ大きいのが、Appleの有機EL採用によって携帯機器の有機EL搭載の流れが『不可逆的になった』ということ。ブコメでも誰かが上げてくれていたが、従来はPS Vitaのように最初は有機EL搭載モデルだったのが途中で液晶に代わるというような逆の流れもあったわけだ。ところが、iPhoneX登場以降は有機EL搭載モデルの後継機種が液晶になるような逆転現象が無くなった。iPhoneXの登場は文字通り市場を変えたのだ。
もうちょっと追記したいと思う。2000年ごろからの日本主要メーカーの次世代ディスプレイ技術へ投資スタンスについてだ。この時代の日系メーカーのディスプレイ技術への投資を振り返ることは電気自動車への投資戦略を考えるうえで、非常にいいケーススタディになる。当時の各社の戦略とその後の流れはざっくり書くとこんな感じだ。
・シャープの場合:次世代ディスプレイ技術の本命を液晶とみて集中投資。2004年に亀山工場、2006年に亀山第二工場、2009年に堺工場と大型投資を慣行するも、液晶パネルの需要変動による赤字に耐えられず会社が経営危機に。台湾の鴻海精密工業傘下に入り、経営再建を進める。
・パナソニック(当時は松下電器)の場合:次世代ディスプレイの本命を大画面化に向くプラズマとみて集中投資。2000年代半ばまで投資戦略は成功していたが液晶の大型化が進むとプラズマのメリットが薄れ撤退。製造子会社は5000億という日本製造業史上最高記録の負債を抱えて倒産。液晶への投資も視野に入れて、日立・東芝と合同で設立した液晶製造会社のIPSアルファテクノロジを子会社化、自社でパネル製造進めるも利益を出せずこちらも撤退している。
・ソニーの場合:次世代のディスプレイ技術の本命は有機ELと考え、液晶はそこまで普及しないと判断。当面はCRTを延命して凌ぐも液晶テレビの市場立ち上がり時期を読めず、パネル調達に不安を抱えてサムスン電子と液晶合弁会社を設立。日系メーカーの商売敵に技術を依存し、資金を出す行為に当時は批判が集まった。
20年後の後知恵で見れば、2000年ごろの判断として一番正しい投資戦略をしていたのはシャープで、一番大規模に投資していたのはパナソニックで、一番時流が読めていなかったのはソニーで間違いない。
だけど2021年現在、一番テレビ事業で利益を上げているのは一番時流が読めていなかったソニーだ。世界シェアは今でも3位を維持している(1位、2位は韓国のサムスンとLG、パナ、シャープは10位前後)。新技術への投資は出遅れたのだが、裏を返せば大規模投資による消耗を避けられたしその後の販売戦略で巻き返せたという事でもある。
そんなわけで、電気自動車への投資を全力で進めよという話が異様に盛り上がってるけども、別業界から歴史的な経緯を通してみれば「そんなに単純な話じゃないよ」と思ってしまうのである。新技術への投資戦略って、本当に、本当に、難しいのだ。
例えば、狙ったところを操作できるような、タッチパネルの進化。昔のタッチパネルって強く押さないと反応せず、操作しにくくなかっただろうか?あれは抵抗膜方式といわれる方式が使われていたからだが、それが静電気で反応する静電容量式が普及することで一気に操作性が上がった。
後はCPUの処理性能。過去のLinux搭載の携帯端末なんかは処理速度が遅く、ストレスがすごくなかっただろうか?
だけどiPhoneは最初からぬるぬる動いていた。そのレベルでストレスなく動かせるにはCPUの性能が上がる2010年代を待たなければいけなかった。
静電容量式は新しい技術ではなかった(券売機とかATMとか)が、当時細かい操作に向かなかった。むしろ抵抗膜&スタイラスの方が細かい操作が可能だったため、そこに固執してしまったが、静電容量式チューニング&GUIを工夫した事が正解だった。
Linux 搭載のガラケーも IPhone 直前のモデルはそこまで遅くはなかったし、PDA 勢から見ても CPU 的には一足飛びに進化したわけではなかった。ただハードウェア・OSから作り込むことで、画面の描画やブラウザのカスタマイズで他より早く見せることが出来た。
初代 iphone 以前に要素はあったというか、言い換えると同じ要素が揃っていても、他のメーカーには iphone が作れなかった。(正解が見つけられなかった)
という方が近いのでは。
電機業界で技術屋をしているんだけど、長期的に見て車の電動化が進むのは間違いないと思っている。
そのうえで気になるのは、技術の普及タイミングってそんなに正確に見切れるかなという事。
例えばうちの業界でいうと、有機ELの登場やフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行という技術の切り替わりを経験している。
ディスプレイ技術としての有機ELは20年以上前から有望視されていたが、小型ディスプレイとして普及したのは2017年にiPhoneXで大々的に採用されてからである。
製品自体は2000年くらいから世に出ていた(初期型のFOMAに有機ELディスプレイが積まれてたのを覚えているだろうか?)から、かれこれ15年以上たっている。
普及までに長い時間を要しているわけだが、その間研究開発で先行していた企業はどうなったか?
NECはサムスン電子に技術を売り払って撤退、東北パイオニアは資金が続かず、アクティブマトリクス型の開発から撤退しニッチなパッシブマトリクス型の製造にとどまり、世界で初めて有機ELテレビを製造したSONYですら投資余力がなく製造部門を分社化。末裔たるJOLEDは売り上げ100億程度と小規模で事業としての利益は上がっていない。
スマートフォンにしたってそう。みんなタッチパネルで操作できる情報端末の研究開発をしていた。
本家Appleは90年代からNewtonを作っていたし、Sharpはザウルス、SONYはClieといった端末で試行錯誤していた。
みんな将来の方向性は読めていた。だけど、一般人が容易に使えるようになるための要素技術がかけていたからブレイクしなかった。
例えば、狙ったところを操作できるような、タッチパネルの進化。昔のタッチパネルって強く押さないと反応せず、操作しにくくなかっただろうか?あれは抵抗膜方式といわれる方式が使われていたからだが、それが静電気で反応する静電容量式が普及することで一気に操作性が上がった。
後はCPUの処理性能。過去のLinux搭載の携帯端末なんかは処理速度が遅く、ストレスがすごくなかっただろうか?
だけどiPhoneは最初からぬるぬる動いていた。そのレベルでストレスなく動かせるにはCPUの性能が上がる2010年代を待たなければいけなかった。
というように、いくつかの要素技術がそろって初めて、スマートフォンは一般に普及した。
つまり、新しい技術が普及するにはその前提となる要素技術がそろわないといけない。
だけどそのタイミングを読むのは容易じゃない。というか不可能だと思っておいた方がいい。
だから必ずしも将来的にEV100%になるとわかっていても、今全力でそっちに突っ込むのが正解とは限らない。
個人的には後発から巻き返すだけのエンジニアリソースと資金力のあるトヨタが、ガソリンエンジンの延命や水素の開発も含めて全方位戦略を敷いているのはすごく理にかなってると思う。
そういうわけで、変化の大きい電機業界の立場から過去を振り返ってみると、EVを強く押す人は前のめりすぎるかなという印象をうけるのだが、どうだろうか?
熟年離婚は娯楽の増加や携帯端末によるコミュニケーションの幅の驚異的かつ絶対的な進化により「今更一人になっても」から「これからは自由にやりたい」っていう気持ちの変化によるものだと思うから、あんまり地位向上とは関係ないと思っているのね。
で、地位向上して離婚に踏み切れる女性って中高年ではなく比較的若年層だと思うんだけれど20~35ぐらいで離婚した人で、幸せになっている人を見たことがないのね。
実家に頼ってストレスフリーで子供育ててるなんて人が、両親が歳取ってサポートどころか負担が増えて崩壊してたりとかよく見る。
地位向上=幸せではないけど、昨今の「今は女性も強いから離婚も増えてるし全然大丈夫、新しい幸せを掴もう」みたいな感じで離婚を奨める風潮、ちょっと怖いなって思う。
下手すると何やるにも国民投票の世界になるんだけど、それはそれでディストピア文学を思わせる。
~~~~~~~~~
2222年2月22日
立ち並ぶ投票項目の大部分は前々から続く2/3割れの再決議だ。
一つ一つタップして前回と同じ項目を選び直す。
新規のニュースでもない限りはこの作業に飽きたものが多い陣営が消えていく構図となる。
関連する国民ニュースとして表示されるものは政府側に有利がすぎるため、反国民ニュースで知られるまとめサイトを携帯端末で呼び出し見比べながら投票先を選ぶ。
最後にマザーコンピューター隷下のシステム群に対する間接行政の優先度をシークバーで投票する。
昨日の交通事故のニュースが影響してインフラ整備の優先度が急激に高まるとまとめサイトに書かれているのを読みカウンターウェイトとしてインフラの優先度を大きく下げておく。
今日の国民投票が全て終わったことが画面に表示され、国民IDにログインボーナス分の国民ポイントが付与されたことを確認する。
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売れない売れないとネットで散々馬鹿にされてるiPhone12miniより売れないハイエンドアンドロイド端末がまだ日本で発売されてるのは、
一つのベースモデルを元にMNO各社が金を出してカスタマイズ版を発注しているからだ。
わざわざ金を出すんだから自社のための製品にするのは当たり前の話。
何でそんな面倒な仕事を端末メーカーが受けるのかと言えば、そうしなければ日本向けのスマホ製造なんか立ちゆかなくなってしまうからだ。
他社バンドの削除を制限したらMNOが端末制作に金を出す意味が無くなるので、製造コストの割に売れないハイエンドアンドロイド端末から消えていく。
日本に参入している海外メーカーがことごとくミットレンジからローエンドの端末しか出さないのはそういうことだ。
これから先人間の頭数が減っていくことが確定している日本市場向けの商品開発はそれほど大変なことなのだ。
このままの状態でも健全な携帯端末市場とはほど遠いし、改革をすればしたで発展途上国並みの扱いになる可能性が非常に高い。
docomoもauもsoftbankもそうやってるみたいだね。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/unlock_simcard/band.pdf
・au
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/compatible_network/
https://cdn.softbank.jp/mobile/set/common/pdf/support/usim/unlock_procedure/frequency-band-list.pdf
わざわざ他社の周波数の対応状況をテストするのは無駄とは思うが、わざわざ対応周波数を削る必要あるのか?
全モデルで全MNOの周波数対応してるのってiPhoneぐらいで、ごく一部のAndroidも他社バンド対応してる場合もあるが殆どのMNOの型式がついてるAndroid端末はわざわざ他社バンド削ってる。
Googleのpixel5ですらキャリア販売モデルは他社バンド削ってるの見て悲しくなったわ。
MNPで他社端末を持ち込んで「電波の入りが悪い、このキャリアはクソだ」って勘違いしてる人多そう。
総務省は官製ダンピングプラン強要するぐらいMNOの経営に口出しするんなら、端末の対応周波数を削らせるな、って強要してくれた方がマシだったよ。
自社サービスで使ってる周波数だけ保証すれば他社の周波数は放置でいいっていう但し書き付ければよくない?
酒は温め肴は炙ったイカでいいって
タコも炙ったら美味しいって知ってる?
そんなことよりさ、
最近気付いちゃったの。
スマホは1年ぐらいまえの型落ちSIMフリー新古品を調達してSIMを差し替えてセルフ機種変していった方がよくない?って
ナンバーポータビリティーをアクロバチックに決めて早もう何年も経つけど、
SIMフリーってフリーすぎて携帯端末の調達に苦労するかなと思ったけど、
割賦マジックで買うよりも
SIM端末セットキャンペーンをクリスマスプレゼントにしてうまく運用する方がいいってことに気付いちゃったわ。
でね、
ただただたんに沼って言いたいだけの意味で言ってるだけだけど
案外カジュアルに機種変が出来ちゃって引き継げないのはショートメルだけって
言っても私のショートメールボックスはいつも空になったら空なんだけど
だから支障はなかったってわけ。
いかに大手メーカーキャリア縛り絞り汁が2年越しに飲めると思ったら、
うかうかして忘れちゃうからキャリアの作戦じゃないかしら?って思うの。
縛りない分絞り汁が美味い!ってもう一杯!って悪徳商会の役者さんが思わずおかわり!ってグリーン絞り汁を飲み干してしまう勢いよね。
だからそんな縛りがない分、
気兼ねなくカジュアルに、
今日なんのトップス着ていく?ってファッション感覚で渋谷の携帯ショップはそう思ってるはずなのよね。
そんな沼みにハマっちゃうわ。
ああ早くこんな時代になれば良かったのにね!って思っちゃった訳よ。
で、
今度は今度で、
謎に使えちゃうスマホってどういう原理で動いてるのかしら?って電波もないのに
5Gところの騒ぎじゃないし、
私だってバイトのときに持っていく岡持の中に饂飩が入った出前スタイルのときに思わず「出前一丁!」って不覚にも言っちゃいそうなのよ。
今年は2020でパーティーメガネのゼロの部分に目を当てるメガネがあったけど
2021年になったら
ああいったパーティーグッズ的なパーティーメガネはどうしたらいいのかしら?
この時期は、
来年の干支のことと来年のパーティーメガネのデザインが心配だわ。
おまえ逆にパーティーピーポーだと思ってるつもりだろうけど、
ニューヨーク近代美術館で展示されていてもおかしくないわよね。
きっと美術評論家の人たちは
うーんって首をひねりながら、
これはなんなんだ!って言ったら負けな風潮があるから、
よく分かってないけど、
アミンの待つわの歌で
それと同等かそれ以下か以上かってところなのよ。
要は作品が凄いんじゃなくて、
ニューヨーク近代美術館が凄い!ってなるのよ。
分かるかしら?
だからこの時期になると
テレ東のセットにやたら凝った演歌の歌番組を見るのが楽しみなのよ。
あの本格的なセットがどうしてもコントセットにしか見えなくて、
ストーリーみがあるのよね!
うふふ。
昨日お仕事ご苦労様大変だったね!ってご褒美にもらったマクドナルドのハンバーグを
机の引き出しに入れていたのを忘れていて、
もはや保存食の域なのよ!
試しに囓ってみたら、
味は確かだから
一緒にヒーコーと食べたら美味しかったのが不覚だわ。
秋ももう終わったと言う秋依存症をこじらせないようにしたいところね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
もちろん、夢の中の話だ。
現実にできたら、苦労しない。
私はその同僚のことが嫌いである。
しかし、従業員50人にも満たない会社のため、全く関わらないということができない。
少し過去に遡る。
そいつは、「俺にやれってことですか?」って口答えした。
お前にやらない理由がないのに、なんで口答えするのか? (こっちは、断らせないために、やらない理由がないのを知っているし、そいつの上長に○○さんに××の仕事頼んでいいですか?と許可を得た上で、依頼してる)
出来ない理由があるなら、断った上で理由を言えよ。「Could you〜?」って疑問文で聞かれたら、yesかnoで答えろって中学校で習っただろボケ。質問を質問で返すな動く生ゴミ。
そう思いながら、頭を下げたくないので、「じゃあいいです」って言って自分でやった。
腹立つ。
お前のせいで私が違う仕事が出来たはずの時間を、無駄にしたってこと、分かってんのかゴミカス。
お前は金を産まない仕事なのに、金を産む仕事をしてる私の時間を無駄にしたことは、たかが数十分とはいえ損失だぞ。
お前、自分の存在がコストでしかない上に、携帯端末の導入を要求して、その分の費用を回収するほど業務の改善すらしてねえくせに、よくデカい顔して仕事してられるな。
腹立つ。
回想終わり。
夢の中で、その時と同じシーンが再現された。
そいつの口答えの内容も、場所も、私が手に持っていたものも、忠実に再現された。
私は我慢しなかった。
まずは、バインダーの角で脳天を割る。「ってー」とか言ってる間に、鼻をグーパンで折る。最高の気分だった。
腹を蹴飛ばして、転んだところを上から踏みつける。KKOの腹は感触がきもちわるい。
あばらを踏みつける。子供の頃、木の枝を折ったり、氷柱を踏みつけたり、草っ原を駆け回ったりするのと、同じ感触だった。鼻グーパン以上の快感。
相手は何も言わない。ただ、攻撃を受けるたびに気色悪い呻き声を上げるだけ。小さい身体を小さく丸めて私の攻撃が集中する顔と腹を守っていた。カブトムシの幼虫みたいだった。
だから、私は、背中を安全靴の爪先でサッカーボールのように蹴飛ばした。(普段は安全靴なんて履いていないが、夢は都合が良い。)
整体の先生が、ココの筋肉をほぐすと良いよと教えてくれた、あばらの終わりを目掛けて何度も何度も蹴飛ばした。感触は、サッカーボールというよりも、フィットネスに使うバランスボールのような弾力があった。
ある程度蹴り飛ばし終わると、呻き声も上がらなくなったので、周りを見渡した。
他の同僚が、遠巻きに私を見ていた。
「すみません。ちょっと、カッとなっちゃって…。お騒がせしました。」
夢の中の私は悪気がなさそうに、周りの人に頭を下げた。怒られると思った。
しかし、怒られなかった。
「増田さん、ずっと その人のことでイライラしてたもんね。仕方ないよ。よくあるよくある。」
「まあ、やりすぎだけどね」
数人の同僚が慰めるように、私に声をかけた。
私は、そのまま
「いやいやぁ…抑えられないってダメですよね。社会人失格です。」
「皆さんの手を止めちゃって、ほんとすみません」
「鼻パンチで止めるつもりだったんですけど…」
「あの仕事は自分でやるからいいです。任せられたら良かったんですけど、あの状態じゃ、仕方ないです」
以上が、夢の内容だ。
今日は、「あいつを本当に殴ったら、あの夢が再現できるのかもしれない」という思いが、ずっと頭にこびりついていた。
しかし、現実は現実である。万が一、本当にタコ殴りにできたとしても、同僚から慰められることは決してないだろう。
疑問に思ってる連中が多いようなので、ここらでちゃんと言っとくか。
ずいぶん前から「うんち」を言っているんだが、「うんち」はうんちって意味じゃない。
はてな匿名ダイアリーでは、『うんち』は『いいね!』だ。
…そう言い切るのは微妙だが、だいたいそんな感じに運用されている。
だったら素直に、『いいね!』って言えばいいじゃないですか。
どうして『いいね!』って言わないんだろう。
そんなふうに思う人もいるかもしれない。
浅はか。
想像してみろ。はてな匿名ダイアリーが『いいね!』が言い合える場所だったとしたら。
増田がそんな風に利用されていたなら。
とても居心地がいいよな。
褒めたり労ったり、お互いを思いやれる空間は、居心地がいい。
あまりに居心地がいいので、次第に利用者は入り浸るようになる。自然に人の繋がりができていく。
「ニンジン増田さん、お仕事お忙しそうですね、体調は大丈夫ですか」
「ダイコン増田さん、心配してくださってありがとうございます」
和気あいあいの居心地の良さの中に、内輪然とした雰囲気が形成されていく。
特定の人に話しかけるような、手紙みたいな文章が投稿され、たくさんのお礼が連なる。
話しの前提は省略されて、共有された話題には通じていることが要求される。
居心地の良さに気をつけろ。
ネット古老には、インターネットの多くが匿名だった時代をくぐり抜けてきた老人には、常識的な知見だ。
馴れ合いがやりたいなら Facebook とか twitter とかの ID 付きの場所へ行けばいい。
そういう場所に馴染めない奴らはどこへいく?
褒められると、次は褒められないんじゃないかって身構える。
気が付かないやつはマジで気が付かないんだが、実は、日陰で生きる人間は結構、割と、たくさんいる。
いつも一緒にいる仲間には話せないようなこと、不満とか愚痴とかヤッカミとか。あるいは純粋な自慢とか。日向で咲いてる人間にだって、表社会で言えないようなことは結構、割と、たくさんある。
それを黙って抱えていたくないときは、どこに吐き出せばいい?
そういう奴らが居るべき場所が、そういうのを言える場所が、どこかしらには必要なんだよ。
コミュニケーション能力が低かったり文章力がないような奴でも、気軽に利用できるプラットフォーム。
若い連中は知らんかもしれないが、初期の2ちゃんねるや黎明期のニコニコ動画はそうだった。
住人を慮らない。
ユーザー同士がお互いに距離をとる。必要以上に近づかないことが、心理的安全性を生む。
いっそ”殺伐”っていえるほどに乾いた空気が、逆に言論の多様性を育む。
信じられないかもしれないが、そういうのはあるんだ。
居心地は、悪いくらいがちょうどいい。
オレら古株の増田はその辺をわきまえているから、「いいね!」なんて、間違っても口に出したりしない。
だが共通の符丁があると便利ではある。「あっそう」「へぇ」「まぁわかる」これら全部の状況を深く考えずにテキトウに放言できるような、短くて覚えやすいワードが。
そんなわけで、Let's say ...
「「うんち」」
追記・
こんなふうに誤解してる増田がいて驚いている。
「食べるの早いでしょ?」って言われちゃって、まあ自分でも気を付けてはいたけどその通りなんだけど、食べるのが作業感があるんだよなぁ
食べるのは作業なので
どんなにおいしそうに思えても一口食べて「う~ん、満足!」って満足してしまうしそのあと二口目以降は食べる作業になってしまう
だから「今」が味わえなくて全部全部段取り作業こなしてるだけなんだよな
気づいてなかったけど
あと長風呂も苦手
風呂なんて体洗い終わったらやることないじゃんジャンバルジャン的な思考回路やったかもしれないけど自覚が薄い
「今」が味わえなくて感動することも薄くて全部作業のようにこなしている こなしているとは言っていない から自分が音楽やるときにもソレが出てるっぽいんだよな
「今」を注力して味わえてなくて「これ今めちゃめちゃ良い」とか考えずに次々のことを憂いているから音楽でソロができない らしい って言われて納得はした
無感動で生きているとアレだね どれだ 早く人間らしくなりたい
一応、参拝くらいは丁寧にやろうとする。
「えーと、二礼二拍手だっけか」
「どこかで一礼も必要だったはず」
しかし、そのやり方を誰も覚えておらず、賽銭箱の前でまごつく。
携帯端末でネット検索すれば分かるかもしれないが、そこまでして調べたい意識だとかは俺たちにない。
そんな俺たちに助け舟を出したのは、同じく参拝に来ていた男だった。
「最初は賽銭をゆっくり入れます。鈴は鳴らさなくても大丈夫です」
羽織から手を覗かせると、男は自然な所作で参拝をやってのける。
俺たちは、それを見よう見まねでやってみた。
「なんだか、もっと複雑だった記憶があるんだけど、こんなに簡単だったっけ」
「神社によりけりですね。本当はもっと長い方法があるのですが、参拝客向きではないとして一礼一拍手にしているようですね」
「本当はどうやるの?」
「ここの神社の場合だと、まず一礼一拍手をして賽銭を捧げて鈴を鳴らします。これで神を呼び起こすわけです。そして再び一礼し、次に八拍手して神を讃えます。ここで祈りを聞き入れてもらうための賽銭を入れます。一度目に入れた賽銭よりも金額を多めにすると良いでしょう。そして再び一礼ですが、この時は前屈運動じゃないかってくらい深々と……あ、徹底するなら禊も最初にやっておくべきですね」
「ややこしいなあ」
だとしても覚える気力が湧かないし、一般人はそういう所のホームページなんて見ようとも思わない。
もし覚えられたとしても、ひとつひとつ丁寧にやっていくと数分はかかるぞ。
「そんな理由で、やり方決めちゃっていいの?」
「作法は、あくまで手段にすぎませんから。神を敬い、讃えるために祈ることが大切なんです」
頭は丸めていないが、実はどこかの宗派だったりするのだろうか。
「それでは、私はこれで」
弟は目が線になるくらいに細めて、去っていく男性の後ろ姿を凝視する。
「んー……どこかで見たことがあるような」
正直、俺もデジャブを感じてはいたが、あまりジロジロ見るのもどうかと思って避けていた。
弟に言われて、俺とウサクもようやっと気づいた。
「ああ、そうだ!」
ましてや、初詣に他宗教の施設を利用するなんて思いもよらないし。
「あの感じからして、かなり定期的にやってるっぽいぞ」
「まあ歴史的に見ても、新興宗教は既存の宗教をつまみ食いしたがるものだ」
以前、どこかで「生活教は他宗教にも寛容です」だとかのたまっていたが、単に節操がないだけじゃないのか。
俺たち兄弟は呆れ気味だったが、ひとりウサクだけは少し神妙な面持ちをしていた。
そして突拍子もないことを言い出した。
俺たちはコンビニに辿り着くと、粛々と目ぼしいものを買い物カゴに放り込む。
「手ぶらで冷やかしに入った人間が、数分後には強盗になっていた」というミームはあまりにも有名である。
財布の紐を緩める罠が、至る所に張り巡らされている。
案の定、弟が引っかかった。
「いらん、いらん。こういうところの福袋は、体よく在庫処理したいのが狙いなんだよ」
「でも定価より断然お得だって書いてある」
「定価でいらないものは、安くてもいらないものなんだよ。そういうものを“お得”だとは言わない」
実際、コンビニは手軽さの割に強力だ。
今やコンビニに出来ないことはない。
……とまで言うのは大袈裟だが、同レベルで便利な量販店が他にないのは確かだ。
それほどまでに便利で、携帯端末と同じくらい人々の日常から切り離せない存在なんだ。
「ここのは注文直後に二度揚げするから、いつも揚げたてだっての。というか、初詣の出店はいいのか?」
「だいじょーぶ、食える食える。それにコンビニ飯の方が安くて美味いし、どうしても食べたいわけじゃないし」
昔の偉い人は「コンビニが日常を席巻する」と言っていたが、それでもここまでだとは思っていなかっただろう。
「焼き鳥って、よほどのことがない限り買ったほうがいい食い物だと思う。近年は特にレベルが高くなってる」
「自宅で炭火焼きは難易度が高いからな。そもそも木炭が市場に出回ってないし」
「仕方ないだろう。一時期、集団自殺の手段として社会現象になったからな」
俺たちは他愛のない話をしながら、少し遠回りをしてカジマたちのもとへ戻る。
「む……」
公園までもうすぐというところで、ふと俺たちは足を止めた。
意外だったのは、この時間帯にしては参拝客がチラホラ見えたことだった。
「結構せっかちな人がいるんだな」
「まあ、年は越しているからな。早いに越したことはない、って考え方もある」
こりゃあ、初日の出の後に来てたら混みそうだぞ。
「……ひとつ提案だが、初日の出の前に、初詣を済ましておくのはどうだ?」
ウサクの提案に、俺たちは頷くまでもなかった。
みんな考えることは同じだ。
「よし、カジマとタイナイたちには、後で交代して行ってもらおう」
俺たちはレジ袋を揺らしながら、玉砂利を踏み鳴らして賽銭箱へと向かう。
「あるとは思うが、そんなコードを気にするほどの信仰心がない」
「そうそう、コードなんて無視するのが現代のスタンダードだよ」
何らかの自治体がどこからともなく駆けつけてきて、あれよあれよという間に撤去される。
或いは、日の出を見たい他の人間たちによって侵略されるだろう。
勝者の特権として略奪行為、「俺たちの席なんて元からなかった」という歴史修正が施される。
大袈裟な話じゃあない。
俺は以前に市街パレードがあった際、バイトで場所取り代行をしたことがあるが、あの時は戦慄した。
確保する簡易席は3つ。
自分が座っておけば残り2席を見張っておけばいいだけの、チョロい仕事だ。
最初はそう思っていたが、その“最初”は十数分で終わりを告げた。
通りがかった同級生が話しかけてきて、そっちに目を向けて返事をしたときだ。
その後、すぐに視線を戻したけれど手遅れだった。
「ちょっと目を離した隙に」とはよく言うが、この時の“ちょっと”は数秒の出来事。
にも拘らず、俺の両隣には見知らぬ人間が二人座っていたんだ。
何食わぬ顔で携帯端末をイジり、位置情報ゲームを嗜んでいた様子は強烈だった。
まあ、結局は簡易席の前に人だかりができて、座った状態ではロクに見れないという状態になってしまったけれど。
“より良いものを見たい”という目的のために、人は容易く理性を放棄できる生き物だと俺は痛感したのさ。
というわけで、買出しに行く人数は絞らなければならない。
「こんな暗がりに一人で待機とか嫌っすよ」
「じゃあ、待機組は二人、残りが買出しって感じかな」
「それじゃあ、ここで待機したいのは?」
「……」
そもそも、ここにいるのが退屈だからこういう話が出ているわけだから愚問である。
「じゃあ、ジャンケンで」
弟は、おもむろに俺のバッグから麻雀セットを取り出し、周りの賛成意見を募るまでもなく牌を並べ始めた。
「まあ、暇つぶしにもなるし、これでいっか」
弟は心の中で「しめしめ」と思っていることだろう。
それは俺も同じだった。